1: 2008/07/26(土) 14:49:17.69 ID:rNoWv1IR0
キョン「……は?」
ハルヒ「ウルトラマンよ、ウルトラマン。一週間に一匹は怪獣が現れるんだから、粘り強く探せば出会えるわよ!」
キョン「あのなハルヒ……」
古泉「いいかもしれませんね」
キョン「古泉! またお前は!」
古泉「大怪獣と氏闘を繰り広げるウルトラマン。ロマンがあるじゃないですか」
ハルヒ「わかってるわねー、さすがは古泉君!」
みくる「ウルトラマンって何でしゅか~?」
長門「…………………………………………………………………………シュワッチ」
ハルヒ「ウルトラマンよ、ウルトラマン。一週間に一匹は怪獣が現れるんだから、粘り強く探せば出会えるわよ!」
キョン「あのなハルヒ……」
古泉「いいかもしれませんね」
キョン「古泉! またお前は!」
古泉「大怪獣と氏闘を繰り広げるウルトラマン。ロマンがあるじゃないですか」
ハルヒ「わかってるわねー、さすがは古泉君!」
みくる「ウルトラマンって何でしゅか~?」
長門「…………………………………………………………………………シュワッチ」
2: 2008/07/26(土) 14:52:02.50 ID:rNoWv1IR0
キョン(こいつは……こないだ仮面ライダーであんな散々な目に遭ったのにまだ懲りてないのか?)
キョン「おいハルヒ。仮面ライダーと同じで、ウルトラマンだってテレビの作り話なんだぞ」
ハルヒ「そんなのわからないわ。あたしね、こないだ『ウルトラマンティガ』を見たの。
そしたらどうよ! 円谷監督は本物のウルトラマンに会ったことがあって、それをヒントに『ウルトラマン』を作ったって言うじゃない!」
キョン「……それも含めて作り話だろ」
ハルヒ「そうと決まればさっそく組分けのくじ引きよ!」
キョン「聞いてねーし……」
キョン「おいハルヒ。仮面ライダーと同じで、ウルトラマンだってテレビの作り話なんだぞ」
ハルヒ「そんなのわからないわ。あたしね、こないだ『ウルトラマンティガ』を見たの。
そしたらどうよ! 円谷監督は本物のウルトラマンに会ったことがあって、それをヒントに『ウルトラマン』を作ったって言うじゃない!」
キョン「……それも含めて作り話だろ」
ハルヒ「そうと決まればさっそく組分けのくじ引きよ!」
キョン「聞いてねーし……」
23: 2008/07/26(土) 15:28:48.84 ID:rNoWv1IR0
キョン「俺は長門とペアか」
ハルヒ「それじゃ3時にまた集合ね! まじめに探さないと氏刑よ!」
キョン「へいへい」
キョン「……で、どうするよ長門。さすがにウルトラマンなんて居ないよな?」
長門「この次元上のいかなる時間平面においてもそのような存在が確認されたことはない」
キョン「だよな……また図書館にでも行って涼んでようか」
長門「異なる時空間になら、あるいは」
キョン「……ひょっとして、こないだの仮面ライダーみたいにか?」
長門「……」
長門「……お出まし」
キョン「! 何が!? ウルトラマンが!?」
長門「いや」
九曜「――――」
ハルヒ「それじゃ3時にまた集合ね! まじめに探さないと氏刑よ!」
キョン「へいへい」
キョン「……で、どうするよ長門。さすがにウルトラマンなんて居ないよな?」
長門「この次元上のいかなる時間平面においてもそのような存在が確認されたことはない」
キョン「だよな……また図書館にでも行って涼んでようか」
長門「異なる時空間になら、あるいは」
キョン「……ひょっとして、こないだの仮面ライダーみたいにか?」
長門「……」
長門「……お出まし」
キョン「! 何が!? ウルトラマンが!?」
長門「いや」
九曜「――――」
24: 2008/07/26(土) 15:31:48.12 ID:rNoWv1IR0
キョン「……あいつは!?」
長門「天蓋領域……」
九曜「――怪獣――が――」
キョン「はい?」
九曜「――――こっちの―――次元に―――」
キョン(相変わらずこいつは何が何だかわからん……)
キョン「俺達に何か用なのか」
九曜「―――球――が―――」
キョン「タマ?」
九曜「――再び―――活動――を―――」
長門「天蓋領域……」
九曜「――怪獣――が――」
キョン「はい?」
九曜「――――こっちの―――次元に―――」
キョン(相変わらずこいつは何が何だかわからん……)
キョン「俺達に何か用なのか」
九曜「―――球――が―――」
キョン「タマ?」
九曜「――再び―――活動――を―――」
26: 2008/07/26(土) 15:34:32.83 ID:rNoWv1IR0
キョン「長門、こいつは何を言ってるんだ」
長門「不明。だが私達に何かを伝えようとしている」
九曜「―――あなたは――――」
キョン「?」
九曜「――――来る」
キョン「お、おい!」
キョン(付いて来いって意味か……)
キョン「長門、どうする」
長門「危険性は感じられない。追随を推奨する」
キョン「……わかった、お前がそう言うなら。付いていってみよう」
長門「不明。だが私達に何かを伝えようとしている」
九曜「―――あなたは――――」
キョン「?」
九曜「――――来る」
キョン「お、おい!」
キョン(付いて来いって意味か……)
キョン「長門、どうする」
長門「危険性は感じられない。追随を推奨する」
キョン「……わかった、お前がそう言うなら。付いていってみよう」
29: 2008/07/26(土) 15:41:43.36 ID:rNoWv1IR0
その少し前
ハルヒ「何も見つかんないわねー……。古泉君、怪獣の卵でも見つけた?」
古泉「残念ながら、何も」
ハルヒ「みくるちゃん、防衛隊の戦闘機か何か飛んでない?」
みくる「ボ、ボーエータイ……? セントーキ……?」
ハルヒ「はーっ……。まあそんなすぐには見つかんないわよね。気長に行きましょ。
ちょっとお手洗い行ってくるから待ってて?」
古泉「……朝比奈さん」
みくる「はい?」
古泉「さっきからどうも、妙な気配を感じます」
みくる「え、ええ、あたしも……どこかで時空が歪んでるような」
古泉「涼宮さんは今度は……ウルトラマンを呼んでしまうのでしょうか」
みくる「……ウルトラマンって何ですか……?」
ハルヒ「何も見つかんないわねー……。古泉君、怪獣の卵でも見つけた?」
古泉「残念ながら、何も」
ハルヒ「みくるちゃん、防衛隊の戦闘機か何か飛んでない?」
みくる「ボ、ボーエータイ……? セントーキ……?」
ハルヒ「はーっ……。まあそんなすぐには見つかんないわよね。気長に行きましょ。
ちょっとお手洗い行ってくるから待ってて?」
古泉「……朝比奈さん」
みくる「はい?」
古泉「さっきからどうも、妙な気配を感じます」
みくる「え、ええ、あたしも……どこかで時空が歪んでるような」
古泉「涼宮さんは今度は……ウルトラマンを呼んでしまうのでしょうか」
みくる「……ウルトラマンって何ですか……?」
31: 2008/07/26(土) 15:46:09.97 ID:rNoWv1IR0
ハルヒ「……何か掃除が行き届いてないわねー、このトイレ……」
ハルヒ「……?」
ハルヒ「……何……あれ」
● < ボゥ・・・
ハルヒ「……赤い球……?」
● < 願いを―――
ハルヒ「うあっ!? 喋ったっ」
● < ――願えば――全て――現実になる――
ハルヒ「……何、誰のイタズラ? バカキョン? 出てきなさい!」
ハルヒ「……って、あたしがここに来るってキョンが知ってるわけないか……」
● < ――願えば――全て――現実になる――
ハルヒ「……あんた、何なのよ」
ハルヒ「……?」
ハルヒ「……何……あれ」
● < ボゥ・・・
ハルヒ「……赤い球……?」
● < 願いを―――
ハルヒ「うあっ!? 喋ったっ」
● < ――願えば――全て――現実になる――
ハルヒ「……何、誰のイタズラ? バカキョン? 出てきなさい!」
ハルヒ「……って、あたしがここに来るってキョンが知ってるわけないか……」
● < ――願えば――全て――現実になる――
ハルヒ「……あんた、何なのよ」
33: 2008/07/26(土) 15:47:59.79 ID:rNoWv1IR0
● < ――願えば――全て――――
ハルヒ「ひょっとして……宇宙人の通信機!? 超古代文明の遺産かしら!?」
● < ――現実に――
ハルヒ「ちょっと、あんた」
ハルヒ「何でも現実になるなら……そうね、ウルトラマンの戦いを見せなさい!」
● < ・・・ボゥ・・・・・
ハルヒ「ひょっとして……宇宙人の通信機!? 超古代文明の遺産かしら!?」
● < ――現実に――
ハルヒ「ちょっと、あんた」
ハルヒ「何でも現実になるなら……そうね、ウルトラマンの戦いを見せなさい!」
● < ・・・ボゥ・・・・・
38: 2008/07/26(土) 15:51:05.10 ID:rNoWv1IR0
ハルヒ「……何よ? ちょっと光っただけで何も起きないじゃない」
●< ・・・
ハルヒ「つまんないわね! もういいわ!」
その頃――
古泉「! この感じは!?」
みくる「こここ古泉くんっ……き、巨大な時空振動が――」
古泉「……何か……来る!」
●< ・・・
ハルヒ「つまんないわね! もういいわ!」
その頃――
古泉「! この感じは!?」
みくる「こここ古泉くんっ……き、巨大な時空振動が――」
古泉「……何か……来る!」
40: 2008/07/26(土) 15:56:10.98 ID:rNoWv1IR0
九曜「―――お――出――ま――し」
キョン「何が!?」
長門「私の使用言語を模倣している」
キョン「んなこたぁどーでもいいだろ。何が来たって?」
九曜「――他次元――召喚体―――」
ワアアァァアアア!!
キャアァアアアア!!
ハルヒ「……何よ? 外が騒がしいわね」
ハルヒ「一体何が……」
ハルヒ「……!!!」
キョン「何が!?」
長門「私の使用言語を模倣している」
キョン「んなこたぁどーでもいいだろ。何が来たって?」
九曜「――他次元――召喚体―――」
ワアアァァアアア!!
キャアァアアアア!!
ハルヒ「……何よ? 外が騒がしいわね」
ハルヒ「一体何が……」
ハルヒ「……!!!」
41: 2008/07/26(土) 15:59:23.68 ID:rNoWv1IR0
怪獣「ギャオオオォォォォオオオオ!!」
街の人々「何だ……あれ……」
街の人々「ゆ、夢だろ!?」
街の人々「助けてくれえぇぇええ!!」
古泉「……どうやら本当に呼んでしまったようですね……!」
みくる「ど、どどどどーすればっ!?」
古泉「僕の力もこの状況下では発現されない……こうなったら、あとは――」
ハルヒ「何!? 何なのあれ!? 怪獣じゃない!! あの球は本物だったのね!!」
古泉「――涼宮さんが、あれに対抗しうる存在をも呼び出してくれることを願うしかありません」
街の人々「何だ……あれ……」
街の人々「ゆ、夢だろ!?」
街の人々「助けてくれえぇぇええ!!」
古泉「……どうやら本当に呼んでしまったようですね……!」
みくる「ど、どどどどーすればっ!?」
古泉「僕の力もこの状況下では発現されない……こうなったら、あとは――」
ハルヒ「何!? 何なのあれ!? 怪獣じゃない!! あの球は本物だったのね!!」
古泉「――涼宮さんが、あれに対抗しうる存在をも呼び出してくれることを願うしかありません」
42: 2008/07/26(土) 16:06:13.72 ID:rNoWv1IR0
キョン「なんだありゃあぁぁああぁああ」
長門「怪獣」
キョン(ハルヒ! いくらなんでもやりすぎだぞこれは!)
キョン「……あれ、あの九曜とかいう奴はどこ行ったんだ?」
長門「それより、涼宮ハルヒ達との合流を推奨する」
キョン「あ、ああ」
ハルヒ「――キョン! 有希! あれ見なさいよあれ!」
キョン「さっきからずっと見てるよ」
ハルヒ「怪獣よ怪獣! ホンモノの! あたしの願いが届いたんだわ!」
キョン「お前が見たかったのはウルトラマンじゃなかったのか?」
ハルヒ「もちろんウルトラマンも呼んだわよ! あの球は本当に願いを叶えてくれるのね!」
キョン「球……?」
長門「怪獣」
キョン(ハルヒ! いくらなんでもやりすぎだぞこれは!)
キョン「……あれ、あの九曜とかいう奴はどこ行ったんだ?」
長門「それより、涼宮ハルヒ達との合流を推奨する」
キョン「あ、ああ」
ハルヒ「――キョン! 有希! あれ見なさいよあれ!」
キョン「さっきからずっと見てるよ」
ハルヒ「怪獣よ怪獣! ホンモノの! あたしの願いが届いたんだわ!」
キョン「お前が見たかったのはウルトラマンじゃなかったのか?」
ハルヒ「もちろんウルトラマンも呼んだわよ! あの球は本当に願いを叶えてくれるのね!」
キョン「球……?」
43: 2008/07/26(土) 16:08:46.95 ID:rNoWv1IR0
キョン「おい古泉、なんだ、球ってのは。お前のお仲間か?」
古泉「いいえ、まさか。どうも涼宮さんは不思議な赤い球と出逢ったそうなのです。
その球に願えば、すべて現実になると」
キョン「んなバカな。ドラゴンボールじゃあるまいし。
……待てよ、じゃあ怪獣が来たのはハルヒの能力じゃなくて、その球とやらのせいなのか」
長門「そう。涼宮ハルヒの能力をもってしても他次元への直接的な干渉は不可能」
古泉「あの球には涼宮さん以上の力があるということでしょうか」
ハルヒ「ちょっとそこ、何コソコソ話してんの!?」
みくる「ふぇ~、こわいでしゅー」
古泉「いいえ、まさか。どうも涼宮さんは不思議な赤い球と出逢ったそうなのです。
その球に願えば、すべて現実になると」
キョン「んなバカな。ドラゴンボールじゃあるまいし。
……待てよ、じゃあ怪獣が来たのはハルヒの能力じゃなくて、その球とやらのせいなのか」
長門「そう。涼宮ハルヒの能力をもってしても他次元への直接的な干渉は不可能」
古泉「あの球には涼宮さん以上の力があるということでしょうか」
ハルヒ「ちょっとそこ、何コソコソ話してんの!?」
みくる「ふぇ~、こわいでしゅー」
45: 2008/07/26(土) 16:14:43.20 ID:rNoWv1IR0
キョン「勘弁してくれよ、この状況。こないだの仮面ライダーの時と同じじゃないか。
今度はまさか俺達がウルトラマンに変身して戦わにゃならんのか?」
長門「その心配は無い」
キョン「?」
長門「来た」
街の人々「ざわ・・・ざわ・・・」
怪獣「ギャオオォォォォオオ!!」
ハルヒ「……何? あの光……」
みくる「ふぇ…?」
古泉「あれは――――」
ウルトラマン>>50!!
