1: 2008/05/14(水) 00:40:00.86 ID:BMD26vZZ0
古泉「他の男子が放っておかなかったりして」
長門「………」
古泉「なんて、無粋なこと言ってすみません。」
長門「………」
古泉「……あ、バイトの連絡が…今日はもう帰ります。」
長門「………」(チラッ)
古泉「では、また明日。長門さん。」
長門「………また。」
バタン
古泉「………今日もダメだったか…」
長門「………」
古泉「なんて、無粋なこと言ってすみません。」
長門「………」
古泉「……あ、バイトの連絡が…今日はもう帰ります。」
長門「………」(チラッ)
古泉「では、また明日。長門さん。」
長門「………また。」
バタン
古泉「………今日もダメだったか…」
4: 2008/05/14(水) 00:45:38.93 ID:BMD26vZZ0
古泉「長門さんの、特にお気に入りの本って何ですか?」
長門「………」(スクッ
ゴソゴソ、ガサガサ、ドサッ
長門「………これ。」
古泉「おやおや、こんなに沢山あるんですか。」
長門「………そう。」
古泉「では、更に1冊に厳選して頂くとしたら、どれになります?」
長門「………」
古泉「………」
古泉「選べない感じでしょうか。」
長門「………」(コクリ
古泉「…そうですか……」
長門「………」(スクッ
ゴソゴソ、ガサガサ、ドサッ
長門「………これ。」
古泉「おやおや、こんなに沢山あるんですか。」
長門「………そう。」
古泉「では、更に1冊に厳選して頂くとしたら、どれになります?」
長門「………」
古泉「………」
古泉「選べない感じでしょうか。」
長門「………」(コクリ
古泉「…そうですか……」
10: 2008/05/14(水) 00:50:56.45 ID:BMD26vZZ0
古泉「じゃあ、これ、借りてもいいでしょうか。」
長門「………」
古泉「表紙がとてもユニークだ。面白そうです。」
長門「………いい。」
古泉「有難う御座います。…うん、この厚さなら今日中に読めそうだ。明日、返しますね。」
長門「……いつでも平気。」
古泉「有難う御座います。…長門さん、明日これを返すときに………」
長門「………?」
古泉「…いえ、何でもありません…えーと、あ、また明日」
長門「………また明日。」
バタン
古泉(あああああああー!またダメだったー!!)シクシク
長門「………」
古泉「表紙がとてもユニークだ。面白そうです。」
長門「………いい。」
古泉「有難う御座います。…うん、この厚さなら今日中に読めそうだ。明日、返しますね。」
長門「……いつでも平気。」
古泉「有難う御座います。…長門さん、明日これを返すときに………」
長門「………?」
古泉「…いえ、何でもありません…えーと、あ、また明日」
長門「………また明日。」
バタン
古泉(あああああああー!またダメだったー!!)シクシク
13: 2008/05/14(水) 00:58:43.18 ID:BMD26vZZ0
古泉「長門さん、この本とても面白かったですよ!」
長門「………そう」
古泉「主人公とヒロインが最後結ばれたのに、主人公が記憶喪失になる…すごく悲しいお話でした」
長門「………」
古泉「でも、結ばれる瞬間の喜びと、記憶喪失になる絶望の描写がリアルで!」
長門「………」
古泉「今まで読んだラブロマンスで一番面白かったです!」
長門「………」
古泉「…って、いやだなぁ、ついつい熱くなってしまいました。すみません、うるさくして…」
長門「………いい。そんな風には思っていない。」
古泉「えっ…」
長門「…お気に入りを気に入ってくれた。こちらも喜ばしいこと。」
古泉「………////」
長門「…それより、昨日言いかけたこと」
古泉「…あ!」
長門「………気になる。」
長門「………そう」
古泉「主人公とヒロインが最後結ばれたのに、主人公が記憶喪失になる…すごく悲しいお話でした」
長門「………」
古泉「でも、結ばれる瞬間の喜びと、記憶喪失になる絶望の描写がリアルで!」
長門「………」
古泉「今まで読んだラブロマンスで一番面白かったです!」
長門「………」
古泉「…って、いやだなぁ、ついつい熱くなってしまいました。すみません、うるさくして…」
長門「………いい。そんな風には思っていない。」
古泉「えっ…」
長門「…お気に入りを気に入ってくれた。こちらも喜ばしいこと。」
古泉「………////」
長門「…それより、昨日言いかけたこと」
古泉「…あ!」
長門「………気になる。」
17: 2008/05/14(水) 01:06:53.49 ID:BMD26vZZ0
古泉「そうですね…少し言いづらいことですが……」
長門「………そう。」
古泉「あの………」
長門「無理なら言わなくていい。」
古泉「………」
長門「………」
キーンコーンカーンコーン・・・
長門「………下校時間。」
古泉「………あの」
長門「………?」
古泉「昨日は…、その、長門さんと、この本の感想が言い合えたらと思っていまして。」
長門「………」
古泉「それを言おうとしていました。」
長門「………そう。」
古泉「…長門さんともっと話してみたいと思っていたんです。前々から。」
長門「………そう。」
古泉「あの………」
長門「無理なら言わなくていい。」
古泉「………」
長門「………」
キーンコーンカーンコーン・・・
長門「………下校時間。」
古泉「………あの」
長門「………?」
古泉「昨日は…、その、長門さんと、この本の感想が言い合えたらと思っていまして。」
長門「………」
古泉「それを言おうとしていました。」
長門「………そう。」
古泉「…長門さんともっと話してみたいと思っていたんです。前々から。」
22: 2008/05/14(水) 01:12:04.67 ID:BMD26vZZ0
長門「………」
古泉「今日はもう…大満足ですが…」
長門「………そう。」
古泉「………///」
長門「………」
ガタッ
スタスタスタ バタン
古泉「え、あ、長門さっ!……帰っちゃいましたか…」
古泉(ホントあの人は時間に正確…じゃなくて・・ハァ、僕何かしてしまったんですかね…)オロオロ
----その頃下校途中の長門
長門「………あまりよくないことが起きた。」
古泉「今日はもう…大満足ですが…」
長門「………そう。」
古泉「………///」
長門「………」
ガタッ
スタスタスタ バタン
古泉「え、あ、長門さっ!……帰っちゃいましたか…」
古泉(ホントあの人は時間に正確…じゃなくて・・ハァ、僕何かしてしまったんですかね…)オロオロ
----その頃下校途中の長門
長門「………あまりよくないことが起きた。」
23: 2008/05/14(水) 01:21:34.37 ID:BMD26vZZ0
キョン「古泉、最近ボケーッとしてんなぁ」
古泉「ええ?そうでしょうか、僕としたことが」
キョン「そうだ、らしくないぞ」
古泉「これはこれは、失礼しました」
キョン「いや、謝るほどのことじゃないが……」ジーッ
古泉「・・?何でしょうか、そんなに僕のこと見つめて」
キョン「…いや、何でもない。気持ち悪いことを想像しただけだ。」
古泉「クス、一体何でしょうか。気になりますね。」
キョン「聞くな。俺としたことが、言ったら大爆笑されそうなこと考えたんだよ。」
古泉「笑わないですよ。約束しましょう。で、何ですって?」
キョン「ハァ………いや、お前、恋でもしちまったんじゃねーの?って」
古泉「!?」
キョン「ブハッ、言ってて気持ち悪くなった。古泉が恋なんて考えたくねーわ、っとによ。忘れてくれよな」
古泉「………」
キョン「そんなに見つめるな。ますます具合悪くなってくるだろうが。」
古泉「………そうだとしたら?」
キョン「?!」
古泉「ええ?そうでしょうか、僕としたことが」
キョン「そうだ、らしくないぞ」
古泉「これはこれは、失礼しました」
キョン「いや、謝るほどのことじゃないが……」ジーッ
古泉「・・?何でしょうか、そんなに僕のこと見つめて」
キョン「…いや、何でもない。気持ち悪いことを想像しただけだ。」
古泉「クス、一体何でしょうか。気になりますね。」
キョン「聞くな。俺としたことが、言ったら大爆笑されそうなこと考えたんだよ。」
古泉「笑わないですよ。約束しましょう。で、何ですって?」
キョン「ハァ………いや、お前、恋でもしちまったんじゃねーの?って」
古泉「!?」
キョン「ブハッ、言ってて気持ち悪くなった。古泉が恋なんて考えたくねーわ、っとによ。忘れてくれよな」
古泉「………」
キョン「そんなに見つめるな。ますます具合悪くなってくるだろうが。」
古泉「………そうだとしたら?」
キョン「?!」
26: 2008/05/14(水) 01:30:59.09 ID:BMD26vZZ0
古泉(どどどどどどどうしたものでしょう、キョン君にバラしちゃいましたよおおおおおおお//////
平静を!平静を保たねば!!決して他の連中に悟られないように!!フンモッ!!)
ガチャッ
古泉「こんにちはー。あっ…長門さん…」
長門「………」
古泉「他の方たちは?」
長門「…朝比奈みくるはまだ来ていない。涼宮ハルヒは来ないとのこと。」
古泉「そうですか。………」
古泉「…長門さん。僕、先日何かあなたにしましたか?」
長門「………?」
古泉「いや、僕の単なる妄想だったら別にいいんですが、その」
長門「………してない。あの時は下校時刻だったから帰っただけ。」
古泉「そ、そうでしたか。いや、あー僕すごい焦りましたよ。しかも一人勝手に」
長門「………」
古泉「………」
古泉(長門さん、綺麗だなぁ・・・)
平静を!平静を保たねば!!決して他の連中に悟られないように!!フンモッ!!)
ガチャッ
古泉「こんにちはー。あっ…長門さん…」
長門「………」
古泉「他の方たちは?」
長門「…朝比奈みくるはまだ来ていない。涼宮ハルヒは来ないとのこと。」
古泉「そうですか。………」
古泉「…長門さん。僕、先日何かあなたにしましたか?」
長門「………?」
古泉「いや、僕の単なる妄想だったら別にいいんですが、その」
長門「………してない。あの時は下校時刻だったから帰っただけ。」
古泉「そ、そうでしたか。いや、あー僕すごい焦りましたよ。しかも一人勝手に」
長門「………」
古泉「………」
古泉(長門さん、綺麗だなぁ・・・)
29: 2008/05/14(水) 01:40:49.45 ID:BMD26vZZ0
古泉「そうだ、長門さん。また本を貸して頂けないでしょうか」
長門「………」
古泉「長門さんが選出した本に間違いは無さそうです。そう感じました。クス、直感ですが」
長門「…………」
長門「……・・・好き」
古泉「?!?!?!?!」ビクッ
長門「なのを持っていっていい。」
古泉「・・・・あ、ああ!///本当ですか!あー、えーと、どれにしましょうかね!迷いますね!!///」(ドキバクドキバク
長門「………」
古泉(うわあああああすごい緊張したすごい焦りましたすごいすごい凄いビックリしました/////)
長門「………」(読書に戻る
長門「………」
古泉「長門さんが選出した本に間違いは無さそうです。そう感じました。クス、直感ですが」
長門「…………」
長門「……・・・好き」
古泉「?!?!?!?!」ビクッ
長門「なのを持っていっていい。」
古泉「・・・・あ、ああ!///本当ですか!あー、えーと、どれにしましょうかね!迷いますね!!///」(ドキバクドキバク
長門「………」
古泉(うわあああああすごい緊張したすごい焦りましたすごいすごい凄いビックリしました/////)
長門「………」(読書に戻る
32: 2008/05/14(水) 01:50:18.73 ID:BMD26vZZ0
古泉「ではこれを借りても大丈夫でしょうか。」
長門「………いい。」
古泉「これはSFですね、普段読まないので楽しみです。」
長門「………」
ピピピッ ピピピッ
古泉「……あ、バイトが…やれやれ。最近多くて困ったものです。」
長門「………」
古泉「長門さん、有難う御座います。また明日に返しますね。」
長門「………また。」
古泉「え?」
長門「………また明日。」
古泉「………はい。また明日。」
バタンッ
古泉「…長門さんが挨拶…珍しいことですね…。」
(ああいやいや期待は禁物ですけどね!長門さんの場合気まぐれのようなものかもしれませんし!)
古泉(……意思と反して期待してる自分が情けないもんです…ハァ…)
長門「………いい。」
古泉「これはSFですね、普段読まないので楽しみです。」
長門「………」
ピピピッ ピピピッ
古泉「……あ、バイトが…やれやれ。最近多くて困ったものです。」
長門「………」
古泉「長門さん、有難う御座います。また明日に返しますね。」
長門「………また。」
古泉「え?」
長門「………また明日。」
古泉「………はい。また明日。」
バタンッ
古泉「…長門さんが挨拶…珍しいことですね…。」
(ああいやいや期待は禁物ですけどね!長門さんの場合気まぐれのようなものかもしれませんし!)
古泉(……意思と反して期待してる自分が情けないもんです…ハァ…)
34: 2008/05/14(水) 01:51:28.09 ID:E8EFnW9B0
この組み合わせは好きなんだけど、正直スレ乱立させ過ぎ
古長者が痛いと思われるので自重して欲しい
あと他キャラ貶しは最低行為なので「いらない」発言はやめてくれよな
以下何事もなかったように続き期待保守
古長者が痛いと思われるので自重して欲しい
あと他キャラ貶しは最低行為なので「いらない」発言はやめてくれよな
以下何事もなかったように続き期待保守
40: 2008/05/14(水) 02:03:14.38 ID:BMD26vZZ0
ハルヒ「あら?古泉君顔色が良くないわよ?寝不足?」
古泉「ハハハ、バレましたか。」
ハルヒ「んもぅ、やっぱりね!副団長たるもの健康第一に考えてもらわないとダメよ!」
古泉「すみません、涼宮さん」
ハルヒ「ふふっ、なんてね!古泉君、あんま無理しちゃダメよ。副団長なんだから少ーしは気を抜いてもオッケーよ!」
古泉「優しいですね、涼宮さんは」
ハルヒ「当然よ!あたしと古泉君とみくるちゃんと有希は団に必要不可欠なんだから!どうでもいい下っ端が頑張らなきゃいけないのにこのバカキョンときたら…。」
キョン「お前な、どう考えても俺が一番この中では動きまわされてるだろうが。」
ハルヒ「フン、生意気なやつねぇ。結果を残してから愚痴りなさいよね!」
みくる「ふええ、二人とも~!ダメでしゅよ~!ふわああ~!」
古泉「クスクス…」
長門「………徹夜は読書によるもの」
古泉「?!………ふふ、バレましたか。」
長門「………無理は良くない」
古泉「いえ、でもあの本とても面白かったのでついつい最後まで読んでしまいましたよ。」
長門「………」
古泉「やはり長門さんのチョイスに間違いは無いですよ。」
長門「………そう。」
古泉(長門さん、心配してくれたんでしょうか。ハハ、なんて・・でも、それだけで元気出てしまいましたよ。)
古泉「ハハハ、バレましたか。」
ハルヒ「んもぅ、やっぱりね!副団長たるもの健康第一に考えてもらわないとダメよ!」
古泉「すみません、涼宮さん」
ハルヒ「ふふっ、なんてね!古泉君、あんま無理しちゃダメよ。副団長なんだから少ーしは気を抜いてもオッケーよ!」
古泉「優しいですね、涼宮さんは」
ハルヒ「当然よ!あたしと古泉君とみくるちゃんと有希は団に必要不可欠なんだから!どうでもいい下っ端が頑張らなきゃいけないのにこのバカキョンときたら…。」
キョン「お前な、どう考えても俺が一番この中では動きまわされてるだろうが。」
ハルヒ「フン、生意気なやつねぇ。結果を残してから愚痴りなさいよね!」
みくる「ふええ、二人とも~!ダメでしゅよ~!ふわああ~!」
古泉「クスクス…」
長門「………徹夜は読書によるもの」
古泉「?!………ふふ、バレましたか。」
長門「………無理は良くない」
古泉「いえ、でもあの本とても面白かったのでついつい最後まで読んでしまいましたよ。」
長門「………」
古泉「やはり長門さんのチョイスに間違いは無いですよ。」
長門「………そう。」
古泉(長門さん、心配してくれたんでしょうか。ハハ、なんて・・でも、それだけで元気出てしまいましたよ。)
42: 2008/05/14(水) 02:05:28.68 ID:E8EFnW9B0
仲の良いSOS団は大好物です
わっふる
わっふる
48: 2008/05/14(水) 02:15:30.48 ID:BMD26vZZ0
----放課後の下駄箱前
古泉「それで、あのドラゴンが地球を飲み込もうとしたとき、」
長門「………」
古泉「手に汗握りましたよ!勇者が現れる前振りも無かったので!」
長門「………」
古泉「SFがこんなに面白いものだとは思っ……って、あーすみません、僕としたことがヒートアップしてしまって。」
長門「………平気」
古泉「あ……はい…////」
長門「………どうして」
古泉「…?」
