1: 2016/10/24(月) 01:38:04.17 ID:xjsWBnQJO

この先誰も書かないようなカプで書いてみる。
短めに。

2: 2016/10/24(月) 01:40:55.01 ID:xjsWBnQJO

曜「いや、にこさんってキレイですよね」

にこ「はあ?」

曜「はあ?……って言われても」

にこ「なによ突然」

曜「そう思ったものは仕方ないっていうか……」

にこ「今さらにこの魅力に気付いたの~?」ニシシ

曜「そう……なんですかね?」

にこ「なんで疑問系なのよ」


3: 2016/10/24(月) 01:44:58.46 ID:xjsWBnQJO

曜「ん……」

にこ「なんか変よ?悪いものでも食べた?」

曜「いや……。あの、にこさんって……いつまでアイドルやるんですか?」

にこ「いい歳してとか言ったら張り倒すわよ」

曜「いやいや」

にこ「……まあ、にこを求めてくれる人がいる限りは続けるわよ。私がずーっと夢見た世界なんだもん」

曜「……ですよね」

にこ「だからなんなのよ」

曜「いや……求めてくれる人がいる限りは、って……それじゃ」


4: 2016/10/24(月) 01:45:45.03 ID:xjsWBnQJO

曜「一生結婚出来ないなあ……って」


5: 2016/10/24(月) 01:52:23.47 ID:xjsWBnQJO

にこ「……………………」

曜「……………………っていう話なんですけど」

にこ「!?!?///」ボフッ!

にこ「なっ!?///なぁっ!!?///」

曜「私は、アイドル矢澤にこが好きです。ステージの上でキラキラしているにこさんに心を奪われました。だから……私はにこさんがアイドルであること求め続けます。……そしたら、恋愛禁止のアイドルにこさんとは結婚出来ないなあ……って」

にこ「け、結婚って……まだ付き合ってもないでしょ……?///」

曜「まあ、そうなんですけど……」


6: 2016/10/24(月) 01:55:03.17 ID:xjsWBnQJO

曜「私は好きですよ。にこさんのこと」

にこ「ッ!///こいつは……///」

にこ「ダメよっ!///アイドルは恋愛禁止!!///いくらあんたでもそれは譲れないわ!!///」

曜「ダメ……ですか?」ウワメ

にこ「……ダメ」

曜「にこさん」

にこ「ダメだって言って――――」

トサッ


7: 2016/10/24(月) 01:57:55.53 ID:xjsWBnQJO

にこ「……なに押し倒してんのよ」

曜「いや……その……」

にこ「顔……近いんだけど……」

曜「ですね……」

にこ「これ、私襲われてるわよね?」

曜「どうですかね……」

にこ「訴えれば勝てるわよ」

曜「同意の上でってことになりませんか?」

にこ「ならない」


8: 2016/10/24(月) 02:01:30.73 ID:xjsWBnQJO

曜「……抵抗、しないんですか?」

にこ「してもいいの?」

曜「させないです」

にこ「……よね。あんたの方が力強いもん」

曜「……………………好きです」

にこ「このままだと嫌いになるわよ」

曜「それは今は……ってことでいいですか?」

にこ「勝手に代弁するな」

曜「……………………」

にこ「……………………」

ソッ……

にこ「……………………」指ピトッ

曜「ん……」

にこ「ダメだっつってんでしょ」


9: 2016/10/24(月) 02:05:08.36 ID:xjsWBnQJO

曜「どうしてもですか?」

にこ「どうしても」

曜「……………………」

にこ「アイドル引退するまで待てないの?」

曜「こんなことする人が辛抱出来ると思いますか?」

にこ「……それもそうね」

曜「……………………」

首ペロッ

にこ「んっ///……くすぐったいわよ」

曜「だって、キスさせてくれないから」


10: 2016/10/24(月) 02:09:16.66 ID:xjsWBnQJO

ツゥッ……

にこ「っ///」

曜「キスマーク……付けてもいいですか?」

にこ「……ダメ///撮影あるから///」

曜「こことか、見えないですよ?」ツンッ

にこ「ダメだって言ってんでしょ……///」

曜「にこさん……」

にこ「……ねえ……なんで、急にこんなことしたの?」


11: 2016/10/24(月) 02:14:15.94 ID:xjsWBnQJO

曜「……不安なんですよ」

にこ「不安?」

曜「にこさんは可愛くて……キレイで、誰よりも輝いて……。でも、私はそんなことなくて……。イヤなんですよ、いつかにこさんが誰かのものになるのが。私以外を好きになるのが……」

にこ「だからこんなこと?」

曜「未遂ですけど……」

にこ「いや、ほぼ事後よ」


12: 2016/10/24(月) 02:20:23.51 ID:xjsWBnQJO

にこ「……バカね、曜」

曜「……はい」

にこ「そんなににこが信用出来ない?」

曜「……………………」

にこ「……はぁ」

ガバッ

ギュッ

曜「……………………!」

にこ「少しくらい待ちなさいよ。ゆっくり見てればいいじゃない。大銀河宇宙No.1アイドルにこにーが、めいっぱい輝いてるところを。他の誰よりもそばで」

曜「……………………っ」

にこ「やっと巡り会えたのよ?一生を懸けて愛せるくらい、好きな人に」

曜「……………………」

にこ「ほんの少しよ。だから――――」

ポロッ

曜「……………………ですか?」

にこ「ん?」

曜「こんな私でも……いいんですか?」ポロポロ


13: 2016/10/24(月) 02:23:24.08 ID:xjsWBnQJO

曜「何もなくて……嫉妬ファイアーメラメラでも……にこさんのこと、好きでいてもいいですか……?」ポロポロ

にこ「はそんなあんたが……」

曜「っ!!」グスッ

曜「っえぇぇぇぇぇぇん!!!うえぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!にっ、にござぁぁぁぁぁん!!!!!」

にこ「……うるさいのよ、バカ曜」


14: 2016/10/24(月) 02:31:42.92 ID:xjsWBnQJO

――――――――

――――

――

レポーター『やーっほー♪みんなっ、はっちゃけてるかいっ!!今日はなんとっ、トップアイドルにこにーが生出演してくれるんだって!!楽しみだねぇ、楽しみだねぇ!!!』

にこ『にっこにっこにー♪あなたのハートににこにこにー♪笑顔届ける矢澤にこニコ~♪』

レポーター『あぁん!!かーわーいーいー!!』スリスリ



曜「あ、にこさんの番組始まった……ていうかレポーター近いっ!!」



レポーター『今日は新曲の発表があるとかなんとか!!』

にこ『はいっ♪にこの思いを、いっぱい……いーっぱい込めたステキなラブソングです♪』

レポーター『おぉっ!!?思いということはつまり……!?』

にこ『はいっ♪大好きって気持ちです♪』

レポーター『くはぁ!!いったい誰なんですか!?にこさんから大好きと思われるその羨ましい人は!!?』



曜「……………………」ドキドキ



にこ『もちろんっ♪ファンのみんなでーす♪』



曜「……………………だよね」

曜「はぁ……」


15: 2016/10/24(月) 02:33:04.91 ID:xjsWBnQJO

にこ『それから……』



曜「?」



にこ『不器用ですぐにこを困らせるけど、にこのことを一番思ってくれてる……大好きなあなたへ///』チュッ



曜「~//////」


16: 2016/10/24(月) 02:41:39.81 ID:xjsWBnQJO

18: 2016/10/24(月) 10:37:55.96 ID:h5J9coRfo
出会いの話が読みたくなる

19: 2016/10/24(月) 22:30:59.48 ID:frYvLIJb0
乙!あと3組...もうすぐ終わってしまうのか
いっそモブ同士とか...

20: 2016/10/24(月) 22:36:20.06 ID:k3R45mZxO
ここ組み合わせは予想外だった
レポーターのテンションの高さよ

引用元: 曜「……………………」ジーッ にこ「なによ?」