今度はまさか俺達がウルトラマンに変身して戦わにゃならんのか?」
長門「その心配は無い」
キョン「?」
長門「来た」
街の人々「ざわ・・・ざわ・・・」
怪獣「ギャオオォォォォオオ!!」
ハルヒ「……何? あの光……」
みくる「ふぇ…?」
古泉「あれは――――」
ウルトラマン>>50!!
52: 2008/07/26(土) 16:20:11.76 ID:S4eilUzv0
80
57: 2008/07/26(土) 16:23:04.43 ID:rNoWv1IR0
古泉「あれは―――ウルトラマン80<エイティ>!!」
キョン「また随分とマイナーなのを持ってきたもんだな」
80『ショワッ!!』
ハルヒ「あああっ!! ウルトラマン80!! 見なさいよキョン!! ウルトラマン80よ!!」
キョン「……そんなに嬉しいのかよ」
ハルヒ「当たり前じゃない! ついにSOS団は人知を超えた不思議にめぐり合ったのよ!?」
キョン(いつものことじゃないか……)
街の人々「ウ、ウルトラマン!?」
街の人々「嘘だろ!? 何かの撮影だよなこれ!?」
怪獣「ギャオオオォォォオ!!」
80『ショワッ!!』
キョン「また随分とマイナーなのを持ってきたもんだな」
80『ショワッ!!』
ハルヒ「あああっ!! ウルトラマン80!! 見なさいよキョン!! ウルトラマン80よ!!」
キョン「……そんなに嬉しいのかよ」
ハルヒ「当たり前じゃない! ついにSOS団は人知を超えた不思議にめぐり合ったのよ!?」
キョン(いつものことじゃないか……)
街の人々「ウ、ウルトラマン!?」
街の人々「嘘だろ!? 何かの撮影だよなこれ!?」
怪獣「ギャオオオォォォオ!!」
80『ショワッ!!』
61: 2008/07/26(土) 16:30:41.61 ID:rNoWv1IR0
80『ショワ――ッ!!』
ハルヒ「さ、サクシウム光線!」
怪獣「ギャアアァァ」
ドゴォオオォォオオン
80『……』
キョン「あ、消えた」
長門「消えていない。まだこの次元上にいる」
キョン「へ?」
矢的「何だ……この世界は?」
ハルヒ「さ、サクシウム光線!」
怪獣「ギャアアァァ」
ドゴォオオォォオオン
80『……』
キョン「あ、消えた」
長門「消えていない。まだこの次元上にいる」
キョン「へ?」
矢的「何だ……この世界は?」
62: 2008/07/26(土) 16:33:47.84 ID:rNoWv1IR0
ハルヒ「あ――っ!! 長谷川ショパ……じゃなくて矢的猛よ!」
キョン「誰だよ」
ハルヒ「80の中の人に決まってるでしょ、こないだ『メビウス』に出てたじゃない!」
矢的「な、なんだい君達は」
古泉「長門さん、これはどういうわけでしょう。彼はどこから来たのでしょう」
長門「他次元から呼び出された。ウルトラマンが現実に存在している世界から……赤い球の力によって」
みくる「……あれ? あれ? 怪獣いなくなったんでしゅか??」
キョン「誰だよ」
ハルヒ「80の中の人に決まってるでしょ、こないだ『メビウス』に出てたじゃない!」
矢的「な、なんだい君達は」
古泉「長門さん、これはどういうわけでしょう。彼はどこから来たのでしょう」
長門「他次元から呼び出された。ウルトラマンが現実に存在している世界から……赤い球の力によって」
みくる「……あれ? あれ? 怪獣いなくなったんでしゅか??」
63: 2008/07/26(土) 16:43:17.35 ID:rNoWv1IR0
ハルヒ「念のため聞くけど、ドッキリカメラとかじゃないわよね? これ。
さっき戦ってたのが全部立体映像で、アンタはただの俳優なんてことは無いわよね?」
キョン(こいつは初対面の年上相手になんつー無礼な……)
矢的「君達は知っているのか。私がウルトラマン80だということを」
ハルヒ「当たり前じゃない。いい? あたしが呼んだから、あんたはここにいるの」
矢的「呼んだ……?」
古泉「その赤い球というのは一体……」
長門「多次元に渡って高度に張り巡らされた物質転送システムのネットワーク。物質文明の最終到達点」
古泉「……涼宮さんは自分で直接ウルトラマンを呼べないから、その球を呼び出したということですね」
長門「そう」
みくる「あ、あの~……さっきからまた時空が乱れてるんですけど……」
さっき戦ってたのが全部立体映像で、アンタはただの俳優なんてことは無いわよね?」
キョン(こいつは初対面の年上相手になんつー無礼な……)
矢的「君達は知っているのか。私がウルトラマン80だということを」
ハルヒ「当たり前じゃない。いい? あたしが呼んだから、あんたはここにいるの」
矢的「呼んだ……?」
古泉「その赤い球というのは一体……」
長門「多次元に渡って高度に張り巡らされた物質転送システムのネットワーク。物質文明の最終到達点」
古泉「……涼宮さんは自分で直接ウルトラマンを呼べないから、その球を呼び出したということですね」
長門「そう」
みくる「あ、あの~……さっきからまた時空が乱れてるんですけど……」
64: 2008/07/26(土) 16:47:31.13 ID:rNoWv1IR0
矢的「確かに、この世界は私の元いた世界と違う。兄さん達とも交信できない」
ハルヒ「兄さん達? 宇宙警備隊のこと?」
矢的「なぜ、そのことを。地球人にはそこまでの情報は渡っていないはず」
ハルヒ「ううん。この世界じゃね、あんた達ウルトラマンはテレビのヒーローなの。
その活躍のすべてを皆が知ってるのよ」
矢的「……まさか、そんな世界があったとは……」
古泉「僕も感じますね、さっきよりは緩やかな……」
長門「召喚体が元の世界に戻ろうとしている」
みくる「え?」
ハルヒ「兄さん達? 宇宙警備隊のこと?」
矢的「なぜ、そのことを。地球人にはそこまでの情報は渡っていないはず」
ハルヒ「ううん。この世界じゃね、あんた達ウルトラマンはテレビのヒーローなの。
その活躍のすべてを皆が知ってるのよ」
矢的「……まさか、そんな世界があったとは……」
古泉「僕も感じますね、さっきよりは緩やかな……」
長門「召喚体が元の世界に戻ろうとしている」
みくる「え?」
65: 2008/07/26(土) 16:54:01.11 ID:rNoWv1IR0
キョン「よくわかりませんけど、こいつが貴方を呼び出してしまったんですよ。迷惑かけてすみません」
矢的「いや……しかし、もうお別れのようだ」
ハルヒ「え?」
矢的「こちらの世界から私の存在が薄れていくのを感じる。元の世界に戻るまであと30秒もないだろう」
ハルヒ「そんな、せっかく呼んだのに!」
矢的「……最後に、君達に伝えねばならないことがある」
矢的「君達の世界の『マイナスエネルギー』はごく微弱だ。おそらく怪獣など今まで現れたこともないのだろう?」
キョン「え、ええ」
矢的「だが、怪獣と私が呼び出された次元の穴を介して、この世界に多量の『マイナスエネルギー』が流れ込みつつある」
ハルヒ「……どういうこと?」
矢的「――だが―――防ぐ―手立―――て――は――――」
ハルヒ「ちょ、ちょっと!!」
………
長門「この次元上から消滅した」
矢的「いや……しかし、もうお別れのようだ」
ハルヒ「え?」
矢的「こちらの世界から私の存在が薄れていくのを感じる。元の世界に戻るまであと30秒もないだろう」
ハルヒ「そんな、せっかく呼んだのに!」
矢的「……最後に、君達に伝えねばならないことがある」
矢的「君達の世界の『マイナスエネルギー』はごく微弱だ。おそらく怪獣など今まで現れたこともないのだろう?」
キョン「え、ええ」
矢的「だが、怪獣と私が呼び出された次元の穴を介して、この世界に多量の『マイナスエネルギー』が流れ込みつつある」
ハルヒ「……どういうこと?」
矢的「――だが―――防ぐ―手立―――て――は――――」
ハルヒ「ちょ、ちょっと!!」
………
長門「この次元上から消滅した」
66: 2008/07/26(土) 17:03:03.82 ID:rNoWv1IR0
その頃
九曜「――――」
● < ボウ・・・
九曜「――わたしは―――願望する―――」
● < ボウ・・・・
九曜「――――」
● < ボウ・・・
九曜「――わたしは―――願望する―――」
● < ボウ・・・・
67: 2008/07/26(土) 17:04:53.67 ID:rNoWv1IR0
街の人々「ざわ・・・ざわ・・・」
キョン「おいハルヒ。あれはちょっと冗談じゃ済まないぞ。街はボロボロだし」
ハルヒ「何よ。街くらい直せばいいじゃない。またあの球に願えば出来るわよ」
キョン「じゃあ案内してもらおうか、その球とやらの元に」
キョン「おいハルヒ。あれはちょっと冗談じゃ済まないぞ。街はボロボロだし」
ハルヒ「何よ。街くらい直せばいいじゃない。またあの球に願えば出来るわよ」
キョン「じゃあ案内してもらおうか、その球とやらの元に」
68: 2008/07/26(土) 17:07:14.97 ID:rNoWv1IR0
ハルヒ「この中にあったの。ちょっと待ってて?」
キョン「何だってあんなトイレの中に……?」
古泉「涼宮さんが偶然立ち寄り、偶然涼宮さん一人が球を見つけられる場所、として設定されたのでしょう」
長門「おかしい」
キョン「何がだ?」
長門「その球の存在があの場所には感じられない」
ハルヒ「……無かった、球」
キョン「何だってあんなトイレの中に……?」
古泉「涼宮さんが偶然立ち寄り、偶然涼宮さん一人が球を見つけられる場所、として設定されたのでしょう」
長門「おかしい」
キョン「何がだ?」
長門「その球の存在があの場所には感じられない」
ハルヒ「……無かった、球」
69: 2008/07/26(土) 17:11:26.53 ID:rNoWv1IR0
キョン「無かったぁ!? つーかお前、マジでどうする気だよ。街は大騒ぎだぞ」
ハルヒ「知らないわよ!
……ホントにこんなことになるなんて……思ってなかったし……」
キョン「怪獣とウルトラマンを見てあんなに喜んでたじゃないか」
ハルヒ「うるさいわね!」
キョン「ちょ、おい、待てよ!?」
みくる「!」
長門「……」
古泉「閉鎖空間……」
ハルヒ「知らないわよ!
……ホントにこんなことになるなんて……思ってなかったし……」
キョン「怪獣とウルトラマンを見てあんなに喜んでたじゃないか」
ハルヒ「うるさいわね!」
キョン「ちょ、おい、待てよ!?」
みくる「!」
長門「……」
古泉「閉鎖空間……」
70: 2008/07/26(土) 17:12:14.69 ID:rNoWv1IR0
閉鎖空間に進入した古泉
古泉「……奇妙だ……神人が居ない」
古泉「……あ、あれは!?」
古泉「――>>75!!」
古泉「……奇妙だ……神人が居ない」
古泉「……あ、あれは!?」
古泉「――>>75!!」
75: 2008/07/26(土) 17:20:53.40 ID:jkVaVOlS0
谷口
76: 2008/07/26(土) 17:26:09.11 ID:rNoWv1IR0
古泉「――谷口君!」
谷口「WAWAWA……っでーっ、赤い球が喋ってやがるぅぅぅううっ!」
古泉「落ち着いて下さい。僕は古泉一樹ですマッガーレ」
谷口「涼宮団の古泉か……? 何なんだよその格好は、ていうかここはどこなんだよ!」
古泉「落ち着いてください。僕も驚いているんです、この空間に普通の人間はまず侵入できない……」
谷口「知らねーよ、俺はただ忘れ物を取りに教室に戻ったと思ったら」
古泉(それか……)
谷口「そ、それよりよ、さっき向こうでお前みたいなヤツを見たぜ?」
古泉「僕のような?」
谷口「あ、ああ、赤く光る球だよ。やたら髪の長いAAランクくらいの美少女が持ってたな。
よっぽどナンパしようと思ったが……っておい!?」
古泉(――そいつだ!!)
谷口「WAWAWA……っでーっ、赤い球が喋ってやがるぅぅぅううっ!」
古泉「落ち着いて下さい。僕は古泉一樹ですマッガーレ」
谷口「涼宮団の古泉か……? 何なんだよその格好は、ていうかここはどこなんだよ!」
古泉「落ち着いてください。僕も驚いているんです、この空間に普通の人間はまず侵入できない……」
谷口「知らねーよ、俺はただ忘れ物を取りに教室に戻ったと思ったら」
古泉(それか……)
谷口「そ、それよりよ、さっき向こうでお前みたいなヤツを見たぜ?」
古泉「僕のような?」
谷口「あ、ああ、赤く光る球だよ。やたら髪の長いAAランクくらいの美少女が持ってたな。
よっぽどナンパしようと思ったが……っておい!?」
古泉(――そいつだ!!)
77: 2008/07/26(土) 17:29:00.31 ID:rNoWv1IR0
九曜「――――」
古泉「あ、あなたは!! その球で何をするつもりです!?」
九曜「――召喚する―――さらに―――」
古泉「……?」
九曜「――――>>80を―――召喚する――――」
古泉「あ、あなたは!! その球で何をするつもりです!?」
九曜「――召喚する―――さらに―――」
古泉「……?」
九曜「――――>>80を―――召喚する――――」
80: 2008/07/26(土) 17:36:07.18 ID:LK4ECWhD0
巨大谷口
81: 2008/07/26(土) 17:38:17.97 ID:rNoWv1IR0
九曜「――――巨大谷口を―――召喚する――――」
古泉「……はい?」
谷口「うおっ!? 何だこれ!!」
谷口「……うおぉぉおお!?」
古泉「バカな! 彼の体が巨大化していく!!」
古泉「……はい?」
谷口「うおっ!? 何だこれ!!」
谷口「……うおぉぉおお!?」
古泉「バカな! 彼の体が巨大化していく!!」
83: 2008/07/26(土) 17:41:21.78 ID:rNoWv1IR0
巨大谷口「ワァーワァーワァー・ワ・ス・レ・モ・ノォォォオ――ッ!!」
古泉「めちゃくちゃだ……!」
九曜「―――失敗、した―――」
● < ボウ・・・
九曜「――次は――――」
古泉「めちゃくちゃだ……!」
九曜「―――失敗、した―――」
● < ボウ・・・
九曜「――次は――――」
86: 2008/07/26(土) 17:47:37.28 ID:rNoWv1IR0
キョン「おい待てよ、待てったら、ハルヒ!」
ハルヒ「何よ! 意味わかんない! なんでこんなことになるの!?」
怪獣「ギャオオオォォオ!!」
怪獣「グアアアアア!!」
怪獣「キシャアアァァ!!」
街の人々「うわああぁぁっ!!」
街の人々「キャアァァアッ!!」
ハルヒ「あたしは……あたしはただ、ウルトラマンに会いたかっただけなのに!」
キョン「ハルヒ……」
ハルヒ「何なのよ……なんでこんな……! こんなこと望んでない……!」
ハルヒ「何よ! 意味わかんない! なんでこんなことになるの!?」
怪獣「ギャオオオォォオ!!」
怪獣「グアアアアア!!」
怪獣「キシャアアァァ!!」
街の人々「うわああぁぁっ!!」
街の人々「キャアァァアッ!!」
ハルヒ「あたしは……あたしはただ、ウルトラマンに会いたかっただけなのに!」
キョン「ハルヒ……」
ハルヒ「何なのよ……なんでこんな……! こんなこと望んでない……!」
88: 2008/07/26(土) 17:50:55.96 ID:rNoWv1IR0
九曜「――レッド――キング―――ゼットン―――」
九曜「―――ガタノ――ゾーア――――キング―オブ――モンス―――」
九曜「――ゾグ――――Uキラー――ザウルス―――」
九曜「―――ガタノ――ゾーア――――キング―オブ――モンス―――」
九曜「――ゾグ――――Uキラー――ザウルス―――」
90: 2008/07/26(土) 17:53:54.08 ID:rNoWv1IR0
九曜「―――」
古泉「くっ、あいつを止めなければ!」
巨大谷口「イガイトホイホイ……ビィ――ム!!」
古泉「うわああぁぁああっ」
古泉「くそっ……やめろ、周防九曜……!」
巨大谷口「WAWAWAWAWA」
古泉「ぐああぁぁっ!!」
九曜「――――」
長門「そこまで」
古泉「くっ、あいつを止めなければ!」
巨大谷口「イガイトホイホイ……ビィ――ム!!」
古泉「うわああぁぁああっ」
古泉「くそっ……やめろ、周防九曜……!」
巨大谷口「WAWAWAWAWA」
古泉「ぐああぁぁっ!!」
九曜「――――」
長門「そこまで」
91: 2008/07/26(土) 17:55:53.51 ID:rNoWv1IR0
九曜「――邪魔―――」
長門「あなたのしていることは許されない。デバイスを私に渡すべき」
古泉「な、長門さん!? 閉鎖空間に入れたんですか!?」
長門「これに出来て私に出来ないはずがない……」
長門「……パーソナルコード周防九曜との交戦を開始する」
古泉「……そっちは頼みましたよ、長門さん!」
巨大谷口「WAWAWA―――」
長門「あなたのしていることは許されない。デバイスを私に渡すべき」
古泉「な、長門さん!? 閉鎖空間に入れたんですか!?」
長門「これに出来て私に出来ないはずがない……」
長門「……パーソナルコード周防九曜との交戦を開始する」
古泉「……そっちは頼みましたよ、長門さん!」
巨大谷口「WAWAWA―――」
92: 2008/07/26(土) 17:58:19.62 ID:rNoWv1IR0
九曜「すぇdrftgyふじこlp;@:」
長門「;pぉきじゅhygtfrでwさq」
古泉「ふぅぅうんもっふぅぅぅぅっ!!!」
巨大谷口「WAWAWA……」
古泉「セカンド・レイドォォオオオオッ!!」
巨大谷口「WA…WAアアァァアッ」
古泉「迫る……ニック・オブ・タァァアアイムッ!!」
巨大谷口「うがあああぁぁあぁあっ!!」
長門「;pぉきじゅhygtfrでwさq」
古泉「ふぅぅうんもっふぅぅぅぅっ!!!」
巨大谷口「WAWAWA……」
古泉「セカンド・レイドォォオオオオッ!!」
巨大谷口「WA…WAアアァァアッ」
古泉「迫る……ニック・オブ・タァァアアイムッ!!」
巨大谷口「うがあああぁぁあぁあっ!!」
94: 2008/07/26(土) 18:01:18.53 ID:rNoWv1IR0
閉鎖空間外
長門「朝比奈みくる」
みくる「!」
長門「終わった。このデバイスを涼宮ハルヒの元に」
みくる「ひゃっひゃいっ、……長門さんは!?」
長門「後片付け」
閉鎖空間内
古泉「……これだけの攻撃を集中させても倒れないとは……!」
巨大谷口「オ・レ・ハ・シ・カ・イ・ダァアアア―――ッ!!」
古泉「うわあぁああっ」
長門「sxdcfvgbhんjmk、l。;・:¥」
古泉「長門さん!?」
長門「当該対象巨大谷口の情報データを修復、再構成する」
長門「朝比奈みくる」
みくる「!」
長門「終わった。このデバイスを涼宮ハルヒの元に」
みくる「ひゃっひゃいっ、……長門さんは!?」
長門「後片付け」
閉鎖空間内
古泉「……これだけの攻撃を集中させても倒れないとは……!」
巨大谷口「オ・レ・ハ・シ・カ・イ・ダァアアア―――ッ!!」
古泉「うわあぁああっ」
長門「sxdcfvgbhんjmk、l。;・:¥」
古泉「長門さん!?」
長門「当該対象巨大谷口の情報データを修復、再構成する」
95: 2008/07/26(土) 18:05:46.57 ID:rNoWv1IR0
みくる「はぁっ、はぁっ……」
怪獣「ガオオォォォオオッ!!」
みくる「っ!!」
みくる「……だ、だだ、誰が逃げましゅかー、あたしだって一人の時空駐在員なんですっ!!」
みくる「……涼宮さん、キョン君、待ってて……!」
怪獣「ガオオォォォオオッ!!」
みくる「っ!!」
みくる「……だ、だだ、誰が逃げましゅかー、あたしだって一人の時空駐在員なんですっ!!」
みくる「……涼宮さん、キョン君、待ってて……!」
96: 2008/07/26(土) 18:11:07.35 ID:rNoWv1IR0
怪獣「ギャオオオォォオ!!」
怪獣「グアアアアア!!」
怪獣「キシャアアァァ!!」
ハルヒ「……あの壊されてくビルも……氏んでく人達も……みんなあたしのせいなの!?
こんなのやだよ……キョン…!」
キョン「ハルヒ……まだ諦めるのは早いぜ、もう一度あの球に願ってウルトラマンを呼べば……」
みくる「キョンくーん、すずみやさーん!!」
キョン「朝比奈さん!」
みくる「はぁ、はぁ………こ、この球を、涼宮さんに………」
怪獣「グアアアアア!!」
怪獣「キシャアアァァ!!」
ハルヒ「……あの壊されてくビルも……氏んでく人達も……みんなあたしのせいなの!?
こんなのやだよ……キョン…!」
キョン「ハルヒ……まだ諦めるのは早いぜ、もう一度あの球に願ってウルトラマンを呼べば……」
みくる「キョンくーん、すずみやさーん!!」
キョン「朝比奈さん!」
みくる「はぁ、はぁ………こ、この球を、涼宮さんに………」
97: 2008/07/26(土) 18:16:09.57 ID:rNoWv1IR0
キョン「ハルヒ! 赤い球だ! これで呼ぶんだ! もう一度ウルトラマンを!」
ハルヒ「……これ、違う……」
キョン「え?」
ハルヒ「あたしが見たの、こんなにイガイガじゃなかった。もっと綺麗な球体の……」
キョン「形なんかどうでもいいだろ!?」
みくる「キョン君――後ろっ!!」
キョン「!?」
キョン「うわああぁっ!?」
ハルヒ「……これ、違う……」
キョン「え?」
ハルヒ「あたしが見たの、こんなにイガイガじゃなかった。もっと綺麗な球体の……」
キョン「形なんかどうでもいいだろ!?」
みくる「キョン君――後ろっ!!」
キョン「!?」
キョン「うわああぁっ!?」
98: 2008/07/26(土) 18:20:12.59 ID:rNoWv1IR0
怪獣「グオオォォオッ」
キョン「わ、わわわ、何だ何だ――っ!?」
みくる「キョン君…!」
ハルヒ「こ、この……! キョンを放せっ!! そこのアホ怪獣!!」
怪獣「オォオオオ……」
キョン「ひっ……!」
別の怪獣「ゴガアアァァア!!」
ドォーン!!ガラガラ……
みくる「ひゃあぁーっ!?」
ハルヒ「キャーッ!!」
キョン「わ、わわわ、何だ何だ――っ!?」
みくる「キョン君…!」
ハルヒ「こ、この……! キョンを放せっ!! そこのアホ怪獣!!」
怪獣「オォオオオ……」
キョン「ひっ……!」
別の怪獣「ゴガアアァァア!!」
ドォーン!!ガラガラ……
みくる「ひゃあぁーっ!?」
ハルヒ「キャーッ!!」
100: 2008/07/26(土) 18:22:29.44 ID:rNoWv1IR0
古泉「閉鎖空間が消滅しました。急ぎましょう」
長門「……」
怪獣「ギャオオオォォオ!!」
怪獣「グアアアアア!!」
怪獣「キシャアアァァ!!」
古泉「これは酷いな……!」
長門「別次元から召喚された存在には私の情報操作能力も役に立たない」
長門「……」
怪獣「ギャオオオォォオ!!」
怪獣「グアアアアア!!」
怪獣「キシャアアァァ!!」
古泉「これは酷いな……!」
長門「別次元から召喚された存在には私の情報操作能力も役に立たない」
101: 2008/07/26(土) 18:23:29.75 ID:oQS8sZKq0
最強怪獣だらけじゃねーかwww
勝てるのはゾフィー隊長だけだなwww
勝てるのはゾフィー隊長だけだなwww
102: 2008/07/26(土) 18:25:01.14 ID:rNoWv1IR0
ガラ…ガラ……
ハルヒ「み、みくるちゃん大丈夫!?」
みくる「ひゃいっ、なっなんとかっ……」
ハルヒ「球……球は……!」
● < ボウ……
怪獣「グルルルル」
キョン「ひっ……!」
ハルヒ「み、みくるちゃん大丈夫!?」
みくる「ひゃいっ、なっなんとかっ……」
ハルヒ「球……球は……!」
● < ボウ……
怪獣「グルルルル」
キョン「ひっ……!」
110: 2008/07/26(土) 18:35:19.53 ID:rNoWv1IR0
● 人 ←ハルヒ
──── ────
瓦礫 │ │瓦礫
│ │
ハルヒ「あんなところに……」
みくる「に、二十メートルはありましゅ、落ちたら氏にましゅ……!」
怪獣「グオオォォォオ」
キョン「……ひえぇっ!?」
115: 2008/07/26(土) 18:37:36.12 ID:rNoWv1IR0
ハルヒ「……!」ダッ!
みくる「涼宮さん!?」
ハルヒ「あたしはSOS団団長なのよ!? ヒラ団員を助けるのも団長の義務なの!!」
ハルヒ「ええぇぇぇええい!!」
● 人≡
──── ────
瓦礫 │ │瓦礫
│ │
みくる「涼宮さん!?」
ハルヒ「あたしはSOS団団長なのよ!? ヒラ団員を助けるのも団長の義務なの!!」
ハルヒ「ええぇぇぇええい!!」
● 人≡
──── ────
瓦礫 │ │瓦礫
│ │
116: 2008/07/26(土) 18:38:46.71 ID:rNoWv1IR0
●人
──── ────
瓦礫 │ │瓦礫
│ │
ハルヒ「ハァ…ハァ……」
怪獣「グオォォオオ!!」
キョン「―――!!」
──── ────
瓦礫 │ │瓦礫
│ │
ハルヒ「ハァ…ハァ……」
怪獣「グオォォオオ!!」
キョン「―――!!」
117: 2008/07/26(土) 18:40:40.39 ID:rNoWv1IR0
● < ボウ・・・
ハルヒ「……お願い、キョンを助けて……
もうウルトラマンが見たいなんて我侭言わないから……
宇宙人も未来人も……不思議なんてもう要らないからっ……!
怪獣を消して、キョンを助けて……!」
● < ボウ・・・
ハルヒ「……お願い、キョンを助けて……
もうウルトラマンが見たいなんて我侭言わないから……
宇宙人も未来人も……不思議なんてもう要らないからっ……!
怪獣を消して、キョンを助けて……!」
● < ボウ・・・
118: 2008/07/26(土) 18:42:05.99 ID:rNoWv1IR0
怪獣「ギャオオオォォオ!!」
怪獣「グアアアアア!!」
怪獣「キシャアアァァ!!」
● < 一度実体化したものを消せはしない……
怪獣「グオォォオオ!!」
キョン「―――!!」
● < ……手遅れだ、すべて
ハルヒ「……そんな……!!」
怪獣「グアアアアア!!」
怪獣「キシャアアァァ!!」
● < 一度実体化したものを消せはしない……
怪獣「グオォォオオ!!」
キョン「―――!!」
● < ……手遅れだ、すべて
ハルヒ「……そんな……!!」
119: 2008/07/26(土) 18:47:29.14 ID:rNoWv1IR0
古泉「! あ、あれは涼宮さん!」
120: 2008/07/26(土) 18:50:34.22 ID:rNoWv1IR0
古泉「! あ、あれは涼宮さん! 球に願い事をしている」
長門「涼宮ハルヒは『怪獣を消して欲しい』と願った……だが、不可能」
古泉「なぜです!?」
長門「今わかった。あの球は、一つの世界を滅ぼす媒体」
古泉「!?」
長門「あの球が生み出された世界も、あの球が今まで旅してきた世界も、全てこうして滅んできた」
古泉「……!」
長門「球を得た人間は欲望に任せてあらゆるものを球に願う。だが、一度呼び出したものを消すことはできない」
古泉「この世界が……滅ぶ、だって……?」
長門「涼宮ハルヒは『怪獣を消して欲しい』と願った……だが、不可能」
古泉「なぜです!?」
長門「今わかった。あの球は、一つの世界を滅ぼす媒体」
古泉「!?」
長門「あの球が生み出された世界も、あの球が今まで旅してきた世界も、全てこうして滅んできた」
古泉「……!」
長門「球を得た人間は欲望に任せてあらゆるものを球に願う。だが、一度呼び出したものを消すことはできない」
古泉「この世界が……滅ぶ、だって……?」
121: 2008/07/26(土) 18:51:57.41 ID:rNoWv1IR0
ハルヒ「……キョン……」
ガラ…ガラ……
みくる「す、涼宮さんっ、足場が!!」
長門「……崩れる」
古泉「危ないっ!!」
ガラ…ガラ……
みくる「す、涼宮さんっ、足場が!!」
長門「……崩れる」
古泉「危ないっ!!」
122: 2008/07/26(土) 18:56:44.61 ID:rNoWv1IR0
ハルヒ「――やっ!?」
古泉「涼宮さん!!」
ダッ!!
ガシィ!!
ハルヒ「小泉君……有希……!」
長門「この瓦礫が崩落するまで数秒しかない」
古泉「早く上ってください!」
みくる「あ、あたしも支えますっ!!」
ハルヒ(……皆――)
ガラッ…!
長門「!」
古泉「!?」
みくる「ひぇっ!?」
ハルヒ「あっ…!」
古泉「涼宮さん!!」
ダッ!!
ガシィ!!
ハルヒ「小泉君……有希……!」
長門「この瓦礫が崩落するまで数秒しかない」
古泉「早く上ってください!」
みくる「あ、あたしも支えますっ!!」
ハルヒ(……皆――)
ガラッ…!
長門「!」
古泉「!?」
みくる「ひぇっ!?」
ハルヒ「あっ…!」
123: 2008/07/26(土) 19:00:58.92 ID:rNoWv1IR0
地面まで何秒だろ……
落ちたら氏んじゃうのかな……
……有希……みくるちゃん……小泉君……ごめんね巻き添えにして……
……キョン……
………!!
………そうよ!!
……一人なんかじゃない――
―――ウルトラマンだって!
ハルヒ 「――――ひ か り よ ぉ ぉ ぉ お ぉ お ぉ っ ! ! 」
落ちたら氏んじゃうのかな……
……有希……みくるちゃん……小泉君……ごめんね巻き添えにして……
……キョン……
………!!
………そうよ!!
……一人なんかじゃない――
―――ウルトラマンだって!
ハルヒ 「――――ひ か り よ ぉ ぉ ぉ お ぉ お ぉ っ ! ! 」
125: 2008/07/26(土) 19:05:42.89 ID:rNoWv1IR0
O=(%)o
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O=(%)o シェアッ
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O=(%)o シェアッ
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127: 2008/07/26(土) 19:07:28.06 ID:rNoWv1IR0
キョン(……何だ……この……光は……!?)
人<……!!
────────
\ ウルトラマンの手
___
──
人<……!!
────────
\ ウルトラマンの手
___
──
129: 2008/07/26(土) 19:10:09.21 ID:rNoWv1IR0
古泉「……っ!?」
みくる「……ひぇっ!?」
長門「……」
ハルヒ「……!!」
ウルトラマン『シェアッ!!』
ウルトラセブン『ディヤッ!!』
帰ってきたウルトラマン『シュワッ!!』
ウルトラマンエース『ダーッ!!』
ウルトラマンティガ『ハッ!!』
ウルトラマンダイナ『ダアッ!!』
ウルトラマンガイア『デュアッ!!』
みくる「……ひぇっ!?」
長門「……」
ハルヒ「……!!」
ウルトラマン『シェアッ!!』
ウルトラセブン『ディヤッ!!』
帰ってきたウルトラマン『シュワッ!!』
ウルトラマンエース『ダーッ!!』
ウルトラマンティガ『ハッ!!』
ウルトラマンダイナ『ダアッ!!』
ウルトラマンガイア『デュアッ!!』
132: 2008/07/26(土) 19:14:23.59 ID:rNoWv1IR0
キョン「……ウルトラマン……!」
古泉「こ、これは……!」
みくる「……すごい、です……」
長門「……全てのウルトラマンが架空のキャラクターとして知られているこの世界だからこそ起こり得た奇跡。
涼宮ハルヒなら滅びの連鎖を止められるかもしれない」
古泉「こ、これは……!」
みくる「……すごい、です……」
長門「……全てのウルトラマンが架空のキャラクターとして知られているこの世界だからこそ起こり得た奇跡。
涼宮ハルヒなら滅びの連鎖を止められるかもしれない」
134: 2008/07/26(土) 19:16:45.14 ID:rNoWv1IR0
ハルヒ「キョンッ!!」
キョン「ハ、ハルヒ。あれは……お前が呼んだのか!?」
ハルヒ「わかんない、あたし、あんたを助けるのに夢中で――」
キョン「え?」
ハルヒ「……ち、違っ! そ、そうよ、あたしが呼んだウルトラマンよ! 凄いでしょ!」
ハルヒ「さあ――やっちゃいなさい!!」
『『『シェアアァッ!!』』』
キョン「ハ、ハルヒ。あれは……お前が呼んだのか!?」
ハルヒ「わかんない、あたし、あんたを助けるのに夢中で――」
キョン「え?」
ハルヒ「……ち、違っ! そ、そうよ、あたしが呼んだウルトラマンよ! 凄いでしょ!」
ハルヒ「さあ――やっちゃいなさい!!」
『『『シェアアァッ!!』』』
138: 2008/07/26(土) 19:23:11.73 ID:rNoWv1IR0
怪獣「グオオォォォッ」
ウルトラマン『シェエアァァッ!!』
ウルトラマン(我々は何故――この時空に呼ばれた?)
怪獣「ゴガアアァアァッ」
ウルトラセブン『ディヤアアァア!!』
ウルトラセブン(分からん。だが、我らを求める強い声を聞いた)
怪獣「キュオオォォォオ」
帰ってきたウルトラマン『シュアァアッ!!』
帰ってきたウルトラマン(この、どことも知れぬ世界が今、窮地に瀕している)
怪獣「ガアァァアアッ!!」
ウルトラマンエース『デヤアァァァアッ!!』
ウルトラマンエース(ならば我らは、この世界を救うため全力を尽くすまで!)
ウルトラマン『シェエアァァッ!!』
ウルトラマン(我々は何故――この時空に呼ばれた?)
怪獣「ゴガアアァアァッ」
ウルトラセブン『ディヤアアァア!!』
ウルトラセブン(分からん。だが、我らを求める強い声を聞いた)
怪獣「キュオオォォォオ」
帰ってきたウルトラマン『シュアァアッ!!』
帰ってきたウルトラマン(この、どことも知れぬ世界が今、窮地に瀕している)
怪獣「ガアァァアアッ!!」
ウルトラマンエース『デヤアァァァアッ!!』
ウルトラマンエース(ならば我らは、この世界を救うため全力を尽くすまで!)
141: 2008/07/26(土) 19:29:57.34 ID:rNoWv1IR0
怪獣「ギャオオオォォオ!!」
ウルトラマンティガ『ハアァアアァッ!!』
ウルトラマンティガ(一つだけ確かに言えることがある……!)
怪獣「グアアアアア!!」
ウルトラマンダイナ『デュアアァァアッ!!』
ウルトラマンダイナ(ああ! 俺達がここに来たからには――)
怪獣「キシャアアァァ!!」
ウルトラマンガイア『ディィィアアァァッ!!』
ウルトラマンガイア(――この世界は、絶対に滅んだりしない!!)
ウルトラマンティガ『ハアァアアァッ!!』
ウルトラマンティガ(一つだけ確かに言えることがある……!)
怪獣「グアアアアア!!」
ウルトラマンダイナ『デュアアァァアッ!!』
ウルトラマンダイナ(ああ! 俺達がここに来たからには――)
怪獣「キシャアアァァ!!」
ウルトラマンガイア『ディィィアアァァッ!!』
ウルトラマンガイア(――この世界は、絶対に滅んだりしない!!)
144: 2008/07/26(土) 19:36:18.94 ID:rNoWv1IR0
ウルトラセブン(エメリウム――光線!!)
怪獣「ギャアァァア!!」
帰ってきたウルトラマン(食らえ! スペシウム!!)
怪獣「グオォォオォォオ!!」
ウルトラマンエース(今だ――メタリウム!!)
怪獣「ウギャアァァアッ」
ウルトラマンティガ(光よ集まれ! ゼペリオン光線!!)
怪獣「オォォォォオッ!!」
ウルトラマンダイナ(ソルジェント! 光線ッ!!)
怪獣「グガアァァアァァ」
ウルトラマンガイア(藤宮、行くぞ―――フォトン・ストリームッ!!)
怪獣「ギャアァァアァァッ!!」
ウルトラマン(スペシウム―――)
ハルヒ「行っけぇええぇええっ!!」
ウルトラマン(――光…線ッ!!)
怪獣「グギャアアァァアアアッ!!」
怪獣「ギャアァァア!!」
帰ってきたウルトラマン(食らえ! スペシウム!!)
怪獣「グオォォオォォオ!!」
ウルトラマンエース(今だ――メタリウム!!)
怪獣「ウギャアァァアッ」
ウルトラマンティガ(光よ集まれ! ゼペリオン光線!!)
怪獣「オォォォォオッ!!」
ウルトラマンダイナ(ソルジェント! 光線ッ!!)
怪獣「グガアァァアァァ」
ウルトラマンガイア(藤宮、行くぞ―――フォトン・ストリームッ!!)
怪獣「ギャアァァアァァッ!!」
ウルトラマン(スペシウム―――)
ハルヒ「行っけぇええぇええっ!!」
ウルトラマン(――光…線ッ!!)
怪獣「グギャアアァァアアアッ!!」
146: 2008/07/26(土) 19:38:52.07 ID:rNoWv1IR0
149: 2008/07/26(土) 19:42:18.36 ID:rNoWv1IR0
長門「……終わった……」
キョン「す、すげえ……あれだけの怪獣が、あっという間に……」
古泉「人の強い思いこそが、ウルトラマンの最大の力なのです」
キョン「?」
古泉「どうあっても、あなたを救いたいと――そう願った涼宮さんの思いの強さの、勝利ですかね」
みくる「あ、球が無い……消えちゃったのかなぁ」
キョン「す、すげえ……あれだけの怪獣が、あっという間に……」
古泉「人の強い思いこそが、ウルトラマンの最大の力なのです」
キョン「?」
古泉「どうあっても、あなたを救いたいと――そう願った涼宮さんの思いの強さの、勝利ですかね」
みくる「あ、球が無い……消えちゃったのかなぁ」
150: 2008/07/26(土) 19:47:33.54 ID:rNoWv1IR0
キョン「街が元に戻っていく……」
ハルヒ「キョン! 何そんなとこで突っ立ってんのよ?」
キョン「え?」
ハルヒ「今の内にしかと目に焼き付けとかないと! ウルトラマンの勇姿をね!
……どうせこれも、夢なんでしょ? 朝になったらウルトラマンなんて――」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「な、何よ」
キョン「夢でも何でもいいさ。ありがとな」
ハルヒ「はっ!? れ、礼ならウルトラマンに言いなさいよ!!」
キョン「球を取りにあの高さを飛び越えたハルヒ……かっこよかったぞ」
ハルヒ「この…バカキョン! アホキョン! あんたが怪獣ごとき相手に捕まったりするから――」
古泉「やれやれ。これで一件落着……ですか」
谷口「なんか誰も話題にしてないけど俺は元の姿に戻してもらって助かってるからな」
ハルヒ「キョン! 何そんなとこで突っ立ってんのよ?」
キョン「え?」
ハルヒ「今の内にしかと目に焼き付けとかないと! ウルトラマンの勇姿をね!
……どうせこれも、夢なんでしょ? 朝になったらウルトラマンなんて――」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「な、何よ」
キョン「夢でも何でもいいさ。ありがとな」
ハルヒ「はっ!? れ、礼ならウルトラマンに言いなさいよ!!」
キョン「球を取りにあの高さを飛び越えたハルヒ……かっこよかったぞ」
ハルヒ「この…バカキョン! アホキョン! あんたが怪獣ごとき相手に捕まったりするから――」
古泉「やれやれ。これで一件落着……ですか」
谷口「なんか誰も話題にしてないけど俺は元の姿に戻してもらって助かってるからな」
151: 2008/07/26(土) 19:50:19.61 ID:rNoWv1IR0
ハルヒ「ウルトラマン達が消えていくわ……」
153: 2008/07/26(土) 20:02:15.98 ID:rNoWv1IR0
長門「……この次元上から完全に消滅した」
みくる「ほんとの世界に戻って……また、皆を救うために戦うんですね」
ハルヒ「さあ! 明日からもSOS団は、宇宙人、未来人、あらゆる不思議を求めて活動していくわよ!」
キョン「お前、さっき言ってたことと違……」
ハルヒ「いいじゃない、あんたもう助かったんだから。関係ないわよ」
キョン「ひっでぇ……」
ハルヒ「さあ行くわよ、ちゃんと付いてきなさい! キョン!」
O=(%)o シュワッチ!
― 完 ―
みくる「ほんとの世界に戻って……また、皆を救うために戦うんですね」
ハルヒ「さあ! 明日からもSOS団は、宇宙人、未来人、あらゆる不思議を求めて活動していくわよ!」
キョン「お前、さっき言ってたことと違……」
ハルヒ「いいじゃない、あんたもう助かったんだから。関係ないわよ」
キョン「ひっでぇ……」
ハルヒ「さあ行くわよ、ちゃんと付いてきなさい! キョン!」
O=(%)o シュワッチ!
― 完 ―
154: 2008/07/26(土) 20:02:37.20 ID:rNoWv1IR0
ウルトラマンエース「さあ、我々の世界へ戻ろう」
ウルトラセブン「うむ、あの世界では今もか弱き命が我らの救いを待っている」
「―――そうは―――させない――――」
ウルトラマンティガ「なんだ!? 時空の渦の中を何かが!」
「――わたしは―――あなたたちを――――」
ウルトラマンガイア「! 元いた世界への扉が閉ざされている!」
「―――異なる――時空に―――飛ばし―――」
ウルトラマンダイナ「なんだありゃ!? 巨大な時空の波が!」
「――力と―――記憶を――――」
帰ってきたウルトラマン「だ、だめだ、抗えない!」
「―――失わせる―――」
「「「うわあぁぁああっ!!!!」」」
ウルトラマン「………救って、くれ、メビウス………記憶を奪われた、我々を………」
(今秋公開「大決戦!超ウルトラ8兄弟」につづく)
ウルトラセブン「うむ、あの世界では今もか弱き命が我らの救いを待っている」
「―――そうは―――させない――――」
ウルトラマンティガ「なんだ!? 時空の渦の中を何かが!」
「――わたしは―――あなたたちを――――」
ウルトラマンガイア「! 元いた世界への扉が閉ざされている!」
「―――異なる――時空に―――飛ばし―――」
ウルトラマンダイナ「なんだありゃ!? 巨大な時空の波が!」
「――力と―――記憶を――――」
帰ってきたウルトラマン「だ、だめだ、抗えない!」
「―――失わせる―――」
「「「うわあぁぁああっ!!!!」」」
ウルトラマン「………救って、くれ、メビウス………記憶を奪われた、我々を………」
(今秋公開「大決戦!超ウルトラ8兄弟」につづく)
157: 2008/07/26(土) 20:15:02.88 ID:oQS8sZKq0
乙かれさん
引用元: ハルヒ「ウルトラマンを探すわよ!」
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