1: 2016/12/26(月) 23:30:21.95 ID:B++w0H5s.net
真姫「あら?下駄箱に何か入ってるわね」
真姫「手紙かしら?これってまさか…」
真姫「噂には聞いた事あるけど、女子高でもこういう事あるのね…」
真姫「中身を見ないなんていうのも失礼だし、後で一応見ましょうか」
凛「ま~きちゃん!何してるの?」
真姫「な…何でもないわよ」
真姫「手紙かしら?これってまさか…」
真姫「噂には聞いた事あるけど、女子高でもこういう事あるのね…」
真姫「中身を見ないなんていうのも失礼だし、後で一応見ましょうか」
凛「ま~きちゃん!何してるの?」
真姫「な…何でもないわよ」
2: 2016/12/26(月) 23:31:02.26 ID:B++w0H5s.net
凛「あ~!今何か隠したでしょ!?」
真姫「別に隠してないし…」
凛「凛にも見せて~!」
花陽「り…凛ちゃん、真姫ちゃん困ってるよ?」
凛「だって真姫ちゃんが…」
花陽「それに、そろそろチャイムなるから…ね?」
凛「む~…分かった…」
凛「その前にトイレ行ってこよっと」
真姫「別に隠してないし…」
凛「凛にも見せて~!」
花陽「り…凛ちゃん、真姫ちゃん困ってるよ?」
凛「だって真姫ちゃんが…」
花陽「それに、そろそろチャイムなるから…ね?」
凛「む~…分かった…」
凛「その前にトイレ行ってこよっと」
3: 2016/12/26(月) 23:31:43.10 ID:B++w0H5s.net
真姫「…助かったわ、花陽」
花陽「うん。それにお手紙見えちゃったの…ごめんね」
真姫「まあ…謝る必要はないけど」
花陽「それってどんな事書いてるのかな?もしかして…///」
真姫「何で花陽が照れてるのよ…。差出人も書いてないし、正直内容まで分かんないわ」
真姫「その…ラブレターの可能性も捨てきれないけど…」
花陽「あわわわ…やっぱり…」
真姫「そんな事より早く行きましょ?遅刻しちゃうわ」
花陽「うん…」
花陽「うん。それにお手紙見えちゃったの…ごめんね」
真姫「まあ…謝る必要はないけど」
花陽「それってどんな事書いてるのかな?もしかして…///」
真姫「何で花陽が照れてるのよ…。差出人も書いてないし、正直内容まで分かんないわ」
真姫「その…ラブレターの可能性も捨てきれないけど…」
花陽「あわわわ…やっぱり…」
真姫「そんな事より早く行きましょ?遅刻しちゃうわ」
花陽「うん…」
4: 2016/12/26(月) 23:32:58.93 ID:B++w0H5s.net
真姫(はぁ…本当にラブレターなのかしら?)
真姫(一時間目は自習みたいだし、読んでみましょうか)
真姫(えっと…)
真姫(初めて真姫ちゃんの事を見てからずっとファンです!)
真姫(ふふっ…これってファンレター?)
真姫(アイドル始めてからも、イマイチ実感がわかなかったというか…)
真姫(だけど、ファンの人が手紙を書いてくれるのは嬉しいわね)
真姫(一時間目は自習みたいだし、読んでみましょうか)
真姫(えっと…)
真姫(初めて真姫ちゃんの事を見てからずっとファンです!)
真姫(ふふっ…これってファンレター?)
真姫(アイドル始めてからも、イマイチ実感がわかなかったというか…)
真姫(だけど、ファンの人が手紙を書いてくれるのは嬉しいわね)
5: 2016/12/26(月) 23:33:27.42 ID:B++w0H5s.net
真姫(続きは…)
真姫(初めて真姫ちゃんを見たのは、音楽室で一人で歌ってる姿を見た時です)
真姫(綺麗な子が綺麗な歌声で歌っていて、とても驚きました)
真姫(あら…見られてたのね)
真姫(昔は一人で歌ってても良かったけど、今はステージでμ’sのみんなで歌う方が…)
真姫(初めて真姫ちゃんを見たのは、音楽室で一人で歌ってる姿を見た時です)
真姫(綺麗な子が綺麗な歌声で歌っていて、とても驚きました)
真姫(あら…見られてたのね)
真姫(昔は一人で歌ってても良かったけど、今はステージでμ’sのみんなで歌う方が…)
6: 2016/12/26(月) 23:34:03.90 ID:B++w0H5s.net
真姫(そんな真姫ちゃんがスクールアイドルを始めてくれてとても嬉しいです)
真姫(真姫ちゃんの綺麗な顔も、歌声も、作る曲も全部好きです)
真姫(ここまで褒められると…さすがに恥ずかしいわね…)
真姫(ちょっと負けず嫌いで、陰でこっそり練習している頑張り屋さんなところも好きです)
真姫(…悪かったわね)
真姫(真姫ちゃんの綺麗な顔も、歌声も、作る曲も全部好きです)
真姫(ここまで褒められると…さすがに恥ずかしいわね…)
真姫(ちょっと負けず嫌いで、陰でこっそり練習している頑張り屋さんなところも好きです)
真姫(…悪かったわね)
7: 2016/12/26(月) 23:34:37.62 ID:B++w0H5s.net
真姫(これからも応援しています。練習頑張ってください…か)
真姫(ふふっ、月並みだけど嬉しいわ。アイドル…始めて良かったかも)
真姫(二年生の三人が私の曲を歌ってくれた時も嬉しかったし…)
真姫(初めてステージに立った時も、ドキドキして楽しかった…)
真姫(でも、こうして手紙を貰うのは別の嬉しさというか)
真姫(アイドルって凄いわ…始めてから毎日が新鮮で…ワクワクする…)
真姫(ふふっ、月並みだけど嬉しいわ。アイドル…始めて良かったかも)
真姫(二年生の三人が私の曲を歌ってくれた時も嬉しかったし…)
真姫(初めてステージに立った時も、ドキドキして楽しかった…)
真姫(でも、こうして手紙を貰うのは別の嬉しさというか)
真姫(アイドルって凄いわ…始めてから毎日が新鮮で…ワクワクする…)
8: 2016/12/26(月) 23:35:22.88 ID:B++w0H5s.net
真姫(でも、誰が書いてくれたのかしら?)
真姫(名前を書いていないって事は、知られたくないって事でしょうけど)
真姫(身近にファンがいるって本当に嬉しいわね)
真姫(なんだか、久しぶりに一人でピアノ弾きに行きたくなっちゃったわ)
真姫(お昼にでも音楽室に行きましょうか)
真姫(名前を書いていないって事は、知られたくないって事でしょうけど)
真姫(身近にファンがいるって本当に嬉しいわね)
真姫(なんだか、久しぶりに一人でピアノ弾きに行きたくなっちゃったわ)
真姫(お昼にでも音楽室に行きましょうか)
9: 2016/12/26(月) 23:36:00.32 ID:B++w0H5s.net
花陽「あれ?真姫ちゃんどこ行くの?」
真姫「ちょっとね」
花陽「もしかして、お返事を?」ドキドキ
真姫「あれは、ただのファンレターよ」
花陽「そっか、だから今日の真姫ちゃんずっと笑顔だったんだ」
真姫(私がずっと笑顔…ね)
真姫(私らしくないけど、今日だけはいいかも)クスッ
真姫「ちょっとね」
花陽「もしかして、お返事を?」ドキドキ
真姫「あれは、ただのファンレターよ」
花陽「そっか、だから今日の真姫ちゃんずっと笑顔だったんだ」
真姫(私がずっと笑顔…ね)
真姫(私らしくないけど、今日だけはいいかも)クスッ
10: 2016/12/26(月) 23:36:29.49 ID:B++w0H5s.net
真姫「~♪」
穂乃果「…」ジーッ
真姫「うえっ!?びっくりさせないでよ!」
穂乃果「ごめんね、真姫ちゃん」
真姫「何の用よ…全く…」
穂乃果「…」ジーッ
真姫「うえっ!?びっくりさせないでよ!」
穂乃果「ごめんね、真姫ちゃん」
真姫「何の用よ…全く…」
11: 2016/12/26(月) 23:37:59.09 ID:B++w0H5s.net
穂乃果「最近、真姫ちゃんが歌ってる姿見てないなって思って」
真姫「練習で一緒に歌ってるんじゃないのよ」
穂乃果「あはは…そうじゃなくて」
穂乃果「音楽室で、ピアノを弾きながら一人で歌ってる姿をね。だから今日会えて嬉しいな」
真姫「そういう事…まあ、いいわ」
真姫「練習で一緒に歌ってるんじゃないのよ」
穂乃果「あはは…そうじゃなくて」
穂乃果「音楽室で、ピアノを弾きながら一人で歌ってる姿をね。だから今日会えて嬉しいな」
真姫「そういう事…まあ、いいわ」
12: 2016/12/26(月) 23:38:34.73 ID:B++w0H5s.net
穂乃果「?」
真姫「勝手に歌ってるから、穂乃果も勝手にしてていいわよ」
穂乃果「いいの…?」
真姫「何を気にしてるのよ」
穂乃果「だって、真姫ちゃんがピアノを一人で弾いてる所を見ると止めちゃうし…」
真姫「勝手に歌ってるから、穂乃果も勝手にしてていいわよ」
穂乃果「いいの…?」
真姫「何を気にしてるのよ」
穂乃果「だって、真姫ちゃんがピアノを一人で弾いてる所を見ると止めちゃうし…」
13: 2016/12/26(月) 23:39:03.75 ID:B++w0H5s.net
真姫「今日は特別よ」
穂乃果「えへへ…やった!」
穂乃果「穂乃果、初めて見た時から真姫ちゃんのピアノも歌声も大好きだから…」
真姫「何を言い出すのよ…///」
穂乃果「あっ…なんでもないよ」アハハ
真姫「意味分かんない…」
穂乃果「えへへ…やった!」
穂乃果「穂乃果、初めて見た時から真姫ちゃんのピアノも歌声も大好きだから…」
真姫「何を言い出すのよ…///」
穂乃果「あっ…なんでもないよ」アハハ
真姫「意味分かんない…」
14: 2016/12/26(月) 23:39:51.54 ID:B++w0H5s.net
真姫(本当、穂乃果ってバカね)
真姫(そんな事言われたら、誰があの手紙出したかなんて分かるじゃない)クスッ
真姫(初めて会った時は、いきなりアイドルをやらないだの言われたり)
真姫(次は腕立て伏せをやらされたり、本当にめちゃくちゃな先輩なんだから)
真姫(まあいいわ。今日は弾いてあげる。穂乃果の為にね)
穂乃果「真姫ちゃん?どうしたの?」
真姫(そんな事言われたら、誰があの手紙出したかなんて分かるじゃない)クスッ
真姫(初めて会った時は、いきなりアイドルをやらないだの言われたり)
真姫(次は腕立て伏せをやらされたり、本当にめちゃくちゃな先輩なんだから)
真姫(まあいいわ。今日は弾いてあげる。穂乃果の為にね)
穂乃果「真姫ちゃん?どうしたの?」
15: 2016/12/26(月) 23:40:25.58 ID:B++w0H5s.net
真姫「相変わらず、穂乃果はめちゃくちゃでバカだって考えてたの」
穂乃果「えーっ!?真姫ちゃんひどいよぉ…」
真姫「はいはい。静かにしてないと弾かないわよ?」
穂乃果「はぁい…」
真姫(懐かしいわね。こうして穂乃果の前で歌うのはいつぶりかしら?)
真姫(まあいいわ。私の大切なファンの為にアイドル西木野真姫のソロステージ聞かせてあげる♪)
穂乃果「えーっ!?真姫ちゃんひどいよぉ…」
真姫「はいはい。静かにしてないと弾かないわよ?」
穂乃果「はぁい…」
真姫(懐かしいわね。こうして穂乃果の前で歌うのはいつぶりかしら?)
真姫(まあいいわ。私の大切なファンの為にアイドル西木野真姫のソロステージ聞かせてあげる♪)
16: 2016/12/26(月) 23:40:58.11 ID:B++w0H5s.net
穂乃果「えへへ、やっぱり真姫ちゃんの歌好きだな」
真姫「そ。ありがと」
穂乃果「それじゃあ、穂乃果行くね!」
穂乃果「今日も練習頑張ろうね!真姫ちゃん!」
真姫「はいはい」クスッ
真姫「そ。ありがと」
穂乃果「それじゃあ、穂乃果行くね!」
穂乃果「今日も練習頑張ろうね!真姫ちゃん!」
真姫「はいはい」クスッ
17: 2016/12/26(月) 23:41:27.27 ID:B++w0H5s.net
真姫(穂乃果、一つだけ大切な事を忘れているわ)
真姫(私の作った曲を始めて歌ってくれた時、その瞬間からあなたのファンになったの)
真姫(だから、私も穂乃果に送るわ…初めてのファンレターを)
真姫(もちろん、匿名でね♪)
真姫(私の作った曲を始めて歌ってくれた時、その瞬間からあなたのファンになったの)
真姫(だから、私も穂乃果に送るわ…初めてのファンレターを)
真姫(もちろん、匿名でね♪)
18: 2016/12/26(月) 23:41:55.13 ID:B++w0H5s.net
おわり
引用元: 真姫「初めてのファンレター」
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