1: ◆IIiEuGs1j. 2014/07/20(日) 18:01:18.74 ID:dgwxEkPAO
1:あずささん誕生日おめでとう! 遅れてごめんなさい。
2:あずささんの口調に違和感が……。
3:毎回の如く短いです。
4:よくある話です。
それでは。
2:あずささんの口調に違和感が……。
3:毎回の如く短いです。
4:よくある話です。
それでは。
2: 2014/07/20(日) 18:03:16.68 ID:dgwxEkPAO
P「すみません。ここまで撮影が長引くなんて……」
あずさ「プロデューサーさんのせいじゃありませんよ? 私がドジちゃったから……」
P「それは、俺のフォローが足りなかったからーー」
あずさ「いいえ……私が……」
P「いいや、俺が……」
あずさ「うふふ……キリがありませんね」
P「じゃあ、お互い様って事で」
あずさ「はい♪」
あずさ「プロデューサーさんのせいじゃありませんよ? 私がドジちゃったから……」
P「それは、俺のフォローが足りなかったからーー」
あずさ「いいえ……私が……」
P「いいや、俺が……」
あずさ「うふふ……キリがありませんね」
P「じゃあ、お互い様って事で」
あずさ「はい♪」
3: 2014/07/20(日) 18:04:21.69 ID:dgwxEkPAO
P「あ、あの店無くなってる……」
あずさ「この辺も大分、変わりましたね」
P「便利って言ったら、便利なんですけどね」
あずさ「……少し、寂しい。ですね」
P「……ま、変わらないものなんてありませんよ」
あずさ「……それは」
P「はい?」
あずさ「それは……私たちも、ですか?」
P「……」
あずさ「この辺も大分、変わりましたね」
P「便利って言ったら、便利なんですけどね」
あずさ「……少し、寂しい。ですね」
P「……ま、変わらないものなんてありませんよ」
あずさ「……それは」
P「はい?」
あずさ「それは……私たちも、ですか?」
P「……」
4: 2014/07/20(日) 18:06:08.70 ID:dgwxEkPAO
あずさ「私たちなら、大丈夫ーーですよね?」
P「……例外はありません」
あずさ「そう、ですか……そうですよね」
P「……言っている事がおかしいかも知れませんが……変わらないものもありますよ」
あずさ「え?」
P「そうだ。食事に行きませんか?」
あずさ「え、え?っと……」
P「あ、都合が合いませんか?」
あずさ「い、いいえ! そんな事は……」
P「じゃあ、問題ありませんね」
あずさ「は、はい……」
P「……例外はありません」
あずさ「そう、ですか……そうですよね」
P「……言っている事がおかしいかも知れませんが……変わらないものもありますよ」
あずさ「え?」
P「そうだ。食事に行きませんか?」
あずさ「え、え?っと……」
P「あ、都合が合いませんか?」
あずさ「い、いいえ! そんな事は……」
P「じゃあ、問題ありませんね」
あずさ「は、はい……」
5: 2014/07/20(日) 18:08:07.80 ID:dgwxEkPAO
店員「注文には鮮度というものがあります。迷えば迷う程、食事を楽しむ時間が氏んでいくものなのです」
P「俺は……このイチゴパスタとPランチで」
あずさ「私は……トマトパスタで」
店員「かしこまりました」
あずさ「オシャレなお店ですねぇ?……結構、来るんですか?」
P「はい。誰かと来たのはあずささんが初めてですけど」
あずさ「そ、そうなんですか……うふふ♪」
P「俺は……このイチゴパスタとPランチで」
あずさ「私は……トマトパスタで」
店員「かしこまりました」
あずさ「オシャレなお店ですねぇ?……結構、来るんですか?」
P「はい。誰かと来たのはあずささんが初めてですけど」
あずさ「そ、そうなんですか……うふふ♪」
6: 2014/07/20(日) 18:29:52.12 ID:dgwxEkPAO
P「……」
あずさ「あ、あの……」
P「はい?」
あずさ「プロデューサーさんは……どうして、この仕事に?」
P「つまらない話ですよ?」
あずさ「それでも……聞きたいんです。プロデューサー事なら、何でも……」
P「は、はい……」
あずさ(恥ずかしいこと、言っちゃった……)
あずさ「あ、あの……」
P「はい?」
あずさ「プロデューサーさんは……どうして、この仕事に?」
P「つまらない話ですよ?」
あずさ「それでも……聞きたいんです。プロデューサー事なら、何でも……」
P「は、はい……」
あずさ(恥ずかしいこと、言っちゃった……)
7: 2014/07/20(日) 18:32:57.49 ID:dgwxEkPAO
P「社長に声をかけて貰った時点で、俺はある会社のサラリーマンだったんです」
あずさ「プロデューサーさんにピッタリですねぇ?」
P「割といい会社だったんですよ?」
あずさ「あら、そうなんですか? でも、どうして?」
P「……プロデュースしてみたい人が居たからです」
あずさ「あら、あら、あら?」
P「あ、あずささん?」
あずさ「す、すみません……でも……良いですね。そういうの」
P「……ま、それだけです。ご期待に応えられなかったら、すみません」
あずさ「いいえ、嬉しかったです……ちょっと、羨ましいですけど」
P「え?」
あずさ「プロデューサーさんにピッタリですねぇ?」
P「割といい会社だったんですよ?」
あずさ「あら、そうなんですか? でも、どうして?」
P「……プロデュースしてみたい人が居たからです」
あずさ「あら、あら、あら?」
P「あ、あずささん?」
あずさ「す、すみません……でも……良いですね。そういうの」
P「……ま、それだけです。ご期待に応えられなかったら、すみません」
あずさ「いいえ、嬉しかったです……ちょっと、羨ましいですけど」
P「え?」
8: 2014/07/20(日) 18:37:48.83 ID:dgwxEkPAO
店員「食事の祈りは済ませましたかな? さあ目で楽しみ、舌で味わいなさい!」
あずさ「あ、来ましたねぇ?」
P「そうですね……食べましょうか」
あずさ「はい♪」
P(……意外と美味しい)
あずさ「パスタ、お好きなんですか?」
P「いや……洒落た店は他に知らない物で……」
あずさ「あらあら……プロデューサーさんたら……うふふ」
あずさ「あ、来ましたねぇ?」
P「そうですね……食べましょうか」
あずさ「はい♪」
P(……意外と美味しい)
あずさ「パスタ、お好きなんですか?」
P「いや……洒落た店は他に知らない物で……」
あずさ「あらあら……プロデューサーさんたら……うふふ」
9: 2014/07/20(日) 18:39:36.50 ID:dgwxEkPAO
あずさ「美味しかったですねぇ~」
P「はい……あずささんは明日、オフでしたよね」
あずさ「え?っと……はい。久しぶりのお休みですねぇ?」
P「しっかり休んで下さいよ? 仕事が鬼のようにありますから」
あずさ「……お、お手柔らかにお願いします」
P「あずささんの事は心配してませんけど」
あずさ「そんなこと……」
P「あずささんは、ご自分で思っている以上にしっかりとした女性なんですよ~」
あずさ「……そうでしょうか? 自分ではあんまり……」
P「はい……あずささんは明日、オフでしたよね」
あずさ「え?っと……はい。久しぶりのお休みですねぇ?」
P「しっかり休んで下さいよ? 仕事が鬼のようにありますから」
あずさ「……お、お手柔らかにお願いします」
P「あずささんの事は心配してませんけど」
あずさ「そんなこと……」
P「あずささんは、ご自分で思っている以上にしっかりとした女性なんですよ~」
あずさ「……そうでしょうか? 自分ではあんまり……」
12: 2014/07/20(日) 18:50:49.63 ID:dgwxEkPAO
P「……あずささん?」
あずさ「私がしっかりして見えて……実際、そうだとしたら……それは……」
P「……」
あずさ「プロデューサーさんが、居るからなんです」
P「あずささん」
あずさ「好きな人の前では……少しでも一人前になろうって、私なりに……努力してるんですよ?」
P「……」
あずさ「プロデューサーさんからは……私はどう見えましたか?」
あずさ「一人でも、プロデューサーさんが居なくても……頑張っていけるように……ならなくちゃ、いけないのに……」
あずさ「怖いんです……なるのがじゃなくて……その時が来るのが」
あずさ「私がしっかりして見えて……実際、そうだとしたら……それは……」
P「……」
あずさ「プロデューサーさんが、居るからなんです」
P「あずささん」
あずさ「好きな人の前では……少しでも一人前になろうって、私なりに……努力してるんですよ?」
P「……」
あずさ「プロデューサーさんからは……私はどう見えましたか?」
あずさ「一人でも、プロデューサーさんが居なくても……頑張っていけるように……ならなくちゃ、いけないのに……」
あずさ「怖いんです……なるのがじゃなくて……その時が来るのが」
13: 2014/07/20(日) 18:56:40.03 ID:dgwxEkPAO
P「そうですね。確かに、あずささんは……アイドルとしてもう、一人前です」
あずさ「!」
P「正直……もう少し、時間が掛かると思ってましたが、こんなに早いとは」
あずさ「そんな、私は……」
P「……これなら、もう」
あずさ「嫌です! 私は……!」
P「……やめませんよ」
あずさ「……え?」
P「確かに、俺がずっと付いて居る必要はありませんけど……まだまだやることはあります」
あずさ「!」
P「正直……もう少し、時間が掛かると思ってましたが、こんなに早いとは」
あずさ「そんな、私は……」
P「……これなら、もう」
あずさ「嫌です! 私は……!」
P「……やめませんよ」
あずさ「……え?」
P「確かに、俺がずっと付いて居る必要はありませんけど……まだまだやることはあります」
14: 2014/07/20(日) 18:59:20.65 ID:dgwxEkPAO
P「それに……」
あずさ「それに……?」
P「道に迷うような人を一人にする訳には……」
あずさ「も、もう! プロデューサーさんは、意地悪なんですから……!」
P「あはは……すみません」
あずさ「もう……」
P「それに……」
あずさ「はい?」
P「例外はない……だけど、それでも変わらないものがあると言いましたよね?」
あずさ「はい……」
P「確かに、765プロのみんながずっとこのまま……ということはありません」
あずさ「……」
P「みんなが、それぞれ違う方向に売れ、違う道を進んで行くでしょう……でも」
あずさ「……?」
P「俺は変わらずにあずささんの隣に……居ますよ」
あずさ「ぷ、プロデューサーさん!?」
あずさ「それに……?」
P「道に迷うような人を一人にする訳には……」
あずさ「も、もう! プロデューサーさんは、意地悪なんですから……!」
P「あはは……すみません」
あずさ「もう……」
P「それに……」
あずさ「はい?」
P「例外はない……だけど、それでも変わらないものがあると言いましたよね?」
あずさ「はい……」
P「確かに、765プロのみんながずっとこのまま……ということはありません」
あずさ「……」
P「みんなが、それぞれ違う方向に売れ、違う道を進んで行くでしょう……でも」
あずさ「……?」
P「俺は変わらずにあずささんの隣に……居ますよ」
あずさ「ぷ、プロデューサーさん!?」
15: 2014/07/20(日) 19:30:34.72 ID:JrdLDoVbO
P「あなたが、トップアイドルになって、その先に進んで、アイドルをやめる時まで……ずっと」
あずさ「あ、あの……恥ずかしいです……」
P「俺もですけど、前から言いたかったことですから……」
あずさ「プロデューサーさんの……意地悪……」
P「ははは……すみません」
あずさ「あの……プロデューサーさんが、プロデュースしてみたかった子って……」
P「あずささんの事ですよ?」
あずさ「!」
P「あ、あずささん!? か、顔が赤ーー」
あずさ「や、やっぱり……プロデューサーさんは意地悪なんですね」
P「え、ええ?」
あずさ「あ、あの……恥ずかしいです……」
P「俺もですけど、前から言いたかったことですから……」
あずさ「プロデューサーさんの……意地悪……」
P「ははは……すみません」
あずさ「あの……プロデューサーさんが、プロデュースしてみたかった子って……」
P「あずささんの事ですよ?」
あずさ「!」
P「あ、あずささん!? か、顔が赤ーー」
あずさ「や、やっぱり……プロデューサーさんは意地悪なんですね」
P「え、ええ?」
16: 2014/07/20(日) 19:35:34.52 ID:JrdLDoVbO
「あれからずっと……私は迷いながらも、転びながらも、立ち止まりながらも……」
あずさ「歩いてくる事が出来ました」
あずさ「それはきっと……」
あずさ「あなたが、いつまでも隣に…居てくれたから」
あずさ「これからも……ずっと、隣に…居て貰えますか?」
P「……はい。喜んで」
end
あずさ「歩いてくる事が出来ました」
あずさ「それはきっと……」
あずさ「あなたが、いつまでも隣に…居てくれたから」
あずさ「これからも……ずっと、隣に…居て貰えますか?」
P「……はい。喜んで」
end
17: 2014/07/20(日) 19:37:26.97 ID:GJjzj8DP0
乙
引用元: あずさ「いつまでも私の隣に…」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります