1: 2016/11/29(火) 18:01:39.12 ID:ZryBZcWE.net
なんか皆であーだこーだ言う感じのおはなし

2: 2016/11/29(火) 18:02:14.01 ID:ZryBZcWE.net
にこ「ファンクラブ? μ'sの?」

海未「はい」

にこ「いやいや聞いてないけど。 いつの間に出来たのよ?」

凛「えーにこちゃん遅れてるー」

花陽「でも落ち着いたのは最近だから仕方無いよ」

にこ「どういうこと? っていうかμ'sのファンクラブなのに部長のこの私が知らないってどうなのよ」

3: 2016/11/29(火) 18:03:10.70 ID:ZryBZcWE.net
絵里「あ、にこなんか勘違いしてるんじゃない?」

希「μ'sってグループのファンクラブじゃないんよ」

にこ「え?」

真姫「私たち個人の、よ。バカバカしいけどね」

凛「そんなこと言って~、真姫ちゃんだって……」

真姫「わ、私のことはいいのよ別に///」

にこ「いやほんと初耳なんだけど……」

ことり「あはは、まあさっき花陽ちゃんも言ってたけど、本当に最近の話だから」

5: 2016/11/29(火) 18:03:59.99 ID:ZryBZcWE.net
にこ「にしたってねぇ……、ていうか私のもあるの? ファンクラブ」

穂乃果「もっちろん! 大人気だよ!」

にこ「そ、そう……/// ま、まぁ当然よね」

凛「にこちゃん嬉しそう~」ニヤニヤ

にこ「べ、別に! ていうか教えなさいよ! なんで本人が知らないのよ!」

花陽「まあまあ、……はいこれ名簿だよ」

6: 2016/11/29(火) 18:05:27.48 ID:ZryBZcWE.net
真姫「ちょ、花陽///」

花陽「もう、流石にずっと隠しとくのは無理だって」アハハ

にこ「?……へぇ、結構本格的、ってあ」

真姫「……」

にこ「へーえ」ニヤニヤ

真姫「……なによニヤニヤしてキモチワルイ」

にこ「べぇっつにー」ニヤニヤ


会員番号2 西木野真姫


にこ「ふーん、へー、ほー」ニヤニヤ

真姫「か、勘違いしないでよ! にこちゃんがあんまりにも不人気で、誰も入らなかったら可哀想だと思って入ってあげただけなんだから!///」

にこ「失礼ね! この大銀河宇宙ナンバー1アイドルのにこにーに向かって」

絵里「ほらほら、せっかく入ってくれたのに駄目よ、そんなんじゃ」

にこ「う、ま、まぁそうね、ファンに失礼があってはいけないわ……コホン」

真姫「だから別に私はファンなんかじゃ……」

にこ「ありがと、真姫ちゃん!」ニコ

真姫「ま、まあいいけど///」カミノケクルクル

花陽「ふふ、良かったね真姫ちゃん」

7: 2016/11/29(火) 18:06:17.95 ID:ZryBZcWE.net
にこ「あ、ていうかこれ」


会員番号1 小泉花陽


にこ「あんたもかい!」

花陽「当然です!」フンス

にこ「いや嬉しいけどね、ありがとう」

花陽「えへへ/// 真姫ちゃんがナンバー1だと恥ずかしいって言うから」

真姫「余計なこと言わないの!」

8: 2016/11/29(火) 18:07:22.11 ID:ZryBZcWE.net
にこ「どれどれ他には、」


会員番号3 東條希


にこ「あんたもかい!」

希「あはは、さっきとツッコミが同じやん?」

にこ「ま、まあありがとうね、希」

希「どういたしまして、ウチはにこっちファンやから当然よ♪」

にこ「んーでもメンバー内で会員ってどうなのよ……あ、普通にμ's以外もいるのね」

穂乃果「それは勿論だよ! 私のクラスでもにこちゃんファンクラブ会員はいるんだよ?」

にこ「あー、それは嬉しいわね。ちなみに皆のファンクラブはどんな感じなの?」

9: 2016/11/29(火) 18:08:29.13 ID:ZryBZcWE.net
海未「そうですね、にこは誰のファンクラブにも入っていませんから、この機会にどうですか?」

にこ「まさか自分達のファンクラブの勧誘を受けるとは」

ことり「はい、これが穂乃果ちゃんファンクラブの名簿」

にこ「いいの?見ちゃって。 メンバー内とはいえ」

海未「ええ、普通に皆知っている情報ですから。 そのあたりの事情もお話しますね」

にこ「私は知らなかったけどね……あれ、これって」


会員番号1 園田海未 

会員番号1 南ことり


にこ「これはおかしいでしょうよ」

10: 2016/11/29(火) 18:11:10.67 ID:ZryBZcWE.net
海未「いえ、それはやむなく」

ことり「もー、海未ちゃんったら強情なんだから」

海未「ふふ、ことりこそ」

ことり「……」

海未「……」

絵里「とまあ二人が会員番号1を譲らなかったが為の苦肉の策よ」

にこ「なるほどね。……ほらそこ、いつまでも凍りついた笑みで見つめ合ってないで」

11: 2016/11/29(火) 18:12:14.05 ID:ZryBZcWE.net
海未「コホン。ともかく、にこにはμ'sファンクラブ結成の経緯について教えなければいけませんね」

にこ「何よ経緯って。大袈裟ね」

海未「まず我々には、音ノ木坂学院の学生たちが作ったファンクラブが元々存在したのです」

にこ「え、そうなの?」

絵里「有志が勝手に作ったものだけどね。 私たちもしばらくは知らなかったのよ」

希「しかしある事件によって、その存在が明るみに出てしまうこととなる……」

絵里「む、無駄にホラーっぽく話さないで!」

海未「まあ事件というと大袈裟ですが、少々揉めたのです」

にこ「揉めた? そりゃまた穏やかじゃないわねぇ」

12: 2016/11/29(火) 18:13:16.56 ID:ZryBZcWE.net
海未「乱暴な言い方ですが勝手に作っていた団体ですから、一人のメンバーにつき複数のファンクラブが出来てしまっていたのです」

凛「真姫ちゃん親衛隊とかまきちゃんふぁんくらぶとか真姫様をお守りする会とか色々あったにゃ」

真姫「本当イミワカンナイ」

にこ「なんかわかってきたわ、それぞれの団体が自分達が一番だと言い出したのね」

海未「ええまあ、そんなところです。 勿論真姫だけでなく他のメンバーも」

穂乃果「うーん、私は穂乃果にお菓子をあげる会とか宿題を見せてくれる会とかが良かったなぁ」

海未「そんなものありません。……ともかく事態の収束を図り、メンバー一人当たり一つの団体に統一しようとしたのですが、どうしても纏まらなくて」

絵里「どうしても会長とかリーダーとか、そういう序列が出来てきちゃうのよね」

花陽「アイドルファンとしては気持ちはわかるかな……」

にこ「そうね」ウンウン

希「で、埒が明かないから、メンバーが別のメンバーのファンクラブの代表を務めることになったんよ」

13: 2016/11/29(火) 18:15:23.57 ID:ZryBZcWE.net
にこ「事情はなんとなくわかったわ。 ……穂乃果ファンクラブも結構いるのねぇ」

穂乃果「えへへー」


会員番号3 絢瀬絵里


絵里「……」ワクワク

にこ「いやもうツッコまないからね」

絵里「えぇっ!?」ガーン

にこ「なんでショック受けてんのよ……」


会員番号4 綺羅ツバサ


にこ「!!!うえぇぇぇっ!?」

穂乃果「わ、びっくりした!」

にこ「ちょ、ちょっと穂乃果ぁ! どういうことよ! なんでツバサが!」

海未「ああ、どうしてもということでしたので」

ことり「普通に後のほうの会員番号でもいいって言われたんだけどね」

海未「まあ流石にそれは。 お世話になっていますし」

にこ「ええーもう何でよー」

穂乃果「あ、あはは。 なんかごめんね」

15: 2016/11/29(火) 18:16:51.77 ID:ZryBZcWE.net
にこ「謝らなくていいわよぉ……ていうかウチの生徒以外もいるのね」

海未「例外的にですが、我々の審査を通った者には資格が与えられます」

にこ「そんな制度まで……」

ことり「ちなみに、これが海未ちゃんファンクラブの名簿だよっ」

にこ「どれどれ」


会員番号1 南ことり


にこ「いやいやちょっと」

ことり「?」

にこ「あんた穂乃果のファンクラブにも入ってたじゃないの」

ことり「掛け持ちオッケーなんだよ♪」

にこ「あ、そういう決まりなのね」

絵里「なんだか暗黙の了解として、2人ないし3人までとされてるみたいなのよ」

花陽「いわゆる推しメンってやつです!」

海未「まあ明確な決まりは今のところ無いんですけどね。 一応3人までということでやっています」

穂乃果「そうなんだよー。 だから私誰のファンクラブにも入れなくってさー」

にこ「え、入ってないの?」

穂乃果「うん、皆のに入りたくなっちゃってさー」アハハ

16: 2016/11/29(火) 18:18:50.43 ID:ZryBZcWE.net
にこ「穂乃果らしいわね……あとは、と」


会員番号2 絢瀬亜里沙


にこ「……なんとなく読めてたわ」

絵里「亜里沙は本当に海未が大好きだから」ウフフ

海未「え、絵里? 何やら笑顔が怖いですよ?」

絵里「そんなことないわよぉー、妹をよろしくね♪」

希(亜里沙ちゃん、えりちのファンクラブには入ってくれなかったらしいんよ)

にこ(あーそういうこと……)


会員番号3 高坂雪穂


穂乃果(ちなみに雪穂も私のファンクラブには入ってくれませんでした)ズーン

にこ(……ドンマイ)

17: 2016/11/29(火) 18:20:18.69 ID:ZryBZcWE.net
海未「コホン。 これはことりのファンクラブメンバーです」

にこ「どれどれ?」


会員番号1 園田海未


にこ「なんだかんだで仲良いのね、あんたたち」

ことり「えへへ」

海未「まあ、長い付き合いですしね」

にこ「とりあえず2番にあった理事長の名前はスルーしとくわね」

ことり「ソウシテクダサイ」

海未「どうしてもとのことだったので……」

18: 2016/11/29(火) 18:21:40.78 ID:ZryBZcWE.net
にこ「なんか面白くなってきたわ、次は……」

希「はいこれえりちの」

にこ「サンキュー」


会員番号1 東條希


にこ「まあそりゃそうよね」

希「ウチとえりちの仲やからね♪」

絵里「もう、希ったら♪」

希「えりちは後輩に大人気なんよ?」

絵里「ちょっと希ぃ///」

にこ「むぅ……確かに沢山」

19: 2016/11/29(火) 18:22:43.24 ID:ZryBZcWE.net
希「にこっちジェラシー?」

にこ「ぬゎんでよ……ってこれ!!!」


会員番号2 優木あんじゅ


にこ「ぬゎんでよっ!?」

希「あはは、リアクションでかっ」

絵里「な、なんだか知らないけれど気に入ってもらったみたいで……」

にこ「あんじゅは絵里推し……」

希「あ、にこっち落ち込んでる」

花陽「そういうこともあります! アイドルは残酷な格差社会でもありますから!」

海未「追い打ちにしかならないですよ、花陽」

にこ「ハァ……まあいいわ、あとは?」

20: 2016/11/29(火) 18:23:51.03 ID:ZryBZcWE.net
凛「はいこれ! かよちんの!」

にこ「ん、これは平和でしょうね」


会員番号1 星空凛

会員番号2 西木野真姫


にこ「仲いいわねー」

凛「当然にゃ!」

真姫「まあね」

花陽「えへへ///」

22: 2016/11/29(火) 18:24:58.09 ID:ZryBZcWE.net
にこ「なんだか癒されるわ……ん?」


会員番号3 アルパカ(茶)

会員番号4 アルパカ(白)


にこ「っておい!」

凛「アルパカがどうしてもって言うから……」

にこ「嘘吐け!」

希「まぁまぁ、いいやん別に」

にこ「どこの世界にアルパカをファンクラブに入れるアイドルがいるのよ……」

25: 2016/11/29(火) 18:25:56.12 ID:ZryBZcWE.net
花陽「はい、これが凛ちゃんのファンクラブ名簿」

にこ「さらっと流すわね……まあいいわ、どれどれ」


会員番号1 小泉花陽

会員番号2 西木野真姫


にこ「まあ流石に驚きは無いわね」

真姫「何ちょっとがっかりしてるのよ」

26: 2016/11/29(火) 18:27:26.11 ID:ZryBZcWE.net
希「にこっち、油断してたらアカンよ~」ニヤニヤ

にこ「何よ希、ニヤニヤしちゃって」


会員番号3 統堂英玲奈


にこ「いやいやいや! 流石に! 流石におかしいでしょコレ!?」

凛「アルパカのときよりリアクション大きいにゃ」

にこ「なんでよ!? なんで英玲奈が!? あんた接点無いでしょ?」

凛「ん、正直凛も不思議だよ」

花陽「凛ちゃんは可愛いよ♪」

凛「ありがと、かよちん♪」

にこ「いやまあ凛を馬鹿にするわけじゃないのよ?……でもなんでなのかしらね?」

27: 2016/11/29(火) 18:28:34.00 ID:ZryBZcWE.net
凛「うーん、強いて言うと、前に偶然会ったときに」

にこ「え、何それ羨ましい。……会ったときに?」

凛「凛が、『話し方ロボみたいですね』って言ったにゃ」

にこ「失礼でしょ! 何言ってんのよ!?」

凛「でもそしたら『面白いことを言うな、フフフ』って」

にこ「えぇー」

凛「なんかすごく気に入られたみたい」

にこ「うう……なんかもうよくわからない」ズーン

希「そんなに落ち込まんでも」

28: 2016/11/29(火) 18:29:59.38 ID:ZryBZcWE.net
にこ「いいわよ! 次! 真姫ちゃんの!」

真姫「何キレてるのよ……」


会員番号1 小泉花陽

会員番号2 星空凛


にこ「まあこれも予想通りというか、ていうか花陽?」

花陽「なに?」

にこ「あんた3つも会員番号1だけど大丈夫なの?」

花陽「問題ありません!」

海未「まあ花陽なら大丈夫だろうという判断です」

花陽「あ、でも、もしにこちゃんが入るなら譲るよ? 真姫ちゃんファンクラブ会長の座」

真姫「ちょ、ちょっと花陽!」

にこ「ま、まぁ考えとくわ///」

希「うふふ」ニヤニヤ

29: 2016/11/29(火) 18:31:17.41 ID:ZryBZcWE.net
にこ「そこ! ニヤニヤしない! 最後はアンタよ、希!」


会員番号1 絢瀬絵里


にこ「まあ妥当ね」

希「ウチのはそんなに面白いのないよ?」

にこ「面白さを求めてるわけじゃないんだけどね」

絵里「希といったら私よね」フフン

にこ「ドヤ顔の意味もわからないけど……うーん」

希「どしたんにこっち?」

にこ「いやこのなんか難しい名前どっかで見たことあるなぁって。 ウチの生徒だっけ?」

31: 2016/11/29(火) 18:33:14.15 ID:ZryBZcWE.net
希「どれどれ……ああこれな、これは」


会員番号2 大己貴命(オオナムチノミコト)
会員番号3 少彦名命(スクナヒコナノミコト)
会員番号4 平将門命(タイラノマサカドノミコト)


希「バイト先に祀ってある神様や」

にこ「なーんだ神様かぁそれなら納得……ってなるかぁ!!!」

絵里「どうしてもって言うから……」

にこ「言うワケあるか!……いや怒られるわよこれはマジで」

希「いやでも神様に言われたらしゃーないやん?」

にこ「えーマジなの?」

希「マジよマジ。 というか流石に怒られるようなことせんて」

33: 2016/11/29(火) 18:35:07.41 ID:ZryBZcWE.net
にこ「いや、にしたってこれは……」

絵里「ちなみに会員番号5は神主さんよ。 勿論あちらのたっての希望で」

にこ「……まあ神主さんの許可があるなら……」

希「うんうん」

にこ「でも百歩譲って神様が会員だったとして、その頂点が絵里ってどうなのよ」

絵里「まあ当然よね」フフン

にこ「ドヤ顔やめいこのポンコツ」ビシッ

絵里「あいた!」

希「その辺も許可は取ってるよ」

にこ「……いいわもうそれで」

34: 2016/11/29(火) 18:37:05.85 ID:ZryBZcWE.net
穂乃果「にこちゃんはどうするー? 誰かのファンクラブに入るー?」

にこ「んーちょっと考えとくわ」

海未「わかりました」

絵里「ちなみに会員番号は若い方は欠番にしてあるからにこが入っても平気よ」

にこ「なるほどね」

絵里「希ファンクラブに入るんなら特別に2番をあげるわよ?」

にこ「神様繰り下げるのはやめなさいよ!」

凛「かよちんファンクラブなら5番でもいいよ?」

にこ「アルパカの下かい!」

ことり「穂乃果ちゃんファンクラブなら、番号はツバサさんの次だよ?」

にこ「う」

希「いいなーとか思ってる?」

にこ「べ、別に!///」


おわり

以下ちょっと補足のおまけを

35: 2016/11/29(火) 18:38:11.55 ID:ZryBZcWE.net
おまけ 入らなかった理由


亜里沙「やったぁー♪」ピョンピョン

雪穂「良かったね亜里沙」

亜里沙「うん! 海未さんファンクラブ~♪」クルクル

雪穂「はしゃいじゃってまぁ……ていうか私も勢いで入っちゃった」アハハ

亜里沙「お揃いだね!」

雪穂「ふふ、そうだね」

亜里沙「雪穂は穂乃果さんのファンクラブには入らないの?」

雪穂「だ、誰がお姉ちゃんのファンクラブなんか!///」

38: 2016/11/29(火) 18:39:22.78 ID:ZryBZcWE.net
亜里沙「えぇー、穂乃果さんのこと、キライなの?」

雪穂「い、いや別にそういうんじゃ……」

亜里沙「じゃあなんで?」キョトン

雪穂「う……あ、あのね?……し、姉妹、そう!姉妹は普通ファンクラブには入らないの!」

亜里沙「そうなの!?」

雪穂「そ、そうよ!」

亜里沙「そっかぁー」シュン

雪穂(なんとなく恥ずかしかっただけだけどなんとか誤魔化せたか)

亜里沙(お姉ちゃんのファンクラブにも入ろうかと思ってたけど……残念)

雪穂(あれ、なんか落ち込んでる?)

雪穂「ま、まあ妹だしね。 ファンクラブに入らなくたって、ずっと一緒にいるでしょ?」

亜里沙「……うん、そうだね!」

39: 2016/11/29(火) 18:41:24.68 ID:ZryBZcWE.net
亜里沙「亜里沙はお姉ちゃんと仲良しだし、雪穂も穂乃果さんと仲良しだもんねっ♪」ニコニコ

雪穂「ふふ、仲良し度なら亜里沙のとこには負けるわよ」

亜里沙「えっへへー」

亜里沙「あ、そうだ。 雪穂のファンクラブが出来たら、私会員番号1ね!」

雪穂「ちょ、何よそれー」

亜里沙「作っちゃう?」ワクワク

雪穂「やめい! ていうか作るならまず亜里沙のファンクラブ作るべきよ」

亜里沙「えぇー亜里沙の?」

雪穂「そうよ。 で当然会員番号1は私よ」

亜里沙「ハラショー! お揃いー♪」

雪穂「……やれやれ」フフ

40: 2016/11/29(火) 18:42:33.37 ID:ZryBZcWE.net
おまけ2 絢瀬家


亜里沙「ありがとう、お姉ちゃん!」

絵里「もう、お礼なら昨日も聞いたわよ?」

亜里沙「嬉しかったんだもん♪」

絵里「まあ私は紹介しただけから。 海未ファンクラブの責任者はことりだし」

亜里沙「それでもありがとうだよっ♪」

絵里「はいはいどういたしまして♪」

亜里沙「お姉ちゃんにもファンクラブあるんでしょ?」

絵里「え、ええそうよ。 会員番号1は希なの」

亜里沙「希さんとお姉ちゃんはとっても仲良しだねっ!」

絵里「そうね、付き合いも長いし、お世話になることも多いわ」

亜里沙「私と雪穂もお姉ちゃんたちみたいに仲良しでいられるかな?」

絵里「あなたたちなら大丈夫よ。 音ノ木に入っても仲良くね?」

亜里沙「うん!」

41: 2016/11/29(火) 18:44:26.17 ID:ZryBZcWE.net
絵里(……おかしいわねこの流れだとそろそろ『亜里沙もお姉ちゃんのファンクラブ入るー!』とか言ってくる筈なのに)ソワソワ

亜里沙「?」

絵里(そもそもまず海未っていうのが本来は……いやいやそんな小さなことで腹を立てては駄目よ絵里)ブンブン

亜里沙(どうしたんだろお姉ちゃん)

