1: 2011/05/21(土) 21:19:36.66 ID:FHk4UiiS0
僕は今、何故か見知らぬ部屋にいる。
そこには自分含め、6人の男がいた。
みな一言も発さずただただ座っているようだった。
のび太「確か氏んだはずなのに・・・」
そう思った矢先、ある男が話かけてきた。
そこには自分含め、6人の男がいた。
みな一言も発さずただただ座っているようだった。
のび太「確か氏んだはずなのに・・・」
そう思った矢先、ある男が話かけてきた。
6: 2011/05/21(土) 21:30:03.36 ID:FHk4UiiS0
男「今から戦いが始まる。後、この部屋からはどうやっても出れないから。」
男は淡々にそう言うと元に居た場所に戻って行った
のび太「は・・・?」
いまいち状況が掴めない
辺りを見渡してみた
ここは和室で少年の部屋の様だった。この部屋には勉強机、漫画のたくさん入った本棚、押入れ、そして黒い丸い玉が置いてあった
のび太「なんなんだあの黒い玉は・・・」
男は淡々にそう言うと元に居た場所に戻って行った
のび太「は・・・?」
いまいち状況が掴めない
辺りを見渡してみた
ここは和室で少年の部屋の様だった。この部屋には勉強机、漫画のたくさん入った本棚、押入れ、そして黒い丸い玉が置いてあった
のび太「なんなんだあの黒い玉は・・・」
11: 2011/05/21(土) 21:38:23.39 ID:FHk4UiiS0
そう考えていた矢先、黒い玉からなのかラジオ体操の音楽が流れた
「あたーらしいーあーさがきたー・・・」
突然の音で体が跳ね上がった
周りを見回すとみなその様だった
だが先ほど話しかけてきた男は、何故かワクワクしているように見えた
そしてもう1人、パーカーを深く被りカーキ色のズボンを履いた男らしき人も心が平然としているように見えた
「あたーらしいーあーさがきたー・・・」
突然の音で体が跳ね上がった
周りを見回すとみなその様だった
だが先ほど話しかけてきた男は、何故かワクワクしているように見えた
そしてもう1人、パーカーを深く被りカーキ色のズボンを履いた男らしき人も心が平然としているように見えた
16: 2011/05/21(土) 21:45:01.62 ID:FHk4UiiS0
深く被ったフードの中をよく見てみた
のび太「人間なのか・・・あれ・・・」
その顔は白い部分と青い部分があり、鼻は真っ赤だった
形、輪郭をもって見ても人間のパーツでは無かった
のび太(何なんだよ・・・天国かここ?それとも夢か?)
そう考えれば考えるだけ、頭がおかしくなって行く気がした
のび太「人間なのか・・・あれ・・・」
その顔は白い部分と青い部分があり、鼻は真っ赤だった
形、輪郭をもって見ても人間のパーツでは無かった
のび太(何なんだよ・・・天国かここ?それとも夢か?)
そう考えれば考えるだけ、頭がおかしくなって行く気がした
20: 2011/05/21(土) 21:54:44.49 ID:FHk4UiiS0
考えているうちに、ラジオ体操の音楽が鳴り止んだ
そして黒い玉に突然文字が浮かび上がった
「てめえ達の命は、無くなりました。
新しい命をどう使おうが私の勝手です。
という理屈なわけだす。」
また頭がおかしくなりそうだった。これはここにいる人達もそうだろう
そして立て続けにまた文字が浮かび上がってきた
そして黒い玉に突然文字が浮かび上がった
「てめえ達の命は、無くなりました。
新しい命をどう使おうが私の勝手です。
という理屈なわけだす。」
また頭がおかしくなりそうだった。これはここにいる人達もそうだろう
そして立て続けにまた文字が浮かび上がってきた
29: 2011/05/21(土) 22:04:49.47 ID:FHk4UiiS0
「てめえ達は今からこの方をヤッつけに行って下ちい。」
そしてその者であろう画像と、詳細が浮かび上がってきた
そうじ星人
特徴:ほうき、ちりとり
好きなもの:そうじ
口ぐせ:はぁはぁ
画像には三角巾を頭に付け、顔の半分を覆い隠すくらい大きなマスクを付けている
もはや目しか見える部分がない
のび太(なんかのゲーム・・・?)
そしてその者であろう画像と、詳細が浮かび上がってきた
そうじ星人
特徴:ほうき、ちりとり
好きなもの:そうじ
口ぐせ:はぁはぁ
画像には三角巾を頭に付け、顔の半分を覆い隠すくらい大きなマスクを付けている
もはや目しか見える部分がない
のび太(なんかのゲーム・・・?)
32: 2011/05/21(土) 22:10:26.68 ID:FHk4UiiS0
ガシャンッ!
黒い玉が開き、中から武器らしき物が出てきた
男「今から渡すアタッシェケースに服が入っている。みんなこれを着てくれ。」
男は淡々と言った。先ほど話しかけてきた男だ
受けとったケースにはメガネとだけ書かれていた
のび太「・・・」
どうやら個人に付けられたあだ名らしい
他にもデブ、ヤンキーとかいうあだ名を付けられた人もいた
黒い玉が開き、中から武器らしき物が出てきた
男「今から渡すアタッシェケースに服が入っている。みんなこれを着てくれ。」
男は淡々と言った。先ほど話しかけてきた男だ
受けとったケースにはメガネとだけ書かれていた
のび太「・・・」
どうやら個人に付けられたあだ名らしい
他にもデブ、ヤンキーとかいうあだ名を付けられた人もいた
34: 2011/05/21(土) 22:18:20.69 ID:FHk4UiiS0
ケースを開けると、真っ黒い全身タイツのような服があった
のび太「と、とりあえず着てみるか・・・」
着替え終わって、周りを見てみると服を着ていない人もいた
ヤンキー「こんなダセぇの着れるかよ」
のび太「確かにダサい・・・、でも着ないと怒られそうだし・・・」
そっと男の方を見ると、別に着ても着なくてもどっちでもいいとでもいうような表情をしていた
のび太「何これ騙されたのか?」
のび太「と、とりあえず着てみるか・・・」
着替え終わって、周りを見てみると服を着ていない人もいた
ヤンキー「こんなダセぇの着れるかよ」
のび太「確かにダサい・・・、でも着ないと怒られそうだし・・・」
そっと男の方を見ると、別に着ても着なくてもどっちでもいいとでもいうような表情をしていた
のび太「何これ騙されたのか?」
36: 2011/05/21(土) 22:24:57.60 ID:FHk4UiiS0
男が黒い玉から出てきた武器の説明をしだした
男「これはXガンっていって、2つのトリガーを同時に引くことによって打つことができる。」
男「あと打った瞬間にタイムラグがあるから。んで、こっちの長いタイプのやつはあんまり使わない方がいいかも。」
また淡々と事務的に言った。
男「あっ、俺の名前は竜崎だから。」
男「これはXガンっていって、2つのトリガーを同時に引くことによって打つことができる。」
男「あと打った瞬間にタイムラグがあるから。んで、こっちの長いタイプのやつはあんまり使わない方がいいかも。」
また淡々と事務的に言った。
男「あっ、俺の名前は竜崎だから。」
38: 2011/05/21(土) 22:29:50.87 ID:FHk4UiiS0
Xガンという銃を持ってみた
のび太「思っていたより重い・・・」
ずっしり重みがあって、何かを破壊できそうな風格があった
のび太「一応持っていたほうがよさそうだな」
竜崎が黒い玉に向かってこう言った
竜崎「俺を1番に転送してくれ」
のび太「思っていたより重い・・・」
ずっしり重みがあって、何かを破壊できそうな風格があった
のび太「一応持っていたほうがよさそうだな」
竜崎が黒い玉に向かってこう言った
竜崎「俺を1番に転送してくれ」
40: 2011/05/21(土) 22:36:02.19 ID:FHk4UiiS0
竜崎の頭が段々消えていく
のび太「・・・!?」
竜崎はフードを被った者に不敵な笑みを浮かべて、やがて消えていった
のび太「なんで消えた・・・?」
ヤンキー「お前をああいう風にここに来たんだぜ」
のび太「ど、どういうこと?」
ヤンキー「知るかよ!俺に聞くな」
のび太「ご、ごめん・・・」
改めて一抹の不安を感じた
のび太「・・・!?」
竜崎はフードを被った者に不敵な笑みを浮かべて、やがて消えていった
のび太「なんで消えた・・・?」
ヤンキー「お前をああいう風にここに来たんだぜ」
のび太「ど、どういうこと?」
ヤンキー「知るかよ!俺に聞くな」
のび太「ご、ごめん・・・」
改めて一抹の不安を感じた
51: 2011/05/21(土) 22:45:35.32 ID:FHk4UiiS0
次にデブが消えていく
デブ「あれ?どこだここ?」
そう言うとデブも完全に消えていった
そしてその次にサラリーマンであろう男も消えていった
残るはヤンキーとフードを被った者、そして自分だけだった
思わず体が震えだす
のび太「どうなるんだよ今から・・・」
震えた小さい声で言った
デブ「あれ?どこだここ?」
そう言うとデブも完全に消えていった
そしてその次にサラリーマンであろう男も消えていった
残るはヤンキーとフードを被った者、そして自分だけだった
思わず体が震えだす
のび太「どうなるんだよ今から・・・」
震えた小さい声で言った
55: 2011/05/21(土) 22:52:29.02 ID:FHk4UiiS0
ヤンキー「この長いタイプの銃持って行かなきゃ男じゃないだろ」
半分ふざけたようにそう言った
そして間もなくヤンキーは消えて行った
体の震えが増して、泣き出しそうになっているとフードを被った者が話しかけてきた
「俺の名前はドラだ。」
のび太「へ・・・?」
半分ふざけたようにそう言った
そして間もなくヤンキーは消えて行った
体の震えが増して、泣き出しそうになっているとフードを被った者が話しかけてきた
「俺の名前はドラだ。」
のび太「へ・・・?」
59: 2011/05/21(土) 23:00:39.22 ID:FHk4UiiS0
ドラ「竜崎は言い忘れていたが、今から俺たちの行く場所には範囲がある。その範囲を越えてしまうと頭が吹き飛んでしまうんだ。」
のび太「範囲・・・?」
ドラ「そうだ。範囲に近づくと頭に音楽が流れる。」
必至に理解しようとしていると、今度は彼が行く番のようだ
そして去り際に彼はこう言った
ドラ「君は何故か他人とは思えない。どうか無事でいてくれ」
のび太「範囲・・・?」
ドラ「そうだ。範囲に近づくと頭に音楽が流れる。」
必至に理解しようとしていると、今度は彼が行く番のようだ
そして去り際に彼はこう言った
ドラ「君は何故か他人とは思えない。どうか無事でいてくれ」
64: 2011/05/21(土) 23:07:47.66 ID:FHk4UiiS0
のび太「・・・。」
頭が消えていく
ジジ・・・ジッ・・・ジ・・・
のび太「住宅街?」
辿り着いた場所は、どこにでもあるような住宅街だった
のび太「誰かいない・・・」
とりあえず辺りを歩いてみると、向こうの方で誰かが倒れているのを見つけた
頭が消えていく
ジジ・・・ジッ・・・ジ・・・
のび太「住宅街?」
辿り着いた場所は、どこにでもあるような住宅街だった
のび太「誰かいない・・・」
とりあえず辺りを歩いてみると、向こうの方で誰かが倒れているのを見つけた
69: 2011/05/21(土) 23:15:05.73 ID:FHk4UiiS0
近づこうとした時、頭に微かな警報音が流れた
ピンポロパンポン
のび太「!!」
近づかなくても何が起こったのか分かった
どうやら倒れているのは、どうやらさっきのサラリーマンらしきものだった
ピンポロパンポン
のび太「!!」
近づかなくても何が起こったのか分かった
どうやら倒れているのは、どうやらさっきのサラリーマンらしきものだった
73: 2011/05/21(土) 23:22:45.61 ID:FHk4UiiS0
のび太「何も見ていない・・・何も見ていないっ・・・!」
体の震えを抑えながら、音の鳴る反対の方向へと走った
ある曲がり角を曲がるとヤンキーとデブに遭遇した
デブ「あっ、君さっきの」
ヤンキー「血相かいてなんかあったのか・・・?」
体の震えを抑えながら、音の鳴る反対の方向へと走った
ある曲がり角を曲がるとヤンキーとデブに遭遇した
デブ「あっ、君さっきの」
ヤンキー「血相かいてなんかあったのか・・・?」
75: 2011/05/21(土) 23:29:32.35 ID:FHk4UiiS0
事のいきさつを説明した
デブ「・・・!」
ヤンキー「・・・」
2人とも絶句という様だった
デブ「と、とにかくここから帰る方法を考えようよ」
ヤンキー「だから範囲が決められてるって言っただろ!」
のび太「ここから帰る方法は今は無いよ・・・」
途方にくれていると何が近づく足尾とが聞こえた
はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・
デブ「・・・!」
ヤンキー「・・・」
2人とも絶句という様だった
デブ「と、とにかくここから帰る方法を考えようよ」
ヤンキー「だから範囲が決められてるって言っただろ!」
のび太「ここから帰る方法は今は無いよ・・・」
途方にくれていると何が近づく足尾とが聞こえた
はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・
78: 2011/05/21(土) 23:37:18.08 ID:FHk4UiiS0
のび太「っ!!」
そこに現れたのは黒い玉から浮かびだした者と同じやつだった
体格は大きく、身長は2mほどある
手にはほうき、ちりとりを持っていてほうきの先端は20センチ程のするどい刃物になっている
デブ「これって・・・さっきのそうじ星人だよね?」
ヤンキー「こいつ倒せばいいのか?なんかよく分かんねえけどやってみるか」
そこに現れたのは黒い玉から浮かびだした者と同じやつだった
体格は大きく、身長は2mほどある
手にはほうき、ちりとりを持っていてほうきの先端は20センチ程のするどい刃物になっている
デブ「これって・・・さっきのそうじ星人だよね?」
ヤンキー「こいつ倒せばいいのか?なんかよく分かんねえけどやってみるか」
83: 2011/05/21(土) 23:43:33.07 ID:FHk4UiiS0
ヤンキーが銃を構える
ヤンキー「重てぇーなこれ!トリガー2つ引くんだったよな」
ズパッ!
銃の先が綺麗に切られている
ヤンキー「なっ!!」
間髪入れずにそうじ星人が刃物のついたほうきを振る
さっきまで生きていたはずのヤンキーが首を切られ、その場で横たわっていた
ヤンキー「重てぇーなこれ!トリガー2つ引くんだったよな」
ズパッ!
銃の先が綺麗に切られている
ヤンキー「なっ!!」
間髪入れずにそうじ星人が刃物のついたほうきを振る
さっきまで生きていたはずのヤンキーが首を切られ、その場で横たわっていた
89: 2011/05/21(土) 23:54:37.65 ID:FHk4UiiS0
静かな住宅街に血の海が広がる
そこで行われているのが現実か夢か分からず、2人はただただその場で嘔吐していた
のび太「・・・っ」
デブ「か、帰りたいよ・・・!」
そうじ星人は氏体をほうきで掃いてちりとりに入れている
ちりとりは簡単に氏体を飲み込み、真っ赤に染まっている
はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・
残りの2人も処分しようと、こちらに近づいてくる
そこで行われているのが現実か夢か分からず、2人はただただその場で嘔吐していた
のび太「・・・っ」
デブ「か、帰りたいよ・・・!」
そうじ星人は氏体をほうきで掃いてちりとりに入れている
ちりとりは簡単に氏体を飲み込み、真っ赤に染まっている
はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・
残りの2人も処分しようと、こちらに近づいてくる
95: 2011/05/22(日) 00:02:39.34 ID:5XVUF3l20
デブ「う、うっ、うわーっ!!」
デブは尻餅をついてその場に座り込み叫んでいる
のび太「早く、早く逃げなきゃ・・・」
足がすくんで動けない
だが、辛うじて立つことはできている
次第に涙が溢れ出して、視界がよく見えなくなる
ズプァッ!
デブの叫び声が無くなった
のび太「うっ・・・うっ・・・」
力が抜けて、とうとう座り込んでしまった
デブは尻餅をついてその場に座り込み叫んでいる
のび太「早く、早く逃げなきゃ・・・」
足がすくんで動けない
だが、辛うじて立つことはできている
次第に涙が溢れ出して、視界がよく見えなくなる
ズプァッ!
デブの叫び声が無くなった
のび太「うっ・・・うっ・・・」
力が抜けて、とうとう座り込んでしまった
97: 2011/05/22(日) 00:07:55.76 ID:5XVUF3l20
ピチャブチャァ
どうやら氏体をちりとりの中に入れているようだ
のび太「うっ、うっ・・・」
次は自分の番だと確信した
どう考えても氏んでしまう
のび太「し、氏ぬのは嫌だーっ!!」
腰に付けていたXガンに手をかけた
どうやら氏体をちりとりの中に入れているようだ
のび太「うっ、うっ・・・」
次は自分の番だと確信した
どう考えても氏んでしまう
のび太「し、氏ぬのは嫌だーっ!!」
腰に付けていたXガンに手をかけた
99: 2011/05/22(日) 00:14:20.89 ID:5XVUF3l20
のび太(昔から射的のゲームには自信があった。だがこれはそういうのとは別物なんだよな・・・)
銃をほうき星人に向けるまでの間に、冷静にもこんな事を考えていた
本能なのか奇跡なのか、銃口はしっかりとほうき星人の頭を狙っていた
2つのトリガーを同時に引く
その瞬間視界に映ったのは、Xガンを持った自分の手が宙を舞う光景だった
銃をほうき星人に向けるまでの間に、冷静にもこんな事を考えていた
本能なのか奇跡なのか、銃口はしっかりとほうき星人の頭を狙っていた
2つのトリガーを同時に引く
その瞬間視界に映ったのは、Xガンを持った自分の手が宙を舞う光景だった
100: 2011/05/22(日) 00:20:15.61 ID:5XVUF3l20
のび太「・・・っ!?」
手首から血が噴き出す
必氏に手首を押さえるが、黒いタイツがみるみる内に真っ赤に染まっていく
のび太「あっ・・、あっ・・・」
叫び声にもならないような声を出し、その場に倒れ込んで横になってしまった
ガキィッ・・・バキッ・・
Xガンを持ったままの手をちりとりの中に取り込んだようだ
手首から血が噴き出す
必氏に手首を押さえるが、黒いタイツがみるみる内に真っ赤に染まっていく
のび太「あっ・・、あっ・・・」
叫び声にもならないような声を出し、その場に倒れ込んで横になってしまった
ガキィッ・・・バキッ・・
Xガンを持ったままの手をちりとりの中に取り込んだようだ
101: 2011/05/22(日) 00:26:59.78 ID:5XVUF3l20
のび太「なんでまだ意識があるんだよ・・・。いっその事飛んでくれていいのに。」
真剣にそう思ったが意識は残ったままで、自分に近づいて来るほうき星人をしっかり見ていれるほどだった
ドガッ!!
黒い物体がほうき星人に飛び込んだ
うめき声をあげて倒れ込むほうき星人
竜崎「お前がここのボスか!」
真剣にそう思ったが意識は残ったままで、自分に近づいて来るほうき星人をしっかり見ていれるほどだった
ドガッ!!
黒い物体がほうき星人に飛び込んだ
うめき声をあげて倒れ込むほうき星人
竜崎「お前がここのボスか!」
103: 2011/05/22(日) 00:32:48.67 ID:5XVUF3l20
竜崎「今回は中々苦労したけど、こいつが最後だな」
そして竜崎はこっちを見て言った
竜崎「意識だけは保っとけよ。全部元通りで生きて帰れるから!」
意味がよく分からなかったが、これで助かるんだなと安堵した
ほうき星人の攻撃を簡単にひらりと避ける竜崎
避けたと思えばすかさずカウンターが入る
のび太「なんなんだこの人は・・・」
そして竜崎はこっちを見て言った
竜崎「意識だけは保っとけよ。全部元通りで生きて帰れるから!」
意味がよく分からなかったが、これで助かるんだなと安堵した
ほうき星人の攻撃を簡単にひらりと避ける竜崎
避けたと思えばすかさずカウンターが入る
のび太「なんなんだこの人は・・・」
106: 2011/05/22(日) 00:38:07.33 ID:5XVUF3l20
ギョーン
ほうきを持っている手が膨張し、ほうきと共に爆発する
竜崎「おいおい、動き遅くねえかそうじ星人!」
挑発するようにほうき星人の後ろに回り込む
ギョーン、ギョーン
今度はもう片方の肩から手にかけて、膨張し爆発する
竜崎「もう終わりだな」
ほうきを持っている手が膨張し、ほうきと共に爆発する
竜崎「おいおい、動き遅くねえかそうじ星人!」
挑発するようにほうき星人の後ろに回り込む
ギョーン、ギョーン
今度はもう片方の肩から手にかけて、膨張し爆発する
竜崎「もう終わりだな」
107: 2011/05/22(日) 00:42:45.15 ID:5XVUF3l20
ドガッ!
ほうき星人の腹部に蹴りを入れる
ほうき星人「グッ、グゥッ」
そして首を掴んで持ち上げ、顔にXガンの銃口を向ける
竜崎「チェックメイトだな」
ニヤつきながらそう言うと、ほうき星人の頭が爆発した
ほうき星人の腹部に蹴りを入れる
ほうき星人「グッ、グゥッ」
そして首を掴んで持ち上げ、顔にXガンの銃口を向ける
竜崎「チェックメイトだな」
ニヤつきながらそう言うと、ほうき星人の頭が爆発した
108: 2011/05/22(日) 00:49:15.19 ID:5XVUF3l20
竜崎「!?」
竜崎は戸惑っている
竜崎「くそっ!!あいつ!」
少し遠くにドラの姿が見える
どうやらトドメはドラが刺したようだった
ジッ・・・ジッ・・・ジ・・・
竜崎「まあいい。どうぜ3点とかだろ。」
竜崎の頭が消えていく
のび太「帰れるのか・・・?もう終わったのか?」
竜崎は戸惑っている
竜崎「くそっ!!あいつ!」
少し遠くにドラの姿が見える
どうやらトドメはドラが刺したようだった
ジッ・・・ジッ・・・ジ・・・
竜崎「まあいい。どうぜ3点とかだろ。」
竜崎の頭が消えていく
のび太「帰れるのか・・・?もう終わったのか?」
111: 2011/05/22(日) 00:56:44.84 ID:5XVUF3l20
そう考えてる内に自分も消えていくのが分かった
のび太「元の部屋だ・・・」
手は元通りになっている
血も一切出ていない
のび太「助かったんだ僕・・・。でも・・・」
部屋を見渡しても竜崎とドラ、自分しかいない
のび太「他のみんなはどうなるんだ?」
と竜崎に聞いた
竜崎「もう氏んでしまってここには戻ってこない」
のび太「・・・っ!?」
竜崎「早く採点を始めてくれガンツ!」
のび太「元の部屋だ・・・」
手は元通りになっている
血も一切出ていない
のび太「助かったんだ僕・・・。でも・・・」
部屋を見渡しても竜崎とドラ、自分しかいない
のび太「他のみんなはどうなるんだ?」
と竜崎に聞いた
竜崎「もう氏んでしまってここには戻ってこない」
のび太「・・・っ!?」
竜崎「早く採点を始めてくれガンツ!」
113: 2011/05/22(日) 01:05:06.19 ID:5XVUF3l20
黒い玉に何か表示されているようだったが、それどころじゃ無かった
のび太「じゃあ、あの時助かっていなかったら僕も今頃は・・・」
そう考えるとまた震えが止まらなくなっていたからだ
竜崎「やっと60点か。たぬき、俺はお前より早く出て行くからな」
ドラ「・・・」
そして竜崎は襖を開けて部屋から出て行った
のび太「もう出れるの?」
ドラ「ああ、ミッションが終わったからね。それより君が無事で本当によかった」
のび太「じゃあ、あの時助かっていなかったら僕も今頃は・・・」
そう考えるとまた震えが止まらなくなっていたからだ
竜崎「やっと60点か。たぬき、俺はお前より早く出て行くからな」
ドラ「・・・」
そして竜崎は襖を開けて部屋から出て行った
のび太「もう出れるの?」
ドラ「ああ、ミッションが終わったからね。それより君が無事で本当によかった」
114: 2011/05/22(日) 01:09:47.90 ID:5XVUF3l20
その言葉で何故か泣き出してしまった
何か懐かしいような、母親と接しているかのような感情に陥ったからだ
ドラ「100点を取ればここから解放される。一緒に頑張ろう」
フードの奥のニッコリしたドラの顔は、昔に何処かで見たかのようだった。
第一部 完
何か懐かしいような、母親と接しているかのような感情に陥ったからだ
ドラ「100点を取ればここから解放される。一緒に頑張ろう」
フードの奥のニッコリしたドラの顔は、昔に何処かで見たかのようだった。
第一部 完
116: 2011/05/22(日) 01:11:55.79 ID:5XVUF3l20
ずっと見ていてくれた方本当にありがとうございました
支援のレスがとても心強かったです
文章力が無く誤字脱字も多く、状況が上手く伝えられなくてすみません
支援のレスがとても心強かったです
文章力が無く誤字脱字も多く、状況が上手く伝えられなくてすみません
117: 2011/05/22(日) 01:12:23.67 ID:h2Fta5SR0
続きは書くつもりなのか?
119: 2011/05/22(日) 01:17:55.43 ID:5XVUF3l20
>>117
一応書きたいですが、いつになるかは決めてません
一応書きたいですが、いつになるかは決めてません
120: 2011/05/22(日) 01:20:15.68 ID:Ae0S4NU70
>>119
楽しかったよ
乙
楽しかったよ
乙
引用元: のび太「ガンツ・・・?」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります