1: 2012/11/18(日) 21:23:13.53 ID:08856Ibx0
マリ「ちょっ・・・みんなそんな怖い顔してどうしたのさっ?」

アスカ「コネメガネ!自覚持ちなさいよ・・・」ジトー・・・

シンジ「そうだよ、コネで入ってる癖に」ジトー・・・

レイ「あなた・・・最低ね」しれっ

カヲル「君は酷いね、僕の知る生命体の中で一番汚らわしいよ」ジトー・・・

冬月「屑だな」

ゲンドウ「あぁ、間違いない・・・屑だ・・・」

マリ「な・・・何かニャ?私、そんな言われる事したかニャ???」あたふた

10: 2012/11/18(日) 21:32:32.88 ID:08856Ibx0
マヤ「これだから盛りのついたメス猫は・・・チッ」イラっ

ミサト「本当、信じられないわ・・・」ジトー・・・

リツコ「過去にもこんなケースはあったけど・・・これは論外ね・・・」フゥ・・・

マリ「な・・・なんの事だかサッパリだにゃ・・・」アセアセ

マリ「あ、あのー・・・良かったら詳しく話して貰いたいんですケド・・・」オソルオソル

アスカ「はぁ?何て無自覚!ガキシンジ以下ね!!」イラっ

シンジ「アスカ!一緒にしないでよ・・・こんな奴と・・・チッ」

アスカ「それもそうね、シンジは世界を救った救世主だもの!それに比べてコイツは・・・」

レイ「・・・例外無く、屑」

マリ「みんな・・・」うるうる

マリ「酷いニャ・・・」びえええええ

マヤ「チッ・・・お前のせいでこっちは酷い目みてるってのに・・・」イラっ

マリ「だからそれを・・・」

リツコ「答える義務は無いわね」

ミサト「口に出すだけでも吐き気がするわ・・・」

20: 2012/11/18(日) 21:48:46.60 ID:08856Ibx0
カヲル「君のおかげで一度、世界が滅びかけたんだよ」フゥ・・・

シンジ「カヲル君は優し過ぎるよ・・・こんな奴に教えてやる必要なんて無いのにッ!」

アスカ「そうよ!アンタはいつもヘラヘラし過ぎ!・・・コネメガネが生きてる事が罪なのに!」

マリ「私が・・・!?世界を滅ぼした?」

マリ(どういう事?サードインパクトは碇シンジが起こしたはず・・・それが救世主?)

レイ「私たちが私たちでなくなる所だったもの・・・」

ミサト「あなた、本当に何も覚えてないの?」ジト・・・

ゲンドウ「真希波マリイラストリアス・・・君の持っていた氏海文書は恐るべきものだった」

冬月「老人達の計画が君を通して行われていた事にもっと早く気付けていれば・・・あるいは」

マリ「老人?何の事だかサッパリだニャ!」

マヤ「黙れ!メスネコ!!その軽口でゼーレを影から操っていたのは調べがついているんだ!!」チッ

マリ「ちょっと待って!おかしいニャ!私は2号機で出撃して・・・使徒にやられて・・・」

シンジ「僕に会って、僕を連れ出した・・・それも計画の内だったんだろ・・・怖いな」ジト・・・

マリ「その後は君の意志で・・・」

シンジ「そうだね、それで僕は綾波を助けられた・・・そこまでは良い」ジト・・・

22: 2012/11/18(日) 22:01:56.76 ID:08856Ibx0
カヲル「起きてしまったサードインパクトを僕がカシウスで貫き、世界は安定した・・・」

マリ「そこまでは私も覚えてるよ・・・」

シンジ「綾波を助けて、カヲル君のおかげで被害も少なく済んだのに・・・」ギリ・・・

マリ(ここから私には記憶がない・・・)

マリ「・・・のに?」

リツコ「本当に覚えてないのね・・・2号機は再起動を果たした」

マリ「!?」

ミサト「そう・・それがゼーレの計画・・・老人達の夢、あなたの目的を実現する為に」

ゲンドウ「初号機からカシウス引き抜き、2号機を依り代に新たなサードインパクトをはじめた」

冬月「その結果が今の君の冷遇の秘密だ・・・」

マリ「私にそんな記憶は無いニャ!」

ミサト「まだシラを切るのね?」

リツコ「あなたがこの件の裏に多く関与しているのは調べがついているの」

シンジ「くそっ!くそっ!くそっ!!」ぴょこん

アスカ「この私が・・・こんな無様な姿に・・・」フリフリ

24: 2012/11/18(日) 22:08:15.20 ID:08856Ibx0
レイ「にゃー・・・」ペロペロ

ゲンドウ「ニャー・・・」ぴょこん

冬月「・・・にゃあ」くるくる

ミサト「ニャー」ぴょこん

マヤ「ニャ・・・ニャー」ふりふり

マリ「!?」

シンジ「にゃあああ・・・」フリフリ

アスカ「ニャー!!」ガジガジ

カヲル「にゃー・・・」ぺろぺろ

リツコ「そう・・・人類ネコミミ化計画・・・」ぴょこん

ゲンドウ「2号機を依り代とし、リリンであれば老若男女問わずネコミミ、ひいてはネコ尻尾までもを生えさせる・・・」

冬月「老人達の宿願・・・実に汚らわしい・・・」ジト・・

ミサト「おかげで皆この有様・・・にゃー」ぺろぺろ

マリ「うわああああああああああああああああああ!!!!!」

マリ「はああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

26: 2012/11/18(日) 22:16:03.92 ID:08856Ibx0
マリ「嘘だ・・・嘘だ・・嘘だ・・・こんなこと・・・うっ・・・」おえっ

ミサト「これが現実よ・・・2号機に取り込まれたあなたには耳も尻尾も生えていない」

マヤ「うっ・・・うう・・・」

カヲル「なぜか僕にも生えて来たけどね・・・爆心地の直下にいた影響かな?」フリフリ

シンジ「ネコミミにしやがって・・・ネコミミにしやがって・・・ネコミミにしやがって・・・」

アスカ「頃してやる・・頃してやる・・・頃してやる・・・頃してやる・・・」

レイ「ネコミミ、シッポ・・・ぽかぽかする・・・」

マリ「はああああああああ!!!!!!!!!!」

マリ「うわあああああああああああああ!!!!!」

マリ「・・・と、言う夢を見たのニャ!!」

シンジ「もー・・・マリさんったら」

アスカ「ホント、コネメガネは碌な夢を見ないわね・・・バッカみたい!」

レイ「ネコミミ・・・人類の希望、老人の夢・・・」ボソ

アスカ「エコヒイキ!アンタそんなモンに興味あんの?」

レイ「・・・そう」

27: 2012/11/18(日) 22:23:06.73 ID:08856Ibx0
シンジ(綾波のネコミミかぁ・・・ちょっと似合うかもしれないな・・・)

マリ「ワンコ君はまんざらでもなさそうだニャ~?」ニヤニヤ

シンジ「ちょっ!マリさん!!・・・何でも無いんだ・・・綾波」アセアセ

レイ「・・・そう」

アスカ「フン!デレデレしちゃって!バッカみたい!!」プンスカ

マリ「ははーんヤキモチとは見苦しいね~大尉ちゃんっ」ニヤニヤ

アスカ「~~~!!!」

シンジ「マリさんも、もうやめときなよ・・・ね?」

アスカ「コネメガネ!最ッ低~!知らない!!」ジトー

マリ「別に良いニャ~・・・私にはワンコ君がいるニャー」

レイ「だめ」

アスカ「ダメっ!!」

マリ「どっちも素直だニャ、良い事だね~」ニヤニヤ

レイ「・・・」ジトー

アスカ「・・・」ジトー

28: 2012/11/18(日) 22:29:34.82 ID:08856Ibx0
シンジ「??」

マリ「ワンコ君は鈍いニャ、苦労するよーお二人さんっ」

レイ「苦労?・・・わからないわ」

アスカ「なんで私がこんな事で苦労するのよ!」

マリ「さて、私はそろそろお暇するニャ!じゃねー」テテテー

シンジ「語るだけ語って帰っちゃったね・・・」

アスカ「ホント腹立つわ!そうだ!シンジ!!・・・ちょっと付き合いなさいよ!エコヒイキも!」

レイ「何?」

アスカ「フフフ・・・それはね・・・」

29: 2012/11/18(日) 22:34:51.09 ID:08856Ibx0
翌日

マリ「また来たニャ~!今日はね、また変な夢を見たのニャー!!」

シンジ「ふーん・・・」ジト

アスカ「さっさと話しなさいよ・・・」ジト

マリ「ふっふっふ!実は・・・」

レイ「碇君、お茶・・・取って」

シンジ「あ、うん」ひょい

マリ「ネルフの本部でね~・・・」

シンジ「アスカ、お箸取ってよ」

アスカ「私に命令する気?バカシンジの癖に」ポイっ

シンジ「ありがとう、アスカ」

マリ「・・・あ、私もお弁当広げようかニャ!」あせあせ

アスカ「さっさと話しなさいよ、コネメガネ」ジト

マリ「そ、そうだニャ・・・えっと・・・それでニャ・・・」

レイ「碇君のお弁当、おいしい・・・」

31: 2012/11/18(日) 22:41:07.30 ID:08856Ibx0
シンジ「そうかな・・・ありがとう」

アスカ「あんた、みそ汁しか飲まないんじゃなかったの?」

レイ「・・・最近食べれるようになった」

アスカ「へー意外ね」

マリ(ありゃりゃ?話を降られたのに話させてもらえてない気が・・・)

アスカ「で、何よ?」

マリ「あ!ネルフで、指令と・・・」

シンジ「そうだ、綾波!これ食べてみてよ、なすのおひたしなんだけど」

レイ「ありがとう・・・」ぱくっ

シンジ「どうかな・・・?」

レイ「・・・少し辛い」

シンジ「唐辛子、強過ぎたかな?」

レイ「平気、きっと慣れてないだけ」

アスカ「フン!お子様ね!ちょっとシンジ、私にも寄越しなさいよ!」パク

マリ(何か・・・疎外感を感じるニャ)

33: 2012/11/18(日) 22:47:55.19 ID:08856Ibx0
アスカ「私には良い辛さね・・・やるじゃないの」

シンジ「良かった!どんどん食べてよ!」

マリ(これは今回は大人しく流れに混ざるニャ・・・)

マリ「おーワンコ君のナスかっ!どれどれ・・・私も・・・」パク

シンジ「えっ?」ジト

アスカ「はぁ?」ジト

レイ「・・・?」ジト

マリ「おー・・・丁度良い辛さだニャ!才能あるんじゃない?ワンコ君!!」はむはむ

シンジ「あ・・・あぁ、ありがと、マリさん・・・」ジト・・・

アスカ「そんな事よりさっさと続き話しなさいよ?指令と何?」ジト・・・

レイ「・・・」ジト

マリ「あぁ、指令と副司令が・・・」

レイ「碇君、出汁変えた?」

シンジ「良く気付いたね!嬉しいなぁ」

レイ「私、わかるもの・・・」

35: 2012/11/18(日) 22:57:36.75 ID:08856Ibx0
シンジ「今日は赤から白に変えてみたんだ・・・」

レイ「赤から白・・・ぽかぽかする・・・」

アスカ「フン!いつもの赤の方が絶対絶対おいしいのに!バッカみたい!!」プンプン

マリ(これは乗っておかないといけない所だニャ!!)

マリ「ワンコ君、ピンクの出汁もあったらお願いしたいニャ~」ツンツン

シンジ「えっ?」ジト

アスカ「アンタバカ?あるわけ無いでしょそんな出汁・・・」ジト

レイ「・・・何を言ってるのかわからないわ」ジト

マリ「・・・あ・・・アハハ・・・そうだニャ~・・・混ぜれば何とか出来るかもニャ・・・??」おろおろ

シンジ「それはただの合わせ味噌ですよ」ジト

アスカ「コネメガネ、あんた寒いわよ」ジト

レイ「・・・赤木博士に見てもらった方が良いわ」ジト

マリ「アハハ・・・最近疲れてるのかニャ?失敬、失敬!!」あせあせ

アスカ「ま、いつもの事ね・・・コネメガネが寒いのは」ジト

シンジ「可哀想だよ、アスカ」ジト

37: 2012/11/18(日) 23:04:15.58 ID:08856Ibx0
アスカ「それより、話の続き!指令と副司令が何打だってのよ?」

マリ「あ、実は~・・・」

キーンコーンカーンコーン♪

レイ「・・・チャイム」

シンジ「お昼休みも終わりだね」

アスカ「コネメガネ、アンタクラス違うんだから早く帰んなさいよ?」

マリ「そ・・・そうだニャ・・・じゃあねー」

マリ(今日は色々不発に終わったニャ・・・虚無感がすごいニャ・・・)

休憩時間

アスカ「プクク~!!見た?あのコネメガネの困惑した顔・・・!!」

シンジ「作戦成功だね!」

レイ「作戦の概要は掴めたわ」

シンジ「でも、ちょっと酷すぎないかな?」

アスカ「バカシンジ!アレくらいしないと、あのクソネコにはわかんないのよ!!」

レイ「作戦の概要からすると、泣かすくらいで丁度良い」

40: 2012/11/18(日) 23:13:00.53 ID:08856Ibx0
アスカ「そうよ!勝手にペラペラくっちゃべったり、前時代的で五月蝿い歌を黙らせるにはこれくらいしないと!」

シンジ「僕はマリさんのそう言う所も可愛いと思うんだけどな・・・」

レイ「作戦の概要を変更、メガネを砕くくらいで丁度良くなったわ」

アスカ「バカシンジ!あんたがそんな甘やかすから、コネメガネが調子づくのよ!!」

シンジ「ごめん、アスカ・・・」

アスカ「とにかく!このまましばらくは続けるわよ!いいわね!」

レイ「・・・わかったわ」

シンジ「仕方ないなぁ」

ネルフ本部

ミサト「これから前回までの戦闘の結果を踏まえたブリーフィングをはじめるわ」

リツコ「過去に襲来した使徒との戦闘結果を解析して、今後の作戦行動を円滑に遂行する為の会議よ」

アスカ「ハイ!」

シンジ「はい」

レイ「・・・」

マリ「ニャ!」

43: 2012/11/18(日) 23:29:11.66 ID:08856Ibx0
リツコ「真希波マリイラストリアス、これは会議です・・・発言は適切に行うように」

マリ「・・・はい」しゅん

リツコ「わかれば結構、では・・・葛城三佐」

ミサト「今回はエバー3機迎撃時における戦闘行動の反省点とその改善を議題とするわー」

アスカ「質量兵器同然の使徒に対して下から受け止めるなんて方法がそもそも無茶だったのよ」

シンジ「結果的には成功したけどね」

アスカ「アンタ、腕もげそうだったじゃない!」

シンジ「位置がギリギリだったんだよ」

レイ「あれは3人で協力したから殲滅出来た、誰が欠けてもダメ」

シンジ「そうだね」

リツコ「それは結果論です、先に行った通り、より効率的な作戦行動を模索するための会議なのよ」

ミサト「そ、女のカンがいつも当たるとは限らないわ・・・特にこれからはね」

あーでもないこーでもない

マリ(うっ・・・話の流れがわからないニャ・・・ここは)

マリ「あの・・・私は参加してないからわからないんですけど」

44: 2012/11/18(日) 23:35:44.27 ID:08856Ibx0
マリ「今は私も居るんですから、4機で迎撃した際のシュミレートをしてみたり・・・」

リツコ「それはナンセンスね、バチカン条約でエヴァの運用が認められる数が制限されています」

ミサト「そういうこと、だからあなたの8号機も今は封印してあるでしょ?」

アスカ「ププっ・・・」

シンジ「アスカ!」

レイ「・・・」

マリ「はい・・・すみません」

ミサト「因にあなたならあの時、どう動いたの?」

リツコ「興味あるわね・・・あの状況で2号機に搭乗際のあなたの判断は?」

マリ「私ですか・・・」

マリ「私なら、距離的に追いつけないあの状態では援護が遅れるので、ビーストモードで運用して・・・」

ミサト「ハイ、ストップ!ちょっちそれはまずいわね・・・」

マリ「どうしてですか?」

ミサト「いい?先の戦闘でもわかる様に、あのモードは謎が多いわ」

リツコ「あなたのシンクログラフもノイズで不明瞭な状態になった」

46: 2012/11/18(日) 23:45:33.32 ID:08856Ibx0
ミサト「プラグ深度もマイナス域にあったのは間違いないわね?」

リツコ「その通り・・・不確定で、良くわからないモノを兵器として運用するリスクは余りに大きいわね」

マリ「そんな事言ったらエヴァンゲリオン全部兵器としては失格だニャ~♪」

ミサト「そうね、ただ・・・出来る範囲というのもあるでしょ?」

リツコ「制御出来ている範囲での運用を議論するべきだと思わない?」

マリ「・・・」グッ

アスカ「ダメ・・・私、もう・・・プクク」ぶはっけほけほ

シンジ「アスカ!」クク

レイ「・・・」ジト・・・

アスカ「大体、私はあんなバケモノじみたモード知らないし!」

シンジ「アレって覚醒状態に近いんじゃないの?」

アスカ「世界を少しでも早く滅ぼしたいなら話は別だけど?」プププ

レイ「・・・」ジト

ミサト「アスカ!言い過ぎよ・・・」

マリ「もういいよ・・・私は大人しく聞いとくわ・・・」ぐすっ

49: 2012/11/18(日) 23:54:00.08 ID:08856Ibx0
葛城家

アスカ「プププー!!見た?あのコネメガネの悔しそうな顔!!」ププププ

シンジ「アスカは顔に出過ぎだよ・・・」タメイキ

アスカ「だってアイツ、私の2号機をワケわかんないブッ細工なモードに変えちゃうし!ムカついてたのよ!」イラっ

シンジ「だからってそんな」

アスカ「うーるーさーいー!アンタは黙って私に従ってれば良いのよ!!ほら、準備準備!」

シンジ「はいはい・・・」せかせか

ピンポーン

アスカ「あ、来たわね!エコヒイキー!!」

レイ「おじゃまします」

シンジ「いらっしゃい、あがって」

アスカ「さ、用意するわよー!!」

-真希波マリイラストリアス歓迎会-

シンジ「さてと、準備もOK」

アスカ「じゃあ呼ぶわよ!」

51: 2012/11/19(月) 00:02:59.21 ID:095y0e9/0
アスカ「もしもしー?コネメガネ?今暇~?」

マリ「うん、どしたの?」

アスカ「暇なら家来なさいよ!シンジがご飯用意してくれてるから!」

マリ「ほんとー!行くニャ!行くニャ!!待ってて!!すぐ用意する~」ルンルン

アスカ「はーい、じゃあ後でね」

シンジ「アスカ・・・これは流石に酷いんじゃ」

マリ「ワンコ君の~♪おいしいご飯~♪お呼ばれお呼ばれ~♪」ルンルン

マリ「お?ここかぁ~」

-真希波マリイラストリアス歓迎会-

マリ「おぉ・・・うれしいねー!そう言う事だったんだ~♪」ルンルン

マリ(皆なんか様子が変だったのも、きっとこれを隠していたからだなぁ~♪)

マリ(だから変によそよそしかったりしたのか!納得♪)

ガチャっ

マリ「おーい!みん・・・な・・・?」

マリ「え?」

54: 2012/11/19(月) 00:13:25.50 ID:095y0e9/0
マリ「真っ・・・暗?」

マリ(さては、部屋に入ったら明かりがついて・・・的な?サプライズ的な?)わくわく

ガチャ・・・

マリ「みんな!待たせたね~!って・・・?アレ?」しーん

マリ「誰もいない・・・電気、電気・・・」パチッ

マリ「白ご飯に箸が刺してある・・・なんだこれ?」

マリ「お、手紙だ!なになに?」

-ようこそ、真希波マリイラストリアス歓迎会兼葬儀会場へ
そのお箸の刺さった白ご飯は、氏者を祀る為のモノです
一輪の菊の花も同様です。うんたらかんたら・・・-

マリ「・・・ハハハ」うるうる

マリ「うっ・・うっ・・なんで?」ひぐっ

マリ「みんな、どうして私と仲良くしてくれないのおおお」えぐっひぐっ

マリ「うわあああああああああ!!!!!!!!!!」ボロボロ

マリ「はああああああああ!!!」ぐすっぐすっ

マリ「ヒッ・・ひっ・・・えぐっ・・・うえっ・・・・!!」ぼろぼろぼろぼろ

59: 2012/11/19(月) 00:19:55.42 ID:095y0e9/0
その頃ファミレスで

アスカ「そろそろついた頃かしら?」ニヤニヤ

シンジ「やめてよね、僕の名前頻繁に使うの」

レイ「私もお手伝い」

アスカ「意外とエコヒイキは字がうまいのね」

レイ「そう・・・心を込めて書いたわ」

シンジ「酷いな綾波も」ハハ

アスカ「さーて、そろそろ注文しましょ!シンジ、呼びなさいよ!」

シンジ「なんで僕が・・・すみませーん」

アスカ「それが嫌なのよ!なんで日本人は自分が悪くもないのに謝るのよ!!」

シンジ「これは謝ってるんじゃないよ・・・」

「おまたせしました、ご注文をどうぞ」

アスカ「ステーキセット」

シンジ「チキン南蛮定食」

レイ「ニンニクラーメンチャーシュー抜き」

64: 2012/11/19(月) 00:27:08.86 ID:095y0e9/0
アスカ「ごちそうさまー」

レイ「・・・おいしかった」

シンジ「ごちそうさまでした」

アスカ「さ、帰るわよ・・・」

レイ「・・・アレもそろそろ出来た頃」

シンジ「そうだね、受け取って帰ろう」

「ありがとうございましたー」

シンジ「マリさん喜んでくれるかなぁ?」

アスカ「さぁ?アレも女の子だから喜ぶでしょ?」

シンジ「だけどあの手紙はやりすぎだよ」

アスカ「数日かけてアレくらいして落としておけば、後から貰った物の嬉しさが倍増するでしょ?」

レイ「私は、心を込めて書いたわ」

シンジ「・・・ハハ、綾波はなんでも一生懸命だからね」

レイ「・・・そう」

アスカ「ただいまー!ごめーんマリ!!びっくりし・・・ヒッ!!」

66: 2012/11/19(月) 00:30:08.77 ID:095y0e9/0
シンジ「うわあああああああ!!!!!はああああああああああ!!!!!!!」ガクガクガクガク

レイ「・・・」

アスカ「ちょっと・・・シンジ!!やばいわよこれ!!嘘!!!!!!!」ビクビク

レイ「・・・」スっ

シンジ「綾波!?」おろおろおろおろ

レイ「・・・」フルフル

アスカ「ちょ・・・それ、どういう・・・」ガタガタガタガタ

レイ「・・・氏んでる」

シンジ「うわああああああああ!!!!!!

