1:◆x8ozAX/AOWSO 2019/06/05(水) 19:29:43.85 ID:unVTGox1O
2: 2019/06/05(水) 19:30:37.22 ID:unVTGox1O
P「なぁ冬優子」
冬優子「んー、なに?」
P「もしさ、明日地球が滅びるとしたらどうする?」
冬優子「……なによ、いきなり」
P「なんとなーく、冬優子ならどうするか気になってさ」
冬優子「……さぁ、その時になってみないと分からないわ」
P「ま、そうだよなぁ」
冬優子「気に入らない返答だったかしら?」
P「いや、そういう訳じゃないさ」
3: 2019/06/05(水) 19:31:06.48 ID:unVTGox1O
冬優子「……でも、きっと……その時になっても、今みたいにあんたと下らない話ししてると思うわ」
P「下ら……まぁ、そうかもな。俺もそんな気がするよ」
冬優子「…………あんたねぇ」
P「…………悪い」
冬優子「……現実逃避はそろそろ終わりにしなさい」
P「……あぁ、そうだな。なにが『もしさ、明日地球が滅びるとしたらどうする?』だよ……」
冬優子「……ねぇ、あんた……」
P「……なぁ、冬優子……」
4: 2019/06/05(水) 19:31:38.48 ID:unVTGox1O
P・冬優子「「……なんで一緒にラブホで寝てるの?!?!!」」
5: 2019/06/05(水) 19:32:07.02 ID:unVTGox1O
P「いやいやいやいや! マジで記憶ないんだけど! えっ、俺が冬優子に?! いや有り得ないだろ! 大丈夫か俺!」
冬優子「はぁぁぁ?! ふゆに魅力がないって言いたいの? ならこっちだってあんたみたいな男は願い下げよ!!」
P「いや冬優子はすっごく魅力的だけどさ! 俺たちの立場!」
冬優子「……そ、なら良いわ」
P「良くないんだよなぁ」
冬優子「そうよ良くないわよ!!」
P「ってか落ち着け? 本当に行為に至ってるか? 終電逃して普通に寝てただけの可能性も」
冬優子「……腰痛い」
P「はい」
6: 2019/06/05(水) 19:32:33.48 ID:unVTGox1O
P「……昨夜、何あった?」
冬優子「うぅん……何も思い出せないわ」
P「思い出せないって事は飲んでたんじゃないか?」
冬優子「あ、そうよ。昨日はふゆの成人祝いにって二人で飲みに行ったんだったわ」
P「あ、誕生日おめでとう。冬優子も大人になったんだな」
冬優子「あんたに大人にされたのよ」
P「そうだったな、HAHAHA」
冬優子「頃すわよ」
P「ごめん」
7: 2019/06/05(水) 19:33:01.21 ID:unVTGox1O
P「……取り敢えずシャワー浴びて帰るか」
冬優子「そうね……今回の事はお互い忘れるのが一番よ」
P「だなぁ……」
冬優子「……なによあんた、本当に忘れるつもり?」
P「いや、責任の取り方は少し考えさせてくれ」
冬優子「よっしゃあ!」
P「あー、今日休みで良かった。もう12時だぞ」
冬優子「げ、ふゆ何か予定あった気がするのよね」
P「……俺も何かあったような……」
8: 2019/06/05(水) 19:33:27.09 ID:unVTGox1O
P・冬優子「「あっ」」
P「事務所で冬優子の誕生日パーティじゃねぇか!」
冬優子「どうすんのよ! 時間は?!」
P「13時からだった急げば筈だからまだギリ間に合う!」
冬優子「シャワー浴びる時間ある?」
P「俺か冬優子片方だけなら」
冬優子「バレたら大変ね……今回限り許可するから一緒に浴びるわよ」
P「ひゅーひゅー!」
冬優子「警察」
P「ごめん」
9: 2019/06/05(水) 19:33:54.33 ID:unVTGox1O
バタンッ!
P「おはようございます! っふぅ……セーフ、間に合った……」
冬優子「すぅー……ふふっ、おはようございますっ♡」
はづき「おはようございます~」
P「あ、今更だけどさ」
冬優子「何よ」
P「俺たち今多分同じ匂いするぞ」
冬優子「一旦事務所出るわよ」
10: 2019/06/05(水) 19:34:21.34 ID:unVTGox1O
バタンッ
冬優子「もっと早く言いなさいよバカ」
P「急いでたんだからしょうがないだろ」
冬優子「あんたちょっとゴミ浴びて来なさい」
P「嫌に決まってんだろ。冬優子お前なんかきっつい香水とかないのか?」
冬優子「……仕方ないわね。コンビニでファブリーズ買うわよ」
P「俺リセッシュ派」
冬優子「飲ますわよ」
P「ワガママ言って悪かった」
冬優子「もっと早く言いなさいよバカ」
P「急いでたんだからしょうがないだろ」
冬優子「あんたちょっとゴミ浴びて来なさい」
P「嫌に決まってんだろ。冬優子お前なんかきっつい香水とかないのか?」
冬優子「……仕方ないわね。コンビニでファブリーズ買うわよ」
P「俺リセッシュ派」
冬優子「飲ますわよ」
P「ワガママ言って悪かった」
11: 2019/06/05(水) 19:35:06.19 ID:unVTGox1O
シュッ、シュッ
冬優子「他にバレる要因になりそうなものは無いかしら?」
P「大丈夫……な筈。最悪上手く誤魔化そう。俺たちなら上手く誤魔化せるだろ」
冬優子「そうね……行くわよ」
P「おう」
ガチャ
P・冬優子「「おはようございまーす!」」
「わ゛ぁ゛、同伴出勤ですぅ゛ー!!」
P・冬優子「「だれがコイツなんかと!!」
冬優子「……ごほんっ、おはようございますっ♡」
12: 2019/06/05(水) 19:35:47.08 ID:unVTGox1O
千雪「……プロデューサーさん、ご帰宅なさってないんですか……? 昨日とシャツが同じで……」
結華「おつかれPたん、なんか寝不足っぽい?」
あさひ「あれ? 冬優子ちゃんも昨日と服が同じっす!」
愛依「二人とも帰ってないとか、もしかしちゃう系~?」
P・冬優子「「…………っな訳無いだろ(でしょ)!」」
皆さま((((((…………あっ))))))
13: 2019/06/05(水) 19:36:14.61 ID:unVTGox1O
千雪「…………プロデューサーさん?」
結華「うっそでしょPたん」
あさひ「冬優子ちゃん何かあったっすか?」
はづき「プロデューサーさ~ん?」
冬優子「ふ、ふゆは……あーもう良いわ、あんた上手く誤魔化して」
P「…………なぁ、みんな!!」
14: 2019/06/05(水) 19:36:42.08 ID:unVTGox1O
P「えっと……もしさ、明日地球が滅びるとしたらどうする?」
冬優子「誤魔化すの下手か」
15: 2019/06/05(水) 19:37:50.53 ID:unVTGox1O
以上です
お付き合い、ありがとうございました
最近書いたものです、よろしければ是非
黛冬優子の逃避行
黛冬優子『十八歳未満は購入する事が出来ません』
黛冬優子『秘密の共有は信頼の証とも言い換えられます』
お付き合い、ありがとうございました
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黛冬優子の逃避行
黛冬優子『十八歳未満は購入する事が出来ません』
黛冬優子『秘密の共有は信頼の証とも言い換えられます』
17: 2019/06/06(木) 07:58:10.69 ID:LyoFbDYVO
乙乙
これだけなら(よし、楽しく話せたな)なのになぁ……
これだけなら(よし、楽しく話せたな)なのになぁ……
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