1: 2008/11/22(土) 22:26:41.80 ID:g6cYrv2g0
かがみ「二度と口聞かないから!」
バタン!
つかさ「あ、おね……」
つかさ「ふんだ。いいもん……」ウルウル
バタン!
つかさ「あ、おね……」
つかさ「ふんだ。いいもん……」ウルウル
3: 2008/11/22(土) 22:53:17.78 ID:o3VrKiE60
こなた「かがみおはよー」
かがみ「おっす、こなた~」
こなた「あれ~? 今日はつかさと一緒じゃないの?」
かがみ「さあ? 今頃まだ布団で寝てるんじゃない?」
こなた「え、何で起こしてあげなかったの? つかさ遅刻しちゃうじゃん」
かがみ「いいのよ!つかさのことなんて!」
こなた「かがみ?どしたの?」
かがみ「どうもしないわよ! それより、バス来たよ!」
こなた「う、うん…」
かがみ「こなた!つかさ待ってたら私達まで遅刻するよ!?」
こなた「分かったよ…」(かがみ、何怒ってるんだろう?)
かがみ「おっす、こなた~」
こなた「あれ~? 今日はつかさと一緒じゃないの?」
かがみ「さあ? 今頃まだ布団で寝てるんじゃない?」
こなた「え、何で起こしてあげなかったの? つかさ遅刻しちゃうじゃん」
かがみ「いいのよ!つかさのことなんて!」
こなた「かがみ?どしたの?」
かがみ「どうもしないわよ! それより、バス来たよ!」
こなた「う、うん…」
かがみ「こなた!つかさ待ってたら私達まで遅刻するよ!?」
こなた「分かったよ…」(かがみ、何怒ってるんだろう?)
5: 2008/11/22(土) 23:03:13.55 ID:o3VrKiE60
こなた「…あれ? つかさ、先に学校来てたの?」
つかさ「こなちゃんおはよ~ うん、今日はついつい早く起きちゃったから、たまにはいいかな~、って」
こなた「かがみより早く学校に来るなんて、今日は雪でも降るんじゃないの?」
つかさ「う…私だっておねえちゃんより早く起きる時もあるよ~?」
こなた「だったら今日も二人一緒で来ればよかったのに」
つかさ「…た…だって、…は…しょに」
こなた「つかさ?」
つかさ「え?ううん! なんでもないよ~!」
こなた「そ、そう?」(つかさとかがみ、どうしちゃったんだろう?)
つかさ「こなちゃんおはよ~ うん、今日はついつい早く起きちゃったから、たまにはいいかな~、って」
こなた「かがみより早く学校に来るなんて、今日は雪でも降るんじゃないの?」
つかさ「う…私だっておねえちゃんより早く起きる時もあるよ~?」
こなた「だったら今日も二人一緒で来ればよかったのに」
つかさ「…た…だって、…は…しょに」
こなた「つかさ?」
つかさ「え?ううん! なんでもないよ~!」
こなた「そ、そう?」(つかさとかがみ、どうしちゃったんだろう?)
7: 2008/11/22(土) 23:14:29.60 ID:o3VrKiE60
みさお「あれ~? 柊~、今日はちびっこのところ行かないのか~?」
かがみ「私がここのクラスに居るのがおかしいか?」
みさお「だってさ、いつも休み時間になるとすぐ、ちびっこのクラスまで走って行ってるじゃんか~」
かがみ「なっ! そ、そうだけどさ! 走ってはいないだろ!」
あやの「でも、柊ちゃんが休み時間に自分の席にいるなんて、珍しいよ」
かがみ「み、峰岸… だ、だって、ほら! このラノベの新刊が出たから、休み時間にゆっくり読みたいのよ!」
みさお「新刊~? それ二週間前から読んでるよな~ まだ読み終わらないのか?」
かがみ「そうよ! まだよ、まだ! 好きなものほど、時間をかけてじっくり読みたいじゃない!」
あやの「柊ちゃん…」
かがみ「な、なによ峰岸…?」
あやの「最近、泉ちゃんに似てきてない?」
かがみ「なっ! そ、そんなこと無いわよ! 私はラノベだけだし、こなたみたいに色々知ってるわけじゃ…」
みさお「柊~、そういう所も含めて似てきているような気がするけどな~」
かがみ「私がここのクラスに居るのがおかしいか?」
みさお「だってさ、いつも休み時間になるとすぐ、ちびっこのクラスまで走って行ってるじゃんか~」
かがみ「なっ! そ、そうだけどさ! 走ってはいないだろ!」
あやの「でも、柊ちゃんが休み時間に自分の席にいるなんて、珍しいよ」
かがみ「み、峰岸… だ、だって、ほら! このラノベの新刊が出たから、休み時間にゆっくり読みたいのよ!」
みさお「新刊~? それ二週間前から読んでるよな~ まだ読み終わらないのか?」
かがみ「そうよ! まだよ、まだ! 好きなものほど、時間をかけてじっくり読みたいじゃない!」
あやの「柊ちゃん…」
かがみ「な、なによ峰岸…?」
あやの「最近、泉ちゃんに似てきてない?」
かがみ「なっ! そ、そんなこと無いわよ! 私はラノベだけだし、こなたみたいに色々知ってるわけじゃ…」
みさお「柊~、そういう所も含めて似てきているような気がするけどな~」
8: 2008/11/22(土) 23:23:32.79 ID:o3VrKiE60
こなた「かがみ遅いな~」もぐもぐ
つかさ「……」モグモグ
こなた「かがみ、どうしちゃったんだろう? 何時もなら昼休みになって数分でこっちに来るのに」もぐもぐ
つかさ「……」モクモグ
こなた「つかさ~?かがみ遅いよね? 何やってるんだろう」
つかさ「……」モグモグ
こなた「…つかさ?」
つかさ「えっ!? ど、どうしたの、こなちゃん?」
こなた「どうしたの、って聞きたいのはこっちだよ~」
「かがみ、どうしちゃったのかな、って…つかさなら何か知ってそうだからさー」
つかさ「わたしっ? う、う~ん…今日は日下部さん達と一緒にご飯食べているんじゃないかな~?」
こなた「そなのかな~? …つかさ、私ちょっとかがみの様子見てくるね」だっ!
