纏「それぞれ皆さんでビデオを撮ってくれたので手元に4本あるわ」

纏「早速見ようと思うけど、どれからにしましょう……」

纏「敢えてお酒は控えておくわ」

纏「まぁ、仲良しな風景程度だと思うけど」

纏「キスとかがあったら大当たりよね」

纏「それ以上は流石に……ねえ」

纏「私が危なくなっちゃうし」

纏「取り敢えずこれから」

纏「えっと……ここなつのお二人？」

纏「今はもう離れちゃったけど、一緒に住んでた時は楽しかったわ……」

纏「家に帰ると、若い二人がお迎えしてくれるというのは、至福ね」

纏「よくご飯も用意してくれたし……」

纏「冬になったら寒くてしょうがないとか言ってこっち来たりしないかな」

纏「そこそこ広い部屋だし全然平気なのに」

纏「まあ、それはいいわ、取り敢えず見ましょ」ｶﾞﾁｬｺﾝ

ｻﾞﾘｻﾞﾘｻﾞﾘ……

夏陽「ここな、チャーハン3つー」

心菜「うん」

纏(おやこれは……ロンロンでのお二人？)

纏(でも何度かお昼をそこで頼んだりしたけど……)

心菜「いたっ」

夏陽「っ！？ここなっ！？」

纏(あら、どうしたのかしら)

夏陽「どうしたのよここなぁ」

心菜「大丈夫、ちょっと指切っただけ」

夏陽「だけじゃないでしょ！血が出てるじゃない！」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

纏(なんだかお客さんの注目を集めているわ)

心菜「なっちゃん、ほんと大丈夫だから…絆創膏だって」

夏陽「大丈夫じゃないっ！えっと、ちゅ」

心菜「！」

纏(あら)

夏陽「んー」ﾁｭｰ

心菜「な、なっちゃん」

纏(心なしか、お客さんも静かね)

夏陽「ぷは……これで大丈夫かしら？」

心菜「あの……」

夏陽「ちょっと待って、今絆創膏出すからね」

心菜「……///」

纏(あ、ここなちゃんの顔が赤い、レアだわ)

夏陽「ぺたぺた……よし、これで大丈夫」

心菜「あ、ありがと」

夏陽「いいのよ、だってあたしはここなのお姉さんなんだから」

ｲｴｰ
ｺｺﾅﾂ!
ﾅﾝﾃｽｺﾞｲｼﾏｲﾅﾝﾔ!

纏(お客さんの歓声が)

心菜「……」

夏陽「どしたの？」

心菜「……お姉さんだけじゃ、ないでしょ」

纏(わあ！)

纏「や、やっぱりこの二人はいい！」

纏「姉妹なのにお互いを愛してしまった禁断の関係！」

纏「些細な事にも相手の愛を感じて！」

纏「指のとかきっと痕になってる！」

纏「はぁ、ここなつ……うふふ……」

纏「姉妹という関係を乗り越えて幸せになってほしいわ」

纏「……その時の苗字は、やっぱり東雲なのかしら？」

纏「さて次はひなたちゃんとめうちゃん」

纏「この二人、仲良し姉妹って感じがあるけど」

纏「そんな二人がいちゃついたら、どんな感じかしら」

纏「……まさか性行為はないわよね？」

纏「というか、未経験よね？」

纏「あったら口リコ、いえ、なんでもないわ……」ｶﾞﾁｬｺﾝ

めう「ひなひな～♪」

日向「わははは、今日もめめは可愛いなあ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

めう「めうーっ」

纏(めうちゃんってひなたちゃんと一緒にいると小動物さに磨きがかかるわよね)

纏(そこが可愛いけど)

めう「ところでひなひな、何するめう？」

日向「別に特別な事は考えてはないよ、まといさんは女の子が仲良くしてるのを見るのが好きだから」

めう「そうめう？」

纏(そうなんです)

めう「じゃあいつもの？」

日向「うん」

めう「じゃあえっと……ひなひな」

日向「なんだい？」

めう「ぎゅっとして？」

日向「こう？」ｷﾞｭ

めう「むにゅ」

纏(めうちゃん可愛い)

日向「めめはこうやってぎゅっとされるのが好きだよね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

めう「ほふ……」

日向「ふふふ、さらさらだ」

めう「ひなひな、あったかいめう……」

日向「そうかな、めめが暖かいんだと思うよ」

めう「そんなこと、ないめう」

日向「めめはちっちゃくてあったかくて可愛いなあ」ｷﾞｭｰ

めう「めうう……///」

纏(ぽかぽかする)

めう「……」ｳﾄｳﾄ

日向「おやおや、おねむかい？」

めう「そうじゃない、めう……ただ、あったかくて……」

日向「ふふふ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

めう「そうやってなでなでされると、ふわふわ……めう……」

日向「……♪」

めう「くう……」

日向「……えっと、これでいいんですかね、まといさん」

纏「いいですよ！」

纏「こっちの二人は、ここなつよりも歳の離れた姉妹って感じがする」

纏「めうちゃんは甘えん坊でとっても可愛いわねー」

纏「ひなたちゃんは優しいお姉さんって感じで」

纏「ちょっと男性っぽい外見なのもポイント……あ、これは内緒だった」

纏「兎に角、この二人は癒やしね」

纏「……本当に性的な干渉は行ってないのよね？」

纏「えっと、次はこれかな？」

纏「まりかちゃんとりんちゃん！」

纏「お二人のデートとかは何回か見たけれど、りんちゃんがいつも照れてるのよね」

纏「一方のまりかちゃんはそんな彼女に引っ付いて」

纏「積極的な子とクールで照れ屋な子のカップルは王道よね！」

纏「結婚式な格好をさせたのも大正解だったし、もっと仲良くさせたらどうなるのか興味はあるけど」

纏「あてさて、どうかなーと」ｶﾞｼｬｺﾝ

ｻﾞｻﾞｻﾞ……

まり花「……映ってる？」

凛「スイッチをONにしたのだから、撮影しているわよ、レコード屋」

まり花「もうりんちゃん！二人の時は「まりか」って呼んでって言ったでしょ！」

凛「だ、だってこれ、観光屋に提出するものなのでしょう？」

まり花「……呼んでくれないの？」ｼｭﾝ

凛「う……わ、分かったわよ、まりか」

まり花「えへへへ、うん！」

纏(この映像激レアだわ)

凛「で、何をするつもり？」

まり花「いちゃいちゃ！」

凛「い、いちゃいちゃと言っても色々あるでしょう……」

まり花「そうだねー」

凛「あんまり過激なのは避けたいし……そうね、まりか」

まり花「はあい、なあに？」

凛「今から貴方を抱擁するわね」

まり花「えっ、りんちゃんからしてくれるの？」

凛「ええ……するなら、早くした方がいいでしょう？」

纏(ほう)

まり花「えへへ、りんちゃんからなんて、嬉しいなー♪」

凛「そ、そんなに喜ばなくても……じゃあ、まりか、えいっ」ｷﾞｭ

まり花「ふわああ」

凛「……暖かいわ」

まり花「それはりんちゃんも、だよ？」

凛「う、そ、そうかしら……」

纏(ハグしてるだけなのに尊い……)

纏(同じハグだけどひなめうとは違った趣向があるわね)

凛「こ、こんなものかしら」

まり花「むう、もう離れちゃうの？いつもはもっと……」

凛「い、今はいつもと違うわよ」

まり花「そうかなー」

凛「そうなの！だ、だからもうカメラの電源を……」

まり花「りんちゃん」

凛「なに……」

ﾁｭ

凛「っ！？」

まり花「えへへへ」

纏(あ！あー！あー！)

凛「な、なな……///」

まり花「トゥイーポップ？」

凛「ち、違うわよっ！あ、貴方」

まり花「えへへ、やっぱりりんちゃんの唇って柔らかいねっ」

凛「だ、だから、これは観光屋への……！」

まり花「もうどうしたの？あのくらいいっぱいしてるよっ？
　　　　でねりんちゃん、わたし、もっといっぱいちゅーしたくなっちゃった」

凛「い、いいけれど、まずそのカメラを止めて、さっきの愚昧な映像を滅ぼしてから……！」

まり花「大丈夫だよっ！絶対大丈夫だよっ！」

凛「な、何も大丈夫じゃな、ちょっ、まって、んんっ……」

ﾌﾞﾂｯ

纏「あー、あー、あー……」

纏「あ……」

纏「……」

纏「……家宝にしましょう」

纏「その後の映像が映っていないのは残念、なのかしら？」

纏「最後に残ったのはこれね」

纏「さきこちゃんとイブちゃん！」

纏「彼女らがいちゃいちゃしてる姿は流石に何度も見た事ある」

纏「というか常にひっついちゃってるけど……」

纏「……バカップル？」

纏「二人がくっつくと胸が凄いのよね」

纏「ギャルと優等生っていう組み合わせは、凄い魅力的だけど」

纏「さて、どんないちゃいちゃを見せてくれるのかしら」ｶﾞﾁｬｺﾝ

……

咲子「あっ、あ、ああ、イブちゃん、イブちゃ、っ」

一舞「はぁ、はぁ、ん、っ、さきこぉ、はぁ、はぁ」

ﾇﾁｭ ﾇﾁｭ

纏「」

纏(いや……まさか前戯から性行為がまるまる入っているなんて……)

纏(他のものより長いとは思ったけど……)

纏(いやでも、まさか、本当に情事を撮影して私にプレゼントするなんて)

纏(バカップルが極まってるわ……)

一舞「さ、さきこぉ、あ、あたしっ、もう」

咲子「イブちゃん、イブちゃんも、ですか？じゃ、じゃあ、一緒にっ」

ﾇﾁｭｯﾇﾁｭｯｸﾞﾁｭｯ

纏「……」

纏「…………」

纏(この映像、高く売れそう……)

纏(お酒「狂鬼村正」でも開けようかな……)

咲子「ねえイブちゃん、次は……」

一舞「うん、いいよ……」

纏(え、続くの！？)

～翌日～

まり花「あ、まといさん！ビデオどうでした？」

纏「ええ、全部見ましたよ、東雲のお二人は幸せになって欲しくて、
　　星見さんと芽兎さんは癒やしで、山形さんと霜月さんはやっぱりカップルですね」

まり花「えへへー」

纏「あと、春日さんと和泉さんはどうしようもないバカップルだと思いました」

まり花「？」

おわり

お疲れ様でした
ちなみに自分はひなビタジェネカを15枚程引きましたがまり花ちゃんしか出ませんでした

いぶさきをもっと詳しくだね…

おつめう
やっぱりまり花積もる率高いのかねえ。