1: 2013/01/03(木) 00:11:07.32 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「そりゃカヲル君はいい人だと思うよ。優しいしさ」
シンジ「でも一緒にいると時々つらいんだ」
シンジ「カヲル君は格好いいから、ただ一緒にいるだけなのに僕が小判鮫みたいに見られちゃうし」
シンジ「カヲル君って何をするにもやたら距離が近いから、周りからホ〇だとかいじられるし」
シンジ「冗談でもそういうのはちょっと…やなんだよ」
シンジ「でも一緒にいると時々つらいんだ」
シンジ「カヲル君は格好いいから、ただ一緒にいるだけなのに僕が小判鮫みたいに見られちゃうし」
シンジ「カヲル君って何をするにもやたら距離が近いから、周りからホ〇だとかいじられるし」
シンジ「冗談でもそういうのはちょっと…やなんだよ」
3: 2013/01/03(木) 00:12:26.27 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「なんてカヲル君にはとても言えないよ……」
シンジ「別にカヲル君は何も悪いことしてないもんなぁ…はぁ」
シンジ「別にカヲル君は何も悪いことしてないもんなぁ…はぁ」
5: 2013/01/03(木) 00:15:02.25 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「カヲル君が自発的に距離を置いてくれたら一番平和なんだけど…」
シンジ「そんな都合よくいくかなぁ」
マリ「あのぉ。それって独り言?にゃーんで私の後についてきて呟くのかにゃ?」
シンジ「そんな都合よくいくかなぁ」
マリ「あのぉ。それって独り言?にゃーんで私の後についてきて呟くのかにゃ?」
6: 2013/01/03(木) 00:17:29.72 ID:uzy8Ct9zO
マリ「まぁいいや。ワンコ君はそのホ〇っぽい子と離れたいんだね」
シンジ「少し離れたいけど、嫌われたくはないんですよ」
シンジ「わがままだけど、いい友達になりたいんです」
シンジ「そんな都合よくいきませんよね」
マリ「あるよん」
シンジ「少し離れたいけど、嫌われたくはないんですよ」
シンジ「わがままだけど、いい友達になりたいんです」
シンジ「そんな都合よくいきませんよね」
マリ「あるよん」
7: 2013/01/03(木) 00:19:21.76 ID:uzy8Ct9zO
マリ「つまりさぁ、その子が別に好きな子が出来ればいーんじゃにゃいの?」
シンジ「カヲル君に好きな人が出来る…?」
シンジ「なるほど、そっか」
シンジ「カヲル君に好きな人が出来る…?」
シンジ「なるほど、そっか」
8: 2013/01/03(木) 00:25:25.61 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「カヲル君」
カヲル「やぁ、シンジ君。どうかしたのかい?君から声をかけてくれるなんて珍しいね」
カヲル「嬉しいな…」
シンジ(ち、近い…)
シンジ「あ、あのさ…カヲル君って、どういう子が好きなの?」
カヲル「好き?僕は君が好きだよ」ニコッ
シンジ「そ、そういうアレじゃなくてさ、ほら、好きなタイプとか…」
カヲル「タイプ…ああ、性質のことかい?シンジ君のようなタイプが好きさ」ニコッ
シンジ「女の子でいうと?」
カヲル「シンジ君を女性にすればいいのかい?」
シンジ(ダメだこりゃ)
カヲル「やぁ、シンジ君。どうかしたのかい?君から声をかけてくれるなんて珍しいね」
カヲル「嬉しいな…」
シンジ(ち、近い…)
シンジ「あ、あのさ…カヲル君って、どういう子が好きなの?」
カヲル「好き?僕は君が好きだよ」ニコッ
シンジ「そ、そういうアレじゃなくてさ、ほら、好きなタイプとか…」
カヲル「タイプ…ああ、性質のことかい?シンジ君のようなタイプが好きさ」ニコッ
シンジ「女の子でいうと?」
カヲル「シンジ君を女性にすればいいのかい?」
シンジ(ダメだこりゃ)
9: 2013/01/03(木) 00:27:51.97 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「カヲル君は僕が大好きみたいなんです」
マリ「だからーワンコ君はにゃーんで私に報告しに来んのかにゃ~?」
シンジ「ここまで来たら力になって下さいよ」
マリ「しょーがにゃいね~」ゴソゴソ
マリ「だからーワンコ君はにゃーんで私に報告しに来んのかにゃ~?」
シンジ「ここまで来たら力になって下さいよ」
マリ「しょーがにゃいね~」ゴソゴソ
10: 2013/01/03(木) 00:30:00.44 ID:uzy8Ct9zO
ドンッ
シンジ「こ、この毒々しい小瓶は…」
マリ「フフーン♪マリさん特製の惚れ薬だにゃ♪」
マリ「アダムスにも効く特注~♪」
シンジ「アダムス?」
マリ「こっちのハナシ♪」
シンジ「こ、この毒々しい小瓶は…」
マリ「フフーン♪マリさん特製の惚れ薬だにゃ♪」
マリ「アダムスにも効く特注~♪」
シンジ「アダムス?」
マリ「こっちのハナシ♪」
11: 2013/01/03(木) 00:33:46.67 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「そ、それでこの怪しい惚れ薬とカヲル君のこととどう関係が…」
マリ「だからさぁ、これを使ってそのカヲル君に別の子を惚れさせちゃえば問題解決じゃ~ん?」
シンジ「惚れさせちゃえばって、一体誰を…」
マリ「それはワンコ君が考えなよ~そこまで責任取れにゃいって」
マリ「だからさぁ、これを使ってそのカヲル君に別の子を惚れさせちゃえば問題解決じゃ~ん?」
シンジ「惚れさせちゃえばって、一体誰を…」
マリ「それはワンコ君が考えなよ~そこまで責任取れにゃいって」
12: 2013/01/03(木) 00:36:49.10 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「この小瓶のラベルに惚れさせたい人の名前を書いて、カヲル君に飲ませればいいのか…」
シンジ「そんなにうまくいくかなぁ…見るからに怪しいし」
シンジ「そもそも毒薬だったらどうしよう…」
シンジ「大体誰の名前を書けば…」
シンジ「そんなにうまくいくかなぁ…見るからに怪しいし」
シンジ「そもそも毒薬だったらどうしよう…」
シンジ「大体誰の名前を書けば…」
14: 2013/01/03(木) 00:41:49.94 ID:uzy8Ct9zO
カヲル「おはよう」ニコッ
シンジ「わぁ!お、おはよう…」
カヲル「どうかしたのかい?元気少ないね」
シンジ「そんなことはないよ…」
シンジ(う、罪悪感…)
シンジ「カヲル君。変なこと聞くけど、僕以外に興味のある人っているの?」
カヲル「みんな好きさ。君は特別。」
シンジ「////」
シンジ「じゃ、じゃあ、その中でも他よりもうちょっと興味があるな~って思う人は?」
カヲル「ううん…」
カヲル「セカンドかな。彼女も繊細なようだからね」
シンジ「わぁ!お、おはよう…」
カヲル「どうかしたのかい?元気少ないね」
シンジ「そんなことはないよ…」
シンジ(う、罪悪感…)
シンジ「カヲル君。変なこと聞くけど、僕以外に興味のある人っているの?」
カヲル「みんな好きさ。君は特別。」
シンジ「////」
シンジ「じゃ、じゃあ、その中でも他よりもうちょっと興味があるな~って思う人は?」
カヲル「ううん…」
カヲル「セカンドかな。彼女も繊細なようだからね」
17: 2013/01/03(木) 00:43:52.16 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「あ、アスカだね!」
カヲル「良かった。少し元気を取り戻したね。」ニコッ
シンジ(…ズキン)
シンジ「う、うん…ありがとうカヲル君」
カヲル「良かった。少し元気を取り戻したね。」ニコッ
シンジ(…ズキン)
シンジ「う、うん…ありがとうカヲル君」
19: 2013/01/03(木) 00:49:54.41 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「あ、アスカ」
アスカ「何よ?」
シンジ「アスカはさ、カヲル君のこと…どう思う?」
アスカ「ホ〇」
シンジ「アスカ…。カヲル君は別にホ〇じゃないと思うよ…」
アスカ「別にどうでもいいし。本当はどうとかまで興味なーい」
シンジ「じゃあさ、例えばだよ?カヲル君が実はアスカのことを大好きだったとしたら?」
アスカ「どういうこと?あのホ〇が私を好きだって言ってたわけ?」
シンジ「それは言えないけど…、た、例えばだよ。毎日好き好きって追いかけられたら、どう思う?」
アスカ「…」
アスカ「ま、私の美貌からすれば当然といえば当然の反応よね」
アスカ「悪い気はしないわ」
アスカ「何よ?」
シンジ「アスカはさ、カヲル君のこと…どう思う?」
アスカ「ホ〇」
シンジ「アスカ…。カヲル君は別にホ〇じゃないと思うよ…」
アスカ「別にどうでもいいし。本当はどうとかまで興味なーい」
シンジ「じゃあさ、例えばだよ?カヲル君が実はアスカのことを大好きだったとしたら?」
アスカ「どういうこと?あのホ〇が私を好きだって言ってたわけ?」
シンジ「それは言えないけど…、た、例えばだよ。毎日好き好きって追いかけられたら、どう思う?」
アスカ「…」
アスカ「ま、私の美貌からすれば当然といえば当然の反応よね」
アスカ「悪い気はしないわ」
20: 2013/01/03(木) 00:51:50.29 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「そ、そう…!そうなんだ!」ホッ!
アスカ「さっきから何なのよ?」
シンジ「何でもないよ!じゃ!」
アスカ「変なの…バッカみたい」
アスカ「さっきから何なのよ?」
シンジ「何でもないよ!じゃ!」
アスカ「変なの…バッカみたい」
21: 2013/01/03(木) 00:57:37.25 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「『アスカ』と…」
シンジ「で、できた。けど本当に効果あるのかな…」
シンジ「こんな胡散臭い飲み物どうやってカヲル君に飲ませれば…」
カヲル「シンジ君。」
シンジ「のわぁぁぁ!」
カヲル「次、体育だろう?行かないのかい?」
シンジ「あ、う、うん…そうだったね」
シンジ(ど、どうしよう…今しかタイミングがない…!)
シンジ「あの、か、カヲル君!」
シンジ「お願いがあるんだけど…」
カヲル「なんだい?」
シンジ「ここここれ、飲んでよ!」ドンッ
カヲル「うん、いいよ」ニコッ
シンジ「ええ!?」
シンジ「で、できた。けど本当に効果あるのかな…」
シンジ「こんな胡散臭い飲み物どうやってカヲル君に飲ませれば…」
カヲル「シンジ君。」
シンジ「のわぁぁぁ!」
カヲル「次、体育だろう?行かないのかい?」
シンジ「あ、う、うん…そうだったね」
シンジ(ど、どうしよう…今しかタイミングがない…!)
シンジ「あの、か、カヲル君!」
シンジ「お願いがあるんだけど…」
カヲル「なんだい?」
シンジ「ここここれ、飲んでよ!」ドンッ
カヲル「うん、いいよ」ニコッ
シンジ「ええ!?」
22: 2013/01/03(木) 01:00:46.67 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「う、疑わないの?こんな怪しそうな入れ物…」
カヲル「シンジ君を疑う理由があるのかい?」
シンジ(ズキン…)
カヲル「ゴクゴクゴク…」
シンジ「…」ジ…
カヲル「ご馳走さま」ニコッ
シンジ「だ、大丈夫?」
カヲル「何がだい?」
シンジ(なんだ、全然変わらないじゃないか…僕、騙されたのかな)
カヲル「シンジ君を疑う理由があるのかい?」
シンジ(ズキン…)
カヲル「ゴクゴクゴク…」
シンジ「…」ジ…
カヲル「ご馳走さま」ニコッ
シンジ「だ、大丈夫?」
カヲル「何がだい?」
シンジ(なんだ、全然変わらないじゃないか…僕、騙されたのかな)
24: 2013/01/03(木) 01:08:33.37 ID:uzy8Ct9zO
トウジ「ええなぁ、ええよなぁ女子の水着姿は」
ケンスケ「透けない紺のラインがまた憎い!」
シンジ「はは…」チラ
シンジ(カヲル君はあれから変わりないみたいだな…やっぱりただのマリさんの冗談だったんだ)
トウジ「なぁなぁ、センセは誰の水着目当てなんや?」
シンジ「え!?べ、別に…そういうのは…」チラチラ
ケンスケ「おうおう♪言葉は否定していても、目が意中の綾波を追っているぅぅ」
トウジ「イケスカ!相変わらず飄々としとるのぉ。モテ男はどやねん?」
ケンスケ「スカしたイケメンって意味らしいよ」ヒソヒソ
シンジ(カヲル君って色んな目で見られてるんだな…)
カヲル「僕はアスカを見ているよ」
ケンスケ「透けない紺のラインがまた憎い!」
シンジ「はは…」チラ
シンジ(カヲル君はあれから変わりないみたいだな…やっぱりただのマリさんの冗談だったんだ)
トウジ「なぁなぁ、センセは誰の水着目当てなんや?」
シンジ「え!?べ、別に…そういうのは…」チラチラ
ケンスケ「おうおう♪言葉は否定していても、目が意中の綾波を追っているぅぅ」
トウジ「イケスカ!相変わらず飄々としとるのぉ。モテ男はどやねん?」
ケンスケ「スカしたイケメンって意味らしいよ」ヒソヒソ
シンジ(カヲル君って色んな目で見られてるんだな…)
カヲル「僕はアスカを見ているよ」
25: 2013/01/03(木) 01:14:40.54 ID:uzy8Ct9zO
三人「え!?」
カヲル「アスカ以外の女体に意味があるのかい?」
カヲル「君達はあの艶やかなキューティクルに隠されたうなじに吸い付きたいと思わないのかい?」
カヲル「しなやかな四肢に跳ねる豊満な乳房。その中に隠されたピンクを独り占めしたいとは思わないのかい?」
カヲル「はぁ…情欲を抑えられない…見ているのが辛いけれど、見ていない瞬間ほど辛い時間はないね」
トウジ「お、おお…」
ケンスケ「いつもの渚じゃ…ない…」
シンジ(あ、あれは…)
シンジ(本当に惚れ薬だったんだ!!!)
