1: ◆UFNnDwMYPk 2014/06/11(水) 11:45:48.67 ID:x71WfgNG0
希「う………ん……」
希「朝……なんか……」
希「ふぁ……」ノビー
希「うう……さむ…」
真姫「おはよう希」
希「んー………おはようさん…」
希「朝……なんか……」
希「ふぁ……」ノビー
希「うう……さむ…」
真姫「おはよう希」
希「んー………おはようさん…」
2: 2014/06/11(水) 11:47:13.48 ID:x71WfgNG0
希「って、なんで真姫ちゃんいるん?」
真姫「気にしないで」
希「気にしないでって……」チラッ
希(よう見たら真姫ちゃん寝間着っぽい)
希(もしかして、親御さんと喧嘩した…とかなんかな?)
希「んー……まぁいいけど」
真姫「気にしないで」
希「気にしないでって……」チラッ
希(よう見たら真姫ちゃん寝間着っぽい)
希(もしかして、親御さんと喧嘩した…とかなんかな?)
希「んー……まぁいいけど」
3: 2014/06/11(水) 11:49:10.80 ID:x71WfgNG0
真姫「早く顔洗ってきなさい。朝食が出来てるわ」
希「朝食……?もしかして真姫ちゃん作ってくれたん?」
真姫「べ、別に……いらないならいいけど!」
希「ううん、せっかくやしいただくよ」
希「真姫ちゃんの手料理かぁ。楽しみやなぁ」
希「朝食……?もしかして真姫ちゃん作ってくれたん?」
真姫「べ、別に……いらないならいいけど!」
希「ううん、せっかくやしいただくよ」
希「真姫ちゃんの手料理かぁ。楽しみやなぁ」
4: 2014/06/11(水) 11:50:05.57 ID:x71WfgNG0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
希「んと………真姫ちゃん?」
真姫「…なによ」
希「朝食ってこれ?」
希(全体的に真っ黒やね)
真姫「そ、そうよ!悪い!?」
――――――――
――――――――――――
希「んと………真姫ちゃん?」
真姫「…なによ」
希「朝食ってこれ?」
希(全体的に真っ黒やね)
真姫「そ、そうよ!悪い!?」
5: 2014/06/11(水) 11:55:39.40 ID:x71WfgNG0
希(別に悪いって言ってないけど…)
希「ううん、なんかちょっと驚いただけやから」
希「それじゃー、いただきます」パクッ
希「うん、美味しいよ」モグモグ
真姫「………別にっ!」
希「んー?」モグモグ
希「ううん、なんかちょっと驚いただけやから」
希「それじゃー、いただきます」パクッ
希「うん、美味しいよ」モグモグ
真姫「………別にっ!」
希「んー?」モグモグ
6: 2014/06/11(水) 11:57:30.35 ID:x71WfgNG0
真姫「無理しなくていいわよっ!」
希「真姫ちゃん何で怒ってるん?ウチは美味しいと思ったから美味しいって言っただけよ?」
希「それにな……」
希「ウチの事を想って、ウチの為に作ってくれたんや。絶対美味しいに決まってる」
真姫「――――っ!?」カアァ
希「真姫ちゃん何で怒ってるん?ウチは美味しいと思ったから美味しいって言っただけよ?」
希「それにな……」
希「ウチの事を想って、ウチの為に作ってくれたんや。絶対美味しいに決まってる」
真姫「――――っ!?」カアァ
8: 2014/06/11(水) 11:58:45.54 ID:x71WfgNG0
真姫「も、もう希っ!」ヒョイ
希「あっ!ウチの朝ごはんが!」
真姫「も、もう食べたでしょ!///」
希「まだちょっとやん。もっと食べさせてー」
真姫「いやよっ!」
希「もう、真姫ちゃんのいけずぅー…」
希「あっ!ウチの朝ごはんが!」
真姫「も、もう食べたでしょ!///」
希「まだちょっとやん。もっと食べさせてー」
真姫「いやよっ!」
希「もう、真姫ちゃんのいけずぅー…」
12: 2014/06/11(水) 13:01:12.98 ID:x71WfgNG0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
希「ふぅ……コーヒーで体が温まるなぁ」
真姫「そうね」
希「コーヒーでごめんな?ちょうどお茶切らしてたんよ」
真姫「別にいいわよ」
希「真姫ちゃんやっぱりブラックなんやね」
真姫「希は砂糖入れ過ぎよ。角砂糖どれだけ入れたのよ?」
希「んー?確か6つだったような…」
――――――――
――――――――――――
希「ふぅ……コーヒーで体が温まるなぁ」
真姫「そうね」
希「コーヒーでごめんな?ちょうどお茶切らしてたんよ」
真姫「別にいいわよ」
希「真姫ちゃんやっぱりブラックなんやね」
真姫「希は砂糖入れ過ぎよ。角砂糖どれだけ入れたのよ?」
希「んー?確か6つだったような…」
13: 2014/06/11(水) 13:07:46.55 ID:x71WfgNG0
真姫「そんなに!?体壊すわよ」
希「真姫ちゃんに言われると説得力あるなぁ」
希「でも、苦いのより甘い方が好きやし……」
希「正直、ミルクも入れたかったり…」
真姫「………太るわよ」
希「あはは……。……なんか今日の真姫ちゃん冷たい」
希「真姫ちゃんに言われると説得力あるなぁ」
希「でも、苦いのより甘い方が好きやし……」
希「正直、ミルクも入れたかったり…」
真姫「………太るわよ」
希「あはは……。……なんか今日の真姫ちゃん冷たい」
14: 2014/06/11(水) 13:12:21.32 ID:x71WfgNG0
希「ところでー……今日用事あったりするん?」
真姫「別に、ないけど…」
希「だったらウチと部屋のお片付けしよか?」
真姫「お片付け?」
希「ほら、もうすぐ年末やん?大掃除みたいなもんよ。手伝ってくれるよね?」
真姫「別に、ないけど…」
希「だったらウチと部屋のお片付けしよか?」
真姫「お片付け?」
希「ほら、もうすぐ年末やん?大掃除みたいなもんよ。手伝ってくれるよね?」
15: 2014/06/11(水) 13:14:53.90 ID:x71WfgNG0
真姫「私は別に――――」
希「まぁまぁ、どうせ暇なんやろ?よし、早く始めよかー」スクッ
希「はい、手袋とマスク」
真姫「ちょっと!のぞ――――」
希「ゴミ袋も渡すから広げてちょっと待ってな?」
真姫「話を聞いて!私手伝わないわよ!」
希「えーっと……確かこの辺の物が…」ゴソゴソ
希「はい、これとこれとこれ。ゴミ袋に入れてー」
真姫「うん。……ってちが――――」
希「まぁまぁ、どうせ暇なんやろ?よし、早く始めよかー」スクッ
希「はい、手袋とマスク」
真姫「ちょっと!のぞ――――」
希「ゴミ袋も渡すから広げてちょっと待ってな?」
真姫「話を聞いて!私手伝わないわよ!」
希「えーっと……確かこの辺の物が…」ゴソゴソ
希「はい、これとこれとこれ。ゴミ袋に入れてー」
真姫「うん。……ってちが――――」
16: 2014/06/11(水) 13:16:49.92 ID:x71WfgNG0
希「それじゃ、ちょっとこっち片付けるから、真姫ちゃんはそこのやつ全部ゴミ袋にいれてな?」
真姫「しないって言ってるのに…」
希「しっかり手袋とマスクしといてそれ言うん?」
真姫「ち、ちがっ!これは汚れちゃうからつけてるのよ!」
希「ごめんなー。後でお昼ご馳走するからー」
真姫「しないって言ってるのに…」
希「しっかり手袋とマスクしといてそれ言うん?」
真姫「ち、ちがっ!これは汚れちゃうからつけてるのよ!」
希「ごめんなー。後でお昼ご馳走するからー」
17: 2014/06/11(水) 13:19:59.44 ID:x71WfgNG0
真姫「もう………」
真姫「ええと、ここの雑誌とかを入れるのね…」
真姫「…………」ポイポイ
真姫「あら?…これ」
真姫「小学校の卒業アルバム……?」
真姫「希が捨てるわけないし、間違えたのね」
真姫「………」ペラッ
真姫「ええと、ここの雑誌とかを入れるのね…」
真姫「…………」ポイポイ
真姫「あら?…これ」
真姫「小学校の卒業アルバム……?」
真姫「希が捨てるわけないし、間違えたのね」
真姫「………」ペラッ
18: 2014/06/11(水) 13:22:02.06 ID:x71WfgNG0
真姫「どの写真にも希が写ってないわね」
パラッ
真姫「これは……作文?」
真姫「…………」ジー
パラッ
真姫「これは……作文?」
真姫「…………」ジー
19: 2014/06/11(水) 13:25:47.86 ID:x71WfgNG0
希「ふんふーん♪」ポイポイ
真姫「希」
希「どうかしたんー?」
真姫「私の夢」
希「いきなりどうしたんよ」
真姫「私は大きくなったら結婚してお嫁さんになりたいです」
真姫「希」
希「どうかしたんー?」
真姫「私の夢」
希「いきなりどうしたんよ」
真姫「私は大きくなったら結婚してお嫁さんになりたいです」
20: 2014/06/11(水) 13:27:33.72 ID:x71WfgNG0
希「夢がお嫁さんなんて可愛らしいなぁ」クスクス
真姫「そして海の見える大きなお家に住んで、3匹のお犬さんを飼うことが夢です」
希「………ん?」
真姫「結婚式は真っ白で綺麗なドレスを着て、パパとママに祝福され――――」
希「ちょ、ちょ…!?それって…!」
真姫「ふんふーん♪」ピラッ
真姫「そして海の見える大きなお家に住んで、3匹のお犬さんを飼うことが夢です」
希「………ん?」
真姫「結婚式は真っ白で綺麗なドレスを着て、パパとママに祝福され――――」
希「ちょ、ちょ…!?それって…!」
真姫「ふんふーん♪」ピラッ
21: 2014/06/11(水) 13:29:37.93 ID:x71WfgNG0
希「―――――っ!?」カアァ
真姫「卒業アルバム、紛れ込んでたわよ」
希「かっ、返して!」
真姫「言われなくても返すわよ。………それにしても意外ね」
希「な、なんで…誰にも見られたくないから隠してたんに」ウルウル
真姫「夢がお嫁さんなんて可愛らしいじゃない」
希「も、もうー!///」
真姫「卒業アルバム、紛れ込んでたわよ」
希「かっ、返して!」
真姫「言われなくても返すわよ。………それにしても意外ね」
希「な、なんで…誰にも見られたくないから隠してたんに」ウルウル
真姫「夢がお嫁さんなんて可愛らしいじゃない」
希「も、もうー!///」
22: 2014/06/11(水) 13:39:19.32 ID:x71WfgNG0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
真姫「希。こっちのも捨てていいの?」
希「うん。お願いー」
真姫「よっと……」
希「んー………おしゃべりしながらやってたら、思ったより時間かかってるなぁ」
希「気付いたらもうお昼やん」
――――――――
――――――――――――
真姫「希。こっちのも捨てていいの?」
