2: 2016/10/10(月) 19:50:17.72 ID:uMMPwQwV0
P「すまん、もう一回説明してくれ」
晶葉「いいとも。うちの事務所で人気トップクラスといえば凛だ。そんな彼女の魅力の一つとして“蒼さ”が挙げられる。つまり“蒼さ”を数値化することにより、彼女に対抗できる人材を見つけ出せるかもしれない。そんな目的のもと作られたのがこの!『ブループリンセスカウンターサーチャー』だっ!」
P「名前長すぎないか?」
晶葉「略して『ブルースカウター』だ」
P「お前絶対に略称ありきで名付けただろう」
晶葉「まあいいではないか。まず手始めにプロデューサーのBP(ブルーパワー)を測ってやろう…BPたったの5か…ゴミめ」
P「えっ、ひどくない?」
晶葉「いいとも。うちの事務所で人気トップクラスといえば凛だ。そんな彼女の魅力の一つとして“蒼さ”が挙げられる。つまり“蒼さ”を数値化することにより、彼女に対抗できる人材を見つけ出せるかもしれない。そんな目的のもと作られたのがこの!『ブループリンセスカウンターサーチャー』だっ!」
P「名前長すぎないか?」
晶葉「略して『ブルースカウター』だ」
P「お前絶対に略称ありきで名付けただろう」
晶葉「まあいいではないか。まず手始めにプロデューサーのBP(ブルーパワー)を測ってやろう…BPたったの5か…ゴミめ」
P「えっ、ひどくない?」
3: 2016/10/10(月) 19:50:53.68 ID:uMMPwQwV0
P「理屈は分かった。それじゃあスカウトに繰り出すか?」
晶葉「いや、まだ試験段階だからな。まずは事務所のアイドルを測定するところから始めようと思う」
P「そういや俺のBPは5とのことだが、基準値はどうなっているんだ?」
晶葉「ああ、3rdアニバーサリー時の凛のデータが手元にあってな。それをBP30,000として設定してある。過度のインフレは嫌いでね。野菜人襲来編くらいがちょうどいい」
P「その時期だと3万でも強すぎるけどな…」
晶葉「ちなみにこのメカは壁一枚くらいなら透視して測定が可能だ。事務所に入ってくるアイドルを数値から予測するのも面白いかもしれないな」
P「いつものことだが、アキえもんの道具は未来に生きているなぁ…」
晶葉「お、早速誰か来たようだ…BP1,500、中々だな」
晶葉「いや、まだ試験段階だからな。まずは事務所のアイドルを測定するところから始めようと思う」
P「そういや俺のBPは5とのことだが、基準値はどうなっているんだ?」
晶葉「ああ、3rdアニバーサリー時の凛のデータが手元にあってな。それをBP30,000として設定してある。過度のインフレは嫌いでね。野菜人襲来編くらいがちょうどいい」
P「その時期だと3万でも強すぎるけどな…」
晶葉「ちなみにこのメカは壁一枚くらいなら透視して測定が可能だ。事務所に入ってくるアイドルを数値から予測するのも面白いかもしれないな」
P「いつものことだが、アキえもんの道具は未来に生きているなぁ…」
晶葉「お、早速誰か来たようだ…BP1,500、中々だな」
4: 2016/10/10(月) 19:51:32.15 ID:uMMPwQwV0
(ガチャッ)
文香「……どうも、おはようございます……」
晶葉「ほう、これは意外だな。文香はもう少し高いかと思っていたが」
P「確かに文香は難しい言い回しを使ったりするけど、文学少女としての印象が強いからな。あまり“蒼さ”に繋がらなかったんだろう」
文香「……あの、どうかされましたか?」
晶葉「いやなに、かくかくしかじか」
文香「これこれうまうま、ということでしたか……ちなみに私の数値はいかがでしたか?」
晶葉「BP1,500だ。ちなみに数年前の凛をBP30,000と設定してある」
文香「なるほど、サイ○イマンには勝てそうですね……自爆さえされなければ」
晶葉「ああ、地球人としては十分に高い数値だと思うぞ。誇っていい」
P「お前は凛をなんだと思っているんだ…」
文香「では、私はレッスンに行ってきます」
P「おう、頑張ってこい」
文香「……どうも、おはようございます……」
晶葉「ほう、これは意外だな。文香はもう少し高いかと思っていたが」
P「確かに文香は難しい言い回しを使ったりするけど、文学少女としての印象が強いからな。あまり“蒼さ”に繋がらなかったんだろう」
文香「……あの、どうかされましたか?」
晶葉「いやなに、かくかくしかじか」
文香「これこれうまうま、ということでしたか……ちなみに私の数値はいかがでしたか?」
晶葉「BP1,500だ。ちなみに数年前の凛をBP30,000と設定してある」
文香「なるほど、サイ○イマンには勝てそうですね……自爆さえされなければ」
晶葉「ああ、地球人としては十分に高い数値だと思うぞ。誇っていい」
P「お前は凛をなんだと思っているんだ…」
文香「では、私はレッスンに行ってきます」
P「おう、頑張ってこい」
5: 2016/10/10(月) 19:52:39.37 ID:uMMPwQwV0
晶葉「また誰か来たようだ。今度は二人…BP8,000とBP18,000、これは高いぞ!」
P「あー、二人組でその高さ…なんとなく察したわ」
(ガチャッ)
飛鳥「やあ、おはよう。今宵も偶像への階段を登るとしようか」
蘭子「煩わしい太陽ね!」
P「ビンゴ」
晶葉「まあ、そうなるな」
飛鳥「おや、なんだいそれは」
蘭子「戦闘民族の片眼鏡が如き様相…」
晶葉「蘭子の見立ては正しいぞ。実はかくかくしかじか」
飛鳥「まるまるうまうまということかい、なるほどね。それで、ボク達の結果は?」
晶葉「飛鳥がBP8,000、蘭子がBP18,000だ。飛鳥が思ったよりも低かったな」
蘭子「かの野菜王子に匹敵する力…我が高貴なる王気(オーラ)は隠せないようね!」
飛鳥「フン…人はそうやって理解り易く数値化するのが好きだね。枠に収められるのを嫌う者だって少なくはないはずだけれど」
晶葉「お、飛鳥のBPが跳ね上がったぞ。BP16,000…倍になったな」
飛鳥「…え?」
P「なるほど、界王○か」
蘭子「盟友はかの業の伝承者であったか!」
晶葉「またBP8,000に戻ったな。飛鳥、何かしゃべってくれ、もしかしたら3倍もいけるかもしれないぞ」
飛鳥「いや、その…蘭子、そんな期待するような目でボクを見ないでくれ!」
P「あー、ほら、誰か来たぞ、そちらの測定はいいのか」
晶葉「む、そうだな…おお、BP22,000、逸材だ!」
P「蘭子超えは凄いな。しかしそんな蒼いアイドルうちにいたかな…」
P「あー、二人組でその高さ…なんとなく察したわ」
(ガチャッ)
飛鳥「やあ、おはよう。今宵も偶像への階段を登るとしようか」
蘭子「煩わしい太陽ね!」
P「ビンゴ」
晶葉「まあ、そうなるな」
飛鳥「おや、なんだいそれは」
蘭子「戦闘民族の片眼鏡が如き様相…」
晶葉「蘭子の見立ては正しいぞ。実はかくかくしかじか」
飛鳥「まるまるうまうまということかい、なるほどね。それで、ボク達の結果は?」
晶葉「飛鳥がBP8,000、蘭子がBP18,000だ。飛鳥が思ったよりも低かったな」
蘭子「かの野菜王子に匹敵する力…我が高貴なる王気(オーラ)は隠せないようね!」
飛鳥「フン…人はそうやって理解り易く数値化するのが好きだね。枠に収められるのを嫌う者だって少なくはないはずだけれど」
晶葉「お、飛鳥のBPが跳ね上がったぞ。BP16,000…倍になったな」
飛鳥「…え?」
P「なるほど、界王○か」
蘭子「盟友はかの業の伝承者であったか!」
晶葉「またBP8,000に戻ったな。飛鳥、何かしゃべってくれ、もしかしたら3倍もいけるかもしれないぞ」
飛鳥「いや、その…蘭子、そんな期待するような目でボクを見ないでくれ!」
P「あー、ほら、誰か来たぞ、そちらの測定はいいのか」
晶葉「む、そうだな…おお、BP22,000、逸材だ!」
P「蘭子超えは凄いな。しかしそんな蒼いアイドルうちにいたかな…」
6: 2016/10/10(月) 19:53:29.12 ID:uMMPwQwV0
(ガチャッ)
肇「おはようございます…あれ、皆さんどうしました、じっとこちらを見て」
P「確かにロマンチストではあるけれど…そんなに高いか?」
飛鳥「さっきのボクのこともあるからね、壊れているんじゃないのかい?」
晶葉「いやいや、むしろこれは正常に働いている証だよ。そもそもこのブルースカウターは秘められた“蒼さ”を見抜くことが重要なのだからな。肇はそういう意味でうちの事務所では一番のサンプル…もとい被験者なんだ」
肇「あの、話が見えないのですが…」
晶葉「これがその証明となる再現VTRだ。ポチっとな」
肇「おはようございます…あれ、皆さんどうしました、じっとこちらを見て」
P「確かにロマンチストではあるけれど…そんなに高いか?」
飛鳥「さっきのボクのこともあるからね、壊れているんじゃないのかい?」
晶葉「いやいや、むしろこれは正常に働いている証だよ。そもそもこのブルースカウターは秘められた“蒼さ”を見抜くことが重要なのだからな。肇はそういう意味でうちの事務所では一番のサンプル…もとい被験者なんだ」
肇「あの、話が見えないのですが…」
晶葉「これがその証明となる再現VTRだ。ポチっとな」
7: 2016/10/10(月) 19:53:54.92 ID:uMMPwQwV0
肇『ノルウェー…空の青も、深い気がします』
肇『空が…啼いている…いえ、なんとなく、そう感じて』
肇『精霊たちが…舞い踊る地…』
肇『オーロラが少しずつ消えて、天に還っていきます…』
肇『闇もまた、ひとつの色です』
肇『空が…啼いている…いえ、なんとなく、そう感じて』
肇『精霊たちが…舞い踊る地…』
肇『オーロラが少しずつ消えて、天に還っていきます…』
肇『闇もまた、ひとつの色です』
8: 2016/10/10(月) 19:54:51.41 ID:uMMPwQwV0
晶葉「な!」
肇「『な!』って…えっ!?」
P「蒼いな」
飛鳥「蒼いね」
蘭子「蒼穹のヘファイストス!」
晶葉「うむうむ、今回の発明も上々なようで何よりだ」
肇「えっと、状況についていけていないのですけれど…」
P「すまんな、実はかくかくしかじかで」
肇「まるまるくまぐま、ですか…うぅ、私そんなに蒼いでしょうか?」
P「あー、そうだな、肇はロマンチストな所があるからな。それに撮影の時なんかはそういう面が出やすいかもしれない。俺は好きだぞ、肇のそういう所も」
肇「でしたら、いいのですけれど…」
飛鳥「肇がこちら側のヒトだとは思わなかったな。ようこそ同志、歓迎しよう」
蘭子「共に天蓋の星を目指し歩もうぞ!」
肇「もう、二人ともからかわないの!ほら、今日は一緒にレッスンなのだからそろそろ行かなくちゃ」
P「三人とも気を付けて頑張ってこいよー」
肇「『な!』って…えっ!?」
P「蒼いな」
飛鳥「蒼いね」
蘭子「蒼穹のヘファイストス!」
晶葉「うむうむ、今回の発明も上々なようで何よりだ」
肇「えっと、状況についていけていないのですけれど…」
P「すまんな、実はかくかくしかじかで」
肇「まるまるくまぐま、ですか…うぅ、私そんなに蒼いでしょうか?」
P「あー、そうだな、肇はロマンチストな所があるからな。それに撮影の時なんかはそういう面が出やすいかもしれない。俺は好きだぞ、肇のそういう所も」
肇「でしたら、いいのですけれど…」
飛鳥「肇がこちら側のヒトだとは思わなかったな。ようこそ同志、歓迎しよう」
蘭子「共に天蓋の星を目指し歩もうぞ!」
肇「もう、二人ともからかわないの!ほら、今日は一緒にレッスンなのだからそろそろ行かなくちゃ」
P「三人とも気を付けて頑張ってこいよー」
9: 2016/10/10(月) 19:55:50.39 ID:uMMPwQwV0
晶葉「さて次は…どうやら本人が来たようだ。BP33,000か、やはりアニバーサリーの時より少し上がっているな」
P「あれからもう2年近く経っているからなぁ」
晶葉「おや、まだ上がっているみたいだな…!? ば、バカな…35,000……40,000……45000……ま、まだ上がるのか!?」
P「ああ、オチが読めるやつだなこれは」
晶葉「…BP55,555…こ、これは…”Perfect 5th”…!!」
(ピピピピピー…ボムッ!)
晶葉「くっ、規定の測定範囲を超えてしまったか! あぁ…私のスカウター…」
P「ブルー忘れてるぞ」
(ガチャッ)
凛「おはよう…あれ、晶葉?どうしたのそんな所で」
晶葉「…凛、君がナンバーワンだ」
凛「??」
おしまい
P「あれからもう2年近く経っているからなぁ」
晶葉「おや、まだ上がっているみたいだな…!? ば、バカな…35,000……40,000……45000……ま、まだ上がるのか!?」
P「ああ、オチが読めるやつだなこれは」
晶葉「…BP55,555…こ、これは…”Perfect 5th”…!!」
(ピピピピピー…ボムッ!)
晶葉「くっ、規定の測定範囲を超えてしまったか! あぁ…私のスカウター…」
P「ブルー忘れてるぞ」
(ガチャッ)
凛「おはよう…あれ、晶葉?どうしたのそんな所で」
晶葉「…凛、君がナンバーワンだ」
凛「??」
おしまい
11: 2016/10/10(月) 19:58:51.57 ID:uMMPwQwV0
以上です。読んで頂きありがとうございました。デレステイベエンディングコミュの凛は流石の蒼さでしたね…
肇さんはほかにもちょいちょい蒼い発言があったりしますので、良かったらチェックしてみてください。
肇さんはほかにもちょいちょい蒼い発言があったりしますので、良かったらチェックしてみてください。
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