1: 2016/02/18(木) 23:05:33.77 ID:7c2HoIl10
卯月「島村卯月、ウルトラマンゼロ……でした」ゼロ「さらばだ、素晴らしき少女達」
劇場版 アイドルマスター シンデレラガールズ × ウルトラマン
神崎蘭子 THE FINAL ODYSSEY
※今回の話しには実在する人物が登場しますが、スレの関係上、性格は演じたキャラに準じたものとなります。
※このスレには一部、オリジナル設定や、オリジナルの自己解釈が存在するので、御了承してほしいにぃ☆
あらすじ
ババルウ星人を追ってシンデレラガールズの地球『シャイニング・アース』に訪れたウルトラマンゼロ。
黒幕であった超時空魔神エタルガーを、島村卯月をはじめとするシンデレラ達と共に倒し
地球に、平和が訪れた!
ウルトラマンゼロが去った地球では、少し強くなったシンデレラプロジェクトのアイドル達が
日々の未来を精一杯! 輝きながら暮らしていた。
神崎蘭子
ご存じ、熊本弁(?)を喋るクールなアイドル。可愛い。可愛い。超可愛い。
スレ内ではゼロと融合していた時期は、卯月の次に長い。また、ゼロに色々と恥ずかしい所を見られたり、
助けられたりと、ゼロに強い好意を持つ。
島村卯月
シンデレラガールズでトップクラスの、王道アイドル。可愛い過ぎて生きるのが辛い。
スレ内ではゼロと融合していた時間が最多。蘭子同様、ゼロに強い好意を抱いている。
ゼロの関係で、蘭子とは数あるスレの中で、トップクラスに仲が良い。
ウルトラマンティガ(ティガダーク)
超古代の、光の巨人。蘭子は別世界のダークスパークレンスを得たことで、ティガダークに変身することができる。
蘭子自身の特殊能力により、ティガダークのパワーを100%引き出せると、強力な力を持つ。
劇場版 アイドルマスター シンデレラガールズ × ウルトラマン
神崎蘭子 THE FINAL ODYSSEY
※今回の話しには実在する人物が登場しますが、スレの関係上、性格は演じたキャラに準じたものとなります。
※このスレには一部、オリジナル設定や、オリジナルの自己解釈が存在するので、御了承してほしいにぃ☆
あらすじ
ババルウ星人を追ってシンデレラガールズの地球『シャイニング・アース』に訪れたウルトラマンゼロ。
黒幕であった超時空魔神エタルガーを、島村卯月をはじめとするシンデレラ達と共に倒し
地球に、平和が訪れた!
ウルトラマンゼロが去った地球では、少し強くなったシンデレラプロジェクトのアイドル達が
日々の未来を精一杯! 輝きながら暮らしていた。
神崎蘭子
ご存じ、熊本弁(?)を喋るクールなアイドル。可愛い。可愛い。超可愛い。
スレ内ではゼロと融合していた時期は、卯月の次に長い。また、ゼロに色々と恥ずかしい所を見られたり、
助けられたりと、ゼロに強い好意を持つ。
島村卯月
シンデレラガールズでトップクラスの、王道アイドル。可愛い過ぎて生きるのが辛い。
スレ内ではゼロと融合していた時間が最多。蘭子同様、ゼロに強い好意を抱いている。
ゼロの関係で、蘭子とは数あるスレの中で、トップクラスに仲が良い。
ウルトラマンティガ(ティガダーク)
超古代の、光の巨人。蘭子は別世界のダークスパークレンスを得たことで、ティガダークに変身することができる。
蘭子自身の特殊能力により、ティガダークのパワーを100%引き出せると、強力な力を持つ。
2: 2016/02/18(木) 23:06:51.34 ID:7c2HoIl10
都内 DVDショップ
新田美波「ウルトラマンガイアのDVDボックス、完売となりま~す」
アナスタシア「すごい、人気です」
美波「ええ。何せ、この世界には『本物』のウルトラマンが来たんですもの」
アーニャ「はい。ゼロのお陰で、地球は、救われました。感謝、です」
美波「今頃、ゼロさんは何してるのかしら……」
アーニャ「空を見上げて、ズヴェズダ、見えます。けど、ゼロは見えません……」
美波「この地球からじゃ、別の宇宙までは見れないわね……」
アーニャ「小さなジャンナインも、お話、してくれません……」
美波「本当は出会わないはずの私達だったから……」
アーニャ「けれども、出会いました。絆、繋がってゆきます」
美波「ええ! あら、そろそろ、卯月ちゃん達の番組が始まる頃ね」
3: 2016/02/18(木) 23:07:57.59 ID:7c2HoIl10
都内 イベント会場
双葉杏「た、助けて~」
バルタン星人(?)「フォッフォッフォフォフォ」
緒方智絵里「た、大変!」
三村かな子「じゃあ、みんなで呼んでみようか! せ~の!」
「「「「「ウルトラマーン!!!」」」」」
ウルトラマン(?)「シュワッ!」
子供1「がんばれ~!」
子供2「子供のおねえちゃんを助けて!」
杏「確かに、杏は小さいけどさ……」
バルタン星人(?)「まぁまぁ。あ、時間なので、巻いていきますね」 ボソ
杏「あ、わかりました」
智絵里「必殺の!」
かな子「光線技は!」
子供たち「スペシウム光線!!」
ウルトラマン(?)「ヘアッ!」 ビー!!
バルタン星人(?)「や~ら~れ~た~」
杏「ウルトラマンありがと~!(そろそろ、時間かな?)」
4: 2016/02/18(木) 23:08:52.60 ID:7c2HoIl10
都内 幼稚園
園児1「ウルトラマンって、つよかった?」
城ヶ崎莉嘉「超強いよ! ゼロくん、サイキョーだったから!」
園児2「どれくらい~?」
赤城みりあ「えっとね、神様に認められて、伝説の鎧を持ってるんだよ!」
園児3「かみ様に? すげー!」
諸星きらり「それに~、きらりよりもも~っと! 大きいんだにぃ☆」
莉嘉「普段はサイズ合わせてくれてたけどね」
園児たち「すご~い」
みりあ「他にもね! 未来から来たウルトラマンギンガ! 地底世界を守るウルトラマンビクトリー!」
莉嘉「未知なる戦士、ウルトラマンエックス! それに、ウルトラマンに協力してくれる別宇宙の超人たち!」
みりあ「鋼鉄の武人、ジャンボット! ジャンナイン!」
莉嘉「炎の戦士、グレンファイヤー! 鏡の騎士、ミラーナイト!」
きらり「宇宙の平和を、守ろうとしてくれる人はたくさんいるんだにぃ☆」
5: 2016/02/18(木) 23:09:26.89 ID:7c2HoIl10
都内 おもちゃ屋
前川みく「さぁ、今日は映画『ウルトラ銀河伝説』の発表を記念して!」
多田李衣菜「先行発売! この地球を守ってくれた、ウルトラマンゼロの人形が発売だよ~!」
みく「売り子はアスタリスクの前川みくと」
李衣菜「多田李衣菜です! 何で私達がここにいるかというと」
みく「何を隠そう! みく達はゼロにゃんと会ったことがあるにゃ!」
子供1「そうなの? すご~い!」 子供2「ウルトラマンゼロってどんななの?」
みく「ゼロにゃんは凄いにゃ。あのウルトラセブンの息子で」
李衣菜「レオの弟子! その力は、光の国最強の戦士なんだよ!」
男性1「セブンの息子ぉ!?」 男性2「レオの弟子ぃ!?」
みく(懐かしい反応にゃ)
李衣菜「はは……。あ、そろそろ時間だ。卯月ちゃん達、大丈夫かな?」
6: 2016/02/18(木) 23:10:40.96 ID:7c2HoIl10
都内 スタジオ
島村卯月「うぅ~、緊張してきました!」
神崎蘭子「あ、足の震えが止まりません……」
本田未央「らんらん、言葉遣いが素に」
渋谷凛「初めての生放送だからね……」
川島瑞樹「大丈夫。私達が」
十時愛梨「フォローしますね」
卯月「お願いします!」
武内P「難しい役かとは思いますが、お願いします」
凛「わかってる」
スタッフ「では、本番始めます! 準備お願いします!」
未央「しまむー、らんらん! 打ち合わせ通りにね!」
卯月「はいっ!」
蘭子「は、はい!」
7: 2016/02/18(木) 23:12:04.17 ID:7c2HoIl10
女性キャスター「それでは、次のコーナーです」
男性キャスター「次は今を時めくアイドルから、今最もホットな話題をお届けします!」
愛梨「みなさん、こんにちは~」
瑞樹「みんなのアイドル川島瑞樹ですが、本日は前職アナウンサー業に戻り、特別報道をお伝えします!」
愛梨「みなさんは、知っていますよね? この世界に、侵略者が現れたことを」
瑞樹「そして、侵略者と戦ってくれた正義の戦士がいることを」
愛梨「子供達のヒーロー、ウルトラマン! 彼らは、実在しました!」
瑞樹「今日はそんな、光の国の戦士と出会ったアイドルを紹介します」
卯月・未央・凛「ニュージェネレーションズです!」
蘭子「我が名はブリュンヒルデ、光の巨人に魅せられしものなり!」
8: 2016/02/18(木) 23:12:46.86 ID:7c2HoIl10
愛梨「では、早速、いってみましょう~」
瑞樹「遡れば今年の春、既に侵略は始まっていました。覚えている方もいるでしょう」
愛梨「都内の、ビルが崩れ落ちた事件ですね。幸いにも氏傷者はなしと言われていましたが」
瑞樹「唯一の氏者が、いたのです」
未央「私達は初のライブ直前、気分転換も兼ねて遊びに出かけていました」
凛「その時にビルが崩れて……。卯月が、私達を庇って突き飛ばしてくれたんです」
卯月「私は……身体が潰れて、即氏したらしいです。けど、彼が、助けてくれたんです」
蘭子「遙か彼方、時空を超えて参上した英雄を継ぐ者によって、その命をこの世につなぎ留められた」
瑞樹「ここでウルトラマンのデータを見てみると、彼らは人間と融合して地上に留まる必要が」
愛梨「あるようですね~。なにせ、3分間しかいられませんから」
瑞樹(厳密にはエネルギーの関係だから、3分じゃないって、本人が言ってたけど)
※瑞樹さんはウルトラマンと居酒屋に行きました。
卯月「ゼロさんは違います。ゼロさんは特別なウルトラマンで、エネルギー制限がないと言っていました」
男性キャスター「ウルトラマンなのに3分間の制限がない!?」
女性キャスター「それって、無敵……?」
9: 2016/02/18(木) 23:14:18.41 ID:7c2HoIl10
未央「事実、物凄く強かったですね。ウルトラマンゼロは」
瑞樹「実を言えば私もバド星人に襲われたのですが、ウルトラマンゼロが一人で瞬殺、していましたね」
凛「彼はセブンの息子でレオの弟子。強力な戦士でした」
愛梨「実際にいる以上、彼らも生物であることがわかりますね~」
蘭子(男性キャスターさんの眼の輝き具合が凄い)
卯月(男の人って、基本的にヒーローが好きなんですね)
男性キャスター「ワクワク」
未央「ゼロは私達を庇って命を落としたしまむー、卯月ちゃんに心打たれ、その命を救うために」
凛「融合してくれたんです」
卯月「ゼロさんが教えてくれました。自分が悪い宇宙人を追ってきたことを」
男性キャスター「じゃ、じゃあ、君がウルトラマンに変身を!?」
卯月「最初の何回かは……」
蘭子「心優しき光の勇者は、悩める乙女に気を使い、再生の果てに離れた」
凛「えっと、つまり、その、融合しているので、離れられないので」
未央「トイレとか、お風呂とかも、ずっと一緒なわけで……」
女性キャスター「あ、ああ……」
蘭子「乙女の禁忌」
卯月「ゼロさんが、気を使って身体を直してくれた後は分離してくれたんです」
10: 2016/02/18(木) 23:17:02.68 ID:7c2HoIl10
卯月「けど、その後もゼロさんはちょくちょく様子を見に来てくれたんですよ!」
女性キャスター「遊びに? なんだか、普通のウルトラマンとは性格が違うようにも」
凛「ゼロはウルトラマンの中ではかなり若くて、人間に換算すると私達と同い年くらいらしいので」
男性キャスター「ウルトラマンと融合していると、どういう感覚なのでしょうか?」
卯月「物凄く、力が湧いてきました。人間の姿のまま、ビルの屋上までジャンプできました」
蘭子「同じく。我らが身体も、常に奇跡に満ち溢れ……」
未央「要は、体調もよくなったってことみたいです!」
瑞樹(この分だと、上手くいきそうね。嘘と真実を混ぜて、事件の情報操作)
愛梨(騙しちゃうのは気がひけますけど、でないと報道陣の方が毎日事務所に押し寄せますし)
武内P(神崎さんも襲われ、ゼロさんに助けてもらったことにして……。まぁ、事実なのですが。
ゼロさんが気軽に分離していた事実を印象付けます)
男性キャスター「あの見たことのないウルトラマンたちは?」
卯月「ゼロさんが別の次元で出会った、ウルトラマンギンガさんとビクトリーさん、エックスさんです」
武内P(次元の違う彼らは、少々話し過ぎても大丈夫でしょう。最後のスパークドールズ借り物の力に関しては、
聞かれない限りスルーします。アイドル達が変身していた映像証拠は、幸いにも残っていないようです)
11: 2016/02/18(木) 23:18:05.29 ID:7c2HoIl10
女性キャスター「改めて聞くと、とんでもない生命体ですね……」
男性キャスター「実際にいるとなれば、神に等しい力を持っていますね」
卯月「けど、神様じゃないんです」
蘭子「私達からすれば神に等しい力を持つ存在も、心を持ち、この宇宙で生きています」
未央「ゼロの仲間、ジャンナインも言ってました」
凛「『僕は、良い人間の味方だ』と」
卯月「ゼロさんの使命は宇宙のワルを倒す事。人間が、そうならないように……」
蘭子「正しく進んでいきたいと思います!」
瑞樹(本当なら、私達は全員氏んでてもおかしくなかったのよね……)
愛梨(大地さんが……ウルトラマンさん達が、頑張ってくれたからなんですね)
???「ウルトラマンゼロ……。光の国から、来たウルトラマン」
卯月「え? あっ!」
蘭子「あなたは……」
12: 2016/02/18(木) 23:21:10.86 ID:7c2HoIl10
女性キャスター「え、出番が早……」
男性キャスター「こ、ここでスペシャルゲストです! ウルトラマンティガで主役を演じてくださった」
長野博「長野博です。一応、君達の先輩になるね。よろしく」
ニュージェネ・蘭子・瑞樹・愛梨「よ、よろしくお願いします!」
蘭子(こ、この人が、ティガを……)
卯月(もしかしたら、この次元の本当のティガになる人なんじゃ……)
凛(大丈夫かな?)
未央(わからないよ~!)
女性キャスター「ウルトラマンティガといえば、どうやら最初にエタルガーと戦ってくれたようですが」
男性キャスター「あの時に見たティガは、色が黒色でしたね」
長野博「ティガは本来、闇の巨人でしたから」
女性キャスター「えっ! 正義の巨人じゃないんですか?」
長野博「作品内では古代文明を破壊したのは、ティガです」
瑞樹(そ、そうだったんだ……) 愛梨(ビックリです……)
13: 2016/02/18(木) 23:22:19.18 ID:7c2HoIl10
蘭子「後にティガは光へ回帰し、他の闇の巨人を封印し、世界を平和に導いた!」
長野博「おっ、詳しいね。同じアイドルでそういう話ができる人、少なくてね」
女性キャスター「じゃ、じゃあ、あの黒いティガは……敵?」
長野博「いえ、劇中でやっていたように闇のエネルギーを吸収していたので、味方だと思います。
理由は不明ですが、あのティガダークはダイゴのティガダークより、パワーが強そうに見えました」
凛(滅茶苦茶分析されてる……)
武内P(やはり、神崎さんの能力が宇宙でも例を見ないほどの特殊な能力のようですね)
長野博「ダイゴはティガダークの闇の力が扱えず、光線技は使えませんでしたからね。ダイゴより、強いかも」
蘭子「そそそそ、そんなことは! あ、あれは、単純なパワーが強いだけで……」
未央(あ、らんらん! 余計なことは)
卯月「そ、そうですよ! あの、最後の光なんてもう! 私も最近レンタルしてみて、泣いちゃいました!
うちのプロデューサーさんなんて、リアルタイムで泣いてたみたいですし!」
武内P「っ!?」
凛(意識してないだろうけど、ナイスフォロー!)
長野博「え、そうなの? ……僕のでよければ、サインいる?」
武内P「ぜひ!!!!」
瑞樹(あのプロデューサーさん、あんなテンションになるんだ……)
14: 2016/02/18(木) 23:22:59.42 ID:7c2HoIl10
・
・
・
収録終了 NG with 蘭子 の楽屋
武内P「お疲れ様でした」
卯月「まさか、アイドルとしてもウルトラマンとしても大先輩と一緒になるなんて……」
瑞樹「私達も聞かされてなかったから、びっくりしちゃったわ」
愛梨「けど、これって成功ですよね?」
武内P「はい。最初から最後までではなく、所々、アイドル達が協力していた。その印象操作はできたかと」
未央「頑なに否定するには、ちょっと無理があるもんね~」
凛「前に、凸レーションがゼロについて語っちゃったときもあるしね」
武内P「暫く島村さんと神崎さんには取材の申し込みが多いとは思いますが、御辛抱を」
卯月・蘭子「はいっ!」
コンコン
武内P「どうぞ」
長野博「お邪魔します」
未央「えっ!」
15: 2016/02/18(木) 23:24:34.07 ID:7c2HoIl10
長野博「先ほどはお疲れ様でした」 ペコ
NG・蘭子・愛梨・瑞樹「お、お疲れ様です」 ペコ
長野博「僕もティガの影響で、ウルトラマンは好きだからね。話が聞けて、よかったよ」
卯月「そ、そんな~。これくらいなら、いつでも!」
未央(あ、ヤバい予感)
長野博「本当に? なら、早速だけど、これから食事でもどうかな? ご飯、まだでしょ? 僕が奢るよ」
凛「せ、先輩の驕り……」
長野博「代わりに、話を聞かせてもらいたくてね。あ、これ、サイン。一応、人数分……」
武内P「ど、どうも……(余計に断り辛いですね)」 チラ
蘭子「わ、わかりました。私達でよければ」
長野博「本当かい? ありがとう!」 ガシ
蘭子(純粋に好きなだけ……みたい)
ダークスパークレンス「……―--」 キィィィン
16: 2016/02/18(木) 23:25:21.85 ID:7c2HoIl10
瑞樹「私達は次の仕事があるから……」
愛梨「気を付けてくださいね~」
武内P「私も、他のメンバーを見ないといけないので」
都内 食事処
未央「ヤバい、高級料亭っぽいところで、個室だ」
凛「なのに、出てきたのはラーメン」
長野博「ここのラーメンは美味しくてね!」
卯月「はいっ! とっても美味しいです♪」 ズズズ
蘭子「美味」 ズズズ
長野博「そういえば、最後の戦いには僕もお馴染のダイナが出てきたりもしてたけど」
未央「っ!」 ドキ
長野博「つるの剛士くん、凄く落ち込んでてね」
つるの剛士『俺がダイナじゃなかったのかよ……』 ズーン ※元ダイナの人
凛「あ、あぁ……」
長野博「という感じで」
未央(つるのさん、ごめんなさいーーー!!!)
17: 2016/02/18(木) 23:27:12.12 ID:7c2HoIl10
凛「その様子だと……他の方も」
長野博「今回の件で連絡とった吉岡くん達も」
吉岡毅志『ガイア……何で俺のとこにこないの……?』 ※ガイアに変身する高山我夢役の役者さん。
高野八誠『アグルェ……』 ※アグルに変身する藤宮博也役の役者さん。
未央「うわ~……」
凛(美波に教えたら土下座しそうだけど)
蘭子(アーニャちゃんに教えたら)
アーニャ『今日から、私がアグル、です!』 ドヤァ
卯月(とか言いそうです)
18: 2016/02/18(木) 23:29:25.86 ID:7c2HoIl10
卯月「長野さんはその……」
長野博「僕が変身してエタルガーと戦いたかった願望もあるけど、マドカ・ダイゴは人として生きる道を選んだ。
有事には変身して戦ってくれると思うけどね。
僕のスケジュールの関係だったとはいえ、ティガに変身できるのは僕だけじゃないから」
未央「そういえば、ダイゴの息子のツバサが不完全だけどティガに……」
長野博「ティガは、受け継がれてゆく存在なんだ。だから、僕はいい。ティガの勇姿が見られただけで」
卯月(礼堂ヒカルさんも、ティガに一時的にライブしたことがあると言ってましたね……)
蘭子(そういえば、あの時。まるで、もう一人ティガがいるかのような光の力を感じた……。まさか……)
長野博「だから、蘭子ちゃん」
蘭子「は、はい?」
長野博「これからも、ティガをよろしく頼むよ」
蘭子「ぴっ!!」
卯月「な、なんでバレて」
未央「しまむー!」
卯月「あっ」
長野博「やっぱり、あのティガは君か」
凛「カマかけたの……?」
19: 2016/02/18(木) 23:32:45.30 ID:7c2HoIl10
長野博「何故だろうね……」 スッ
卯月「す、スパークレンス!? なんで、蘭子ちゃんが持って……」
長野博「これは、撮影で使っていた奴だよ」
凛「えっ! 十年も前のものを……。普通、そういうのって大事に持ってる人なんて……」
未央「あ、いや、長野さんがファンから人気があるのは、こういう所があるからで……」
長野博「これを持つと、君があの時の黒いティガだって感じるんだ。そして、今も」
蘭子(やっぱり、この人はこの次元の本当のティガ……!)
卯月「つつ、通報する気ですか!? そ、そんなの、だ、ダメです!」 ガクガク
長野博「え? するわけないじゃん。同じティガ仲間だし」
未央「ズコー!」
凛「ラーメンこぼれる!」
卯月「ティガ仲間とは一体なんなんでしょうか……」
長野博「ただ、これからも、この地球をお願いねって」
蘭子「は、はい!」
20: 2016/02/18(木) 23:33:55.48 ID:7c2HoIl10
長野博「そうすると、卯月ちゃんが……ウルトラマンゼロになってずっと戦っていたのかい?」
卯月「私がメインです」
長野博「ホントに頻繁に分離してたんだ。嘘と真実をいい塩梅に混ぜたね。じゃあ、未央ちゃんと凛ちゃんが」
未央「ダイナです。つるのさんには内緒にしてください!」
凛「コスモス……。だけど、私はあんまり……」
長野博「最後に現れた、エタルガーを圧倒していたウルトラマンは?」
卯月「ウルトラマンサーガです。ゼロさんが、ダイナさんとコスモスさんと、合体、変身した姿です」
長野博「ダイナと! いいな~」
蘭子(私も、ティガの姿でゼロさんと合体したかったなぁ……)
長野博「それで、ゼロにはどんな能力が」 キラキラ
卯月「え、えっとですね~」
凛(めっちゃ目が輝いてる)
未央(現実に、自分の演じたティガに、他ウルトラマンも現れたんじゃ……こうもなるよね)
21: 2016/02/18(木) 23:35:20.38 ID:7c2HoIl10
・
・・
・・・
都内 長野博自宅
卯月「すっかり遅くなってしまいました」
凛「食べ終えたからとはいえ、自宅にまで免れるなんて……」
長野博「ごめんね。つい……」
未央「先輩アイドルに呼ばれたうら若きアイドル! なのに、こんなに色気のない話とは」
凛「言わないでよ……。いや、何事もなくてよかったんだけど」
蘭子「あ、あの、これ……」 ス
卯月「ダークスパークレンス……。蘭子ちゃん?」
蘭子「この次元の本当のティガは、きっと、あなただから……。私より、先輩が」
長野博「……さっきも言っただろう? 僕は、いいんだ。この次元のティガは、神崎蘭子、君だよ」
蘭子「……っ! わかり、ました……」
長野博「それに、受け取って変身できなかったらショックだし。できてもダークの方だと、僕弱いだろうしね」
未央・凛「確かに」
卯月・蘭子「あはははは~」
22: 2016/02/18(木) 23:36:14.61 ID:7c2HoIl10
プップ~
長野博「タクシーも来たね。僕が払っておくから、順番に送ってもらうといいよ」
卯月「ありがとうございます!」 ペコ
長野博「……蘭子ちゃん、マドカ・ダイゴも人か光かで、苦悩していたこともある。
もしかしたら、君もいつか、人かウルトラマンか、どちらかの選択をする時が来るかもしれない」
蘭子「どちらかの……選択……」
長野博「あ、ごめんごめん。先輩らしく格好つけようと思っただけで、深い意味はないよ。
僕の演じたダイゴは、繊細な所もあったからね。君には秘密を共有できる、
お友達がいるから大丈夫だと思うけど。なんなら、僕でもいいしね。あ、これ、連絡先ね」
蘭子「は、はいっ!」
卯月(人間か、光……ウルトラマンか)
未央(ダイナはそれで、ウルトラマンとして戦い続けることを選んだんだよね)
卯月「それでは、今日はありがとうございました」
長野博「こちらこそ。気を付けてね」
・
・・
・・・
パシャ パシャ
23: 2016/02/18(木) 23:38:47.63 ID:7c2HoIl10
後日 346プロ 喫茶店
城ヶ崎美嘉「そっか、バレちゃったんだ~」
卯月「油断したというより……」
蘭子「彼もまた、光を継ぐ者。いや、真なるティガ……」
美嘉「だけど、協力してくれそうな感じだし、よかったね★」
卯月「はいっ! アイドルの先輩というよりは、ウルトラマンの先輩といった感じです」
蘭子「ヒカルさんやショウさん、大地さんとも違う……アイドルで、ウルトラマンの先輩」
美嘉「蘭子ちゃん、普通に喋れる回数多くなったね。アタシ的には、助かるけど」
蘭子「……やっぱり、あの、普通に喋った方が……」
美嘉「あ、ごめん! そういう意味じゃなくて。蘭子ちゃんのキャラだし」
卯月「大丈夫です。いざとなったら、私が通訳しますから!」
蘭子「はい!」
美嘉(卯月は蘭子ちゃんみたいな強力な個性はないかもしれないけど、その笑顔で、誰かを幸せにできる。
ゼロと出会って、いっぱい、強くなれたんだね。……アタシは、ゼロに守ってもらってばっかだったなぁ)
卯月「蘭子ちゃんとなら、まだテレパシーもできますしね~」
蘭子「ね~」
美嘉「普通って何!?」
※卯月と蘭子はゼロと合体していた影響で、二人だけだがテレパシーができる。
電話代が浮くので大助かり。
24: 2016/02/18(木) 23:40:22.82 ID:7c2HoIl10
安部菜々「はい、アイスココアのサービスですよ」 カチャ
卯月「わぁ! ありがとうございます!」
菜々「いえいえ~! 地球の平和を守ってくれた卯月ちゃん達には、これくらい!」
卯月「美味しいです~」 ズズ
美嘉「菜々ちゃん、サンキュー」
菜々「いえいえ。ごゆっくり~」
蘭子「……私達が、地球を守ったんですね」
美嘉「ゼロの、ウルトラマン達のお陰でね」
卯月「テレビの中のヒーローだと思っていましたけど、広い宇宙には本物が存在していて……。
親しくなってみればゼロさんも、私と同じ一人の『人』なんだなって……」
蘭子「時空の勇者は、心なき力の恐ろしさを知っていた……。だから、意外と臆病で、繊細で……。
楽しい人なのに、意外と真面目で、頼れるお兄さんみたいで……」
美嘉「エメラナ姫来た時の件で、アタシ、ゼロに八つ当たりしちゃってね。
けど、ゼロは全然怒らなくて……逆に謝ってくれて……」
美嘉「つまり、一言で言うとさ! いい男だよね! ゼロは」
卯月「はいっ! ……今頃、どの宇宙にいるんでしょうね」
蘭子「きっと、私達の知らない宇宙で、誰かの為に戦ってるんだと思います」
美嘉「そうだね……」
卯月「これから、蘭子ちゃん! 頑張りましょうね」
蘭子「はいっ!」
25: 2016/02/18(木) 23:42:38.95 ID:7c2HoIl10
武内P「こちらにいらっしゃいましたか」
卯月「プロデューサーさん」
武内P「少々、面倒なことになりました」
美嘉「面倒な事?」
武内P「まずはこれを。喜澤記者から頂いたものなのですが」
卯月「っ! これは、この間の写真!」
蘭子「先輩アイドルとの、密会? それに……~~~!!!」
美嘉「センスない卑猥な文章載せちゃって……!」
お~ねがい、シ~ンデレラ~♪(CV中居)
蘭子「あ、もしもし」 ピ
長野博『あ、もしもし。蘭子ちゃん?』
蘭子「おぉ、ティガの先輩!」
長野博『うん、ティガの先輩だけど、その呼び方はどうだろう。て、それよりも』
26: 2016/02/18(木) 23:44:49.81 ID:7c2HoIl10
武内P「週刊誌の件でしょうか?」
長野博『プロデューサーさんかな? その件です。僕の不用意な行動で、申し訳ない』
卯月「そんな! 先輩さんのせいでは……」
長野博『ありがとう。ひとまず、この件は僕に任せてほしい。僕の方で、なんとかするから』
武内P「わかりました。お願い致します」
長野博『ええ。では』 ピッ
美嘉「長野さんがやってくれるなら、なんとかなりそうだね」
武内P「はい。とはいえ、こちらも合わせられる準備はしておかなければ」
卯月「大丈夫ですよ! こんな出鱈目、信じる人なんていません!」
蘭子「その通り! 時空の勇者の出現により、この星の光がより高まったのを感じる!」
美嘉「今のはアタシでもわかる。最近は全体的に悪いニュースが随分と少なくなった気がするね~」
武内P「人の持つ善性が、彼らのお陰で芽吹き始めたようですね」
美嘉「ふふ、秋になろうとしてるのに、春みたいな言い方」
『……て』
美嘉「え?」
27: 2016/02/18(木) 23:48:08.19 ID:7c2HoIl10
『気を付けて』
美嘉「え? 女の子? あなた、誰?」
『次なる侵略者が、迫ってきている』
美嘉「えっ!?」
武内P「城ヶ崎さん?」
蘭子「あなたは……?」
卯月「誰ですか?」
武内P「お二人には、見えているのですか?」
美嘉「え? あんたには見えてないの? 侵略者って? どういうことなの?」
『いえ、侵略者とは違う。奴は生まれてしまった。この世界に……』
美嘉「どういうこと? わかるように言って!」
『超時空魔神は、滅んでいない』
卯月・蘭子・美嘉「っ!? エタルガーが、生きてる!?」
武内P「なっ!? あ、あれで、氏んでいないのですか?」
『その力を使い、邪神が、その眷属が……再び、攻撃を……』 フッ
美嘉「待って!」
菜々「ど、どうしたんですか?」
美嘉「い、今、そこに、赤い靴を履いた女の子が……菜々ちゃんには、見えてなかったの?」
蘭子「戦いはまだ……続く?」
28: 2016/02/18(木) 23:49:47.36 ID:7c2HoIl10
・
・
・
CPルーム
長野博『週刊誌に書かれているようなことは一切ありません』 パシャパシャ、パシャシャ
未央「テレビ、始まったよ!」
蘭子「ティガの先輩が、独自に記者会見を……」
美嘉「これで疑いが晴れるといいんだけど」
長野博『自宅にまで招き、皆様に勘違いさせるような行動をとったことには謝罪させていただきます。
僕は、ウルトラマンに会った彼女達から話を聞いただけです。ティガに誓います』
記者1『まぁ、そうなりますよね』
卯月「あれ?」
蘭子「我らが予想していた悪夢の時は訪れず?」
長野博『(これは……。確かに、懇意にしている記者の方に援護はお願いしたけど)』
みく「なんだか、予想された展開と違うにゃ」
記者2『ウルトラマンが来てくれたって言うのに、ウルトラマンだった人がそんなことするわけ』
記者3『ないですからねぇ』
美波「なんだか、随分と和やかなムードね」
29: 2016/02/18(木) 23:51:25.48 ID:7c2HoIl10
記者1『長野さん! こんな見るに堪えない記事より、ウルトラマンゼロについてどう思われますか?』
記者2『お話を聞く限り、ティガより強いようですが。やはり、ティガの方が強いと思いますか?』
ハハハハハ
長野博『そ、そうですね。いつか、できるのであれば、共に戦ってみたいと』
ウルトラマンティガ?『シュアッ!』
長野博・シンデレラガールズ『「ティガ!?」』
武内P「な、何故、記者会見場にティガが?」
ティガ?『ハァッ!!』 ガシッ
長野博『ぐっ!?』
凛「長野さんが襲われてる!?」
みりあ「本物のティガがそんなことするわけないよ!」
長野博『お、お前は……そうか! ザラブ星人だな!!』
ティガ?『っ!!』
杏「図星か!」
莉嘉「お姉ちゃんの見た女の子が言ってた、侵略者だね!」
美嘉(けど、あの子は『邪神の眷属』って……)
卯月「とにかく、なんとかしないと! 蘭子ちゃん!」
蘭子「体現せよ、闇の巨人よ! 我が、正義の為に! ティガダーク!!」 ピカー!
智絵里「蘭子ちゃんが……」
かな子「消えた……」
30: 2016/02/18(木) 23:53:31.91 ID:7c2HoIl10
都内 記者会見場
ティガダーク(蘭子)「はぁぁぁ!!」
ティガ?「ぐっ!!」
長野博「ゲホゲホ! ティガ! 来てくれたのか!」
「ティガが二人!?」「黒いティガと、普通の……」「人間サイズのティガは、違和感だな……」
ティガ?「やれやれ、この世界の人間どもはやり難いな……」
長野博「正体を現せ! これ以上、ティガの姿を使うことは許さないぞ!」
ティガ? → ザラブ星人「くくく、ご名答。如何にも、俺はザラブ星人だ」
長野博「地球侵略が目的か」
ザラブ星人「その通りだ! あのエタルガーが手に入れられなかった地球。そして、ウルトラマンゼロはいない!
最高の好条件じゃないか!! このザラブ星人アモルファージ様の名を轟かすまたとない」
ティガダーク(蘭子)「はぁぁぁぁ!!!!」 ゴンッ!!
ザラブ星人アモルファージ「タコスッ!?」
蘭子「許さない……!」
31: 2016/02/18(木) 23:54:18.49 ID:7c2HoIl10
ザラブ星人アモルファージ「ひ、人がしゃべってる最中に攻撃するなんてひどいぞ!」
記者達「「「だまし討ちしようとした奴が言うな」」」
ティガダーク(蘭子)「お前が光の戦士の姿を騙るなど……2万年早い!」
アモルファージ「お前だって光の戦士じゃないだろ!?」
ティガダーク(蘭子)「我は光と闇、異なる属性を持つ! はぁぁぁぁぁ!!!」 ガン! ガン!! ガン!!!
アモルファージ「こ、こいつ、何が目覚めたばかりだ! 滅茶苦茶強い!?」
ティガダーク(蘭子)「トドメ! ダークゼペリオン光線(威力・弱)!」
アモルファージ「話しが全然違うじゃねぇか……ぎゃぁぁぁぁ!!!」 ドゴーン
長野博(話、だと? あいつ、誰かにそそのかされてここに来たのか?)
ティガダーク(蘭子)「例え、どんな侵略者が来ても……私が守る。そう、約束したから……」 シュン
記者達「ティガが、消えた……。テレポート?」
CPルーム
ティガダーク(蘭子)「ただいま~」
卯月「おかえりなさ~い」
杏「見た目がティガなのに、蘭子ちゃんの声で『ただいま~』とか言われてもね」
アーニャ「違和感、です」
32: 2016/02/18(木) 23:57:53.17 ID:7c2HoIl10
???
黒い服の女性「あなたの言った通りね……」
黒ローブの人物「……」
黒い服の女性「ティガ……ようやく、見つけた……! なのに……何なの? あの女は……!!」
黒い服の女性「彼の力を使っていいのは、あんな女じゃないわ……!!」
筋肉質な男「マイ、フレンド……!」
荒くれ者「ケケケケ! あんな雑魚をけしかけてないで、俺達で遊んでやろうぜ!」
黒い服の女性「まだよ。舞台が揃ってから、たっぷりね……!」
女性ファン1「……長野博、神崎蘭子と親しく……?」 カチカチ
女性ファン2「なによ、このガキ……」
女性ファン3「博に近づいて……」
黒い服の女性「人の心から……闇はなくならない……!」
33: 2016/02/19(金) 00:00:03.16 ID:yhNNe0cJ0
346 廊下
卯月「ゼロさん、次はいつ来てくれるのかな~」
凛「卯月、そればっか」
未央「まぁまぁ! 仕方がないって。しまむーは囚われのお姫様で、ゼロは勇者様だからね~」
卯月「そ、そんな……。私が、お姫様だなんて///」
凛「ふふ、ゼロが勇者なのは否定しないんだ。ま、私らもしないけどさ」
未央「勇者の剣は受け継がれた! ってね。これからは、私らとらんらんでガンバ」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
凛「っ! 悲鳴!?」
卯月「蘭子ちゃんの悲鳴です!」 ダッ
未央「しまむー! まさか、侵略者が!?」
34: 2016/02/19(金) 00:02:03.68 ID:yhNNe0cJ0
CPルーム
バンッ!
卯月「蘭子ちゃん!!」
蘭子「いやぁぁぁぁ! 黒き悪魔の使い!!」
ゴキブリ「チョリーッスwwwww」 カサカサカサカサ
卯月「ひっ」 凛「きゃぁっ!?」 未央「うげっ!」
武内P「今駆除しますので、落ち着いてください」
未央「あ、プロデューサー。プロデューサーがいるなら、なんとも」
ゴキブリ「とびま~すwwwww」 ブゥゥン
卯月「 」 フラー 凛「う、卯月!?」 ガシッ! 未央「とぶのは反則でしょー!?」
蘭子「い、いやぁぁぁ! てぃ、ティガー!!」 シャキーン
武内P・未央「ぶーっ!!!?」
35: 2016/02/19(金) 00:03:24.54 ID:yhNNe0cJ0
ティガダーク(蘭子)「ダークランバル」
未央「プロデューサー!! 止めて! 事務所が吹き飛ぶ!!」
武内P「神崎さん! 落ち着いてください!!」 ガシッ
ティガダーク(蘭子)「黒き悪魔の使いは闇の巨人が滅ぼさなければ!!」
凛「事務所が滅びるから止めて!」
ガチャ
きらり・杏・かな子・智絵里「「おはようございま~す」」
きらり「にょわっ! 蘭子ちゃん、何でティガダークさんに……ぃ……」
ゴキブリ「チーッスwwwww」
きらり「にょわぁぁぁ!!!」 智絵里「ひっ!!!」 かな子「ご、ゴキブ……」
杏「うげぇ、嫌だなぁ……」
未央「ゴキブリ倒すか、らんらんを押さえるの手伝って! 事務所がヤバい!!」
智絵里・かな子「む、ムリィ~!」
きらり「 」 フラー
凛「一番の戦力のきらりが戦線離脱した!」
未央「黒いGも倒さなきゃいけない。らんらんも止めなきゃいけない」
杏「両方やらなくちゃあいけないのが、辛いとこだぜ。がんば~」
智絵里「ヤメタランス香水……」 ササ ※N杏の能力を、一時的にSSR級にする凄い香水(未実装)
杏「やめてよ! 杏だって虫は好きじゃないよ!」
36: 2016/02/19(金) 00:06:23.25 ID:yhNNe0cJ0
バンッ!!!
ちひろ「……仕留めました!」
武内P「千川さん、ナイスです!」
ちひろ「事務所を破壊されるわけにはいきませんからね。ティガダークの本領発揮になっちゃいますし」
ティガダーク(蘭子)「ほっ……怖かったよぉ~」 ヘナヘナヘナ
杏「だから、その姿のまま蘭子ちゃんの動きするのはやめてって……」
ちひろ「ティガのイメージが崩れますね……」
卯月「……はっ! 私は何を?」
未央「気絶してたの!? いや、好きな人はいないと思うけどさ!」
ガチャ
美波・アーニャ・みりあ・莉嘉「おはようございま~す。え、ティガダーク?」
凛「今、大事件があってね……」
智絵里「ここの事務所……清潔だと思っていたんですけど……」
かな子「お菓子を食べた後はいつも掃除してるんだけどなぁ」
武内P「その件に関しましては」
ゴキブリA「奴が負けたようだな」
ゴキブリB「奴は四天王最弱。所詮は数合わせよ」
ゴキブリC「戦いは数だよ兄貴!」
卯月・アーニャ「 」 フラ
美波「アーニャちゃんまで!? そ、そっか。ロシアや北海道じゃ、ゴキブリなんて滅多にいないから……」
37: 2016/02/19(金) 00:08:37.39 ID:yhNNe0cJ0
きらり「にょわぁぁぁ!?」
未央「増援が来た!?」
ティガダーク(蘭子)「い、いやぁぁぁぁぁ!! ダークデラシウ」
武内P「神崎さん! ティガフリーザーです!」
ティガダーク(蘭子)「はっ! ティガダークフリーザー!!」 パン!
ゴキブリーズ「なん……だと……?」 パキパキ、パキン
智絵里「た、倒した……」 ブルブル
かな子「も、物凄く寒くなったけど」 ブルブル
杏「ま、まだ、初秋なのに物凄く寒い……」プルプル
ちひろ「エアコンいれますね」 ブルブル
未央「ここって、清掃業者入ってるんだよね?」 プルプル
武内P「……実は、神崎さんがファンの方のプレゼントを開けた所、出てきまして」
卯月「えっ! そ、それって……」
武内P「分かりやすいですが、嫌がらせでしょう。恐らく、長野博さんの件が関係しているかと」
みりあ「ひどい……」
38: 2016/02/19(金) 00:09:29.03 ID:yhNNe0cJ0
ティガダーク → 蘭子(同じ人間の攻撃……。私は、どうすれば……)
杏「女の敵は女って言うからね~。で、普通に警察に届けるんでしょ?」
蘭子「え? 警察?」 キョトン
武内P「はい。また、長野博さんへもご報告をしておこうかと」
美波「そういう人が、本人から言って止めるとも思えないけど……」
ちひろ「最悪、逮捕もしていただかないと。みんなに何かあったら、ゼロさんに合わせる顔がないですから」
蘭子「え? あの、警察って……」
杏「え、当然じゃん。人間が悪さしてるんだから」
武内P「はい。我々が、人間がどうにもできない時はティガの力に頼りましょう」
蘭子「……はいっ!」
蘭子(ティガの先輩、みんながいるから。私、大丈夫そうです!)
40: 2016/02/19(金) 00:12:31.73 ID:yhNNe0cJ0
武内P「そして、何も嫌がらせばかりではありません。多田さん、前川さん。こちらの手紙が」 ニコ
みく「これって……!」 ササ
李衣菜「まさか!」
武内P「手紙の内容は、御自分で目を通してください。悪い内容ではないはずです」
かな子「プロデューサーさん、そちらはファンの方の手紙ですか?」
武内P「ヒルカワ記者からの手紙です」
蘭子「っ! あの……」 ※強引な取材により逮捕され、現在服役中の記者。
ちひろ「内容が、謝罪の手紙なんです」
凛「えっ!? それって」
武内P「はい。自分が間違っていたこと、自分もかつてウルトラマンが好きだったこと」
部長「そして、エタルガーを倒してくれてありがとうという内容だったよ」
未央「あいつ、気付いてたんだ……」
みく「他にも、誘拐犯の人達からも謝罪の手紙が届いてるにゃ!」
卯月「そっか……。よかったですね!」
李衣菜「うんっ!」
美嘉「……地球は、よくなろうとしてる。アタシ達も、頑張らなきゃね!」
蘭子「はいっ!! 私、精一杯頑張ります!!」
卯月「それ、私の台詞……」
杏「別にゼロの真似しなくても……」
41: 2016/02/19(金) 00:14:27.94 ID:yhNNe0cJ0
都内 某所
警察官「もしもし、御留守ですか? もしも~し」 ピンポーン
女性ファン「な、何で、何で……何であたしが逮捕されなきゃいけないのよ……悪いのは、博に近づいたあの」
黒い服の女性「ふふふ、それは自分のせいじゃなくて?」
女性ファン「なっ! あ、あんた、誰よ」
黒い服の女性「助かりたいの? 助けてあげるわよ」
女性ファン「え? ホントに?」 ドキ
黒い服の女性「ええ、この状況から助けてあげる」
女性ファン「な、なら、早く!」
黒い服の女性「わかったわ。やりなさい」
シビトゾイガー「キィィィ」
女性ファン「ひっ!!?」
黒い服の女性「氏ねば、この状況から助かるでしょ? フフフフフ!」
ガブッ! イタイ!! ヤメ! グシャ イタイタイ!! ムシャムシャ ヤメ……テ…… バリバリ タスケ……テ……ティガ……
ガチャ
警察官「……いない? 留守? いや、逃げたか……」
バタンッ
42: 2016/02/19(金) 00:15:37.75 ID:yhNNe0cJ0
数日後 CPルーム
蘭子「人の悪意、留まることを知らず。だが!」
卯月「意外と、なんとかなるものですね!」
武内P「長野さんのご協力、警察の方々の尽力により、解決に向かっています」
ちひろ「警察の方々からすれば、ウルトラマンとして戦った卯月ちゃん達は、英雄みたいですね」
卯月「確かに、お巡りさんに凄いピッチリした敬礼をされました」
蘭子「私、土下座されました」
智絵里「土下座!?」
未央「私ももっときちんと、ゼロと融合して戦えばよかったな~」
凛「トイレを我慢してでも?」
未央「あ~、けどま~、ゼロイケメンだし? イケメン無罪で!」
かな子「確かに、ゼロさんの人間の姿は格好良かったですね」
美嘉「ていうか、未央は融合……合体、してたじゃん。アタシらはアタシらで、してたけど」
ウルトラマンサーガ『サーガァァァァァァ!!!』
未央「うん! ……あの時、確かに、私達は繋がってたんだね」
卯月「夢みたい、でした。けど、夢じゃない」
アーニャ「ナオからもらった、エメラル鉱石の花や、ジャンボットと、ジャンナインのちっちゃい、身体が」
美波「証拠ね」
45: 2016/02/19(金) 00:20:35.38 ID:yhNNe0cJ0
美嘉「……アタシ達が見た女の子の話しじゃ、エタルガーが生きてて、その力を利用して……
邪神とその眷属がって言ってたけど……。やっぱり、邪神って」
蘭子「……ガタノゾーア」 ボソ
シンデレラガールズ「……」 ブルッ
武内P「正直に言ってしまえば、ティガ一人で戦うにも厳しい相手ですね」
未央「邪神の眷属ってなると、ティガダークの仲間の、闇の巨人……かな」
杏「あいつらも、結構強いからね」
みりあ「私もDVD借りて見たら、怖くて見れなかった……」
莉嘉「うん……。人、食べられちゃうし……。ティガが、女の子を頃しちゃうし……」
蘭子(小梅ちゃんは喜んでたけど)
白坂小梅『そっか~! こういうゾンビ(シビトゾイガー)もいるんだ~!』 ワクワク
※シビトゾイガー 小型の鳥型怪獣。捕食した人間に化けれる。キモイ上にいっぱいいる。
美波「幻だったけど、ショックを受けたファンは多いわね」
長野博「それだけに、ティガが闇の戦士だった印象は持ってもらえたと思うけど」
蘭子「……ティガの先輩!? なんで!?」
46: 2016/02/19(金) 00:23:07.17 ID:yhNNe0cJ0
長野博「何でって……。次、僕と仕事でしょ?」
蘭子「え? あ、もうこんな時間……」
アーニャ「次のお仕事、どんな内容、ですか?」
美嘉「アタシが司会やるイベントなんだけど、そこにゲストで蘭子ちゃんと卯月と」
長野博「僕やつるの君、所謂平成三部作のメンバーが参加する予定だよ」
未央「いや~、最近は私らハブかれちゃってね~」
凛「仕方がないでしょ。ていうか、ハブかれたと言われても」
卯月「私と蘭子ちゃんが呼ばれてると言っても、今日を含めて二回だけですよ」
武内P「わざわざ迎えに来ていただき、申し訳ございません」
長野博「警察が頑張ってくれてるけど、念の為に僕がいた方が牽制くらいになるだろうし」
蘭子「真なるティガよ、心遣いに感謝する」
長野博「いえいえ。蘭子ちゃん、友達が傷つけられたら問答無用でティガダークになりそうだし」
蘭子「ぴっ!?」
シンデレラガールズ「確かに」
蘭子「な、ならないもん!」 プクー
長野博(これなら、大丈夫そうだね。けど、ダークの力は強力な分そうした面もあるはず。気をつけなきゃね)
47: 2016/02/19(金) 00:24:28.88 ID:yhNNe0cJ0
武内P「長野さんは、敵に闇の巨人がいると思われますか?」
長野博「……恐らく。もしかしたら、蘭子ちゃんのティガのいた世界の、カミーラ達かもしれない」
ちひろ「まさか、ゼロさん達が帰るのを待っていたんじゃ……」
杏「その可能性もあると思うけど、単純に最近来たのかもしれない。エタルガーがしぶとく、何かの力で」
卯月「エタルガーは負けを認めてくれました! 今更、悪さをするなんて」
智絵里「卯月ちゃん……。優し、過ぎるよ」
杏「そうだよ。あんな奴、気にする必要ないじゃん」
卯月「……エタルガーだって、もっと、お話しできれば、平和的に解決だって……」
蘭子「卯月ちゃん……(私より、酷いことされたのに……)」
美嘉「……まっ! 気を付けようってことだね! さ、お仕事しなきゃね~」
蘭子「時空の勇者の活躍、その詩を待つ人々は大勢いる!」
卯月「はいっ! ゼロさんの活躍、みんなに伝えましょう!」
長野博(……赤い靴を履いた少女。彼女が、生まれてしまった、と? まさか……)
48: 2016/02/19(金) 00:26:01.12 ID:yhNNe0cJ0
都内 イベント会場
美嘉「というわけで~、今日はスペシャルゲストが来てくれてるよ~★」
卯月「こんにちは! 島村卯月です!」
蘭子(キュート系衣装)「か、神崎蘭子です!」 キャピ
ワァァァァァ!! カワイイ~!
蘭子(か、かわいくできてるかなぁ?)
未央「おぉ、らんらん、イケてるね!」 ← 仕事がないのでついてきた
凛「卯月と一緒だから、衣装変えたんだね」 ← 仕事がないのでついてきた
長野博(ガッツ制服)「みんな、こんにちは!」
ワァァァァァ!! ティガー!! 長野くーん!!
つるの剛士「ダイナで~す……」
吉岡毅志「ガイアで~す……」
高野八誠「アグルです……」
未央・凛・武内P「テンション低っ!!!」
49: 2016/02/19(金) 00:27:31.97 ID:yhNNe0cJ0
長野博「ちょ、ちょっと、どうしちゃったの?」
つるの剛士「聞いてよ、先輩。俺、ダイナじゃなかったらしいんだ……」
吉岡毅志「俺も……」
高野八誠「ライアです」
吉岡毅志「お前のペットのエイ、蛇に使われてたぞ」
高野八誠「(´;ω;`)」
美波「も、もしかして、テンション低いのは、私達のせい……?」 ← 仕事がないのでついてきた
未央「まだ引きずってるんだ……」
アーニャ「……ニヤ」 ドヤァ ← 仕事がないのでついてきた
凛「アーニャは後で土下座しようか」
美嘉「え、ええっと……そ、そんな時は、本物と出会ったアタシの可愛い後輩から、話を聞いちゃおうか!」
卯月「は、はい! え、えっとですね! 皆さんも知っての通り、私はゼロさんに命を救われまして!」
蘭子「あの、えっと、ゼロさんは本物のダイナとガイアとあったことがあると言ってました!」
つるの剛士「マジで!? 俺、会ったことあるの!?」
長野博「君は落ち着け」
つるの剛士「あ、はい」
未央(怒られた……)
凛(しかも、長野さんが辛辣)
50: 2016/02/19(金) 00:29:37.09 ID:yhNNe0cJ0
高野八誠「……え、俺は?」
卯月・蘭子「……」 ササ
高野八誠「目を逸らすの止めて。ホントに(´;ω;`)」
卯月「ダイナさんとは何度も共闘して、仲が良いみたいですよ!」
高野八誠「だから俺は!? アグルは!?」
蘭子「大地の巨人とは、超時空魔神の一件で会ったと……」
吉岡毅志「顔見知り程度なのか……」 ズーン
高野八誠「俺なんか存在を知られてる程度みたいなんだけど……」
長野博「そもそも僕ら、所謂地球産ウルトラマンだからね。光の国のゼロとは、関係薄そうだし」
蘭子(ダイナは正体不明ですけどね)
卯月「ダイナさんは宇宙を旅して、お父様を探しているそうなので」
つるの剛士「あ、待って。それ、今度の映画のネタバレに繋がるから、待って」
卯月「えっ!? ごごご、ごめんなさい!」 ペコ
ハハハハハ~
未央「イベントそのものは順調だね」
凛「うん。不穏な気配も……えっ!?」
51: 2016/02/19(金) 00:30:36.10 ID:yhNNe0cJ0
長野博「それにしても、今日は随分と可愛い衣装だね」
高野八誠「うちの嫁と娘ほどじゃないが」
卯月(愛妻家なんだ……)
蘭子「堕天使は一時、過去の夢を見る!」
ウ セ ロ
蘭子「え? っ!?」
女性A「……」 女性B「……」 女性C「……」 女性D「……」 女性E「……」
美波「え、え? い、いつの間に……」
ファンA「おい! お前ら、邪魔だぞ!」 ファンB「卯月ちゃん達の話しが聞けないだろ!」
一般女性ファン「そうよ! なんなの!?」 子供「ウルトラマンの話、聞きたいよ~!」
女性A「ウセロ」 女性B「キ工口」 女性C[ウセロ」 女性D「キ工口」 女性E「ウセロ」
イベントスタッフ「ちょっと、あなた達!」 警備員「いい加減に……」
ドンッ!!
スタッフ・警備員「うわっ!?」
アーニャ「普通、じゃない、です!」
ヒュンッ!
卯月「蘭子ちゃん! きゃっ!」 ゴッ!
蘭子「卯月ちゃん!」
未央「中身の入った缶!? しまむー、額から血が……」
52: 2016/02/19(金) 00:31:42.43 ID:yhNNe0cJ0
美嘉「あんたたち、いい加減にしなよ!!」
長野博「君達のやっていることは、ただの犯罪だ!!」
目つきのおかしい女性「人は生まれた時から、罪人ですよ」
つるの剛士「あいつ、何を言ってやがる?」
吉岡毅志「普通には見えない………」
目つきのおかしい女性「氏後も、これだけの闇を放つのだから。あなたも、仲間入りしましょう!」
目つきのおかしい女性 → シビトゾイガー
武内P「ゾイガー!!?」
高野八誠「他の女性も、ゾイガーに!」
53: 2016/02/19(金) 00:34:23.01 ID:yhNNe0cJ0
警備員「避難! 避難して下さい!」 ファン「うわぁぁぁ! ティガ、助けてくれー!」
シビトゾイガー「私が食べた彼女も、あなたを待ち望んでいますよ!」 ググッ
長野博「くっ! お前なんかに喰われて、たまるか……!」
美嘉「長野さん!」
蘭子「だ、ダメ! こんなに人がいたら、ティガに……」
シビトゾイガー(ファンの女性)「苦しかったから……せめて博も一緒にいてぇぇぇ!!」
長野博「クソぉ……!」
卯月「長野さん!」
ドゴンッ!!
卯月・蘭子「えっ?」
未央「シビトゾイガーが……倒れた?」
凛「まさか……ゼロ!?」
54: 2016/02/19(金) 00:36:01.47 ID:yhNNe0cJ0
???「下がってください!!」
アーニャ「あの人、ゾフィーと似た格好、してます」
美波「あ、あの人は……役者の五十嵐さん? 一緒に、呼ばれたの?」
武内P「っ!? 違います! 彼の、左腕を見てください!」
長野博「赤い、ブレスレット……。まさかっ!!」
ブインッ!
???「……はぁぁぁ!」
未央「あの、腰のひねりは!」
凛「ひねり!?」
ヒビノ・ミライ「メビウースッ!!!!」
ウルトラマンメビウス「ティヤッ!!!」
57: 2016/02/19(金) 00:38:33.43 ID:yhNNe0cJ0
ウルトラマンメビウス(人間サイズ)「さぁ、僕が相手だ!」
男性「め、メビウス? 本物の!」 女性「また、ウルトラマンが地球を守りに……」
男の子「エンペラ星人を倒した勇者だ!」 女の子「すご~い!」
メビウス(照れるなぁ) テレテレ
美嘉「本物のメビウス……。あれが……!」
赤い靴の少女『間に合って良かった』
美嘉「あんたは、赤い靴の。あんたが呼んでくれたの?」
赤い靴の少女『どうか、勇者メビウスと共に、この地球を……』 フッ
美嘉「消えちゃった……」
メビウス「一気にいくぞ! メビューム……シュート!!」 ビィィ!!
シビトゾイガー「「「ギャァァァァ!!!」」」
シビトゾイガー(捕食された女性)「こ、こんな終わりは嫌ぁぁぁ!!」
ドン! ドドン!! ドゴーン!!!
未央「やった! ゾイガー達が一気に!」
アーニャ「ダー。メビウス、強いです」
長野博「……あれが、あの時のシビトゾイガーなら……」
つるの剛士「捕食された人も、いるのか……」
吉岡・高野「「……っ」」
58: 2016/02/19(金) 00:41:54.74 ID:yhNNe0cJ0
???「ふふ、やはり、現れたわね」
長野博「っ!! 君は、カミーラ!!」
蘭子「なっ……!?」
カミーラ「ふふ、会いたかったわ。ダイゴ。いえ、この世界ではヒロシかしら?」
卯月「闇の巨人カミーラ……!」
蘭子「その、人間態……!!」
メビウス「闇の、巨人……? お前は何者だ!?」
カミーラ「あら、知らないの? 私は知っているわ。ウルトラマンメビウス。この世界で、お勉強したもの」
メビウス「何?」
カミーラ「知りたければ、そこにいる小娘からでも聞きなさい」 キッ
蘭子「っ! さ、殺気……?」
カミーラ「お前は……必ず……!! そして、その力を返してもらう……!!」 フッ
メビウス「待て!!」
武内P「消えた……」
蘭子「闇の巨人との戦いの……幕開け……」
卯月「蘭子ちゃん……」
59: 2016/02/19(金) 00:46:12.91 ID:yhNNe0cJ0
・
・
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346 CPルーム
ヒビノ・ミライ「初めまして、ヒビノ・ミライ。ウルトラマンメビウスです」
みりあ「わ~、本物のメビウスさんだ! あのね! 私ね、メビウスさんに変身したんだよ!」
莉嘉「アタシはヒカリに! きらりちゃんはマックス! で、お姉ちゃんも加わって」
きらり「フェニックスブレイブに変身したんだにぃ☆」
ミライ「ゾフィー兄さん達から、話は伺っています。みなさんが、地球を護るために戦ってくれたと」
武内P「しかし、なぜこちらの地球に?」
ミライ「休暇中の僕は別次元の地球にいたのですが……そこで、かつての赤い靴の少女に呼ばれました」
未央「超8兄弟の時の! そして、美嘉ねぇが見た子だね」
ミライ「この地球に危機が迫っていると。新たなるティガ一人では苦しい戦いになるので」
卯月「力を貸してほしい。そういうことですね!」
杏「じゃあ、メビウスが暫く」
ミライ「はい。僕がこの地球を、守ります」
ちひろ「ウルトラマンが二人! 心強くなりましたね」
杏「念の為にウルトラ兄弟全員寄越してほしいけどね~」
ミライ「兄さん達は忙しくて……。僕だけじゃ頼りないかもしれませんが、よろしくお願いします」 ペコ
杏「じょ、冗談だから! そんなに気にしないでよ!」
李衣菜(やっぱり、ウルトラマンの性格ってこうでなきゃね~)
60: 2016/02/19(金) 00:47:30.07 ID:yhNNe0cJ0
ガチャ
高垣楓「こんにちは~。新しいウルトラマンさんが来たと窺って」
姫川友紀「歓迎会をやろうと思ってさ~!」
美嘉(言わない方が良かったかな~?)
片桐早苗(楓ちゃん、卯月ちゃん達が襲われたから心配して見に来たって言えばいいのに)
ミライ「僕の為に!? ありがとうございます!!」
未央「待って、メビウス。あの人達、ヤバいから」
凛「近づいちゃダメ。ゾフィーとウルトラマンが足腰立たなくなるレベルだから」
ミライ「っ!!!? か、彼女達は優秀な戦士なんですか!?」
美波「とある分野においては……」
ミライ「あ、あのゾフィー兄さんとマン兄さんが……」 ガクガクブルブル
ゾフィー(人間態)『も、もう勘弁……してくれ……』
ハヤタ・シン『こ、これ以上は、お酒は……』 オエップ
楓『まだまだいけますよ~』
61: 2016/02/19(金) 00:48:42.79 ID:yhNNe0cJ0
卯月「メビウスさんが来て、賑やかになりましたね!」
蘭子「……」
卯月「蘭子ちゃん?」
蘭子「……私、守り切れるんでしょうか? さっきだって、卯月ちゃんが庇ってくれて……」
卯月「私は大丈夫です! ちょっとかすっただけで、傷も残らないそうですし」
蘭子「それは、たまたまで! ティガが苦戦して、自力で勝てなかったほどの敵……私が……」
卯月「大丈夫! 私も、みんなも、いるから」 ギュッ
蘭子「あ……」
卯月「もし私達がピンチになっても……きっと、ゼロさんも駆けつけてくれます。
だから、ギリギリまで頑張って! ギリギリまで私達だけで踏ん張ってみましょう!」
蘭子「……うん」 ギュ
凛「……」 ムス
62: 2016/02/19(金) 00:49:34.23 ID:yhNNe0cJ0
美嘉「なんだか卯月と蘭子ちゃんは仲が良すぎて、妬けちゃうね~」
未央「ホントホント! ね~、しぶりん?」 ニヤァ
凛「えっ! そ、そんなこと、ないし」
卯月「あ、凛ちゃんもギュってします?」
凛「わ、私はいいよ!///」
蘭子「清き乙女に身体を預けると、遙か彼方の時空の勇者の鼓動を感じる……」
美嘉「卯月はゼロと融合してた影響出すぎでしょ!?」
卯月「えへへ~。一心同体ですから~」
みりあ「え? ホントに! じゃあ、私も~」
卯月「いいですよ! はい」 ギュゥ
みりあ「なんだろう? ゼロさんの温もり?」
ミライ「もしかしたら、ゼロのエネルギーの残滓が卯月さんに宿っているのかもしれませんね」
武内P「カミーラ達は危険な相手です。できる限り、一人で出歩かないようにお願いします」
莉嘉「すぐに蘭子ちゃんかミライくんのとこに行くからね!」
ミライ「蘭子さん、よろしくお願いします」 スッ
蘭子「……ふっ、真なる巨人へと覚醒した、我に任せるがいい!」 ギュッ!
ミライ「はいっ!! ところで、蘭子さんはどちらの宇宙の出身で? あまり聞き慣れない言語ですが」
蘭子「私は地球人です! ただの熊本弁です!」
シンデレラガールズ「えっ?」
ミライ(僕の知ってる熊本弁と違う……)
63: 2016/02/19(金) 00:51:28.87 ID:yhNNe0cJ0
後日
卯月「今の所、カミーラ達が襲ってくる気配はないですね」
未央「嵐の前の静けさと言おうか……」
凛「メビウスには悪いけど、メビウスがゼロを呼んでくれたら楽なんだろうけど」
杏「あんなフレンドリーな奴だったけどさ、宇宙警備隊の特殊部隊な立ち位置にいるみたいだし」
智絵里「ゼロさんの時空を超える能力で、色々とお仕事を頼まれてるみたいだし……」
かな子「難しそうだよね」
きらり「ゼロちゃんは~、みんなの為に、戦ってくれてるんだにぃ☆」
卯月「ロボット兵器売買の組織を壊滅させるって言ってましたし……」
未央「そいつら、ご愁傷様だね~」
智絵里「ふふ、ゼロさんに眼をつけられたら、悪いことなんてできないですね」
ガチャ
NG・CI・きらり「おはようございま~す!」
武内P(?)「おはようございます!」 ニコニコ
NG・CI・きらり「っ!!?」
64: 2016/02/19(金) 00:52:55.76 ID:yhNNe0cJ0
未央「ど、どうしたの? なんだかすごく、機嫌がいいみたいだけど」
凛「メビウスからサインでも貰ったの? そんな、さわやかな笑顔……あ、メビウス?」
武内P(メビウス)「はいっ! ミライの姿だと、目立つので、姿をお借りしました!」
智絵里「Pさんが満面の……」 かな子「さわやかスマイル……」 杏「逆に怖いよ……」
武内P(メビウス)「そう、ですか? ちひろさんや、部長さんには好評なんですが」
卯月「え?」
ちひろ「ぷ、く、ふふっ! さ、さわやかなプロデューサーさん……!」 プルプル
部長「これは、くく、中々……!」 プルプル
美嘉「だ、ダメ! あの時の禍々しい笑顔(第一期凸レーション回参照)思い出しちゃって! 余計に!」
きらり「これは、好評とはちょっと違うと思うなぁ……」
武内P(メビウス)「やはり、そうなんですか。ご本人が部屋の隅で体育座りしているので、そうじゃないかと」
武内P(本物)「みなさん、ちょっと酷いのでは……。自分でも似合わないと思いますけど……」 ズズーン
卯月「もうちょっと早く気づいてあげてください!」
智絵里「あ、あの、そもそも、事務所内なら姿を変える必要性はないんじゃ……」
武内P(メビウス) → ヒビノ・ミライ「それもそうですね」
かな子「もっと早く、気付きましょうよ……」
杏「メビウスはメビウスで、厄介な性格してるね」
67: 2016/02/19(金) 00:59:02.11 ID:yhNNe0cJ0
卯月「ミライさん、こちらの地球には慣れましたか?」
ミライ「はい! 美嘉さん達が色々と教えて下さるので!」
美嘉「ま~、メビウスの力借りたからね。それくらいは、お世話しなきゃね~★」
ミライ「はい! ……僕の初めての戦いが、みなさんに知れ渡っているのはちょっと」
未央「ああ、ビルを盾にしたり……」
杏「メビウス的に、黒歴史なんだ」
ミライ「リュウさんに叱られる、苦い思い出ですけど、大事な思い出でもあります」
※アイハラ・リュウ メビウスの人間の友人。最後は一時的にウルトラマンヒカリとなる。
かな子「あの……リュウさんって、もしかして、もう」
ミライ「……ええ、人間としての寿命を全うされました」
智絵里「あ……。もしかして、休暇で別次元の地球って……」
きらり(お墓、参り……)
ミライ「この地球は、いいですね。別人だけど、リュウさんに会える」
凛「メビウス……」
68: 2016/02/19(金) 01:02:46.30 ID:yhNNe0cJ0
ミライ「それに! 他のウルトラマン達にも! 僕が出会った、ティガ、ダイナ、ガイア!」
武内P「ゼロさんのお話では、エタルガーの件でコスモス達にも会ったと」
きらり「Pちゃんが復活したにぃ」
蘭子「その呼び方だとモロボシくんみたいですね」
卯月「あ、蘭子ちゃん。おはよう」
美波「本当にピグモンの呼び方が統一されませんね……」
ミライ「僕もゼロみたいに、次元を超える力があればな~」
部長「君は君で、あのウルトラ兄弟の仲間入りをした偉大な戦士じゃないか」
ミライ「ありがとうございます! けど、マント貰えないんですよね……」
ちひろ「そういえば、ゾフィーさん達は付けてましたね」
ミライ「レオ兄さんはマント自作したらしいですけど」
部長「自作!?」
武内P「ウルトラ6兄弟までがマント装備なんですね……」
アーニャ「自作。レオ、器用です」
69: 2016/02/19(金) 01:03:42.19 ID:yhNNe0cJ0
みりあ「ミライさん! また一緒に、ウルトラマンのお話見ようよ!」
莉嘉「ネクサスは勘弁ね!」 ※ウルトラマンネクサス 見る時は注意しよう! トラウマが増えるぞ☆
美嘉「全く、莉嘉はお子様ね~」 ブルブル
武内P(城ケ崎(姉)さんの足が震えてる……)
ミライ「みりあちゃん達と視聴しましたが、あのティガが闇の戦士だったとは……信じがたいですね」
蘭子「時空の勇者も言っていた。だが、人間に様々な者がいるように、ウルトラマンにも様々な者がいる」
卯月「ウルトラマン、ベリアルですね」
ミライ「……その通りですね。ティガが正義の為に戦った。その事実だけで、十分です」
未央「そうそう! ティガは、味方! それだけで十分だよね!」
美波「ええ。蘭子ちゃんも、蘭子ちゃんのティガも、私達の仲間よ」
蘭子「……っ! はい!」
かな子「鑑賞会するなら! お菓子、食べましょう! ゼロさんも褒めてくれたお菓子ですよ!」
ミライ「ありがとうございます! 後はカレーがあれば……」
李衣菜「メビウスってカレーが好きなんだ。じゃあ、今度私が作ってあげるよ!」
ミライ「本当ですか!? 嬉しいです! ありがとうございます!」
ちひろ「ゼロさんが私達を甘やかしてくれた分」
部長「みんなも、メビウスを甘やかすね~」
アーニャ「仲良し、良いこと、です」
70: 2016/02/19(金) 01:07:24.52 ID:yhNNe0cJ0
蘭子「光の国の戦士よ。闇の巨人たちは、如何なる悪を行うだろうか?」
ミライ「みなさんと確認させていただいた話では、仲間の巨人がいます。3人、揃っていると考えるべきだと」
卯月「相手は3人! しかも、小型の怪獣を操れるようですし……」
美嘉「もしかして、エタルガー、あいつらに捕まってる?」
武内P「なるほど。協力するにしろ、使役されているにしろ、エタルダミーで怪獣を出させられているのか」
卯月「……多分、無理矢理協力させられているんだと思います」
凛(……私より、卯月の方が、コスモスに相応しいね)
ミライ「……もし、エタルガーもいるとすれば、敵対する可能性もいれなければなりませんね」
ちひろ(メビウスさんからしたら、何とも言えないですよね。一時は負けて、拘束されていたんですから)
部長(それでも、島村君に考慮した言い方をする当たり、さすがだね)
莉嘉「うぅ~! そしたら、また敵がいっぱいじゃん! どうするの?」
美波「短期決戦、しかないわね。優先的に闇の巨人を倒すしかないわ」
ミライ「はい。僕がダーラムとヒュドラ、その他の怪獣も引き受けます。その間に」
蘭子「はい。私が、カミーラを倒します……!」
李衣菜「ショウさん達が来てくれれば、楽なんだけどなぁ」
みく「ギンガにゃん、マルチバースを超えられるならこっちのピンチを察して欲しいにゃ」
きらり「うゆ~。ウルトラきらりんマックスになれればな~」
ミライ「マックスはゼノンと共に、スラン星人で構成された犯罪集団を追っていますからね」
部長「宇宙の平和を維持するのは、大変だね」
卯月(ゼロさん……)
71: 2016/02/19(金) 01:08:29.06 ID:yhNNe0cJ0
都内 ファミレス
つるの剛士「いや~、誰も天下のV6がファミレスにいるとは思わねぇだろ!」
長野博「声、潜めてね」
つるの剛士「あ、はい」
吉岡毅志「それで、いい加減教えてください。あのウルトラマンティガの正体、知ってますよね?」
高野八誠「というより、可能性としては」
つるの剛士「シンデレラガールズの誰か、だよな~。卯月ちゃんと蘭子ちゃんはゼロだったみたいだし」
吉岡毅志「候補から外れるね」
長野博(あの情報操作、効果あるなぁ)
グラグラ
つるの剛士「地震?」
高野八誠「いや……嫌な予感がする」
ゴウゥゥゥゥゥ!!
長野博「……この鳴き声は!」
72: 2016/02/19(金) 01:11:04.96 ID:yhNNe0cJ0
蘭子「あれは……ゴルザ!」
杏「ついに仕掛けてきたわけか」
ミライ「蘭子さん、行きましょう!」
蘭子「はいっ!」
蘭子「古の巨人、ティガ……。私に力を!」
ミライ「ゼロが守った地球、これ以上は荒らさせない!」 ドシュン!
蘭子「ティガーーー!!!」
ミライ「メビウーーース!!!」
メビウス・ティガダーク「ティヤッ!!!」
超古代怪獣ゴルザ「グルゥゥゥ」 ※闇の尖兵である怪獣。ガタノゾーアの、配下。
メビウス「本当に闇の力を完璧に操れるんですね。頼もしいです」
ティガダーク(蘭子)「ティガ、私に勇気と力を……!」
73: 2016/02/19(金) 01:12:29.58 ID:yhNNe0cJ0
アナウンサー「ご覧ください! 再び、怪獣が! そして、ウルトラマンが戦ってくれています!」
ワァァァァァァァァァァァァ!!!
子供「がんばれ~! メビウス~!」 母親「そんな奴、やっつけちゃって!」
男性「頼むぞ! 俺達も、邪魔にならないようにキチンと避難するから!」
長野博「すごい歓声だ」
高野八誠「それでいて、みんながきちんと何ができるか、考えている」
つるの剛士「悔しいけど、俺らも避難するか」
カミーラ「フフフ、目障りな応援が、絶望の悲鳴に変わるのが楽しみだわ」
長野博「っ! ……感じる。カミーラ、近くにいるな……!」 ダッ
吉岡毅志「長野さん!?」
74: 2016/02/19(金) 01:13:17.50 ID:yhNNe0cJ0
346プロ 屋外
卯月「蘭子ちゃん……! 頑張って……」
……ま
卯月「え? 誰かが、呼んでる?」
未央「しまむー? どうしたの?」
……うづき、さま
卯月「エタルガー!? 助けて、欲しいんですね!」 ダッ
美嘉「卯月! どうしたの!?」 ダッ
武内P「お二人とも! 危険です! ……ええい!」 ダッ
ちひろ「プロデューサーさん!」
未央「あ~、もう! しまむーとゼロは一心同体かもしれないけど」
凛「私らは卯月と一心同体だよ!」 ダッ
みく「ミイラ取りがミイラに……。にゃー! どうせ、何かあったら」
李衣菜「私ら全員氏ぬんだ! 待って~!」 ダッ
ちひろ「結局、みんなついて行っちゃった……」
部長「全く、勇ましい子たちだよ……」 ハァ
75: 2016/02/19(金) 01:14:27.71 ID:yhNNe0cJ0
ティガダーク(蘭子)「やぁぁぁ!!」 ドン、ドン!
ゴルザ「グゥゥゥ!?」
メビウス「凄いパワーだ……! 闇の力を、正しく使う。そんなことができるなんて、未だに信じられない」
楓「蘭子ちゃん、頑張れ~!」
小日向美穂「そんなのやっつけちゃえ!」
輿水幸子「あ~、残念ですね~。サイバーゴモラさんがいれば、ボクがやっつけたのに~」
佐久間まゆ「幸子ちゃん、そんなこと言ってると……」
小早川紗枝「あ、怪獣がもう一体」
幸子「えっ!??」
白坂小梅「確か……メルバ? 闇の巨人の、ペットなのかな?」
星輝子「やなペットだな……フヒ」
超古代竜メルバ「キィアァァァ!」
メビウス「お前の相手は僕だ!!」
メビウス(2体だけ? 奴らがこれだけで済むとは思えないが)
メビウス(僕が、ゼロの代わりにこの地球を守らなければ……! この、輝きの地球を!)
76: 2016/02/19(金) 01:15:20.41 ID:yhNNe0cJ0
都内 人気のない公園
卯月「はぁ、はぁっ! 見つけました!」
カミーラ「あら? 予想していない客ね」
剛力戦士ダーラム「お前は、マイフレンドの力を持った娘の仲間」
俊敏戦士ヒュドラ「ケケケケ! この金ぴか野郎、小娘に助けを呼んだのかぁ?」
未央「しまむー! いっ! カミーラ……!」
凛「見て! あいつが持ってるの」
美嘉「エタルガーの、鎧の一部?」
黄金の鎧の破片「惨めなものだろう?」
美嘉「っ! そ、そんな状態で、生きて……? もしかして、生かされてるの!?」
卯月「ひどい……!」
黄金の鎧の破片(以下エタルガー)「笑うがいい。超時空魔神の、慣れの果てを」
カミーラ「本当ね。小娘に助けを求めるなんて、呆れてくるわ」
77: 2016/02/19(金) 01:16:41.41 ID:yhNNe0cJ0
卯月「今、助けます!」
エタルガー「逆、ですよ。逃げることを進める為に、話しかけたのですがね」
卯月「逃げません! 助けます! や、やぁぁぁ!!」
武内P「島村さん! はぁぁぁ!!」
ダーラム「威勢が、いいな!」 ガシッ!
武内P「ぐぐっ! こ、今度こそ、大人の私が……!!」 グググ
ヒュドラ「遊んでやろうか! まずは、光の力を持つお前の悲鳴を浴びるぜ!」
きらり「ウルトラきらりん、パ~ンチ☆」
ヒュドラ「ぐぇっ!? こいつ、本当に人間か!? なんつーパワーだ!!」
みりあ・莉嘉「きらりちゃん、すご~い!!」
きらり「前にも言ったけど、暴力は嫌いだけど~、ヒャッハーしそうなモヒカンさんは!
ウルトラきらりんマックスが倒しちゃうにぃ☆」
杏「闇の巨人を素手で組み倒すきらりに」
美波「あのダーラムとパワー勝負をするプロデューサーさん……」
アーニャ「前は、シャプレー星人に、負けてました」
武内P「鍛え直した甲斐がありました……!」
78: 2016/02/19(金) 01:19:55.93 ID:yhNNe0cJ0
ダーラム「お前、妙な技、使う! この時代の、この国の、技か?」
武内P「柔道と言います!」
きらり「ウルトラきらりんマックス~、分身殺法~☆ 凸レーションバージョン!」
莉嘉「石投げてやれ!」 みりあ「えいっ! えいっ!」
ヒュドラ「いてっ! おい、こら! ガキども! 止めろ!」
智絵里「プロデューサーさん、きらりちゃん! 離れて!」
かな子「ヤメタランス香水を使います!」
ダーラム「香水?」
ヒュドラ「そんなもん効くかよ!」
エタルガー「こいつらにかまうな! こいつらは」
カミーラ「ふん。あなたの客人なのだから、あなたが持て成さなければダメでしょ?」
バチバチバチバチ!!!
エタルガー「ぐ、ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
卯月「や、やめてください!!」
カミーラ「邪魔よ!」 ドン
卯月「きゃっ!?」
80: 2016/02/19(金) 01:21:20.67 ID:yhNNe0cJ0
ティガダーク(蘭子)「あれは! カミーラ!!」
メビウス「それに、エタルガーの鎧の破片……? こいつらは、エタルダミーなのか?」
蘭子「カミーラ達の闇の力と、エタルダミーを混ぜたのかも」
メビウス「ここは僕が。蘭子さんはみんなを」
蘭子「はいっ!」
カミーラ「ほら、早くなさい」 バチバチバチ!!
エタルガー「ぐ、ぐあぁぁぁぁ! え、エタルダミー……シビトゾイガー……!」
カミーラ「それでいいのよ。そして、更に。はぁっ!」 ズズズズ
みく「ひっ! エタルダミーに、闇の力が注がれて……」
シビトゾイガー「キィィアァァァ!!」
李衣菜「ああやって、自分の支配下に置いてたんだ……」
カミーラ「便利な能力で、羨ましいわ。私達の世界の尖兵たちは、殆ど氏滅しちゃっていてね」
杏「ま、まずいね。シビトゾイガーにはヤメタランス香水効きそうにないし……」
ダーラム「マイフレンド~」 ゴロゴロ ヒュドラ「カミーラめんどくさい」 ゴロゴロ
81: 2016/02/19(金) 01:22:53.09 ID:yhNNe0cJ0
カミーラ「その二人を無力化させるとは、驚いたわ。けど、こちらにエタルガーが居る以上」
長野博「させるかっ!!」 ドンッ!
カミーラ「っ!? しまった!」
卯月「長野さん!」
つるの剛士「先輩! うぉっ! カミーラ!?」
長野博「これで、そこのシビトゾイガーをどうにかすれば、僕らの勝ちかな?」 ニヤ
ティガダーク(蘭子)「それは、私が!」 ブシュ、ブシュ!
李衣菜「うげっ! 怪獣とはいえ、潰しちゃった……」
アーニャ「あなたの野望、ここまで、です! ウルトラアグルーニャの、勝ち、です!」
高野八誠「……お前かぁぁぁ!! 俺のアグル!!」
アーニャ「……」 ドヤァ
吉岡毅志「なんで勝ち誇ったの!? ていうか、じゃあ、ガイアは誰!?」
アーニャ「美波です」
美波「なんでバラすの!?」
メビウス「これで、終わりだ! メビュームブレード!!」 ブゥン、ブゥン!!
ドゴーン!!!
凛「あっちも決着がついた!」
未央「やいやい! 年貢の納め時だぞ! 払っても許さないけど」
82: 2016/02/19(金) 01:24:44.71 ID:yhNNe0cJ0
長野博「カミーラ……降参してくれ。僕は、こちらの世界でまで、君を……倒したくはない」
つるの剛士「先輩……」
ティガダーク(蘭子)「あなたの、負けです!!」
カミーラ「……ゴルザとメルバも倒され、二人も無力化された。確かに、絶望的ね」
武内P(……メビウスのことを知っていたカミーラが、果たして諦めるのだろうか?)
美嘉(莉嘉達と一緒に見たあいつが。悪い意味での、女の情念の塊のあいつが、諦めるとは……)
卯月「エタルガー、大丈夫ですか? ……その、助けられない、かもしれませんけど。せめて」
エタルガー「に、逃げろと言っただろ! ぐ、ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
卯月「えっ!?」
ズシンッ!!!
ティガダーク(蘭子)「エタルガーが巨大化……元の姿に!?」
エタルガー「こ、これ以上、俺を、ぐあぁぁぁぁ!!」
吉岡毅志「まだ悪足掻きを!」
武内P「い、いえ! 違います!」
メビウス「蘭子さん!」
ヒュドラ(闇の巨人態)「ヒャアハハハ!!!」
メビウス「何!?」
ダーラム(闇の巨人態)「大人しくしてるの、退屈! つまらなかった!」
メビウス「こ、これは……!? そ、そうか! あっちの二人の方が!」
83: 2016/02/19(金) 01:26:15.09 ID:yhNNe0cJ0
卯月「エタルダミー……!」
ダーラム・ヒュドラ「……」 ブシュウ
カミーラ「ふふ、その通りよ。闇の力を使った、特別製。念には念を入れておいて、良かったわ」
杏「あちゃ~……これは、まずいかも……」
きらり「うきゅ! うぅ、まずいにぃ……」
カミーラ「そして、仕上げよ。やりなさい!」
ダーラム「返してもらうぞ。マイフレンドの力!」 ギュィィィン
ヒュドラ「せいぜい、良い声で泣けよ!」 ギュィィィン
ティガダーク(蘭子)「私に、光線技は通じない!」
ヒュドラ「ケケケ、どうかなぁ?」
ビィィィ!!!
メビウス「それは、ダメだ! 蘭子さん!」 ドン
蘭子「メビウスさん!?」
メビウス「ぐぅぅぅっ!! か、身体が……石に……」 ピキピキ
84: 2016/02/19(金) 01:27:00.55 ID:yhNNe0cJ0
卯月「メビウスさんの身体が石に!?」
武内P「まさか、ティガが施した封印術をお前達が……!?」
カミーラ「アハハハハハハ!!! そうよ!!! 300万年は解けないわよ!!」
長野博「カミーラ!!」
メビウス「く、だ、ダメだ……。ゼロ……すまな……い……」 ピキピキ カチン
カミーラ「予定では小娘を石にして、無限の闇を味あわせるつもりだったけど……。
これからゆっくり、やればいいわ。邪魔者を一人消せれば、十分よ」
未央「メビウスが石に……!」
凛「けど、闇の巨人はまだ全員無事……!」
カミーラ「この世界のダイゴ! あなただけは、助けてあげるわ。こちら側に来れば、ね」
長野博「くっ……! そんな言葉に、僕が」
カミーラ「ええ。乗らないと、知っているわ。どの世界でも、あなたは私を裏切る」
つるの剛士「俺達はあの戦いに参加できなかったし、この世界じゃ無力な人間かもしんないけどなぁ!」
吉岡毅志「心はいつだって」
高野八誠「正義の味方だ!」
カミーラ「ええ。知ってるわ。だから、この世界と一緒に氏んで」
85: 2016/02/19(金) 01:28:54.94 ID:yhNNe0cJ0
ティガダーク(蘭子)「くっ! こ、このぉ!」 ブゥン
エタルガー「蘭子様……に、逃げろ……。俺の、自我が……ある内に……」
ヒュドラ「ケケケ! そうだぜぇ? 仲間を見捨てて、逃げちまいな!」
ダーラム「逃がすのは、ダメ。マイフレンド、返してもらう」
蘭子「メビウスさん……! 私のせい、で……!」
カミーラ「さぁ、仕上げよ! 闇の支配者よ! その姿を、現しなさい!!」
ズズズズズズズズ!!!!
邪神ガタノゾーア「キィィィアァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
武内P「ば、バカな……」
美波「じゃ、邪神」
アーニャ「ガタノゾーア……」
みりあ「あ、あの時の……こわい、怪獣さん……」 ブルブル
莉嘉「ひぃっ。空が、闇に包まれて……」
きらり「だ、大丈夫。大丈夫だからね。きらりが、守るから……」
智絵里「怖く、ない……怖くない……! ノアさん……!」
かな子「智絵里ちゃん……」
杏「そ、そうか! 蘭子ちゃんのティガダークのいた世界の、ガタノゾーア……!」
みく「あ、あんな奴とまた戦うなんて……」
李衣菜「こ、これは、きついね……」
86: 2016/02/19(金) 01:29:42.57 ID:yhNNe0cJ0
愛梨・雫「大地さん……!」
友紀「だからさ~、そっちばっかずるいでしょ~!?」
早苗「言って考慮してくれる相手じゃないでしょ……」
茜「うぐぐぐ! 私にも変身する力があれば……!!」
高森藍子「変身できても、ティガを倒しちゃう相手じゃ……」
小梅「蘭子ちゃん……」
ヒュドラ「ヒャハハハ! 小娘、怖気づいちまったか?」
ティガダーク(蘭子)「……負けない」
ヒュドラ「あぁ?」
蘭子「私は、ウルトラマンだから! 先輩に、ティガを任された!」
蘭子「ゼロさんとも、約束した! ティガも、アイドルも、頑張るって!!」
蘭子「だから……神崎蘭子、ウルトラマンティガ! 精一杯頑張って……地球を救います!!」
87: 2016/02/19(金) 01:31:09.04 ID:yhNNe0cJ0
カミーラ「この状況で諦めないというの? 生意気ね……! 小娘!!」 カッ!!
愛憎戦士カミーラ「終わらせてあげるわ。この星、もろともね!!」
ティガダーク(蘭子)「終われない……。終わらない……! 終わらせない!!」
卯月「……蘭子ちゃん、あなたの中の光……感じます!」
美嘉「卯月?」
卯月「私も、約束したから……。ゼロさんに、笑顔で、愛を、歌い続けるって!」
美嘉「卯月? どうしたの? あ、まさか、蘭子ちゃんとテレパシーできる影響?」
卯月「ゼロさんとも、蘭子ちゃんとも! 私の心は、繋がってます!!」
武内P「島村さんから、光が溢れて……!?」
未央「光が……」
凛「ウルトラゼロアイに!?」
美嘉「もしかして、メビウスの言ってた、ゼロのエネルギーの残滓? それが、卯月と混ざって!」
88: 2016/02/19(金) 01:32:14.54 ID:yhNNe0cJ0
卯月「島村卯月……! 私は、ウルトラマンゼロですっ!!」
卯月「デュワッ!!!」
ドゥゥゥン! シャキン! シャキン!!
ウルトラマンゼロ(卯月)「シュアッ!!!」
未央「しまむーが……」
凛「自力で変身した……」
ゼロ(卯月)「ブラックホールが吹き荒れま……いえ、吹き荒れるぜ!!」 ビシッ!
カミーラ「生意気な……!」
89: 2016/02/19(金) 01:33:14.92 ID:yhNNe0cJ0
つるの剛士「あ、あの子、マジでウルトラマンゼロに……」
長野博「これで、ウルトラマンが二人……!」
吉岡毅志「だけど、まだ……」
高野八誠「なら」
美嘉「奇跡が起きるなら、アタシも……! 後輩に、抜かれたままなんてダメなんだから!」
メビウス(……身体が、動かない。クソ! 情けない……! 蘭子さんが、卯月さんが、頑張っているのに!)
『あなたは情けなくなんかない』
メビウス(君は……赤い靴の少女)
『あなたの力、あの子に貸してあげて』
メビウス(あの子?)
美嘉「メビウス!! アタシに、力を貸して!! アタシ、頑張るから!!! もう一度、貸して!!」
美嘉「不氏鳥の勇者の力、見せてよ!? アンタだって、こんなとこで、終われないでしょ!!?」
メビウス(美嘉さん……! この地球にいる間、莉嘉さんと一緒に、色々教えてくれましたね……!)
『私も、力を貸すから。微々たるものだけど。あなたも、力を貸して』
メビウス(残念だけど、僕はもう戦えない。だけど、この力を……届けるくらいは!!)
90: 2016/02/19(金) 01:34:41.22 ID:yhNNe0cJ0
キラキラキラ……
武内P「メビウスの石像が、光になって……」
莉嘉「お姉ちゃんに!」
美嘉「ありがとう、メビウス! けど、ごめんね~」 ブゥイン!
みりあ「美嘉お姉ちゃんの左腕に!」
きらり「メビウスちゃんのブレスレットが!」
美嘉「アタシが好きなの、ゼロなんだよね! あんたのことも、嫌いじゃないけどさ!」
美嘉「そんなアタシだけど! メビウス、もう一回! アタシに力を貸してよね!!!」
美嘉「メビウースッ!!!!」
ウルトラマンメビウス バーニングブレイブ(美嘉)「はぁぁぁ!!!」
李衣菜「美嘉ちゃんが! 変身した……」
みく「う、うぅ。ギンガにゃん! カモ~ン!」
かな子「これで、ウルトラマンが3人!」
智絵里「まだ、頑張れる……。私達も、応援しよう!」
91: 2016/02/19(金) 01:36:53.41 ID:yhNNe0cJ0
メビウス バーニングブレイブ(美嘉)「お~、これが燃える勇者って奴だね~★」
ゼロ(卯月)「美嘉ちゃんまで!」
ティガダーク(蘭子)「二人とも……!」
美嘉「これで、少しは希望も見えたでしょ! やってやろうじゃん?」
卯月「一緒に戦いましょう! 蘭子ちゃん! 美嘉ちゃん!」
蘭子「はいっ!」
長野博「僕はいい。なんて言ったけど、ダメだな」
武内P「長野さん?」
長野博「難しい、お願いじゃないんだ」
つるの剛士「先輩?」
長野博「ただ、この世界でも、君と……共に戦いたい。それだけだ!」
スパークレンス「---」 キュィィィン!!!
吉岡毅志「っ!? さ、撮影用のスパークレンスが……」
高野八誠「何で光って……」
赤い靴の少女『お願い、この世界のマドカ・ダイゴ。この世界も、救って!』
長野博 → マドカ・ダイゴ「今一度……力を! そう……僕が、僕がティガだ!」
ダイゴ「ティガーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」
ウルトラマンティガ(マルチタイプ)「シュアッ!!!」
101: 2016/02/19(金) 21:22:38.31 ID:yhNNe0cJ0
再開します!
102: 2016/02/19(金) 21:23:35.11 ID:yhNNe0cJ0
カミーラ「な、な……そんな、何で!?」
メビウス(美嘉)「ティガが二人!」
ゼロ(卯月)「長野さん!」
ティガ マルチタイプ(ダイゴ)「今の僕は、マドカ・ダイゴだよ! さぁ、共に戦おう!!」
ティガダーク(蘭子)「はいっ! ……私は、一人じゃない!!」
つるの剛士「ちょっと待てよ! ティガがいるなら」
吉岡毅志「僕達もいけるのが」
高野八誠「道理だな!」
キュィィィィィン!!!
赤い靴の少女『あなた達にも、光を』
つるの剛士 → アスカ・シン「ダイナーーーーー!!!」
吉岡毅志 → 高山我夢「ガイアーーーーーっ!!!」
高野八誠 → 藤宮博也「アグルーーーーーっ!!!」
ウルトラマンダイナ「よっしゃぁぁぁぁぁ!!!」
ウルトラマンガイアV2「よしっ!!」 ドスン!
ウルトラマンアグルV2「変身できた!」 ドスン!
103: 2016/02/19(金) 21:24:31.33 ID:yhNNe0cJ0
アグル(藤宮)「……ふっ」 ドヤァ
アーニャ「うぎぎぎ……! 私の、アグル……」
美波「アーニャちゃん!?」
ガイア(我夢)「ちょ、やめなって。なんで対抗してんの!?」
未央「私のダイナ……」 ガク
ダイナ(アスカ)(人間サイズ)「お前か! あの時のダイナ!」
凛「……あれ? ダイナだけ小さい」
ダイナ(人間サイズ)「……あれ? なんで!? えい! ……えい!」 ピョン ピョン
武内P「飛び跳ねて大きくなるものなのですか?」
ダイナ(人間サイズ) → ダイナ(通常サイズ)「あ、戻った」 ズズーン
未央「なんで!? ていうか、真横で巨大化しないで! 危ない!」
104: 2016/02/19(金) 21:26:03.75 ID:yhNNe0cJ0
メビウス(美嘉)「ウルトラマンが7人も! これなら……!」
ゼロ(卯月)「はいっ! きっと、勝てます!」
ダイナ「ダイナ、この世界でも、見せてやろうぜ! 俺達の力を!」
ガイアV2「お前達のような邪悪な侵略者に、僕達は負けない!」
アグルV2「俺は8兄弟の時にも出番が少なかったから、張り切らせてもらうぞ」
美嘉「あ~、そういうこと言っちゃいます?」
アグル「お前にはわかるまい。サブトラマンの悲しさを……」
美嘉「アタシも見たけど、出番あっただけいいじゃないですか。娘さんと一緒だし」
ティガダーク(蘭子)「ウルトラ7兄弟? けど、重複してるし……6兄弟?」
ティガ(マルチタイプ)「そうだね。あと一人誰かいれば丁度良かったんだけど……」
卯月「私が頑張って分身します! パッション卯月とクール卯月になれば」
美嘉「あんたのゼロ、ウルティメイトイージスついてないからね?」
卯月「ホントだ!?」
蘭子「伝説の武器ですし……」
ヒュドラ「テメーら!! ふざけやがって!!」
ダーラム「マイフレンド……!!」
105: 2016/02/19(金) 21:26:54.90 ID:yhNNe0cJ0
ゼロ(卯月)「私は、エタルガーと戦います!」
メビウスバーニング(美嘉)「アタシは同じ色の赤い闇の巨人を倒す!」
ティガダーク(蘭子)「私は、カミーラを」
ティガ(マルチタイプ)「いや、カミーラとは僕が戦う! 蘭子ちゃん、君はヒュドラを」
蘭子「っ! わかりました!!」
ダイナ「なら、俺達はデカブツを相手にしてやるか!」
ガイア「ガタノゾーア……恐ろしい敵だ。かつては、ティガも負けた」
アグル「だが、3人なら……負けやしない!!」
アグル「……いざとなれば、反物質化光線でガイアを犠牲にして倒す」
ガイア「お前、後で覚えてろよ」
卯月「……大丈夫なんでしょうか?」 蘭子「た、多分……」 美香「あ、あははは……」
杏(そもそもあれ、劇中の我夢や藤宮が天才だったからできることなんじゃ?)
美波(こっちの世界の二人じゃ、使えそうにない気がする……)
106: 2016/02/19(金) 21:27:35.71 ID:yhNNe0cJ0
ダーラム「誰が、誰を、倒す!?」
メビウス(美嘉)「あれ~? 聞いてなかったの~? アタシとメビウスが、アンタを倒すの!」
ダーラム「娘……ウソは、よくない!」
美嘉「なら、嘘かどうか……教えてア・ゲ・ル♪」
莉嘉「お姉ちゃんガンバレ~!」 みりあ「美嘉ちゃんがんばって~!」
きらり「美嘉ちゃんがんば~☆」
美嘉「フヒヒ★ みりあちゃんときらりちゃん、そして大事な妹の応援があるなら、頑張れちゃう!」
ダーラム「こいつ……!!」 グググ
美嘉「アタシ、ダンスやるから、運動神経は自身があるんだよね!」 ガンッ!
ダーラム「ぐっ!?」
美嘉「そんでもって、戦い方はメビウスが教えてくれる!! バーニングメビウスピンキック!!」
ダーラム「ぐぉぉぉ!?」
107: 2016/02/19(金) 21:28:56.93 ID:yhNNe0cJ0
ヒュドラ「ケケケケ!! 一石二鳥だよなぁ? 裏切り者と小娘、同時にいたぶれるなんてなぁ!!」
ティガダーク(蘭子)「……ふっ、汝は自分の不運を呪ったことはあるか?」
ヒュドラ「あぁ? 不運だぁ?」
蘭子「そう、この真なる巨人へと覚醒した我を相手に戦う事こそが、汝の不運!」
ヒュドラ「意味わからねぇことばっか言いやがって。分かるように言え!!」
蘭子「……なら、言ってあげる。私は、ティガは、あなたより強い!!」 ガンッ!
ヒュドラ「ごあっ!? こ、この野郎! バルテスター!!」 シュ! シュ!
蘭子「……遅い!」 シュシュシュシュシュ!!!
美波「蘭子ちゃん、凄い! 俊敏戦士ヒュドラを、速度で上回ってる!」
アーニャ「ダー! 蘭子は、チェムノター……闇を、総べるもの、です」
ヒュドラ「ば、馬鹿な! この俺が、小娘如きに……!?」
蘭子「私は! 光と闇を超越する、正義の巨人ティガ! あなたに、負けない!
ウルトラティガダークキック!!!」
ヒュドラ「足先に闇の力を凝縮して……ぐあぁぁぁ!?」
武内P「あれは、ゼロさんのウルトラゼロキック!」
108: 2016/02/19(金) 21:29:38.37 ID:yhNNe0cJ0
ゼロ(卯月)「エタルガー……」
エタルガー「……う、ぐぁぁ」
卯月「もう……自分でも、喋れないんですね」
エタルガー「……」 ダッ
卯月「あなたと、お話してみたかったです……。けど、今の私は、ウルトラマンゼロ!」
ウルトラマンゼロ(卯月)「宇宙のワルはぶっ倒す! ……です。掴むぜ! 光を! ……です」
凛(微妙になりきれてない所が可愛いなぁ)
卯月「ゼロスラッガー!! はぁぁぁ!!」 シャキン、シャキンッ!
エタルガー「……ぐぅ!?」
卯月「エメリウムスラッシュ!」 ピィィィ!!
エタルガー「……っ!!」
卯月「私一人に押されるくらい、あなたはもう、ボロボロなんですね……。ワイドゼロショット!!!」
エタルガー「っ!!!」
卯月「そして、ウルトラ卯月キーック!!!」
エタルガー「ぐはっ!?」
凛「蹴り技だけ名称それ!?」
武内P「あの名称を聞くと、未だにお腹がいたくなるのですが……」
未央「私も……」 ※二人は卯月(ゼロ)によって、鉄拳制裁を受けた過去がある。
109: 2016/02/19(金) 21:33:22.08 ID:yhNNe0cJ0
カミーラ「いくらこの世界でもティガの力を得ようと、あなたはただの人間だった!」
ティガ マルチタイプ「ハァッ!」 ドゴン!
カミーラ「私には敵わない!」
ティガ「テイヤッ!!」
カミーラ「なのに……!」
ティガ「ハンドスラッシュ!!」
カミーラ「何故、私が押されているの!?」
ティガ「君達がメビウスを知っていたように、僕も君の戦い方は分かる! 同じ手は、食わないぞ!」
カミーラ「こ、こんなはずじゃ……!」
菜々「すすす、すごいです! ティガが、蘭子ちゃんじゃないティガが!」
楓「前にも思ったけど、闇の中だとティガはよく栄えるわね~」
雫・愛梨「きれぇ~」
小梅「やっぱり、ティガって格好良い……!」
輝子「小梅……完全に闇に飲まれてるな。フヒ」
まゆ「ま、まぁ、格好良いとは思いますけど」
110: 2016/02/19(金) 21:34:50.43 ID:yhNNe0cJ0
ダイナ「さてと、俺らの相手は激やばだけど……どうする!?」
ガイアV2「そんなもの、決まっている!」
アグルV2「正面突破だ!」
ダイナ「はは、それ、アスカ・シンにぴったりの作戦だぜ!」
邪神ガタノゾーア「キィィィアァァァァァァァァァァ!!」
ブゥン! ブゥン!
ダイナ「触手か! ビームスライサー!!」
ガイア・アグル「アグルブレード!!」
ザシュンッ!!
ガタノゾーア「ギィィギャァァァァァァァ!!!」
未央「凄い! ガタノゾーアの触手を切った!」
美波「ウルトラマンが力を合わせれば……」
アーニャ「どんな敵にも、負けません!!」
111: 2016/02/19(金) 21:35:49.88 ID:yhNNe0cJ0
ダーラム「ぐ、ぐぅ、俺が、こんな、娘に!」
メビウス(美嘉)「あんた、少しは友情を理解してるみたいだけど、全然ダメ! それじゃ、アタシに勝てない!」
ヒュドラ「俺が、俺がこんな小娘に! 裏切り者に!!」
ティガダーク(蘭子)「私は、一人じゃない。みんながいるから、この力だって、扱える!」
エタルガー「……う、俺、は」
ゼロ(卯月)「戦闘不能くらいにすればきっと……痛いけど、我慢して下さいね!」
メビウス バーニングブレイブ(美嘉)「メビュームバースト!!!」
ティガダーク(蘭子)「ダークランバルト!!」
ダーラム・ヒュドラ「ぐ、ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ドゴーン!!!
ウルトラマンゼロ(卯月)「ゼロツインソード! プラズマスパークスラッシュ!!」
エタルガー「ぐぅぅっ!!? ……ま、まさか、自力でウルトラマンゼロに変身するとは」 ドスン
武内P「闇の巨人を、倒した……! あの、神崎さんと、城ヶ崎さんが!!」
未央「しまむーだって!」
凛「万全じゃないけど、一人でエタルガーを!」
杏「はは、すごいなぁ……。みんな、すごいなぁ……」
112: 2016/02/19(金) 21:36:18.96 ID:yhNNe0cJ0
ダイナ「いくぜ! ソルジェント光線!!」
ガイアV2「フォトンエッジ!!」
アグルV2「フォトンスクリュー!!」
ダイナ「フラッシュサイクラー!」
ガイアV2「クァンタムストリーム!!」
アグルV2「リキデイター!!」
邪神ガタノゾーア「ギャァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
茜「凄い怒涛の光線技ラッシュですよ!!!!」
藍子「うん! ピンチの連続に、ウルトラマンが来てくれたんだね!」
ガイア「お前は地球が生んだ恐ろしい怪物だが……」
アグル「地球は、お前だけじゃない。俺達、ウルトラマンも産んだ!!」
ダイナ「地球は、ウルトラマンの星だぜ! ティガ、あいつはやっぱ、お前が倒さなきゃ!!」
113: 2016/02/19(金) 21:45:15.04 ID:yhNNe0cJ0
ティガ マルチタイプ「よしっ!」
カミーラ「させるかぁ!!」
ティガ マルチタイプ → ティガ スカイタイプ「ティガフリーザー!」
カミーラ「しまっ……動けない……」 パキパキ
ティガ スカイタイプ → ティガ パワータイプ「邪神よ……この地球でも、光は消せないぞ!」
ティガ「デラシウム光流!!」
ダイナ フラッシュタイプ → ダイナ ミラクルタイプ「レボリウムウェーブ!!」
ガイアV2 → ガイア スプリーム・ヴァージョン
ガイア・アグル「バーストストリーム!!!」
邪神ガタノゾーア「ギィィャァァァ!!!」
ドン! ドドドドン!!! ドゴォォォン!!!
智絵里「闇が!」 かな子「晴れた!」 みりあ・莉嘉「やったぁ~!!」
杏「さすがのガタノゾーアも、あの四人を相手には無理だったか~」
みく「残るは、あのヤンデレだけにゃ!」
まゆ「まったく、好きな人に迷惑かけるなんて、悪い人ですね!」
美穂「……え!?」
114: 2016/02/19(金) 21:46:17.38 ID:yhNNe0cJ0
ちょっと、離席します
117: 2016/02/19(金) 22:26:16.86 ID:yhNNe0cJ0
ティガ パワータイプ → マルチタイプ「カミーラ……降参してくれ」
カミーラ「……」
ダイナ(おい、油断すんなよ。ティガには悪いけど)
ガイア(ああ。変な動きをしたら、即座に)
アグル(光線を叩きこむ)
ゼロ(卯月)「エタルガー、大丈夫ですか?」
エタルガー「卯月様が、奴を倒してくれたのですか……?」
ティガダーク(蘭子)「我ら光の巨人の力によって、闇の巨人と邪神は倒された!」
メビウス バーニングブレイブ(美嘉)「いや、蘭子ちゃん、闇の巨人でしょ」
蘭子「じゃ、マルチタイプになるので攻撃して下さい」
美嘉「ややこしくなるから駄目!」
118: 2016/02/19(金) 22:27:24.04 ID:yhNNe0cJ0
エタルガー「……倒したのは、ガタノゾーアと奴らだけ?」
ゼロ(卯月)「そうですけど……。後は、ゴルザとメルバ?」
カミーラ「いつまで……」
ティガ マルチタイプ「?」
ダイナ「おい、変な動きをするんじゃ」
エタルガー「まずいっ!!!」 バッ!
卯月「エタルガー!?」
ティガダーク(蘭子)「何を!???」
カミーラ「いつまで見ているだけのつもりだ!!」
ドゴンッ!!!!!!!!!!!
ティガ・ダイナ・ガイア・アグル「ぐぁっ!!?」
エタルガー「がはっ……」 ズドーン
卯月「え、エタルガー!?」 蘭子「わ、私達を……」 美嘉「庇った……?」
李衣菜「な、何? 何が起こったの!?」 きらり「わ、わからないにぃ!」
トゥルルルルルルル ゼットォォォン……
武内P「こ、この鳴き声は……」
119: 2016/02/19(金) 22:28:13.66 ID:yhNNe0cJ0
黒ローブの人物「……」
ティガ「や、奴は!?」
エタルガー「影、法師……!!」
ゼロ(卯月)「えっ……それって……」
影法師「恐れろ……。怯えろ……」
ハイパーゼットン(イマーゴ)「ゼット~ン……」
ティガダーク(蘭子)「あ、あれは、まさか……」
メビウス(美嘉)「ぜ、ゼロの言ってた……」
卯月「ハイパーゼットン……!!!」
カミーラ「ダイゴ、切り札というのは……最後まで温存していくものよ!」
ズズズズズズズズズズッ!!!!
カミーラ → デモンゾーア「さぁ、再び闇に飲まれなさい」
美波「ま、また、世界が闇に……!」 アーニャ「光が……消えてく……」
李衣菜「デモンゾーアに……ゼロが負けたっていうハイパーゼットン……!」
杏「この世界に生まれたっていうのは……影法師のことだったのか!」
武内P「身体はエタルダミーか何かで作ったのか、それとも、別個体を成長させたのか……」
未央「影法師が取り憑いて、ゼロが戦った奴と同等のパワーになってるんじゃ……」
120: 2016/02/19(金) 22:30:11.13 ID:yhNNe0cJ0
愛梨「あ、ああ、あぁぁ……」 ガクガクブルブル
雫「こ、怖い……。あの時よりも、更に怖い……」
幸子「\(^o^)/オワタ」 友紀「幸子ちゃん!?」 紗枝「き、気持ちは分かりますぅ。あれは……怖い」
瑞樹「だ、ダメ。見てるだけで、寒気が……」 ガチガチガチ
楓「せ、先輩として、震えてちゃ……」 プルプル
美穂「こ、怖いよ……。ゼロさん……!」
小梅「蘭子ちゃん……ティガ……みんなに、勇気を……」
ゼロ(卯月)「……ふっ! 超時空魔神に比べたら、迫力不足だぜ!」 ダッ
ティガダーク(蘭子)「卯月ちゃん! ……そう、そうだよ。私は、魔神を滅ぼす勇者なんだ!」 ダッ
メビウス(美嘉)「ふ、二人とも! 迂闊に攻撃を仕掛けちゃ!」
卯月・蘭子「はぁぁぁぁ!!!」
ブゥン ブゥン……
卯月「この! エメリウムスラッシュ!!」 ビー!
ブゥン ブゥン……
卯月「こ、攻撃が当てられない……! きゃっ!」 ドスン
蘭子「サーガと同じ……光速のテレポート! あぐっ!?」 ドスーン
121: 2016/02/19(金) 22:31:34.58 ID:yhNNe0cJ0
ティガ マルチタイプ「蘭子ちゃん! 貴様!!」
デモンゾーア「ダイゴ、あなたはこっちよ」 シュルシュル!
ティガ「ぐっ!?」
ダイナ「ティガを取り込む気か!? させるか! ダイナスラッシュ!」 バシュン!
ティガ「今だっ! く、助かったよ」
デモンゾーア「邪魔をするな!! デモンジャバー!!!」 バババババッ!!!!!
ティガ・ダイナ・ガイア・アグル「うわぁぁぁぁ!!?」
ゼロ(卯月)「ぐぐ……みなさん! こ、このぉぉ!! ウルトラゼロキック!!!」
ガキィィィィィン!!!!!!!!!!
卯月「なっ……」
莉嘉「あんな速く動けるくせに、バリアまで!」
みく「しかも、卯月ちゃんが変身してるとはいえ、ウルトラゼロキックを易々と……」
卯月「な、なら、ゼロツインシュート!!!!!!!」 ビィィィィィ!!!
武内P「島村さん! ダメだ! 相手は、ゼットンです!!!」
卯月「え? あっ……!!」
122: 2016/02/19(金) 22:32:52.26 ID:yhNNe0cJ0
影法師「恐れろ……。そして、そのまま氏ね。ハイパーゼットンアブソーブ」
ハイパーゼットン(イマーゴ)「トゥルルルルルル」
ギュィィィィィィン!!! ビイイイィィィィィ!!
ゼロ(卯月)「は、反射……!?」
ティガダーク(蘭子)「卯月ちゃん!! ウルトラシールド!!」
ビキッ! バキバキ……バキン!!
蘭子「し、シールドが……!? きゃぁぁぁぁぁぁ!!」
卯月「キャァァァァァ!!!」
メビウス(美嘉)「二人とも! 変身が、解除されて……!」
影法師「暗黒火球」
ハイパーゼットン「ゼットォォォォォン」
ゴッ!!
美嘉「ば、バーニングメビュームダイナマイト!!」
ドゴンッ!!!
美嘉「あ、ぐ、うぅぅ……。か、身体が吹き飛ぶのって、よ、よくない……うぐ」 ズズン
莉嘉「お姉ちゃん!!」 みりあ「美嘉ちゃんも変身が!」
武内P「あれで相頃するのがやっと……!?」
123: 2016/02/19(金) 22:33:29.18 ID:yhNNe0cJ0
卯月「う、うぅ……」 蘭子「も、もう一度……」 美香「はは、まい……たね……」
未央「しまむー!!」
凛「わ、私が! 私が代わりに戦うから逃げて!」
影法師「そのまま、果てろ」
ハイパーゼットン(イマーゴ)「トルルルルルルルル」
莉嘉「お姉ちゃん!!」 智絵里「いやぁぁぁ!」 かな子「やめてぇぇぇ!!」
ドゴンッ!!
エタルガー「ぐはっ……!?」
卯月「え、エタルガー? ま、また、私達を庇って……」
エタルガー「この俺が……こう、何度もお前達を庇うとは……」 ビキ
蘭子(鎧の亀裂が……広がって……)
124: 2016/02/19(金) 22:35:23.25 ID:yhNNe0cJ0
デモンゾーア「ダイゴ、あくまで拒むというのね」
ティガ マルチタイプ「当たり前だ……! 人の心から、光は」 ピコンピコンピコン
デモンゾーア「闇もなくならないわ」
ダイナ「だから、どうした!! お前らみたいな侵略者の言い分、聞くかよ!」 ピコンピコンピコン
デモンゾーア「お前達は最後まで生かしてやる。町が破壊されつくすのを、見てるといいわ」
アグル「なっ!?」 ピコンピコンピコン
デモンゾーア「デモンジャバー」
武内P「346の方角!? 部長! ちひろさん!」
楓「こっちに氷の槍が……」 瑞樹「これは、ムリかも……」 早苗「高いお酒、頼んどくんだった……」
幸子「サイバーゴモラさん助けて!!」 友紀「私が覆いかぶさったところで、助けられない……よね」
美穂「ゼロさん……!」 まゆ「想いを告げずに、こんな所で……!」
ガイア スプリーム・ヴァージョン「フォトンストリーム!!!」
ドゴンッ!
デモンゾーア「あら? あなたはしぶといのね」
ガイアSV「こう見えても、僕は無敗のウルトラマンでね! 簡単に、やられるわけにはいかない!」
武内P「ガイアが守ってくれましたか」 ホッ
部長「ウルトラマンガイア……幾ら彼でも、たった一人でデモンゾーアを相手には」
ちひろ「ゼロさん……!!」
125: 2016/02/19(金) 22:37:32.89 ID:yhNNe0cJ0
エタルガー「卯月様。そして、シンデレラガールズ」
卯月「エタルガー?」
エタルガー「……すまなかった」 ビキビキ
卯月「あ、謝って……くれた……!」
蘭子(そっか……。もう、助からないんだ……)
美嘉(無理矢理延命されて、利用されて……。こいつがやってきたことだけど……! だけど……!)
エタルガー「この先、辛い現実が待っている。お前達が、負けたという事実が」 ピキピキ
卯月・蘭子・美嘉「……っ」
エタルガー「それでも、諦めるな」 パキパキ
卯月・蘭子・美嘉「っ!? エタルガー?」
エタルガー「自力でゼロに変身するような卯月様に、闇の力を完全に制御するような蘭子様……」
エタルガー「何の力もない非力な人間の癖に、メビウスの力を借りようなんてことを思いつく女だ」
エタルガー「お前達が諦めない限り……道は……見えるだろう……」 バキ バキンッ!
卯月「エタルガー! あなたは、あなたは何者だったんですか? 絆を断ち切って、どうしたかったんですか?」
エタルガー「……どうしたかった、のだろうな」
卯月「あなたと……もっと、お話しできれば……。平和的な解決だって……」
エタルガー「最後まで、おめでたい人だ……。せいぜい、めでたい世界にして見せろ」 バキン!!
あなたは、俺を負かした女性なのだから……
卯月「エタルガー……」
蘭子「超時空魔神……彼は、還った……。時空の、果てに……」
美嘉「どこで……道が、変わっちゃったんだろうね……」
126: 2016/02/19(金) 22:40:06.20 ID:yhNNe0cJ0
デモンゾーア「あなた達も、その腑抜けた魔神の後を追うといいわ」
影法師「恐れろ……怯えろ……」
ハイパーゼットン(イマーゴ)「ゼットン……」
ティガ「ま、まだだ! まだ、僕達は倒れていないぞ!」 ピコンピコンピコン
ダイナ「たかだか二体、 ぶっ倒してやるぜ……!」 ピコンピコンピコン
アグルV2「俺は、この地球と家族を守る……!」 ピコンピコンピコン
ガイア スプリーム・ヴァージョン「まだ、4人のウルトラマンがいる! 勝利を気取るのは、早いぞ!」」
デモンゾーア「フフフ、頑張りなさい。その後に来る絶望は、より大きくなる」
卯月「辛い現実……。私は、負けた……。だけど! まだ、やれることはあります!」
蘭子「私は……いえ、私も、ウルトラマンティガだから! まだ、戦える……!」
美嘉「後輩が頑張ってるんだから、先輩が諦めるわけにはいかないでしょ!」
未央「しまむー達、何を……」
凛「……あ、3人のウルトラマンの力と、3人の人間が……。まさか」
ティガ「あの3人がなにかをしようとしている。なら……!」 ピコンピコンピコン
ダイナ「可能性を信じて、俺達が盾になる!」 ピコンピコンピコン
ガイア「僕は、なんとか奴らを引き付けよう……!」
アグル「俺も手伝う。さすがのSVでも、一人は厳しそうだからな」 ピコンピコンピコン
127: 2016/02/19(金) 22:45:38.29 ID:yhNNe0cJ0
卯月「3人のウルトラマンと!」
蘭子「3人の人間が揃い!」
美嘉「その心と力が一つになる時!!」
影法師「暗黒火球」
ゴウッ!!!
ティガ「なんとしてでも、僕らが!! 彼女達を!!」
デモンゾーア「あなたは、こっちよ!」
ダイナ「クソ! あの二体を相手じゃ……!」
未央・凛「しまむー(卯月)!!」
美穂「炎が……迫って……!」
武内P「みなさん! ……諦めないでください!!」
卯月「本当の……」 蘭子「本当の……」 美嘉「本当の戦いは!」
『ここからだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!』
卯月・蘭子・美嘉「え?」
128: 2016/02/19(金) 22:47:55.89 ID:yhNNe0cJ0
デモンゾーア「ハイパーゼットンの暗黒火球を防いだ? 何者だ!!!?」
美嘉「はは、そんなの一人しかいないじゃん!」
蘭子「宇宙の宝具、バラージの盾を持つ……時空の勇者!」
卯月「きたぞ、我らの!」
ウルトラマンゼロ「ゼロ! ウルトラマンゼロ!! この地球を守る……ウルトラマンだ!!」
ウルトラマンゼロ「待たせたな! シンデレラガールズ!!」
シンデレラガールズ・武内P「ゼロさん!!!」
デモンゾーア「お前……なんでここに……!」
影法師「……っ!」
ゼロ「そんなもん! 卯月や蘭子、美嘉の、みんなの声が聞こえたからに決まってる!!」
129: 2016/02/19(金) 22:49:08.27 ID:yhNNe0cJ0
卯月「ゼロさん……ゼロさん!」
ゼロ「卯月、蘭子、それに美嘉まで。よく戦って……! みんなの声が聞こえて、慌てて来たんだ」
卯月「う、うぅ……! こ、怖かったよぉ……!!」
ゼロ「はは、泣くなって!」
蘭子「わ、私、ごめんなさい! 頑張れなくて、勝てなくて……!」
ゼロ「何言ってんだ! 蘭子が、みんなが頑張ってくれなきゃ、俺は間に合わなかった。ありがとう、蘭子」
蘭子「うぅ……///」
美嘉「ゼロ、ごめん……! アタシ、メビウスが力を貸してくれたのに……!」
ゼロ「そうか。メビウスが、俺の代わりに……」
蘭子「私を庇って、石にされて……!」
美嘉「メビウス、ゼロの代わりに頑張ろうとしてくれてて……!」
ゼロ「メビウス、もうちょっと、待っててくれよ……!」
130: 2016/02/19(金) 22:49:50.46 ID:yhNNe0cJ0
ゼロ「お前らもありがとな! ティガ、ダイナ、ガイア!」
ダイナ「おう!! 俺とお前の仲だろ!」
ティガ「彼、すごいね……」 ヒソヒソ
ガイア「初対面なのに、自分が本物のダイナのように振舞ってるよ……」 ヒソヒソ
ゼロ「で、そっちの青い方がアグルか。サンキューな!」
アグル「お、おぅ。気にするな」
ガイア(微妙に挙動不審だし……)
ゼロ「黄金の鎧の破片……」 チラ
卯月「エタルガーが、私達を庇って!」
ゼロ「そうか……。あの、エタルガーが。卯月を助けてくれたことには、礼を言うぜ……」
美嘉「あいつらに、無理矢理生かされてたみたい……」
131: 2016/02/19(金) 22:51:01.53 ID:yhNNe0cJ0
ハイパーゼットン(イマーゴ)「……ゼットン」
デモンゾーア「ウルトラマンゼロ、お前の登場には驚いたが……それも、想定内でもあるわ」
影法師「お前の恐れ……悲鳴……聞かせろ……」
ゼロ「はっ! しょぼいこと言ってんじゃねぇよ! どうせ、俺や親父にビビって、今頃攻撃した癖に!」
デモンゾーア「貴様……! デモンジャバー!!」
ボウッ! シュピーン! ババババババ!!! ドドドドドン!!!
李衣菜「炎の攻撃!」 莉嘉「光の攻撃に……」 アーニャ「ミサイル、です!」
グレンファイヤー「はい、残念でした~! ウルティメイトフォースゼロ、参上~!」
ミラーナイト「あなた達の攻撃は、我々が防ぎますよ」
ジャンボット「みな、久しいな!」
ジャンナイン「元気……ではないかもしれないが、無事でよかった」
132: 2016/02/19(金) 22:53:26.59 ID:yhNNe0cJ0
未央「グレン……! ミラーナイト! ジャンボットにジャンナイン!」
凛「良かった……。本当によかった……!」
みく「ナインにゃん、遅いにゃ……!」
ジャンナイン「すまない。皆のお土産を選んでいたら、遅くなった」
莉嘉・みりあ「お土産!」
ジャンボット「きっと、喜んでくれるはずだ」
グレンファイヤー「おいおい、ちゃんみお、泣くなよ。お土産、そんなに嬉しいのかよ?」
未央「ち、違うって! 安心したら、なんか……」 グス
グレンファイヤー「ま~、任せとけって! ……テメーら、覚悟できてんだろうなぁ!?」
ミラーナイト「お前達の行い、決して許されないぞ」
ジャンボット「私と姫の友人達を……! 万氏に値する!!」
ジャンナイン「お前達は、抹殺対象だ。僕は、怒っている」
ハイパーゼットン(イマーゴ)「……」 フンフンフン!!
強化アントラー・強化パンドン・強化ブラックキング・強化ベロクロン・強化タイラント「……」
デモンゾーア「尖兵ども! 人類の肉を、食い尽くせ!!」
ゾイガー「キィィィアァァァ!!」
ミラーナイト「怪獣が……放出された? そんな能力まで」
ガイアSV「ガタノゾーアの方は、エタルダミーのストックか?」
ジャンナイン「少々、数が多いな」
133: 2016/02/19(金) 22:54:03.86 ID:yhNNe0cJ0
みく「あ~、けど、大丈夫な気がするにゃ」
アーニャ「ゼロがいるから、ですか?」
李衣菜「ううん。こういう時はね、続けて良いことが起きるんだよ!」
杏「あ、なるほどね。ほら、丁度、時空の穴が」
ウルトラマンエックス(ゼロアーマー)「テイヤッ!!!」
ウルトラマンギンガ「シャウナッ!!!」
ウルトラマンビクトリー「テイヤ!!」
ドスン! ドスン、ドスン!!
愛梨・雫「大地さん!!」
みく「ギンガにゃん遅いにゃ!!」
李衣菜「待ってたよ! ショウさん!!」
134: 2016/02/19(金) 22:56:10.89 ID:yhNNe0cJ0
大地「お待たせ! 何とか間に合ったみたいだね」
エックス「赤い靴を履いた少女が、我々に助けを求めてきた」
ギンガ(ヒカル)「平和だった地球に、侵略者が『生まれてしまった』ってな」
ビクトリー「この輝きの地球は、何物にも闇に染めさせはしないぞ!! ナイトティンバー!!」
ウルトラマンビクトリーナイト「シェパードン、ティガ達のエネルギーを回復させてくれ!」
大地「サイバーゴモラ、みんなを守るんだ!」
シェパードン・サイバーゴモラ「グゥゥゥ!!」
ガイア「はは、これは、反物質化光線が必要なさそうだね」
アグル「実は最終手段としてやれないか模索だけはしてたんだが……よくわからん」
ガイア「まぁ、バリオン数を反転させればとか、台詞を言ってる僕もチンプンカンプンだったしね」
ダイナ「安心しろ。俺も分からねぇ!」
ティガ「僕だってわからないよ……」
美波「杏ちゃん、わかる?」
杏「一応……意味だけは」
武内P(好きで調べたが、理解できなかった……) ← 文系
アーニャ「杏がアグル、いいですね」
135: 2016/02/19(金) 22:58:36.65 ID:yhNNe0cJ0
ゼロ「ようし、卯月! 合体だ!」
卯月「はいっ! 島村卯月、頑張ります!」
蘭子「……ふふ、ゼロさんと合体、嬉しいなぁ♪」
ゼロ「別に、何度も身体を貸してくれたじゃないか」
蘭子「そういうんじゃないです。ティガの力を持ったまま、合体できるから」
美嘉「そうだね。……ま、あのままアタシらが倒してもよかったんだけどね~?」
ゼロ「つれないこと言うなよ。これでも、急いできたんだぜ?」
卯月「ふふ、知ってます! じゃあ、改めて……」
美嘉「3人のウルトラマンの力と★」
蘭子「3人の歌姫が祈り、その想いが重なった時!」
卯月「奇跡が起きます! そう、何度でも!!」
ゼロ「あいつらに、見せてやろうぜ! 輝きの地球を、シンデレラの底力を!!」
卯月・蘭子・美嘉「ウルトラマンッ!!! サーガッッッ!!!!」
ゴウッ!!!!!!!
136: 2016/02/19(金) 22:59:51.27 ID:yhNNe0cJ0
みりあ「あの時の綺麗な光の柱!」
莉嘉「今度は、お姉ちゃんが合体しちゃった……!」
きらり「何度見ても、綺麗な光なんだにぃ……」
智絵里「光の柱の上空だけ、だけど」
かな子「ガタノゾーア……ううん、デモンゾーアの闇が吹き飛ばされた!」
杏「やっぱ、ゼロに眼をつけられたら、どんな奴も終わっちゃうね~」
未央・凛「私達じゃなくてもなれるんだ……」 ズーン
李衣菜「ご、ご愁傷さま……」
みく「ま、まぁ、そうもなるにゃ。みく達は最初から借り物だったから、そういう気持ちはないけど」
美波「変身する時、蘭子ちゃんのスパークレンスが……」
アーニャ「ゾーロト、金に……グリッターの輝きに……」
ウルトラマンサーガ「サァァァァァガァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
137: 2016/02/19(金) 23:02:39.43 ID:yhNNe0cJ0
美嘉「すごい……。これが、合体……」
蘭子「みんなが……凄く、近くにいます……」
卯月「これなら、負けません!」
デモンゾーア「うぅっ……!!」
ティガ(ダイゴ)「カミーラ! 本当の戦いは、ここからだ!!」
サーガ「ウルトラマンティガ! そいつは、任せたぜ!」
ティガ「ああ、僕達が倒す!」
グレンファイヤー「しゃーねぇ! 今回は、活躍を譲ってやるぜ!」
ジャンボット「私達であの鳥型の怪獣を」
ミラーナイト「私は町を」
ジャンナイン「僕はアーニャ達を守ろう」
ギンガ(ヒカル)「俺達はハイパーゼットンが出した怪獣を倒すぜ!」
ビクトリー「李衣菜、少し待ってろ。こいつら、片付ける。そしたら、成果を聞かせてくれ」
李衣菜「うんっ!」 キュン
エックス「ショウはアスタリスクの李衣菜に甘いな」
大地「俺の時もそれくらい、甘くしてほしいけど」
愛梨・雫「大地さ~ん!」 プルン
大地「あ、待っててね~」 デレデレ
エックス(アスナに報告だな)
138: 2016/02/19(金) 23:03:48.69 ID:yhNNe0cJ0
影法師「ウルトラマンゼロ……別の世界では、お前の父によって、我が計画は阻まれた……」
サーガ「はっ! なら、今度はその息子に阻まれるわけか!!」
ハイパーゼットン(イマーゴ)「ゼットン……」
ブゥン! ドゴン! ブゥン、ブゥン!! ドゴン!!
卯月「やっぱり、サーガの光速移動と互角……! なら!」
蘭子「滅亡の邪神よ、光の更なる可能性、見せてくれようぞ!」
美嘉「なら、最初はアタシだ! ……光じゃないけどね~!」
ハイパーゼットン「暗黒火球」
サーガ(美嘉)「サーガ・バーニングブレイズ!!」 ボウッ!!
ドゴォォォォン!!
武内P「炎が高温すぎる故に光になりかかっているが……あれは、メビウスの技……!」
139: 2016/02/19(金) 23:05:02.56 ID:yhNNe0cJ0
影法師「……っ! 恐れろ……!! コラプサーオーラ」
サーガ(蘭子)「汝の攻撃は、無意味なり! 新たなる光は……闇すらも支配する!!」
ギュィィィン!!
影法師「っ!!???」
美波「あれは、ティガダークの使っていたエネルギーの吸収!」
アーニャ「ハイパーゼットンの黒い、オーラ。吸収、しました!」
卯月「そして! 蘭子ちゃんのお陰で普通のサーガの攻撃も、より強力になります!」
未央・凛「サーガ自身が既に普通じゃないから!!!」
サーガ(卯月)「サーガプラズマー!!!」
ハイパーゼットン「っ!!!? ゼッ、トン……!」
ギンガ(ヒカル)「すげぇな。俺達が苦戦したハイパーゼットンを……押してるぜ」
ビクトリー「ああ。しかも俺達がやった時、奴に翼はなかった……」
140: 2016/02/19(金) 23:06:18.82 ID:yhNNe0cJ0
ティガ(ダイゴ)「よし、僕達も負けてられない!」
ダイナ(アスカ)「ああっ! 俺達のファインプレー、見せてやろうぜ!」
ガイアSV(我夢)「みんながギリギリまで踏ん張って、ギリギリまで頑張ったんだ!」
アグルV2(藤宮)「ウルトラマンの力、見せてやる!!」
デモンゾーア「無駄よ! 闇は、無限に続く!」
ティガ「その割には、怯えているようだね」
デモンゾーア「っ! 誰が!!」 シュル、シュル!
ダイナ「また触手か! 同じ手は食わないぜ! フラッシュサイクラー!」
ガイア「ガイアスラッシュ!!」 アグル「アグルスラッシュ!!」
ブシュゥッ!!
デモンゾーア「ぐっ!」
ティガ「今だ! ゼペリオン光線!!」 ビィィィ!!
デモンゾーア「ぐぁっ!? こ、こんなもの!」
武内P「ティガの方が……押している! 頑張ってください、私のヒーロー……!」
141: 2016/02/19(金) 23:11:26.20 ID:yhNNe0cJ0
エックス「大地! 奥の手で一気に片付けるぞ!」
大地「わかった。みんな、この地球を護るために、力を貸してくれ!!」
エクスデバイザー『全ての怪獣、ロードします』
エックス・大地「ハイブリットアーマー!!!」
愛梨「わっ! すごい!」 雫「みんながくっついてます!」
大地「グリーザ戦のような、怪獣達の意思じゃないから、パワーは下がるけど」
エックス(ハイブリットアーマー)「お前達には、それで十分だ!」
幸子「サイバーゴモラさんも頑張って!!」
サイバーゴモラ「ギャァァウゥゥゥ!!」
友紀「異なる世界でも手と手を繋ぎ」
紗枝「みんなの未来を掴む!」
愛梨「私達とあなたの絆!」
雫「私達のヒーロー! ウルトラマンX!」
幸子「サイバーゴモラさん! 可愛いボクの為に! サイバー超振動波です!!」
サイバーゴモラ「ギャァァァウゥゥゥ!!」 ドゴンッ!
強化ベロクロン・強化タイラント「っ!?」
エックス・大地「今だ! ウルティメイトザナディウム!!!」
ビィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!
強化ベロクロン・強化タイラント「ッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
ドゴーン!!
杏「杏は……一時でも、エックスと一緒に戦ったんだなぁ」
愛梨・雫「やったぁ~!」 プルン
大地「お、落着け。落ち着くんだ、大空大地。そ、素数を、素数を数えるんだ……。2,4,6,8……」
エックス「それは偶数だぞ」
142: 2016/02/19(金) 23:13:47.96 ID:yhNNe0cJ0
強化ブラックキング「……」
ギンガ(ヒカル)「ブラックキングか~……。気持ち、倒しづらいな~」
ビクトリーナイト「なら、そいつは俺がやるぞ! ナイトティンバー!」 ズバッ!
李衣菜「青いビクトリーも格好良い~」 ウットリ
みく「李衣菜ちゃん、完全にホの字にゃ……」
李衣菜「みくちゃんはヒカルさんとか、格好良いと思わないの?」
みく「イケメンだとは思うけど、彼女いるらしいし……」
李衣菜「あ、そういえば。じゃあ、ギンガ自身は?」
みく「論外」
ギンガ「ひどいにゃん」
ビクトリーナイト「……」 スチャ
ギンガ「だから、無言で武器を構えないでくれ」
ヒカル「お前はちょっと黙ってろよ!?」
楓「……あのウルトラマンなら、きっと、私のダジャレを理解してくれる気がする!」
瑞樹「楓ちゃんは踊るか歌うかだけしてなさい」
菜々「容赦ないプラスエネルギーの搾取マシンですね……」
143: 2016/02/19(金) 23:15:22.33 ID:yhNNe0cJ0
ギンガ(ヒカル)「そろそろ、真面目にいくぜ! ギンガスパークランス!」 ブシュ!
ビクトリーナイト「ナイトティンバー! ナイトビクトリウムフラッシュ!!」 バシュン!
強化パンドン・強化ブラックキング「っっっっっ!!?」
強化アントラ―「……」 シャキンシャキン
ウルトランス! シェパードン! セイバー!!
ビクトリーナイト「はぁぁぁ!! シェパードンセイバーフラッシュ!!」 バシュン! ドゴーン!!
李衣菜「凄い! 二刀流!!」
みく「やっぱり、本人が使うと強さが違うにゃ……」
かな子「遙か続く道を」
李衣菜「信じあえる仲間、みくちゃん達と!」
智絵里「胸に宿した夢の翼はで!」
みく「みくたちは高く、高く! 高く!! 飛ぶにゃ!!」
ギンガ・ビクトリー「みんなの輝きの邪魔は、させない!!!」
ギンガ「これで決めるぜ! ギンガクロスシュート!!」 ガシッ! ビィィィ!!!
ビクトリーナイト「ナイトビクトリウムシュート!!」 パシュンパシュンパシュン! ビィィィ!!!
強化パンドン・強化ブラックキング「ッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
ドゴーン!!
みく・李衣菜「やったぁ~!!」 智絵里「うんっ!!」 かな子「やっぱり、ギンガさん達強いね!」
ギンガ「それほどでもない」 デレデレ
ヒカル「何でお前はかな子ちゃんの時だけ照れるんだよ……」
杏「中身が出てるんじゃん?」
144: 2016/02/19(金) 23:21:25.46 ID:yhNNe0cJ0
グレンファイヤー「ファイヤースティィィックッ!!!!」 ボウッ!
ミラーナイト「シルバークロスッ!!」
ジャンボット「ジャンブレード!!」 ブゥン!
ジャンナイン「ジャンフラッシャー!!」 バババババ!!
グレンファイヤー「あのキモイ鳥ども、思ったより強くねぇな」
武内P「かつてはティガ並のスペックがあったはずですが……。あの個体が特別、強かったのでしょうか?」
ミラーナイト「もしくは、あの闇の集合体、奴に力を与えられているようですから」
ジャンボット「奴の動揺か、怪獣に影響しているのかもしれないな」
ジャンナイン「だが、あれだけの闇だ。油断はできない。このまま倒されればいいが」
サーガ「ああ、このまま倒すぜ!!」
卯月「確かに、エタルガーはとても酷いことをしました。だけど……! 謝ってくれた!
あなたは、それ以上の悪です! 必ず、この場で倒します!!」
蘭子「我らは光の先にある力を得た、究極の歌姫!」
美嘉「融合しちゃったせいか、アタシでも蘭子ちゃんの言葉が分かっちゃうね~★」
ハイパーゼットン(イマーゴ)「トゥルルルルル……」
影法師「何故、恐れない? 何故? 何故? 何故……!?」
卯月「恐れる暇があるなら!」 蘭子「私達は!」 美嘉「前に進むんだから!」
ウルトラマンサーガ「サーガ!!!」
卯月・蘭子・美嘉「マキシマム!!!!!!」
卯月・蘭子・美嘉「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
サーガ「サァァァァァァァァァァァァァァァァァァガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
影法師「……私が……恐れて……」
メキッ!!!
145: 2016/02/19(金) 23:22:23.61 ID:yhNNe0cJ0
影法師「私は、何度でも、復活する。闇が、ある限り……」
サーガ「どうかな? 少なくとも、この次元からは完全に消えてもらうぜ!!」
ハイパーゼットン「ゼットン……」 グググッ……ガク
デモンゾーア「この時を待っていたわ!!」
ティガ(ダイゴ)「何!?」
影法師「お、おぉぉぉぉ!!?」
サーガ「何!? 闇が霧散せず……引っ張られている!」
ダイナ「影法師が……」 ガイアSV「吸収されてゆく!?」 アグルV2「仲間じゃなかったのか!?」
デモンゾーア → ハイパーデモンゾーア「ハハハハハハハハハ!!!!」
武内P「原作以上の巨大さに……!」
部長「な、なんということだ……」
ちひろ「女の……執念……」 ゴク
146: 2016/02/19(金) 23:23:22.57 ID:yhNNe0cJ0
ハイパーデモンゾーア(カミーラ)「この地球ごと……いえ、宇宙ごと全てを呑み込んであげるわ!」
カミーラ「そしたら、ダイゴ! あなたは……私のものよ! 永遠に!!」
卯月「な、なんてことを……」
美嘉「同じ女として、ドン引きだって……!」
蘭子「大丈夫」
ティガ「……ああ、大丈夫だ」
美嘉「蘭子ちゃん? それに、ティガさんまで」
蘭子「ここには、ゼロさんがいる。ティガがいる。だから、大丈夫」
卯月「……はいっ! そうですね!」
美嘉「根拠がないっていうの……。けど、何とかなる気がしてきたよ!」
ティガ「カミーラ、僕は言ったはずだ。人の心から、光はなくならない」
カミーラ「だから、何? あなたは、どの世界でも私を裏切る! だから、だから、私の中に!!」
ティガ「ティガはどんな世界でも、光へと回帰する。そして、人々の心の中に光がある限り」
蘭子「ウルトラマンティガは、不滅!!!」
ティガ「みんな、ティガに光を……。本来の世界で、ティガを復活させてくれたように!」
147: 2016/02/19(金) 23:24:30.25 ID:yhNNe0cJ0
美波「っ! そ、そうか! あの時みたいに!」 未央「私達の光、受け取ってよ!」
アーニャ「ダー! 闇を祓う光、見せてください!」 凛「あいつに、あいつに教えてやって!」
杏「そんなヤンデレなんて、流行らないんだよ!」
智絵里「私達は、諦めない!」 かな子「絆があるから! 未来の為に!」
みりあ「うん! もっともっと!」 莉嘉「みんなでアイドルしたいから!」
きらり「ハピハピの邪魔は、しちゃダメなんだにぃ!」
みく・李衣菜「輝け! 私達の未来!!」
武内P「やはり、見える! 私にも、大人の私にも……ティガの光が! 行ってください! 私の光!」
美穂「私達の光も!」 まゆ「受け取ってくださいね!」 裕子「サイキックが世界を救う時ですね!」
楓「ステージに立ってる時よりも、もっと眩しい光……。私も、ティガに」
愛梨「ティガの見てる景色?」 雫「私が、ティガ?」
菜々「ティガって、宇宙人じゃないですけど、ウサミン星人として協力しますよ!」
小梅「……私もティガに!」 キラキラ 輝子「だ、だから、小梅のテンション高すぎぃ」
幸子「ボクがティガですよ!」 友紀「私らもだけどね?」 紗枝「ふふ、一緒ですなぁ」
部長「はは、私にも見えるよ……。ティガの、光が……」
ちひろ「わ、私からも……? あ、色々な……いえ、世界中から光が集まって」
ダイゴ「これが、これが光なんだ……!」
148: 2016/02/19(金) 23:25:45.63 ID:yhNNe0cJ0
ウルトラマンティガ マルチタイプ → グリッターティガ
ハイパーデモンゾーア「小癪な……!! その程度の光、呑み込んでやるわ!!」
ダイナ「なら、俺達の力も全部受け取れ!!」
ガイア「地球の大地と」 アグル「海の力もだ!!」
エックス「それだけじゃないさ。私の力も!」
ギンガ「銀河の輝きを!」 ビクトリー「この地球の勝利の為に!!」
グレンファイヤー「すげぇヤバい状況だってのに、確かに。らんらんの言う通りだな」
ミラーナイト「ええ。感じます。この、シャイニングアースの力を!」
ジャンナイン「あの時の、計測不能の光を感じる」
ジャンボット「今度は、私からも……」
茜「すすす、凄い光です!!!」
藍子「綺麗……。もう、大丈夫だってわかる」
瑞樹「私達の光に、ウルトラマン達の光も……」
149: 2016/02/19(金) 23:28:38.34 ID:yhNNe0cJ0
都内 避難所
男の子「ティガ……がんばれ~!」 女の子「負けるな~!」
父親「きっと、負けないさ! ん? ……ウルトラマンの、人形が光って」
母親「え? なんで? このヒーローの人形まで!!?」
都内 某所
「これは……」
「俺達の変身道具も……光って……」
「俺、変身道具ないから自分が光っちゃってるんだけど」
「エースリング、一個使います?」
「ようし……。この地球には、今、メビウスは二人いるんだ!」
赤い靴の少女『お願い。ウルトラマンティガに、全ての光を』
151: 2016/02/19(金) 23:30:08.83 ID:yhNNe0cJ0
カッ!!!
ウルトラマン達「シュワッチ!」
卯月「あれは、ウルトラ兄弟さん? なんで」
サーガ「いや、違う。あれは、親父達じゃない」
美嘉「長野さん達も変身できたし……まさか。あの赤い靴の子が?」
未央「ウルトラ兄弟が全員集合して……!」
みりあ「メビウスさんがいる! なんで~?」 莉嘉「あ、ウルトラマンヒカリまで!」
杏「ネオス、21、グレート、パワード……。それにゼアスやナイス、ジョーニアス達まで!」
きらり「うゆ? マックスちゃんもいる! とにかく、いっぱいだにぃ!」
武内P「それに、ウルトラマンの肩に乗っているのは……!」
ウルトラマン「久しぶり、だな」
仮面ライダー1号「ああ! ともに、戦おう」
仮面ライダー電王(ガンフォーム)「タロスちゃんのお友達なら、協力しなきゃね~」
南条光「かかか、仮面ライダーまで!? そっか、ウルトラマンとは会ったことがあるから!」
仮面ライダー1号「微々たる力かもしれないが、受け取ってくれ! 我々の、正義の系譜を」
ウルトラマン達『ウルトラマンティガに、我らの光を!』
152: 2016/02/19(金) 23:31:12.53 ID:yhNNe0cJ0
グリッターティガ → 超巨大グリッターティガ
ウルトラマンサーガ → グリッターサーガ
小梅「すご~い! 大きい~!」
輝子「で、でかすぎ……。東京タワーより、でかいぞ……」
部長「あの時、世界中の子供達の光で復活し、グリッター化した。そして、次は古の巨人がティガに力を与えた」
部長「今、この世界では、その両方の力で……!」
未央「ただでさえ強いサーガが」
凛「グリッターになっちゃった……」
カミーラ「私は、確かに星を、宇宙を呑み込める闇を得た! なのに……!」
カミーラ「な、なんなの……!? 何故、闇の力を上回る!!?」
ダイゴ「カミーラ、君は一人だ。けど、ティガは違う」
蘭子「一人じゃない」
卯月「私も」 美嘉「アタシも」
ゼロ「俺だっている」 ダイナ「俺達も!」 ギンガ「俺達だっているぜ!」
ダイゴ「孤独の闇の力と、仲間のいる光の力」
蘭子「その差は、明確」
153: 2016/02/19(金) 23:32:28.13 ID:yhNNe0cJ0
カミーラ「うぅ……うぁぁ……」
武内P「あのデモンゾーアが……怯えている……!」
杏「そりゃ、あんなの二体も相手にさせられたら、悪党は辛いよね~」
ハイパーデモンゾーア「うわぁぁぁぁ!!!」 ビィィィ!!!
ダイゴ「グリタリングシールド」 キン
美波「全く効いてない……」
アーニャ「ダー。黄金の輝きが、全てを、弾きます!」
蘭子「闇の力でも、誰かに手を差し伸べることは出来たはず。私のティガは、別の世界でそうしてきた」
蘭子「けれども、あなた自身はそうはしなかった。ティガのすることを容認できる心はあったはずなのに」
ダイゴ「終わりにしよう。カミーラ」
154: 2016/02/19(金) 23:34:32.17 ID:yhNNe0cJ0
キュィィィィィン!!
蘭子「グリッター」
小梅「わっ! 身体が勝手に!」 輝子「また、動いちゃうな」
楓「今日から私もウルトラマンね!」 瑞樹「明日は筋肉痛かしら~」
キュィィィィィィィィィィン!!!
ダイゴ「ゼラデス」
ダイナ「おろ? 俺達も……」 ガイア「身体が勝手に」 アグル「シンクロしているんだ」
ギンガ(ヒカル)「いつも力を借りてるからな!」 ビクトリー「俺達が貸す番だ!」
大地「他の光線、ちょっと新鮮だな~」 エックス「凄いエネルギーだ……!」
武内P「な、何てエネルギーだ! グリタリングシールドのエネルギーも全て!」
美波「多分、サーガのエネルギーも全て!」
きらり「綺麗……綺麗すぎて……涙が……」
莉嘉「お姉ちゃん! 蘭子ちゃん! 卯月ちゃん! やっちゃえ~!」
みりあ「ゼロさん! 疲れて寝ちゃっても、うちで休んでいいからね~!」
サーガ「カミーラ、って言ったな。お前の負けだ」
卯月「ゼロさんが救ってくれたこの地球は……!」
美嘉「闇になんか包ませない!!」
キュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!
ダイゴ・蘭子「ゼペリオン光線!!!!!!」
ビィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!
ハイパーデモンゾーア「そんな、私が、あんな小娘に、小娘に、小娘に……!!」
カミーラ「なんで? なんで!? なんで!? 何であなたは、私を! 拒絶するの!!!?」
カッ! ビキ、バキ、バキン!!! パァン!!!!
ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!
155: 2016/02/19(金) 23:37:35.69 ID:yhNNe0cJ0
ダイナ「闇が……弾け飛んだ!」 ガイア「ああ、光だ」 アグル「地球の、素晴らしき空だ!」
エックス「恐ろしい奴だったが」 大地「みんなの勝利だ!」
ギンガ「みんなが諦めなかったから」 ビクトリー「俺達が、ゼロが間に合った」
ウルトラマン「年老いた我々でも、役に立てたようだ」 フゥ
ウルトラセブン「ああ。……じゃあな、別次元の、俺の子供」 フゥ
ジャック「やっぱ、老体には堪えたな」 フゥ
エース「こっちなんか老体の上に、ソロのまま変身ですよ……」 フゥ
メビウス「さよなら、遠い星の戦士達」 フゥ
ちひろ「あ、他のウルトラマンさんたちが消えてく……」
部長「ありがとう……! ありがとう……! ウルトラマン!!」
仮面ライダー1号「さすがに、疲れたな。改造人間という設定では、いけないものだ」 フゥ
電王(ガンフォーム)「う~ん、タロスちゃんはタロスちゃんでも、微妙に別人だったな~。ま、いっか!
またね! 宇宙の平和を守る戦士さん♪ またいつか、会えるといいね!
なんか赤い靴の女の子に呼ばれて、内緒で来ちゃったからな~」
プァ~!
光「……あれ!? あの電王だけ、光になって消えないで、デンライナーに乗って帰って行った?」
小関麗奈「もしかして、あいつ……本物?」
156: 2016/02/19(金) 23:38:24.28 ID:yhNNe0cJ0
超巨大グリッターティガ → ティガ マルチタイプ
ウルトラマンサーガ → 分離 → ゼロ、メビウス、ティガダーク
ティガダーク(蘭子)「ありがとう、もう一人の、いえ! 真なるティガ!」 ガシッ
ティガ(ダイゴ)「君が諦めなかったから、僕が変身できた。ありがとう、この世界のティガ!」
ゼロ「二人のティガが握手、か」
卯月「光と闇……いつか、共存できる日もくるかもしれませんね!」
美嘉「あの二人を見てると、そう思うね~!」
メビウス(ミライ)「美嘉さん、お疲れ様でした」
美嘉「あ、復活したんだ! よかったぁ~。メビウス、ありがとね!」
ゼロ「メビウス! 助かったぜ。サンキュー!」
メビウス「僕は君の、先輩だからね。あまり、役立てなかったかもしれないけど」
美嘉「そんなことないよ! あんたがいなかったら、アタシら確実に負けてたし!」
メビウス「そう言ってもらえると、面目が立ちます!」
157: 2016/02/19(金) 23:39:41.91 ID:yhNNe0cJ0
部長「デモンゾーアの闇が光に変換されて……」
ちひろ「もしかして、また、失った命を? けど、今回はみんな避難してたし……」
シビトゾイガーに捕食された女性A「……うっ? あれ? 私」
女性B「生きて……? なんで……」
女性C「ウルトラマンティガ! それに、他のウルトラマンも!」
女性A「た、助けてくれたっていうの……? こんな、私を……う、うぅぅ!!」 ポロポロ
女性E「……自首、しよっか」
女性D「……うん」
・・・
・・
・
158: 2016/02/19(金) 23:40:57.15 ID:yhNNe0cJ0
卯月「未央ちゃん! 凛ちゃん! みんな~!」
未央「しまむー!」
凛「もう、ムチャし過ぎ! けど、無事でよかった!」
卯月「えへへ~♪」
蘭子「あ、長野さんも変身を」
ダイゴ「いや、もう少し……マドカ・ダイゴでいさせてくれ」
美嘉「え? あっ!」
カミーラ「はぁ……はぁ……!」
杏「カミーラ! ま、まだ生きて……」
美波「けど、もう虫の息って感じ……」
アスカ・シン「やろう!」
高山我夢「待て!」
藤宮博也「ああ。もう、抵抗はできないだろう」
カミーラ「何故なの……?」
159: 2016/02/19(金) 23:43:47.77 ID:yhNNe0cJ0
カミーラ「何故、あなたは私を拒絶するの!? 何故、どの世界でも私を封印するの!?」
李衣菜「そんなの、そっちが悪いことするから……」
カミーラ「何故……私は! どの世界でも……光を得ることができないの!?」
卯月「カミーラ……」
蘭子「光……」
美嘉「……好きな気持ちだけは、本物なんだね」
ダイゴ「そんなことはないさ」 ギュ
カミーラ「ダイゴ……」
蘭子「す、スパークレンスをカミーラに……」
ダイゴ「この世界ではないかもしれないけど、ティガと君が、仲良く暮らす世界がきっとあるさ」
ダイゴ「希望よ信じて、胸の中の灯を……」
ダイゴ「忘れないで。光は、最初からここにあったんだ……」
カミーラ「あ、あぁ! ティガの……光……」 キラキラキラ……
卯月「カミーラ……消えて……。光に、なれたんですね」
蘭子「闇の巨人は、闇を嫌悪し……。光に憧れる……」
美嘉「きっと、どこか、別の世界に。ティガとあいつらが、仲良く暮らしてる世界に……」
モロボシ・シン(ゼロ)「終わったな……」
160: 2016/02/19(金) 23:46:03.17 ID:yhNNe0cJ0
マドカ・ダイゴ → 長野博「お疲れ様、スパークレンス。ありがとう、ティガ」
アスカ・シン → つるの剛士「スパークレンス、消えちゃったな……」
高山我夢 → 吉岡毅志「よかったんですか?」
藤宮博也 → 高野八誠「思い出の品じゃ」
長野博「……やっぱり、勿体なかったかなぁ?(泣)」
グレンファイヤー(人間サイズ)「ズコー!」
ミラーナイト(人間サイズ)「なんで渡したんですか!?」
長野博「いや、ノリで……」
未央「台無し過ぎでしょ!」
長野博「だって、ダイゴだったら渡しちゃうと思って!」
凛「確かにそうだけど……」
長野博「はぁぁぁ。ま、いっか。この世界のティガは、もう一人いるし」
蘭子「はいっ! 光と闇を超越した、古の巨人はここにも!」
161: 2016/02/19(金) 23:46:38.96 ID:yhNNe0cJ0
モロボシ・シン「そうだぜ! 蘭子たちはまた、世界を救ったんだ!」 ナデナデ
蘭子「私、頑張れたんでしょうか?」
シン「当然だ。頑張ってないなんて言う奴がいるなら、俺がぶっ飛ばす!」
グレンファイヤー「ゼロちゃん厳しい~。ま、俺もぶっ飛ばすけどな!」
ミラーナイト「やれやれですね~」
ヒビノ・ミライ(ゼロも、人間が好きになれたんだね)
蘭子「えへへ///」
卯月「む~! ゼロさん、私も頑張りました~! 恐かったけど頑張りました!」
シン「おう! 卯月も頑張ったな!」 ナデナデ
卯月「えへへ~♪」
美嘉(アタシもしてもらいたいけど……うぅ、さすがに、カリスマじゃない……)
162: 2016/02/19(金) 23:48:02.16 ID:yhNNe0cJ0
つるの剛士「ウルトラマンゼロって……女の子に激甘なんだな」
シン「ていうか、お前、誰だ? アスカにめっちゃ似てるが」
つるの剛士「別次元のアスカ・シンです」
シン「そうなのか!?」 ミライ「そうなんですか!!?」
吉岡毅志「彼、凄いな……」
高野八誠「ああ。普通、言い切れないだろ……」
ジャンボット「ゼロは可愛いものが大好きだからな」
ジャンナイン「卯月達、シンデレラガールズも大好きだ」
シン「べ、別にいいだろ! 男が、可愛い物好きでも……///」
美嘉(つ、つまり、それって! アタシ達が……///)
卯月・蘭子「//////」
163: 2016/02/19(金) 23:50:25.19 ID:yhNNe0cJ0
みりあ「ゼロさん! お土産、何?」
莉嘉「可愛いアタシ達のお土産なんだから、凄いものだよね~?」
シン「おぅ! 聞いて驚け! リゾート惑星ブラムへの、1等地ホテルに予約を取ってきたぜ!!」
ミライ「ぶっ!!!」
武内P「ミライさん!? 大丈夫ですか!?」
つるの剛士「超羨ましい!」 吉岡・高野「すげぇ……」
長野博「アイドルの僕よりいいとこ行くじゃん!?」
ミライ「ゼロ、君はそんなに彼女達を甘やかしてたの!?」
シン「え? ダメなのか?」
杏(メビウスから見ても、これは激甘判定だよね……。嬉しいけどさ)
みりあ「すご~い! すごいよゼロさん!」
莉嘉「さっすが~!」
アーニャ「お金、大丈夫、ですか?」
美波「そもそも、ウルトラマンってお金持ってないんじゃ……」
グレンファイヤー「気にすんなよ!」
ジャンボット「武器組織がブラム内で、暴れ回っていてな」
ジャンナイン「それを退治して、礼に宿泊券を貰った」
ミラーナイト「姫様も少しだけですがご都合がつきましたので、ご一緒できますよ」
きらり「にょわ~! エメラナちゃんも来るんだにぃ!」
164: 2016/02/19(金) 23:51:04.06 ID:yhNNe0cJ0
かな子「リゾート惑星……ど、どんな美味しいものがるのかなぁ?」
智絵里「楽しみだね!」
李衣菜「ショウさん達も来れるの!?」
ショウ「海か。ビクトリアンにはあまり、馴染みがないな。……行ってみるか」
李衣菜「やった!」 ピョン
ヒカル「ホント、ショウも柔らかくなったなぁ」
みく「李衣菜ちゃんの乙女乙女っぷりにびっくりにゃ」
ギンガ「びっくりにゃん」
みく「次真似したら、捥ぐから」
エックス「どこを捥ぐんだ?」
みく「頭」
グレンファイヤー「こわっ!」
大地「……愛梨ちゃんと雫ちゃんの水着。いやいや、落着け。1,3,5,7……」
エックス「大地、それは奇数だぞ」
165: 2016/02/19(金) 23:52:39.99 ID:yhNNe0cJ0
美嘉「えっと、ゼロもその姿で来るの?」
シン「おぅ! せっかくだから、みんなと遊ぼうと思ってな!」
みりあ「わ~、楽しみ~!」
美嘉「みりあちゃんの水着……。ゼロの水着……。……フヒヒ」
莉嘉「お姉ちゃん!? 鼻血出てるよ!? 合体の後遺症!?」
ミライ「僕の合体にそんな後遺症はありません!」
長野博(巷で噂のカリスマギャル……性格、ヤバいんじゃ)
卯月・蘭子「ゼロさんとリゾート惑星に……」 ボン! パタッ
未央「しまむーとらんらんが倒れた!?」
凛「ちょ、ちょっと! しっかりしてよ!」
シン「おいおい、今からはしゃぎすぎだぜ! 武内も来るよな?」
武内P「はい、仕事は無理矢理調整します!」
美波(プロデューサーさん、一人だけ宇宙に連れてってもらえてないから……)
シン「メビウスも来るだろ?」
ミライ「え? あ~、うん。僕も行くよ。まだ、休暇中だし」
武内P(高垣さんには知られないようにしないと、まずいですね)
166: 2016/02/19(金) 23:55:09.46 ID:yhNNe0cJ0
赤い靴の少女『本当に、ありがとう』
美嘉「あんた、何者なの? て、聴くのは野暮だね」
ミライ「影法師が人々の闇から生まれたなら、君は」
赤い靴の少女『人々の希望、光から生まれたの。だから……』 スッ
卯月「え? 私たち?」
赤い靴の少女『あなた達は、私のママ』
シンデレラガールズ「……え、えぇぇぇぇぇ!?」
卯月「あ、あわわわわ! ぜぜ、ゼロさんと私の子供!?///」
シン「えっ!? そうなのか!?」
未央「違うから」 凛「落ち着いて」
蘭子「え? え? わ、私が、ママ? ぜ、ゼロさんとは一緒に寝たけど//////」
アーニャ「……はっ! あの時、一緒に、お風呂に入った、せいで?」
美波「二人は落ち着いて。そういうのじゃないから」
美嘉「だからアタシ達には見えたんだ……」
シン「そうか。この地球の輝きの力は、他次元の地球よりも強かった。だから」
ミライ「最後に、他のウルトラマン達を召喚してくれたんだね」
長野博「あの時とは違い、勇者を探すのではなく、呼んだり、勇者にしてくれたわけか」
赤い靴の少女『これからも、あなた達を見守ってる。またね、ママたち』 フッ
167: 2016/02/19(金) 23:56:27.99 ID:yhNNe0cJ0
智絵里「わわ、私がママ? どど、どうしよう……///」 カァ
かな子「そ、そういう意味じゃ……」
みりあ「そっか~……。私、ママになったんだ!」
みく「みりあちゃんが言うと、凄まじく危ない気がするにゃ……」
莉嘉「うちのパパに言ったら驚くだろうな~!」
きらり「言わない方がいいと思うなぁ……」
李衣菜「しょ、ショウさんは子供って、好きですか?///」
ショウ「好きじゃなきゃ、李衣菜達に協力はしてないと思うぞ」
ヒカル(これ、脈ねぇな……。完全に妹扱いだ)
ワイワイ ガヤガヤ
ミライ「賑やかだね」
エックス「ああ。輝きの地球……」
大地「シャイニング・アースか。俺の地球も、これくらいにしなきゃな!」
168: 2016/02/19(金) 23:57:32.66 ID:yhNNe0cJ0
武内P「何はともあれ、お疲れ様でした。特に、島村さん、神崎さん、城ヶ崎さん」
長野博「蘭子ちゃん、地球を救ってくれて、ありがとう」
シン「お前もだぜ。もう一人の、ウルトラマンティガ」
長野博「……そうだね。僕も、ティガだ!」
蘭子「神崎蘭子! ウルトラマンティガ!」
卯月「島村卯月! ウルトラマンゼロ!」」
美嘉「城ヶ崎美嘉! ウルトラマンメビウス!」
蘭子・卯月・美嘉「せいいっぱい、頑張りました!(頑張っちゃった!)」
169: 2016/02/20(土) 00:00:26.59 ID:5Z3QoDQp0
ミライ「ゼロ。旅行の後は……君は暫く、この地球に留まった方がいいよ」
シン「ああ。あんな奴らが、また来ないとも限らないしな」
ミライ「兄さん達には、僕の方からも報告しておくよ。僕らウルトラ兄弟以上の、長期任務になるかもね……」
シン「そうだな……」
グレンファイヤー「こりゃ、冗談抜きでマイティベース移動させた方がいいかもな」
ミラーナイト「この輝きの地球の存在が知られた以上、さらなる闇の勢力が寄ってくるかもしれません」
ジャンボット「姫様の友人は、私の友人は必ず守る」
ジャンナイン「正義のロボットの名に賭けて」
ヒカル「ピンチの時は、いつでも呼んでくれよ!」
ショウ「ウルトラマンゼロ。そして、シンデレラガールズ」
大地「君達の為なら」
エックス「協力は惜しまない」
170: 2016/02/20(土) 00:01:47.49 ID:5Z3QoDQp0
卯月「じゃあ、ゼロさん! またしばらくはこの地球に……?」
シン「ああ! また、一緒だな!」
卯月・蘭子「やったぁ~!」
美嘉「ふふ、またよろしくね!」
シン(みんなを守る為に留まるわけだが……。一緒にいられるのは、嬉しいもんだな)
卯月・蘭子・美嘉「おかえりなさい!」
シンデレラガールズ「ウルトラマンゼロ!」
ウルトラマンゼロ「……ふっ。ただいま! シンデレラガールズ!」
劇場版 アイドルマスター シンデレラガールズ × ウルトラマン
神崎蘭子 THE FINAL ODYSSEY
城ヶ崎美嘉と超ウルトラ兄弟
ウルトラマンサーガ(Ver S(mile)ING!)
お し ま い
175: 2016/02/20(土) 00:19:48.46 ID:YSsAuZzY0
乙でした!
また賑やかになりそうだ。
また賑やかになりそうだ。
178: 2016/02/20(土) 00:49:28.22 ID:px3ppBOV0
乙
2期も楽しみにしてます。
2期も楽しみにしてます。
180: 2016/02/20(土) 00:57:51.45 ID:aNOF14oZO
乙です
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