のちのうどんそば内乱である

日本「蕎麦！うどん！ラーメン！素麺！冷や麦！きしめん！」

大会会場

ﾜｰﾜｰﾜｰﾜｰｻﾞﾜｻﾞﾜ

日本「ここか…」

日本「どいつもこいつも腰がなさそうなやつらだぜ」

台湾「よお日本」

日本「ん？おお、台湾も出場するのか」

台湾「ああ、何故か中国がオッケーをだしたんだ」

台湾「何でも誰がでても負けないから勝手にしろと」

日本「すごい自信だな」

台湾「ああ。やつは今回本気だぜ」

日本「種類が多いだけで味は対したことないくせに…」

日本「あんなやつざる蕎麦で圧勝だぜ…いやあえてラーメンで勝負するか…」

台湾「さすが優勝候補」

日本「ああ負ける気がしないぜ」

台湾「楽しみにしてるぜ」

日本「おおまかせとけ」

日本「(しかしまあライバルらしいライバルもいねえな)」

日本「(中国と…ベトナムくらいか？あとはタイと台湾か…)」

韓国「おい！」

日本「(イタリアもまあ…何だかんだパスタうまいからな)」

韓国「おいこら」

日本「ん？お、韓国か」

韓国「ふん、宿敵日本。どうやら一回戦はおまえとだ」

日本「あーそうなのか(こいつんとこ麺類あったっけ？)」

韓国「絶対勝つ。ビビって逃げんなよ」

日本「んー。ああ(冷麺とかかな？)」

「さあ始まりました！麺類世界No.1決定戦！」

ﾜｰﾜｰ！ﾜｰﾜｰ！

「一回戦は日本対韓国です！」

レディー…！ゴー！！

ｳｵｵｵｵｵｵ！ﾜｰﾜｰ！

日本「よし、まずはさっぱりとした讃岐うどんで勝負だ…！」

日本「ふふ…｣ｸﾞﾂｸﾞﾂ

韓国「…」

日本「(ん…？韓国は何してるんだ？」

韓国｢ふふ…ビビるなよ日本｣ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

韓国「これが俺様の麺料理…！」

韓国「辛ラーメンだ！｣ﾄﾞﾄﾞｰﾝ！

>>20
予想通りすぎワロタｗｗｗｗ

ちゃんぽんとかもあるな

「ななななんと！韓国はインスタントを使ってきた！いきなり賭けにでたぞおお！」

日本「(よし勝った」

韓国「ふふふ…ビビってんだろお～逃げんなよお～」

韓国「これなあ～辛くてうんまいんだぞお～」

日本「そうか(辛いだけで不味いだろ)」

「さあ、それでは審査員による試食タイムです！先攻は日本です」

審査員「ほう…まずはうどんできたか…｣ｽﾞﾙｽﾞﾙ

審査員「ううううううううまい！」

ﾜｰﾜｰ！

審査員「この喉越し…そしてつゆとの相性…」

審査員「そしてさくさくのちくわ天」

審査員「全てが完成されている…！」

ﾜｰﾜｰ！ｷｬｰｷｬｰ！

日本「ふ…」

韓国「…ま、まだわからん」

「さあ、次は後攻の韓国です」

審査員「ふむ…インスタント麺か…」

審査員「こ、これは…！」

審査員「辛い…！」

審査員「辛い…！…うん、辛い」

審査員「辛いですね」

韓国「(勝った…！）」

日本「…」

さあそれでは点数が出ます

韓国「ふふ…(だめだ！まだ笑うなしかし…)」

オオー！75-25！日本の勝利です！

ｳｵｵｵｵｵｵ！ﾜｰﾜｰ！

韓国「はあ？？？」

韓国「おい！こら、おかしいだろ！」

韓国「なんでだ？おい！なんでだよ！」

審査員「え～…韓国さんね。うんとても辛かったですよ…」

審査員「うん…でも、辛い以外感想がうかばないんですよね…」

韓国「はあ？唐辛子最高だろうが？」

審査員「…」

韓国「何だおまえ…あれか？俺のことバカにしてんのか？」

カメラ止めて！

審査員「いえそういうわけじゃ…」

韓国「いやなめてんだろ？何だこれ？茶番か？おい」

審査員「…純粋に評価してこの結果です」

韓国「あぁ！？｣ｶﾞﾀﾝ

？？？「まてい！」

韓国「！！！」

韓国「中国さん…！」

中国「お前の負けだ。消えろ」

韓国「あっ、はい｣ﾃｸﾃｸ

中国「ダッシュ！」

韓国「はい！｣ﾀｯﾀｯﾀｯ

日本「中国…」

中国「ふふ…日本よ…」

中国「お前と当たるのは決勝のようだ…」

中国「それまでに無様に負けぬようにな」

日本「…」

控え室

日本「中国のやつ…よほど自信があるようだ…」

日本「台湾の言ったとおり、今回は本気のようだな…」

イギリス「よお、糞野郎」

日本「ん？イギリス…」

イギリス「次はてめーとだぜ」

日本「一回戦勝ったのか…？」

イギリス「ああ｣ﾄﾞﾔｯ

日本「(何処が負けたんだ？相手はゲロでもだしたのか…？)…審査員の腹は大丈夫なのか？｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

イギリス「…」

イギリス「この野郎…」

イギリスの麺料理・・・麺あるのか？

イギリスの麺料理ってなんだ？

イギリス人ってゆで過ぎてぶよぶよになったパスタ食ってるイメージ

イギリス「…一回戦はジンバブエとだったんだけどな」

イギリス「材料買う金がなくて棄権したから不戦勝だったんだ」

日本「ああ、なるほど！」

日本「あぁ～通りで！あぁ～そうかそうか！」

イギリス「…」

イギリス「ち、ちくしょー！！｣ﾀﾞｯ

「二回戦が始まります。準備をしてください」

日本「さて、いくか…」

台湾「日本！」

日本「お、台湾！」

台湾「次勝ったらどうやらお前とだ」

日本「お、やっと面白くなりそうだな」

台湾「へへ。負ける気ねえぜ」

日本「ああ。俺もだ」

台湾「んじゃな！｣ﾀﾞｯ

日本「台湾、か…」

会場

「何と…中国、100-0！圧勝です！」

ﾜｰﾜｰ！ｳｵｵｵｵｵｵ！

日本「中国…」

イギリス「おい、どっちみてんだこら」

日本「ん？あ、すまん」

イギリス「ったく…」

日本「んじゃ、始めるか」

「日本対イギリス！レディ…！ゴー！」

ﾜｰﾜｰ！

日本「今回は横手焼きそばで勝負だ」

日本「～♪｣ﾀﾝﾀﾝﾀﾝ

イギリス「…｣ｼﾞｭｰ

日本「…？…なっ！」

日本「揚げ物だと！」

日本「何故…？」

イギリス「ふふっ…味じゃお前に勝てないのはわかってるんだよ」

イギリス「ならばボリュームで勝つしかない。そうだろ？」

日本「いや知らんが」

イギリス「…ふふ…これこそ最高のトリオだぜ」

イギリス「フィッシュ＆チップスと英国風ミートソース、そして紅茶だ！｣ﾄﾞﾄﾞﾄﾞｰﾝ

イギリス「うひゃひゃひゃひゃ！」

日本「(それっていいのか…？)」

紅茶が決め手になるかだな・・・

だめだろｗｗｗｗ

「さあそれでは試食タイムです！先攻はイギリスです！」

審査員「…｣ﾊﾟｸｯ

審査員「…｣ｽﾙｽﾙ

審査員「(…まっず！)」

審査員「…｣ｺﾞｸｯｺﾞｸｯ！

イギリス「お～お～料理と紅茶がよっぽど合うみたいだぜ！ガブガブ飲んでやがる！｣ﾄﾞﾔｯ

日本「(いやまずいからだろ…)」

審査員「…(はあ、まずい)」

審査員「…(久々に食ったわこんな不味いの)」

イギリス「ははっ腹いっぱいになって言葉がでないみたいだ！」

日本「(プラス思考は見習いたいな)」

「さあ！次は後攻の日本です！」

審査員「…｣ｽﾞﾙｽﾞﾙ

審査員「…｣ﾊﾟｸｯ

審査員「…うま！」

審査員「え、ちょっ！うま！」

審査員「なんでこれ！え？うま！」

日本「…(そりゃさっきあんなもん食わされたらそう感じるわな)」

イギリス「…あの審査員だまってくえないのか！マナー悪いぞ！」

さあそれでは点数が出ます！

ﾜｰﾜｰ！

10-90！日本の勝利です！

イギリス「…」

イギリス「まあいいや、おまえどうせ次で負けるよ。じゃあな｣ｽﾀｽﾀ

日本「なんだあいつ…」

ｳｵｵｵｵｵｵ！ｳｵｵｵｵｵｵ！ﾜｰﾜｰ！

65-35！ベトナムの勝利です！台湾！まさかの敗退です！

日本「な…！」

台湾「くっ…！」

ベトナム「うふふ…つまんないの」

日本「ベトナム…！」

控え室

台湾「…」

日本「…」

台湾「ベトナムは…強い…」

台湾「まさかだったよ…」

日本「あぁ…」

台湾「お前も気をつけろよ…」

台湾「油断してたらやられるぞ…」

日本「…」

三回戦が始まります！準備をしてください！

台湾「日本…」

日本「ん？」

台湾「がんばれよ！」

日本「お、おお！｣ﾀｯﾀｯ

台湾「へへっ…」

日本「…負けられんな」

会場

ベトナム「あら、もうきたのね」

日本「あぁ」

ベトナム「あなた色んな麺料理が得意だよねっ」

日本「まぁ…」

ベトナム「私は戦えるのフォーくらいしかないけど…」

日本「ほ、ふぉ…」

ベトナム「…馬鹿にしてるの？」

日本「あ、いやそーゆうわけじゃ…」

ベトナム「…フォー、とっても美味しいのよ！」

ベトナム「あなたにだって勝っちゃうわっ！」

日本「ほ、ふぉ～…」

ベトナム「…も、もおいいわ！はじめましょう！」

それでは日本対ベトナム！レディ…！ゴー！

ﾜｰﾜｰｷｬｰｷｬｰ！

日本「(…台湾を破った相手)」

日本「…よし！鴨南蛮で勝負だ！」

控え室

中国「ほお…日本め、本気を出したか」

中国「ふふ…面白い…！」

ベトナム「…！(美味しそうなにおい！)」

ベトナム「(…でもパクチーなら、パクチーならきっと…！)」

日本「…！」

日本「(フォーに合う良い香りだ…！)」

日本「…面白くなってきたぜ！」

ベトナム「(負けられない！)」

イギリス「俺に勝ったんだ、負けたら許さんぞ・・・」

さあそれでは試食タイムです！先攻は日本です！

日本「…」

審査員「…｣ｽﾞﾙｽﾞﾙ

審査員「…｣ﾊﾟｸｯ

審査員「う、うまい！」

審査員「蕎麦の香りと旨味もそうだが」

審査員「それ以上にこの鴨肉！そしてネギ！」

審査員「素晴らしい！見事だ！」

ﾜｰﾜｰ！ｳｵｵｵｵｵｵ！

ベトナム「…」

さあ次は後攻のベトナムです！

審査員「…｣ｽﾞﾙｽﾞﾙ

審査員「…な、なんだこの麺は！」

審査員「しっかりした歯応え…！」

審査員「そしてこのスープ…」

審査員「鶏の旨味が存分にでている」

審査員「全てが究極のバランス…！」

審査員「うまい！」

ﾜｰﾜｰ！ｳｵｵｵｵｵｵ！

日本「…」

さあそれでは点数が出ます！この勝負、勝った方が準決勝進出です！

ﾜｰﾜｰ！ｳｵｵｵｵｵｵ！

日本「…」

ベトナム「(お願い…！)」

60-40！日本の勝利です！

ﾜｰﾜｰ！ｳｵｵｵｵｵｵ！

日本「…」

日本「…危なかった」

ベトナムは焼きそばも美味い

ベトナム「…」

審査員「どちらも素晴らしい味でした」

審査員「…勝負を分けたのは」

審査員「ズバリ鴨とネギでしょう！」

審査員「炙ってあり、香りも味も至高でした」

審査員「この細かなところに光る技が勝負の別れめとなりました！」

ﾜｰﾜｰ！ﾜｰﾜｰ！

ベトナム「日本…」

日本「…」

ベトナム「負けた。完敗だわ。私の負けよ」

日本「…」

ベトナム「…でもね、次、…次があったら…」

ベトナム「…負けないからね！」

ベトナム「じゃあね！｣ﾀﾀｯ

日本「ベトナム…」

日本「強敵だった…」

控え室

日本「次は準決勝か…」

台湾「おい！」

日本「おっ…」

台湾「…」

台湾「やるじゃねえかよ！」

日本「ははっ、勝ったぜ」

台湾「いや～ヒヤヒヤしたぜ」

日本「ははは」

？？？「やはりきたか日本…」

日本「お、お前は…！」

日本「イタリア！」

イタリア「決勝は俺がいかせてもらうぜ」

イタリア「パスタをなめてるみたいだしな」

イタリア「お前だけは俺の手で下してやろうと思ってたよ」

日本「…」

イタリア「たらこパスタだのなめたもん考えやがって」

イタリア「ボッコボコにしてやるぜ！」

準決勝が始まります！準備してください

日本「イタリア…」

日本「おこってたのか…」

日本「たらこパスタうまいのにな…」

日本「…」

台湾「おい！何落ち込んでんだよ」

日本「いや…だって…」

台湾「(弱気な日本にもどってやがる！)」

日本「…｣ｳｼﾞｳｼﾞ

台湾「あぁ～もお！」

台湾「気合いれろや！」バキッ！

日本「…」

日本「いたい…」

日本「…」

台湾「…(だめだこりゃ)」

台湾「(どうすんだよこれ)」

日本「…｣ｳｼﾞｳｼﾞ

？？「…ふん、なさけないやつめ」

台湾「中国！」

中国「たらこパスタを馬鹿にされただけで何をウジウジ…」

中国「何言われても気にしなきゃいいんだ馬鹿者！｣ﾄﾞﾄﾞｰﾝ

台湾「(説得力あるなあ…)」

日本「…」

中国「何だ日本は、経済だけでなく食でも私に負けてしまうのか？」

中国「落ちぶれたものだな！」

日本「な、なんだと…！」

中国「なんだ？事実だろう？」

日本「こ、この！」

日本「決勝で首洗ってまってやがれ！｣ﾀﾞｯ

中国「ふん…」

日本「あ、あとアレンジとただのパクリ一緒にすんな！｣ﾀﾞｯ

中国「なんだと！」

中国「…一緒だろうがあいつめ！」

台湾「(いや違うだろ…)」

さあいよいよ準決勝！
日本対イタリア！
中国対トルコ！
始まります！

ﾜｰﾜｰ！ﾜｰﾜｰ！

イタリア「へっ、ソバでもラーメンでもうどんでもなんでもきやがれ」

日本「…」

イタリア「本物のパスタの前で出せる勇気あんならたらこパスタでもいいぜ！」HAHAHAHAHA

日本「くっ…！」

日本「…パスタ野郎！なんと言おうと勝つのは俺だ！」

イタリア「へっ、やってみやがれ！」

それでは始めます！日本対イタリア！レディ…！ゴー！

ﾜｰ！ｳﾜｰ！ｷｬｰｷｬｰ！

イタリア「最高のアラビアータで勝負だぜ！」

イタリア「…ん？」

イタリア「あいつが茹でてるのは…」

イタリア「パスタだと！」

イタリア「あの野郎！上等じゃねーか！」

日本「…(俺の最大のコンプレックス)」

日本「(自分でアレンジした物を素の料理を考えたやつに馬鹿にされること…)」

日本「(この大会でもラーメン、パスタは得意だったけどださなかった)」

日本「(馬鹿にされるのがいやだったから…)」

日本「(…しかし)」

日本「(俺は今、自分の最大のコンプレックスに打ち勝つ)」

日本「(このナポリタンで…！)」

それでは試食タイムです！先攻はイタリアです！

審査員「…｣ｽﾙｽﾙ

審査員「これは…」

審査員「しっかりしたトマトソースと唐辛子のピリリとした辛さ…！」

審査員「うまい！ただ辛いだけじゃない！」

韓国「(…うっせーよ)」

イタリア「へっ…」

それでは後攻、日本です

審査員「…｣ｽﾙｽﾙ

審査員「…ん？」

審査員「細かく刻んだタマネギ…」

審査員「ウインナーもパスタそのものを邪魔しないようにあっさりしたものを…」

審査員「ピーマンも…うん、うまい」

審査員「…うむ！」

ﾜｰﾜｰ！ｳｵｰ！

それでは点数が出ます！
さあ！この勝負の勝者が、決勝に駒を進めます！

45-55！日本の勝利です！

ﾜｰﾜｰ！ﾜｰﾜｰ！ｳｵｰ！

日本「…勝った」

イタリア「な、なんだと…」

イタリア「な、何故？」

イタリア「どう考えても…俺の方がうまいはずだ…」

審査員「…本当に迷いました」

審査員「どちらも非常にレベルの高い」

審査員「素晴らしい勝負でした」

審査員「私が日本にポイントをいれた理由は…」

審査員「私を見ていたからです」

イタリア「…！」

私をみていたからです！

どういうことなの

私を見ていてくれたからです///

審査員「私は見ての通り高齢です」

審査員「辛いものは好きですが、体調的にキツくも感じてしまいます」

審査員「それに対しこのナポリタンは、非常にあっさり、たべやすく感じました」

審査員「この表をみてください｣ﾋﾗｯ

審査員「若い審査員にはアラビアータが勝っていますが」

審査員「女性や私のような高齢者の審査員にはナポリタンに票を多く入れてます」

審査員「これが日本の勝因の理由です」

イタリア「…」

イタリア「俺のミスか…」

日本「…」

イタリア「…」

イタリア「…女性の事を考えてないとは俺らしくなかったぜ」

イタリア「日本、お前もてないけど気遣いは得意だもんな」

日本「う、うるせー」

イタリア「ちっ、俺とした事が…」

イタリア「…よし、早速帰って次の大会の対策を練るか」

イタリア「負けんじゃねーぞ！また俺と戦うまでな！」

日本「ああ…」

ﾜｰﾜｰ！ｳﾜｰ！

日本「？」

80-20！中国の勝利です！

ｳｵｰ！ﾜｰﾜｰ！ｷｬｰｷｬｰ！

トルコ「くそっ…まじかよ」

中国「ふふふ…」

日本「中国…」

日本「いよいよか…！」

中国強いなｗｗ

控え室

日本「…(どう戦うべきか)」

台湾「やったな日本！」

日本「おう」

台湾「見ててヒヤヒヤしたぜ！」

日本「ははっ」

台湾「準決勝…トルコも相当レベル高かったぜ」

台湾「それを80-20なんて…」

日本「…ああ」

台湾「決勝…何出してくるかはわからねえ」

台湾「ただ、とんでもないものを残してるのは確かだ」

日本「…」

台湾「…まあ！がんばれ！」

日本「…あ、ああ」

台湾「なーに今まで４つ勝ってきたんだ」

台湾「後一回勝てば良いだけって考えれば楽勝だろ！？」

日本「…よし」

日本「頑張るぜ！」

台湾「よっしゃ！」

台湾は一回戦ボーイのくせに偉そうだなｗｗ

台湾かっけー

日本「…(ラーメンでいくか）」

日本「(正直、中国がラーメンを出してきても）」

日本「(日本式のラーメンを出せば、イタリア戦ほど苦戦しない気もする）」

日本「(しかし、中国はラーメンだけじゃない…）」

日本「(どうするべきか…)」

ベトナム「随分悩んでるわね」

日本「ベトナム？」

ベトナム「決勝なんだから、好きなもん出せばいいじゃない」

ベトナム「まあ私だったらフォーだすけど」

日本「ふ、ふお～…」

ベトナム「…」

イタリア「ベトナムのいう通りだ」

日本「イタリア…」

イタリア「お前が1番審査員に受けるって思うもんで勝負すればいい」

イタリア「まあ俺は…」イギリス「それでお前に負けたがな」

イタリア「(この野郎…)」

まもなく決勝戦が始まります！
日本、中国は準備をしてください！

ﾜｰﾜｰ！

日本「…よしわかった！」

日本「決まった！迷惑かけたなお前ら！」

イタリア「負けんじゃねーぞ」

日本「ああ…！」

ベトナム「がんばって～」

日本「おう！いってくる！｣ﾀﾞｯ

イギリス「まあでも多分負けると思うよ。うん」

韓国「あったりめーだろ」

さあいよいよ始まります！日本対中国の決勝戦です

ﾜｰﾜｰ！ｳｵｰ！ﾜｰ！

中国「やはりきたか…！」

日本「ああ」

中国「…俺は何事にも負けたくないと思うのは」

中国「アメリカ…」

中国「そしてもう一人は日本、お前だ！」

日本「中国…」

日本「お前の様々な分野の躍進、認めよう！」

日本「しかし…」

日本「麺類、いや…食に関しては負けられん！」

中国「…ふん」

日本、中国「「食のアジアの盟主はこの俺だ！」」

それでは決勝戦！レディ…！ゴー！

ﾜｰﾜｰ！ﾜｰﾜｰ！ｷｬｰｷｬｰ！

日本「(中国…)」

日本「(お前の作る料理、どれをとっても魅力的…）」

日本「(そして俺もたくさん影響を受けた…）」

日本「(コンプレックスはさっきの戦いでなくなった…)」

日本「(…が)」

日本「(ラーメンは出したくない)」

日本「(中国…俺はお前を超える！)」

日本「(そう…)」

日本「(この天ざるで！)」

天ザルか

直球ど真ん中できたな

中国「(日本…)」

中国「(何を出してくる？)」

中国「(ラーメンか？)」

中国「(…あえて何を出すか見ないようにしよう)」

中国「(何故なら何を出してきても私の勝ちだ…！）」

中国「(そう…！)」

中国「(この刀削麺でな…！)」

さあそれでは試食タイムです！
先攻は日本です！

ﾜｰﾜｰ！ﾜｰﾜｰ！

審査員「まずは蕎麦を…｣ｽﾞﾙｽﾞﾙ

審査員「…良い香りだ！」

日本「天ぷらは塩でもつゆでもお好きな方でお召し上がりください」

審査員「うむ…｣ｻｸｻｸｯ

審査員「…」

審査員「…う～む！」

審査員「お見事！」

ﾜｰﾜｰ！ｳｵｰｷｬｰｷｬｰ！

中国「それでこそ私のライバル…！」

このスレのせいで腹減ってきたわ

それでは後攻、中国の試食タイムです！

ﾜｰﾜｰ！ｷｬｰｷｬｰ！

審査員「…｣ｽﾞﾙｽﾞﾙ

審査員「…面白い！」

審査員「独特の食感だ…！｣ｽﾞｽﾞｰ

審査員「ニンニクの風味も素晴らしい…」

審査員「そしてなにより」

審査員「この肉あん…」

審査員「さすが中国！長い歴史を感じさせる！」

審査員「うまい！」

ﾜｰﾜｰｳｵｰ！ｳｵｰ！

それではお待たせしました！
点数が出ます！
この大会の優勝者は…！

日本「…」

中国「…」

51-49で日本がチャンピオンです！

ﾜｰﾜｰ！ｳｵｰ！ｷｬｰ！ﾜｰ！

日本「…」

日本「勝ったのか…」

中国「…」

中国「…日本」

日本「…中国」

中国「…」

中国「私の負けだ…」

日本「…」

中国「…お前を認めよう」

中国「だが…認めるだけじゃない」

中国「この負けた経験から学び、活かし、次は圧倒的大差で貴様に勝つ！」

日本「あぁ…」

日本「俺もお前に負けんよう精進怠らず努力する」

日本「次も俺が勝つ…！」

中国「ふっ…」

ﾜｰﾜｰｷｬｰｷｬｰ！ｳｵｰ！

それでは表彰式までお待ちください！

ﾜｰﾜｰ！ｷｬｰｷｬｰ！

控え室

日本「ふぅ…」

台湾「おめでとう」

日本「お、おう！」

イタリア「ギリギリだったじゃねえか！俺は三位決定戦圧勝だったぜ」

トルコ「…」

日本「…ほんとに、良かった…」ぐてん

日本「…」

台湾「寝ちゃったよ…」

イタリア「よほど気力をつかったんだろうな…」

ベトナム「でも表彰式始まっちゃうから起こさなきゃ」

ベトナム「ほら、起きて起きて｣ﾍﾞｼﾍﾞｼ

日本「…！ん？」

ベトナム「起きて起きて｣ﾍﾞｼﾍﾞｼ

イギリス「起きて起きて｣ﾍﾞｼﾍﾞｼ

日本「うわっ…！いてっ！わかったわかった！｣ﾑｸｯ

観戦モニター室

？？？「…」

ﾁｬ～ﾁｬ～ﾁｬﾁｬ～チャ～♪

「今、日本に優勝トロフィーが授与されました！」

ﾜｰﾜｰ！ｷｬｰｷｬｰ！

？？？「…」

？？？「…ハッハッハッ」

？？？「…ナルホド～面白い大会デスネ～！」

？？？「…次は」

アメリカ「コノアメリカが優勝シマ～ス」

アメリカ「HAHAHAHAHA！」


おわり

>>774
乙

アメリカに麺ってあったっけ？

>>1
乙！

さーて、カップめんでも買いにいくか！！

メリケンだけなぜカタコトｗｗ
面白かったー>>1乙

アメリカに優勝できるだけの麺料理ってあったか…？

無駄にカ口リー高い料理出してきそう

>>774
乙
普通に面白かった

腹減った
長浜ラーメンでも行ってくるか

腹が減るスレ

面白かったが
腹へった