亜里沙「あ、そういえば今日ね」

絵里「な、何?」

亜里沙「雪穂とお話したんだけど、私が雪穂ファンクラブの最初の会員で、雪穂が私のファンクラブの最初の会員になるの!」

亜里沙「予定だけどね!」エヘヘ

絵里「ハラショー! 私も亜里沙ファンクラブに入れてもらおうかしら♪」

亜里沙「ええーダメだよお姉ちゃんはー」

絵里「ええぇっ!?」

亜里沙(雪穂が、姉妹はファンクラブに入らないって言ってたもんね)ウンウン

絵里(あ、亜里沙がグレてしまったわ……)ズーン

しばらくひきずるエリーチカでした

43: 2016/11/29(火) 18:46:17.47 ID:ZryBZcWE.net
おまけ3 高坂家の食卓


雪穂「まあそんな感じで、喜んでたよ亜里沙」

穂乃果「そっか、良かった良かった」

ほのママ「海未ちゃんは人気ねぇ。 まあ美人さんだものね」

穂乃果「もー、なんで雪穂は海未ちゃんのファンクラブには入って、私のファンクラブには入らないのさー」ブーブー

雪穂「いや何が悲しくてお姉ちゃんのファンクラブに入らなきゃいけないのさ」

穂乃果「いいじゃんいいじゃん!」

ほのママ「アンタにファンクラブねぇ……」

穂乃果「なにさお母さんまで! 私だって海未ちゃんと同じくらい人気なんだからね!」

44: 2016/11/29(火) 18:47:31.03 ID:ZryBZcWE.net
ほのママ「はいはいお皿の上のピーマンも残さず食べてくださいね人気者さん」

穂乃果「う……これは穂乃果のピーマンを食べてくれるクラブの皆が……」

ほのママ「そんなクラブはありません!」

穂乃果「うぅ……家族が冷たいよぉ」

雪穂「別にいいじゃないファンクラブに入らなくたって。 一緒に住んでる家族なんだからさー」

穂乃果「それでも雪穂が入ってくれたら嬉しいよー?」

雪穂「……なんか恥ずかしいからやだ」

穂乃果「ええーケチー」

45: 2016/11/29(火) 18:48:10.84 ID:ZryBZcWE.net
ほのパパ「……」グッ

ほのママ「お父さんが入りたいって」

穂乃果「え、なんかやだ」

ほのパパ「!」ガーン

ほのママ「こら穂乃果! お父さんに向かって!」

穂乃果「い、いや違うよ? なんかちょっと恥ずかしいかなって。嫌いとかじゃないからね! あーもう泣かないでよお父さん!」

ほのパパ「……」グスン

雪穂「私の気持ち少しはわかってくれた?」

穂乃果「うぅ……残念」

諦めきれない穂乃果とほのパパでした

46: 2016/11/29(火) 18:49:34.60 ID:ZryBZcWE.net
おまけ4 矢澤家


ここあ「ファンクラブ?」

こたろう「?」

こころ「すごいですお姉さま!」

にこ「まあね、本来であればそういうのは、ちゃんと事務所を通さないといけないんだけど、音ノ木の皆がどうしてもって言うから、仕方なくね」

にこ「今まで非公認で活動してたのを認めてあげたってだけよ、熱意に押されてね」ヤレヤレ

こころ「それだけ熱心なファンが沢山いるんですね! お姉さまの学校には」

にこ「私だけじゃないわよ? μ'sの皆にもファンクラブがあるの」

ここあ「ミューズってすごいね!」

こころ「ええ、でも一番すごいのはお姉さまです!」

にこ「ふふ、あんたたちも入れてあげてもいいのよ?」

こころ「本当ですか!?」

ここあ「やったー!」バンザーイ

こたろう「?」バンザーイ

47: 2016/11/29(火) 18:51:30.25 ID:ZryBZcWE.net
にこ「こたろうはまだわかんないかー」ナデナデ

こころ「こたろうもきっとお姉さまのファンクラブに入りたいはずです!」

ここあ「こたろうーミューズで一番誰が好きー?」

にこ「もう、そんな聞き方したって、にこにーくらいしかわからないでしょうに」

こたろう「……のんたん」

にこ「!?」

こころあ「え?」

こたろう「のんたん」

にこママ「あら、のんたん……東條希さんのことかしら?」

にこ「あ、ママ……ていうかなんで希なのよこたろう!」

こたろう「希ちゃん」

にこ「おい! 乳か! その歳でおっOい星人なのか!!」

にこママ「……そういえばパパも昔は……」

にこ「やめてママ! なんか聞きたくない!」

弟の将来が心配になるにこちゃんでした

~完~

48: 2016/11/29(火) 18:52:30.72 ID:ZryBZcWE.net
終わりです
失礼しました
こたろう推し、ほのパパ推しの方申し訳ありません

55: 2016/11/29(火) 20:25:12.91 ID:ktP3hkvI.net
ついつい頬が緩んでしまった

56: 2016/11/29(火) 20:29:03.76 ID:MJ/M6Ox5.net
こう言うの好きだわ

引用元: にこ「ファンクラブ?」