アスカ「嫌ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

レイ「・・・」ニヤリ

終劇

72: 2012/11/19(月) 00:37:07.41 ID:095y0e9/0
-ようこそ、真希波マリイラストリアス歓迎会兼葬儀会場へ
そのお箸の刺さった白ご飯は、氏者を祀る為のモノです
一輪の菊の花も同様です
あなたは私の願いを壊した
あなたは私の碇君に色目を使う豚
ネコの振りをして碇君を惑わす悪魔
碇君も式波もあなたが嫌い
指令も副司令もあなたが嫌い
葛城三佐も赤木博士もあなたが嫌い
他の教室からわざわざ毎日来るあなたに
みんな嫌悪の目を向けている
この世界にあなたは要らない
あなたにこの紐をプレゼントします
さよなら
-

67: 2012/11/19(月) 00:31:35.06 ID:Yp3zWsVk0
二つの槍を使って>>54の世界からやり直そう

76: 2012/11/19(月) 00:48:17.93 ID:095y0e9/0
カヲル「こんな悲劇は新劇だけで十分だよ・・・もう一度、やり直そう・・・この槍を使って」

マリ「と、言う夢をみたニャ・・・」ガクガクガク

アスカ「アンタバカぁ?そんなことする訳無いでしょ!」

マリ「うぅ・・・怖かったニャ~・・・むしろ氏んだニャ・・・」ガクガク

シンジ「マリさんでもそんなナーバスな夢、見るんだね」

レイ「私、そんな鬼じゃないもの・・・」

カヲル「さあ、>>54からだ・・・今度こそマリだけは・・・幸せにしてみせるよ」

ちょっと風呂入るわ

87: 2012/11/19(月) 01:15:22.75 ID:095y0e9/0
カヲル「居たね・・・碇シンジ君!・・・ATフィールド全開!!」ブン

シンジ「!?」グサッ

シンジ(今・・・何か・・・)

アスカ「何惚けてんのよ!バカシンジ!行くわよ!!」

レイ「・・・ニンニクラーメンチャーシュー抜き」

シンジ「やっぱり戻ろうよ・・・アスカ、綾波」

アスカ「はぁ?何言ってんのよ?」ジト

レイ「作戦は遂行中、計画の変更は無理」

シンジ「あんな手紙読んだら!誰だって傷つくよ!」グッ・・・

アスカ「何言ってんのよ、コネメガネがあの程度の手紙で傷つく訳無いじゃない!!」イラ

シンジ「もういいよ!二人が行かないなら、僕だけでも行くから!!」

アスカ「フン!勝手にすればー?行くわよ、エコヒイキっ」

レイ「・・・」ジト・・・

シンジ「マリさん・・・!」

89: 2012/11/19(月) 01:22:45.67 ID:095y0e9/0
シンジ「はぁ・・・はぁ・・・」バタン

シンジ「マリさん!!」

マリ「ワンコ君・・・さよなら・・・」ぎゅ・・・

シンジ「ダメだ!マリさん・・・紐を!離・・・せ!」

マリ「私は要らない子なの!」

シンジ「そんな事ない!」

マリ「じゃあ、どうしてみんなこんな酷い事を・・・」うるうる

シンジ「違う!みんなマリさんを歓迎しようとして・・・本当なんだ!」

マリ「ワンコ君だって仲間はずれにしたりしてたじゃない!!」うええええ

シンジ「あれは・・・みんな計画を気付かれたく無くて・・・マリさんはカンが良いから」おろおろ

マリ「ぶえええええええ」

シンジ「マリさん・・・」

マリ「怖かったニャ~!!みんな、私を追い込んで・・・」うああああ

シンジ「ごめん・・・マリさん」

マリ「良いよ、ワンコ君だけでも戻って来てくれたから」

92: 2012/11/19(月) 01:28:01.49 ID:095y0e9/0
シンジ「お祝いしよっか」

マリ「二人だけでお祝いとか寂しいニャ」

シンジ「今から作るから」

マリ(料理してる男の子の背中も良いもんだニャ・・・)

シンジ「今日はミサトさん、徹夜なんだって」

マリ「ならワンコ君と二人きりだニャ~・・・悪さしちゃダメだぞ?」

シンジ「えっ!?わ・・・ちょ・・・みそ汁が・・・」

マリ「ウブだね~ワンコ君は」

シンジ「からかわないでよ」

マリ「ごめんごめん~」

シンジ「簡単なものしか出来ないけど」

マリ「いいよ、どうせ一人でコンビニご飯になる所だったし」

マリ「ところでさぁ・・・」

シンジ「はい?」

95: 2012/11/19(月) 01:33:49.12 ID:095y0e9/0
マリ「ワンコ君は好きな子居るの?」

シンジ「えっ・・何ですか?いきなり!!」ぶふっ

マリ「いや、あの二人と仲良いじゃない?ワンコ君」

シンジ「いや・・・同級生としてって言うか・・・その、エヴァのパイロットって境遇も似てるし・・・」

マリ「あらら?それだと私も入っちゃうニャ♪」ニヤニヤ

シンジ「え・・・あの・・・その・・・」

マリ「ふふふ・・・」

シンジ「そ、それよりさ!テレビ!見ようよ!!テレビ!」ピッ

シンジ「・・・」

マリ「・・・」

シンジ「お粗末様でした」

マリ「ごちそうさまー」

シンジ「・・・これから宜しくね、二人はあんなだけど本当はいい人なんだ」

マリ「・・・うん」

シンジ「あ・・よ、夜も遅いし・・・そろそろ・・・アスカも帰って来るかも・・・」

98: 2012/11/19(月) 01:40:44.54 ID:095y0e9/0
マリ「今日は帰りたくないニャ」

シンジ「えっ?」ドキ

マリ「今日は帰りたくないニャ・・・」うるうる

シンジ「えっと・・・そ、その・・・あの・・・」ドキドキ

マリ「今日はアスカ以外帰って来ないんでしょ?」

シンジ「う・・・うん・・・」バクバクバク

マリ「じゃ・・・じゃあ・・・今アスカに会いたく無いし、ワンコ君の部屋に隠れて泊まって良い?」

シンジ「えっと・・・そ、それは・・・まずいんじゃないかな・・・その・・・僕も一応・・・男だし・・・その」

マリ「ワンコ君は大丈夫だよ~♪」

シンジ(あ、男としてみられてなかったんだ)

マリ(なんて・・・)

マリ「じゃあ、アスカが帰って来る前にシャワー浴びていいかニャ?」

シンジ「え?・・・あぁ、ど・・・どうぞ・・・」ドキドキ

シンジ(いつもアスカだって、ミ、ミサトさんだって浴びてるし、普通・・・普通・・・)ドキドキドキドキ

マリ「じゃ、借りるニャ」

102: 2012/11/19(月) 01:46:09.67 ID:095y0e9/0
シンジ「はー・・・ドキドキする」

シンジ「TVが耳に入らないよ・・・」

マリ「ワンコくーん」

シンジ「はい?」

マリ「替えの下着が無いニャ!」

シンジ「あ!ちょっと・・・さすがにそれは・・・」

マリ「ごめんにゃ、これはちょっと臭いかもしれないねっ」

シンジ「いや・・・いいよ・・・そんな」

シンジ(なにがなにがなにがなにがなにがなにがなにがなにが~~~~~~!!!!!)

マリ「ふーさっぱりした!風呂は命の洗濯ニャ!」

シンジ「あ、マリさ・・・ぶっ!!」カァアアア

マリ「ん?どうしたのーワンコ君?」ドキドキ

マリ(どうかにゃ?私の身体の感想は・・・?)

シンジ「マリさん・・・流石にタオルだけは・・・」くらっ

マリ(好感触だニャ!)

103: 2012/11/19(月) 01:52:33.05 ID:095y0e9/0
マリ「じゃ、ワンコ君の部屋に行くニャ~」

シンジ「僕はアスカが帰って来るの待ってるよ」

マリ「むー・・・!今日は私の歓迎会ニャ!」がしッ

シンジ「~~~~!!!」

シンジ(胸が・・・胸が・・・ああああ)バクバクバクバク

シンジ(落ち着け、碇シンジ14歳・・・僕はまだ子供、大人の階段昇るのは少し早い)すぅーはー

シンジ「ダメです!バレても良いんですか?」

マリ「それは困るニャ」

シンジ(ホッ)

シンジ「アスカには上手く言っときますから」

マリ「宜しくぅ!」

トゥルルルル・・・ガチャ

シンジ「もしもし?」

アスカ「バカシンジ!今日私、多分帰らないから!!」

シンジ「なんで?」

106: 2012/11/19(月) 02:00:48.99 ID:095y0e9/0
アスカ「エコヒイキが急に熱出して倒れたのよ!博士の所に連れて行くから、そのままネルフに泊まるわ!!」

シンジ「わかったよ・・・気を付けてね?それから、マリさんにはちゃんと説明しておいたから」

アスカ「フン!余計な事しないでよね!別に良いけど・・・ありがと」

ガチャ・・・ツー・・・ツー・・・

シンジ「アスカ・・素直じゃないなぁ・・・」ふぅ

マリ「聞いてたニャ~♪」ルンルン

シンジ「うぇっ!マリさん!!」

マリ「これで本当に二人切りだニャ~?」じりじり

シンジ「そんな・・・からかわないで下さいよマリさん・・・」ドキドキ

マリ「照れてる照れてる~・・・可愛いニャ~」ドキドキ

シンジ「マリさん・・・僕・・・」ドキドキ

マリ「ワンコ君なら・・・いいよ?」

シンジ(気がないって思ってたんだ・・・からかうマリさんが悪いんじゃないか・・僕は我慢したんだ!)

