7: 2010/12/26(日) 22:10:18.61 ID:e3mGfw6vO
律「何だ?急に?」
唯「おお、りっちゃん!バロム・1だよ!」
唯「とっても強くてね、すっごくかっこいいんだよ~!」
唯「ね、あずにゃん!」
梓「はい、私達、怪物から助けてもらいました」
律「へぇ~//」イヤー
澪「…!」ドン
唯「おお、りっちゃん!バロム・1だよ!」
唯「とっても強くてね、すっごくかっこいいんだよ~!」
唯「ね、あずにゃん!」
梓「はい、私達、怪物から助けてもらいました」
律「へぇ~//」イヤー
澪「…!」ドン
8: 2010/12/26(日) 22:15:39.12 ID:e3mGfw6vO
律(ご、ごめん)
唯「私も大きくなったらバロム・1になるんだ!」
律「…お前、いくつだ?」
澪(バロム・1本人に言われている…)
唯「むむ!現れたな、あずにゃん魔人!私が退治してやる!」
梓「えっ!?」
唯「たあ~!ばろ~むあずにゃん分補給~!」ムギュー
梓「ひええ~!」
澪「…結局これがやりたかっただけだろ」
唯「私も大きくなったらバロム・1になるんだ!」
律「…お前、いくつだ?」
澪(バロム・1本人に言われている…)
唯「むむ!現れたな、あずにゃん魔人!私が退治してやる!」
梓「えっ!?」
唯「たあ~!ばろ~むあずにゃん分補給~!」ムギュー
梓「ひええ~!」
澪「…結局これがやりたかっただけだろ」
9: 2010/12/26(日) 22:23:37.24 ID:e3mGfw6vO
梓「先輩方、助けて~」
澪「全く…、唯、もうその辺に…」
ガシッ
紬「だめよ、澪ちゃん。せっかくふたりが愛し会ってるのに…」
澪「え…」
紬「ああ…、やっぱり百合って美しいわ…」
紬「それ以外の恋愛なんて比べものにならないわ…」
澪「全く…、唯、もうその辺に…」
ガシッ
紬「だめよ、澪ちゃん。せっかくふたりが愛し会ってるのに…」
澪「え…」
紬「ああ…、やっぱり百合って美しいわ…」
紬「それ以外の恋愛なんて比べものにならないわ…」
11: 2010/12/26(日) 22:33:05.42 ID:e3mGfw6vO
律「おいおい、それは言い過ぎじゃないか?」
紬「そうかしら?男と女の関係なんて所詮は体やお金が目的…。不潔だわ」
紬「それにひきかえ、百合は本当に愛しているからこその禁断の愛…。なんて美しいのかしら…」ウットリ
律「はあ…」
澪「まあ、わからなくもないけど…」
紬「りっちゃん、澪ちゃん。ふたりも遠慮なんてすることないのよ?」
律・澪「…………」
律・澪「どーいう意味だ!?」
紬「そうかしら?男と女の関係なんて所詮は体やお金が目的…。不潔だわ」
紬「それにひきかえ、百合は本当に愛しているからこその禁断の愛…。なんて美しいのかしら…」ウットリ
律「はあ…」
澪「まあ、わからなくもないけど…」
紬「りっちゃん、澪ちゃん。ふたりも遠慮なんてすることないのよ?」
律・澪「…………」
律・澪「どーいう意味だ!?」
12: 2010/12/26(日) 22:43:02.87 ID:e3mGfw6vO
梓「何でもいいけど助けてぇ~!」
紬「唯ちゃん!もっとよ!愛は激しくするほど燃え上がるの!」
唯「わかったよ!ムギちゃん!」ムギュギュー
梓「ひ~!」
―帰り道―
紬「それじゃ、また明日♪」
律「ああ」
澪「それじゃあな」
紬「しゃらんらしゃらんら~」
律「…ムギもあれさえなければなあ」
澪「まあ、本人に悪気はないんだろうけど…」
律「でもさ、ムギって何か自分が楽しむためにやってる感じがするんだよな」
澪「あ、今日の唯みたいにな…」
律「…あと、私達もな」
澪「いっておくが、私にその気はないぞ」
律「あたりまえだ!」
紬「唯ちゃん!もっとよ!愛は激しくするほど燃え上がるの!」
唯「わかったよ!ムギちゃん!」ムギュギュー
梓「ひ~!」
―帰り道―
紬「それじゃ、また明日♪」
律「ああ」
澪「それじゃあな」
紬「しゃらんらしゃらんら~」
律「…ムギもあれさえなければなあ」
澪「まあ、本人に悪気はないんだろうけど…」
律「でもさ、ムギって何か自分が楽しむためにやってる感じがするんだよな」
澪「あ、今日の唯みたいにな…」
律「…あと、私達もな」
澪「いっておくが、私にその気はないぞ」
律「あたりまえだ!」
13: 2010/12/26(日) 22:48:32.04 ID:e3mGfw6vO
律・澪「……」
律・澪「疲れる…」
―紬邸―
紬「うふふ…。今日も唯ちゃんと梓ちゃんよかったわ~」
紬「それにしても、りっちゃんと澪ちゃんは素直じゃないわね」
紬「そうだ!明日、ふたりのお茶に素直になれるお薬入れちゃいましょう!」
紬「明日が楽しみだわ~」
紬「ゆいあ~ずふっ~ふ~♪りつみ~おふっふ~♪」
律・澪「疲れる…」
―紬邸―
紬「うふふ…。今日も唯ちゃんと梓ちゃんよかったわ~」
紬「それにしても、りっちゃんと澪ちゃんは素直じゃないわね」
紬「そうだ!明日、ふたりのお茶に素直になれるお薬入れちゃいましょう!」
紬「明日が楽しみだわ~」
紬「ゆいあ~ずふっ~ふ~♪りつみ~おふっふ~♪」
14: 2010/12/26(日) 22:52:12.79 ID:e3mGfw6vO
コンコン
執事「失礼致します。お嬢様」
紬「あら…、何かしら?」
執事「は…、お客様がぜひ、お嬢様にご挨拶をしたいと…」
紬「お客様…?」
執事「はい、この度、ご主人様と共同で事業を行うことになりました『ミスタードルゲ』様でございます」
執事「失礼致します。お嬢様」
紬「あら…、何かしら?」
執事「は…、お客様がぜひ、お嬢様にご挨拶をしたいと…」
紬「お客様…?」
執事「はい、この度、ご主人様と共同で事業を行うことになりました『ミスタードルゲ』様でございます」
15: 2010/12/26(日) 22:59:51.60 ID:e3mGfw6vO
紬「お父様と…?それはぜひご挨拶させていただくわ」
執事「奥の客間でお待ちになっております。では…」
―客間―
コンコン
紬「失礼致します。はじめまして、琴吹紬でございます」
ミスタードルゲ「やあ、お目にかかれて光栄です。ミスタードルゲです」
ミスタードルゲ「それにしても話に聞いた通りの美しさですな」
紬「まあ…、やめてください」
ミスタードルゲ「フフフ…。そうご謙遜なさらずともよい」
執事「奥の客間でお待ちになっております。では…」
―客間―
コンコン
紬「失礼致します。はじめまして、琴吹紬でございます」
ミスタードルゲ「やあ、お目にかかれて光栄です。ミスタードルゲです」
ミスタードルゲ「それにしても話に聞いた通りの美しさですな」
紬「まあ…、やめてください」
ミスタードルゲ「フフフ…。そうご謙遜なさらずともよい」
16: 2010/12/26(日) 23:06:39.92 ID:e3mGfw6vO
ミスタードルゲ「それに、お嬢さん…。あなたにはとある才能がある…。それに気づいているかな?」
紬「才能…?いえ…」
ミスタードルゲ「フフフフフ…。ならば教えてやろう…。悪のエージェントとしての才能を…」ピュウーン…
紬「え…!?」
ドルゲ「ルロロロロロロロ…、ルロロロロロロロ…、ドールゲー!」
紬「ば…、化物…」
ドルゲ「ルロロロロロロロ…、自らの欲望を満たすために望まぬ愛を押し付ける醜い心…」
ドルゲ「お前こそ、悪のエージェントにふさわしい…」
紬「才能…?いえ…」
ミスタードルゲ「フフフフフ…。ならば教えてやろう…。悪のエージェントとしての才能を…」ピュウーン…
紬「え…!?」
ドルゲ「ルロロロロロロロ…、ルロロロロロロロ…、ドールゲー!」
紬「ば…、化物…」
ドルゲ「ルロロロロロロロ…、自らの欲望を満たすために望まぬ愛を押し付ける醜い心…」
ドルゲ「お前こそ、悪のエージェントにふさわしい…」
18: 2010/12/26(日) 23:16:59.11 ID:e3mGfw6vO
ドルゲ「お前は深海に潜む、醜いクラゲの姿となり、この世界をドルゲの悪の世界に変えるのだ…」
紬「た、助け…!」
ドルゲ「ドールゲー!」
紬「きゃああああ!」
(ドルゲは、悪の細胞である。それは、一種のガン細胞何々の働きをする。その細胞に侵された人間は、醜い悪のエージェントになるのだ…)
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。クゥーララァー!」
ドルゲ「行け!クラゲルゲよ!ドルゲの悪の世界を作るのだ!」
クラゲルゲ「クゥーララァー!」
紬「た、助け…!」
ドルゲ「ドールゲー!」
紬「きゃああああ!」
(ドルゲは、悪の細胞である。それは、一種のガン細胞何々の働きをする。その細胞に侵された人間は、醜い悪のエージェントになるのだ…)
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。クゥーララァー!」
ドルゲ「行け!クラゲルゲよ!ドルゲの悪の世界を作るのだ!」
クラゲルゲ「クゥーララァー!」
20: 2010/12/26(日) 23:25:08.32 ID:e3mGfw6vO
―とある民家―
子供「おぎゃーおぎゃー」
女「あらあら、どうしたの?もうすぐパパが帰ってきますからね?」
フッ…
女「あら?停電かしら?」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。ずいぶんとその子供を大切にしているようですね…」
女「ば、化物!ど、どうかこの子だけは…」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。安心しなさい、私が用があるのはあなたです…」
女「わ、…私…?」
クラゲルゲ「そう…。あなたには実験台になってもらいます…」ブシュウウウ!
女「きゃあああ!」
子供「おぎゃーおぎゃー」
女「あらあら、どうしたの?もうすぐパパが帰ってきますからね?」
フッ…
女「あら?停電かしら?」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。ずいぶんとその子供を大切にしているようですね…」
女「ば、化物!ど、どうかこの子だけは…」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。安心しなさい、私が用があるのはあなたです…」
女「わ、…私…?」
クラゲルゲ「そう…。あなたには実験台になってもらいます…」ブシュウウウ!
女「きゃあああ!」
21: 2010/12/26(日) 23:30:38.26 ID:e3mGfw6vO
――――
男「ただいま~」
女「…」
男「おい!ただいまったら!…返事くらいしろよ…」
子供「おぎゃーおぎゃー」
男「ただいま~!パパでちゅよ~」
女「あなた…」
男「ん…、何だ、聞こえてるんじゃないか…」
女「…その子から離れて」ギラ…
男「お、お前!どうしたんだ!何でナイフなんか…」
女「私とその子の間に入ってこないで…」
男「ただいま~」
女「…」
男「おい!ただいまったら!…返事くらいしろよ…」
子供「おぎゃーおぎゃー」
男「ただいま~!パパでちゅよ~」
女「あなた…」
男「ん…、何だ、聞こえてるんじゃないか…」
女「…その子から離れて」ギラ…
男「お、お前!どうしたんだ!何でナイフなんか…」
女「私とその子の間に入ってこないで…」
22: 2010/12/26(日) 23:37:20.83 ID:e3mGfw6vO
男「よせ!やめろ!」
男「ギャーーー!!」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。実験は成功だ…」
クラゲルゲ「私の粘液を浴びた者は、粘液を浴びて最初に見たものを激しく愛するようになる…」
クラゲルゲ「しかし、それ以外の者には強力な殺意を向けるようになるのだ…」
クラゲルゲ「邪魔する者は皆頃しにしてでも愛を守る…。これこそ本当の愛情だ、ゲルゲルゲル…」
男「ギャーーー!!」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。実験は成功だ…」
クラゲルゲ「私の粘液を浴びた者は、粘液を浴びて最初に見たものを激しく愛するようになる…」
クラゲルゲ「しかし、それ以外の者には強力な殺意を向けるようになるのだ…」
クラゲルゲ「邪魔する者は皆頃しにしてでも愛を守る…。これこそ本当の愛情だ、ゲルゲルゲル…」
24: 2010/12/26(日) 23:45:56.79 ID:e3mGfw6vO
(その日から、クラゲルゲの暗躍は続いた!)
―とある公園―
女の子A「ねえ、私も仲間に入れて!」
女の子B「…だめよ」
女の子A「どうして?いいじゃない!」
女の子C「…あなた、私達の邪魔をするのね…?」
女の子B「許せない…」ガシッ…
女の子A「えっ…」
女の子B「頃してやる…」ギリギリ…
女の子A「く…、苦し…」
―とある公園―
女の子A「ねえ、私も仲間に入れて!」
女の子B「…だめよ」
女の子A「どうして?いいじゃない!」
女の子C「…あなた、私達の邪魔をするのね…?」
女の子B「許せない…」ガシッ…
女の子A「えっ…」
女の子B「頃してやる…」ギリギリ…
女の子A「く…、苦し…」
25: 2010/12/26(日) 23:56:42.84 ID:e3mGfw6vO
―とあるオフィス―
OL1「ちょっとシャーペンかしてね!」ヒョイ
OL2「あっ…」
OL3「ちょっと…、あなた、何勝手にOL2の物使ってるのよ…!」
OL1「えっ?」
OL2「そうよ…、私の物を使っていいのはOL3だけなんだから…」
OL2「そんなに私の物が使いたければ、これをあげる…」ギラ…
OL1「え…、ちょっと…」
OL1「きゃああああ!」
OL1「ちょっとシャーペンかしてね!」ヒョイ
OL2「あっ…」
OL3「ちょっと…、あなた、何勝手にOL2の物使ってるのよ…!」
OL1「えっ?」
OL2「そうよ…、私の物を使っていいのはOL3だけなんだから…」
OL2「そんなに私の物が使いたければ、これをあげる…」ギラ…
OL1「え…、ちょっと…」
OL1「きゃああああ!」
26: 2010/12/27(月) 00:03:36.95 ID:FkXh2gUFO
―部室―
梓「こんにちは…」
律「おーっす」
梓「今日もムギ先輩お休みなんですか?もうこれで4日目ですね…」
律「ああ…、心配だな」
澪「…」カチカチ
律「ん?澪、何見てるんだ?」
澪「携帯でニュースをな。これちょっと見てみろ」
律「ん…、どれどれ」
律「オフィスで殺人未遂…。公園で友達の首絞める…。嫌なニュースだな」
梓「こんにちは…」
律「おーっす」
梓「今日もムギ先輩お休みなんですか?もうこれで4日目ですね…」
律「ああ…、心配だな」
澪「…」カチカチ
律「ん?澪、何見てるんだ?」
澪「携帯でニュースをな。これちょっと見てみろ」
律「ん…、どれどれ」
律「オフィスで殺人未遂…。公園で友達の首絞める…。嫌なニュースだな」
27: 2010/12/27(月) 00:07:58.21 ID:FkXh2gUFO
澪「どれもすぐに引き離したり取り押さえたりして大事にはならなかったみたいだけどな」
澪「問題はその後だ」
律「加害者からは、共通して謎の物質が検出…。これが何か影響を与えた可能性…」
律「! これって…」
澪「ああ、間違いなくドルゲだ」
澪「問題はその後だ」
律「加害者からは、共通して謎の物質が検出…。これが何か影響を与えた可能性…」
律「! これって…」
澪「ああ、間違いなくドルゲだ」
28: 2010/12/27(月) 00:13:48.92 ID:FkXh2gUFO
律「くそっ…。ドルゲめ…」
澪「…それでな、この事件全部同じ町でおこってるんだ」
律「本当か?どこだ?」
律「ここって…。ムギの家のある町じゃないか」
澪「…それで、ムギが休みだしてから、この事件がおこっている」
律「お前、まさか…」
澪「梓の例もあるからな…」
澪「…それでな、この事件全部同じ町でおこってるんだ」
律「本当か?どこだ?」
律「ここって…。ムギの家のある町じゃないか」
澪「…それで、ムギが休みだしてから、この事件がおこっている」
律「お前、まさか…」
澪「梓の例もあるからな…」
30: 2010/12/27(月) 00:22:54.79 ID:FkXh2gUFO
澪「だからさ…、今日、これからムギの家に行ってみないか?」
律「…………」
律「わかった…」
―ムギの住む町―
律「でもさ…、ムギがドルゲっていうのはないんじゃないか?」
澪「そんなのわからないよ。今一番怪しいのはムギだと思う」
律「…でもさ、ムギが休みだして4日だろ?あの事件全部昨日と一昨日じゃん…」
澪「…このニュース見ろ」
律「…夫婦間でトラブルか…。夫斬られ軽傷…」
澪「…それはムギがやすんだその日におきてる。そして、その妻からも例の物質が検出されたそうだ」
律「…」
澪「…ついたぞ」
律「…………」
律「わかった…」
―ムギの住む町―
律「でもさ…、ムギがドルゲっていうのはないんじゃないか?」
澪「そんなのわからないよ。今一番怪しいのはムギだと思う」
律「…でもさ、ムギが休みだして4日だろ?あの事件全部昨日と一昨日じゃん…」
澪「…このニュース見ろ」
律「…夫婦間でトラブルか…。夫斬られ軽傷…」
澪「…それはムギがやすんだその日におきてる。そして、その妻からも例の物質が検出されたそうだ」
律「…」
澪「…ついたぞ」
31: 2010/12/27(月) 00:30:20.49 ID:FkXh2gUFO
――――
律「いや、私達はム…、紬さんの友達で…」
澪「一目合わせてくれればいいんです」
執事「…お嬢様は誰にもお会いになりません」
執事「どうかお引き取りください」
澪「でも…」
執事「失礼致します…」バタン
律「ちぇ…。何だよ」
―帰り道―
律「でもまあいいか!ムギがドルゲじゃないって証明できたし」
澪「どうしてだ?」
律「ふふふ…、ボップが反応しなかったのだ!」
律「ということは、ムギは完全にシロ!」
(ボップはドルゲ探知器にもなるのだ!)
律「いや、私達はム…、紬さんの友達で…」
澪「一目合わせてくれればいいんです」
執事「…お嬢様は誰にもお会いになりません」
執事「どうかお引き取りください」
澪「でも…」
執事「失礼致します…」バタン
律「ちぇ…。何だよ」
―帰り道―
律「でもまあいいか!ムギがドルゲじゃないって証明できたし」
澪「どうしてだ?」
律「ふふふ…、ボップが反応しなかったのだ!」
律「ということは、ムギは完全にシロ!」
(ボップはドルゲ探知器にもなるのだ!)
32: 2010/12/27(月) 00:41:48.99 ID:FkXh2gUFO
澪「そうかな…」
律「何?」
澪「今…、たまたま家にいなかったのかも…。とにかく本人に直接会わないと…」
ガシィッ!
律「この野郎…!いい加減にしろ!」
律「お前はそんなにムギが…、友達が化物であってほしいのかよ!」
澪「そうじゃない!私はただ、一番可能性が…」
律「ああそうか、お前がそんなに冷たい奴だとは知らなかったよ!」
澪「!」
律「お前が…」
バシィ
澪「馬鹿律…」
律「何すんだ!」
律「何?」
澪「今…、たまたま家にいなかったのかも…。とにかく本人に直接会わないと…」
ガシィッ!
律「この野郎…!いい加減にしろ!」
律「お前はそんなにムギが…、友達が化物であってほしいのかよ!」
澪「そうじゃない!私はただ、一番可能性が…」
律「ああそうか、お前がそんなに冷たい奴だとは知らなかったよ!」
澪「!」
律「お前が…」
バシィ
澪「馬鹿律…」
律「何すんだ!」
33: 2010/12/27(月) 00:48:41.11 ID:FkXh2gUFO
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…」
律・澪「!」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。正義のエージェント…。こんなところで何をしているのです?」
クラゲルゲ「この町は私の大事な実験場所なのです…。邪魔をしないでもらいましょうか?ゲルゲルゲル…」
律「実験…?やっぱりお前達か!」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。あれこそが美しい本当の愛…」
律「ふざけんな!」
律・澪「!」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。正義のエージェント…。こんなところで何をしているのです?」
クラゲルゲ「この町は私の大事な実験場所なのです…。邪魔をしないでもらいましょうか?ゲルゲルゲル…」
律「実験…?やっぱりお前達か!」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。あれこそが美しい本当の愛…」
律「ふざけんな!」
34: 2010/12/27(月) 00:55:42.42 ID:FkXh2gUFO
律「澪!行くぞ!」
澪「…」
律「澪!」
澪「ああ、わかった…」
律「バローム!」
澪「クロース!」
ガシィッ!
クラゲルゲ「!」
クラゲルゲ「………」
クラゲルゲ「…何もおきないのですか?」
律「どうしてだ!変身できない!」
澪「何で…?」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。これは傑作だ…。ここで息の根をとめてあげましょう…」
澪「…」
律「澪!」
澪「ああ、わかった…」
律「バローム!」
澪「クロース!」
ガシィッ!
クラゲルゲ「!」
クラゲルゲ「………」
クラゲルゲ「…何もおきないのですか?」
律「どうしてだ!変身できない!」
澪「何で…?」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。これは傑作だ…。ここで息の根をとめてあげましょう…」
35: 2010/12/27(月) 01:01:46.99 ID:FkXh2gUFO
アントマン「ヒヒヒヒヒ…」「ヒヒヒヒヒ…」
澪「ああ…」
クラゲルゲ「やれえ!」
律「馬鹿!逃げるんだ!」グイ!
クラゲルゲ「逃がすな!」
律「くそ!あっ!」
律「タクシー!何でもいいから急いで出て!」ブロロ…
クラゲルゲ「逃がしたか…。まあいいでしょう、変身できない正義のエージェントなど、おそるるに足りません。ゲルゲルゲル…」
澪「ああ…」
クラゲルゲ「やれえ!」
律「馬鹿!逃げるんだ!」グイ!
クラゲルゲ「逃がすな!」
律「くそ!あっ!」
律「タクシー!何でもいいから急いで出て!」ブロロ…
クラゲルゲ「逃がしたか…。まあいいでしょう、変身できない正義のエージェントなど、おそるるに足りません。ゲルゲルゲル…」
36: 2010/12/27(月) 01:08:03.36 ID:FkXh2gUFO
―律達の町―
律「はあ…、何で変身できなかったんだ…?」
澪「…」
律「おい、聞いてるのかよ」
澪「私、こっちだから」
律「…ああそうかよ!バーカバーカ!お尻ペンペーン!」
律「…一緒に行ったほうが近いのに…」
―翌日・部室―
律「…」
澪「…」
梓「あの…、どうかしたんですか?律先輩と澪先輩…」
唯「うう…、今日一日ずっとこんな感じ何だよ~」
律「はあ…、何で変身できなかったんだ…?」
澪「…」
律「おい、聞いてるのかよ」
澪「私、こっちだから」
律「…ああそうかよ!バーカバーカ!お尻ペンペーン!」
律「…一緒に行ったほうが近いのに…」
―翌日・部室―
律「…」
澪「…」
梓「あの…、どうかしたんですか?律先輩と澪先輩…」
唯「うう…、今日一日ずっとこんな感じ何だよ~」
37: 2010/12/27(月) 01:13:39.15 ID:FkXh2gUFO
梓「喧嘩でもしたんでしょうか…」
澪「梓…。何か言ったか?」
梓「ひっ!」
律「私達は喧嘩なんかしてないぞ?」
澪「ああ」
梓「そ、そうですか…」
律「でも、今日はなんか空気が悪いからもう帰る」ガタッ
澪「ああそうか。私もそうしようと思ったところだ」ガタッ
唯・梓「ひいい…」ガタガタ
律「…マネすんなよ」
澪「…お前だろ」
律・澪「ふんっ!」
澪「梓…。何か言ったか?」
梓「ひっ!」
律「私達は喧嘩なんかしてないぞ?」
澪「ああ」
梓「そ、そうですか…」
律「でも、今日はなんか空気が悪いからもう帰る」ガタッ
澪「ああそうか。私もそうしようと思ったところだ」ガタッ
唯・梓「ひいい…」ガタガタ
律「…マネすんなよ」
澪「…お前だろ」
律・澪「ふんっ!」
38: 2010/12/27(月) 01:24:30.31 ID:FkXh2gUFO
バタン
唯「こ、怖かった…」
梓「あ…、唯先輩…、ふたりとも同じ方向なのに分かれていきますよ…」
唯「何があったんだろ…」
―澪の家―
澪「…」
澪「何で叩いたりしちゃったんだろ…」
澪「律…」
テレビ「次のニュースです…」
テレビ「今日の昼、また謎の物質が原因とみられる事件が発生しました…」
澪「!」
澪「場所は…、この町じゃないか!」
澪「…」
澪「やっぱりほうっておけない!」
澪「ちょっと出かけてくる!」
唯「こ、怖かった…」
梓「あ…、唯先輩…、ふたりとも同じ方向なのに分かれていきますよ…」
唯「何があったんだろ…」
―澪の家―
澪「…」
澪「何で叩いたりしちゃったんだろ…」
澪「律…」
テレビ「次のニュースです…」
テレビ「今日の昼、また謎の物質が原因とみられる事件が発生しました…」
澪「!」
澪「場所は…、この町じゃないか!」
澪「…」
澪「やっぱりほうっておけない!」
澪「ちょっと出かけてくる!」
39: 2010/12/27(月) 01:35:31.75 ID:FkXh2gUFO
―事件現場―
澪「はあ、はあ…。けっこう時間かかっちゃったな…」
澪「ん?あれは…」
律「…」
澪「…おい」ポン
律「!」ビクッ
澪「…何驚いてるんだ」
律「う、うるさい!それより何しにきたんだ!」
澪「ニュースで事件のことみてな…」
律「…私もだ」
律「ったく…。変身もできないのに何しにきたんだか」
澪「はあ、はあ…。けっこう時間かかっちゃったな…」
澪「ん?あれは…」
律「…」
澪「…おい」ポン
律「!」ビクッ
澪「…何驚いてるんだ」
律「う、うるさい!それより何しにきたんだ!」
澪「ニュースで事件のことみてな…」
律「…私もだ」
律「ったく…。変身もできないのに何しにきたんだか」
40: 2010/12/27(月) 01:43:11.85 ID:FkXh2gUFO
澪「律…、あのさ、私お前に言いたいことが…」
律「まて…。誰かくる」
紬「あれ?りっちゃんに澪じゃない。こんばんは」
澪「ムギ?こんなところで何を?」
紬「今日ニュースで事件があったって聞いて、野次馬にきたの~」
紬「私、野次馬するのが夢だったの~」
紬「ねえ、もしよかったらこれからお食事でも…」
律「ムギ…。もうやめてくれ。お前なんだろ?」
紬「何のことかしら?」
律「まて…。誰かくる」
紬「あれ?りっちゃんに澪じゃない。こんばんは」
澪「ムギ?こんなところで何を?」
紬「今日ニュースで事件があったって聞いて、野次馬にきたの~」
紬「私、野次馬するのが夢だったの~」
紬「ねえ、もしよかったらこれからお食事でも…」
律「ムギ…。もうやめてくれ。お前なんだろ?」
紬「何のことかしら?」
42: 2010/12/27(月) 01:48:19.65 ID:FkXh2gUFO
澪「律?まさか…」
律「…」さっ
ボップ「ビカー…ビカー…」
澪「ボップが…」
紬「ゲルゲルゲル…。せっかく楽に頃してあげようと思ったのに…」
律「ムギ…!」
紬「仕方がないわ…」ピュウーン…
クラゲルゲ「クゥーララァー!」
アントマン「ヒヒヒヒヒ…」「ヒヒヒヒヒ…」
律「…」さっ
ボップ「ビカー…ビカー…」
澪「ボップが…」
紬「ゲルゲルゲル…。せっかく楽に頃してあげようと思ったのに…」
律「ムギ…!」
紬「仕方がないわ…」ピュウーン…
クラゲルゲ「クゥーララァー!」
アントマン「ヒヒヒヒヒ…」「ヒヒヒヒヒ…」
43: 2010/12/27(月) 01:54:33.52 ID:FkXh2gUFO
律「くそっ…。ムギ!もうやめてくれ!」
クラゲルゲ「あなた達を始末すれば、世界はドルゲの物となる…」
クラゲルゲ「世界を美しいドルゲの愛で満たすのです…。ゲルゲルゲル…」
アントマン「ヒヒヒー!」バーッ!
澪「ひっ!」
律「澪!危ない!」ドンッ!
澪「えっ…」
シュバ!
律「くっ…」
クラゲルゲ「あなた達を始末すれば、世界はドルゲの物となる…」
クラゲルゲ「世界を美しいドルゲの愛で満たすのです…。ゲルゲルゲル…」
アントマン「ヒヒヒー!」バーッ!
澪「ひっ!」
律「澪!危ない!」ドンッ!
澪「えっ…」
シュバ!
律「くっ…」
44: 2010/12/27(月) 02:01:28.78 ID:FkXh2gUFO
澪「律!血が…」
律「かすり傷だ!それより逃げるぞ!」ダダッ
澪「う、うん!」ダダッ
クラゲルゲ「追え!」
アントマン「ヒヒヒヒヒ…」
―お化けマンション―
律「はあ、はあ…」
澪「律…、大丈夫か?ごめんな…。私のために…」
律「気にすんなって…」
澪「待ってろ、今このハンカチで…」ギュ
律「ありがとな…」
律「かすり傷だ!それより逃げるぞ!」ダダッ
澪「う、うん!」ダダッ
クラゲルゲ「追え!」
アントマン「ヒヒヒヒヒ…」
―お化けマンション―
律「はあ、はあ…」
澪「律…、大丈夫か?ごめんな…。私のために…」
律「気にすんなって…」
澪「待ってろ、今このハンカチで…」ギュ
律「ありがとな…」
45: 2010/12/27(月) 02:03:07.60 ID:FkXh2gUFO
ちょっと風呂いってきます
48: 2010/12/27(月) 02:28:44.51 ID:FkXh2gUFO
澪「あの、律…、私律に謝らないと…」
律「え?」
澪「その…、叩いたりして、ごめん…」
澪「律…、嫌だったんだよな?ムギを…、友達を疑うのがさ」
澪「私、知ってたはずなのにな…。律のそういう優しいところ…」
律「…私だって謝らないと」
律「え?」
澪「その…、叩いたりして、ごめん…」
澪「律…、嫌だったんだよな?ムギを…、友達を疑うのがさ」
澪「私、知ってたはずなのにな…。律のそういう優しいところ…」
律「…私だって謝らないと」
49: 2010/12/27(月) 02:34:37.49 ID:FkXh2gUFO
律「澪はまじめだからさ、正義のエージェントの責任感じてたんだろ?」
律「私、知ってたはずなのにな…。なのに、ついムキになっちゃって」
律「コプーはあの時言っていた。変身するにはふたりの友情の力が必要だって。だから…」グス…
律「私のせいなんだ…。ほんとに…、ごめんな…」グス…
澪「違う…。私のほうこそ…、ほんとにごめん…」
律「私、知ってたはずなのにな…。なのに、ついムキになっちゃって」
律「コプーはあの時言っていた。変身するにはふたりの友情の力が必要だって。だから…」グス…
律「私のせいなんだ…。ほんとに…、ごめんな…」グス…
澪「違う…。私のほうこそ…、ほんとにごめん…」
50: 2010/12/27(月) 02:39:47.37 ID:FkXh2gUFO
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…、見つけましたよ…」
律「ムギ…」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。さあ、覚悟を決めなさい…」
律「澪…!」
澪「うん…!」
(その時、ボップにある友情の熱バロメーターは、0を示していた)
(しかし!この瞬間、律と澪の心に、熱い友情のエネルギーが走った!)
律「バローム!」
澪「クロース!」
ピカアアアア…!
クラゲルゲ「馬鹿な…」
律「ムギ…」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。さあ、覚悟を決めなさい…」
律「澪…!」
澪「うん…!」
(その時、ボップにある友情の熱バロメーターは、0を示していた)
(しかし!この瞬間、律と澪の心に、熱い友情のエネルギーが走った!)
律「バローム!」
澪「クロース!」
ピカアアアア…!
クラゲルゲ「馬鹿な…」
51: 2010/12/27(月) 02:51:51.81 ID:FkXh2gUFO
バロム・1「バ、ローム!」
律(できた…!変身できた!)
澪(ああ!)
クラゲルゲ「おのれ…。一体何があったと…」
バロム・1「ムギ!今、お前の目を覚まさせてやる!」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…!かかれー!」
アントマン「ヒヒヒヒヒ…」「ヒヒヒヒヒ…」
バロム・1「とう!」ドガァン!
アントマン「ヒィ!」
バロム・!「どおりゃあ!」ドガァン!バキィ!
アントマン「ヒヒ…」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…、これでもくらいなさい!」ブシュウウウ!
ガチィ!
バロム・1「足が!」
律(できた…!変身できた!)
澪(ああ!)
クラゲルゲ「おのれ…。一体何があったと…」
バロム・1「ムギ!今、お前の目を覚まさせてやる!」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…!かかれー!」
アントマン「ヒヒヒヒヒ…」「ヒヒヒヒヒ…」
バロム・1「とう!」ドガァン!
アントマン「ヒィ!」
バロム・!「どおりゃあ!」ドガァン!バキィ!
アントマン「ヒヒ…」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…、これでもくらいなさい!」ブシュウウウ!
ガチィ!
バロム・1「足が!」
52: 2010/12/27(月) 02:56:51.00 ID:FkXh2gUFO
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。動けないでしょう…」
クラゲルゲ「バロム・1!私の最大の超能力をうけてみなさい!」
クラゲルゲ「100万ボルトの電流を!クゥーララァー!」
ビカァン!ドゴオオン!
バロム・1「ぐうあ…!」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。バロム・1の最後だ…」
クラゲルゲ「バロム・1!私の最大の超能力をうけてみなさい!」
クラゲルゲ「100万ボルトの電流を!クゥーララァー!」
ビカァン!ドゴオオン!
バロム・1「ぐうあ…!」
クラゲルゲ「ゲルゲルゲル…。バロム・1の最後だ…」
53: 2010/12/27(月) 03:01:38.01 ID:FkXh2gUFO
バロム・1「!」
バロム・1「とう!」
バキィ!
クラゲルゲ「何!?」
バロム・1「バロームチョップ!」ドガァン!
クラゲルゲ「ゲ…、ゲル…、どうして…」
(バロム・1の体は、電気を通さない特殊な細胞でできているのだ!)
クラゲルゲ「ば…、馬鹿な…、私は愛の使い…。負けるはずが…」
バロム・1「とう!」
バキィ!
クラゲルゲ「何!?」
バロム・1「バロームチョップ!」ドガァン!
クラゲルゲ「ゲ…、ゲル…、どうして…」
(バロム・1の体は、電気を通さない特殊な細胞でできているのだ!)
クラゲルゲ「ば…、馬鹿な…、私は愛の使い…。負けるはずが…」
54: 2010/12/27(月) 03:05:31.25 ID:FkXh2gUFO
バロム・1「違う!こんなものは愛じゃない!」
クラゲルゲ「くっ…」ダッ
バロム・1「逃がさないぞ!」
ダッダッダッ…
ダッダッダッ…
ダッダッダッ…
バロム・1「バロームブレイク!」ドガァン!
クラゲルゲ「ゲルゥー!」ドザア
クラゲルゲ「くっ…」ダッ
バロム・1「逃がさないぞ!」
ダッダッダッ…
ダッダッダッ…
ダッダッダッ…
バロム・1「バロームブレイク!」ドガァン!
クラゲルゲ「ゲルゥー!」ドザア
55: 2010/12/27(月) 03:10:28.22 ID:FkXh2gUFO
バロム・1「よし、今だ!」シュバアアアア!
バロム・1「バロム爆弾パーンチ!」
ドゴオオオン!
クラゲルゲ「ゲルゥゥゥー!」
ドガアアアアン!
バロム・1「バ、ローム!」
バロム・1「バロム爆弾パーンチ!」
ドゴオオオン!
クラゲルゲ「ゲルゥゥゥー!」
ドガアアアアン!
バロム・1「バ、ローム!」
56: 2010/12/27(月) 03:13:08.64 ID:FkXh2gUFO
ピカアアアア…
律「澪…。ありがとう」
澪「私こそな…」
紬「…私は今まで何を…?」
律「さあ、早く帰ろうぜ!」
澪「ああ!」
律「お~い、ムギ~!」
律「澪…。ありがとう」
澪「私こそな…」
紬「…私は今まで何を…?」
律「さあ、早く帰ろうぜ!」
澪「ああ!」
律「お~い、ムギ~!」
58: 2010/12/27(月) 03:19:35.47 ID:FkXh2gUFO
―その日の夜―
男「…」
女の子A「…」
OL1「…」
最後の被害者「…」
バロム・1(皆さんの回りで起きた、不幸な出来事は、全て、ドルゲという悪魔の仕業なのです)
バロム・1(しかし、もう悪魔は去りました。どうか、今まで通りあなたの大事な人と接して上げてください…)
バロム・1(もう、みんな元に戻っています…。どうか…)
男「…」
女の子A「…」
OL1「…」
最後の被害者「…」
バロム・1(皆さんの回りで起きた、不幸な出来事は、全て、ドルゲという悪魔の仕業なのです)
バロム・1(しかし、もう悪魔は去りました。どうか、今まで通りあなたの大事な人と接して上げてください…)
バロム・1(もう、みんな元に戻っています…。どうか…)
59: 2010/12/27(月) 03:22:55.42 ID:FkXh2gUFO
男「はっ…。夢…?」
プルル…
男「はい…。えっ…、あいつが…?はい…、はい…。ありがとうございます…」ガチャ
男「夢じゃなかったのか…?」
プルル…
男「はい…。えっ…、あいつが…?はい…、はい…。ありがとうございます…」ガチャ
男「夢じゃなかったのか…?」
60: 2010/12/27(月) 03:27:08.63 ID:FkXh2gUFO
―数日後・部室―
唯「おらおら~!あずにゃん分を出せ~!」ムギュー
梓「助けて~!」
律「またやってる…」
澪「はあ…、おい、いい加減に…」
紬「唯ちゃん、もうそれくらいにしてあげたら?」
澪「えっ…」
梓「ムギ先輩…?」
紬「唯ちゃん、嫌がってるのに無理にするのはよくないわ」
唯「おらおら~!あずにゃん分を出せ~!」ムギュー
梓「助けて~!」
律「またやってる…」
澪「はあ…、おい、いい加減に…」
紬「唯ちゃん、もうそれくらいにしてあげたら?」
澪「えっ…」
梓「ムギ先輩…?」
紬「唯ちゃん、嫌がってるのに無理にするのはよくないわ」
61: 2010/12/27(月) 03:32:35.79 ID:FkXh2gUFO
唯「えっ、でもムギちゃんこの前は…」
紬「そうね、あの時の私は間違っていたわ」
紬「でも、今はわかったの」
紬「愛というものは、異性でも同性でも、関係ない」
紬「お互いが信頼しあって、真剣に向き合っていればそれだけで素晴らしいものだって…」
紬「そうね、あの時の私は間違っていたわ」
紬「でも、今はわかったの」
紬「愛というものは、異性でも同性でも、関係ない」
紬「お互いが信頼しあって、真剣に向き合っていればそれだけで素晴らしいものだって…」
62: 2010/12/27(月) 03:35:31.43 ID:FkXh2gUFO
律「ムギ…」
唯「そっか…。わかったよ。ごめんね、あずにゃん」
梓「わ、わかってくれれば…」
唯「私、もう抱き着くのやめる。今までごめんね」
梓「え」
梓「あの…、そこまでしなくても…」
唯「そっか…。わかったよ。ごめんね、あずにゃん」
梓「わ、わかってくれれば…」
唯「私、もう抱き着くのやめる。今までごめんね」
梓「え」
梓「あの…、そこまでしなくても…」
63: 2010/12/27(月) 03:38:39.59 ID:FkXh2gUFO
唯「え?でも…」
梓「あの、それはそれで寂しいので…。その、あんまりきつくじゃなければ…」
唯「やったー!あずにゃん大好きー!」ムギュー
梓「ひえ~」
律・澪「………」
律「ま、いいか…」
澪「そうだな…」
梓「あの、それはそれで寂しいので…。その、あんまりきつくじゃなければ…」
唯「やったー!あずにゃん大好きー!」ムギュー
梓「ひえ~」
律・澪「………」
律「ま、いいか…」
澪「そうだな…」
64: 2010/12/27(月) 03:41:21.53 ID:FkXh2gUFO
紬「はい、お茶どうぞ」
律「ありがとな」
澪「ありがとう」
律「もう大丈夫なのか?」
紬「おかげさまで」
紬「でも、休んでた時の記憶があまりないの…」
澪「そうか…」
紬「でも…」
律「ありがとな」
澪「ありがとう」
律「もう大丈夫なのか?」
紬「おかげさまで」
紬「でも、休んでた時の記憶があまりないの…」
澪「そうか…」
紬「でも…」
65: 2010/12/27(月) 03:46:01.88 ID:FkXh2gUFO
紬「何だかりっちゃんと澪ちゃんの声が聞こえたような…、そんな気がするの」
律「ま、まさか!そりゃ夢だよ」
澪「そうそう」
紬「そうかしら…?でも、御礼を言わせてください。どうもありがとうございました」
律「馬鹿、やめろよ、も~!」
澪「そーそー」
律・澪「なあ!」
律「ま、まさか!そりゃ夢だよ」
澪「そうそう」
紬「そうかしら…?でも、御礼を言わせてください。どうもありがとうございました」
律「馬鹿、やめろよ、も~!」
澪「そーそー」
律・澪「なあ!」
66: 2010/12/27(月) 03:49:09.39 ID:FkXh2gUFO
律・澪「………」
律・澪・紬「ぷっ…」
紬「うふふ…。ふたりって本当に仲がいいのね」
律「そりゃあな!」
澪「幼なじみだもん」
紬「私、ふたりのこと応援してるからね!」
律・澪・紬「ぷっ…」
紬「うふふ…。ふたりって本当に仲がいいのね」
律「そりゃあな!」
澪「幼なじみだもん」
紬「私、ふたりのこと応援してるからね!」
67: 2010/12/27(月) 03:53:25.07 ID:FkXh2gUFO
律「おう!」
澪「ああ!」
律・澪「…………」
律・澪「おいっ!」
人々の愛を利用せんとする、ドルゲの卑劣なる企みは倒れた。
しかし、ドルゲは新たな悪のエージェントを作ろうとしている。
がんばれ、律!
がんばれ、澪!
戦え、僕らのバロム・1!
澪「ああ!」
律・澪「…………」
律・澪「おいっ!」
人々の愛を利用せんとする、ドルゲの卑劣なる企みは倒れた。
しかし、ドルゲは新たな悪のエージェントを作ろうとしている。
がんばれ、律!
がんばれ、澪!
戦え、僕らのバロム・1!
68: 2010/12/27(月) 03:55:05.46 ID:FkXh2gUFO
終
69: 2010/12/27(月) 04:00:45.44 ID:FkXh2gUFO
ありがとうございました
それでは失礼します
それでは失礼します
70: 2010/12/27(月) 04:03:42.36 ID:258PQHK9O
おつー
引用元: 唯「ばろーむ!」
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