長門「………あなたがたまに下を向いてしまうのか知りたい。」
古泉「?!///………そ、それは…」
ハルヒ「ふったりっともー!!先行っちゃうわよおおー?!」
古泉「あ、すぐ向います!」
長門「………」
タタタッ・・・
古泉(どうしてって……それは、僕が長門さんのこと…)
古泉「それで、あのドラゴンが地球を飲み込もうとしたとき、」
長門「………」
古泉「手に汗握りましたよ!勇者が現れる前振りも無かったので!」
長門「………」
古泉「SFがこんなに面白いものだとは思っ……って、あーすみません、僕としたことがヒートアップしてしまって。」
長門「………平気」
古泉「あ……はい…////」
長門「………どうして」
古泉「…?」
長門「………あなたがたまに下を向いてしまうのか知りたい。」
古泉「?!///………そ、それは…」
ハルヒ「ふったりっともー!!先行っちゃうわよおおー?!」
古泉「あ、すぐ向います!」
長門「………」
タタタッ・・・
古泉(どうしてって……それは、僕が長門さんのこと…)
49: 2008/05/14(水) 02:16:44.46 ID:BMD26vZZ0
うんこしてくるわ・・・
52: 2008/05/14(水) 02:25:08.56 ID:BMD26vZZ0
古泉(昨日の長門さんの質問のこと考えてたら、結局またあまり寝れなかった…。)
ガチャ
古泉「こんにちはー。ってあれ…長門さんだけですか?」
長門「………そう。」
古泉「……そうですか…」
古泉「………////」
長門「………」(ガタッ
古泉「…?!?!?!」
長門「………また下を向いたから。」
古泉「あの、顔近いですよ、長門さん」
長門「………」(フイッ
古泉「………////」(バクバク
長門「………お気に入り」
古泉「…え?」
長門「……机に置いておいた。」
ガチャ
古泉「こんにちはー。ってあれ…長門さんだけですか?」
長門「………そう。」
古泉「……そうですか…」
古泉「………////」
長門「………」(ガタッ
古泉「…?!?!?!」
長門「………また下を向いたから。」
古泉「あの、顔近いですよ、長門さん」
長門「………」(フイッ
古泉「………////」(バクバク
長門「………お気に入り」
古泉「…え?」
長門「……机に置いておいた。」
59: 2008/05/14(水) 02:30:50.28 ID:BMD26vZZ0
古泉「あっ……有難う御座います、長門さん!」
長門「………別に」
古泉「嬉しいです。僕自身、こんなに嬉しい徹夜が続くなんて嬉しいですよ。」
長門「……徹夜は良くない。何日かにわけて読むべき。」
古泉「あ、そ、そうですよね。でも、すぐにでも読みたくて!」
長門「………」
古泉「だって、長門さんと共有の話題で盛り上がれるじゃないですか」
長門「………」
古泉「…って、盛り上がってるのは僕だけでしょうけど…クス」
長門「……面白い人。」
古泉「………?」
長門「………」(ジーッ
古泉「………/////////」
古泉「あっ、長門さん!オセロしませんか。キョン君達が来るまで!///」
長門「………」(コクッ
長門「………別に」
古泉「嬉しいです。僕自身、こんなに嬉しい徹夜が続くなんて嬉しいですよ。」
長門「……徹夜は良くない。何日かにわけて読むべき。」
古泉「あ、そ、そうですよね。でも、すぐにでも読みたくて!」
長門「………」
古泉「だって、長門さんと共有の話題で盛り上がれるじゃないですか」
長門「………」
古泉「…って、盛り上がってるのは僕だけでしょうけど…クス」
長門「……面白い人。」
古泉「………?」
長門「………」(ジーッ
古泉「………/////////」
古泉「あっ、長門さん!オセロしませんか。キョン君達が来るまで!///」
長門「………」(コクッ
66: 2008/05/14(水) 02:42:54.66 ID:BMD26vZZ0
古泉「………」(パタ・・パタ・・
長門「………」(パタ・パタ・パタ・パタ・
古泉「………」(パタ・・パタ・・
長門「………」(パタ・パタ・パタ・パタ・パタ・パタ・
古泉「…………降参です…」
長門「………そう」
古泉「流石…情報分析能力には御見それします。キョン君に最近勝っていたので…躍起になってしまいました。」
長門「………」
古泉「どうでしょう、もう一回。」
長門「………」(コク
古泉「……長門さんは、」
長門「………」
古泉「恋とかって興味あるんでしょうか…?あ、いや、ラブロマンスも読むんだなと思って、そういった類にも興味が、」
長門「………」
古泉「あるのかと思ったんですよ。あ、別に変な質問だと思ったら回答しなくていい…」
長門「…統合思念体にそのような感情起伏は組み込まれていない。」
古泉「で……あ、そうですよね…」
長門「……ただ、私という固体は、恐らくそれを望んでいない。」
長門「………」(パタ・パタ・パタ・パタ・
古泉「………」(パタ・・パタ・・
長門「………」(パタ・パタ・パタ・パタ・パタ・パタ・
古泉「…………降参です…」
長門「………そう」
古泉「流石…情報分析能力には御見それします。キョン君に最近勝っていたので…躍起になってしまいました。」
長門「………」
古泉「どうでしょう、もう一回。」
長門「………」(コク
古泉「……長門さんは、」
長門「………」
古泉「恋とかって興味あるんでしょうか…?あ、いや、ラブロマンスも読むんだなと思って、そういった類にも興味が、」
長門「………」
古泉「あるのかと思ったんですよ。あ、別に変な質問だと思ったら回答しなくていい…」
長門「…統合思念体にそのような感情起伏は組み込まれていない。」
古泉「で……あ、そうですよね…」
長門「……ただ、私という固体は、恐らくそれを望んでいない。」
77: 2008/05/14(水) 02:54:38.64 ID:BMD26vZZ0
古泉「…? それは、どういうことでしょうか。」
長門「………わからない。」
古泉「ああ…、長門さんにも、わからなくなってしまうことがあるんですね。」
長門「………」
古泉「え、いや、厭味じゃないですよ。本当に!」
長門「………」
古泉「ただ…長門さんにもわからなくなってしまうことがあるんだなって…」
長門「………」
古泉「ええと…。それに、そういうことを…望んでないということは、その類を考えたことがあるんだ、と…」
長門「………」
古泉「あ、えっ!えーと、違いますよ!断じて!厭味ではないです!ああっと、本当僕何を言っているんでしょうね!」(ガタッ
長門「………平気。気にしていない。」
古泉「う、あ…はい。すみません。取り乱してしまって…って、あ。オセロ板が…」
長門「………」
古泉「グチャグチャに…僕が無意味に立ち上がってしまったせいで…」
(ハァーー僕ホント何してんだろ・・・・・・)
長門「………」
長門「………わからない。」
古泉「ああ…、長門さんにも、わからなくなってしまうことがあるんですね。」
長門「………」
古泉「え、いや、厭味じゃないですよ。本当に!」
長門「………」
古泉「ただ…長門さんにもわからなくなってしまうことがあるんだなって…」
長門「………」
古泉「ええと…。それに、そういうことを…望んでないということは、その類を考えたことがあるんだ、と…」
長門「………」
古泉「あ、えっ!えーと、違いますよ!断じて!厭味ではないです!ああっと、本当僕何を言っているんでしょうね!」(ガタッ
長門「………平気。気にしていない。」
古泉「う、あ…はい。すみません。取り乱してしまって…って、あ。オセロ板が…」
長門「………」
古泉「グチャグチャに…僕が無意味に立ち上がってしまったせいで…」
(ハァーー僕ホント何してんだろ・・・・・・)
長門「………」
82: 2008/05/14(水) 03:00:02.33 ID:BMD26vZZ0
古泉「1からやりなおしでしょうか、これは。」(スッ
長門「………覚えている。」(スッ
パシッ
古泉「?!?!」(っ手が!ふ、れ、触っ・・・・!!!)
長門「………」
古泉「…すみません、あの、」
長門「………私が駒の位置を覚えていた。」
古泉「あ、そうだったんですか////」
長門「………」
古泉「………」
長門「………暖かい。」
長門「………覚えている。」(スッ
パシッ
古泉「?!?!」(っ手が!ふ、れ、触っ・・・・!!!)
長門「………」
古泉「…すみません、あの、」
長門「………私が駒の位置を覚えていた。」
古泉「あ、そうだったんですか////」
長門「………」
古泉「………」
長門「………暖かい。」
87: 2008/05/14(水) 03:09:43.87 ID:BMD26vZZ0
古泉「…………え?」
長門「………あなた。」
古泉「………///」
長門「………また下を向いた。」
古泉「?!………///」
長門「…何故下を向くのか知りたい。」
古泉「何故って……そ、それは…///」
長門「………」
古泉「………僕…」
長門「………?」
古泉「…統合思念体でも宇宙人でも、長門さんが長門さんであればいいんです。」
長門「…………?」
古泉「つまり…長門さんとずっとこうしていれたら、幸せなんです。」
長門「………話が繋がっていない。」
古泉「その…詰まるところ…」
長門「………」
ドクン、ドクン、ドクン・・・・・・
古泉「…あなたのこと」
長門「………」
古泉「す」
ガチャッ!!
ハルヒ「遅くなったわねー!!」
長門「………あなた。」
古泉「………///」
長門「………また下を向いた。」
古泉「?!………///」
長門「…何故下を向くのか知りたい。」
古泉「何故って……そ、それは…///」
長門「………」
古泉「………僕…」
長門「………?」
古泉「…統合思念体でも宇宙人でも、長門さんが長門さんであればいいんです。」
長門「…………?」
古泉「つまり…長門さんとずっとこうしていれたら、幸せなんです。」
長門「………話が繋がっていない。」
古泉「その…詰まるところ…」
長門「………」
ドクン、ドクン、ドクン・・・・・・
古泉「…あなたのこと」
長門「………」
古泉「す」
ガチャッ!!
ハルヒ「遅くなったわねー!!」
93: 2008/05/14(水) 03:15:45.51 ID:zK07VfWcO
ハルヒwwwwwwwwww
95: 2008/05/14(水) 03:18:57.93 ID:BMD26vZZ0
ハルヒ「ん、あら?あんたたち何やってんのよ?って、あー!古泉君!」
古泉「う?!あ、違うんですよ涼宮さん、これは!」
ハルヒ「駄目じゃないの!有希に触っていいのは私だけよっ!」(ぎゅーっ
長門「………」
ハルヒ「にししー、なーんてねっ!あー疲れたわーあら?みくるちゃんまだ来てないの?もー!」
古泉「………」
(ホッ…変に突っ込まれなくてよかった…)
長門「………やはり思念体に聞くしかないみたい。」
古泉「う?!あ、違うんですよ涼宮さん、これは!」
ハルヒ「駄目じゃないの!有希に触っていいのは私だけよっ!」(ぎゅーっ
長門「………」
ハルヒ「にししー、なーんてねっ!あー疲れたわーあら?みくるちゃんまだ来てないの?もー!」
古泉「………」
(ホッ…変に突っ込まれなくてよかった…)
長門「………やはり思念体に聞くしかないみたい。」
104: 2008/05/14(水) 03:31:16.49 ID:BMD26vZZ0
3日後
ハルヒ「今日は隣駅でお祭りよ!みんなさっさと準備してちょーだい!」
古泉「すみません、僕だけ今日はちょっと遠慮させて頂けないでしょうか。」
ハルヒ「えー!どうしたのよ、古泉君。またバイト?」
古泉「そのようなものです。申し訳ありません、涼宮さん。」
ハルヒ「ちぇーっ」
キョン「仕方ないだろ、4人で行くぞ」
長門「………」(ガタッ
ハルヒ「ん、有希?どうしたのよ。」
長門「……今日は私も行けない。」
ハルヒ「えーっ!!有希もなの?!どうしてよー!!行こうよー!!」
長門「………」
ハルヒ「えー……?」(シュン
キョン「ハァ、お前は。そんなにしょげるなよ。」
みくる「今日は3人で遊びましょう、ね?」
ハルヒ「ふええー…わかったわよーもう…。二人とも、次は絶対参加よ!いいわね?!」
古泉「もちろんです。」
長門「………」(コクッ
ハルヒ「じゃあね、二人とも。また明日!」
キョン「じゃな」
みくる「えっと、しつれいしますっ!」
・・・バタン
長門「………これで話せる。」
古泉「………。」
長門「………………あなたと。」
ハルヒ「今日は隣駅でお祭りよ!みんなさっさと準備してちょーだい!」
古泉「すみません、僕だけ今日はちょっと遠慮させて頂けないでしょうか。」
ハルヒ「えー!どうしたのよ、古泉君。またバイト?」
古泉「そのようなものです。申し訳ありません、涼宮さん。」
ハルヒ「ちぇーっ」
キョン「仕方ないだろ、4人で行くぞ」
長門「………」(ガタッ
ハルヒ「ん、有希?どうしたのよ。」
長門「……今日は私も行けない。」
ハルヒ「えーっ!!有希もなの?!どうしてよー!!行こうよー!!」
長門「………」
ハルヒ「えー……?」(シュン
キョン「ハァ、お前は。そんなにしょげるなよ。」
みくる「今日は3人で遊びましょう、ね?」
ハルヒ「ふええー…わかったわよーもう…。二人とも、次は絶対参加よ!いいわね?!」
古泉「もちろんです。」
長門「………」(コクッ
ハルヒ「じゃあね、二人とも。また明日!」
キョン「じゃな」
みくる「えっと、しつれいしますっ!」
・・・バタン
長門「………これで話せる。」
古泉「………。」
長門「………………あなたと。」
109: 2008/05/14(水) 03:36:27.99 ID:E8EFnW9B0
古泉はキョンのこと、原作じゃ「あなた」としか呼ばないって話かな?
111: 2008/05/14(水) 03:45:11.56 ID:BMD26vZZ0
古泉「……この栞、読みました…長門さんが僕にくれたんですよね。」
長門「………」(コク
古泉「《涼宮ハルヒが部室を出たら、話たい。》と…」
長門「………」
古泉「……何でしょうか。僕に話とは…」
長門「………」(ジーッ
古泉「?!………////」
長門「……下を向いた。」
古泉「……………//////」
長門「……何故?」
古泉「…それが話したいことですか?」
長門「………そう。」
古泉「何故って……////」(ドキドキドキ
古泉「長門さんに…見られると、き、緊張するんですよ…」
長門「………何故?」
古泉「それは…あの…」
長門「………」
古泉「………あー!言えないです!駄目ですよ本当、今日の僕…」(ガクッ
長門「……落ち着いて」
古泉「…………へ?」
長門「………ゆっくり聞かせて。」
長門「………」(コク
古泉「《涼宮ハルヒが部室を出たら、話たい。》と…」
長門「………」
古泉「……何でしょうか。僕に話とは…」
長門「………」(ジーッ
古泉「?!………////」
長門「……下を向いた。」
古泉「……………//////」
長門「……何故?」
古泉「…それが話したいことですか?」
長門「………そう。」
古泉「何故って……////」(ドキドキドキ
古泉「長門さんに…見られると、き、緊張するんですよ…」
長門「………何故?」
古泉「それは…あの…」
長門「………」
古泉「………あー!言えないです!駄目ですよ本当、今日の僕…」(ガクッ
長門「……落ち着いて」
古泉「…………へ?」
長門「………ゆっくり聞かせて。」
113: 2008/05/14(水) 03:47:16.14 ID:E8EFnW9B0
わっふるわっふる
しかし、今日はここまでで限界……おやすみ
朝まで残ってますように
しかし、今日はここまでで限界……おやすみ
朝まで残ってますように
126: 2008/05/14(水) 04:16:11.19 ID:BMD26vZZ0
古泉「あの……///」
長門「………」
古泉「………///」
古泉「…スーハー……、…長門さん。」
長門「………」
古泉「最初、長門さんは涼宮さんに吸い寄せられた宇宙人でしかない、僕にとってそんな存在だと思っていました。」
長門「………」
古泉「でも、僕たちで涼宮さんや、またSOS団の危機を回避していこうとすることで、あなたに近いものを感じ始めた…
しかも僕が勝手に…僕の中だけでですけど。」
長門「………」
古泉「そう思い始めたころから、長門さんが気になって仕方なかった…
長門さんのこと、ずっと見てたんですよ…なんて、気持ち悪いでしょう。これって、気持ち悪いことなんですよ。」
長門「………そうは感じない。」
古泉「う……有難う御座います……
…そして、ずっと目であなたを追っているうちに気づいてしまいました…。自分の感情に。」
長門「………?」
古泉「いつも言葉に表せなかった…あなたが綺麗すぎて、というか…」
長門「………以前の話?」
古泉「そう、あの…長門さんが僕にとって眩しすぎて、だから下を向いて目を逸らしてしまうんで…すって僕何言ってるんですかね?!」
長門「………」
古泉「あははっあの、わすれ、忘れてください!///ただの戯言ですから…!」
長門「………感情?」
古泉「がっ!あ、あの!その…!」
長門「………」
古泉「………」
長門「………落ち着いた?」
古泉「………はい」
長門「………」
古泉「………///」
古泉「…スーハー……、…長門さん。」
長門「………」
古泉「最初、長門さんは涼宮さんに吸い寄せられた宇宙人でしかない、僕にとってそんな存在だと思っていました。」
長門「………」
古泉「でも、僕たちで涼宮さんや、またSOS団の危機を回避していこうとすることで、あなたに近いものを感じ始めた…
しかも僕が勝手に…僕の中だけでですけど。」
長門「………」
古泉「そう思い始めたころから、長門さんが気になって仕方なかった…
長門さんのこと、ずっと見てたんですよ…なんて、気持ち悪いでしょう。これって、気持ち悪いことなんですよ。」
長門「………そうは感じない。」
古泉「う……有難う御座います……
…そして、ずっと目であなたを追っているうちに気づいてしまいました…。自分の感情に。」
長門「………?」
古泉「いつも言葉に表せなかった…あなたが綺麗すぎて、というか…」
長門「………以前の話?」
古泉「そう、あの…長門さんが僕にとって眩しすぎて、だから下を向いて目を逸らしてしまうんで…すって僕何言ってるんですかね?!」
長門「………」
古泉「あははっあの、わすれ、忘れてください!///ただの戯言ですから…!」
長門「………感情?」
古泉「がっ!あ、あの!その…!」
長門「………」
古泉「………」
長門「………落ち着いた?」
古泉「………はい」
128: 2008/05/14(水) 04:20:49.11 ID:BMD26vZZ0
古泉「すみません、話がもつれてしまって。」
長門「……平気。」
古泉「あー…やっぱり、僕が男らしくならないと駄目ですよね?」
長門「………?」
古泉「いや…」
古泉「……長門さん」
長門「………」
古泉「僕は…」
長門「………?」
古泉「僕は、あなたが好きです。」
長門「……平気。」
古泉「あー…やっぱり、僕が男らしくならないと駄目ですよね?」
長門「………?」
古泉「いや…」
古泉「……長門さん」
長門「………」
古泉「僕は…」
長門「………?」
古泉「僕は、あなたが好きです。」
135: 2008/05/14(水) 04:27:42.07 ID:BMD26vZZ0
古泉「機関の人間は僕のことを否定するでしょう。でも、僕自身が抑えられそうにないんです。」
長門「………」
古泉「長門さんが、好きなんです。」
長門「………」
古泉「………やはりご迷惑でしょうね」
長門「……それはない。」
古泉「…?」
長門「…以前言った、「私という固体は思念体の感情起伏の皆無さを望まない」と。」
古泉「………………」
長門「《好き》という概念は理解出来ない。でも、私があなたに抱く感情があるなら…それが一番適していると思う。」
長門「………」
古泉「長門さんが、好きなんです。」
長門「………」
古泉「………やはりご迷惑でしょうね」
長門「……それはない。」
古泉「…?」
長門「…以前言った、「私という固体は思念体の感情起伏の皆無さを望まない」と。」
古泉「………………」
長門「《好き》という概念は理解出来ない。でも、私があなたに抱く感情があるなら…それが一番適していると思う。」
138: 2008/05/14(水) 04:36:57.32 ID:BMD26vZZ0
古泉「なが、長門さん…?が、僕のことを…って、まさか…?」
長門「………思っていたことを、言っただけ。」
古泉「えっ!?あ、………?!/////」
古泉「…いつからですか?」
長門「……わからない、でも」
古泉「………」
長門「…あなたは犬みたい。」
古泉「………?!」
古泉「……プハッ!あははは!そうか、そう来ましたか!」
長門「………嫌なことを言ったつもりはない」
古泉「いえ、違います。僕確かに、長門さんに懐きすぎでしたしね。」
長門「………?」
古泉「はは…長門さん。僕はあなたが好きです。長門さんは?」
長門「………恐らく、恋愛感情に最も近い感情。」
古泉「そうですか…では、」
長門「………?」
古泉「手、繋ぎませんか」
長門「………思っていたことを、言っただけ。」
古泉「えっ!?あ、………?!/////」
古泉「…いつからですか?」
長門「……わからない、でも」
古泉「………」
長門「…あなたは犬みたい。」
古泉「………?!」
古泉「……プハッ!あははは!そうか、そう来ましたか!」
長門「………嫌なことを言ったつもりはない」
古泉「いえ、違います。僕確かに、長門さんに懐きすぎでしたしね。」
長門「………?」
古泉「はは…長門さん。僕はあなたが好きです。長門さんは?」
長門「………恐らく、恋愛感情に最も近い感情。」
古泉「そうですか…では、」
長門「………?」
古泉「手、繋ぎませんか」
142: 2008/05/14(水) 04:41:43.16 ID:BMD26vZZ0
長門「………」(コク
------
古泉「長門さんの手も、暖かいですね。」
長門「………」
古泉「はは…夢みたいです。こんなこと…。人生で一番嬉しいです…。」
長門「………」
古泉「ちょっと泣きそうですよ、僕としたことが。情けない…」
長門「………」(ナデナデ
古泉「はっ…有難う御座います…へへ。嬉しすぎますよ、この展開は。」
長門「………」
長門「……でも、話さなくてはならないことがある。あなたに。」
------
古泉「長門さんの手も、暖かいですね。」
長門「………」
古泉「はは…夢みたいです。こんなこと…。人生で一番嬉しいです…。」
長門「………」
古泉「ちょっと泣きそうですよ、僕としたことが。情けない…」
長門「………」(ナデナデ
古泉「はっ…有難う御座います…へへ。嬉しすぎますよ、この展開は。」
長門「………」
長門「……でも、話さなくてはならないことがある。あなたに。」
194: 2008/05/14(水) 11:12:58.95 ID:E8EFnW9B0
古泉「…………」
キョン「ふーむ」
パチ
古泉「そうきましたか。好い手ですね。では、これでどうですか」
パチ
キョン「(そこの返しの一手が何でそうなるんだこいつ)」
古泉「……そういえば、今日は女子の方々がまだ来ておられませんね」
キョン「ん?ああ。ハルヒは掃除当番、朝比奈先輩は面談、長門は…?」
古泉「図書室にでも居られるのかもしれませんね」
キョン「ふーむ」
パチ
古泉「そうきましたか。好い手ですね。では、これでどうですか」
パチ
キョン「(そこの返しの一手が何でそうなるんだこいつ)」
古泉「……そういえば、今日は女子の方々がまだ来ておられませんね」
キョン「ん?ああ。ハルヒは掃除当番、朝比奈先輩は面談、長門は…?」
古泉「図書室にでも居られるのかもしれませんね」
195: 2008/05/14(水) 11:15:46.46 ID:E8EFnW9B0
キョン「なんでだ?」
古泉「書棚にある本の続編。読みたがっておられたようですから」
キョン「へえ」
古泉「最近の長門さんは、振る舞いにも感情が見え隠れします。喜ばしい兆候ですね」
キョン「思うんだが、お前いつも無視される割によく長門に話しかけるよな」
古泉「いけませんか?」
キョン「いや、いけないってことはないが。言っちゃなんだが、一人問答みたいでな」
古泉「ははは。これは手厳しい」
古泉「書棚にある本の続編。読みたがっておられたようですから」
キョン「へえ」
古泉「最近の長門さんは、振る舞いにも感情が見え隠れします。喜ばしい兆候ですね」
キョン「思うんだが、お前いつも無視される割によく長門に話しかけるよな」
古泉「いけませんか?」
キョン「いや、いけないってことはないが。言っちゃなんだが、一人問答みたいでな」
古泉「ははは。これは手厳しい」
196: 2008/05/14(水) 11:18:44.20 ID:E8EFnW9B0
古泉「……無視されるから、でしょうか」
キョン「は?」
古泉「『機関』の不文律」
キョン「……俺が知るわけないだろう。なんだ、いきなり」
古泉「これは失礼を。ええ、まあ、そうですね。禁則事項といいますか」
古泉「『機関員』は『別組織』に親しい者を作ってはならない」
キョン「……!」
キョン「は?」
古泉「『機関』の不文律」
キョン「……俺が知るわけないだろう。なんだ、いきなり」
古泉「これは失礼を。ええ、まあ、そうですね。禁則事項といいますか」
古泉「『機関員』は『別組織』に親しい者を作ってはならない」
キョン「……!」
197: 2008/05/14(水) 11:20:52.31 ID:E8EFnW9B0
古泉「……ですから、長門さんに無視されるのは、僕にとっては寧ろ安心の種なんです」
古泉「これ以上、踏み込まなくてすむ」
キョン「お前……」
古泉「少々お喋りが過ぎました。忘れてください」
古泉「これ以上、踏み込まなくてすむ」
キョン「お前……」
古泉「少々お喋りが過ぎました。忘れてください」
198: 2008/05/14(水) 11:21:53.13 ID:E8EFnW9B0
という保守
>>1がくる夜はまだかな
>>1がくる夜はまだかな
243: 2008/05/14(水) 15:24:19.53 ID:BMD26vZZ0
古泉「話さなくてはいけないこと…?はて、何でしょうか。」
長門「………」
古泉「……長門さん?」
(手に少し力がこもっている気がする…気のせいでしょうか。
それに長門さん…いつもより、もっと真剣な眼差しです。)
長門「昨日聞いた…私と古泉一樹が親睦を深めこうして触れ合うこと。それが許されるかどうか。」
古泉「……統合思念体の上層部にあたる方に、ですか?」
長門「………」(コク
古泉「そうですか…、返答は…どうだったんですか?」
長門「インターフェースに、他者へ感情移入するプログラムは組み込んでいない、と。」
古泉「………?」
長門「言語化すると、《古泉一樹への感情と思われるものは幻にすぎない》」
古泉「………」
長門「………そう言われた。」
長門「………」
古泉「……長門さん?」
(手に少し力がこもっている気がする…気のせいでしょうか。
それに長門さん…いつもより、もっと真剣な眼差しです。)
長門「昨日聞いた…私と古泉一樹が親睦を深めこうして触れ合うこと。それが許されるかどうか。」
古泉「……統合思念体の上層部にあたる方に、ですか?」
長門「………」(コク
古泉「そうですか…、返答は…どうだったんですか?」
長門「インターフェースに、他者へ感情移入するプログラムは組み込んでいない、と。」
古泉「………?」
長門「言語化すると、《古泉一樹への感情と思われるものは幻にすぎない》」
古泉「………」
長門「………そう言われた。」
245: 2008/05/14(水) 15:37:06.27 ID:BMD26vZZ0
古泉「………?!」
長門「………」
古泉「……そうなんですか…」
長門「………でも」
古泉「…?」
長門「私という固体はそれを受け入れることが不可能。出来ない。」
古泉「な、長門さん…」
長門「あなたとこうして手を握ることで、私には言語化出来ないものが生まれてゆく」
長門「……最初に貸した本を参考にすると、恐らく「苦しくて心地いい」という言葉がぴったり」
古泉「っ…長門さん…!」
長門「………」
古泉「嬉しいです…では僕たち、両思いですね」
長門「……そう。」
古泉「うわあ、本当ですか。っはは、叶うわけないって思ってたんですよ。でも…今…」
長門「………泣かないで。」
古泉「はは、僕って本当…情け無い男ですよ…。ぐすっ」
長門「………この時間が、永久に継続することを望んでいるのに。」
長門「………」
古泉「……そうなんですか…」
長門「………でも」
古泉「…?」
長門「私という固体はそれを受け入れることが不可能。出来ない。」
古泉「な、長門さん…」
長門「あなたとこうして手を握ることで、私には言語化出来ないものが生まれてゆく」
長門「……最初に貸した本を参考にすると、恐らく「苦しくて心地いい」という言葉がぴったり」
古泉「っ…長門さん…!」
長門「………」
古泉「嬉しいです…では僕たち、両思いですね」
長門「……そう。」
古泉「うわあ、本当ですか。っはは、叶うわけないって思ってたんですよ。でも…今…」
長門「………泣かないで。」
古泉「はは、僕って本当…情け無い男ですよ…。ぐすっ」
長門「………この時間が、永久に継続することを望んでいるのに。」
246: 2008/05/14(水) 15:44:30.99 ID:BMD26vZZ0
古泉「僕だって…!」
長門「でも、無理。私は所詮コンタクト用のインターフェース。人間じゃない。」
古泉「……」
長門「情報統合思念体によって作られた、言わばモノ。彼らに背く事は不可能。」
古泉「………それって…」
長門「命令に背けば有機情報連結を解除される。」
古泉「え……?」
長門「………あなたの記憶を情報操作する。」
長門「でも、無理。私は所詮コンタクト用のインターフェース。人間じゃない。」
古泉「……」
長門「情報統合思念体によって作られた、言わばモノ。彼らに背く事は不可能。」
古泉「………それって…」
長門「命令に背けば有機情報連結を解除される。」
古泉「え……?」
長門「………あなたの記憶を情報操作する。」
248: 2008/05/14(水) 15:56:08.73 ID:BMD26vZZ0
古泉「…つまり僕とこうして結び合ったものを消せと、命令されたのですね。」
長門「………そう。」
古泉「そんな…」
長門「………私も躊躇する。」
古泉「嫌ですね。ああ、子供が駄々をこねてると思われるでしょうが…
絶対に嫌です。あなたの手を離すことになるなんて、考えたくもありません。」
長門「………」
古泉「決して手に入らないと思っていたあなたが…無感情だと思っていて
こんな形になることなんて夢でしかないと思っていたあなたが…
目の前で、僕の手を握っているこの温もりが、この記憶が無くなってしまうなんて
……絶対に嫌だ。」
長門「………」
古泉「長門さん、逃げましょう。二人で。」
長門「………そう。」
古泉「そんな…」
長門「………私も躊躇する。」
古泉「嫌ですね。ああ、子供が駄々をこねてると思われるでしょうが…
絶対に嫌です。あなたの手を離すことになるなんて、考えたくもありません。」
長門「………」
古泉「決して手に入らないと思っていたあなたが…無感情だと思っていて
こんな形になることなんて夢でしかないと思っていたあなたが…
目の前で、僕の手を握っているこの温もりが、この記憶が無くなってしまうなんて
……絶対に嫌だ。」
長門「………」
古泉「長門さん、逃げましょう。二人で。」
253: 2008/05/14(水) 16:19:30.24 ID:BMD26vZZ0
古泉「機関のデータを僕がハックします。その中には統合思念体のデータも一部あるでしょう。
恐らく、思念体が介入出来ない領域の情報があるはず。」
長門「………」
古泉「そこに二人で逃げましょう。」
長門「………」
古泉「そうと決まれば、行動です。何、このことは二人にしかわからない事柄ですし、すぐにはバレませんよ。」
長門「………」
古泉「…僕の全てを捨ててあなたを守る。」
長門「………!」
古泉「…どうしました?長門さん…」
長門「………出来ない…」
古泉「………?」
長門「…あなたが私を忘れるなんて、私は望んでいない…」
古泉「だから…!」
長門「…でも無理…この部室が既に思念体の情報領域内…この会話は全て流出している…」
古泉「………っ!」
長門「…逃亡したら私もあなたも、消される…」
古泉「……そんな…!」
長門「……あなたと一緒にいた時間は、何よりも楽しかった…」
古泉「長門さん…!」
長門「…あなたが好き…」
長門「……古泉一樹の一部記憶情報を敵性と判断…記憶情報を入替操作する。」
恐らく、思念体が介入出来ない領域の情報があるはず。」
長門「………」
古泉「そこに二人で逃げましょう。」
長門「………」
古泉「そうと決まれば、行動です。何、このことは二人にしかわからない事柄ですし、すぐにはバレませんよ。」
長門「………」
古泉「…僕の全てを捨ててあなたを守る。」
長門「………!」
古泉「…どうしました?長門さん…」
長門「………出来ない…」
古泉「………?」
長門「…あなたが私を忘れるなんて、私は望んでいない…」
古泉「だから…!」
長門「…でも無理…この部室が既に思念体の情報領域内…この会話は全て流出している…」
古泉「………っ!」
長門「…逃亡したら私もあなたも、消される…」
古泉「……そんな…!」
長門「……あなたと一緒にいた時間は、何よりも楽しかった…」
古泉「長門さん…!」
長門「…あなたが好き…」
長門「……古泉一樹の一部記憶情報を敵性と判断…記憶情報を入替操作する。」
261: 2008/05/14(水) 16:34:58.01 ID:BMD26vZZ0
古泉「な、長門さん!!」
長門「…あなたが消されてしまうなんて…一番望んでいないこと…」
古泉「嫌だ!長門さん!まだ…まだあなたに話してないことが沢山あるのに!」
長門「………」
古泉「長門さんの貸してくださったお気に入り、すごく面白かったです…!
長門さんは、ああいったギャグも含む小説を…読むんですね…」
長門「……主人公が怪獣と仲良くなるところ…」
古泉「ああ、僕もあの場面好きですよ。コミカルで、あのシーンが鮮明に脳裏に浮かんで、思わず笑ってしまいました…!」
長門「……お気に入り?」
古泉「もちろんです、また好きな小説が増えましたよ…ああ、あと何分こうしてあなたと話していられるんだろう」
長門「………およそ1分30秒」
古泉「ははっ…短いなぁ…!長門さん情報操作得意だから…困ったものですね…!」
長門「……申し訳ないと思っている」
古泉「長門さん、もうヤケクソですよ…抱きしめていいですか?」
長門「……………」(スッ
古泉「………くっ」(ギュッ
古泉「長門さん…細すぎですよ…」
長門「…あなたが消されてしまうなんて…一番望んでいないこと…」
古泉「嫌だ!長門さん!まだ…まだあなたに話してないことが沢山あるのに!」
長門「………」
古泉「長門さんの貸してくださったお気に入り、すごく面白かったです…!
長門さんは、ああいったギャグも含む小説を…読むんですね…」
長門「……主人公が怪獣と仲良くなるところ…」
古泉「ああ、僕もあの場面好きですよ。コミカルで、あのシーンが鮮明に脳裏に浮かんで、思わず笑ってしまいました…!」
長門「……お気に入り?」
古泉「もちろんです、また好きな小説が増えましたよ…ああ、あと何分こうしてあなたと話していられるんだろう」
長門「………およそ1分30秒」
古泉「ははっ…短いなぁ…!長門さん情報操作得意だから…困ったものですね…!」
長門「……申し訳ないと思っている」
古泉「長門さん、もうヤケクソですよ…抱きしめていいですか?」
長門「……………」(スッ
古泉「………くっ」(ギュッ
古泉「長門さん…細すぎですよ…」
268: 2008/05/14(水) 16:49:12.56 ID:BMD26vZZ0
古泉「一体何を食べてるんですか?はは、何も食べてないんでしょうか…」
長門「…今日はしょうが焼き弁当」
古泉「……ああ、コンビニじゃないですか。では是非今度僕が料理を」
長門「………」
古泉「って、今度なんて…確定的でないですね」
長門「………作ってほしい、と思っている…」
古泉「有難う御座います…必ず作りますよ!約束します」
古泉「ああ…もう時間なんて流れなくていいのに…」
長門「………」
古泉「もっと沢山、もっともっと話したかったのに…!」
長門「……あなたと、別の角度から出会いたかった」
古泉「…長門さん、その悲しげな顔も綺麗ですよ…」
長門「………!」
古泉「あなたは…本当に可愛すぎる。何度思ったことか」
長門「………喜ばしいこと。」
古泉「ふふ…ぐすっ。ああもう絶対時間無いですよね。でも話したいのに何を言えばいいのか…」
長門「………残り20秒…」
古泉「……………」(ギューッ
古泉「……まるで僕たち、最初に借りた本の主人公とヒロインみたいですね」
長門「…今日はしょうが焼き弁当」
古泉「……ああ、コンビニじゃないですか。では是非今度僕が料理を」
長門「………」
古泉「って、今度なんて…確定的でないですね」
長門「………作ってほしい、と思っている…」
古泉「有難う御座います…必ず作りますよ!約束します」
古泉「ああ…もう時間なんて流れなくていいのに…」
長門「………」
古泉「もっと沢山、もっともっと話したかったのに…!」
長門「……あなたと、別の角度から出会いたかった」
古泉「…長門さん、その悲しげな顔も綺麗ですよ…」
長門「………!」
古泉「あなたは…本当に可愛すぎる。何度思ったことか」
長門「………喜ばしいこと。」
古泉「ふふ…ぐすっ。ああもう絶対時間無いですよね。でも話したいのに何を言えばいいのか…」
長門「………残り20秒…」
古泉「……………」(ギューッ
古泉「……まるで僕たち、最初に借りた本の主人公とヒロインみたいですね」
274: 2008/05/14(水) 17:02:26.03 ID:BMD26vZZ0
長門「………そう。」
古泉「こんな感じでしたよね。なんて今思いました。」
長門「………あの本の結末は…最後主人公とヒロインが結ばれていた。」
古泉「記憶を失っても惹かれていったんですよね…」
長門「………私達に当てはまるかどうかは、不確定要素」
古泉「でも、僕はまた惹かれてしまう気がします。」
長門「………」
古泉「幾度記憶を操作されようと、あなたに惹かれるでしょう。」
長門「……保証はない」
古泉「でも、わかるんです。…あなたのことは簡単に忘れません。」
長門「………」
古泉「何度も何度も、何度でも。あなたに惹かれるんだろう、と。」
長門「………」
長門「………残り…10秒…」
古泉「長門さん。」
長門「………」
古泉「また本、貸してください」
長門「………」(コクッ
そう言った後、僕の目の前は暗転した
古泉「こんな感じでしたよね。なんて今思いました。」
長門「………あの本の結末は…最後主人公とヒロインが結ばれていた。」
古泉「記憶を失っても惹かれていったんですよね…」
長門「………私達に当てはまるかどうかは、不確定要素」
古泉「でも、僕はまた惹かれてしまう気がします。」
長門「………」
古泉「幾度記憶を操作されようと、あなたに惹かれるでしょう。」
長門「……保証はない」
古泉「でも、わかるんです。…あなたのことは簡単に忘れません。」
長門「………」
古泉「何度も何度も、何度でも。あなたに惹かれるんだろう、と。」
長門「………」
長門「………残り…10秒…」
古泉「長門さん。」
長門「………」
古泉「また本、貸してください」
長門「………」(コクッ
そう言った後、僕の目の前は暗転した
279: 2008/05/14(水) 17:11:11.43 ID:BMD26vZZ0
それから----
ハルヒ「あーっもう!バカキョン!またパソコンが壊れてるじゃないの!」
キョン「ハァ、うるさいぞ、鼓膜が破れるだろうが」
ハルヒ「ふんっ…。まぁいいわ。このパソコンが壊れるなんてもはや私の想定範囲内よ。さぁみくるちゃん、取りあえず脱ぎなさい!」
みくる「ふぇえええ…?!」
ハルヒ「またコンピ研の連中にパソコンを借りに行くのよ!キョン、カメラマンやりなさいよね!」
キョン「断る。」
ハルヒ「ちょっと、これは命令よ!今日は古泉君が掃除当番で遅れるんだからね!さぁ~みくるちゃん、おいで!」(ぬぎっ
みくる「ふにゃああああ!」
長門「………」
ハルヒ「じゃー有希、留守番お願いね!」
みくる「ふぇええぇ…っ」
キョン「はぁ…やれやれ…」
長門「………」
バタンッ
・・・・ガチャッ
古泉「こんにちはー。あれ…今日は長門さんだけですか?」
ハルヒ「あーっもう!バカキョン!またパソコンが壊れてるじゃないの!」
キョン「ハァ、うるさいぞ、鼓膜が破れるだろうが」
ハルヒ「ふんっ…。まぁいいわ。このパソコンが壊れるなんてもはや私の想定範囲内よ。さぁみくるちゃん、取りあえず脱ぎなさい!」
みくる「ふぇえええ…?!」
ハルヒ「またコンピ研の連中にパソコンを借りに行くのよ!キョン、カメラマンやりなさいよね!」
キョン「断る。」
ハルヒ「ちょっと、これは命令よ!今日は古泉君が掃除当番で遅れるんだからね!さぁ~みくるちゃん、おいで!」(ぬぎっ
みくる「ふにゃああああ!」
長門「………」
ハルヒ「じゃー有希、留守番お願いね!」
みくる「ふぇええぇ…っ」
キョン「はぁ…やれやれ…」
長門「………」
バタンッ
・・・・ガチャッ
古泉「こんにちはー。あれ…今日は長門さんだけですか?」
284: 2008/05/14(水) 17:21:42.64 ID:BMD26vZZ0
長門「………」
古泉「お三方はどちらへ?」
長門「…………」(コンピ研の部室を指差す
古泉「ああ、なるほど。そういえば涼宮さんがパソコンの調子が悪いと仰っていましたしね。」
長門「………」(読書に戻る
古泉「ふぅ…キョン君が来るまで暇ですね…」
長門「………………」
古泉「………………」
古泉「あ、その本。長門さんの…それ、僕も前読みましたよ。いつだったか…」
長門「………!」
古泉「凄く感動的なラブロマンスですよね。僕もお気に入りです。」
長門「………」
古泉「あ、そこに出てる本、全部読みましたよ。分厚いわりにスラスラ読めて…どこで借りたんだっけかな。」
長門「………この本はずっと部室にある。」
古泉「そうなんですか、では恐らくここで読みふけったのでしょう。おかしいことによく思い出せないんですが…」
長門「………」
古泉「どうしてかな…」
古泉「お三方はどちらへ?」
長門「…………」(コンピ研の部室を指差す
古泉「ああ、なるほど。そういえば涼宮さんがパソコンの調子が悪いと仰っていましたしね。」
長門「………」(読書に戻る
古泉「ふぅ…キョン君が来るまで暇ですね…」
長門「………………」
古泉「………………」
古泉「あ、その本。長門さんの…それ、僕も前読みましたよ。いつだったか…」
長門「………!」
古泉「凄く感動的なラブロマンスですよね。僕もお気に入りです。」
長門「………」
古泉「あ、そこに出てる本、全部読みましたよ。分厚いわりにスラスラ読めて…どこで借りたんだっけかな。」
長門「………この本はずっと部室にある。」
古泉「そうなんですか、では恐らくここで読みふけったのでしょう。おかしいことによく思い出せないんですが…」
長門「………」
古泉「どうしてかな…」
288: 2008/05/14(水) 17:30:16.40 ID:BMD26vZZ0
古泉「でも、長門さんと僕は本の相性が良さそうですね。」
長門「………」
古泉「他に何かお気に入りはあるんですか?」
長門「………」
スタスタ… ガサゴソ… ドサッ
古泉「クス、凄いです。こんなに沢山お気に入りがあるんですね。では、1冊に絞るとしたらどれになるんでしょう。」
長門「………」
古泉「…選出出来ませんか」
長門「………」
古泉「ふふ、そうですか。何だか、長門さんらしいと言いますか。では、僕が1冊選んで借りていっても大丈夫でしょうか。」
長門「………」(コクッ
古泉「有難う御座います。どれにしましょうか。…あ、これなんかいいんじゃないでしょうか。」
長門「………」
古泉「見た感じユニークです。文章も…ちょっと特殊です。面白そうですね。」
長門「………お気に入り」
長門「………」
古泉「他に何かお気に入りはあるんですか?」
長門「………」
スタスタ… ガサゴソ… ドサッ
古泉「クス、凄いです。こんなに沢山お気に入りがあるんですね。では、1冊に絞るとしたらどれになるんでしょう。」
長門「………」
古泉「…選出出来ませんか」
長門「………」
古泉「ふふ、そうですか。何だか、長門さんらしいと言いますか。では、僕が1冊選んで借りていっても大丈夫でしょうか。」
長門「………」(コクッ
古泉「有難う御座います。どれにしましょうか。…あ、これなんかいいんじゃないでしょうか。」
長門「………」
古泉「見た感じユニークです。文章も…ちょっと特殊です。面白そうですね。」
長門「………お気に入り」
292: 2008/05/14(水) 17:35:02.27 ID:BMD26vZZ0
古泉「それは期待出来そうです。あ、明日までに返しますよ。」
長門「………返却はいつでも平気。」
古泉「そうですか、感謝します。では涼宮さん達が帰ってくるまで、僕も読みふけると致しましょうか。」
長門「………」
古泉「わくわくしますね」
長門「………」(読書に戻る
古泉「………」
古泉(………長門さんて、とっても綺麗な人だ…)
END
長門「………返却はいつでも平気。」
古泉「そうですか、感謝します。では涼宮さん達が帰ってくるまで、僕も読みふけると致しましょうか。」
長門「………」
古泉「わくわくしますね」
長門「………」(読書に戻る
古泉「………」
古泉(………長門さんて、とっても綺麗な人だ…)
END
294: 2008/05/14(水) 17:37:27.61 ID:BMD26vZZ0
オワリです。
読んでくださってた方、保守してくださった方、有難う御座います!
読んでくださってた方、保守してくださった方、有難う御座います!
297: 2008/05/14(水) 17:41:29.63 ID:nXTZi26g0
おつ!
よかったです
よかったです
302: 2008/05/14(水) 17:44:27.95 ID:udAdbq3Y0
乙
304: 2008/05/14(水) 17:46:01.55 ID:A6BOYKW7O
乙
なんか幸せな気持ちになった
なんか幸せな気持ちになった
引用元: 古泉「長門さんって、とっても綺麗ですね」
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