1: 2016/02/02(火) 04:46:17.993 ID:++q3mLe/00202.net
魔王「なんだ?強くなりたいか?」

スライム「はい!!!なりたいです!」

魔王「うむ こっちへ来てくれ」

スライム「………はい?」ポヨン!ポヨン!

グシャアアアアアア!!!!

スライム「グホぉ!……な、なにするん…ですか………苦しい」

魔王「……レベルを100にしておいた」

スライム「く、苦しい!…ゲホっゲホ!」

魔王「そうだな スキルも与えよう」

ボォォォオオオ!

スライム「あついいいいいい!!!焼けるうううううう!!!!」

魔王「フハハハハ!!!100レベルのスライムか!!面白い!」ゲラゲラ

ゴゴゴゴゴゴ!

魔王「………なんだ!?」

スライム「………オレは……もっと…強くなりたい」

ズズズ

魔王「なんだとぉ!?」

スライム「うおおおおおおおお!!!」

2: 2016/02/02(火) 04:47:17.239 ID:++q3mLe/00202.net
アラーム「ピー!ピー!ピー!」

バァン!!!!

俺「うるせぇ……!!」

ボロボロ「ぴ……ぴっ…」

俺「あ、また壊しちゃった…」

俺「はぁ……レベルあげに行くか」

ーー草原ーー

ゴブリン「……来たぞ!勇者が!」

ゴブリン2「……ん?よくみたらザコじゃねえか
 装備が木刀とか」

ゴブリン「チャンスだ!俺たちのレベルをあげるチャンスだ!」

3: 2016/02/02(火) 04:48:00.288 ID:++q3mLe/00202.net
俺「おーいるいるー」トコトコトコ

ゴブリン「ぐわぁ!!」ピョーン


ザパァァーン!!!!!!


ゴブリン2「………は?」

俺「……あれ?やっぱレベルがあがんない………どうなってるんだよ」

ゴブリン2「(なにものだ!?上級勇者か?)」

俺「お前はどう思う?」

ゴブリン2「………え?オイラ??…わ、わかんねえ…」

俺「そうか…ちょっと教会行ってみるか」クルットコトコトコ

ゴブリン2「な、なんなんだあいつは…」

4: 2016/02/02(火) 04:48:36.081 ID:++q3mLe/00202.net
ドォォン!!!!

ゴブリン王「貴様は勇者か!グヘヘヘ」

俺「お、王じゃん珍しい」

ゴブリン2「よし!王のレベルは30!!新人勇者なら絶対に勝てない!!」


ゴブリン王「こん棒でたたき潰してや…!」


ザパァァーン!!!!!!


俺「……お、このこん棒強そうだなこっちにするか」

ゴブリン2「…………は?」

トコトコトコ 

ゴブリン2「……………」ブリブリブチュブチュ…ポトン…

5: 2016/02/02(火) 04:49:16.360 ID:++q3mLe/00202.net
ーー教会ーー

俺「あのオレレベル上がんないんだけど」ドシン

神父「なんだそのデカイこん棒は……ステータス見せてくれ」

俺「ほら」ポイッ

神父「レベル1……だな」

俺「経験値貰えてないの?」

神父「それは無い!ちゃんと貰えているぞ ただ……」

俺「ん?ただ?」

神父「次のレベルアップまで一億の経験値が必要………みたいだ」

俺「…………は?」

神父「ステータスの詳細をみて良いか??」

6: 2016/02/02(火) 04:50:01.585 ID:++q3mLe/00202.net
俺「ええ? う、うん…」

神父「……………………」

俺「お?」

神父「このステータスの詳細はワシが預かる」

俺「なんでだよ!」

神父「いいから!!!!!……」

俺「え??」

神父「てかもう魔王倒しに行けよ」

俺「……お?」

神父「あとこん棒とか捨てるんじゃ使いもんにならん」

俺「木刀しかないんだが」

神父「……木刀…? まあいいこれをやろう」

俺「はぁ?なにこれ手袋??」装着

神父「(武器持たせてもどうせ役にたたないだろう)」

7: 2016/02/02(火) 04:50:36.404 ID:++q3mLe/00202.net
俺「クソ武器じゃねえかよ! 勇者の剣とかくれよ」

神父「いいから!!お前はそれを使いなさい!」

俺「…………まあいいか魔王倒しにいこう」

ーー魔王城へ続く道ーー

俺「グローブとか恥ずかしいなー」トコトコトコ

ゴゴゴゴゴゴ!!!

ドラゴン「ぎゃおおおおおお!!!」ゴゴゴ

俺「おおー初めてみた レベル89か高いなー」トコトコ

女勇者「……え? きみ!!なにしてるの!!!」

俺「え?俺??」

ドラゴン「ギャオオオオオ!!!!」ギロリッ

女勇者「ああ!目をつけられた!!戦わなきゃ……」

8: 2016/02/02(火) 04:51:23.045 ID:++q3mLe/00202.net
俺「…女勇者のレベルは83か」

女勇者「なにしてるの!!新人勇者!!!しかも装備はグローブ!?…はやく逃げなさい!」

ドラゴン「グオオオオオ!」熱い炎!!

ブフォォォオオオオ!!!

女勇者「し、しまった!!!!」

女勇者「ああああああああああ!!!!」ー1000ダメージ

俺「おいおい大丈夫かよ…」

女勇者「はや……く…逃げて…レベル1で…ゲームオーバーなんて……させないから…………」

俺「残りHP80かーあぶないなお前」

ドラゴン「グオオオオオ!!!」ドンドンドン

女勇者「くる!!………はやくにげ…!」

10: 2016/02/02(火) 04:52:00.998 ID:++q3mLe/00202.net
パァァァァアアアン!!!!!!


女勇者「(ドラゴンの上半身がぶっ飛んだ?)」

俺「……おーい大丈夫か?」トコトコ

女勇者「キミ……な、なにもの…!?」

俺「とりあえず薬草飲め」ズシズシ

女勇者「ぐぼぉ!!!いぇるひ!(入れすぎ!)」

俺「よし!完治したな!!」

女勇者「……キミ!レベルは!?」

俺「レベル?1だけど??」

女勇者「は?」ギラッ

俺「え?」汗

女勇者「冗談なんて要らない!ステータス確認してみる」

11: 2016/02/02(火) 04:52:42.931 ID:++q3mLe/00202.net
俺「最初からしろよな……」

女勇者「………レベル1…………ほんとだ…」

俺「なー言ったろ?」

女勇者「な!?詳細がみれない!!」

俺「詳細は神父に預けてる」

女勇者「し、神父が!?!!?!」

俺「てか魔王倒しにいくわ 気をつけて帰れよー」

女勇者「待って!!!……魔王はレベル1じゃ絶対に無理だ!」

俺「……レベル1だけどドラゴン倒したぞ?」

女勇者「と、とにかく!!私もついていく!」

俺「いや帰れよ…」

女勇者「帰らない!!!」

俺「んだよ…わかったよ」トコトコトコトコ

トコトコトコトコトコ

女勇者「おかしい…モンスターが出てこない」

12: 2016/02/02(火) 04:53:17.993 ID:++q3mLe/00202.net
俺「たまたまだろー」

トコトコトコトコ

ーー魔王城ーー

俺「おーついたついた」

女勇者「ここじゃレベルが90なんかがごろごろいる……警戒しなきゃ」

スッー

吸血鬼「ようこそ魔王城へ……」レベル92


女勇者「レベルが高い!気を付けないと!!」

吸血鬼「あれれー?新人勇者??アハハハ!!!!!道迷ったのかなー?」ケラケラ

俺「アハハっ!お前笑われてるぞ!」ケラケラ

女勇者「キミだよ!!」ムキーッ

13: 2016/02/02(火) 04:53:58.276 ID:++q3mLe/00202.net
吸血鬼「さあ!血を吸いとってあげる!!」

シュゥゥウ!

女勇者「は、はやい!!避けて!!!」

ピタッ

吸血鬼「……………!?」

俺「………?」

シュンッ!

吸血鬼「(あのまま吸おうとしてたら殺られてた!!?)」ビクビク

俺「おーい?大丈夫か?」トコっ

吸血鬼「ひゃっ!」ビクッ

俺「………?(可愛い)」ドキドキ

15: 2016/02/02(火) 04:54:37.493 ID:++q3mLe/00202.net
女勇者「(何故攻撃をとめた)?」

俺「まあ魔王に用があるからまたなー」トコトコ

吸血鬼「…………私を殺さないの?」

俺「戦う気無いやつを頃す必要はないだろ?」

吸血鬼「はぁ?私はモンスターよ?」

俺「ーそれがどうしたんだ?」

吸血鬼「…………なにもないわよ」ボソッ

俺「…………」トコトコ

女勇者「あ、まって!!!」

トコトコトコトコ

俺「あれ?魔王城道迷った…」

16: 2016/02/02(火) 04:55:24.103 ID:++q3mLe/00202.net
女勇者「やっぱ脱出してもっと強くなってからのほうが…」

俺「壁こわして進むか」パンチ

バァン!!!!

女勇者「(こいつやばっ!!!)」

バァン!!!!

バァン!!!!

婆さん!!!!

魔王「お、おいやめたまえ!」

俺「お、やっとついたか」

魔王「いろんなとこに無駄なトラップ仕掛けた私がバカみたいだ……」

18: 2016/02/02(火) 04:56:08.609 ID:++q3mLe/00202.net
女勇者「ま、魔王!!!!」

魔王「おお??ハハハ レベル1の勇者にレベル83の勇者か!」ケラケラ

俺「………」

魔王「てかどうやってここまで来たんだよお前ら!
帰れよ!」

女勇者「………あれは!!」

スタスタスタ

魔王「ほぅ……ついにきたか」

ピタッ

俺「ー…?」

伝説の勇者「魔王!!お前を倒しにきた!」

魔王「フハハハハ伝説の勇者か!実にタイミングのいい!!!」

俺「…??」

女勇者「……!?」

20: 2016/02/02(火) 04:56:56.060 ID:++q3mLe/00202.net
魔王「この二人は人質だ!!返してほしければお前も帰れ!!はやく帰れよ!」

伝説勇者「なんて卑怯な!!!」

魔王「フハハハハハハハハ!!!ぐぅ!!…」

俺「??…なんで魔王ダメージおおってるんだ?」

魔王「これはな…………」

伝説勇者「今なら魔王を倒せる!!覚悟しろ!」

女勇者「私も手伝います!!!」

伝説勇者「おお!助かる!」

俺「おお?奥にも部屋があるな……」

魔王「そ、そこを開けてはならん!!!!」

22: 2016/02/02(火) 04:57:43.818 ID:++q3mLe/00202.net
ガチャ…………キーッ

俺「奥進んでいくかー」

魔王「しまった………あいつ」

伝説勇者「くらえええ!!」

魔王「まあよい!!相手してやろう!!」ケラケラ



ーーー俺ーーー

俺「………??」トコトコ

俺「なにもないな」

??「誰だ……」

俺「ん?」クルッ

スライム「………」

俺「スライム??」

23: 2016/02/02(火) 04:58:35.825 ID:++q3mLe/00202.net
スライム「レベル1の勇者か……どうやってここへきたか知らないが帰れ…」

俺「おうもっと奥お邪魔するぜ!」

スライム「いや帰れよ!!」ザザ!

俺「………ん?」ピタッ

スライム「………帰れ」

俺「おーい目の前に立たれると奥に行けないだろー」

スライム「(おかしい……スピードはオレの方が高いはずなのに)」

俺「………おーい?」

スライム「(なんだこの違和感は!!??)…」

スライム「……フン!!!」頭突き!!

ドン!!!!!!

スライム「ぶっ飛んだな……さすがに氏んだか」クルッ

25: 2016/02/02(火) 04:59:44.477 ID:++q3mLe/00202.net
スッ

俺「………よっ!」

ボフォオオオォォォオオ!!

スライム「(間近で炎を出した!避けられないはずだ!!!!)はぁ…はぁ…」

スライム「…………はぁ外でるか」ピョンピョン

ガシッ

スライム「…………?」

ドパァ!!!!!!

スライム「な、なんだ?………目が…」

俺「…」

スッ

スライム「(脳の処理が追い付かない!速すぎる!!)なっ!」

26: 2016/02/02(火) 05:00:25.026 ID:++q3mLe/00202.net
シュッ!!

ドォォォオオオオン!!!

スライム「…………ぁ…!?(パンチすんどめ?)」

俺「……部屋なんも無かったから魔王倒して帰るわ」トコトコトコ

スライム「……………」クルッ

スライム「…俺は……弱い」グスン

ーー魔王ーー

魔王「フハハハハハハハハ!その程度が勇者よ」

伝説勇者「く、くそぅ………魔王やはり強すぎる………」

27: 2016/02/02(火) 05:01:15.416 ID:++q3mLe/00202.net
女勇者「げほっ!げほっ!!」

伝説勇者「キミだけでも逃げろ!!!」

女勇者「しかし!!」

伝説勇者「魔王を封印する!この命で……!」

女勇者「伝説勇者さん!!!!!」

伝説勇者「キミもやっぱ手伝ってくれ!……魔王!これで!!」

俺「……お、まだやってる」トコトコトコトコ

魔王「お、おまえ!(あそこにはスライムがいるはずだが!?)」

俺「……?バルスの途中か?邪魔して悪いな」

28: 2016/02/02(火) 05:02:09.074 ID:++q3mLe/00202.net
伝説勇者「…… キミは逃げろ!!!レベル1じゃないか!!」

魔王「フハハハ!逃がさん!!握り頃してくれるわ!」ザザザザ

サッ

魔王「………………?」

グシャっ!!!!!

伝説勇者「魔王の腕が……?」

俺「えーっと…………くらえ!手袋パンチ!!

ドォォオン!!!!!!

魔王「グハァ…!!!!!!!!!!」

俺「そぃ!」

グチャ!!!!!!!

魔王「」

伝説勇者「くだけ散った………!?」

29: 2016/02/02(火) 05:03:24.776 ID:++q3mLe/00202.net
女勇者「………ほんとにレベル…1…!?」

俺「……はぁ魔王もたいしたことないなー」

俺「でもスライムは………」

伝説勇者「キミ!!だ、大丈夫か!?」

俺「俺帰るわ またなー」トコトコトコ

女勇者「…………」

伝説勇者「……………俺達も帰ろう」

女勇者「は、はい」

伝説勇者「みんなに知らせなきゃ!魔王倒したって!」

女勇者「はい!」

トコトコトコトコトコ

30: 2016/02/02(火) 05:04:20.712 ID:++q3mLe/00202.net
スライム「…………もっと…強くならなきゃ」

ーー教会ーー

俺「よぉー魔王倒してきたぜ」

神父「だろうな」

俺「なんだよ誉めてくれてもいいだろ」

神父「魔王は消え去ったこれで平和に!」

俺「今俺のレベルいくつになってる?」

神父「ん?おおおお!!…………レベル1だ」

俺「そうか……」

32: 2016/02/02(火) 05:05:30.222 ID:++q3mLe/00202.net
神父「だが隠し称号をゲットしたみたいだぞ!!」

神父「はは!称号は力を貸してくれる!!………どれどれ……」

神父「……だ、…大魔王…………??」

ドォン!!!!!!

神父「ブフォっ!!!!!」

俺「……………ふふ……ふッ…フハハハハハハハハ!!!!!!」ケラケラ

ドオォォォォォオオオン!!!!!!!!

村人「な、なんだ!?教会が崩れていくぞ!?」

俺「ククッ………勇者ども………オレは待っているぞ」 スーッ

33: 2016/02/02(火) 05:06:23.451 ID:++q3mLe/00202.net
ーーーエルフ村ーーー

エルフ「勇者様!!!通達です!」ハァハァ

伝説勇者「ん?なんだ??」

エルフ「きょ、教会が!!何者かに破壊されたそうです!!!」

伝説勇者「きょ、教会が!!!これじゃ!モンスターに殺られた人間たちは!」

伝説勇者「生き返らないじゃないか!!!」

伝説勇者「神父は!?……父は…無事なのか!?」

エルフ「……………し、神父は…」

伝説勇者「く、くそぉ……親父!!!!!」

伝説勇者「絶対に許せない!!!!!」ギラ

34: 2016/02/02(火) 05:07:22.509 ID:++q3mLe/00202.net
女勇者「伝説の勇者さん……」

エルフ王「今全国の勇者達がどんどん殺されておる…」プルルン

女勇者「ええ!?魔王は自分から動かないんじゃないんですか!?!?」

エルフ王「今回は……おかしい…」プルン

エルフ王「100レベ勇者達がパーティー組んで討伐しに向かったところ全滅したと……」

女勇者「そ、そんな……………!」ウルウル

伝説勇者「僕達……人類はもう勝てないんですか?」

エルフ王「いや、まだ手はある…今こそ人類は進化するのだ!」

35: 2016/02/02(火) 05:08:19.786 ID:++q3mLe/00202.net
伝説勇者「どうすれば!?」

エルフ王「レベルの上限をあげるのだ!!」

エルフ王「こちらへこい!!」

伝説勇者「……………行こう」

女勇者「…はい!」


ーーーエルフ森の最深部ーーー

エルフ王「ここはモンスターのレベルが200から300ある」

女勇者「た、高すぎる!!!!!」

36: 2016/02/02(火) 05:09:24.291 ID:++q3mLe/00202.net
エルフ王「そこでお前たちに力を与えよう」

伝説勇者「………!」

エルフ王「神よ!我は誇り高きエルフの王なり!この命と引き換えに!!このものたちに力を与えよ!!!」

ーーー俺ーーー

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!

最強勇者「あれが魔王か!!」

俺「999989……」

ドスっ!!!!!!

俺「999990……」

38: 2016/02/02(火) 05:10:11.904 ID:++q3mLe/00202.net
ドォォン!!!!!!

俺「999991……」


最強魔法使い「勇者様!!オレは闇魔法を唱える!!」

最強勇者「闇魔法だと!?それじゃお前が氏んでしまうじゃないか!!!」

最強魔法使い「今までいろんなとこ冒険してきたけど楽しかったぜ……」

最強魔法使い「ブツブツブツブツ」ドドドドド

最強勇者「くっ……!!」

39: 2016/02/02(火) 05:11:08.960 ID:++q3mLe/00202.net
最強忍者「グハァ!!!!!」バタン!

最強勇者「に、忍者!!!しっかりしろ!」

最強ヒーラー「だ、だめ!!MPが……もう限界……」

最強勇者「……………俺のMPをすべて渡す」

最強ヒーラー「ゆ、勇者様!?」

最強勇者「忍者と一緒に遠くへ逃げろ!!」

最強ヒーラー「ゆ、勇者様………」

41: 2016/02/02(火) 05:12:14.619 ID:++q3mLe/00202.net
ズドォン!!!

俺「999992……」

ガシッ!!

俺「ん?……」

見習い勇者「お、俺は勇者だ……うぅ……世界を……救ってみせる…」残りHP1

俺「999991…だっけ?…あれいくつ倒したっけ……」

見習い勇者「うう!……」

見習い魔法使い「俺は勇者様と一緒に勝つんだ!」

見習いヒーラー「勇者様!ヒールです!!」

見習い忍者「………一人で氏なせん」

42: 2016/02/02(火) 05:13:09.860 ID:++q3mLe/00202.net
見習い勇者「お、お前ら……」+200 +300 +500

俺「くそ……ああああ!!!!ぶっ頃してやる!!!!」

ガシッ!!!!

見習い魔法使い「うああ!!!!」

見習い勇者「魔法使い!!!!!今助けるからな!!!!」ドッドッドッド

見習い勇者「くらええええええ!!!」

グシャぁぁぁああ!!!

見習い勇者「……ぁ…ぁあ…」ピタッ

見習い魔法使い「」

44: 2016/02/02(火) 05:14:14.457 ID:++q3mLe/00202.net
見習いヒーラー「ぁ、ああ…」ガクン

見習い忍者「……………」ガタッ

俺「あ!…思い出した999992!」

ドォォォオオオオン!!

俺「グハァ!!!!」

最強勇者「……フン!!!」

最強勇者「くそ!…間に合わなかった!お前たちはとっとと逃げろ!!!」

見習い勇者「…な、…仲間が……魔法使いが…………」ガクン グスングスン

45: 2016/02/02(火) 05:15:16.277 ID:++q3mLe/00202.net
見習い忍者「くっ! 行くぞ!!」

ガシッ パッパッパッパ!!!

最強勇者「よし……行ったか」

俺「ちっ!!!逃げたか!」

最強勇者「お前の相手は俺だ!(最強魔法使いが唱え終わるまで持つかどうか…)」

最強勇者「MPがなく魔法が使えない…攻撃するしかない!!くらえ!魔王!!!」

スッ

最強勇者「なっ!!」

俺「ここだ!!!」

48: 2016/02/02(火) 05:16:17.553 ID:++q3mLe/00202.net
カキィィィン!!!!!

最強勇者「クッ!!」ギシギシ

俺「ほぅ………」

サッ!

最強勇者「……はぁ…はぁ…危なかった…」

俺「……!?」

ドドドドドドドドドドドドドドド!!!

最強勇者「空が暗く!…あれは!!」

最強魔法使い「ブツブツブツブツ」ドドドドド

俺「……流石の俺でも不味いな」シュッダッダッダ!

最強勇者「まて!!お前の相手は俺だ!!」サッ

49: 2016/02/02(火) 05:17:17.917 ID:++q3mLe/00202.net
ガキィィィィイイイン!!

俺「くそ!!邪魔しやがって!!!!!おらぁ!!」

ピキッ!ピキピキン!!!

最強勇者「け、けん が!!!!!」

俺「………!!」ダッダッダ!!

ズシィィ!!

最強勇者「絶対に遠さない!!!!!」

俺「あああああああああ!!!どけええ!」

ドスっ!!!!!!

最強勇者「ううっ!………」ガタン

俺「とどめだ!!」

50: 2016/02/02(火) 05:20:04.214 ID:++q3mLe/00202.net
ドォォォォォオオオオン!!!!

最強勇者「」

俺「はぁ…はぁ……なかなか手応えがあったな」

ドドドドドドドドドドドドドドド!!!

俺「し、しまった!!!!!」

ズドォォォォォォォォォォオオオオオン!!

俺「くぅ!!くっ!!!うあああああああ!!!」ブチィン!

俺「う、腕が!!!!!!!!!」

最強魔法使い「ぜぇ……ぜぇ……勇者様………ただいま向かい………ます」バタン

52: 2016/02/02(火) 05:20:55.404 ID:++q3mLe/00202.net
…………

俺「……ふふ……フハハハハハハハハ!!!!」

俺「これで……世界は俺のもの………」

俺「………ハハハハ!!」

俺「………魔王城に戻って回復を…するか…」ハァハァ

ーーー魔王城ーーー

俺「おい!!モンスター達よ」

俺「………おい!!!!帰ったぞ!!!」

俺「……………誰もいない…どういうことだ…」

53: 2016/02/02(火) 05:21:54.288 ID:++q3mLe/00202.net
スッ

吸血鬼「ま、まおう…さま……おたすけ…を」

バタン

俺「……………ハハハハ!!!!」

俺「ハハハハハハハハ!!!!」

俺「………………………………」

俺「…………お前かああああああああ!!!」

スライム「………」

俺「ククッ久しぶりだな…スライム……」

55: 2016/02/02(火) 05:23:09.316 ID:++q3mLe/00202.net
スライム「俺には……レベルの上限がない」

スライム「だからモンスターは俺が全滅させて強くなった……」

俺「……………」

スライム「…………」

俺「…………」

スライム「…………………」

俺「ガタッ」

ズドゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウウン!

俺「うおおおおおおおおおおおお!!!」

58: 2016/02/02(火) 05:24:09.515 ID:++q3mLe/00202.net
スライム「………」

ペタンッ!!!!!!

俺「………上へ跳んだだと!?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

俺「ほう……自分を炎に包み込むとは…」

炎スライム「……フン!!!!」

ドォォォォォォォォォォォォオオオン!!

サッ!!

俺「あぶねえ!!魔王城が吹っ飛びやがった!」

61: 2016/02/02(火) 05:25:55.472 ID:++q3mLe/00202.net
炎スライム「……っ!!」

俺「なにっ!?」

ドドドドドドドドドドドドドドドン!!

俺「うぉ!!ゲホ!ぐは!!うへっ!!ブフォ!!」

炎スライム「…っ!燃え尽きろ!!」

ボワァァァァァァアアアアアア!!!

俺「クッ……」ガシッ

炎スライム「……っ?(今まで殴っていたのは残像!?)」

ブチブチブチブチブチ!!!!!!!

63: 2016/02/02(火) 05:27:01.943 ID:++q3mLe/00202.net
炎スライム「」

俺「しょせんスライムだ!フハハハハハハハハ!!」

俺「もうこれで俺の邪魔をするものはいない」

俺「……クックハハハハハ!!!」

俺「面倒だから地救ごと壊してやるぅぅぅぅ」

ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!

ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーー
アラーム「チリチリチリチリ!!!」

ドォン!!

俺「うるせえ!!」

アラーム「チリ……チ…リ」

俺「レベルあげにいくか」

end

65: 2016/02/02(火) 05:27:45.115 ID:Wl9HEBVL00202.net
まさかの夢オチ

66: 2016/02/02(火) 05:27:50.123 ID:++q3mLe/00202.net
後半意味分かんなくてすまん

深夜のテンションで自分でもよくわからん

引用元: スライム「オレ弱すぎません?」魔王「そうか??」