2: 2013/06/06(木) 00:16:47.51 ID:4wMzUC2s0
初美「霞ちゃん、ナウいってなんですかー?」

霞「あら知らないの? 今風でイケてるってことなのよ」

初美「そうなんですかー。私ナウいんですかー」

霞「そうよ、初美ちゃん。ナウでイケイケよ」


小蒔「私もナウい女性になれるよう頑張ります!」

巴「姫様、お願いですからナウいという言葉は使わないで下さい」

春「……ありえんてぃー」

8: 2013/06/06(木) 00:20:59.83 ID:4wMzUC2s0
霞「おっはー、初美ちゃん」

初美「わっ、なんですかその挨拶は!?」

霞「ふふ、今流行りの挨拶の仕方なのよ」

初美「いいですねー。私も、おっはーです!」

霞「おっはー」


小蒔「巴ちゃん巴ちゃん、おっはー」

巴「挨拶はきちんと、正しくしましょうね姫様」

春「……おっはーでマヨチュッチュ」

10: 2013/06/06(木) 00:25:16.48 ID:4wMzUC2s0
霞「だっちゅーの」プルルン

初美「……霞ちゃん、何をしてるんですか?」ピキピキ

霞「今大人気のギャグなのよ。ふふ、面白いでしょう?」

初美「……」

霞「あら、どうしたの初美ちゃん?」

初美「嫌味なのですかー!!!」ウガー


小蒔「知らなかったです、大人気のギャグだったんですね」

巴「そうですね、数十年前に大ヒットしたギャグですが」

春「……姫様とコンビ組ませたら……イケるかも」

12: 2013/06/06(木) 00:29:29.28 ID:4wMzUC2s0
霞「初美ちゃん。……もみじ饅頭!!」グワッ

初美「いきなりどうしたんですか、霞ちゃん!?」

霞「知らないの? 今流行りの一発ギャグなのよ」

初美「はー、まったく知らなかったのですよー」

霞「あらあら、初美ちゃんは相変わらず流行に疎いわね」


小蒔「私はもみじ饅頭より、かるかん饅頭の方が好きですね」

巴「いや、そういうことではありませんよ」

春「……霞さんは鹿児島のがばいばあちゃん」

14: 2013/06/06(木) 00:33:44.73 ID:4wMzUC2s0
初美「霞ちゃんって物知りですよねー」

霞「あらそう? ふふ、ありがとう」

初美「まるで、おばあちゃんの知恵袋なのですよー」

霞「えっ?」ピキ

初美「あっ……」シマッタ

霞「初美ちゃーん……今の発言はMK5よ」ゴゴゴ

初美「よ、よく意味が分かりませんがごめんなさいですー!!」


小蒔「なんかカッコいいですね、MK5って言葉。どういう意味ですか?」

巴「【M】麻雀で【K】頃しあう【5】秒前って意味なので絶対に使わないで下さいね」

春「……例文、小鍛冶プロと一局打つことはMK5である」

16: 2013/06/06(木) 00:37:59.26 ID:4wMzUC2s0
霞「えっと、この問題は……」カキカキ

初美「霞ちゃんお勉強ですかー?」

霞「ええ。私たち学生の本分もきちんとこなさないといけませんからね」カキカキ

初美「あれ? 珍しい筆箱使ってますねー」

霞「凄いわよこの筆箱。なんとね、象が踏んでも壊れないのよ!」

初美「象がですか!? 凄いですね!!」

霞「ふふふ、そうでしょう」


小蒔「私も欲しいです! 巴ちゃん、買いに行きましょう!!」

巴「姫様にはこちらのペンケースがあるじゃないですか。だから止めましょうお願いですから」

春「……私の筆箱は多機能筆箱」ドヤァ

18: 2013/06/06(木) 00:42:15.78 ID:4wMzUC2s0
霞「昔は給食ってあったわよね」

初美「ありましたねー。私は鶏のから揚げとデザートのプリンタルトが大好きでした」

霞「私はそうね……ミルメークとメルルーサが好きだったわ」

初美「はい?」

霞「ミルメークは毎回濃さを変えて飲んでたわね」

初美「うーん、食べた記憶がないのですよー」


小蒔「私も食べたことありませんね。もしかして霞ちゃんは違う学校だったのですかね?」

巴「いえ、姫様と同じ学校でしたよ」

春「……黒糖、出なかったな」

20: 2013/06/06(木) 00:46:24.22 ID:4wMzUC2s0
初美「霞ちゃん、掲示板に書き込みってどうやったらいいんですかー?」

霞「いきなりどうしたの初美ちゃん?」

初美「今時の若者は、掲示板に書き込みをするって聞いたんですよー」

霞「あらそうだったのね。それじゃあ、書き込む内容をこの紙に書いてね」

初美「はいですよー。えっと……できましたー」

霞「そしたら、これを部室の掲示板に張って……よし、これで完成よ」

初美「これが掲示板に書き込むってことなんですねー」

霞「そうよ。簡単でしょう?」


小蒔「えっと……今度みんなで遠足に行きましょうっと」カキカキ

巴「姫様、何を書いてるんですか?」

春「……『久は俺の嫁、異論は認めない!』……と」カコカコ

23: 2013/06/06(木) 00:50:51.22 ID:4wMzUC2s0
初美「最近ゲームとかしなくなりましたねー」

霞「そうね。ゲームといえば記録するのを忘れてしまって、それまでの苦労が水の泡になったことないかしら?」

初美「ありましたねー」

霞「少しだけっていって、何時間も没頭してやっちゃったり」

初美「ありましたねー」

霞「中々起動しなくて、何度もカセットをフーってしたり」

初美「ありまし――あれ?」


小蒔「え、えいっ!! やっ!!」ブンブン

巴「姫様落ち着いて、W○iはそんなに振らなくても操作できますから」

春「……ゲームは一日一時間」

25: 2013/06/06(木) 00:55:13.76 ID:4wMzUC2s0
初美「海水浴で着る水着を買いに来たのですよー」

霞「初美ちゃん、どうかしらこれ?」

初美「わっ、霞ちゃんすっごいきわどい水着なのですよー!」

霞「ふふ、ハイレグっていうのよ、これ」

初美「ハイレグですか……すごくナウいですよー!」

霞「あら、ナウでヤングでイケイケかしら」


小蒔「わ、私もナウい女性になるために、こ、この紐みたいな水着に挑戦を……」

巴「姫様にはこちらの水着がお似合いですので、Tバックなんか絶対に着たりしないで下さいね」

春「……ナウでヤングでイケイケ(笑)」

26: 2013/06/06(木) 00:59:22.00 ID:4wMzUC2s0
初美「絶好の海水浴日和なのですよー」

霞「せっかくだから、海を背に一枚写真でも撮りましょうか?」

初美「いいですねー。それじゃこれで一枚お願いしますよー」スッ

霞「初美ちゃーん、撮るわよ……あら? 大変初美ちゃん!?」

初美「どうしたんですかー霞ちゃん?」

霞「このカメラおかしいわ。フィルムを巻く為のまわしがないんですもの」


トシ「さて、みんなが楽しくしてるところを写真に残しとこうかね」カシャカシャ

豊音「わー、熊倉せんせー! ちょー楽しいよー」パチャパチャ

春「……最新の一眼レフを自在に……」

28: 2013/06/06(木) 01:03:30.51 ID:4wMzUC2s0
初美「それでですねー」

霞「あら初美ちゃん、誰とお話ししているの?」

初美「すいません、少しいいですか――はい」

初美「電話で塞ちゃんとお話ししてたのですよー」

霞「電話? それが電話機なの?」

初美「そうですよー」

霞「あらあら、最近のPHSは随分ハイカラな形してるのね」

初美「ピーエOチエス? ハイカラ?」


小蒔「えっと、『今度また麻雀を打ちましょうね』」カコカコ

巴「文章を入力しましたら、次は送信ボタンを押して下さいね。そしたらメールが送られますので」

春「……未だに霞さんのポケベルは現役」

31: 2013/06/06(木) 01:07:53.25 ID:4wMzUC2s0
霞「えっと、どれが携帯電話という物なのかしら?」

巴「ここに置いてある物のほとんどがそうです」

霞「嘘でしょう? だってこの電話機、ボタンがついてないじゃない!」

巴「これはスマートフォンといって、タッチパネルになってますのでボタンは必要ないんですよ」

霞「あの巴ちゃん? タッチパネルって何かしら?」

巴「……霞さんにはこちらの携帯がいいんじゃないですかね?」スッ

霞「えっと……あら、とても使い易いわ。これにしようかしら」

巴(言えない……高齢者向けの携帯電話だなんて……)


初美「私もそろそろ機種変更したいですねー」

春「……はっちゃんにピッタリ、この携帯」

初美「本当ですかー……って、これ子供用携帯じゃないですかー!!」ウガー

小蒔「ふ、二人とも喧嘩しないで仲良くして下さいね」

32: 2013/06/06(木) 01:12:06.79 ID:4wMzUC2s0
健夜「はぁ……一度でいいから誰かに本気で愛してもらいたいな」

霞「そうですよね。女の子なら誰でも一度はそう思いますよね」

はやり「はいはーい、はやりは一度でいいから、あすなろ抱きされたいな☆!」

健夜「うわぁ、いいねあすなろ抱き! 私もされたいよ!!」キャーキャー

霞「私もあすなろ抱きには憧れますね」


春「……何、あれ?」

良子「何やら意気投合したようで、すっかり三人はフレンドリーな関係みたいです」

春「……あぁ、アラフォーの集いなんだ」

良子「イエスイエス」

33: 2013/06/06(木) 01:16:29.85 ID:4wMzUC2s0
健夜「私は、ドラマみたいな恋愛してみたいな。東京ラ○ストーリーとかロング○ケーションみたいな」

霞「東京ラブ○トーリーっていったら、あのセリフは驚いたわよね」

はやり「はやりもね、家族で見てて凍りついたの覚えてるよ」

健夜「私なんて、母親にどんな意味なのか聞いて怒られたよ」


春「……ねえ、どんなセリフだったの?」

良子「ハルはまだ知らなくていいことです」

春「……そう」

良子「そうですそうです」

春「…………セック――」

良子「シャラップ!!」

36: 2013/06/06(木) 01:20:48.17 ID:4wMzUC2s0
霞「皆さんは理想の告白のされ方とかありますか?」

健夜「私はどんな形でも告白されたいけど、できれば正面から愛してるって言ってもらいたいな」

はやり「はやりはね、電話で言ってもらいたいな! 某野球漫画みたいな感じで☆!」

健夜「分かる分かる~!! 電話で真剣な声で、『小鍛治健夜を世界で一番愛しています』なんてね~!!」バンバン

霞「まあ、素敵ですね」


春「……」ジー

良子「ハル、何を撮っているのですか?」

春「……興奮してる小鍛治プロ。福与アナにあげようと思って」

良子「そうですか、それならノーウェイですね」

37: 2013/06/06(木) 01:25:20.15 ID:4wMzUC2s0
咏「あれぃ? やけに楽しそうだねぃ。私もまぜてほっしいな~」

はやり「咏ちゃーん。いいよん、こっち座って」

健夜「ドラマもいいけど、マンガみたいな恋愛も憧れるよね」

咏「マンガみたいな恋愛? ○に届けとか、N○NAとかかい?」

健夜「えっ、何それ?」

霞「名前は聞いたことあるのですが……」

咏「あれ?」

健夜「やっぱり、セーラ○ムーンとかレイ○ースあたりが夢があっていいよね!」

はやり「はやりもタキ○ード仮面様に助けてもらいたーい☆」

霞「私はフ○リオさんのような殿方が理想ですね」

38: 2013/06/06(木) 01:29:30.69 ID:4wMzUC2s0
咏「……」ポカーン

はやり「あれ、咏ちゃん? どうしたの?」

咏「わ、わっかんねー! 全てがわっかんねー!!」

健夜「それはいいから、咏ちゃんは誰がいいのかな?」

咏「いや、マジでわかんないんですけど」

霞「あら」

咏「作品の名前くらいは聞いたことあるけど、さすがにキャラクター名までは……」

はやり「嘘!? 咏ちゃん見たことないの!?」

健夜「絶対見た方がいいって! 何だったら私の持ってるマンガ全巻貸すよ?」

霞「それでしたら、これからみんなで鑑賞会でも開いて見ることにしませんか?」

はやり「おっ、霞ちゃんそれいいねー☆」

咏「い、いや、私は別に興味ないんですけど……」

健夜「来・る・よ・ね……咏ちゃ~ん」ゴゴゴ

咏「ひぃっ、は、はい……行かせていただきます……」ビクビク

39: 2013/06/06(木) 01:33:41.17 ID:4wMzUC2s0
はやり「それじゃ、みんなではやりの家に行っくよー☆!」

健夜「楽しみだな~」

霞「そうですね」

咏「だ、誰か助けて……」グスッ


良子「助けなくてもよいのですか、針生アナ?」

えり「ハァハァ、怯えて涙目の三尋木プロも可愛いです」カシャカシャ

良子「……これはすでにトゥーレイト(手遅れ)ですね」

春「……オチてないけど、おしまい」ポリポリ




霞「初美ちゃんの服装ってナウいわよね」  カン

41: 2013/06/06(木) 01:34:38.10 ID:4wMzUC2s0
代行、支援ありがとうございました。

数日前の咲総合スレでこんな感じの話題があって
何気なく霞さんがチョベリバって言うのを
レスした時に思いついて、その勢いで書いたやつです。

これとは別に霞さんで一本書き溜め中ですので、近い内に投下したいです。

42: 2013/06/06(木) 01:34:53.06 ID:mXxRXkHo0

引用元: 霞「初美ちゃんの服装ってナウいわよね」