1: 2013/03/18(月) 20:55:54.11 ID:qiM8TEUY0
シンジ「やめてよ!何をしようとしているの!?」
ゲンドウ「シンジ!」
シンジ「父さんは母さんが氏んでおかしくなったんだ!」
ゲンドウ「腕を…腕を出しなさい!!」
シンジ「う…うわあああああああ!!!!!」
シンジ「…!」ガバッ
シンジ「ハァ…ハァ…」
シンジ「…懐かしい夢だなぁ…」
ゲンドウ「シンジ!」
シンジ「父さんは母さんが氏んでおかしくなったんだ!」
ゲンドウ「腕を…腕を出しなさい!!」
シンジ「う…うわあああああああ!!!!!」
シンジ「…!」ガバッ
シンジ「ハァ…ハァ…」
シンジ「…懐かしい夢だなぁ…」
2: 2013/03/18(月) 21:03:06.91 ID:qiM8TEUY0
シンジ「綺麗だなぁ…50mの壁の上からの眺めは」ヒュゥゥゥゥ
シンジ「第三新東京の中も外も遠くまで見渡せる」
トウジ「なんやセンセ、こんなとこにおったんかい」シュタッ
シンジ「トウジ」
トウジ「まーた壁の外を眺めとったんかいな」
シンジ「うん」
トウジ「無理もないけどな。セカンドインパクト以降、壁の外の世界には使徒とかいう化け物がウロウロしとる」
トウジ「人類は第三新東京のまわりに壁を築くことでなんとか生き残っとるけど」
トウジ「外の世界には危のうて行かれへんもんなぁ」
シンジ「うん。だからせめて、見るだけでも、ってね」
シンジ「第三新東京の中も外も遠くまで見渡せる」
トウジ「なんやセンセ、こんなとこにおったんかい」シュタッ
シンジ「トウジ」
トウジ「まーた壁の外を眺めとったんかいな」
シンジ「うん」
トウジ「無理もないけどな。セカンドインパクト以降、壁の外の世界には使徒とかいう化け物がウロウロしとる」
トウジ「人類は第三新東京のまわりに壁を築くことでなんとか生き残っとるけど」
トウジ「外の世界には危のうて行かれへんもんなぁ」
シンジ「うん。だからせめて、見るだけでも、ってね」
5: 2013/03/18(月) 21:10:05.49 ID:qiM8TEUY0
ヒカリ「こら!こんなところでサボってんじゃないわよ鈴原!」
トウジ「げ!委員長!」
アスカ「アンタたちがいないと私たちが探し回らなくちゃいけないのよ!」
シンジ「ア、アスカ!」
レイ「ネルフの兵は集団行動が原則だわ」
シンジ「綾波も…」
トウジ「さて、みんな来てもうたし。そろそろ戻ろかセンセ…」
シンジ「うん、そうだね。ところでカヲルくんとマリは?」
アスカ「渚は別ルートでアンタを探してるわ。マリは知らない」
シンジ「ふふ、マリさんらしいや」
レイ「準備いいわね。じゃあ全員、本部に…」
フオッ
サキエル「ボエエエエエエ!!!」
シンジ「…し…使徒!!?」
トウジ「げ!委員長!」
アスカ「アンタたちがいないと私たちが探し回らなくちゃいけないのよ!」
シンジ「ア、アスカ!」
レイ「ネルフの兵は集団行動が原則だわ」
シンジ「綾波も…」
トウジ「さて、みんな来てもうたし。そろそろ戻ろかセンセ…」
シンジ「うん、そうだね。ところでカヲルくんとマリは?」
アスカ「渚は別ルートでアンタを探してるわ。マリは知らない」
シンジ「ふふ、マリさんらしいや」
レイ「準備いいわね。じゃあ全員、本部に…」
フオッ
サキエル「ボエエエエエエ!!!」
シンジ「…し…使徒!!?」
7: 2013/03/18(月) 21:15:22.53 ID:qiM8TEUY0
トウジ「こいつ…サキエルタイプか!」
アスカ「壁に攻撃を加えてる!壊す気!?」
ヒカリ「この壁が壊されたら…人類は終わりよ!」
レイ「…」シュラン
シンジ「綾波!まさか立体起動装置で戦う気!?」
ヒカリ「人間用装備の小型プログナイフじゃ奴らのコアは砕けないわよ!せめてもっと人数がいないと!」
レイ(ここで逃げれば…私もシンジくんも)キッ
シンジ「…一人で戦わせるもんか!全員戦闘用意!目標目の前!」
アスカ「壁に攻撃を加えてる!壊す気!?」
ヒカリ「この壁が壊されたら…人類は終わりよ!」
レイ「…」シュラン
シンジ「綾波!まさか立体起動装置で戦う気!?」
ヒカリ「人間用装備の小型プログナイフじゃ奴らのコアは砕けないわよ!せめてもっと人数がいないと!」
レイ(ここで逃げれば…私もシンジくんも)キッ
シンジ「…一人で戦わせるもんか!全員戦闘用意!目標目の前!」
8: 2013/03/18(月) 21:20:06.93 ID:qiM8TEUY0
サキエル「ボエェ!」ヒュッ
シンジ「ぶべっ!?」ドゴォ
アスカ「…シンジ!?」
ヒカリ「一撃で!?」
トウジ「一撃もクソもないわ!散るで!」ザッ
レイ「よくも碇くんを!」ヒュンッ
ヒカリ「うまい!コアのすぐ近くに跳んだ!」
レイ「ふっ!!!」ギンッ
レイ「!! 防がれた!?」
サキエル「ボエエエ!!!」ヒョイ…
シンジ「うう…え?えっ?」パク
アスカ「シンジを…」
ヒカリ「食ってる…」
シンジ「ぶべっ!?」ドゴォ
アスカ「…シンジ!?」
ヒカリ「一撃で!?」
トウジ「一撃もクソもないわ!散るで!」ザッ
レイ「よくも碇くんを!」ヒュンッ
ヒカリ「うまい!コアのすぐ近くに跳んだ!」
レイ「ふっ!!!」ギンッ
レイ「!! 防がれた!?」
サキエル「ボエエエ!!!」ヒョイ…
シンジ「うう…え?えっ?」パク
アスカ「シンジを…」
ヒカリ「食ってる…」
9: 2013/03/18(月) 21:23:41.55 ID:qiM8TEUY0
サキエル「」ゲップ
アスカ「こんちきしょおおおおお!!!吐け!吐けえええええ!!!」ギンッ
レイ「待っててね碇君…いますぐその使徒の腹かっさばいて…出してあげるから!」
トウジ「アカン!こんなに早く敵に食われる主人公聞いたこと無いで!」ヒュオッ…ギギギン!
ヒカリ「くっ…やっぱりこんな小さな刃じゃ…」
アスカ「こんちきしょおおおおお!!!吐け!吐けえええええ!!!」ギンッ
レイ「待っててね碇君…いますぐその使徒の腹かっさばいて…出してあげるから!」
トウジ「アカン!こんなに早く敵に食われる主人公聞いたこと無いで!」ヒュオッ…ギギギン!
ヒカリ「くっ…やっぱりこんな小さな刃じゃ…」
11: 2013/03/18(月) 21:28:01.87 ID:qiM8TEUY0
サキエルの胃の中
シンジ「う…う…」
シンジ「…全身が痛いよ…口の中で鉄の味がする…血が出てるんだ…」
シンジ「………」
シンジ「外から声がする…みんな戦ってるのかな」
シンジ「僕がいなくなるのはいいけど…みんながいなくなるのは嫌だなあ」
シンジ「逃げちゃダメだこの現実から」
シンジ「逃げちゃダメだこの力から」
シンジ「…父さんにもらったこんな力嫌だけど」
シンジ「逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ!!!!」
カッ
シンジ「う…う…」
シンジ「…全身が痛いよ…口の中で鉄の味がする…血が出てるんだ…」
シンジ「………」
シンジ「外から声がする…みんな戦ってるのかな」
シンジ「僕がいなくなるのはいいけど…みんながいなくなるのは嫌だなあ」
シンジ「逃げちゃダメだこの現実から」
シンジ「逃げちゃダメだこの力から」
シンジ「…父さんにもらったこんな力嫌だけど」
シンジ「逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ!!!!」
カッ
12: 2013/03/18(月) 21:30:33.49 ID:qiM8TEUY0
サキエル「ぐぷ!?」
トウジ「なんや!?使徒が悶えとる?」
ズリュゥッ
アスカ「使徒の中から…大きな手が!?」
ヒカリ「何か出てくる!」
???「ウウオオオオ…」
レイ「紫色の…巨人!?」
???「ウオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
カヲル「…これは!」スタッ
トウジ「なんや!?使徒が悶えとる?」
ズリュゥッ
アスカ「使徒の中から…大きな手が!?」
ヒカリ「何か出てくる!」
???「ウウオオオオ…」
レイ「紫色の…巨人!?」
???「ウオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
カヲル「…これは!」スタッ
14: 2013/03/18(月) 21:37:22.03 ID:qiM8TEUY0
カヲル(人類巨人化計画第一号…初号機!シンジくんにあの薬が投与されていたのか!)
アスカ「実は私もなのよね…」ガリッ
ヒカリ「アスカ!?自分の手を噛み切って何を…!」
アスカ「」カッ
紅い巨人「グオオオオオオオオ!!!」
カヲル「弐号機!!?」
トウジ「ワイも…」ガプッ
黒い巨人「グオオオオオ!!!」
カヲル「参号機!?」
レイ「…」カリッ
青い巨人「グオアアアアア!!!」
カヲル「…零号機…」」
アスカ「実は私もなのよね…」ガリッ
ヒカリ「アスカ!?自分の手を噛み切って何を…!」
アスカ「」カッ
紅い巨人「グオオオオオオオオ!!!」
カヲル「弐号機!!?」
トウジ「ワイも…」ガプッ
黒い巨人「グオオオオオ!!!」
カヲル「参号機!?」
レイ「…」カリッ
青い巨人「グオアアアアア!!!」
カヲル「…零号機…」」
16: 2013/03/18(月) 21:39:20.77 ID:qiM8TEUY0
ヒカリ「…」チラ
カヲル「…」
カヲル「ごめん僕もなんだ」ガリ
暗紫の巨人「グアアアア!」
ヒカリ「Mark.6…」
こうして覚醒した人類巨人たちにより使徒は殲滅、人類は世界を取り戻した
新劇の巨人 完
カヲル「…」
カヲル「ごめん僕もなんだ」ガリ
暗紫の巨人「グアアアア!」
ヒカリ「Mark.6…」
こうして覚醒した人類巨人たちにより使徒は殲滅、人類は世界を取り戻した
新劇の巨人 完
引用元: シンジ「巨人になる力…か」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります