1: 2013/04/30(火) 22:03:42.17 ID:HuIVjRmNo
P「段ボールが山積みで、ゴミゴミしてますね」
ちひろ「どれもまだ開発、試験段階ですし」
P「……それで、俺にモニターをしてほしいと?」
ちひろ「やっぱり最終的な判断をですね、プロデューサーさんにしていただこうかなと」
ちひろ「アイドルの皆さんの事を一番分かってるのは、プロデューサーさんだと思いますから」
ちひろ「お忙しいと思って、ちょっと頼みづらかったんですけど……」
P「いやーこの位別に全然構いませんけどねハッハッハ」
ちひろ「どれもまだ開発、試験段階ですし」
P「……それで、俺にモニターをしてほしいと?」
ちひろ「やっぱり最終的な判断をですね、プロデューサーさんにしていただこうかなと」
ちひろ「アイドルの皆さんの事を一番分かってるのは、プロデューサーさんだと思いますから」
ちひろ「お忙しいと思って、ちょっと頼みづらかったんですけど……」
P「いやーこの位別に全然構いませんけどねハッハッハ」
2: 2013/04/30(火) 22:06:24.93
P「で、どんなグッズがあるんです?」
ちひろ「まずは一般向けの商品で、携帯ゲーム機ですね」ゴソゴソ
P「ゲーム機ですか」
ちひろ「そうです。ジャンルはアイドルプロデュース体験ゲーム!」
P「ほほう」
ちひろ「その名も……」
ちひろ「街で発見!モバゲっち!」ジャァァアン
ちひろ「まずは一般向けの商品で、携帯ゲーム機ですね」ゴソゴソ
P「ゲーム機ですか」
ちひろ「そうです。ジャンルはアイドルプロデュース体験ゲーム!」
P「ほほう」
ちひろ「その名も……」
ちひろ「街で発見!モバゲっち!」ジャァァアン
3: 2013/04/30(火) 22:09:37.36
P「も、モバゲっち……?」
ちひろ「今日からあなたもアイドルのプロデューサーさんに!」
ちひろ「使うのは手前三つのボタンだけ!簡単操作でお手軽コミュニケーション!」
P「……て言うかこれ、たまg」
ちひろ「ささ、どうぞプロデューサーさん」スッ
菜々『ナナはウサミン星からやってきたナナっちー!』ピロピロリーン
P「おお、フルカラードットな菜々さん」
菜々『ナナとビビッとあそんでー、あそんでー』ピコピコピコ
P「よしよし、メニューから遊びを……ん?どれだ?」カチカチ
ちひろ「あ、遊ばせたい時はこのマイクのアイコンを選んで下さい」
ちひろ「今日からあなたもアイドルのプロデューサーさんに!」
ちひろ「使うのは手前三つのボタンだけ!簡単操作でお手軽コミュニケーション!」
P「……て言うかこれ、たまg」
ちひろ「ささ、どうぞプロデューサーさん」スッ
菜々『ナナはウサミン星からやってきたナナっちー!』ピロピロリーン
P「おお、フルカラードットな菜々さん」
菜々『ナナとビビッとあそんでー、あそんでー』ピコピコピコ
P「よしよし、メニューから遊びを……ん?どれだ?」カチカチ
ちひろ「あ、遊ばせたい時はこのマイクのアイコンを選んで下さい」
4: 2013/04/30(火) 22:15:00.92
菜々『とまーらーないー♪みらいをー♪めざーしてー♪』
P「……遊ぶって一人カラオケっすか」
ちひろ「育てるアイドルによって遊びが違うんですよ~」
P「へぇ~」
プリッ
P「ん?このピンクの物体は何です?」
ちひろ「あ、それウンチです」
P「え?」
菜々『てへっ』
P「……遊ぶって一人カラオケっすか」
ちひろ「育てるアイドルによって遊びが違うんですよ~」
P「へぇ~」
プリッ
P「ん?このピンクの物体は何です?」
ちひろ「あ、それウンチです」
P「え?」
菜々『てへっ』
5: 2013/04/30(火) 22:20:24.33
P「いや、ウンチって……」
ちひろ「アイドルだって生きてるんですから。ウンチくらいしますよ」
P「そ、そりゃそうでしょうけど……っと、掃除しないと」カチカチ
菜々『すっきりー♪』ピロリーン
プリッ
P「あれ?掃除したばっかりなのに、また……」
ちひろ「実はモバゲっち最大の問題点なんですよね~、これが」
P「どういうことです?」
ちひろ「アイドルだって生きてるんですから。ウンチくらいしますよ」
P「そ、そりゃそうでしょうけど……っと、掃除しないと」カチカチ
菜々『すっきりー♪』ピロリーン
プリッ
P「あれ?掃除したばっかりなのに、また……」
ちひろ「実はモバゲっち最大の問題点なんですよね~、これが」
P「どういうことです?」
6: 2013/04/30(火) 22:26:12.42
ちひろ「ちょっとしたバグなんですけど、ウンチの増えるスピードが尋常じゃないんです」
P「えっ」
ちひろ「約1分に1糞位ですね……なんちゃって」
プリッ
ちひろ「ちなみに増えるウンチを放置すると最悪、引退しちゃいます」
菜々『ウサミン星に帰りたい……』
P「致命的じゃないですか!1分1秒も目を離すなってか!」カチカチ
P「えっ」
ちひろ「約1分に1糞位ですね……なんちゃって」
プリッ
ちひろ「ちなみに増えるウンチを放置すると最悪、引退しちゃいます」
菜々『ウサミン星に帰りたい……』
P「致命的じゃないですか!1分1秒も目を離すなってか!」カチカチ
10: 2013/04/30(火) 22:30:34.82
ちひろ「安心して下さい、バグは直せませんでしたがちゃんと対策は取ってあります」
P「はぁ」
ちひろ「DLCで購入できるトイレットペーパー!コレさえあれば大丈夫!」
ちひろ「アイドルに持たせて計60回オートで使用するアイテムが、1個100モバコイン!非常にお買い得ですよ!」
P「金取るんですか!?」
ちひろ「モバゲっちと携帯電話を別売りの専用コードで繋いで入金するだけの、簡単なお仕事です」
P「……金掛ける所、間違ってませんか」
プリッ
菜々『てへっ』
P「はぁ」
ちひろ「DLCで購入できるトイレットペーパー!コレさえあれば大丈夫!」
ちひろ「アイドルに持たせて計60回オートで使用するアイテムが、1個100モバコイン!非常にお買い得ですよ!」
P「金取るんですか!?」
ちひろ「モバゲっちと携帯電話を別売りの専用コードで繋いで入金するだけの、簡単なお仕事です」
P「……金掛ける所、間違ってませんか」
プリッ
菜々『てへっ』
12: 2013/04/30(火) 22:35:04.55
ちひろ「――で、どうです?モバゲっちは」
P「全然ダメですね。かれこれ30分やりましたが、クソゲーにも程があります」
ちひろ「あ、そんなバッサリ行きますか」
P「まずプロデュース体験が成立してませんから。下の世話ばっかりじゃないですかこれ」
P「とてもじゃないですけど、これを一般向けとは口が裂けても言えませんよ」
ちひろ「……やっぱり不良在庫品を魔改造した位じゃ、売りものになりませんか」
P「えっ?」
ちひろ「あ、いえ、何でもありませんよ。何でも」
P「全然ダメですね。かれこれ30分やりましたが、クソゲーにも程があります」
ちひろ「あ、そんなバッサリ行きますか」
P「まずプロデュース体験が成立してませんから。下の世話ばっかりじゃないですかこれ」
P「とてもじゃないですけど、これを一般向けとは口が裂けても言えませんよ」
ちひろ「……やっぱり不良在庫品を魔改造した位じゃ、売りものになりませんか」
P「えっ?」
ちひろ「あ、いえ、何でもありませんよ。何でも」
13: 2013/04/30(火) 22:39:04.22
P「もっとこう、まともなグッズは無いんですかね?」
ちひろ「うーん、それなら……目覚まし時計はどうです?」ゴソゴソ
P「目覚まし時計ですか」
ちひろ「アイドルの生音声が目覚ましになってるんですよ~」
P「ほほう」
ちひろ「そこに布団を用意してありますので、どうぞ寝っ転がって下さい」
P「……何でこの部屋に布団が敷いてあるのか気になってましたが、そういう事でしたか」
ちひろ「雰囲気って大事だと思いません?」ニコニコ
ちひろ「うーん、それなら……目覚まし時計はどうです?」ゴソゴソ
P「目覚まし時計ですか」
ちひろ「アイドルの生音声が目覚ましになってるんですよ~」
P「ほほう」
ちひろ「そこに布団を用意してありますので、どうぞ寝っ転がって下さい」
P「……何でこの部屋に布団が敷いてあるのか気になってましたが、そういう事でしたか」
ちひろ「雰囲気って大事だと思いません?」ニコニコ
14: 2013/04/30(火) 22:42:02.01
ゴンッ
P「いてっ!」
ちひろ「もう準備OKですか?」
P「……ちょっとこれ、寝るには狭くないですか?」
ちひろ「ガマンしてください。ちゃんと子守唄歌ってあげますから」
P「子守唄?」
ちひろ「起~きて~りゃ~、払え~よ~、もばこ~い~ん~♪」
P「………」Zzzz
ちひろ「では、1分後にセットしますね」カチカチ
P「いてっ!」
ちひろ「もう準備OKですか?」
P「……ちょっとこれ、寝るには狭くないですか?」
ちひろ「ガマンしてください。ちゃんと子守唄歌ってあげますから」
P「子守唄?」
ちひろ「起~きて~りゃ~、払え~よ~、もばこ~い~ん~♪」
P「………」Zzzz
ちひろ「では、1分後にセットしますね」カチカチ
15: 2013/04/30(火) 22:45:20.75
P「………」
カッチカッチカッチ…ピピッ
朋『藤居朋と!』
ほたる『し、白菊ほたるの』
『『開運!ウェイクアップ占いー!』』ドンドンパフパフ
P「(ほう……)」
カッチカッチカッチ…ピピッ
朋『藤居朋と!』
ほたる『し、白菊ほたるの』
『『開運!ウェイクアップ占いー!』』ドンドンパフパフ
P「(ほう……)」
16: 2013/04/30(火) 22:48:10.78
朋『えーっと、今のアナウンスの時点で起きない人……』
朋『及びスーツ姿で布団に入ってる、だらしないそこのアナタ』
P「(えっ)」
朋『女難の相が出てます。このままだと、氏――』
P「!?」
朋『……ぬ程、辛い目に遭うかも。主に気分的な問題で』
朋『ま、占いに出ちゃったものは仕方ないよね。ハイ次、ほたるちゃん』
P「(打開策くれねーのかよ!)」
ほたる『そ、それじゃ私、くじを引きますね……』ガサガサ
朋『何が出るかな♪何が出るかな♪』
朋『及びスーツ姿で布団に入ってる、だらしないそこのアナタ』
P「(えっ)」
朋『女難の相が出てます。このままだと、氏――』
P「!?」
朋『……ぬ程、辛い目に遭うかも。主に気分的な問題で』
朋『ま、占いに出ちゃったものは仕方ないよね。ハイ次、ほたるちゃん』
P「(打開策くれねーのかよ!)」
ほたる『そ、それじゃ私、くじを引きますね……』ガサガサ
朋『何が出るかな♪何が出るかな♪』
18: 2013/04/30(火) 22:52:48.71
ほたる『読みます。えっと……頭上に金ダライが、落ち……は、はわわ……!』
P「……は?」
ガンッ
P「ぶっ!」
朋『ではでは、今日も一日元気に頑張りましょー』
ほたる『す、すみません……すみません……!』
P「ってぇ~……ち、ちひろさん!ちょっと!」ガバッ
ちひろ「あ、おはようございます」ニコッ
P「……は?」
ガンッ
P「ぶっ!」
朋『ではでは、今日も一日元気に頑張りましょー』
ほたる『す、すみません……すみません……!』
P「ってぇ~……ち、ちひろさん!ちょっと!」ガバッ
ちひろ「あ、おはようございます」ニコッ
19: 2013/04/30(火) 22:55:48.11
P「おはようございます、じゃなくてですね……何なんですかこれ」
ちひろ「身に降りかかる不幸で起こされる。すごく実用的ですよね~」
P「いや、目覚め悪すぎでしょう?つーかどっから出てきたんです、この金ダライ」
ちひろ「さぁ?」
P「えっ」
ちひろ「とりあえず、パターンは複数収録してますから。色々と楽しめますよ」
P「どう楽しめってんです?ちひろさんもしかしてSですか?」
ちひろ「身に降りかかる不幸で起こされる。すごく実用的ですよね~」
P「いや、目覚め悪すぎでしょう?つーかどっから出てきたんです、この金ダライ」
ちひろ「さぁ?」
P「えっ」
ちひろ「とりあえず、パターンは複数収録してますから。色々と楽しめますよ」
P「どう楽しめってんです?ちひろさんもしかしてSですか?」
20: 2013/04/30(火) 22:59:45.73
P「そもそもファン向けに作ってるのなら、これはちょっと看過できませんよ……」
ちひろ「じゃあ次は……このタイプの目覚ましなんかは、どうでしょうか」ゴソゴソ
P「……今度は大丈夫なんでしょうね」
ちひろ「大丈夫大丈夫。ちひろさん、ウソ付かない」
P「………」
ちひろ「少し長いですけど、ちゃんと作ってはありますから」
ちひろ「それではまた1分後にセットしておきますね~」カチカチ
ちひろ「じゃあ次は……このタイプの目覚ましなんかは、どうでしょうか」ゴソゴソ
P「……今度は大丈夫なんでしょうね」
ちひろ「大丈夫大丈夫。ちひろさん、ウソ付かない」
P「………」
ちひろ「少し長いですけど、ちゃんと作ってはありますから」
ちひろ「それではまた1分後にセットしておきますね~」カチカチ
22: 2013/04/30(火) 23:03:59.75
P「………」
カッチカッチカッチ…ピピッ
『……おはヨー?こんにちワー?こんばんワー?とにかくナターリアだヨー』
P「(お、おう)」
ナターリア『えっと……ママがショーガツに来た時のお話、するネ』
P「(……ん?)」
ナターリア『ママ、リオから日本まで飛んできたナ。ナターリア、びっくりしたネ』
ナターリア『でも久しぶり会えて、とっても嬉しかったヨ』
カッチカッチカッチ…ピピッ
『……おはヨー?こんにちワー?こんばんワー?とにかくナターリアだヨー』
P「(お、おう)」
ナターリア『えっと……ママがショーガツに来た時のお話、するネ』
P「(……ん?)」
ナターリア『ママ、リオから日本まで飛んできたナ。ナターリア、びっくりしたネ』
ナターリア『でも久しぶり会えて、とっても嬉しかったヨ』
23: 2013/04/30(火) 23:06:32.06
ナターリア『ママ、日本のショーガツ料理をゴチソーするって、来る前にオセチ頼んでたノ』
ナターリア『ナターリア、またビックリ。日本のオセチ、とっても高いカラ』
ナターリア『ホントは二万円したケド、一万円で買ったっテ。ママすごいネ』
ナターリア『……オセチは朝、ちゃんと届いたヨ。ウン』
ナターリア『インターネットで見たオセチ、チョー・ゴーカだっタ』
ナターリア『でもフタ開けたら、そのオセチじゃなかったんダ』
ナターリア『ゴハン、ちょっぴりしかなかったヨ。誰かが先に食べちゃったみタイ』
ナターリア『これ、ママも知らなかったネ。とてもビックリしてたヨ』
ナターリア『ナターリア、またビックリ。日本のオセチ、とっても高いカラ』
ナターリア『ホントは二万円したケド、一万円で買ったっテ。ママすごいネ』
ナターリア『……オセチは朝、ちゃんと届いたヨ。ウン』
ナターリア『インターネットで見たオセチ、チョー・ゴーカだっタ』
ナターリア『でもフタ開けたら、そのオセチじゃなかったんダ』
ナターリア『ゴハン、ちょっぴりしかなかったヨ。誰かが先に食べちゃったみタイ』
ナターリア『これ、ママも知らなかったネ。とてもビックリしてたヨ』
24: 2013/04/30(火) 23:12:50.06
ナターリア『頼むオセチ間違えてごめんネって、ママはナターリアにあやまりやがったデス』
ナターリア『でもそのオセチは、ママが頼んだオセチだかラ』
ナターリア『ナターリア、ちゃんとゼンブ食べたヨ。ちょっとしょっぱかったネ』
ナターリア『でもママ、泣いて喜んでくれたんダ。大げさだよナー』
P「………」
ナターリア『……ママはリオに帰っちゃったケド、ナターリアは日本でアイドル、もっと頑張るヨ』
ナターリア『いっぱい頑張っテ、今度はママにスシ、いっぱい食べてもらいたいからネ』
P「………」プルプル
ちひろ「早く目覚まし止めて下さいよ」
P「止められるかぁぁぁぁぁ!!」ガバッ
ナターリア『でもそのオセチは、ママが頼んだオセチだかラ』
ナターリア『ナターリア、ちゃんとゼンブ食べたヨ。ちょっとしょっぱかったネ』
ナターリア『でもママ、泣いて喜んでくれたんダ。大げさだよナー』
P「………」
ナターリア『……ママはリオに帰っちゃったケド、ナターリアは日本でアイドル、もっと頑張るヨ』
ナターリア『いっぱい頑張っテ、今度はママにスシ、いっぱい食べてもらいたいからネ』
P「………」プルプル
ちひろ「早く目覚まし止めて下さいよ」
P「止められるかぁぁぁぁぁ!!」ガバッ
26: 2013/04/30(火) 23:16:21.68
P「この応援したくなる目覚ましは何なんですか、一体」
ちひろ「普通に起こしたのではつまらないと思いまして」
ちひろ「アイドルのちょっと深イイ的な話を吹きこんでみたんですけど……どうです?」
P「悪くはありませんけど、目覚まし時計なのに起こす気ゼロなのはちょっと」
ちひろ「もう、プロデューサーさんったら文句ばっかりですね」
P「……何と言うか、バッチリ起きられるような目覚ましって無いんですか?」
ちひろ「あるにはありますけど。結構ハードですよ?」
P「目覚ましにハードもクソも無い気がしますけど……」
ちひろ「普通に起こしたのではつまらないと思いまして」
ちひろ「アイドルのちょっと深イイ的な話を吹きこんでみたんですけど……どうです?」
P「悪くはありませんけど、目覚まし時計なのに起こす気ゼロなのはちょっと」
ちひろ「もう、プロデューサーさんったら文句ばっかりですね」
P「……何と言うか、バッチリ起きられるような目覚ましって無いんですか?」
ちひろ「あるにはありますけど。結構ハードですよ?」
P「目覚ましにハードもクソも無い気がしますけど……」
27: 2013/04/30(火) 23:19:46.74
ちひろ「次は緒方智絵里ちゃんです。また1分後にセットしますね~」カチカチ
P「………」
カッチカッチカッチ……ピピッ
『……ん……ぅ……』
P「(おっ)」
智絵里『……あっ……んんっ……』
P「(……?)」
智絵里『ぃ……んぅ……あ、やっ……』
P「(……これは……!)」ティン
P「………」
カッチカッチカッチ……ピピッ
『……ん……ぅ……』
P「(おっ)」
智絵里『……あっ……んんっ……』
P「(……?)」
智絵里『ぃ……んぅ……あ、やっ……』
P「(……これは……!)」ティン
28: 2013/04/30(火) 23:25:34.75
P「(一体ナニをやっているんだ、智絵里は……)」
智絵里『……も、もぉ……ダメっ……あっ!』
智絵里『……か、彼っ……起き、ちゃうぅ……ひぅっ!』
P「」ガバッ
ガチャンッ
30: 2013/04/30(火) 23:30:19.00
ちひろ「あ、おはようございますプロデューサーさん」
P「ちひろさん、このシチュエーションについて説明して下さい」
ちひろ「横で喘ぎ声を出していたアイドルが、実は別の男に寝取r」
P「俺の智絵里になんて事させてるんですか!?」
ちひろ「それは脚本と演技指導担当の礼子さんに言って下さい」
P「あ、あんの雌豹ォォ……!」
ちひろ「でもほら、ちゃーんとバッチリ起きられましたよね?」
P「どこがバッチリなんですか、どこが!」
ちひろ「いや、だって……プロデューサーさんの下の方、正直みたいですし」クスクス
P「クソァァァ!……鎮まれっ……鎮まれ、俺の聖剣っ……!!」ビンビン
P「ちひろさん、このシチュエーションについて説明して下さい」
ちひろ「横で喘ぎ声を出していたアイドルが、実は別の男に寝取r」
P「俺の智絵里になんて事させてるんですか!?」
ちひろ「それは脚本と演技指導担当の礼子さんに言って下さい」
P「あ、あんの雌豹ォォ……!」
ちひろ「でもほら、ちゃーんとバッチリ起きられましたよね?」
P「どこがバッチリなんですか、どこが!」
ちひろ「いや、だって……プロデューサーさんの下の方、正直みたいですし」クスクス
P「クソァァァ!……鎮まれっ……鎮まれ、俺の聖剣っ……!!」ビンビン
33: 2013/04/30(火) 23:34:06.09
P「他に、他にもっとまともな目覚ましは無いんですか!?」
ちひろ「うーん……あと残ってるのは、収録段階でボツにしたもの位ですね」
P「ボツ?」
ちひろ「えぇ。例えばこの、まゆちゃんの目覚ましとか」
P「まゆのもあったんですか!?」
ちひろ「はい」
P「それ!それ使いましょうよ!何でボツにしたんですか!」
ちひろ「それは聞いてみたら分かりますけど……じゃあ、セットしますね」カチカチ
ちひろ「うーん……あと残ってるのは、収録段階でボツにしたもの位ですね」
P「ボツ?」
ちひろ「えぇ。例えばこの、まゆちゃんの目覚ましとか」
P「まゆのもあったんですか!?」
ちひろ「はい」
P「それ!それ使いましょうよ!何でボツにしたんですか!」
ちひろ「それは聞いてみたら分かりますけど……じゃあ、セットしますね」カチカチ
34: 2013/04/30(火) 23:36:54.54
P「(普段度を越したレベルで俺に接してくるまゆの事だ、きっと凄いのが……)」
カッチカッチカッチ……ピピッ
『………』
P「………」
まゆ『うふふ、時間ですよ~』
P「(おっ)」ワクワク
まゆ『………』
P「………」
まゆ『………』
P「……ん?」ガバッ
カッチカッチカッチ……ピピッ
『………』
P「………」
まゆ『うふふ、時間ですよ~』
P「(おっ)」ワクワク
まゆ『………』
P「………」
まゆ『………』
P「……ん?」ガバッ
35: 2013/04/30(火) 23:41:23.56
P「ちょっとちひろさん」
ちひろ「何でしょう」
P「この目覚まし、壊れてませんか?」
ちひろ「いいえ、全く」
P「いや、おかしいじゃないですか。まだ一言しか喋ってませんよ、まゆの奴」
ちひろ「だってまゆちゃんのコメント、それだけですもの」
P「えっ」
ちひろ「一言喋った後、プロデューサーさんの所へ早々に引き上げちゃいましたから」
ちひろ「どうもプロデューサーさん経由じゃないお仕事だと、最低限の事しかしてくれないみたいですね」
P「そ、そうだったんですか……」
ちひろ「何でしょう」
P「この目覚まし、壊れてませんか?」
ちひろ「いいえ、全く」
P「いや、おかしいじゃないですか。まだ一言しか喋ってませんよ、まゆの奴」
ちひろ「だってまゆちゃんのコメント、それだけですもの」
P「えっ」
ちひろ「一言喋った後、プロデューサーさんの所へ早々に引き上げちゃいましたから」
ちひろ「どうもプロデューサーさん経由じゃないお仕事だと、最低限の事しかしてくれないみたいですね」
P「そ、そうだったんですか……」
36: 2013/04/30(火) 23:44:29.26
P「しかし意外ですね、LIVEとかじゃあんな一生懸命なのに」
ちひろ「それはそうですよ。プロデューサーさんも見てる前ですから」
ちひろ「良くも悪くも、プロデューサーさん一筋と言う事なんでしょうね」
P「………」
ちひろ「そうそう、まだ見てもらいたいものが……よっと」ゴソゴソ
P「今度は何です?」
ちひろ「じゃーん!男子垂涎、おっOいマウスパッド~」
P「……来たか」ガタッ
ちひろ「それはそうですよ。プロデューサーさんも見てる前ですから」
ちひろ「良くも悪くも、プロデューサーさん一筋と言う事なんでしょうね」
P「………」
ちひろ「そうそう、まだ見てもらいたいものが……よっと」ゴソゴソ
P「今度は何です?」
ちひろ「じゃーん!男子垂涎、おっOいマウスパッド~」
P「……来たか」ガタッ
37: 2013/04/30(火) 23:49:27.04
ちひろ「キャラがプリントされた、巷によくあるマウスパッドですね」
ちひろ「しかし、うちのおっOいマウスパッドはそこらとは比較になりません」
ちひろ「質感、大きさ。全てがトレースされた、完璧なマウスパッドです」
P「た、ただのマウスパッドにそこまでするとは……」
ちひろ「で、何かご希望のマウスパッドは」
P「雫で」
ちひろ「えっ?」
P「雫で」
ちひろ「しかし、うちのおっOいマウスパッドはそこらとは比較になりません」
ちひろ「質感、大きさ。全てがトレースされた、完璧なマウスパッドです」
P「た、ただのマウスパッドにそこまでするとは……」
ちひろ「で、何かご希望のマウスパッドは」
P「雫で」
ちひろ「えっ?」
P「雫で」
38: 2013/04/30(火) 23:52:38.97
ちひろ「雫ちゃんでいいんですか?」
P「雫をオーダーせずに誰をオーダーするんです」
ちひろ「……えぇ、何となく分かってましたよ。雫ちゃんがオーダーされるであろう事は」ゴソゴソ
P「おぉっ!」
ちひろ「――それではたっぷりとその使い心地、確かめてあげて下さい」
ドタプルンッ
P「す、すっげぇ……何だこれ、何だこれ……!」サワサワ
P「雫をオーダーせずに誰をオーダーするんです」
ちひろ「……えぇ、何となく分かってましたよ。雫ちゃんがオーダーされるであろう事は」ゴソゴソ
P「おぉっ!」
ちひろ「――それではたっぷりとその使い心地、確かめてあげて下さい」
ドタプルンッ
P「す、すっげぇ……何だこれ、何だこれ……!」サワサワ
39: 2013/04/30(火) 23:55:13.35
P「この、本物と見紛うまでの手触り……!」ムニムニ
P「おぉぉ……両手では収まりきらない、この豊満なおっOい!」モニュモニュ
P「うっひょー!顔なんか余裕で埋まっちま……う?」
P「……んんん?」
ちひろ「?」
P「おぉぉ……両手では収まりきらない、この豊満なおっOい!」モニュモニュ
P「うっひょー!顔なんか余裕で埋まっちま……う?」
P「……んんん?」
ちひろ「?」
40: 2013/04/30(火) 23:57:56.43
P「あの、ちひろさん」
ちひろ「何でしょう」
P「このマウスパッド、ちょっとデカくないですか」
ちひろ「はい。アイドルの上半身を元に、等身大サイズで作りましたから」
P「……マウスパッドですよね?ちゃんと使えるんですかこれ?」
ちひろ「………」
ちひろ「使おうと思えば、使えるんじゃないでしょうか」
P「えぇー……」
ちひろ「何でしょう」
P「このマウスパッド、ちょっとデカくないですか」
ちひろ「はい。アイドルの上半身を元に、等身大サイズで作りましたから」
P「……マウスパッドですよね?ちゃんと使えるんですかこれ?」
ちひろ「………」
ちひろ「使おうと思えば、使えるんじゃないでしょうか」
P「えぇー……」
41: 2013/05/01(水) 00:01:07.70
P「まずおっOいに、手を乗せて……」ボイン
P「マウスを握って……マウスを……」
P「っ……!!」
ちひろ「どうしました?」
P「だ、ダメだっ!」
ちひろ「何がダメなんです?」
P「……おっOいが、デカすぎて……マウスが地に付かない……!」プルプル
P「マウスを握って……マウスを……」
P「っ……!!」
ちひろ「どうしました?」
P「だ、ダメだっ!」
ちひろ「何がダメなんです?」
P「……おっOいが、デカすぎて……マウスが地に付かない……!」プルプル
43: 2013/05/01(水) 00:05:33.71
ちひろ「えっと……」
P「これは致命的な欠陥ですよ、ちひろさん!」
ちひろ「では、おっOいの部分に肘を乗せたらどうです?」
P「肘の面積分しか触感を楽しめないじゃないですか!」
ちひろ「……あ、だったらおっOいに手を乗せて使わなければいいんですよ」
P「それだとおっOいマウスパッドを使う意味がありませんよ!本末転倒です!!」
ちひろ「じゃあお手上げですね」
P「く、クッソォォォ!……畜生ォォウ……!!」
P「これは致命的な欠陥ですよ、ちひろさん!」
ちひろ「では、おっOいの部分に肘を乗せたらどうです?」
P「肘の面積分しか触感を楽しめないじゃないですか!」
ちひろ「……あ、だったらおっOいに手を乗せて使わなければいいんですよ」
P「それだとおっOいマウスパッドを使う意味がありませんよ!本末転倒です!!」
ちひろ「じゃあお手上げですね」
P「く、クッソォォォ!……畜生ォォウ……!!」
44: 2013/05/01(水) 00:08:38.20
P「……そ、そうだ……他の子は!他の子のマウスパッドは、無いんですか!?」
ちひろ「……確かに、千枝ちゃんやメアリーちゃんのとかもありますけど」
P「ヒャッハァー!是非そいつらをお願いします!」
ドタプルンッ
P「!?」
ちひろ「製作時に聞いたバストサイズ、自己申告なのが仇になったみたいで……」
ちひろ「皆ふざけたか見栄を張りたいのか、どの子もGカップクラスに」
P「Noooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!」ガクガク
ちひろ「……確かに、千枝ちゃんやメアリーちゃんのとかもありますけど」
P「ヒャッハァー!是非そいつらをお願いします!」
ドタプルンッ
P「!?」
ちひろ「製作時に聞いたバストサイズ、自己申告なのが仇になったみたいで……」
ちひろ「皆ふざけたか見栄を張りたいのか、どの子もGカップクラスに」
P「Noooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!」ガクガク
46: 2013/05/01(水) 00:13:14.47
P「完璧と言った割に仕事が雑すぎんだろぉ、ちひろさん……!」
P「あぁしかし……なんてこったい!もっと、もっと俺の腕が長ければ……」
P「いや、人類がこれに適応して進化していれば……こんな事には……!」
ちひろ「ちょっと何言ってるのか分かりませんね……あっ」ゴソゴソ
ちひろ「プロデューサーさん、一つだけ皆とまったく違うサイズがありました」
P「えっ!」
ちひろ「藍子ちゃんのマウスパッドです」ペラーン
P「お、おぉぉぉぉ……!」
P「あぁしかし……なんてこったい!もっと、もっと俺の腕が長ければ……」
P「いや、人類がこれに適応して進化していれば……こんな事には……!」
ちひろ「ちょっと何言ってるのか分かりませんね……あっ」ゴソゴソ
ちひろ「プロデューサーさん、一つだけ皆とまったく違うサイズがありました」
P「えっ!」
ちひろ「藍子ちゃんのマウスパッドです」ペラーン
P「お、おぉぉぉぉ……!」
48: 2013/05/01(水) 00:17:48.86
スススーッ
P「素晴らしい……こんなにマウスを動かしやすいマウスパッドは初めてだ!」
ちひろ「正直に答えてくれたのは雫ちゃんと藍子ちゃんくらいですね、恐らく」
P「……しかし皆、よくこんなもの作らせてくれましたね」
ちひろ「そりゃマウスパッド作るからバストサイズ教えてくれ、なんて聞けませんよ」
P「えっ」
ちひろ「他社のスポーツブラの企画にかこつけて、聞き取り調査をしただけですから」
ちひろ「ちゃんとした採寸をしてないのはその為です」
P「……それじゃ、コレを作ったことをウチのアイドル達が知ったら……」
ちひろ「まず売れませんね。まだ誰にも了承を得てませんし」
P「素晴らしい……こんなにマウスを動かしやすいマウスパッドは初めてだ!」
ちひろ「正直に答えてくれたのは雫ちゃんと藍子ちゃんくらいですね、恐らく」
P「……しかし皆、よくこんなもの作らせてくれましたね」
ちひろ「そりゃマウスパッド作るからバストサイズ教えてくれ、なんて聞けませんよ」
P「えっ」
ちひろ「他社のスポーツブラの企画にかこつけて、聞き取り調査をしただけですから」
ちひろ「ちゃんとした採寸をしてないのはその為です」
P「……それじゃ、コレを作ったことをウチのアイドル達が知ったら……」
ちひろ「まず売れませんね。まだ誰にも了承を得てませんし」
49: 2013/05/01(水) 00:23:54.81
P「……ちゃんと合法的に商品売りましょうよ。公式グッズにしたいなら」
ちひろ「プロデューサーさんに再評価してもらいたかったんです。色々と惜しかったものですから」
ちひろ「っと、忘れるところでした。最後にもう一つ、見てもらいたい目玉商品があるんですよね~」
P「まだあるんですか?」
ちひろ「今度はちゃんとしてますよ~、何しろ商品化目前ですし」
ちひろ「よいしょっと……」ボフッ
P「こ、これは……!」
ちひろ「フッフッフ……等身大アイドル、特注抱き枕(島村卯月ver.)です!」
ちひろ「プロデューサーさんに再評価してもらいたかったんです。色々と惜しかったものですから」
ちひろ「っと、忘れるところでした。最後にもう一つ、見てもらいたい目玉商品があるんですよね~」
P「まだあるんですか?」
ちひろ「今度はちゃんとしてますよ~、何しろ商品化目前ですし」
ちひろ「よいしょっと……」ボフッ
P「こ、これは……!」
ちひろ「フッフッフ……等身大アイドル、特注抱き枕(島村卯月ver.)です!」
51: 2013/05/01(水) 00:27:06.32
P「抱き枕!?……抱き枕カバー、でなく?これ丸ごと?」
ちひろ「はい、さっきのマウスパッドとはワケが違います」
ちひろ「アイドル側も了承済みで、使われた素材全てが最高品質、ブリリアントな……まさに希代の一品です」
P「ほう……」
ちひろ「ただ、アイドル一人に付き一品しか作れないのが難点なんですけど」
P「……しかし、この卯月……何故にポーズがうつ伏せなんです?」
ちひろ「この子の場合、お尻がチャームポイントだと思いまして」
ちひろ「はい、さっきのマウスパッドとはワケが違います」
ちひろ「アイドル側も了承済みで、使われた素材全てが最高品質、ブリリアントな……まさに希代の一品です」
P「ほう……」
ちひろ「ただ、アイドル一人に付き一品しか作れないのが難点なんですけど」
P「……しかし、この卯月……何故にポーズがうつ伏せなんです?」
ちひろ「この子の場合、お尻がチャームポイントだと思いまして」
53: 2013/05/01(水) 00:30:16.32
P「どれどれ」ムニュムニュ
ビクッ
P「ん?」
ちひろ「どうしました?」
P「いや、何か……柔らかいのは柔らかいんだけど」
P「ちょっと温い?というか……」
ちひろ「多分、本物に近づける為の材質のせいですね。稀に良くある事です」
ビクッ
P「ん?」
ちひろ「どうしました?」
P「いや、何か……柔らかいのは柔らかいんだけど」
P「ちょっと温い?というか……」
ちひろ「多分、本物に近づける為の材質のせいですね。稀に良くある事です」
55: 2013/05/01(水) 00:32:55.06
P「……さて、抱き心地はどんな感じかなっと」ギュッ
ブルブルッ
P「!?」
ちひろ「どうしました?」
P「こ、この抱き枕、何か震えて……と言うか、汗ばんでるんだけど!?」
ちひろ「多分、本物に近づける為の材質のせいですね。稀に良くある事です」
P「いやいやいや、稀に良くあってたまるかっての!心霊現象かよ!」
ブルブルッ
P「!?」
ちひろ「どうしました?」
P「こ、この抱き枕、何か震えて……と言うか、汗ばんでるんだけど!?」
ちひろ「多分、本物に近づける為の材質のせいですね。稀に良くある事です」
P「いやいやいや、稀に良くあってたまるかっての!心霊現象かよ!」
56: 2013/05/01(水) 00:37:40.26
P「……中身、あらためさせてもらいますよ。チャックはどこです?」
ちひろ「えっと……プリントの、裏?」
P「………」ジジーッ
ゴロン
卯月「ぷはぁ……」ホカホカ
P「う、卯月……!?」
ちひろ「……チッ」
ちひろ「えっと……プリントの、裏?」
P「………」ジジーッ
ゴロン
卯月「ぷはぁ……」ホカホカ
P「う、卯月……!?」
ちひろ「……チッ」
57: 2013/05/01(水) 00:41:26.43
卯月「プロデューサーさん……わ、私……」ハァハァ
P「大丈夫か!?」
ちひろ「ちゃんと空気穴は空いてますから。大丈夫ですよ」
P「……どういうことなんですかね、これは」
ちひろ「ほら、最近のプロデューサーさんのフリトレ、全然掃けてませんよね?」
ちひろ「ですから、ちょっと効率化させようと思いまして」
P「それ普通横流しって言いますよね、というかどこにトレードする気だったんですか!?」
P「大丈夫か!?」
ちひろ「ちゃんと空気穴は空いてますから。大丈夫ですよ」
P「……どういうことなんですかね、これは」
ちひろ「ほら、最近のプロデューサーさんのフリトレ、全然掃けてませんよね?」
ちひろ「ですから、ちょっと効率化させようと思いまして」
P「それ普通横流しって言いますよね、というかどこにトレードする気だったんですか!?」
59: 2013/05/01(水) 00:45:04.47
ちひろ「もちろんファンの人達に、ですよ」ニコッ
ちひろ「基本、プロデューサーさんより莫大なマニーを持ってますから。実に有益なトレードです」
P「ぐっ……し、しかし、このまま黙って見過ごす訳には」
ちひろ「卯月ちゃんを手持ちに戻したいんですか?……もう所属人数、パンパンですよ?」
P「あ、そうだった」
ちひろ「そもそもこの卯月ちゃん、出品取り下げた後放置されてましたからね」
卯月「プロデューサーさん……」グスッ
P「(く、クソッ!……どうしたら卯月を助けられ……ハッ!)」
P「そ、そうか……分かったぞ!」ピキーン
ちひろ「基本、プロデューサーさんより莫大なマニーを持ってますから。実に有益なトレードです」
P「ぐっ……し、しかし、このまま黙って見過ごす訳には」
ちひろ「卯月ちゃんを手持ちに戻したいんですか?……もう所属人数、パンパンですよ?」
P「あ、そうだった」
ちひろ「そもそもこの卯月ちゃん、出品取り下げた後放置されてましたからね」
卯月「プロデューサーさん……」グスッ
P「(く、クソッ!……どうしたら卯月を助けられ……ハッ!)」
P「そ、そうか……分かったぞ!」ピキーン
60: 2013/05/01(水) 00:48:50.35
ちひろ「何が分かったんです?この状況に打開策なんて、あるはず……」
P「レア以上のウチのアイドルを三人、特別移籍だ!」
みく「えっ、ちょ……プロデューサーチャン!?決断早す―――」チャリーン
幸子「まさかボクの出番がたったこれだけとかそ―――」チャリーン
菲菲「み、みんな~!ふぇいふぇいだy―――」チャリーン
ちひろ「……レアメダル、ですって……!?」
P「あぁ。このレアメダル三枚を使用し、俺は……女子寮を作る!」ゴゴゴゴゴ
P「レア以上のウチのアイドルを三人、特別移籍だ!」
みく「えっ、ちょ……プロデューサーチャン!?決断早す―――」チャリーン
幸子「まさかボクの出番がたったこれだけとかそ―――」チャリーン
菲菲「み、みんな~!ふぇいふぇいだy―――」チャリーン
ちひろ「……レアメダル、ですって……!?」
P「あぁ。このレアメダル三枚を使用し、俺は……女子寮を作る!」ゴゴゴゴゴ
61: 2013/05/01(水) 00:52:44.27
ちひろ「で、でも……たかだか10人じゃないですか。そんな寮、すぐに埋まっちゃいますよ?」
P「……フッ」
ちひろ「!?……ま、まさか」
P「これが俺の答えです、ちひろさん」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…
ちひろ「そんなっ……レア以上確定のプラチナガチャを、あんなに……!」
ちひろ「きゃああああああああ~っ!」パタリ
P「……フッ」
ちひろ「!?……ま、まさか」
P「これが俺の答えです、ちひろさん」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…
ちひろ「そんなっ……レア以上確定のプラチナガチャを、あんなに……!」
ちひろ「きゃああああああああ~っ!」パタリ
63: 2013/05/01(水) 00:58:05.57
ちひろ「あぁ、ダメですプロデューサーさん……そんなに、回しちゃ……」
P「もう横流ししたりしませんね?」
ちひろ「も、もちろんです……♪」ニヘラ
卯月「……プロデューサーさん!」ギュッ
P「今まですまなかったな、卯月」
卯月「私、頑張ります!これからもっともっと、頑張りますから!」
P「……あぁ。期待してるぞ」
P「もう横流ししたりしませんね?」
ちひろ「も、もちろんです……♪」ニヘラ
卯月「……プロデューサーさん!」ギュッ
P「今まですまなかったな、卯月」
卯月「私、頑張ります!これからもっともっと、頑張りますから!」
P「……あぁ。期待してるぞ」
65: 2013/05/01(水) 01:01:21.87
ちひろ「――さて、と」ムクリ
ちひろ「遊びも入って最後には小芝居と、随分と寄り道してしまいましたね」
ちひろ「まぁこれで本来の目的も達成しましたし、とっとと片付け……」
P「あ、ちひろさん。ちょっと」
ちひろ「っ!?な、何でしょうプロデューサーさん」
P「この不採用にしたグッズ、いくつかもらっていいですかね」
ちひろ「え、えぇ。別に構いませんけど……」
P「ありがとうございます」
ちひろ「遊びも入って最後には小芝居と、随分と寄り道してしまいましたね」
ちひろ「まぁこれで本来の目的も達成しましたし、とっとと片付け……」
P「あ、ちひろさん。ちょっと」
ちひろ「っ!?な、何でしょうプロデューサーさん」
P「この不採用にしたグッズ、いくつかもらっていいですかね」
ちひろ「え、えぇ。別に構いませんけど……」
P「ありがとうございます」
66: 2013/05/01(水) 01:06:36.75
~翌日~
卯月「念願の女子寮建設、そして増築……」
卯月「特別移籍に巻き込まれて、ライバルは一掃されちゃいました」
卯月「SRなみくさんまで巻き込んだのには少し驚きましたけど……とにかく、今度こそチャンスです」
卯月「今なら、今ならプロデューサーさんにノーマルな私の姿だけを見t」
まゆ「お願いします……」
P「ダメだ」
まゆ「……どうしても、ですかぁ?」
P「あぁ。どうしてもだ」
卯月「」
卯月「念願の女子寮建設、そして増築……」
卯月「特別移籍に巻き込まれて、ライバルは一掃されちゃいました」
卯月「SRなみくさんまで巻き込んだのには少し驚きましたけど……とにかく、今度こそチャンスです」
卯月「今なら、今ならプロデューサーさんにノーマルな私の姿だけを見t」
まゆ「お願いします……」
P「ダメだ」
まゆ「……どうしても、ですかぁ?」
P「あぁ。どうしてもだ」
卯月「」
67: 2013/05/01(水) 01:15:37.94
まゆ「うぅぅ……ひ、酷いです……あんまりですよぉ」
P「これもまゆを思っての事なんだ」
まゆ「その気持ちは、痛いほど分かります……で、ですけどぉ」
P「………」カチカチ
ピピッ
『うふふ、時間ですよ~』
まゆ「ふあぁ!……や、やめ……やめてぇ!」ガタガタ
まゆ「そんなっ……そんな、心のこもってないまゆの声を……毎朝、プロデューサーさんの耳にぃ……!」プルプル
まゆ「……まゆにはこんな自分、許せません……!」
卯月「」
P「これもまゆを思っての事なんだ」
まゆ「その気持ちは、痛いほど分かります……で、ですけどぉ」
P「………」カチカチ
ピピッ
『うふふ、時間ですよ~』
まゆ「ふあぁ!……や、やめ……やめてぇ!」ガタガタ
まゆ「そんなっ……そんな、心のこもってないまゆの声を……毎朝、プロデューサーさんの耳にぃ……!」プルプル
まゆ「……まゆにはこんな自分、許せません……!」
卯月「」
68: 2013/05/01(水) 01:20:48.79
P「いいじゃないか、中々新鮮だし」
まゆ「で、でも……こんなの、まゆの本当の気持ち、なんかじゃ……!」
P「そうだな」
まゆ「……プロデューサー、さん」
P「君が俺のことを見ているように、俺も君のことはちゃんと見ているつもりだ」
P「それを……ゆめゆめ忘れないようにな」
まゆ「……はい……まゆはこの戒め、絶対……絶対に、忘れませんからぁ……」ポワワワ
卯月「(なにこれ……何なんですかこれ……どういう展開ですかこれ!?)」ワナワナ
まゆ「で、でも……こんなの、まゆの本当の気持ち、なんかじゃ……!」
P「そうだな」
まゆ「……プロデューサー、さん」
P「君が俺のことを見ているように、俺も君のことはちゃんと見ているつもりだ」
P「それを……ゆめゆめ忘れないようにな」
まゆ「……はい……まゆはこの戒め、絶対……絶対に、忘れませんからぁ……」ポワワワ
卯月「(なにこれ……何なんですかこれ……どういう展開ですかこれ!?)」ワナワナ
69: 2013/05/01(水) 01:24:43.61
藍子「……あの、プロデューサーさん?」
P「はい何でしょう」
藍子「さっきも、その……マウスパッド、人前で使わないようにって、言いましたよね」
P「いいじゃないか別に」
藍子「よ、良くありません!大体何でこれ、私の顔が……!」
P「藍子だから、使いたいんだよ」
藍子「……えっ、あ……ぷ、プロデューサーさん?な、何を、言って……」
卯月「」
P「はい何でしょう」
藍子「さっきも、その……マウスパッド、人前で使わないようにって、言いましたよね」
P「いいじゃないか別に」
藍子「よ、良くありません!大体何でこれ、私の顔が……!」
P「藍子だから、使いたいんだよ」
藍子「……えっ、あ……ぷ、プロデューサーさん?な、何を、言って……」
卯月「」
70: 2013/05/01(水) 01:27:43.34
P「藍子に似て、つるつる、すべすべしたマウスパッドなんだ」
P「使わない訳にはいかないじゃないか」
藍子「そ、そうなんですか?それだったら、使っても……」
藍子「ううん、ダメ!……や、やっぱりこれ、恥ずかしいですしっ」
P「しかしなぁ」
藍子「事務所じゃなくて、その……ぷ、プロデューサーさんの家で、使ってください!」
P「分かった、分かったよ。仕方ないなぁ」ニヤニヤ
卯月「……………」
P「使わない訳にはいかないじゃないか」
藍子「そ、そうなんですか?それだったら、使っても……」
藍子「ううん、ダメ!……や、やっぱりこれ、恥ずかしいですしっ」
P「しかしなぁ」
藍子「事務所じゃなくて、その……ぷ、プロデューサーさんの家で、使ってください!」
P「分かった、分かったよ。仕方ないなぁ」ニヤニヤ
卯月「……………」
71: 2013/05/01(水) 01:31:35.71
卯月「プロデューサーさんっ!」
P「ん?どうした卯月」
卯月「私、プロデューサーさん専用の抱き枕になりますから!私もお持ち帰りして下さい!」
P「えっ」
卯月「頑張りますから!プロデューサーさんの家でも、頑張りますから!!」
P「いや、その、それはちょっと……」
藍子「う、卯月ちゃん……!?」
まゆ「………」
ちひろ「さーて、お次はどの手でプロデューサーさんを嵌めましょうかね~♪」ルンルン
おわり
P「ん?どうした卯月」
卯月「私、プロデューサーさん専用の抱き枕になりますから!私もお持ち帰りして下さい!」
P「えっ」
卯月「頑張りますから!プロデューサーさんの家でも、頑張りますから!!」
P「いや、その、それはちょっと……」
藍子「う、卯月ちゃん……!?」
まゆ「………」
ちひろ「さーて、お次はどの手でプロデューサーさんを嵌めましょうかね~♪」ルンルン
おわり
72: 2013/05/01(水) 01:44:36.83
乙
Pの運命やいかに……
Pの運命やいかに……
73: 2013/05/01(水) 02:09:07.08
卯月可愛い
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります