1: 2008/11/26(水) 20:56:24.70 ID:W92CU5ABO
キョン「素敵じゃないな」
  
ハルヒ「つまんないわねぇ…なんかもっと面白い返答はできないの?」
  
キョン「そりゃすまんかったな…が、生憎俺は他人が面白いと思うような切り返しが出来るほど笑いを知っていないんだ」
 
ハルヒ「はぁ……もういいわ、今日は解散!」スタスタスタ
 
古泉「なにやらとんでもない単語が出てきましたが」
 
キョン「いつもの事だろ、一々気にするな」
 
古泉「貴方がそう思うのならばそうなんでしょう。しかし…」
 
キョン「その間はやめろ」
 
古泉「すみません、ただバイトがですね」
 
キョン「……お前も大変だな」
 
古泉「ふふ、では今日はこれで失礼します」スタスタスタ
 
キョン(……俺も帰るか)

4: 2008/11/26(水) 21:01:10.20 ID:W92CU5ABO
キョン(寒い……毛布が落ちたか?)ムクッ
 
キョン「……………夢か、もう一度寝るか」バタッ
 
みくる「キョン君……?起きてくださぁ~い」ゆさゆさ
 
キョン「んん…、おはようございます朝比奈さ…………」
 
みくる「………ア然としますよね…」
 
キョン「今出来る限りの質問をしたいんですけど…」
 
みくる「わたしが答えられる範囲なら大丈夫ですよ」
 
キョン「ここは……どこですか?」

5: 2008/11/26(水) 21:07:32.15 ID:W92CU5ABO
みくる「わかりません。だけど涼宮さんが原因だと思います」
 
キョン「そうですか………この工場といえる雰囲気に馴染まない服装ですね…俺達」
 
みくる「寝て起きたら制服ですからね、着替えませんでしたぁ」
 
キョン「寒くないですか?」
 
みくる「少し寒いです…」クシュンッ
 
キョン「上着一枚で足しになればいいですけど…」ヌギッ
 
みくる「あっ、大丈夫です!あったかいですから!キョン君が着てて下さい」
 
キョン「いや、それじゃあ……なんとなく格好悪いじゃないですか」スッ
 
みくる「うぅ…すみません」
 
キョン「とりあえず歩いてみましょうか」
 
みくる「はい」

8: 2008/11/26(水) 21:10:12.54 ID:7QvB6pOM0
核搭載型二足歩行戦車…?
まさかメタルうわなにをすr

10: 2008/11/26(水) 21:13:31.18 ID:W92CU5ABO
カツンカツン
 
みくる「あっ、誰かいます!」
 
キョン「えっ?」
 
 
?「どうですかメタルギアの調子は?」
 
?「上々ね、もう少しの時間で完成できるわ」
 
?「そうですか、ならば急いで下さい。彼女が絶望するまえに」
 
?「もちろんよ、じゃあ私は開発部に戻ってシミュレートしてみるわ」
 
?「頼みましたよ」
 
 
みくる「…………」
キョン(……なんでだ、なぜあいつがいる?そして何故古泉と話しているんだ!?)
 
キョン「どうなってるんだ…」

14: 2008/11/26(水) 21:20:56.81 ID:W92CU5ABO
ダッ
 
みくる「あっ!キョン君!!」
 
 
キョン「おい」
 
古泉「早速……、ですか」
 
キョン「お前こんなところでなにを……いや、そんな事よりもこの世界はなんだ?またハルヒの馬鹿げた能力で造りだされたのか?」
 
古泉「単刀直入に言うならばそうですね」
 
キョン「他にもまだ知っているみたいだな、知っている限り全て話してもらうぞ」
 
古泉「ふふ、今はまだ知らなくていいんですよ。一つだけ教えるならば…」
 
キョン「なんだ」
 
古泉「今の僕とは敵だと言う事です!!」ブンッ
 
キョン「か…体が動かない!?」

15: 2008/11/26(水) 21:26:47.65 ID:W92CU5ABO
キョン「うぐぐ……」
 
古泉「無駄です。人間の力では到底破れませんよ」
 
キョン「敵……だと?俺を頃すのか…?」
 
古泉「いえ、貴方を危めるのはまだですよ、しかしこの場からは退場していただきますが」
 
キョン(クソッいったいなんだってんだよ!朝倉が生きてる?古泉が敵?わけがわからない…)
 
古泉「では、あでぃおす」
 
キョン「ひらがなかよ!!」
 
シュウィーン………ブン…
 
みくる(怖くて腰が……キョン君ごめんなさぁ~い)

16: 2008/11/26(水) 21:30:29.20 ID:W92CU5ABO
古泉「不本意ですがしかたありませんね…」
 
?「気にするな、どうせキョンの奴だ、すぐに戻ってくるだろ」
 
?「そうだね、じゃあ僕は自分の持ち場に戻るよ」
 
古泉「………」

18: 2008/11/26(水) 21:34:14.23 ID:W92CU5ABO
ブン………ドサッ
 
キョン「ぐえっ」
 
ゲノム「ん?なんの音だ」スタスタスタ
 
キョン(うおっ!何故に銃なんぞをぶら下げてるんだ!本能が逃げろと精一杯叫んでやがる)コソコソ
 
ゲノム「気のせいか」スタスタスタ
 
キョン(どうすりゃいいんだ…)
 
ピピッ
 
キョン「ん?」
 
?「キョン君、キョン君聞こえますか?」

19: 2008/11/26(水) 21:37:00.84 ID:9taTxWqY0
何だ只のガンキャノンか・・・

20: 2008/11/26(水) 21:38:36.62 ID:W92CU5ABO
キョン「その声は朝比奈さん!?」
 
みくる『しー、声が大きいですよ』
 
キョン『すみません、もしかして朝比奈さん(大)ですか?』
 
ミクル『あーよくわかりましたね。そうです、もう少し未来から来た朝比奈みくるです』
 
キョン『ああ助かった…』
 
ミクル『へ?』
 
キョン『え、いや朝比奈さんが来てくれたんなら安心できたというか…』
 
ミクル『キョン君、残念ながら安心することは出来ないの』
 
キョン『どういう事ですか』

22: 2008/11/26(水) 21:46:42.96 ID:W92CU5ABO
ミクル『とりあえず説明します』
 
キョン『お願いします』
 
ミクル『はい、まずこの世界は涼宮さんが何かしらの世界に興味を持ち、この世界を想像したと考えられています
そしてその世界の滅亡する場合は核が発射された時
元に戻る場合はこの工場内にある兵器の破壊…
それが今現在の状況です。まだ涼宮さんの深層心理がどのようなものなのかはわかりません
なので注意を払い--』
 
キョン『あの』
 
ミクル『なんですか?』
 
キョン『とりあえず兵器を破壊すればいいんですね?』
 
ミクル『単純にいえばそうです』
 
キョン『わかりました。やります、俺は元の世界に戻りたい…ハルヒを殴ってでも元に戻します』
 
ミクル『あ、女の子に暴力は駄目ですよぅ』

24: 2008/11/26(水) 21:53:09.21 ID:W92CU5ABO
ミクル『まだ説明が--』
 
キョン『もう大丈夫です。なんとかなりますよ、俺にしか出来ないですよね』
 
ミクル『その通りです…だけど無茶だけはしないで下さいね』
 
キョン『わかってますよ』
 
ミクル『指示しか出せないかもしれないけど、ずっとキョン君の事をサポートしていますから』
 
キョン『お願いします』
 
ミクル『では最初の指示です。まず今のキョン君の服装だと銃で打たれたりしたら即氏ですから--』
 
キョン(即氏………)
 
ミクル『まずは北西の武器庫に行ってください』
 
キョン『が、頑張ってみます』
 
ミクル『あ、本作戦は隠密行動なので敵に悟られないようにお願いします』
 
キョン『なぜですか?』
ミクル『禁則事項です♪』

28: 2008/11/26(水) 22:00:07.13 ID:W92CU5ABO
ピコーン
 
キョン「!?この地域のマップが頭をよぎる!?……敵の視界、場所……さすがハルヒワールド」
 
キョン(しかし敵の目を欺くとなると……この機材の下を潜るのが好ましいな)
 
 
ゲノム「…………」スタスタスタ
 
キョン(よし、今だ)モゾモゾモゾ
 
ゲノム「異常無し」

29: 2008/11/26(水) 22:04:57.15 ID:W92CU5ABO
キョン(とりあえず第一の関門は突破した訳だが、このマップにいる白い服…なんか現実世界にもいたな…たしか……
ぱ…ぱ……パナウェーブ!)かつん
 
ゲノム「ん?何の音だ」スタスタスタ
 
キョン(俺のバカヤロウ!!!……氏角に入ればなんとかなるか!?)コソコソ
 
ゲノム「?」
 
キョン(コイツら馬鹿だな)

31: 2008/11/26(水) 22:07:00.27 ID:W92CU5ABO
キョン(何故だか知らんが無性に後ろから不意打ちしたくてたまらん)
 
ゲノム「気のせいか」スタスタスタ
 
キョン(しかし緊張するな、伊達に銃を持ってるだけあるな…)

33: 2008/11/26(水) 22:14:35.69 ID:W92CU5ABO
こそこそこそ
 
キョン(着いたか)
 
ウィーン
 
キョン(自動ドアとは気前がいいじゃないか)スタスタスタ
 
キョン「……色違いの制服となんだこれは……ソーコム?」
 
ピピッ
 
ミクル『たどり着きましたね』
 
キョン『ええ、なんとか』
 
ミクル『武器の調達はできましたか?』
 
キョン『ソーコムとか言う銃がありましたけど本物なんですか?』
 
ミクル『本物です。撃てば弾が出て、急所に当たれば氏にます』
 
キョン『氏!?……人頃しなんかやりたくありませんよ!』
 
ミクル『そうですね、だけどそこはそれが現実なんです。やらなきゃやられちゃいます』
 
キョン『………』

34: 2008/11/26(水) 22:20:51.65 ID:W92CU5ABO
ミクル『受け入れて下さい。でなければキョン君が氏んじゃいます!』
 
キョン『わかりました…だけど見つからなければコレを使う事も無い訳ですよね』
 
ミクル『そうですけど……』
 
キョン『いざとなったら必ず使いますから、次の指示を下さい』
 
ミクル『…はい、次はすぐちかくにあるエレベーターで地下に行って下さい。地下からなら1番早く、そして安全にいけますから…目的地は研究施設です』
 
キョン『了解しました』
 
ミクル『氏なないでください……』

35: 2008/11/26(水) 22:26:28.86 ID:W92CU5ABO
ゲノム1「おい聞いたか?」
ゲノム2「なんだ」
 
キョン(なんか喋ってるな、聞いておくか)
 
1「なんでも今地下の警備にリボルバー国木田がいるらしいんだ」
2「げっ……可哀相に…地下の連中は余程つらいだろうな」
1「リボルバーを扱わせたらNo.1の実力と拷問のスペシャリストだからな」
 
キョン(国木田だと?これは会いにいかなくちゃならんな)

39: 2008/11/26(水) 22:54:44.67 ID:W92CU5ABO
チーン
 
キョン(エレベーターがきたか、しかしその前に兵士が二人……………
 
1「さて、そろそろ持ち場に戻るか」
2「そうだな」
 
コンコン
 
1・2「ん?何の音だ」スタスタスタ
 
キョン(やっぱりな、こいつらアホだ)コソコソコソ
 
1・2「気のせいか」
 
キョン(じゃあなハルヒの妄想世界の住人その1その2)タッタッタ

40: 2008/11/26(水) 23:00:57.32 ID:W92CU5ABO
ウイーーン
 
キョン(エレベーターを出たらすぐに敵なんてのは勘弁だからな、一応隠れておくか)ススッ
 
チーン
 
キョン(マップ上には敵はいないな、さてどこから探るか)
 
ピピッ
 
ミクル『壁が脆くなってる場所があるみたいなんで爆弾を探して進んでください』
 
キョン『はい、わかりました。だけど朝比奈さん』
 
ミクル『はい?』
 
キョン『爆弾の扱いなんか俺にはできませんよ』
 
ミクル『大丈夫ですよ!体が勝手に動いてくれますから』
 
キョン(なんだか適当だなおい)

42: 2008/11/26(水) 23:06:55.15 ID:W92CU5ABO
キョン「はぁ、やれやれ…ハルヒもいろいろとやばい世界に巻き込ませたもんだな…
はやく兵器とやらを破壊して平和な毎日……いや、ハルヒに振り回される日常に戻りたいな…
まあ今回もハルヒに振り回されているにちがいないが」
 
しーん
 
キョン「誰もいないってのが逆に不気味だな」スタスタスタ
 
かたん……
 
キョン「ん?」
 
ガタッ ひゅーん
 
 
デッデッデッデレ- デッデッテン!!
 
ミクル『キョン君?キョンくーーーん!!!!!!』

43: 2008/11/26(水) 23:12:59.69 ID:W92CU5ABO
ガシッ
 
キョン『生きてますよ……』
 
ミクル『うう……よかった…ごめんなさいキョン君、わたしが言い忘れてたせいで……』
 
キョン『大丈夫ですよ、まだ生きていますから』
 
ミクル『ごめんなさい、本当にごめんなさい』
 
キョン『だから平気ですって、じゃあ俺は任務に戻るんで』
 
ミクル『はい、わたしも頑張ります…』

45: 2008/11/26(水) 23:15:44.15 ID:W92CU5ABO
キョン「壊れそうな壁か…どうすりゃわかるんだよ……………あれか、明らかに色が違う」
 
カンカン
 
キョン「叩いた時の反響も違うな、よし!後は爆弾を探すだけか」

47: 2008/11/26(水) 23:44:09.66 ID:W92CU5ABO
キョン「爆弾か、ん?なんか落ちてるな」
 
ひょい
 
キョン「みたところリモコンみたいだが…押してみるか」
 
カチ ドゴォォォン!!!
 
キョン「リモコン爆弾!?…C4?…………C4爆弾ね、そんな事より今の爆発で誰かやって来ないだろうな…
それと爆弾はまだ残ってるのか?」

49: 2008/11/26(水) 23:48:14.66 ID:W92CU5ABO
キョン「おっと、探しまわるのはいいがまたさっきみたいに落とし穴があったらやばいからな気をつけるか」スタスタスタ
 
ウイーーン
 
キョン「お、あったあった…それと……ファマス?奇抜な形のアサルトライフルだな」ヒョイッ
キョン(以外に重いな…、しかしこれは強そうだな、C4も拾わなきゃならんな)
 
キョン「よし!行くか」

50: 2008/11/26(水) 23:51:59.69 ID:W92CU5ABO
キョン「ここにセッティングしてだな」ぺたぺた
 
キョン「そして離れる」ススス
 
カチ ドゴォォォン!!
 
キョン「まだあるみたいだな、壊しながら進めばいいんだな」
 
カチ ドゴォォォン、カチ ドゴォォォン
 
キョン「とりあえず道は確保っと」
 
ピピッ
 
ミクル『キョン君お疲れ様です。後はそこを突き進んで下さい』
 
キョン『了解』

51: 2008/11/26(水) 23:57:26.19 ID:W92CU5ABO
キョン(人の気配が一人しかいないだと?どうなってんだ…)
 
?「やあキョン」
 
キョン「その声は国木田だな」
 
国木田「さすがに付き合いが長いだけあるね、すぐに僕だと気付くなんて」
 
キョン「で、お前は敵なのか?」
 
バキュンッ
 
キョン「痛っ!」
 
国木田「これでわかったかなキョン、次は掠らせるだけじゃすまないよ」
 
キョン(血………)ブルッ
 
国木田「行くよ!」

53: 2008/11/27(木) 00:02:36.79 ID:Y3H6Jvb6O
国木田「六発だよ」
 
キョン「!?」
 
国木田「六発以上生き延びた人はいないよ」
 
キョン「………そうかい、話し合いで通じないんなら俺も本気でいくからな」
 
国木田「キョン、手が震えてるよ?足もだ」
 
キョン「うるさい」
 
国木田「いい事を教えてあげるよ」
 
キョン「……」
 
国木田「朝比奈さんは2発だったよ」
 
キョン「!!」

54: 2008/11/27(木) 00:09:38.18 ID:Y3H6Jvb6O
国木田「いいねキョン、その目だよ!その怒りと憎しみに満ちた表情!」
 
キョン「黙れ!!」バスッバスバスッバスバスッバス!
 
国木田「サプレッサーか、勿体ないなぁ…銃は音を出してこそ銃なのに」
 
キョン「お前が朝比奈さんを!?ふざけるんじゃない」バンッ
 
国木田「何処を狙ってるんだい?サプレッサーの意味がもうなくなっちゃったね」
 
バキュッ
 
キョン「ぐぁっっ」バタッ
 
国木田「あれ?おかしいな…ちゃんと足に当たったんだけどなぁ、頑丈だねその服」
 
キョン(服のお陰で助かった……)
 
国木田「さぁ後4発逃げてみせてよ」
 
キョン「………もう少し」

55: 2008/11/27(木) 00:15:52.16 ID:Y3H6Jvb6O
国木田「さあキョン、ジエンドだ」
 
ぐらっ
 
国木田「え?」
 
ガラガラガラガラガラガラ!!
 
キョン「間に合ったか……」
 
ガシャッ
 
国木田「シングルアクションアーミーが!!」
 
キョン「残念だったな、六発撃てなくて」
 
国木田「くっ……まぁいいさ、褒めてあげるよキョン、さすがだね」
 
キョン「お世辞でも嬉しくないな」
 
国木田「それと朝比奈さんはまだ生きてると思うよ」
 
キョン「なんだって!?」
 
国木田「ききた--」
 
ズパッ!

57: 2008/11/27(木) 00:20:45.16 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「?」
 
国木田「あ…右手が………右手がぁぁぁぁ!!」
 
?「……」ヒュンッ
 
キョン「な………なんだ今のは!」
キョン(しかし少しばかりだが長門の感じがしたな……長門なのか?)
 
国木田「あいつめっ!」
 
キョン「大丈夫か国木田!?」
 
国木田「……また会おうキョン!」タッタッタ
 
キョン「……朝比奈さん」ピピッ
 
ミクル『はい』

61: 2008/11/27(木) 01:08:42.66 ID:Y3H6Jvb6O
キョン『長門らしき人物をみたんですが…』
 
ミクル『長門ですか?』
 
キョン『断定はできませんがたぶん長門だったと思います』
 
ミクル『こっちでも調べてみますね』
 
キョン『お願いします。それとさっきの戦いで道が封鎖されてどうすればいいですか?』
 
ミクル『それも調べてみますから少し待っていてください』
 
キョン『わかりました。少し休んでいます』

89: 2008/11/27(木) 11:01:10.65 ID:Y3H6Jvb6O
キョン(痛てぇ…しかし頑丈な服だなコレ……仮にも銃で撃たれたのに打撲のみ、まぁ痛いが)
 
からん
 
キョン「ん?なんだあれは」スタスタスタ
 
ヒョイッ
 
キョン「レーション…?」

90: 2008/11/27(木) 11:06:56.18 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「食べれるみたいだな…なぜか体の中から食べろと命令されている気がする」
 
バクッ ぴゅいーん
 
キョン「な…なんだ!?体の奥底から力が漲る……打撲が治ってる……すごいなコレ」
 
ピピッ
 
ミクル『キョン君、次の行き先が決まりました』

93: 2008/11/27(木) 11:22:50.48 ID:Y3H6Jvb6O
ミクル『次の行き先ですけどそこが通れないならエレベーターで外に通じる階があると思います
そこを通って武器貯蔵施設に行き、その施設から下にある研究施設に行ってください』
 
キョン『わかりました、一つ質問いいですか?』
 
ミクル『はい』
 
キョン『今、未来の朝比奈さんがいるとなれば現在の朝比奈さんは無事なんですよね?』
 
ミクル『…そうですね、きっと大丈夫だと思います』
 
キョン『よかった…なら安心と言うわけではありませんが一先ずは大丈夫ですね
じゃあ行きます』
 
ミクル『気をつけてねキョン君…』

94: 2008/11/27(木) 11:37:37.64 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「またエレベーターに戻るのか、面倒だがしかたないな」スタスタスタ
 
かたん
 
キョン「!!」サッ
 
ガタンっ
 
キョン「二度はいかんぞ落とし穴」
 
ゲノム「ん?何の音だ」スタスタスタ
 
キョン(なんかいるしっ)

96: 2008/11/27(木) 11:47:10.67 ID:Y3H6Jvb6O
キョン(隠れる場所がない、くそっ)
 
ゲノム「誰だ!?」ダダダダダダダ
 
キョン「いきなり撃つんじゃありません!」ダッ
 
ゲノム「逃げたぞ、追え!」
 
キョン(増援を呼ばれる前になんとかしないとな……悪いが気絶してもらう)
 
ゲノム「なに!?銃弾を怖れずに突撃してくるだと!?」ダダダダダダダ
 
キョン「国木田に比べればなんということはないな」ガシッ
 
ゲノム「うぐ」
 
グイグイグイグイ!
 
ゲノム「うっ」ぐた
 
キョン「とりあえず一人は沈黙したな、残るは二人か」

98: 2008/11/27(木) 11:55:02.67 ID:Y3H6Jvb6O
ゲノム2「ガキ風情に一人がやられただと!?」
ゲノム3「気を抜くな、たかが子供ではないという事だ」
 
キョン(……)コンコン
 
2「そこか!」スタスタスタ
3「待てむやみに突っ込むな!」
 
キョン「ふん!」
2「なっ!?」グルン……バタッ
 
キョン「ふぅなんかしらんが力のベクトルが見える気がする。俺じゃないみたいだな」
 
3「二人もの兵士が一人のガキにおくれを取るなぞあってはならん!」ダダダダダダダ
 
キョン(左手は添えるだけ)バンッ
 
チュインッ
 
3「俺のファマスが!?」
キョン「すまんが寝ててくれ」ゴキッ
 
3「あがが……」バタッ
 
キョン(なんかカッコイイな俺)

99: 2008/11/27(木) 11:59:10.24 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「そうだな、この兵士達から武器を取っておくか」
 
ガサゴソ
 
キョン「3種類の手榴弾とレーションか、まあまあだな、よしエレベーターに乗るか」スタスタスタ
 
ピッ ウィーーン チン
 
キョン(この階か)

102: 2008/11/27(木) 12:04:37.66 ID:Y3H6Jvb6O
ピピッ
 
ミクル『キョン君』
 
キョン『どうしましたか朝比奈さん』
 
ミクル『そこに通路がありますよね』
 
キョン『はい』
 
ミクル『まだそこに行かないでください、事情が変わりました』
 
キョン『?』
 
ミクル『そこには赤外線のトラップが仕掛けられています
それに触れると毒ガスが噴出される仕組みなんです』
 
キョン『赤外線?それはどうにかならないんですか?』
 
ミクル『右上の個室に赤外線ゴーグルを確認出来たのでそれを装着して避けつつ進んでください』
 
キョン『了解しました』
キョン(ハッキングして止めれないのか…)

104: 2008/11/27(木) 12:11:10.54 ID:Y3H6Jvb6O
ゲノム「………異常無し」スタスタスタ
 
キョン(ここにも警備がいたか、どうする………お、あれはダンボール!何故か無性に信頼できるぞあれは)スタスタスタ
 
ヒョイッ スチャッ
 
キョン(視界も悪くない、良質なダンボールだな)こそこそこそ
 
ゲノム「ん?」
 
キョン「………」ぴた
 
ゲノム「ダンボールか」スタスタスタ
 
キョン(なんて頼もしい味方なんだダンボール)

107: 2008/11/27(木) 12:16:22.20 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「………」こそこそこそ
 
ゲノム「異常無し」
 
キョン(馬鹿な奴らだな、こんな奴らじゃ警備にならんだろうに…
さっさと赤外線ゴーグルを入手してだな……)
 
カメラ「ういーん」
 
キョン(っと監視カメラか、厄介な物だな…壊すにも披弾して音がなったらばれるだろうしな…………
そうだ、さっきの手榴弾なら)つチャフ ぽいっ
 
ぼむ キラキラキラキラ
 
カメラ「∽#§★‡¶錥」
 
キョン(よし)スタスタスタ

108: 2008/11/27(木) 12:21:30.15 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「赤外線ゴーグル赤外線ゴーグル………と」
 
ガサガサ
 
キョン「あったコレか」スチャッ
キョン(なんにも見えん)
 
…………
 
キョン「そりゃそうだ、熱探知だったなそういえば…
向かうとするか」スタスタスタ
 
カメラ「ジジジッ」
 
キョン(うおっ……危ない危ない!忘れてたせいで危うく見つかるとこだった…)

112: 2008/11/27(木) 13:37:47.50 ID:Y3H6Jvb6O
キョン(ここが赤外線トラップの通路か、早速装備してみるか)かちゃ
 
キョン「見える……私にも見えるぞ……」
キョン(いかんいかん、ふざけてる場合じゃなかった)スタスタスタ
 
キョン「ぬ、…ほっ……うわとと………ふん…………よし、抜けたぞ」

113: 2008/11/27(木) 13:41:34.17 ID:Y3H6Jvb6O
ガチャ
 
キョン「さっぶ!!………雪?赤外線のせいでみえにくいな」すっ
 
キュリキュリキュリ……
 
キョン「あちこちに地雷があるな、気をつけて進まないと爆発してしまうな」
 
ガガガキュリキュリキュリ……
 
キョン「やけにうるさいな………戦車、………戦車!?」

114: 2008/11/27(木) 13:45:14.15 ID:Y3H6Jvb6O
?「なにやってんだよキョン!逃げないと踏み潰しちまうぜ!!まぁ逃げたところで撃ち頃すが」
 
キョン「た…谷口!?」
 
谷口「バルカン谷口とは俺の事だ」
 
キョン「お前も敵なのか!」
 
谷口「そうだな、敵だな…」ドンッ
 
キョン「!」
 
ドゴォォォン!!
 
キョン(さすがにあれに当たったら駄目くさいな)
 
谷口「行くぞ!!キョン!!!」

115: 2008/11/27(木) 13:49:52.70 ID:Y3H6Jvb6O
キョン(一先ず避難だ)ダダダダダダダ
 
谷口「はっはっは!!そら逃げろ逃げろ!!」キュリキュリキュリ
 
キョン(この岩がどれくらいもつか…早く対抗手段を練らなくちゃな
しかし人間対戦車とはふざけてやがる…我等が団長の脳みそを一度取り除いてNASAやらなんやらに持って行きたいぜ全く)
 
谷口「隠れても無駄無駄無駄ぁ!!」ドンっ
 
ぼごぉぉぉん!!
 
キョン(くっ、早くしなければまずい)

116: 2008/11/27(木) 13:51:49.40 ID:Y3H6Jvb6O
キョン(なにか、なにか弱点は……)
 
谷口「オラオラオラ」ババババババババ
 
キョン(谷口の奴機銃までもってやがるのか…ん?まてよ、もしかしたら)
 
谷口「WAWAWAWAWAWAWAWAWA」

120: 2008/11/27(木) 15:11:02.76 ID:Y3H6Jvb6O
キョン(この手榴弾をあの入口らしき谷口がいるところに投げ込めば…
しかしそれじゃ谷口が……大丈夫だろう、きっと谷口なら生きてるはずさ)
 
谷口「いい加減面倒だな、砲撃しまくれ野郎ども!」
 
ドゴォォォン
ボゴォォォン
 
キョン(谷口らしいな、すぐに面倒くさがる)
キョン「おい谷口!俺はここにいるぞ!!」
 
谷口「やっと観念したかキョン!」
 
キョン「とりあえずプレゼントだ」ピンッ ポイッ
 
ヒューん
 
谷口「ん?」がらんがらん
操縦ゲノム「グ…グレネード!!」
谷口「なんだって!?」
 
グボンっ!!プシュー
 
キョン「逝ったか」

121: 2008/11/27(木) 15:13:42.15 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「じゃあな谷口、俺は急いでるんだ」タッタッタ
 
 
谷口「ゲホッゲホッ!むはーキョンの奴やりやがったな…ゲホッ!」
 
操縦ゲノム「ゴホゴホ、なんで生きてるんですかね俺達」
 
谷口「仕様だろゴホゴホ」

122: 2008/11/27(木) 15:19:26.59 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「さてさて、この施設の下に研究施設があるのか…」
 
?「と、とまりなさぁ~い」かち
 
キョン「!?」
 
?「あはは、キョン君わたしですよぅ」
 
キョン「朝比奈さん!どうしてここに」
 
みくる「えっと、古泉君がキョン君をどこかにとばして…それでいろいろありました」
 
キョン「……そうですか、無事でよかった」
 
みくる「わたしもキョン君が無事でよかった…」
 
ジョニー「へいミス朝比奈」
 
キョン「なんだこいつは!?」

123: 2008/11/27(木) 15:24:51.64 ID:Y3H6Jvb6O
みくる「あ、ジョニーさんです」
 
ジョニー「ジョニーだ、よろしく」
 
キョン「………」
 
ジョニー「あれ?握手は万国共通だったはずだけどな…」
 
キョン「ああすまん」ギュッ
 
みくる「この人が助けてくれたんです」
 
キョン「そうだったんですか、ありがとうございます」ぺこ
 
ジョニー「気にしないでくれ、なにせベテランだからね」
 
キョン「でもそんな事していいんですか?貴方は敵なんじゃ……」
 
ジョニー「この娘についていくほうが面白そうだったんだ」
 
キョン(なんて適当な人だ…ハルヒを思い出すな)

124: 2008/11/27(木) 15:30:51.66 ID:Y3H6Jvb6O
みくる「あ、そうだキョン君」
 
キョン「はい」
 
みくる「わたし達は今から核兵器を収容している場所に行くんですけど一緒にいきませんか?」
 
ジョニー「駄目だ」
 
みくる「なんでですか?」
 
ジョニー「この……」
キョン「キョンでいい」
ジョニー「キョンを連れていけば確実に俺達が敵だとばれちゃうよ」
 
みくる「あ…」
 
キョン「気にしないでください朝比奈さん、俺も違う場所に用事がありましたから」
 
みくる「うぅ…せっかく一緒になれたのに」
 
ジョニー「さ、いくよ」
 
キョン「ジョニーさんとやら、朝比奈さんを守ってくれよ」
 
ジョニー「まかせといてよ」
ジョニー(もう一つの理由は他の男なんか連れてったら一人占めできないからなんだけどね)ニコニコ
 
みくる「キョン君、またね」
キョン「はい、また」

129: 2008/11/27(木) 16:04:39.63 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「ああ…朝比奈さんの姿がだんだん小さくそして可愛くなっていく………
いつまでも嘆いてられん、早速ダンボールで潜入開始と行くか」
 
ゲノム「………」スタスタスタ
 
キョン「とりあえずはあの二人が確認できるな、カメラは無し赤外線無し落とし穴は……知らん」
 
ゲノム「異常無し」

130: 2008/11/27(木) 16:06:44.07 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「……」こそこそこそ
 
ゲノム1「ん?ダンボール??なんでこんなところにダンボールがあるんだ」
ゲノム2「どうした」
1「このダンボールってさっきからあったか?」
2「ないな」
 
キョン(さっそくピンチじゃないか)

131: 2008/11/27(木) 16:10:05.67 ID:Y3H6Jvb6O
キョン(そうだ!)
 
1「よし俺が開ける、なにか危険な物体だったら迷わず撃ってくれ」
2「了解」
 
からん
 
1・2「ん?」
 
ピカッッッ!!!!
 
1・2「目がぁ…目がぁ!!耳までもうわぁぁぁぁぁ」バタッ
 
キョン(なぜか俺はダメージを受けないんだよな、とりあえず武器回収回収)

132: 2008/11/27(木) 16:14:11.68 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「しかし見渡す限り武器、弾薬、Et ceteraだな、一つくらい拝借するか」
 
グイッ
 
キョン「なになに?スチンガー?重くて不便そうだしいらん
こいつはなんだ?」
 
ヒョイッ
 
キョン「ソーコムのサプレッサだな、これはいただきます。あとグレネード各種」

133: 2008/11/27(木) 16:18:22.68 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「さてと…」
 
ピピッ
 
ミクル『キョン君』
 
キョン『はい』
 
ミクル『その手前のドアを降りていけば研究施設です。だけどそのドアに数字が書いてないですか?』
 
キョン『えーと3ですね』
 
ミクル『そうですか、なら3のカードキーを見つけてください』
 
キョン『え?でも他の数字のドアは開きましたよ』
 
ミクル『それは禁則事項です♪』
 
キョン『………了解しました』

135: 2008/11/27(木) 16:48:33.04 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「カードキーか、さっきの兵士なら持ってるかもしれんな」スタスタスタ
 
ガサガサ
 
キョン「無いか、使えないな下級兵士ってのは」
 
1「うう…」
 
ガンッ
 
1「  」バタッ
 
キョン「いきなり起きるな馬鹿野郎!」

136: 2008/11/27(木) 16:54:16.68 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「無いとなると違うところか、さっきのジョニーさんから聞けばよかったな」
キョン(しらみつぶしか、しかたない)スタスタスタ
 
ピピッ
 
?「カードキーはヘリポート」
 
ブツ
 
キョン「だれだ!?……もう切れてやがる、確かヘリポートだとかいってたな」

137: 2008/11/27(木) 16:56:40.60 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「このダンボール、ヘリポート行きとか書いてあるな…これを使えば……」
 
カポッ
 
キョン「さてこのダンボールでどこに待機するかだな」

139: 2008/11/27(木) 17:31:43.98 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「やれやれ、ダンボールに隠れてるのもなかなか辛いな」
 
1「うぅ……」むく
2「………」
1「寝てたのか、兵士失格だな…おい起きろ」ごす
2「はっ」がば
1「寝てるとはいい度胸じゃないか」
2「悪い悪い、荷物をさっさと運んじまうか」
 
キョン(ナイスタイミングだな、はやく俺をヘリポートまで運送してくれ)

140: 2008/11/27(木) 17:51:51.20 ID:Y3H6Jvb6O
1「ん、これ重いな…おい!」
2「なんだ」
1「手伝ってくれ、ヘリポート行きのダンボールだ」
2「しかたないな、わかった」
 
1・2「よいしょっと」どさ
 
キョン(よしよし、うまいこといったな)

148: 2008/11/27(木) 20:27:15.21 ID:Y3H6Jvb6O
ヘリポート
 
キョン(早いな、もうついたのか)
 
ゲノム「よしおろせ!」
 
バララララ
 
キョン(なんだあのヘリ……戦闘ヘリか?)
 
ゲノム「運ばれて来た奴を全て乗せるぞ」
 
キョン(なっ…運ばれたらたまらん)こそこそこそ
 
ゲノム「ん?」
 
キョン(頼むから来るな……!)
 
国木田「おい君、遊んでちゃ駄目だろう?」
 
ゲノム「はっ、すみません自分は……」
 
バンッ
 
国木田「……あはは手が滑っちゃった」
 
キョン(……一先ず撤退しないとな)

151: 2008/11/27(木) 21:31:43.18 ID:Y3H6Jvb6O
キョン(………)こそこそこそ
 
ピピッ
 
ミクル『どうしましたか?』
 
キョン『国木田がいます』
 
ミクル『いますね…モニタで見てましたけどあんな酷い事を…』
 
キョン『そうですね、俺の知ってる国木田じゃない事は確かです』
 
ミクル『だけどまだ戦わないでください。今はカードキーの入手が最優先です』
 
キョン『わかってます。カードキーのあるところは特定出来てるんですか?』
 
ミクル『それはもう少し待っていて下さい。すみません』
 
キョン『了解しました』
 
プツ
 
キョン(国木田の奴は許せんが今はしかたない………か)

155: 2008/11/27(木) 22:18:01.69 ID:Y3H6Jvb6O
キョン(まだかな朝比奈さん)
 
国木田「よし、みんなお疲れ様」
 
ゲノム「お疲れ様でした」スタスタスタ
 
国木田「………」スタスタスタ
 
キョン(行ったか)
 
ピリリッ
 
ミクル『特定できました。場所はトラックが沢山あるところです
たくさん兵士がいますから気をつけてくださいね』
 
キョン『わかりました』
キョン(ダンボールがあればどうという事はない)

161: 2008/11/27(木) 23:12:41.43 ID:Y3H6Jvb6O
>>157
今日は俺の誕生日だからいろいろと騒いでたんだ、すまんそん
そろそろ書くからみはなさないで…

169: 2008/11/27(木) 23:37:50.66 ID:Y3H6Jvb6O
キョン(ダンボール歩行は腰が難儀だな)こそこそこそ
 
ゲノム「ふわぁ~あ………」
 
キョン(あのトラックの近くにいる兵士が邪魔だな…音をならして閃光手榴弾か…)
 
ゲノム「…………ZZ」
 
キョン(なんだあいつ…立ったまま寝てるとは…体育の授業も昼寝出来るじゃないか、うらやましい)こそこそこそ
 
ゲノム「………ZZ」うつらうつら
 
キョン(悪いが深い眠りにはいってもらうぞ)ギュッ
 
ゲノム「ゲフン」バタッ
 
キョン(………すまんな)スタスタスタ

170: 2008/11/27(木) 23:42:18.18 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「………」ガサガサ
 
キョン「…………」ガサガサ
 
 
キョン「……………」ガサガサ
 
 
 
キョン「見つからないな…」チラッ
ゲノム「………」ぐた
 
キョン(そうだな聞いてみるか、しかし聞いたらばれちまうな…まぁ尋問した後で気絶させればいいか)

171: 2008/11/27(木) 23:48:12.01 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「……おい」ぺしっ
 
ゲノム「…………」
 
キョン「……おい!」バシッ
 
ゲノム「………ぅう」ムクッ
 
キョン「動くな」ガシッ
 
ゲノム「!?……誰だ?」
キョン「命が惜しければカードキーの場所を教えろ」カチャ
ゲノム「ひぃ……前から三番目のトラックの中にある…」
キョン「やけに素直じゃないか」
ゲノム「氏にたくないもん」
キョン「そうかい」ゴキッ
 
ゲノム「お約束だ……な」バタッ
 
キョン「前から三番目か、さっき探したんだがな」

172: 2008/11/27(木) 23:51:19.68 ID:Y3H6Jvb6O
キョン「………」ガサガサ
キョン(やっぱり無いじゃないか…ん?このボタンはなんだ)
 
カチ
 
キョン(なにか音が……)
 
キョン「うわっ!下からなんか出てきた!…これがカードキーか」ヒョイッ
 
ピピッ
 
ミクル『見つかったみたいですね、じゃあ戻りましょう』

173: 2008/11/27(木) 23:54:09.66 ID:Y3H6Jvb6O
キョン(しかし何でこんな場所にカードキーがあるんだよ…ハルヒの世界にケチをつけてもしかたないか
問題はどうやってもどるかだが…)
 
【武器貯蔵施設行きダンボール】
 
キョン「便利なもんだなダンボールって」スポッ こそこそこそ

174: 2008/11/27(木) 23:56:35.59 ID:Y3H6Jvb6O
武器貯蔵施設
 
キョン「あっという間に戻って来たが誰もいないみたいだな」スタスタスタ
 
ピッ シュイーン
 
キョン「おお、開いた開いた。これで研究施設に行けるな」スタスタスタ

175: 2008/11/28(金) 00:07:21.18 ID:faHdLYdJO
研究施設通路
 
キョン「やめとーけと言うべーきか~どうせ徒労だろ♪と」フンフン
 
ギャァァァァァァァ
ウワァァァァ
 
キョン(なんだなんだ!?俺なんかしたか!?)スタスタスタ
 
ゲノム「や、やめてく」
 
ズシャッ
 
ゲノム「ぐばなばなさまあが」ドシャッ
 
キョン「!?」
 
?「………」ブンッ
 
キョン「血の海だな………あれは長門なのか?………いや、まだ俺には信じられない…たしかあいつはこの部屋に入ってったな」スタスタスタ

177: 2008/11/28(金) 00:13:39.17 ID:faHdLYdJO
きゃあああ
 
キョン「女の人の悲鳴!?はやく行かなきゃまずい」ダッ
 
 
?「あ……いやぁ来ないで…」
 
?「………」スタスタスタ
 
?「あっ………うああ………」ジョワー
 
キョン「喜緑さん!?……そして長門!!やめろ!!!」
 
喜緑「ひぃ」バタン
 
長門「………待っていた」
 
キョン「長門……なんだな………お前は何が目的なんだ?奴らの味方じゃないのか!?」
 
長門「貴方なら」
 
キョン「!?」
 
長門「貴方ならば答えを教えてくれるはず…」シュッ
 
キョン「うわっ」ゴロッ
 
長門「構えて」

178: 2008/11/28(金) 00:14:30.74 ID:faHdLYdJO
>>176
リモコンやらなんやらは気にしないでください

180: 2008/11/28(金) 00:59:28.01 ID:faHdLYdJO
キョン「やめろ長門!お前に勝てるわけがない!」
 
長門「今の私には情報操作は出来ない。それに今の貴方は私と同レベルに動けるはず」ブンッ
 
キョン「だからってお前を殴ったりなんぞ出来るか!」スッ
 
長門「………なら氏ぬしかない」
 
キョン(どうすりゃいいんだ)

185: 2008/11/28(金) 01:19:08.98 ID:faHdLYdJO
長門「闘いの基本は格闘、肉と肉の激しいぶつかり合い」
 
キョン「なにいってるんだ長門!さっぱり意味がわからない!」
 
長門「……そう」
 
キョン「俺達が戦って何の意味があるんだ!」
 
長門「今の貴方じゃ核搭載型二足歩行戦車、通称メタルギアには勝てない」
 
キョン「メタルギア?」
 
長門「そう、今貴方が破壊しなければならない兵器」
 
キョン「それはそんなにやばいのか」
 
長門「少なくとも私では太刀打ち出来ない。それにメタルギアを始動させて核を発射されたら涼宮ハルヒが世界を終了させる」
 
キョン「……やってやる………やってやろうじゃないか!長門、俺はもう覚悟を決めた!本気でいくぞ」
 
長門「………」コクッ

186: 2008/11/28(金) 01:22:31.21 ID:faHdLYdJO
キョン(長門なら平気だ……必ず平気だ)ババババババババ
 
長門「武器を使ってはいけない」
 
キョン「銃弾を刀で弾いた!?さすが長門だな……」
 
長門「どこを見ている」バキッ
 
キョン「ぐあっ」ドシャッ
キョン(速い…!)

212: 2008/11/28(金) 11:46:02.74 ID:faHdLYdJO
長門「…………」キンッ
 
キョン「消えた!?なんでもアリだなちくちょう!」
 
長門「私はここにいる」
 
キョン(影?あそこを殴れば)ドカドカッバキッ
 
副音声「ギャオギャオ!ギャオー!!!もっと痛みをくれ!!!」
 
長門「今のは仕様」
 
キョン「………」

213: 2008/11/28(金) 11:50:26.78 ID:faHdLYdJO

キョン(消えても影は残るのか、ならなんとかなるな…しかし長門を殴ってると考えると氏にたくなる……)
 
長門「………バキッ」
 
キョン「おぎゃっ」ズサササー
 
長門「無駄な事を考えると反応が遅れ命取りになる」
 
キョン「そうだな、ありがとよ長門」ムクッ

214: 2008/11/28(金) 11:52:58.67 ID:faHdLYdJO
キョン(手榴弾なら聞くか?)ぽいっ
 
長門「無駄」スパーン
 
キョン(なんてこった真っ二つにされちまった!だが何故か爆発はしない、さすがハルヒワールド)
 
長門「もっと肉体的損傷を与えて」
 
キョン(………)

215: 2008/11/28(金) 11:57:08.14 ID:faHdLYdJO
キョン(閃光手榴弾なら……)ぽいっ
 
ピカッッッ
 
長門「無駄」ガスッ
 
キョン「おごわっ」デンッ!
キョン(ド派手にぶっ飛ばされちまったな……銃弾じゃなくてもこの痛さ、凶悪の一言だ)
 
長門「はやく立って」
 
キョン(電波妨害手榴弾、お前に決めた!)シュッ ポンッ
 
キラキラキラキラ
 
長門「!?」
 
キョン「長門の動きが鈍くなった!?今しかチャンスはない!」ダッ

216: 2008/11/28(金) 11:59:58.23 ID:faHdLYdJO
キョン「うおぉぉぉぉ」ドカッ
 
長門「………」ドンガラガッシャーン
 
キョン「新技タックル、絶大な威力だな…」
 
長門「………」
 
キョン「長門?平気か…?」
 
長門「く……薬が………」
 
キョン「へ?」
 
薬がぁぁぁぁ
 
お見苦しいので以下省略

217: 2008/11/28(金) 12:03:18.22 ID:faHdLYdJO
キョン「……長門がどこかに行っちまった…………どうすんだよ」
 
喜緑「ひぃ………」
 
キョン(忘れてた、喜緑さんがいたなそういえば)
 
ガチャ
 
喜緑「………」プルプル
 
キョン「大丈夫ですよ喜緑さん俺は……」
 
喜緑「あなたもオタク?」
 
キョン「は?」
 
喜緑「そういう設定だから気にしないでください」
 
キョン「え…あ、すみません」

218: 2008/11/28(金) 12:08:11.69 ID:faHdLYdJO
喜緑「メタルギアの事を聞きに来たんですよね」
 
キョン「はい、壊さないと世界が壊れるとか」
 
喜緑「そうですね、涼宮さんはそう思っています」
 
キョン「困ったもんですよあいつには」
 
喜緑「でも深層心理では貴方ならなんとかしてくれるって思ってるはずですよ」
 
キョン「ハルヒが?」
 
喜緑「そうです。だから貴方には重大な役目が任されたのです」
 
キョン「………やれやれ、ハルヒはいつもいつも…」
 
喜緑「すみませんが本題に入らせていただきます」
 
キョン「お願いします」

222: 2008/11/28(金) 12:37:56.19 ID:faHdLYdJO
喜緑「まずメタルギア破壊についてですが、まず通常の兵器では破壊は困難だと思われます」
 
キョン「はい」
 
喜緑「スティンガーミサイルですらダメージは期待出来ません。ですのでなんらかの方法でコクピットをこじ開け
その開いた所にスティンガーを撃ち込めば破壊は可能だと計算できます」
 
キョン「コクピットを開くにはどうすれば?」
 
喜緑「コクピットは完全に封鎖されているため肉眼で人間などを捉える事ができません
なのでレーダーをスティンガーで破壊すれば仕方なくコクピットを開くでしょう。
むこうも万が一にもやられるとは思ってないはずですからコクピットを開くとおもいます」
 
キョン「もし操縦者がニュータイプだったらどうするんですか?」
 
喜緑「にゅうたいぷ?」
 
キョン「すみません。若さ故の過ちでした」

224: 2008/11/28(金) 12:48:06.65 ID:faHdLYdJO
喜緑「私も協力するのでがんばりましょう」
 
キョン「ありがとうございます」
キョン(なんか足りないと言うか違う気がするがまあいいか)
 
喜緑「あ、待ってください」
 
キョン「?」
 
喜緑「今の強化制服を超強化制服にしますので待っていてください」スタスタスタ
 
キョン「制服を?なんて便利君なんだ」
 
 
…………
 
喜緑「完了しました。それで肉体は通常の三倍以上の効果が期待できます」
 
キョン「赤くてなかなかかっこいい(キモい)制服ですね、ありがとうございます」
 
喜緑「メタルギアは核貯蔵施設の最深部です。気をつけてください、まだサイコ古泉とスナイパー鶴屋が残っていますから。
後、謎なのは朝倉涼子です。彼女だけは危険ですから出来るだけ関わらないほうが…」
 
キョン「朝倉……か、きっとなんとかなりますよ。元の世界へ戻るには通る道だと思いますから」
 
喜緑「…おきをつけて」
 
キョン「はい、喜緑さんも気をつけてください」スタスタスタ

225: 2008/11/28(金) 13:00:22.20 ID:faHdLYdJO
ピピッ
 
ミクル『メタルギアの情報を聞けたみたいですね』
 
キョン『はい』
 
ミクル『これからは警備の警戒もこれまで以上になりますから絶対に見つからないでください
次の目的地は核貯蔵施設に行くための通路です。まずは武器貯蔵施設にもどり右側のルートを行ってください
ちなみにカードキーは全てに対応できるようドアにプログラミングしておきました』
 
キョン(………なら先にやってくださいよ朝比奈さん)

233: 2008/11/28(金) 17:16:17.17 ID:faHdLYdJO
キョン「また戻るのか、しかたないダンボールをかぶるか」スポッ
 
スタタタタ
 
キョン「右側だったな…」こそこそこそ
 
ジョニー「ん?あのダンボールは!」こそこそこそ
 
キョン(なんだ?なにか寒気が……)
 
ジョニー「だーいぶ!!!」シュバッ
 
キョン「んごわっ」ぺしゃ
 
ゲノム「誰だ!?」
 
キョン「…………」

234: 2008/11/28(金) 17:24:34.63 ID:faHdLYdJO
ジョニー「すまない」
 
キョン「いや、大変な事をしてくれましたね」
 
ゲノム1「いたぞ!」
2~5「回りを囲め!!」スタタタタ
 
キョン「閃光手榴弾を使うんで目と耳を塞いでください」
ジョニー「いいからはやくしてくれ!こっちは大変なんだ」
 
キョン(やれやれ、首でも絞めてやろうか)ぽいっ
 
ピカッッッ!!
 
ゲノム共「んあ」ふらっバタッ
 
ジョニー「てんでたいしたことないな、この兵士達の教育をやり直したほうがいいんじゃないか」
 
キョン「………そうですね」

235: 2008/11/28(金) 17:40:20.63 ID:faHdLYdJO
ジョニー「とりあえずそこのトイレに行こうか」スタスタスタ
 
キョン「はい」スタスタスタ
 
トイレイン
 
ジョニー「話というのはね」
 
キョン(ええいっ!じれったい)
 
ジョニー「朝比奈さんが何者か連れ去られたんだ(土下座)」
 
キョン「∵」

238: 2008/11/28(金) 18:24:27.42 ID:faHdLYdJO
ジョニー「実は…俺がトイレに行ってる間に誘らわれたらしい……」
 
キョン「どこにいったかわからないんですか!?」
 
ジョニー「……多分だがサイコ古泉かスナイパー鶴屋のどちらかだろう…しかし」
 
キョン「しかし?」
 
ジョニー「一人じゃ怖くて」
 
キョン「……はぁ」
 
ジョニー「さぁついてきてくれ、彼女はきっとこの先にいる!」ダッ
 
キョン(走ったらまたばれちまうだろ)スポッ
 
スタタタタ

242: 2008/11/28(金) 19:26:53.21 ID:faHdLYdJO
>>241
残念ながら昨日買った遊戯王友情のタッグフォース3をやってるんだ

243: 2008/11/28(金) 19:32:38.77 ID:faHdLYdJO
ジョニー「この部屋の奥に隠し通路があってね」
 
キョン「そりゃすごい、さっさと行こう」
 
?「駄目ですよ、貴方はここで行き止まりです」
 
キョン「……古泉か」
 
古泉「久しぶり…というのは変ですが何故かそんな気持ちになりますね」
 
ジョニー「サイコだ!サイコ古泉だ!!」
 
古泉「さて、まずは貴方のお仲間を弄らせてもらいますよ」
 
キョン「なんだって?」
 
ドカッ
 
キョン「いてぇ!」
 
ジョニー「…………」フラフラ
 
キョン「邪魔するな馬鹿!」バキッ
 
古泉「仲間をいともたやすく傷つけるその非情さ…やはり貴方はこちらにつく人間ですね」
 
キョン「そういう会話はいらん」

244: 2008/11/28(金) 19:36:17.00 ID:faHdLYdJO
ジョニー「………」ぐて
 
キョン「古泉、今ならまだ間に合うそこをどけ」
 
古泉「面白い事をいいますね、僕の新たなる超能力が見たいと?」
 
キョン「………好きにしろ」
 
古泉「まずはなるべく平らな所にコントーラーを--」
 
以下省略
 
キョン「気がすんだか?」
 
古泉「はい」

251: 2008/11/28(金) 21:24:37.83 ID:faHdLYdJO
古泉「さあ、この部屋の家具、そしてバイブル達…彼に恐怖を!」
 
カタカタカタカタ
 
キョン「勝手に物が動きだした!?だがこれくらい避けれるぞ古泉!」スッひょいっ
 
古泉「さすがですね、これならどうですか?」
 
ブラックアウト!!! ……ピー、ヒデオ
 
 
 
キョン「暗くなっただと!?」
 
パッ
 
古泉「以外と疲れるんですねこれは」はぁはぁ
 
キョン「悪いが遊びに付き合ってる必要はないぞ古泉」ババババババババッ!!

252: 2008/11/28(金) 21:34:32.20 ID:faHdLYdJO
キョン「………!?当たらないだと?」
 
古泉「貴方の心が読めるんです。残念ながら攻撃は当たりませんよ」
 
キョン「なんてこった…なにか対抗手段はないのか」
 
ピピッ
 
ミクル『キョン君!古泉君はキョン君の心の中をよんでいます!思考を読まれないように
何かを反転してください!コントーラーを2端子にといいたい所ですが…』
 
キョン『コントーラー……?とりあえず何かを反転させれば思考を読まれないんですね?』
 
ミクル『たぶんそうです!きっとそうです!信じてください!!』
 
キョン『わかりました』

253: 2008/11/28(金) 21:41:30.29 ID:faHdLYdJO
古泉「どうしたんです?諦めたのですか?」
 
キョン「黙ってろ、俺は今過去最大に脳みそをフル回転させてるんだ」
 
古泉「残念ですが、貴方の考えは手に取るようにわかるんですよ」
 
キョン(反転……反転………裏返し………)
キョン「はっ!」

261: 2008/11/28(金) 22:57:11.36 ID:faHdLYdJO
古泉「自らを守る強化制服を脱いでどうするんです?」
 
キョン「反転と言う発想から服を裏返すと言う結論がでたわけだ」
 
古泉(い……意味がわからない)
 
キョン「よけてみろ古泉!!」ババババババババ!!!
 
古泉「!?心がよめません!!!」
 
チュンチュンチュンチュン!!!
 
古泉「うぐっ………まさか貴方がここまでやるとは………ふふ、後は頼みましたよ………」ガクッ
 
キョン「………古泉、きっと元の世界に戻してやるからな…」

263: 2008/11/28(金) 23:00:59.29 ID:faHdLYdJO
キョン「またな古泉……」たったった
 
古泉(氏とは呆気ないものですね…この世界を頼みましたよ)
 
ジョニー「……ん」ムクッ
ジョニー(サイコ古泉が氏んでいる……?あれ?俺はなんで寝てたんだ?)

290: 2008/11/29(土) 11:00:23.18 ID:4zk4Yp0jO
キョン「この奥に行けば…」タッタッタ
 
みくる「………」じたばた
 
キョン「朝比奈さん!!大丈夫ですか!?今助けます!!!」ダッ
 
ガンッ……
 
キョン「……!?」
みくる「………」
キョン「あ…朝比奈さん………?朝比奈さん!!」
 
バンッ!!
 
ジョニー「危ない!!」バッ
 
ガシッ ズササー
 
ジョニー「何やってるんだ!!氏ぬ所だったんだぞ!?」
キョン「朝比奈さんが……朝比奈さんが……」
 
バシッ
 
ジョニー「ここは戦場だ、戦場に来た人は誰かしら必ず氏ぬ…これが現実だ
だがまだ彼女は氏んじゃいない、手当てをしなければまずいけど…」
キョン「ならはやくっ」
 
バシッ
 
ジョニー「相手はスナイパーだ、こっちにもスナイパーライフルが無ければ氏にに行くようなもんだぞ!冷静になれ」

291: 2008/11/29(土) 11:05:23.20 ID:4zk4Yp0jO
キョン「………」
 
ジョニー「落ち着いたか」
 
キョン「………多少は」
 
ジョニー「スナイパー鶴屋はお前がターゲットだ、お前を頃すまでエサは殺さない
だから早くスナイパーライフルをとってくるんだ」
 
キョン「どこにあるんだ」
 
ジョニー「武器貯蔵施設だ」
 
キョン「……わかった、朝比奈さんを見ててくれ」
 
ジョニー「任せてくれ」
 
キョン「行ってくる」タッタッタ
 
ジョニー(まぁスナイパーライフルは俺持ってるんだよね、あいつがいないうちに助けてさっさと逃げよう)

292: 2008/11/29(土) 11:09:07.41 ID:4zk4Yp0jO
武器貯蔵施設
 
キョン(早く…早くしないと)タッタッタ
 
ゲノム「誰だ!!」
 
キョン「ちっ、こんな時に!!」
 
ゲノム「逃がすな!!」
 
キョン「みんな……みんな氏んじまえ!!!」ダダダダダダダ
 
ゲノム「ギャァァァァァァァ」
ウワァァァァ
ァァァァ
 
キョン「はぁ………はぁ………出て来なければやられなかったのに!!」

293: 2008/11/29(土) 11:10:35.40 ID:4zk4Yp0jO
キョン「どこだ!?どこにある」ガサガサガサガサ
 
ごとっ
 
キョン「これか!」
キョン(朝比奈さん、無事でいてください!!!)
 
タッタッタ

294: 2008/11/29(土) 11:16:20.94 ID:4zk4Yp0jO
 
 
キョン(ここを開けたらすぐに隠れなきゃ殺される)
 
ガチャ バンッ
 
キョン「…!!」ダッ
 
鶴屋(あちゃー、ハズレたにょろ)
 
キョン「鶴屋さん!!なんでこんな事するんですか!?朝比奈さんは友達じゃないですか!?」
 
鶴屋「………」
 
キョン「俺は貴女を倒して朝比奈さんを助けます!手加減はしませんよ!!」
 
鶴屋(さすがキョン君だねっ、さっきみたいな一発で額に穴があいた下級兵士とは違うにょろ)

295: 2008/11/29(土) 11:22:29.65 ID:4zk4Yp0jO
キョン(しかし一流の狙撃手を相手にどうすればいいんだ……)
 
鶴屋(隠れても無駄にょろー、あたしの我慢強さは最強だからねっ)
 
キョン(早くしなければ朝比奈さんが出血多量で氏んでしまう……)
 
キラッ
 
キョン(今、一瞬光ったな…あそこに鶴屋さんがいるってわけか
チャンスは一度…外せば氏ぬな、だが何もしないで朝比奈さんが氏ぬより断然いい)

296: 2008/11/29(土) 11:30:32.11 ID:4zk4Yp0jO
キョン(少しでも鶴屋さんの集中をとぎらせれば…手榴弾の音……じゃ駄目だな
閃光手榴弾……いや、これじゃ俺も撃てない、鶴屋さんが移動してしまっても駄目だ
ええい、ままよ!)
 
バッ
 
鶴屋(やっぱり我慢出来なくなったにょろ)ガンッ
 
バスッ
 
鶴屋(制服!?)
 
キョン「こっちですよ!」ガンッ
 
バチュンッ
 
鶴屋「わっ!!あたしのPSG-1が壊れたにょろ!!!」
 
キョン(……しかし鶴屋さん………あの一瞬で俺に二発も撃ち込むなんて流石ですね
もう左手が痛みで麻痺してきましたよ………早く朝比奈さんの元に…)

297: 2008/11/29(土) 11:34:18.79 ID:4zk4Yp0jO
キョン「朝比奈…さん」ゆさゆさ
 
朝比奈「………」
 
キョン「起きてください……」ゆさゆさ
 
?「駄目だよキョン」
 
バチバチバチ!!!
 
キョン「っっっつ!!??」バタッ
 
?「まさか鶴屋さんが負けるなんてね」
鶴屋「いやーキョン君ってばめがっさ強かったにょろ」
?「じゃあ、みんなキョンを礼の所へ運んどいてね」
 
ゲノム「ハッ」
 
鶴屋「みくるはあたしが預かるよっ」
 
?「うん、好きにしていいよ」

341: 2008/11/30(日) 09:19:15.66 ID:62Ekpfp+O
 
 
キョン「…………つ」
 
国木田「目が覚めたみたいだね、おはようキョン、気分はどうだい?」
 
キョン「国木田!!!」じたばた
 
国木田「あはは、残念だけど動けないよ」
 
キョン「……なにをする気だ」
 
国木田「ボスからの命令でね、服従させるよう拷問を受けさせるんだ」
 
キョン「お前等のボスは朝倉か?」
 
国木田「すごいねキョン、自分がおかれてる立場を考えれば僕たちに質問なんか出来ないよ普通
そうだね、その度胸に免じて教えてあげるよ、僕たちのボスは……うん朝倉でいいと思うよ」
 
キョン「……朝倉はどこにいる」
 
国木田「もうキョンの番はおしまい、こんどはこっちの番」

342: 2008/11/30(日) 09:26:47.20 ID:62Ekpfp+O
国木田「スイッチオン」カチ
 
バリバリバリバリバリ
 
キョン「ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
 
国木田「どうだいキョン、早く言わないと氏んじゃうよ」カチ
 
バリバリバリバリバリ
 
キョン「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
 
国木田「ほら、早く服従しなって」カチ
 
キョン「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
 
国木田「タフだねキョン、でも威力をあげたらどうかな?」カチ
 
バリバリバババリバリバリバリバリリバリバリ
 
キョン「っっっっっっっつぁぁ」
 
国木田「うーん、次いっちゃうよ?」
キョン「………ったよ」
 
国木田「え?」
 
キョン「わかっ……たよ………仲間にでもなん……でもなってや………や…るからもうやめ……てくれ」

344: 2008/11/30(日) 09:30:18.75 ID:62Ekpfp+O
国木田「そうだよキョン、人間は素直なほうがいいよ」
 
キョン(………)
 
国木田「とりあえず今日は終了、君たちキョンを連れてって」
 
ゲノム「はっ」
 
国木田(キョンが服従してない事くらいわかってるよ、でも今日は帰してあげるよ日はまだ長いから)

345: 2008/11/30(日) 09:39:29.30 ID:62Ekpfp+O
ゲノム「貴様はここで待機だ」
 
ドサッ
 
キョン「っぐ」
 
ゲノム「脱獄など考えるなよ」カチ スタスタスタ
 
キョン(……制服も無し、武器もなしどうすれば)
 
ピピッ
 
ミクル『キョン君!!大丈夫ですか!?』
キョン『大丈夫までとはいきませんが、なんとか生きてますよ』
ミクル『ごめんなさい……わたしの責任です…本当にごめんなさい』
 
キョン『朝比奈さんの責任じゃありませんよ、それより脱出方法と武器、制服の位置を教えて下さい』
 
ミクル『はい……脱出方法ですけどわたしにはわかりません……ごめんなさい』ヒックヒック
 
キョン『泣かないでください、脱出は俺が考えます』
 
ミクル『……ごめんなさい、武器と制服なら簡単です。まるで取りにこいと言ってるみたいで……』
 
キョン『どこですか』
 
ミクル『今のキョン君の隣の部屋です』
 
キョン『わかりました。なんとかします』

346: 2008/11/30(日) 09:43:47.13 ID:62Ekpfp+O
キョン(なにかないか…)がさがさ
 
キョン「ん?これは………ケチャップ?飲めってのか」
 
ゲノム「なにをやっている。静かにしていろ」
 
キョン(……監視が一人か、ケチャップを使ってなにかできないか………氏んだフリ……やってみるか)
 
ビチャ
 
キョン(後は寝そべるだけだな)ごろ
 
ゲノム「何を遊んでいる」
 
キョン(やっぱり駄目か)

347: 2008/11/30(日) 09:46:34.11 ID:62Ekpfp+O
キョン(なら奴の氏角に行くか)こそこそこそ
 

……
………
 
ゲノム(奴がいない?……調べてみるか)スタスタスタ
 
ガチャ
 
ゲノム「おい!!」
 
ゴキッ ドサッ
 
キョン「本当に馬鹿な兵士ばっかりだな、さてと…行くか」

348: 2008/11/30(日) 09:51:55.16 ID:62Ekpfp+O
キョン「無事に装備を取り戻せたな」
 
ピピッ
 
ミクル『うまくいきましたね』
 
キョン『ええ、これからどこに向かえば?』
 
ミクル『そこからずっと北に行き、この棟から核兵器貯蔵施設の場所に行ってください
一度屋上まで行く必要がありますね、なにが起きるかわかりません。慎重にお願いします』
 
キョン『了解しました』スポッ
 
スタタタタ

349: 2008/11/30(日) 09:56:05.76 ID:62Ekpfp+O
キョン「これは……スチンガーミサイル……あ、スティンガーか
あとニキータ…前は弱い制服だったから重く感じたけど今は軽々しく持てるな、持っていくか」
 
がしゃがしゃ
 
キョン(なぜか荷物にならない不思議)スポッ
 
スタタタタ

350: 2008/11/30(日) 10:11:04.19 ID:62Ekpfp+O
キョン「このエレベーターで一気に屋上まで行けそうだな」
 
ウィーーン
 
キョン「屋上まで……と」カチ
 
グイーーーン
 
ピピッ
 
?『聞こえます?』
キョン『……?誰ですか』
喜緑『あ、喜緑江美里です』
キョン『喜緑さん、どうかしましたか?』
 
喜緑『はい、今エレベーターには一人で乗っていますか?』
 
キョン『ええ』
 
喜緑『……多分ですけどそこには貴方を含めて5人乗っている表示がでています
多分ステルス迷彩を着用した兵士です』
キョン『本当ですか?』
 
チャキ……
 
キョン『みたいですね、銃を所持してる音がしました』
 
喜緑『逃げてください!……でもエレベーターか……スタングレネードで凌いでください!』
 
キョン『了解』

1: 2008/11/30(日) 21:42:11.18 ID:62Ekpfp+O
  
キョン「このエレベーターで一気に屋上まで行けそうだな」
 
ウィーーン
 
キョン「屋上まで……と」カチ
 
グイーーーン
 
ピピッ
 
?『聞こえます?』
キョン『……?誰ですか』
喜緑『あ、喜緑江美里です』
キョン『喜緑さん、どうかしましたか?』 喜緑『はい、今エレベーターには一人で乗っていますか?』
 
キョン『ええ』
 
喜緑『……多分ですけどそこには貴方を含めて5人乗っている表示がでています
多分ステルス迷彩を着用した兵士です』
キョン『本当ですか?』
 
チャキ……
 
キョン『みたいですね、銃を所持してる音がしました』
 
喜緑『逃げてください!……でもエレベーターか……スタングレネードで凌いでください!』
 
キョン『了解』

4: 2008/11/30(日) 21:47:02.67 ID:62Ekpfp+O
ゲノム1(そろそろ行動開始だな)
ゲノム2(了解)
ゲノム3(しかしこのステルス迷彩とやらは凄いな)
ゲノム4(………)ドキドキ
 
キョン(閃光手榴弾………は、と…あった)ピンッ ことっ
 
ゲノム一同(ん?)
 
ピカッッッ!!!
 
ゲノム一同「ぐわっ!!!バレていただと!!?」
 
キョン「ちっ、気絶しないか……しかたないがやるしかない」

5: 2008/11/30(日) 21:52:31.82 ID:62Ekpfp+O
キョン「お前等!ここで発砲したら味方に誤射するぞ」
 
ゲノム1「かまわん!撃て!!」
 
ゲノム4「自分には撃てません!!!」
 
ゲノム1「なっ---」ガシッ
 
キョン「悪いがお前等が動いたらコイツの命は保証出来ないぞ」カチ
 
ゲノム1「惑わされるな!引き金を引けっ!!」
 
2・3・4「……っ」
 
キョン「そうだ、お前等が抵抗しなければ俺は命までは奪わない」

6: 2008/11/30(日) 21:58:16.65 ID:62Ekpfp+O
キョン(眠ってもらうか)ゴキッ
 
1「ぐっ」ぐて
 
2「隊長!貴様はなしが違うぞ!!!」
 
キョン「動いたら撃つ」
 
3(ステルス相手に何故こうも俺達を見抜けるんだ……くそ!格が違うのか……!)
 
キョン「………」ポイッ
 
ピカッッッ!!  ドサッ、ドサッ
 
3「まだだ…まだやれる!」フラフラ
 
キョン「2発閃光手榴弾を堪えたのか、凄いがもうまともに立てんはずだ」ダッ
 
ゴキッ
 
3「っが………は……やい……」バタッ
 
キョン「…急がないとな」

8: 2008/11/30(日) 22:03:54.05 ID:62Ekpfp+O
ウィーーン  チンッ
 
キョン「よし、さっさと渡って核兵器貯蔵施設に--」
 
バララララララ
 
キョン(なんの音だ?)
 
?「見つけたわよキョン君!」
 
キョン「その声は朝倉!?」
 
朝倉「久しぶり、元気だった?」
 
キョン「元気といえば元気なんだろうが残念な事に精神は疲労困憊だ」
 
朝倉「なら簡単に氏んでくれそうね、すぐにこのハインドでハチの巣にしてあげる」
 
キョン(戦闘ヘリか…俺にやれるか?)

9: 2008/11/30(日) 22:09:03.15 ID:62Ekpfp+O
朝倉「じゃあ、氏んで♪」
 
ガガガガガガガ
 
キョン「!!  バルカン……厄介だな、対抗するにはスティンガーか」
 
朝倉「隠れても無駄よ?」 シュゴッ
 
シュゴォォォォォ
 
キョン「ミサイルまで積んでやがるのか!!」
 
ズガァァァァァァン!!
 
キョン「っつ!爆風だけで結構辛いな……しかし今度はこっちの番だ」
 
ガチャ
 
キョン「標準よし!!いってこい!!」バシュッ

10: 2008/11/30(日) 22:15:26.91 ID:62Ekpfp+O
ピピビピピピピ
 
朝倉「嫌だキョン君、そんなえげつない物持ってるなんて」
 
DGooooooN!!
 
キョン「着弾!さすがにヘリじゃ……」
 
バララララララ
 
朝倉「ちょっと冷や冷やしたけどそこらへんのヘリとは違うのよね、ヘリとは」
 
キョン「どうりで装甲も武装も一味違う訳だな」
 
朝倉「今度は避けないでね」シュゴッ!シュゴッ!シュゴッ!
 
キョン「3発!?こりゃやばいな……」
 
ボボボボボボンッ!!
 
朝倉「頑張ったほうだよキョン君」

11: 2008/11/30(日) 22:20:00.05 ID:62Ekpfp+O
ピピビピピピピ
 
朝倉「!?」
 
ズドン!!
 
朝倉「きゃあ!プロペラ部分を狙って……」
 
キョン「さ……すがにもう落ち…ろよ」ゲホッゴホッ
 
朝倉「ちぇっ…もうここからじゃキョン君に当てらんないか、よかったね!また延命できて♪」プスップス…
 
ヒュルルルル…………
 
キョン「はぁ………はぁ…………勝った……みたいだな、やれや…れ……体中が痛くて動かん」

12: 2008/11/30(日) 22:27:36.17 ID:62Ekpfp+O
十数分後
 
キョン「我ながら凄い回復力だな…もう歩ける、さて行くか」スタスタスタ
 
ピピッ
 
?『やあキョン、元気かい?いや元気ではないと思うが一応聞いてみただけさ』
 
キョン『………?』
 
?『酷いな、僕を忘れたのかい?佐々木と言えばわかるかな』
 
キョン『佐々木!?……お前は敵なのか』
 
佐々木『敵ではないけど味方でもない、この場合は味方であるけど助ける事が出来ないと捕らえてくれ』
 
キョン『なら始めからそう言ってくれ…で、なんのようだ?』

13: 2008/11/30(日) 22:34:42.08 ID:62Ekpfp+O
佐々木『とりあえずこの人は分かるはずだよね』
 
キョン『?』
 
ミクル『キョン君、佐々木さんはわたし達の医療兼、記録係なんです』
 
キョン『いまさらですか?』
 
ミクル『すみません…佐々木さんにも用があって……その…』
 
キョン『いえ、そうじゃなくてですね……とりあえず佐々木は安心していいって事ですね』
 
ミクル『はい、それにさっきキョン君は戦闘ヘリコプターと戦ったんですから体のチェックを』
 
佐々木『と、言う訳だよキョン、今からそこに行くから待っててくれ』
 
キョン『は?おいっ佐々木!!』プツ
 
キョン「……大丈夫なのか?」

14: 2008/11/30(日) 22:41:59.66 ID:62Ekpfp+O
さらに十数分後
 
佐々木「まったかい?」
 
キョン「!?」
 
佐々木「ああ、ゴメンゴメン、ステルス迷彩をつけたままだったね」シュンッ
 
キョン「……心臓に悪い」
 
佐々木「謝ったじゃないか、君にとってはどうとらえたかわからないが」
 
キョン「………」
 
佐々木「さ、腕をだしてくれないかい?」
 
キョン「…うで?」スッ
 
佐々木「注射だよ」
 
キョン「待て、変なものが入っていると睨んだ」
 
佐々木「うたぐり深いのも結構だけど治療班の僕をそう疑わないでほしいな
大丈夫、人体に悪影響は……無いはずだから」
 
キョン「…今の間はなんだよ、………まぁいいか」
 
佐々木「うん、それでいいんだよ」プスッ

15: 2008/11/30(日) 22:45:06.19 ID:62Ekpfp+O
佐々木「どうだい?」
 
キョン「なんだか体から力が漲ってくるな、さっきの怪我がもう塞がれた」
 
佐々木「それはよかった、じゃあ僕の用は済んだからもう戻るとするよ」
 
キョン「気をつけろよ」
 
佐々木「君こそ」
 
キョン「そうだな、またな佐々木あとで礼はするさ」
 
佐々木「おおいに期待してるよ、またね」

16: 2008/11/30(日) 22:48:27.13 ID:62Ekpfp+O
キョン(……俺が終わらせなきゃならないんだよなハルヒ、やってやるからもう少し扱いをよくしてほしいもんだ)
 
スクッ
 
キョン「目指すはメタルギア格納庫、任務開始だな、頼んだぞダンボール」スポッ
 
スタタタタ

17: 2008/11/30(日) 22:54:20.20 ID:62Ekpfp+O
雪原
 
キョン「寒いな……兵士もいなけりゃ狼もいないな」
 
カチャリ
 
キョン「!!!」バッ
 
チュンッ
 
鶴屋(また初段を外しちゃったね…今度こそー………)
 
キョン(……この気配、鶴屋さんだな
鶴屋さんの射撃能力は危険すぎる…雪で視界も悪いのにまっすぐに俺を狙ってきた
本気ってわけだな)
 
鶴屋(ここで勝たないとみくるが氏んじゃう…それだけは絶対にさせないよっ)

19: 2008/11/30(日) 23:18:10.69 ID:62Ekpfp+O
キョン(赤外線スコープなら鶴屋さんの居場所がわかりやすくなるか)
 
スチャ
 
キョン(かといって迂闊に頭をだすことすら出来ん
あの木からならきづかれさそうだな)こそこそこそ
 
 
鶴屋(………どこに隠れたんだろ、集中集中……)

21: 2008/11/30(日) 23:42:06.70 ID:62Ekpfp+O
キョン(あそこが多少だが赤いな、スナイパー同士戦っても勝ち目は薄い
なにか誘導するものがあれば……!
そうだこのニキータミサイルなら遠隔操作が出来たな、これを活用するしかないな)ごそごそ
 
 
鶴屋(あたしもそろそろ移動しないとねっ、多分もうこの場所はばれてるにょろ)
 
 
キョン(よし……いない!?感づかれたか…流石ですね鶴屋さん)

22: 2008/12/01(月) 00:17:38.65 ID:KxZ4m3STO
キョン(相手がどこにいるかわからないってのは怖いな、いつもなら殺気立って襲い掛かりにくるからな
こればっかりは馴れそうもない、というか馴れたくもない)
 
 
鶴屋(……さてさてキョン君の足跡を発見したよ~、まだまだだねキョン君)カチャリ
 
 
キョン(なにか嫌な予感がするな、気付かれているのか?)チラッ
 
チュンッ
 
鶴屋(~~~~惜しいっ)こそこそこそ
 
 
キョン(………今のは危なかった、雪に足をとられなければ確実に頭蓋骨に穴があくところだった…)

23: 2008/12/01(月) 00:53:28.17 ID:KxZ4m3STO
キョン(赤外線スコープで見渡したところ明らかに赤いポイントがあったな
よし、ものは試しだニキータミサイルを撃ってみるか)カチャ
 
ボシュッ
 
鶴屋(ん?変な音が……)
 
シュボォォォォォ
 
鶴屋(!!)バンッ
 
ボムッ
 
鶴屋(誘導兵器!?なんて物をもってるんだっ
……あれ?キョン君が消えた!?)
 
カチャリ
 
キョン「勝負ありですね」
 
鶴屋「…!!?」

25: 2008/12/01(月) 01:17:39.42 ID:KxZ4m3STO
鶴屋「撃ちなよ、負けたあたしにはもう…」
 
キョン「鶴屋さんらしくないですよ?もっと元気に---」
 
鶴屋「キョン君!!お願いっみくるを助けてあげてほしいさっ」
 
キョン「朝比奈さん…!朝比奈さんは無事なんですか!?」
 
鶴屋「まだわかんないけどあたしが負けたらみくるを頃すつもりなんだよっ!!
だから……」
 
バシュッ
 
鶴屋「……あ…れ?」ゲボッ  びちゃびちゃびちゃ
 
キョン「鶴屋さん?鶴屋さん!!しっかりしてください鶴屋さん!!!」
 
?「駄目だぜ鶴屋さん、負けたのに生きてるなんざ」

27: 2008/12/01(月) 02:04:15.14 ID:KxZ4m3STO
キョン「谷口………お前!!!」
 
谷口「怒るなよキョン、だがそんなに俺がムカついたんならついてこいよ」スタスタスタ
 
キョン「………っ」ギリッ
 
鶴屋「あ…キョン君……ゴメンね、もうみくるにあ……えないや」
 
キョン「鶴屋さん喋らないでください!血が止まりませんから!!」
 
鶴屋「いいんだ…よ、はやくにょ……ろ」
 
キョン「佐々木!佐々木ならきっと治してくれますよ!」
 
ピピッ
 
キョン『佐々木!聞こえるか!?今の状況がわかるならいますぐに……』
 
佐々木『………』

28: 2008/12/01(月) 02:08:58.63 ID:KxZ4m3STO
キョン『佐々木!聞こえてるんだろ!?なんとか言ってくれ!!』
 
佐々木『残念だけどもう……』
 
鶴屋「……………」
 
キョン『……ちくしょう』
 
佐々木『キョン……』
 
キョン『ちくしょう!!!』ダンッ
 
キョン「……鶴屋さん、俺は行きます。仇をとりますから」タッタッタ
 
鶴屋(…ごめんねみくる)

29: 2008/12/01(月) 02:21:09.75 ID:KxZ4m3STO
ガチャ
 
谷口「ようやく来たかキョン、あまりにも遅かったんで土産ができたぜ」ポイッ
 
ドサッ
 
キョン「     」
谷口「嬉しくて声もでないのか?」
キョン「   」
谷口「そうそう、ほらコレを聞いてくれ」
 
みくる『えっ…!?いや…… ゴリッ やめっ ドコッ ぅげっ キョ……ンく… バンッ どさっ………ザザ…ザザザー』
 
谷口「欲しいならやるぞ」ぽいっ
 
カラン
 
キョン「…………」
 
谷口「なんだぁ?キレてんのか?お前も人頃しのくせに」
 
キョン「そうだな」バシュッ
 
谷口「馬鹿が」ガガガガガガガ
 
谷口「人間にミサイルを撃ってるたぁもう殺人鬼よりやばいなぁキョンよ」
 
キョン「………」

31: 2008/12/01(月) 02:26:58.17 ID:KxZ4m3STO
谷口「さあ頃し合おうぜキョン!手加減すんなよな!?」
 
キョン(……なんだろうな、この感情は…)
 
ピピッ
 
ミクル『キョン君、聞こえますか?わたしの存在も消えようとしています
でもキョン君がこの世界を戻してくれると信じてるから悲しくなんかないです
だから…だから………』シュンッ
 
キョン「終わらせてやる……全部終わらせてやる!!!!!」

35: 2008/12/01(月) 07:14:30.82 ID:KxZ4m3STO
  

36: 2008/12/01(月) 07:35:54.60 ID:KxZ4m3STO
谷口「よけてみなキョン!!」ズガガガガガガ
 
キョン(ちっ)
 
スッ
 
キョン(バルカンを素手で使ってやがる…正面からは無理だな)タッタッタ
 
谷口(にげたか、まあいいすぐにあぶりだしてやる)

37: 2008/12/01(月) 08:09:47.73 ID:KxZ4m3STO
キョン(コンテナから体をだしたら即バルカンの餌食だ
やはりニキータミサイルを使うしかないな)ボシュッ
 
シュゴォォォォォ
 
谷口「ニキータか、あまいぞキョン!!」ズガガガガガガ
 
ドゴォォォォォン!
 
キョン(な……撃ち落とされただと!?)

38: 2008/12/01(月) 09:22:06.15 ID:KxZ4m3STO
キョン(……谷口にダメージを与えるなら背後からの奇襲しかないな)
 
谷口「隠れても無駄だ!すぐに見つけだしてカラスの餌にしてやる」
 
キョン(やれるもんならやってみるんだな)

41: 2008/12/01(月) 11:48:18.49 ID:KxZ4m3STO
キョン(どうせ奴は力まかせの馬鹿野郎だ、なにか囮になるものでもあればな)
 
谷口「邪魔なコンテナだな!ぶっこわしてお前の逃げ場を消していってやるぜ」ズガガガガガガ
 
ボゴォォォォォォン!!
 
キョン(力まかせもあこまで強力だと脅威だな…早めにケリをつけなければ隠れる場所がなくなって不利だ
どうすりゃいい!?考えろ俺!)

42: 2008/12/01(月) 11:54:13.14 ID:KxZ4m3STO
キョン(手榴弾くらいか…)ポイッ
 
カランカラン
 
谷口「グレネードか、しゃらくさい」
 
ボォォォン!!
 
谷口「ふん、この体にグレネードごときで屈すると思ったか?」
 
キョン「思ってたが想定の範囲内だ」バシュッ
 
ピピビピピピピ
 
谷口「ちっグレネードは囮でスティンガーが本命か!!!」
 
ズガァァァァァァン!!!!!!!
 
キョン「さすがに効いただろ」
 
谷口「……ぐ、だがまだだ!氏ね!キョン!!」ズガガガガガガ

43: 2008/12/01(月) 11:57:48.16 ID:KxZ4m3STO
キョン(やはりまだ駄目か、しかしヘリをも撃ち落とすミサイルを喰らってなんで生きてられる?
…奴も強化された物で身を纏ってるみたいだな、しかも俺よりも遥かに堅牢だ)
 
谷口「ははははは!!キョン、万策尽きたか!?なら大人しく氏んでくれ」
 
キョン(ここはまだ退却するしかないか)

44: 2008/12/01(月) 12:01:22.62 ID:KxZ4m3STO
キョン「…さっきの時少し当たってたか」ダラ…
 
キョン(……左腕が軽く麻痺してやがった、これじゃミサイル系統の使用は厳しいか)
 
谷口「また隠れたのかキョンよ、いい加減出てこいよ?」ドスドスドス

45: 2008/12/01(月) 12:06:51.98 ID:KxZ4m3STO
キョン(……待ってて下さいよ朝比奈さん、鶴屋さん…必ず元に戻しますから)
 
ポタッポタッ
 
谷口(なんだこりゃ……血?
なるほどな、キョンよお前はもう逃げられないみたいだな)ドスドスドス
 
キョン(谷口の足音がでかくなってきやがった……それに意識も朦朧と…)
 
ピリリ
 
?(……待っている)
 
プツ
 
キョン(……?)

47: 2008/12/01(月) 13:23:20.68 ID:KxZ4m3STO
キョン(さっきのは誰だ?何を待っているんだ、俺か?
まさか長門……待っているか、長門らしいな…ならこんな所で終わってたまるか)
 
 
谷口「血の跡が命取りだな、キョン!」バッ
 
谷口(服だけだと!?)
 
キョン「…ありったけのグレネードだ、感謝しろ谷口」
 
谷口「!!」
 
ズドン!ドカンっ!ボゴォォォォォォン……
 
谷口「かっは……キョンの野郎………」
 
キョン「留めだ」シュゴッ
 
ピピビピピピピ
 
谷口「……キョォォォォォォォン!!!」
 
ボォォォォォォォォォォン………

51: 2008/12/01(月) 15:17:02.65 ID:KxZ4m3STO
谷口「……カ…ラスの餌には俺がなっ…ちまったな」
 
キョン「まだ息があるのか、そのゴキブリみたいな生命力も時には苦痛だな」
 
谷口「ふん……おれぁな、自分のしたことなんざ…これっぽちも悪気なんてないがな……
これだけは言えるぜ…キョン、お前と俺は同じ人頃しだ…」
 
キョン「……言いたいことはそれだけか?」
 
谷口「くく、じゃ……あな」グタッ
 
キョン(………行くか)タッタッタ

53: 2008/12/01(月) 15:26:59.17 ID:KxZ4m3STO
メタルギア格納庫
 
キョン「これがメタルギア……最初に見た時よりも悍ましいな
コントロールルームはあそこか……?人影が………あれは朝倉!?」
 
朝倉「キョン君、お疲れ様もう発射準備は整ったから
残念だけどお別れだね」
 
キョン「発射準備が整った!?やめろ朝倉!!」
 
朝倉「そうね、やめたほうがいいのかもしれないわね
だけどキョン君、貴方達人間って禁じられたものがあればしたくなるじゃない?
私だってそう、押したら終わっちゃうのに押したくて堪らない…わかるでしょ」
 
キョン「わからんな、俺はそんな事は考えない考えたくもない、終わっちまったら俺の意味はどうなる?
今までお前についていた部下はどうなる?」
 
朝倉「難しく考えすぎなのよ、もういいわ…じゃあね」ポチ
 
発射まで、後10分です

54: 2008/12/01(月) 15:33:27.68 ID:KxZ4m3STO
朝倉「もうその体じゃメタルギアを破壊なんて考えないで逃げてみたら?
まぁ逃げても終わりだと思うけど」
 
キョン「……壊して見せる…必ずぶっこわしてやる!!」
 
朝倉「ふうん、なら見せてよ私がこのメタルギアに乗ってあげるから
これは私なりにチャンスをあげてるんだからね」スッ
 
ガシャン
 
キョン「…………こうなりゃやけだ」カチャリ
 
朝倉「いくわよ!」ガチャ ウィーーン…
 
REX「ギャオオオオオオオオ!!!」

55: 2008/12/01(月) 15:39:52.67 ID:KxZ4m3STO
朝倉「早速捻り潰してあげるわね」ウイーン
 
ゴォォォォォ!!
 
キョン「うおおおおお!!」ダダダダダダダダ
 
グシャッ
 
朝倉「あはは、さよならキョン君」
 
キョン(…?俺はいったい?)
長門「待っていた」
 
朝倉「長門さん!?……ふふ、いいわ長門も頃しちゃうから」
 
長門「長門有希からの最後のプレゼント、私がメタルギアを足止めと貴方を治癒する」ポワン
 
キョン「痛みが消えた…?」
 
長門「後はお願い」シュタッ

56: 2008/12/01(月) 15:47:37.10 ID:KxZ4m3STO
ザクッ
 
朝倉「レーダーの一つが壊れた!?やるわね長門さん
でも、情報操作が制限されている貴方でメタルギアを完全破壊するなんて無駄よ」シュゴッ
 
ゴガンッ
 
長門「……ぐ」
キョン「長門!!!」
長門「ま……だ」チュイイイイン
 
朝倉「!?」
 
長門「これじゃ……破壊は不可、でもダメージには………なる」バシュンッ
 
ズドォォォォォォォン
 
朝倉「……っつ!!いつも私の邪魔ばっかり……氏になさい」グシャッ
 
ボトッ
 
長門「カ………ハ………スティンガーを撃って……はや……く」
 
キョン「だが長門!!お前……」
 
長門「………いい」
 
朝倉「バイバイ長門さん♪」
 
グチャッ

59: 2008/12/01(月) 17:29:27.17 ID:KxZ4m3STO
キョン「朝倉ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」バシュッ
 
ピピビピピピピ
 
朝倉「っっ間に合わない!!」
 
ドゴォォォォォン
 
キョン「長門!………もう少しだけ待っててくれ」
 
朝倉「メインカメラも起動しなくちゃハッチを開けるしかない
うん、凄いわ長門さんにキョン君…褒めてあげる」ウィーーン
 
キョン「これでメタルギア内部に攻撃可能か……」
 
朝倉「でもまだメタルギアは動くわ、さすがにキョン君だけじゃ無理かもね」
 
キョン「無理じゃない、俺はやるしかないんだからな
お前には散々迷惑してたんだ、もう消してやる」
 
朝倉「怖い怖い、キョン君ってなかなか酷いわね」
 
キョン「………」チャキ

60: 2008/12/01(月) 17:35:45.98 ID:KxZ4m3STO
朝倉「ミサイルの餌食にしてあげるわ!」ドシュドシュドシュ
 
カランカラン
 
朝倉「?」
 
ボン!  キラキラキラ
 
朝倉「チャフグレネード!?何故!?」
 
喜緑「これで捕捉出来ないはずです」
 
キョン「喜緑さん……!ありがとうございます」
 
朝倉「喜緑さん……邪魔しないで!!」パシュッ
 
ザシュッ
 
喜緑「きゃあっっ」ボトッ
 
キョン「喜緑さん!!」
喜緑「いいから撃ってください!」
キョン「……おおおおおおお!!!」バシュッ 
ピピビピピピピ

62: 2008/12/01(月) 17:45:19.14 ID:KxZ4m3STO
朝倉「あまいわよ!!」パシュッ
 
ボゴォォォォォォン
 
朝倉(よし、撃ち落とした………)
 
キョン「残念だったな、長門と俺からのプレゼントだ」ポイッ カランカラン
 
朝倉「……!!!いつの間に……!?」
 
キョン「じゃあな朝倉」バッ
 
朝倉「……グレネードなんかじゃ私が氏んでもメタルギアは……」
 
キョン「長門から最終兵器として渡されたんだ、メタルギアでも堪えられんはず」
 
朝倉「………なるほどね、また私の負けか…しかも今度はキョン君に
涼宮さんとお幸せに」
 
キュゥゥゥゥゥン
 
ドゴォォォォォォォォォン!!!!
 
キョン(おいおい長門、これじゃメタルギアどころかこの部屋ごと吹っ飛ぶじゃないか
逃げる時間くらい与えてくれよ……)
 
ボォォォンボゴォォォォォォン!!
……
………
…………

65: 2008/12/01(月) 19:19:34.70 ID:KxZ4m3STO
キョン(………俺は生きてるのか?)
長門(そう、生きている)
みくる(キョン君、会いたかったですよぅ)
古泉(お疲れ様でした。もうこの空間は閉じられ僕達の世界に戻れます)
 
キョン(そうか、俺は成功したわけだ--)
 
 
 
 
 
(起きなさいキョン!……起きろ!!)バキッ
 
キョン「いてぇ!なにしやがる!!」

66: 2008/12/01(月) 19:24:42.47 ID:KxZ4m3STO
キョン「ん?ハルヒか」
 
ハルヒ「なに寝ぼけてんの?あたしじゃなかったら誰なのよ?
あんたあたしの演説中に寝ちゃうし」
 
キョン「演説?なんだそれ、俺は確かだが家に帰ったはずだ」
 
ハルヒ「まだ寝ぼけてるみたいね?
ビンタしてあげるわよ」
 
キョン「遠慮しておく、他の連中は?」
 
ハルヒ「まだよ」
 
キョン(なんだ?時間がズレちまったみたいだな…)
 
ガチャ
 
ハルヒ「あ、来たわよ」

67: 2008/12/01(月) 19:42:46.06 ID:KxZ4m3STO
古泉「お久しぶりです」
みくる「ですー」
長門「………」
 
キョン「そうだな、久しぶりって感じだな」
 
ハルヒ「なにいってんの?」
 
キョン「気にするな、こっちの話しだ」
 
ハルヒ「団長に黙ってなんか企んでるのね?」
 
キョン(企んでたのはお前だろ)
 
ハルヒ「でね、一つ考えたんだけど」
 
古泉(嫌な)
みくる(予感が)
長門(………)
 
キョン「考えんでいい、大人しくしてろ」
 
ハルヒ「団員が団長に命令するなんて100万年早いわよ!いいから黙ってきけぇー!」

68: 2008/12/01(月) 19:49:40.97 ID:KxZ4m3STO
ハルヒ「前の核搭載型二足歩行戦車に対抗するには対核搭載型二足歩行戦車を出すしかないのよ!!」
 
キョン(…………氏にたい、てかもうハルヒ黙ってろ…誰か助けてくれ)
古泉(これはまた地獄におちろと神の思し召しでしょうか)
みくる(ぅぅぅぅぅ)しくしく
長門(メタルギアRAY)
 
ガチャ
 
鶴屋「やあやあみんな!なんか懐かしい感じがするにょろー!でキョン君に言いたい事があるんさ!!」
 
キョン「鶴屋さん!!!」
 
 
 
 
 
 
鶴屋・キョン「結婚しよう」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      完

69: 2008/12/01(月) 19:52:30.98 ID:KxZ4m3STO
終わりです
前から保守してくれた人、ありがとうございました
いまさらだけどメタルギアソリッド1は一回位しかプレイしてないからほぼ忘れてました
んじゃノシ
 
 
 
 
 
 
遅くなった理由は遊戯王が原因

70: 2008/12/01(月) 19:56:12.24 ID:yrKQMNAK0
>>1
この落とし方に既視感があるんだが、天使な小生意気風のSS書いてた人か

71: 2008/12/01(月) 20:19:18.70 ID:KxZ4m3STO
>>70
禁則事項です♪

72: 2008/12/01(月) 20:43:31.62 ID:cfKnx3rR0
1乙
とりあえずMGS1買ってくる

74: 2008/12/01(月) 21:47:04.79 ID:uRfbjtaOO
MGS1はあるんだが
PS本体が壊れてて出来ないんだ
5分くらいなら動くんだが…

引用元: ハルヒ「ねぇキョン、核搭載型二足歩行戦車って素敵じゃない?」