シンジ(僕だって男なんだ!こんな格好で迫って来るのに我慢なんて出来る訳無いじゃないか!!)ドクン

シンジ「うわああああああああああ!!!はああああああああ!!!!!!!!」

111: 2012/11/19(月) 02:09:02.26 ID:095y0e9/0
マリ「おいで・・・ワンコ君」ぎゅ

シンジ「マリさん・・・ワンコ君なんて呼ぶのやめてください・・・」はぁはぁ

マリ「ごめん、シンジ君・・・私も・・・さんなんて、もうつけないで」んっ

シンジ「マリ・・・マリ・・」はぁはぁ

マリ「んっ・・・シンジ君・・・キミ、すごいねッ」

マリ「いいにおい・・・LCLの香りがする・・・やっぱ他と違うからかなぁ・・・ニャン!!」びくぅ

シンジ「はあああああ!!!」

マリ「ニャ♪・・・ニャ♪あぁ・・ニャン~♪」ガクガクガク

シンジ「あぁ・・・マリ・・・!!僕、もう・・・ふううううううう!!!!」

マリ「ふふっ・・・頑張ったね、ワンコ君・・・お勤めご苦労様・・・」ナデナデ

シンジ「はぁ・・・はぁ・・・」

115: 2012/11/19(月) 02:16:57.79 ID:095y0e9/0
ガチャ

アスカ「シンジ~?」

レイ「・・・お邪魔します」

シンジ「!!!?」

マリ「!!!!!?」

アスカ「あれ?居間に居ないわね?部屋かしら?」

レイ「・・・」ジト・・・

マリ(あちゃー二人完全素っ裸・・・どうしようワンコ君)ボソボソ

シンジ(とりあえず僕だけでも服着て寝た振りしておくから・・・マリさんは服持って隠れてて)ボソボソ

アスカ「シンジ?寝てんの?」

マリ(返事はしないと怪しまれるニャ)ボソボソ

シンジ(適当に寝ぼけた振りしておくよ)ボソボソ

シンジ「なにー?あ、お帰り・・・アスカ・・・」

アスカ「ちょっと開けるわよ?うわ・・なんか・・・臭くない?この部屋」

レイ「・・・少し生臭い」

117: 2012/11/19(月) 02:24:51.42 ID:095y0e9/0
シンジ「あ・・綾波も・・・大丈夫なの?」

レイ「平気」ジト・・・

アスカ「ま、たまに女の子が居ない時しか出来ない事もあるでしょうしね・・・男は大変ね!」

シンジ「そんな事大きな声で言うなよ!仕方ないだろ・・・」

マリ(しめしめ、気付いてはいないようだニャ)

アスカ「やっぱりそうなんだ!最低!不潔!!気持ち悪ーい!!近寄らないでよね!!」

レイ「・・・碇君は気持ち悪く無い」ジト・・・

アスカ「何よアンタ!シンジの肩持つ気!?」

レイ「そう」

アスカ「フン!理解のあるお人形が出来て良かったわね!バカシンジ!好きな事させて貰えば!?」ジト・・・

マリ(負け犬の遠吠えに聞こえるニャ♪)

シンジ「な・・・そんな風に見てないよ!アスカこそ、女の子のくせにそんな発想やめてよね!!」

レイ「・・・気持ち悪いのは」ジト

レイ「そこの犬」ジトォオオ・・・

マリ(ニャ!?)

119: 2012/11/19(月) 02:31:52.54 ID:095y0e9/0
アスカ「!?」ばっ!

シンジ「ちょ・・・やめ・・・」

マリ「こんばんわー」

アスカ「~~~~!!!!!!」ブルブルブルブル

レイ「・・・」ジトオオオオオ

アスカ「なんでコネメガネは素っ裸なのよ!!不潔!変態!大っ嫌い!!」わなわなわなわな

シンジ「これは・・・その・・・」

マリ「何?何か文句でもある訳?ワンコ君はもう私のモノだよ~♪ね?ワンコ君」

アスカ「そう言う事!へー!!さっきまで一緒になっていじめてた癖に!掌返すのが早いのね!!」

シンジ「アスカがおもしろ半分であんな事するから!」

アスカ「だったら何なのよ!そー言う事して良い理由にはなんないでしょ!!」

シンジ「それは・・そうだけど・・・」

アスカ「盛りのついた犬とネコが!近寄るな!!」

マリ「フン・・・私にワンコ君取られたから怒ってるんだ?みっともないね~」

アスカ「喧嘩売ってんの?この工口ネコ!!」

123: 2012/11/19(月) 02:37:02.94 ID:095y0e9/0
シンジ「二人とも落ち着いてよ・・・」

アスカ「黙れ!色ボケシンジ!!」わなわな

マリ「ほら、言っちゃいなよ?私もワンコ君が好きですって!」

アスカ「うるさい!」

マリ「ま、もうワンコ君は私と心も身体も一つになっちゃったけどニャ♪」

アスカ「うわああああああ!!!!!」びえええええええ

アスカ「ううううう・・・」ぼろぼろぼろぼろ

アスカ「初恋だったのにいいいい」うっ・・・ひっく・・・

レイ「・・・」ジトォオオ

シンジ「アスカ・・・ごめん・・・」

マリ「ありゃりゃ・・・可哀想~・・・でも、人を陥れようとした罰だね!」

レイ「そう・・・罰・・・」ジト・・・

アスカ「!?」

マリ「!?」

シンジ「綾波!?」

126: 2012/11/19(月) 02:45:47.73 ID:095y0e9/0
レイ「罰は必要・・・」ジト・・・

アスカ「何よ・・・なんなの?私はシンジを好きになって、それで・・・悪い事なんてしてない!」ぐっ・・

レイ「・・・」ジト

マリ「そうだニャ!私の方が素直に気持ちを伝えた結果、結ばれただけニャ!!」

レイ「・・・いいえ、それも違うわ」ジトォ

シンジ「綾波が何を言っているのかわからないよ・・」ゾク

レイ「さよなら」ジトォ

アスカ「アンタ・・・何持って!?」

レイ「・・・罰」ゆらぁ

アスカ「ぎゃああああああ!!!!!」グシャ

レイ「・・・」グサ・・・グサ・・・

アスカ「頃してやる頃してやる頃してやる頃してや・・・」がはっ

シンジ「うわあああああああああああああああ!!はあああああああああ!!!」

レイ「・・・あなたも」ゆら

128: 2012/11/19(月) 02:50:54.11 ID:095y0e9/0
マリ「!!!」

シンジ「ぐううううう・・・」グシャ

レイ「・・・どうして?」ジトォ

マリ「ワンコ君!ワンコ君!!嫌だよおおおおおお!!!」がくがくがく

シンジ「守るって決めたんだ・・・マリだけは絶対守るって・・・だから・・・」がはっ

マリ「そん・・・な・・・」

レイ「・・・碇君」うるっ

レイ「あなたが私のものにならないなら、私・・・何もいらない」グシャ

マリ「きゃあああああああああああああ!!!!!!!!!嫌あああああああああ!!!!!」

終劇

132: 2012/11/19(月) 02:56:40.47 ID:cb7CUKw20
恐ろしい終わり方…

134: 2012/11/19(月) 02:59:37.92 ID:095y0e9/0
マリ「嫌・・・もう嫌だ・・・こんな・・・」

ミサト「ただいまー・・・」

マリ「あ、三佐・・・昨日ね・・・変な夢を見たの・・・ウフフフ・・・アハハハハ・・・」

真希波マリイラストリアスはこの後碇シンジとの間に出来た子供を産む
父の名を取り、その子もまたシンジと名付けられた

カヲル「真希波マリイラストリアス、子供は良いね・・・リリンの残した最後の希望・・・」

カヲル「あれ?この結末に不服があるかい?」

カヲル「そうだ、完全な復活には2本の槍が必要だったね・・・」

カヲル「僕が投げたのはカシウス一本だった・・・」

カヲル「希望はあるさ・・・どんな時もね」

140: 2012/11/19(月) 03:10:33.40 ID:095y0e9/0
マリ(私は夢を見ていたらしい・・・長く惨たらしい夢を何度も何度も繰り返した)

マリ(あれは・・光?この長い夢はいつになったら醒めるのだろうか・・・)

カヲル「居たね、式波アスカラングレー・・それに・・・綾波レイ・・・」

カヲル「二人の強すぎるATフィールドが物語を破綻させているのだと、僕は思うんだ・・・」

カヲル「それを取り払ってあげよう・・・このカシウスとロンギヌスの槍でね・・・」

カヲル「今度は、上手く行くと良いね真希波マリイラストリアス・・・」

146: 2012/11/19(月) 03:20:20.67 ID:095y0e9/0
ネルフ帰り道

カヲル「居た、式波アスカ・・・」ブン

アスカ「つっ!」カン・・・

アスカ(何?今の感じ・・・)

シンジ「どうしたの?アスカ?」

アスカ「何でも無いわよ、バカシンジ!」

シンジ「それよりさ、どうしよう?マリさんの歓迎会」

アスカ「ま、コネメガネは今日何も無いって言ってたし・・・」

シンジ「じゃあ、今日しようよ!」

アスカ「少しいじめ過ぎたから、ぱーっとやって忘れさせてやりましょ!」

シンジ「うん!僕、ご飯作るよ・・・」

アスカ「そうね、じゃあ私は部屋の飾り付けするわ!」

シンジ「折角だから何かプレゼントも用意したいね!」

アスカ「ははーん・・・アンタ、さてはコネメガネの事・・・」

シンジ「ち・・・ち違うよ!そんなんじゃないって・・・」

147: 2012/11/19(月) 03:26:50.84 ID:095y0e9/0
アスカ「ま、男はあーいうプルンとしたおっOいに弱いって相場は決まってるわ・・・」ニヤ

シンジ「そんなとこ見てないよ!!人聞き悪いなぁ・・・アスカは・・・」

アスカ「そんな事より、エコヒイキにプレゼント買って来させましょうよ!」

シンジ「そうだね、ケーキと・・・」

アスカ「エコヒイキにもたまには選ばせたらいいのよ!」

シンジ「そうだね・・・綾波にお願いしよう」

トゥルル・・・

レイ「何?」

シンジ「あ、綾波?今日のマリさんの歓迎会なんだけど・・・来る途中にケーキと・・・かくかくしかじか」

レイ「・・・そう、わかった」

レイ(プレゼント・・・何を買えば良いかわからないわ)

レイ(貰った事・・・ないもの)

レイ「時間・・・行かなきゃ・・・」

148: 2012/11/19(月) 03:31:32.94 ID:095y0e9/0
カヲル「やっと部屋から出て来たね・・・」ブン

レイ「!!!」カッ・・・

レイ(何?今の・・・)

カヲル「これで2本の槍が地上に放たれた・・・あとはどうなるか・・・時が来たら、僕もお邪魔しようかな」

カヲル「この歓迎会に」

眠くなって来たので誰か代わりを・・・
起きて残ってたら続きは書きます

153: 2012/11/19(月) 03:50:37.47 ID:095y0e9/0
おまいら、飯食ったら眠気が覚めた
あと、三ツ矢サイダーうめぇ

「いらっしゃいませー」

レイ(はじめてのおつかい)

レイ「・・・ケーキください」ドキドキ

「どれに致しましょうか?」

レイ「・・・わからない」しゅん

「はい?」

レイ「・・・みんながどれを欲しがるのかわからないもの」しゅん

「あ、じゃあ何人で分けられますか?」

レイ(真希波マリイラストリアス、セカンド、碇君、私、指令、葛城三佐)

レイ「・・・多分6人くらい」

「かしこまりましたー、ホールでいいですか?」

レイ「・・・ホール?」

「こちらの切り分けるタイプでよろしいでしょうか?」

レイ「・・・はい」カァアア

156: 2012/11/19(月) 03:57:32.44 ID:095y0e9/0
「ありがとうございましたー」

レイ「ケーキ・・・ホールとカット・・・」

レイ「チョコと・・・クリーム・・・」

レイ「デコレーション・・・ようこそNERV江」

レイ「・・・きっと大丈夫」ハッ

レイ「・・・プレゼント」

-シンジ「綾波がもらって嬉しい物ならきっとマリさんも喜んでくれるよ」-

レイ「・・・私が貰ってうれしいもの」ニコ

葛城家

アスカ「シンジぃ!下ごしらえ済んだ?」

シンジ「うん・・・出来たよ」

アスカ「じゃあマリ呼ぶわよ?良い?」

トゥルルル・・・ガチャ

マリ「はーい」

アスカ「アンタ今何してんの?」

158: 2012/11/19(月) 04:04:41.69 ID:095y0e9/0
マリ「んーお風呂入って、コンビニ弁当あたためようとしてたとこニャ」のびー

アスカ「そんな事だろうと思ったわ!シンジがご飯多めに作ってるから、アンタも来なさいよ!」

アスカ「ミサトが今日仕事で遅いの忘れて作り過ぎたのよ!バカシンジ!!」

マリ「へー・・・じゃあお呼ばれしちゃうニャ!待ってて~」わくわく

アスカ「はーい、じゃ後でね~」

カチャ・・ツー・・・ツー・・・

シンジ「アスカ酷いよ・・・口実の為に僕をダシにして・・・」

アスカ「テキトーに理由つけなきゃ不自然でしょ!光栄に思いなさい!」

シンジ「もう飾り付け終わった?」

アスカ「もっちろん!アンタみたいに、ちんたらやんないの!スマートなんだから」

シンジ「いつも一言多いよね・・・」ジト・・・

ピンポーン

シンジ「はーい」

レイ「お邪魔します」

アスカ「来たわね!エコヒイキ!どう?はじめてのお使いはちゃんと出来た?」

163: 2012/11/19(月) 04:13:41.04 ID:095y0e9/0
レイ「碇君の言う通り・・・ちゃんと、出来たと思う」

アスカ「へー・・お人形みたいなアンタでも人の気持ち考えて買えるんだ?」

シンジ「言い過ぎだよ!アスカ!ありがとう、綾波・・・ご苦労様」

レイ「・・・いいえ」テレ

アスカ「ふーん・・・アンタにも人間らしい所あるんじゃない」

シンジ「当たり前だろ?何言ってんだよアスカ」

レイ「・・・いいの、ありがとう碇君」

アスカ「フン!二人でよろしくやってなさいよ!!」

シンジ「プレゼントは何にしたの?」

レイ「・・・秘密」

アスカ「いいじゃない!ケチケチしないで、教えなさいよ!」

レイ「・・・真希波マリイラストリアスが開けてからのお楽しみ」

アスカ「エコヒイキの分際でもったいつける気?どこでそんなの覚えて来たのよ!!」ぷんぷん

シンジ「まぁまぁ・・・楽しみは多い方がいいじゃない?アスカ?」どうどう

アスカ「アンタはいつもエコヒイキの肩持つもんね!フン!」ぷんすか

164: 2012/11/19(月) 04:22:44.61 ID:095y0e9/0
ピンポーン

シンジ「はーい、いらっしゃい」

マリ「お?皆さんお揃いで!ってあれあれ?何?この垂れ幕~?」ひょこっ

-ようこそ真希波マリイラストリアス!ネルフ歓迎会-

マリ「うわぁあああ!何なに?こんなの企んでたんだ~」もふもふ

アスカ「フン!アンタ、カンが鋭いから気付かれないようにするの大変だったわよ!!」

マリ「ははーん・・・それであんな風にそっけなくしたりしていたのかニャ?可愛いニャ~」うりうり

アスカ「つつくな!!コネメガネ!!」ぷにぷに

レイ「・・・ようこそNERV江」

マリ「レイにゃんもありがとねー♪」

レイ「・・・いえ」テレ

シンジ「よろしく、マリさん・・・今日は腕によりをかけてご飯作るからね!」

マリ「えー!今から作ってくれるの?うれしいニャ!!」わくわく

シンジ「下ごしらえはしてあるんだ・・・すぐ出来るよ」ニコ

マリ「わぉ!合わせてくれるなんて手際イイ!!」うるうる

167: 2012/11/19(月) 04:32:01.36 ID:095y0e9/0
シンジ「嫌いなものとかあったら言ってね?」

マリ「うーむ・・台所に立つ男はモテるって加持さんも言ってたけど、一理あるニャ!」

アスカ「へー・・・シンジ良かったじゃない?アンタの好きなオッパイが脈ありみたいよ!!」ニシシ

シンジ「アスカ!そう言う誤解を招く事言わないでよ!」

レイ「・・・」しゅん

アスカ「ちょっと、エコヒイキ!なに一人落ちてんのよ?」

レイ「・・・そんな事、無い」しゅん

マリ「ワンコ君もお年頃だから仕方ないニャ」

マリ「でも・・・やらしい目で見ちゃダメニャ!」めっ

シンジ「マリさんも・・・悪ノリしないで下さいよ」ふぅ

マリ「どれどれ・・・味見味見~・・・わっ!」がたん

シンジ「うわぁああ・・・」ばふん

マリ「ありゃあ・・・ワンコ君大丈夫~?」ぽよん

シンジ「~~~~!!!!!!」カァアアアア

シンジ(おっOいが・・マリさんの巨Oが・・・僕の顔に!!)

170: 2012/11/19(月) 04:40:37.49 ID:095y0e9/0
マリ「ちょ・・・ワンコ君、動揺するのはわかるけど・・・そんな動くと・・・あ・・・っ」

シンジ「うわああああ!!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!」あたふたあたふた

アスカ「何やってんのよ?バッカみたい!マリも変な声出さないでよね~気持ち悪い」しらー

マリ「ごめんごめん・・・ワンコ君、いつか責任取って貰うからね!」

シンジ「責任って・・・あの・・・その・・」たじたじ

マリ「かーわい」ニヤニヤ

アスカ「バカシンジ!イチャついてないでご飯早くしてよね」イラ

レイ「・・・」むにむに

レイ(私、あんなにないもの・・・)しゅん

アスカ「・・・」ジト・・・

アスカ「バッカみたい・・贅肉の塊に興奮する男の気が知れないわ」

マリ「おやおや?女の嫉妬は見苦しいぞ?アスカにゃん?」ニヤニヤ

アスカ「余計なお世話よ!私だって、もう少し大きくなったら・・・って何言わせんのよ!」カァ

レイ(私も・・もう少し大きくなったら・・・)ほっ

シンジ「みんな出来たよ」

173: 2012/11/19(月) 04:48:39.56 ID:095y0e9/0
「いただきまーす」

アスカ「ふん、バカシンジの料理にしては今日味が濃いのね・・・」はむはむ

シンジ「洋食だからね」ぱくぱく

アスカ「そういえばいつもは和食だもんね」はむはむ

マリ「パーティって感じがするねー」はむはむ

シンジ「口に合うかな?マリさん」

マリ「ワンコ君の料理は何食べてもおいしいニャ」はむはむはむ

シンジ「ありがとう、綾波は?」

レイ「・・・おいしい」ぱくぱく

シンジ「綾波はお肉食べないからお豆腐をハンバーグにしてみたんだ」

レイ「ハンバーグ・・・おいしい」ぱくぱく

シンジ「よかった」

アスカ「アンタ、ホントに器用よね~・・・私も料理教えて貰おうかしら」

マリ「おっ!アスカにゃんが女に目覚めはじめたかっ!?」ニヤニヤ

アスカ「一応出来るようになっておきたいだけよ!大体、バカシンジに出来て私に出来ない事なんてないわ!」

174: 2012/11/19(月) 04:55:03.80 ID:095y0e9/0
シンジ「はは・・・その気になったら教えるよ」

アスカ「これだけは今の私じゃ勝てないわ・・・悔しいけど」

レイ「・・・私も」

アスカ「え?」

レイ「私も教えて欲しい・・・豆腐ハンバーグ・・・」

シンジ「その・・・」

レイ「ダメ?」

シンジ「いいよ、またうちに来てよ」

レイ「・・・ええ」ニコ

アスカ「~~~!!!」

シンジ「?」

マリ「ワンコ君は鈍感すぎニャ・・・ごちそうさまでした」

シンジ「お粗末さまでした」

アスカ「ごちそうさま」

レイ「ごちそうさまでした」

176: 2012/11/19(月) 05:02:44.45 ID:095y0e9/0
シンジ「僕は食器とかの片付けをするよ」

アスカ「じゃあ私たちは女3人語りましょ」

マリ「語るって何を語るのかニャ・・・?」

レイ「・・・わからない」

アスカ「そんなの、恋バナに決まってんでしょ?」

マリ「おぉっ!14歳らしいニャ!!」

レイ「・・・言い出しっぺ、どうぞ」

アスカ「なんでよ!!こういうのは公平にジャンケンで決めるわよ!!」

わいわい

シンジ(騒がしいな・・・何の話してんだろ)

アスカ「いーや!絶対に嫌!!なんで私ばっかりジャンケンで負けるのよ!!」うるうる

マリ「弱いから仕方ないニャ」

レイ「・・・雑魚」

アスカ「もー!こうなったら3人同時に言うわよ!!好きな人の名前!!」

マリ「えー?何それ~?ま、良いけどニャ」

178: 2012/11/19(月) 05:07:34.39 ID:095y0e9/0
レイ「・・・これなら公平」

アスカ「じゃあ行くわよ!せーの!!」

アスカ「シンジ」

マリ「ワンコ君」

レイ「碇君」

アスカ「え?」

マリ「にゃ・・・?」

レイ「・・・」

アスカ「嘘?アンタ達・・・みんな?」

マリ「うーん、考えてみれば当然かもしれないニャ」

レイ「何故?」

アスカ「そっか私たち、みんなリリンじゃないもの」

マリ「リリンに惹かれないのは当たり前かニャ?」

アスカ「だって私たちもう老けないし・・・」

レイ「もう、大きくならない・・・」ぱんぱん

181: 2012/11/19(月) 05:15:30.84 ID:095y0e9/0
マリ「リリン好きになっても、老けるし先に逝くわで寂しい思いするもんね」

アスカ「そうね、本能的にもうバカシンジしか選択肢が無い訳ね」

マリ「だからLCLの香りが違ったのかニャ?」納得

レイ「でも、碇君は一人しか居ない」

アスカ「うーん・・・どうすれば?」

レイ「・・・種の存亡をかけた議論」

マリ「まさかこんな展開になるとは」

シンジ(急に静かになったけどどうしたんだろ?)キュッキュッ

レイ「・・・シェア」

アスカ「なるほど!たまには良い事思いつくわね!エコヒイキ」

マリ「ワンコ君はみんなのモノか・・・」

アスカ「そうよ!そもそもアイツ、私が眠ってる間に人類一つにまとめようとしたんだから!」

レイ「碇君はみんなで楽しむべき・・・」

マリ「でもさ・・・私たちがリリンじゃないとして・・・」

アスカ「?」

184: 2012/11/19(月) 05:22:34.53 ID:095y0e9/0
マリ「ワンコ君は一度トリガーになったんだよ?」

アスカ「そっか・・・」

レイ「覚醒・・・」

アスカ「覚醒・・・じゃないわよ!エコヒイキ!あんた、一緒に覚醒した癖に!!」

マリ「そっか・・・まずいね」

アスカ「シンジが興奮して覚醒したらまた世界が滅びかけるじゃない!」

マリ「むしろ今度こそ滅びるかもニャ」

アスカ「でも・・・シンジは欲しい・・・エコヒイキ!あんた、あの時どうだったのよ?経験あるんでしょ?」

レイ「何の?」

アスカ「その・・・シンジと・・・か・・・覚醒・・・」ポッ

アスカ「言わせんじゃないわよ!もうー!」ぷんぷん

マリ「どこから覚醒になった?」

レイ「碇君が私の手を握って・・・」

~シンジさん「来いっ!」~

レイ「・・・」ポッ

185: 2012/11/19(月) 05:28:22.46 ID:095y0e9/0
マリ「はい、そこ・・・顔を赤らめるな~」

レイ「ハッ」

アスカ「ハッじゃないわよエコヒイキ!で?」

レイ「・・・溶けた」

~シンジさん「いいんだ・・・もう・・・」~

レイ「ぎゅってされて・・・溶けたわ」ポッ

アスカ「マリ・・・コイツ、頃してイイ?」

マリ「許可するニャ」

アスカ「~~~~!!!!」ぎゅううううう

レイ「ふが・・・」むににににに

マリ「はい、それから?」

レイ「気付いたらまたコアから出てたわ」

アスカ「サルベージされてた訳ね」

マリ「つまり・・・リリン的な生殖に関しては問題はなさそうだニャ」

アスカ「そういえばさ、あれからアンタ達・・・ある?」

186: 2012/11/19(月) 05:36:48.00 ID:095y0e9/0
マリ「アレ?」

アスカ「生理よ!生理!!言わせんな!恥ずかしい」

レイ「私は最初からない」

アスカ「アンタ最初から人間じゃないもんね」

レイ「そう」

アスカ「私はあるわよ、バッカみたい子供なんて要らないのに」

マリ「私もまだあるニャ」

アスカ「一応、女としては大丈夫そうね」

レイ「私はダメ」

マリ「ふむ・・・となると問題は」

アスカ「シンジに種があるかどうかね」

レイ「今の所ある線の方が濃いわ」

マリ「むふふ~」

アスカ「?」

マリ「直接確かめれば済む話ニャ!」ニヤニヤ

188: 2012/11/19(月) 05:43:19.67 ID:095y0e9/0
アスカ「確かめるって、どうすんのよ?」しらー

マリ「出るかどうか見るのニャ!こう・・ドピュっと」わくわく

アスカ「あんた馬鹿ぁ?な・・・なに言ってんのよ!この変態メスネコ!!」カァアアア

マリ「?じゃあワンコ君は私がもらっちゃうニャ~♪」

アスカ「ダメダメダメダメ!!そんなのダメ!!」ムッ

レイ「・・・抜け駆けは許さない」

マリ「ぶー・・・ケチー」

アスカ「こうなったら3人で攻めるわよ」

マリ「ラジャ♪」

レイ「・・・作戦概要を」

ヒソヒソヒソ

アスカ「行くわよ!ミッションスタート!!」

191: 2012/11/19(月) 05:51:24.23 ID:095y0e9/0
アスカ「シーンジっ!」

シンジ「何?アスカって・・・うわぁあああ!!!」ドキドキ

シンジ「何て格好してんのさ!!」キョロキョロ

アスカ「どう?私の身体も、良いもんでしょ?」

シンジ「わかったから・・・目のやり場にこまるよっ!!」ドキドキ

アスカ「シンジ・・・好きにしていいのよ?ホラ・・・」むに

シンジ「ひあぁあああっ!!ど・・どうしたのアスカ?急に!変だよ?おかしいよっ?」

アスカ「むぅ・・・仕方ないわね!マリ!!」

マリ「あいよっ!ワンコ君!大人しく捕まってなよ?」むぎゅううう

アスカ「ほーら、アンタの好きなおっOいよー?どう?美女二人に言い寄られてコーフンして来た?」むにむに

マリ「ふふふ・・・この幸せ者め~」むぎゅうう

シンジ「うう・・・マリさんまで・・・身動きが取れないよ・・・」うぎゅうう

アスカ「今よ!エコヒイキ!!」

レイ「・・・」スっ

シンジ「え・・・?ええええええ???綾波・・・?」

202: 2012/11/19(月) 06:53:06.21 ID:095y0e9/0
シンジ「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・みんな・・・」ぐったり

レイ「使徒殲滅」

アスカ「楽勝!」

マリ「出るものも出たね~」うきうき

アスカ「と、言う事は?子供は出来るんだ・・・」

マリ「多分ニャ」

シンジ「え?何?何の話?」

アスカ「私たち、エヴァの呪縛にかかって身体の成長しないじゃない」

マリ「てゆーか人間ですらないのよねーすでに・・・」

レイ「そう」

アスカ「アンタは初号機で覚醒したでしょ?あれから肉体的成長がないの!」

シンジ「え・・そういえば・・・そうだね・・・」

アスカ「リリンとは恋愛出来ないのよ!先に氏なれちゃうから」

マリ「それもあるけど、やっぱ同じ種族でないと無理よね」

アスカ「今更リリンとなんて犬と結婚しろって言われてるようなモンだもの!」

203: 2012/11/19(月) 06:59:57.44 ID:095y0e9/0
アスカ「だからもれなく私たちはアンタに嫌でも惹かれちゃう訳!だってアンタしか男の子居ないんだもん!!」

シンジ「そんな・・・」

マリ「でも、仕方なくじゃないのニャ」

レイ「・・・遺伝子があなたを求めているの」

シンジ「それって・・・」

レイ「生命の根源的なモノ」

アスカ「本能みたいなモノよ!」

マリ「そ!ワンコ君のこの白いのも・・・うっとりしちゃうニャ♪」ぺろん

アスカ「マリ!!それ独り占めしないでよ!!」

レイ「・・・独占禁止法違反」

マリ「ごめんごめん、でも・・・私が出したんだから私のモノニャ!!」ちゅるん

シンジ(これ・・・いわゆるごっくんだ・・・すごい・・・)

アスカ「何ぼーっとしてんのよ!次するわよ!」

シンジ「えええええええ!!もう身体が持たないよ・・・」

アスカ「何オッサンみたいな事言ってんのよ!!」

205: 2012/11/19(月) 07:07:21.00 ID:095y0e9/0
シンジ「みんな、今日も元気かな?」

マリ「当たり前ニャ!すくすく育ってるニャ!!」

アスカ「元気過ぎて困るくらいよ!バカシンジと違ってみんな美形だけど」

レイ「でも、なぜかみんな同じ顔・・・不思議」

シンジ「どうしてだろうね?でも、みんな僕たちの子には変わりないよ」

マリ「不公平がなくていいニャ!」

アスカ「13番目の子が喋れるようになったわよ?」

シンジ「何て言ってるの?」

カヲル「こんにちは、お父さん」

カヲルズ「「また会ったね、お父さん」」

終劇

206: 2012/11/19(月) 07:18:46.20 ID:fnZKUsj80
うん…うん?

207: 2012/11/19(月) 07:33:08.78 ID:fuOKOkaV0
マリとシンジがちゅっちゅしてるところをアスカがみて嫉妬してる画像ください!

209: 2012/11/19(月) 09:01:03.28 ID:IX66viYMO
えっ終わり?

211: 2012/11/19(月) 10:01:36.23 ID:cb7CUKw20
ある意味良いオチ

212: 2012/11/19(月) 10:15:31.42 ID:t9R60mnOO
はい続きは?
短編みたいに>>1000まで行くんでしょ?

214: 2012/11/19(月) 11:44:44.96 ID:uuh3AMQM0

引用元: マリ「はにゃ?何か悪い事でもしたかにゃ?」シンジ(ジト・・)