1: 2015/09/28(月) 22:21:29.05 ID:/L/SAOiOo
2: 2015/09/28(月) 22:22:15.08 ID:/L/SAOiOo
人間界にて、デートする鈴駒と流石。
鈴駒「流石ちゃん、今日はどこ行こっか~?」
流石「そうねー、新しいお洋服を買いたいなー、なんて」テヘッ
鈴駒「いいね、行こう行こう! 流石ちゃんならなに着ても似合うよ!」
流石「もぉー、鈴駒くんったら上手なんだから!」
鈴駒「流石ちゃん、今日はどこ行こっか~?」
流石「そうねー、新しいお洋服を買いたいなー、なんて」テヘッ
鈴駒「いいね、行こう行こう! 流石ちゃんならなに着ても似合うよ!」
流石「もぉー、鈴駒くんったら上手なんだから!」
3: 2015/09/28(月) 22:25:12.52 ID:/L/SAOiOo
鈴木「二人とも、デートか?」
鈴駒「うわっ! なんだよ鈴木、いきなり! ムードぶち壊しじゃんか!」
鈴木「そう邪険にするな。ジャマをするつもりはない」
鈴木「魔界で新しい果実を見つけたので、誰かに話したくなっただけだ」スッ
鈴駒「うおっ、なんかすごそうな実だな……」
流石「これ、なんて果物なの?」
鈴駒「うわっ! なんだよ鈴木、いきなり! ムードぶち壊しじゃんか!」
鈴木「そう邪険にするな。ジャマをするつもりはない」
鈴木「魔界で新しい果実を見つけたので、誰かに話したくなっただけだ」スッ
鈴駒「うおっ、なんかすごそうな実だな……」
流石「これ、なんて果物なの?」
6: 2015/09/28(月) 22:28:49.15 ID:/L/SAOiOo
鈴木「“トキナガレの実”だ」
鈴駒「トキナガレ?」
鈴木「オレはかつて、“トキタダレ花”の果肉を使って、闇アイテムを作った」
鈴木「対象者の時間を退行させる、いわば若返らせるアイテムをな」
鈴木「だが、この実はもっとすごい」
流石「どうすごいの?」
鈴木「これを食べると、なんと時間移動ができるのだ!」
鈴駒「マジかよ!」
流石「へぇ~、すご~い!」
鈴駒「トキナガレ?」
鈴木「オレはかつて、“トキタダレ花”の果肉を使って、闇アイテムを作った」
鈴木「対象者の時間を退行させる、いわば若返らせるアイテムをな」
鈴木「だが、この実はもっとすごい」
流石「どうすごいの?」
鈴木「これを食べると、なんと時間移動ができるのだ!」
鈴駒「マジかよ!」
流石「へぇ~、すご~い!」
7: 2015/09/28(月) 22:31:16.83 ID:/L/SAOiOo
鈴木「しかし、この状態のまま食べても、いつのどこに飛ぶか分からんのだ」
鈴木「よって、これからオレはこの実の研究を進めていくつもりだ」
鈴駒「なんだよ、結局まだ時間を移動できる段階じゃないってことかよ!」
鈴駒「流石ちゃんと時間旅行できるかなって、少し期待したオイラがバカだったぜ!」
鈴木「すまんすまん」
鈴木「だが、いずれオレは研究を完成させ、“時をかける鈴木”になってみせる!」
鈴駒(こいつ、まともになったと思ったら、根っこは相変わらずだなぁ……)
鈴木「よって、これからオレはこの実の研究を進めていくつもりだ」
鈴駒「なんだよ、結局まだ時間を移動できる段階じゃないってことかよ!」
鈴駒「流石ちゃんと時間旅行できるかなって、少し期待したオイラがバカだったぜ!」
鈴木「すまんすまん」
鈴木「だが、いずれオレは研究を完成させ、“時をかける鈴木”になってみせる!」
鈴駒(こいつ、まともになったと思ったら、根っこは相変わらずだなぁ……)
8: 2015/09/28(月) 22:34:09.69 ID:/L/SAOiOo
流石「ふうん、面白そう!」ヒョイッ
鈴木「えっ」
流石「いただきます!」パクッ
鈴駒「あっ」
流石「……」モグモグ…ゴクン
鈴木「ああああああああああっ!?」
鈴駒「さ、流石ちゃん!? 何してんの!?」
鈴木「えっ」
流石「いただきます!」パクッ
鈴駒「あっ」
流石「……」モグモグ…ゴクン
鈴木「ああああああああああっ!?」
鈴駒「さ、流石ちゃん!? 何してんの!?」
9: 2015/09/28(月) 22:37:18.85 ID:/L/SAOiOo
鈴木「おいっ! 大丈夫か!?」
鈴駒「流石ちゃん! オイラをこの時代に置いてったらイヤだよ!」
流石「……あれ? なんともないよ?」
鈴木「……なんともないのか?」
流石「うん」
鈴駒「なぁんだ、“トキナガレの実”ってのはインチキだったのかよ」
鈴木「ううむ、そんなはずは……」
流石「!」ドクンッ…
鈴駒「流石ちゃん! オイラをこの時代に置いてったらイヤだよ!」
流石「……あれ? なんともないよ?」
鈴木「……なんともないのか?」
流石「うん」
鈴駒「なぁんだ、“トキナガレの実”ってのはインチキだったのかよ」
鈴木「ううむ、そんなはずは……」
流石「!」ドクンッ…
10: 2015/09/28(月) 22:40:32.07 ID:/L/SAOiOo
流石「あ、あれ……? か、体が……! 消えてく!」スゥッ…
鈴駒「流石ちゃん!」
流石「鈴駒くん、助けて!」スゥゥ…
鈴駒「さ、流石ちゃん! オイラにつかまって!」サッ
流石「きゃあああああっ……!」
………………
…………
……
鈴駒「流石ちゃん!」
流石「鈴駒くん、助けて!」スゥゥ…
鈴駒「さ、流石ちゃん! オイラにつかまって!」サッ
流石「きゃあああああっ……!」
………………
…………
……
11: 2015/09/28(月) 22:46:22.52 ID:/L/SAOiOo
……
…………
………………
流石「う、ん……」
流石「ここは、どこ……?」
酎「なんだこの嬢ちゃんは……!? いきなり現れやがったぜ!」
鈴駒「オイラが知るかよ……!」
是流「測り知れないほどの、とてつもない妖気だ……! し、信じられん……!」
…………
………………
流石「う、ん……」
流石「ここは、どこ……?」
酎「なんだこの嬢ちゃんは……!? いきなり現れやがったぜ!」
鈴駒「オイラが知るかよ……!」
是流「測り知れないほどの、とてつもない妖気だ……! し、信じられん……!」
12: 2015/09/28(月) 22:49:19.95 ID:/L/SAOiOo
流石「あ、鈴駒くーん!」
鈴駒「へ!?」ビクッ
流石「なーんだ、時間を移動なんかしてないじゃない!」
鈴駒「ひっ!」ササッ
流石「あれ、なんで逃げるの? からかってるのー?」
鈴駒「オ、オイラ……お前なんか知らないっての!」
流石「んもー、鈴駒くんったら、相変わらず遊び好きなんだから!」
流石「今日はそういうお遊びをするってことね!」
鈴駒「へ!?」ビクッ
流石「なーんだ、時間を移動なんかしてないじゃない!」
鈴駒「ひっ!」ササッ
流石「あれ、なんで逃げるの? からかってるのー?」
鈴駒「オ、オイラ……お前なんか知らないっての!」
流石「んもー、鈴駒くんったら、相変わらず遊び好きなんだから!」
流石「今日はそういうお遊びをするってことね!」
13: 2015/09/28(月) 22:52:25.60 ID:/L/SAOiOo
酎「鈴駒、おめえの知り合いか?」
鈴駒「だから知らないって!」
是流(く……対峙しているだけで震えが止まらん……!)
酎(この嬢ちゃん、その気になりゃオレらなんて一瞬でやれる!)
鈴駒(オイラにこんなとんでもない知り合いいないのに……!)
流石「あら、酎さんもいるじゃない」
酎「え!? オレのことも知ってんのか!?」
流石「ひっどーい! 二人してからかうなんて。こういうのも面白いからいいけどね」
鈴駒「だから知らないって!」
是流(く……対峙しているだけで震えが止まらん……!)
酎(この嬢ちゃん、その気になりゃオレらなんて一瞬でやれる!)
鈴駒(オイラにこんなとんでもない知り合いいないのに……!)
流石「あら、酎さんもいるじゃない」
酎「え!? オレのことも知ってんのか!?」
流石「ひっどーい! 二人してからかうなんて。こういうのも面白いからいいけどね」
14: 2015/09/28(月) 22:56:15.58 ID:/L/SAOiOo
流石「ところで鈴駒くん、何してるの?」
鈴駒「え、と……オイラたち、これから暗黒武術会の試合なんだ」
流石「暗黒武術会……?」
流石「ふうん、面白そう!」
流石「ねえねえ、あたしも参加させてくれない?」
鈴駒「え!? いいのかなぁ……」
酎「誰がこの嬢ちゃんに逆らえるってんだよ」ボソッ
是流「我々以外の三人は逃げてしまったようだ。かまわんだろう……」
鈴駒「え、と……オイラたち、これから暗黒武術会の試合なんだ」
流石「暗黒武術会……?」
流石「ふうん、面白そう!」
流石「ねえねえ、あたしも参加させてくれない?」
鈴駒「え!? いいのかなぁ……」
酎「誰がこの嬢ちゃんに逆らえるってんだよ」ボソッ
是流「我々以外の三人は逃げてしまったようだ。かまわんだろう……」
15: 2015/09/28(月) 22:59:00.60 ID:/L/SAOiOo
入場する六遊怪チーム。
小兎『いよいよ浦飯チーム対六遊怪チームの試合を開始致します!』
流石「チーム戦なんだ、面白そう! じゃあ、あたしが一番手でいい?」
鈴駒「ど、どうぞどうぞ」
小兎『いよいよ浦飯チーム対六遊怪チームの試合を開始致します!』
流石「チーム戦なんだ、面白そう! じゃあ、あたしが一番手でいい?」
鈴駒「ど、どうぞどうぞ」
16: 2015/09/28(月) 23:02:24.50 ID:/L/SAOiOo
桑原「お、おい……! どうなってやがんだ、あのねーちゃん!」
蔵馬「とてつもない妖気だ……! あれほどの妖怪が人間界にいたなんて……!」
飛影(バカな……! ヤツの妖力の上限を想像することすらできん!)
覆面(たとえ全員でかかっても、かすり傷すら負わせられないだろうね……)
流石(あら、知ってる顔が何人かいるわ)
蔵馬「とてつもない妖気だ……! あれほどの妖怪が人間界にいたなんて……!」
飛影(バカな……! ヤツの妖力の上限を想像することすらできん!)
覆面(たとえ全員でかかっても、かすり傷すら負わせられないだろうね……)
流石(あら、知ってる顔が何人かいるわ)
18: 2015/09/28(月) 23:06:04.98 ID:/L/SAOiOo
幽助「へへへ……とんでもねェ妖力だな」
桑原「浦飯、起きたのか!」
幽助「あんなバカでけぇ妖気見せつけられて、寝てられっかよ」
幽助「だが起きたはいいが、あの女……情けねー話だが、勝てる気が全くしねェ……」
コエンマ「……当然だ」
幽助「コエンマ!」
桑原「浦飯、起きたのか!」
幽助「あんなバカでけぇ妖気見せつけられて、寝てられっかよ」
幽助「だが起きたはいいが、あの女……情けねー話だが、勝てる気が全くしねェ……」
コエンマ「……当然だ」
幽助「コエンマ!」
19: 2015/09/28(月) 23:11:01.55 ID:/L/SAOiOo
コエンマ「実はな……霊界では、妖怪を妖力などをもとにランク分けしているのだ」
コエンマ「ちなみに戸愚呂はB級にランクされている」
コエンマ「そして、その上のA級妖怪には……人間界で“神”と語り継がれる者さえいる」
桑原「マ、マジかよ……! 神ってオイ!」
幽助「戸愚呂がB級……! つまり、あの女はその上をいくA級だってことか!?」
コエンマ「いや……あの娘はA級より上――おそらくS級妖怪だ」
幽助「!!!」
流石「?」
コエンマ「ちなみに戸愚呂はB級にランクされている」
コエンマ「そして、その上のA級妖怪には……人間界で“神”と語り継がれる者さえいる」
桑原「マ、マジかよ……! 神ってオイ!」
幽助「戸愚呂がB級……! つまり、あの女はその上をいくA級だってことか!?」
コエンマ「いや……あの娘はA級より上――おそらくS級妖怪だ」
幽助「!!!」
流石「?」
20: 2015/09/28(月) 23:14:24.31 ID:/L/SAOiOo
コエンマ「本来、S級妖怪が人間界にいるなど、絶対にありえないのだが……」
コエンマ「とりあえず、あの娘に悪意や殺意といったものはないようだ」
コエンマ「だがもし、彼女がその気になれば、人間界を滅ぼすことも可能だ……!」
桑原「マジかよ……! スケールが違いすぎんぜ……!」
コエンマ「とにかく、勝ち目はない。棄権するんだ……幽助!」
幽助「だけどよォ!」
覆面「やめときな……。アンタがやろうとしてることは無謀であって、勇気じゃない」
幽助「くっ!」
コエンマ(いざという時は“魔封環”しかないが、それも通じるかどうか……)
流石(ずっと話し込んでるけど、どうしたんだろ?)
コエンマ「とりあえず、あの娘に悪意や殺意といったものはないようだ」
コエンマ「だがもし、彼女がその気になれば、人間界を滅ぼすことも可能だ……!」
桑原「マジかよ……! スケールが違いすぎんぜ……!」
コエンマ「とにかく、勝ち目はない。棄権するんだ……幽助!」
幽助「だけどよォ!」
覆面「やめときな……。アンタがやろうとしてることは無謀であって、勇気じゃない」
幽助「くっ!」
コエンマ(いざという時は“魔封環”しかないが、それも通じるかどうか……)
流石(ずっと話し込んでるけど、どうしたんだろ?)
21: 2015/09/28(月) 23:17:17.08 ID:/L/SAOiOo
幽助「オレたちは……この試合、棄権する……!」
流石「あら、勝ちを譲ってくれるの? ありがとっ!」
鈴駒(そりゃそうだ……)
酎(同じ立場だったら、オレだってそーするしかねェ)
酎(いくらバトルマニアでも、さすがに自殺はできねェからな……)
流石「あら、勝ちを譲ってくれるの? ありがとっ!」
鈴駒(そりゃそうだ……)
酎(同じ立場だったら、オレだってそーするしかねェ)
酎(いくらバトルマニアでも、さすがに自殺はできねェからな……)
22: 2015/09/28(月) 23:20:26.38 ID:/L/SAOiOo
「ふざけんなーっ!」
「“ゲスト”が棄権なんて許されると思ってんのか! コラーッ!」
「ぶち殺せーっ! 氏刑だーっ!」
流石「ちょっと! この人たちに危害を加えようってんなら、あたしが相手よ!」ゴゴゴ…
「すみませんでした……」
こうして、浦飯チームは無事棄権することができ、六遊怪チームは一回戦を突破した。
「“ゲスト”が棄権なんて許されると思ってんのか! コラーッ!」
「ぶち殺せーっ! 氏刑だーっ!」
流石「ちょっと! この人たちに危害を加えようってんなら、あたしが相手よ!」ゴゴゴ…
「すみませんでした……」
こうして、浦飯チームは無事棄権することができ、六遊怪チームは一回戦を突破した。
23: 2015/09/28(月) 23:25:05.69 ID:/L/SAOiOo
流石「やったね、鈴駒くん! 一回戦突破!」
鈴駒「い、いや……あのさ。アンタ、いったい誰なの?」
流石「もう、いい加減にしないと怒るよ!」
流石「こうなったら抱きついちゃうんだから!」ギュッ
鈴駒「うわぁぁぁぁぁ!!!」バキボキベキ…
流石「え!?」
鈴駒「い、いや……あのさ。アンタ、いったい誰なの?」
流石「もう、いい加減にしないと怒るよ!」
流石「こうなったら抱きついちゃうんだから!」ギュッ
鈴駒「うわぁぁぁぁぁ!!!」バキボキベキ…
流石「え!?」
24: 2015/09/28(月) 23:28:25.60 ID:/L/SAOiOo
流石「り、鈴駒くん!? ちょっと、どうしたの!?」
鈴駒「……」ピクピク…
酎「鈴駒ゥゥゥ!!!」
酎「嬢ちゃんよォ、頼む! こいつァオレのダチなんだ!」
酎「殺さないでやってくれえっ……! このとおりだっ!」ガバッ
流石「え……え……」
流石(どうなってるの、これ……)
流石(――あ、そうか!)
鈴駒「……」ピクピク…
酎「鈴駒ゥゥゥ!!!」
酎「嬢ちゃんよォ、頼む! こいつァオレのダチなんだ!」
酎「殺さないでやってくれえっ……! このとおりだっ!」ガバッ
流石「え……え……」
流石(どうなってるの、これ……)
流石(――あ、そうか!)
25: 2015/09/28(月) 23:32:34.33 ID:/L/SAOiOo
流石(あたし……多分、過去に来ちゃったんだ……)
流石(鈴駒くん、だいぶ修行したっていってたし、多分その前の時代まで……)
流石(えぇ~っ! ど、どうしよう! まさか本当に時間移動しちゃってたなんて!)
鈴駒「あうう……」ピクピク…
酎「しっかりしろ! 武術会で優勝すりゃ、どんな願いも叶う!」
酎「そうすりゃ、このケガも治るぜ!」
流石「!」ハッ
流石(鈴駒くん、だいぶ修行したっていってたし、多分その前の時代まで……)
流石(えぇ~っ! ど、どうしよう! まさか本当に時間移動しちゃってたなんて!)
鈴駒「あうう……」ピクピク…
酎「しっかりしろ! 武術会で優勝すりゃ、どんな願いも叶う!」
酎「そうすりゃ、このケガも治るぜ!」
流石「!」ハッ
26: 2015/09/28(月) 23:35:38.30 ID:/L/SAOiOo
流石「ねえねえ、今の本当!?」
流石「この大会で優勝すれば、どんな願いも叶うって……」
酎「ああ、間違いねェ。氏者さえ生き返らせることもできる、って話だ」
流石(それなら、あたしが元の時代に戻ることもできるかも!)
流石「よぉし、この大会絶対優勝しましょ! 鈴駒くんのためにも!」
酎「お、おう」
酎(嬢ちゃんなら、絶対優勝できるだろうよ……)
こうして、流石の挑戦が始まった。
流石「この大会で優勝すれば、どんな願いも叶うって……」
酎「ああ、間違いねェ。氏者さえ生き返らせることもできる、って話だ」
流石(それなら、あたしが元の時代に戻ることもできるかも!)
流石「よぉし、この大会絶対優勝しましょ! 鈴駒くんのためにも!」
酎「お、おう」
酎(嬢ちゃんなら、絶対優勝できるだろうよ……)
こうして、流石の挑戦が始まった。
27: 2015/09/28(月) 23:41:05.17 ID:/L/SAOiOo
二回戦――
Dr.イチガキチームとの戦い。
イチガキ「ヒョヒョ……さてと、我がチームの勝率は、と……」ピピピ…
イチガキ「……0%!?」
イチガキ(バ、バカな、なんじゃこの数字はァ!?)
イチガキ「ええい! なにかの間違いじゃ!」
イチガキ「ゆけ! あの小娘を殺せェッ!」
円「エンゼルチャクラム!」シュインッ
梁「ハウンドクロー!」グワッ
魁「……」ブオンッ
Dr.イチガキチームとの戦い。
イチガキ「ヒョヒョ……さてと、我がチームの勝率は、と……」ピピピ…
イチガキ「……0%!?」
イチガキ(バ、バカな、なんじゃこの数字はァ!?)
イチガキ「ええい! なにかの間違いじゃ!」
イチガキ「ゆけ! あの小娘を殺せェッ!」
円「エンゼルチャクラム!」シュインッ
梁「ハウンドクロー!」グワッ
魁「……」ブオンッ
28: 2015/09/28(月) 23:44:21.48 ID:/L/SAOiOo
流石(あの三人、人間っぽいし、手加減しないとマズイよね……)
流石「えいっ!」ペチンッ
円「うわぁぁぁっ!」ドサッ
梁「ぐあぁっ!」ドサッ
魁「ぐおおおっ!」ドサッ
流石(ゲ、これでも強かった?)
円「うぅ……」
梁「む……」
魁「我々はいったい……?」
流石(あ、よかったー。勢いで、背中についてた変なのも取れたみたいだし)
流石「えいっ!」ペチンッ
円「うわぁぁぁっ!」ドサッ
梁「ぐあぁっ!」ドサッ
魁「ぐおおおっ!」ドサッ
流石(ゲ、これでも強かった?)
円「うぅ……」
梁「む……」
魁「我々はいったい……?」
流石(あ、よかったー。勢いで、背中についてた変なのも取れたみたいだし)
29: 2015/09/28(月) 23:47:28.41 ID:/L/SAOiOo
蔵馬「ちなみに彼らの師匠を苦しめていた毒は、オレが解毒しておいた」
イチガキ「えええええ!?」
幽助「テメーはオレがコナゴナにしてやんぜ!」
イチガキ「ちょ、ちょっと待っ――」
ボゴォッ!!!
流石「なんかよく分からないけど、めでたしめでたしみたいね」
六遊怪チーム、二回戦突破。
イチガキ「えええええ!?」
幽助「テメーはオレがコナゴナにしてやんぜ!」
イチガキ「ちょ、ちょっと待っ――」
ボゴォッ!!!
流石「なんかよく分からないけど、めでたしめでたしみたいね」
六遊怪チーム、二回戦突破。
30: 2015/09/28(月) 23:50:40.83 ID:/L/SAOiOo
三回戦――
魔性使いチームとの戦い。
吏将「我々は忍だ。勝てん戦いはせん……棄権する」
陣「棄権なんてオレの柄じゃねェけど、今回ばかりは吏将に賛成だべ……」
凍矢「次元が違いすぎるからな……」
画魔「仕方あるまい……」
流石(あ、やった、ラッキー!)
流石(それにしても、陣くんや凍矢くんも、この大会に出場してたなんてねぇ)
魔性使いチームとの戦い。
吏将「我々は忍だ。勝てん戦いはせん……棄権する」
陣「棄権なんてオレの柄じゃねェけど、今回ばかりは吏将に賛成だべ……」
凍矢「次元が違いすぎるからな……」
画魔「仕方あるまい……」
流石(あ、やった、ラッキー!)
流石(それにしても、陣くんや凍矢くんも、この大会に出場してたなんてねぇ)
31: 2015/09/28(月) 23:53:52.64 ID:/L/SAOiOo
爆拳「ふざけんじゃねェ! オレはこんな小娘、恐れるかよ! ブッ潰してやる!」
流石「む」
爆拳「顔面グズグズにしてやるぜェェェ!」ブオンッ
流石「とおっ」ペチッ
爆拳「!!?」バキボキベキバキ
爆拳「はひょー、はひょー、アバラが……!」ドサッ
流石(なんなの、この見かけ倒し)
六遊怪チーム、三回戦突破。
流石「む」
爆拳「顔面グズグズにしてやるぜェェェ!」ブオンッ
流石「とおっ」ペチッ
爆拳「!!?」バキボキベキバキ
爆拳「はひょー、はひょー、アバラが……!」ドサッ
流石(なんなの、この見かけ倒し)
六遊怪チーム、三回戦突破。
32: 2015/09/28(月) 23:56:21.11 ID:/L/SAOiOo
準決勝戦――
裏御伽チームとの戦い。
流石「えーいっ!」ペチンッ
魔金太郎「ぎゃああああああっ!」
黒桃太郎「ぐおおおおおおっ!」
裏浦島「ぐぇぇぇぇぇ!」
酎「分かり切ってたことだが、オレたちの出番ねェな」
是流「ああ」
裏御伽チームとの戦い。
流石「えーいっ!」ペチンッ
魔金太郎「ぎゃああああああっ!」
黒桃太郎「ぐおおおおおおっ!」
裏浦島「ぐぇぇぇぇぇ!」
酎「分かり切ってたことだが、オレたちの出番ねェな」
是流「ああ」
33: 2015/09/28(月) 23:59:26.99 ID:/L/SAOiOo
氏々若丸「お、おのれ……! これほどの妖怪がいたとは……!」
流石「あー、大丈夫。すぐあなたも強くなるから」
氏々若丸「ふん……気休めなどいらん! せめて一太刀でも浴びせてくれるわ!」ダッ
流石「やっ」ペチンッ
氏々若丸「ぐはァ!」ドサッ
怨爺「ほぉ……なかなかやりおるのう」
怨爺「こうなったら――」ボワンッ
鈴木「この私……“美しい魔闘家・鈴木”がお相手しよう!」
流石「あーっ!!!」
流石「あー、大丈夫。すぐあなたも強くなるから」
氏々若丸「ふん……気休めなどいらん! せめて一太刀でも浴びせてくれるわ!」ダッ
流石「やっ」ペチンッ
氏々若丸「ぐはァ!」ドサッ
怨爺「ほぉ……なかなかやりおるのう」
怨爺「こうなったら――」ボワンッ
鈴木「この私……“美しい魔闘家・鈴木”がお相手しよう!」
流石「あーっ!!!」
34: 2015/09/29(火) 00:05:23.42 ID:bGGoHl/Fo
流石「もう、あなたがあんな実を持ってきたから、変なことになっちゃったのよ!」
鈴木「は……?」
流石「――って、文句いってもしょうがないか」
流石「それにしても、おかしな格好! 絶対素顔のがいいって! あははっ!」
鈴木「……」ブチッ
鈴木「キサマァー! 美しすぎるこの私を愚弄するかァーッ!」
流石(えええ……こんなキャラだったの、この人……)
鈴木「は……?」
流石「――って、文句いってもしょうがないか」
流石「それにしても、おかしな格好! 絶対素顔のがいいって! あははっ!」
鈴木「……」ブチッ
鈴木「キサマァー! 美しすぎるこの私を愚弄するかァーッ!」
流石(えええ……こんなキャラだったの、この人……)
35: 2015/09/29(火) 00:08:20.21 ID:bGGoHl/Fo
鈴木「氏ねェーッ!!!」バッ
ドゴォッ!
流石「しまった……!」
鈴木「あ、あひる……」ドサッ…
流石「ちょっと強く殴っちゃった……。氏んでなきゃいいけど」
六遊怪チーム、決勝進出。
ドゴォッ!
流石「しまった……!」
鈴木「あ、あひる……」ドサッ…
流石「ちょっと強く殴っちゃった……。氏んでなきゃいいけど」
六遊怪チーム、決勝進出。
36: 2015/09/29(火) 00:11:52.75 ID:bGGoHl/Fo
決勝戦――
戸愚呂チームとの戦い。
流石(よぉし、ちゃちゃっと優勝しちゃおっと!)
流石「さあ、まとめてかかってきて!」
鴉「まとめて、か……たしかに一人ずつでは我々に勝機はないな」
武威「鎧をつけている場合ではなさそうだ」ガシャ…
戸愚呂兄「なんなんだ、あのとんでもねェ妖気は!?」
戸愚呂弟「初めて“敵”に会えた……」
戸愚呂チームとの戦い。
流石(よぉし、ちゃちゃっと優勝しちゃおっと!)
流石「さあ、まとめてかかってきて!」
鴉「まとめて、か……たしかに一人ずつでは我々に勝機はないな」
武威「鎧をつけている場合ではなさそうだ」ガシャ…
戸愚呂兄「なんなんだ、あのとんでもねェ妖気は!?」
戸愚呂弟「初めて“敵”に会えた……」
37: 2015/09/29(火) 00:14:50.16 ID:bGGoHl/Fo
鴉「喰らえッ!」バチバチッ
ドゴォォォォォンッ!
流石「んもう、服が汚れちゃった」
鴉(直撃したのに、ダメージがないだと……!)
流石「ていっ」ペチッ
鴉「ぐはぁぁぁぁぁっ!」
武威「かなわぬとしても、全力で挑む!」
バキィッ!
流石「次はあたしの番ね!」
流石「てやっ」ペチッ
武威「ぐおおぉぉぉ……!」
ドゴォォォォォンッ!
流石「んもう、服が汚れちゃった」
鴉(直撃したのに、ダメージがないだと……!)
流石「ていっ」ペチッ
鴉「ぐはぁぁぁぁぁっ!」
武威「かなわぬとしても、全力で挑む!」
バキィッ!
流石「次はあたしの番ね!」
流石「てやっ」ペチッ
武威「ぐおおぉぉぉ……!」
38: 2015/09/29(火) 00:18:25.05 ID:bGGoHl/Fo
戸愚呂兄「ちくしょう! なんなんだ、あの女は!」
戸愚呂兄「チームの他の仲間どもは全員ザコだってのによォ!」
流石「むっ」
流石「鈴駒くんたちのことバカにすると、許さないわよ!」
バキィ!
戸愚呂兄「ぶげぇぇぇぇぇ……」
ボチャン……
遥か彼方まで殴り飛ばされた戸愚呂兄であった。
戸愚呂兄「チームの他の仲間どもは全員ザコだってのによォ!」
流石「むっ」
流石「鈴駒くんたちのことバカにすると、許さないわよ!」
バキィ!
戸愚呂兄「ぶげぇぇぇぇぇ……」
ボチャン……
遥か彼方まで殴り飛ばされた戸愚呂兄であった。
39: 2015/09/29(火) 00:21:52.21 ID:bGGoHl/Fo
戸愚呂弟「いい試合をしよう……」
流石「こちらこそ! お互いベストを尽くしましょ!」
戸愚呂弟「100%中の100%!」メキメキ…
戸愚呂弟「ぬがァァァァァ!!!」ブオンッ
流石「えーいっ!」ヒュッ
ズドォンッ!
戸愚呂弟「やはり……まったく……敵わなかった、か……」ドズゥン…
流石(ちょっと強めに殴ったけど、氏ななかったみたいね。よかったぁ)
流石「こちらこそ! お互いベストを尽くしましょ!」
戸愚呂弟「100%中の100%!」メキメキ…
戸愚呂弟「ぬがァァァァァ!!!」ブオンッ
流石「えーいっ!」ヒュッ
ズドォンッ!
戸愚呂弟「やはり……まったく……敵わなかった、か……」ドズゥン…
流石(ちょっと強めに殴ったけど、氏ななかったみたいね。よかったぁ)
40: 2015/09/29(火) 00:25:40.02 ID:bGGoHl/Fo
戸愚呂弟「オレはお前に敗れた……トドメを刺せ」
流石「え、それはちょっと」
流石「ほら、問題起こすと、人間界でデートできなくなっちゃうもの」
戸愚呂弟「オレはお前のような強者に倒される機会を欲していたのだ……!」
流石「えぇっ! そんなことに、勝手にあたしを巻き込まないでよ!」
幻海「その娘のいうとおりさ、戸愚呂」
戸愚呂弟「幻海……」
流石「え、それはちょっと」
流石「ほら、問題起こすと、人間界でデートできなくなっちゃうもの」
戸愚呂弟「オレはお前のような強者に倒される機会を欲していたのだ……!」
流石「えぇっ! そんなことに、勝手にあたしを巻き込まないでよ!」
幻海「その娘のいうとおりさ、戸愚呂」
戸愚呂弟「幻海……」
41: 2015/09/29(火) 00:30:38.94 ID:bGGoHl/Fo
幻海「もういいじゃないか。アンタは十分苦しんだ」
幻海「これからは、この娘を目標に、純粋に武道に生きてみちゃどうだい」
幻海「潰煉に殺されたあの子らもきっとそれを望んでるさ……」
戸愚呂弟「……」
流石(全然話が分からないけど、とりあえず乗っておこうっと)
流石「そうそう! あたし、いつでも挑戦受けるから!」
戸愚呂弟「……考えておこう」
左京(フッ、私は戸愚呂の本質を読み違えていたようだ……)
左京(人知れず、自分で自分に始末をつけるとしよう……)スッ…
幻海「これからは、この娘を目標に、純粋に武道に生きてみちゃどうだい」
幻海「潰煉に殺されたあの子らもきっとそれを望んでるさ……」
戸愚呂弟「……」
流石(全然話が分からないけど、とりあえず乗っておこうっと)
流石「そうそう! あたし、いつでも挑戦受けるから!」
戸愚呂弟「……考えておこう」
左京(フッ、私は戸愚呂の本質を読み違えていたようだ……)
左京(人知れず、自分で自分に始末をつけるとしよう……)スッ…
42: 2015/09/29(火) 00:33:44.02 ID:bGGoHl/Fo
樹里『――というわけで、暗黒武術会優勝は』
小兎『六遊怪チームに決定でぇっす!』
流石「やったーっ!」
酎「なんか全然達成感ねェな」
是流「仕方あるまい。オレたちは何もしてないしな」
鈴駒「戸愚呂まで子供扱いだなんて……なんなんだよ、あの子は……」
小兎『六遊怪チームに決定でぇっす!』
流石「やったーっ!」
酎「なんか全然達成感ねェな」
是流「仕方あるまい。オレたちは何もしてないしな」
鈴駒「戸愚呂まで子供扱いだなんて……なんなんだよ、あの子は……」
43: 2015/09/29(火) 00:37:04.36 ID:bGGoHl/Fo
小兎『さて、暗黒武術会優勝者は、どんな願いでも叶えてもらえますが――』
小兎『いったいなにを願いますか?』
流石「それはもちろん、元の時代に帰ること!」
流石「――あ」ドクンッ…
流石「この感覚、まさか……」
流石「きゃあああああっ……!」
………………
…………
……
小兎『いったいなにを願いますか?』
流石「それはもちろん、元の時代に帰ること!」
流石「――あ」ドクンッ…
流石「この感覚、まさか……」
流石「きゃあああああっ……!」
………………
…………
……
44: 2015/09/29(火) 00:41:30.18 ID:bGGoHl/Fo
……
…………
………………
流石「う、ん……」
鈴駒「流石ちゃん!」
鈴木「よかった、トキナガレの実の効果が切れたからか、戻ってこれたのか!」
流石「鈴駒くん! 鈴木さん!」
流石「やっと戻れた! よかったーっ!」ギュッ
鈴駒「さ、流石ちゃん……」ポッ…
流石「今度は骨が折れない! よかったーっ!」
鈴木(骨が折れない? なんの話だ?)
…………
………………
流石「う、ん……」
鈴駒「流石ちゃん!」
鈴木「よかった、トキナガレの実の効果が切れたからか、戻ってこれたのか!」
流石「鈴駒くん! 鈴木さん!」
流石「やっと戻れた! よかったーっ!」ギュッ
鈴駒「さ、流石ちゃん……」ポッ…
流石「今度は骨が折れない! よかったーっ!」
鈴木(骨が折れない? なんの話だ?)
45: 2015/09/29(火) 00:45:33.24 ID:bGGoHl/Fo
流石「ところで、鈴木さん」
鈴木「なんだ?」
流石「たとえば……なんだけど」
流石「もし、あの“トキナガレの実”で過去に飛ばされて」
流石「そこで事件を起こしたりしたら、歴史ってどうなっちゃうの?」
鈴木(おそらく、なにかやらかしてきたな……)
鈴木「……心配することはない」
鈴木「“トキナガレの実”による時間移動は、一種のバーチャル体験といってもいい」
鈴木「それに、歴史の持つ“強制力”とは恐ろしいものなのだ」
鈴木「歴史が変わるなどということは、そうそう起こらんよ」
鈴木「なんだ?」
流石「たとえば……なんだけど」
流石「もし、あの“トキナガレの実”で過去に飛ばされて」
流石「そこで事件を起こしたりしたら、歴史ってどうなっちゃうの?」
鈴木(おそらく、なにかやらかしてきたな……)
鈴木「……心配することはない」
鈴木「“トキナガレの実”による時間移動は、一種のバーチャル体験といってもいい」
鈴木「それに、歴史の持つ“強制力”とは恐ろしいものなのだ」
鈴木「歴史が変わるなどということは、そうそう起こらんよ」
46: 2015/09/29(火) 00:48:53.83 ID:bGGoHl/Fo
鈴木「たとえば、君が過去に行って過去のオレを殴ったり頃したりしたとしても」
鈴木「今この時代にいるこのオレにその記憶はないし、存在が消えることもないだろう」
流石「ふうん、よかったぁ……」ホッ…
鈴木(まさか、本当にオレを頃したんじゃあるまいな……)
鈴木「ただし、少しぐらいなら、この時代にも影響があるかもしれない」
鈴駒「とにかく、オイラは流石ちゃんが無事戻ってきたことが嬉しいよ!」
流石「ありがと、鈴駒くん!」
鈴木「今この時代にいるこのオレにその記憶はないし、存在が消えることもないだろう」
流石「ふうん、よかったぁ……」ホッ…
鈴木(まさか、本当にオレを頃したんじゃあるまいな……)
鈴木「ただし、少しぐらいなら、この時代にも影響があるかもしれない」
鈴駒「とにかく、オイラは流石ちゃんが無事戻ってきたことが嬉しいよ!」
流石「ありがと、鈴駒くん!」
48: 2015/09/29(火) 00:53:16.14 ID:bGGoHl/Fo
鈴木「それじゃ、お前たちはデートを楽しんでくれ。引き止めてすまなかった」
鈴駒「ホントだぜ! ところで、お前はどこ行くんだ?」
鈴木「この後、トレーニングの約束をしていてな」
鈴駒「ふうん、誰と?」
鈴木「いつものメンバーだよ」
鈴木「氏々若、陣、凍矢、是流、戸愚呂だ。おっと、酎は例の女のところだが」
鈴駒「むさくるしいこって。ま、頑張んな。オイラはデートを楽しんでくるからさ」
流石(あれ……?)
どうやら、ほんの少し歴史が変わってしまったようである。
~ おわり ~
鈴駒「ホントだぜ! ところで、お前はどこ行くんだ?」
鈴木「この後、トレーニングの約束をしていてな」
鈴駒「ふうん、誰と?」
鈴木「いつものメンバーだよ」
鈴木「氏々若、陣、凍矢、是流、戸愚呂だ。おっと、酎は例の女のところだが」
鈴駒「むさくるしいこって。ま、頑張んな。オイラはデートを楽しんでくるからさ」
流石(あれ……?)
どうやら、ほんの少し歴史が変わってしまったようである。
~ おわり ~
49: 2015/09/29(火) 00:53:56.60 ID:bGGoHl/Fo
以上で終わりです
ありがとうございました
ありがとうございました
50: 2015/09/29(火) 00:56:40.27 ID:vMk5CftN0
乙!
流石メインは初めて見たけど楽しかった
流石メインは初めて見たけど楽しかった
52: 2015/09/29(火) 03:16:08.30 ID:R2ykMHMSO
乙
あんな可愛い女の子がトグロより遥かに強いんだよな…
あんな可愛い女の子がトグロより遥かに強いんだよな…
引用元: 流石「暗黒武術会……?」
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