1: 2014/12/07(日) 21:51:39.18 ID:DzO58Z2AO

これからご覧いただくのは



一人の魔法使いと



一人の偶像が



命を賭して撮影した



貴重な記録映画である

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417956699

2: 2014/12/07(日) 21:53:17.14 ID:DzO58Z2AO

愛海「あ、もう撮ってる?」


モバP(カメラ)「おう、撮ってるぞ」


愛海「でもホントにいいの?好き勝手やっちゃうよ?」


モバP「構わん。思う存分欲望の限りを尽くすのだ」


愛海「ふふふ、待った無しだからね」


モバP「なに、覚悟はしてきた」


愛海「そう。じゃ…始めよっか」



愛海「血湧き…肉踊る…!夢の祭典を!!」
3: 2014/12/07(日) 21:54:51.97 ID:DzO58Z2AO




#1.島村卯月





4: 2014/12/07(日) 21:56:06.18 ID:DzO58Z2AO

愛海「尻村こと島村卯月、CGプロ最古参にしてブルマ担当」


愛海「自他共に認める普通性を武器に、愛され系アイドルとして活躍する」


愛海「だが、私は思う」


愛海「何が普通か」


愛海「どこが普通か」


愛海「齢17にして83-59-87」


愛海「83?87?」


愛海「問おう」


愛海「普通とは、何だ?」


愛海「もはや私には分からない」


5: 2014/12/07(日) 21:58:00.35 ID:DzO58Z2AO

愛海「だが、彼女に求めるは、やはり普通という名の安寧」


愛海「その安定性は彼女の尻が如く重い」


愛海「それは如何なるときも揺るがない。例えば――」


卯月「おはようございま――」ガチャ



愛海「いたっ!だきっ!ますっ!!」



卯月「きゃっ!?あ、愛海ちゃん?」


愛海「うへ、うへへ」モミモミ


卯月「や……ンッ!待って……。あっ……」


愛海「うへへへへ」モミモミシリモミ


卯月「え、お尻までッ……!愛海ちゃん……だめッ!」


愛海「うへへへへ……ふぅ」モミモミ…


愛海「ね?普通でしょ?」


卯月「ハァ……ハァ……」

6: 2014/12/07(日) 21:59:12.26 ID:DzO58Z2AO




#2.渋谷凛





7: 2014/12/07(日) 22:00:18.63 ID:DzO58Z2AO

愛海「CGプロ最古参の一人、クールの代名詞こと渋谷凛」


愛海「若干15歳にして大人顔負けの雰囲気を持つ」


愛海「その一方でいわゆる“蒼い”部分が年相応というもの」


愛海「今日はそんな彼女の気取った表情が崩れると思うとぐへへ」ジュルン


凛「ねぇ愛海、聞こえてるんだけど」


愛海「おっといけねぇ、あたしとしたことが」

8: 2014/12/07(日) 22:01:50.29 ID:DzO58Z2AO

愛海「さて、渋谷先輩」


凛「な、なに…?ちょっと、にじり寄ってこないで…」


愛海「いざっ!覚悟っ!!!」


凛「え、待っ……アッ……バカっ!」


愛海「ふむふむ」モミモミモミモミ


凛「愛海!やめなさ…ンッ!ぷ、プロデューサー!見てないで助け……」


凛「え!?何…?撮っ……?ほんとバカッ!……やだっ…ン…///」


愛海「ぐふふ、眼福眼福」モミモミ


凛「っ…もう、やめ……///」


愛海「……ふぅ、眼福でした」


凛「……///」

9: 2014/12/07(日) 22:02:35.37 ID:DzO58Z2AO




#3.本田未央





10: 2014/12/07(日) 22:04:00.30 ID:DzO58Z2AO

愛海「“パッション”とは“情熱”である」


愛海「“情熱”とは“胸”に燃えたぎるもである」


愛海「前の二人同様、CGプロ最古参の一人、本田未央」


愛海「彼女の“胸”には溢れんばかりの“パッション”が詰まっているのだ」


愛海「84-58-87……」


愛海「84-58-87!!」


愛海「しかも15歳!ああ、素晴らしきかな!!素晴らしきかな!!!」

11: 2014/12/07(日) 22:05:27.74 ID:DzO58Z2AO

未央「Pさーん、未央ちゃんが来たよー!用事ってなんだい?」


愛海「張りのあるうら若き未央っぱい。いざ!堪能せん!」


未央「うわっ…!あ、あつみん…!?びっくりしたー」


愛海「おお…おお…」モミモミ


未央「ふふーん、どうだい?未央ちゃんのないすばでいは」


愛海「素晴らしいです!生きてて良かった…」モミモミモミモミ


未央「ン…ちょ、ちょっとあつみんストップして」


愛海「いや、止まらないっす。無理っす」モミモミモミモミモミモミ


未央「ンンッ…はいっ!終わり!ね、もう良いでしょ?」



愛海「…………チッ」


未央「!?」

12: 2014/12/07(日) 22:07:03.41 ID:DzO58Z2AO
ちょっと席外します

13: 2014/12/07(日) 22:11:47.64 ID:DzO58Z2AO




#4.緒方智絵里





15: 2014/12/07(日) 22:13:49.48 ID:DzO58Z2AO

智絵里「あ、あの……」


モバP「うん?どうした智絵里」

智絵里「先ほどから…いったい何を…?」


モバP「あー…、うん。愛海」


愛海「え、いいの?」


モバP「なんだ、さっきあれだけ豪語してたのに、怖じ気付いたのか?」


愛海「いや、緒方先輩はなんかこう…。ほんとにイケないことしてるみたいな、ね?」


モバP「……覚悟、したと言ったろ?」


愛海「でもっ…」


モバP「責任は俺が取る。愛海は気にするな」

16: 2014/12/07(日) 22:15:16.06 ID:DzO58Z2AO


智絵里「え…?えっと…その…」


愛海「…緒方先輩!」


智絵里「は、はい!」


愛海「南無三!」


智絵里「きゃ…!」


愛海「……」モミモミ


智絵里「あ、あの……愛海ちゃん」


愛海「はい」モミモミ


智絵里「せめて、もうちょっと……優しく…」ナミダメ


愛海「……」モミモ…


愛海「」


モバP「あー、フリーズしおった。処理しきれなかったか」


智絵里「……?」

17: 2014/12/07(日) 22:16:02.66 ID:DzO58Z2AO




#5.木場真奈美





18: 2014/12/07(日) 22:17:09.10 ID:DzO58Z2AO

愛海「……ハッ」


モバP「お、気付いたか」


愛海「あたしはいったいなにを…」


モバP「欲望の塊は純粋の権化に弱いらしいな」


愛海「なにか、凄く幸せだったような気が……」


モバP「まぁ気にすんな。それより次のターゲットがあっちで雑誌読んでるぞ」


愛海「え!?次のおっOい!?」




真奈美「…………」


愛海「」



モバP「あ、まただ」

20: 2014/12/07(日) 22:18:58.32 ID:DzO58Z2AO

愛海「…ハッ、イヤイヤイヤムリムリムリ」


モバP「愛海」


愛海「ハイ」


モバP「“待ったなし”って自分で言ったよね?」


愛海「……ハイ」


モバP「……Go」


愛海「……ハイ」

21: 2014/12/07(日) 22:20:28.56 ID:DzO58Z2AO

愛海「(後ろからソーっと)」


愛海「(よし、なんとかソファーの後ろまで来――)」



真奈美「……アタミ」ボソッ

愛海「!!!!!!」



真奈美「ふむ……温泉もいいな」


愛海「(あ、ああああたみ熱海かぁ、ひぃびっくりしたぁ)」

愛海「(コワイ…でも、いい加減に覚悟決めないと)」


愛海「(ハァ……いい乳生だったなぁ…)」



愛海「……失礼します!!!」モミモミモミモミ

真奈美「!?」

22: 2014/12/07(日) 22:21:56.59 ID:DzO58Z2AO

愛海「………」モミモミ


真奈美「……」


愛海「……」モミモ…


真奈美「……」


愛海「…全部、プロデューサーの指示です」



真奈美「そうか、少し席を外すよ」


愛海「はい(ごめん、プロデューサー)」



ア、アレ?キバサン

ヤァ、チョットキミニハナシガアルンダガ

エ、エ?チョッ…アーーーーッ!!!


23: 2014/12/07(日) 22:22:46.92 ID:DzO58Z2AO




#6.城ヶ崎美嘉





24: 2014/12/07(日) 22:23:29.57 ID:DzO58Z2AO


モバP「痛ェ……」


愛海「大丈夫?プロデューサー」


モバP「まぁ、なんとか。カメラだけは氏守したよ」


愛海「次はもっと簡単な子にしようよ」


モバP「そうだな、できる限りチョロい子が…」


美嘉「ただいまー。はぁ疲れたぁー」


愛海モバP「………」

25: 2014/12/07(日) 22:24:43.11 ID:DzO58Z2AO

モバP「美嘉、お疲れ」


美嘉「あ、プロデューサーもお疲れー」


モバP「今日はダンスレッスンで疲れただろ」


美嘉「んー、まぁね。筋肉もちょっと張ってるし」


愛海「マッサージならまかせて!」


モバP「お、ちょうどいい。愛海にマッサージしてもらいなよ」


美嘉「あは、ありがと。でも愛海ちゃんマッサージ以上のことしそうじゃん?つかそれ目的なんでしょ?」


モバP「前科があるだけなぁ」


愛海「ソ、ソンナコトナイヨ」


モバP「まぁ、カリスマギャルならそんなこと気にしないだろうし、信用してやってもらったら?カリスマギャルなら」


美嘉「え……」


愛海「あ、あたしもカリスマギャルのマッサージして学びたいなぁ、なんて」


美嘉「う、うん。私ぐらいになればねぇ~そんなこと気にしないし?お願いしよっかな~?」


愛海モバP「……」ニヤッ

26: 2014/12/07(日) 22:26:27.42 ID:DzO58Z2AO


愛海「じゃあ、そこのソファーに座ってください」


美嘉「はーい」


愛海「肩から始めますねー」


美嘉「あぁ~、愛海ちゃん上手~」


愛海「少しずつ範囲広げていきまーす」


美嘉「は~い」


愛海「……」


美嘉「……」


愛海「痛いとこありませんか」


美嘉「う、うん」


愛海「……」

27: 2014/12/07(日) 22:27:51.72 ID:DzO58Z2AO

美嘉「あ、あの……」


愛海「どうかしましたか?」


美嘉「いや、なんでもっ…ないよ!(ちょっと、下がりすぎじゃ……)」


愛海「……」


美嘉「ね、愛海ちゃん……」


愛海「ここらへんはリンパが集中してるんで我慢してくださいねー」


美嘉「うっ…うん…///あっ、ちょ…」


―――――――
――――
――


【15分後】


美嘉「///」プシュー


愛海「ふふふ」テカテカ


モバP「良かったな」


愛海「うん!」

28: 2014/12/07(日) 22:29:16.56 ID:DzO58Z2AO




#7.





29: 2014/12/07(日) 22:29:57.71 ID:DzO58Z2AO


モバP「さて、そろそろ終わりにするか」


愛海「えー!?もう?」


モバP「もうって……ビデオのバッテリーが切れそうなんだが」


愛海「物足りないよー!」


モバP「最後に思う存分できたじゃないか」


愛海「あ、あそこにいるのはちひろさん!」


モバP「へ?」


愛海「ふふふ。プロデューサー!あたしの雄姿、ちゃんと撮っといてね」


モバP「あ、バカ!」

30: 2014/12/07(日) 22:31:46.19 ID:DzO58Z2AO


愛海「(木場さんのも揉めたんだ。後ろから近づけば……)」


愛海「(そーっと……)」


ちひろ「…………」


愛海「(せーのっ)いただきまっ――」


ちひろ「愛海ちゃん?」


愛海「!?え、後ろ?あれ?」


ちひろ「何してるのかな?」ジャラジャラ


愛海「(手に…メダル…?何あれ…恐い!)い、いえ、何でもないです」


ちひろ「そう」ニッコリ


モバP「愛海!ちひろさん!」


愛海「あ…」ホッ


ちひろ「あ、Pさん。お疲れ様です」


モバP「愛海、今日はもう終わりだ。寮に帰りなさい」


愛海「…はい。お疲れ様でした」

31: 2014/12/07(日) 22:32:47.28 ID:DzO58Z2AO


ちひろ「で、Pさん。今日のお仕事は?」


モバP「言われた通りこなしましたよ。はい、これです」


ちひろ「……確かに。ちょっと待っててください」


ちひろ「はい、今日の報酬です。マイスタ・マイエナ、1ダースずつ」


モバP「どうも。じゃ、俺はお先失礼します」


ちひろ「はい、お疲れ様です。……ふふふ、これでいくら儲かるかしら……」




ちひろ「…………あら、まだ録画中じゃない」





―――プツン
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32: 2014/12/07(日) 22:34:47.29 ID:DzO58Z2AO
以上になります

SS書くの久しぶりで練習がてら短編を
楽しんでいただけたら幸いです

33: 2014/12/07(日) 22:56:35.05 ID:4jwSWk/0o
おつん

引用元: 【モバマス】棟方戦記