3: 2013/04/10(水) 09:42:09.79 ID:Up38xzaZO
5: 2013/04/10(水) 09:46:12.21 ID:Up38xzaZO
P「どこの天海ですか」
ちひろ「細かい事はお気になさらず。今日はスタジオ撮影と屋外の両方ですから頑張って下さいね♪」
P「知ってます? 毎回撮影の日って、撮影の合間合間でアイドル達の送迎、更に営業もしてるんですよ?」
ちひろ「プロデューサーさんのスケジュールは私も把握してますよ」
ちひろ「細かい事はお気になさらず。今日はスタジオ撮影と屋外の両方ですから頑張って下さいね♪」
P「知ってます? 毎回撮影の日って、撮影の合間合間でアイドル達の送迎、更に営業もしてるんですよ?」
ちひろ「プロデューサーさんのスケジュールは私も把握してますよ」
6: 2013/04/10(水) 09:48:56.54 ID:Up38xzaZO
P「ならなんで毎回引き受けるんですか! 俺を過労氏させたいの!?」
ちひろ「100人以上を同時にプロデュースしてる人がそんな簡単に倒れませんよ♪」
P「ちくしょう……。ああいえばこういいやがる……」
ちひろ「それに撮影の日は前もってエナドリあげてるじゃないですか」
P「栄養剤1本でこなせる業務じゃないですよ!」
ちひろ「100人以上を同時にプロデュースしてる人がそんな簡単に倒れませんよ♪」
P「ちくしょう……。ああいえばこういいやがる……」
ちひろ「それに撮影の日は前もってエナドリあげてるじゃないですか」
P「栄養剤1本でこなせる業務じゃないですよ!」
7: 2013/04/10(水) 09:50:57.92 ID:Up38xzaZO
ちひろ「こなせてるじゃないですか実際」
P「くそぅ……。絶対いつか他のプロダクションにいってやる……」
ちひろ「……え?」ポロポロ
P「」
ちひろ「ぷ、ぷろでゅーさーさんは辞めませんよね? ずっとここにいてくれますよね……?」ポロポロ
P「え、あ、その。あ、当たり前じゃないですか! 冗談ですよ冗談!」
P「くそぅ……。絶対いつか他のプロダクションにいってやる……」
ちひろ「……え?」ポロポロ
P「」
ちひろ「ぷ、ぷろでゅーさーさんは辞めませんよね? ずっとここにいてくれますよね……?」ポロポロ
P「え、あ、その。あ、当たり前じゃないですか! 冗談ですよ冗談!」
8: 2013/04/10(水) 09:53:26.75 ID:Up38xzaZO
ちひろ「なら今回も頑張って下さい♪」ケロリ
P「ちっきしょう……」
ちひろ「じゃあ話を戻しますけど、今回も3人お願いします。あ、ちなみにアイドル達にはプロデューサーさんが夫役を降板したと伝えてますので」
P「なんでまた」
ちひろ「初回放送が一番視聴者の評価が良かったらしくて、先方からまた同じようにしてくれって」
P「……本当は?」
P「ちっきしょう……」
ちひろ「じゃあ話を戻しますけど、今回も3人お願いします。あ、ちなみにアイドル達にはプロデューサーさんが夫役を降板したと伝えてますので」
P「なんでまた」
ちひろ「初回放送が一番視聴者の評価が良かったらしくて、先方からまた同じようにしてくれって」
P「……本当は?」
9: 2013/04/10(水) 09:55:27.99 ID:Up38xzaZO
ちひろ「もう脅されるのは嫌だと監督が泣きついたらしいです」
P「何したんだよまゆ……」
ちひろ「で、更に今回はプロデューサーさんにもどのアイドルが出演するかはお伝えしません。スケジュール表にも嘘の仕事書いてますから調べても無駄ですよ♪」
P「なんでまた」
ちひろ「そっちの方が面白いから」
P「ついにぶっちゃけたな貴様」
P「何したんだよまゆ……」
ちひろ「で、更に今回はプロデューサーさんにもどのアイドルが出演するかはお伝えしません。スケジュール表にも嘘の仕事書いてますから調べても無駄ですよ♪」
P「なんでまた」
ちひろ「そっちの方が面白いから」
P「ついにぶっちゃけたな貴様」
11: 2013/04/10(水) 09:57:35.85 ID:Up38xzaZO
ちひろ「いいじゃないですか別に。せいぜいサプライズでアイドル達を喜ばせてあげて下さい♪」
P「俺なんかで喜ぶとは思いませんけどね」
ちひろ(相変わらず鈍感だよなーこの人)
P「俺なんかで喜ぶとは思いませんけどね」
ちひろ(相変わらず鈍感だよなーこの人)
12: 2013/04/10(水) 10:02:14.32 ID:Up38xzaZO
撮影当日
P「まずは屋外撮影からなんですね」
スタッフ「ええ。最初の子は時間が指定されてるんで先に。後の子はスタジオでの撮影になります」
P「……ちなみに聞いていいですか?」
スタッフ「どうぞ」
P「どんな子達ですか?」
スタッフ「誰とは言えませんがパッションの元気な子達ですよ」
P「まずは屋外撮影からなんですね」
スタッフ「ええ。最初の子は時間が指定されてるんで先に。後の子はスタジオでの撮影になります」
P「……ちなみに聞いていいですか?」
スタッフ「どうぞ」
P「どんな子達ですか?」
スタッフ「誰とは言えませんがパッションの元気な子達ですよ」
14: 2013/04/10(水) 10:04:47.62 ID:Up38xzaZO
P「パッションですか」
スタッフ「ええ。みんな裏表の無いような子達で。まあ……佐久間さんとは違う意味でマズい子もいますが」
P「は?」
スタッフ「なんでもないです独り言です」
P「いやいやいや聞き流せる言葉じゃなかったですよ?」
スタッフ「ええ。みんな裏表の無いような子達で。まあ……佐久間さんとは違う意味でマズい子もいますが」
P「は?」
スタッフ「なんでもないです独り言です」
P「いやいやいや聞き流せる言葉じゃなかったですよ?」
15: 2013/04/10(水) 10:06:52.88 ID:Up38xzaZO
スタッフ「……ほら、もう現場に着きますから準備しておいて下さい」
P「なんでそんなとこだけ徹底してるんですか」
スタッフ「おたくの事務員さんが、とだけ」
P「せんかわあぁぁ……っ!」
ちひろ「くちゅんっ! ……ふふ、そろそろ収録が始まる時間かな♪」
P「なんでそんなとこだけ徹底してるんですか」
スタッフ「おたくの事務員さんが、とだけ」
P「せんかわあぁぁ……っ!」
ちひろ「くちゅんっ! ……ふふ、そろそろ収録が始まる時間かな♪」
16: 2013/04/10(水) 10:09:12.76 ID:Up38xzaZO
タチバナー!! ガンバレー!!
?(んー。なんだろ、このもやっとした感じ。夫役の人だってイケメンだったし文句ないはずなんだけどなー)
ミズキサンガンバッテー!!
?(やっぱりあれかな? プロデューサーと共演出来ると思ってたからかな。そこまで女々しかったっけあたしって)
ウオオォォォオ!! ミズキイィィィ!!
?(んー。なんだろ、このもやっとした感じ。夫役の人だってイケメンだったし文句ないはずなんだけどなー)
ミズキサンガンバッテー!!
?(やっぱりあれかな? プロデューサーと共演出来ると思ってたからかな。そこまで女々しかったっけあたしって)
ウオオォォォオ!! ミズキイィィィ!!
17: 2013/04/10(水) 10:11:22.87 ID:Up38xzaZO
?(笑えてるかな? こんなんじゃ夫役の人に失礼だし、しゃんとしないと)パンパンッ
?(うっし。やる気出てきた。今日はがんば――)ピトッ
?「ひゃあっ!? つめたっ!」
P「遅れてごめんな。ほら、差し入れのプカリ」
?「あっ……。へへっ、もう」
友紀「遅いよ、あなた♪」
?(うっし。やる気出てきた。今日はがんば――)ピトッ
?「ひゃあっ!? つめたっ!」
P「遅れてごめんな。ほら、差し入れのプカリ」
?「あっ……。へへっ、もう」
友紀「遅いよ、あなた♪」
18: 2013/04/10(水) 10:14:02.32 ID:Up38xzaZO
ナレーション「応援してる球団が勝ったらこう叫べ! サンキューユッキ! 姫川友紀さんで、お題は出逢いの場所」
P「もう最終回か。通りで抑えのみずきが登板してる訳だ」
友紀「8回まではあおいちゃんが投げてたんだけどね。この回捕まっちゃってノーアウト満塁になって降板したよ」
P「もう最終回か。通りで抑えのみずきが登板してる訳だ」
友紀「8回まではあおいちゃんが投げてたんだけどね。この回捕まっちゃってノーアウト満塁になって降板したよ」
19: 2013/04/10(水) 10:16:44.81 ID:Up38xzaZO
P「で、今は1アウトか」
友紀「うん。クレッセントムーンで三振取ったとこ。もう少しで試合終わっちゃってたよ」
P「ごめん、仕事が長引いちゃってな。開幕戦なんだから初回から見たかったんだけど……」
友紀「仕方ないさ。ともかく応援応援♪」
P「そうだな。いけーみずき! 三者連続三振だーっ!」
友紀「みずきちゃん頑張れー! キャッツファイトー!」
友紀「うん。クレッセントムーンで三振取ったとこ。もう少しで試合終わっちゃってたよ」
P「ごめん、仕事が長引いちゃってな。開幕戦なんだから初回から見たかったんだけど……」
友紀「仕方ないさ。ともかく応援応援♪」
P「そうだな。いけーみずき! 三者連続三振だーっ!」
友紀「みずきちゃん頑張れー! キャッツファイトー!」
20: 2013/04/10(水) 10:18:46.57 ID:Up38xzaZO
P「いやー、まさかあのピッチャー返しを捕るとは。ランナーも飛び出してゲッツー取れたし」
友紀「さすがみずきちゃんだよねー♪ 反射神経抜群だよ♪」
P「……こうして応援してると、初めて会った日を思い出すな」
友紀「ああ……。最終回で3点差、2アウト満塁。代打に出たのはドラフト5位で入団したばかりの新人君」
友紀「さすがみずきちゃんだよねー♪ 反射神経抜群だよ♪」
P「……こうして応援してると、初めて会った日を思い出すな」
友紀「ああ……。最終回で3点差、2アウト満塁。代打に出たのはドラフト5位で入団したばかりの新人君」
21: 2013/04/10(水) 10:21:03.36 ID:Up38xzaZO
P「あっという間に追い込まれて絶望的になってた時に、快音残してバックスクリーンへ」
友紀「で、偶然隣で応援してた男の人と抱き合って喜んだっけ」
P「俺も隣でユニフォーム姿で応援してた女性と抱き合ったな」
友紀「今や不動の4番でチームの大黒柱になった新人君。かたやそれがきっかけで結婚までしちゃった2人」
友紀「で、偶然隣で応援してた男の人と抱き合って喜んだっけ」
P「俺も隣でユニフォーム姿で応援してた女性と抱き合ったな」
友紀「今や不動の4番でチームの大黒柱になった新人君。かたやそれがきっかけで結婚までしちゃった2人」
23: 2013/04/10(水) 10:23:36.32 ID:Up38xzaZO
P「人生って面白いよな」
友紀「だね♪ ね、あなた。もしプロ野球選手になれるならどのポジションがいい?」
P「んー。やっぱりピッチャーかな。誰にも塁は踏ませないくらいの勢いで投げてみたい」
友紀「そっかそっか♪」
P「何を納得してるんだよ」
友紀「んー? あなたがピッチャーなら私はあなたの人生が完全試合で終えれるよう、リードするのが役目かなってさ♪」
友紀「だね♪ ね、あなた。もしプロ野球選手になれるならどのポジションがいい?」
P「んー。やっぱりピッチャーかな。誰にも塁は踏ませないくらいの勢いで投げてみたい」
友紀「そっかそっか♪」
P「何を納得してるんだよ」
友紀「んー? あなたがピッチャーなら私はあなたの人生が完全試合で終えれるよう、リードするのが役目かなってさ♪」
24: 2013/04/10(水) 10:26:20.29 ID:Up38xzaZO
<カーット!! キケンキュウタイジョウ!!
友紀「ちひろさんは相変わらずからかうのが上手いねー。便乗するプロデューサーもプロデューサーだけど」
P「俺も聞かされてなかったんだけどな。ごめんごめん」
友紀「ふふふ、まあいいよ。許したげる」
P「それなら助かるよ」
友紀「どんな球がきても、受け止めるのが女房の役目だもんねっ♪」
友紀end
友紀「ちひろさんは相変わらずからかうのが上手いねー。便乗するプロデューサーもプロデューサーだけど」
P「俺も聞かされてなかったんだけどな。ごめんごめん」
友紀「ふふふ、まあいいよ。許したげる」
P「それなら助かるよ」
友紀「どんな球がきても、受け止めるのが女房の役目だもんねっ♪」
友紀end
25: 2013/04/10(水) 10:32:22.39 ID:Up38xzaZO
?(うう、なんだか分かりません。お仕事なのにこんな気持ちになるなんて)
<ソロソロオネガイシマース
?「は、はい! すぐ行きます!」
?(しっかりしなきゃ! ちゃんとしないとプロデューサーさんにも迷惑かかっちゃいますし! ファイト! 私!)
スタッフ「まずは夫を起こしに行って下さい。そこからはアドリブで」
?「はい! 分かりました!」
<ソロソロオネガイシマース
?「は、はい! すぐ行きます!」
?(しっかりしなきゃ! ちゃんとしないとプロデューサーさんにも迷惑かかっちゃいますし! ファイト! 私!)
スタッフ「まずは夫を起こしに行って下さい。そこからはアドリブで」
?「はい! 分かりました!」
26: 2013/04/10(水) 10:34:24.17 ID:Up38xzaZO
?「あなた! 起きて下さい! 気持ちのいい朝ですよ!」
P「」キーン
P(い、一発で分かるほどの元気さだな。確かに裏表ないわ)
?「ほら、いつまで寝てるんですか!」
P「ごめんごめん。もう起きるよ……。茜」
茜「……へ?」
P「」キーン
P(い、一発で分かるほどの元気さだな。確かに裏表ないわ)
?「ほら、いつまで寝てるんですか!」
P「ごめんごめん。もう起きるよ……。茜」
茜「……へ?」
27: 2013/04/10(水) 10:37:16.76 ID:Up38xzaZO
ナレーション「お次は元気印がよく似合うこの人。日野茜でお題は出勤前です」
茜「な……なな……」
P「あかねー? どうかしたか?」
茜「え、あの。な、なんでもないです! あ、いや、朝食出来ましたよ!」
P「了解。すぐ行くよ。……うーん、茜の声を聞くと目が覚めるな」
茜「そ、それは良かったです! ほら、早く行きましょう!」
P「はいはい」
茜「な……なな……」
P「あかねー? どうかしたか?」
茜「え、あの。な、なんでもないです! あ、いや、朝食出来ましたよ!」
P「了解。すぐ行くよ。……うーん、茜の声を聞くと目が覚めるな」
茜「そ、それは良かったです! ほら、早く行きましょう!」
P「はいはい」
28: 2013/04/10(水) 10:39:19.32 ID:Up38xzaZO
茜「朝食は元気の源ですからね! しっかり食べて下さい!」
P「お、おう(朝食にトンカツとハンバーグって……。高カ口リーすぎやしないか……)」
茜「それじゃ、いただきます!」パンッ
P「いただきまーす。……ん、美味い(けど重い)」
茜「喜んでくれたら作った甲斐がありますよ!」
P「お、おう(朝食にトンカツとハンバーグって……。高カ口リーすぎやしないか……)」
茜「それじゃ、いただきます!」パンッ
P「いただきまーす。……ん、美味い(けど重い)」
茜「喜んでくれたら作った甲斐がありますよ!」
29: 2013/04/10(水) 10:41:29.85 ID:Up38xzaZO
P「……あんまり料理得意じゃなかったのに、すっかり上手になったな」
茜「あ、当たり前です! あなたに元気でいてもらうには食事も大切ですから!」
P「でも、また怪我してる」
茜「あ、こ、これはその……。ちょっとだけ切っちゃって……。ぜ、全然平気ですからね!?」
茜「あ、当たり前です! あなたに元気でいてもらうには食事も大切ですから!」
P「でも、また怪我してる」
茜「あ、こ、これはその……。ちょっとだけ切っちゃって……。ぜ、全然平気ですからね!?」
30: 2013/04/10(水) 10:43:36.15 ID:Up38xzaZO
P「茜ならそう言うと思ってたけど、無理しなくていいんだぞ? 食事より茜の方が俺には大切なんだから」
茜「あ、あうぅ……。不器用でごめんなさい……」
P「……怒ってる訳じゃないさ」ナデナデ
茜「ふぇ?」
P「茜が俺の為に一生懸命作ってくれた事は分かってるんだ。怒る理由なんか無いよ」
茜「あ、あうぅ……。不器用でごめんなさい……」
P「……怒ってる訳じゃないさ」ナデナデ
茜「ふぇ?」
P「茜が俺の為に一生懸命作ってくれた事は分かってるんだ。怒る理由なんか無いよ」
31: 2013/04/10(水) 10:45:38.71 ID:Up38xzaZO
茜「は、はい」
P「それに、茜のおかげで今日も仕事頑張れそうだしな」
茜「……はい! あなたにもっと喜んでもらえるよう私も頑張ります!」
P「ありがとう。……でも、朝食はもっと軽い方がいいかな?」
茜「ふぇっ!?」
<カーット!! イチャツクナソコ!!
P「それに、茜のおかげで今日も仕事頑張れそうだしな」
茜「……はい! あなたにもっと喜んでもらえるよう私も頑張ります!」
P「ありがとう。……でも、朝食はもっと軽い方がいいかな?」
茜「ふぇっ!?」
<カーット!! イチャツクナソコ!!
32: 2013/04/10(水) 10:47:41.51 ID:Up38xzaZO
P「あの監督は何がしたいんだ……」
茜「あ、あの! プロデューサー!」
P「ん? ごめんな、内緒にしてて」
茜「いえ、それはいいんですけど! その……嬉しかったですし。じゃなくて! 私、もっと料理頑張ります! プロデューサーが喜んでくれるくらいに!」
P「はは。ありがとな」
茜「だ、だから! その……」
P「ん?」
茜「よ、良かったら私をもらって下さいね!」
茜end
茜「あ、あの! プロデューサー!」
P「ん? ごめんな、内緒にしてて」
茜「いえ、それはいいんですけど! その……嬉しかったですし。じゃなくて! 私、もっと料理頑張ります! プロデューサーが喜んでくれるくらいに!」
P「はは。ありがとな」
茜「だ、だから! その……」
P「ん?」
茜「よ、良かったら私をもらって下さいね!」
茜end
33: 2013/04/10(水) 10:53:28.43 ID:Up38xzaZO
P「さて。今までの2人は人選としてはおかしくはない……な。てことは最後の1人が何かしら抱えてる訳か……」ブツブツ
スタッフ「どうしました?」
P「あ、いえ。移動中の不吉な話を思い出しまして」
スタッフ「ああ……。いや、いい子ですよ? 本当に」
P「疑心暗鬼になってる人間にそんな事言っても信じませんよ?」
スタッフ「どうしました?」
P「あ、いえ。移動中の不吉な話を思い出しまして」
スタッフ「ああ……。いや、いい子ですよ? 本当に」
P「疑心暗鬼になってる人間にそんな事言っても信じませんよ?」
34: 2013/04/10(水) 10:55:34.03 ID:Up38xzaZO
スタッフ「いえ、それは本当ですよ。夫役があなたじゃないと聞かされた時は誰よりも落ち込んでたなぁ……」
P「はあ……」
スタッフ「まあ早く現場に行って安心させてあげ――」
?「あー!」
P「ん?」
スタッフ「……あちゃー。本番前に鉢合わしちゃったかー……。監督になんて言おう……」
?「やった! せんせぃが夫役するんだよね!? やったぁ!」
P「はあ……」
スタッフ「まあ早く現場に行って安心させてあげ――」
?「あー!」
P「ん?」
スタッフ「……あちゃー。本番前に鉢合わしちゃったかー……。監督になんて言おう……」
?「やった! せんせぃが夫役するんだよね!? やったぁ!」
35: 2013/04/10(水) 10:57:43.59 ID:Up38xzaZO
P「か、薫!?」
薫「よかったぁ! ちひろさんにせんせぃじゃないって聞かされてたからかおるショックだったんだよ!? でもせんせぃが来てくれた♪」ダキッ
P「お、おいおい……」
スタッフ「……なかなか守備範囲が広いんですねー」スススッ
薫「よかったぁ! ちひろさんにせんせぃじゃないって聞かされてたからかおるショックだったんだよ!? でもせんせぃが来てくれた♪」ダキッ
P「お、おいおい……」
スタッフ「……なかなか守備範囲が広いんですねー」スススッ
37: 2013/04/10(水) 10:59:45.93 ID:Up38xzaZO
P「そこ! 引くな媚びるな省みろ! 私は口リコンじゃないでしょ!?」
スタッフ「……今まで散々本番中に年下口説いてましたよね?」
P「違う! 誤解だ!」
薫「へへーっ! せーんせぇ♪」ギュー
スタッフ「……今まで散々本番中に年下口説いてましたよね?」
P「違う! 誤解だ!」
薫「へへーっ! せーんせぇ♪」ギュー
38: 2013/04/10(水) 11:02:53.41 ID:Up38xzaZO
ナレーション「スタンドアップ! 待たせたな紳士共! 最後を飾るのは口リ枠から初登場となる龍崎薫ちゃん! お題は幼妻です」
薫「あなた、できたよ!」
P「ん、ああ。どれどれ……。ロールキャベツとコンソメスープ、主菜はカルボナーラか。美味しそうだな」
薫「たまには洋風に挑戦してみました! ね、ね。はやく食べよ」
P「そうだな。それじゃ、いただきます」
薫「いただきまーす!」
薫「あなた、できたよ!」
P「ん、ああ。どれどれ……。ロールキャベツとコンソメスープ、主菜はカルボナーラか。美味しそうだな」
薫「たまには洋風に挑戦してみました! ね、ね。はやく食べよ」
P「そうだな。それじゃ、いただきます」
薫「いただきまーす!」
39: 2013/04/10(水) 11:05:42.00 ID:Up38xzaZO
P「ん……おお! また腕上げたな」モグモグ
薫「えへへ。あなたがいっつもおいしそうに食べてくれるからがんばっちゃうんだ」
P「本当に美味しいからな。うん、薫は本当に良いお嫁さんだよ」
薫「えへへ、そんなにほめられると嬉しいな!」
薫「えへへ。あなたがいっつもおいしそうに食べてくれるからがんばっちゃうんだ」
P「本当に美味しいからな。うん、薫は本当に良いお嫁さんだよ」
薫「えへへ、そんなにほめられると嬉しいな!」
40: 2013/04/10(水) 11:07:51.05 ID:Up38xzaZO
P「しかしまあ。あの小さかった薫がこんなに素敵なお嫁さんになるなんて、あの頃じゃ想像出来なかったな」
薫「それはあなたのおかげだよ」
P「ん?」
薫「あなたったら、いっつもかおるを子供扱いしてさー! くやしくってはやく一人前の女性になろーってがんばったんだから!」
薫「それはあなたのおかげだよ」
P「ん?」
薫「あなたったら、いっつもかおるを子供扱いしてさー! くやしくってはやく一人前の女性になろーってがんばったんだから!」
41: 2013/04/10(水) 11:10:15.03 ID:Up38xzaZO
P「……ごめんな」
薫「ううん。今もこうしてとなりにいてくれてるから、それでいいの」
P「……そっか。なんだかしんみりしちゃったな。ご飯冷めないうちに食べちゃうか」
薫「……ね、あなた?」
P「うん?」モグモグ
薫「ううん。今もこうしてとなりにいてくれてるから、それでいいの」
P「……そっか。なんだかしんみりしちゃったな。ご飯冷めないうちに食べちゃうか」
薫「……ね、あなた?」
P「うん?」モグモグ
42: 2013/04/10(水) 11:12:35.12 ID:Up38xzaZO
薫「じつはね、かくし味入れてるんだ。なにかわかる?」
P「ん? うーん、ロールキャベツの中の肉が豚肉と鶏肉のミックスになってる事か?」
薫「まさかそれに気付くとは思わなかったけど、ぶっぶー! ハズレだよ!」
P「えー? 他にまだあるのか?」
薫「それはね……」
薫「あ、い、じょ、う」チュッ
<ゴハァッ!? コドモデモカ…
P「ん? うーん、ロールキャベツの中の肉が豚肉と鶏肉のミックスになってる事か?」
薫「まさかそれに気付くとは思わなかったけど、ぶっぶー! ハズレだよ!」
P「えー? 他にまだあるのか?」
薫「それはね……」
薫「あ、い、じょ、う」チュッ
<ゴハァッ!? コドモデモカ…
44: 2013/04/10(水) 11:14:55.78 ID:Up38xzaZO
P「」
スタッフ「……いやー、さすが敏腕プロデューサー。子供を口説くのもお手の物ですか」
P「はっ! ち、違う。違いますから!」
薫「ねーねーせんせぇ。かおる上手にできた?」
P「え!? ああうん、薫は上手だったよ」ナデナデ
薫「えへへー♪」
スタッフ「やっぱり…」スススッ
P「あんたはどうしても俺を口リコンにさせたいんだな!?」
薫「えへへ、せんせぇだーいすき♪」
薫end
スタッフ「……いやー、さすが敏腕プロデューサー。子供を口説くのもお手の物ですか」
P「はっ! ち、違う。違いますから!」
薫「ねーねーせんせぇ。かおる上手にできた?」
P「え!? ああうん、薫は上手だったよ」ナデナデ
薫「えへへー♪」
スタッフ「やっぱり…」スススッ
P「あんたはどうしても俺を口リコンにさせたいんだな!?」
薫「えへへ、せんせぇだーいすき♪」
薫end
46: 2013/04/10(水) 11:19:12.56 ID:Up38xzaZO
P「」ゲッソリ
ちひろ「相変わらずやつれてますねぇ。そんな時にはこれ! エナド」
P「間に合ってます」
ちひろ「――を無料で御提供しようかと思ったんですがいらないんならしょうがないですねー♪」
P「悪魔かあんた」
ちひろ「誉めてももうあげませんよ?」
P「畜生……」
ちひろ「相変わらずやつれてますねぇ。そんな時にはこれ! エナド」
P「間に合ってます」
ちひろ「――を無料で御提供しようかと思ったんですがいらないんならしょうがないですねー♪」
P「悪魔かあんた」
ちひろ「誉めてももうあげませんよ?」
P「畜生……」
47: 2013/04/10(水) 11:21:35.50 ID:Up38xzaZO
ちひろ「それにしても薫ちゃん、随分懐いてるなーとは思ってましたけど、まさかキスするくらいだとは思ってなかったです」
P「頬にですよ? 誤解が生まれるような発言は控えて下さい」
ちひろ「そうでしたね口リコンプロデューサーさん♪」
P「元はといえばあなたの人選でしょうが!」
P「頬にですよ? 誤解が生まれるような発言は控えて下さい」
ちひろ「そうでしたね口リコンプロデューサーさん♪」
P「元はといえばあなたの人選でしょうが!」
48: 2013/04/10(水) 11:23:39.45 ID:Up38xzaZO
ちひろ「失礼な。先方からパッションの元気な子ってお願いされたから従ったまでですよ」
P「歳を考えろ! と、し、を!」
ちひろ「散々未成年と共演してきたくせに今更何言ってるんですか。それとも高校生は恋愛対象内なんですか?」
P「」
P「歳を考えろ! と、し、を!」
ちひろ「散々未成年と共演してきたくせに今更何言ってるんですか。それとも高校生は恋愛対象内なんですか?」
P「」
50: 2013/04/10(水) 11:25:48.84 ID:Up38xzaZO
ちひろ「まあ、次回からは視聴者に出演者を選んでもらう事になりますから安心して下さい」
P「……こんな番組観てる人がいるんですか?」
ちひろ「シリーズ化が決定しましたし、少しくらいいるんじゃないですか?」
P「……ちょっと待て。シリーズ化?」
P「……こんな番組観てる人がいるんですか?」
ちひろ「シリーズ化が決定しましたし、少しくらいいるんじゃないですか?」
P「……ちょっと待て。シリーズ化?」
51: 2013/04/10(水) 11:27:51.12 ID:Up38xzaZO
ちひろ「あれ。聞いてませんでした? もっとも、応募が無ければ即打ち切りらしいですけどね」
P「いや、んなアホな。誰得ですかこんなシリーズ」
ちひろ「さあ? でも決まりは決まりですからもし応募があれば次も頑張って下さいね♪」
P「そうならない事を祈っておきますよ……」
おわり
P「いや、んなアホな。誰得ですかこんなシリーズ」
ちひろ「さあ? でも決まりは決まりですからもし応募があれば次も頑張って下さいね♪」
P「そうならない事を祈っておきますよ……」
おわり
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