1: 2012/02/13(月) 23:43:04.20 ID:987o/Kfd0
梓「そうなんですか?」
唯「うん。不思議だよね。今ちゃんと空で光ってるのに本当はもう爆発しちゃって存在してないのかもしれないなんて」
梓「……」
唯「目に見えるものは以外と信用しきれなくて困るね」エヘヘ
梓「…手繋ぎましょうか」
唯「うん…」
梓「・・・・・・」
唯「・・・・・・」
―――ぎゅ
唯「うん。不思議だよね。今ちゃんと空で光ってるのに本当はもう爆発しちゃって存在してないのかもしれないなんて」
梓「……」
唯「目に見えるものは以外と信用しきれなくて困るね」エヘヘ
梓「…手繋ぎましょうか」
唯「うん…」
梓「・・・・・・」
唯「・・・・・・」
―――ぎゅ
5: 2012/02/13(月) 23:45:19.13 ID:987o/Kfd0
梓「唯先輩の手、あったかいです」
唯「あずにゃんこそあったかいよ~」
梓「目に見えてますが、」
唯「うん?」
梓「目に、私は見えているでしょうが、ちゃんといますからね?私は。先輩のそばにずっといますから」
唯「そうなの?」
梓「はい、そうですよ。信じられませんか?」
唯「だって…あのオリオン座の光だっていつかは消えちゃうんだよ?」
梓「そうですね・・・」
唯「そんなの無理だよ、難しいよ」
7: 2012/02/13(月) 23:46:21.52 ID:987o/Kfd0
梓「…いつかは消えてしまうかもしれませんが、
今はまだオリオン座はちゃんとあそこで光っていて、そして私は先輩と手を繋いでいます」
唯「…うん」
梓「永遠はないです。それはすべてのものに共通です。でも、だから、だからこそ今を大切にしましょう」
唯「…今を大切」
梓「はい。そうやって今って瞬間をずっと続けていきましょう」
梓「そしたら・・・」
唯「?」
今はまだオリオン座はちゃんとあそこで光っていて、そして私は先輩と手を繋いでいます」
唯「…うん」
梓「永遠はないです。それはすべてのものに共通です。でも、だから、だからこそ今を大切にしましょう」
唯「…今を大切」
梓「はい。そうやって今って瞬間をずっと続けていきましょう」
梓「そしたら・・・」
唯「?」
8: 2012/02/13(月) 23:47:36.49 ID:987o/Kfd0
梓「えへへ・・・そしたら、きっと、なんてことはないです。オリオン座が消えてしまうことも、」
梓「いつかは1人ぼっちになることも…」
唯「…そういうの、さみしいね」
梓「はい。とってもさみしいです。でも、だからこそ、もっといとおしくなるんです、今この瞬間ってやつが」チラッ
唯「だね」
梓「それに、終わりがあることを知ってしまったから、誰と自分が本当にいたいのかよくわかるっていうか」チラッ
唯「・・・」
梓「・・・終わるからこそ、その人ともっと強くいたいって心から強く思う自分を自覚する・・・というか・・・」チラッ
唯「そんなに見なくても、おんなじ気持ちだよ」えへへ
梓「そ・・・」
唯「そ?」
梓「いつかは1人ぼっちになることも…」
唯「…そういうの、さみしいね」
梓「はい。とってもさみしいです。でも、だからこそ、もっといとおしくなるんです、今この瞬間ってやつが」チラッ
唯「だね」
梓「それに、終わりがあることを知ってしまったから、誰と自分が本当にいたいのかよくわかるっていうか」チラッ
唯「・・・」
梓「・・・終わるからこそ、その人ともっと強くいたいって心から強く思う自分を自覚する・・・というか・・・」チラッ
唯「そんなに見なくても、おんなじ気持ちだよ」えへへ
梓「そ・・・」
唯「そ?」
10: 2012/02/13(月) 23:51:08.05 ID:987o/Kfd0
梓「あ、いえ。やっぱなんでもないです」
唯「そういうの、もうやめようって約束したでしょ?」
梓「ぐっ」
唯「なーに?あずにゃん。あずにゃんのことはなんでも知りたいんだよ?」
梓「たいしたことじゃ・・・ないですし・・・」
唯「ゆって?」
梓「・・・『それはとても、、、胸があったかくなりますね』って言おうとしただけです」
唯「あずにゃん、ギュとして」
梓「いきなりなに言うですか…」
唯「手の温もりじゃたりないよ~。もっと、あずにゃんがここにいること私に信じさせて?」
梓「…」
唯「ね?」
梓「…し、しかたないです…」
―――ギュ
唯「そういうの、もうやめようって約束したでしょ?」
梓「ぐっ」
唯「なーに?あずにゃん。あずにゃんのことはなんでも知りたいんだよ?」
梓「たいしたことじゃ・・・ないですし・・・」
唯「ゆって?」
梓「・・・『それはとても、、、胸があったかくなりますね』って言おうとしただけです」
唯「あずにゃん、ギュとして」
梓「いきなりなに言うですか…」
唯「手の温もりじゃたりないよ~。もっと、あずにゃんがここにいること私に信じさせて?」
梓「…」
唯「ね?」
梓「…し、しかたないです…」
―――ギュ
11: 2012/02/13(月) 23:51:52.22 ID:987o/Kfd0
唯「えへへ…あったかあったかだね」ギュゥウ
梓「ち、ちゃんとわかりました?私の居場所…」
唯「うん。あずにゃんここにいるね。たしかにここにいる」
梓「ふふ…ならよかったです。見失わないでくださいね?」
唯「ゆっくりゆっくり、2人で年をとっていこうね」
梓「なんですか、それ」
唯「3つ並んでる星みたいにさ、ずっとそばにいてね?」
梓「私と2人だと、1つ足りないですけど、・・・それでもいいんですか?」
唯「足りないものを数えてもしかたがないよ。それよりもあずにゃんがそばにいてくれることのほうがずっと私には大事なことだよ」
梓「そ、そうですか」
唯「あずにゃん、照れた?」
梓「て!?照れてないです!?」
梓「ち、ちゃんとわかりました?私の居場所…」
唯「うん。あずにゃんここにいるね。たしかにここにいる」
梓「ふふ…ならよかったです。見失わないでくださいね?」
唯「ゆっくりゆっくり、2人で年をとっていこうね」
梓「なんですか、それ」
唯「3つ並んでる星みたいにさ、ずっとそばにいてね?」
梓「私と2人だと、1つ足りないですけど、・・・それでもいいんですか?」
唯「足りないものを数えてもしかたがないよ。それよりもあずにゃんがそばにいてくれることのほうがずっと私には大事なことだよ」
梓「そ、そうですか」
唯「あずにゃん、照れた?」
梓「て!?照れてないです!?」
12: 2012/02/13(月) 23:52:32.13 ID:987o/Kfd0
唯「えへへ…あ、あずにゃん。それでもやっぱり、オリオン座がきれいだよ」
梓「本当ですね。…なぞりたくなっちゃいます」
唯「ずっとこうしていたいね、あずにゃんとオリオン座、ながめていたいよ」
梓「私もです、唯先輩」
唯「きれいだね~」
梓「きれいですね~」
おわり
梓「本当ですね。…なぞりたくなっちゃいます」
唯「ずっとこうしていたいね、あずにゃんとオリオン座、ながめていたいよ」
梓「私もです、唯先輩」
唯「きれいだね~」
梓「きれいですね~」
おわり
13: 2012/02/13(月) 23:55:03.22 ID:ZYE4fQcq0
真夏のオリオン
14: 2012/02/13(月) 23:57:03.45 ID:h+F0UDGS0
乙
15: 2012/02/13(月) 23:57:28.61 ID:zSkVtiho0
唯梓かわいいな
乙
乙
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