希「うん。お願いー」
真姫「よっと……」
希「んー………おしゃべりしながらやってたら、思ったより時間かかってるなぁ」
希「気付いたらもうお昼やん」
23: 2014/06/11(水) 13:41:34.51 ID:x71WfgNG0
真姫「もうそんな時間なの?」
希「お昼ご馳走する言ったし、一旦終わってお昼にしよか?」
真姫「そうね。んー………なんだか腕が痛いわ」ノビー
希「普段使ってない筋肉も使うからなぁ」
希「それじゃ、なんか作ってくるから真姫ちゃんは机の上お願いなー」
希「お昼ご馳走する言ったし、一旦終わってお昼にしよか?」
真姫「そうね。んー………なんだか腕が痛いわ」ノビー
希「普段使ってない筋肉も使うからなぁ」
希「それじゃ、なんか作ってくるから真姫ちゃんは机の上お願いなー」
24: 2014/06/11(水) 13:42:52.81 ID:x71WfgNG0
希「さて、なにかあったかな……」ゴソゴソ
希「んー………あれ?これって…」
希「そうめんやん……まだ残ってたんやね」
希「真姫ちゃん、にゅうめんでもいい?」
真姫「にゅうめん……?」
希「ああ、えと…温かいそうめんやね」
真姫「うどんみたいなものかしら、私はなんでもいいわ」
希「了解ー。ちょっと待っててなー」
希「んー………あれ?これって…」
希「そうめんやん……まだ残ってたんやね」
希「真姫ちゃん、にゅうめんでもいい?」
真姫「にゅうめん……?」
希「ああ、えと…温かいそうめんやね」
真姫「うどんみたいなものかしら、私はなんでもいいわ」
希「了解ー。ちょっと待っててなー」
25: 2014/06/11(水) 13:46:22.85 ID:x71WfgNG0
希「ふんふーん♪」トントントン
真姫「希」
希「んー?」
真姫「このアルバムの事なんだけど」
希「ああそれな。貰ったんやけどその学校、二か月も通ってないんよ」
希「だからほら、クラス名簿の所しか写真なくてな」
真姫「希」
希「んー?」
真姫「このアルバムの事なんだけど」
希「ああそれな。貰ったんやけどその学校、二か月も通ってないんよ」
希「だからほら、クラス名簿の所しか写真なくてな」
26: 2014/06/11(水) 13:48:33.39 ID:x71WfgNG0
真姫「そう、なの……」
希「でもまったくの思い出もない、ってわけでもないから残してるんよ」
希「それに、ウチの卒業アルバムはどれも似たり寄ったりなんやし」
希「だからな、音ノ木坂の卒業アルバム。少し期待してん」
希「ウチの写真どれくらいあるんかなー?ってな」クスクス
希「うーん……いい匂い。もうすぐできるからもうちょっと待ってなー」
希「でもまったくの思い出もない、ってわけでもないから残してるんよ」
希「それに、ウチの卒業アルバムはどれも似たり寄ったりなんやし」
希「だからな、音ノ木坂の卒業アルバム。少し期待してん」
希「ウチの写真どれくらいあるんかなー?ってな」クスクス
希「うーん……いい匂い。もうすぐできるからもうちょっと待ってなー」
27: 2014/06/11(水) 13:50:20.27 ID:x71WfgNG0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
希「最後に溶いた卵を入れて……」
希「真姫ちゃんできたよー」
真姫「とても美味しそうじゃない」
希「ふふん、ウチ渾身の出来なんやから絶対美味しいよ」
希「それじゃあ――――」
「いただきます」
――――――――
――――――――――――
希「最後に溶いた卵を入れて……」
希「真姫ちゃんできたよー」
真姫「とても美味しそうじゃない」
希「ふふん、ウチ渾身の出来なんやから絶対美味しいよ」
希「それじゃあ――――」
「いただきます」
28: 2014/06/11(水) 13:52:00.68 ID:x71WfgNG0
真姫「………」モグモグ
真姫「いいんじゃないかしら。スープは味噌なの?」
希「東條家伝統、味噌スープのにゅうめんや」
希「お腹も膨れるし、体も温まって一石二鳥やで?」
真姫「確かに。ふぅ…温まるわ」
希「夏場でも美味しくいただけるから真姫ちゃんにオススメや」
真姫「いいんじゃないかしら。スープは味噌なの?」
希「東條家伝統、味噌スープのにゅうめんや」
希「お腹も膨れるし、体も温まって一石二鳥やで?」
真姫「確かに。ふぅ…温まるわ」
希「夏場でも美味しくいただけるから真姫ちゃんにオススメや」
29: 2014/06/11(水) 13:52:41.06 ID:x71WfgNG0
真姫「希は料理上手なのね」
希「上手やないよ。こんなん、ゆがいて、暖めて、合わせるだけやし」
希「インスタントやレトルトとたいして変わらんよ」
真姫「あっそう………」プイ
希「あれー…?なんか機嫌損ねちゃったかな…?」
希「上手やないよ。こんなん、ゆがいて、暖めて、合わせるだけやし」
希「インスタントやレトルトとたいして変わらんよ」
真姫「あっそう………」プイ
希「あれー…?なんか機嫌損ねちゃったかな…?」
30: 2014/06/11(水) 13:55:21.10 ID:x71WfgNG0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
希「よし、こんなもんやね」
真姫「綺麗に片付いたわね」
希「まぁ、時間かけた割に整理するもんあんまりなかったし」
真姫「じゃあ、なんでしたのよ?」
希「そんなん決まってるやん。年末の風物詩だから、やね」クスクス
――――――――
――――――――――――
希「よし、こんなもんやね」
真姫「綺麗に片付いたわね」
希「まぁ、時間かけた割に整理するもんあんまりなかったし」
真姫「じゃあ、なんでしたのよ?」
希「そんなん決まってるやん。年末の風物詩だから、やね」クスクス
31: 2014/06/11(水) 13:59:42.69 ID:x71WfgNG0
プルル
希「と、電話やね。真姫ちゃんちょっとごめんな」
ピッ
希「もしもし……ああ、エリち。どうロシアは寒い?」
希「……おお、想像したくないなぁ。…え?お土産?そうやねぇ…」
希「エリちとお揃いのモノでお願い。内容はエリちのセンスに任せるよ」
希「ふふっ、そんなんないよー」クスクス
希「と、電話やね。真姫ちゃんちょっとごめんな」
ピッ
希「もしもし……ああ、エリち。どうロシアは寒い?」
希「……おお、想像したくないなぁ。…え?お土産?そうやねぇ…」
希「エリちとお揃いのモノでお願い。内容はエリちのセンスに任せるよ」
希「ふふっ、そんなんないよー」クスクス
32: 2014/06/11(水) 14:00:20.35 ID:x71WfgNG0
希「え?真姫ちゃん…?真姫ちゃんならすぐ近くにいるけど」チラッ
真姫「………」ムッスー
希(うわぁ…なんかすごい機嫌悪くなってる)
希「そうなん?ちょっと待ってな?聞いてみる」
希「真姫ちゃん。エリちから、旅行のお土産なにがいいー?」
真姫「………」ムッスー
希(うわぁ…なんかすごい機嫌悪くなってる)
希「そうなん?ちょっと待ってな?聞いてみる」
希「真姫ちゃん。エリちから、旅行のお土産なにがいいー?」
33: 2014/06/11(水) 14:01:45.32 ID:x71WfgNG0
真姫「別になんでもいいわよっ!」
希「うひゃー……。エリち聞こえた?なんか甘いものお願いな?」
希「うん。うん……こっちは大丈夫やから。旅行楽しんでな?うん、それじゃ」ピッ
希「真姫ちゃんなんでそんな怒ってるん?」
真姫「別に怒ってないわ!」
希「うひゃー……。エリち聞こえた?なんか甘いものお願いな?」
希「うん。うん……こっちは大丈夫やから。旅行楽しんでな?うん、それじゃ」ピッ
希「真姫ちゃんなんでそんな怒ってるん?」
真姫「別に怒ってないわ!」
34: 2014/06/11(水) 14:02:22.49 ID:x71WfgNG0
希「あー…もしかして、妬いてくれてるん?」
真姫「なっ…!?」カアァ
希「いやー嬉しいなぁ。真姫ちゃんが……うんうん」
真姫「妬いてなんかないわよっ!」プイ
希「あー…そっぽむかれた。あ、そうや」
真姫「なっ…!?」カアァ
希「いやー嬉しいなぁ。真姫ちゃんが……うんうん」
真姫「妬いてなんかないわよっ!」プイ
希「あー…そっぽむかれた。あ、そうや」
35: 2014/06/11(水) 14:03:30.44 ID:x71WfgNG0
希「真姫ちゃん真姫ちゃん」
真姫「………」プイ
希「まっきまっきまー♪」
真姫「!?」
希「まっきまっきまー♪」
真姫「や、やめなさいよっ…!」カアァ
真姫「………」プイ
希「まっきまっきまー♪」
真姫「!?」
希「まっきまっきまー♪」
真姫「や、やめなさいよっ…!」カアァ
36: 2014/06/11(水) 14:04:36.80 ID:x71WfgNG0
希「んー。だって、にこっちがこれすると真姫ちゃん喜ぶって」
真姫「喜んでなんか…!」
希「でもー、真姫ちゃん顔赤いよー?」
真姫「赤っ……別に赤くないわよー!」
希「くすくす。さて真姫ちゃんの良い顔も拝めたことやし、結構汗かいたやろ?お風呂入ろっか?」
希「お風呂沸いてないからシャワーになるんやけどね」
真姫「はぁ……唐突過ぎよ」
真姫「喜んでなんか…!」
希「でもー、真姫ちゃん顔赤いよー?」
真姫「赤っ……別に赤くないわよー!」
希「くすくす。さて真姫ちゃんの良い顔も拝めたことやし、結構汗かいたやろ?お風呂入ろっか?」
希「お風呂沸いてないからシャワーになるんやけどね」
真姫「はぁ……唐突過ぎよ」
37: 2014/06/11(水) 14:06:02.60 ID:x71WfgNG0
希「まぁまぁ、真姫ちゃんもさっぱりしたいやん?」
希「それに、ウチの家の敷居を跨いだら、ウチと一緒にお風呂入る事になってるんよ」
真姫「なにそれ」
希「どう?今ウチが考えたんよ」
真姫「別に………一緒は嫌よ」
希「あー………そうやねー……」
希「それに、ウチの家の敷居を跨いだら、ウチと一緒にお風呂入る事になってるんよ」
真姫「なにそれ」
希「どう?今ウチが考えたんよ」
真姫「別に………一緒は嫌よ」
希「あー………そうやねー……」
38: 2014/06/11(水) 14:06:40.39 ID:x71WfgNG0
希「それじゃ、真姫ちゃん先入っておいで」
真姫「……何か企んでいるんでしょうね」
希「まっさかー。ウチはいつでも純情やん?」
真姫「………余計に怪しいのだけど」
希「おかしなことしたら殴ってもいいからさ、いっておいで?」
真姫「………」
真姫「……何か企んでいるんでしょうね」
希「まっさかー。ウチはいつでも純情やん?」
真姫「………余計に怪しいのだけど」
希「おかしなことしたら殴ってもいいからさ、いっておいで?」
真姫「………」
46: 2014/06/12(木) 01:56:57.26 ID:BDcEhRhF0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
ザー
真姫「はぁ~………」
真姫「気持ちいいわ」
真姫「でも本当、希の考えていること分からないわ」
真姫「………カメラでも仕込んでいるんじゃないでしょうね」
――――――――
――――――――――――
ザー
真姫「はぁ~………」
真姫「気持ちいいわ」
真姫「でも本当、希の考えていること分からないわ」
真姫「………カメラでも仕込んでいるんじゃないでしょうね」
47: 2014/06/12(木) 02:03:27.66 ID:BDcEhRhF0
ガラッ
希「真姫ちゃん入るよー」
真姫「え?ちょ、ちょ……!」ブン
ガシッ
希「もう、いきなり何するんよー」
真姫「殴っていいって言ったのは希でしょ!?」
希「真姫ちゃん入るよー」
真姫「え?ちょ、ちょ……!」ブン
ガシッ
希「もう、いきなり何するんよー」
真姫「殴っていいって言ったのは希でしょ!?」
48: 2014/06/12(木) 02:11:34.12 ID:BDcEhRhF0
希「真姫ちゃん、ウチは「おかしいこと」をしたらって言ったよ?」
希「ウチが我が家のシャワーを浴びるのに何かおかしなことある?」
真姫「なっ――――!?」
希「あー、真姫ちゃんとシャワーなんて新鮮やわぁ」
希「真姫ちゃんシャンプーとってー?」
真姫「だ、騙したわねぇ!」
希「んー?真姫ちゃんもう出てしまうん?」
真姫「当たり前でしょ!」
希「ウチが我が家のシャワーを浴びるのに何かおかしなことある?」
真姫「なっ――――!?」
希「あー、真姫ちゃんとシャワーなんて新鮮やわぁ」
希「真姫ちゃんシャンプーとってー?」
真姫「だ、騙したわねぇ!」
希「んー?真姫ちゃんもう出てしまうん?」
真姫「当たり前でしょ!」
49: 2014/06/12(木) 02:21:03.01 ID:BDcEhRhF0
希「まぁまぁ、まだ体とか洗ってないんやろ?」
希「それに今出ても真姫ちゃんのお洋服、洗濯中だから着替えないよ?」
真姫「えっ!?」
希「ああ、大丈夫。ウチの貸すから安心してな?」
希「ウチが出て、真姫ちゃんの用意するまで真姫ちゃん出れないから」ニッコリ
真姫「のぞみぃ~!」ポカポカ
希「あいたた、真姫ちゃん痛い痛い」クスクス
希「それに今出ても真姫ちゃんのお洋服、洗濯中だから着替えないよ?」
真姫「えっ!?」
希「ああ、大丈夫。ウチの貸すから安心してな?」
希「ウチが出て、真姫ちゃんの用意するまで真姫ちゃん出れないから」ニッコリ
真姫「のぞみぃ~!」ポカポカ
希「あいたた、真姫ちゃん痛い痛い」クスクス
51: 2014/06/12(木) 11:51:53.45 ID:BDcEhRhF0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
希「ウチの服小さくない?」
真姫「ぴったりって言えばぴったりだけど……」
希「あ、胸がすーすーするん?」
希「真姫ちゃんまだまだ育ち盛りやから、心配せんでいいよ?」
真姫「別にそんな……気にしてないわよ」
――――――――
――――――――――――
希「ウチの服小さくない?」
真姫「ぴったりって言えばぴったりだけど……」
希「あ、胸がすーすーするん?」
希「真姫ちゃんまだまだ育ち盛りやから、心配せんでいいよ?」
真姫「別にそんな……気にしてないわよ」
52: 2014/06/12(木) 11:58:48.07 ID:BDcEhRhF0
希「くすくす。さてそれじゃー、真姫ちゃんお買い物いこか?」
真姫「……お買い物?」
希「もうすぐ年末やしおせちの材料買わんとね」
真姫「おせちって…面倒じゃないの?」
希「風物詩風物詩♪」クスクス
希「それにおせちって一度作ると4日くらいは夕食に困らんから結構便利なんよ」
真姫「ホント…希って何考えてるかわかんないわ」
真姫「……お買い物?」
希「もうすぐ年末やしおせちの材料買わんとね」
真姫「おせちって…面倒じゃないの?」
希「風物詩風物詩♪」クスクス
希「それにおせちって一度作ると4日くらいは夕食に困らんから結構便利なんよ」
真姫「ホント…希って何考えてるかわかんないわ」
53: 2014/06/12(木) 13:00:10.20 ID:BDcEhRhF0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
希「こんなもんかな」
希「早めに買っておかないと、かまぼことかぼったくり価格になるからなぁ」
真姫「そうなの?」
希「せやで。このかまぼこあるやん?あと何日かしたら2倍以上に値上がってるんよ」
真姫「なにそれ、ぼったくりじゃない」
希「やろ?」
――――――――
――――――――――――
希「こんなもんかな」
希「早めに買っておかないと、かまぼことかぼったくり価格になるからなぁ」
真姫「そうなの?」
希「せやで。このかまぼこあるやん?あと何日かしたら2倍以上に値上がってるんよ」
真姫「なにそれ、ぼったくりじゃない」
希「やろ?」
54: 2014/06/12(木) 13:46:52.03 ID:BDcEhRhF0
希「っと、買い忘れがあったの忘れてた」
希「ちょっと買ってくるから真姫ちゃんここで待っててな?」タッ
真姫「あ、ちょっと!」
真姫「もう………」
「真姫ちゃん………?」
希「ちょっと買ってくるから真姫ちゃんここで待っててな?」タッ
真姫「あ、ちょっと!」
真姫「もう………」
「真姫ちゃん………?」
55: 2014/06/12(木) 14:05:14.54 ID:BDcEhRhF0
希「ふぅ、残っててよかったよかった」
希「ついでに肉まんも買ったし、真姫ちゃんと食べよ」
希「あれ……あれって真姫ちゃんと……」
真姫「もういいって言ってるでしょ!」
真姫母「真姫ちゃん!」
真姫「ママなんて……知らないっ!」タッ
希「ついでに肉まんも買ったし、真姫ちゃんと食べよ」
希「あれ……あれって真姫ちゃんと……」
真姫「もういいって言ってるでしょ!」
真姫母「真姫ちゃん!」
真姫「ママなんて……知らないっ!」タッ
56: 2014/06/12(木) 14:06:06.44 ID:BDcEhRhF0
希「おおっと!」
真姫「あっ……」
希「真姫ちゃん……」
真姫「…行くわよ!」スタスタ
希「え?あ、ああ……ええと」
ペコリ
希「ま、まって、真姫ちゃんー!」
真姫「あっ……」
希「真姫ちゃん……」
真姫「…行くわよ!」スタスタ
希「え?あ、ああ……ええと」
ペコリ
希「ま、まって、真姫ちゃんー!」
57: 2014/06/12(木) 14:31:20.72 ID:BDcEhRhF0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
希「ふぅ………お夕飯美味しいかったなぁ…」
真姫「………そうね」
希「やっぱり麺類は作りやすくてええな」
希「真姫ちゃん手伝ってくれてありがとうなー」
真姫「……うん」
――――――――
――――――――――――
希「ふぅ………お夕飯美味しいかったなぁ…」
真姫「………そうね」
希「やっぱり麺類は作りやすくてええな」
希「真姫ちゃん手伝ってくれてありがとうなー」
真姫「……うん」
58: 2014/06/12(木) 14:32:31.05 ID:BDcEhRhF0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
希「良いお湯やね真姫ちゃん」
真姫「……うん」
希「シャワーもよかったけど、やっぱりあったかな湯船につかると気分もええなぁ」
真姫「……うん」
希「真姫ちゃんの発展途上のお胸、わしわししたいけど、したら怒るんやろうなー」
真姫「……そうね」
――――――――
――――――――――――
希「良いお湯やね真姫ちゃん」
真姫「……うん」
希「シャワーもよかったけど、やっぱりあったかな湯船につかると気分もええなぁ」
真姫「……うん」
希「真姫ちゃんの発展途上のお胸、わしわししたいけど、したら怒るんやろうなー」
真姫「……そうね」
59: 2014/06/12(木) 14:38:21.76 ID:BDcEhRhF0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
真姫「………」ボー
希「………」
希(エリちが言ってたけど、携帯の電源切ってるっぽいし)
希(やっぱり真姫ちゃん親と喧嘩してたんやな)
希(どうしようか悩んでいるっぽいなぁ)
希(ウチがなんとかするのは簡単なんやけど………)
――――――――
――――――――――――
真姫「………」ボー
希「………」
希(エリちが言ってたけど、携帯の電源切ってるっぽいし)
希(やっぱり真姫ちゃん親と喧嘩してたんやな)
希(どうしようか悩んでいるっぽいなぁ)
希(ウチがなんとかするのは簡単なんやけど………)
60: 2014/06/12(木) 14:41:44.11 ID:BDcEhRhF0
希(カードは………)ペラッ
希(『節制』の逆位置…。「不運」や「家庭の不和」の意味を持つカード…)
希(まさに今の真姫ちゃんやん)
希「真姫ちゃん、そろそろいい時間になるけど」
真姫「……そうね」
希「今日はうち泊まる?」
真姫「……そうね」ボー
希(『節制』の逆位置…。「不運」や「家庭の不和」の意味を持つカード…)
希(まさに今の真姫ちゃんやん)
希「真姫ちゃん、そろそろいい時間になるけど」
真姫「……そうね」
希「今日はうち泊まる?」
真姫「……そうね」ボー
61: 2014/06/12(木) 14:42:50.93 ID:BDcEhRhF0
希「よしっ!そうと決まったら……ベッドにダイブや!」グイ
真姫「………え?きゃあ!?」
バタン
真姫「いたた……」
希「ごめんなー。お客様用のお布団ないからウチと一緒に寝よか?」
真姫「ちょっと!私泊まるなんて言ってないわよ!」
希「………」
真姫「な、なによ…?」
真姫「………え?きゃあ!?」
バタン
真姫「いたた……」
希「ごめんなー。お客様用のお布団ないからウチと一緒に寝よか?」
真姫「ちょっと!私泊まるなんて言ってないわよ!」
希「………」
真姫「な、なによ…?」
62: 2014/06/12(木) 14:45:02.49 ID:BDcEhRhF0
希「いや、真姫ちゃん何も聞いてないし、自分でも何言ったか覚えてないし……」
真姫「しょ、しょうがないじゃない。……考え事があったのよ」
希「そうなん?でもまぁ、今日は泊まってくれるんやろ?」
真姫「どうしてそうな――――」
希「あー、今日は真姫ちゃんに泊まってほしいなー。ウチ今朝怖い夢見たからひとりやったら寝れんよー(棒)」
真姫「なによそれ……」クスッ
真姫「しょ、しょうがないじゃない。……考え事があったのよ」
希「そうなん?でもまぁ、今日は泊まってくれるんやろ?」
真姫「どうしてそうな――――」
希「あー、今日は真姫ちゃんに泊まってほしいなー。ウチ今朝怖い夢見たからひとりやったら寝れんよー(棒)」
真姫「なによそれ……」クスッ
63: 2014/06/12(木) 14:47:08.07 ID:BDcEhRhF0
希「それにウチとしては、真姫ちゃんが泊まってくれるととっても嬉しいんやけどな」
真姫「なっ……!」カアァ
真姫「しょ、しょうがないわね。希がそこまで言うのなら泊まってあげても……」
希(ちょろい)
希「くすくす……」
真姫「何よ急に笑って…」
希「いやー、やっぱり真姫ちゃんやなー。って」
真姫「なっ……!」カアァ
真姫「しょ、しょうがないわね。希がそこまで言うのなら泊まってあげても……」
希(ちょろい)
希「くすくす……」
真姫「何よ急に笑って…」
希「いやー、やっぱり真姫ちゃんやなー。って」
64: 2014/06/12(木) 14:48:40.46 ID:BDcEhRhF0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
希「それじゃー、灯り消すよー」
真姫「ええ。おやすみなさい」
希「お休みー」
真姫「………」
希「………」
真姫「ねぇ、希…」
希「んー?」
――――――――
――――――――――――
希「それじゃー、灯り消すよー」
真姫「ええ。おやすみなさい」
希「お休みー」
真姫「………」
希「………」
真姫「ねぇ、希…」
希「んー?」
65: 2014/06/12(木) 14:50:05.36 ID:BDcEhRhF0
真姫「その……聞かないの?」
希「なにをー?」
真姫「しらばっくれないで。私が押しかけた理由よ」
希「んー?もしかして聞いて欲しかったん?」
真姫「そんなわけ――――」
希「そうやね……」
希「なにをー?」
真姫「しらばっくれないで。私が押しかけた理由よ」
希「んー?もしかして聞いて欲しかったん?」
真姫「そんなわけ――――」
希「そうやね……」
66: 2014/06/12(木) 14:53:55.10 ID:BDcEhRhF0
希「ウチが助言してもよかったんやけどな」
希「真姫ちゃんがひとりで解決せないかんと思ったから」
希「ウチも…いつまでも真姫ちゃん達と一緒におれんし…‥」
希「だから時間はあげたけど、ウチから何か言うのはやめてたんよ」
真姫「希……」
希「真姫ちゃんがひとりで解決せないかんと思ったから」
希「ウチも…いつまでも真姫ちゃん達と一緒におれんし…‥」
希「だから時間はあげたけど、ウチから何か言うのはやめてたんよ」
真姫「希……」
67: 2014/06/12(木) 14:54:38.27 ID:BDcEhRhF0
希「だからな」
希「これがきっと最後の助言」
希「友達だからやなくて三年生として、人生の少し先を歩くウチの助言」
希「後悔だけは絶対にせんといてな?」
真姫「後悔?」
希「これがきっと最後の助言」
希「友達だからやなくて三年生として、人生の少し先を歩くウチの助言」
希「後悔だけは絶対にせんといてな?」
真姫「後悔?」
68: 2014/06/12(木) 14:58:50.06 ID:BDcEhRhF0
希「うん。ウチってほら、昔転校が多かったって言ったやろ?」
希「だからな、ウチずっと前からあること決めてん」
希「誰が相手でも、どんなことがあっても、最後は笑顔で別れようって」
希「だって、それが最後のお別れになるかもしれんやん?」
希「喧嘩して、それがその人の最後に見た顔なんて…そんなの嫌やん」
希「だから、な?後悔しないようにするんよ?」
希「だからな、ウチずっと前からあること決めてん」
希「誰が相手でも、どんなことがあっても、最後は笑顔で別れようって」
希「だって、それが最後のお別れになるかもしれんやん?」
希「喧嘩して、それがその人の最後に見た顔なんて…そんなの嫌やん」
希「だから、な?後悔しないようにするんよ?」
69: 2014/06/12(木) 14:59:26.19 ID:BDcEhRhF0
真姫「………」
希「それと………」ゴソゴソ
真姫「きゃっ!?」ビクッ
希「ふふっ、真姫ちゃんの手温かいなぁ。人間湯たんぽやね」ギュー
真姫「も、もう希は…!」
希「それと………」ゴソゴソ
真姫「きゃっ!?」ビクッ
希「ふふっ、真姫ちゃんの手温かいなぁ。人間湯たんぽやね」ギュー
真姫「も、もう希は…!」
70: 2014/06/12(木) 15:01:00.09 ID:BDcEhRhF0
希「何かあったらウチを頼ってな?」
真姫「……さっき最後の助言って言ったじゃない」
希「そう思ったんやけどな……」
希「やっぱりウチ、これ苦手っぽい」アハハ
希「だからな真姫ちゃん、ウチが卒業してもずっとウチを頼ってな?」
真姫「そう……ね。…考えておくわ」
真姫「……さっき最後の助言って言ったじゃない」
希「そう思ったんやけどな……」
希「やっぱりウチ、これ苦手っぽい」アハハ
希「だからな真姫ちゃん、ウチが卒業してもずっとウチを頼ってな?」
真姫「そう……ね。…考えておくわ」
71: 2014/06/12(木) 15:01:59.02 ID:BDcEhRhF0
真姫「………」
希「………」
真姫「……希。その…ね。今朝、ママとね……」
希「………」
真姫「……希?」
希「すぅ……すぅ……」スヤスヤ
希「………」
真姫「……希。その…ね。今朝、ママとね……」
希「………」
真姫「……希?」
希「すぅ……すぅ……」スヤスヤ
72: 2014/06/12(木) 15:02:47.47 ID:BDcEhRhF0
真姫「もう、「頼ってな」とか言ったくせに」
希「う……ん……」スヤスヤ
真姫「………」
真姫「………ありがとう」
希「う……ん……」スヤスヤ
真姫「………」
真姫「………ありがとう」
73: 2014/06/12(木) 15:03:14.55 ID:BDcEhRhF0
――――――――――――――――
――――――――
――――――――――――
チュンチュン
希「ん……」
希「ふぁ……」ノビー
希「真姫……ちゃん?」キョロキョロ
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チュンチュン
希「ん……」
希「ふぁ……」ノビー
希「真姫……ちゃん?」キョロキョロ
74: 2014/06/12(木) 15:05:33.70 ID:BDcEhRhF0
ガラッ
希「真姫ちゃーん?」
希「置き手紙…?」
希「ええと……」ペラッ
『昨日は本当にごめんなさい。そして、ありがとう。
後悔しないよう、ママと話し合ってきます。
今朝も朝食作ったの。昨日よりはマシになってると思うわ。
もしよかったら、どうぞ。
西木野 真姫』
希「真姫ちゃーん?」
希「置き手紙…?」
希「ええと……」ペラッ
『昨日は本当にごめんなさい。そして、ありがとう。
後悔しないよう、ママと話し合ってきます。
今朝も朝食作ったの。昨日よりはマシになってると思うわ。
もしよかったら、どうぞ。
西木野 真姫』
75: 2014/06/12(木) 15:06:53.32 ID:BDcEhRhF0
希「うまく仲直りできるといいな」
希「さて、真姫ちゃんの作ってくれたのは……」パカッ
希「ふふっ、真っ黒からこげ茶色にランクアップやね」クスクス
希「お味は……」パクッ
希「苦い…でも美味しいなぁ」
希「さて、真姫ちゃんの作ってくれたのは……」パカッ
希「ふふっ、真っ黒からこげ茶色にランクアップやね」クスクス
希「お味は……」パクッ
希「苦い…でも美味しいなぁ」
76: 2014/06/12(木) 15:08:40.05 ID:BDcEhRhF0
希「………」モグモグ
希「あれ…?」
希「この部屋ってこんなに広かったっけ?」
希「ずいぶんと広くかんじるなぁ……」
希「………真姫ちゃん帰ってこんかな。なんてな…」
希「あれ…?」
希「この部屋ってこんなに広かったっけ?」
希「ずいぶんと広くかんじるなぁ……」
希「………真姫ちゃん帰ってこんかな。なんてな…」
77: 2014/06/12(木) 15:10:36.35 ID:BDcEhRhF0
ピンポーン
希「……真姫ちゃんかな?」
ガチャ
ことり「………」
希「あれ?ことりちゃん、こんな早い時間にどうかしたん?」
ことり「希ちゃん。その、今日……泊めてくれるかな?」
希「……真姫ちゃんかな?」
ガチャ
ことり「………」
希「あれ?ことりちゃん、こんな早い時間にどうかしたん?」
ことり「希ちゃん。その、今日……泊めてくれるかな?」
78: 2014/06/12(木) 15:13:36.56 ID:BDcEhRhF0
希「………」
ことり「………」
希「ふふっ…!あはは!」
ことり「え、ええ!?どうしたの!?」
希「いやなんでもないよ。ふふっ…ただウチ愛されてるんやなって」
ことり「……?」
希「まぁまぁ、外は寒いやろ?中入って」
希「お腹すいてない?さいっこうな朝ごはんあるんよ。一緒に食べよ?」
おしまい
ことり「………」
希「ふふっ…!あはは!」
ことり「え、ええ!?どうしたの!?」
希「いやなんでもないよ。ふふっ…ただウチ愛されてるんやなって」
ことり「……?」
希「まぁまぁ、外は寒いやろ?中入って」
希「お腹すいてない?さいっこうな朝ごはんあるんよ。一緒に食べよ?」
おしまい
79: 2014/06/12(木) 15:16:32.86 ID:BDcEhRhF0
最後まで読んでいただきありがとうございました。
真姫ちゃんすっごく難しいです。もしかしたらキャラ崩壊してたかもしれません。崩壊してたらごめんなさい。
次回作なのですが、シリアスものなんて需要ありますかね?
あればそれを書きます。
ないなら、このSSの続きか漫画版のにこまきでも書きます。
真姫ちゃんすっごく難しいです。もしかしたらキャラ崩壊してたかもしれません。崩壊してたらごめんなさい。
次回作なのですが、シリアスものなんて需要ありますかね?
あればそれを書きます。
ないなら、このSSの続きか漫画版のにこまきでも書きます。
80: 2014/06/12(木) 15:17:48.93 ID:Hq87o7WW0
おつ
シリアス大好きだよ
シリアス大好きだよ
86: 2014/06/12(木) 16:04:45.60 ID:xvS+L7d30
乙
ことりちゃんの続きも見たかったー
ことりちゃんの続きも見たかったー
引用元: 希「まっきまっきまー♪」
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