1: 2013/01/18(金) 18:37:45.98 ID:jRZAlZEL0
シンジ(……もう限界だよ!!)

シンジ(僕はミサトさんとアスカの召使いじゃない!!!)

シンジ(料理、掃除、洗濯、学校、ネルフの仕事。両立できる訳ないじゃないか!!!!)

シンジ(二人が居ないうちにこっそり家でしよう…)

シンジ「ペンペン今までありがとね…」

ペンペン「クワっ?」

ガサゴソ

シンジ(これで準備よし)

シンジ「バイバイ、ペンペン」バタン




シンジ(……これからどこへ行こう…)テクテク

シンジ(向こうからやって来るのは……アスカ!?)


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序


2: 2013/01/18(金) 18:38:39.07 ID:jRZAlZEL0
シンジ(まずい、どうしよう?)

>>直下

1 知らんぷりして通り過ぎる

2 普通に接する

3 物陰に隠れる

4 その他(内容指定

3: 2013/01/18(金) 18:40:10.19 ID:1mF0qD/k0
3

4: 2013/01/18(金) 18:52:59.57 ID:jRZAlZEL0
シンジ(よし、あの車の陰に隠れよう…)


スタスタ

シンジ(…なんとか凌げたか)

シンジ「やれやれ…」


加持「……何をしているんだい?」

シンジ「…加持さん!?」

加持「アスカから隠れてたみたいだが?」

シンジ(加持さんの車だったとは…)

シンジ(まずい、とりあえず話題を変えよう)

シンジ「ところで加持さんはどうしてこんな所に?」






6: 2013/01/18(金) 18:59:04.08 ID:jRZAlZEL0
加持「ただのドライブさ」

シンジ「そうですか…」

加持「シンジ君、今日何か予定はあるかい?」

加持「よかったら、スイカ畑の手伝いをしてもらいたいんだが…」


シンジ(どうしよう…)

1 手伝う

2 断る

3 その他(内容指定


7: 2013/01/18(金) 19:00:43.22 ID:AGg160D0o
3 事情を話す

9: 2013/01/18(金) 19:09:59.16 ID:jRZAlZEL0
シンジ「実はついさっき………………」




加持「そうだったのか…」

シンジ「…僕は疲れちゃったんです」

加持「…シンジ君、しばらく俺のところにこないか?」

シンジ「そんな、悪いですよ…」

加持「今の君に必要なのは十分な休息だ。遠慮することはない」

加持「葛城には俺から話をしておくよ」

シンジ「加持さん………ありがとうございます」ウルッ

加持(これはかなりきてるな…)


11: 2013/01/18(金) 19:20:09.49 ID:jRZAlZEL0
≪ネルフ本部 加持の居住区≫

シンジ「おじゃまします…」

加持「そう固くならず、くつろいでくれ」

加持「この来客部屋を使うといい」

シンジ「何から何まですみません…」

加持「学校もしばらく休むといいさ。今アスカに会うのも気まずいだろう?」

シンジ「はい…」

加持「シンクロ実験も別にしてもらえるよう、リッちゃんに頼んどくよ」



加持「じゃあ俺は少し出かけてくるよ」

シンジ「分かりました」

12: 2013/01/18(金) 19:27:02.61 ID:jRZAlZEL0
加持『シンジ君はしばらく俺のところで預かることになったから』

ミサト『はっ?どーゆうこと?』

加持『上の許可は取ってある。心配ない』

ミサト『そうじゃなくて、どーしてそうなんのよ?』

加持『シンジ君は多感な時期なのさ…』

加持『それじゃあな』pi




13: 2013/01/18(金) 19:29:32.31 ID:jRZAlZEL0
シンジ(お世話になりっぱなしで悪いな…)

シンジ(よし、晩御飯を作って待ってよう)

シンジ(……加持さんが好きなものってなんだろう?)

14: 2013/01/18(金) 19:33:20.90 ID:jRZAlZEL0
≪葛城宅≫

アスカ(バカシンジかえって来るの嫌に遅いわね…)

アスカのシンジへの気持ち

1 式波

2 惣流

3 めっちゃ大好き

4 首を絞めたいほど嫌い

16: 2013/01/18(金) 19:34:30.74 ID:4JaWk23y0
3

19: 2013/01/18(金) 19:39:16.18 ID:jRZAlZEL0
以降安価なすべて直下で


シンジが大好きなアスカは

1 式波・アスカ・ラングレー

2 惣流・アスカ・ラングレー


20: 2013/01/18(金) 19:46:08.92 ID:GIJKJHNDO
2

21: 2013/01/18(金) 19:54:11.39 ID:jRZAlZEL0

ガチャッ


アスカ「」ガタッ

アスカ(帰ってきた?)

アスカ「おかえり、シン……」タッタッタッ

アスカ「…なんだミサトか」

ミサト「ひどいわね~シンちゃんじゃなくてごめんなさいね~」

ミサト「……そうそう、シンちゃんしばらく加持の所に居るらしいわ」

アスカ「えっ?なんで加持さんの所に!!?」

ミサト「さぁね?聞いたけど教えてくれなかったわ」

アスカ「そんな…………」ショボン



ミサト「…ポークカレーとビーフカレー買ってきたけどどっちがいい?」

アスカ「いらない……」

22: 2013/01/18(金) 20:11:24.43 ID:jRZAlZEL0
加持「ただいま………おやっいいにおいが?」

シンジ「あっ、加持さんお帰りなさい」

加持「おお、これはうまそうだ」

シンジ「勝手に冷蔵庫と台所を使わせてもらいました」

加持「構わないさ。少し早いがいただくとしよう」





加持「さすがシンジ君だ。とてもおいしいよ」

シンジ「…うれしいな、よろこんでもらえて」

シンジ「いつも、ミサトさんはおいしいって喜んでくれるけど、アスカはまあまあとか、ふつうとしか言ってくれないんですよ」

シンジ「やっぱり、作る側としては『おいしい』の一言が欲しいって言うか…」

シンジ「やるきが減っていくってもんですよ…」


シンジ「…すみません愚痴っちゃって」

加持「うれしいよ俺は。シンジ君が腹を割って話してくれているんだから…」


25: 2013/01/18(金) 20:26:51.03 ID:jRZAlZEL0
ーーーー翌日


ヒカリ「おはよーアスカ!」

アスカ「…おはよ……」

トウジ「今日も夫婦仲良くって…」

ケンスケ「あれ?碇は?」

アスカ「…知らない」

トウジ「なんや?喧嘩でもしたんか?」

アスカ「…」

トウジ(あっ、これやばいやつや)




26: 2013/01/18(金) 20:28:50.98 ID:jRZAlZEL0
よくよく考えたらシンジが大好きな惣流なんて無理じゃね?
式波にしていい?

28: 2013/01/18(金) 20:45:46.12 ID:jRZAlZEL0

先生「それでは授業を始める」

先生「ん?碇は休みか。まあいい」

エーセカンドインパクトニヨリセカイジンコウノ・・・



~昼休み~

アスカ「バカシンジーお弁と…」

アスカ(…居なかったんだっけ……)

アスカ「購買行こう…」



ヒカリ「アスカ、碇君に何かあったの?」

アスカ「…実は………」


ヒカリ「そうだったの…でもどうして急に?」

アスカ「分からない……放課後加持って人の所に行ってみるわ」






29: 2013/01/18(金) 21:02:36.96 ID:jRZAlZEL0
≪ネルフ本部 加持の居住区≫

シンジ「う~ん、よく寝た。久しぶりだな、こんなに寝たの……」

シンジ「あれ?テーブルの上に…」

『おはようシンジ君よく眠れかい?朝食を作っておいたから温めて食べてくれ。今日シンクロ実験を15時に行うそうだから、忘れないように頼むよ』

シンジ「……起きたら食事が用意されてる……」

シンジ「最高だ…」





シンジ「シンクロ実験まで暇だな…何をしよう?」

1 加持さんのスイカ畑で雑草抜きをする

2 ベットでごろごろする

3 その他(内容指定


30: 2013/01/18(金) 21:05:12.63 ID:H8/EcITxo
1

34: 2013/01/18(金) 21:16:28.03 ID:jRZAlZEL0
≪スイカ畑≫

シンジ「この前に抜いたはずなのに、もう生えてる…」

シンジ「これくらい手伝わなきゃ!」



ーーー2時間後

シンジ「ふうー終わった」

シンジ「もう1時か…そういえばお腹もすいたな……」


シンジ「ネルフの食堂行くか…」






≪ネルフ食堂≫

シンジ「んー何にしよっかなっと」サッ

シンジ(ミ、ミサトさんだ………どうしよう?)

1 食事をあきらめる

2 一緒に話す

3 無視する

















35: 2013/01/18(金) 21:17:11.91 ID:nhh3P2+SO
3

36: 2013/01/18(金) 21:32:31.67 ID:jRZAlZEL0
シンジ(ミサトさんなんかもう知らないよ!!)

シンジ「すいませーん、親子丼ひとつ下さーい」

ハーイ


シンジ「いただきまーす」モグモグ

シンジ(値段の割においしいな…)


ミサト(あれ?もしかしてシンちゃん?)

タッタッタッ
ミサト「シンジ君?」

シンジ(無視無視)

ミサト「どうして急に加持の所へ行ったの?」

シンジ「…」パクパク

ミサト「シンジ君?」

シンジ「…」モグモグ カチャ

シンジ「ごちそうさまでした」ガタッ

スタスタ

ミサト「ちょっとシンジ君?無視しないの!!」ガシッ

シンジ(捕まった…どうしよう?)


1 胸の内をさらけ出す

2 沈黙を貫く

3 手を振り払う

37: 2013/01/18(金) 21:34:03.32 ID:HANik+Yb0
1

40: 2013/01/18(金) 21:43:51.71 ID:jRZAlZEL0
シンジ「……嫌なんですよ」ボソッ

シンジ「もう嫌なんですよ!!!!」

シンジ「料理、掃除、洗濯全部僕に押し付けて!!!」

シンジ「僕はミサトさんとアスカの召使いじゃない!!!」

シンジ「ミサトさんだって忙しいのは知ってますよ。でも少し位手伝ってくれてもいいじゃないですか!!!」

シンジ「家事全般に学校、ネルフの仕事の両立なんて無理ですよ!!」

シンジ「僕はもう疲れたんです………実験があるので失礼します」スタスタ



ミサト「シンジ君……」

43: 2013/01/18(金) 21:54:24.65 ID:jRZAlZEL0
≪シンクロテスト≫

リツコ「シンジ君、シンクロ率かなり落ちたわね…」

マヤ「そうですね。先週まで順調に伸びていたのに……」

リツコ(リョウちゃんの言ってたやつが原因のようね)

リツコ「保護者失格ねミサト」

ミサト「…そうね」

ミサト「さっきシンジ君に出て行った理由を聞いたわ」

ミサト「今までシンジ君がやってくれて当然と思ってしまっていたわ…」


リツコ「長く続くようだと作戦に支障が出かねないわ。早急に解決してね」

ミサト「ええ」


リツコ「シンジ君お疲れさま。上がっていいわよ」

シンジ『はい』

46: 2013/01/18(金) 22:07:41.94 ID:jRZAlZEL0
シンジ「今日も疲れたな……」

シンジ(あ、アスカ?なんでここに?)

シンジ(これじゃ部屋に戻れない…)

シンジ(あっ、帰ってった…)




ガチャ

ボスッ
シンジ「…」

シンジ「ミサトさんに少し言い過ぎたかな…?」

シンジ「…僕は今まで頑張ってきたんだ!僕には怒る権利があるはずだ!」

シンジ「それでいいじゃないか…」

シンジ「…」

シンジ「」スースー

48: 2013/01/18(金) 22:18:42.44 ID:jRZAlZEL0
≪葛城宅≫

ガチャ
ミサト「ただいま…」

アスカ「おかえり。シンジはまだ加持って人の所にいるの?」

ミサト「そのことなんだけどね。今日…………………」




アスカ「そう……」

ミサト「どう?これから少しずつ家事の練習しない?」

アスカ「そうね、考えとく…」

ミサト(一日いないだけで、こんなに元気なくなるなんて…)

ミサト(このままだと、二人ともダメになってしまうわ)

49: 2013/01/18(金) 22:32:13.87 ID:jRZAlZEL0
『ジ君?』

シンジ「ん……」

加持「シンジ君?」

シンジ「あ、加持さん」

加持「晩御飯ができたところだ。冷めないうちに食べよう」




シンジ「おいしいです、これ!!」

加持「そうかい?シンジ君からお褒めの言葉をいただけるとは光栄だな」

シンジ「やっぱり、加持さんはすごいです」

シンジ「仕事もばっちりできて、家事もしっかりこなすなんて」

シンジ「それに比べてミサトさんは……」


加持「シンジ君。これは俺からの忠告だ。葛城に料理は絶対にさせてはいけない…」

シンジ「どうしてですか?」

加持「食べた日は一日中トイレから出られなくなるぞ…」

シンジ「あははは…」

50: 2013/01/18(金) 22:49:46.23 ID:jRZAlZEL0
ーーーーー 一週間後
≪学校≫

先生「なんだ、また碇は休みか……」

エー ソレデハ セカンドインパクトニヨリ……

アスカ「…」ボー


~昼休み~

綾波「2番目の人、碇君どうかしたの?」

アスカ「ふんっ、知らないわよあんなやつのことなんか」

綾波「そう……」

綾波「最近の貴女はとても寂しそう…」

アスカ「はぁ?何言ってんのよ?」



シンジに対する綾波の気持ち

1 ポカ波

2 3番目の綾波レイ

3 嫌い

51: 2013/01/18(金) 22:50:08.85 ID:gXqAoRof0

53: 2013/01/18(金) 22:59:35.64 ID:2L8pQsrR0
ポカ波て

61: 2013/01/21(月) 16:16:24.52 ID:pKHaalVD0
綾波(碇君のお弁当がない…)

綾波(碇君のいない教室…)

綾波(元気のない2番目の人…)

綾波(ぽかぽかしない…)

綾波(……これが寂しい?)

62: 2013/01/21(月) 16:30:55.69 ID:pKHaalVD0
≪スイカ畑≫

シンジ(することもなく、ひたすら畑の手入れをしている…)

シンジ(日に日に大きくなっていくスイカの実)

シンジ(…そういえば、このあたりで人に会ったことないな…)

シンジ(今日はもうすることもないし、いろんな所を見て回ってみるか)

63: 2013/01/21(月) 16:38:11.96 ID:pKHaalVD0
ザクッ ザクッ ザクッ

シンジ(みごとな鍬使い……僕と同い年位なのに…すごいや)

???「園芸はいいねぇ」

シンジ「えっ?」

???「園芸は心を穏やかにしてくれる」

???「リリンが生み出した文化の極みだよ。そう感じないかい?碇シンジ君」

シンジ「どうして僕の名を?」

???「知らない者はいないさ。失礼だが、君は自分の立場をもう少しは知った方がいいと思うよ」

シンジ「そうかな?………あの、君は?」

カヲル「僕はカヲル。渚カヲル。」

カヲル「君と同じ運命を仕組まれた子どもだよ」

シンジ「渚…カヲル君……?」

カヲル「カヲルでいいよ」ニコッ

シンジ「僕もシンジでいいよ」ポッ


64: 2013/01/21(月) 16:48:18.71 ID:pKHaalVD0
シンジ「…カヲル君はなにを育てているの?」

カヲル「今はきゅうり、トマト、なすといった所かな?」

カヲル「収穫したてのトマトでも食べるかい?」

シンジ「あ、ありがとう。真っ赤でおいしそうだ」


シンジ「甘い!こんなに甘くておいしいトマトは初めてだよ」

カヲル「ふふっ。ありがとう。いつでも食べに来るといいよ」



65: 2013/01/21(月) 16:54:58.58 ID:pKHaalVD0
ーーーーー翌日
≪カヲルの畑≫

ザクッ ザクッ

シンジ「カヲル君」

カヲル「やぁ、シンジ君。どうしたんだい?」

シンジ「その…昨日のお礼に何か手伝おうと思って……」

シンジ「初心者の僕でもできることってある?」

カヲル「それはありがたい…では、雑草抜きでも頼もうかな?」

シンジ「それなら任せてよ。雑草抜き得意なんだ」

66: 2013/01/21(月) 17:04:55.88 ID:pKHaalVD0

カヲル「…今日は平日なのに、学校は休みなのかい?」

シンジ「う…うん。今日は開校記念日でね。休みなんだ」

カヲル「君は嘘をつくのが上手ではいね…」

カヲル「よかったら僕に話しておくれよ。君の抱えていること」

シンジ(…なんでだろう………知り合って間もないのに、カヲル君に聞いて欲しいと思える…)


シンジ「…実はね………」


67: 2013/01/21(月) 17:24:57.70 ID:pKHaalVD0

カヲル「…そんなことがあったんだ」

シンジ「うん…僕は疲れちゃったんだ……」

シンジ「あれこれいろんなことをして……でも今は楽しいよ…」

カヲル「楽しい?嘘はだめだよ。そんな悲しそうな顔をして……」

シンジ「…えっ?」

カヲル「確かに君はいろいろなことを押し付けられていたかもしれない…」

カヲル「しかし、全てから解放された今でも、誰かの役に立とうと手伝いをしている…」

カヲル「結局、君は誰かのために何かをする。このことに喜びを感じているんだ」

カヲル「辛いことだけではなかったはずだよ。思い出すんだ。楽しかったことも」

シンジ「……僕は…」

カヲル「結論を急ぐ必要もない。しっかり考えるんだ。自分で」

シンジ「…」

68: 2013/01/21(月) 17:35:21.28 ID:pKHaalVD0

カヲル「彼女達も反省しているよ、きっと」

シンジ「そんなわけ……」

カヲル「あって当然と思っていたものが突然なくなる」

カヲル「その時初めてそのもののありがたさに気付く。そういう生物なのさ、リリンは」

カヲル「シンジ君が出てって行ったことが、彼女らに何らかの変化を起こさせたはずだよ」

シンジ「…」

69: 2013/01/21(月) 17:46:43.55 ID:pKHaalVD0
≪ネルフ本部 加持の居住区 客室≫

シンジ(…どうすればいいんだ)

シンジ(カヲル君の言う通りに家に…)

シンジ(家…?)

シンジ(僕はミサトさんの家に住まわせてもらってただけ…)

シンジ(でも、僕はすでにミサトさんの家を、自分の家と認識している…)

シンジ「これ以上加持さんの家にいるのも迷惑だし」

シンジ「僕は…………」

1 ミサトの家に帰る

2 ラミエル戦前のように遠くへ家でする

3 その他(内容指定



71: 2013/01/21(月) 17:57:39.15 ID:kH11GHVU0
マリがいるなら
マリの所
いないなら1

72: 2013/01/21(月) 18:05:46.35 ID:pKHaalVD0
シンジ「僕の家はあそこしかない」

シンジ「謝らなきゃな、二人に……」
カキカキ

シンジ「ありがとうございました」バタン

73: 2013/01/21(月) 18:13:08.26 ID:pKHaalVD0
ガチャ
加持「ただいま」

シーン

加持「あれ?また寝ているのかな?」

加持「おや、テーブルになにか?」

『今までお世話になりました。僕の家はやっぱりあそこしかないんだと、気づきました。また畑の手伝いに行きます。ありがとうございました。碇シンジ』

加持「ふっ、やっと気づいたようだな」

加持「シンジ君がいなくなると、さみしくなるな。ははっ」

74: 2013/01/21(月) 18:17:36.34 ID:pKHaalVD0
テクテク

シンジ(二人になんて謝ろう)

シンジ(ミサトさんにはあんなひどいこと言っちゃったし…)

シンジ(アスカに殴られるだろうな…)

シンジ(……嫌だな、痛いのは…)


通行人「おい!少年! 赤信号だぞ!!!」

シンジ「えっ!?」

プップー

シンジ「うああああああああああああああああ」




シンジのけがレベル

1 生氏を彷徨うほど重体

2 骨折する

3 かすり傷程度

75: 2013/01/21(月) 18:19:35.61 ID:FHfFbyzZ0
3

76: 2013/01/21(月) 19:11:07.85 ID:pKHaalVD0
ドン

『バッキャロー、気を付けやがれ!』


シンジ「いてててて」

通行人「大丈夫か!?」

シンジ「なんとか…」

シンジ(あ、危なかった…声をかけてもらわなかったら、直撃だったな………)

通行人「けがは?」

シンジ「かすり傷程度です」

通行人「そうか、よかった。一応警察に通報するかい?」

シンジ「いえ、赤信号で渡った僕が悪いんで…(そんなことしなくても、ネルフで勝手に…)」

シンジ「それより、声をかけてくれてありがとうございました」

通行人「ほんとに大きなけががなくてよかったよ」


77: 2013/01/21(月) 19:19:06.01 ID:pKHaalVD0
≪葛城宅前≫

シンジ(うっ………いざ入ろうと思うと緊張するな…)

シンジ(逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ)

シンジ「…よし」

ピンポーン




『はーい』
出てきたのは

1 ミサト

2 アスカ

3 その他(内容指定

78: 2013/01/21(月) 19:19:47.91 ID:oVApmnADo

79: 2013/01/21(月) 19:28:27.64 ID:pKHaalVD0

ミサト「はーい」ガチャ

シンジ「…」

ミサト「シンジ君……」

シンジ「ミサトさん…」

ギュゥゥゥゥゥゥ

シンジ「…ミサト……さん?」

ミサト「ごめんね。シンジ君。ごめんね。ごめんね」ポロポロ

シンジ「僕こそ…ごめんなさい。迷惑かけちゃって」

ミサト「いいの、悪いには私たちだから」

シンジ「ごめんなさい…あんなひどいこと言っちゃって……」

ミサト「いいのよ。いいの……」

80: 2013/01/21(月) 19:30:50.32 ID:pKHaalVD0
ギュゥゥゥゥゥ

シンジ「あの…ミサトさん……」

ミサト「…そうね、さっ早く上がりましょ」ゴシゴシ

シンジ「…」

ミサト「…」

シンジ「た…ただいま」

ミサト「おかえりなさい♪」

81: 2013/01/21(月) 19:39:27.18 ID:pKHaalVD0

シンジ(僕がいない間に部屋はどれ位汚くなっているんだろうか…)

シンジ「あれっ?」

シンジ(想像していたほど汚くない…)

ミサト「どうしたの?」

シンジ「いやっ、なんでも…」


アスカ「ミサト~手鏡貸して~……」

シンジ「アスカ……」


アスカの行動

1 とりあえずぶん殴る

2 最初から謝る

3 その他(内容指定


82: 2013/01/21(月) 19:49:13.44 ID:wIr8RA0q0
抱きついて号泣しながら謝る

87: 2013/01/21(月) 20:17:42.85 ID:pKHaalVD0

シンジ「アスカ……」

ダダダダダダダ

シンジ「ひっ、ご…ごめんなさ………………!!」

ギュゥゥゥゥゥゥゥ

シンジ「あ、アスカ……」

アスカ「…………」グスッ


ミサト「あ!ビール切らしてたんだっけ、買いに行かなきゃ」ガチャ バタン

ミサト(シンちゃんしっかりね♪)


アスカ「………ごめんなさい」グスッ

シンジ「……」

アスカ「…………なんでもずるがら、もう一人にしないで」グスッ

アスカ「……うっ…………うっ」ポロポロ

シンジ「……」

アスカ「………ヒクッ……ヒクッ」ポロポロ

ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

アスカ「!!」

シンジ「ごめんよ…」

シンジ「ごめんよアスカ……」

88: 2013/01/21(月) 20:28:48.97 ID:pKHaalVD0

アスカ「……ヒクッ…」

シンジ「……」

アスカ「………」グスッ

シンジ「……」

シンジ「…アスカ?」

アスカ「…もう少し……」

シンジ「うん…」ギュッ

90: 2013/01/21(月) 20:44:30.79 ID:pKHaalVD0
シンジ(ミサトさんもアスカも、僕のために泣いてくれた)

シンジ(だたの召使いにされてるだけだと思っていたけど、そんなこと全然なかった)

シンジ(僕は必要とされているんだ…)

シンジ(僕はそんな二人の気持ちに気づかないで、変な意地張って)

シンジ(バカだ僕は……)

シンジ「………うっ……うっ…」グスッ

アスカ「シンジ……?」

シンジ「…うれしくて……」

シンジ「…涙を流して。抱きしめてくれて……僕を受け入れてくれて………」

シンジ「うれしいんだ…ただうれしいんだ……」

アスカ「…今更気づくなんて。ほんとにバカね」フフッ

シンジ「うん。僕は大バカだよ…」ギュッ


91: 2013/01/21(月) 21:00:53.22 ID:pKHaalVD0
ーーーーーー翌日


ヒカリ「アスカ遅いね」

トウジ「せやなぁ、もう時間は過ぎてるしなぁ…」

ケンスケ「ネルフ関係の仕事か何かじゃないのかな?」

ヒカリ「それだったら、いつもなら連絡してくれるんだけど…」

ケンスケ「でも、そろそろ行かないと遅刻するぜ」

トウジ「しゃーない、先行くか」


『おーい』


ヒカリ「あっ、来た!」

ケンスケ「…おい、隣のって」

トウジ「ホンマや、センセやんか!」

ヒカリ・ケンスケ・トウジ「おーい!」



シンジ「ごめん、遅くなって」

アスカ「あんたが走るの遅いからじゃないの!」

シンジ「ご、ごめん…」

トウジ「お、おい…二人とも……」

ヒカリ「……手…///」

ケンスケ「朝からイヤ~ンな感じ!」

シンジ「これは……///」

アスカ「えへへ///」



終劇

92: 2013/01/21(月) 21:03:27.04 ID:pKHaalVD0

抱き合った後二人に何が起きたかは、それぞれで補完してください。


かなり無理やりまとめましたが、さいごまでありがとうございました!!

94: 2013/01/21(月) 21:11:42.88 ID:4GgoTuV40
おつ

引用元: シンジ「もう嫌だ……………」