1: 2011/11/06(日) 02:28:01.41 ID:xFOegsBAO
梓「うん。また、電話がかかってきて」
憂「テレビ電話で?」
梓「そう。憂にメールは?」
憂「きたよ。内容は同じだったけど…」
梓「まあ、似たような話だしね」
憂「あはは…。それで、お姉ちゃんは何なの?」
梓「あ、やっぱり気になるんだ。でも憂、キン肉マン知ってるの?」
憂「う~ん、正直あんまり」
憂「超人絞殺刑とか地獄のネジ回しとか、有名なのは知ってるけど…」
梓「うん、全然問題ないね」
憂「テレビ電話で?」
梓「そう。憂にメールは?」
憂「きたよ。内容は同じだったけど…」
梓「まあ、似たような話だしね」
憂「あはは…。それで、お姉ちゃんは何なの?」
梓「あ、やっぱり気になるんだ。でも憂、キン肉マン知ってるの?」
憂「う~ん、正直あんまり」
憂「超人絞殺刑とか地獄のネジ回しとか、有名なのは知ってるけど…」
梓「うん、全然問題ないね」
3: 2011/11/06(日) 02:41:56.87 ID:xFOegsBAO
梓「最初は誰からにしようかな…。じゃあムギ先輩から」
憂「紬さん…。う~ん、誰だろう」
梓「ムギ先輩は、『サンシャイン』」
憂「サンシャイン!?けっこう意外だね」
梓「うん、サンシャインってさ、悪魔将軍が倒された後、アシュラマンと二人で正義超人戦ったでしょ?」
憂「うん」
梓「つまり、正義超人打倒に燃えるアシュラマンの横には、常にサンシャインがいた訳」
梓「そう、タッグのコンビネーションの特訓をしている時も、呪いの人形を作っている時も」
梓「あの時は、アシュラマンが全悪魔将軍の代表格だったことを考えると、サンシャインのサポートなしではとても対抗できなかったよね」
憂「そうか…。つまり、紬さんが毎日お茶やお菓子を用意してくれたり、合宿のために別荘を用意してくれたりするのと同じで」
憂「サンシャインは悪魔将軍界、紬さんは軽音部にとっての縁の下の力持ちってことだね!」
梓「そう!後、ムギ先輩は本当に力持ちだしね」
憂「そっか、紬さんがいれば、軽音部は何代にも渡って安泰だね!」
梓「そんなに長く頼るのもどうかと思うけど…」
憂「紬さん…。う~ん、誰だろう」
梓「ムギ先輩は、『サンシャイン』」
憂「サンシャイン!?けっこう意外だね」
梓「うん、サンシャインってさ、悪魔将軍が倒された後、アシュラマンと二人で正義超人戦ったでしょ?」
憂「うん」
梓「つまり、正義超人打倒に燃えるアシュラマンの横には、常にサンシャインがいた訳」
梓「そう、タッグのコンビネーションの特訓をしている時も、呪いの人形を作っている時も」
梓「あの時は、アシュラマンが全悪魔将軍の代表格だったことを考えると、サンシャインのサポートなしではとても対抗できなかったよね」
憂「そうか…。つまり、紬さんが毎日お茶やお菓子を用意してくれたり、合宿のために別荘を用意してくれたりするのと同じで」
憂「サンシャインは悪魔将軍界、紬さんは軽音部にとっての縁の下の力持ちってことだね!」
梓「そう!後、ムギ先輩は本当に力持ちだしね」
憂「そっか、紬さんがいれば、軽音部は何代にも渡って安泰だね!」
梓「そんなに長く頼るのもどうかと思うけど…」
4: 2011/11/06(日) 02:53:47.08 ID:xFOegsBAO
梓「次は、律先輩と澪先輩」
憂「二人セットなんだ」
梓「律先輩が『キン肉マンソルジャー』で澪先輩が『ザ・ニンジャ』」
憂「あ、何かわかる…」
梓「うん。悪魔超人だったザ・ニンジャを見出だし、正義超人に生まれ変わらせた、ソルジャー」
憂「昔、ただの内気な少女だった澪さんを、立派なベーシストに生まれ変わらせた律先輩」
梓「そして、一番の理由はこの二人の友情」
憂「うん、何せ宇宙中の悪行超人が震え上がる程の大活躍だもんね」
梓「律先輩と澪先輩が、世界に名が轟くかはわからないけど、二人の友情が、いつまでも続くのは間違いないね」
憂「うんうん、いい話だなあ」
憂「きっと、律さんも最初は自分の服を破って、シスターに変装して澪さんに近づいたのかな」
梓「…それで上手くいくんだったら、澪先輩もっと友達いたと思う」
憂「二人セットなんだ」
梓「律先輩が『キン肉マンソルジャー』で澪先輩が『ザ・ニンジャ』」
憂「あ、何かわかる…」
梓「うん。悪魔超人だったザ・ニンジャを見出だし、正義超人に生まれ変わらせた、ソルジャー」
憂「昔、ただの内気な少女だった澪さんを、立派なベーシストに生まれ変わらせた律先輩」
梓「そして、一番の理由はこの二人の友情」
憂「うん、何せ宇宙中の悪行超人が震え上がる程の大活躍だもんね」
梓「律先輩と澪先輩が、世界に名が轟くかはわからないけど、二人の友情が、いつまでも続くのは間違いないね」
憂「うんうん、いい話だなあ」
憂「きっと、律さんも最初は自分の服を破って、シスターに変装して澪さんに近づいたのかな」
梓「…それで上手くいくんだったら、澪先輩もっと友達いたと思う」
5: 2011/11/06(日) 03:08:33.06 ID:xFOegsBAO
憂「次は梓ちゃんね」
梓「覚えてたか…」
憂「もちろん!梓ちゃんは?」
梓「私は…『ウォーズマン』」
憂「凄いね!かっこいい!」
梓「…あんまりそうでもないよ」
憂「また理由が?」
梓「うん。理由が『最初は、相手を倒すだけの残虐なロボ超人だったけど、友情の素晴らしさを知り、正義超人に生まれ変わったから』」
憂「何か前のと似てるね」
梓「…うん」
憂「ああ、でもわかるよ」
憂「梓ちゃんって、最初は音楽のことしか頭にないって感じだったしね」
梓「いや、さすがにそこまでは…」
憂「だから、ティータイムを無くそうとしたりして」
憂「でも、その後友情(お茶)の素晴らしさを知り、今に至るわけだね」
梓「…はい」
憂「ウォーズマンって、ティーパックマンを惨頃したりしてるしね」
憂「でも、その後惨頃したティーパックマンの、お茶を美味しそうに飲んでたからきっとウォーズマンも本当はお茶が大好きなんだね」
憂「凄いね、まさかこんな昔に梓ちゃんのことが予言されていたなんて…」
梓「考え過ぎじゃないかな」
梓「覚えてたか…」
憂「もちろん!梓ちゃんは?」
梓「私は…『ウォーズマン』」
憂「凄いね!かっこいい!」
梓「…あんまりそうでもないよ」
憂「また理由が?」
梓「うん。理由が『最初は、相手を倒すだけの残虐なロボ超人だったけど、友情の素晴らしさを知り、正義超人に生まれ変わったから』」
憂「何か前のと似てるね」
梓「…うん」
憂「ああ、でもわかるよ」
憂「梓ちゃんって、最初は音楽のことしか頭にないって感じだったしね」
梓「いや、さすがにそこまでは…」
憂「だから、ティータイムを無くそうとしたりして」
憂「でも、その後友情(お茶)の素晴らしさを知り、今に至るわけだね」
梓「…はい」
憂「ウォーズマンって、ティーパックマンを惨頃したりしてるしね」
憂「でも、その後惨頃したティーパックマンの、お茶を美味しそうに飲んでたからきっとウォーズマンも本当はお茶が大好きなんだね」
憂「凄いね、まさかこんな昔に梓ちゃんのことが予言されていたなんて…」
梓「考え過ぎじゃないかな」
6: 2011/11/06(日) 03:17:58.67 ID:xFOegsBAO
梓「じゃ、唯先輩ね」
憂「いよいよ、お姉ちゃんだね」
梓「唯先輩は『キン肉マン』」
憂「やった!主役だ!」
梓「嬉しそうだね」
梓「唯先輩もキン肉マンと同じで、普段は怠けてるけど、いざという時の底力は凄いからね」
憂「もうすぐ、神の力も追い越します!」フンス
梓「そうなんだよね、あの成長率は凄いよ」
梓「普段の唯先輩からは、想像できない…」
憂「…梓ちゃん、一応ギターの練習は毎日してたんだよ?」ウルウル
梓「ご…、ごめん」
憂「でも、それ以外はテレビに釘付けでセンベイをむさぼってたけど」
梓「…水戸黄門見てたの?」
憂「いよいよ、お姉ちゃんだね」
梓「唯先輩は『キン肉マン』」
憂「やった!主役だ!」
梓「嬉しそうだね」
梓「唯先輩もキン肉マンと同じで、普段は怠けてるけど、いざという時の底力は凄いからね」
憂「もうすぐ、神の力も追い越します!」フンス
梓「そうなんだよね、あの成長率は凄いよ」
梓「普段の唯先輩からは、想像できない…」
憂「…梓ちゃん、一応ギターの練習は毎日してたんだよ?」ウルウル
梓「ご…、ごめん」
憂「でも、それ以外はテレビに釘付けでセンベイをむさぼってたけど」
梓「…水戸黄門見てたの?」
7: 2011/11/06(日) 03:24:32.92 ID:xFOegsBAO
梓「ちなみに、今回も私たち以外の人もあるよ」
憂「そうなんだ」
梓「憂は『キン肉マンスーパー・フェニックス』」
憂「私、フェニックス!?」
梓「うん。頭もいい、スポーツもできる、家事も完璧、そして音楽も…」
梓「律先輩が、『もうフェニックスでいい!』って」
憂「何か投げやりな…。私、あんなに性格悪くないと思うけど…」
梓「わかってるよ。それくらい、憂は何でもできるってこと」
梓「超人強度も、一億パワーはあるよ」
憂「そういわれると、そんなに悪い気はしないかな」
憂「そうなんだ」
梓「憂は『キン肉マンスーパー・フェニックス』」
憂「私、フェニックス!?」
梓「うん。頭もいい、スポーツもできる、家事も完璧、そして音楽も…」
梓「律先輩が、『もうフェニックスでいい!』って」
憂「何か投げやりな…。私、あんなに性格悪くないと思うけど…」
梓「わかってるよ。それくらい、憂は何でもできるってこと」
梓「超人強度も、一億パワーはあるよ」
憂「そういわれると、そんなに悪い気はしないかな」
8: 2011/11/06(日) 03:32:07.32 ID:xFOegsBAO
梓「先生は『ネプチューン・キング』」
憂「キング!?」
梓「うん。キングが自分の奪ったマスクを弟子に与えて『ニュー・ロビンマスク』や『ニュー・ウォーズマン』と、しようとしたように」
憂「そうか、先生も自分の作った衣装を皆に着せて『ニュー・お姉ちゃん』や『ニュー・澪さん』としようとしたもんね!」
憂「梓ちゃんも、先生がネコミミを付けさせたから『あずにゃん』になったんだしね」
梓「…私は、すでに『ニュー・梓』だったのか…」
憂「キング!?」
梓「うん。キングが自分の奪ったマスクを弟子に与えて『ニュー・ロビンマスク』や『ニュー・ウォーズマン』と、しようとしたように」
憂「そうか、先生も自分の作った衣装を皆に着せて『ニュー・お姉ちゃん』や『ニュー・澪さん』としようとしたもんね!」
憂「梓ちゃんも、先生がネコミミを付けさせたから『あずにゃん』になったんだしね」
梓「…私は、すでに『ニュー・梓』だったのか…」
9: 2011/11/06(日) 03:38:37.61 ID:xFOegsBAO
梓「和先輩は『プリンス・カメハメ』」
憂「なるほど、お姉ちゃんにとって師匠みたいな物だもんね」
梓「そう。っていうか、師匠以上だと思うけどね」
憂「お姉ちゃんって、普段ゴロゴロしてても、和ちゃんが勉強しようっていうとちゃんと勉強したんだよ」
梓「唯先輩をちゃんと指導できるのは、和先輩だけだね」
憂「そういえば、何か組木を使って算数の勉強したっけ…。懐かしいなあ…」
梓「…どうやって?」
憂「なるほど、お姉ちゃんにとって師匠みたいな物だもんね」
梓「そう。っていうか、師匠以上だと思うけどね」
憂「お姉ちゃんって、普段ゴロゴロしてても、和ちゃんが勉強しようっていうとちゃんと勉強したんだよ」
梓「唯先輩をちゃんと指導できるのは、和先輩だけだね」
憂「そういえば、何か組木を使って算数の勉強したっけ…。懐かしいなあ…」
梓「…どうやって?」
10: 2011/11/06(日) 03:44:59.85 ID:xFOegsBAO
梓「さて、最後は純だね」
憂「待ってました!」ヤンヤヤンヤ
梓「うん、純は…」
純「ちょっと待てー!」
梓「あ、いたんだ。ライオネット純」
純「誰が子獅子星座だ!」
純「始めっからいたわ!また私をオチにしようとしてるなー」
梓「オチだなんて。…人聞きの悪い」
純「どうみてもオチじゃん!今度は何!?カニベースか!?レオパルドンか!?」
梓「違うよ、純は…『プラネットマン』」
純「プ、プラネットマン!?」
憂「待ってました!」ヤンヤヤンヤ
梓「うん、純は…」
純「ちょっと待てー!」
梓「あ、いたんだ。ライオネット純」
純「誰が子獅子星座だ!」
純「始めっからいたわ!また私をオチにしようとしてるなー」
梓「オチだなんて。…人聞きの悪い」
純「どうみてもオチじゃん!今度は何!?カニベースか!?レオパルドンか!?」
梓「違うよ、純は…『プラネットマン』」
純「プ、プラネットマン!?」
11: 2011/11/06(日) 03:52:26.12 ID:xFOegsBAO
梓「うん。プラネットマンって、最初は顔が地球とか、何かありきたりな感じでたいした特徴もなかったけど」
梓「その正体であるバルカンは常に陰になって見えないけど、実は凄く立派な星だったでしょ」
純「う…、うん」
梓「純も、何か最近髪を下ろしたら凄くかわいいって評判じゃん」
梓「純も、今まであんまり目立たないポジションだったけど、表に出てきたら意外と…」
梓「って感じ」
純「……」
憂「凄いね!よかったね、純ちゃん!」
純「ど…、どう反応すりゃいいんだー!」
完
梓「その正体であるバルカンは常に陰になって見えないけど、実は凄く立派な星だったでしょ」
純「う…、うん」
梓「純も、何か最近髪を下ろしたら凄くかわいいって評判じゃん」
梓「純も、今まであんまり目立たないポジションだったけど、表に出てきたら意外と…」
梓「って感じ」
純「……」
憂「凄いね!よかったね、純ちゃん!」
純「ど…、どう反応すりゃいいんだー!」
完
12: 2011/11/06(日) 03:52:59.58 ID:xFOegsBAO
梓「うん。プラネットマンって、最初は顔が地球とか、何かありきたりな感じでたいした特徴もなかったけど」
梓「その正体であるバルカンは常に陰になって見えないけど、実は凄く立派な星だったでしょ」
純「う…、うん」
梓「純も、何か最近髪を下ろしたら凄くかわいいって評判じゃん」
梓「純も、今まであんまり目立たないポジションだったけど、表に出てきたら意外と…」
梓「って感じ」
純「……」
憂「凄いね!よかったね、純ちゃん!」
純「ど…、どう反応すりゃいいんだー!」
完
梓「その正体であるバルカンは常に陰になって見えないけど、実は凄く立派な星だったでしょ」
純「う…、うん」
梓「純も、何か最近髪を下ろしたら凄くかわいいって評判じゃん」
梓「純も、今まであんまり目立たないポジションだったけど、表に出てきたら意外と…」
梓「って感じ」
純「……」
憂「凄いね!よかったね、純ちゃん!」
純「ど…、どう反応すりゃいいんだー!」
完
13: 2011/11/06(日) 03:54:05.14 ID:xFOegsBAO
ありがとうございました
それでは
それでは
15: 2011/11/06(日) 13:36:13.55 ID:hhGpd+5Eo
おつ
おもしろかった
おもしろかった
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります