1: ◆IChdy0b67U 2015/06/01(月) 18:06:51.12 ID:6o6duVqf0
☆注意☆
・このSSは「アイドルマスターシンデレラガールズ」
と「北斗の拳イチゴ味」要素を含みます
・キャラ崩壊
聖帝サウザー
前編↓
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に圧前進あるのみ!」
・このSSは「アイドルマスターシンデレラガールズ」
と「北斗の拳イチゴ味」要素を含みます
・キャラ崩壊
聖帝サウザー
前編↓
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に圧前進あるのみ!」
7: 2015/06/01(月) 20:25:32.71 ID:6o6duVqf0
サウザー「王女と女神…かな」
ちひろ「あのですねえ…」
ちひろ「『シンデレラ』というのは、確かにファンタジーですが、こういう作品の面白みはあくまで魔法と言う奇跡を足掛かりにし…」
ちひろ「そこから何の助力も補正もなく、成功を勝ち取るから、深い感動を呼ぶんじゃないですか!」
ちひろ「それなのにこう神秘的な要素を増やし過ぎると、それが薄れます! シンデレラ・ストーリーを軽んじていませんか!?」
サウザー「いや……お前一番最初にコメディな部分も取り入れた喜劇的な一面も含み、質は度外視って言ったじゃん」
サウザー「そして、俺はお前の意見通り、アイドルの個性を重視し、オリジナル役職案をシナリオに先立って出してるワケだけど…」
サウザー「まあ、俺はシナリオ重視って言ったけど、あくまでお前の意見を尊重してだからね? 俺は悪くないからね?」
ちひろ「それは、そうですけど…!!」
サウザー「…お前、結婚してないだろ?」
ちひろ「それは今関係無いじゃないですかっ!!」バン!
サウザー「シンデレラ・ストーリーねえ…恋愛経験の薄い女が虚妄を抱えてそうだな」
ちひろ「とにかく…!」
ちひろ「作品の雰囲気を壊さず、かつアイドルの個性を埋めない役と言うのは、こういうものを言うんです!!」
●オリジナル役職案
ちひろの提案
↓1.2
2: 2015/06/01(月) 18:07:32.56 ID:6o6duVqf0
★過去作①↓
サウザー「シンデレラガールズ 7610プロ」
サウザー「渋谷凛奪還作戦」
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて制圧前進あるのみ!」
サウザー「白菊ほたるの氏兆星と拳王ラオウ」
‐‐‐‐‐‐
★過去作②↓
サウザー「神谷奈緒、北条加蓮……?」
サウザー「渋谷凛籠絡計画」
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に圧前進あるのみ!」
3: 2015/06/01(月) 18:08:02.20 ID:6o6duVqf0
☆前回の勧誘結果☆
1.○大和亜季(シュウ)
2.○櫻井桃華(レイ)
3.×前川みく(サウザー)
4.○高垣楓(サウザー)
5.×上田鈴帆(サウザー)
☆今回の勧誘結果☆
6.×双葉杏(ユダ)
7.○輿水幸子(サウザー)
8.○高森藍子(シン)
9.○姫川友紀(シュウ)
10.○イヴ・サンタクロース(ユダ)
11.挑戦中:鷺沢文香(サウザー)
11: 2015/06/01(月) 20:28:22.00 ID:6o6duVqf0
再安価
>>8大臣
これは『従者』が兼任します
↓1
>>8大臣
これは『従者』が兼任します
↓1
12: 2015/06/01(月) 20:29:17.97 ID:CsUhpp2AO
騎士
14: 2015/06/01(月) 20:37:06.86 ID:6o6duVqf0
1.女神のファンクション
2.銀行員のファンクション
(漠然としたもので可)
↓1.2
15: 2015/06/01(月) 20:37:24.86 ID:rWPfmQbA0
王子がシンデレラに求婚するまでの壁が2枚追加されたか、実るのかシンデレラストーリー
16: 2015/06/01(月) 20:37:43.65 ID:AHdafSel0
くっ殺
32: 2015/06/01(月) 21:31:09.86 ID:6o6duVqf0
ちひろ「まず銀行員です」
サウザー「随分と現実的な職業をチョイスしたな」
ちひろ「女神や魔王よりは人間目線で活躍させられる分マシですよ!」
ちひろ「次に…騎士です」
サウザー「騎士か…これで魔王の引き立て役になりそうだな」
ちひろ「そうだ…最後に言っておきますけど…」
サウザー「え、まだ何かあるの?」
ちひろ「はい。その『魔王』の件についてです」
サウザー「…?」
ちひろ「魔王は346プロダクションからキャストを組みますが…」
ちひろ「言っておきますけど、貴方の想像している役どころには絶対になりませんからね!」
ちひろ「今回の公演、魔王はあくまで…!」
●魔王の設定、性格、生い立ち、特徴
ちひろの提言
↓1.2.3
33: 2015/06/01(月) 21:33:09.57 ID:exxNeL2/0
ぼっち
34: 2015/06/01(月) 21:33:23.58 ID:dTgcnrUmO
王様の勘当された息子、王子の兄弟
35: 2015/06/01(月) 21:34:14.32 ID:0sPbyXFL0
蘭子
36: 2015/06/01(月) 21:36:35.05 ID:6o6duVqf0
>>35蘭子
再安価:まだキャスティング段階じゃないです。興味があれば、前編から読んでみて下さい
↓1
37: 2015/06/01(月) 21:39:27.35 ID:tQr+FTafo
魔法使いと敵対するけど人間の敵ではない
43: 2015/06/01(月) 21:55:13.52 ID:6o6duVqf0
ちひろ「ぼっちで、王様の息子で王子の兄弟ですが既に勘当されており!」
ちひろ「魔法使いと敵対するけど人間の敵ではない…という設定です!」
ちひろ「…!?」
サウザー「お、おい…何言ったか分からなかったから、もう一度言ってくれる?」
ちひろ「ま、まあ後はシナリオライターに任せましょう…」
ちひろ「(魔王はあくまで、力を失って下町でアルバイトに勤しんでいるとか、臆病で親しみやすい性格とか…そういう事を言ってシンデレラの作品に極力馴染ませようとしたのに…!)」
ちひろ「(想像以上に複雑で、そして物語の根幹に食い込みそうな設定に…)」
ちひろ「(元々こんな役は存在しなかったのに…どうしてこうなった…)」
ちひろ「う…うええぇん…!!」グスッ
サウザー「フフフ…今回の議論は目処がついたな。では最後に…」
サウザー「我がプロダクションが担当する、オリジナル役職でも検討するか」
1.2:王女
3.4:女神
5.6:銀行員
7.8:騎士
9.0:なし
(コンマで決定)
↓1.2
44: 2015/06/01(月) 21:56:08.57 ID:exxNeL2/0
騎士か銀行員
45: 2015/06/01(月) 21:56:14.23 ID:0sPbyXFL0
ほい
50: 2015/06/01(月) 22:06:48.07 ID:6o6duVqf0
役職案配分整理
・346プロダクション
王子…1人
魔法使い…1人
魔王…1人
町人…3人
従者…2人
猫…2人
ネズミ…2人
継母…1人
貴族…3人
銀行員…1人
王女…1人
●計→18人
・7610プロダクション
シンデレラ…1人
魔法使い…2人
王…1人
姉…3人
貴族…3人
騎士…1人
女神…1人
●計→12人
7610プロダクションへの一時的トレード
・安部菜々
・市原仁奈
・アナスタシア
51: 2015/06/01(月) 22:30:01.66 ID:6o6duVqf0
******
「フハハハ…! さあ行こうではないか、我が城に!」
あの惨劇の後、一先ず事情を説明して貰い、伯父の本屋に寄り確認を取り、7610プロダクションなる企業に身柄を預けられました。
実は外堀から埋められていたようで、既に伯父の元には話が通っていたのです。
伯父もそれならば私に一報寄越してくれたら、あの様に動揺する事は防げていたはずなのに…。
いえ、仮に事情を踏まえたうえでも、目の前であのような奇行変人を目の当たりにすれば、正気を保てていたかは定かではありません。
日頃から伯父の本屋で怠惰を貪る私を見兼ねた所に、渡りに船と言わんばかりに舞いこんだ就業の縁談。
…トントン拍子に話は進んだようなのですが、髪を上げた優男に肩を支えられた私は、酷く落ち込んでいました。
その表情はとても人様に見せられないような、無様な様相だったに違いありません。
南斗…7610プロダクションは新鋭の芸能プロダクションであり、そこで雑務と司書を任せられるとの説明がありましたが…。
得体のしれないプロダクションとか、活動が不明瞭で猜疑心を感じているとか…。
私の心中で渦巻く疑念が該当する部分は、そういった不安ではありません。
他人だからとか、奇行を目撃したからとか、顔に傷があるからとか、表面的な問題ではありません。
この男性達の本質…その根本が、私達と異なっていると…直感的に感じました。
ただ単純に、この人達が恐ろしかったのです。
******
52: 2015/06/01(月) 22:46:13.30 ID:6o6duVqf0
‐‐‐
(7610プロダクション 会議室)
ガチャ
幸子「おはようございまーす!」
幸子「フフン、時間より30分も早く予め準備する姿勢は、流石は模範的な社会人と褒められる所ですね!」
幸子「さて、流石にまだ誰も…」
文香「…」
文香「…」ペラッ
幸子「あれ、文香さんですか。流石に早いですね…うん?」
文香「…」チョンチョン
『急遽時間変更。14時会議開始予定。各自待機』
幸子「ああ、そうだったんですね。まだ2時間も…。社長の帰りが遅れているんでしょうか?」
幸子「ひょっとして、他の皆さんは、もう知っていましたか?」
文香「…」
文香「…」コクン
幸子「ふ、ふーん…そうなんですか。まあ急になら仕方ないですかね!」
幸子「今日は346プロからの助っ人さんも来て下さるとのことだったので、少し良い所を見せようとハリキリ過ぎましたかね!」
幸子「…」グゥゥ
幸子「…一つ伺いたいのですが…」
幸子「ふ、文香さんは…、もうご飯を食べましたか?」
安価(サウザー以外)
1.聖帝十字稜にいる人物
2.資材倉庫にいる人物
3.衣装室にいる人物
↓1.2.3.
53: 2015/06/01(月) 22:47:19.23 ID:EsYZQLI80
アキ
54: 2015/06/01(月) 22:47:53.78 ID:dTgcnrUmO
イヴ
55: 2015/06/01(月) 22:48:15.74 ID:rDojsxioo
UDA
59: 2015/06/01(月) 23:05:31.52 ID:6o6duVqf0
‐‐‐
(聖帝十字稜 頂上付近)
アーニャ「…」
亜季「アナスタシア殿?」
アーニャ「…!」
アーニャ「ドーヴラェ・ウートゥラ…ええと…アキ?」
亜季「はい、大和亜季です! おはようございます! こんな所で一体何をしているのでありますか?」
アーニャ「いえ、ただ…カージェヌ…すごく、大きなピラミッドだなと…感心していました」
亜季「多分このプロダクションに訪れた人ならば、誰しもが最初に思う筈です」
アーニャ「ここからであれば……綺麗な星が見えそうです」
亜季「よく社長殿もここで一人で佇んでおりますが、星でも眺めておられるのでしょうかね…」
亜季「そう言えばアナスタシア殿は、これから会議があるのでは?」
アーニャ「はい、少し時間が延びたので、すこしプロダクション内を見学していました」
アーニャ「アキは…会議には来ないのですか?」
亜季「私は今日はレッスンがあります故。今は少し休憩中であります」
亜季「短い期間ですが、共に頑張りましょう! 良ければ、プロダクションを案内しましょうか?」
アーニャ「ハラショーヤー、サグラースィン…よろしく、お願いします」
亜季「了解であります! では早速参りましょうか、足元に御注意下さい!」
61: 2015/06/01(月) 23:25:15.28 ID:6o6duVqf0
‐‐‐
(資材倉庫)
イヴ「…あら~…?」
仁奈「…」
仁奈「はー…」
イヴ「仁奈ちゃん、資材庫に一人で入ったら危ないですよぉ?」
仁奈「!」
仁奈「イヴおねーさん! これは一体なんでやがりますか!?」
イヴ「これは…」
イヴ「…」
イブ「…な…なんでしょうねえ…お寿司…の着ぐるみですかね~…?」
イヴ「私もこのプロダクションに最近来たものでぇ…詳しくは…」
仁奈「ちょっとこえーです…目の焦点があってないでやがりますよ…」
イヴ「そ、そうねぇ…これは子供達も欲しがらないかしらぁ~…」
仁奈「イヴおねーさん! そんなこと言ったらダメです! きっとこのお寿司にも、大事な意味があるのでごぜーますよ!」
イヴ「…?」
仁奈「お寿司の気持ちになるのですよ! ちょっとお借りするのです!」
イヴ「う、ううん…まあいいかしら~…」
63: 2015/06/01(月) 23:37:57.56 ID:6o6duVqf0
‐‐‐
(衣装室)
ユダ「…」
ユダ「(衣装を拝見したいと言われて鍵を開けたが…)」
ユダ「(ファッションショーに付き合わされるとはな…)」
シャー
菜々「キャハ☆ ど、どうですかコレは!?」
ユダ「うん…似合っています…」
菜々「! ふ、ふふ…5着程試しましたが…ナナもまだイケてますね…!」
菜々「千川さんに聞けば、7610は人数不足でピンチだから、急遽助っ人が欲しいとのお話でしたね!?」
菜々「ど、どうですか! ナナは可愛く出来てましたよね!?」
ユダ「ああ…はい」
ユダ「(な、なんだこの人の必氏感は…)」
菜々「あ、あの…」
ユダ「…?」
菜々「ナナは年下なので、敬語じゃなくていいですよ?」
ユダ「…はい?」
70: 2015/06/01(月) 23:52:54.48 ID:6o6duVqf0
‐‐‐
(7610プロダクション 会議室)
サウザー「さて、呼び出したメンツは揃ってるな」
奈緒「おー」
加蓮「はーい」
友紀「ハイ元気でーす!」
藍子「はーい♪」
幸子「全く、遅いですよ皆さん!」
イヴ「うふふ、皆さん元気ですね~♪」
シュウ「…」
レイ「…」
ユダ「…」
シン「…」
サウザー「南斗六聖拳の皆さ~ん? 元気ですか~?」
サウザー「…まあ生き遅れのおじいさん共は放っておくか。さて議題に入るぞ」
シン「おい! おじいさんはシュウだけだろうが!」
シュウ「だ、黙れ! 俺だってあんな呼び方はされたくなかったのだ!」
71: 2015/06/02(火) 00:21:51.76 ID:IiOEA+9E0
サウザー「おお、そうだ。今回我が7610で是非とも活動したいと言う3人の下郎を紹介しようではないか!」
サウザー「まずはアナスタシアだ!」
アーニャ「アナスタシアです。アーニャ、と呼んで貰って、構いません。よろしく、お願いします」
パチパチパチ
サウザー「次、ニナチャーン?」
仁奈「仁奈でごせーます! よろしくおねがいしやがってください!」
パチパチパチパチ
サウザー「では…」
サウザー「最後は安部菜々さん、よろしくお願いします」
菜々「!?」
菜々「け、敬語じゃなくていいですよ!」
菜々「ッンンんっ…!」スッ
菜々「346プロ所属! ウサミン星からやってきた、歌って踊れるアイドル目指す17歳ですっ☆」
菜々「ウサミンパワー全開で、7610のみんなを驚かせてあげますよ! よろしくお願いしまーっす!」キャピッ☆
74: 2015/06/02(火) 00:25:29.84 ID:IiOEA+9E0
奈緒「…」
加蓮「……」
友紀「あ、あはは…よろしく…」
幸子「」
イヴ「う~んとぉ…」
菜々「…」
菜々「…え、ええと…!」
藍子「菜々さーん、こちらでもよろしくお願いします♪」パチパチ
ガタッ!
シュウ「おいお前ら! 拍手をしろ拍手を!!」パチパチパチ!」
レイ「菜々さん、お綺麗です!!」パチパチパチ!!
シン「貴方がいれば百人力です! よろしくおねがいしまぁす!!」パチパチパチ!
菜々「あ、あのっ!」
菜々「け、敬語じゃなくていいですって! ナナは17歳ですからっ!?」ガタッ!
シン「!?」
レイ「!?」
サウザー「ッ!?」
サウザー「そ、そうだ貴様ら! この方は17歳だぞ!」
サウザー「敬語じゃなくてタメ口がフツー常識だろう! 気を遣わせる気かッ!!」
菜々「あ、あはは…」
ユダ「まあ…なんだ、とりあえずよろしく。ナナ」
75: 2015/06/02(火) 00:33:04.22 ID:IiOEA+9E0
サウザー「さて、では説明に入ろうか。橘ぁ?」
ありす「はい、ではイベントの概要を私からお話しさせて頂きます」
ありす「今回、346プロと7610プロで共同開催されるイベント『御伽公演 栄光の舞踏会』。これに皆さん参加して頂きます」
ありす「前回はテーマパークで各自コスプレをしてライブを行いましたが、今回は少し趣旨が違います。原作にアレンジの色を加えた『シンデレラ』の演劇形式で、2日間の前後篇に渡って開催します」
ありす「出演者の皆さんが、シンデレラ内の様々な役に扮し、奇想天外のストーリーを演出し盛り上げます。演技力はさることながら、ミュージカル形式なので、歌に踊りと、アイドルとして高い技術も要求されます」
奈緒「へえ…!」
加蓮「凄い! なんかやっと本格的に活動するってカンジだね!」
シン「あの…前回と全く同じこと聞くけど…」
ユダ「俺達も…それ参加なのか?」
サウザー「フフフ…貴様らに相応しい役職を勝ち取って来てやったのだ、光栄に思え!」
友紀「私、ガストンやりたい!」
シュウ「それは違う劇だぞ、ユッキよ」
藍子「シンデレラですか…女性が一度は憧れる役ですね!」
レイ「確かにな。ある種、結婚式のウエディングドレス以上の理想だろう」
イヴ「ブリッツェンは、お馬さんの役とかできますかね~?」
幸子「ボクは当然お姫様の役ですよねっ! あ、でも年上の皆さんに遠慮して、雅で高貴な貴族役でもいいですね!」
シン「…俺は音響だ」
レイ「うむ…タイムテーブル管理で」
ユダ「じゃあ俺は証明だな」
78: 2015/06/02(火) 01:17:05.55 ID:IiOEA+9E0
菜々「噂は聞いてましたけど、演目はシンデレラだったんですね…!」
アーニャ「ゼフイェカテーヌ…ベーエクラトカエ…!」
仁奈「お遊戯会で見たことがあるですよ! すてきでごぜーます!」
サウザー「勿論、生真面目に気取った、往来の型に当てはまる陳腐な座興など、この聖帝には相応しくない!」
サウザー「貴様らの個性を柔然に発揮し、100年に一度の、空前絶後の、類稀に見る…!」
サウザー「この聖帝を持って傑作と言わしめる公演を作り上げるのだ! 存分に励むがいい!」
藍子「そうですね、皆さん一丸に頑張りましょうっ!」
イヴ「素晴らしい物を、みんなに届けたいですね~♪」
友紀「うんうん♪ 漲ってきたよーっ!」
文香「…」ペラッ
サウザー「シナリオは現在協議中だが、まず我ら南斗一派が担う役職を貴様らに教えよう!!」
・シンデレラ…1人
・魔法使い…2人
・王…1人
・姉…3人
・貴族…3人
・騎士…1人
・女神…1人
レイ「…ん?」
ユダ「騎士…女神…??」
シン「おい、また貴様の独断専行、突発的な思いつきではないだろうな?」
サウザー「フフフ…これは千川ちひろと公平公正、泰然に協議した結果だ。異論は認めんぞ!」
92: 2015/06/02(火) 21:31:40.30 ID:6eczdMLI0
ありす「世間一般的に広く知られているシンデレラ内のキャラクター達は、皆さん御存じだと思いますので、説明は省略させて頂きます」
サウザー「オリジナル役職の『女神』と『騎士』は今後作製されるシナリオによって、キャラの肉付けを行う。故にそれまでは未知の役職に代わりは無い」
レイ「女神って…まあ一応は役職だから性格とか容姿の表現ではなく『神格』の域なのだろうが…」
シュウ「…シナリオの方向性や世界観が不明瞭過ぎて、もう訳が分からんな」
ユダ「この公演の先行きもまるで見えんぞ」
サウザー「フン、だからこそ補完するために、演ずる役者共の腕が光るのだ」
友紀「役者の…腕が?」
93: 2015/06/02(火) 21:33:44.69 ID:6eczdMLI0
サウザー「如何にも。巧みな話術、鮮やかな連携、惹き込まれる熱演…!」
サウザー「そして流麗な容姿! 話の統合性などまるで気に掛らん位の、完成度の高い演技力で、客を魅了するのだ」
藍子「なるほど…!」
アーニャ「勉強になります…」
ユダ「…」
ユダ「……それ、要するに『他でごまかす』ってことだな?」ヒソヒソ
シン「言うな…元も子も無い」ヒソヒソ
サウザー「これからそのキャスティングを組むわけだが…」
サウザー「…」チラッ
文香「…」
サウザー「シンデレラ役は、既に俺が見当をつけている」
サウザー「今回、シンデレラの役を演じるのは…!」
94: 2015/06/02(火) 21:39:43.44 ID:6eczdMLI0
サウザー「今回、シンデレラの役を演じるのは…!」
サウザー「貴様だッ!!」ビシッ
奈緒「!」
加蓮「え…!?」
幸子「へっ?」
藍子「あら♪」
友紀「おおおー!」
イヴ「まあ…♪」
菜々「えええっ!?」
アーニャ「…?」
仁奈「おおー!」
シュウ「……」
レイ「…へえ」
ユダ「…ほほう」
ありす「……」
文香「…」
文香「…」ペラッ
シン「…!?」
シン「え!?」ガタッ
シン「俺がっ!?? ハァッ!?」
サウザー「フフフフフ…!」
99: 2015/06/02(火) 21:48:09.97 ID:6eczdMLI0
サウザー「そうだ……!」
サウザー「LIVEツアーカーニバル『御伽公演 栄光の舞踏会』…!」
サウザー「その舞台に主役にして花形! シンデレラの役を担うのは…」
サウザー「殉星のシン! 貴様の他に無い!」
シン「な…!」
シン「ふざけるなッ!! 前回と同じ醜態はもう二度と晒さんぞ!」
シン「悪いが俺は……っ!?」
シン「…う…おお…?」
シン「…な、…まさ…か……」
バタン!
奈緒「! お、おい、倒れちゃったぞ、社長っ!?」
サウザー「なあに、案ずるな」
サウザー「シュウ様のレジスタンスが開発・精製した無味無臭の睡眠薬を少量盛っただけだ」
サウザー「いずれ目を覚ます。その頃にはキャスティングの書類は出来上がり、346に届けておくがな!」
加蓮「(あ…悪党…)」
奈緒「(えげつねえ……)」
サウザー「聖帝に反抗意見は許さん! シンデレラ役はコイツで決定だ!」
サウザー「…」チラッ
文香「…」
サウザー「フフフ…!」
101: 2015/06/02(火) 21:53:37.35 ID:6eczdMLI0
‐‐‐
(5分後)
『では次に、2位に入賞したシンさん! おめでとうございます! お気持ちは如何ですか?』
『ぁ…』
『は、ハァイ! ありがとうございますですのっ! まさかこんなカッコでニューショーできるとは、夢にも思いませんでしたわ!』
………
……
菜々「ほえー…」
菜々「確かにシンさん、あの時表彰されてましたね」
友紀「こういう事だったかぁ、しかも案外イケテるよ…」
藍子「シンさんにもこういう一面があったんですね…」
レイ「…!」
藍子「ふふっ、ユーモアがあって素敵です♪」
レイ「ま、マジか藍子? その思想はアブナイぞ…?」
サウザー「フフフ……これは前回のコスプレライブイベントで、シンが2位に輝いた時の映像だ」
サウザー「あのドレス姿がウケて、女性人気が爆発的に急上昇だ」
サウザー「我が社で最も、世間的話題の渦中にあるアイドルを主役に抜擢する…策としては上々であろう?」
アーニャ「346プロダクションでも、この方は一時期、話題に、なりました。ハテンコウ…? で、ジョソウ…?」
幸子「まあ、実力的にも申し分なさそうですしね! 悔しいですが、今回だけは譲ってあげます!」
イブ「どんな役でも、しっかりと演じて見せますよぉ、ねえブリッツェン~?」
サウザー「フハハハ! そう逸るな! 今から他のキャステイング選考に入ろうぞ!」
・シンデレラ…シン
・魔法使い…2人
・王…1人
・姉…3人
・貴族…3人
・騎士…1人
・女神…1人
102: 2015/06/02(火) 22:01:01.09 ID:6eczdMLI0
サウザー「今回、橘とフミフミーにも、舞台裏で我らを支えて頂こうか」
ユダ「それは初耳だな…」
ありす「私は主にナレーションなど補佐すると聞きました」
文香「…」
サウザー「フミフミーには…」
サウザー「台本と段取りを全て暗記して貰い、舞台袖での小道具の受け渡しやカンペ役だ」
文香「…」ペラッ
サウザー「フフフ……!」
シュウ「台本の丸暗記か…文香、大丈夫か?」
文香「…」チラッ
文香「…」
文香「…」スッ
レイ「よし、フミフミーは大丈夫そうだな」
奈緒「(顔をチラ見して、そして本に視線を戻しただけなのに…)」
加蓮「(会話が成立するのがよく分からない…)」
103: 2015/06/02(火) 22:09:20.27 ID:6eczdMLI0
サウザー「まずは…魔法使いから行こうか」
友紀「これは有名な役だよね!」
加蓮「多分、一度は誰しもが聞いたことのあるフレーズで魔法を掛けるアレ?」
イヴ「うふふ~♪ 魔法を掛けるんですか、素敵です~♪」
サウザー「この役は346と分割し、3人中2人を我がプロダクションから選出する」
ユダ「お前の話によると、シンデレラと王子に次ぐ、メインの役割だったな?」
シュウ「シンデレラと言えば、この魔法使いの存在が無ければ成り立たんからな」
サウザー「人間とは異質な存在感を放ち、ユニーク且つ神秘的な出で立ちと鮮やかな魔法で下民に幻想を掛けるというポジションだ」
サウザー「演出的にも、ライブ時間の枠がかなり取られている。現段階構想では、一度のみの登場予定とはいえ、観客の脳裏に刻み込まれ多大な人気を獲得できるポジションであろうな」
魔法使い
↓2.3
105: 2015/06/02(火) 22:09:35.97 ID:tSQkt24N0
ナナ
106: 2015/06/02(火) 22:09:40.55 ID:qEjc/OLV0
仁奈
110: 2015/06/02(火) 22:26:29.84 ID:6eczdMLI0
サウザー「魔法使いの配役は、今回助っ人として遠路遥々お越し頂いた…な、ナナと…」
サウザー「ニナチャーンっ! この2人で組ませて貰うぞ!」
菜々「はいっ! ナナのウサミンパワーで、シンデレラを可愛く綺麗に変身させてあげますよっ☆」
仁奈「おおお、仁奈でごぜーますか! ナナおねーさんと精一杯頑張るのでごぜーます!」
サウザー「フフフ…特にナナには実力派ということで期待しているぞ」
友紀「まあ、あと1人は346プロダクションからだったよね?」
レイ「ああ、そうだ。結局…」
レイ「実質は全員が346プロダクションという配役になってしまったな…」
シュウ「まあ仕方がない。そこは考慮しなくてもいいだろう。馴染んだ間柄というわけで、特に緊張も無く演技に集中出来るのだ」
ユダ「折角キャスティングをプロダクションで二分したのだ、少し緊張感があっても面白そうだったのだがな」
奈緒「そこの配役はわからないのか?」
サウザー「うん? そうだな…橘ぁ?」
ありす「はい。確かキャスティングの情報は随時知らされる筈です。ええと…」
魔法使い
↓2
112: 2015/06/02(火) 22:27:46.85 ID:fEf0G/AAO
かなこ
114: 2015/06/02(火) 22:40:03.78 ID:6eczdMLI0
ありす「346プロダクションでは魔法使いは『三村かな子』さんに決定したようですね」
アーニャ「かな子、ですか。彼女は、本当に素直で明るいので、アディエカヴェ…適任、だと思います」
サウザー「フン…346も随分無難な人選をするものだな…今から配役変えてユダでもぶち込んで掻き乱してやろうかな」
ユダ「やめろ、適任はナナとニナの他あるまい」
サウザー「まあいい…次はコチラの…騎士にしようか」
シュウ「騎士か…役どころがわからん以上、少し怖いな」
奈緒「王子の親衛隊とか?」
レイ「いや…今回はそんなシンプルな設定ではないだろう。多少のオリジナリティを孕む以上、やはり舞台をかき回すような一面を持ったりするんじゃないか?」
サウザー「まあ人選次第でシナリオも検討するようだ。疑心暗鬼になる事もあるまい」
ユダ「前回がなかなかの混沌っぷりだった以上は、警戒するに越したことは無いがな」
騎士
↓2
116: 2015/06/02(火) 22:40:50.11 ID:BFXCJFsxO
ユッキ
120: 2015/06/02(火) 22:59:23.96 ID:6eczdMLI0
友紀「それなら、あたしが騎士に立候補してもいいかな?」
サウザー「ほう、その心は?」
友紀「名前からして、激しいアクションを要求されそうじゃん! お淑やかで綺麗なドレスも魅力的だけど…」
友紀「乱闘チックなぶっ飛んだ演技で観客を盛り上げて、他より視線を浴びるのも悪くないかなっ?」
シュウ「そして速攻で退場宣告を喰らうわけか…」
友紀「へっへー! あたしはしつこく粘るよー? チームメイト全員を巻き込んじゃうかもね!」
サウザー「フハハハハ! 面白いじゃあないか! この聖帝が真っ先に駆けつけてやる!」
サウザー「ならば騎士はユッキに任せるとしよう! 不確定要素だが、度肝を抜くような怪演を期待しているぞ!」
サウザー「騎士というヒール役が決まったところで、次はシンデレラの『姉』に移ろうか!」
奈緒「姉の役か…義妹のシンデレラと血の繋がりはあるんだっけ?」
レイ「作者によって異なるが、大抵は再婚相手の連れ子であり、血縁関係ではないな」
ユダ「シンデレラを虐待し嬲り罵声を浴びせ、ボロ雑巾のように扱き使い…」
レイ「客の不信と非難を真っ先に浴びる真の『ヒール』役だな」
加蓮「メンタル強くなきゃ出来ないし、結構演技力がないと、シンデレラの引き立て役にすらならないからね…」
サウザー「全ての場面において、割と重要な役割を担うといっても過言ではないだろう」
姉
↓1.2.3
121: 2015/06/02(火) 22:59:57.72 ID:e2K1kuBy0
カレン
122: 2015/06/02(火) 23:00:17.86 ID:qEjc/OLV0
なお
123: 2015/06/02(火) 23:00:42.41 ID:csEcQ1QJO
うだ
128: 2015/06/02(火) 23:18:44.78 ID:6eczdMLI0
ユダ「小奇麗な顔立ちで清廉を気取るが、その癖、王族の玉の輿を密やかに狙う、狡猾なシンデレラを、演技という名目で甚振る姉か…」
ユダ「そしてその対象がシンときた! ふふふ…面白い、その役割は俺が引き受けよう!」
サウザー「まあ、この面子では貴様が適任だろう。残りは…」
サウザー「じゃあ加蓮と奈緒、貴様らで行こうか」
奈緒「え!?」
加蓮「そんなテキトーな…!」
サウザー「言っただろう、この役は重要なポジションだ」
サウザー「今回のイベントを通じて貴様らの成長を願う…」
サウザー「この聖帝の優しい気持ち…わかってくれないの?」グスッ
奈緒「っ!」
加蓮「ま、まあいいケド…でもサポートよろしくね、ユダさん?」
ユダ「俺の目には、貴様らもなかなか堂に入るロールだと思うがな…。加蓮と奈緒は下で虐げられるというよりは、上で嫌がらせをするタイプだと思うのだが…?」
奈緒&加蓮「し、失礼なッ!」
サウザー「フフフ…演技指導はユダから嫌と言うほど、そして思う存分に仕込まれるといい…」
ユダ「くっく…サウザーよ、後に変な性癖・加虐癖が二人に植えついてしまっても、俺は責任を取らんぞ?」
奈緒&加蓮「(不安だ…)」
~♪
ありす「…!」
1.2『猫』
↓1.2
129: 2015/06/02(火) 23:19:10.68 ID:NGrshFC7o
卯月
130: 2015/06/02(火) 23:19:39.66 ID:wQbrf/VT0
のあ
138: 2015/06/02(火) 23:33:45.21 ID:6eczdMLI0
ありす「社長、346プロの『猫』役が、高峯のあさんと上条春菜さんに決まったようです」
サウザー「…聞かん名だな」
仁奈「のあおねーさんと、はるなおねーさんですか!」
仁奈「でも…猫でごぜーますか…。あ、そう言えば前にのあおねーさんがネコミミをつけている所をみたことがあるでごぜーます!」
菜々「案外、ノリノリでやってくれそうな人選ですねぇ、流石は346プロダクションです!」
サウザー「フン…猫といえば、当然みくにゃんが思い浮かんだが…」
サウザー「以前からかいにあの店に行ったが…姿が見えなかったな。風邪でも拗らせたか?」
シュウ「……」
友紀「あはは…そ、そうなんじゃない?」
橘「あと、継母の配役も決まったようですよ?」
『継母』
↓2
140: 2015/06/02(火) 23:35:17.37 ID:84Z9NNZ20
美優
143: 2015/06/02(火) 23:47:45.20 ID:6eczdMLI0
ありす「継母は…三船美優さんですね」
菜々「!?」
菜々「み、美優さんが、『継母』!?」
アーニャ「う、ううん……」
藍子「三船さんですか…普段の性格からでは、ちょっと想像が出来ませんね…」
奈緒「継母って姉と同じく、シンデレラを苛める悪役ポジションだよな?」
菜々「んー…ちょっとミスチョイス感は否めません…」
サウザー「何を言う。このイベントは正当なシナリオをなぞる訳ではない」
レイ「演者の普段の一面に一石を投じ、新機軸を開花させる側面もあるのだな?」
菜々「そ、それはそうですが…」
ユダ「フフフ、面白いな。ソイツもまた新たな性癖に目覚めるかもしれんぞ?」
菜々「(あ、あの温厚柔和な母性を加虐的に歪めたくないですね…)」
アーニャ「『女神』、なら打って付けだったかも、知れませんね」
サウザー「それは我が7610プロダクションが勝ち取ったのだ、女神は…!」
『女神』
↓2
145: 2015/06/02(火) 23:48:05.38 ID:ug11jUErO
藍子
148: 2015/06/03(水) 00:05:23.32 ID:45FvgbfU0
サウザー「…まあ、このプロダクションで言えば藍子が妥当だな」
藍子「私、ですか…そんな大層な役が務まるか不安ですけど…」
奈緒「大丈夫だって、藍子はそれなりに経歴があるんだし!」
イヴ「すごくぴったりな役柄だと思います~♪ 頑張ってくださいねぇ♪」
レイ「あのシンですら落涙せしめた藍子だ、女神には適役だと思うぞ?」
藍子「そ、そうですか…。でも、指名された以上は、頑張ります!」
サウザー「…」
サウザー「フフフ…!」
藍子「?」
サウザー「適任すぎて面白みが欠けたな。もっと破天荒な色物としての世俗的な側面を出すシナリオを依頼するか」
藍子「え、えぇ!?」
安価●サウザーの提言
『女神』の設定、性格、生い立ち、特徴
「シンデレラの恋路にアドバイスや手助けをする」
+
↓1
149: 2015/06/03(水) 00:05:53.07 ID:GLLiOTCK0
前世のコイビト
151: 2015/06/03(水) 00:17:49.51 ID:45FvgbfU0
サウザー「シンデレラの恋路に手助けやアドバイスをする…という設定に加え…」
サウザー「実はその前世が恋人同士であり、シンデレラに向ける目線がどこか艶っぽい…というシナリオ案を346に提出しよう」カキカキ
藍子「!?」
レイ「そんな馬鹿な…この劇は一体どこに向かっているのだ…」
幸子「朗らかなファンタジーなのに、一気に愛憎劇っぽくなりましたね」
サウザー「フン、もともと玉の輿を狙った醜い女共の小競り合いだ。そこに一人増えただけで特に変わりはあるまい」
藍子「そ、そんな…シンさんと恋人同士だったなんて…///」
サウザー「…え、何? 何でそこで赤くなるワケ?」
藍子「い、いえ! 何でもありませんっ!」
サウザー「…まあいい。奴の性癖上、前世でも恋人とか、絶対有り得ない事だからな」
~♪
ありす「…どうやら、向こうでは『王女』と『王の従者』が決まったようですね」
『王女』
3.『王の従者』
↓1.2.3
152: 2015/06/03(水) 00:18:40.67 ID:GLLiOTCK0
イヴ
153: 2015/06/03(水) 00:18:50.82 ID:r8OL1WbAO
時子
154: 2015/06/03(水) 00:18:56.73 ID:8Q+ifJSFO
ヘレン
158: 2015/06/03(水) 00:34:24.87 ID:45FvgbfU0
ありす「『王女』に財前時子さん、『王の従者』にヘレンさんと難波笑美さんが決定しました」
サウザー「ほう、あちらでは王族の配役が遂に決まったか…」
シュウ「王女もまたオリジナルの配役だな。物語の性質上、表立った動きはなさそうだが…」
アーニャ「ヘレンと笑美ですか…!」
菜々「あまり一緒にいる所は見たことはないですけど、何故か途轍もないシンパシーを感じますよ! ビビッと来ましたっ!」
幸子「それに王女は財前時子さんですか! テレビで一度見たことがありますが、凄まじいオーラを放っていた人ですよ!」
サウザー「ほーう、へーえ、ふーん…」
幸子「な、何ですか?」
サウザー「所詮は偽りの姿だ。如何に外面で王女を演じようが、奴は本物の王族ではない!」
サウザー「そろそろコチラも『王』を決めようではないか!」
『王』
↓2
160: 2015/06/03(水) 00:34:52.02 ID:8Q+ifJSFO
シュウ様
163: 2015/06/03(水) 00:45:40.29 ID:45FvgbfU0
レイ「王の役割なら、今回はシュウで良いのではないか?」
サウザー「え?」
シュウ「わ、私か?」
ユダ「ああ。前回は聖帝十字稜という謎の役回りだったのだ。今回ばかりは少し目立っても罰は当たらないだろう」
シュウ「し、しかし…」
サウザー「……」
イヴ「シュウさんなら、きっと優しい王様で国も安泰ですよ~♪」
藍子「そうですね、私も賛成です」
幸子「大抜擢じゃないですか! 胸を張るといいですよ!」
奈緒「まあシュウさんなら上に立っても、誰も文句はないよな」
加蓮「私も全然アリだと思うよ? 意義なーし」
友紀「シュウ王バンザーイっ! いえーい!」
シュウ「そ、そうか? まあ皆が推すなら…引き受けようか」
サウザー「……」
サウザー「………」
ありす「で、ではっ! 最後に貴族を選出しましょう!!」
『貴族』
↓1.2.3.
164: 2015/06/03(水) 00:45:57.52 ID:wOGcnL5AO
幸子
165: 2015/06/03(水) 00:46:04.24 ID:GLLiOTCK0
アーニャ
166: 2015/06/03(水) 00:46:17.55 ID:r8OL1WbAO
桃華
172: 2015/06/03(水) 01:04:47.68 ID:45FvgbfU0
イヴ「貴族ですかぁ…貧乏な私には、ううん…向かないかも知れないです~…」
幸子「なら、このボクが立候補しましょうか! 可愛いボクにうってつけの役でしょう!」
アーニャ「ダー、私も、少し…興味があります」
仁奈「アーニャおねーさんなら、髪が綺麗だし、美しく歌って踊れると思うでごぜーます! ファイトでござーます!」
奈緒「貴族かあ、華やかなドレスに身を包むのもいいけど、あたしには少し荷が勝ちすぎるかな?」
加蓮「作法とかそれっぽい仕草とか、やっぱ難しいんだろうね」
ユダ「ふん…貴様ら、浅学が滲んでいるぞ。少しは胸を張り自身を持て」
ありす「では、幸子さんとアナスタシアさんのお二人は確定で。あと一人は…そうですね…イヴさんが辞退されるのでしたら…」
レイ「貴族といえば、今日ここには居合わせていないが、家柄的に桃華ならば上手く立ち回ってくれるのではないか?」
ありす「…確かに役職的にはこれ以上ないくらい、ピンポイントな人材ですね」
レイ「ならば、一応俺から声を掛けて見よう」
ありす「分かりました。お願いします」
~♪
ありす「!」
ありす「346プロダクションからの報告です。向こうでも貴族のキャスティングが為されたようですね」
『貴族』
↓1.2.3.
173: 2015/06/03(水) 01:05:07.60 ID:dqr0eNMz0
琴歌
174: 2015/06/03(水) 01:05:31.38 ID:8Q+ifJSFO
蘭子
175: 2015/06/03(水) 01:05:42.69 ID:TOu4zq5A0
蘭子
182: 2015/06/03(水) 01:25:11.33 ID:45FvgbfU0
ありす「貴族の配役は向こうは、西園寺琴歌さん、神崎蘭子さん、喜多見柚さんのようです」
レイ「西園寺琴歌か…以前桃華に聞いたことがあるぞ。櫻井家に並ぶ程の名家だとか…」
アーニャ「柚、ですか…活発な彼女ですが、少し、以外です。エノ…きっと可愛いドレスで元気に、踊ってくれるでしょう」
菜々「むむっ! 蘭子ちゃんは真っ先に魔王に立候補すると思いましたが…もう埋まっちゃったのかな?」
ありす「いえ、魔王はまだ空席のようですね」
菜々「そ、そうなんですか!? じゃあ一体…」
藍子「確かに…。でも、演技の新たな幅を広げるという意味では、なかなか良いのではないですか?」
シュウ「まあ何にせよ、こちらは一段落だ。これで主なキャスティングは終了か?」
友紀「これがスターティングメンバーかぁ! よぉし、みんな頑張ろうね!」
ありす「はい。では、少し整理しましょう」
━━━━━━━━━━━━
・346プロダクション
王子…??
魔法使い…三村かな子
魔王…??
町人…??
国王の従者…ヘレン、難波笑美
猫…高峯のあ、上条春菜
ネズミ…??
継母…三船美優
貴族…西園寺琴歌、神崎蘭子、喜多見柚
銀行員…??
王女…財前時子
・7610プロダクション
シンデレラ…シン
魔法使い…安部菜々、市原仁奈
国王…シュウ
姉…ユダ、北条加蓮、神谷奈緒
貴族…輿水幸子、アナスタシア、櫻井桃華
騎士…姫川友紀
女神…高森藍子
??…レイ、サウザー、イヴ
━━━━━━━━━━━━
184: 2015/06/03(水) 01:40:16.02 ID:45FvgbfU0
ありす「個性的な役職に負けないくらい、キャスティングも粒が揃いましたね」
ありす「公演はまだ先ですが、皆さん一丸となって頑張ってくださいね」
ありす「影ながら、私と文香さんも応援しています…!」
シュウ「ああ。橘と文香もサポート頼んだぞ」
イヴ「私も影ながら声援を送りますよ~♪」
レイ「…いや、俺やサウザーはともかく、イヴは舞台に出演するぞ?」
イヴ「え、そうなんですかぁ?」
ありす「はい。今回のキャスティングはあくまで台詞がある役職です。ですので、バックダンサーや補佐などの人員でかなりの空きがあると思いますよ」
イヴ「そうだったんですかぁ。まだ日も浅い私なので、そちらでしっかり勉強させていただきますね~☆」
ユダ「この俺がスカウトした人材だ。出演させずに埋めておくなど勿体無い事が出来る筈がないであろう?」
イヴ「うふふっ、ありがとうございますっ♪」
加蓮「はー、まさかこんな大型イベントに出演できるとはね…」
奈緒「ま、みんなで練習すれば何とかなるって。体力つけて頑張ろうぜ?」
加蓮「そうだね。少しジャンクフード控えるかなあ…」
シュウ「橘は書類をまとめて346プロに提出してくれ。完了次第、俺はシンを起こしに行こう」
ありす「わかりました。では今日は解散ということで」
サウザー「…」
文香「…」
サウザー「………」
185: 2015/06/03(水) 01:50:30.28 ID:45FvgbfU0
---
(30分後 7610プロダクション 会議室)
ガラン…
サウザー「…」
文香「…」
サウザー「…」
文香「…」
サウザー「ねえフミフミー…胸の奥がズキズキするよ…?」
文香「…」
サウザー「これは一体…? 何ていう感情だろう…?」
文香「…」
サウザー「普通、あの流れで行ったら『王』って俺じゃん?」
サウザー「当然じゃない? だって俺、聖帝だよ? 現に王だよ?」
文香「…」
サウザー「なのに俺を無視して、みんな寄ってたかってシュウ様を王に推して…」
文香「…」
サウザー「俺、みんなに何かした? やけに冷たくなかった? 気のせい?」
文香「…」
サウザー「何でかわからないけど、すっごく泣きたい…」
文香「…」
サウザー「これ何だろう…すっごく胸の奥がズキズキする…」
文香「…」
文香「……」
---
・・・・・
・・・
・
(30分後 7610プロダクション 会議室)
ガラン…
サウザー「…」
文香「…」
サウザー「…」
文香「…」
サウザー「ねえフミフミー…胸の奥がズキズキするよ…?」
文香「…」
サウザー「これは一体…? 何ていう感情だろう…?」
文香「…」
サウザー「普通、あの流れで行ったら『王』って俺じゃん?」
サウザー「当然じゃない? だって俺、聖帝だよ? 現に王だよ?」
文香「…」
サウザー「なのに俺を無視して、みんな寄ってたかってシュウ様を王に推して…」
文香「…」
サウザー「俺、みんなに何かした? やけに冷たくなかった? 気のせい?」
文香「…」
サウザー「何でかわからないけど、すっごく泣きたい…」
文香「…」
サウザー「これ何だろう…すっごく胸の奥がズキズキする…」
文香「…」
文香「……」
---
・・・・・
・・・
・
213: 2015/06/04(木) 18:43:47.16 ID:V094WvHs0
******
半ば不本意、強引な形でこのプロダクションに雇われてから、一ヶ月余りの月日が経ちました。
私が訪れた当初、この芸能事務所には、アイドルとして活動が成立する人物が男性含め7人しかいないというお粗末としか呼べない有様でしたが…。
それも南斗六星拳の方々の甲斐甲斐しい働きの賜物で、徐々に活気が出てきたと言えるでしょう。
仕事としては部屋の掃除や備品の補填、雑貨の買出しとそれに携わる経理、そしてなにより私の性に合っているのが書庫の管理や図書室の司書でした。
このプロダクションは設備はどれも曠然たる規模であり、図書室も例に漏れず、大きめの町立図書館より収蔵量があるのではないかと思える程です。
長らく手入れされていなかったのか殆どの本と棚に埃が被っていましたが、奇跡的にどれも保存状態は良好で、そして何より私が興味を持てたのは…。
大半がこの時代、いいえ、この世界で記された物ではない…かのような蔵書の数々でした。
214: 2015/06/04(木) 18:45:07.53 ID:V094WvHs0
SFや野性味溢れる設定を織り込んだ長編小説、架空と思われる歴史書、中には社長の自伝もありましたが…。
核戦争後の世紀末世界の状態を描いた文献や、南斗聖拳や北斗神拳と呼ばれる初見の暗殺術やその生い立ちを事細かに記した物。
その壮絶さと過酷な様相が、文体を通して在り在りと垣間見えるようでした。
現代文学としては少し枠が異なる希少な本に、私は新鮮味を感じつつも、少し魅了されていたのに驚きました。
そして…。
私の仕事…というよりは、ほぼ付き合いのようなものですが…。
「ふ…フミフミー…ちょっと待ってもらえない?」
図書室の一角、図書整理の作業の骨休め中に、颯爽と現れた社長とのチェス勝負。
名のある工匠がこさえたであろう立派な石造りの椅子に腰を預けながら、読書の片手間に、私が王手を掛け、社長が苦悶の表情で盤面を睨み付けながら弱弱しく言葉を紡いだ所でした。
215: 2015/06/04(木) 18:51:43.66 ID:V094WvHs0
図書館で読んだ資料では、南斗六聖拳の方々はそれぞれ思い宿命を背負い生涯に渡り血で血を争う闘争に身を投じなければならないと伝えられています。
南斗六聖拳の誰しもが、過酷な人生を歩んできた筈なのです。
しかし、今のこの人達は、そのような事は微塵も感じさせず、憑き物が落ちたかのように明るく穏やかに………。
「サウザーッ!」
「ん…?」
「貴様の部下全員が、俺のイベントでの痴態を収録したDVDを所持しているとはどういう了見か、説明しろッ!」
…という訳にはいかないようです。
噫無情。
図書室の木戸がけたたましい音をあげ爆ぜ上がりました。
シンさんが鬼の形相で髪の毛を振り回し、烈火の如く社長に飛びかかります。
私は被害が及ばないように咄嗟に手元の本を固く掴み、吹き飛んで服に入り込んできたポーンの駒を払い落し、気配を消して図書室を後にします。
216: 2015/06/04(木) 19:02:32.12 ID:V094WvHs0
少し前に気付いたのですが、私は、本を読んでいると存在感や気配が希薄になるようです。
更に読書が没頭し集中力が極限まで高まると、周囲は私の存在を完全に認識出来なくなります。
それを逆手に取って、即座に本を開き集中を高め、姿を消すという高等技術を身につけました。
皆さんはこれをよく「テレポート」とか「神の共犯者」と呼んでいます。
しかしどうやら、心眼を極めたシュウさんだけには効果が無いようです。
尤も、あの方に対し限って言えば、私から自発的にこの特技を使う場面は今後おそらく無いでしょう。
今の様な荒事や危機を感じた時に、この妙技を活用し、難を逃れています。
以前、プロダクションの見学に訪れた猫のような可愛い女の子を、その妙技で驚かせてしまい、最近は反省し少し控えています。
ですが、最近、姿を消した私を見つけようと躍起になった社長が、
「腕ゴールテープ! 腕ゴールテープ!」
と、連呼しながら中腰で、闇雲に高速回転し迫って来た時は、流石に氏の恐怖を覚えました。
218: 2015/06/04(木) 19:05:58.81 ID:V094WvHs0
先程の様な、暴動に近い揉め事は日常茶飯事です。
あの方々の身内に限ってのみ、暴力的な行為に走る様子も頻繁に見掛けます。
しかし、書物に記されていたように、血で血を洗う陰惨な経験や非情な性格を微塵も感じさせない程に…。
…皆さんは真摯にプロダクション経営に取り組み、そして私をはじめアイドルの全員に優しく接してくれます。
勿論、現実と乖離したような現象に出くわしたり、無茶な言動に振り回され肉体精神共々疲弊する時は多々あります。
しかし不思議と嫌ではありません。
本当は、根は優しい方々なのでしょう。
近頃、このプロダクションでの仕事、そして皆さんとの関わりを楽しく、心地良く感じている自分が、そこに居たのです。
225: 2015/06/04(木) 20:14:47.17 ID:1x9Gj3zX0
‐‐‐
(夕方 イベント開催ドーム 出口)
友紀「はあぁ…今日も疲れたねー…」コキッ
幸子「ううーんッ…」ノビー
幸子「実際、通しの練習は体力が要りますからね」
イヴ「346プロの皆さんは、やっぱり演技もライブも素敵でしたね~」
幸子「ま、まあ、346の方とのライブも悪くないですね! 当日は胸を貸してあげましょうか!」
奈緒「あたし達の役は同じプロダクションで固まれたから、あまり緊張しないで出来るしな」
加蓮「うん。でも、明日はいよいよ本番だね」
友紀「明日に疲れを残してもアレだし、今日は早めに帰ろっかぁ!」
イヴ「…!」
イヴ「あら、藍子さんと桃華さんは…?」
友紀「アーニャと仁奈と菜々さんもいないね?」
幸子「その5人なら、346の友人と少し話してくると言っていましたよ?」
加蓮「そっか。じゃあ先に事務所に戻ってよっか」
奈緒「けどさ、あたし達がこんな大きなイベントに役者として関われるなんて…」
奈緒「ちょっと前だったら……想像できねーよな」
227: 2015/06/04(木) 20:18:50.32 ID:1x9Gj3zX0
友紀「そうだねぇ、野球カスだった私もだよ」
イヴ「はい……」
加蓮「あれ、なんか感傷に浸って泣きそうなの、奈緒?」
奈緒「はあ!? 勝手なこと言うなよっ!」
奈緒「…ていうか…」
奈緒「感傷に浸るほど、アイドルになってまだ日も長くないしな…」
加蓮「何もかもが急だからね、この事務所は」
幸子「フフン、どんな仕事だろうが急だろうが全て完璧にこなす、それがプロでしょう?」
奈緒「そーだな…うん」
幸子「誰よりも目立って、ボクの名前を知らしめてあげますよ!」
イヴ「皆さん、明日の本番、頑張って行きましょう~♪」
「「「おーっ!」」」
228: 2015/06/04(木) 20:25:13.88 ID:1x9Gj3zX0
‐‐‐
(イベント開催ドーム内 廊下ベンチ)
ユダ「いよいよ明日か…」
レイ「ああ」
ユダ「…」
レイ「マズイぞ…本当に…!」ガクッ
ユダ「お前は346側のキャスティングを知らなかったのだな」
レイ「俺はタイムテーブル管理だからな…今日台本に目を通したよ」
ユダ「まあ確かに…奇抜な面々ではあるが…」
ユダ「特に問題ないであろう?」
レイ「馬鹿なッ! お前程の男が、あのメンツを見てその台詞を言うのか!?」
229: 2015/06/04(木) 20:44:50.06 ID:1x9Gj3zX0
ユダ「実際通しのリハーサルを何回かやったが、割と順調だったぞ?」
レイ「っ……!」
ユダ「フン…この劇にサウザーが出演していなくて、本当に安泰だったな」
レイ「サウザー…まあ奴もそうだが…」
レイ「問題はシンだ…」
ユダ「シンも問題は無い。奴の望みも儚く散るだろう」
レイ「な…何故だ、何故そこまで冷静で構えられるのだ…?」
ユダ「…」
ユダ「……お前は……そうか、お前は出演しないから…」
ユダ「あの話を、サウザーから聞いていないようだな…」
レイ「…?」
レイ「な、何がだ…?」
ユダ「……教えん」ニヤリ
レイ「き、貴様ッ!」ガタッ
230: 2015/06/04(木) 20:45:23.72 ID:1x9Gj3zX0
ユダ「フン、元々この公演は豊かなアイドルの個性をを埋没させぬよう、オリジナリティが溢れ、喜劇的な一面も強いのだ」
ユダ「再三説明があっただろう?」
ユダ「その証拠に…」
ユダ「台本の2割が『アドリブ』だ。前代未聞だぞ、この公演は」
レイ「ぐ…くそ…ッ」
レイ「シナリオを作る奴が匙を投げたとしか思えんぞっ!」
レイ「無茶苦茶だ…狂気の沙汰じゃない…ッ!!」
231: 2015/06/04(木) 20:46:28.59 ID:1x9Gj3zX0
ユダ「兎に角、本番は明日だ。今更悩んでいても仕方あるまい」
レイ「…もう、なるようになってくれ」
レイ「…」
レイ「そう言えば、シュウは何処だ?」
ユダ「救護室だ」
レイ「まあ…役柄的に仕方ないか」
ユダ「奴には同情するぞ。あんな役回りとはな…」
レイ「だが大丈夫だろう。シュウならば慣れている」
ユダ「あと、シンを見なかったか?」
レイ「別のスタジオで演技指導を受けると言っていたな」
ユダ「ひ、必氏だな」
レイ「奴がそうなるのも必然だろう」
レイ「なんせ……」
232: 2015/06/04(木) 21:04:04.48 ID:1x9Gj3zX0
タタタタタッ
レイ「…!」
桃華「レイちゃま、戻りましたわ!」
レイ「ああ、お帰り。どうだ、久々に346の旧友に合った感想は?」
桃華「また彼女達と仕事が出来るなんて、夢にも思いませんでしたわ!」
桃華「感謝いたしますわ、レイちゃまっ♪」
レイ「まあ…お前のモチベーションアップに繋がったのは良かったぞ」
桃華「じゃあ約束通り、ディナーに参りましょうか♪」
ユダ「(…なんかコイツら、以前より仲睦まじいな…)」
233: 2015/06/04(木) 21:04:36.85 ID:1x9Gj3zX0
234: 2015/06/04(木) 21:05:41.01 ID:1x9Gj3zX0
スッ
藍子「…」
ユダ「ん? 藍子もいたか」
藍子「……」
ユダ「……どうしたのだ?」
藍子「………」
藍子「………」
藍子「私……」
藍子「私っ、負けませんっ!!」バッ!
ユダ「な……何が?」
238: 2015/06/04(木) 21:24:50.04 ID:1x9Gj3zX0
藍子「絶対に負けません…! 明日頑張りますっ!」フンス
藍子「でも…でも、どうしたらいいんでしょう…」
藍子「このまま見守るが一番良いのかもしれません…」ガクッ
レイ「…?」
藍子「いえ、いっそ私が変わった方が…」
レイ「(…!!)」
ユダ「(!!!)」
レイ「ま、まあ、とりあえず事務所に戻るぞ! 話をしよう、藍子っ!」
ユダ「い、いや待て! 事務所では些かマズイっ!!」
ユダ「話なら別の場で聞いてやろう! なっ!?」
桃華「れ、レイちゃま!? ディナーはどうするんですの!?」
レイ「非常事態だ桃華! 本番は明日なのだッ!」
レイ「こ、このままだと演技に支障が出かねん! 今日は4人でディナーだ!!」
桃華「えええっ!?」
239: 2015/06/04(木) 21:29:59.68 ID:1x9Gj3zX0
‐‐‐
(?? ???)
「フハハハ……随分すんなりと引き受けたな、ええ?」
「…………」
「…」
「甚だ不愉快だが…貴様には大きな借りがある」
「フフフ…!」
「……貴様の申し出を受諾しよう」
「フン」
「実際、奴もそれを望んでいる節がある」
「ほう? それは初耳だ。奴がそんな愚痴を漏らすとはな」
「…………」
「ならば本番、期待して良いのだな?」
「…あの公演、通常の舞台では考えられん量の演技を『アドリブ』として処理しろとの事だ」
「…」
「差し障りはあるまい」
「ふっ…!」
「…………」
「フハハハハ……!」
・・・・・
・・・
・
240: 2015/06/04(木) 21:39:32.18 ID:1x9Gj3zX0
******
正確な数は現在でも把握しきれていませんが、このプロダクションには南斗六星拳の方々を始め、5、6千名以上の聖帝軍が在籍しています。
普段このプロダクションには僅かしか顔を覗かせませんが、有事の際や社長の招集に応じる時は、怖ろしい程の統率力を発揮します。
「~~~っ!?」
「な、なな……なん、だよ…コレっ…!」
最近、とある新人アイドル二人のデビューライブ。
デパートの吹き抜けに設置された小ステージにて、場違いとも思える規模…。
…2千人の部隊が駆け付けた時は、本人達は驚きのあまり失神し、ライブが中断されると言う珍事がありました。
不可抗力の衝撃デビューを鮮烈に飾った二人。
そのデパートの系列店で看板アイドルに起用されるのを皮切りに、好調に軌道に乗り、今ではまだローカルTVが多いですが、それでも多くの番組に出演し実力を伸ばしていきました。
本人達は「マトモな路線で行けそうだ!」と歓喜していました。
また、社長はその陰で自分がユニットに入れないのを子供の様に悔やんでいましたが、ライブが成功した後、人知れずハンカチを濡らしている姿を私は知っています。
241: 2015/06/04(木) 21:51:59.57 ID:1x9Gj3zX0
今回、金色に輝くこれまたマッシヴな男性と共に、ユダさんの家にお邪魔しました。
彼の性分のためか、南斗聖拳一派でも屈指の絢爛な豪邸を構えています。
その豪邸の中には、やはり一流と呼べる逸品の数々が、所狭しとその存在感を強調するかのように並べられています。
しかし、私の食指が動く物は、上等なルビーを彷彿とさせる澄んだワインでも、生前の威光を残している猛獣の敷皮でもありません。
というか……少し吃驚しました。
虎……。
その頭を二、三度、ぽんぽんと軽く叩いて、以前にユダさんが自慢げに私に語った場所を目指します。
彼が所蔵しているという大量の書物に興味があったのです。
まるで図書館の様な収蔵量でした。
こんな量を彼自身は読破したのか、はたまたコレクションか、インテリアか…。
…私の知る所ではありませんし、聞くのも野暮です、
彼の矜持や自尊心を傷つけるかもしれません。
手前にあったパトリック・ラフカディオ・ハーン、小泉八雲の「化け蜘蛛」と「サンタクロース大全集」を手に取り、彼らがいるリビングへと戻る事にしました。
242: 2015/06/04(木) 21:52:52.94 ID:1x9Gj3zX0
最新ゲームに興じる彼らを傍目に、読書に没頭していると、良い塩梅でお腹が空いてきました。
「なら飯でも食いに行くか。イヴよ、遠慮はするな」
気配を消して抜け出し、どこかで済ませようと頭によぎった瞬間、奇跡的なタイミングで、皆さんも昼ご飯に行こうとするようです。
誘ってくれたら有り難いですが…。
………。
「よし、ではその言葉に甘えるとしようか」
…………。
「え…お前も?」
……………っ。
……。
「…どうした。お前も来るか?」
何とか、誘って貰えました。
少し嬉しいです。
ワザとらしかったですが、ここは素直に便乗しておきましょう。
243: 2015/06/04(木) 21:54:37.63 ID:1x9Gj3zX0
希望を聞かれたので、とりあえず読書の片手間に口に出来、且つ手が汚れない料理。
普段から、読書に比重を置いた思考を元によく食べている「サンドイッチ」を提案しました。
サンドイッチの伝承は諸説ありますが、最初に考案した人は本当に偉大だと思います。
まさに読書に打って付けの料理。
…私の意見が通ると良いです。
叶ったら嬉しいです。
私は小食ですし、非常にリーズナブルなチョイス。
財布も助かります。
満漢全席………。
……。
******
246: 2015/06/04(木) 22:55:25.68 ID:1x9Gj3zX0
★★★★★★★★★★
これよりすぐ、オリジナル公演「シンデレラ」が始まります。
役に扮するので、これまで以上のキャラ崩壊が見受けられます。
『キャラの性格や作品の雰囲気の改竄が耐えられない!』と言う方は、
ここより先は不快感と嫌悪感を感じる場面が多々あります。
なので、そういう方には向かないかもしれないです。
御了承下さい。
★★★★★★★★★★
━━━━━━━━━━━━
・346プロダクション
王子…??
魔法使い…三村かな子
魔王…??
町人…??
国王の従者…ヘレン、難波笑美
猫…高峯のあ、上条春菜
ネズミ…??
継母…三船美優
貴族…西園寺琴歌、神崎蘭子、喜多見柚
銀行員…??
王女…財前時子
・7610プロダクション
シンデレラ…シン
魔法使い…安部菜々、市原仁奈
国王…シュウ
姉…ユダ、北条加蓮、神谷奈緒
貴族…輿水幸子、アナスタシア、櫻井桃華
騎士…姫川友紀
女神…高森藍子
??…レイ、サウザー、イヴ・サンタクロース
━━━━━━━━━━━━
249: 2015/06/04(木) 23:10:09.98 ID:1x9Gj3zX0
‐‐‐‐‐‐
(本番初日 観客席)
サウザー「~~っ」ヂューッ
イヴ「あむ…♪」サクサク
レイ「…」
イヴ「はい、レイさぁん、あ~んっ?」スッ
レイ「い、いや、遠慮する…」
イヴ「え~? 美味しいですよぉ?」
レイ「…じゃあ一口…」
イヴ「は~い♪」スッ
レイ「……」サクッ
サウザー「~~~っ!!ヂューヂュー
レイ「イヴは2日目に出番だったか?」
イヴ「はぁい、今日はゆっくり、観覧と洒落込みます~」
レイ「まあ俺も2日目からの仕事だが…」
サウザー「~~~~ッッ!!!」ヂュゥゥゥ
レイ「少し溶かしてから飲めッ! 鬱陶しい!!」
レイ…2日目タイムテーブル管理
サウザー…2日目照明
イヴ・サンタクロース…2日目貴族バックダンサー
250: 2015/06/04(木) 23:11:48.75 ID:1x9Gj3zX0
ビーーーーーッ
イヴ「まあ?」
レイ「いよいよ始まるか…さてどうなるかな」
サウザー「フン、この聖帝が不在の公演など高が知れるわ」
レイ「シェイクもまともに飲めん奴が何か言ってるぞ…」
サウザー「せいぜい、奴らがどのように励んだか、その成果くらいは見届けようではないか」
サウザー「イヴ、後で御菓子買ってきてね」
イヴ「はぁい♪」
レイ「自分で行けよ」
レイ「…このナレーションの声は…橘だな」
*『本日、LIVEツアーカーニバル「御伽公演 栄光の舞踏会」に御越し頂き、誠にありがとうございます』
*『只今より公演が開始致しますが』
*『上演中は演技の妨げにならない程度の惜しみない声援を、どうぞ宜しくお願い致します』
*『それではどうぞ、ごゆるりとお楽しみ下さい…』
パチパチパチパチパチ!
パチパチパチパチパチパチ!
・
・・・
・・・・・
252: 2015/06/04(木) 23:17:18.49 ID:1x9Gj3zX0
======
【第一幕 灰かぶりと魔法使い】
*『どの国かどの時代か、定かでは御座いませんが…』
*『むかしむかし…大変美しい娘がおりました』
シンデレラ「……」ゴシゴシ
キャー! シンサマー!
カワイイー!
*『このみすぼらしい継ぎ当てだらけの服を着た娘は…』
*『母親を亡くし、父親が最近再婚を果たし』
*『新しい家庭にて、新しい生活が始まったのです』
*『しかし…その再婚相手…継母には3人の娘がおりました』
*『この娘の美しさを妬む継母と、その娘の姉となった立場の3人は…』
*『娘を執拗以上にこき使い、虐待し、嬲り、嘲笑い…』
*『娘の精神と肉体を極限状態にまで追い込み、苦しむ様を見てエクスタシーを感じれずには居られない…』
*『クソを下水で煮込んだような醜悪な性格の4人でした』
*『粗雑な服で静養もままならず、不潔な様相の彼女に対し』
*『その4人は蔑み、こう呼んだのでした』
*『灰かぶり…「シンデレラ」と』
●安価
シンデレラ台詞(弱音、愚痴、希望等)
↓1
253: 2015/06/04(木) 23:18:52.69 ID:eVBwsxXLO
憎い…弱者としての自分が
257: 2015/06/04(木) 23:25:34.83 ID:1x9Gj3zX0
シンデレラ「に…憎い…弱者としての自分が…憎いっ!」
シンデレラ「私に力さえ有れば…力こそが正義なのにぃ…」プルプル
バァン!
シンデレラ「…っ!」
姉U「ちょっとシンデレラぁ! 何が力だってぇ? この1面ボスの分際で…!」
姉U「つーか…まだ床掃除は終わらないのかしら!?」
姉K「ねえ私、さっきさぁ、ハンバーガー買って来いって言ったよね?」
姉N「おい小間使い、昨日のアニメ、ちゃんと言われた通り録画しといたかよ?」
シンデレラ「ど…どれもまだ済んでません…!」
姉K「は? 何それ、言うのそれだけ?」
姉N「おい! あたしの用件はそれ、済んでなかったらダメな奴だろ!? いい加減にしろよ!」
●安価
姉達の行動
1.蹴る
2.手伝うフリ
3.その他(自由)
↓1
258: 2015/06/04(木) 23:26:17.17 ID:z5RUxPJi0
1
259: 2015/06/04(木) 23:29:30.55 ID:1x9Gj3zX0
姉U「全く本当に使えないダメ女だことっ!」
姉K「このウジ虫!」
ゲシッ…
シンデレラ「う、うう…ごめんなさいですわ…!」
姉N「ホラ、きりきり働けよ!」
バスッ…
シンデレラ「ううう…はい…!」
姉U「この…!」
姉U「腐れホ〇がッ!!!!」
ドゴオッ!!
ガシャーン!
シンデレラ「ぐがアアッ!? ぐ、ご…は、はい…」フラフラ
姉N「」
姉K「」
姉U「ホラ! 早くあれやりなさいよ!」
●安価
姉Uの依頼
1.街で買い出し
2.掃除を続行
3.その他(内容自由)
↓2
261: 2015/06/04(木) 23:32:06.76 ID:YfyxTxCn0
3
バスケの練習台
バスケの練習台
267: 2015/06/04(木) 23:45:07.46 ID:1x9Gj3zX0
姉U「アレといったら、最近私達がハマってる籠球に決まっているでしょう!」バムバム
姉N「い、いつの間にボールが…!」
姉U「……」バムバム
シンデレラ「わ、私も混ぜていただけるのですか?」
姉K「姉様、パース!」
姉U「いいわよ。けど貴方はゴール役ね」スッ
姉K「えっ?」パシ
シンデレラ「で、でしたら、シュートされたボールを受け取れば良いのですか…?」
姉K「こ、こうかな…よっと」シュッ
姉U「違ェぁああああああッえ!!」バッ
姉K「な…何が?」
姉U「見てなさい! こうやってシュートするの…」グググ
姉U「ヨオッ!!」ブオッ!
姉K&N「!!!」
シンデレラ「は!? ちょ、はや…!」
シンデレラ「ぐむはッ!?」ドカッ
バインバイン
姉K「(ぜ、全力投球…)」
姉N「(マズイ、客も引いてる…)」
姉U「ほら、ゴールが寝てるんじゃないわ! 起きなさいッ!!」バムバム
シンデレラ「ぐ、ぐ…!」フラフラ
268: 2015/06/04(木) 23:55:21.24 ID:1x9Gj3zX0
シンデレラ「じ、じゃあ、そろそろ買い出しに行ってきます…」フラフラ
バタン
姉K「本当に目障りだね。アイツ」
姉N「全くだな。シンデレラの靴に、画鋲でも入れれば良かったよ」
姉K「…アイツの飯にヒ素でも微量に混入し続けて、苦しむ様を眺めていようかな」
姉U「…その癖、顔だけは綺麗なのが腹立つわね。取り敢えず肉体的にも精神的にも追い込んで、一ヶ月で20歳は老けこむような地獄を見せてやりましょう」
姉N「そ、そうだね」
【LIVE ♪小悪党のワルツ】
猫H「ごろにゃーんっ♪」
猫N「……にゃーん」
猫H「今日も今日とて良い天気にゃー!」
猫N「にゃー…」
●安価
シンデレラの味方の猫選択
↓2
270: 2015/06/04(木) 23:56:32.80 ID:y4MkGianO
n
277: 2015/06/05(金) 00:10:01.05 ID:dvNjWKFY0
猫H「にゃー、こんな見晴らしのいい天気の日にゃらば…!」
猫H「シンデレラが苦痛で歪む顔を見るには最適にゃー♪」
猫N「シンデレラは…今は虐げられている様に見える…にゃん」
猫N「けど…その情念と強い意志は燻らず燃え続け…」
猫N「いつか台風の目となる日が訪れる…にゃん?」
猫H「にゃはは、のあにゃんは相変わらず何を言ってるのかわからんにゃー!」
猫H「シンデレラみたいな唐変朴なんかより!」
猫H「御姉様方の味方に付く方が、上手い飯と眼鏡にあり付けるにゃ!」
猫N「…いずれ、貴方もその身で知る時が…来るにゃーん…」
【LIVE ♪CATS DAYS】
278: 2015/06/05(金) 00:24:29.56 ID:dvNjWKFY0
======
(城下町 街角)
町人S「はー」
町人S「今日もいつもどおりですねぇー」
町人S「歩く猫も店で売られる品物も、これと言って変わりがない位…」
町人S「本当にいつもどおりの町並みですねぇー…」
町人A「どないいうこっちゃ、それ」
町人A「変わりならあるで。野菜の値段なら不作の影響で10%近く高騰したし」
町人A「不作じゃへんでも、最近は市場の食材も多く買い占められてんかちゅう話もある」
町人S「え…ええ?」
町人A「城の兵隊さんもごっつぅ厳しい表情で睨んでくるし…」
町人A「何でかわかる? さくらさん?」
町人I「……」
町人S「ええとぉ…それはぁ…」
●安価
町人Sの回答
↓2
279: 2015/06/05(金) 00:26:01.34 ID:8p0zHLJO0
不、不景気だからでぇす!
283: 2015/06/05(金) 00:41:06.95 ID:dvNjWKFY0
町人S「国が、緩過ぎ…てる…雰囲気だからぁ…ですかぁ?」
町人S「ゆるゆるで、物価も税率もゆるゆる、兵隊さんもゆーるゆるで…」
町人A「はっはっはっはっ!」
町人A「そうそう、物価も上がって緩く、兵隊も緊張して緩―く…」
町人A「ってアホか! 真逆のこと言ってるで、さくらぁ!!」
町人S「え、そ、そうですかぁ? 的を得ていると思ったけど」
町人A「こりゃ御灸をすえんとな…さくら、出費計算とか野菜の見分け方とか教えたのに、もう忘れてるやろ?」
町人S「ええと…麻雀の符計算ならまだ覚えていますよぉ」
町人A「え!? いつ誰に教わったんそんなのっ!?」
町人I「さくら、本当に知らないの?」
町人S「ううん…そう言えば、最近お城が慌ただしいなぁとは思いましたけどぉ…」
町人I「あのね…?」
●安価
町人Iの回答
↓2
285: 2015/06/05(金) 00:43:12.02 ID:/7NDi2By0
革命を起こそうとしている奴がいるという噂が流れているから
291: 2015/06/05(金) 01:02:19.35 ID:dvNjWKFY0
町人I「近々、革命を起こそうとしている奴がいるという噂が流れているからよ」
町人A「!?」
町人S「か、革命ですかぁ!? それは大変ですっ!」
町人S「今から帰って、亡命の手続きを周辺国にっ…!?」オロオロ
町人A「ちっがーう! 落ち着かんとさくらあぁっ!」ガシッ
町人A「いずみ、何!? 真面目なアンタがどないしたの!?」
町人A「アドリブ聞かせ過ぎやで! 吃驚したわぁ、この劇は何処に向かってんか!?」
町人S「でも、お客さんにはウケてますぅ。これでランキングの表彰も…」
町人A「ズル賢ッ! 得点稼ぎか! そのおっとり口調で何抜かしとんのっ!!」ビシッ
町人I「やっぱりノートPCは必須だよね。この時代ですら色々な情報を先取りできるなんて…」
町人I「情報は力だよ、亜子、さくら?」
町人A「正しい! けど澄まし顔で間違うてるっ! 頭冷やせ、いずみ!」
町人I「最近そんなスレが建ってたのよ」
町人I「『某騎士だけど今から革命起こすわww乗るしかないこのビッグウェーブにwww』って」
町人A「あほかっ! そんなバッタもん信じんな!」
町人A「もういいわ、アタシが答えたる!!」
●安価
町人Aの回答
↓2
286: 2015/06/05(金) 00:43:19.35 ID:Yylwphkx0
お城で王子の結婚相手探しの豪華なダンスパーティーがあるから
297: 2015/06/05(金) 01:28:32.05 ID:dvNjWKFY0
町人A「近々な? お城で王子の結婚相手探しの豪華なダンスパーティーがあんねん?」
町人A「城が立派な食材買い占めて、アタシらにはクズもんの食材しか手に入らん」
町人A「この国からも貴族が集まり、他国からも来賓もある。兵隊さん達は警戒を重ねてピリピリしとる」
町人A「アタシ達とは無縁の話なのに被害被るってるんやで?」
町人S「そうなんですかぁ!」
町人S「いいですねぇ…どんな人達が来るのか、少し見てみたいですねぇ」
町人I「へえ、舞踏会か…、こっそりドローンでも飛ばそうかな」
町人A「やめとき。王女はアレやけど、王子はホンマに良い人や」
町人A「信頼も厚いし、かっこええ面構えもしとる。愚直やけど」
町人S「見たことがありますよ、良い人ですよねっ♪」
町人A「玉の輿になれたら、一生遊んで暮らせるか…それも良いかもなぁ…♪」
町人I「まあ、今よりマトモな国のコントロールをお願いしようよ。早く治世も最適化されて欲しいな」
【LIVE ♪ホームスパン・コンチェルト】
シンデレラ「ええと…頼まれた買い物は…」
●安価(連投上等)
1.買い出し依頼品
2.向かった場所
↓1,2
●安価(連投上等)
【LIVEツアーカーニバル 暫定ランキング】(前編>>895参照)
コンマによる点数
3.姉による『小悪党のワルツ』(客が引いたので-20)
4.猫による『CATS DAYS』(+10)
5.町人による『ホームスパン・コンチェルト』(客がウケたので+20)
↓3.4.5
298: 2015/06/05(金) 01:29:55.39 ID:HR9FxLSJ0
化粧品
299: 2015/06/05(金) 01:30:24.43 ID:8p0zHLJO0
ローソン
300: 2015/06/05(金) 01:31:13.26 ID:TjFGFFJAo
ぬ
301: 2015/06/05(金) 01:31:19.08 ID:8p0zHLJO0
2コンボ!
302: 2015/06/05(金) 01:31:26.93 ID:Yylwphkx0
ローソンwww
305: 2015/06/05(金) 01:46:58.30 ID:dvNjWKFY0
【ライブ部門 暫定ランキング】
1位:町人…113点
2位:猫…18点
3位:姉…6点
======
(城下町 ローソン)
~♪
イラシャイマセー!
シンデレラ「街のどこでも、舞踏会の噂で持ちきりね…」
シンデレラ「まあ、私には縁のない話だわ」
シンデレラ「でも…」
シンデレラ「きっと豪華な所で、華を持つ綺麗な人達が舞うんでしょうね」
シンデレラ「ちょっと憧れちゃうわ…女として」
シンデレラ「さてと、買う物は化粧品だったわね」
シンデレラ「ローソンで揃えるとか、案外お姉様達もケチだわ」
シンデレラ「でも化粧品を買うなんて…急にどうしたのかしら?」
シンデレラ「…」
シンデレラ「…ん?」
女神A「いらっしゃいませー♪」
●安価
女神の台詞・行動等
↓2.3
307: 2015/06/05(金) 01:52:14.94 ID:NCXVpvD8O
あなたは
と、何かに気づいた素振りでかんきわまって涙を浮かべながらシンデレラを抱きしめる
と、何かに気づいた素振りでかんきわまって涙を浮かべながらシンデレラを抱きしめる
308: 2015/06/05(金) 01:52:25.70 ID:8p0zHLJO0
本日はこの金の化粧品セットをお求めですか?
それとも銀の化粧品セットですかですか?
それとも銀の化粧品セットですかですか?
317: 2015/06/05(金) 18:24:13.95 ID:Dey7OEBZ0
女神A「! あ、あなたは…っ!」ダッ
女神A「~~っ!!」ダキッ
シンデレラ「っ!?」
キャー! キャー!
シンサマー! アイコチャーン!
シンデレラ「…! な、なにっ? いきなり!」
女神A「うっ…っ…!」グスッ
シンデレラ「…??、??」
女神A「……///」
女神A「ああ、あなたは…っ!」
女神A「ほ…本日は、只今宣伝中の、この金の化粧品セットをお求めですか? それとも、銀の化粧品セットですか?」ニコッ
シンデレラ「セールスかッ! 商売根性逞しいな!!」
シンデレラ「じ、じゃあ………き」
女神A「え!? どちらもいらないなんて…!!」バッ
女神A「なんと欲が無く奇特な方でしょうっ!!」
シンデレラ「いえ、品物を求めに来てる以上は欲も普通にあるのですが…」
●安価
1.どちらか選択(金or銀)
2.どちらもいらない
3.その他(内容自由)
↓2
319: 2015/06/05(金) 18:26:07.42 ID:TjFGFFJAo
金
320: 2015/06/05(金) 18:34:52.18 ID:Dey7OEBZ0
女神A「金ですね! 金の色は成功、達成、勝利など、上質や前進の象徴でありつつ」
女神A「富、ぜいたく、浪費も表します。今後の貴方の生活を示唆しているようです…」
シンデレラ「どれも私には無縁です。その占いは外れていますよ」
女神A「ふふ、近々身を持って体験することになりますよ。安心して下さい」
女神A「私には全てわかるのです。貴方の全てが…」
シンデレラ「私の全て?」
女神A「そうです。貴方が今、本当に望んでいるものは…!」
●安価
女神の発言
↓2
322: 2015/06/05(金) 18:40:21.39 ID:MzJnwNCAO
私からのキス
329: 2015/06/05(金) 21:17:10.49 ID:H6mOX/YR0
女神A「…」
女神A「わ…私からのきききキっスです!!」
女神A「元より、前世では私と貴方は恋人同士…」
シンデレラ「は、はい?」
女神A「貴方が真に欲する物は、わ、私なのです…王子などではありません…」
シンデレラ「話がまったく見えて来ないのですが…て、店員さん?」
ガシッ
シンデレラ「なっ!?」
女神A「っ…///」フルフル
シンデレラ「(だ、抱きついたまま上目遣いで、顔が恥じらいで上気している!)」
シンデレラ「(しかも震えているぞ、何をしている藍子!?)」
シンデレラ「(アドリブ? いや、サウザーから脅迫でもされたな…!!)」
シンデレラ「(客はキャーキャー言ってるが…このままでは劇が破綻する)」
シンデレラ「(き、軌道修正せねば…!)」
●安価
1.商品の話に戻る
2.舞踏会の話に持っていく
3.その他(内容自由)
↓2
331: 2015/06/05(金) 21:18:46.08 ID:Yylwphkx0
前世のことを詳しく聞く
334: 2015/06/05(金) 21:36:39.19 ID:H6mOX/YR0
シンデレラ「(真面目で良識ある藍子が、こんな事をするとは到底思えん)」
シンデレラ「(やはり命令でもされたか…俺が主導権を握り話を戻さねば)」
シンデレラ「それより、先ほど前世とおっしゃいましたね?」
女神A「は、はい…」
シンデレラ「それは一体どういうことですか? 貴方は何者…?」
女神A「…シンデレラ、貴方と私は前世で結ばれていた思い人なのです」
女神A「貴方の前世は人に非ず、天に仕えるものでした」
女神A「しかし禁忌を犯し、神の粋から罪深き人間へと転生させられ、今も惨めな境遇にいたのです」
シンデレラ「(…何これ、何の設定?」
女神A「私は…下町のアルバイトに身を窶し、この国の王子の后に相応しい人材を探していましたが…」
女神A「今日、貴方と再び相見える事ができたのは…これも神の思召しでしょう」
シンデレラ「へえ…」
シンデレラ「つまり私は、この国の王子と婚約するに相応しい…とお思いなのですね?」
女神A「そ、それは…!」
●安価
1.肯定する
2.その他(内容自由)
↓2
336: 2015/06/05(金) 21:38:03.05 ID:UnzeHiNKO
2
王子の方が釣り合いません!
王子の方が釣り合いません!
339: 2015/06/05(金) 21:52:19.70 ID:H6mOX/YR0
女神A「お、王子の方が釣り合いません! 王子には高嶺の花、貴方には相応しくありません!!」
シンデレラ「え…え?」
女神A「あんな舞踏会など、ただ国の威光を知らしめたいだけの浅ましい欲に塗れた集会ですっ!」
シンデレラ「で、でも…」
女神A「言いましたよね…?」ギュッ
女神A「シンデレラ、貴方には私こそ真に相応しいのです…」
シンデレラ「(客席から女共の黄色い声しか聞こえんな…)」
シンデレラ「相応しいと申しましても…」
シンデレラ「貴方はどう見てもただのローソンの店員にしか見えませんし…」
シンデレラ「いまいち信憑性が…。何より、女同士ではないですか?」
女神A「…!」
女神A「そ、そうですよね。前世ではそうでも、今の貴方は確かに女性…」
●安価
1.頭を冷やす
2.せめて行為だけでも!
3.その他(内容自由)
340: 2015/06/05(金) 21:53:03.37 ID:H6mOX/YR0
●安価
↓2で
↓2で
342: 2015/06/05(金) 21:53:56.88 ID:oNdRVpJSO
それでも貴方のことが好きです。 嘘でもお芝居でもなく本気で。貴方がケン...好きな人がいると知っても....諦められません。
とキスする。
とキスする。
348: 2015/06/05(金) 22:16:21.12 ID:H6mOX/YR0
女神A「っ…」
女神A「シンデレラ…貴方は私の恩人です。本当に感謝しています」
シンデレラ「は、はあ…」
女神A「少し強引で暴走しがちで、無茶もする貴方ですけど…」
女神「そんな無鉄砲で一途な所と、時折見せる弱さが……愛おしくて、堪らない時があります」
女神A「いつか、想いを伝えようとしましたが…」
シンデレラ「?…??」
女神A「…」
女神A「少し、頭を下げて下さい」
シンデレラ「は、はい…?」スッ
女神A「……例え意中の人が居たとしても…」
女神A「それでも、貴方のことが好きです。嘘でもお芝居でもなく本気で……」
シンデレラ「………?」
女神A「…貴方がケン…好きな人がいると知っても…諦められません」
女神A「私の我侭です、許して下さい」
スッ
シンデレラ「んむッ!?」
女神A「……っ」
キャー! イヤー!
チューシタ!? アアアァー!!
女神A「~~~っ///」
352: 2015/06/05(金) 22:25:25.70 ID:H6mOX/YR0
---
(観客席)
バキャッ!
サウザー「……」プルプル
レイ「」
イヴ「あ、あら~…///」ニヤニヤ
サウザー「な…なんて破廉恥な…!」プルプル
サウザー「何で人前であんな事が出来るんだ…!? 台本にあったか!?」
レイ「あったあった」
サウザー「公然猥褻だ! 今すぐシンを逮捕しろ!」
レイ「野暮なことをするな、サウザー。あと潰したシェイクを片付けろ」
サウザー「あ、ありえない…演技だよね? アレ…?」
レイ「そうだね」
イヴ「藍子ちゃんが顔を真っ赤にして舞台裏に引っ込みましたよ?」
レイ「シンが中央で右往左往しているぞw」
イヴ「お客さんも沸いていますねぇ、すごいです~♪」
サウザー「け、結局…!」
サウザー「この場面は何をしたかったんだ…本来は魔法使い出現の伏線を張るハズだったのに…」
サウザー「い…今に見ていろ…貴様の命運は今日尽きるのだ…」プルプル
・・・・・・
・・・
・
355: 2015/06/05(金) 22:30:12.03 ID:H6mOX/YR0
======
(王宮 兵器廠)
騎士Y「…」カタカタ
騎士Y「……」
騎士Y「……」グビッ
騎士Y「ちぇー…暇だなあ」
騎士Y「王子の婚略とか興味無いんだよなあ…私も別嬪な嫁さんが欲しいねえ…」ゴクゴク
騎士Y「前日までは城下の見回り、当日は王宮の警護ねえ…」
騎士Y「…」グビッ
騎士Y「暇だーっ! 国を挙げての一大イベントの筈なのに、どうしてこんな役回りばっかなんだー!」ブンブン!
騎士Y「何か派手なことしたいなあ…どうするか…」
騎士Y「とりあえず安価スレでも建てるかな」
騎士Y「へっへっへ……舞踏会とか嫁探しとか別にどーでもいいよ!」
騎士Y「このお祭り騒ぎに便乗してやるぜーっ!」カタカタ
騎士Y「可愛い嫁さんさえ確保できれば、それで万事オッケーなのだーっ!」カタッ
『【安価】某騎士だけど今から革命起こすわww乗るしかないこのビッグウェーブにwww』
●安価
騎士Y「とりあえず安価するよwww↓1」
騎士Yに対して某町人Iの書き込み(自由)
↓1
356: 2015/06/05(金) 22:30:32.87 ID:GjlTJrFAO
扇動演説
358: 2015/06/05(金) 22:40:50.52 ID:H6mOX/YR0
騎士Y「演説かぁ…よし」
騎士Y「えー、オホン」
騎士Y「お集まりの諸君…今日集まって貰ったのは他でもない」
騎士Y「…」
騎士Y「この国は腐っている。一王子のために絢爛な催しなどを開く傍ら、その影で国民は苦しんでいる」
騎士Y「私など未だに結婚すら出来ん」
騎士Y「つまりは全てアラi…国王が悪い!!」
騎士Y「ではこの惨状をどう打破するのか…」
騎士Y「もちろん! 力が持つ我々が為すしかあるまい!!」
騎士Y「……」
騎士Y「諸君、私は野球(読み:戦争)が好きだ」
騎士Y「諸君……私は野球が大好きだ!!」
騎士Y「打撃戦が好きだ、乱打戦が好きだ」
騎士Y「開幕戦が好きだ、交流戦が好きだ、対阪神戦が好きだ」
騎士Y「東京で、神宮で、ナゴヤで、横浜で」
騎士Y「甲子園で、札幌で、京セラで、マリンで、西部で、ヤフーで!」
騎士Y「この地上で行われる、ありとあらゆる野球行動が大好きだ!!」
360: 2015/06/05(金) 22:57:30.96 ID:H6mOX/YR0
騎士Y「戦列をならべたクリーンナップの快打が、轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ」
騎士Y「空中高く上がった打球が、フェンスを越え歓声が上がる時など心がおどる!」
騎士Y「先発の操る得意の変化球で敵打線を撃破するのが好きだ」
騎士Y「悲鳴を上げてバッターボックスから飛び出し投手に向かい走り出す敵打者を、味方選手の乱入でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった!」
騎士Y「外人部隊をそろえた打陣の猛攻が敵の戦略を蹂躙するのが好きだ」
騎士Y「恐慌状態の敵監督が既に息絶えた日本人投手を、何度も何度も刺突している様など感動すら覚える!」
騎士Y「阪神中心主義の狂人達を道頓堀に蹴落としていく様などはもうたまらない!」
騎士Y「泣き叫ぶ関西人が原の振り上げたガッツポーズとともに、金切り声を上げ球場にばたばたと仰向けで失神する様子は最高だ!」
騎士Y「哀れな猛虎達が雑多なチームプレイで健気にも立ち上がってきたのを、80cm列車砲の4.8t榴爆弾(比喩)が阪神甲子園球場ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える!」
騎士Y「…」
騎士Y「阪神の謎の快進撃に滅茶苦茶にされるのは嫌いだ」
騎士Y「必氏に守るはずだったリーグ首位が蹂躙され女子供が泣き崩れ絶望する様はとてもとても悲しいものだ…」
騎士Y「諸君。私は野球を、地獄の様な野球を望んでいる」
騎士Y「諸君。私に付き従う大隊戦友諸君」
騎士Y「君達は一体何を望んでいる?」
騎士Y「更なる野球を望むか?」
騎士Y「情け容赦のない糞の様な野球を望むか?」
騎士Y「鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の猛虎軍団を頃す嵐の様な野球を望むか!?」
●安価
騎士Yに対して某町人Iの書き込み(自由)
↓2
362: 2015/06/05(金) 22:58:44.57 ID:GjlTJrFAO
やっぱ仕事しましょう。
368: 2015/06/05(金) 23:10:21.65 ID:H6mOX/YR0
『やっぱ仕事しましょう』
騎士Y「……」
騎士Y「はあい…」
騎士Y「真面目に仕事するかあ…」
騎士Y「当日は舞踏会をちょっと除いて、いい女に目星でもつけとこ…」
【LIVE ♪キャッツ応援歌】
【LIVEツアーカーニバル 暫定ランキング】(前編>>895参照)
1.姉による『小悪党のワルツ』(÷2)
2.猫による『KAYS DAYS』(+10)
3.町人による『ホームスパン・コンチェルト』(+40)
4.騎士による『キャッツ応援歌』(+10)
↓1.2.3.4
369: 2015/06/05(金) 23:11:06.03 ID:HdkQCc6cO
お願いシンデレラ
370: 2015/06/05(金) 23:11:08.93 ID:TjFGFFJAo
ぬ
371: 2015/06/05(金) 23:11:54.87 ID:E750HWBJ0
a
372: 2015/06/05(金) 23:11:58.25 ID:8p0zHLJO0
あれ・・・女神様とのチッスは?
374: 2015/06/05(金) 23:25:24.58 ID:H6mOX/YR0
【ライブ部門 暫定ランキング】
1位:町人…127点
2位:猫…103点
3位:騎士…35点
4位:姉…1点
======
(自宅)
シンデレラ「ただいま戻りました」
継母M「…遅かったですね」
シンデレラ「お、お母様…申し訳ありません、色々とトラブルが…」
継母M「言い訳は見苦しいです」
シンデレラ「……」
継母M「とりあえず、貴方には罰を受けてもらいますよ?」
シンデレラ「や、やめて下さい! 御姉様達に散々苛められたのです!」
シンデレラ「な、何でもしますから、痛いことだけは…!」
継母M「そうね…」
●安価
罰の内容
↓2
376: 2015/06/05(金) 23:26:47.63 ID:/gyfwh4AO
今晩の夕食の味見役
383: 2015/06/05(金) 23:42:09.80 ID:H6mOX/YR0
継母M「今日は貴方ではなく、私が夕飯を振舞います」
継母M「ですので、その味見役になって貰います」
シンデレラ「え、それでいいのですか…?」
継母M「…キツいのをお望みですか?」
シンデレラ「い、いいえ! 喜んでお受けします!」
継母M「なら黙って部屋に戻りなさい。今日は機嫌が良いので、それで許してあげます」
シンデレラ「ハイッ!!」
======
(自室)
シンデレラ「はあ、何か疲れた…」
シンデレラ「街は舞踏会の話で持ちきりだったわね…」
シンデレラ「浮き足立ってる人もいたり、愚痴をこぼす人もいたり…」
シンデレラ「…」
●安価
登場するネズミ選択
1.ネズミJ
2.ネズミT
↓2
385: 2015/06/05(金) 23:43:49.34 ID:HdkQCc6cO
2
393: 2015/06/06(土) 00:00:09.15 ID:H6mOX/YR0
ネズミT「シンデレラよ、帰りが遅かったな。何か手違いでもあったのか?」
シンデレラ「ああ、こんばんは。ローソンで女の店員に犯されそうになりました」
ネズミT「…奇怪な話だな」
シンデレラ「ねえ、その店員に言われたのだけれど、私って王子の后に向いていると思う?」
ネズミT「ほう、既に舞踏会の話は聞き及んでいたか。それならば朗報だ」
シンデレラ「はい?」
ネズミT「あの継母の機嫌が良く、浮き足立っていただろう。明日の舞踏会の招待状がこの家にも先刻届いたのだ」
シンデレラ「それって…私も舞踏会にも行けるかもしれないという事ですか!?」
ネズミT「端麗な顔立ちのお前なら、他の貴族に劣らぬ事だったろう」
ネズミT「しかし酷だが、それはお前には及び難いかもしれんぞ」
シンデレラ「な、何故…」
●安価
1.顔が汚い
2.ドレスが無い
3.姉が妬んでいる
4.その他(内容自由)
↓3
396: 2015/06/06(土) 00:03:01.50 ID:2bgilcXN0
4
だってお前…男だし
だってお前…男だし
402: 2015/06/06(土) 00:23:58.10 ID:O4Jfeiv60
ネズミT「だってお前…男だし」
シンデレラ「!?」
ネズミT「……?」
シンデレラ「……っ!」
シンデレラ「わ、私は女です! ちゃんと胸もあるし、ついていません!」
ネズミT「……」
ネズミT「まあ、お前がそう思い込むなら、それ以上探求はしないでおこうか」
ネズミT「しかし、その様相だと仮に舞踏会に行っても、門前払いどころか、二度とこの家の敷居を跨ぐ事は出来んかも知れんぞ?」
シンデレラ「ど、どういう意味で…!」
ネズミT「お前が最近4度ほど厄介になった事だ。身に沁みていよう」
シンデレラ「ぐ…くそが…!」
ネズミT「…私が北斗神拳の奥義にて手心を加えれば、骨格か性格か…矯正くらいは出来よう」
ネズミT「要らぬ世話かな?」
●安価
1.女だと言い張る
2.悔しいが頼む
3.その他(内容自由)
↓2
404: 2015/06/06(土) 00:24:53.81 ID:YPlhSv8d0
2
405: 2015/06/06(土) 00:35:44.58 ID:O4Jfeiv60
シンデレラ「ぐむ……っ」
ネズミT「沈黙はYESと取ろう。さて…」
●安価
1.定神
2.解唖門天聴
3.刹活孔
↓1
406: 2015/06/06(土) 00:36:06.67 ID:kWzAGpnjO
3
410: 2015/06/06(土) 00:48:13.22 ID:O4Jfeiv60
ビキィン!
シンデレラ「ぐっ…」
ネズミT「…」
シンデレラ「ど、どうなるんですか?」
ネズミT「凄まじい活力を得られる秘孔だ」
ネズミT「後の反動は…まあかなり大きいが、これで警察や城の騎士に抵抗出来るだろう。豚箱行きは避けられる」
シンデレラ「…け、結局は自分で何とかしろと?」
ネズミT「そうだな。後は体面さえ整えれば、持ち前の容姿で参加くらいは出来るだろう」
シンデレラ「あ、ありがとう…」
ネズミT「せめて見合うドレスさえあればな…」
シンデレラ「それならば、大切に仕舞っている母の形見のドレスがあるわ」
ネズミT「ああ、それなら確か…」
●安価
1.猫Nが持っている
2.ネズミJが持っている
3.猫Hが持ち去った
↓2
412: 2015/06/06(土) 00:48:59.59 ID:Z7J79TKVO
1
414: 2015/06/06(土) 01:04:58.21 ID:O4Jfeiv60
カタッ
猫N「…」
猫N「お探しの装束は…これかにゃん…?」ヒラッ
シンデレラ「ああ、それだわ。でもどうして貴方が持っているの?」
猫N「…」
猫N「気をつけるにゃん…、シンデレラ」
猫N「私の相方が、これを奪おうと躍起になってから、私が阻止して預かってた…にゃーん…」
シンデレラ「…え?」
ネズミT「その通りだ。私からも忠告しよう。明日の舞踏会だが、当然お前の姉は招かれている」
ネズミT「彼女らは美麗なお前の容姿を妬み、普段から悪行を重ねているが…」
ネズミT「明日も例外ではないと言う事だ。お前が『舞踏会に行きたい』などと変な妄言を口にしないよう…」
ネズミT「何やら狡猾な悪巧を考えている。用心に越したことは無い」
シンデレラ「…忠告ありがとう。でも大丈夫よ」
シンデレラ「貴方たちが付いているんですもの。これ以上の心強いもの無いわ」
ネズミT「…」
猫N「にゃーん…」
コンコン
シンデレラ「はーい?」
●安価
部屋を訪れる人物
1.姉
2.継母
3.その他(内容自由)
↓2
416: 2015/06/06(土) 01:07:29.20 ID:mrCRddzmO
3女神
418: 2015/06/06(土) 01:23:23.09 ID:O4Jfeiv60
ガチャ
女神A「こんばんは♪」
シンデレラ「!?」
シンデレラ「あ、貴方は…!」
猫N「…知り合いにゃん?」
女神A「今日、貴方が店でお買い上げになった品に付属する、試供品の金と銀の化粧品を忘れてましたの」
女神A「あとオマケに、外でちょっとお話が…」グイッ
シンデレラ「な、なにを…」
女神A「いいから来て下さいっ♪」
シンデレラ「あ、ちょっ…あああ…」バタバタ
猫N「…」
ネズミT「なんだあの女は…」
猫N「気のせいか、発情した猫と同じ匂いがしたにゃーん…」
ネズミT「まあ、問題ないだろう。明日も何事も無ければ良いが…」
【LIVE ♪働き者のマーチ】
●安価(連投上等)
【LIVEツアーカーニバル 暫定ランキング】(前編>>895参照)
1.姉による『小悪党のワルツ』(÷2)
2.猫による『KAYS DAYS』
3.町人による『ホームスパン・コンチェルト』(+20)
4.騎士による『キャッツ応援歌』
5.ネズミによる『働き者のマーチ』(-10)
↓1.2.3.4.5
419: 2015/06/06(土) 01:24:10.23 ID:mTa+xIda0
a
420: 2015/06/06(土) 01:24:21.47 ID:YPlhSv8d0
あ
421: 2015/06/06(土) 01:24:47.87 ID:mTa+xIda0
1
422: 2015/06/06(土) 01:24:47.91 ID:YPlhSv8d0
あ
423: 2015/06/06(土) 01:25:45.65 ID:knf/VmvAO
はい
426: 2015/06/06(土) 01:35:10.27 ID:O4Jfeiv60
【ライブ部門 暫定ランキング】
1位:町人…107点
2位:騎士…91点
3位:ネズミ…55点
4位:猫…47点
5位:姉…11点
======
(自宅周辺)
女神A「これをどうぞ?」
シンデレラ「…」
女神A「それは発信機です」カチャ
シンデレラ「は、発信機?」
女神A「私には分かります…」
女神A「みすぼらしい外見とは裏腹に、貴方は純潔で素直な心をお持ちです」
女神A「凶悪な王女が国王を排斥しようと目論見、国王の権威をトンデモない行為で失墜させ…」
女神A「最早暴徒が我が物顔で街を闊歩する有様になってしまったこの国には、新しき指導者とそれを支える者が必要なのです」
シンデレラ「指導者と…それを支える者…」
シンデレラ「…?」
427: 2015/06/06(土) 01:46:35.80 ID:O4Jfeiv60
女神A「はい。それが正にこの国の王子と、そして貴方の事です」
シンデレラ「わ、私ですか?」
女神A「……下町のアルバイトに身を窶し、貴方のような人を待ち望んでいました…」
女神A「この国の暗雲を振り払える希望と成り得るのは、貴方のような方が相応しい」
女神A「困難が立ち塞がった時、その発信機があれば、私の使いが駆け付けるでしょう」
女神A「ではまた…御武運をお祈りします、シンデレラ…!」
女神A「私のかつての思い人よ……」
シンデレラ「……」
シンデレラ「…ありがとうございます」
シンデレラ「……」
女神A「……」
【LIVE ♪お散歩カメラ】
●安価
女神による『お散歩カメラ』
得点(+30)
↓1
428: 2015/06/06(土) 01:47:02.91 ID:mTa+xIda0
a
430: 2015/06/06(土) 02:02:53.10 ID:O4Jfeiv60
【ライブ部門 暫定ランキング】
1位:女神…121点
2位:町人…107点
3位:騎士…91点
4位:ネズミ…55点
5位:猫…47点
6位:姉…11点
======
(翌日 自宅)
姉U「よおし…これで完了だわ」
姉N「すげえ拘束具だな…」
姉U「これはどんな巨漢だろうが壊すことは出来ない頑丈なものよ」ガキン
姉U「例えあの子にも招待状が届いていようが、絶対に向かわせるわけにはいかないわ」
姉N「城の豪華な絨毯が灰で汚れたら敵わないしな」
姉K「少し面構えが可愛いからって、調子に乗ったら困るからね」
猫H「にゃーん♪ シンデレラより御姉様方のほうがお美しいですにゃー♪」
姉U「当たり前でしょうッ」
姉K「後はシンデレラさえ言い包めれば…」
●安価
1.継母に頼る
2.自分達がやる
3.その他(内容自由)
↓2
432: 2015/06/06(土) 02:04:18.59 ID:DZfj9fc9O
1
443: 2015/06/06(土) 19:21:42.53 ID:dkEFGeVA0
コンコン
シンデレラ「はあい?」
スッ
継母「シンデレラ、ちょっと来て下さい」
シンデレラ「?」
‐‐‐
継母M「本日、城にて舞踏会が執り行われるのは知っていますね?」
シンデレラ「はい…」
継母M「お前の姉に招待状が届き、今日は家を留守にします」
シンデレラ「はあ、分かりました」
継母M「それで…この道具なのですが…」
シンデレラ「…!」
シンデレラ「こ、これは…拷問でも行うのですか!?」
シンデレラ「禍々しい鎖に、鉄球、しかも回転式の磔台…」
シンデレラ「荒縄、猿轡、そ、それに後色々…」
継母M「…」
シンデレラ「これは…拘束具…ではないのですか?」
継母M「…」
●安価
継母の発言
1.兎に角こっちへ来なさい
2.これでお前のドレスの寸法を測ります
3.し、趣味です!
4.その他(内容自由)
↓2
445: 2015/06/06(土) 19:22:40.22 ID:qVc30XJRO
3
447: 2015/06/06(土) 19:30:38.56 ID:dkEFGeVA0
継母M「し、趣味です!」
シンデレラ「」
継母M「こ、これは私の趣味ですっ!!」
継母M「~~っ///」カァァッ
ザワザワ… マサカ…
ミフネサンッテ… イガイニ…
継母M「兎に角! これは私が使用する器具です!」
シンデレラ「で、でも使っている所など見たことは無いし…」
シンデレラ「だ、誰に使っているんですか、こんな物…」
継母M「そ、それは…!」
●安価
継母の発言
1.黙りなさい!罰を与えます!
2.この街に住む浮浪者など身分不定の者です!
3.わ、私です…
4.その他(内容自由)
↓2
449: 2015/06/06(土) 19:33:29.97 ID:MtBU/76lo
3
451: 2015/06/06(土) 19:43:51.05 ID:dkEFGeVA0
継母M「わ…」
継母M「私です…///」
シンデレラ「」
ザワザワ…ザワザワ…
ミ、ミフネサン? エンギダヨネ?
継母M「貴方を呼んだのは他でもありません…」
シンデレラ「え、え、え!?」
継母M「高潔で手塩にかけ育てて来た娘達に、私の汚れた趣味を見せる訳にはいきません…」
継母M「貴方になら私の暗部を晒す事が出来る…私の影の一面を…」
継母M「さあ、コチラへ…シンデレラ…?」スッ
シンデレラ「お、おおお!?」
シンデレラ「お母様! 気を確かに…!!」
●安価
シンデレラの行動
1.奇をてらって自らが磔台に付き、逆に継母を攻めるスタイル
2.目の前の現実に耐えられず外に逃げる
3.おもむろに手前の鞭を手に取る
4.その他(内容自由)
↓2
453: 2015/06/06(土) 19:45:22.04 ID:igLN8T36o
1
456: 2015/06/06(土) 19:54:55.10 ID:dkEFGeVA0
バッ!
継母M「えっ!?」
シンデレラ「…」サッ
継母M「し、シンデレラ…進んで磔台に立って…一体何を…」
シンデレラ「お母様がそういう被虐的な性癖をお持ちであれば…!!」
シンデレラ「これならどうですっ! 責められるのが好きなお母様は、逆に私を責める事が出来るかしら!?」
継母M「…っ!」
シンデレラ「さあお母様! 私を責めてごらんなさいッ!」
継母M「~~~///」
シンデレラ「さあっ!!」
継母M「…っ」
継母M「し、シンデレラ…お前には失望しました!」
シンデレラ「え?」
継母M「これ見よがしに、お前の足元に鞭を置いてサインを送っていたのに…それを見逃すなんて…!」
継母M「私を責める唯一のチャンスを逃しましたね! この親不孝者!!」
シンデレラ「……」
継母M「お前には罰を与えます。そこに暫く張付いていて貰います」ガチッ!
ガシャン!
シンデレラ「え、嘘!? 動けない…っ!!」
シンデレラ「じょ、冗談でしょうお母様!! マゾなお母様がこんなサディスティックなこと、出来るわけが…!!」
継母M「…」
●安価
継母Mの捨て台詞・行動
↓2
458: 2015/06/06(土) 19:57:02.39 ID:dRk+o9J3O
ドッキリ大成功の看板を出す
460: 2015/06/06(土) 20:05:21.80 ID:dkEFGeVA0
継母M「…」
スッ
シンデレラ「そ、その看板は…!」
【ドッキリ大成功☆】
継母M「…ドッキリです」
シンデレラ「やっぱり…そうだと思いました」
継母M「私がマゾな趣味を持っていて被虐的で、責められるのが好きと言うのは…」
継母M「全てドッキリですのよ…?」
シンデレラ「あの厳格なお母様がこのような俗な事に身を染める筈がないと信じていましたわ」
シンデレラ「でも私にドッキリを仕掛けるとは…案外お茶目な一面もあるのですね?」
継母M「ふふっ…たまにはいいではないですか」
シンデレラ「ネタがエグくて、思いのほか驚きました」
シンデレラ「では、この拘束も早く外して貰えないでしょうか?」
継母M「……」
シンデレラ「…お母様?」
継母M「それはドッキリではありません」
シンデレラ「え?」
継母M「その拘束自体はドッキリではありませんよ?」ニコッ
シンデレラ「」
461: 2015/06/06(土) 20:20:11.88 ID:dkEFGeVA0
継母M「あとはお前達に任せましたよ?」
姉U「ありがとうございます、狡猾で鮮やかな策でしたわ!」
姉K「最初は何を血迷ったかと思いましたけど…ここまで上手く行くとは思いませんでした」
姉N「流石はお母様! さあて、シンデレラをどう甚振ってやろうか?」
シンデレラ「お、御姉様方…! 私を謀ったのですね!」
姉N「人聞きの悪い事を言うなよ。お前が進んで拘束されたんだろう?」
シンデレラ「そ、それは…」
姉K「うん、この状況は自業自得という言葉しかないよ。本当に」
シンデレラ「…」
姉U「さあて…シンデレラ?」
姉U「そんなに責められるのが好きならば、存分に責めてやろうではないですか!」
姉U「お前が『舞踏会に行きたい!』なんて妄言、二度とその臭い口から吐かないようにね!!」
シンデレラ「……」
シンデレラ「…」
ギャアァァァァァァァァ!
【LIVE ♪You bite the hand that owner!】
●安価
継母と姉による『You bite the hand that owner!』
得点(+30)
↓2
463: 2015/06/06(土) 20:21:45.33 ID:Z6MaZsug0
はい
466: 2015/06/06(土) 20:40:52.31 ID:dkEFGeVA0
【ライブ部門 暫定ランキング】
1位:女神…121点
2位:町人…107点
3位:騎士…91点
4位:継母と姉…63点
5位:ネズミ…55点
6位:猫…47点
7位:姉…11点
======
(その後)
シンデレラ「」
姉U「このホ〇が…少し顔が良いからって…」
姉K「ふん、でも散々痛めつけてやったから、これでもう逆らわないでしょ?」
姉N「お前みたいな薄汚れた屑が舞踏会なんて、思い上がりも甚だしいんだからなっ!!」ペッ
シンデレラ「……」
姉U「そうだわ…アレ、持ってきなさい」
姉K「わかった。春菜にゃーん?」
猫H「にゃあ! お呼びかにゃ、御姉様?」
姉K「昨日言ったドレス…見つかった?」
猫H「も、申し訳にゃい…」
猫H「あと少しの所で、のあにゃんに邪魔をされたにゃ…」
姉K「使えない…」
姉U「シッ!」パリン!
猫H「にぎゃああ! 目がアアアァっ!!」バタバタ!
姉U「まあいいわ。これだけやった上に、拘束されたままなら、舞踏会に行くことは不可能よ」
姉U「良いザマね! あははははは!」
シンデレラ「ううっ…あんまりです…」
467: 2015/06/06(土) 20:55:18.33 ID:dkEFGeVA0
======
(夜)
シンデレラ「…」ガシャ
ガチン、ガチン
シンデレラ「無理だわ…こんな鉄の拘束から、自力での脱出なんて…」
シンデレラ「…」
シンデレラ「はあ…もう日も落ちる…」
シンデレラ「舞踏会も始まるわね…」
シンデレラ「……無念だわ…」
シンデレラ「でも分相応かしらね…所詮私は『灰かぶり』なのだから…」
シンデレラ「高貴なパーティも…王子も、相応しくないわね」
カタン
シンデレラ「…?」
●安価
現れた人物
1.猫N
2.ネズミJ
3.ネズミT
↓1
468: 2015/06/06(土) 20:55:49.97 ID:+g8Ljpl90
3
472: 2015/06/06(土) 21:06:03.67 ID:dkEFGeVA0
シンデレラ「貴方は…」
ネズミT「無様だな、シンデレラ。姉にやられたのであろう?」
ネズミT「昨日刹活孔を突いた筈。幾ら非力な貴様とて、姉を打ち負かし屈服させること位は造作も無いであろう?」
シンデレラ「あれ…あんまり効果ないわね。この鉄の錠も千切れないし」ガキンガキン
ネズミT「ダイヤモンドすら千切れるお前が異な事を言う…」
シンデレラ「そ、そうね…」
ネズミT「昨日は秘孔を突き切ってはいない。一種のプラシーボ効果を発揮できれば良いと考えたのだが…」
シンデレラ「それは無茶だわ流石に…」
ネズミT「さて、舞踏会が始まってしまうぞ。このままで良いのか?」
シンデレラ「……」
シンデレラ「そう言えば…」
●安価
シンデレラの発言
1.発信機に言及する
2.何も言いだせない
3.その他(内容自由)
↓2
474: 2015/06/06(土) 21:06:57.92 ID:KT06wyj0O
1
477: 2015/06/06(土) 21:18:25.19 ID:dkEFGeVA0
シンデレラ「確か昨日の夜に、店員から貰った発信機が…」
女神A『困難が立ち塞がった時、その発信機があれば、私の使いが駆け付けるでしょう』
シンデレラ「…」
ネズミT「発信機…?」
カタッ
猫N「発信機…多分それなら、さっきジャギにゃんが弄ってたにゃん…?」
シンデレラ「え!?」
ミミミンミミミンウーサミン♪
ミミミンミミミンウーサミン♪
ミミミンミミミンウーサミン♪
ミミミンミミミンウーサミン☆
ミミミンミミミンウーサミン☆
ミミミンミミミンウーサミン☆
シンデレラ「ッ!?」
ネズミT「っ!?」
猫N「!!」
ミミミンミミミンウーサミン♪
ミミミンミミ…
ドゥン!
ドゥン!
ドゥン!
ドゥン! シャコン
ドゥン!
ドゥン!
ドゥン!
ドゥン!
カチャ…
……
シンデレラ「」
ネズミT「2階からだな…。何だ今の奇怪なメロディと…」
猫N「それを遮る銃声…」
シンデレラ「…」
480: 2015/06/06(土) 21:34:04.00 ID:dkEFGeVA0
ガチャ!
ネズミJ「シィン……貴様ぁ…!」ブオッ!
シンデレラ「ぐはッ!? な、何だこれは…」
ネズミJ「何だその、やかましい玩具はッ!! 少し弄った位で耳障りな怪音波を響かせやがって…!」
シンデレラ「こ、これは発信機の…カケラ?」
ネズミJ「あまりに耳障り何でなぁ…俺の散弾銃で粉微塵に砕いてやったぞ」
シンデレラ「お、お前…なんという事を…」
猫N「相変わらずジャギにゃんは粗暴だにゃー…ん」
コンコン!
シンデレラ「お客さんかしら…?」
ネズミT「…誰だ、こんな時間に」
猫N「付近を警備していた騎士が銃声を聞いて駆け付けた…のじゃないかにゃん?」
ネズミJ「はあん、ポリ公なんざ、このジャギ様が微塵に引き裂いてやるぞぉ?」
481: 2015/06/06(土) 21:37:17.25 ID:dkEFGeVA0
シンデレラ「まずは、この拘束を解いてくれないかしら?」
ネズミT「おお、済まなんだ。今解放しよう。おい、鍵はあるか?」
猫N「あるにゃん。このボロ雑巾の下を探ってみるにゃー…」ガシッ
ネズミT「ボロ雑巾…?」
猫H「」プラーン
ネズミJ「おお良くやったぞ高峯!」
ネズミJ「強者に縋り媚び諂い、幅を利かせるこの生意気なゴミ猫を、いつかはグチャグチャにしてやろうと思っていたが、手間が省けたわ!」
猫H「ひ、ひどい役回りにゃー…」プラーン
ネズミT「…」
カチャリ
シンデレラ「ありがとう! ようやく解放された! あー、腰が痛いわ」
シンデレラ「さて、誰かしら…?」
483: 2015/06/06(土) 21:48:07.69 ID:dkEFGeVA0
ガチャ!
魔法使いNN「こんばんはーっ♪ このお家から、ビビっと電波を受信しましたよーっ☆」
シンデレラ「あ、貴方達は…?」
魔法使いK「見つけましたよシンデレラっ! 女神様の命により、貴方を舞踏会までお連れします!」
シンデレラ「女神…あのローソンの店員?」
魔法使いK「アレっ、本人から聞きませんでした? あれは世を忍ぶ仮初めの姿…」
魔法使いNN「正体は、この世に安寧を齎し平和に導く、えらーい神様の一人なのですっ!」
シンデレラ「イマイチ胡散臭い話でしたが…」
シンデレラ「…あの話は本当だったのですね」
魔法使いN「そうでごぜーます! 何を隠そう仁奈達が…!」
魔法使いK「女神様にお仕えする優秀な魔法使いっ♪ かな子と…」
魔法使いNN「ウサミン星からやってきた、安部菜々ですっ♪ キャハっ☆」
487: 2015/06/06(土) 21:53:04.90 ID:dkEFGeVA0
ネズミJ「なんだ、この気狂いの馬鹿女共は…?」
猫N「……」
ネズミT「胡散臭い連中だ、騙されるなよシンデレラ」
ネズミT「恐らくその女神を神と崇める宗教団体か軍隊か、カルトな連中に違いない」
シンデレラ「う、ううん…」
シンデレラ「ま、魔法使い…本物ですか?」
魔法使いNN「当り前ですよっ☆ 何故なら…」
●安価
魔法使いNNの逸話・伝説・魔法?
↓1.2.3
488: 2015/06/06(土) 21:53:45.15 ID:2bgilcXN0
ウサミン成人になれる
489: 2015/06/06(土) 21:54:11.37 ID:NoIvh7Cx0
永遠の17歳
490: 2015/06/06(土) 21:54:12.08 ID:Ibn0CFPiO
みんなからいつまでも若いと暖かい笑顔でいつも言われてる
497: 2015/06/06(土) 22:25:52.96 ID:dkEFGeVA0
魔法使いNN「ナナは永遠の17歳! それは魔法で永遠の若さを保っているからに他ならないのです!」
ネズミT「若さ……?」
魔法使いNN「は、はい、そうですよ! だからみんなから、いつまでも若いと暖かい笑顔で言われてるんですっ!」
ネズミJ「生暖かい…の間違いじゃあないのか、ええ?」
魔法使いNN「っ…!! あ、あと、ウサミン成、星人に変身することが出来ます!」
猫N「! それはまさかあの…!」
魔法使いNN「そ、そうです! じゃあじゃあじゃあ、やって見せますよぉっ!」
シンデレラ「(必氏だ…)」
魔法使いNN「ウサミンパワーでカラフルメイドにメルヘンチェーンジっ☆」
チャリーン☆
ペカーッ…
魔法使いNN「よっと…と!」バタバタ
魔法使いNN「ホラ、どうですか! 魔法の力で衣装が変わりましたよっ!」キラッ☆
猫N「…!」パチパチパチ!
ネズミT「…」
ネズミJ「…まあ、いいじゃねえか?」
シンデレラ「…合格で」
魔法使いNN「や、やった! どうですかっ!この魔法の力で、貴方も美しく変えてあげましょう!!」
魔法使いK「シンデレラさん、安心して下さい♪ 魔法の力は本物ですから!」
498: 2015/06/06(土) 22:31:18.65 ID:dkEFGeVA0
魔法使いN「さーシンデレラさん、貴方はほんとうにきれいでごぜーます!」
魔法使いK「女神様も仰っていましたが、貴方は王子の婚約相手に為り得る資質を秘めています」
魔法使いNN「でも、そんな事はこの際関係ありません!」
シンデレラ「…え?」
魔法使いNN「…貴方は今まで過酷な環境で育ってきました。理不尽で、どうしようもなく悲惨な程…」
魔法使いN「そろそろ何か一つくらい、良いことがあってもいーのです!」
魔法使いK「国の救済だとか婚約だとか、難しい使命を帯びるとか宿命だとかそんな堅いものではなく…」
魔法使いK「私達の魔法で、貴方に舞踏会という素晴らしいひと時の夢を叶えて差し上げましょう♪」
【LIVE ♪メルヘンデビュー!】
●安価
魔法使いによる『メルヘンデビュー!』
得点(+10)
↓2
500: 2015/06/06(土) 22:32:33.84 ID:NoIvh7Cx0
よい
502: 2015/06/06(土) 22:38:29.60 ID:dkEFGeVA0
【ライブ部門 暫定ランキング】
1位:女神…121点
2位:町人…107点
3位:魔法使い…94点
4位:騎士…91点
5位:継母と姉…63点
6位:ネズミ…55点
7位:猫…47点
8位:姉…11点
‐‐‐
魔法使いNN「神秘の力による奇跡を御覧にいれましょう!」
魔法使いNN「そこの2匹の猫は馬として、ネズミは貴方の従者として…!」
猫H「の、のあにゃん、離せにゃああっ!!」バタバタ
猫N「無駄な抵抗は止めなさい…にゃん」
ネズミT「…」
ネズミJ「ん~?」ピコピコ
魔法使いK「そしてシンデレラ…その母の形見のドレスは、光り輝く純白のドレスに!」
魔法使いN「ガラスの靴と馬車もオマケするでごぜーますよ!」
シンデレラ「…!」
魔法使いNN「では行きますよっ☆」
魔法使いNN「むーっ、『ウサミンパ…」
ガタン!!
魔法使いNN「っ!?」
魔法使いN「おぅ…?」
魔法使いK「こ、この邪悪な気配はぁ…まさかっ!?」
●安価
1.魔王Rが背後から
2.魔王Rがゆっくりと上空から
3.魔王Rがだんだんと地面から
↓1
1位:女神…121点
2位:町人…107点
3位:魔法使い…94点
4位:騎士…91点
5位:継母と姉…63点
6位:ネズミ…55点
7位:猫…47点
8位:姉…11点
‐‐‐
魔法使いNN「神秘の力による奇跡を御覧にいれましょう!」
魔法使いNN「そこの2匹の猫は馬として、ネズミは貴方の従者として…!」
猫H「の、のあにゃん、離せにゃああっ!!」バタバタ
猫N「無駄な抵抗は止めなさい…にゃん」
ネズミT「…」
ネズミJ「ん~?」ピコピコ
魔法使いK「そしてシンデレラ…その母の形見のドレスは、光り輝く純白のドレスに!」
魔法使いN「ガラスの靴と馬車もオマケするでごぜーますよ!」
シンデレラ「…!」
魔法使いNN「では行きますよっ☆」
魔法使いNN「むーっ、『ウサミンパ…」
ガタン!!
魔法使いNN「っ!?」
魔法使いN「おぅ…?」
魔法使いK「こ、この邪悪な気配はぁ…まさかっ!?」
●安価
1.魔王Rが背後から
2.魔王Rがゆっくりと上空から
3.魔王Rがだんだんと地面から
↓1
503: 2015/06/06(土) 22:39:24.05 ID:7QHdQLqU0
2
509: 2015/06/06(土) 22:50:42.52 ID:dkEFGeVA0
ズズズズ…
シンデレラ「な、何かが上空から…ゆっくりと舞い降り…」
ガシャアン!
ズドッ!
シンデレラ「!?」
魔王R「フフフフフ……!」
魔法使いNN「あ、現れましたね! 魔王っ!」
シンデレラ「ま、まお……」
シンデレラ「ッ!!?」
魔王R「………」
魔王R「シンデレラ…」
魔王R「貴様が舞踏会参加に…王子に値する男か否か……」
魔王R「この俺が、見極めてやろうッ!!」
シンデレラ「ラ、ラオウッ!?」
513: 2015/06/06(土) 22:53:13.32 ID:dkEFGeVA0
シンデレラ「(な、何故ラオウが…!?)」
シンデレラ「(第一幕、最後の場面、魔王役には…)」
シンデレラ「(別のキャスティングがされていた筈! 何故ラオウがいるのだ!?)」
魔法使いK「き、気を付けて! 魔王は人間には危害を加える事はしないと思いますけど…」
魔法使いN「いつもいつも仁奈達の邪魔をする、わるいひとでごぜーます!」
魔法使いNN「魔王! 一体何の用ですか!?」
シンデレラ「(あ、あれ…?)」
シンデレラ「(普通に進んでる…な、何で…?)」
魔王R「…目障りな羽虫風情がこの魔王の前に立ち塞ぐか…」
魔法使いNN「くうう…!」
魔王R「貴様らに用など無い。この魔王の気が貴様らに向かんうち間に失せよ!」
魔王R「用があるのはただ一人…そこのシンデレラという薄汚い奴隷だ」
猫H「…」チラッ
猫N「…」コクン
猫N「…」パッ
猫H「…♪」
ネズミJ「…」
514: 2015/06/06(土) 23:00:11.83 ID:dkEFGeVA0
魔王R「あの小賢しい女神が、王子の伴侶と成り得る女を密かに探していたのは、この魔王、既に耳に入っておる…」
魔王R「しかしそれは俺とて同じ! 俺も今日まで我が居城のパソコンで王子に見合う人材を探し求めていたのだ!!」
シンデレラ「し、城…?」
魔法使いNN「彼はぼっちだから、居城は多分、普通の家の事を指しているんです!」
魔法使いN「昼間は怖くて外に出れないから、閉じ籠ってたのですよー」
魔法使いK「しかし何故、魔王がその様なことを…?」
魔王R「よかろう…冥途の土産に知るが良い」
515: 2015/06/06(土) 23:00:56.22 ID:dkEFGeVA0
魔王R「俺が王子を案じる理由……それは王子がこの魔王と血を分けた兄弟なのだ!」
魔法使いK「なっ…!」
魔法使いNN「な、なんだってー!!」
シンデレラ「(き、兄弟……確かに兄弟かもしれんが…)」
魔王R「しかし俺は遥か昔に更なる力を求め、自らあの城を去った。勘当され縁を切られたも同然の身よ」
魔王R「…此度、弟の縁組が催されると聞き…捨てた筈の弟への情が蘇ったのだっ…!」
517: 2015/06/06(土) 23:13:06.93 ID:dkEFGeVA0
魔法使いNN「だから…弟の行く末を心配して、魔王も密かに婚約者探しをしていたのですか?」
魔王R「如何にも」
シンデレラ「っ…!」
魔王R「……だが、やはり…」
魔王R「…あの凡愚な女神風情には、我が弟に相応しい真の相手を見出すことは叶わなかったようだ」
魔法使いK「え?」
シンデレラ「な、何故ですか! 何故私が王子に相応しくないと決め付けるのですか!?」
魔王R「………」
魔王R「だって…」
魔王R「だってお前…男だし…」
シンデレラ「ッ!?」
518: 2015/06/06(土) 23:15:22.27 ID:dkEFGeVA0
シンデレラ「ち、ちが…! 私はおん…」
カチャッ! ガチャリ!
シンデレラ「…?」
シンデレラ「っ!?」ガチッ!
猫H「ふ、ふんふ~ん…♪」
ネズミJ「ん~?」
シンデレラ「き、貴様らいつの間に…!!」ガチガチ
シンデレラ「いつの間に拘束具を…っ!!」ガキンガキン!
519: 2015/06/06(土) 23:20:14.90 ID:dkEFGeVA0
シンデレラ「この手足の拘束具を外せ!! ジャギ! 眼鏡女っ!!」ガンガン!
シンデレラ「(な…なんだ…アドリブが起こり過ぎて、意味が分からん!!)
シンデレラ「(お、俺の台本だけすり替えられていたのではあるまいなッ!? クソっ!!)」
ネズミT「ラオウ…」
魔王R「…どうやら昨晩、トキが貴様の骨格ないし性別を矯正する秘孔を突いたようだが…」
魔王R「効果が見られん。衰えたな、トキ」
ネズミT「フッ……だがまだ生きている。シンデレラが」
シンデレラ「(!?)」
魔王R「…良かろう……骨格や性別の矯正か…」
魔王R「ならば…!」バサッ!
魔王R「この魔王が手ずから、北斗の真髄をここに披露し、貴様の秘孔を…!!」
魔王R「貴様を女子の体に転換する様な神秘を、身を持って教えてくれるわッッ!」グググッ!
●安価
1.北斗剛掌波
2.北斗剛掌波
3.北斗剛掌波
4.その他(北斗剛掌波)
↓1
520: 2015/06/06(土) 23:20:40.67 ID:2bgilcXN0
全部じゃんww
522: 2015/06/06(土) 23:22:58.39 ID:dkEFGeVA0
魔王R「天に滅せいッ!!」ググググ!
ゴゴゴゴゴゴ…
シンデレラ「や、やめろ、まさか本気で…!!」
シンデレラ「お、俺は絶対に氏なんぞ! 明日には俺は舞踏会で、ケ…」
魔王R「北斗剛掌波ッッ!!!」ズアッ!!
526: 2015/06/06(土) 23:30:05.10 ID:dkEFGeVA0
ドゴオオオオオォン!!
シンデレラ「ぐおおおおおおおおおっ!!」
ズシャアアアァ!
バキバキバキ!
バターン! パリン!
魔法使いNN「」
魔法使いK「」
魔法使いN「おぁー…」
猫H「あ、あわわ…」
猫N「へえ…」
ネズミH「…」
ネズミH「(本番でキャスティングが入れ替わる事は、シン以外には知らされていたが…)」
ネズミH「(皆、剛掌波には度肝を抜かれているな)」
ネズミH「(何人かのアイドルには以前見せていたようだが…)」
ネズミH「…」
ネズミH「(流石にシンデレラを木端微塵に吹き飛ばすアドリブは想像だにしなかったのだろう)」
ネズミJ「くっく、今日も凄い威力だなあ、兄者?」
ネズミJ「シンも何処まで吹っ飛んだのやら、とんと見当がつかんぜ!」
527: 2015/06/06(土) 23:31:22.40 ID:dkEFGeVA0
*『魔王の乱入により、更に混沌の極みへと向かう物語』
*『果たして、シンデレラの運命は如何に…?』
*『次回、第二幕「栄光の舞踏会」』
*『それでは皆さん、明日もまた見て下さいね!』
*『以上で第一幕は終了となり、第二幕は明日から再開予定です』
*『お帰りの際は、足元にお気を付けて下さい』
*『なお、只今より外部特設ステージでは、各アイドルによる…』
・・・・・
・・・
・
●安価(連投上等)
【LIVEツアーカーニバル 暫定ランキング】(前編>>895参照)
【上位3組のみ最終選考へ】
1.姉による『小悪党のワルツ』(÷2)
2.猫による『CATS DYAS』
3.町人による『ホームスパン・コンチェルト』(+20)
4.騎士による『キャッツ応援歌』
5.ネズミによる『働き者のマーチ』(-10)
6.女神による『お散歩カメラ』(+30)
7.継母と姉による『You bite the hand that owner』(+20)
8.魔法使いによる『メルヘンデビュー!』(+30)
↓1.2.3.4.5.6.7.8
531: 2015/06/06(土) 23:34:19.07 ID:dkEFGeVA0
すまん、これでよろしく。再安価で
順位補正付き
●安価(連投上等)
【LIVEツアーカーニバル 暫定ランキング】(前編>>895参照)
【上位3組のみ最終選考へ】
1.姉による『小悪党のワルツ』(÷2)
2.猫による『CATS DYAS』 (-10)
3.町人による『ホームスパン・コンチェルト』(+30)
4.騎士による『キャッツ応援歌』 (+10)
5.ネズミによる『働き者のマーチ』(-10)
6.女神による『お散歩カメラ』(+40)
7.継母と姉による『You bite the hand that owner』(+10)
8.魔法使いによる『メルヘンデビュー!』(+30)
↓1.2.3.4.5.6.7.8
順位補正付き
●安価(連投上等)
【LIVEツアーカーニバル 暫定ランキング】(前編>>895参照)
【上位3組のみ最終選考へ】
1.姉による『小悪党のワルツ』(÷2)
2.猫による『CATS DYAS』 (-10)
3.町人による『ホームスパン・コンチェルト』(+30)
4.騎士による『キャッツ応援歌』 (+10)
5.ネズミによる『働き者のマーチ』(-10)
6.女神による『お散歩カメラ』(+40)
7.継母と姉による『You bite the hand that owner』(+10)
8.魔法使いによる『メルヘンデビュー!』(+30)
↓1.2.3.4.5.6.7.8
532: 2015/06/06(土) 23:34:53.63 ID:2bgilcXN0
リトライ
533: 2015/06/06(土) 23:34:56.66 ID:knf/VmvAO
あいよ
534: 2015/06/06(土) 23:35:16.31 ID:igLN8T360
へい
535: 2015/06/06(土) 23:35:16.51 ID:Ibn0CFPiO
北斗羅漢撃!
536: 2015/06/06(土) 23:35:26.80 ID:knf/VmvAO
ほら
537: 2015/06/06(土) 23:36:02.91 ID:2bgilcXN0
ほなさくさく行こかー
538: 2015/06/06(土) 23:36:12.91 ID:XrP9Apls0
1
539: 2015/06/06(土) 23:36:15.71 ID:knf/VmvAO
へい
542: 2015/06/06(土) 23:45:33.72 ID:dkEFGeVA0
☆最終選考進出
1位…女神による『お散歩カメラ』
2位タイ…継母と姉による『You bite the hand that owner』
2位タイ…魔法使いによる『メルヘンデビュー!』
======
●安価
【演技部門 暫定ランキング】(前編>>895参照)
【3組のみ最終選考へ】
コンマ00~19:シンデレラ
コンマ11~20:姉
コンマ21~30:猫
コンマ31~40:町人
コンマ41~50:騎士
コンマ51~60:女神
コンマ61~70:継母
コンマ71~80:ネズミ
コンマ81~90:魔法使い
コンマ91~99:魔王
↓1.2.3
1位…女神による『お散歩カメラ』
2位タイ…継母と姉による『You bite the hand that owner』
2位タイ…魔法使いによる『メルヘンデビュー!』
======
●安価
【演技部門 暫定ランキング】(前編>>895参照)
【3組のみ最終選考へ】
コンマ00~19:シンデレラ
コンマ11~20:姉
コンマ21~30:猫
コンマ31~40:町人
コンマ41~50:騎士
コンマ51~60:女神
コンマ61~70:継母
コンマ71~80:ネズミ
コンマ81~90:魔法使い
コンマ91~99:魔王
↓1.2.3
543: 2015/06/06(土) 23:46:20.04 ID:XrP9Apls0
1
544: 2015/06/06(土) 23:46:37.13 ID:2bgilcXN0
それいけ
545: 2015/06/06(土) 23:46:56.55 ID:XrP9Apls0
z
549: 2015/06/06(土) 23:51:19.95 ID:dkEFGeVA0
【☆最終選考進出☆】
女神による『お散歩カメラ』
継母と姉による『You bite the hand that owner』
魔法使いによる『メルヘンデビュー!』
シンデレラ…シン
姉…ユダ、北条加蓮、神谷奈緒
女神…高森藍子
女神による『お散歩カメラ』
継母と姉による『You bite the hand that owner』
魔法使いによる『メルヘンデビュー!』
シンデレラ…シン
姉…ユダ、北条加蓮、神谷奈緒
女神…高森藍子
553: 2015/06/06(土) 23:52:56.05 ID:dkEFGeVA0
******
346プロダクションと7610プロダクションでの共催イベント。
今回は演劇形式のLIVEツアーカーニバル、「御伽公演 『栄光の舞踏会』」。
かの有名なグリムの灰かぶりやペローのサンドリヨンを原典に、現代風に脚色した物語『シンデレラ』です。
役柄を決める際に各々の反応が千差万別で、どうやら今回も一筋縄には決着しないようです。
しかし今回驚いたのが、私と橘ありすさんも、裏方として元から組まれているということでした。
私の仕事は、台本とチャートを暗記して、各役者がスムーズに立ちまわれるように小道具の受け渡しと、台詞の暗唱、簡単な衣装の手直しなどでした。
年がら年中読書をしているので暗記には自信がありますし、中々性に合う仕事と呼べるでしょう。
本番までの通し練習も滞りなく進み、残すは本番を迎えるのみです。
ただひとつ、ある方だけ異常な熱気とやる気に包まれているので、空回って失敗してしまわないか心配です。
暴走を配慮してか、本番まで「彼」との接触及び練習は「お預け」だったようで、返ってそれが裏目に出てしまわないかが、本番のネックだと感じています。
554: 2015/06/06(土) 23:54:48.84 ID:dkEFGeVA0
本番当日。
この劇は、両プロダクションの合意により、アイドルの個性を重視しそれに付随する形でシナリオを作成したため、大元のシンデレラとはかなり違った喜劇的な色合いを見せています。
台本の2割がアドリブでしたが、もう7割方…というかまともに脚本通りに演技をしようとしている役者の方が少ないという異常事態が起こっています。
しかし、それで憂慮し気が気でないのは、どうやら運営側だけであり、観客の盛り上がりは中々好調のようでした。
先程まで台本が本としての体を成さない程にグシャグシャに握りしめていた責任者の方の恐々とした表情が、徐々に安堵の色に変わっていきました。
しかし、そんなアドリブ大前提な以上、アクシデントやトラブルは必ず付いてくるので、監督と責任者の緊張は解けません。
そして前半、第一幕終了時、その事態は起きてしまうのでした…
あれは…何だったのでしょう……。
シンデレラが寄ってたかって虐められているようにしか見えなかったのは私だけでしょうか?
舞台を突き破って、シンデレラの姿はステージの遥か彼方に轟音と粉塵を残し消えて行きました。
555: 2015/06/06(土) 23:56:02.87 ID:dkEFGeVA0
第一幕終了後、各キャストが残る舞台の最終調整を、ステージで、休憩室で、空いたスペースを見つけて甲斐甲斐しく取り組んでいる様子が見られます。
一丸となり必氏に、何かを成そうと励んでいる人を見ると、本当に応援したくなります。
また、魔王役の人は346プロダクションの女性事務員と怖い顔で言い争いをしているのが目に入りました。
修正費用…工事…全額負担…。
……。
関わるのは野暮です、放っておきましょう。
…。
今は急ぎましょう。
2日目の準備はもう始まっているのです。
悠長に構えている時間はありません。
私も『7610プロダクション』の一員として、皆さんを支えなければなりません。
557: 2015/06/06(土) 23:59:02.50 ID:dkEFGeVA0
先程、2日目タイムテーブル管理を一任しているレイさんに「台本を持ってきてくれ」と頼まれました。
大所帯の大イベントです、不測の事態は元から、細部に注意を払い万全を期し望まねばなりません。
スケジュールの乱れなど付き物です、ある意味で彼が一番大変な役回りかもしれません。
搬入口を越え、メインエントランス、そして脇にある小さな関係者室、ここに彼がいるようです。
一冊の台本を腕に抱え、二度ノックし、静かに扉を開きます。
資料や飲み物が雑多に置かれている奥の簡易テーブルにぽつんと、レイさんが座っているのが見えます。
他には誰も居ないようで、1人で資料を睨みつけていました。
彼は私の姿を確認すると、資料から目を話し、立ち上がりました。
私は彼に頼みの品を渡そうと、部屋に足を踏み入れます。
「おお、文香か。ご苦労だった」
…。
………なにか変です。
そこのいるのはレイさんだけですが…。
気配が…一人だけではありません。
******
***
*
560: 2015/06/07(日) 00:08:47.18 ID:qffES4mX0
‐‐‐
(関係者室)
レイ「おお、文香か。ご苦労だった」
文香「…」ピタッ
レイ「? どうした、その台本を俺に渡してくれ」
文香「…」
レイ「…」
レイ「…成程、勘付いたか」
バタンッ カチャ
文香「!」
レイ「…さて、これで俺の役目は終了か?」スッ
バサッ
文香「…!」
サウザー「フフフ…御苦労だったな、レイよ。その台本を奪われるなよ?」
レイ「台本は貰うぞ文香。これで…」
561: 2015/06/07(日) 00:14:40.91 ID:qffES4mX0
サウザー「これで貴様は、得意のテレポートは出来ん筈だ」
サウザー「貴様の姿を隠す妙技は、本を手にしている間しか使えんと言うことは、調べは付いているのだ」
文香「…」
文香「…」タタタ
サウザー「フハハハ…!」サッ
文香「…」
文香「……」タタタ
サウザー「フハハハハハ!」サッサッ
文香「……!」
サウザー「この聖帝ディフェンスを突破できると思うなよ?」
レイ「(嫌がらせだ…)」
サウザー「さてフミフミー…いや、鷺沢文香よ」
サウザー「貴様を我がプロダクションの『アイドル』として…」
サウザー「スカウトに馳せ参じたぞ! 聖帝サウザーだ、覚えておくがいいッ!」
562: 2015/06/07(日) 00:22:33.08 ID:qffES4mX0
文香「…」
サウザー「結論から入ろうか」
サウザー「文香よ、貴様が氏亡したシンの代わりに『シンデレラ』として舞台に上がるのだ」
文香「!!」
レイ「生憎、今は手が回せる人員がおらん。そしてこれは7610プロダクションが起こした失態だ」
サウザー「奴の尻拭いは、我らがする他ないということだ」
サウザー「俺もレイもイヴも他全員、2日目にも仕事がある。橘も然り」
サウザー「しかし貴様なら…台本やチャートを網羅し段取りを把握している貴様にならば…」
サウザー「出来ん事ではないだろう?」ニヤリ
レイ「…」
文香「……」
563: 2015/06/07(日) 00:32:08.94 ID:qffES4mX0
サウザー「(明日…2日目の公演ために、鷺沢文香以外、プロダクションの全員に仕事を入れた!)」
サウザー「(ラオウに交渉しアドリブを利かせ、ジャギやトキ、上条春菜など…)」
サウザー「(数人を買収し、シンを亡きものにした!)」
サウザー「(最初にシンデレラ役にシンを推したのは…)」
サウザー「(鷺沢文香に台本を暗記させる仕事を与え、演出を覚えこませるためだ!)」
サウザー「(今やイベントの真っ只中、何処にも逃げ場は無い!)」
サウザー「(346プロにも、既に代役案を提唱した!)」
サウザー「(シンデレラ・ストーリーを処Oの様に羨望していた千川ちひろは、快諾し、何の障害もない!)」
サウザー「(あのケンシロウでさえ協力の姿勢を見せた!!)」
サウザー「フフフフ…!」
文香「……」フルフル
レイ「(俯いて、小刻みに震えている…)」
レイ「(なんか可哀想だが…仕方がない)」
サウザー「さて、返事を聞こうか? ええ?」
レイ「…」
サウザー「…」ドキドキ
レイ「……」
サウザー「……」
文香「…!」
文香「……!」
文香「…………」
文香「…む」
文香「むりす…」フルフル
サウザー「え?」
文香「むりっす…」フルフル
レイ「」
サウザー「」
文香「…」フルフル
567: 2015/06/07(日) 00:40:51.74 ID:qffES4mX0
サウザー「(な…)」
サウザー「(なんか想像してた口調とはちがうっす、レイさん…!)」ヒソヒソ
レイ「(おおお落ち着け、極度の緊張で呂律が回っていないだけだ!!!)」ヒソヒソ
文香「……」フルフル
サウザー「む、無理などではない。貴様は誰よりも我らアイドルの傍でその活動、演技を今まで目の当たりにしてきたではないか!!」
レイ「このシンデレラの役は、薄倖ですこし暗い印象を演技と容姿で想起させる役だ。俺はお前が最適だと思うぞ?」
文香「でも…急に…なんて……」フルフル
サウザー「だが貴様は最初、この俺の急降下爆撃のスカウトを受け、無事に今までやり遂げて来たではないか!」
レイ「自信を持て、文香。何でも卒なくこなすお前に出来ん事は無い」
文香「……」
568: 2015/06/07(日) 00:41:45.65 ID:qffES4mX0
サウザー「貴様は自分の能力と評価に気づいておらんかもしれんが、この聖帝が自らスカウトしたのだ! 自分を侮るな!!」
サウザー「何より貴様は…」
サウザー「伯父の本屋で小間使いとして怠惰を貪っていた時より、自分を変えて見たいと思っていたのではないか?」
文香「……」
サウザー「街々の看板で凛々しい姿のモデル、アイドル、女優!」
サウザー「それにただ一度も魅せられたことも、憧れたことも無いのか?」
文香「……」
569: 2015/06/07(日) 00:43:59.65 ID:qffES4mX0
レイ「だが…文香よ。お前の意思は尊重しよう。本当に嫌ならば別に構わない。そこまでしてお前に無理をさせたくないからな」
レイ「…俺達が怖くて、嫌々アイドルをやるのは、間違っているからな」
文香「…」
サウザー「まあそうだが…」
サウザー「それでも今、頼れるのは鷺沢文香、お前しか居らんのだ」
サウザー「…ふう」
サウザー「今回だけは、聖帝のためなどとは別に言わん」
サウザー「…この役を引き受けてみる気は無いか?」
サウザー「別にアイドルとしてではなく、このプロダクションの一員として…」
サウザー「皆と同じ目線に立ち、役を楽しんでみる気は無いかね?」
サウザー「勿論! アイドルとしてならば万々歳だがな!」
570: 2015/06/07(日) 00:54:55.92 ID:qffES4mX0
文香「……っ」
***
『あのに並ぶ少女の様に、群衆の前で歌い踊り、高笑いの一つでもしてのけられたなら、この景色はどんな風に一変するでしょう、世界は私に何を語りかけるでしょう』
『しかし、それは……夢のまた夢であり、そしてまず、私には関知することのない世界です』
***
文香「…」
***
『ただ単に、この人達が恐ろしかったのです』
***
文香「…」
***
『しかし不思議と嫌ではありません』
『本当は、根は優しい方々なのでしょう』
『近頃、このプロダクションでの仕事、そして皆さんとの関わりを楽しく、心地良く感じている自分がそこに居たのです』
***
文香「…」
***
『私も「7610プロダクション」の一員として、皆さんを支えなければなりません』
***
文香「………」
●安価
【鷺沢文香との契約】
基準値33+ネゴシエイト力10+カリスマ5+鷺沢文香の思い出40-聖帝補正30-ぶっつけ本番は流石にむりっす20
=38
コンマ01~38:勧誘成功
コンマ44~99、00:勧誘失敗
↓3
573: 2015/06/07(日) 00:56:35.08 ID:4ufa8uEM0
1
579: 2015/06/07(日) 01:07:20.57 ID:qffES4mX0
★【再安価(前編>>708参照)】
●安価
【鷺沢文香との契約】
基準値33+ネゴシエイト力10+カリスマ5+鷺沢文香の思い出40-聖帝補正30-ぶっつけ本番は流石にむりっす20
=38
コンマ01~38:勧誘成功
コンマ44~99、00:勧誘失敗
↓3
582: 2015/06/07(日) 01:08:26.34 ID:2vqnLtgY0
はいよ
587: 2015/06/07(日) 01:15:17.13 ID:qffES4mX0
サウザー「…」ドキドキ
レイ「……!」
文香「…っ」
文香「ひ……」
レイ「ひ?」
サウザー「ひ?」
文香「ひ…」
文香「ひ、筆談じゃ…だめで…すか」
レイ「!!」
サウザー「よ、よし筆談かッ!」
レイ「お、おいペンがないぞ! 探せ!」ガタガタ!
サウザー「ど、どこだ! 早くしろッ!!」ガシャガシャ!
文香「……」フルフル
588: 2015/06/07(日) 01:31:01.99 ID:qffES4mX0
‐‐‐
(2分後)
サウザー「…」
レイ「…」
文香「…」カキカキ
文香「…」スッ
レイ「どれ?」
サウザー「…?」
『お受けします。是非皆さんに協力させて下さい』
『でも、演出や配置は覚えていますが、台詞は上手く言えないかもしれないです。アドリブも絶対対応できません』
『こんな寡黙で虚弱な私で足手まといになるかもしれませんが』
『これからも、よろしくお願いします』
サウザー「…!」ブワッ
レイ「お、おい泣くなッ!」
サウザー「だ、だってあんな謙虚すぎるフミフミーが…じ、自分の意思で…!」グスッ
レイ「ま、まあ気持ちは分かる! だが今は準備の方が先だ!」
サウザー「そ、そうだな、よし…ならば…!」ゴシゴシ
サウザー「今すぐケンシロウを呼ぶぞっ! 奴の微妙すぎる特技が遂に活きる時が来た!」ダッ
レイ「いや、三人で行こう! 文香、行くぞっ!」グイッ
文香「あ……っ」
文香「あの…」
レイ「どうした!?」
文香「よ、よろしく……お願い、します…」
サウザー「……」
サウザー「…フフフ…!」
サウザー「さあ、鷺沢文香の初お披露目だ、盛大にやろうではないか!」
・・・・・
・・・
・
(2分後)
サウザー「…」
レイ「…」
文香「…」カキカキ
文香「…」スッ
レイ「どれ?」
サウザー「…?」
『お受けします。是非皆さんに協力させて下さい』
『でも、演出や配置は覚えていますが、台詞は上手く言えないかもしれないです。アドリブも絶対対応できません』
『こんな寡黙で虚弱な私で足手まといになるかもしれませんが』
『これからも、よろしくお願いします』
サウザー「…!」ブワッ
レイ「お、おい泣くなッ!」
サウザー「だ、だってあんな謙虚すぎるフミフミーが…じ、自分の意思で…!」グスッ
レイ「ま、まあ気持ちは分かる! だが今は準備の方が先だ!」
サウザー「そ、そうだな、よし…ならば…!」ゴシゴシ
サウザー「今すぐケンシロウを呼ぶぞっ! 奴の微妙すぎる特技が遂に活きる時が来た!」ダッ
レイ「いや、三人で行こう! 文香、行くぞっ!」グイッ
文香「あ……っ」
文香「あの…」
レイ「どうした!?」
文香「よ、よろしく……お願い、します…」
サウザー「……」
サウザー「…フフフ…!」
サウザー「さあ、鷺沢文香の初お披露目だ、盛大にやろうではないか!」
・・・・・
・・・
・
589: 2015/06/07(日) 01:31:59.98 ID:qffES4mX0
今日はここまで。いつになるかわからんが、また次回
600: 2015/06/07(日) 17:15:23.47 ID:/cibiR0I0
‐‐‐
(翌日 公演2日目 本番開始5分前)
(照明ギャラリー)
サウザー「…うん?」
サウザー「レイ、貴様こんな所で何をしている? サボリ?」
レイ「文香は…あれで大丈夫なのか?」
サウザー「…」
・
・・・
・・・・・
(前日 公演1日目 音響室)
サウザー「コイツがシンの代役で主役を務める、鷺沢文香だ」
ちひろ「…!」
ケンシロウ「……」
ちひろ「そう、ソレです! シンデレラ・ストーリーにはそういうアイドルを待っていたんですよ!!」
ちひろ「か、可愛いっ! 容姿も儚げで庇護欲があって…」
ちひろ「薄幸なシンデレラにピッタリです! ドレスで着飾ればもっと映えますよ! 一体どうしたんですか!?」
サウザー「は? 何が?」
ちひろ「勿体ぶって、何でこんな可愛い子を今まで隠していたんですか? 7610プロの秘密兵器って奴ですね!」
サウザー「いやだって…ソイツは今日からアイドルになったんだし…」
文香「…」
ちひろ「エッ!?」
(翌日 公演2日目 本番開始5分前)
(照明ギャラリー)
サウザー「…うん?」
サウザー「レイ、貴様こんな所で何をしている? サボリ?」
レイ「文香は…あれで大丈夫なのか?」
サウザー「…」
・
・・・
・・・・・
(前日 公演1日目 音響室)
サウザー「コイツがシンの代役で主役を務める、鷺沢文香だ」
ちひろ「…!」
ケンシロウ「……」
ちひろ「そう、ソレです! シンデレラ・ストーリーにはそういうアイドルを待っていたんですよ!!」
ちひろ「か、可愛いっ! 容姿も儚げで庇護欲があって…」
ちひろ「薄幸なシンデレラにピッタリです! ドレスで着飾ればもっと映えますよ! 一体どうしたんですか!?」
サウザー「は? 何が?」
ちひろ「勿体ぶって、何でこんな可愛い子を今まで隠していたんですか? 7610プロの秘密兵器って奴ですね!」
サウザー「いやだって…ソイツは今日からアイドルになったんだし…」
文香「…」
ちひろ「エッ!?」
602: 2015/06/07(日) 17:30:03.06 ID:/cibiR0I0
ちひろ「ま、まあ、正体不明のアイドルが主役抜擢……話題性としては悪くは無いです。素質も充分にあると思います」
サウザー「フハハハハ、そうだろう?」
文香「…」
ちひろ「文香さん、私は346プロダクション所属、アシスタントの千川ちひろです」
ちひろ「今回の公演、よろしくお願いしますね♪」
文香「……」
ちひろ「あ、あれ…?」
サウザー「見てくれは良いし器量も申し分ない。ただひとつ…」
サウザー「コイツは喋れん」
ちひろ「へっ…?」
レイ「ケン、王子役のお前が頼りだ。出来るか?」
ケンシロウ「…いいだろう。今回はお前らに感謝している」
サウザー「ほう?」
ケンシロウ「台本の『王子とシンデレラが密着し優雅に踊る』の項目を見た時…」
ケンシロウ「正直、嫌気が差した。気も狂いそうになった。奴の顔を見るのもウンザリなのに……踊れと?」
ケンシロウ「奴がシンデレラを降板した今、俺は救われた気分なのだ」
ちひろ「…」
レイ「…」
サウザー「(ラオウが本番前日に言っていたな…。愚痴を漏らしていたと…)」
603: 2015/06/07(日) 17:30:33.14 ID:/cibiR0I0
605: 2015/06/07(日) 17:37:20.36 ID:/cibiR0I0
ちひろ「で、でも一体どうやって…!?」
ケンシロウ「鷺沢文香…と言ったな」スッ
文香「…」
サウザー「おい待てケンシロウ、秘孔は突くなよ?」
サウザー「フミフミーは失声症などの障害では無い。『あっち』の方で頼むぞ」
ケンシロウ「…了解した」
ケンシロウ「…辛いかも知れんが、三言だけ聞かせてほしい」
文香「…」コクン
ケンシロウ「『普通の声』と『一番高い音』と『一番低い音』を」
文香「………」
文香「『あ…』……『あ~っ…』……『ァァ…』」
文香「…っ」
ケンシロウ「…よく頑張ったぞ、あとは俺に任せろ」ポン
ちひろ「??、???」
サウザー「フフフ…!」
レイ「千川さん、面白い物が見れるぞ」
ちひろ「え…え?」
ケンシロウ「…んん」
ケンシロウ「…」
ケンシロウ『鷺沢文香、シンデレラ役です! よろしくお願いします♪』
ちひろ「!!?」ガタッ
ケンシロウ『プロデューサーさん、ドームですよ、ドームっ!!』
文香「!!」
レイ「フッ…」
サウザー「wwwww」
608: 2015/06/07(日) 17:42:47.39 ID:/cibiR0I0
レイ「ケン、その子はかなり控えめの性格だから、もう少しトーンを抑えても大丈夫だぞ」
ケンシロウ「ああ、そうしよう」
ちひろ「え、え!? ま、まさか…」
ちひろ「声帯模写!?」
レイ「信じられん程の高いレベルだろう。本人の声と寸分違わぬ完成度だ」
サウザー「まあ…色々とギャップもあるし、今でも本当に信じられんけど」
ケンシロウ「俺の特技である動物の鳴き真似の応用だ。日常では使う場面は殆どなかったが…」
ケンシロウ「男女問わず、幼児、老人、中年、青年、歌唱、電話応対、日常会話…あらゆるケースに対応が可能だ」
ちひろ「」
ケンシロウ「鷺沢…もし公演中に辛い時があれば、密かに親指を畳んで合図をしろ」
ケンシロウ「その時は俺が代わりにお前の声を入れてやる」
文香「……!」
文香「ぁ…」
ケンシロウ「?」
文香「ありがと…う…」フルフル
ケンシロウ「ああ、明日は頼んだぞ」
609: 2015/06/07(日) 17:49:03.42 ID:/cibiR0I0
サウザー「これで問題は解決だ!」
サウザー「千川ちひろよ、音響スタッフに連絡を取り、別マイクを用意して王子とシンデレラの衣装に取り付け連動させろ」
サウザー「それとキャスト全員に配役が交代したことを伝えるのだ」
レイ「新人で素人同然だから、極力フォローを要する…とも伝えておいてくれ」
レイ「あとは、問題な場面が無いかもう一度台本と段取りを確認だ」
ちひろ「は、はい! 大至急関係者を集めます!!」
ちひろ「ケンシロウさんも、衣装スタッフに寸法合わせの依頼を…!!」
ケンシロウ「心得た。レイ、シンが脱走せぬよう病院のベッドに有刺鉄線で括りつけておけ」
レイ「わ、分かった。そうだケンシロウ、後で一度文香と踊りの稽古に付き合って欲しい、流石に一度も練習無しはキツい」
サウザー「体力と声量を確認しておくか。おいフミフミー、一度外に出るぞ」
文香「…は……! ぃ」
文香「……」
文香「…(皆さん、必氏になって、頑張っている……公演のために…)」
文香「…(いえ、私も皆さんの力になると決めたのだから…)」
文香「…(精一杯、自分がやれることを、全力で…!)」
文香「…」
・・・・・・
・・・
・
610: 2015/06/07(日) 17:59:16.10 ID:/cibiR0I0
‐‐‐
サウザー「…何とかなるだろう」
レイ「お前らしくも無いな」
サウザー「この聖帝が見込んだ人材だ。問題は無い」
レイ「だといいがな…」
サウザー「ただ問題があるとすれば…」
サウザー「本人の自信と、周りとの連携の問題だ」
レイ「俺も同じ事を危惧している」
レイ「初舞台がこの『アドリブ劇』だ…正直ハードルが高過ぎる気が…」
ビーーーーーーーッ
レイ「!」
*『これより第二幕「栄光の舞踏会」を開始致します』
*『上演中は演技の妨げにならない程度の惜しみない声援を、どうぞ宜しくお願い致します』
*『それではどうぞ、最後までごゆるりとお楽しみ下さい…』
レイ「始まったか…」
サウザー「さあて、まあ慌てず優雅に静観しようではないか!」
レイ「オイッ! 幕が上がるぞ、ライト電源をいれろ!!」
サウザー「え?」
======
サウザー「…何とかなるだろう」
レイ「お前らしくも無いな」
サウザー「この聖帝が見込んだ人材だ。問題は無い」
レイ「だといいがな…」
サウザー「ただ問題があるとすれば…」
サウザー「本人の自信と、周りとの連携の問題だ」
レイ「俺も同じ事を危惧している」
レイ「初舞台がこの『アドリブ劇』だ…正直ハードルが高過ぎる気が…」
ビーーーーーーーッ
レイ「!」
*『これより第二幕「栄光の舞踏会」を開始致します』
*『上演中は演技の妨げにならない程度の惜しみない声援を、どうぞ宜しくお願い致します』
*『それではどうぞ、最後までごゆるりとお楽しみ下さい…』
レイ「始まったか…」
サウザー「さあて、まあ慌てず優雅に静観しようではないか!」
レイ「オイッ! 幕が上がるぞ、ライト電源をいれろ!!」
サウザー「え?」
======
611: 2015/06/07(日) 18:00:40.22 ID:/cibiR0I0
【第二幕 栄光の舞踏会】
━━━━━━━━━━━━
●346プロダクション
王子…ケンシロウ
魔法使い…三村かな子
魔王…ラオウ
町人…村松さくら、土屋亜子、大石泉
国王の従者…ヘレン、難波笑美
猫…高峯のあ、上条春菜
ネズミ…トキ、ジャギ
継母…三船美優
貴族…西園寺琴歌、神崎蘭子、喜多見柚
銀行員…??
王女…財前時子
●7610プロダクション
シンデレラ…鷺沢文香
魔法使い…安部菜々、市原仁奈
国王…シュウ
姉…ユダ、北条加蓮、神谷奈緒
貴族…輿水幸子、アナスタシア、櫻井桃華
騎士…姫川友紀
女神…高森藍子
・その他
バックダンサー…イヴ・サンタクロース
タイムテーブル管理…レイ
照明…サウザー
━━━━━━━━━━━━
※補足設定
女神A…シンデレラの恋の手助けやアドバイスをする傍ら、何故か彼女に向ける視線が艶っぽい
魔王R…ぼっちで、王子とは兄弟だが既に勘当されており、そして魔法使いと敵対するが人間の敵ではない
銀行員…不明
613: 2015/06/07(日) 18:03:34.45 ID:/cibiR0I0
★【鷺沢文香の自信度】★
・2日目に突入したLIVEツアーカーニバル
・アイドル路線を承諾したのは良いが、それでも自信が持てない鷺沢文香。
・もし演技が失敗したり、不条理を味わうと、本当にアイドルを目指していいか、彼女は迷う筈である。
・今回はケンシロウを含め周囲のメンバーの強力なバックアップがある。
・しかし、詳細な話が通っていない危険なメンバーも数名存在する模様。誰かは察しろ。
・そしてこの公演最大の特徴『アドリブ(安価)』の恐怖が付きまとう。
・急造シンデレラ、鷺沢文香の自信を保てるかが、公演の成功と正式勧誘のカギになる。
━━━━━━━━━━━━
★安価で随時加減
★役者の行動により加減
★最大値500、最低値-500
★最大値到達でカウントストップ。
★最低値到達でカウントストップ。シン乱入。再度、最後に勧誘判定発生
★最低値到達以外で、勧誘は確定する
『お受けします。是非皆さんに協力させて下さい』
『でも、演出や配置は覚えていますが、台詞は上手く言えないかもしれないです。アドリブも絶対対応できません』
『こんな寡黙で虚弱な私で足手まといになるかもしれませんが』
『これからも、よろしくお願いします』
●安価
初期値決定
(偶数で+、奇数で-。÷2)
↓1
614: 2015/06/07(日) 18:05:18.76 ID:7atEG3oq0
こい
617: 2015/06/07(日) 18:14:59.64 ID:/cibiR0I0
自信度 38/500
======
(夜 半壊した自宅)
シュー…
魔法使いK「ケホ…す、すごい砂埃…」
魔法使いNN「エホッ、ゲッホゲッホ…! し、シンデレラっ!!」
魔法使いN「おねーさん、無事でやがりますかー??」
シュー……
…
シンデレラ「……」
ネズミT「!!」
魔王R「フフフフフ…どうだ、俺の奥義が、奴の秘めたる膨大な女性ホルモンを呼び覚まし…」
魔王R「骨格と肉体に大幅に影響を及ぼした! これならば女性として、舞踏会参加に相応しい様相であろう!!」
魔法使いK「し、シンデレラが…もはや別人に…!!」
ザワザワ…
アレ誰? カワイイ‐
シンサマジャナイノ? 誰ダロウネ?
シンデレラ「……」
●安価
掛け寄る人物
1.ネズミJ
2.魔法使いNN
3.魔法使いK
4.その他(指名)
↓1
618: 2015/06/07(日) 18:15:38.03 ID:MXpGoMsAO
1
620: 2015/06/07(日) 18:21:46.48 ID:/cibiR0I0
ネズミJ「おいシンデレラ……無事ならさっさと立て!」グイッ
シンデレラ「っ…!」
ネズミJ「…」
ネズミJ「(コイツが代役か…確かに面構えは良いが…)」ジロッ
シンデレラ「…!」
シンデレラ「(こ、怖い…)」ゾクッ
ネズミJ「(サポートねえ…俺には向かんなぁ。機微が掴めんし…)」
シンデレラ「…っ!」バタバタ
ネズミJ「(口が利けんだと…? そんなふざけた餓鬼の世話など、他にやらせるか)」
パッ
シンデレラ「!」ガクッ
シンデレラ「……っ」
ネズミJ「おい、兎に角貴様はシンデレラに違いないな?」
シンデレラ「……」
●安価
自信度-(-100)
↓2
622: 2015/06/07(日) 18:23:43.98 ID:ehRIMniJo
てい
625: 2015/06/07(日) 18:34:26.50 ID:/cibiR0I0
自信度 38→-160/500
シンデレラ「…」コクン
ネズミJ「だそうだ。間違いないな」
ネズミT「秘孔の影響がここまで姿に変容を及ぼすとは…にわかには信じられんな。だが何処となく面影もある…」
魔法使いNN「…っ!」
魔法使いNN「例え外見や容姿が変わっても、人間中身です!」
魔法使いK「シンデレラが女神に認められた事実は揺るぎません」
魔法使いN「ぼやぼやしてる時間はねーです! 今すぐ、魔法の奇跡をシンデレラに!」
魔王R「…じゃあ、俺はそろそろ帰るかな」
魔王R「満足したし。あと今寝なきゃ夜起きられんしな」
猫H「よ、夜中に起きるんですか?」
魔王R「うん。見たい番組あるし」
魔法使いNN「(ぼっちの上に引き篭もりで更にアニオタ…トリプル役満ですね…)」
魔王R「さらばだシンデレラよ。今の貴様ならば、弟に相応しいと思えるぞ」
魔王R「せいぜい、上手くやる事だ…」バサッ
シンデレラ「……!」
シンデレラ「(確か台本では…)」
●安価
魔王に対して、シンデレラの行動・発言
↓2
627: 2015/06/07(日) 18:38:14.40 ID:sWH1wEDS0
貴方と再び会える日を楽しみにしていますと微笑む
628: 2015/06/07(日) 18:40:24.59 ID:/cibiR0I0
>>627
台詞発生
●安価
声帯模写判定
コンマ01~90:ケンシロウ
コンマ91~99:鷺沢文香(自力)
コンマ00:ファンブル
↓1
632: 2015/06/07(日) 18:52:35.82 ID:/cibiR0I0
シンデレラ「…っ」
シンデレラ『貴方と再び会える日を楽しみにしています』
シンデレラ「…!」
シンデレラ「…(違和感が全くない…凄い…!)」
魔王R「フフフ…」
魔王R「人間の女の子にそんなこと言われると、魔王照れるわ…」
魔法使いNN「き、キモッ!」
魔王R「…」ギロリ
魔法使いNN「」
魔王R「では、また会おう、シンデレラよ…」バサッ
…
魔法使いNN「…」
魔法使いK「さ、さあ! 色々ありましたが、これでようやく準備が整いました!」
魔法使いN「2匹の猫は馬として、ネズミは貴方の従者として!」
魔法使いNN「母の形見は光り輝く純白のドレスに!」
魔法使いN「ガラスの靴と馬車はオマケですよー」
ネズミT「…」
ネズミJ「んん~?」
猫N「…」
猫H「な、何で私までぇ…」
シンデレラ「……」
魔法使い『ウサミンパワーで、メルヘンチェ~ンジ☆☆』
ウッサミーン☆
●安価
自信度+
↓1
633: 2015/06/07(日) 18:52:58.61 ID:ExPe9qNEo
ウッサミーン
635: 2015/06/07(日) 19:02:09.99 ID:/cibiR0I0
自信度 -160→-99/500
ジャーン!
シンデレラ「…!」
魔法使いK「わあ…!」
魔法使いN「おねーさん、すごい綺麗でごぜーます!」
ウワァ! カワイイ…!
綺麗ナドレス…!
アノ子可愛いネ!
魔法使いN「お馬さんに、カッコいい従者さん! そして誰もが羨む素敵なドレスっ♪」
魔法使いNN「これで舞踏会に行くための全てが整いました! さあシンデレラっ♪」
魔法使いK「だけど一つだけ気に留めておいて下さいね?」
シンデレラ「…?」
魔法使いN「この魔法は、城の時計が夜中の12時…つまり0時になると、魔法が解けてしまうのでございますよ!!」
魔法使いNN「だからそれまでに、素敵な時間を楽しんで、心に焼き付けて下さいね♪」
魔法使いK「それではシンデレラ…!」
魔法使い「「「いってらっしゃーい♪」
シンデレラ「…」
●安価
1.何とか感謝の言葉を述べる
2.自信が無いので黙っておく
3.その他(内容自由)
↓2
637: 2015/06/07(日) 19:03:26.91 ID:kpudtjEA0
無言を通しつつやさしく手を振る
639: 2015/06/07(日) 19:09:55.70 ID:/cibiR0I0
シンデレラ「…(こ、ここは…)」
シンデレラ「(取り敢えず…観客に姿を見せて、アピールを…)」
シンデレラ「…」ヒラヒラ
魔法使いNN「(おお…!)」
シンデレラ「…」
パチパチパチパチパチ!
シンデレラ「…」スッ
魔法使いN「(文香おねーさん、頑張ってるです…!)」
魔法使いNN「(慣れない様子だけど、懸命さが伝わってきますね!)」
魔法使いK「(つ、次は一番の見せ場だけど、頑張って!)」
パチパチパチパチ!
======
●安価
自信度+(÷2)
↓1
640: 2015/06/07(日) 19:10:31.92 ID:Jfq4wBGT0
1
642: 2015/06/07(日) 19:21:34.99 ID:/cibiR0I0
自信度 -99→-53/500
======
*『お城に到着したシンデレラ』
*『どうやら、舞踏会はまだ始まってはいないようです』
*『一度も見たことが無い豪華絢爛な城に興味が湧いたシンデレラは…』
*『なんと内部の探索を試みるのでした』
*『未知の刺激は甘い蜜、好奇心旺盛なシンデレラの冒険心は止められません』
(城 正門付近)
シンデレラ「…」
従者T「シンデレラ、馬車はここに留め置こう」
シンデレラ「…」コクン
馬N「シンデレラにゃん、自信を持つにゃん」
シンデレラ「…」コクン
馬H「へへん、眼鏡の御土産よろしくにゃ~ん!」
シンデレラ「…」コクン
従者J「さあて…俺様は自由にさせて貰うぞぉ!」
従者J「人の姿で好き放題出来るなんて、夢に様だッ!!」
従者T「勝手が過ぎると、破滅を招くぞ。くれぐれもシンデレラに被害を及ぼすなよ」
シンデレラ「…」
●安価
1.従者Jと行動
2..単独で散策
↓2
644: 2015/06/07(日) 19:22:34.02 ID:kpudtjEA0
2
649: 2015/06/07(日) 19:34:57.51 ID:/cibiR0I0
従者J「俺はちょっくら、城の美術品や御宝を一度拝んでやろうね…」
従者J「途中で騎士や警備に遭遇しちまうかも知れんが、なあに問題ない!」
従者T「シンデレラ、私はここで待っている」
従者T「心配は要らんと思うが、あまり粗相をするなよ」
従者T「何か面倒に巻き込まれたら、すぐに戻って来い」
シンデレラ「…」コクン
従者J「へっ、じゃあ入口で貴様の招待状が必要になるからな…」ガシッ
シンデレラ「!」
従者J「シンデレラよ、それまでは面倒を見てやるぞぉ?」
シンデレラ「…」コクン
従者J「くっくっく…、では行こうか!」
シンデレラ「……」
●安価
従者Jと別れた後の探索先
1.人で雑踏するホールを覗いてみる
2.国王の静かな部屋を訪れる
3.その他(行き先指定)
↓2
651: 2015/06/07(日) 19:35:28.16 ID:39O/KwiAO
2
654: 2015/06/07(日) 19:58:55.36 ID:/cibiR0I0
======
(城内 廊下)
従者J「こりゃあ壮観な城だな、腐った頭の王族には持て余す贅沢さだ!」
従者J「じゃあなシンデレラよ、入れちまえば、貴様は用済みだ」ドスドス
シンデレラ「…」
シンデレラ「…(次の場面は…国王と王女の言い争いの様子を…)」
シンデレラ「(私が覗くと言う一幕)」
シンデレラ「(変なアドリブさえなければ…国王の役のシュウさんなら、きっと力に…!)」
ビシッ! ビシュッ!
グオオオオオッ!!
シンデレラ「……」
王女T「お父様。私、言った筈ですのよ? 醜い豚共が煩わしく鳴き散らすこんな舞踏会など…」
グリッ!
国王S「ぐ、ぐうっ!」
王女T「耳触りでしかないと!! 王位の継承なら、あんな凡俗な兄より、私の方が向いていると!!」
グリグリッ!!
国王S「ぐおおおっ…!」
王女T「妻も娶れず、ただ図体の大きい唐変朴な兄より、この私こそが次代に相応しいと!!」
国王S「く…ぐ…!」
王女T「さっさと言いなさい…?『娘こそが王位継承に相応しい』…って」グリッ
王女T「それとも何? まさかこんな恥辱を晒して、心の中では歓喜しているのかしら…?」
国王S「……っ!」
シンデレラ「」
シンデレラ「(こ、ここまで過激な言い争いだとは…)」
●安価
自信度-(×2)
↓2
シンデレラの行動・発言
↓3
656: 2015/06/07(日) 19:59:59.04 ID:FUbBCvqk0
q
657: 2015/06/07(日) 20:01:25.90 ID:kpudtjEA0
王様と王妃の間に割って立つ
660: 2015/06/07(日) 20:42:41.55 ID:/cibiR0I0
自信度 -53→-61/500
バッ!
国王S「!!」
王女T「アァン?」ピタッ
シンデレラ「」
シンデレラ「」
王女T「誰かしら? 調教の邪魔をするとはいい度胸ね…」
王女T「(…コイツが代役ね)」
国王S「(飛び出してきたのは文香かっ! こんな戦場の様なアドリブの演技に、何故入ってきた…!?)」
国王S「(フォローをしたいのは山々だが…!)」
ズシッ
国王S「(棘の筵の上で正座させられ、巨大な石碑を担がされ、焼ける鞭で背中を打たれ、ヒールで膝を踏みつけられている現状で…!)」
国王S「(マトモに動く事が出来ん…く、くそ…)」
王女T「……」
シンデレラ「」
●安価
シンデレラの発言・行動
↓2
662: 2015/06/07(日) 20:47:58.78 ID:mc5362nl0
王が本気を出せば貴女はすぐにバラバラにされます。
667: 2015/06/07(日) 20:54:53.74 ID:/cibiR0I0
>>662
台詞発生
●安価
声帯模写判定
(アドリブのため予測困難)
コンマ01~20:ケンシロウ
コンマ21~99:鷺沢文香(自力)
コンマ00:ファンブル
↓1
668: 2015/06/07(日) 20:55:27.52 ID:kpudtjEA0
ほんきほふみふみぼいすで
672: 2015/06/07(日) 21:07:09.52 ID:/cibiR0I0
王女T「…」
国王S「…」
シンデレラ「…」
シンデレラ「……お」
シンデレラ「お、王が…」
王女T「アァン?」
シンデレラ「…っ」
シンデレラ「ほ本気を……出せば……」
王女T「聞こえないわ。虫の羽音みたいな掠れた声ではなく、ハッキリ言いなさい」
シンデレラ「」
シンデレラ「あ貴方……は、すすぐに…バババ、ラ…、バラに……」
王女T「…」
シンデレラ「されまス」
国王S「」
王女T「…」
ピシャン!!
シンデレラ「っ!」
王女T「『王が本気を出せば貴女はすぐにバラバラにされます』??」
王女T「はあん? 何処の馬の骨とも知れない雌豚が、よくもいけしゃあしゃあと言えた物ね?」
シンデレラ「」
●安価
自信度-(-20)
↓1
フォローに向かう相手
1.王女T
2.国王S
↓2
673: 2015/06/07(日) 21:08:14.35 ID:3/z4LvPAo
はあっ
674: 2015/06/07(日) 21:08:19.26 ID:39O/KwiAO
1
678: 2015/06/07(日) 21:27:56.90 ID:/cibiR0I0
自信度 -61→-106/500
ピシィ!
シンデレラ「っぁ…」バタッ
王女T「聞き捨てならないわ、私が歩く道にガムが吐き捨てられてたくらい屈辱だわ」グイッ
国王S「や、やめろ! その子は舞踏会の参加者だ、手荒な真似はy…」
ビシィ!!
国王S「うはあッ!?」
王女T「黙りなさい、薄汚れたお父様…?」
国王S「」
シンデレラ「…」
王女T「…」グイッ
シンデレラ「…ぅ」
王女T「…」スッ
王女T「(貴方にはまだ荷が重いわ。次の台詞回しの後に、急いで袖に引っ込みなさい)」ボソッ
シンデレラ「…!」
王女T「こんな下賤な輩が高価な絨毯に泥を付ける事はおろか…」
王女T「立ち入り禁止の王の部屋にまで足を踏み入れているなんて、この国の下民は、良識すら無いのかしら!?」
王女T「警備は何をしているのっ!! 誰か、この女を捕えなさいっ!!」
シンデレラ「…っ」ダッ
●安価
自信度
(偶数で+、奇数で3倍-)
↓2
680: 2015/06/07(日) 21:29:14.94 ID:rgqb8sGRO
ゆけい
681: 2015/06/07(日) 21:36:26.44 ID:/cibiR0I0
自信度 -106→-12/500
国王S「…」
王女T「フン、あれだけ勇んで飛び出した割に、逃げ脚だけは早いのね」
王女T「さあて、お父様? もうすぐ舞踏会が始まるわ」
王女T「お父様は貴賓の方々に対し挨拶をしなければならないから…」
王女T「顔は避けてあげるわ。だけど体には容赦ないわよ」ピシン!
国王S「(い、いつまでコレ続けるんだ…)」
======
(城内 廊下)
シンデレラ「は…はっ…」
シンデレラ「(つ、次の場面は確か…)」
●安価
1.テラスを覗いてみる
2.人で雑踏するホールを覗いてみる
3.何やら騒がしい部屋に行く
4.その他(場所指定)
↓2
683: 2015/06/07(日) 21:37:22.27 ID:vLN93qIWO
1
689: 2015/06/07(日) 21:47:04.56 ID:/cibiR0I0
======
(城内 テラス)
シンデレラ「…(テラスで貴族の一人と会話をする場面…)」
シンデレラ「…(ここは会話があるけど、台本通りにやれば…)」
シンデレラ「…」
●安価
1.漆黒のドレスを堂々と纏った貴族
2.銀の髪を短く後ろで纏めた貴族
3.高価なティアラを頭に付けた貴族
↓2
691: 2015/06/07(日) 21:47:47.02 ID:39O/KwiAO
1
700: 2015/06/07(日) 22:12:07.61 ID:/cibiR0I0
貴族R「…そなたは…?」
シンデレラ『こんばんは、貴方も参加者の一人ですね?』
シンデレラ『私はシンデレラです、今日は楽しみましょうね』
貴族R「……」
貴族R「(ええと…あれ…?)」
貴族R「(……配役が変わってる??)」
貴族R「(…うーん…)」
貴族R「(…成程! 7610プロさんもそれだけ気合を入れて、色々なアイドルに出番をあげているんですね!)」
貴族R「(ふふっ、私もアドリブで頑張るぞっ!)」
貴族R「ククク…闇に飲まれよ…!」
シンデレラ「!?」
シンデレラ「…(あれ、台本と違う…)」
貴族R「我もそなたと同じ、荘厳な鐘の音に聞き惚れて、月夜を眺め世を憂いていた所である」
貴族R「ブルーブラッドの宿命により、他国から盟友の宴に馳せ参じたが…」
貴族R「なにやら早速、度し難い畜生が狼藉を働き騎士と剣を交えておるのだ」
貴族R「剣戟の音色は煌びやかなロンドには少々合わぬが…これもまた一興というもの!」
貴族R「あーっはっはっは!」
シンデレラ「…」
貴族R「……?」
シンデレラ「…っ!」
●安価
1.言葉を返す(台詞自由)
2.逃げる
3.その他(内容自由)
702: 2015/06/07(日) 22:18:24.44 ID:/cibiR0I0
忘れてた…
●安価
↓2
●安価
↓2
704: 2015/06/07(日) 22:19:24.92 ID:rgqb8sGRO
裾あげ一礼で↑
706: 2015/06/07(日) 22:25:05.26 ID:/cibiR0I0
>>704
台詞発生
●安価
声帯模写判定
(台本台詞のため予測可能)
コンマ01~90:ケンシロウ
コンマ91~99:鷺沢文香(自力)
コンマ00:ファンブル
↓1
707: 2015/06/07(日) 22:26:02.26 ID:IN4Zn5bV0
c
711: 2015/06/07(日) 22:45:18.08 ID:/cibiR0I0
シンデレラ「…」スッ
シンデレラ『今宵は楽しく踊り明かしましょう』ニコッ
貴族R「うむ、我もそのつもりでおる………が、そのような甘い考えで戦場に臨むなど笑止千万!」
シンデレラ「…?」
貴族R「フフフ…今宵の宴の真なる目的は、王子の婚略である事はもはや周知であろう?」
貴族R「そなたは実に美しい面容をしておる。瞳に強き意志も垣間見える…!」
貴族R「しかし我が真なる姿を見せるその時、そなたのマナに劣らぬ魔力を解き放つであろう…!」
貴族R「ゆめゆめ、その事を忘れず胸に秘め…我が魅せるワルツの前に平伏すがいい!!」サッ
貴族R「あーっはっはっはっは!」スタスタ
シンデレラ「…」
シンデレラ『どうやら皆さんは、王子との婚約に必氏の様ですね…』
シンデレラ『皆さん、他の参加者に劣らぬように綺麗なドレスを纏い…』
シンデレラ『踊りでアピールをしようとしているようです。女の意地と言うのでしょうか』
シンデレラ『まあ…せめて私も、健全に楽しめるように努力しましょう』
●安価
自信度+(+50)
↓1
712: 2015/06/07(日) 22:46:07.14 ID:iUh7saHeo
いけ!
714: 2015/06/07(日) 22:53:55.96 ID:/cibiR0I0
自信度 -12→52/500
シンデレラ『そろそろ舞踏会が始まるようです』
シンデレラ『ただ、このままホールに向かうと、嫌な予感がしますわ…』
シンデレラ「…(次はいよいよ舞踏会が始まって、LIVEにも移る)」
シンデレラ「…(その前のシーンはあと一つ…!)」
●安価
シンデレラの行動
1.雑踏するホールの様子を伺う
2.兵器廠の騒ぎを伺う
3.テラスでのシーンが続く
↓2
716: 2015/06/07(日) 22:54:56.92 ID:kpudtjEA0
2
719: 2015/06/07(日) 23:11:43.73 ID:/cibiR0I0
======
(兵器廠)
ワアアアァァ!
ソッチニ逃タゾー!
騎士Y「早く捕えろーっ! 恐らくソイツが、国王の部屋に紛れ込んだ侵入者だーっ!」
従者J「そんなの俺は知らんぞ! この脳無しで話を聞かん有象無象どもが…!」
ギャーギャーギャー!
シンデレラ「」
シンデレラ「…(こ、この騒ぎを平穏無事に収める場面なんだけど…)」
シンデレラ「…(た…確か激しいアクションを要求された筈…)」
シンデレラ「…(正直、厳しいかもしれない…!!)」
従者J「んん!?」
従者J「おい、そこにいるのはシンデレラじゃねえか…! 助けに来てくれたのかぁ?」
騎士Y「! 気をつけろ、貴賓の女性が紛れ込んでいるぞ!」
従者J「くっく……貴賓だぁ?」
●安価
従者Jの行動・発言
1.「俺の仲間だ!」
2.「おい、国王の様子はどうだった!?」
3.隙が空いたので攻撃
4.シンデレラを盾に取る
↓3
722: 2015/06/07(日) 23:14:13.41 ID:kpudtjEA0
4
725: 2015/06/07(日) 23:27:21.41 ID:/cibiR0I0
ガバッ!
シンデレラ「…ぅ!?」ググ
従者J「おいお前らぁ! この女の命が欲しければ、全員武器を捨てろッ!!」グイッ
シンデレラ「…!」
騎士Y「ひ、人質を取るなんて卑怯な…!」
騎士Y「(あ、あれ、こんなの台本に無いよっ!?)」
騎士Y「言う通りにするんだ、全員武器を置け!」
シンデレラ「…」
従者J「さあて…お前らは一人一人ぶち殺さなきゃ、このジャギ様の腹の虫は収まらん…!」
従者J「ここからは、このジャギ様の独壇場だ…貴様らの甲冑を血で染めてやるぞ…!!」
騎士Y「く、くそ…!」
シンデレラ「…(ど、どうすれば…!)」
●安価
1.隙を見て何か気の利いた事を喋る(台詞自由)
2.隙を見て従者を気絶させる
3.隙を見て逃げる
↓2
727: 2015/06/07(日) 23:29:01.03 ID:kpudtjEA0
誉れ高き王国の騎士ならば…私ごと討ちなさい!
729: 2015/06/07(日) 23:34:49.49 ID:/cibiR0I0
>>727
台詞発生
●安価
声帯模写判定
(アドリブのため予測不能)
コンマ01~20:ケンシロウ
コンマ21~99:鷺沢文香(自力)
コンマ00:ファンブル
↓1
730: 2015/06/07(日) 23:36:21.86 ID:QhZYXyq2O
そぉい!
735: 2015/06/07(日) 23:47:02.43 ID:/cibiR0I0
シンデレラ「…っ!」
シンデレラ「…ほ…」
騎士Y「(ふ、文香ちゃん…?)」
従者J「ん~?」
シンデレラ「ほ、まれ…、たた、たかい…」
シンデレラ「お、おうこくの…!」
従者J「なにい? 聞こえんなあ?」
シンデレラ「」
シンデレラ「き騎士…ならばば…っ、わ、わ、わ…」
騎士Y「!!」
騎士Y「『誉れ高き王国の騎士ならば…私ごと討ちなさい!』だって!?」
騎士Y「見上げたご婦人だ! その心意気受けよう! 喰らえ!!」カチャ!
従者J「おい! こっちには人質が…!!」
騎士Y「関係無い! 日夜野球の素振りで鍛えた動体視力と剣筋は、貴様の頭だけ捉えて見せるよっ!」バッ!
ズアアッ!
シンデレラ「ひっ…!」
●安価
騎士Yの野球の素振りで鍛えた動体視力と剣筋
コンマ01~10:従者にヒット
コンマ11~90:空振り
コンマ91~99:シンデレラにヒット
コンマ00:退場
736: 2015/06/07(日) 23:47:51.31 ID:/cibiR0I0
●安価
↓2
↓2
738: 2015/06/07(日) 23:49:41.41 ID:e1Y7L1/9o
素振りでは無理なのか・・・
740: 2015/06/08(月) 00:01:47.62 ID:2Q4OcW3Q0
スカッ!
騎士Y「あ、あれっ…?」
従者J「フンっ!」バキィ!
騎士Y「うげ、い、痛い! ちょっとは加減してよっ!!」
従者J「もう俺とて容赦はせんぞ、おらあ!!」ブオッ!
シンデレラ「」グイグイ
騎士Y「くっそー、人質を連れたまま攻撃なんて卑怯なりっ!!」スカッ
シンデレラ「…(あ、あうあうう…)」グワングワン
従者J「おら、お前もしっかり足を動かせ!!」バキッ
シンデレラ「ぅ…」ズルズル
騎士Y「全員突撃だあっ! その女性ごとぶった切れーっ!!」スカッ
シンデレラ「」ブラン
ギャーギャーギャーギャー!
パチパチパチパチ!
シンデレラ「」
【LIVE ♪不退転の剣戟】
●安価
【LIVEツアーカーニバル 暫定ランキング】
騎士による『不退転の剣戟』(+20)
得点
↓1
自信度-(-200)
↓2
741: 2015/06/08(月) 00:03:59.31 ID:yUm8Mjax0
えい
742: 2015/06/08(月) 00:04:01.05 ID:FCj+Xnqa0
「」
750: 2015/06/08(月) 00:38:51.31 ID:2Q4OcW3Q0
【ライブ部門 暫定ランキング】
1位:騎士…51点
自信度52→-153/500
======
(城内 ホール)
シンデレラ『さて、色々ありましたが、遂に舞踏会が始るようです』
シンデレラ『大勢の貴族で溢れかえっているこの大ホールですが…』
シンデレラ『あの3人の姿もありますね。出来れば見つかりたくないですわ』
シンデレラ『皆さん、本当に綺麗なドレスに身を包んでいます。私みたいな者が場違いでなければ良いのですが…』
国王S「皆の者…今宵は我が国の絢爛な舞踏会に御足労頂き、誠に感謝するぞ!」
国王S「今宵は自由に飲み食い踊り、存分に謳歌して欲しい!」
国王S「それでは、まず最初に、我が息子と…」
王子K「……」
シンデレラ『…!』
貴族M「あれがこの国の王子ですわね…初めてその顔を伺いましたわ…!」
貴族S「ふーん…街の皆の噂に違わぬ、程々に精悍で整った顔つきですねぇ…」
貴族K「物を語らずとも、誠実さが滲み出ています。なんと凛々しい方なのでしょう…!」
シンデレラ「私も、是非とも一度、お話くらいはしてみたいです…」
王子K「…」
●安価
初めに皆の前で、王子と踊る人物
コンマ01~40:シンデレラ
コンマ41~50:貴族R
コンマ51~60:貴族M
コンマ61~70:貴族K
コンマ71~80:貴族A
コンマ81~90:貴族S
コンマ91~99:貴族Y
コンマ00:王女T
↓2
752: 2015/06/08(月) 00:40:28.42 ID:UrJG9lzv0
ほい
756: 2015/06/08(月) 01:01:46.79 ID:2Q4OcW3Q0
国王S「ではまず、一等目を引く風変わりな漆黒のドレスを纏った…」
国王S「そこの麗しい女性と踊って貰おうか!」
王子K「…では、この俺と一曲、頼もうか」
貴族R「わ…我で良いのか!?」
王子K「…」コクッ
貴族R「! く、ククク…真っ先に我を選ぶとは、やはりそなたも『選ばれし者』であったか…!」
王子K「…」
貴族R「さあ、手始めに魔王のロンドを衆目に見せつけ、我が威光…」
王子K「…」
グイッ
貴族R「あ!? あ、ちょ…ま…」バタバタ
王子K「…」スイー
貴族R「!…!……!……ぁぁぁぁ…」スイー
パチパチパチ!
【LIVE ♪混沌の輪舞曲】
●安価
貴族Rによる『混沌の輪舞曲』
得点
↓1
757: 2015/06/08(月) 01:02:17.21 ID:yUm8Mjax0
ん
758: 2015/06/08(月) 01:12:33.91 ID:2Q4OcW3Q0
【ライブ部門 暫定ランキング】
1位:騎士…51点
2位:貴族R…21点
======
シンデレラ『皆さん、やはり手慣れた足取りで、流麗な踊りを見せています』
シンデレラ『私も、そろそろ誰かと踊らなきゃ…ここまで連れて来て頂いた皆さんに申し訳がありませんわ』
シンデレラ『でも、ちょっぴりまだ怖いですね…』
シンデレラ『詳しい人に、少し話を伺おうかしら…』
トントン
シンデレラ『はい…?』
●安価
話しかけて来た人物
コンマ01~25:貴族AとM
コンマ26~50:貴族S
コンマ51~75:貴族KとY
コンマ76~90:王の従者HとE
コンマ91~99:姉KとN
コンマ00:姉U
↓2
760: 2015/06/08(月) 01:16:52.93 ID:rEFfeOj2O
せい
772: 2015/06/08(月) 17:40:40.46 ID:vaeBbuuB0
【第二幕 栄光の舞踏会】
━━━━━━━━━━━━
●346プロダクション
王子…ケンシロウ
魔法使い…三村かな子
魔王…ラオウ
町人…村松さくら、土屋亜子、大石泉
国王の従者…ヘレン、難波笑美
猫…高峯のあ、上条春菜
ネズミ…トキ、ジャギ
継母…三船美優
貴族…西園寺琴歌、神崎蘭子、喜多見柚
銀行員…??
王女…財前時子
●7610プロダクション
シンデレラ…鷺沢文香
魔法使い…安部菜々、市原仁奈
国王…シュウ
姉…ユダ、北条加蓮、神谷奈緒
貴族…輿水幸子、アナスタシア、櫻井桃華
騎士…姫川友紀
女神…高森藍子
・その他
バックダンサー…イヴ・サンタクロース
タイムテーブル管理…レイ
照明…サウザー
━━━━━━━━━━━━
773: 2015/06/08(月) 17:41:09.32 ID:vaeBbuuB0
★【鷺沢文香の自信度】★
・2日目に突入したLIVEツアーカーニバル
・アイドル路線を承諾したのは良いが、それでも自信が持てない鷺沢文香。
・もし演技が失敗したり、不条理を味わうと、本当にアイドルを目指していいか彼女は迷う筈である。
・今回はケンシロウを含め周囲のメンバーの強力なバックアップがある。
・しかし、詳細な話が通っていない危険なメンバーも数名存在する模様。誰かは察しろ。
・そしてこの公演最大の特徴『アドリブ(安価)』の恐怖が付きまとう。
・急造シンデレラ、鷺沢文香の自信を保てるかが、公演の成功と正式勧誘のカギになる。
━━━━━━━━━━━━
★安価で随時加減
★役者の行動により加減
★最大値500、最低値-500
★最大値到達でカウントストップ。
★最低値到達でカウントストップ。シン乱入。再度、最後に勧誘判定発生
★最低値到達以外で、勧誘は確定する
『お受けします。是非皆さんに協力させて下さい』
『でも、演出や配置は覚えていますが、台詞は上手く言えないかもしれないです。アドリブも絶対対応できません』
『こんな寡黙で虚弱な私で足手まといになるかもしれませんが』
『これからも、よろしくお願いします』
●現在 自信度 -153/500
774: 2015/06/08(月) 17:42:59.17 ID:vaeBbuuB0
アドバイス
・7610プロダクションのキャストは基本的にフォローしてくれます
・346プロダクションにも配役交代とフォローの話は通っていますが、逆に全く話が通っていない人物もいます
・しかし時子の様に、意外なファインプレーをしてくれる人物も中にはいます
・基本的に地雷を設置していますが、伏線は話の中で張っていますので、よく観察していれば避けられるハズ
例)地雷パターン
●従者J「途中で騎士や警備に遭遇しちまうかも知れんが、なあに問題ない!」
●3.何やら騒がしい部屋に行く
●貴族R「なにやら早速、度し難い畜生が狼藉を働き騎士と剣を交えておるのだ」
●2.兵器廠の騒ぎを伺う
●シンデレラ『ただ、このままホールに向かうと、嫌な予感がしますわ…』
●1.雑踏するホールの様子を伺う
・7610プロダクションのキャストは基本的にフォローしてくれます
・346プロダクションにも配役交代とフォローの話は通っていますが、逆に全く話が通っていない人物もいます
・しかし時子の様に、意外なファインプレーをしてくれる人物も中にはいます
・基本的に地雷を設置していますが、伏線は話の中で張っていますので、よく観察していれば避けられるハズ
例)地雷パターン
●従者J「途中で騎士や警備に遭遇しちまうかも知れんが、なあに問題ない!」
●3.何やら騒がしい部屋に行く
●貴族R「なにやら早速、度し難い畜生が狼藉を働き騎士と剣を交えておるのだ」
●2.兵器廠の騒ぎを伺う
●シンデレラ『ただ、このままホールに向かうと、嫌な予感がしますわ…』
●1.雑踏するホールの様子を伺う
775: 2015/06/08(月) 17:47:18.35 ID:vaeBbuuB0
シンデレラ『…あ、あれはっ…!』
姉N「あら、今晩は」
姉K「貴女、全然踊っていないですけど…具合でも悪いのですか?」
シンデレラ『(ああ、どうやら私とは気付いていないみたいです。このままやり過ごす事が出来たら…)』
姉N「…」
姉N「(おい加蓮、どうする、文香さんのフォローをしなきゃ…!)」
姉K「(う、うん。ここは台本通り、シンデレラの台詞に合わせて、上手く立ち回るよ!)」
シンデレラ『ええ、少しお酒を飲み過ぎてしまったもので、休んでいましたの』
姉K「このワインはこの地方一級の名産ですもの、病み付きになるのも仕方ないですわ!」
姉N「それにしても、この世の物とは思えない程の美しいドレスだなあ…!」
姉K「貴女、ひょっとして他国からの来賓ね? 見掛けない顔だもの…」
姉N「でもどことなく、シンデレラに顔立ちが似ているような…」
シンデレラ「…」
姉K「何を仰るのかしら? シンデレラならば今頃自宅であのエグい拷問器具と格闘していますわ!」
姉N「はは、違いない! はははは!」
姉K「おほほほ…!」
姉N「…」
姉K「…」
シンデレラ「…(ええと…)」
●安価
シンデレラの発言・行動
1.何か気の利いた事を言う
2.逃げる
3.その他(内容自由)
↓2
777: 2015/06/08(月) 18:13:28.98 ID:Kp+Soz/aO
(シン)デレラの事を何気に聞いてみる
778: 2015/06/08(月) 19:10:05.75 ID:vaeBbuuB0
>>777
台詞発生
●安価
(台本台詞のため予測可能)
コンマ01~90:ケンシロウ
コンマ91~99:鷺沢文香(自力)
コンマ00:ファンブル
↓1
台詞発生
●安価
(台本台詞のため予測可能)
コンマ01~90:ケンシロウ
コンマ91~99:鷺沢文香(自力)
コンマ00:ファンブル
↓1
779: 2015/06/08(月) 19:11:01.88 ID:9AaAuTXP0
ほい
780: 2015/06/08(月) 19:24:36.99 ID:vaeBbuuB0
シンデレラ『そのシンデレラ…というのはどういった人なのですか?』
姉K「シンデレラ? ああ、私達の義理の妹ですわ、一応は」
姉N「そうだなあ、みすぼらしくて不細工で、何をやっても不器用で…!」
姉N「何でもへらへら笑って聞いてる意気地無しで…」
姉K「自分の食事に微量のヒ素を混入されていても気付かない程の間抜けで…」
姉K「生きる価値など、我が家の小間使いとして扱ってやる位にしかないのですわ!」
姉N「ああ、なんと思慮深い私達何でしょうね!」
姉K「おーっほっほっほ…!」
姉N「あはははははっ…!」
シンデレラ「……」
姉N「(次の台詞は確か…)」
姉K「(シンデレラが…)」
シンデレラ「……」
●安価
シンデレラの台詞・行動
1.一言だけ姉に反抗して立ち去る
2.手元のワインを姉の顔に掛けて逃げるように去る
3.意外にも積極的に喰ってかかってみる
4.その他(内容自由)
↓2
782: 2015/06/08(月) 19:29:41.53 ID:+w8kcgR40
どうして同じ家族なのに仲良くできないのですか、お姉さまはシンデレラのことをお嫌いかもしれませんがシンデレラはきっと仲良くしたいと思っております
だって家族ですから、どうか家族というのをよく考えてください(涙目)
だって家族ですから、どうか家族というのをよく考えてください(涙目)
785: 2015/06/08(月) 19:37:06.13 ID:vaeBbuuB0
>>782
台詞発生
●声帯模写安価
(アドリブのため予測困難)
コンマ02~20:ケンシロウ
コンマ21~99:鷺沢文香(自力)
コンマ00:ファンブル
コンマ01:クリティカル
787: 2015/06/08(月) 19:39:04.48 ID:vaeBbuuB0
また忘れてた
●安価↓1
●安価↓1
788: 2015/06/08(月) 19:39:20.36 ID:FCj+Xnqa0
クリティカルってフミフミの生声で?
789: 2015/06/08(月) 19:57:39.08 ID:vaeBbuuB0
シンデレラ「……っ」
姉K「…?」
シンデレラ「ど……どう…」
姉N「な、何? 何か仰りたい事でもあるんですの?」
シンデレラ「」
シンデレラ「…ど…して……同じか、家族…なのに…」
姉K「『どうして同じ家族なのに?』」
シンデレラ「なな、ななかよく、でできない……の、ですか?」
姉K「『仲良くできないのですか?』ですってえ!?」
シンデレラ「おね…おねえさまは、し、シンデレラのことを、を…お、お嫌いかもしれれ、ませんが…!
姉K「『御姉様はシンデレラのことをお嫌いかもしれませんが?』」
姉N「当り前よ、あんなウジ虫で糞の掃き溜めの様な者と同じ空間にいる事自体、虫唾が走るって堪らないというのに…!!」
シンデレラ「し、しし…」
姉N「(が、頑張れ!)」
シンデレラ「シンデレラ、は、きとき、きっと…!」
姉K「(長い! 何故果敢にアドリブで攻めて来たし!?)」
シンデレラ「仲良く、したいとおも、思って…おりまス」
姉K「『シンデレラはきっと仲良くしたいと思っております!?』」
姉N「有り得ないわ! シンデレラは少し顔が良いからって、自分が常に悲劇のヒロインを気取って、内心は私達に取って代わろうとしているに違いないわ!」
シンデレラ「だ、だて、だって、か、家族でしゅ、ですから……」
シンデレラ「どど、どうか、家族というのを…」
姉K「……」
姉N「……」
シンデレラ「よ、よく考えて…くださイ」
姉K「…貴女に言われる筋合いは無いわ」
姉N「全くだな。ねえ御姉様、時間が勿体無いわ。もう別の場所に行きましょう?」
姉K「そうね。では御免あそばせ。良い夜を」
スタスタ…
シンデレラ「…(つ、疲れた…)」
●安価
自信度
(偶数で×2を+、奇数で×3を-)
↓2
791: 2015/06/08(月) 19:58:56.19 ID:RAqH4Fqqo
ていっ
796: 2015/06/08(月) 20:07:16.57 ID:vaeBbuuB0
自信度 -153→-210/500
======
(舞踏会 中盤)
シンデレラ『舞踏会もそろそろ中盤に差し掛かっていますが』
シンデレラ『皆さん思い思い楽しんでおり、会場の空気はより熱気を増していきます』
シンデレラ『王族は遠くで談笑しているのが見えますが…』
シンデレラ『王女が時折何かのスイッチを入れる度に、国王が苦悶の表情を浮かべるのは何故でしょう?』
シンデレラ『私も踊りに参加したいですが、些かまだペースが掴めません』
シンデレラ『もう少し話を聞いてみるのも良いかもしれません』
●安価
シンデレラに近づいてきた人物
コンマ01~25:貴族AとM
コンマ26~50:貴族S
コンマ51~75:貴族KとY
コンマ76~99:王の従者HとE
コンマ00:自信を喪失して外に出る
↓2
798: 2015/06/08(月) 20:08:37.43 ID:VVAJh5SA0
はい
799: 2015/06/08(月) 20:20:46.24 ID:vaeBbuuB0
貴族S「おや、貴女は…」
シンデレラ『今晩は。御機嫌麗しゅう…』
貴族S「先程、あの姉妹に絡まれていましたね。あの姉妹は街でも評判は良くは無いですから、近付かない方が良いですよ?」
シンデレラ『根は良い人達だと思いますが、私の言動が癇に障ってしまったようです』
貴族S「触らぬ神に祟りなし、といいますからね! ボクなら無粋な家庭事情の詮索などしませんがね!」
シンデレラ『あの人達を知っているという事は…貴女はこの国の人なのですね?』
貴族S「そういう貴女は見慣れない顔ですから、恐らく他の国からの来賓ですね!」
貴族S「この有名なボクを知らないのは、まあそれで許してあげますよ!」
シンデレラ『ありがとうございます』
貴族S「(フフーン…シンさんの代役にフミフミーさんが選ばれたのは当然知っていますよ!)」
貴族S「(フォローはこのボクが完璧に対応して見せますよ! 台本通りにやれば、幼稚園児でも出来る簡単なことですからね!)」
シンデレラ「……(次のシーンは…確か…)」
●安価
1.貴族Sが王族の黒い噂を語る
2.貴族Sと少し踊りの練習(アクション発生)
3.自信が無いので、会話を切り上げて立ち去る
4.その他(内容自由)
↓2
801: 2015/06/08(月) 20:22:02.52 ID:q9gLrivPO
1
803: 2015/06/08(月) 20:43:00.21 ID:vaeBbuuB0
貴族S「貴女はこの国の事情を知らなそうなので、折角なので教えてあげますよ!」
シンデレラ『はい、ではお願いします』
貴族S「この舞踏会が王子の婚略なのは周知だと思いますが、実はその裏では色々とややこしい噂があるのです」
貴族S「国王は聡明で偉大な人物なのですが、その子供達が一癖も二癖もありまして…」
貴族S「一番上の兄は父親である国王を暗頃しようとして失敗し、国を追われました。今もどこかで『魔王』と名乗って悪さをしているとかどうとか…」
シンデレラ『成程…あの方がそうだったのですか…』
貴族S「その下の王子は誠実で勇敢なことで知られているのですが、如何せん政治には疎く、表舞台に顔を出すのが嫌いだとか…」
シンデレラ『その王子を一目見ようと、舞踏会に参加しているものも多いのですね?』
貴族S「はい。ですが、一番問題を抱えているのがその下の妹でして…」
シンデレラ『少し聞いたことがあります。王女は末子。このままでは王位継承が出来ないと踏んで…』
シンデレラ『国王を謀略し権威を失墜させ、そこに奥手な兄の代わりに自分が取って代わろうとしているとか…』
貴族S「流石にこの噂は他国でも聞き及んでいましたか。ギロチン広場で国王を丸裸で躾けていたのはあまりにも有名ですものね」
貴族S「王女の威勢に恐怖して、多くの兵隊も王女の元に付いているとか…」
シンデレラ『なんとか早期に手を打とうと国王が画策したのが、この舞踏会…というわけですね?』
貴族S「その通りです! 妻を娶れば、王子の内気な性格も変わり、上に立つ者の自覚が出るだろうと言う、国王の配慮でもあるのです!」
シンデレラ『そういった事情があったのですか…』
●安価
シンデレラの発言・行動
(内容次第で声帯模写判定変化)
↓2
805: 2015/06/08(月) 20:52:00.37 ID:FCj+Xnqa0
その王子様の妻になろうとしている貴女も…ここにいる人達はこの事を承知の上で?
806: 2015/06/08(月) 20:56:44.30 ID:vaeBbuuB0
>>805
台詞発生
●安価
声帯模写判定
(台本のため予測可能)
コンマ02~90:ケンシロウ
コンマ91~99:鷺沢文香(自力)
コンマ00:ファンブル
コンマ01:クリティカル
807: 2015/06/08(月) 20:57:17.86 ID:vaeBbuuB0
●安価
↓1
↓1
808: 2015/06/08(月) 20:57:39.89 ID:4FUlIEYt0
よ
810: 2015/06/08(月) 21:11:49.00 ID:vaeBbuuB0
シンデレラ『その王子様の妻になろうとしている貴女も…ここにいる人達はこの事を承知の上で?』
貴族S「大半は分かっていないでしょうね。王子の婚略という噂だけを聞きつけて、玉の輿を狙おうとする欲に目が眩んだ浅ましい連中ばかりです」
貴族S「まあボクはこの地方の名家ですから、招かれたので催しに参加してあげてるだけですが…」
貴族S「それでも、このボクのあまりの可愛さに王子が惹かれて結婚を申し込まれてしまったら、まあ仕方ないから受けてあげる…といった所ですかね?」
貴族S「仕方ないですからね! ボクは可愛いですから!」
貴族S「気性が荒い王女も、この可愛いボクには手出しが出来ないでしょう!」
貴族S「仕方ないですからね! ボクは可愛いですから!」
シンデレラ『そうですか、では頑張って下さいね』
スタスタ
貴族S「あ、あれ? なんかちょっと冷たい言い方じゃないですか? あのー…」
●安価
自信度+(×4)
↓2
812: 2015/06/08(月) 21:12:56.87 ID:Vp4LvvXV0
a
821: 2015/06/08(月) 21:34:16.84 ID:vaeBbuuB0
自信度 -210→138/500
======
(舞踏会 中盤)
シンデレラ『あれから結構時間を潰しましたが…』
シンデレラ『王子は最初の一人以外、一向に踊りの輪に加わる気配はありません』
シンデレラ『政に興味が無く、表舞台にも顔を出さない、日陰を好む性格…』
シンデレラ『一方、王女は表面的には明るく振る舞い色々な名家の方と挨拶を交えていますが…』
シンデレラ『手に隠した謎のスイッチを連打し国王が身震いする度に、少し恍惚とした表情を浮かべます』
シンデレラ『確かに…先程の貴族の方の話は本当だったのですね。王族がここまで癖の強い方々だったとは』
シンデレラ『そろそろ一回だけ踊りの輪に加わってみるのも良いかもしれません』
シンデレラ『では…一度、男性にアプローチを掛けて見ましょうか』
シンデレラ『身近にいる男性と言えば…』
シンデレラ「…(次は…貴族達の全体LIVE…)」
シンデレラ「…(勿論私も踊りに加わる。でも、踊るなら顔見知りが良かったけど…)」
シンデレラ「…(確か私と組むのは…)」
●安価
1.長い黒髪でスタイルの良い従者
2.栗毛の髪を後ろに上げた貴族
3.銀髪を後ろで短く纏めた貴族
4.蛸の髪飾りを付けている従者
↓2
823: 2015/06/08(月) 21:36:07.89 ID:FCj+Xnqa0
3が一番無難かな?
1と4はヤヴァそう
1と4はヤヴァそう
831: 2015/06/08(月) 22:35:15.40 ID:vaeBbuuB0
貴族A「! ああ、貴女も参加者の方、ですか?」
シンデレラ『初めまして、シンデレラと申します。一曲如何ですか…?』
貴族A「これは…願ってもない。貴女のような麗しい方と踊れるなんて、今日来た甲斐が、ありました」
シンデレラ『…?』
貴族A「あー…今回参加したのは我が家の面子もあるが…国王と王子の意向にあやかろうと思ってね」
貴族A「国中のみならず他国からも、華と自信に溢れる女性が集うとあらば、これに乗らない手はあるまいと」
シンデレラ『そうでしたか。良いお相手に巡り合えると良いですね』
貴族A「ははは、これはどうも。では、一曲踊りましょうか?」
シンデレラ『はい、ですがこのような所にはあまり馴染みが無く、踊りも得手では無いもので…』
貴族A「パジャールスタ、どうぞ私に任せて下さい」
シンデレラ『はい、では…』
●安価
1.積極的にリードする
2.相手方に合わせる
3.その他(内容自由)
↓2
833: 2015/06/08(月) 22:37:22.76 ID:mqP+zwqAO
1
837: 2015/06/08(月) 22:57:23.96 ID:vaeBbuuB0
ガクンッ!
貴族A「っ!?」
シンデレラ「…っ」グイッ
貴族A「(ふ、文香…!? 貴女はあまり踊りの練習はしていなかった筈…)」
貴族A「(こ、ここは私に任せて、リードを…!?)」ガクン
シンデレラ「ぁ…っ」グラグラ
貴族A「あ、そ、そうです、その調……!?」グラッ
シンデレラ「あ、……ぁぁ…!」フラフラ
貴族A「(アパースナ…! 動きが不規則で、安定しません…!)」
シンデレラ「」
ドンッ!
貴族M「(痛っ、ちょ、文香ちゃま!?)」
貴族Y「(ちょ、ちょっと! 列が被って邪魔になってるよっ!?)」
貴族K「(あの二人、少しリズムが乱れています…!)」
貴族S「(も、もう! 何をやっているんですか!)」
貴族R「(どど、どうしよう…!!)」
貴族A「…っ!」フラフラ
シンデレラ「…(あ、ああ…御免なさい…変にリードしてしまったせいで…)」グラッ
【LIVE ♪貴族達の円舞曲】
●安価(連投上等)
【LIVEツアーカーニバル 暫定ランキング】(前編>>895参照)
コンマによる点数
1.騎士による『不退転の剣戟』(+30)
2.貴族Rによる『混沌の輪舞曲』(+10)
3.貴族による『貴族達の円舞曲』(÷2)
↓1,2,3
●安価
自信度-(×5)
↓4
838: 2015/06/08(月) 22:58:21.44 ID:TAdUopWdO
流石に甘く見てくれんか、祈ろう
839: 2015/06/08(月) 22:58:30.71 ID:H5SbNq08O
てい
840: 2015/06/08(月) 22:58:45.77 ID:iQnkHCbYo
南無三
841: 2015/06/08(月) 22:59:07.01 ID:O/56Loao0
ん
847: 2015/06/08(月) 23:21:42.35 ID:vaeBbuuB0
【ライブ部門 暫定ランキング】
1位:貴族R…81点
2位:騎士…74点
3位:貴族…36点
自信度 138→133/500
======
(舞踏会 終盤)
国王S「ケンシロウよ、そろそろお前もあの貴族達の輪に入って、少し踊ってきたらどうだ?」
王子K「…お前が言うなら、そうしよう。だがこんな座興に付き合うのは一回きりだぞ」
国王S「お前の今後を思っての父の配慮を分かってくれまいか…? お前が結婚し家庭を持てば、少しは王族としての責任が持てるのではないか?」
王子K「俺は国のコントロールには興味が無い。下の妹に任せれば良いだろう」
国王S「ああ、そんな事を言わないでくれ…。私の尻の穴がこれ以上広がってしまう前に、早い所お前に王位を継がせたいのだ…!」
王子K「う、うむ…」スタッ
従者H「では少しぐるりと見て回りましょうか」
従者E「そやな。王子様、こちらへ?」
‐‐‐
貴族K「おお、遂に、王子がこっちにくるよ!」
貴族R「まことかっ!?」グイッ
貴族Y「わ! おい、私との踊りはもういいのか!?」
貴族M「ちょ、ちょっと押さないでくれませんこと!?」
貴族K「ああ王子様…私に目を掛けてくれないかしら…♪」
姉U「お、王子が来るですって!? ちょっと邪魔っ!」ドカッ
貴族S「痛い! ちょっと乱暴ですよ!!」
●安価
王子にいち早く言い寄る人物
1.貴族K
2.貴族M
3.貴族R
4.貴族S
5.姉U
6.姉K
7.姉N
↓1,2,3,
848: 2015/06/08(月) 23:22:16.95 ID:3UJWyr7f0
4
849: 2015/06/08(月) 23:23:24.24 ID:TAdUopWdO
5
850: 2015/06/08(月) 23:23:48.67 ID:z393FpZcO
2
854: 2015/06/08(月) 23:43:49.29 ID:vaeBbuuB0
王子K「……」
王子K「どれも変わらん。多分モノクロフィルムで撮れば全員同じ顔だぞ…」
従者E「ま、まあ…そう言わんと」
従者H「ですが、中には麗しい美貌の者もちらほらと…」
王子K「外見だけだ」
従者H「そう口を尖らせずに…」
バッ!
貴族M「王子様っ!」
王子K「…?」
貴族M「是非わたくしと、一曲如何ですか?」
王子K「お前は…」
王子K「小さくて顔が見えん」
貴族M「なっ!? 酷いですわっ!」
貴族S「王子様?」
王子K「……」
貴族S「フフーン、あまりの可愛さに見惚れてしまいましたか? 仕方ないから一曲…」
王子K「……」スッ
貴族S「む、無視ですか!? 何で!?」
姉U「ケ…、お、王子!!」
王子K「……」
姉U「絶世の美女と称される私とならば、踊って貰えるのでしょう??」
王子K「お前は……」
王子K「……帰れ」
姉U「!?」
従者E「ホンマに辛辣やなあ…」
従者H「あまり外界に目を向けない故、偏屈してしまってるのね」
従者E「し、シィっ! 王子に聞こえるで!」
王子「……」
シンデレラ「……」
王子「……ん?」
王子「お前は……」
●安価
王子Kの発言・行動
1.興味を示し、まずは挨拶
2.いきなり手を取る
3.安定のスルー
4.その他(内容自由)
↓3
857: 2015/06/08(月) 23:45:35.18 ID:JqOyEDlAO
1
861: 2015/06/09(火) 00:02:19.87 ID:dFTq5Z990
王子K「…」
シンデレラ「…」
王子K「俺は…ケンシロウだ。お前は…?」
従者H「おお、あの王子が初めて興味を持った…」
従者E「えらいこっちゃで…、これはまさか…!」
王子K「っ…」クルッ
シンデレラ『私はシンデレラです、王子』
王子K「そうか。お前はこの中でも一際美しい…」クルッ
王子K「いや、それだけではない」
王子K「今日招かれた女共は、どれも浅ましい欲望が滲み出ている。好奇の目で俺を眺めている者もいる」
王子K「…是非一曲、この俺と踊ってはくれないだろうか…?」クルッ
シンデレラ「…」
シンデレラ『はい、王子と踊れるなんて、夢を見ているようですわ』
シンデレラ『是非、お願いします』
王子K「では、手を…」スッ
シンデレラ「は、はい…」スッ
シンデレラ「…」
●安価
シンデレラの行動
1.折角なので積極的にリードする(アクション発生)
2.やはり無難に相手に合わせる
3.その他(内容自由)
↓2
863: 2015/06/09(火) 00:03:13.45 ID:HUb8StcO0
2
866: 2015/06/09(火) 00:23:54.70 ID:dFTq5Z990
王子K「さあ、俺の手を握れ」
シンデレラ「はい…」
王子K「心配はいらん、さあ…」スッ
シンデレラ「…!」グイッ
【LIVE ♪魔法の舞踏会】
貴族S「…!」
貴族A「ハラショー…とても美しいです…!」
貴族M「悔しいですけど、本当に綺麗ですわ…」
貴族K「7610プロにあんな役者さんがいたなんて、驚きです」
貴族Y「そうだね。控えめの人だと思ったけど、やっぱり演劇って凄いね」
貴族R「おおお…まさにお伽噺の如き、流麗で目を奪われる…幻術のような…」
貴族S「文香さん……綺麗…」
貴族M「シンデレラ……素直に憧れてしまいますわ」
貴族K「女の子なら、一度は誰もが夢見る舞台ですものね」
パチパチパチパチパチ!
‐‐‐
(照明ギャラリー)
パチパチパチパチパチ!
サウザー「……」ゴソゴソ
レイ「…おい、何をやっている。パソコンやら怪しい機器やら取り出して…」
サウザー「え?」カタカタ
サウザー「プロジェクションマッピング…の準備だけど…?」
レイ「!?」
●安価(連投上等)
【LIVEツアーカーニバル 暫定ランキング】(前編>>895参照)
シンデレラと王子による『魔法の舞踏会』
点数
↓1(+50)
自信度+
↓2
867: 2015/06/09(火) 00:25:15.81 ID:kQcK8T1bO
1
868: 2015/06/09(火) 00:25:31.82 ID:A4gt3qhw0
へい
872: 2015/06/09(火) 00:41:59.48 ID:dFTq5Z990
【ライブ部門 暫定ランキング】
1位:シンデレラと王子…131点
2位:貴族R…81点
3位:騎士…74点
4位:貴族…36点
自信度 133→215/500
レイ「ぷ、プロジェクションマッピング…!?」
サウザー「そうだ! この聖帝が単なる照明係で収まり黙って静観していると思ったか!!」
レイ「おい! 折角我らのフミフミーも安定して演技しここまで成功しているのに、台無しにする気か!?」
サウザー「台無しだとぉ!?」
サウザー「寧ろこのサウザーの姿をケンシロウに投射して、彼女を安心させようと言う心意気、親心の様な優しい配慮ではないかッ!!」
レイ「ハァッ!?」
サウザー「公演に出られないと知ったあの日から計画していた…!!」ワナワナ
サウザー「一人で寂しく枕を濡らし、どうすれば劇に出れるかを考えた結果がこの作戦だ!」
サウザー「前日に橘と本番同様に踊り、王子の踊りと動きをコピーし完成させた映像…!」
サウザー「『王子:サウザー』を今こそプロジェクションマッピングにてお披露目するッ!!」
レイ「……!!」
●安価(超重要)
1.「確かに…それで緊張が解れるかも知れんな…」様子を静観する
2.「む、無理だ、そんな事したら演劇が台無しに…!」弱気に抑える
3.「映すならケンシロウでは無く、文香に映せ!」照射機を傾ける
4.「て、てめえの血は何色だーっ!!」狭くて危険だが全力で暴れる
5.「馬鹿野郎、彼女を信頼して何もするな!!」パソコンを破壊する
↓5まで多数決。同票で絞って再安価
882: 2015/06/09(火) 00:51:52.74 ID:dFTq5Z990
●再安価(超重要)
プロジェクションマッピング
1.彼女の緊張を緩和させようとする聖帝に賭けてみる!『静観を決め込む』
2.彼女自身の姿を隠せば、彼女も伸び伸びと演技が出来る!『投射機を傾ける』
3.幾ら何でも無茶苦茶過ぎるし、蛮行を見逃せない!『パソコンを蹴り壊す』
↓7まで多数決。同票で絞って再安価
905: 2015/06/09(火) 01:01:53.42 ID:anjys1jHO
2
910: 2015/06/09(火) 01:15:58.74 ID:dFTq5Z990
レイ「セッ!!」ブオッ!
バキィ!!
サウザー「っ!!」
サウザー「ぱ、パソコンがッ……き、貴様ぁ…!」ガタッ!
レイ「…素人同然の彼女が、周りに助けられここまで順調に演劇を進めているんだ…!」
レイ「我らを信頼し、勇気を持って承諾してくれた彼女の行動を無碍に扱いやがって…」
レイ「少しくらい彼女を信頼して、最後まで任せて見ようとは思わんのか!?」
サウザー「貴様ぁ…この聖帝が、最後に食べるイチゴショートのイチゴの如く期待を高め楽しみにしていた計画を…!」プルプル
レイ「馬鹿を言うな! ここでお前の姿など投影したら、それこそ台無しだ!」
サウザー「お、お前はそれでいいのか…我がプロダクションの新鋭アイドルが、ケンシロウのような男にかどわかされ蹂躙されていく姿を…」
サウザー「その哀れな様を黙って見ていろと言うのか…!?」
レイ「娘を嫁に出す父親か貴様はッ!!」
レイ「黙って見ていろサウザー! お前の被害妄想に付き合っている暇は無い!!」
サウザー「く、クソが…!!」プルプル
‐‐‐
911: 2015/06/09(火) 01:31:33.82 ID:dFTq5Z990
======
(LIVE終了)
パチパチパチパチパチ!
シンデレラ「…(や、やった、初めて上手く出来た…!)」
王子K「…」
王子K「…見事だ、この様に邪念を忘れて楽しめたのは、実に久しい」
王子K「本当に感謝する。何故だか、清々しい気すら感じる。本当にお前の抜擢には感謝している」
シンデレラ『いえ、礼を申し上げるのはコチラの方です、一国の王子とこのような華やかな舞台で踊れるなど…』
シンデレラ『本当に夢みたい……幸せな気持ちです』
王子K「幸せか……」
王子K「そうだな。今の俺の心内を表すと、その言葉がふさわしい」
王子K「こんな感情は久し振り……、いや、生まれてこの方初めてかもしれん」
王子K「……もしお前が良いなら、この後も…」
ゴーン…!
シンデレラ「…!」
シンデレラ『い、今何時ですか…!?』
王子K「今は夜の12時だ。時間を忘れて踊り耽ってしまったな」
シンデレラ『え、ええ。私もすっかり楽しくて…つい忘れてしまっていましたわ』
シンデレラ『急いで帰らなくては…!』
913: 2015/06/09(火) 01:48:46.39 ID:dFTq5Z990
シンデレラ『今日は本当にありがとうございました…!』ペコリ
シンデレラ『貴方の様な素敵な人と踊れたのは、一生忘れません…』
シンデレラ『さようなら、王子……!』タタタッ
王子K「もう帰るのか…?」
シンデレラ『申し訳ありません、本当に残念です…さようなら…!』カクン
王子K「おい、靴が…!」
タタタタタ…
王子K「……」ヒョイ
王子K「…靴を残して、行ってしまった…」
王子K「なんという事だ…あの娘になら、心を開いても良いとさえ思えたのに…」
王子K「実に誠実な眼をしていた…」
従者H「それは…あの娘の靴ですね」
従者H「ガラス製の…見事な逸品です。まさに世界レベル…」
従者H「これ程の物を持っているのならば、かなり高名な家柄でしょう」
従者E「折角良い雰囲気でしたのに…残念やなぁ」
従者E「せめて名前くらい聞いとったんですか?」
王子K「確か名前をシン……シン…?」
従者E「……?」
王子K「……」
王子K「……何故だか、吐き気を催すほど嫌な記憶が頭を過り、思い出せん…」
従者E「嘘ォ!? ここであの健忘症!? 冗談きっつ…!」
・・・・・
・・・
・
922: 2015/06/09(火) 18:02:12.59 ID:0VOrnvfp0
======
(同時刻 とある建物)
銀行員C「……」
銀行員C「…で、返済の期日は今日の夜12時キッカリと言った筈ですが…」チラッ
魔法使いNN「ギクっ…!!」
魔法使いK「ま、待って下さい! 今日返せなくとも、証明くらいは…!」
銀行員C「証明……何も無い、誰も居ないじゃあないですか…」
銀行員C「…お金の貸し借りは、本来信用で成り立っているのですよ?」
銀行員C「『良い金ヅルが居たから、今度こそ借金を返すアテが出来た!』と大口を叩くものだから…」
銀行員C「借金の延滞を重ねている貴方達を信用して、最後のチャンスとばかりに、更に期日を今日まで延ばしてあげたのに…」
銀行員C「結局、返済の目処なんて立っていないじゃあないですか…ねえ?」
魔法使いN「ぅぅぅ…」ガクガク
924: 2015/06/09(火) 18:03:49.82 ID:0VOrnvfp0
魔法使いK「も、もう、下町でアルバイトをしてまで、借金の返済に働く女神様を見ていられなかったんですぅ…」
魔法使いNN「し、シンデレラが王子と結婚をすれば、彼女の友人……いや、二人のキューピットとして、ナナ達の借金を工面してくれる筈…」
銀行員C「恩着せがましい!! それでも貴女方は神聖な女神に使える魔法使いですかっ!!!」バン!
魔法使いNN「す、すみませんでしたあぁぁっ!」ズザアァァ!
銀行員C「結婚ん? 婚約ぅ? 王子なんて、彼女の名前すら思い出せない有様じゃあないですか…?」
銀行員C「どうやら、貴方達を信用するのは『ここまで』のようですねえ……」
魔法使いK「ひ、ひええ…」ビクビク
銀行員C「借金残額と利子、そして貴方達の馬鹿な計画に付き合ってあげた迷惑料…」
銀行員C「耳を揃えて返して貰いましょうかねえ……お金は命より重いんですよ…」
銀行員C「何故人体には腎臓が2つあるか知っていますか?………いや、前途有望な小さい子もいるし、コッチはやめておきましょうか…」
魔法使いN「お、オトナってこえーです…」ビクビク
銀行員C「前途有望な小さな子……といえば…そうですねえ…」
銀行員C「若い女の子に打って付けの働き口があるんですけど、そこを紹介しましょうかねえ…」
魔法使いNN「こ、この子達には手を出さないで下さいっ! ツライ目に遭うのはナナだけで…!」
銀行員C「ナナさんには言ってないんですよぉ…! 私は『若い子』と言った筈なんですがねえ…?」
魔法使いNN「」
・・・・・
・・・
・
927: 2015/06/09(火) 18:11:19.65 ID:0VOrnvfp0
======
(3日後 自宅)
シンデレラ「……」ボー
姉U「…」イラッ
姉U「掃除に身が入っていません…わッ!」ゲシッ
シンデレラ『も、申し訳ありません…!』
姉U「(くそ…シンならば全力で膝を入れたのだが…フミフミーならば仕方あるまい)」
姉K「どうも舞踏会から機嫌が悪いね、御姉様…」ヒソヒソ
姉N「仕方ないよな、王子に全く相手にされなかったんだ…」ヒソヒソ
姉U「二人とも、何か言いましたか!?」ギロリ
姉K「い、いいえ何でも!」
猫N「…あれからシンデレラの虐めは酷くなる一方…可哀想にゃー…」
猫H「ザマァみろだにゃーん♪」
猫N「…」ギロッ
猫H「そ、そんな目で見ないでにゃ~…」
928: 2015/06/09(火) 18:19:35.01 ID:0VOrnvfp0
継母M「貴方達…良い報告がありますよ」
姉U「お母様、どうしましたの?」
姉N「何かあったのか?」
継母M「今、街の広場で、王子が何やら婚約者の選定を始めたようです」
姉K「こ、婚約者の選定!? そんな堂々と…!」
姉N「滅多に城の外に出ないと噂の王子が何故…?」
シンデレラ「……!」
継母M「先日貴方達が舞踏会に参加した際、そこで王子が一人の女性と楽しげにダンスに興じる姿を見たそうね?」
姉K「確かに…」
姉N「最後の方だったけど、あの仏頂面の王子が珍しく笑っていたと、皆驚いていたし…」
継母M「…どうやら、その娘を婚約者に見染めたそうですが…名が分からぬと」
シンデレラ『え!?…ちゃんと名乗ったはずなのに…!?』
継母M「何か言いましたか?」
シンデレラ『い、いえ…』
929: 2015/06/09(火) 18:25:05.42 ID:0VOrnvfp0
継母M「しかし、残った片方の靴を手掛かりに…」
継母M「手始めにこの国から、その靴にピッタリ合う女性を探しているようです」
姉U「成程…それが今広場で行っている婚約者の選定という訳ですか…」
姉K「御姉様、すぐに私達も行きましょう!」
姉U「そ、そうですわ! 早速向かいましょう!」ガタッ
継母M「貴方達には期待していますよ? 貴方達こそ婚約者に相応しいのですからね…?」
バタバタバタ…
シンデレラ「…!」
シンデレラ『あ、あの…私も…!』
継母M「貴女は私と留守番ですよ」
シンデレラ「…っ」
継母M「別に嘘を言ってあの3人を追い出したつもりは毛頭なかったですが…」
継母M「運良く……ようやく二人きりになれましたね…シンデレラ……♪」
カチャ
シンデレラ「え?」
継母M「何をとぼけているの? さあ、この間の続きを始めましょう?」ジリジリ
シンデレラ「こ…この間、の、続き……?」
シンデレラ「…(あ、アドリブ…?)」
シンデレラ「!!!」ゾクッ
継母M「ふふふふふっ…///」ソワソワ
シンデレラ「」
931: 2015/06/09(火) 18:42:58.09 ID:0VOrnvfp0
======
(城下町 広場)
町人S「王子様…以前見た時と全然違います…!」
町人A「それはさくら、アンタがネットの画像に踊らされただけや」
町人S「ま、まさか別人だったんですかぁ!?」
王子K「…」
王子K「違う…」
従者H「次の者っ!」
町人S「はいっ!」
町人S「え、えへへ…ど、どうですかぁ?」ワクワク
従者E「……全然あってへんな」
従者H「冷やかしは帰れ! 王子の御前だぞ!」
町人S「ひ、ひええ…」タタタ
町人A「な、なあ。ウチはどうかな…?」ドキドキ
王子K「金臭いな…」
従者H「次だ!」
従者E「ほら、はよどきいな」グイッ
町人A「は、ハアア!? か、金臭いて…!!」ズルズル
町人I「…」
王子K「…お前が次の者か」
町人I「いえ、私は遠慮します」キッパリ
町人I「携帯電話も碌に扱えないで、一々連絡に家まで出向くアナログな人など興味ありません」スタスタ
王子K「ぐ、ぐむ…」
従者E「(い、イズミン……ケンさんの傷を抉るなあ…)」
従者H「(前に凛の花屋と騒動を起こして話題になったからかしら…)」
932: 2015/06/09(火) 18:43:48.90 ID:0VOrnvfp0
姉U「あ、あそこねッ!」バタバタ
姉K「御姉様、ファイト!」
姉N「頑張って!」
従者H「次!」
姉U「ほら、どうですっ!」スラァ
王子K「貴様…」
姉U「ぐっ…!」ギュウギュウ
王子K「爪先すら入らんか。それ以前に履く前から色々と論外だ…」
王子K「だが…コイツがアタリのようだ」
姉U「えっ!!」
従者H「で、では…!」
王子K「ああ」
姉U「や、やったわ…! 遂に私が…!」
姉U「王子の婚約者…っ!!」
933: 2015/06/09(火) 19:05:27.57 ID:0VOrnvfp0
王子K「微かだが…コイツからあの娘の『ニオイ』がする」
姉U「に、ニオイ…!?」
王子K「そうだ。靴のサイズなどで個人を特定できるとは到底思えん。形が合う人間なら幾らでも居よう」
王子K「だが…ニオイは別だ。体臭、髪の香り、食べている物……生活習慣に沁みついているニオイは嘘をつかん」
王子K「貴様…あの娘の知り合いだな…?」
従者E「王子の命令や、あの女性は何処にいる!!」
従者H「言わないと…トンデモないお仕置きよ?」
姉U「ぬ、ぬうう…!」
934: 2015/06/09(火) 19:08:32.48 ID:0VOrnvfp0
姉U「こ、こうなれば…!」
姉U「強硬手段だ! 腕ずくで捩じ伏せ、王子に結婚をーっ!!」バッ!
従者E「お、王子っ!!」
王子K「…雑魚が…」スッ
姉U「南斗紅鶴拳奥義、血粧s…」
王子K「はあっ!」ズオッ!
姉U「がっ!?」ピキン
王子K「……」
姉U「な、なにをした…く、口が…」
王子K「『新一』と呼ばれる秘孔を突いた」
姉U「な、な…」グググ
従者H「ワーオ…ビューティフル…!」
王子K「貴様は最早俺の質問に対し口を割るしかないデク人形だ」
王子K「さあ吐いて貰おうか…あの娘の居場所を…!」
935: 2015/06/09(火) 19:12:35.58 ID:0VOrnvfp0
======
(シンデレラの家)
王子K「ここが…彼女の家か…」
従者H「では…」
トントン…
従者E「こんちはー、城から参りました、王子の使いですが、シンデレラさんはいらっしゃいますかー?」
バタバタバタ!
ガタンガタン!
従者E「な、なんやえらい騒がしい……」
王子K「…」
王子K「シンデレラよ、俺だ、ケンシロウだ…!」
王子K「お前の美しい姿をもう一度、俺に見せて欲しい…!」
ガタガタガタガタ!
王子K「……?」
936: 2015/06/09(火) 19:23:36.70 ID:0VOrnvfp0
キィィ…
継母M「……」
王子K「この家の者だな……シンデレラに用があって城から参ったが…」
従者E「なんやおばさん、恥ずかしそうに顔だけ出して…」
継母M「い、いま取り込み中ですっ!」
継母M「わ、ワケあって顔しか出せませんが、と、とにかくそんな名前の人間はこの家にはいませんっ…!」
継母M「か…帰って下さい…!」
王子K「下手な嘘をつくな、既に調べは付いている。この家に住むユダという者が明言したぞ」
継母M「…!」
従者H「隠すと貴女のためにならないわよ、さあ開けて頂戴…」ググッ
王子K「……」グイッ
継母M「あああ、や、やめて…それ以上開けたら…っ!」ギギギギッ
バッ!
従者E「」
従者H「ワーオ……」
王子K「な……!」
王子K「なんだこの色情狂は…!」
継母「~~~~~っ///」カァァッ
942: 2015/06/09(火) 19:38:49.53 ID:0VOrnvfp0
王子K「と…とにかく家に上がらせて貰うぞ」
従者H「ほら、お客さんの目に毒だから、こっちに来て布を被りなさい」バサッ
継母M「…」
王子K「シンデレラ、いるのだろう! 姿を見せてくれ!」
シンデレラ「……」チラッ
王子K「…お前は…」
従者E「なんや、この小汚い嬢ちゃん。シンデレラはホンマに留守か?」
シンデレラ『お…王子…っ』フルフル
王子K「……」
王子K「そうか……」
王子K「外見こそはあの日の美しさも品性の欠片も無い、貧相な身なりだが…」
シンデレラ「…っ」
王子K「あの時と同じ、誠実な眼だ。お前がシンデレラだな…」
シンデレラ「!!」
従者E「嘘っ…! でも手に蝋燭と鞭持ってんで!?」
従者E「(…と…ツッコむのはもう野暮か。やめとこ…)」
945: 2015/06/09(火) 19:43:41.91 ID:0VOrnvfp0
王子K「確認したい。このガラスの靴が、本当にお前に合うのかを…」
シンデレラ『は…はい……』スッ
王子K「……」
シンデレラ「……」
王子K「ピッタリだ……安心したぞ、お前で本当に良かった…」
シンデレラ「…」
シンデレラ「……」スッ
王子K「……」
シンデレラ「……?」スッ
王子K「(……)」
946: 2015/06/09(火) 19:44:25.06 ID:0VOrnvfp0
シンデレラ「……」
王子K「……」
シンデレラ「…(お、親指をたたんで台詞の合図をしているのに…!)」
シンデレラ「…(この距離で見えない筈はないのに…ケンシロウさん…!)」
シンデレラ「…(ま、まさか…)」
王子K「……」コクッ
シンデレラ「…!!」
シンデレラ「………っ」
947: 2015/06/09(火) 19:56:20.76 ID:0VOrnvfp0
シンデレラ「……く」
シンデレラ「靴を…届けて、くれて、あ、ありがとう…」
シンデレラ「ええ、ええと…あの…あの…」
シンデレラ「あの時は、本当に…ありがとう…ございました…」
王子K「…」
シンデレラ「それと、ご、ごめんなさい……」
シンデレラ「わ、私は、き綺麗な、格好で、取り繕って…じじ純粋な、貴方を、騙して…」
王子K「……謝る必要は無い」
シンデレラ「…」
王子K「感謝を述べたいのは俺の方なのだ」
王子K「俺の父親は勇敢だ何だと噂を流し、俺の評価を偽っていたようだが…」
王子K「実際の俺は世間に興味は無く、疑心暗鬼で偏見を持ち、城に閉じ籠っていた…」
王子K「そんな俺が、こうして外に出て来れたのも…」
王子K「ひとえに、お前に舞踏会で出会えたおかげだ。そしてもう一度出会いたいと願ったからだ」
シンデレラ「…わ、私は、ただ…貴方と、お、踊っただけで…」
948: 2015/06/09(火) 20:00:22.42 ID:0VOrnvfp0
王子K「一つ…俺の願いを聞いてくれないだろうか?」
シンデレラ「は、はい…」
王子K「…これからは、俺と共に生きて欲しい」
シンデレラ「…!」
王子K「……」
シンデレラ「で、でも…わた、私、は…!」
王子K「例え、お前が内気で、灰かぶりと呼ばれていようが、どんな見た目であろうが構わない」
王子K「もう一度、俺と…あの時のように、一緒に踊ってくれはしないだろうか…?」
王子K「……」
シンデレラ「……っ」
『むりっす…』
950: 2015/06/09(火) 20:16:17.01 ID:0VOrnvfp0
******
『むりっす…』
『む、無理などではない。貴様は誰よりも我らアイドルの傍でその活動、演技を今まで目の当たりにしてきたではないか!!』
『伯父の本屋で小間使いとして怠惰を貪っていた時より、自分を変えて見たいと思っていたのではないか?』
『街々の看板で凛々しい姿のモデル、アイドル、女優!』
『それにただ一度も魅せられたことも、憧れたことも無いのか?』
『このシンデレラの役は、薄倖ですこし暗い印象を演技と容姿で想起させる役だ。俺はお前が最適だと思うぞ?』
『自信を持て、文香。何でも卒なくこなすお前に出来ん事は無い』
『貴様を我がプロダクションの『アイドル』として…』
『よ、よろしく……お願い、します…』
『…フフフ…! さあ、鷺沢文香の初お披露目だ、盛大にやろうではないか!』
951: 2015/06/09(火) 20:17:48.28 ID:0VOrnvfp0
******
シンデレラ「(……)」
シンデレラ「……」
シンデレラ「…お受け、します」
王子K「(…!)」
王子K「……」
シンデレラ「今度は魔法でも夢でも無く、外の世界に憧れるままで無く…」
シンデレラ「本ばかり読んで、本の世界だけに囚われず…」
シンデレラ「塞ぎこんで暗い本屋や陰気な書庫や、図書館に閉じこもるのでは無く、自分を偽る事無く…」
シンデレラ「新しい世界で、新しい仕事を持ち、本当の自分の姿で…本当の自分の姿を探して…」
王子K「……」
シンデレラ「馴染むまで、まだ少し時間がかかるかもしれませんが…」
シンデレラ「…皆の支えになれるように、皆と勇気を出して向き合い」
シンデレラ「いつまでも…」
シンデレラ「…一緒に、躍らせて下さい」
シンデレラ「…」
シンデレラ「こんな寡黙で虚弱な私で足手まといになるかもしれませんが」
シンデレラ「…よろしくお願いします」
【LIVE ♪夢はひそかに】
【&勧誘成功】
952: 2015/06/09(火) 20:20:41.39 ID:HUb8StcO0
やったね(肩パン)
953: 2015/06/09(火) 20:21:58.97 ID:vsIHq4Hz0
やったぜ
お祝いしないとな!
お祝いしないとな!
959: 2015/06/09(火) 20:28:09.20 ID:0VOrnvfp0
●安価(連投上等)
【LIVEツアーカーニバル 暫定ランキング】(前編>>895参照)
コンマによる点数 (順位補正有り)
(上位2組が最終選考へ)
1.騎士による『不退転の剣戟』(+10)
2.貴族Rによる『混沌の輪舞曲』(+20)
3.貴族による『貴族達の円舞曲』(÷2)
4.シンデレラと王子による『魔法の舞踏会』(+30)
5.シンデレラと王子による『夢はひそかに』(+50)
点数
↓1,2,3,4,5
960: 2015/06/09(火) 20:29:29.76 ID:5gPlTAFAO
ふみふみー良かったー
961: 2015/06/09(火) 20:30:05.23 ID:9aYnMj+v0
ふみー
962: 2015/06/09(火) 20:30:23.82 ID:HUb8StcO0
さて最後はどうなるか
963: 2015/06/09(火) 20:30:51.25 ID:vsIHq4Hz0
フミフミーに踏み踏みされたい
964: 2015/06/09(火) 20:31:13.16 ID:PDTNwx95O
とぅ
967: 2015/06/09(火) 20:35:21.24 ID:0VOrnvfp0
●安価(連投上等)
【演技部門後編 暫定ランキング】(前編>>895参照)
【3組のみ最終選考へ】(被ったらズレ)
コンマ00~01:姉
コンマ02~03:継母
コンマ04~05:町人
コンマ06~07:魔王
コンマ08~10:猫とネズミT
コンマ11~15:ネズミJ
コンマ16~20:騎士
コンマ21~25:従者
コンマ26~30:国王
コンマ31~35:王女
コンマ36~37:魔法使い
コンマ38~40:銀行員
コンマ41~50:貴族
コンマ51~70:王子
コンマ71~99:シンデレラ
↓1.2.3.
【演技部門後編 暫定ランキング】(前編>>895参照)
【3組のみ最終選考へ】(被ったらズレ)
コンマ00~01:姉
コンマ02~03:継母
コンマ04~05:町人
コンマ06~07:魔王
コンマ08~10:猫とネズミT
コンマ11~15:ネズミJ
コンマ16~20:騎士
コンマ21~25:従者
コンマ26~30:国王
コンマ31~35:王女
コンマ36~37:魔法使い
コンマ38~40:銀行員
コンマ41~50:貴族
コンマ51~70:王子
コンマ71~99:シンデレラ
↓1.2.3.
968: 2015/06/09(火) 20:36:10.25 ID:PDTNwx95O
ほい
969: 2015/06/09(火) 20:36:13.92 ID:9aYnMj+v0
あ
970: 2015/06/09(火) 20:36:23.80 ID:vsIHq4Hz0
フミフミーに華を持たせたい
973: 2015/06/09(火) 20:45:31.70 ID:0VOrnvfp0
*『音楽隊も貴族も誰も居ない、装飾を凝らしたシャンデリアも絨毯も無い』
*『御世辞にも綺麗とは呼べない家の中で、』
*『ですが二人は誰よりも幸せな面持ちで、夢中に踊りを繰り広げ、心を深く通わせます』
*『灰かぶりと一国の王子が奇妙な縁を通して出会い、そして結ばれる物語は紆余曲折ありましたが…』
*『個性豊かなキャラクターが織り成す、栄光の舞踏会は』
*『…こうして幕を閉じるのでした』
*『その後、シンデレラと王子の結婚の噂は国中に知れ渡り…』
*『二人は生涯、平穏無事に城で幸せに暮らしました』
*『…』
*『…余談ですが、あの後すぐに』
*『シンデレラと王子の婚約を聞きつけた、魔法使いと銀行員の姿があったのですが』
*『それはまた別のお話です…』
パツパチパチパチパチ!
パチパチパチパチパチ!
・・・・・
・・・
・
974: 2015/06/09(火) 20:53:37.71 ID:0VOrnvfp0
‐‐‐‐‐‐
(舞台裏)
文香「……」ヨロヨロ
ガバッ
文香「っ!」
奈緒「文香さん! やったね!」バッ!
加蓮「凄かったですよ! 最後のアレ、全部アドリブでしたよね!」
文香「…はい」コクン
イヴ「後ろで見ていましたけど、感動しました~♪」
藍子「文香さん、初めての演技であまり練習もしていなかったのに…本当に感動しました!」
友紀「カッコ良かったよ! 途中で……無茶に付き合わせてごめんね?」
幸子「そうですよッ! 貴族達のLIVEの時もヒヤヒヤしましたよ!」
アーニャ「でも幸子は、文香と王子との踊りの時、誰よりも見惚れてましたよ?」
菜々「ううぅ、一番最初にフォローして自信を付けさせてあげたかったけど、ジャギさんに先行されて、ごめんなさいっ…」
シュウ「スマン…私も全くサポートに動けなかった…」
文香「いえ、心配をおかけしました」
桃華「シンデレラの大役、見事やってのけましたわね♪」
仁奈「文香おねーさん、素敵でごぜーました!」
文香「ありがとう…!」
ユダ「(…)」
ユダ「さあ、全員クロージングで出るぞ。カーテンコールの後は表彰式だ」
975: 2015/06/09(火) 20:56:33.61 ID:0VOrnvfp0
文香「あ、あの…」
ユダ「?」
文香「あ、あの人達は…見ていてくれたでしょうか…?」
ユダ「あの人達…?」
シュウ「…今回出ていないレイとサウザーか?」
文香「はい…」
ユダ「…」
ユダ「(…2人とも照明ギャラリーで乱闘騒ぎを起こして、外に摘み出された……とは言えんな)」
シュウ「…」
シュウ「きっと見ていただろう。お前の初舞台だからな」
文香「…!」
文香「は、はいっ…!」
976: 2015/06/09(火) 20:58:48.01 ID:0VOrnvfp0
ケンシロウ「…」スッ
ユダ「! け、ケンシロウ…!」
シュウ「毎度毎度、音も無く忍び寄ってくるなお前は…」
ケンシロウ「鷺沢よ、最後のアレは…」
ケンシロウ「余計な世話だったか?」
文香「!」
文香「…いえ、とんでもないです」
文香「ずっとサポートしてくれて、ありがとうございました…」ペコッ
ケンシロウ「…」
ケンシロウ「……そうか、それなら良い」
ケンシロウ「…ではな」
文香「…」
文香「(本当に…ありがとうございました…)」
ユダ「さあ行くぞお前達! 客を待たせるな!」
「「はいっ!」」
977: 2015/06/09(火) 21:06:29.69 ID:0VOrnvfp0
‐‐‐‐‐‐
(クロージング ステージ)
パチパチパチパチパチ!
*『346プロダクションと7610プロダクションの共同開催イベント…』
*『LIVEツアーカーニバル「御伽公演 栄光の舞踏会」も、そろそろお別れの時間が近づいてきました…』
*『最後まで惜しみない拍手とあたたかい声援を送って下さった皆さんに、心より感謝申し上げます』
*『さて、それでは最後に、今回のランキング結果を発表します!』
*『今回はLIVE部門で1位、演技部門で1位、そして総合部門で1位のみを表彰したいと思います!』
*『それ以下のランキングは3位まで公式サイトで発表なので、是非チェックして下さいね』
*『ではまずLIVE部門、栄えある第1位は…!』
●安価
【LIVE部門 第1位】
コンマ01~20:女神による『お散歩カメラ』
コンマ21~40:継母と姉による『You bite the hand that owner』
コンマ41~60:魔法使いによる『メルヘンデビュー!』
コンマ61~80:騎士による『不退転の剣戟』
コンマ81~99、00:シンデレラと王子による『夢はひそかに』
↓2
979: 2015/06/09(火) 21:07:27.74 ID:9aYnMj+v0
1
983: 2015/06/09(火) 21:32:58.44 ID:0VOrnvfp0
*『騎士役、姫川友紀さんによる、「♪不退転の剣戟」です!』
パチパチパチパチパチパチ!
*『姫川友紀さん、どうぞ前へ!』
友紀「あ、え、ええと、なんか主役を差し置いて脇役だったあたしのライブでイイのかな…?」
*『はい、御淑やかで煌びやかなイメージのシンデレラにおいて、あの爽快なLIVEとアクションは群を抜いてインパクトがありました!』
*『観てる客もヒヤヒヤする程の緊迫した熱演でしたが、如何でしたか?』
友紀「そうだねー、本番は『退場寸前な位のギリギリな演技をしたい』って社長にも前から言ってたし、今日はただガムシャラにやっていただけなんです」
友紀「そういう思い切った演技やライブが出来たのも、この1位が獲れたのも、本番中のアドリブであたしにGOサインを出してくれたシンデレラ役の文香ちゃんと…」
友紀「私の熱血に負けないくらいの本格的なアクションで応えてくれた従者役のジャギさんのおかげでもあるかな!」
友紀「2人が作ってくれた良い流れのまま、そのテンションをライブに持っていけたのが、本当に良かったと思います! 2人にも感謝だよっ!」
友紀「みんな、応援アリガトー!」ブンブン!
*『素晴らしいLIVEでした! ではもう一度姫川友紀さんと、それを支えた2人にも盛大な拍手をお願いします!』
パチパチパチパチパチ!
友紀「あ、あと! 劇中のあたしの演説だけど、当然キャッツは好きだけど、猛虎軍団も言うほど嫌いじゃないよ! お互いガンバろー!」
ワハハハハハハハハハ!
パチパチパチパチパチ!
984: 2015/06/09(火) 21:40:25.37 ID:0VOrnvfp0
*『次は、演技部門の表彰に移りたいと思います!』
*『今回の公演は、演者の個性を満遍なく発揮するために、キャラ重視でアドリブ満載という、実はかなり攻めたシナリオだったのです!』
*『そんな、ぶっつけ本番並みの緊張感で臨んだこのイベント! 持ち前の個性を限界まで引き出し、一番自分を輝かせ、観客の胸を打った名演技…!』
*『時間も押していますし、早速発表します!』
*『演技部門、第1位に輝いた役者は…!』
●安価
【演技部門 第1位】
コンマ00~14:姉…ユダ、北条加蓮、神谷奈緒
コンマ15~29:女神…高森藍子
コンマ30~44:従者…ヘレン、難波笑美
コンマ45~59:国王…シュウ
コンマ60~78:シンデレラ…シン
コンマ79~99:シンデレラ…鷺沢文香
↓2
986: 2015/06/09(火) 21:41:38.18 ID:UU0eM4S/0
あ
990: 2015/06/09(火) 22:08:08.23 ID:0VOrnvfp0
*『シンデレラを舞踏会へと導く切っ掛けを作った、女神役、高森藍子さんです!』
パチパチパチパチ!
*『高森藍子さん! 前へお越し下さい!』
藍子「私…第2幕には出ていないし、殆どの演技がアドリブだったんですけど…」
*『!?』
*『あの神秘を彷彿とさせる落ち着いた雰囲気と台詞の読み方は、まさに引き込まれるようでした。時が経つのも忘れて、聞き惚れる程の名演技でしたが…』
*『殆どが練習無しのアドリブですか!? 確か女神の設定はシンデレラの助言と、前世の恋人ということでしたが…』
藍子「は、はい。設定には基づきましたが、特にローソンの一場面などは…」
*『それです! 確かに異性…いえ、同性同士の禁断の恋と言う一幕でしたが、もしアドリブならば、キスに至ったの経緯と考えを、是非お聞かせ願えますか?』
藍子「そ、それはっ……」
藍子「~~~っ…///」
藍子「は…恥ずかしいですっ……///」
*『おおっと、あの女神が赤面して悶えております! 非常に気になるところですが、これ以上の言及は可哀想なのでやめておきましょう!』
*『それでは以上、高森藍子さんでした!』
*『彼女の乙女心と勇気を一心に振り絞った結晶が織り成した名演技と、それを演じた女神、高森藍子さんに、大きな拍手をお願いします!』
パチパチパチパチパチ!
*『まあ私は彼女と同じプロダクション所属なので、後日彼女から直接聞いてみたいと思います。役得ですね!』
藍子「え、えええ~っ!」
ワハハハハハハハハ!
パチパチパチパチパチパチ!
991: 2015/06/09(火) 22:17:45.48 ID:0VOrnvfp0
『それでは、いよいよ最後の表彰、総合部門に移りたいと思います!』
『数々の胸打たれる名演技と、心躍るLIVEに彩られた「御伽公演 栄光の舞踏会」…!』
『346プロダクションのアイドルも7610プロダクションのアイドルも、本当に素晴らしい活躍でイベントを盛り上げてくれました』
『特にその中でも、最も輝き、我々の記憶の中に残ったアイドル…』
『まさに我々に魔法をかけ、夢の様なひと時を与えてくれた人物を…!』
『栄誉と健闘を称え、表彰したいと思います!』
『それでは発表いたします…、総合部門、第1位は……っ!』
・・・・・・
・・・
・
992: 2015/06/09(火) 22:20:38.77 ID:0VOrnvfp0
‐‐‐‐‐‐
(後日 7610プロダクション 会議室)
サウザー「はあ…」
サウザー「結局、今回のイベントは失敗だったか…」
レイ「はあ?」
レイ「何を言う、大成功ではないか。盛況で346プロダクションも喜んでいたぞ」
レイ「新しいキャラの一面や方向性を見出せたと、アシスタントも言っていた」
サウザー「俺が出演していない時点でこの公演は既に失敗だ。パソコンもお前に壊されるし…」
レイ「またそれか…」
サウザー「シュウ様は痔で入院するし、シンは未だに隔離病棟だし…」
レイ「ユダはどうした?」
サウザー「知らん。奈緒と加蓮と一緒にどっか遊びに行ったわ」
レイ「ウチのアイドルの面々も良い勉強になった。得る物は大きかったぞ」
レイ「アイドルの人数も当初と比べて増え、賑やかになってきた」
レイ「いずれは……南斗DE5MENも必要無くなるかもな」
サウザー「それは有り得ん! そうしたらまた別のプロダクションでも立ち上げて再スタートだし!!」
レイ「…」
993: 2015/06/09(火) 22:22:36.88 ID:0VOrnvfp0
レイ「兎に角まあ、あの鷺沢文香もようやくアイドルとしてスタートした」
レイ「デビューがまさかの即興劇で、そして大舞台公演と来たもんだ」
レイ「しかもだ、総合部門では彼女が1位だ! きっと大物になるぞ!」
サウザー「ケンシロウと同票1位だがな」
サウザー「しかし…フミフミーのあの虚弱体質を鍛えるのはなかなか骨が折れる。まだ到底は使い物にならん」
サウザー「暫くは雑用と司書をこなしつつ、レッスンを積むしかあるまい」
レイ「それは仕方ないとして……ああそうだ」
レイ「時にサウザーよ」
サウザー「んあ?」
レイ「シンデレラの最後の台詞……王子の求婚に対する返答だ」
994: 2015/06/09(火) 22:23:50.89 ID:0VOrnvfp0
レイ「俺達は、外に摘み出されて現場では見ていないが、後で映像記録で確認したよな?」
レイ「あれは『全て』アドリブだったようだが…」
レイ「お前に……あの意味は真に伝わったかな?」
サウザー「はあん?」
サウザー「確かに全然台本通りでは無かったが、意味など知らんわ」
サウザー「おおかた、王子に向けた歯の浮くような恋愛の常套句であろう?」
レイ「…」
レイ「はあ……」
レイ「お前はもう少し経営でなく、アイドルに目を向けてやれんかな…」
レイ「勇気を振り絞った文香も報われん…」
サウザー「……?」
続かない。
995: 2015/06/09(火) 22:25:12.46 ID:0VOrnvfp0
以上です。
今回は色々窮屈な安価を強制したり、ワガママを言ってスマンかった。
もっと端的に纏められたら良かったけど、実力が足りずこんなに長くなってしまった…。
こんな駄文に付き合ってくれて感謝します。
またいつか、このシリーズを見掛けた時は読んでいただければ幸いです。
ありがとうございました。
ちなみに次回作↓
サウザー「愛のエプロンと橘ありすのサークル活動記」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433841706/l50
996: 2015/06/09(火) 22:28:10.28 ID:7joI/fS0O
乙、まあサウザーだからしかたないね
次スレにのりこめー
次スレにのりこめー
997: 2015/06/09(火) 22:29:18.04 ID:C/jX2mGeo
乙でした
てっきりケンシロウに惚れて346に移動とかなるかと思ったけど流石に違ったか
てっきりケンシロウに惚れて346に移動とかなるかと思ったけど流石に違ったか
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります