7: 2012/06/23(土) 22:59:18.85 ID:hhhcjPmAP
律子「な、な、な!何馬鹿なこと言ってるんですか!ただでさえ忙しいのに冗談ならやめてください!」

P「冗談でこんなのこと言うと思うか?」

律子「っ……」

律子「でも……そんな急に言われても……ぷ、プロデュースはどうするつもりですか!」

P「正直続けたい。だがアイドルたちもいい顔はしないだろうしやめる覚悟もできているんだ」

律子「プロデューサー……」



律子「ドッキリならこの辺でばらしておいてもらわないと流石に怒りますよ?」

P「なっ!だ、だから本気だって言ってるじゃないか!」

律子「あーはいはい。どうせみんな陰に隠れてドッキリ大成功~とか言う準備してるんでしょ。もう出てきてもいいわよ」

P「……」

26: 2012/06/23(土) 23:16:49.05 ID:hhhcjPmAP
P「俺さ……正直律子を初めて見たときアイドル見たいな若い子が俺と同じプロデュースなんてって思ってたんだ」

P「いや、俺もまだまだ甘いし、比べるわけじゃないけどそれでもこんな子がってな」

律子「……はぁ」

P「で、いざ仕事が始まったらこれだよ。目を疑ったさ」

P「事務員みたいな仕事してるならまだしも、しっかりいっぱしのプロデューサーとして動いてるんだもんな」

P「その姿があまりにも輝いて見えたから、その頃は嫉妬してた」

P「でもなんていうんだろうなぁ、やっぱり才能って言うのか?がむしゃらに努力しても俺のプロデュースするアイドルは変わらず、竜宮だけが上り詰めた」

P「そこで気が付いたんだ、ただプロデュースするんじゃなくて、アイドルの目線でプロデュースすることの大切さを」

P「おかげで今ではうちのアイドルは全員名が知れた。もちろん俺のプロデュースなのは結果だが、きっかけは紛れもなく律子、お前だった」

P「だから……好きになってたっていうのかな」

律子「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。ドッキリ……じゃないんですか?」

P「……だから違うっていってるじゃないか。こんなに真剣に話というかプロポーズをしてるってのに」

律子「プロッ…!あーもうとにかく今はそういう気分じゃないんです!別の機会にしてください!」バタン

P「あ、律子っ………もっとうまくいくと思ったんだけどな……」


律子「…………結婚…?そんな…私なんかが……」

29: 2012/06/23(土) 23:30:01.90 ID:hhhcjPmAP
昼ー事務所近く公園

律子「……はぁ……」
(P「結婚してくれ、律子」)

律子「(結婚ってまだ付き合ってもいないじゃない……でも私だってプロデューサーのこと……?)」

律子「(いやダメ!私だけの問題じゃないもの。あの子たちだってプロデューサーのこと想ってる、それにまだ竜宮小町から手を放すわけにはいかない)」

律子「よし、まだまだ先は長いんだから焦らなくたっていいじゃない!」

プルルルル……

律子「あ、はい、秋月です。…………えぇっ!も、申し訳ございません!はい!すぐ向かいますので!」パタン

律子「う、嘘でしょ……。とにかく急いで行かなきゃ…!」

―――
――

P「えぇ!?亜美が倒れた!?」

小鳥「はい……今スタジオの控室で休んでいるみたいで…律子さんもすぐ駆けつけて向かったみたいですが…」

P「今日は……生放送の歌番組か!?」

小鳥「そうなんです……まさか歌ってる最中に倒れちゃうって…スタッフさんもてんてこまいですけど竜宮の3人が…」

P「マズイな……このままだと3人もそうだが律子も心配だ………小鳥さん、ちょっと俺行ってきます!」

31: 2012/06/23(土) 23:37:29.91 ID:hhhcjPmAP
ースタジオ控室ー
バタバタバタ……ガチャン
律子「亜美っ!それに二人も!大丈夫!?」

亜美「あ……りっちゃんおはおは→……」

あずさ「おはようございます律子さん…亜美ちゃんしゃべらなくていいのよ……」

伊織「遅いじゃないのよ!……ごめんなさい……生放送だったのに…」グッ

律子「一体どうしたって言うの……」

あずさ「亜美ちゃん朝来た時から熱っぽくって、でも大丈夫大丈夫って言いながら無理しちゃったもんだから…」

亜美「ごめんねりっちゃん、あずさお姉ちゃん、いおりん……あの時亜美が自分で具合悪いって言ってたら……」

伊織「いいのよ……生放送の前に出られないなんて言ってたら私も何て言ったかわからないわ。それよりも気が付かなかった私もリーダー失格ね…」

律子「亜美……、あずささん……、伊織……」

律子「(今日はいつもの番組だから大丈夫と思って3人に任せたけど……これじゃあプロデューサー失格じゃない…!)」

スタッフ「あ、プロデューサーの方ですか?ちょっとすみません」

律子「は、はい……」

32: 2012/06/23(土) 23:47:00.35 ID:hhhcjPmAP
ディレクター「いつもお世話になってるけどねー流石に生放送中に倒れられるのは辛いんだわー」

律子「申し訳ありませんでした…私が個々の体調管理に気を配れていなかったせいで…」

ディレクター「いやいや、別に終わったことだからいいんだけどね、今まで765さんにはよくやってもらってたけど来週からはもういいからさ」

律子「!!そ、そんな!来週からはこんなこともうおこしませんのでどうか!」

ディレクター「そんなこといわれてもねーうちの局がおたくのアイドルを酷使してるみたいに言われちゃったしもう厳しいのよ」

律子「それは………」ジワッ

律子「(せっかくここまで積み上げてきた竜宮小町が、私のミスで……嘘……)」


P「ま、待ってください!!」

律子「!? ぷ、プロデューサー…」

P「今回の件、本当に申し訳ありませんでした!先ほどこちらの公式の方でアイドルの不調を掲載してきましたのでどうか、切り捨てないでください!!」

ディレクター「き、切り捨てるってキミ……はぁ、そこまで言うなら私の方からも掛け合ってみるよ。765さんにはお世話になってるから」

P「!! ほ、本当ですか!ありがとうございます!ありがとうございます!」

律子「あ、ありがとうございます!」

―――
――

37: 2012/06/23(土) 23:59:29.78 ID:hhhcjPmAP
控室前
律子「…………あの…プロデューサー?」

P「ん?あぁ、気にすることはないよ、何も律子だけのせいじゃ…」

律子「私のせいです!!」

P「!!」

律子「あ、いや…すみません……。……私が今日に限ってそれぞれで行ってくれなんて言ったから…」

P「そ、そんなのは偶然が重なっただけで…」

律子「よく考えたら昨日の夜、真美が亜美と話しているときに、『亜美顔赤くない?』って言ってたんです……その段階で私が気が付いていたら…」

P「いくらなんでも思い込みすぎだって……」

律子「これじゃあプロデューサー失格ですよね……」

P「そんなことはないって、たまたまが重なるとこういうことも起きるさ。次に活かしていけばいいじゃないか」

律子「………プロデューサーが見てきた輝いた私ってこういう感じでしたか?」

P「えっ?あ、いや、それは……」

42: 2012/06/24(日) 00:14:40.63 ID:cR9PiYxDP
律子「それはそうですよね……」

P「あ、いやそういう意味じゃないんだ……」

律子「グスッ……ちょ、ちょっと風に当たってきますね」

P「あっ律子…………くっ、なんて声をかければいいんだ…」

P「…とりあえず竜宮小町に声をかけていくか…」ガチャリ

亜美「あ、兄ちゃん!やっほ→!」

P「亜美……もう起きて平気なのか?」

亜美「うん、ちょっと熱があるだけで休んだらもう元気100倍!…っとっと…」

あずさ「ほら亜美ちゃん無理しちゃダメよ?プロデューサーさんおはようございます。それで…こんなところにいていいんですか?」

P「え?」

伊織「あんたホント鈍いわねぇ。さっきから丸聞こえなのよ!それに、あんたの思ってることに気が付いてないとでも思ったわけ?さっさと律子のところに行きなさい!」

P「伊織………すまん!行ってくる!!」ガチャ…ダダダ

伊織「全く……手間のかかる二人だこと……」




45: 2012/06/24(日) 00:28:38.65 ID:cR9PiYxDP
夜ー公園

P「律子~!律子いるか~!」

律子「なんですか……大声で叫ばないでくださいよ、近所迷惑じゃないですか…」

P「おぉ、いたか、すまんすまん。…………」

律子「…………」

P「……俺の中の輝いてる律子っていうのはさ…別に失敗してる律子でもそうなんだよ」

律子「……え?」

P「失敗しても次に活かせばいい、それは律子に教えてもらったことだ」

律子「…………」

P「今日はなんか心ここに非ずって感じでいつもの律子の貫録がなかった気がするぞ?」

律子「貫録ってなんですか……」
律子「(確かに私、今日は落ち着きが無かった…。……まさか今朝の?)」

P「………」ダキッ

律子「わっ!」グラッ


47: 2012/06/24(日) 00:36:45.21 ID:cR9PiYxDP
P「………急にごめんな…。でもそういう意味じゃなくってさ。きっと気負いすぎなんだよ律子は」

律子「…………」

P「今日みたいにさ、いつもの調子がでないときだってある。そんな日はリラックスしなきゃ体がもたないだろ?」

律子「……誰のせいだと思ってるんですか…」ボソッ

P「ん?なんか言ったか?」

律子「なんでもないですよ……、それよりもう離してください、暑いです…」

P「あ、あぁ、すまんすまん」

律子「……私は、こんなだから常に走ってないとダメなんです」

P「……うん」

律子「走って走って…それで今までうまくいってたからよかったです。でも今日みたいなことが起こって転んじゃうこともあるって知りました」

P「……そうだな」

律子「…正直プロデューサーが来てくれてなかったら竜宮の3人に合わせる顔がありませんでした。ありがとうございます」

P「いや…それは別にいいんだが…」

律子「プロデューサー。今朝の話は本当なんですよね?」

P「え?……あ、あぁ確かに本気でそう思ってる」

50: 2012/06/24(日) 00:50:24.91 ID:cR9PiYxDP
律子「だったら…私が走りすぎたら止めてくれますか?」

P「え?……それって?」

律子「か、勘違いしないでくださいよ!まだ付き合うって段階ならわかりますけどけ、結婚なんて……もしあるとしても竜宮小町が落ち着いたらです」

P「そうか……うん、もちろん止めてやるさ。そんでもって走ってる時は一緒に走ってやる。それで文句なしに結婚してやるさ!」

律子「も、もう……どうなってもしりませんからね……」

P「あ、そうだ。結婚指輪も用意してあったんだけど………これ、誕生日プレゼントだ」

律子「誕生日…プレゼント……?」

P「ま、まああわよくばプロポーズがうまくいけば記念日になるわけだし!狙ったっていいだろ!」

律子「あ、ありがとうございます……でも多分……」

P「え?な、なんかまずかったか?誕生日今日だよな!?」

律子「きょ、今日といいますか……時計みてくださいよ…」

P「時計……?……あ~!日付過ぎてる!…でも誕生日は昨日だからセーフだよなセーフ!」

律子「はぁ…それでいいですよ全く……ふふっ」

P「…ははっ……これからよろしくな?律子」

律子「いいえ、これから"も"、ですよ?プロデューサー?」          End

52: 2012/06/24(日) 00:53:01.33 ID:cR9PiYxDP
はい、ギュッてしたね
ちゅーして照れるりっちゃんとか誕生日のこと言ったら感動で泣いちゃうりっちゃんとか考えたけどこれが一番王道かなって

保守&駄文お付き合いあいサンクス
日付変わったけどおめでとうりっちゃん
あとはみなさんでお祝いしてあげてくださいな

53: 2012/06/24(日) 00:53:31.69 ID:DeVNfAlB0
ありがとう乙乙
結婚式を書いてもいいのよ

54: 2012/06/24(日) 00:53:43.95 ID:/cLkr/FZ0
>>52
おつ~

57: 2012/06/24(日) 00:55:35.18 ID:b0yra64c0
乙!よかったよー
・・・エピローグ書いてもええんやで?

59: 2012/06/24(日) 00:57:01.86 ID:cR9PiYxDP
エピローグか……
確かにいちゃいちゃさせ足りないからちょっと考えてみるわ
その前に風呂

66: 2012/06/24(日) 01:17:19.86 ID:cR9PiYxDP
ウェディングドレスを持っていない私にしたらこれが一番いい服になるのかしら
今はウェディングドレスもレンタルの時代でしたっけ?まあ確かに家にあっても困るか…
今日は同じ職場の人の結婚式なんです。それも年下だし相手は私も狙ってたんだけど…
い、いや!さすがに寝取るなんてことはしないですよ!そんな魅力もないだろうしなぁ…

亜美「ピヨちゃーん、早くしてよ→!」

小鳥「あ、ちょっと待って!今いくから!」

おっとついつい妄想が広がってしまった…
今日は竜宮小町と一緒に行くことになってます

伊織「遅いわよ小鳥。この私を待たせるとはいい度胸ね?まあ、今日に限ってはアンタに同情して許してあげるわ」

伊織ちゃん流石にそれは辛口すぎるわ…
この服で汗かきたくないのに…

あずさ「ちょ、ちょっと伊織ちゃん?すごく間接的だけど私にも刺さってくるんだけど……」

あずささんはまだいいですよ……
いやそんなことはない!私だってまだ!……まだ…

小鳥「あ、あはは~…それじゃあ行きましょうか!」

何はともあれ今日は私たちの事務所の元プロデューサーさんと律子さんの結婚式なんです!

69: 2012/06/24(日) 01:28:41.32 ID:cR9PiYxDP
亜美「やっほ→兄ちゃん!お~それなりにかっこよくみえるじゃないのこのこの→!」

P「や、やめろひっぱるな亜美!」

あずさ「ホントにかっこいいですよ、プロデューサーさん~ 私も結婚したくなっちゃったわ~」

伊織「それならいつも言ってるじゃなむぐぐ……」

P「伊織やめるんだ、それは言っちゃいけない言葉だきっと。」

伊織「…ぷはっ!な、何すんのよ急に!この口リコン!年下の律子と結婚だなんていつから狙ってたのよ全く!」

P「お、おいおい人聞きの悪いことを言うなって…、お前この前は気が付いてるとか言ってたじゃないか」

伊織「……それはまあなんとなくよ、なんで律子なのかとかは聞いてないじゃない」

P「なんだ?伊織もしかしてやきもち焼いてるのか?結婚式はまだ早いぞ~」

伊織「なっ、なっ!!ば、バカバカバカ!そんなわけあるわけないじゃないこの変態!あんたなんか律子と幸せに爆発してればいいのよ!」

P「ちょ伊織……はぁ…疲れる……あ、小鳥さんもありがとうございます」

小鳥「…………はっ!」

お、思わず見とれてしまった……このままでは修羅場が…ってプロデューサーさんに限ってそんなことはないか
いやしかしホントにかっこいいなぁプロデューサーさん……

小鳥「私も結婚したいです……」

P「はい?」

71: 2012/06/24(日) 01:37:54.50 ID:cR9PiYxDP
小鳥「あ、いえいえ!似合ってますよプロデューサーさん!」

P「あ、ありがとうございます。小鳥さんも素敵ですよ!」

小鳥「えっ!そ、そんな…結婚式の日に……ダメですよ……」

P「えっ?」

小鳥「い、いや!なんでもないですははは~…あ、律子さんはどうです?」

P「そうですねぇ~やっぱり時間かかるみたいですけどそろそろじゃないですかね?」

小鳥「楽しみですねェ律子さんのウェディングドレス姿~」

P「えぇそりゃもう!……って、本人が言っちゃ変ですかね」

小鳥「い、いやそんなことはないと思いますよ~!」

さらっとのろけないでください 
それ結構ダメージ大きいんですよ?

――花嫁の準備が整いました

小鳥「おぉ!ついにご対面ですね!」


律子「………ど、どうも」

P「」

72: 2012/06/24(日) 01:45:08.22 ID:cR9PiYxDP
律子「ど、どう…ですか……?」

P「き、き、綺麗だよ……律子……」

律子「あ、ありがとう…ございます」

……なんですかこれ?目に毒じゃないですか!でも不思議と祝福したくなる!
いやぁでもホント律子さん綺麗だなぁ……ホントにアイドル続けていればよかったんじゃないかって思います

小鳥「綺麗です律子さん!!」

律子「あ、小鳥さん。ありがとうございます。」

小鳥「淡々と返されるとなんか悲しいものがありますね……邪魔者は消えますんでお二人でごゆっくり…」

律子「いやいやそういう意味じゃ、というか別に私変なこといってないじゃないですか!」

小鳥「あはは冗談ですよ~、まあどっちにしても私も他のみんなのとこ行かなきゃいけませんから!」

律子「そ、そうですか。それじゃあまた後で」

ここは空気が薄いので長居はできません
……ほらすぐさま後ろから幸せオーラが……脱出!

P「ついに結婚か……」

律子「早かったですねェ」

P「でも意外だったよな~律子から結婚しましょうって切り出すなんて」

74: 2012/06/24(日) 01:53:55.04 ID:cR9PiYxDP
律子「あ、あれは!竜宮小町もひと段落ついて……」
律子「(竜宮の3人からやたら冷やかされるから勢いで言ってしまったなんて言えない…)」

P「でも確かにそうだよな~竜宮ももうトップアイドルの仲間だろ?やっぱりすごいよ律子は」

律子「そ、そんなことはないですよ……でもよかったと思います。ちゃんと自分の目標は果たせましたから」

P「ははは、やっぱり真面目なんだよな律子は。そうやって今より好きになるところ増やされてもこまるんだけど」

律子「さ、さらっと何言っちゃってるんですかあなたは!もう…そういうことばっかり言ってると他の子にも声かけられちゃいますよ…?」

P「まあそりゃ声はかけられるだろうけど……あれ?もしかして律子もやきもち焼いちゃってる感じ?」ニヤニヤ

律子「ばっ!そんなわけないじゃないですかこの変態プロデューサー!!」

P「うぉぉ、冗談冗談。それよりその”プロデューサーっての久々に聞いたな。家じゃいつも……」

律子「だあああ~!今言わなくていいでしょ今!」

P「あはは悪い悪い。ウェディングドレスなのにそれだけ元気があるんだ、いじりたくもなる」

律子「全くもう……」

P「さてと、そろそろかな。じゃまた後でな」

律子「あ、そうですね。じゃ」

―――
――

77: 2012/06/24(日) 02:16:25.68 ID:cR9PiYxDP
亜美「ねぇねぇりっちゃんはマダ→?」

伊織「そろそろ来るでしょ。ねぇ小鳥?」

小鳥「え?え、えぇ!」

なんで私に振るの伊織ちゃん!?そんなにも私結婚通に見えるの!?
よくわかってないってのがなおさら悲しい…まあそろそろ来るでしょう……

――花嫁の入場~
亜美「うっわ~!りっちゃん超綺麗じゃん!」

あずさ「ホントねぇ~…うわやましいわぁ~」

伊織「わ、私の次くらいに綺麗じゃない!……お似合いだし…」

小鳥「そうねぇ……」

伊織ちゃんの言うとおり、悔しいけどお似合いの二人なんです
ゆっくりとプロデューサーさんの元に歩いていく律子さんはまるでアイドルのようで…

――そなたたちは永遠の愛を誓いますか?
P&律子「はい、誓います」

――それでは…誓いのキスを

――

78: 2012/06/24(日) 02:21:54.51 ID:cR9PiYxDP
亜美「いや~綺麗だったね→」

あずさ「うふふ、これで結婚できるかしら~」

伊織「さすがに安直すぎるんじゃないの?」

小鳥「あ、あはは、伊織ちゃん…」

取る気満々のブーケは予想外の方向に飛んでいき、なぜかそこにいたあずささんが見事キャッチ
そんな私においうちをかけるかのような伊織ちゃんの攻撃でそろそろ限界も近いかも…

小鳥「…プロデューサーさんと律子さん、幸せになるといいなぁ」

ううん、そんなこと私が言わなくてもきっとあの二人なら間違いないんです

―――
P「お疲れ律子」

律子「あ、はいお疲れ様です」

P「ははっ、なんか仕事終わりみたいだな」

律子「また昔の話ですか、昔話ばっかりしてるとおじさんっぽいですよ?」

P「おじさんはともかくもうしばらくしたら…パパにはなるだろうな」

律子「ちょ、ま、またそういうことを唐突に言う……」

P「え?そりゃ律子は欲しいだろ?子供」

82: 2012/06/24(日) 02:31:06.48 ID:cR9PiYxDP
律子「ほ、欲しいですけど……って何言わせるんですか!」

P「いや、別に夫婦だったら自然なことだろ。そんな思春期みたいな反応せんでも」

律子「はぁ…もう驚くのが馬鹿らしくなってきましたよ…」

P「でも、これでしっかり夫婦なわけだ」

律子「そうですね。プロデュースできなくなるってのもさみしいですけど…」

P「やっぱりそうだよな。別にあれだったら共働きでそういう就職先みつけてもいいんだぞ?」

律子「いえ、いいんです。プロデュースに終わりはないと思いますし、どうせやるならあそこがいいんです」

P「そっ…か。やっぱりもうただの女の子じゃないってことだな」

律子「女の子ってそんな年じゃないですよ!」

P「そうだな、もう女の子じゃない……」グイッ

律子「わっ……んっ……ぷはぁ……だから急に…」

P「もうプロデューサーの女の子じゃなく、俺にプロデュースされる女だ」

律子「……かっこいい事言ったと思ってます?なんか古いです」

P「な!マジか…」

律子「ふふっ、冗談ですよ。これからのプロデュースお願いしますよ?あなた!」 End

85: 2012/06/24(日) 02:34:06.41 ID:cR9PiYxDP
ハイホントに終わり
蛇足だったらすまんね

保守再びサンクス
その後は脳内で好きなだけイチャイチャさせるがいいさ!

86: 2012/06/24(日) 02:34:40.69 ID:+dcR9zrb0
お疲れ

88: 2012/06/24(日) 02:35:48.04 ID:DeVNfAlB0
やっぱり律子は最高だぜ!乙!

89: 2012/06/24(日) 02:38:15.64 ID:FJ+fclBE0

律っちゃんかわいいのう

引用元: P「結婚してくれ、律子」 律子「ふぇっ?!」