1: 2008/10/24(金) 09:50:31.38 ID:WdaeFawR0
JUM「なななな、なんだお前は…!?」
山岡「温度も低いし葉も開ききっていない。おまけに香味も飛んでいる。
とても紅茶とは呼べたもんじゃないね」
真紅「あら、あなた紅茶の味が分かるのね」
JUM「勝手に人の家にあがりこんで紅茶の品評なんかするなぁー!
真紅! お前も馴染むんじゃない!」
山岡「温度も低いし葉も開ききっていない。おまけに香味も飛んでいる。
とても紅茶とは呼べたもんじゃないね」
真紅「あら、あなた紅茶の味が分かるのね」
JUM「勝手に人の家にあがりこんで紅茶の品評なんかするなぁー!
真紅! お前も馴染むんじゃない!」
8: 2008/10/24(金) 09:55:51.61 ID:WdaeFawR0
山岡「おっと、こりゃ失礼。俺は友人の梅岡君から頼まれて
君を引き篭もりから助け出すために来た、山岡士郎ってもんだ」
JUM「梅…岡!?」
真紅「人間にしては中々上品な舌を持ってそうね」
君を引き篭もりから助け出すために来た、山岡士郎ってもんだ」
JUM「梅…岡!?」
真紅「人間にしては中々上品な舌を持ってそうね」
18: 2008/10/24(金) 10:03:39.03 ID:WdaeFawR0
JUM「……僕は引き篭もりじゃなくて外に出る必要が無いだけなんだ……
それよりも勝手に人の家にあがるなよ。許可した覚えは無いぞ」
山岡「やれやれ取り繕う暇も無しか……いいだろう……
只せっかく来たんだ、手ぶらで帰るってのもな……
そうだ! 昼食くらい作らせてくれないか?」
JUM「は…?」
真紅「丁度お腹も減ったし昼食ぐらいいいんじゃない? JUM」
JUM「……いや唐突だし、意味わかんないし……」
それよりも勝手に人の家にあがるなよ。許可した覚えは無いぞ」
山岡「やれやれ取り繕う暇も無しか……いいだろう……
只せっかく来たんだ、手ぶらで帰るってのもな……
そうだ! 昼食くらい作らせてくれないか?」
JUM「は…?」
真紅「丁度お腹も減ったし昼食ぐらいいいんじゃない? JUM」
JUM「……いや唐突だし、意味わかんないし……」
22: 2008/10/24(金) 10:08:08.22 ID:WdaeFawR0
JUM「……昼ご飯作ったら帰ってくれるか……?」
山岡「ああ、もちろんさ! 男に二言は無いぜ!」
真紅「じゃあご飯が出来るまでくんくんのビデオでも見るのだわ」
山岡「ああ、もちろんさ! 男に二言は無いぜ!」
真紅「じゃあご飯が出来るまでくんくんのビデオでも見るのだわ」
24: 2008/10/24(金) 10:14:02.69 ID:WdaeFawR0
山岡(あの女の子は犬が好きなのか……)
山岡「JUM、ちょっと手伝えよ」
JUM「何でだよ! 作るっていったのはお前だろ!」
山岡「(小声で)まあいいから聞けよ、お前あの子にいいとこ見せたくないのか?」
JUM「……は?」
山岡「JUM、ちょっと手伝えよ」
JUM「何でだよ! 作るっていったのはお前だろ!」
山岡「(小声で)まあいいから聞けよ、お前あの子にいいとこ見せたくないのか?」
JUM「……は?」
28: 2008/10/24(金) 10:21:27.57 ID:WdaeFawR0
JUM(こいつ、真紅がドールってことに気づいてないのか……?
まあでも手伝うだけで帰ってくれるなら我慢するか…)
JUM「……分かったよ。手伝えばいいんだろ……」
山岡「お、やっぱ女の子の前じゃいいとこ見せたいんだな。ニヒヒ」
JUM「……」
山岡(人に喜んでもらえる楽しみを教えてやるぜ。JUM!)
まあでも手伝うだけで帰ってくれるなら我慢するか…)
JUM「……分かったよ。手伝えばいいんだろ……」
山岡「お、やっぱ女の子の前じゃいいとこ見せたいんだな。ニヒヒ」
JUM「……」
山岡(人に喜んでもらえる楽しみを教えてやるぜ。JUM!)
31: 2008/10/24(金) 10:25:50.94 ID:WdaeFawR0
キャイン! キャイン!
JUM「……これは隣の家のコロ!?」
山岡「食材は新鮮じゃなくっちゃあな! よしJUM
この棒でこの肉を絞めてくれ。なるべく痛めつけてな」
JUM「はぁああああああああ!? あんた頭おかしいんじゃないのか!?」
JUM「……これは隣の家のコロ!?」
山岡「食材は新鮮じゃなくっちゃあな! よしJUM
この棒でこの肉を絞めてくれ。なるべく痛めつけてな」
JUM「はぁああああああああ!? あんた頭おかしいんじゃないのか!?」
37: 2008/10/24(金) 10:29:20.35 ID:C4N8u6UW0
ちょwwwwww
43: 2008/10/24(金) 10:34:49.98 ID:WdaeFawR0
山岡「何言ってるんだ。お前が毎日食べてる料理だって
牛や魚や豚が元なんだぜ? 犬だって同じじゃないか」
JUM「同じじゃねーーーーーーーよ!!」
山岡「やれやれ、これだからゆとりって奴は……
いいかJUM、よく聞け……昔の日本軍は韓国に……」
JUM「なんで急に日本軍が出てくるんだよ!!」
牛や魚や豚が元なんだぜ? 犬だって同じじゃないか」
JUM「同じじゃねーーーーーーーよ!!」
山岡「やれやれ、これだからゆとりって奴は……
いいかJUM、よく聞け……昔の日本軍は韓国に……」
JUM「なんで急に日本軍が出てくるんだよ!!」
46: 2008/10/24(金) 10:42:12.42 ID:WdaeFawR0
山岡「いいからやるんだよ!」
JUMに棍棒を握らせ二人羽折の体勢で犬を殴りつける山岡とJUM
キャィイイイイーーーーーン! キャィイイイイーーーーーン!
JUM「や、やめ……ウォゥォエブァ……」
山岡「昔、日本軍が韓国にしたことを思えばこんな事!」
JUM「も、もうやめ……うぇ…うっ…うっ……」
JUMに棍棒を握らせ二人羽折の体勢で犬を殴りつける山岡とJUM
キャィイイイイーーーーーン! キャィイイイイーーーーーン!
JUM「や、やめ……ウォゥォエブァ……」
山岡「昔、日本軍が韓国にしたことを思えばこんな事!」
JUM「も、もうやめ……うぇ…うっ…うっ……」
50: 2008/10/24(金) 10:52:19.71 ID:WdaeFawR0
山岡「はい、おまたせ~」
真紅「もう出来たの? あら、JUMはどうしたの?」
山岡「久しぶりに働いて疲れたんだろう。部屋で休んでるよ。
先に食べててってさ。」
真紅「そう……残念ね。じゃ冷めないうちに頂こうかしら?」
55: 2008/10/24(金) 11:04:56.70 ID:WdaeFawR0
真紅「これはお鍋ね……なんていう料理かしら?」
山岡「ポシンタンっていうんだよ」
真紅「ポシンタン……聞いた事ないわね。海外の料理かしら?」
山岡「まあ百聞は一見にしかずさ、まず味わってみてくれよ」
山岡「ポシンタンっていうんだよ」
真紅「ポシンタン……聞いた事ないわね。海外の料理かしら?」
山岡「まあ百聞は一見にしかずさ、まず味わってみてくれよ」
60: 2008/10/24(金) 11:14:10.98 ID:WdaeFawR0
山岡の差し出す手を見てピタリと動きを止める真紅
真紅「あなた……その手にあるのは……」
真紅に指摘されて慌てて手を引っ込める山岡
山岡「ちっ……、こいつは迂闊だったな……」
真紅「JUMが寝ているというのは嘘ね!」
真紅「あなた……その手にあるのは……」
真紅に指摘されて慌てて手を引っ込める山岡
山岡「ちっ……、こいつは迂闊だったな……」
真紅「JUMが寝ているというのは嘘ね!」
67: 2008/10/24(金) 11:22:52.38 ID:WdaeFawR0
真紅「その薔薇の指輪……あなた薔薇乙女のミーディアムね
JUMを一体どうしたの!!」
山岡「……ふふふ、ばれちゃあしょうがないな……
おいで……海薔薇雄山…… 」
海薔薇雄山「はい……お父様……」
ポシンタン鍋の中から白髪混じりのドールが姿を現した
JUMを一体どうしたの!!」
山岡「……ふふふ、ばれちゃあしょうがないな……
おいで……海薔薇雄山…… 」
海薔薇雄山「はい……お父様……」
ポシンタン鍋の中から白髪混じりのドールが姿を現した
69: 2008/10/24(金) 11:23:39.58 ID:4h1yuVBE0
それが言いたかっただけなんですね
79: 2008/10/24(金) 11:37:51.08 ID:WdaeFawR0
真紅「「うう……なんて強さなの……海薔薇雄山……」
海薔薇雄山「うわっはっはっはっこの愚か者めがッ!!」
海薔薇雄山の前にはボロボロになった真紅の姿があった
山岡「……ローゼンのドールは出来損ないだな。くっくっく…」
85: 2008/10/24(金) 11:48:42.75 ID:WdaeFawR0
海薔薇雄山「これだけ程度の低いドールと戦ったのは初めてだ!!
とてもつき合えん、あとは勝手に食べて帰るがいい!!」
そう吐き捨てるとポシンタン鍋をひと飲みして天井を突き破っていった
山岡「やれやれ…ローザミスティカも回収せずにか、しょうがないな」
山岡は倒れた真紅を抱きかかえると、その顔にポシンタン鍋を近づけた
真紅「うっ…うっ……、や、やめて……」
山岡「悪いね、ローザミスティカを回収しなきゃいけないんだ
まあ、もう隠す必要も無いけど鍋の肉は犬だから」
真紅「!? や、やめ…うぐぅぶるぅぇぉぁあ おぎゅぅがぁあああああああああ……」
とてもつき合えん、あとは勝手に食べて帰るがいい!!」
そう吐き捨てるとポシンタン鍋をひと飲みして天井を突き破っていった
山岡「やれやれ…ローザミスティカも回収せずにか、しょうがないな」
山岡は倒れた真紅を抱きかかえると、その顔にポシンタン鍋を近づけた
真紅「うっ…うっ……、や、やめて……」
山岡「悪いね、ローザミスティカを回収しなきゃいけないんだ
まあ、もう隠す必要も無いけど鍋の肉は犬だから」
真紅「!? や、やめ…うぐぅぶるぅぇぉぁあ おぎゅぅがぁあああああああああ……」
100: 2008/10/24(金) 12:48:19.10 ID:WdaeFawR0
翠星石「さぁ、翠星石がスコーンを焼いたから食べるですよ」
元治「おお、翠星石が作ってくれたのか。おいしそうじゃのう」
マツ「ええ、とても上手に出来たわね」
蒼星石「僕、お茶を入れてくるね」
元治「こんなにいい子たちが私達の傍にいてくれるなんて幸せじゃのう」
マツ「そうですね……おじいさん」
山岡「このスコーンは出来損ないだ。食えないよ」
柴崎家一同「!?」
元治「おお、翠星石が作ってくれたのか。おいしそうじゃのう」
マツ「ええ、とても上手に出来たわね」
蒼星石「僕、お茶を入れてくるね」
元治「こんなにいい子たちが私達の傍にいてくれるなんて幸せじゃのう」
マツ「そうですね……おじいさん」
山岡「このスコーンは出来損ないだ。食えないよ」
柴崎家一同「!?」
110: 2008/10/24(金) 13:20:37.90 ID:WdaeFawR0
山岡「甘くって食えたもんじゃないし、糖分が多すぎてカ口リーも高い
君は老人を糖尿病で頃す気かい?」
翠星石「翠星石はそ、そんなつもりじゃ…」
山岡「おまけに使ってる小麦粉ときたら農薬満載の国産じゃないか
何故安全な中国産を使わないんだい?
あぁ、そうか安く済ませて浮いたお金をお小遣いにしたんだね」
翠星石「!? うっ…うっ…翠星石はそんなこと…そんなこと…しないですぅ……」
君は老人を糖尿病で頃す気かい?」
翠星石「翠星石はそ、そんなつもりじゃ…」
山岡「おまけに使ってる小麦粉ときたら農薬満載の国産じゃないか
何故安全な中国産を使わないんだい?
あぁ、そうか安く済ませて浮いたお金をお小遣いにしたんだね」
翠星石「!? うっ…うっ…翠星石はそんなこと…そんなこと…しないですぅ……」
113: 2008/10/24(金) 13:29:03.19 ID:WdaeFawR0
マツは泣き出した翠星石を必氏に慰めている
翠星石「うっ…うっ…翠星石はそんなこと…そんなこと……」
マツ「いいのよ翠星石……あなたがそんな子じゃないって
私達が一番よく知ってるんだから」
元治「ちょっとあんた!勝手に人の家に入ってきて失礼じゃないのかね!」
翠星石「うっ…うっ…翠星石はそんなこと…そんなこと……」
マツ「いいのよ翠星石……あなたがそんな子じゃないって
私達が一番よく知ってるんだから」
元治「ちょっとあんた!勝手に人の家に入ってきて失礼じゃないのかね!」
117: 2008/10/24(金) 13:40:42.69 ID:WdaeFawR0
山岡「これは参ったなあ~俺はあなた達を助けるために来たのに」
元治「何を言ってるんだ。こんな年端もいかない子を泣かせて
一体何の目的があってこんな事をするんだ!」
山岡「だから俺はあなた達を助けるたm……」
蒼星石「それ以上、その薄汚い口から耳障りな音を聞かせないで…」
庭師の鋏を山岡の背中に突き付け蒼星石は苦々しく言った
元治「何を言ってるんだ。こんな年端もいかない子を泣かせて
一体何の目的があってこんな事をするんだ!」
山岡「だから俺はあなた達を助けるたm……」
蒼星石「それ以上、その薄汚い口から耳障りな音を聞かせないで…」
庭師の鋏を山岡の背中に突き付け蒼星石は苦々しく言った
125: 2008/10/24(金) 13:57:18.94 ID:WdaeFawR0
山岡「ふっ…、分が悪くなると凶器で脅すのかい?」
蒼星石「なっ……!?」
元治「蒼星石やめるんじゃ! そんな下種な男私一人で…」
山岡「まあまってよ今日は喧嘩しに来たんじゃない
ひとつその子のスコーンがどれだけ危険なものか
教えてあげるよ」
元治「馬鹿な! 何故そんな戯言に付き合わなけりゃいかんのじゃ!」
翠星石「……いいです…」
蒼星石「翠星石!?」
翠星石「グスッ…翠星石が潔白だって事を証明するですよ…グスッ……」
蒼星石「なっ……!?」
元治「蒼星石やめるんじゃ! そんな下種な男私一人で…」
山岡「まあまってよ今日は喧嘩しに来たんじゃない
ひとつその子のスコーンがどれだけ危険なものか
教えてあげるよ」
元治「馬鹿な! 何故そんな戯言に付き合わなけりゃいかんのじゃ!」
翠星石「……いいです…」
蒼星石「翠星石!?」
翠星石「グスッ…翠星石が潔白だって事を証明するですよ…グスッ……」
129: 2008/10/24(金) 14:10:41.24 ID:WdaeFawR0
柴崎一家は山岡に連れられて鬱星という料亭にやってきた
鬱星「……やぁ……山岡さん……」
山岡「よぉ! 鬱星さん 元気かい? 元気かい? 元気かい?」
鬱星「うわぁああああああああああああああああああああ……」
柴崎家一同「……」
鬱星「……やぁ……山岡さん……」
山岡「よぉ! 鬱星さん 元気かい? 元気かい? 元気かい?」
鬱星「うわぁああああああああああああああああああああ……」
柴崎家一同「……」
133: 2008/10/24(金) 14:21:52.92 ID:WdaeFawR0
翠星石「こんな料亭と、お菓子一体どんな関係があるですか!」
山岡「まあそう慌てるなって、鬱星さんいつもの頼むよ!」
鬱星「……はい……」
元治「まったく……どんな所に連れて行くかと思えば只の料亭じゃないか」
鬱星「……只の……うわぁああああああああああああああ……」
蒼星石&マツ「……」
山岡「まあそう慌てるなって、鬱星さんいつもの頼むよ!」
鬱星「……はい……」
元治「まったく……どんな所に連れて行くかと思えば只の料亭じゃないか」
鬱星「……只の……うわぁああああああああああああああ……」
蒼星石&マツ「……」
136: 2008/10/24(金) 14:28:26.33 ID:WdaeFawR0
鬱星「……どうぞ……」
ボソボソと呟く様に鬱星は柴崎一家の前に料理を差し出した
元治「これは……」
マツ「……」
ボソボソと呟く様に鬱星は柴崎一家の前に料理を差し出した
元治「これは……」
マツ「……」
141: 2008/10/24(金) 14:38:01.91 ID:WdaeFawR0
蒼星石「これはただのお寿司じゃないか!」
山岡「おっと只のお寿司じゃないぜ……ALL中国産のSUSI Made in Chinaだぜ
日本の文化と中国の文化の素晴らしい融合だよ」
翠星石「す、す、翠星石のスコーンとは全然関係ねぇーじゃねーですか!」
山岡「おっと反論はおじいさん達の反応を見てから言うんだな」
蒼星石「何を馬鹿な……なっ!?」
翠星石「おじじ…おばば…!?」
山岡「おっと只のお寿司じゃないぜ……ALL中国産のSUSI Made in Chinaだぜ
日本の文化と中国の文化の素晴らしい融合だよ」
翠星石「す、す、翠星石のスコーンとは全然関係ねぇーじゃねーですか!」
山岡「おっと反論はおじいさん達の反応を見てから言うんだな」
蒼星石「何を馬鹿な……なっ!?」
翠星石「おじじ…おばば…!?」
148: 2008/10/24(金) 14:52:03.79 ID:WdaeFawR0
元治「逃げちゃ駄目だ…逃げちゃ駄目だ…逃げちゃ駄目だ…」
マツ「やっぱり…中に誰もいませんよ…」
蒼星石「マ、マスター!?」
翠星石「お、おばば…!?」
山岡「ふふふ……流石だね。鬱星石」
鬱星石「……はい…お父様……」
翠星石&蒼星石「う、鬱星石!?」
山岡「そう……鬱星とは仮の姿…鬱星石こそが真の姿さ…
君達はこの店に入った瞬間に鬱のフィールドに
引き込まれていたんだよ。さすがにドールには
効果が無かったみたいだけどね。ふふふ……」
マツ「やっぱり…中に誰もいませんよ…」
蒼星石「マ、マスター!?」
翠星石「お、おばば…!?」
山岡「ふふふ……流石だね。鬱星石」
鬱星石「……はい…お父様……」
翠星石&蒼星石「う、鬱星石!?」
山岡「そう……鬱星とは仮の姿…鬱星石こそが真の姿さ…
君達はこの店に入った瞬間に鬱のフィールドに
引き込まれていたんだよ。さすがにドールには
効果が無かったみたいだけどね。ふふふ……」
156: 2008/10/24(金) 15:06:05.19 ID:WdaeFawR0
蒼星石「……よくもマスターを!」
翠星石「……絶対に許さんですよ…! 鬱星石! 山岡!」
山岡「おぉ~~っと、今俺に手を出すとおじいさん達が
どうなっちゃうか分からないよ?」
蒼星石「くっ……、卑劣な!」
翠星石「おじじ…おばば…」
掲げた鋏を力なく下ろす蒼星石
山岡「いい子だね。とりあえず差し出された料理は平らげようか
それが礼儀というもんだしな」
蒼星石「くっ…うっ……」
翠星石「うっ…うっ……」
翠星石「……絶対に許さんですよ…! 鬱星石! 山岡!」
山岡「おぉ~~っと、今俺に手を出すとおじいさん達が
どうなっちゃうか分からないよ?」
蒼星石「くっ……、卑劣な!」
翠星石「おじじ…おばば…」
掲げた鋏を力なく下ろす蒼星石
山岡「いい子だね。とりあえず差し出された料理は平らげようか
それが礼儀というもんだしな」
蒼星石「くっ…うっ……」
翠星石「うっ…うっ……」
159: 2008/10/24(金) 15:20:47.73 ID:WdaeFawR0
水銀燈「めぐ、たまには食べなきゃ……あなた最近痩せていく一方じゃないの」
めぐ「だって……あんなゲロみたいな食べ物、食べる気がしないもの……」
山岡「同感だね」
水銀燈&めぐ「!?」
めぐ「だって……あんなゲロみたいな食べ物、食べる気がしないもの……」
山岡「同感だね」
水銀燈&めぐ「!?」
164: 2008/10/24(金) 15:53:29.56 ID:WdaeFawR0
めぐ「あなたは……」
山岡「あぁ、今日から隣の病室に入院している山岡って者だ」
めぐ「そう……出てって!」
山岡「おいおい、お互いの自己紹介も無しかい?」
めぐ「……必要ないもの…分かったら…出てって」
水銀燈「めぐがこう言ってるんだから出て行きなさいよ
でないと私が相手をするわ」
山岡「おお、怖い怖い。今日の所は退散することにするよ」
水銀燈「何なのぉ! 一体!?」
めぐ「あの人は頭の病気ね」
山岡「あぁ、今日から隣の病室に入院している山岡って者だ」
めぐ「そう……出てって!」
山岡「おいおい、お互いの自己紹介も無しかい?」
めぐ「……必要ないもの…分かったら…出てって」
水銀燈「めぐがこう言ってるんだから出て行きなさいよ
でないと私が相手をするわ」
山岡「おお、怖い怖い。今日の所は退散することにするよ」
水銀燈「何なのぉ! 一体!?」
めぐ「あの人は頭の病気ね」
172: 2008/10/24(金) 16:13:34.59 ID:WdaeFawR0
そして数日は何事も無く平穏な日々が過ぎた
めぐ「あの変人はまだ入院してるのかしら?」
水銀燈「あははぁ、変人っていい呼び方ねぇ」
めぐ「だってそうじゃない、もう…早く退院するか氏んでくれればいいのに……」
水銀燈「め、めぐぅ……」
だが無常にも平穏な日々は隣の一声によって破られることになった
めぐ「あの変人はまだ入院してるのかしら?」
水銀燈「あははぁ、変人っていい呼び方ねぇ」
めぐ「だってそうじゃない、もう…早く退院するか氏んでくれればいいのに……」
水銀燈「め、めぐぅ……」
だが無常にも平穏な日々は隣の一声によって破られることになった
177: 2008/10/24(金) 16:28:00.12 ID:WdaeFawR0
トミー「ヤァ~マァ~オーカァーーーーーーー
胃が荒れて入院とは足るんどるゥーーー」
山岡「わっわっわっ、副部長、簡便してくださいよぉ~」
トミー「ダマレーーーーー!キエェェ~~~~~!!」
U子「山岡さん今日は差し入れ持ってきたのよ」
山岡「おほっ! 嬉しいねえ」
めぐ「……何なのよ! この耳障りなハスキーボイスは!!」
水銀燈「どうやら隣の部屋からみたいね……」
胃が荒れて入院とは足るんどるゥーーー」
山岡「わっわっわっ、副部長、簡便してくださいよぉ~」
トミー「ダマレーーーーー!キエェェ~~~~~!!」
U子「山岡さん今日は差し入れ持ってきたのよ」
山岡「おほっ! 嬉しいねえ」
めぐ「……何なのよ! この耳障りなハスキーボイスは!!」
水銀燈「どうやら隣の部屋からみたいね……」
181: 2008/10/24(金) 16:45:10.42 ID:WdaeFawR0
U子「ほら、山岡さんの大好きなキムチとドリアンよ」
山岡「おほっいいねえ! 今日はキムチ鍋といきましょうかい!」
トミー「キエェ~~~~、なら酒も必要だな!」
山岡「おっ! 副部長気が利きますねえ」
めぐ「……もう、なんなのよ一体!!」
水銀燈「それにこの匂い……酷いわぁ……」
山岡「おほっいいねえ! 今日はキムチ鍋といきましょうかい!」
トミー「キエェ~~~~、なら酒も必要だな!」
山岡「おっ! 副部長気が利きますねえ」
めぐ「……もう、なんなのよ一体!!」
水銀燈「それにこの匂い……酷いわぁ……」
184: 2008/10/24(金) 16:52:59.62 ID:WdaeFawR0
毎夜行われるドンチャン騒ぎ…日が経つにつれ、めぐの病状は悪化して行った……
看護士「ちょっと! 静かn…」
山岡「鬱星! 頑張れ! 頑張れ! 頑張れ!」
鬱星「うわぁあああああああああああああああああ……」
看護士「うわぁあああああああああああああああああ……」
トミー「キェエエエエエエエエエエエエエーーーーーー」
めぐ「……ごめんね…水銀燈……私の命…あなたにあげられないかもしれない……」
水銀燈「めぐぅうううううーーーーーー!」
看護士「ちょっと! 静かn…」
山岡「鬱星! 頑張れ! 頑張れ! 頑張れ!」
鬱星「うわぁあああああああああああああああああ……」
看護士「うわぁあああああああああああああああああ……」
トミー「キェエエエエエエエエエエエエエーーーーーー」
めぐ「……ごめんね…水銀燈……私の命…あなたにあげられないかもしれない……」
水銀燈「めぐぅうううううーーーーーー!」
185: 2008/10/24(金) 16:53:53.85 ID:3VKBuhGrO
ドリアンとアルコール同時ってヤバイんじゃなかった?www
187: 2008/10/24(金) 16:57:18.98 ID:Z+dqm+1e0
>>185
かなりヤバイw
かなりヤバイw
189: 2008/10/24(金) 17:01:32.76 ID:WdaeFawR0
水銀燈「もう我慢できない! 私があいつらをジャンクにしてくる!」
めぐ「…す…水銀燈……」
今にも隣の病室に殴りこみを駆けそうな水銀燈をかわいらしい手が押し止めた
雛苺「待つの! 水銀燈!!」
水銀燈「ひ、雛苺!?」
めぐ「…す…水銀燈……」
今にも隣の病室に殴りこみを駆けそうな水銀燈をかわいらしい手が押し止めた
雛苺「待つの! 水銀燈!!」
水銀燈「ひ、雛苺!?」
190: 2008/10/24(金) 17:02:43.00 ID:qcd625HAO
胃があれてる奴にキムチ食わせるなw
225: 2008/10/24(金) 20:02:43.09 ID:oqwB0Lz60
水銀燈「なんであなたがここに……?」
トゥモエ「それは私からお話するわ……」
水銀燈「な…なぁに、この人間……?」
雛苺「トゥモエは雛の……今のマスターなの……」
水銀燈「えぇ!? あなたのマスターは真紅のはずじゃ……」
トゥモエ「実は……」
トゥモエ「それは私からお話するわ……」
水銀燈「な…なぁに、この人間……?」
雛苺「トゥモエは雛の……今のマスターなの……」
水銀燈「えぇ!? あなたのマスターは真紅のはずじゃ……」
トゥモエ「実は……」
229: 2008/10/24(金) 20:12:46.84 ID:oqwB0Lz60
水銀燈「……なるほどねぇ……真紅はローザミスティカを奪われ、
真紅のマスターは廃人にされてしまったのね……」
トゥモエ「ええ……幸い、雛苺はうちに遊びに来てたから
災難に会う事を避けられたの。ただ……」
水銀燈「雛苺の契約が解かれたから真紅が倒れた事に気づいたって訳ね……」
雛苺「うゆー……雛は…雛は……真紅の仇を討つために
トゥモエに契約をしてもらったの……」
水銀燈「あなたの仇なんかどうでもいいわぁ……」
230: 2008/10/24(金) 20:18:01.31 ID:oqwB0Lz60
雛苺「うっ……うっ……」
トゥモエ「……雛苺」
水銀燈「……ただねぇ、あいつは私の大事なものを壊そうとしているの
だからあいつをぶっ潰すわよぉ……手を貸しなさい、雛苺!」
雛苺「す、水銀燈ー!」
雛苺は飛びつくように水銀燈に抱きついた
水銀燈「こ、こら…離れなさい!」
雛苺「水銀燈! 水銀燈! 大好きなのー!」
トゥモエ「……よかったわね…雛苺」
山岡「ちょっと静かにしてくれないかなあ?うるさくって宴会に集中できないよ」
トゥモエ「……雛苺」
水銀燈「……ただねぇ、あいつは私の大事なものを壊そうとしているの
だからあいつをぶっ潰すわよぉ……手を貸しなさい、雛苺!」
雛苺「す、水銀燈ー!」
雛苺は飛びつくように水銀燈に抱きついた
水銀燈「こ、こら…離れなさい!」
雛苺「水銀燈! 水銀燈! 大好きなのー!」
トゥモエ「……よかったわね…雛苺」
山岡「ちょっと静かにしてくれないかなあ?うるさくって宴会に集中できないよ」
232: 2008/10/24(金) 20:22:44.65 ID:oqwB0Lz60
水銀燈「あ、あなた…!?」
トゥモエ「こ、こいつが桜田君を……!?」
雛苺「うゅ~よくも真紅達をーーーーーー!!」
水銀燈「待ちなさい雛苺!」
水銀燈の静止の言葉よりも早く雛苺は山岡に向かって駆け出していた
トゥモエ「こ、こいつが桜田君を……!?」
雛苺「うゅ~よくも真紅達をーーーーーー!!」
水銀燈「待ちなさい雛苺!」
水銀燈の静止の言葉よりも早く雛苺は山岡に向かって駆け出していた
234: 2008/10/24(金) 20:28:03.71 ID:oqwB0Lz60
ガッ!
雛苺の進路を遮るように二体のドールが仁王立ちで立ち塞がった
雛苺「あうぅっ」
トゥモエ「雛苺!」
水銀燈「な、何……こいつらは……」
海薔薇雄山「水銀燈!! 私が誰だか知らぬはずはあるまいな!!」
鬱星石「……」
雛苺の進路を遮るように二体のドールが仁王立ちで立ち塞がった
雛苺「あうぅっ」
トゥモエ「雛苺!」
水銀燈「な、何……こいつらは……」
海薔薇雄山「水銀燈!! 私が誰だか知らぬはずはあるまいな!!」
鬱星石「……」
237: 2008/10/24(金) 20:33:50.05 ID:oqwB0Lz60
水銀燈「あ、あなたなんか知らないわぁ……」
海薔薇雄山「士郎ッ、今日のドールは何だ!! 私の事もわからん豚や猿を、
私と一緒の部屋に着かせるのか!!」
鬱星石「……」
山岡「まあ落ち着きなって……そっちはドール2体にマスター1人
こっちもマスター1人にドール2体……
究極と至高のアリスゲームには丁度いいんじゃないの…?」
水銀燈&雛苺&トゥモエ「究極と至高のアリスゲーム!?」
海薔薇雄山「士郎ッ、今日のドールは何だ!! 私の事もわからん豚や猿を、
私と一緒の部屋に着かせるのか!!」
鬱星石「……」
山岡「まあ落ち着きなって……そっちはドール2体にマスター1人
こっちもマスター1人にドール2体……
究極と至高のアリスゲームには丁度いいんじゃないの…?」
水銀燈&雛苺&トゥモエ「究極と至高のアリスゲーム!?」
239: 2008/10/24(金) 20:43:27.69 ID:oqwB0Lz60
山岡「そう……究極と至高のアリスゲーム……お互いに腕を
振るった料理をお客にもてなすっていうゲームだ」
水銀燈「あなたの事だから、ただのお料理勝負じゃないんでしょお……?」
山岡「そう……俺達が勝ったら君たちのローザミスティカを頂こうか」
トゥモエ「なっ……!?」
山岡「君達が勝てば真紅と翠星石と蒼星石のローザミスティカを返してあげるよ」
雛苺「翠星石と蒼星石まで……」
山岡「どうだい? やるか? やらないのか?」
水銀燈&雛苺&トゥモエ「……やるに決まってる! わぁ! の!」
山岡「そうこなくっちゃ……」
そう言うと山岡はいやらしい笑みを浮かべた
振るった料理をお客にもてなすっていうゲームだ」
水銀燈「あなたの事だから、ただのお料理勝負じゃないんでしょお……?」
山岡「そう……俺達が勝ったら君たちのローザミスティカを頂こうか」
トゥモエ「なっ……!?」
山岡「君達が勝てば真紅と翠星石と蒼星石のローザミスティカを返してあげるよ」
雛苺「翠星石と蒼星石まで……」
山岡「どうだい? やるか? やらないのか?」
水銀燈&雛苺&トゥモエ「……やるに決まってる! わぁ! の!」
山岡「そうこなくっちゃ……」
そう言うと山岡はいやらしい笑みを浮かべた
241: 2008/10/24(金) 20:53:50.08 ID:oqwB0Lz60
山岡「勝負はそこに居る、めぐちゃんをより元気にする料理を作った方が勝ちだ!」
水銀燈「なっ…! めぐを!?」
海薔薇雄山「わっはっはっはっ!! 怖気付いたか!!」
雛苺「こっちにはトゥモエがいるのー! 負けるはずが無いの!」
海薔薇雄山「愚か者がぁ!! 人間風情が私に適うと思うなぁ!!」
雛苺「ひぃいい……」
トゥモエ「……」
水銀燈「なっ…! めぐを!?」
海薔薇雄山「わっはっはっはっ!! 怖気付いたか!!」
雛苺「こっちにはトゥモエがいるのー! 負けるはずが無いの!」
海薔薇雄山「愚か者がぁ!! 人間風情が私に適うと思うなぁ!!」
雛苺「ひぃいい……」
トゥモエ「……」
243: 2008/10/24(金) 20:57:43.34 ID:oqwB0Lz60
水銀燈「(小声で)ちょ、ちょっとぉ……私料理なんて出来ないわよぉ…」
雛苺「(小声で)大丈夫なの! トゥモエは何でも出来ちゃうの!」
トゥモエ「(小声で)……私、家庭科は1なの……」
雛苺「(小声で)ほぉら!トゥモエは何でも1番なの!」
水銀燈「(小声で)そうなの……? 頼りにしてるわぁ雛苺のマスター!」
トゥモエ「……」
雛苺「(小声で)大丈夫なの! トゥモエは何でも出来ちゃうの!」
トゥモエ「(小声で)……私、家庭科は1なの……」
雛苺「(小声で)ほぉら!トゥモエは何でも1番なの!」
水銀燈「(小声で)そうなの……? 頼りにしてるわぁ雛苺のマスター!」
トゥモエ「……」
246: 2008/10/24(金) 21:02:16.14 ID:oqwB0Lz60
山岡「(小声で)鬱星石……この素材を用意しろ」
鬱星石「(小声で)ニンニクとバイアグラとスッポンの生血と……ですね」
海薔薇雄山「(小声で)わっはっはっはっ!!」
山岡「……」
鬱星石「……」
鬱星石「(小声で)ニンニクとバイアグラとスッポンの生血と……ですね」
海薔薇雄山「(小声で)わっはっはっはっ!!」
山岡「……」
鬱星石「……」
249: 2008/10/24(金) 21:09:05.64 ID:oqwB0Lz60
山岡(最初だけ元気になればこちらのもの……こっちが限界まで元気になる料理を
食わせて、あちらさんが食わせたころにはオーバーヒートって算段さ……)
山岡「……くくく…わっはっはっはっ!!」
海薔薇雄山「わっはっはっはっ!!」
鬱星石「……」
水銀燈「……なんだか嫌な事企んでるみたいねぇ……」
トゥモエ「こっちもじっとしていられないわ。雛苺この材料を急いで買ってきて!」
雛苺「うぃー!」
食わせて、あちらさんが食わせたころにはオーバーヒートって算段さ……)
山岡「……くくく…わっはっはっはっ!!」
海薔薇雄山「わっはっはっはっ!!」
鬱星石「……」
水銀燈「……なんだか嫌な事企んでるみたいねぇ……」
トゥモエ「こっちもじっとしていられないわ。雛苺この材料を急いで買ってきて!」
雛苺「うぃー!」
251: 2008/10/24(金) 21:20:31.92 ID:oqwB0Lz60
山岡達は素材を揃えていち早く調理に取り掛かった
山岡「鬱星石! 野菜を刻め。海薔薇雄山! 湯を沸かせ。」
海薔薇雄山「士郎!! 私に湯を沸かせとは何だ!!」
山岡「……」
水銀燈「あぁ~もうあっちは作り始めてるわよぉ……」
トゥモエ「雛苺……」
山岡「鬱星石! 野菜を刻め。海薔薇雄山! 湯を沸かせ。」
海薔薇雄山「士郎!! 私に湯を沸かせとは何だ!!」
山岡「……」
水銀燈「あぁ~もうあっちは作り始めてるわよぉ……」
トゥモエ「雛苺……」
253: 2008/10/24(金) 21:28:55.84 ID:oqwB0Lz60
雛苺「うえぇぇ~~~~ん……トゥモエ~~~~~~……」
雛苺は泥だらけで戻ってきた……その手に素材らしきものは見えなかった
トゥモエ「ひ、雛苺!? どうしたの……?」
雛苺「転んでお金落としちゃったの~~~びえぇぇえ~~~~~ん……」
トゥモエ「……」
水銀燈「お馬鹿さぁん!!」
山岡(……勝った!)
雛苺は泥だらけで戻ってきた……その手に素材らしきものは見えなかった
トゥモエ「ひ、雛苺!? どうしたの……?」
雛苺「転んでお金落としちゃったの~~~びえぇぇえ~~~~~ん……」
トゥモエ「……」
水銀燈「お馬鹿さぁん!!」
山岡(……勝った!)
254: 2008/10/24(金) 21:36:54.86 ID:oqwB0Lz60
トゥモエ「しょうがないわね……病院の食材を借りましょう」
水銀燈「ちょっちょっとお! 正気なの!? 病院食っていつもめぐが
ゲロみたいって言ってる食事なのよぉ!」
雛苺「ご、ごめんなざい…うぐぅ…うっ…うっ……」
トゥモエ「いいのよ……雛苺、まだ料理という工夫の部分が残されているもの!」
雛苺「…うぐぅ…うっ…うっ……」
水銀燈「……しょうがないわねぇ、私が素材を取ってくるから、あなた達は
調理の準備でもしてなさぁい!」
水銀燈「ちょっちょっとお! 正気なの!? 病院食っていつもめぐが
ゲロみたいって言ってる食事なのよぉ!」
雛苺「ご、ごめんなざい…うぐぅ…うっ…うっ……」
トゥモエ「いいのよ……雛苺、まだ料理という工夫の部分が残されているもの!」
雛苺「…うぐぅ…うっ…うっ……」
水銀燈「……しょうがないわねぇ、私が素材を取ってくるから、あなた達は
調理の準備でもしてなさぁい!」
257: 2008/10/24(金) 21:45:17.13 ID:oqwB0Lz60
トゥモエ(……調理といっても私、包丁なんて扱えないし
どうしよう……そうだ!)
トゥモエは何か閃いたらしく竹刀のケースから竹刀を取り出した
山岡「おやおや…真剣勝負の最中に竹刀の素振りでもやるのかな?」
トゥモエ「……黙りなさい。私はいつだって真剣勝負です……」
山岡「くっ……」
どうしよう……そうだ!)
トゥモエは何か閃いたらしく竹刀のケースから竹刀を取り出した
山岡「おやおや…真剣勝負の最中に竹刀の素振りでもやるのかな?」
トゥモエ「……黙りなさい。私はいつだって真剣勝負です……」
山岡「くっ……」
258: 2008/10/24(金) 21:49:37.13 ID:oqwB0Lz60
水銀燈「素材持ってきたわよぉ……ってあなた何やるつもりなのぉ……」
トゥモエ「素材をそこに並べて……水銀燈」
水銀燈「ちょ、ちょっとちょっとぉ…スイカ割りでもやろうってのぉ…」
トゥモエ「その通りよ」
水銀燈「……」
雛苺「……」
トゥモエ「素材をそこに並べて……水銀燈」
水銀燈「ちょ、ちょっとちょっとぉ…スイカ割りでもやろうってのぉ…」
トゥモエ「その通りよ」
水銀燈「……」
雛苺「……」
259: 2008/10/24(金) 21:53:48.86 ID:oqwB0Lz60
トゥモエ「古来の達人は竹刀で巻き藁を真っ二つにしたというわ……」
水銀燈「あ、あなたってばその達人なのぉ……?」
トゥモエ「……」
水銀燈「……」
雛苺「……」
トゥモエ「……面!」
目の前のキャベツの玉は真っ二つに……ではなく粉々に砕け散った
トゥモエ「……」
水銀燈「……」
雛苺「……」
山岡「わっはっはっはっ!!」
海薔薇雄山「わっはっはっはっ!!」
鬱星石「……ぷっ…くくっ…」
水銀燈「あ、あなたってばその達人なのぉ……?」
トゥモエ「……」
水銀燈「……」
雛苺「……」
トゥモエ「……面!」
目の前のキャベツの玉は真っ二つに……ではなく粉々に砕け散った
トゥモエ「……」
水銀燈「……」
雛苺「……」
山岡「わっはっはっはっ!!」
海薔薇雄山「わっはっはっはっ!!」
鬱星石「……ぷっ…くくっ…」
264: 2008/10/24(金) 22:04:46.62 ID:oqwB0Lz60
海薔薇雄山「ローゼンメイデンというから少しはましな相手かと思えば、
こんなクズなマスター有難がっているとはな!
そんな程度で満足をしておるから、ローゼンみたいな無能な男を
マエストロ(神業級の腕前)の持ち主などと言うんだッ!!
まったく大笑いだ、わあっはっはっはっ!!」
水銀燈「……なぁんですってぇ……」
雛苺「雛達だけじゃなくお父様も馬鹿にしたのぉ……」
海薔薇雄山「ほう、泣いて土下座すると思ったら、まだ作るつもりか」
水銀燈「……ここからが本番よぉ……トゥモエ! 全部の素材を粉々に砕きなさい!」
トゥモエ「分かったわ! 水銀燈!!」
雛苺「雛は素材をまとめるのー!」
こんなクズなマスター有難がっているとはな!
そんな程度で満足をしておるから、ローゼンみたいな無能な男を
マエストロ(神業級の腕前)の持ち主などと言うんだッ!!
まったく大笑いだ、わあっはっはっはっ!!」
水銀燈「……なぁんですってぇ……」
雛苺「雛達だけじゃなくお父様も馬鹿にしたのぉ……」
海薔薇雄山「ほう、泣いて土下座すると思ったら、まだ作るつもりか」
水銀燈「……ここからが本番よぉ……トゥモエ! 全部の素材を粉々に砕きなさい!」
トゥモエ「分かったわ! 水銀燈!!」
雛苺「雛は素材をまとめるのー!」
265: 2008/10/24(金) 22:13:18.75 ID:oqwB0Lz60
山岡「よし……出来た! 強力スッポン鍋inバイアグラだ!
君達のは……ぷっ……細切れの素材しかないじゃないか!」
トゥモエ「いいえ、これが私達の料理よ!」
水銀燈「ええ!」
雛苺「なのー!」
山岡(追い詰められて気が狂ったか……?)
山岡「まぁいい……俺達の方が早かったんだからこっちを先に試食してもらうぜ」
君達のは……ぷっ……細切れの素材しかないじゃないか!」
トゥモエ「いいえ、これが私達の料理よ!」
水銀燈「ええ!」
雛苺「なのー!」
山岡(追い詰められて気が狂ったか……?)
山岡「まぁいい……俺達の方が早かったんだからこっちを先に試食してもらうぜ」
269: 2008/10/24(金) 22:21:30.71 ID:oqwB0Lz60
山岡「さぁ……めぐちゃん食べてくれ」
山岡はスッポン鍋をレンゲですくってめぐの口元へと運んだ
パクッ……
めぐ「………………………………………………………」
めぐ「カッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカ」
めぐの目は両目とも真っ赤に血走り勢いよく鼻血が噴出した
水銀燈「め、めぐ!?」
めぐ「あばばばばばばばばばばばばばばばばばば………」
そしてベットの上でブーンのポーズを取り病室の窓から飛び降りた
めぐ「あーいきゃーんふらぁああああああああああーーーーーい!!」
水銀燈「めぐぅううううううううううううううううううううううう!!」
山岡はスッポン鍋をレンゲですくってめぐの口元へと運んだ
パクッ……
めぐ「………………………………………………………」
めぐ「カッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカカッカ」
めぐの目は両目とも真っ赤に血走り勢いよく鼻血が噴出した
水銀燈「め、めぐ!?」
めぐ「あばばばばばばばばばばばばばばばばばば………」
そしてベットの上でブーンのポーズを取り病室の窓から飛び降りた
めぐ「あーいきゃーんふらぁああああああああああーーーーーい!!」
水銀燈「めぐぅううううううううううううううううううううううう!!」
272: 2008/10/24(金) 22:27:13.00 ID:oqwB0Lz60
雛苺「苺わだち!」
雛苺はとっさにめぐの体を苺わだちの蔦で絡め取った
トゥモエ「よくやったわ! 雛苺!」
トゥモエはめぐの体を病室へと引き上げていく
水銀燈「ちょっとあなた! めぐに一体何を食べさせたの!?」
山岡の胸倉に掴みかかり今にも殺さんばかりの勢いだ
山岡「ふふっこれ以上無いくらいに元気になったろう?」
不敵な笑みを浮かべて山岡は勝利を確信していた。
雛苺はとっさにめぐの体を苺わだちの蔦で絡め取った
トゥモエ「よくやったわ! 雛苺!」
トゥモエはめぐの体を病室へと引き上げていく
水銀燈「ちょっとあなた! めぐに一体何を食べさせたの!?」
山岡の胸倉に掴みかかり今にも殺さんばかりの勢いだ
山岡「ふふっこれ以上無いくらいに元気になったろう?」
不敵な笑みを浮かべて山岡は勝利を確信していた。
275: 2008/10/24(金) 22:36:41.86 ID:oqwB0Lz60
山岡「それよりも今度は君たちの番だろう……早くしないと
めぐちゃんが氏んじゃうよ?」
水銀燈「くっ……!」
トゥモエ「水銀燈……今は耐えて……めぐさんのためにも…」
水銀燈「……分かったわ……」
山岡「ふんっ……ところで君達の料理は一体何なんだい?」
雛苺「これから分かるの!」
トゥモエ達はめぐの目の前に鉄板を置き、その周りを囲うように座り始めた
山岡「おいおい君達も一緒に食べるのかい?」
トゥモエ「そういう料理なんだからしょうがないでしょ!」
山岡「まあ君達の最後の晩餐みたいだしね……よく味わって食いな」
水銀燈「ふんっ……言ってなさぁい!」
めぐちゃんが氏んじゃうよ?」
水銀燈「くっ……!」
トゥモエ「水銀燈……今は耐えて……めぐさんのためにも…」
水銀燈「……分かったわ……」
山岡「ふんっ……ところで君達の料理は一体何なんだい?」
雛苺「これから分かるの!」
トゥモエ達はめぐの目の前に鉄板を置き、その周りを囲うように座り始めた
山岡「おいおい君達も一緒に食べるのかい?」
トゥモエ「そういう料理なんだからしょうがないでしょ!」
山岡「まあ君達の最後の晩餐みたいだしね……よく味わって食いな」
水銀燈「ふんっ……言ってなさぁい!」
277: 2008/10/24(金) 22:40:05.10 ID:oqwB0Lz60
トゥモエは細切れの素材を鉄板にブチまけ始めた
山岡「おいおい……これは……」
トゥモエ「……そう」
水銀燈「これは……」
雛苺「……もんじゃ焼きなの!」
山岡「おいおい……これは……」
トゥモエ「……そう」
水銀燈「これは……」
雛苺「……もんじゃ焼きなの!」
279: 2008/10/24(金) 22:45:39.03 ID:oqwB0Lz60
山岡「ぷっ…くくっ……あーっはっはっはっ!! 何だい!
ゲロみたいじゃなくてゲロそのものを出したのかい!
あーっはっはっはっ……!!」
海薔薇雄山「……」
鬱星石「……」
山岡「くくっ……おい…どうしたんだ、お前ら?
笑えよ、もんじゃなんだぜ…くくっ……」
ゲロみたいじゃなくてゲロそのものを出したのかい!
あーっはっはっはっ……!!」
海薔薇雄山「……」
鬱星石「……」
山岡「くくっ……おい…どうしたんだ、お前ら?
笑えよ、もんじゃなんだぜ…くくっ……」
282: 2008/10/24(金) 22:54:38.64 ID:oqwB0Lz60
海薔薇雄山「……士郎……私は間違っていた……」
山岡「……はぁ?」
鬱星石「……見てください。山岡さん…あの子達の嬉しそうな顔を」
山岡「……何だってんだい! ただのもんじゃじゃないか!」
海薔薇雄山「士郎!……まだ分からんのか! 例え同じ素材のゲロ食でも
みんなで食べればおいしいのだ!
めぐという子は毎日1人で食べていたのだろう……
1人じゃどんな豪勢なご馳走だって旨くは無いさ……」
山岡「……俺の強力スッポン鍋inバイアグラがあのゲロ以下だっていうのか!?」
鬱星石「山岡さん……私達の料理はめぐさんの笑顔を引き出す事ができましたか?」
山岡「……!?」
海薔薇雄山「そういうことだ……士郎!」
山岡「……はぁ?」
鬱星石「……見てください。山岡さん…あの子達の嬉しそうな顔を」
山岡「……何だってんだい! ただのもんじゃじゃないか!」
海薔薇雄山「士郎!……まだ分からんのか! 例え同じ素材のゲロ食でも
みんなで食べればおいしいのだ!
めぐという子は毎日1人で食べていたのだろう……
1人じゃどんな豪勢なご馳走だって旨くは無いさ……」
山岡「……俺の強力スッポン鍋inバイアグラがあのゲロ以下だっていうのか!?」
鬱星石「山岡さん……私達の料理はめぐさんの笑顔を引き出す事ができましたか?」
山岡「……!?」
海薔薇雄山「そういうことだ……士郎!」
285: 2008/10/24(金) 22:59:52.22 ID:oqwB0Lz60
めぐ「あははぁ……これが本当にあの病院食と同じ物なの?」
水銀燈「ほぉら、めぐぅ…ほっぺに食べカスがついたままよぉ」
雛苺「トゥモエーこっちにも土手作ってーー!」
トゥモエ「はいはい…あら…決壊しちゃった……」
めぐ「あははは…」
水銀燈「あはははぁ」
雛苺「あはははー」
トゥモエ「あはっ」
水銀燈「ほぉら、めぐぅ…ほっぺに食べカスがついたままよぉ」
雛苺「トゥモエーこっちにも土手作ってーー!」
トゥモエ「はいはい…あら…決壊しちゃった……」
めぐ「あははは…」
水銀燈「あはははぁ」
雛苺「あはははー」
トゥモエ「あはっ」
292: 2008/10/24(金) 23:08:14.80 ID:oqwB0Lz60
岡星「ローザミスティカは彼女達に返しますね……」
山岡「お、お前……!」
海薔薇雄山「見苦しいぞ! 士郎! 我々は負けたのだ
潔く敗北を認めるんだ!!」
山岡「く、くそっ……勝手にしろ!!」
捨てセリフを吐くと病室から姿を消す山岡であった
岡星達にはローザミスティカを残して……
岡星「トゥモエさん……」
トゥモエ「え…?」
山岡「お、お前……!」
海薔薇雄山「見苦しいぞ! 士郎! 我々は負けたのだ
潔く敗北を認めるんだ!!」
山岡「く、くそっ……勝手にしろ!!」
捨てセリフを吐くと病室から姿を消す山岡であった
岡星達にはローザミスティカを残して……
岡星「トゥモエさん……」
トゥモエ「え…?」
294: 2008/10/24(金) 23:13:22.62 ID:oqwB0Lz60
岡星「ローザミスティカはお返しします。でも真紅さん達は……」
トゥモエ「え……? ローザミスティカを戻せば直るんじゃないの?」
海薔薇雄山「彼女達の心は壊れてしまった……例えローザミスティカは戻っても
心は植物状態のままに……」
めぐ「そ、そんなのって……」
水銀燈「……」
雛苺「うぇぇええーーーーん……真紅ぅー……」
トゥモエ「え……? ローザミスティカを戻せば直るんじゃないの?」
海薔薇雄山「彼女達の心は壊れてしまった……例えローザミスティカは戻っても
心は植物状態のままに……」
めぐ「そ、そんなのって……」
水銀燈「……」
雛苺「うぇぇええーーーーん……真紅ぅー……」
298: 2008/10/24(金) 23:19:06.77 ID:oqwB0Lz60
桜田家に戻ったドール達は真紅達にローザミスティカを戻すことには
成功したが彼女達の心が戻ってくる事はなかった……
雛苺「真紅ぅー真紅ぅー目を覚ましてーーー……」
トゥモエ「桜田君……」
水銀燈「ふ、ふん……せっかく取り戻してあげたって言うのに……グスッ」
海薔薇雄山「もっと早く過ちに気づいていれば……」
岡星「うっ…うっ…」
※※※「みんな、ちょっと手伝って……」
成功したが彼女達の心が戻ってくる事はなかった……
雛苺「真紅ぅー真紅ぅー目を覚ましてーーー……」
トゥモエ「桜田君……」
水銀燈「ふ、ふん……せっかく取り戻してあげたって言うのに……グスッ」
海薔薇雄山「もっと早く過ちに気づいていれば……」
岡星「うっ…うっ…」
※※※「みんな、ちょっと手伝って……」
301: 2008/10/24(金) 23:25:29.37 ID:oqwB0Lz60
雛苺「のり……!」
トゥモエ「のりさん……!」
のり「うふふ……さぁ夕飯のはなまるハンバーグを作るわよ!」
岡星「お姉さん……彼女達の心は壊れてしまって……」
のり「あらぁ……食べ物で壊れてしまうのなら癒す事が出来るのも食べ物のはずよ」
海薔薇雄山「……!?」
のりは家中のドール達とお客さんの分のはなまるハンバーグを作り始めた
もちろん翠星石や蒼星石、元治とマツ、真紅とJUMの分も……
トゥモエ「のりさん……!」
のり「うふふ……さぁ夕飯のはなまるハンバーグを作るわよ!」
岡星「お姉さん……彼女達の心は壊れてしまって……」
のり「あらぁ……食べ物で壊れてしまうのなら癒す事が出来るのも食べ物のはずよ」
海薔薇雄山「……!?」
のりは家中のドール達とお客さんの分のはなまるハンバーグを作り始めた
もちろん翠星石や蒼星石、元治とマツ、真紅とJUMの分も……
306: 2008/10/24(金) 23:30:00.20 ID:oqwB0Lz60
のり「ふんふんふ~~~ん……♪」
岡星「これは……」
海薔薇雄山「何という事だ……彼女のつくるハンバーグはまるで生命を紡いでいるようだ……」
雛苺「のり……」
トゥモエ「のりさん……」
水銀燈「ふんっ…姉弟揃ってマエストロって訳……」
のり「さぁ出来上がったわよ~みんな食卓に並べるのを手伝ってね♪」
岡星「これは……」
海薔薇雄山「何という事だ……彼女のつくるハンバーグはまるで生命を紡いでいるようだ……」
雛苺「のり……」
トゥモエ「のりさん……」
水銀燈「ふんっ…姉弟揃ってマエストロって訳……」
のり「さぁ出来上がったわよ~みんな食卓に並べるのを手伝ってね♪」
309: 2008/10/24(金) 23:40:13.79 ID:oqwB0Lz60
それぞれの前に並べられた、はなまるハンバーグは暖かな光を放っていた
そして真紅やJUMは……各々のはなまるハンバーグを食べ始めた…
一同「 ご ち そ う さ ま で し た 」
のり「どういたしまして♪」
真紅「いつ食べてもはなまるハンバーグは飽きないわね……あら、私いつのまに夕飯を……」
JUM「また、はなまるハンバーグだったのか……あれ、いつのまに……」
翠星石「はなまるハンバーグは最高ですぅ!」
蒼星石「うん、おばあさんも今度作ってよ」
マツ「あらあら…わたしはのりちゃんほど美味く作れないわよ…うふふ」
元治「ばあさんのご飯も美味いがのりさんには負けるのう…ふふふ」
岡星「奇跡だ……」
海薔薇雄山「あぁ……我々に足りなかったのは笑顔と愛情のエッセンスだったんだな……」
そして真紅やJUMは……各々のはなまるハンバーグを食べ始めた…
一同「 ご ち そ う さ ま で し た 」
のり「どういたしまして♪」
真紅「いつ食べてもはなまるハンバーグは飽きないわね……あら、私いつのまに夕飯を……」
JUM「また、はなまるハンバーグだったのか……あれ、いつのまに……」
翠星石「はなまるハンバーグは最高ですぅ!」
蒼星石「うん、おばあさんも今度作ってよ」
マツ「あらあら…わたしはのりちゃんほど美味く作れないわよ…うふふ」
元治「ばあさんのご飯も美味いがのりさんには負けるのう…ふふふ」
岡星「奇跡だ……」
海薔薇雄山「あぁ……我々に足りなかったのは笑顔と愛情のエッセンスだったんだな……」
310: 2008/10/24(金) 23:46:42.18 ID:oqwB0Lz60
金糸雀「みっちゃんの玉子焼きおいしいかしら~」
みつ「うふふ、ありがとう! カナぁ!」
山岡「この玉子焼きは出来損ないだ……」
金糸雀「だ、だ、誰かしら~~~~!?」
みつ「ど、どなたですか!?」
山岡「甘すぎるし……カ口リーは高いし…………でも…とっても思われてるんだね……
おいしいよ……」
金糸雀「……そうかしら! みっちゃんの玉子焼きは最高かしら!」
みつ「……あのよかったら、こっちも食べます……?」
山岡「……ええ……」
山岡「 い た だ き ま す 」
ED ルネッサンス情熱
http://jp.youtube.com/watch?v=fHxr6i7NkNI
311: 2008/10/24(金) 23:48:32.10 ID:dMll0OE70
なんという
乙
乙
312: 2008/10/24(金) 23:49:49.82 ID:eBqXwHGCO
乙!
ここまで展開の読めないSSははじめてだったぜ
ここまで展開の読めないSSははじめてだったぜ
314: 2008/10/24(金) 23:51:56.44 ID:oqwB0Lz60
駄スレにお付き合いいただきありがとうございました。
最後までギャグ調でいこうかと思いましたが
ハッピーエンドが好きなのでハッピーエンドにしちゃいました。
この展開が好まれない方もいらっしゃったと思いますが
まあ、まだSSは不慣れなのでご容赦ください。
それではまた、どこかのSSスレで……
最後までギャグ調でいこうかと思いましたが
ハッピーエンドが好きなのでハッピーエンドにしちゃいました。
この展開が好まれない方もいらっしゃったと思いますが
まあ、まだSSは不慣れなのでご容赦ください。
それではまた、どこかのSSスレで……
316: 2008/10/24(金) 23:53:31.32 ID:idERh/9/O
乙~。
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