1 2012/12/13(木) 23:18:28.23 ID:9YsGsV/B0
初SSのため ・駄文 ・低クオリティ ・誤字脱字 あるかもしれませんが、多少は勘弁してください。
2: 2012/12/13(木) 23:19:57.84 ID:9YsGsV/B0
シンジ「ごめん、その日はトウジたちとちょっと出かけるんだ」

アスカ「はぁ?あんたバカぁ?この超絶美少女アスカ様よりあいつらとるの?」バン

シンジ「ごめん・・・・・・でもずっと前から予定入ってたし」

アスカ「そんなの関係ないでしょ?私と行けるのよ!!この私と!!」

シンジ「うるさいなぁ・・・・」ボソッ

アスカ「何か言ったぁ!?」

シンジ「とにかくその日はダメなんだって」

アスカ「なんでなのよ!!バカシンジ!!」

シンジ「いいじゃないか別に!!」バン

アスカ「もういいわ!!こうなったらヒカリと行くから」フンッ

アスカ(バカシンジのバカ・・・・・・私はあんたと行きたいのよ)


3: 2012/12/13(木) 23:23:31.67 ID:9YsGsV/B0

――――――

アスカ「ヒカリ来週の日曜日私と映画見に行かない?」

ヒカリ「ゴメン、その日ちょっと用事があるの」

アスカ「え~用事ってなに?」

ヒカリ「実は鈴原と・・・・・デ、デートなの」////

アスカ「そっか、それならしょうがないわね。頑張りなさいよ!!」

ヒカリ「う、うん」////

アスカ(あれ?それならバカシンジは誰と?)

アスカ(流石に、相田と2人でってことはないだろうし)

アスカ(まさか、ファーストとデートなんてことは・・・・・・)

ヒカリ「どうしたのアスカ?いきなり黙り込んで」

アスカ「えぇ!?い、いやなんでもないわよ?」

シンジ「綾波」

アスカ「!?」

シンジ「はい、これ今日のお弁当」スッ

レイ「ありがとう碇くん」

アスカ(な、なにドキドキしてるのよ。別にあいつが誰とどこに行ったって私には関係ないはず)

ヒカリ「アスカ?やっぱりなんか変だよ?」

6: 2012/12/13(木) 23:30:14.21 ID:9YsGsV/B0
――――――

シンジ「多分遅くなると思うから夕食はチンして食べてね」

アスカ「・・・・・・」

シンジ「この間なんて、勝手にご飯作ってお腹壊してたんだから」

アスカ「・・・・・・」フンッ

シンジ「ペンペンにもちゃんとご飯あげてよ」

アスカ「・・・・・・」フンッ

シンジ「じゃあ行ってくるね」

アスカ「・・・・・・」

シンジ「なんかアスカ機嫌悪かったな。まあいっか」フンフン

ドア「・・・・・・・・・・・・」ガチャ

アスカ「やっぱり怪しいわね、あいつが口笛吹きながら出かけることなんてありえないし」

アスカ「こうなったら尾行してやる」

シンジ「綾波はどんなアトラクションがいいんだろ?」フンフンフンフン

アスカ「な、なんか言ってるわね。ここからじゃ聞こえないけど」ササッ

アスカ「そうだ!!リツコにもらったネルフ特製盗聴器の出番ね」

以下
シンジとレイの会話はアスカにも聞こえます。

7: 2012/12/13(木) 23:31:31.00 ID:9YsGsV/B0

―――――ー

シンジ「ちょっと浮かれすぎたかな?まだ約束の時間より1時間も早いし」キョロキョロ

シンジ「あ、いた!!」

シンジ「ごめん綾波、待った?」

レイ「・・・・・・大丈夫」

シンジ「よかった・・・・じゃあ行こっか」

レイ「・・・・・・」コクッ


アスカ「あのバカ!!まさか本当にあいつと!!」ドガァ

アスカ「この私の誘いを断っておいて!!」バキャ

アスカ「よりによってあんな人形と!!」メキッ

アスカ「しかも、私に嘘までついて!!」メキメキメキ

9: 2012/12/13(木) 23:34:40.97 ID:9YsGsV/B0

アスカ(まさか、本当にデートだなんて、しかも遊園地!!)

シンジ「着いたね」

レイ「そうね」

シンジ「結構混んでるね」

レイ「そうね」

シンジ「離れないようにしないと」

レイ「そうね」

シンジ(どうしよう、なんか話題ないかな・・・・・・)

レイ「ごめんなさい碇君」

シンジ「突然どうしたの綾波?」

レイ「今日あまりお金持ってきてないの」

シンジ「いや大丈夫だよ。綾波今日は僕が全部おごるからさ」

レイ「でも・・・・・・悪いわ」

シンジ「いいんだよ。この日のためにお金は貯めてきてるし」

アスカ(なによ!!私にはジュースもおごってくれないのに!!)

シンジ「それより綾波は何に乗りたい?」

レイ「・・・・・」スッ

シンジ「ジェットコースターか」

レイ「・・・・・・」コクッ

10: 2012/12/13(木) 23:37:49.67 ID:9YsGsV/B0
シンジ「そっか、じゃあ行こう」

レイ「・・・・・・うん」

レイ「碇君・・・・・・手」

シンジ「え!!・・・う、うん」ニギッ

アスカ(手、手まで!!)

シンジ「な、なんかこうしてると恋人みたいだね」///

アスカ(ヤバイ・・・・・・これヤバイ・・・・・・)

レイ「そうね」

シンジ「なんだか恥ずかしいや」///

レイ「碇君」

シンジ「な、なに?」///

レイ「私と恋人じゃイヤ?」

シンジ「そ、そんなことないよ。む、むしろ嬉しいかな?」

アスカ(ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ)

レイ「そう・・・」

シンジ「あ、綾波は」

ツギノカタオネガイシマース

レイ「碇君乗りましょう?」

シンジ「う、うん」

キャーウワァー

シンジ「楽しかった?」

レイ「とても」

シンジ「あんまり怖そうじゃなかったけど?」

レイ「碇君と一緒だったから」

シンジ「う、うん」///

11: 2012/12/13(木) 23:40:03.23 ID:9YsGsV/B0
――――――――――――

レイ「碇くんは、あの子の事どう思ってるの?」チラッ

アスカ「!!」ササッ

シンジ「あの子って、アスカのこと?」

レイ「・・・・・・」コクッ

アスカ「・・・・・・」ゴクリ

シンジ「アスカは、いつも僕に命令してばっかりで、それなのに料理も家事も何もしないし」

シンジ「自分のこと超絶美少女とか言っちゃうし、すぐ暴力に訴えてくるし」

シンジ「あんたバカァ?しか言わないし・・・・・・」

シンジ「大嫌い。できれば一緒に住みたくない」

アスカ「ヒグッヒック・・・・・・」グシャ

アスカ「バカシンジなんて!!バカシンジなんて!!」ダダダダダダ

12: 2012/12/13(木) 23:41:39.53 ID:9YsGsV/B0

――――――

アスカ「もう11時・・・・・・」

ペンペン「クェクェ」

アスカ「ミサト?あれならどうせまた加持さんとやりまくってるわよ」

アスカ「大人は汚いもんなのわかってるの」

ペンペン「クェクェ!!」

アスカ「わかった、餌が欲しいんでしょ!!」ガサゴソ

ペンペン「クェクェ・・・」

アスカ「違うの?じゃあ一体何よ?」ポタポタ

ペンペン「クェクェ」スリスリ

アスカ「ペンギンに慰められるなんてアスカ様も落ちたものね。でも・・・・・・ありがとうペンペン」ギュ

ペンペン「クェーー」

アスカ(すこし生魚臭いわね)

アスカ「・・・・・・」ギューー

ペンペン「クェ」

アスカ「・・・・・・」ギューーー

ペンペン「クェ」

アスカ「・・・・・・」ギューーーー

ペンペン「クェ」

アスカ「・・・・・・」ギューーーーーー

ペンペン「クェ」

アスカ「プハァ!!元気出たわありがとうペンペン」ヨシヨシ

14: 2012/12/13(木) 23:46:54.69 ID:9YsGsV/B0

ガチャ
タダイマー
ペンペン「クェェ!!」ゲシゲシ

シンジ「あれ?アスカまだ起きてたの?」

シンジ「ちょ、痛いよペンペン何するんだよ!!」

アスカ「別にぃ・・・・・夜更ししようと私の勝手じゃない」フンッ

アスカ「それよりこんな時間までどこに行ってたのよ」

シンジ「トウジたちと遊び終わったあとカラオケではしゃいでた」

ペンペン「クェ!!クェ!!」ゲシゲシ

アスカ「ふーん」

シンジ「どうかした?」

アスカ「別にぃ」

アスカ「私寝るから」パタン

シンジ「お休み・・・・・・」

ペンペン「クェ!!クェ!!

シンジ「ペンペン痛いってば」

15: 2012/12/13(木) 23:49:13.05 ID:9YsGsV/B0

――――――

シンジ「アスカ、アスカ」

アスカ「んん?」フワァ

シンジ「ほら、起きてよアスカ」

シンジ「ご飯とお弁当は机の上に置いてあるから」



シンジ「僕は先学校行ってるね」バタン

アスカ「ちょ待ちなさいよ!!」

アスカ「なんで、一緒に行ってくれないのよ」バン

アスカ「バカシンジのくせに!!」

16: 2012/12/13(木) 23:54:51.48 ID:9YsGsV/B0
―ーー―――

キーンコーンカーンコーン

アスカ「バカシンジィ帰るわよー」

シンジ「ごめんアスカ今日ちょっと用事があって」

シンジ「帰るの遅くなるかも」

アスカ「はぁ!?どこ行くのよ!!」

シンジ「アスカには関係ないところ」

アスカ「関係あるわよ!!私の夕飯はどうするのよ!!」

シンジ「夕飯までにはもどるよ」

アスカ「そ、ならいいわ」

アスカ「じゃあねぇ~~」

シンジ「・・・・・・」ダッ

アスカ(やっぱりね、またファーストのところにでも行くんでしょ)

トウジ「なんやぁ~また夫婦喧嘩かいなぁ」

アスカ「違うわよ!!」ゲシッ

17: 2012/12/13(木) 23:55:57.76 ID:9YsGsV/B0

校舎裏

シンジ「綾波!ごめん待った?」

レイ「私も今来たとこだから」

シンジ「よかった・・・・・アスカが何か言ってきてさ言い訳するのに時間かかちゃって」

アスカ(聞こえてるしバレバレよ・・・もういいや帰ろっ)

18: 2012/12/13(木) 23:58:41.92 ID:9YsGsV/B0
――――――――――――
アスカ(あーあなんでこんなことになちゃったのかな?)

アスカ(これじゃあまたしばらく独りになっちゃう)

アスカ(暇つぶしに本でも買ってこっと)

雑誌『クリスマスまであと1週間!!ケーキと料理で彼氏のハートを掴んじゃおう!!』

『アスカは、いつも僕に命令してばっかりで、それなのに料理も家事も何もしないし』

アリガトウゴザイマシター

アスカ「買っちゃった・・・・・・」

アスカ「・・・・・・」ハァ

19: 2012/12/14(金) 00:01:20.05 ID:VGRCgxH30

ガチャ

アスカ「うわぁ酒臭さ!!」

アスカ「ミサトったら換気してから出かけなさいよ!!」

アスカ「まったく、この部屋にはまともな人間がいないんだから」

アスカ「私も含めて・・・・・・ね」


アスカ「いま冷蔵庫にあるので作れそうな料理は・・・・・・ハンバーグかな?」

アスカ「なになに玉ねぎを切って・・・・・・・」

20: 2012/12/14(金) 00:07:41.79 ID:VGRCgxH30

アスカ「よ、よし出来た?なんかよくわからないけど出来た!!」

アスカ「絶対失敗ねこれ・・・・・・」

アスカ「どうして、こんなにうまくいかないのかしら?」

アスカ「でも盛りつけを作るくらいは出来た」

アスカ「あのバカもびっくりするでしょうね」

アスカ「早く帰ってこないかな」ウズウズ

アスカ「遅いわね・・・・・・あいつ」ウトウト

アスカ「ばか・・・シンジィ」クークー

21: 2012/12/14(金) 00:11:25.54 ID:VGRCgxH30
ガチャ
タダイマー

シンジ「ごめんごめんアスカ遅くなっちゃって」

シンジ「ってあれアスカ寝ちゃってる」

シンジ「これは?」

シンジ「またミサトさんがよって作ちゃったのか料理」

シンジ「この人参なんて砂糖じゃなくて塩でやってるし」ペッ

シンジ「こりゃ食べられないな。捨てよう」ドサドサ


アスカ「ん?バカシンジ帰ってたんだ?」

シンジ「遅くなってごめんアスカご飯作ってるから」

アスカ「ご飯?それなら机の上に、あれ?」

シンジ「あーあのミサトさんの何故の物体デミグラスソースがけのこと?」

シンジ「あれなら捨てちゃったけど?」

アスカ「え、ええ?」ポカーン

シンジ「どうしたのアスカ」?

アスカ「な、なんでもないわよ」ウルウル

シンジ「アスカ?」

アスカ「なんでもないわよ・・・・・・」ポタポタ

シンジ「どうかしたアスカ?」

アスカ「なんでもないって言ってるでしょ!!うるさいのよ!!」バン

22: 2012/12/14(金) 00:13:26.63 ID:VGRCgxH30
シンジ「どうしたんだろアスカ?」

シンジ「それにしても、あんなに怒ることないのに・・・・・・・」ブツブツ

シンジ「僕は何もやってないのに、僕は何も悪くないのにさ」ブツブツ

シンジ「それに比べて綾波は・・・・・・」ブツブツ

ペンペン「クェェェェ!!クェクェクェ!!クェ!?」ゲシゲシ

シンジ「痛いってペンペン」

ペンペン「クェェ!!クェクェクェ!!」ゲシゲシ

シンジ「やめてよペンペンどうしたの?」

ペンペン「クェクェ!!」ゲシゲシ

シンジ「あ・・・・・・血だ。何するんだよペンペン」ユラッ

シンジ「痛いって言ってるだろ」ドカン

ペンペン「クェ!!・・・・・・」ドサッ

シンジ「ふざけんなよ!!」ドカッバキッ

アスカ「何騒いでるのよ。バカシンジ!!」バン

アスカ「ペンペン!?」

アスカ「あんたなにやってのよ!!」

シンジ「・・・・・・・」ハァハァハァ

アスカ「ペンペン、大丈夫ペンペン?」

アスカ「動物に当たるなんて最低ね!!」

シンジ「悪気はなかったんだよ。でもでもペンペンが」ハァハァハァ

シンジ「急につついてくるからついカッとなって」ハァハァハァ

アスカ「とりあえずミサトを呼ぶわ」

23: 2012/12/14(金) 00:17:22.53 ID:VGRCgxH30
―――――――

リツコ「全治5週間といったところかしら」

ミサト「そう・・・・・・よかった」ホッ

リツコ「まあすぐに良くなるわよ」

ミサト「そう・・・・・・」

ミサト「シンジ君、今日はもう帰っていいわよ」

ミサト「アスカはちょっち聞きたいことがあるから残ってね」

シンジ「はい・・・・・・」プシュ

ミサト「アスカひとつ聞きたいことがあるんだけど」

アスカ「なによ?」

ミサト「ペンペン怪我させたのって本当にシンジ君?」

アスカ「そうだけど?」

ミサト「でも普段のシンジくんから考えるとペンペンにこんなことするわけないと思うのよ」

ミサト「なにかあるなら正直に答えてくれない?」

アスカ「はぁ?正直にってどういうことよ!?」

リツコ「あなたがシンジ君に罪を擦り付けたんじゃないかってことよ」

アスカ「はぁ!?そんなこと・・・・・・あいつが勝手に!!」

ミサト「違うならいいのよ違うなら」

アスカ「ふざけるな!!」ドン

ミサト「落ち着いてアスカ今日はもう帰っていいわよ」

アスカ「でも!!」

ミサト「帰りなさい!!」

アスカ「・・・・・・」クッ

24: 2012/12/14(金) 00:18:03.35 ID:VGRCgxH30
―――――――

ガチャ

アスカ「バカシンジいるの!?」バン

部屋「」

アスカ「あいつ、どこに行ったのかしら?」

アスカ「そっか、きっとまたファーストの部屋ね」

アスカ「私はもう用済みってことね」

アスカ「なによ!!バカシンジも!!ミサトも!!リツコも!!ファーストも!!」

アスカ「ウワァァァァァァァァァァァァァァァ」

25: 2012/12/14(金) 00:18:30.26 ID:VGRCgxH30

―――――――

シンジ「綾波・・・・・・入るよ?」

レイ「碇くん?どうしたの?」

シンジ「急に綾波の顔が見たくなって・・・・・・寝てた?」

レイ「・・・・・・いいえ」

シンジ「そっか、何やってたの?」

レイ「これ」スッ

シンジ「『クリスマスまであと1週間!!ケーキと料理で彼氏のハートを掴んじゃおう!!』?」

シンジ「料理やってたの?」

レイ「・・・・・・」コクッ

26: 2012/12/14(金) 00:19:10.60 ID:VGRCgxH30
シンジ「夕食なら作るのに?僕が作ったのじゃまずかった?」

レイ「いいえ・・・・・碇君が私に作ってくれた時ポカポカした」

レイ「私も碇君にポカポカして欲しいの」

シンジ「そっか・・・・・・なんだか嬉しいや」///

レイ「でもうまくいかないの」

シンジ「大丈夫何回かやればすぐにうまくなるよ」

レイ「そう?」

シンジ「うん大丈夫。僕でも出来たんだから綾波でもできるよ」

レイ「頑張るわ」

シンジ「うん。僕も手伝うよ!!」

レイ「ありがとう」

27: 2012/12/14(金) 00:21:33.26 ID:VGRCgxH30
シンジ「楽しみだなぁ綾波が作った料理食べるの」

レイ「うまく作れないかもしれないいい?」

シンジ「心配しなくても綾波の手作りなんてまずいと思うわけないじゃないか」

レイ「ほんと?」

シンジ「うん」

レイ「・・・・・・」

シンジ「・・・・・・」

レイ「・・・・・・」

シンジ「綾波!!そ、その」

レイ「・・・・・・なに?」

シンジ(逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ)

28: 2012/12/14(金) 00:22:11.63 ID:VGRCgxH30
シンジ「あ、綾波、その・・・・・・す、好きだ!!」

シンジ「綾波といるとホッとするんだ。心が落ち着くんだ」

レイ「!」///

シンジ「だから僕のそばにずっといて欲しいんだ」

シンジ「綾波だけはたとえ世界が滅びようと守るから」

シンジ「ダメかな?」

レイ「・・・・・・ううん」

レイ「私は碇君といると心がポカポカする」

レイ「でも碇君が他の女性といると心がズキズキする」

レイ「だから私も・・・・・・碇君のことが好きなんだと思う」

シンジ「綾波!!」ダキッ

レイ「あっ」フニュ

レイ「ンッンンッ」



シンジ「綾波・・・・・・いい?」

レイ「碇君ならいい」///

レイ「でも、優しく・・・してね」///

シンジ「うんっ」

30: 2012/12/14(金) 00:23:48.41 ID:VGRCgxH30
―――――――

アスカ「エグッエグッヒック」

アスカ「バカシンジィ・・・・・・・・・」

アスカ「なんで帰ってこないの」

アスカ「私はまた独り・・・・・・独りは嫌」

アスカ「もう、独りは嫌なの・・・・・・ママァ・・・・・・」

アスカ「ヒックヒック」

―――――――

アスカ「もう朝か・・・・・・」ゲッソリ

アスカ「結局あいつは帰ってこなかった・・・・・・」

アスカ「もういや・・・・・・」

アスカ「あいつはファーストにべったり。私なんて興味ないのね」

アスカ「なんで、私じゃダメだったのかな・・・・・・・」

アスカ「もう学校なんて行かなくてもいいや」

31: 2012/12/14(金) 00:24:30.02 ID:VGRCgxH30
ガチャ

アスカ「!!」

シンジ「アスカいる~?」

アスカ「!!」ビクッ

シンジ「アスカ?アスカ!!どうしたのさその顔!!」

アスカ「なんでもない」

シンジ「まさか昨日の事?」

アスカ「・・・・・・」

シンジ「昨日はごめんね。ミサトさんにも一応説明してきたよ」

アスカ「そう・・・・・・」

32: 2012/12/14(金) 00:26:45.27 ID:VGRCgxH30

シンジ「まさかアスカ寝てないの?」

アスカ「・・・・・・」コクッ

シンジ「どうして?」

アスカ「寝れなかったのよ」

シンジ「理由になってないけど」

アスカ「いいじゃない別に」

シンジ「そっか、今日学校休んだほうがいい?」

アスカ「・・・・・・」コクッ

シンジ「学校には僕が連絡しとくから、アスカは寝たほうがいいよ」

アスカ「・・・・・・」コクッ

33: 2012/12/14(金) 00:29:37.67 ID:VGRCgxH30
―――――――

シンジ「ただいまー」

アスカ「スゥスゥ」

シンジ「アスカ、そろそろ起きたほうがいいよ」

アスカ「ふにゅ?・・・・・・あ、シンジおはよ」

シンジ「もう5時だよ?」

アスカ「5時?今日ははやかったのね」

シンジ「うん、まあね」

アスカ「頭痛い」

シンジ「寝すぎだよ10時間以上寝てるよ」

アスカ「うるさい。あんたが昨日帰ってこなかったのが悪い」

シンジ「ごめん・・・・・・昨日はあのあとわけわかんなくなって公園で寝ちゃってさ」

アスカ「そうなんだ・・・・・・」

34: 2012/12/14(金) 00:31:20.93 ID:VGRCgxH30

シンジ「それよりさ、アスカに聞きたいことがあるんだけど」

アスカ「なによ?」

シンジ「アスカはプレゼントもらうなら何がいい?」

アスカ「え!?」

アスカ(プレゼント!?)

シンジ「?」

アスカ「プ、プレゼントか、私ならやっぱりアクセサリーか服ね」

シンジ「そっかやっぱり・・・・・・いくら位のものがいいかな?」

アスカ「値段じゃないっていうけどやっぱり10000円位は欲しいわね」

シンジ「ふ~んありがとう」

アスカ(シンジが私にプレゼント!?)

アスカ(まさか、私が全部勘違いしてたの?)

シンジ「アスカ、顔赤いけどホントに大丈夫?熱あるんじゃない?」ピトッ

アスカ「キャ!!」

シンジ「?」

アスカ「なんでもないわよ!!大丈夫だからさっととご飯つくりなさいよね!!」

シンジ「はいはい」

35: 2012/12/14(金) 00:33:44.11 ID:VGRCgxH30

――――――――――――

ってなわけでイブ

アスカ「ヒカリごめんね。こんな部屋汚くて」

ヒカリ「いいのよ別に気にしないで」

アスカ「あと来てくれてありがとう」

ヒカリ「ううん。それよりアスカがケーキなんて何があったの?」

アスカ「なにもないわよ!!」///

ヒカリ「碇君?」ニヤニヤ

アスカ「うん・・・・・・」

ヒカリ「やっぱり、じゃあ頑張んなくちゃね!!」

36: 2012/12/14(金) 00:35:01.93 ID:VGRCgxH30

午後7時

アスカ「出来たー!!」

ヒカリ「なかなかうまくできたね」

アスカ「あとはバカシンジの帰りを待つだけ」

ヒカリ「じゃあ私は帰るね。頑張って」

アスカ「うん♪いろいろありがとう」

37: 2012/12/14(金) 00:41:34.71 ID:VGRCgxH30
―――――――

シンジ「綾波できたの?」

レイ「うん」コクッ

シンジ「うわぁ美味しそう。ここ数日特訓したかいがったかな?」

レイ「早く食べましょう」

シンジ「うん」

レイシンジ「いただきます」

38: 2012/12/14(金) 00:44:47.29 ID:VGRCgxH30

午後8時

アスカ「あのバカ遅いわねぇ」

アスカ「プレゼントでも選んでるのかしら?」


――――――

シンジ「あ~美味しかった」

シンジ「すごい上達だよ綾波!!」

レイ「実は・・・・・・ケーキも作ってみたの」

シンジ「ほんと!?」

レイ「食べましょう?」

シンジ「あ・・・・・・ちょっと待って」

レイ「?」

シンジ「はい、クリスマスプレゼント」

レイ「!!」

シンジ「洋服なんだけど、綾波いぴったりだと思うよ」

レイ「ありがと、嬉しい」ニコッ

シンジ「そっか・・・・・・じゃあケーキ食べよっか」

レイ「・・・・・・うん」

39: 2012/12/14(金) 00:47:43.00 ID:VGRCgxH30
午後9時

アスカ「おっそいわねぇ」イライライラ

―――――――

シンジ「ケーキも美味しかったよ」

レイ「そう。よかった」

シンジ「綾波・・・・・・さ、さきジャワー浴びてて」///

レイ「うん・・・・・・」///


午後11時

アスカ「やっぱり私が浮かれてただけか」

アスカ「わかってはいたのよ」

アスカ「バカシンジはあいつの事が好き」

アスカ「・・・・・・こんなもの!!」グシャ

アスカ「ごめんね。ヒカリ・・・・・・」グシャ グシャ

40: 2012/12/14(金) 00:49:34.11 ID:VGRCgxH30
25日1時

シンジ「ただいま~」

アスカ「・・・・・・」

シンジ「アスカ?ってアスカ!!な、なんで裸なの!?服着てよ服!!」

アスカ「ねぇバカシンジ私のこと嫌い?」

シンジ「なんでよ?嫌いなわけないじゃんか」

アスカ「なんで私よりあのお人形をとるの?」

アスカ「あんな根暗で無口で色白で」

アスカ「指令の命令ばっか聞いちゃって」

アスカ「私のほうが何十倍も可愛いのに」

シンジ「やめてよ」ボソ

アスカ「お願い私だけを見て、私だけを好きになってあんなお人形じゃなくて私を見て!!」

41: 2012/12/14(金) 00:50:22.81 ID:VGRCgxH30
シンジ「やめてってば!!」

シンジ「僕のことはなんて言ってもいいよ!!」

シンジ「でも綾波のことは馬鹿にするなよ!!」

シンジ「ふざけんなよ!!ひとがせっかくいい気分で帰ってきたのに台無しじゃないか!!」

シンジ「なにがバカシンジだよ!!ほとんど友達もいないくせに!!ふざけんなよガイジン!!」

シンジ「何が、超絶美少女だよ!!綾波の方が全然可愛いよ!!料理も家事も何もしないで!!」

シンジ「もう、アスカなんていらないよ!!氏んじゃえばいいんだ!!」

アスカ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」フラフラ

42: 2012/12/14(金) 00:54:45.63 ID:VGRCgxH30
シンジ「ハッ!!ア、アスカ、ごめん言いすぎたよ!!」

シンジ「ア、アスカ台所なんていってなにするの?」

アスカ「・・・・・・・・・・・・」チャキ

シンジ「あ、危ないよ!!包丁なんてしまってよ!!」

アスカ「・・・・・・・・・・・・」ビュン

シンジ「や、やめてよアスカ!!」

アスカ「・・・・・・・・・・・・」ビュンビュンヒュン

シンジ「落ち着いて、冷静になってよアスカ」

アスカ(頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃したやる)

シンジ「やめてって言ってるじゃないか」ドン

ガタン!!

アスカ「・・・・・・・・・・・・!!」ブスッ

アスカ「ブハッ・・・・・・・・」

シンジ「アスカ?アスカ?包丁刺さってるよアスカ!!」ユサユサ

アスカ「あ・・・・・・あぁ・・・・・・」

シンジ「アスカ?大丈夫アスカ!?」

アスカ「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・ウッ」グタァ

シンジ「アスカ?アスカ?アスカ?何か言ってよアスカ!!」ユッサユッサ

アスカ「」

シンジ「アスカ!!アスカ!!ねぇ何か言ってよアスカねぇってば!!」

シンジ「ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

シンジ「僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない」

43: 2012/12/14(金) 00:59:40.15 ID:VGRCgxH30
――――――――――――

シンジ「もう朝・・・・・・」

シンジ「アスカは」ウルウル

シンジ「アスカァなんでよなんでこうなるん!!」ズルッ

シンジ「コレ・・・・・・ケーキ」

シンジ「この本綾波も持ってた」パラパラ

シンジ「ハンバーグのところにマークしてある。」

シンジ「あ!!」

『あーあのミサトさんの何故の物体デミグラスソースがけのこと?』

『何が、超絶美少女だよ!!綾波の方が全然可愛いよ!!料理も家事も何もしないで!!』

シンジ「あ、あ、ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」


二日後

ミサト「ただいま~シンちゃん、アスカ」

ミサト「ん!?何この臭い」

ミサト「シンちゃん!?アスカ!!」

ミサト「し、氏んでる」



セカンドチルドレン、サードチルドレンが氏に
後を追うようにファーストチルドレンも自殺。
零号機一体では使徒の攻撃には耐えられず、初号機、弐号機共にダミーシステムを拒絶
セカンドチルドレンの氏から数ヵ月後サードインパクトが起きてしまう。

終劇

44: 2012/12/14(金) 01:00:33.98 ID:VGRCgxH30
いやぁまだまだ未熟でした。
まさかスレタイから誤字なんて・・・・・・

出直してきます。

引用元: アスカ「バカシンジ来週の日曜映画に行かない?」ジンジ「ムリ」