1: 2010/02/05(金) 15:44:41.95 ID:iFJ+cKZk0

ガチャ

梓「こんにちはー」

梓「あれ?誰もいないや…」

梓「まだ来てないのかな…」

梓「あ、でもカバンは置かれてる」

梓「どっかにいったのかな」

梓「…来るまで待っておこう」

けいおん!Shuffle 2巻 (まんがタイムKRコミックス)
3: 2010/02/05(金) 15:51:16.46 ID:iFJ+cKZk0


梓「…あのカバンは…」

梓「多分、唯先輩のカバン」

梓「……!」ゾクゾク

梓「……ダメだ、抑えなきゃ!」

梓「でも…ちょっとだけなら…」

梓「いや、もし先輩たちが戻ってきたら…」

梓「でも、今しかチャンスは…」

梓「ああ、ダメダメ!耐えるのよ梓!」

梓「ここでやっちゃったら確実に変態って思われちゃう…」

梓「……でも、唯先輩の…」

9: 2010/02/05(金) 15:57:19.90 ID:iFJ+cKZk0
梓「ちょっとだけなら…いいか」

梓「これが、唯先輩のカバン…」

梓「…クンクン」

梓「すごい…唯先輩の匂いがする…」

梓「もうダメ!舐めたい!」

梓「ぺろぺろ」

梓「はあ…唯先輩…」ポー

12: 2010/02/05(金) 16:02:50.71 ID:iFJ+cKZk0
梓「…どうしよう、カバン開けてもいいよね」

梓「よし!」ジー…

梓「あっ!これは…」

梓「唯先輩の飲みかけのペットボトル…」

梓「いいよね?やっちゃっていいよね?」

梓「まずは…フタをとる…」

梓「次に、フタを舐める…」

梓「ぺろぺろ」

梓「ああ、ヤバいよこれ…」ポー

14: 2010/02/05(金) 16:09:30.22 ID:iFJ+cKZk0
梓「じゃあ…いこうかな…メインディッシュ…」

梓「いただきます!」

ガチャ

唯「ふう、つかれたあ!」

律「まったくさわちゃんめ、こき使いやがって…」

澪「まあいいじゃないか、たまには手伝わないとな」

紬「うふふ、そうだね」

梓「!!!」

15: 2010/02/05(金) 16:16:17.90 ID:iFJ+cKZk0
唯「おお!あずにゃん来てたの!?」

梓「あわわわ…」

律「ん?何飲んでんだ?」

梓「こ、これはその…」

唯「ああっ!それ私のだよ!」

澪「えっ」

梓(終わった…今日氏のう…)

唯「もうあずにゃんったら!飲みたいなら言えばいいのに」

梓「えっ」

唯「それ飲みたかったんでしょ?いいよ、飲んで!」

梓「え、え、え」

17: 2010/02/05(金) 16:22:16.82 ID:iFJ+cKZk0
梓(何だか知らないけど、助かったのか?)

律「まったく、ティータイムもあるのに我慢できなかったのか?」

澪「ごめんな梓、ちょっと用事があったもんだからさ」

紬「すぐに淹れるからね!」

唯「く~!待ちきれないあずにゃんかわいい!」ダキッ

梓「あうっ!///」

梓(よかった、ばれてないみたいだ…)ホッ


20: 2010/02/05(金) 16:28:38.53 ID:iFJ+cKZk0

私、中野梓にはある癖がある
それは、何かを舐めたくなってしまうこと
鉛筆、シャーペン、消しゴム、カバン、靴、机、お箸、人でもいい……
物を見ると無性に舐めたくなってしまう
そして、何かを舐めると、言葉じゃ言い表せることが出来ない気持ちになるのだ
いつもは自分の指を舐めることで抑えているが、この衝動は抑えきれないものなのだ

もし、その人や持ち物に対して何だかモヤモヤした気分になってしまうと、舐めたいと思ってしまう
この衝動は軽音部に入ってからはさらに強くなり……
私は自分の欲求といつも戦っているのだ


梓(はあ…さっきの唯先輩のペットボトル、もうちょいだったな)

梓(飲んでいいよと言われたけど、みなさんの前じゃぺろぺろ出来ないよ…)


21: 2010/02/05(金) 16:34:24.37 ID:iFJ+cKZk0
律「でさあ、澪のやつがさあ…」

梓(ああ、律先輩のフォーク…すごい色だ)

梓(力強くてたくましくて…舐めてみたい)

澪「お、おい!それは言うなよ!」

梓(ああ、澪先輩のスプーン…とてもきれいだ)

梓(柄は細長いけど、先は大きいなんて…舐めてみたい)

紬「うふふ、おもしろいね」

梓(ああ、ムギ先輩のティーカップ…とても上品だ)

梓(高級さを出しておきながら、かわいらしいなんて…舐めてみたい)


22: 2010/02/05(金) 16:40:44.79 ID:iFJ+cKZk0
唯「ん~!このケーキ美味しい!」

梓(ああ、唯先輩の持ってるお皿…かわいい)

梓(かわいい、かわいい、なめたい、なめたい、なめたい…)チュパ

律「お、おい梓」

梓「は、はい!?」

律「さっきから指舐めて…どうしたんだ?」

澪「唯の方を見てたぞ」

梓(はっ!思わず禁断症状が…!)

梓「こ、これは違うんです!あの、その…」

唯「おっわかった!あずにゃん、このケーキ食べたかったんでしょ!」

梓「えっ?あ、ああ、はいそうです」

紬「そうなの?じゃあはい。梓ちゃんの分!」

梓「あ、ありがとうございます」

25: 2010/02/05(金) 16:46:35.33 ID:iFJ+cKZk0
梓(ほっ、またばれずにすんだや)パク

梓(でも、いつばれるか分かんないよ)モグ

梓(抑えなきゃ!そうしないとこの軽音部にはいられなくなる!)ゴクン

唯「おいしいでしょ?あずにゃん!」

梓「はい!とっても美味しいです!」

澪「さて、それじゃあ練習するか」

梓「!」

律「えー、もうちょっとゆっくりしたいよー」

澪「わがまま言わないの!さっ早く!」

唯「あははは、澪ちゃん、りっちゃんのお母さんみたい!」

紬「ママって感じね」

梓(どうしよう…一番つらい時間が来てしまった…)

梓(私は無事に帰ることが出来るだろうか…?)

26: 2010/02/05(金) 16:52:10.03 ID:iFJ+cKZk0


唯「あずにゃあん!このコードはどうやって弾くの?」

梓「えっ?また忘れたんですか!?」

唯「面目ない…」

梓「もう…これはこうです」

唯「こう?」ジャラーン

梓(あっ、唯先輩のギター、今日もかわいいな)

梓(あの色、あの形、そして音色…なんて素晴らしいんだ)

唯「あ、あずにゃん?おーい」

梓「は、はい!?」

唯「どうしたの?さっきからボーっとしてるよ?」

梓「な、なんでもないです!」

唯「そう?」

27: 2010/02/05(金) 16:58:47.01 ID:iFJ+cKZk0
律「ふぁ~あ」

澪「律、そろそろみんなで合わせないか?」

律「ふぇ?そうだな。やるか」

律「じゃあみんな!準備はいいか!?」

唯「おおっ!」

紬「はいっ!」

澪「いいぞ」

梓「いけます!」

律「よし!いくぞ!1、2、3、4…」カンカン

29: 2010/02/05(金) 17:05:21.89 ID:iFJ+cKZk0
律「…」タンタンカン

梓(ああ、律先輩のドラム…)

梓(かっこよくてパワフル…舐めたい…)ジュル

澪「…」ベンベン

梓(澪先輩のベース…)

梓(すっごいクールで美しい…舐めたい…)ゴクン

紬「…」ポロポロ

梓(ムギ先輩のキーボード…)

梓(上品で優雅な音色…舐めたい…)ハアハア

30: 2010/02/05(金) 17:12:19.29 ID:iFJ+cKZk0
唯「~~♪」ジャジャジャン

梓(そして唯先輩のギター…)

梓(なんであんなに舐めたくなるの…!?ヤバい…)ダラダラ

梓(なめたいなめたいなめたいなめたいなめたい…)チュパ

律「…! ストーップ!」

澪「どうしたんだ?」

律「おい梓!どうしたんだ指なんか舐めて!」

梓「あっ…」

澪「梓?」

梓「す、すみませ…ん。今日は帰ります!」ダッ

31: 2010/02/05(金) 17:17:50.92 ID:iFJ+cKZk0
唯「あずにゃん!」

紬「どうしたんだろう?」

律「今日の梓、おかしかったな」

澪「ああ、なんだか身が入ってないっていうか」

紬「心配ね…」

唯「あずにゃん……」

34: 2010/02/05(金) 17:27:57.64 ID:iFJ+cKZk0

――梓の家

バタン!

梓「……」バフン

梓「やってしまった…なんてことを…」

梓「最近、舐めたい衝動がひどくなってる…」

梓「抑えたくても、抑えきれない」

梓「こんなときは…」ゴソゴソ

梓「このバトンを…」

梓「ぺろぺろ」

梓「ぺろぺろ」

梓「ぺろぺろ」

梓「……ダメだ、全然おさまらない…」

35: 2010/02/05(金) 17:34:32.19 ID:iFJ+cKZk0
梓「軽音部に入ってからだ…何かを舐めても落ち着かないのは」

梓「でも、先輩たちのを舐めるとすごい気持ちいい…」

梓「なんで…なんでだろう」

梓「もう…抑えきれない…」

36: 2010/02/05(金) 17:40:17.67 ID:iFJ+cKZk0

――翌日

梓「はあ…結局あんまり眠れなかったな…」

梓「なんとか舐めたい衝動は落ち着いたけど…」

梓「今日も何とか抑えないと…」

ガラッ

梓「おはよう…」

純「おはよう、梓」

憂「梓ちゃん!昨日は大丈夫だった?お姉ちゃんがすっごく心配してたよ!」

梓「うん、昨日は気分が悪かったんだ…」

憂「そうだったんだ」

純「あんまり無理しちゃダメだよ?」

梓「うん、ありがと、純」

37: 2010/02/05(金) 17:47:09.74 ID:iFJ+cKZk0
梓(この二人にはあの衝動は起きない…)

梓(安心できるな…)

憂「梓ちゃん、今日の家庭科の時間、どうする?」

梓「どうするって?」

純「今日は自由に作っていいってさ」

梓「そうなんだ…憂は何を作るの?」

憂「私はお姉ちゃんのために、プチケーキでも作ろうかなって」

純「お姉ちゃんっ子だなあ」


38: 2010/02/05(金) 17:53:41.34 ID:iFJ+cKZk0
梓「そういう純は?」

純「私はクッキー!」

梓「ふつう」

純「なっ!?別にいいでしょ!じゃあ梓は何作るの?」

梓「私?私は…何か長い棒的なものを…」

純「えっ」

憂「えっ」

梓「あっ!いや、違うの!えーと…チュロス!チュロスだよ!」

憂「チュロス?どうやって作るの?」

梓「それは…わかんない」

純「どんだけ食べたいんだよ!」

39: 2010/02/05(金) 18:10:34.71 ID:iFJ+cKZk0
梓(無意識に細長いものを連想してしまった…)

梓(まずい…せっかく先輩たちがいないのにこんなんじゃダメだ)

梓(なんとか抑えなきゃ…!)


――家庭科の時間

憂「……よし!これでオーケイ!」

純「すごい!さすがは憂だ、テキパキしてる」

憂「も、もう、あんまりほめないでよ~///」


42: 2010/02/05(金) 18:16:09.20 ID:iFJ+cKZk0
純「いやあ、だって早いもん!ねえ梓」

梓「……」チュパ

憂「あ、梓ちゃん!?」

梓「ふえっ!?お、おいしいなあ。あはは」

純「な~んだつまみ食いか」

梓(ダメ…!こんなんじゃばれちゃう…!)

憂「梓ちゃん、チュロス作りはどう?」

梓「作り方がわからないんだ…難しくて」

憂「じゃあ、私も手伝うよ!私の分は終わったし」

梓「本当?じゃあお願いします!」

43: 2010/02/05(金) 18:21:18.30 ID:iFJ+cKZk0

梓(憂はやさしいな。唯先輩がうらやましいよ)

憂「えーっと…まずは…」

梓(ああ、憂のエプロン、かわいい…)

梓(いつもこれつけて料理してるんだろうな…)

梓(家庭的な憂…舐めたいなあ…)

憂「こうして…こう!」グイン

純「うわっ!何が起こったの!?」

44: 2010/02/05(金) 18:28:06.34 ID:iFJ+cKZk0
憂「出来たよ!梓ちゃん」

梓「はっ!?いつの間にチュロスが…」

純「早すぎて見えなかったや」

憂「意外と簡単なんだね。今度作ってみようかな」

梓(今さっき、憂に舐めたいって思ってた…)

梓(憂にまで…私はなんてことを…)

梓(抑えよう…うん、冷静になるんだ…)


45: 2010/02/05(金) 18:34:15.25 ID:iFJ+cKZk0



純「うん!クッキーうまい!」

梓「ふつうだけどおいしいね」サクサク

純「ふつうって言うなあ!」

梓「あっ、憂のプチケーキ、おいしい!」

純「本当だ!ふんわりしてて、甘くて、おいしい!」

憂「えへへ、お姉ちゃんがテーマなんだ」

梓(ああ、憂の作ったケーキ…)

梓「ぺろぺろ」

純「あ、梓…?」

梓「あっ、てへへ、つい…」

憂「……?」


46: 2010/02/05(金) 18:41:44.23 ID:iFJ+cKZk0
梓「で、これがチュロス」

純「ほとんど憂が作ったけどね」

憂「じゃあいただきます」

純「…うん、うまいね!」

梓「……」

梓「ぺろぺろ」

憂「…梓ちゃん?」

梓「…な、なにっ?」

憂「いやあ独特な食べ方するんだなあって」

梓「あ、あはははっ…」

梓(舐めてたのか…気付かなかった)

梓(でもチュロス…病みつきになりそう)

梓「ぺろぺろ」

50: 2010/02/05(金) 18:48:18.51 ID:iFJ+cKZk0

――放課後

梓「こんにちは」ガチャ

唯「ああっ!あずにゃん!」

律「昨日はどうしたんだ?心配したんだぞ?」

梓「すみません。ちょっと気分が悪くて…」

澪「そうか。まあ無理はするなよ」

梓「はい!あ、お詫びに…先輩、これどうぞ」

律「なんだこれ?チュロスか?」

梓「今日の家庭科の時間で作りすぎたので…」

澪「チュロスか、めずらしいな」

51: 2010/02/05(金) 18:54:22.23 ID:iFJ+cKZk0
唯「これあずにゃんが作ったのかあ、おいしそう!」

紬「うん、そうね」

律「じゃあ…」

律澪唯紬「いただきまーす!」

律「んぐ…うまいな!」

澪「ああ、しっとりしてるな」

紬「紅茶に合いそうね」

唯「おいふぃい!」

梓「……」ハアハア

梓(先輩たちが長い棒状のものを食べてる…)

梓(すごい…やらしくないはずなのに、なんだかやらしい…)

53: 2010/02/05(金) 19:01:11.75 ID:iFJ+cKZk0
梓(ああ、そのチュロスを舐めたい…)

梓(ぺろぺろしたい、ぺろぺろしたい…)

唯「ん?あずにゃん、そんなに見て…食べたかったの?」

梓「ふえっ!?ち、違いますよ!」

梓(ヤバい…今日も耐えなきゃ…)

54: 2010/02/05(金) 19:09:36.48 ID:iFJ+cKZk0


唯「あずにゃ~ん、ネコ耳付けて!」

梓「イヤです!」

唯「そう言わずに~」

梓「イヤなものはイヤなんです!」

唯「ケチ!」

梓「ケチで結構です!」

梓(今のところ舐めたいとは思わないな)

梓(このまま部活が終われば…)

55: 2010/02/05(金) 19:18:22.92 ID:iFJ+cKZk0
さわ子「グッモーニン!」ガチャ

律「うわっ!さわちゃん!」

唯「どうしたの?」

さわ子「どうしたのって…顧問だから来て当たり前でしょ!それより…」

澪「うっ、イヤな予感が…」

さわ子「はい、新作のお洋服~!」

澪「やっぱり」

梓「またですか…」

さわ子「うふふ、梓ちゃんの分もちゃんとあるわよ?」

梓「いいですよ!」

56: 2010/02/05(金) 19:23:40.91 ID:iFJ+cKZk0
唯「おお!これ着てみたい!」

紬「じゃあ私はこれ!」

律「ノリノリだな…」

さわ子「澪ちゃんはこれね!」

澪「イヤだあああっ!!」


57: 2010/02/05(金) 19:28:37.96 ID:iFJ+cKZk0


唯「じゃーん!女教師ゆいだよん!」

律「ってまんまさわちゃんじゃん」

さわ子「なんか先生って感じがしないわ」

唯「がーん」

梓(唯先輩、かわいすぎる…!)

梓(あんな教師いたら教えてもらいたいし、舐めたい…!)

紬「じゃーん!怪盗ムギよ!」

律「キャッツアイだな」

さわ子「ムギちゃんは何でも似合うわねえ」

梓(ああ。ムギ先輩…凛々しい)

梓(私の心を盗んでほしい…あと舐めたい…)

58: 2010/02/05(金) 19:35:01.23 ID:iFJ+cKZk0
唯「りっちゃんはなんなの?」

律「魔法少女りっちゃんだぜ!」

さわ子「にあわねえ」

律「うっさい!」

梓(ああ、律先輩が魔法少女…)

梓(ピーリカなんたらなんとかなんとかあ!的なかわいさだよ!あと舐めたい!)

律「あれ?澪は?」

さわ子「着替えさせたらどっか行っちゃった」

唯「あっ!ロッカーの中にいるよ」

澪「……」

61: 2010/02/05(金) 19:41:02.26 ID:iFJ+cKZk0
律「おーい澪。誰も笑わないから出てこいよ」

澪「……笑うもん」

梓「笑いませんよ」

律「おらあ!さっさと出てこい!」ガチャ

澪「うわあ!?」

唯「み、澪ちゃん…」

澪「ど、どう?」

紬「工口い…」ブシュー

律「お前、こんなのよく着れたな…」

澪「えっ…」

梓(まさかの…貝ビキニ…!)

62: 2010/02/05(金) 19:47:26.44 ID:iFJ+cKZk0
梓(なんだあれ!舐めたい!貝の中の貝柱を舐めたい!)チュパ

さわ子「あ、梓ちゃん!それ私のメガネ!」

梓「あっ!?」

さわ子「ここに置いてたメガネをいつの間に!」

梓(しまった…!気づいたら舐めてた…何か言い訳を…)

梓「し、指紋が付いてたから…きれいにしようと思って…」

さわ子「へっ?」

梓(ま、まずかったか…?)

63: 2010/02/05(金) 19:53:00.82 ID:iFJ+cKZk0
さわ子「あらそう…まあありがとね」スチャ

梓(何とかごまかせた…)

梓(でももう限界だよ…先輩たちかわいすぎるもん…)

唯「あずにゃん?どうしたの?」

梓「きょ、今日は帰ります!」ダッバタン

唯「ありゃ、また帰っちゃった…」

律「んもう、さわちゃんのせいだぞ!」

さわ子「えー」

紬「貝で…あんな…」ハアハア

澪「氏にたい…」


65: 2010/02/05(金) 19:59:31.46 ID:iFJ+cKZk0

――梓の家

バタン

梓「はあ…またやっちゃった」

梓「もうあわせる顔がないや…」

梓「これって病気なのかな…」

梓「……」チュパ

梓「はっ!また無意識に…」

梓「まあいいか…早くねむろ」


67: 2010/02/05(金) 20:05:08.76 ID:iFJ+cKZk0

――翌日

梓「おはよう」

純「うーっす、梓」

憂「梓ちゃん、本当に大丈夫?昨日も途中で帰っちゃったんでしょ?」

梓「うん…大丈夫だよ…」

梓(ああ、憂のマフラー、かわいいなあ。舐めたいな)

憂「辛かったらいつでも言ってね!助けになるから!」

梓「へっ?あ、うん…」

梓(また考えてた…私って最悪だ…)

梓(憂は私のことを考えてくれてるのに…)

梓(抑えなきゃ!)ヨシ

68: 2010/02/05(金) 20:11:10.81 ID:iFJ+cKZk0
純「ところで梓、今日の英語の小テスト、大丈夫?」

梓「えっ!?テストあるの?」

憂「うん、5時限目に」

梓「勉強やってない…」

憂「じゃあ、今日の昼休みに図書館で勉強しようよ」

純「まあ少ししか時間ないけどね」

梓「最後の悪あがきってやつだね」

純「そゆこと!」

憂「じゃあ、昼休みにね!」

梓「うん!」

70: 2010/02/05(金) 20:18:45.56 ID:iFJ+cKZk0

――昼休み

憂「うわあ…結構いっぱいだ」

梓「席空いてるかな…」

純「…無いっぽいね」

和「あら?憂たちじゃない」

憂「あっ!和さん!」

和「席が無いの?」

梓「はい…」

和「じゃあ一緒に座る?空いてるしね」

純「本当ですか!?やった!」

憂「ありがとうございます」

和「いいっていいって」

梓(和先輩ってかっこいいなあ…)ポー

梓(はっ…抑えよう抑えよう…)

71: 2010/02/05(金) 20:24:38.92 ID:iFJ+cKZk0


純「I want to lick it very much……私はそれを…とても…」

和「lickは舐めるって意味よ」

梓「!」ビクン

純「そうなんですか!ありがとうございます!」

憂「ん?どうしたの梓ちゃん?」

梓「な、なんでもない…」

和「それにしても感心ね。唯なんか勉強のべの字もしなかったのに」

梓「そんなことないですよ」

憂「お姉ちゃんもやる時はやる人です!」

純「いや、それは今関係ないから」

72: 2010/02/05(金) 20:29:26.74 ID:iFJ+cKZk0
和「梓は軽音部に入ってどう?楽しい?」

梓「えっ?あ、はい。とても楽しいですよ」

和「唯も毎日言ってくるわ。あずにゃんが入って楽しいよって」

梓「ほ、ほんとですか!」

憂「うん。お姉ちゃんもお家で毎日言ってるよ!あずにゃんが居なきゃさびしいって」

梓(どうしよう…嬉しすぎてやばい…)

和「だから、途中でいきなり帰ったりしちゃだめよ?唯たち、結構心配してるんだから」

梓「知ってたんですか?」

和「澪が昨日言ってきたの」

梓(そうなんだ…先輩達のためにも舐めるなんてことは抑えなきゃ!)

和「梓、頑張りなさいよ」

梓「はい!」

純「なんか知らないけどよかった」

73: 2010/02/05(金) 20:35:53.58 ID:iFJ+cKZk0
和「あっ私ちょっとトイレ行ってくる」

憂「いってらっしゃい!」

梓「和先輩はいい人だなあ」

憂「うん!昔からやさしいんだよ!」

梓(…ん?あれは…和先輩のシャーペン)

梓(すごい…長年使いこまれたって感じがする熟年物…!)

梓(ああ、舐めたい…舐めたいよぅ…)

梓(で、でも抑えなきゃ…)

憂「純ちゃん、そこは関係代名詞だよ」

純「えー、そうなの?」

梓(よし!二人ともこちらに意識がない!今だ!)

74: 2010/02/05(金) 20:42:27.87 ID:iFJ+cKZk0
梓「ぺろぺろ」

梓(ああ、和先輩…)ホワーン

和「梓…?何してるの?」

梓「!!!」

梓(やってしまったああ!!)

梓「あ、あ、あのこれは…」

和「?」

梓「えと…結構汚れてたんできれいにしようかなあと…」

和「??」

梓(さすがに和先輩には通用しないか…!)

和「……そう、まあありがとね」

梓(うわあ!絶対引かれたよ!)

76: 2010/02/05(金) 20:47:16.50 ID:iFJ+cKZk0
和「…そろそろ時間ね、みんなテストがんばんなさいよ」

憂純「はーい!」

梓(終わった…終わったよ…)


――放課後

梓「はあ…和先輩に嫌われちゃった…」

梓「やっぱり抑えようと思っても無理なのは無理だよ…」

梓「これからどうしよう…」

77: 2010/02/05(金) 20:52:36.34 ID:iFJ+cKZk0

ガチャ

梓「こんにちは…」

唯「おっ!あずにゃんが来た!」

律「昨日も気分が悪かったんだろ?あんまり無理すんなよ?」

梓「大丈夫です…」

澪(明らかに大丈夫じゃなさそうだけど…)

紬「じゃあ、お茶にしよっか」


78: 2010/02/05(金) 20:58:32.35 ID:iFJ+cKZk0


律「よーし!今日は重大発表があるぞ!」

唯「なになに~?」

律「なんと!12月25日にクリスマス会を行います!!」

唯「わーい!」

澪「なんだ、クリスマス会か」

紬「今回も唯ちゃんの家でやるの?」

律「モチのロンだぜ!」

唯「うん、大丈夫だよ!」

律「梓も来れるよな?」

梓「えっ!?は、はい」

唯「わーい!あずにゃんが来るなんてうれしいよ!」ダキッ

梓「あう~///」

梓(あ~、唯先輩、梓は限界です…!)

79: 2010/02/05(金) 21:04:43.49 ID:iFJ+cKZk0
律「さわちゃんは来れないって言ってたし、後は和だけど…」

澪「来れるって言ってたよ」

梓(どうしよ…和先輩も来るのか…気まずい…)

律「じゃあ、みんなプレゼント交換するから買ってこいよ!」

唯「ほーい!」

紬「今年は何にしようかな…」

梓(クリスマス会か…がんばって舐めるの抑えなきゃな)

81: 2010/02/05(金) 21:16:10.14 ID:iFJ+cKZk0

――クリスマス会当日

ガチャ

梓「こんにちはー」

憂「あ、梓ちゃん!いらっしゃい!」

梓「先輩達はまだなんだ」

憂「うん、先にあがってよ!」

梓「うん!」


梓「こんにちは、唯先輩」

唯「おお!あずにゃん、メリークリスマス!」

梓「メリークリスマスです」

82: 2010/02/05(金) 21:34:45.63 ID:iFJ+cKZk0
唯「クリスマスにあずにゃんに会えてよかったよ!」ダキッ

梓「はうっ!///」

梓(なんでそんな恥ずかしいことを堂々と言えるの~!)

憂「お姉ちゃん、梓ちゃんと一緒に飾り付けしててね!」

唯「ほーい」

梓「うん」

唯「しゃきんしゃきん♪」

梓(あっ唯先輩の持ってるはさみ、きれい…)

梓(舐めたい……)ゴクン

梓(はっ!ダメダメ!最初からこれじゃもたないよ!)

唯「ふんふんふ~ん♪」

梓「唯先輩、結構長くないですかこれ」

唯「えっ?あっほんとだ、作りすぎちゃった」

梓「夢中になりすぎです」

唯「でへへ~」

83: 2010/02/05(金) 21:39:13.38 ID:iFJ+cKZk0

ピンポーン

唯「おっ来た来た!」タタタ

梓「あっ…」

梓(…一人っきりだ)

梓(唯先輩が使ってたはさみ…)ゴクン

梓(ちょっとだけ…)ソー

梓「ぺろぺろ」

律「とーちゃく!」

梓「!」

84: 2010/02/05(金) 21:44:10.74 ID:iFJ+cKZk0
澪「あれ、梓はもう来てたのか」

紬「早いのね」

梓「あは、あははは」

和「……」

梓(うっ…絶対和先輩にはばれてるな)

唯「みんなそろったことだし、始めようか!」

憂「うん!」

86: 2010/02/05(金) 21:49:33.07 ID:iFJ+cKZk0


律「ふう、腹いっぱいだあ…」

澪「氏ぬなよ」

紬「おいしかったわ!」

和「ありがとね、憂」

憂「えへへ~」

唯「それじゃあお待ちかねのプレゼント交換しますか!」

律「よっしゃああ!」

梓(買ってきたの、バトンだけど喜ばれるかなあ)

梓(あれ舐めるとすっごい気持ちいいんだよね)

87: 2010/02/05(金) 21:55:00.62 ID:iFJ+cKZk0
律「それじゃあ始めっぞ!ミュージックスタート!」

律「やっちゃった!8時起床ヤバい誰も起こしてくれな~い♪」

…………

律「とにかくーレッツゴー!」

律「ストーップ!」

梓「長すぎです…」

律「それじゃあ私から開けるな!」バリバリ

律「なんだこりゃ?万華鏡?」

澪「あ、それ私が買ったやつ」

和「いかにも澪っぽいわね」

律「うーん…きれいだな!サンキュ!澪」

澪「う、うん///」

88: 2010/02/05(金) 22:00:02.77 ID:iFJ+cKZk0
澪「じゃあ次は私」バリバリ

澪「これは…チュロス!?」

紬「あっ。それ私!」

梓「ム、ムギ先輩、チュロスはまったんですか?」

紬「うん!おいしかったから私も作ってみちゃった!」

澪「ありがとな、ムギ」

唯「いいなあ…」

90: 2010/02/05(金) 22:05:15.28 ID:iFJ+cKZk0
紬「じゃあ次は私」バリバリ

紬「これは…唯ちゃんの人形!!?」

憂「あっそれ私です」

律「おいおい、これはありなのか?」

憂「寝る間も惜しんで作りました。ぜひかわいがってください」

紬「う、うん」

唯「もう、ういったら」

澪(もらってもうれしくねー)

梓(いいなあ…)

92: 2010/02/05(金) 22:09:54.03 ID:iFJ+cKZk0
和「じゃあ次は私」バリバリ

和「これは…バトン?」

梓「あっ…私です…」

梓(よりによって和先輩かよ)

和「な、何に使うのかしら?」

梓「えっと…振り回したり…ですかね」

和「そ、そう。ありがたく受け取るわ」

梓(うわあ!絶対疑われたよ!)

律「梓、受け狙いかあ?」

梓「ち、ちがいます!」

93: 2010/02/05(金) 22:15:26.22 ID:iFJ+cKZk0
憂「じゃあ、次は私です」ビリビリ

憂「これは…ただの箱?」パカ

澪「あっだめだ憂ちゃん!それは…」

ヒュン

憂「がぶりっ!」

律「なっ…!くわえただと!」

憂「甘いですよ、律先輩」

唯「さすがうい~!」

唯「次はわったっし~」バリバリ

唯「あれ?これは…参考書?」

和「よかった。唯にあたったのね。これで勉強しなさいよ?」

唯「のーーー!!」

律「こりゃあ唯にとって地獄だな」

澪「恐ろしいな、和は」

94: 2010/02/05(金) 22:20:37.91 ID:iFJ+cKZk0
紬「残るは…梓ちゃんね」

梓「あ、はい」バリバリ

梓「これは…ぬいぐるみ?」

唯「おっ!私のはあずにゃんが取ったかあ」

梓「こ、これは唯先輩のですか?」

唯「そうだよ。いつもこれを抱いて寝てたんだけど、新しいの買ったから、他の人にあげたかったんだ」

梓「そうなんですか…ありがとうございます、大事にします!」

唯「えへへ、よかった!元気に暮らせよ『クマ太郎』!」

95: 2010/02/05(金) 22:25:56.65 ID:iFJ+cKZk0
律「プレゼント交換はこれでおしまいかあ」

澪「律…それ大事にしろよ?」

律「もちろんだぜ!一生大事にするよ!」

澪「……///」

紬「唯ちゃん、きをつけ!」ビシッ

紬「唯ちゃん、ブリッジ!」グバッ

紬「唯ちゃん、スタープラチナ!」オラァ

和「……バトンか…どうやって使うのかしら?」

和「……」ブンブン

和「つまんない…」

97: 2010/02/05(金) 22:30:50.39 ID:iFJ+cKZk0
梓(『クマ太郎』…かわいい)ギュー

梓(唯先輩が毎晩抱いてたぬいぐるみなんて…うれしすぎる!!)

梓(……舐めたい)

梓「ぺろぺろ」

梓(はああ…唯先輩…)ポー

憂「…梓ちゃん?」

梓「はいいいっ!?」

憂「どうしたの?そんなにぬいぐるみがうれしかったの?」

梓「も、もちろん!うれしすぎて舐めちゃった!」

憂「えっ」

梓「あっ」

梓(ついポロっと本音が…)

憂「…まあそれぐらいするよね!お姉ちゃんのだもん!」

梓「う、うん。そうだよね!」

梓(憂がこちら側でよかった…)

98: 2010/02/05(金) 22:35:43.61 ID:iFJ+cKZk0


唯「ねえ、次何する~?」

律「う~ん、何がいいかな…」

紬「はいはいはーい!」

律「どうしたムギ?」

紬「この日のために用意したゲームがあるの!」

澪「なんだ?」

紬「庶民の名物宴会ゲーム!王様ゲームよ!」バン

律「はあ?」

和「クリスマスに王様ゲーム?」

99: 2010/02/05(金) 22:40:27.19 ID:iFJ+cKZk0
唯「楽しそうだねえ!やろうやろう!」

律「お、おい唯!何するかわかって言ってんのか!?」

唯「わかんない!」

澪「おいおい…」

憂「お姉ちゃんがやりたいなら私もやりたいです!」

律「じゃあ多数決な、私はイヤだ!」

澪「私も…」

和「私も」

紬「提案者だしやりたい!」

唯「やる!」

憂「私もです!」

101: 2010/02/05(金) 22:45:13.44 ID:iFJ+cKZk0
律「残るは梓だぞ」

梓「えっ…私は…」

梓(澪先輩が嫌がってるし…ここはノーで…)

唯「……」ジー

梓(はうっ!唯先輩がこっちを小動物のような目で見ている…)

梓(唯先輩は裏切れない…!)

梓「じゃあ…やります」

律「なんと梓が!」

澪「あ、あずさ~」

和「……」ジー

梓(うぅ…和先輩の視線が痛い…)

紬「じゃあやりましょう!」

103: 2010/02/05(金) 22:50:33.99 ID:iFJ+cKZk0


紬「みんな引いた~?」

唯「はーい!」

紬「じゃあ…え~と……」

律「王様だ~れだって言うんだよ」ヒソヒソ

紬「王様だ~れだ!」

唯「は~い!」

紬「唯ちゃんね!じゃあ命令をどうぞ!」

唯「えーとね……5番の人が王様の肩を揉む!」

律「普通だな」

澪「5番は誰だ?」

梓「わたしです」

104: 2010/02/05(金) 22:54:46.82 ID:iFJ+cKZk0
唯「はい、あずにゃん!お願いね!」

梓「あ、はい」

梓(これが唯先輩の肩…やわらかい…)モミモミ

唯「おー気持ちいい…」

梓(唯先輩の肩……とてもきれい…)モミモミ

唯「ほへ~」

梓(舐めたい……舐めたいよぅ……)モミモミ

律「梓はテクニシャンだな」

憂「いいなあ…梓ちゃん…」

105: 2010/02/05(金) 22:59:17.39 ID:iFJ+cKZk0
唯「あずにゃん、もういいよ」

梓(舐めたい……舐めたい……)モミモミ

唯「あ、あずにゃん!?いいってば」

梓「ハアハアハアハア…」モミモミ

唯「あ、あうんっ!…あずにゃ…ん…っ!」

律「お、おい止めろ!」

澪「梓!」ガバッ

梓「…はっ!」

唯「もう…あずにゃんってば…」ハアハア

梓「あわわわ、すみません!」

律「我を忘れるほど揉みたかったのか…」

106: 2010/02/05(金) 23:05:39.86 ID:iFJ+cKZk0
唯「でも…気持ちよかったよ、ありがとね!」

梓「は、はい…」

梓(どうしよう…この王様ゲームヤバいよ…)

梓(なんとか抑えなきゃ……)

紬「2回戦だよ!みんな引いたわね!」

紬「じゃあ…王様だ~れだ!」

澪「私…」

紬「澪ちゃん、命令をどうぞ!」

107: 2010/02/05(金) 23:11:29.11 ID:iFJ+cKZk0
澪「じゃ、じゃあ…1番の人が4番の人にチョークスリーパー」

和「プロレス好きね」

律「げっ…私、4番だ」

梓「わ、私が1番です」

律「また梓か…ほれ、いつもの仕返しにどうぞ」

梓「じゃ、じゃあ行きます!」グリッ

律「ほげえぇぇ!」

梓(すごい…律先輩、いいにおいがする…)グリリ

律「があぁぁぁ!」

梓(くんくん…ヤバい……舐めたい…)グリグリ

律「ちょ…あずさ…タンマ……」

梓(舐めたい舐めたい……舐めたいっ…)グリー

律「お、おち……る…」

109: 2010/02/05(金) 23:16:28.12 ID:iFJ+cKZk0
憂「梓ちゃん!もうやめて!」ガバッ

梓「はっ!」

律「げほおお!梓、そんなに私が憎いかあ!」

梓「すみません!つい、夢中に…」

澪「日ごろの行いが悪いからだぞ!」

律「えー……」

紬「じゃあ3回戦ね!王様だ~れだ!」

律「私だ」

紬「命令をどうぞ!」


110: 2010/02/05(金) 23:21:46.44 ID:iFJ+cKZk0
律「みんな、もうちょっと王様ゲームっぽい命令を出そうぜ!」

律「ということで、2番と3番がポッキーゲーム!」

唯「ポッキーゲームってなに?」

憂「二人で両端からポッキーを食べていくんだよ」

唯「じゃあ最後はチューするの?」

憂「ギリギリで止めるのもありだよ!」

澪「私が2番か…」

梓「私が3番です」

律「また梓かよ!」

111: 2010/02/05(金) 23:25:48.47 ID:iFJ+cKZk0
憂「はい!梓ちゃんと澪さん、ポッキーです!」

澪「い、いいか?梓」

梓「い、いつでもいいです!」

澪「よし、行くぞ!」ポリ

梓(ああ、澪先輩の顔がこんなに近くに…)ポリ

梓(このまま最後までいったらキスしちゃうんだよね)ポリ

梓(澪先輩とキス…澪先輩とキス…)ポリ

律「おお!いっちゃうのかあ!?」

梓(澪先輩の唇…舐めたい……)ポリ

112: 2010/02/05(金) 23:31:26.82 ID:iFJ+cKZk0
澪「~~~ストップ!!」

梓「あっ……」

和「1センチも無いわね」

律「澪~、おしかったなあ」

澪「梓、食べるスピードが早過ぎだぞ!」

梓「つ、つい…」

梓(もうちょっと…あとちょっとだったのに…)

梓(ヤバい…モヤモヤするよ……!)

紬「じゃあ4回戦!王様だ~れだ!」

和「わたしね」

紬「じゃあ和ちゃん、命令をどうぞ!」

114: 2010/02/05(金) 23:36:20.80 ID:iFJ+cKZk0
和「……」チラ

梓(な、なんで私を見たの!?)

和「…1番の人が4番の人の指を舐める」

梓「!」ビクン

梓(これって、私のために…?いや、そんなはずは…)

律「和は案外過激だねえ」

唯「ありゃ、私が4番だ」

憂「ああっ!1番じゃない!!」

紬「1番はだ~れ?」

梓「私です…」

澪「また梓か…」

憂「梓ちゃんめ…うらやましい!」

116: 2010/02/05(金) 23:41:26.72 ID:iFJ+cKZk0
唯「な、なんだか恥ずかしいな…」

梓(唯先輩を舐めるの!?これは夢なんじゃ…)

梓(ああどうしよう!…心臓がヤバい!!)ドキドキ

唯「はい…あずにゃん……」

梓「そ、それじゃ…いただきます」

梓「ぺろぺろ」

唯「ひゃんっ!?」

梓「!?!?!?!?!?!?」

梓(なに…これ…すごい…すごすぎる…!)

118: 2010/02/05(金) 23:48:26.20 ID:iFJ+cKZk0
梓「ぺろぺろぺろぺろ」

唯「はうっ…あ、あずにゃ…ん…くすぐったいよ…」ビクン

律「工口い…」

澪「///」

憂「お姉ちゃんが梓ちゃんに……お姉ちゃんが梓ちゃんに……」

紬(梓ちゃん、恐ろしいわ……)ハアハア

和(梓の番号が見えたから言ってみたけど…こんなにやるとは…)

唯「はあ……はあ……あず…にゃあん!」

梓(もう…ダメ……気持ちよすぎて……!)

梓「はうん!」バタン

唯「へっ!?あずにゃん!?」

憂「梓ちゃん!?」

120: 2010/02/05(金) 23:55:10.91 ID:iFJ+cKZk0

……………

梓「本当にすみませんでした!!」

律「まさか指を舐めて気絶するなんてな」

澪「梓は最低だな」

梓「そ、そんな…」

紬「もう軽音部やめてね」

和「私のシャーペンも舐めたし…失望したわ」

梓「お願いです!許してください!」

121: 2010/02/06(土) 00:00:06.61 ID:qT3sgJvF0
憂「梓ちゃん、もう絶交だね。近づかないでね」

梓「う、うい…」

唯「あずにゃん……」

梓「唯先輩……」

唯「気持ち悪い」

梓「ゆい…せんぱい…?」

梓「いや…いやだよ…」

梓「いやあああああああああ!!」

123: 2010/02/06(土) 00:06:18.08 ID:qT3sgJvF0
梓「いやあああああああああ!!」バッ

唯「あずにゃん!?」

梓「あ、あれ?夢?」

唯「よかったあ!」ダキッ

梓「うわっ!唯先輩…?」

唯「いきなり倒れて気を失うんだもん。びっくりしちゃった」

梓「ク、クリスマス会はどうなったんですか?」

唯「もう終わったよ。みんなも帰っちゃったし」

124: 2010/02/06(土) 00:13:16.84 ID:qT3sgJvF0
梓「あ、あの…すみませんでした…」

唯「えっ?なんであやまるの?」

梓「指を舐めて、そして勝手に気絶するなんて…最低ですよね」

唯「ううん、そんなことないよ」

梓「いえ、最低ですよ…私はダメなんですよ…」

唯「あずにゃん……」

梓「私、物とか見ると舐めたくなってしまうんです」

梓「そして、舐めるとなんだか気持ち良くなって…」

梓「今日だって、唯先輩の指を舐めて…その、気持ちよかったんです……」

唯「……」

125: 2010/02/06(土) 00:18:16.96 ID:qT3sgJvF0
梓「唯先輩…お願いです!嫌いにならないでください!」

梓「もう舐めたりしませんから!嫌いにならないでください!」

唯「……あずにゃん」

梓「ヒック…グス…」

唯「…私、あずにゃんを嫌いになんてなれないよ」

梓「唯先輩……」

唯「こんなかわいい後輩を嫌いになる人なんていないよ」

梓「せんぱい…」ウルウル

129: 2010/02/06(土) 00:24:58.32 ID:qT3sgJvF0
唯「ほら、元気出してよ!いつものあずにゃんはもっと元気だよ!」

梓「…は、はい!」

唯「えへへ、よかった!」

梓「……唯先輩、ありがとうございました」

唯「いいってことよ!」

梓「じゃあそろそろ…」

憂「あ、梓ちゃん、起きたんだ」

梓「憂、心配掛けてごめんね」

憂「ううん、気にしてなんか無いよ!」

130: 2010/02/06(土) 00:32:26.10 ID:qT3sgJvF0
梓「ありがとう…じゃ私帰るね」

憂「あっ、わたし梓ちゃんのお家にお泊りするって電話しちゃった…」

梓「えっ!?」

唯「そうなの~?じゃあ、あずにゃん今日は泊まりなよ!」

梓「で、でも…」

憂「私たちは大歓迎だよ!」

梓「じゃあ、泊まる!」

唯「わ~い!あずにゃんとお泊り~!!」

憂「もう、お姉ちゃんったら」

梓「えへへ」


131: 2010/02/06(土) 00:39:39.57 ID:qT3sgJvF0


唯「あずにゃ~ん、お風呂一緒に入ろうよ!」

梓「へっ!?は、恥ずかしいです!」

唯「えー」

梓「一人で入ってください!」

唯「指を舐めて興奮するのに、一緒にお風呂に入れないんだ?」

梓「そ、それは…」

唯「はい決定!行こう行こう!」

梓「うわっ!」

132: 2010/02/06(土) 00:45:31.87 ID:qT3sgJvF0


梓「どうしよう…唯先輩とお風呂とか…」

梓「興奮してまた気絶しなきゃいいけど…」

唯「あずにゃん、まだ~?」

梓「あっ、今行きます!」

梓「落ち着け…落ち着けば大丈夫…!」

梓「しつれいします!」ガラッ

唯「早く体洗ってね!」

梓「!」

梓(唯先輩の裸…きれい……)

133: 2010/02/06(土) 00:51:24.28 ID:qT3sgJvF0
梓(なにこれ…私、こんなの無理だよ…耐えきれない…!!)

梓(いや、ダメだよ!さっき迷惑かけたばっかりなんだから!)

梓(よし…平常心、平常心…)ゴシゴシ

唯「私が背中を洗おうか?」

梓「!」ドキン

唯「あずにゃん?」

梓「あ、ああっはい、おねがいします…」

梓(もう!裸見たらヤバいって!)

134: 2010/02/06(土) 00:56:18.47 ID:qT3sgJvF0
唯「おほ~、あずにゃんの背中、かわいいねえ」ゴシゴシ

梓「恥ずかしいです…」

梓(ああ、唯先輩、さっき舐めたのどう思ってるのかな)

梓(もしまた舐めていいなら…舐めたい…)

唯「ごしごっし~♪」

梓(舐めたい…舐めたい…舐めたい…!)

唯「ごしんごしん♪」

梓(もう…限界…!)


137: 2010/02/06(土) 01:00:10.72 ID:qT3sgJvF0
梓「先輩!」ガバッ

唯「うわっ!?」バタン

梓「……唯先輩」ゴクリ

唯「あずにゃん……」

梓(舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい…!)

唯「…舐めるの?」

梓「!」

唯「私は…いいよ…?」

梓「先輩……!」

139: 2010/02/06(土) 01:06:45.65 ID:qT3sgJvF0
梓(舐めてもいいよね…いいんだよね…!)

梓「…いただきま」

ガラッ

憂「お姉ちゃん梓ちゃん、洋服置いとく…」

梓「あっ」

憂「あっ」

140: 2010/02/06(土) 01:12:24.44 ID:qT3sgJvF0
梓「う、憂……あの、これは…」

憂「……ごゆっくり」ピシャン

梓「ああっ…」

唯「あずにゃん…?」

梓「ご、ごめんなさい!」ササッ

梓(ああ終わった…憂に絶対嫌われたよ…)

梓(唯先輩を舐めれても、憂に嫌われたらいやだよ…)

141: 2010/02/06(土) 01:18:23.40 ID:qT3sgJvF0


梓「……あの、憂?」

憂「…なあに?梓ちゃん」

梓「あ、あのね。さっきのは誤解というかなんというか…」

憂「別に気にしてないよ」

梓「で、でも…」

憂「それよりも梓ちゃん、さっきお姉ちゃんを舐めて気持ち良かった?」

梓「えっ?……う、うん」

憂「そうなんだ…」

梓「うぅ…」

142: 2010/02/06(土) 01:24:25.07 ID:qT3sgJvF0
憂「梓ちゃんは何かを舐めると気持ち良くなるんでしょ?」

梓「さっきの話聞いてたの?」

憂「うん。それに、私もお姉ちゃんと同じでそんなんで梓ちゃんを避けたりしないよ」

梓「うい……」

憂「でも、私のお姉ちゃんをあんな風にするのは許せないなあ…」

梓「ひいぃっ!?」

憂「うそうそ!」

梓「も、もう!」

144: 2010/02/06(土) 01:30:24.62 ID:qT3sgJvF0
憂「えへへ。で、お願いがあるんだけど…」

梓「な、なに?」

憂「私が梓ちゃんを舐めてもいい?」

梓「ええっ!?」

憂「お姉ちゃんを舐めてた梓ちゃん、とてもいい顔してたでしょ?」

梓「じゃ、じゃあ唯先輩を舐めればいいんじゃ?」

憂「お姉ちゃんも舐めてみたいけど、今は梓ちゃんを舐めてみたいな!」

梓「う、うい…///」

憂「いい…?」

梓「う、うん…」

146: 2010/02/06(土) 01:36:19.53 ID:qT3sgJvF0
梓(舐めることはあったけど…舐められたらどうなるんだろう…?)

憂「じゃあ、指からいくね?」

憂「ぺろぺろ」

梓「!?!?!?!?!?!?!?」ゾクゾク

梓(な、なにこれええぇ!?すごいよぉ…)

憂「ぺろぺろぺろ」

梓(舐められるのってこんなに気持ちいいの…!?)ゾクゾク

憂「ほう?あふふぁひゃん?」

梓「すごい…きもちいい…っ!」

憂「ほうふぁんふぁ」

148: 2010/02/06(土) 01:42:27.29 ID:qT3sgJvF0
憂「ぺろぺろぺろぺろ」

梓「ふああああああっ!!?」ビクン

憂「! 梓ちゃん!?」

梓(なに今の…すごかった……)

憂「大丈夫!?」

梓「う、うん…」

憂「…気持ちよかった?」

梓「うん…」

憂「よかった!」

梓(こんなに気持ちいいの…癖になりそう…)

149: 2010/02/06(土) 01:48:30.89 ID:qT3sgJvF0


唯「そろそろねむろっか!」

憂「うん!」

梓「あの…別に3人で眠らなくてもいいんじゃ…」

唯憂「ダメ!」

梓「わかりました…」

唯「じゃあ、あずにゃん真ん中ね!」

梓「は、はい」

唯「それじゃおやすみ!」

憂「おやすみー!」

梓「おやすみです…」

梓(この二人に挟まれるの…なんだかドキドキする…)

151: 2010/02/06(土) 01:54:18.04 ID:qT3sgJvF0
唯「……ねえ、あずにゃん」ヒソヒソ

梓「は、はい?」

唯「…さっきの続き…しよっか?」

梓「!!」

唯「いい?」

梓「で、でも憂が隣にいるし…」

唯「大丈夫!静かにやればばれないよ!」

152: 2010/02/06(土) 02:00:05.23 ID:qT3sgJvF0
梓(ここで舐めなきゃいつ舐めるんだ!…よし!)

梓「じゃ、じゃあいきます!」

唯「ほい」

梓「ぺろぺろ」

唯「んっ…!んんっ…!!」

梓(唯先輩…気持ち良さそう…)

梓(私も気持ち良くなってきた……)

梓「ぺろぺろぺろ」

唯「ああああぁっ!!」ビクン

梓「こ、声が大きいです!」

唯「だってぇ、気持ちいいもん…」

153: 2010/02/06(土) 02:06:19.97 ID:qT3sgJvF0
梓(うぅ…そんなこと言われたら…)

梓(舐めたくなっちゃうよ!)

梓「ぺろぺろぺろぺろ」

唯「んぁっ!!あ、あずにゃあ…!」ピクン

梓(気持ちいい……)

憂「ぺろぺろ」

梓「!」ビクン

梓(う、うい…!?)

憂「梓ちゃん、静かにしないとお姉ちゃんにばれちゃうよ?」ヒソヒソ

憂「ぺろぺろぺろ」

梓「ふぅぅぅっ!!?」ビクン

154: 2010/02/06(土) 02:12:21.34 ID:qT3sgJvF0
梓(ヤバい…舐めたり舐められたり…気持ちよすぎて氏にそう……!!)

唯「あずにゃぁぁぁん…もっとぉ……」

憂「ぺろぺろぺろぺろ」

梓「…んふっ!?…ふぁああっ!?」

梓(あっあっ…もう……ダ、メ……)

………………

…………

……

155: 2010/02/06(土) 02:18:19.06 ID:qT3sgJvF0


梓「…う~ん…?」

憂「あ、梓ちゃん、おはよう!」

梓「あ、あれ?ここは…」

憂「もう忘れたの?私のお家だよ!」

梓「そっか…私、泊まりに来てたのか…」

梓(そういえば昨日は唯先輩を舐めたり、憂に舐められたり…すごかったなあ…)

156: 2010/02/06(土) 02:29:34.34 ID:qT3sgJvF0
唯「あっ!あずにゃんおはよう!!」

梓「おはようございます」

唯「……昨日は気持ちよかったよ?」ヒソヒソ

梓「!」

唯「またしてね?」

梓「は、はい……///」

憂「……」

158: 2010/02/06(土) 02:31:58.19 ID:qT3sgJvF0
唯「じゃあ早く支度してねっ!お出かけ行くよ!」タタタ

梓「あ、はい」

憂「…梓ちゃん」

梓「うん?」

憂「また、舐められたくなったら言ってね?舐めてあげる!」

梓「! う、うん…///」

憂「えへへっ」

梓「う、うい…///」


159: 2010/02/06(土) 02:38:54.96 ID:qT3sgJvF0

それから私の舐める癖は無くなった
かわりに唯先輩を舐めたり、憂に舐められることで舐めたいという欲求を解消していくのだろう


唯「あずにゃん、行くよ!?」

憂「梓ちゃん、早く!」

梓「あ、待って!」

梓(…今日までありがとう、私の指)

梓(最後にひと舐め…)

梓「ぺろぺろ」



おわり



紬「もちっとだけ続くのよ!」

160: 2010/02/06(土) 02:44:27.22 ID:qT3sgJvF0


梓「今日はどこに行くんですか?」

唯「うーんとね…考えてない!」

梓「考えてないって…」

憂「じゃあ、洋服見に行かない?」

唯「さんせーっ!」

梓「うん!いいね!」

憂「じゃあ行こうか!」

162: 2010/02/06(土) 02:50:43.42 ID:qT3sgJvF0

――洋服屋

唯「ねえねえ、これはどうかな?あずにゃん」

梓「似合ってますよ。かわいいです」

唯「そう?えへへ」

憂「お姉ちゃんは何を着ても似合うよ!」

梓「憂は何か買うのあるの?」

憂「う~ん、あんまり無いかな」

唯「うい!これはどう?」

憂「あっ!かわいいね!ちょっとこれ試着してくる!」

唯「うん!」

163: 2010/02/06(土) 02:57:08.97 ID:qT3sgJvF0
梓(あ…唯先輩と二人っきりだ…)

梓(ヤバい…興奮してきた…)ゾクゾク

梓「はあ…はあ…」

唯「あずにゃん…?」

梓「唯…せんぱい…」ゾクゾク

唯「……また舐めたくなったの?」

梓「……」コクン

唯「憂もいないし…ほら、指なめていいよ」

梓(ああ、唯先輩の指…!)

梓(舐めたい…!)

164: 2010/02/06(土) 03:01:40.93 ID:qT3sgJvF0
梓「…い、いただきます…」

梓「ぺろぺろ」

唯「ふぅぅぅ…!あ、あずにゃん…」ビクン

梓(ヤバい……気持ちいいよぅ…!)ゾクゾク

梓「んふうぅぅ!ふぁぁぁぁぁっ!」ビクン

唯「あずにゃん…気持ちよかったの…?」

梓「は、はい…」

唯「えへへ、よかった!」

梓「ゆ、唯先輩…///」



憂「……」

165: 2010/02/06(土) 03:07:24.60 ID:qT3sgJvF0

――レストラン

唯「結局憂しか買ってないのかあ」

憂「えへへ、気にいっちゃったもん!買っちゃった!」

梓「よかったね、憂」

唯「何食べる?」

憂「私はハンバーグで」

唯「じゃあ同じの!」

梓「私も同じので」

憂「じゃあ頼むね」

166: 2010/02/06(土) 03:13:38.99 ID:qT3sgJvF0

唯「う~っ、もう限界!トイレ行ってくる!」タタタ

憂「もう、お姉ちゃんったら」

梓「唯先輩らしいね」

憂「……梓ちゃん」

梓「ん?なあに?」

憂「さっきお姉ちゃんを舐めたの、気持ちよかった?」

梓「! み、見てたの!?」

憂「丸見えだったよ」

梓「う、うぅ……///」

167: 2010/02/06(土) 03:19:38.32 ID:qT3sgJvF0
憂「…梓ちゃん」

梓「は、はい!?」

憂「…梓ちゃんを舐めていい?」

梓「えっ!?」

憂「いい?」

梓「こ、こんなところで?」

憂「さっきも人目のつくところで舐めてたじゃん」

梓「そ、それは……」

憂「いいよね?舐めるよ?」

梓「ま、待ってうい!」

憂「ぺろぺろ」

梓「ふぅぅっ!!?」ビクン

梓(き、気持ちいい…)

168: 2010/02/06(土) 03:25:43.24 ID:qT3sgJvF0
憂「どう?気持ちいいの?」ペロペロ

梓「き、きもちいい……っ!」

憂「じゃあお姉ちゃんを舐めるのと私に舐められるの、どっちがいいの?」

梓「そ、それは…いえないよぅ…」

憂「じゃあ言うまで舐めない」ピタッ

梓「ああっ…!?そんな…」

憂「ほら、言わないと舐めてあげないよ?」

梓「ひ、ひどいよ…うい……」

169: 2010/02/06(土) 03:31:35.31 ID:qT3sgJvF0
憂「どっちが気持ちいいの?」

梓「……う、ういがいい…」

憂「えへへ、ありがとっ」

憂「ぺろぺろぺろぺろ」

梓「ふにゃあああああっ!?」ビクン

憂「…気持ちよかった?」

梓「う、うん…」



唯「……」

170: 2010/02/06(土) 03:37:17.23 ID:qT3sgJvF0


梓「もう時間ですね。帰りましょうか」

唯「ええっ!?あずにゃん帰るの~?」

梓「さすがに2日連続は…」

唯「明日も休みだから、泊まっていきなよ!」

梓「で、でも…」

憂「私も梓ちゃんが泊まってほしいな」

梓「う、ういが言うなら…」

唯「わ~い!!」


172: 2010/02/06(土) 03:43:44.62 ID:qT3sgJvF0

――平沢家

唯「とーちゃく!」

憂「私はごはん作るから、お姉ちゃんと梓ちゃんはゆっくりしててよ」

梓「私も手伝おうか?」

憂「梓ちゃんはお客さんなんだから、ゆっくりしてて」

梓「じゃあ、お言葉に甘えて…」

唯「あずにゃん、私の部屋に行こうよ!」

梓「はい」

174: 2010/02/06(土) 03:49:20.89 ID:qT3sgJvF0

――唯の部屋

唯「それでこれがね和ちゃんなんだ!」

梓「へえ、あんまり変わらないんですね」

梓(和先輩はどうしてるかな…まだ怒ってたりして)

唯「……ところであずにゃん」

梓「はい?」

唯「私を舐めると気持ちいい?」

梓「そ、それは……はい…///」

唯「憂よりは気持ち良くないのに?」

梓「!!!」

177: 2010/02/06(土) 03:55:17.47 ID:qT3sgJvF0
梓「ま、まさか……見てたんですか?」

唯「うん」

梓「ち、違うんです!あれは無理やり……」

唯「……舐められるの気持ちいいの?」

梓「…はい」

唯「じゃあ舐めてあげる」

梓「そんな…大丈夫ですから」

唯「私はあずにゃんを舐めたいの!」

梓「唯先輩……」

179: 2010/02/06(土) 04:00:21.39 ID:qT3sgJvF0
唯「憂のこと、忘れさせてあげる」

唯「ぺろぺろ」

梓「ふにゃああああああああっ!!!?」ビクン

梓(なにこれ!?憂よりもねっとりしてて……気持ちいい…!)

唯「ひもひいい?」

梓「ふぁ、ふぁい……!」

唯「じゃあ、もっとやってあげる!」

唯「ぺろぺろぺろぺろ」

梓「あ…ああっ…!しゅ、しゅごいよぅ……!」ビクビク

180: 2010/02/06(土) 04:06:13.35 ID:qT3sgJvF0
唯「らふふぉふふぁーふぉ!(ラストスパート!)」ペロペロペロペロ

梓「にゃああああああああっ!!??」ビクンバタン

唯「あ、あずにゃん!?」

梓「……」ピクンピクン

唯「やりすぎちゃったや」


181: 2010/02/06(土) 04:12:16.29 ID:qT3sgJvF0


憂「めしあがれ!」

唯「うわあ!おいしそう!」

梓「……」ポー

憂「梓ちゃん?どうしたの?」

梓「なんでもないよ……」

憂「?」

梓(唯先輩が舐めるの、気持ちよすぎだし…)

梓(憂が舐めるのも気持ちいい…)

梓(どうしよう……この二人、ヤバい…)

唯「おかわり!!」


183: 2010/02/06(土) 04:18:31.16 ID:qT3sgJvF0


唯「あずにゃ~ん、ゲームしようよ!」

梓「は、はい…」

憂「どうしたの?梓ちゃん、さっきから元気ないよ?」

梓「だ、大丈夫だよ」

唯「……さっきのが気持ちよすぎたの?」

梓「!」

憂「!」

唯「そうなんだ」

梓「ゆ、唯先輩!?」

184: 2010/02/06(土) 04:24:19.39 ID:qT3sgJvF0
唯「憂、あずにゃんは私に舐められるの気持ちいいんだって!」

憂「へ、へえ。そうなんだ…」

梓「う、憂!これはその…」

憂「梓ちゃん、今日言ったのは嘘だったんだ?」

梓「うっ…」

憂「……お仕置きしなきゃね」

梓「へっ!?」

憂「ぺろぺろ」

梓「ひゃっ!?」ビクン

186: 2010/02/06(土) 04:30:20.22 ID:qT3sgJvF0
梓「ダメ!憂!唯先輩が見てる!」

憂「関係ないよ」

憂「ぺろぺろぺろ」

梓「ふぁああああっっ!!」ビクビク

梓(やっぱり憂も気持ちいい…!)

唯「あずにゃん…」

憂「お姉ちゃんも一緒にやろうよ?」

唯「そうだね。あずにゃんいくよ?」

唯「ぺろぺろ」

梓「ああんっ!ゆびいいいっ!!?」

188: 2010/02/06(土) 04:36:04.00 ID:qT3sgJvF0
梓(そんな……二人でなんて…こんなのって…!)

唯「あふひゃん、ふぉう?」ペロペロ

憂「ひもひいい?」ペロペロ

梓「すんごいいよぉぉぉぉっ!!?」ビクビク

梓(あっ、ダメ…意識が…遠のく……)

…………

………

……

190: 2010/02/06(土) 04:40:55.21 ID:qT3sgJvF0


唯「あずにゃん、起きて!」

梓「ん~?あっ…唯先輩……」

唯「昨日はごめんね。やりすぎちゃったよ」

梓「いえ…唯先輩はあやまらなくていいですよ」

梓「その、気持ちよかったし……///」

唯「えへへっ、うれしいな!」

梓「うぅっ…」

191: 2010/02/06(土) 04:45:27.68 ID:qT3sgJvF0
唯「これからは私たちがあずにゃんを気持ちよくさせるからね!覚悟してよ?」

梓「は、はい!」

梓「あ、あの…唯先輩…」

唯「なあに?」

梓「唯先輩の指、舐めてもいいですか?」

唯「いいよ!はい!」

梓「それじゃあ、いただきます」

梓「ぺろぺろ」



おわり


192: 2010/02/06(土) 04:49:13.60 ID:na+KWmP/0
なんと・・・いいところで終わりか

引用元: 梓「ぺろぺろ!」