つかさ「えっ…こ、こなちゃん?」
つかさ「……」モグモグ
こなた「かがみ、どうしちゃったんだろう? 何時もなら昼休みになって数分でこっちに来るのに」もぐもぐ
つかさ「……」モクモグ
こなた「つかさ~?かがみ遅いよね? 何やってるんだろう」
つかさ「……」モグモグ
こなた「…つかさ?」
つかさ「えっ!? ど、どうしたの、こなちゃん?」
こなた「どうしたの、って聞きたいのはこっちだよ~」
「かがみ、どうしちゃったのかな、って…つかさなら何か知ってそうだからさー」
つかさ「わたしっ? う、う~ん…今日は日下部さん達と一緒にご飯食べているんじゃないかな~?」
こなた「そなのかな~? …つかさ、私ちょっとかがみの様子見てくるね」だっ!
つかさ「えっ…こ、こなちゃん?」
10: 2008/11/22(土) 23:35:05.47 ID:o3VrKiE60
かがみ(やっぱり屋上は寒いわね…)もぐもぐ
かがみ(やっぱりつかさのお弁当の方が美味しいな…)もぐもぐ
かがみ(ううっ…寒い)もぐもぐ
ガチャ…
みゆき「…あ、かがみさん? どうしたんですかこんなところで?」
かがみ「みゆきっ!? みゆきこそ、どうしてこんなところに来たのよ!?」
みゆき「はい、この時期は空が澄んでいて綺麗なので、昼休みに一度、眺めに来るんですよ」
かがみ「そうなんだ… あ、ほんとだ、雲も綺麗…」
みゆき「…でも、かがみさんは屋上で…一人でお弁当食べていてどうしたんですか?」
「教室で泉さんとつかささんと一緒にお昼食べたほうが…」
かがみ「いいのよ、今日はここで…」
みゆき「泉さんも言ってましたよ? 今日のかがみさんは少し何時もと違う、と…」
「どうなされたんですか?」
かがみ「ん…みゆきならいいか…」
みゆき「なんでしょう?私が力になれることなら協力しますよ?」
かがみ「実は、その… つかさと…」
かがみ(やっぱりつかさのお弁当の方が美味しいな…)もぐもぐ
かがみ(ううっ…寒い)もぐもぐ
ガチャ…
みゆき「…あ、かがみさん? どうしたんですかこんなところで?」
かがみ「みゆきっ!? みゆきこそ、どうしてこんなところに来たのよ!?」
みゆき「はい、この時期は空が澄んでいて綺麗なので、昼休みに一度、眺めに来るんですよ」
かがみ「そうなんだ… あ、ほんとだ、雲も綺麗…」
みゆき「…でも、かがみさんは屋上で…一人でお弁当食べていてどうしたんですか?」
「教室で泉さんとつかささんと一緒にお昼食べたほうが…」
かがみ「いいのよ、今日はここで…」
みゆき「泉さんも言ってましたよ? 今日のかがみさんは少し何時もと違う、と…」
「どうなされたんですか?」
かがみ「ん…みゆきならいいか…」
みゆき「なんでしょう?私が力になれることなら協力しますよ?」
かがみ「実は、その… つかさと…」
14: 2008/11/22(土) 23:44:41.09 ID:o3VrKiE60
こなた「あれー? かがみ居ないや…」
あやの「泉ちゃん? 何か用?」
こなた「ん、かがみの様子を見に来たんだけど…」
みさお「柊か? そっちのクラスに行ってるんじゃないのか~?」
こなた「ううん、今日はまだ来てないんだよ」
あやの「でもさっき柊ちゃん、何時もどおりお弁当持って教室出て行ったよ?」
こなた「え? でも…」
みさお「まさか… 柊、男と二人で弁当食べてるのかっ!?」
こなた「ま、まさか~! 私のかがみに限ってそんなことは無いよ~」
みさお「抜け駆けかもしれないぞ~? ウチの柊に何かあったら大変だ! 探さないと!」
あやの「…でも柊ちゃん、どこ行ったんだろう?」
こなた「お弁当を食べる場所といえば…定番のところがあるじゃん!」
あやの「泉ちゃん? 何か用?」
こなた「ん、かがみの様子を見に来たんだけど…」
みさお「柊か? そっちのクラスに行ってるんじゃないのか~?」
こなた「ううん、今日はまだ来てないんだよ」
あやの「でもさっき柊ちゃん、何時もどおりお弁当持って教室出て行ったよ?」
こなた「え? でも…」
みさお「まさか… 柊、男と二人で弁当食べてるのかっ!?」
こなた「ま、まさか~! 私のかがみに限ってそんなことは無いよ~」
みさお「抜け駆けかもしれないぞ~? ウチの柊に何かあったら大変だ! 探さないと!」
あやの「…でも柊ちゃん、どこ行ったんだろう?」
こなた「お弁当を食べる場所といえば…定番のところがあるじゃん!」
18: 2008/11/22(土) 23:52:31.25 ID:o3VrKiE60
がちゃ…バタン
こなた「んー 居なかったか…」
みさお「こんなとこにいるわけねーだろ~? 真面目に探せよ~!」
こなた「でも、一人でお弁当食べる場所といったら、ここだと思ったんだけどなー」
あやの「泉ちゃん、ここではさすがに誰も食べないと思うよ?」
こなた「…そうなると、やっぱり男と一緒?」
みさお「くそう! ウチの柊を男なんかに取られるなんて!」
こなた「私のかがみが選んだ男…興味はあるかな~?」
みさお「なら早く探そうぜー! ウチの柊を!」
こなた「そだね~ 私のかがみを!」
みさお「ウチの!」
こなた「私の!」
あやの「早くしないと、休み時間終わっちゃうよ…」
こなた「んー 居なかったか…」
みさお「こんなとこにいるわけねーだろ~? 真面目に探せよ~!」
こなた「でも、一人でお弁当食べる場所といったら、ここだと思ったんだけどなー」
あやの「泉ちゃん、ここではさすがに誰も食べないと思うよ?」
こなた「…そうなると、やっぱり男と一緒?」
みさお「くそう! ウチの柊を男なんかに取られるなんて!」
こなた「私のかがみが選んだ男…興味はあるかな~?」
みさお「なら早く探そうぜー! ウチの柊を!」
こなた「そだね~ 私のかがみを!」
みさお「ウチの!」
こなた「私の!」
あやの「早くしないと、休み時間終わっちゃうよ…」
23: 2008/11/23(日) 00:05:36.50 ID:18ZmxUP90
かがみ「…ってワケなのよ、それでつかさと口きかないようにしているの」
みゆき「…ふふっ」
かがみ「なっ! わ、笑うなっ! 私には大問題なんだからね!?」
みゆき「ごめんなさい、でも、その、あまりにも可愛いかったもので」
かがみ「でもまあ、私もいきなり怒鳴って少しは反省しているわよ…」