カヲル「アスカ以外の女体に意味があるのかい?」
カヲル「君達はあの艶やかなキューティクルに隠されたうなじに吸い付きたいと思わないのかい?」
カヲル「しなやかな四肢に跳ねる豊満な乳房。その中に隠されたピンクを独り占めしたいとは思わないのかい?」
カヲル「はぁ…情欲を抑えられない…見ているのが辛いけれど、見ていない瞬間ほど辛い時間はないね」
トウジ「お、おお…」
ケンスケ「いつもの渚じゃ…ない…」
シンジ(あ、あれは…)
シンジ(本当に惚れ薬だったんだ!!!)
28: 2013/01/03(木) 01:21:43.33 ID:uzy8Ct9zO
カヲル「アスカ」ニコッ
アスカ「」ゾワワッ
アスカ「な、何。何なのよ気持ち悪いわね。」
カヲル「ふふ、そういう所も好きだよ」
アスカ「はぁ?熱でもあるんじゃ………って」
アスカ「まさか、シンジが言ってたこと…マジだったの?」
カヲル「アスカ」
アスカ「ちょ、近い!何なのよ!大体、誰がアスカなんて呼んでいいって許可したのよ!」
カヲル「…ダメなのかい?」
アスカ「別に、ダメとは言ってないけど…」
周囲の女子「ええ~~カヲル様ってアスカが好きだったの~!?」
周囲の女子「ウッソーショック~~、でもアスカが相手じゃ仕方ないかもぉ…悔しいけど可愛いよね~」
周囲の女子「お似合いだよね~」
アスカ「……………」
アスカ「」ゾワワッ
アスカ「な、何。何なのよ気持ち悪いわね。」
カヲル「ふふ、そういう所も好きだよ」
アスカ「はぁ?熱でもあるんじゃ………って」
アスカ「まさか、シンジが言ってたこと…マジだったの?」
カヲル「アスカ」
アスカ「ちょ、近い!何なのよ!大体、誰がアスカなんて呼んでいいって許可したのよ!」
カヲル「…ダメなのかい?」
アスカ「別に、ダメとは言ってないけど…」
周囲の女子「ええ~~カヲル様ってアスカが好きだったの~!?」
周囲の女子「ウッソーショック~~、でもアスカが相手じゃ仕方ないかもぉ…悔しいけど可愛いよね~」
周囲の女子「お似合いだよね~」
アスカ「……………」
29: 2013/01/03(木) 01:24:21.66 ID:uzy8Ct9zO
アスカ「」ガタンッ
アスカ「良いわよ。仕方ないから、アンタも特別にアスカって呼ばせてあげる」得意気
カヲル「嬉しいよ…アスカ。大好きだよ」ニコッ
周囲の女子「アーン」
アスカ「」フフンッ
シンジ「………」
アスカ「良いわよ。仕方ないから、アンタも特別にアスカって呼ばせてあげる」得意気
カヲル「嬉しいよ…アスカ。大好きだよ」ニコッ
周囲の女子「アーン」
アスカ「」フフンッ
シンジ「………」
30: 2013/01/03(木) 01:26:14.96 ID:uzy8Ct9zO
カヲル「アスカ、一緒に帰らないかい?」
アスカ「良いわよ」
シンジ「…」
シンジ(き、きになる…)
アスカ「良いわよ」
シンジ「…」
シンジ(き、きになる…)
31: 2013/01/03(木) 01:31:28.84 ID:uzy8Ct9zO
カヲル「アスカ、危ないよ。さぁ、こっちを歩いて」
カヲル「大丈夫かい?アスカ」
カヲル「アスカ、君が大好きだよ」
カヲル「バカ?ふふ、言葉という壁に守られた君の心…ととも繊細だね」
カヲル「好きだよ、そういう所…」
カヲル「もう、離れなければならないのかい?」
カヲル「そう…明日を待つのが辛いな…。朝は君を迎えに行くよ」
アスカ「いいかも………」
カヲル「大丈夫かい?アスカ」
カヲル「アスカ、君が大好きだよ」
カヲル「バカ?ふふ、言葉という壁に守られた君の心…ととも繊細だね」
カヲル「好きだよ、そういう所…」
カヲル「もう、離れなければならないのかい?」
カヲル「そう…明日を待つのが辛いな…。朝は君を迎えに行くよ」
アスカ「いいかも………」
34: 2013/01/03(木) 01:34:08.91 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「」コソコソ
シンジ(何やってるんだろう、僕は…)
シンジ(せっかく自由になれたのに)
シンジ(結局カヲル君のことを追いかけ回す小判鮫になってるじゃないか…)
シンジ「はぁ…もうわけがわかんないよ」
シンジ(何やってるんだろう、僕は…)
シンジ(せっかく自由になれたのに)
シンジ(結局カヲル君のことを追いかけ回す小判鮫になってるじゃないか…)
シンジ「はぁ…もうわけがわかんないよ」
36: 2013/01/03(木) 01:36:09.07 ID:uzy8Ct9zO
アスカ「はぁ……いいかも」
ミサト「何がぁ~?」
アスカ「ミサトには関係ないの!放っといて!」
ミサト「けちんぼー!」
シンジ「………」
ミサト「何がぁ~?」
アスカ「ミサトには関係ないの!放っといて!」
ミサト「けちんぼー!」
シンジ「………」
37: 2013/01/03(木) 01:40:29.63 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「あの、アスカ…カヲル君のことだけど…」
アスカ「何よ?…ああ、例のこと?アイツ、本当に私のこと好きだったんだ。驚いた。」
アスカ「でも悪くはないわね。ただのホ〇男だと思ってたけど、まともに見るとサラブレッドだし」
アスカ「この私に釣り合うレベルは、あのくらいはないとね」
シンジ「そのことなんだけど、実は………」
アスカ「何よ?…ああ、例のこと?アイツ、本当に私のこと好きだったんだ。驚いた。」
アスカ「でも悪くはないわね。ただのホ〇男だと思ってたけど、まともに見るとサラブレッドだし」
アスカ「この私に釣り合うレベルは、あのくらいはないとね」
シンジ「そのことなんだけど、実は………」
41: 2013/01/03(木) 01:46:21.21 ID:uzy8Ct9zO
アスカ「惚れ薬?」
シンジ「ゴメン…」
シンジ「信じられないと思うけど…カヲル君、本当にあんな風になっちゃって…それで…」
アスカ「はぁ~ん、なるほどね。……で?」
シンジ「え?」
アスカ「え、じゃないわよ。」
アスカ「その話が事実だったとして、効果はどのくらい続くのよ?」
シンジ「さ、さぁ……」
アスカ「アンタバカ?」
アスカ「確認しなさいよ。つくづくウルトラバカね!」
シンジ「う……」
シンジ「ゴメン…」
シンジ「信じられないと思うけど…カヲル君、本当にあんな風になっちゃって…それで…」
アスカ「はぁ~ん、なるほどね。……で?」
シンジ「え?」
アスカ「え、じゃないわよ。」
アスカ「その話が事実だったとして、効果はどのくらい続くのよ?」
シンジ「さ、さぁ……」
アスカ「アンタバカ?」
アスカ「確認しなさいよ。つくづくウルトラバカね!」
シンジ「う……」
44: 2013/01/03(木) 01:54:12.90 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「変なことに巻き込んでゴメン…」
アスカ「別にいいわ。周りとは別の存在って崇められるのは気持ち良かったしね」
アスカ「けど…」
アスカ「アンタ達って、結局どっちがホ〇なんだか?」
シンジ「ど、どういう意味だよ…」
アスカ「アンタのやってること、まるで矛盾してるじゃない」
アスカ「なんで私に惚れ薬のことを話したのよ」
アスカ「別にいいわ。周りとは別の存在って崇められるのは気持ち良かったしね」
アスカ「けど…」
アスカ「アンタ達って、結局どっちがホ〇なんだか?」
シンジ「ど、どういう意味だよ…」
アスカ「アンタのやってること、まるで矛盾してるじゃない」
アスカ「なんで私に惚れ薬のことを話したのよ」
46: 2013/01/03(木) 01:59:34.82 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「そ、それは、本当のことを言わなきゃアスカに悪いと思っ」
アスカ「嘘ね」
アスカ「アンタ、私のことなんかこれっぽっちも考えてないじゃない」
アスカ「アンタの心の声を聞かせてあげる」
アスカ「『カヲルがアスカに恋をしてるのは惚れ薬のせい』」
アスカ「『カヲルの本心じゃない』」
アスカ「『カヲル君が好きなのは僕だ』」
シンジ「ち、違うよ!何言ってんだよアスカ!おかしいよ」
アスカ「おかしいのはアンタの頭よ。キモチワルイ」
アスカ「嘘ね」
アスカ「アンタ、私のことなんかこれっぽっちも考えてないじゃない」
アスカ「アンタの心の声を聞かせてあげる」
アスカ「『カヲルがアスカに恋をしてるのは惚れ薬のせい』」
アスカ「『カヲルの本心じゃない』」
アスカ「『カヲル君が好きなのは僕だ』」
シンジ「ち、違うよ!何言ってんだよアスカ!おかしいよ」
アスカ「おかしいのはアンタの頭よ。キモチワルイ」
50: 2013/01/03(木) 02:02:14.16 ID:uzy8Ct9zO
アスカ「まるで嫉妬じゃない」
シンジ「アス…!」
アスカ「鬱陶しいわね。出ていきなさいよ!」バタン!
シンジ「………」
シンジ(僕が…嫉妬してる?)
シンジ(そんな……)
シンジ「アス…!」
アスカ「鬱陶しいわね。出ていきなさいよ!」バタン!
シンジ「………」
シンジ(僕が…嫉妬してる?)
シンジ(そんな……)
53: 2013/01/03(木) 02:05:26.99 ID:uzy8Ct9zO
アスカ(はぁ……ほんっとバカ。付き合ってらんない)
アスカ(乙女を何だと思ってんのよ…)
アスカ(勝手にホ〇ホ〇してればいいわ)
アスカ(………)
アスカ(男なんかどいつもこいつも見る目ない!!)
アスカ(乙女を何だと思ってんのよ…)
アスカ(勝手にホ〇ホ〇してればいいわ)
アスカ(………)
アスカ(男なんかどいつもこいつも見る目ない!!)
54: 2013/01/03(木) 02:08:43.27 ID:uzy8Ct9zO
シンジ(そんなわけないよ…)
シンジ(カヲル君のことは好きだけど、そういう好きじゃないし)
シンジ(カヲル君と一線越えたいなんて思わないよ)
シンジ(そうだよ、アスカの勘違いだ。僕は別に……)
アスカ『カヲル君が本当に好きなのは僕だ』
シンジ(…………)
アスカ『まるで嫉妬じゃない』
シンジ(………!)
シンジ(カヲル君のことは好きだけど、そういう好きじゃないし)
シンジ(カヲル君と一線越えたいなんて思わないよ)
シンジ(そうだよ、アスカの勘違いだ。僕は別に……)
アスカ『カヲル君が本当に好きなのは僕だ』
シンジ(…………)
アスカ『まるで嫉妬じゃない』
シンジ(………!)
57: 2013/01/03(木) 02:15:21.41 ID:uzy8Ct9zO
カヲル「おはよう、アスカ。よい朝だね。迎えに来たよ」ニコッ
アスカ「……」
シンジ「……」
カヲル「…?どうかしたのかい?浮かないね」
アスカ「別にぃ」
シンジ「……」
アスカ「……」チラ
アスカ「行こっ、カヲル!」ギュッ
シンジ「…」
カヲル「アスカ…いけないよ。君の身体に触れると胸が締め付けられる…」
アスカ「いや?」
カヲル「ふふ、ううん。嬉しいよ…僕は君を愛しているからね」
アスカ「世界で一番?」
カヲル「勿論さ。人はみな好きだけれど…君だけは特別だよ。」
シンジ「…!」
アスカ「……」
シンジ「……」
カヲル「…?どうかしたのかい?浮かないね」
アスカ「別にぃ」
シンジ「……」
アスカ「……」チラ
アスカ「行こっ、カヲル!」ギュッ
シンジ「…」
カヲル「アスカ…いけないよ。君の身体に触れると胸が締め付けられる…」
アスカ「いや?」
カヲル「ふふ、ううん。嬉しいよ…僕は君を愛しているからね」
アスカ「世界で一番?」
カヲル「勿論さ。人はみな好きだけれど…君だけは特別だよ。」
シンジ「…!」
59: 2013/01/03(木) 02:18:37.31 ID:uzy8Ct9zO
アスカ「ねぇ、じゃあ、そこのバカシンジより?」
カヲル「シンジ君?」
シンジ「…!」
カヲル「……」
アスカ「カヲル?」
カヲル「……」
アスカ「ねえ」
カヲル「うん、勿論だよ。シンジ君のことは好きだけれど、君は特別だからね。」
アスカ「嬉しい♪」
シンジ「」モヤモヤ
カヲル「シンジ君?」
シンジ「…!」
カヲル「……」
アスカ「カヲル?」
カヲル「……」
アスカ「ねえ」
カヲル「うん、勿論だよ。シンジ君のことは好きだけれど、君は特別だからね。」
アスカ「嬉しい♪」
シンジ「」モヤモヤ
61: 2013/01/03(木) 02:23:05.06 ID:uzy8Ct9zO
キーンコーンカーンコーン
カヲル「アス…」
シンジ「カヲル君!」
カヲル「…?」
シンジ「あの、話があるんだ…けど」
カヲル「話?後ではダメかい?僕はアスカと話がしたいんだ」
シンジ「ダメだよ。今じゃなきゃ…」
カヲル「……」アスカチラチラ
カヲル「…はぁ。わかった」
シンジ(ズキン…)
カヲル「アス…」
シンジ「カヲル君!」
カヲル「…?」
シンジ「あの、話があるんだ…けど」
カヲル「話?後ではダメかい?僕はアスカと話がしたいんだ」
シンジ「ダメだよ。今じゃなきゃ…」
カヲル「……」アスカチラチラ
カヲル「…はぁ。わかった」
シンジ(ズキン…)
63: 2013/01/03(木) 02:26:47.64 ID:uzy8Ct9zO
カヲル「惚れ薬?」
シンジ「ゴメン!!」
カヲル「シンジ君……僕には君が何を言っているのか、理解できないよ」
カヲル「僕は自らの意志でアスカを愛しているのに…謝罪を受ける理由がないよ」
シンジ「だから、それは薬のせいで…」
カヲル「もう、いいかい?アスカの所に行かないと…」
シンジ「カヲル君!」グイッ
ドサッ
シンジ「ゴメン!!」
カヲル「シンジ君……僕には君が何を言っているのか、理解できないよ」
カヲル「僕は自らの意志でアスカを愛しているのに…謝罪を受ける理由がないよ」
シンジ「だから、それは薬のせいで…」
カヲル「もう、いいかい?アスカの所に行かないと…」
シンジ「カヲル君!」グイッ
ドサッ
67: 2013/01/03(木) 02:31:32.57 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「」
カヲル「……」
シンジ「」上乗り
カヲル「……」
シンジ「あ、あの…つまり、これはその…」
シンジ「か、勘違いしないで欲しいんだ…」
シンジ「僕は別に、変な趣味はなくてその…そういうつもりはなくて」
シンジ「ただ、カヲル君が薬のせいで心を変えさせられているのがいたたまれなくて…」
シンジ「だから、あの…」
カヲル「君は、僕が好きなのかい?」
カヲル「……」
シンジ「」上乗り
カヲル「……」
シンジ「あ、あの…つまり、これはその…」
シンジ「か、勘違いしないで欲しいんだ…」
シンジ「僕は別に、変な趣味はなくてその…そういうつもりはなくて」
シンジ「ただ、カヲル君が薬のせいで心を変えさせられているのがいたたまれなくて…」
シンジ「だから、あの…」
カヲル「君は、僕が好きなのかい?」
69: 2013/01/03(木) 02:36:24.19 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「…よくわからないよ。」
シンジ「カヲル君のことは好きだよ。でも、キスしたいとかは思わないし…」
シンジ「大体、一緒にいると僕がカヲル君の小判鮫してるみたいに言われるし」
シンジ「カヲル君って人一倍スキンシップが多いから、周りからホ〇みたいないじられ方するし」
シンジ「そういうの、嫌なんだよ…」
シンジ「カヲル君といると貧乏くじ引いたみたいな気持ちになるよ」
シンジ「カヲル君のことは好きだよ。でも、キスしたいとかは思わないし…」
シンジ「大体、一緒にいると僕がカヲル君の小判鮫してるみたいに言われるし」
シンジ「カヲル君って人一倍スキンシップが多いから、周りからホ〇みたいないじられ方するし」
シンジ「そういうの、嫌なんだよ…」
シンジ「カヲル君といると貧乏くじ引いたみたいな気持ちになるよ」
72: 2013/01/03(木) 02:39:50.98 ID:uzy8Ct9zO
カヲル「……」
カヲル「君は僕が好きなのかい?」
シンジ「……」
シンジ「好きだよ」
シンジ「…何なんだよ、特別だとか言ってたくせに、薬くらいで鞍替えしてさ」
シンジ「何だよ…」
カヲル「君は僕にとって特別だよ」ニコッ
カヲル「君は僕が好きなのかい?」
シンジ「……」
シンジ「好きだよ」
シンジ「…何なんだよ、特別だとか言ってたくせに、薬くらいで鞍替えしてさ」
シンジ「何だよ…」
カヲル「君は僕にとって特別だよ」ニコッ
77: 2013/01/03(木) 02:46:13.64 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「へ…」
カヲル「ごめんよ、シンジ君…」ムクッ
カヲル「君の為だと聞いてね…」
マリ「プププ」
アスカ「プッ、バカ丸出し」
シンジ「え、ええ!?」
マリ「ワンコ君、惚れ薬だにゃんて夢見すぎじゃ~ん?そんなもの作れるわけないじゃん♪」
アスカ「なんでこの私がここまで付き合ってやらなきゃならないんだか?ま、面白いもの見れたからいいけどね」
シンジ「ええええどういうことだよ!」
カヲル「ごめんよ、シンジ君…」ムクッ
カヲル「君の為だと聞いてね…」
マリ「プププ」
アスカ「プッ、バカ丸出し」
シンジ「え、ええ!?」
マリ「ワンコ君、惚れ薬だにゃんて夢見すぎじゃ~ん?そんなもの作れるわけないじゃん♪」
アスカ「なんでこの私がここまで付き合ってやらなきゃならないんだか?ま、面白いもの見れたからいいけどね」
シンジ「ええええどういうことだよ!」
81: 2013/01/03(木) 02:56:15.71 ID:uzy8Ct9zO
マリ「ワンコ君が私に相談した時から運命は決まってたようなもんじゃん♪」
カヲル「彼女から演技をするよう頼まれたのさ。…もういいのかい?」
マリ「オッケオッケ、上出来♪」
シンジ「そんな…じゃあ薬のことは最初から全部?」
アスカ「まっ、アンタが一人でバカを見たってことね。この私を巻き込んだんだから、そのくらいの制裁はされなさいよ」
シンジ「そんな…」
カヲル「彼女から演技をするよう頼まれたのさ。…もういいのかい?」
マリ「オッケオッケ、上出来♪」
シンジ「そんな…じゃあ薬のことは最初から全部?」
アスカ「まっ、アンタが一人でバカを見たってことね。この私を巻き込んだんだから、そのくらいの制裁はされなさいよ」
シンジ「そんな…」
84: 2013/01/03(木) 03:03:47.55 ID:uzy8Ct9zO
シンジ「…」
カヲル「…」
カヲル「シンジ君?」
カヲル「帰り道…言葉がないね?」
シンジ「…」
カヲル「怒っているのかい?」
シンジ「どうしていいかわからないだけだよ…」
シンジ「あんな話した後、君とどんな顔して話せばいいのかわからないし」
シンジ「周りになんて言いふらされるかわからないのも不安なんだ」
カヲル「あんな話?」
シンジ「好きって言ったこととか…だよ!」
カヲル「君が僕を好きでいてくれたことかい?」
カヲル「僕も、君が好きだよ」ニコッ
おわり
カヲル「…」
カヲル「シンジ君?」
カヲル「帰り道…言葉がないね?」
シンジ「…」
カヲル「怒っているのかい?」
シンジ「どうしていいかわからないだけだよ…」
シンジ「あんな話した後、君とどんな顔して話せばいいのかわからないし」
シンジ「周りになんて言いふらされるかわからないのも不安なんだ」
カヲル「あんな話?」
シンジ「好きって言ったこととか…だよ!」
カヲル「君が僕を好きでいてくれたことかい?」
カヲル「僕も、君が好きだよ」ニコッ
おわり
89: 2013/01/03(木) 03:15:07.42 ID:xVu1mp/c0
乙
引用元: シンジ「カヲル君と距離を置きたいんだ」
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