1: 2013/01/08(火) 21:31:17.16 ID:x+NEmCY6O
P「えー」
律子「えーじゃありません。ここじゃ飼えませんしちゃんと返してきてください」
P「こんなにかわいいのに、なぁ律子」ナデナデ
律子「な!?」
P「ほらほらここが気持ち良いのか律子」ナデナデ
律子「や、やめてください!」
律子「えーじゃありません。ここじゃ飼えませんしちゃんと返してきてください」
P「こんなにかわいいのに、なぁ律子」ナデナデ
律子「な!?」
P「ほらほらここが気持ち良いのか律子」ナデナデ
律子「や、やめてください!」
3: 2013/01/08(火) 21:37:41.05 ID:x+NEmCY6O
P「いきなり大声出してどうしたんだ?律子が怖がるだろ?」ナデナデ
律子「なななな、なんなんですか!?」
P「何がって何が?」ナデナデ
律子「その『律子』って言うのがですよ!」
P「あぁ、このねこの名前だけどそれが何か?」ナデナデ
律子「何か?じゃありませんよ!それに少しねこを撫でるのやめなさい!」
律子「なななな、なんなんですか!?」
P「何がって何が?」ナデナデ
律子「その『律子』って言うのがですよ!」
P「あぁ、このねこの名前だけどそれが何か?」ナデナデ
律子「何か?じゃありませんよ!それに少しねこを撫でるのやめなさい!」
10: 2013/01/08(火) 21:55:40.67 ID:1UY3nxCHP
P「あぁ律子は可愛いなぁ……」
律子「……」ムズムズ
P「それに比べて律子は……少しくらい愛想よくできないものか」
律子「悪かったですね!!」
P「何も律子みたいにしろって言ってるわけじゃなくてさ、俺は律子は律子なりに」
律子「……それわざとやってますよね」
P「え、何が?」
律子「も~!とにかくっ!ネコはダメです!」
P「え~……ほら、可愛いよ?」
律子「な、い、いいですって私は……」
P「ほら、呼んでみ?」
律子「だ、だから……もう」
律子「……り、律子?」
P「なぁに?」
律子「ひゃぁ! や、やめてくださいっ!」
律子「……」ムズムズ
P「それに比べて律子は……少しくらい愛想よくできないものか」
律子「悪かったですね!!」
P「何も律子みたいにしろって言ってるわけじゃなくてさ、俺は律子は律子なりに」
律子「……それわざとやってますよね」
P「え、何が?」
律子「も~!とにかくっ!ネコはダメです!」
P「え~……ほら、可愛いよ?」
律子「な、い、いいですって私は……」
P「ほら、呼んでみ?」
律子「だ、だから……もう」
律子「……り、律子?」
P「なぁに?」
律子「ひゃぁ! や、やめてくださいっ!」
13: 2013/01/08(火) 22:00:18.89 ID:1UY3nxCHP
P「不思議だろ、こいつ鳴かないんだ」
律子「……」
P「まるで律子とは大違いって言うか、真逆っていうか」
律子「……」
P「こんなに可愛いのにどうして捨てなきゃいけないのかね~」
律子「……じゃあいいです」
P「えっ!許してくれる!」
律子「……私が、居なくなります」
P「そうか~……え?」
律子「……」
P「い、いや、冗談だろ?」
律子「だって……私なんていなくても、その”律子”がいればいいんじゃないですか」
P「い、いやいやいやいや!」
律子「何を言われることもなくて、いいんじゃないですか!」
P「違うんだって、そういう意味じゃなくてだな!」
律子「……」
P「まるで律子とは大違いって言うか、真逆っていうか」
律子「……」
P「こんなに可愛いのにどうして捨てなきゃいけないのかね~」
律子「……じゃあいいです」
P「えっ!許してくれる!」
律子「……私が、居なくなります」
P「そうか~……え?」
律子「……」
P「い、いや、冗談だろ?」
律子「だって……私なんていなくても、その”律子”がいればいいんじゃないですか」
P「い、いやいやいやいや!」
律子「何を言われることもなくて、いいんじゃないですか!」
P「違うんだって、そういう意味じゃなくてだな!」
16: 2013/01/08(火) 22:03:39.75 ID:1UY3nxCHP
律子「なんですかそんなにデレデレデレデレ……」
P「ね、ネコだし……」
律子「私はどうせ口数の多くて可愛げがなくて、邪魔な女ですよ……」
P「だから律子!」
律子「なんですか!」
スッ
律子「……え?」
P「……律子も可愛い可愛い」ナデナデ
律子「ちょ、ちょ、やめ……」
P「撫でられるの嫌いか?」
律子「す、好きなわけないじゃないですか!」
P「そうか、じゃやめた方がいいか?」
律子「や、やめなくても……」
P「ん?」
律子「そ、そのままでいいですっ!」
P「ね、ネコだし……」
律子「私はどうせ口数の多くて可愛げがなくて、邪魔な女ですよ……」
P「だから律子!」
律子「なんですか!」
スッ
律子「……え?」
P「……律子も可愛い可愛い」ナデナデ
律子「ちょ、ちょ、やめ……」
P「撫でられるの嫌いか?」
律子「す、好きなわけないじゃないですか!」
P「そうか、じゃやめた方がいいか?」
律子「や、やめなくても……」
P「ん?」
律子「そ、そのままでいいですっ!」
19: 2013/01/08(火) 22:06:24.71 ID:1UY3nxCHP
P「んー」
律子「……な、なんですか」
P「これ、いつまで?」
律子「い、いつまでって……」
P「ほら、律子も眠たそうにしてるし」
律子「いや、私は別に……」
P「違う違う、ネコ」
律子「あっ……」
P「律子も眠い?」
律子「だから眠くないですっ!」
P「そうか」
律子「……もう」
P「……ふむ」
律子「や、やっぱりもういいです! ありがとうございました!」
P「そうか?」
律子「……な、なんですか」
P「これ、いつまで?」
律子「い、いつまでって……」
P「ほら、律子も眠たそうにしてるし」
律子「いや、私は別に……」
P「違う違う、ネコ」
律子「あっ……」
P「律子も眠い?」
律子「だから眠くないですっ!」
P「そうか」
律子「……もう」
P「……ふむ」
律子「や、やっぱりもういいです! ありがとうございました!」
P「そうか?」
21: 2013/01/08(火) 22:10:55.37 ID:1UY3nxCHP
律子「……」ドキドキ
P「どっちの律子も、可愛いなぁ」
律子「……」
P「あっちの律子はたまに噛みつくけどな~」
律子「またそういう……」
P「でも、その分ほら、ギャップが可愛いっていうかさ?」
P「いつも威嚇してくるけど、疲れたら戻ってきてさりげなく懐で丸まってる猫、癒されない?」
律子「……それが私ですか」
P「うん」
律子「……」
P「律子?」
律子「……その猫飼ってもいいですよ」
P「え? えぇ!?」
律子「な、なんですか……」
P「い、いや……いいのか!?」
P「どっちの律子も、可愛いなぁ」
律子「……」
P「あっちの律子はたまに噛みつくけどな~」
律子「またそういう……」
P「でも、その分ほら、ギャップが可愛いっていうかさ?」
P「いつも威嚇してくるけど、疲れたら戻ってきてさりげなく懐で丸まってる猫、癒されない?」
律子「……それが私ですか」
P「うん」
律子「……」
P「律子?」
律子「……その猫飼ってもいいですよ」
P「え? えぇ!?」
律子「な、なんですか……」
P「い、いや……いいのか!?」
25: 2013/01/08(火) 22:14:50.18 ID:1UY3nxCHP
律子「そのかわり!ちゃんとプロデューサーが世話をすること!」
P「はい!」
律子「あっちゃこっちゃ暴れ回られちゃ叶わないので……でも、檻とかはあれですし……」
P「大丈夫、律子は良識あるから」
律子「……」
P「どうぞ続けてください」
律子「それと……流石に律子っていうのは……」
P「えー」
律子「言うと思いました! でも流石に……」
P「んー、じゃありっちゃんで」
律子「……」
P「いい?」
律子「もう好きにしてください……」
P「やったね!」
P「はい!」
律子「あっちゃこっちゃ暴れ回られちゃ叶わないので……でも、檻とかはあれですし……」
P「大丈夫、律子は良識あるから」
律子「……」
P「どうぞ続けてください」
律子「それと……流石に律子っていうのは……」
P「えー」
律子「言うと思いました! でも流石に……」
P「んー、じゃありっちゃんで」
律子「……」
P「いい?」
律子「もう好きにしてください……」
P「やったね!」
26: 2013/01/08(火) 22:18:01.20 ID:1UY3nxCHP
P「よっし!そうと決まればりっちゃんのためにいろいろそろえてくる!」
P「あ、それじゃ律子、りっちゃんの世話頼んだ!」
ヒョイ
律子「あ、え? ちょ、ちょっとプロデューサー!! ……もう」
律子「……はぁ、どうしてこう押しに弱いかしらねぇ」
律子「つい、ああやってカッとなっちゃうし」
律子「ねぇ、貴方みたいに素直になったらもっと……」
P「あ、律子!」
律子「ひゃっ! び、びっくりさせないでくださいよ!!」
P「俺が来るまでに皆が来たら、紹介してやってくれ! じゃ!」
律子「……はいはい、わかりました」
P「よっしゃ! それじゃ!」
律子「……全くもう、でも」
律子「私も、ネコみたいなものなのかな」
律子「イヌみたいにはなれそうもないし、たまにはそうやって気まぐれで……素直に」
P「あ、それじゃ律子、りっちゃんの世話頼んだ!」
ヒョイ
律子「あ、え? ちょ、ちょっとプロデューサー!! ……もう」
律子「……はぁ、どうしてこう押しに弱いかしらねぇ」
律子「つい、ああやってカッとなっちゃうし」
律子「ねぇ、貴方みたいに素直になったらもっと……」
P「あ、律子!」
律子「ひゃっ! び、びっくりさせないでくださいよ!!」
P「俺が来るまでに皆が来たら、紹介してやってくれ! じゃ!」
律子「……はいはい、わかりました」
P「よっしゃ! それじゃ!」
律子「……全くもう、でも」
律子「私も、ネコみたいなものなのかな」
律子「イヌみたいにはなれそうもないし、たまにはそうやって気まぐれで……素直に」
28: 2013/01/08(火) 22:20:23.99 ID:1UY3nxCHP
ガチャッ
亜美「りっちゃーん!!」
律子「え? あ、亜美、真美?」
真美「きいたよーん! ネコ飼うんだって!?」
律子「あ、え、そ、そうね」
亜美「名前は!?」
律子「あ、え、っと……」
真美「決まってないの!? そんじゃねー……」
律子「り、りっちゃん!!」
亜美「……へ?」
真美「り、りっちゃん……りっちゃん?」
律子「……りっちゃん」カアァ
亜美「……いいじゃんりっちゃん!! そんじゃりっちゃん2号だ!」
真美「いいねいいねー! あ、みんなも来るよ! 紹介しなきゃ!」
ワイワイガヤガヤ
亜美「りっちゃーん!!」
律子「え? あ、亜美、真美?」
真美「きいたよーん! ネコ飼うんだって!?」
律子「あ、え、そ、そうね」
亜美「名前は!?」
律子「あ、え、っと……」
真美「決まってないの!? そんじゃねー……」
律子「り、りっちゃん!!」
亜美「……へ?」
真美「り、りっちゃん……りっちゃん?」
律子「……りっちゃん」カアァ
亜美「……いいじゃんりっちゃん!! そんじゃりっちゃん2号だ!」
真美「いいねいいねー! あ、みんなも来るよ! 紹介しなきゃ!」
ワイワイガヤガヤ
30: 2013/01/08(火) 22:23:53.17 ID:1UY3nxCHP
その後プロデューサーが帰ってきて一時りっちゃんは大人気となったものの
ちょこちょこと発生する問題で結局りっちゃんを事務所で飼うことは断念
プロデューサーの家で飼うこともできなかったため、結局……
律子「はぁ……どうして私が」
ピンポーン
P「よっ、律子!」
律子「……」
P「お、りっちゃん! 元気してたかー!」
律子「……元気でしたよ」
P「そっか!りっちゃんの方も元気で何より!」
律子「な、撫でないでください……」
P「あ、嫌だった?」
律子「あ、いえ……なら、もう少し……」
P「あぁ、もちろん」
律子「……」
ちょこちょこと発生する問題で結局りっちゃんを事務所で飼うことは断念
プロデューサーの家で飼うこともできなかったため、結局……
律子「はぁ……どうして私が」
ピンポーン
P「よっ、律子!」
律子「……」
P「お、りっちゃん! 元気してたかー!」
律子「……元気でしたよ」
P「そっか!りっちゃんの方も元気で何より!」
律子「な、撫でないでください……」
P「あ、嫌だった?」
律子「あ、いえ……なら、もう少し……」
P「あぁ、もちろん」
律子「……」
32: 2013/01/08(火) 22:29:23.76 ID:1UY3nxCHP
律子(事務所でりっちゃんりっちゃん言われるのもこそばゆかったけれど)
律子(わざわざ家に来てまでりっちゃん言われるのも……でも)
律子(……たまには会いに来てもらえるのも嬉しいかな、なんて)
律子「……プロデューサー?」
P「うん?」
律子「……なんでもないです」
P「そうか」
律子「……今日は、りっちゃんで居てみましょうか」
P「え?」
律子「なーんでもないですっ!」
P「……そうか!よし!りっちゃんも一緒に遊ぶぞ!!」
律子(他のアイドルもたまに遊びにくるけど、やっぱり実家だし早々来てもらっても大変)
律子(……だからそのうち、りっちゃんと一緒に行ければいいな、なんて思うんですよ、プロデューサー?)
律子「……にゃーんて、ね?」
完
律子(わざわざ家に来てまでりっちゃん言われるのも……でも)
律子(……たまには会いに来てもらえるのも嬉しいかな、なんて)
律子「……プロデューサー?」
P「うん?」
律子「……なんでもないです」
P「そうか」
律子「……今日は、りっちゃんで居てみましょうか」
P「え?」
律子「なーんでもないですっ!」
P「……そうか!よし!りっちゃんも一緒に遊ぶぞ!!」
律子(他のアイドルもたまに遊びにくるけど、やっぱり実家だし早々来てもらっても大変)
律子(……だからそのうち、りっちゃんと一緒に行ければいいな、なんて思うんですよ、プロデューサー?)
律子「……にゃーんて、ね?」
完
33: 2013/01/08(火) 22:31:16.38 ID:ZMeTZyYK0
うむ
34: 2013/01/08(火) 22:31:26.14 ID:cW5XM2pd0
頑張れよ
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