みゆき「それならもう、つかささんを許してあげても良いのではないでしょうか?」
かがみ「それとこれとは別よ! 私はつかさをまだ許すつもりは無いわよ」
『ほんとにこんなとこに居るのかー? もう11月だぞ?』
『みさきちは分かっちゃいないなぁ~ 寒空の下、二人で食べるのがいいんじゃないか~』
かがみ・みゆき「!!?」
がちゃ…
みさお「私にはわかんねーよ…」
こなた「んーみさきちはまだそういう経験無いからねぇ~」
あやの「…あ、柊ちゃんと…高良ちゃん?」
かがみ「はぁ… あんたたち、一体なんでここに…」
みゆき「…ふふっ」
かがみ「なっ! わ、笑うなっ! 私には大問題なんだからね!?」
みゆき「ごめんなさい、でも、その、あまりにも可愛いかったもので」
かがみ「でもまあ、私もいきなり怒鳴って少しは反省しているわよ…」
みゆき「それならもう、つかささんを許してあげても良いのではないでしょうか?」
かがみ「それとこれとは別よ! 私はつかさをまだ許すつもりは無いわよ」
『ほんとにこんなとこに居るのかー? もう11月だぞ?』
『みさきちは分かっちゃいないなぁ~ 寒空の下、二人で食べるのがいいんじゃないか~』
かがみ・みゆき「!!?」
がちゃ…
みさお「私にはわかんねーよ…」
こなた「んーみさきちはまだそういう経験無いからねぇ~」
あやの「…あ、柊ちゃんと…高良ちゃん?」
かがみ「はぁ… あんたたち、一体なんでここに…」
27: 2008/11/23(日) 00:18:17.18 ID:18ZmxUP90
つかさ(こなちゃん遅いなぁ… もうすぐ予鈴鳴っちゃうのに…)
つかさ(ゆきちゃんもまだ帰ってこないし…)
つかさ(やっぱりおねえちゃんとお弁当一緒に食べたいな…)
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン…
つかさ「あ…予鈴鳴っちゃった 次は移動教室だから、もう行かないと…」
『やっぱりかがみはツンデレじゃないか~』
『だからツンデレ言うな!』
『かがみさん、そんなに大きな声出さなくても…』
つかさ(…階段の上から聞えるの、おねえちゃんたち?)
『ツンデレって言う意味、最近分かってきたような気がするなー』
『みさちゃんまで… 確かに柊ちゃんは素直じゃないところあるけどね』
『だから違うって言ってるだろ!』
つかさ(皆居るの? 何していたんだろう…?)
こなた「おおっ!コレだよコレ!」
かがみ「もういい…昼休みに折角疲れとったのに、があんたのせいで台無しだ… あ」
つかさ「おねえちゃん…」
かがみ「つ、つかさ…」
つかさ(ゆきちゃんもまだ帰ってこないし…)
つかさ(やっぱりおねえちゃんとお弁当一緒に食べたいな…)
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン…
つかさ「あ…予鈴鳴っちゃった 次は移動教室だから、もう行かないと…」
『やっぱりかがみはツンデレじゃないか~』
『だからツンデレ言うな!』
『かがみさん、そんなに大きな声出さなくても…』
つかさ(…階段の上から聞えるの、おねえちゃんたち?)
『ツンデレって言う意味、最近分かってきたような気がするなー』
『みさちゃんまで… 確かに柊ちゃんは素直じゃないところあるけどね』
『だから違うって言ってるだろ!』
つかさ(皆居るの? 何していたんだろう…?)
こなた「おおっ!コレだよコレ!」
かがみ「もういい…昼休みに折角疲れとったのに、があんたのせいで台無しだ… あ」
つかさ「おねえちゃん…」
かがみ「つ、つかさ…」
30: 2008/11/23(日) 00:28:52.27 ID:18ZmxUP90
つかさ(なんで? なんでみんな気まずそうな顔してるの? 私に見られたら不味いことだったのかな…)
つかさ「こ、こなちゃん、ゆきちゃん、早くしないと次の移動教室に間に合わないよ?」
こなた「つかさー、次の時間は移動教室じゃないよー?」
つかさ「え、でも時間割だと…」
みゆき「今朝、先生の都合で予定が変更になりましたよ 今日の授業は自習なんですよ」
つかさ「ええっ! 知らなかったよ~!」(朝は他のこと考えていたから全然記憶に無いよ…)
かがみ「まったく、こなたはしっかり聞いてるのに、つかさは聞いてなかったの?」
つかさ「っ…!」
こなた「かがみー、それ遠まわしにすごく私にとって失礼なこと言ってるよね?」
かがみ「そういう意味じゃないわよ! つかさがあまりにも集中力が無い、って…」
みさお「…柊ー」チョンチョン
かがみ「ん?何よ?」
あやの「…妹ちゃん」
かがみ「あ…」
つかさ「こ、こなちゃん、ゆきちゃん、早くしないと次の移動教室に間に合わないよ?」
こなた「つかさー、次の時間は移動教室じゃないよー?」
つかさ「え、でも時間割だと…」
みゆき「今朝、先生の都合で予定が変更になりましたよ 今日の授業は自習なんですよ」
つかさ「ええっ! 知らなかったよ~!」(朝は他のこと考えていたから全然記憶に無いよ…)
かがみ「まったく、こなたはしっかり聞いてるのに、つかさは聞いてなかったの?」
つかさ「っ…!」
こなた「かがみー、それ遠まわしにすごく私にとって失礼なこと言ってるよね?」
かがみ「そういう意味じゃないわよ! つかさがあまりにも集中力が無い、って…」
みさお「…柊ー」チョンチョン
かがみ「ん?何よ?」
あやの「…妹ちゃん」
かがみ「あ…」
34: 2008/11/23(日) 00:41:17.20 ID:18ZmxUP90
つかさ「ううっ… えうっ…」ウルウル…
こなた「つ、つかさ、どしたのさ…?」
つかさ「うっ・・・ううっ……くせにっ…」ポロ、ポロ…
みゆき「つかささん…?」
つかさ「私のっ…ううっ…私の気持ちも分からないくせにっ…」ポロポロ
あやの「妹ちゃん、柊ちゃん、今言ったことは冗談だよね?」
かがみ「じ、冗談なワケないじゃない! 注意しただけよ? いきなり泣かれても私だって困るわよ!」
みさお「…柊、だから言いすぎだってば…」
つかさ「ううっ…! ううっ…! ひっく…」ポロポロポロ…
生徒A『なんだなんだ?』
生徒B『あれ、B組の柊じゃね?』
生徒C『泣いてるぞ… なにしてんだよあいつら…』
つかさ「っ・・・! ひっく…っ ううっ…おねえちゃんなんて! 大ッ嫌い!!!」だっ!
かがみ「つ、つかさ!」
こなた「つ、つかさ、どしたのさ…?」
つかさ「うっ・・・ううっ……くせにっ…」ポロ、ポロ…
みゆき「つかささん…?」
つかさ「私のっ…ううっ…私の気持ちも分からないくせにっ…」ポロポロ
あやの「妹ちゃん、柊ちゃん、今言ったことは冗談だよね?」
かがみ「じ、冗談なワケないじゃない! 注意しただけよ? いきなり泣かれても私だって困るわよ!」
みさお「…柊、だから言いすぎだってば…」
つかさ「ううっ…! ううっ…! ひっく…」ポロポロポロ…
生徒A『なんだなんだ?』
生徒B『あれ、B組の柊じゃね?』
生徒C『泣いてるぞ… なにしてんだよあいつら…』
つかさ「っ・・・! ひっく…っ ううっ…おねえちゃんなんて! 大ッ嫌い!!!」だっ!
かがみ「つ、つかさ!」
42: 2008/11/23(日) 00:53:58.50 ID:18ZmxUP90
かがみ「待ちなさいよ!」だっ!
つかさ「っ…!」タッタッタッ
かがみ「待て、って!」ぐいっ
つかさ「おねえちゃん、やめてよ! 放して!」
かがみ「訳分かんないわよ! いきなりそんなこと言われても分からないじゃない!!」
つかさ「…っ! 分からないって…! おねえちゃんは何も悪くないの? 私だけ悪いの!?」
かがみ「そ、それはっ…! でもつかさだって…」
キーンコーンカーンコーン…
つかさ「…放してよ! 放して!」ぶんっ! だっ!
かがみ「あっ…!つかさ!待ちなs」
桜庭先生「おい柊姉、もう授業の時間だぞ? 教室入れ~」
かがみ「で、でもつかさが…」
桜庭先生「自分の教室に帰ったんじゃないのか~? 峰岸と日下部も、いいから早く教室に戻れ」
かがみ「はい…」
つかさ「っ…!」タッタッタッ
かがみ「待て、って!」ぐいっ
つかさ「おねえちゃん、やめてよ! 放して!」
かがみ「訳分かんないわよ! いきなりそんなこと言われても分からないじゃない!!」
つかさ「…っ! 分からないって…! おねえちゃんは何も悪くないの? 私だけ悪いの!?」
かがみ「そ、それはっ…! でもつかさだって…」
キーンコーンカーンコーン…
つかさ「…放してよ! 放して!」ぶんっ! だっ!
かがみ「あっ…!つかさ!待ちなs」
桜庭先生「おい柊姉、もう授業の時間だぞ? 教室入れ~」
かがみ「で、でもつかさが…」
桜庭先生「自分の教室に帰ったんじゃないのか~? 峰岸と日下部も、いいから早く教室に戻れ」
かがみ「はい…」
46: 2008/11/23(日) 01:01:44.21 ID:18ZmxUP90
こなた(つかさ、教室に戻ってないけど、どこ行ったんだろう…)
みゆき(もう先生が来てしまいます… つかささん…)
黒井先生「それじゃあ授業をー…って、あれ? 柊はどうした?」
こなた「えっと…つかさは…」
みゆき「つかささんは体調が悪いみたいなので、保健室に行きました」
黒井先生「そっか~風邪か? 皆も気い付けやー」
「それじゃ、今日は授業始めるで って言っても、自習なんやけどな」
こなた(みゆきさん、ナイス!)
みゆき(でも、どうしましょう… これではつかささんを探しに行けません…)
みゆき(もう先生が来てしまいます… つかささん…)
黒井先生「それじゃあ授業をー…って、あれ? 柊はどうした?」
こなた「えっと…つかさは…」
みゆき「つかささんは体調が悪いみたいなので、保健室に行きました」
黒井先生「そっか~風邪か? 皆も気い付けやー」
「それじゃ、今日は授業始めるで って言っても、自習なんやけどな」
こなた(みゆきさん、ナイス!)
みゆき(でも、どうしましょう… これではつかささんを探しに行けません…)
51: 2008/11/23(日) 01:12:54.28 ID:18ZmxUP90
ひより「はぁっ…つ、辛いッス…地獄ッス…!」
ゆたか「た、田村さん…! も、もうっ…もうすこしだよ、がんばろ~?」
ひより「もう無理ッス… インドア派の私にとって、マラソンは拷問以外の何物でもないッス…」
みなみ「…田村さん、あと半周…がんばって」
ゆたか「みなみちゃんは、はぁっ…やっぱり余裕なんだね~」
みなみ「…これくらいなら……あ」
ゆたか「あれ? あそこに居るの、つかさ先輩?」
ひより「授業中なのに、どうしたんスかね…?」
ゆたか「た、田村さん…! も、もうっ…もうすこしだよ、がんばろ~?」
ひより「もう無理ッス… インドア派の私にとって、マラソンは拷問以外の何物でもないッス…」
みなみ「…田村さん、あと半周…がんばって」
ゆたか「みなみちゃんは、はぁっ…やっぱり余裕なんだね~」
みなみ「…これくらいなら……あ」
ゆたか「あれ? あそこに居るの、つかさ先輩?」
ひより「授業中なのに、どうしたんスかね…?」
56: 2008/11/23(日) 01:24:58.66 ID:18ZmxUP90
つかさ「ううっ…えぐっ…ひっく…」ポロポロ…
つかさ(昨日だってそう、私ばっかり… なのに、何でおねえちゃんに怒られるの? 何で? そんなに私のこと嫌いなのかな…?)
つかさ(嫌いだよ… 私だってお姉ちゃんのこと嫌いだよ…!)
つかさ「ううっ…ひっく…」
『お姉ちゃんのお友達の、つかさ先輩ですよね…?』
『…こんなところで…どうしたんですか?』
つかさ「んっ!?」 ゴシゴシ
つかさ「ゆたかちゃんと、みなみちゃん…二人も、何でこんなところに?」
ゆたか「はい、マラソンをしていたら、校舎の影に居るつかさ先輩が目に入ったので…」
みなみ「…ゆたかと保健室に行くって言って…授業を抜け出してきました…」
つかさ「そっか~、でも、私はなんでもないよ? ちょっと気分が悪かっただけだよ」
みなみ「……そうですか…でも私には…つかさ先輩が泣いているように見えました…」
つかさ「…やっぱり、見られちゃったよね…」
ゆたか「つかさ先輩、どうしたんですか? できることがあれば、私達が協力しますから!」
つかさ(昨日だってそう、私ばっかり… なのに、何でおねえちゃんに怒られるの? 何で? そんなに私のこと嫌いなのかな…?)
つかさ(嫌いだよ… 私だってお姉ちゃんのこと嫌いだよ…!)
つかさ「ううっ…ひっく…」
『お姉ちゃんのお友達の、つかさ先輩ですよね…?』
『…こんなところで…どうしたんですか?』
つかさ「んっ!?」 ゴシゴシ
つかさ「ゆたかちゃんと、みなみちゃん…二人も、何でこんなところに?」
ゆたか「はい、マラソンをしていたら、校舎の影に居るつかさ先輩が目に入ったので…」
みなみ「…ゆたかと保健室に行くって言って…授業を抜け出してきました…」
つかさ「そっか~、でも、私はなんでもないよ? ちょっと気分が悪かっただけだよ」
みなみ「……そうですか…でも私には…つかさ先輩が泣いているように見えました…」
つかさ「…やっぱり、見られちゃったよね…」
ゆたか「つかさ先輩、どうしたんですか? できることがあれば、私達が協力しますから!」
63: 2008/11/23(日) 01:42:41.55 ID:18ZmxUP90
ゆたか「そんなことがあったんですか…」
みなみ「…かがみ先輩は…少し言いすぎですね…」
つかさ「…だから、お姉ちゃん…嫌いだよ…」
みなみ「でも…」
みなみ「でも、かがみ先輩は…もう怒っていないかもしれません…」
ゆたか「えっ!? みなみちゃんは何でそう思うの?」
みなみ「だって…かがみ先輩なら…自分が悪かったことは自覚していると…思う…」
「それを…その………素直に言えない…だけではないでしょうか…」
つかさ「……そうかもしれないけど…でも…酷いよ…ううっ」ポロポロ…
ゆたか「つかさ先輩…」
つかさ「ありがと、ゆたかちゃん、みなみちゃん…でも、もう少しだけ、一人にさせて…」
みなみ「……わかりました」
みなみ「でも…次の授業には…出てください…きっと先輩方が心配しています…」
つかさ「……ひっく、ううっ…ひっく…」
みなみ「……」
みなみ「…かがみ先輩は…少し言いすぎですね…」
つかさ「…だから、お姉ちゃん…嫌いだよ…」
みなみ「でも…」
みなみ「でも、かがみ先輩は…もう怒っていないかもしれません…」
ゆたか「えっ!? みなみちゃんは何でそう思うの?」
みなみ「だって…かがみ先輩なら…自分が悪かったことは自覚していると…思う…」
「それを…その………素直に言えない…だけではないでしょうか…」
つかさ「……そうかもしれないけど…でも…酷いよ…ううっ」ポロポロ…
ゆたか「つかさ先輩…」
つかさ「ありがと、ゆたかちゃん、みなみちゃん…でも、もう少しだけ、一人にさせて…」
みなみ「……わかりました」
みなみ「でも…次の授業には…出てください…きっと先輩方が心配しています…」
つかさ「……ひっく、ううっ…ひっく…」
みなみ「……」
68: 2008/11/23(日) 01:54:11.50 ID:18ZmxUP90
キーンコーンカーンコーン…
こなた「結局、今日はつかさ戻ってこなかったね…」
みゆき「はい…もう帰られているのではないでしょうか…」
かがみ「おっすー、…つかさ、戻ってきてないみたいね」
みゆき「かがみさん…」
こなた「かがみ…」
かがみ「…分かってる、もう私の頭も冷えたわよ」
みゆき「それならいいんですけど、もう笑い事では済まなくなっていますよ?」
かがみ「ええ…つかさには本当に悪いことしたわ…つかさに会って、謝りたい…」
こなた「最初はつかさが悪かったみたいだけど、今日のかがみはちょっとおかしいよ…」
かがみ「…そうね、どうかしてた…反省する… つかさ、どこ行っちゃったのかな…」
こなた「カバンもあるし、まだ学校に居るんじゃないかな? 探してみよう!」
こなた「結局、今日はつかさ戻ってこなかったね…」
みゆき「はい…もう帰られているのではないでしょうか…」
かがみ「おっすー、…つかさ、戻ってきてないみたいね」
みゆき「かがみさん…」
こなた「かがみ…」
かがみ「…分かってる、もう私の頭も冷えたわよ」
みゆき「それならいいんですけど、もう笑い事では済まなくなっていますよ?」
かがみ「ええ…つかさには本当に悪いことしたわ…つかさに会って、謝りたい…」
こなた「最初はつかさが悪かったみたいだけど、今日のかがみはちょっとおかしいよ…」
かがみ「…そうね、どうかしてた…反省する… つかさ、どこ行っちゃったのかな…」
こなた「カバンもあるし、まだ学校に居るんじゃないかな? 探してみよう!」
69: 2008/11/23(日) 02:02:51.00 ID:18ZmxUP90
かがみ「あ、携帯!」
こなた「ううん、さっき私がかけたけど、携帯カバンの中に入れっぱなしみたい」
かがみ「そっか… つかさ、一回先生に取られたから、気を付けているのね…」
みゆき「このままでは、つかささんを探すのに時間が掛かりそうですね」
こなた「そだね…それじゃあ手分けして探そっか」
みゆき「それなら私が校舎を探します」
こなた「じゃあ私は特別教室と体育館の方見に行ってみるよ」
かがみ「私は、外ね わかった、それじゃあ見つかったら携帯に連絡する」
こなた「おk~!」
みゆき「それではまた後ほど、つかささんが見つかったときに!」
こなた「ううん、さっき私がかけたけど、携帯カバンの中に入れっぱなしみたい」
かがみ「そっか… つかさ、一回先生に取られたから、気を付けているのね…」
みゆき「このままでは、つかささんを探すのに時間が掛かりそうですね」
こなた「そだね…それじゃあ手分けして探そっか」
みゆき「それなら私が校舎を探します」
こなた「じゃあ私は特別教室と体育館の方見に行ってみるよ」
かがみ「私は、外ね わかった、それじゃあ見つかったら携帯に連絡する」
こなた「おk~!」
みゆき「それではまた後ほど、つかささんが見つかったときに!」
77: 2008/11/23(日) 02:13:36.30 ID:18ZmxUP90
こなた「うーん…やっぱり何処も鍵閉まってるよね…」
『あ、泉先輩! こんにちわッス!』
こなた「あ、ひよりん! 部活中だったの?」
ひより「はいっ、そうッス! 泉先輩はどうしたんッスか? こんな時間まで学校に残ってるなんて」
こなた「そだ、ひよりん、つかさ見なかった?」
ひより「柊先輩ッスか? 柊先輩なら…」(あれって…小早川さんたちから何も聞いていないけど、教えていいのかな?)
こなた「ひよりん、何か知ってる?」
ひより「んー、いや、ごめんなさいッス… 私は知らないッス…」
こなた「そっか… もしつかさ見つけたら、私達が探してるってことだけ伝えておいてくれないかな?」
ひより「分かったッス! 了解ッス!」
こなた「それじゃ私は他のところ探してくるよ、ひよりん、またね! 新刊楽しみにしているよ~」
ひより「任せてくださいッス! ……もしかして、教えたほうが良かったのかな?」
『あ、泉先輩! こんにちわッス!』
こなた「あ、ひよりん! 部活中だったの?」
ひより「はいっ、そうッス! 泉先輩はどうしたんッスか? こんな時間まで学校に残ってるなんて」
こなた「そだ、ひよりん、つかさ見なかった?」
ひより「柊先輩ッスか? 柊先輩なら…」(あれって…小早川さんたちから何も聞いていないけど、教えていいのかな?)
こなた「ひよりん、何か知ってる?」
ひより「んー、いや、ごめんなさいッス… 私は知らないッス…」
こなた「そっか… もしつかさ見つけたら、私達が探してるってことだけ伝えておいてくれないかな?」
ひより「分かったッス! 了解ッス!」
こなた「それじゃ私は他のところ探してくるよ、ひよりん、またね! 新刊楽しみにしているよ~」
ひより「任せてくださいッス! ……もしかして、教えたほうが良かったのかな?」
79: 2008/11/23(日) 02:23:28.07 ID:18ZmxUP90
みゆき(やっぱり他の学年の教室には居ませんよね…まだ残っている方も結構居るみたいですし…)
みゆき(ここには居ないみたいですね…一旦教室に戻りましょう…)
……
みゆき「…そんな」
みゆき(つかささんのカバンが無くなっている…)
みゆき(いつの間にか戻ってきたのでしょうか…?)
みゆき(ここには居ないみたいですね…一旦教室に戻りましょう…)
……
みゆき「…そんな」
みゆき(つかささんのカバンが無くなっている…)
みゆき(いつの間にか戻ってきたのでしょうか…?)
81: 2008/11/23(日) 02:32:45.67 ID:18ZmxUP90
つかさ「みなみちゃん、ゆたかちゃん、ありがとう」
みなみ「…途中でみゆきさんに見つかりそうになりましたが、他には誰にも…見つかっていないと思います」
ゆたか「ちょっとドキドキしちゃった… つかさ先輩、本当にいいんですか?」
つかさ「うん、今のうちに帰ることにするよ、これならお姉ちゃんとも顔あわせずに済むから」
みなみ「そうですか…つかさ先輩に教えてもらった靴箱を確認しましたが…泉先輩とみゆきさんは学校に居るみたいです…」
つかさ「それなら、お姉ちゃんも学校に居るよね…」
つかさ「…二人とも、本当にありがとう、それじゃあ、またね」
ゆたか「はい、さようならつかさ先輩!」
みなみ「それでは…また…」
かがみ「…やっぱり居ないわね…」
かがみ「ん? …あれは…つかさっ!?」
みなみ「…途中でみゆきさんに見つかりそうになりましたが、他には誰にも…見つかっていないと思います」
ゆたか「ちょっとドキドキしちゃった… つかさ先輩、本当にいいんですか?」
つかさ「うん、今のうちに帰ることにするよ、これならお姉ちゃんとも顔あわせずに済むから」
みなみ「そうですか…つかさ先輩に教えてもらった靴箱を確認しましたが…泉先輩とみゆきさんは学校に居るみたいです…」
つかさ「それなら、お姉ちゃんも学校に居るよね…」
つかさ「…二人とも、本当にありがとう、それじゃあ、またね」
ゆたか「はい、さようならつかさ先輩!」
みなみ「それでは…また…」
かがみ「…やっぱり居ないわね…」
かがみ「ん? …あれは…つかさっ!?」
83: 2008/11/23(日) 02:41:52.26 ID:18ZmxUP90
『まちなさーい!!』
つかさ「? おねえちゃんの声…?」
『まちなさい!つかさー!』
つかさ(やっぱりおねえちゃんだ…! 何で見つかっちゃったんだろう?)
ブロロロロ…
つかさ(あ、やっとバス来た…! 早く、早くしないとおねえちゃんに追いつかれる…!)
かがみ「つかさー! ちょっと、ちょっと待ちなさいよー!」
がちゃんっ!
つかさ(っと、早く、早くドア閉まって…!)
『つかさっ! 帰るのっ? 少しくらい、待っていてもいいじゃない…!』
ガタガタ…がっちゃんっ!
かがみ「ちょっ!! つかさ、待ちなさい! そのバス、待ちなさいよー!!」
つかさ「? おねえちゃんの声…?」
『まちなさい!つかさー!』
つかさ(やっぱりおねえちゃんだ…! 何で見つかっちゃったんだろう?)
ブロロロロ…
つかさ(あ、やっとバス来た…! 早く、早くしないとおねえちゃんに追いつかれる…!)
かがみ「つかさー! ちょっと、ちょっと待ちなさいよー!」
がちゃんっ!
つかさ(っと、早く、早くドア閉まって…!)
『つかさっ! 帰るのっ? 少しくらい、待っていてもいいじゃない…!』
ガタガタ…がっちゃんっ!
かがみ「ちょっ!! つかさ、待ちなさい! そのバス、待ちなさいよー!!」
85: 2008/11/23(日) 02:49:47.48 ID:18ZmxUP90
かがみ「ってことで、次のバスでもう帰ることにするわ」
『そっか、分かったよ 私とみゆきさんもすぐ後を追うから、先にバス乗ってつかさ追いかけて!』
かがみ「ありがと、こなた それじゃあまた後でね」 ピッ
かがみ(あと…8分…)
かがみ(つかさとのバスとは15分の差…駅で会うのも厳しいわね…)
かがみ(どっちにしても、つかさ会えるのは家になりそうね)
……。
かがみ(あと1分…)
ブロロロロ…
かがみ(やっと来た! つかさ…待ってなさいよ…))
『そっか、分かったよ 私とみゆきさんもすぐ後を追うから、先にバス乗ってつかさ追いかけて!』
かがみ「ありがと、こなた それじゃあまた後でね」 ピッ
かがみ(あと…8分…)
かがみ(つかさとのバスとは15分の差…駅で会うのも厳しいわね…)
かがみ(どっちにしても、つかさ会えるのは家になりそうね)
……。
かがみ(あと1分…)
ブロロロロ…
かがみ(やっと来た! つかさ…待ってなさいよ…))
87: 2008/11/23(日) 02:58:22.20 ID:18ZmxUP90
かがみ「ただいま!」
みき「おかえりなさい そんなに焦って、どうしたの?」
かがみ「お母さん、つかさは!?」
みき「つかさ? つかさならさっき帰ってきたけど…ってかがみ?」
コンコン!
かがみ「つかさ、居るの?」
コンコンコン!
かがみ「つかさ、入るわよ? いい?」
がちゃ…
かがみ「つかs… あれ? 居ない…? ん?」
かがみ「これは…何だろう?」
みき「おかえりなさい そんなに焦って、どうしたの?」
かがみ「お母さん、つかさは!?」
みき「つかさ? つかさならさっき帰ってきたけど…ってかがみ?」
コンコン!
かがみ「つかさ、居るの?」
コンコンコン!
かがみ「つかさ、入るわよ? いい?」
がちゃ…
かがみ「つかs… あれ? 居ない…? ん?」
かがみ「これは…何だろう?」
90: 2008/11/23(日) 03:11:26.41 ID:18ZmxUP90
つかさ(またおねえちゃんと一緒に、巫女の仕事お手伝いしたいな…)
つかさ(おねえちゃん…)ポロ…ゴシゴシ
つかさ(おねえちゃん…何で、何であんなに怒るの…)
つかさ(…おねえちゃん…)ポロポロ…ゴシゴシ…
つかさ(やっぱり…どんなことがあってもおねえちゃんのこと、好きなのに…)ポロポロポロ…
ちゃりんっ…パン、パンッ!
つかさ「もう一度、もう一度だけ、おねえちゃんと仲良くなりたい…おねえちゃんと仲良くなりたい…」
つかさ「おねえ、ちゃんとっ…っう…ひっく…」ポロ…
つかさ「おねえちゃんとっ…なかよく・・・」ポロポロ…
つかさ(おねえちゃん…)ポロ…ゴシゴシ
つかさ(おねえちゃん…何で、何であんなに怒るの…)
つかさ(…おねえちゃん…)ポロポロ…ゴシゴシ…
つかさ(やっぱり…どんなことがあってもおねえちゃんのこと、好きなのに…)ポロポロポロ…
ちゃりんっ…パン、パンッ!
つかさ「もう一度、もう一度だけ、おねえちゃんと仲良くなりたい…おねえちゃんと仲良くなりたい…」
つかさ「おねえ、ちゃんとっ…っう…ひっく…」ポロ…
つかさ「おねえちゃんとっ…なかよく・・・」ポロポロ…
91: 2008/11/23(日) 03:22:09.46 ID:18ZmxUP90
『…つかさ』
つかさ「んっ!!?」ゴシゴシ
かがみ「つかさ、こんな時間に…何やってるのよっ…」
つかさ「おねえ、ちゃん…」
かがみ「…少しくらい、私の話聞いてくれたっていいじゃない…」
つかさ「だって!だっておねえちゃん! 私のこと怒ってばかりで…! そんなおねえちゃんはっ…嫌いだよ!」ポロポロ…
かがみ「つかさ…」
つかさ「優しいおねえちゃんがいいよぉ… 一緒に勉強したり、一緒にゲームやったり、一緒にお菓子作ったり…」
つかさ「一緒にっ…っひっく…やさしいっ…おねえちゃんとっ…ひっく…一緒にっ…居たいよ」ポロポロポロ
かがみ「…つかさ、……その」
かがみ「…ごめん、ね…ごめんね」
ぎゅうっ!
つかさ「お…おねえちゃん…っ…」
つかさ「んっ!!?」ゴシゴシ
かがみ「つかさ、こんな時間に…何やってるのよっ…」
つかさ「おねえ、ちゃん…」
かがみ「…少しくらい、私の話聞いてくれたっていいじゃない…」
つかさ「だって!だっておねえちゃん! 私のこと怒ってばかりで…! そんなおねえちゃんはっ…嫌いだよ!」ポロポロ…
かがみ「つかさ…」
つかさ「優しいおねえちゃんがいいよぉ… 一緒に勉強したり、一緒にゲームやったり、一緒にお菓子作ったり…」
つかさ「一緒にっ…っひっく…やさしいっ…おねえちゃんとっ…ひっく…一緒にっ…居たいよ」ポロポロポロ
かがみ「…つかさ、……その」
かがみ「…ごめん、ね…ごめんね」
ぎゅうっ!
つかさ「お…おねえちゃん…っ…」
95: 2008/11/23(日) 03:33:56.70 ID:18ZmxUP90
かがみ「ごめんね、つかさ…本当に、ゴメンね…」
つかさ「ううっ…ひっく…おねえちゃん…!」
かがみ「昨日もそうだし、今日も… つかさは、つかさは悪くないから…悪いのはすぐ怒っちゃう私だから…」
つかさ「ごめんね、おねえちゃんっ…っく…昨日は私が悪かったよ…ごめんねおねえちゃん…」
かがみ「つかさ… つかさはやっぱり優しいね、私とは大違い…」ポロッ…ポロ…
つかさ「そんなっ…ことないよっ… おねえちゃんの方が…」
つかさ「今日は怖かったけどっ… 何時もはおねえちゃんの方が、ずっと優しいよ…」
かがみ「そう言ってくれるつかさが一番よ…」
かがみ「つかさみたいな妹が居て、私幸せだよ…」
つかさ「わたしもっ…ひっくっ…おねえちゃんが一番好き…」
かがみ「ありがと、つかさ…私もつかさのこと大好きよ」
つかさ「おねえちゃんっ…ひくっ…おねえちゃんっ!!」
つかさ「ううっ…ひっく…おねえちゃん…!」
かがみ「昨日もそうだし、今日も… つかさは、つかさは悪くないから…悪いのはすぐ怒っちゃう私だから…」
つかさ「ごめんね、おねえちゃんっ…っく…昨日は私が悪かったよ…ごめんねおねえちゃん…」
かがみ「つかさ… つかさはやっぱり優しいね、私とは大違い…」ポロッ…ポロ…
つかさ「そんなっ…ことないよっ… おねえちゃんの方が…」
つかさ「今日は怖かったけどっ… 何時もはおねえちゃんの方が、ずっと優しいよ…」
かがみ「そう言ってくれるつかさが一番よ…」
かがみ「つかさみたいな妹が居て、私幸せだよ…」
つかさ「わたしもっ…ひっくっ…おねえちゃんが一番好き…」
かがみ「ありがと、つかさ…私もつかさのこと大好きよ」
つかさ「おねえちゃんっ…ひくっ…おねえちゃんっ!!」
104: 2008/11/23(日) 03:53:36.55 ID:18ZmxUP90
………。
かがみ「ほら、いつまで泣いてるんだ? もうそろそろ帰らないと、お母さん達心配するよ?」
つかさ「うんっ…ひっく…もう、もう大丈夫だよ…」ゴシゴシ
かがみ「それとつかさ、これ部屋に落ちてたよ」
つかさ「あ…これ…」
かがみ「お母さん達から貰った、つかさの高校合格祈願のお守り…つかさ、いつも持っていたんだね…」
つかさ「うん…何時も、制服のポケットに入れてるんだ… さっき急いで着替えたから、落としたのに気がつかなかったよ」
かがみ「実はね、私も……ほら、つかさと一緒に貰ったお守り、何時も持ってるのよ」
「二人で合格したとき、これからも一緒だね、ってつかさが言ったの、まだ覚えているよ」
つかさ「うん…私すごく頑張ったよ、おねえちゃんと一緒の学校行きたかったから…」
かがみ「だから、私もずっと持ってた… つかさとこれからも一緒に居られますように、って…」
「でも、高校受験の時に使い果たしちゃったのかもね クラスまでは一緒になれなかった」
つかさ「でも…おねえちゃんも持っていてくれたんだもん…今までも、これからも、ずっと、ず~っと、一緒だよね!」
かがみ「うん、ずっと一緒、これから離れることがあっても、私とつかさは双子の姉妹、生きてる限り、ずっと一緒よ!」
かがみ「つかさ…大好き!」
つかさ「私も、おねえちゃんのこと、大好きだよっ!」
かがみ「ほら、いつまで泣いてるんだ? もうそろそろ帰らないと、お母さん達心配するよ?」
つかさ「うんっ…ひっく…もう、もう大丈夫だよ…」ゴシゴシ
かがみ「それとつかさ、これ部屋に落ちてたよ」
つかさ「あ…これ…」
かがみ「お母さん達から貰った、つかさの高校合格祈願のお守り…つかさ、いつも持っていたんだね…」
つかさ「うん…何時も、制服のポケットに入れてるんだ… さっき急いで着替えたから、落としたのに気がつかなかったよ」
かがみ「実はね、私も……ほら、つかさと一緒に貰ったお守り、何時も持ってるのよ」
「二人で合格したとき、これからも一緒だね、ってつかさが言ったの、まだ覚えているよ」
つかさ「うん…私すごく頑張ったよ、おねえちゃんと一緒の学校行きたかったから…」
かがみ「だから、私もずっと持ってた… つかさとこれからも一緒に居られますように、って…」
「でも、高校受験の時に使い果たしちゃったのかもね クラスまでは一緒になれなかった」
つかさ「でも…おねえちゃんも持っていてくれたんだもん…今までも、これからも、ずっと、ず~っと、一緒だよね!」
かがみ「うん、ずっと一緒、これから離れることがあっても、私とつかさは双子の姉妹、生きてる限り、ずっと一緒よ!」
かがみ「つかさ…大好き!」
つかさ「私も、おねえちゃんのこと、大好きだよっ!」
109: 2008/11/23(日) 04:15:26.12 ID:18ZmxUP90
……。
かがみ「あ、帰るついでに、コンビニよっていこっか」
つかさ「あ…昨日はごめんね…だから今日は私が買うよ~」
かがみ「そんなに気を使わないでいいよ、つかさを泣かせちゃった私が責任あるんだからさ」
つかさ「でも…昨日勝手に食べちゃったのは私だから…」
かがみ「う~んそうね… それじゃあ、二人で一個ずつ買えばいいかな」
つかさ「でもおねえちゃん、一箱も食べて大丈夫?」
かがみ「い、いいのよ! 今日は走ったりしてカ口リー消費したから!」
つかさ「でも…ダイエット成功したからってすぐ食べるのは危ないよ~」
かがみ「いいの! 昨日食べられなかったんだから! ほらつかさ、コンビニまでダッシュ!」
つかさ「ええっ!? おねえちゃん、もう気にしなくても大丈夫だよ~! おねえちゃん、まって~!」
かがみ「はやくしないと、つかさの分のポッキー、買占めちゃおうかな~!」
~ 終 ~
かがみ「あ、帰るついでに、コンビニよっていこっか」
つかさ「あ…昨日はごめんね…だから今日は私が買うよ~」
かがみ「そんなに気を使わないでいいよ、つかさを泣かせちゃった私が責任あるんだからさ」
つかさ「でも…昨日勝手に食べちゃったのは私だから…」
かがみ「う~んそうね… それじゃあ、二人で一個ずつ買えばいいかな」
つかさ「でもおねえちゃん、一箱も食べて大丈夫?」
かがみ「い、いいのよ! 今日は走ったりしてカ口リー消費したから!」
つかさ「でも…ダイエット成功したからってすぐ食べるのは危ないよ~」
かがみ「いいの! 昨日食べられなかったんだから! ほらつかさ、コンビニまでダッシュ!」
つかさ「ええっ!? おねえちゃん、もう気にしなくても大丈夫だよ~! おねえちゃん、まって~!」
かがみ「はやくしないと、つかさの分のポッキー、買占めちゃおうかな~!」
~ 終 ~
114: 2008/11/23(日) 04:24:10.10 ID:18ZmxUP90
…で、終りです
読んでくれた方々、支援してくれた方々、本当にありがとう
ただ、パティを出すのは…無理でした
読んでくれた方々、支援してくれた方々、本当にありがとう
ただ、パティを出すのは…無理でした
115: 2008/11/23(日) 04:25:37.85 ID:OD84zLlo0
>>1乙
鬱ENDもお願い
鬱ENDもお願い
116: 2008/11/23(日) 04:28:58.29 ID:7V4sX1yT0
鬱ENDとかいらないだろ・・・
121: 2008/11/23(日) 07:08:52.17 ID:L6662YiM0
乙
122: 2008/11/23(日) 09:10:14.63 ID:1d9XDDwvO
乙
仲直りできてよかったー
仲直りできてよかったー
131: 2008/11/23(日) 12:30:43.50 ID:18ZmxUP90
イラストまで…ありがとうございます
でも、>>1と>>3は別人なんです
でも、>>1と>>3は別人なんです
引用元: かがみ「もうつかさなんて嫌い!」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります