1: 2013/05/14(火) 19:24:55.99 ID:1AUjuFLh0
小鳥「そも……女一匹音無小鳥」
小鳥「ハタチをちょいと過ぎたけど、諦めきれない華燭之典……」
小鳥「現れ出でたる好青年、ティンと来たわよ立ち姿!」
小鳥「アレやコレやと妄想し、君との恋を疑似体験」
小鳥「夢で微笑む君の顔、現の君は知らぬ顔」
小鳥「夢こそまことと言うけれど、現の夢には程遠い」
小鳥「こうなりゃヤケだよ独り身の、狂気に満ちた恋煩い」
小鳥「色の眼鏡で君を見て、色を仕掛けて何を得る……」
小鳥「ネズミちゅうちゅう三ちゅうちゅう、窮鼠猫噛むこともあり」
小鳥「ヒヨコぴよぴよ三ぴよぴよ、鷹を落とすか我小鳥」
小鳥「さて……」
小鳥「ハタチをちょいと過ぎたけど、諦めきれない華燭之典……」
小鳥「現れ出でたる好青年、ティンと来たわよ立ち姿!」
小鳥「アレやコレやと妄想し、君との恋を疑似体験」
小鳥「夢で微笑む君の顔、現の君は知らぬ顔」
小鳥「夢こそまことと言うけれど、現の夢には程遠い」
小鳥「こうなりゃヤケだよ独り身の、狂気に満ちた恋煩い」
小鳥「色の眼鏡で君を見て、色を仕掛けて何を得る……」
小鳥「ネズミちゅうちゅう三ちゅうちゅう、窮鼠猫噛むこともあり」
小鳥「ヒヨコぴよぴよ三ぴよぴよ、鷹を落とすか我小鳥」
小鳥「さて……」
4: 2013/05/14(火) 19:27:02.10 ID:1AUjuFLh0
小鳥(本日は晴天なり……)
P「えーっと、この企画が春香で……あっ、違った……」
小鳥(ふっふっふ……プロデューサーさんは熱心に仕事をしてるわ)
小鳥(聞くところによると、今日はしばらく外出しないとか……)
小鳥(ということは、それまでは二人きり)
小鳥(イッセ・イチダイノBIGショウブ、カミカゼアタックノチャンスナリ!!)
小鳥(私だって、まだ捨てたもんじゃないんだから……)
P「いや、これは捨てていいかな……」
小鳥「えっ?」
P「あ、いえ……コッチの話です」
小鳥(びっくりした)
P「えーっと、この企画が春香で……あっ、違った……」
小鳥(ふっふっふ……プロデューサーさんは熱心に仕事をしてるわ)
小鳥(聞くところによると、今日はしばらく外出しないとか……)
小鳥(ということは、それまでは二人きり)
小鳥(イッセ・イチダイノBIGショウブ、カミカゼアタックノチャンスナリ!!)
小鳥(私だって、まだ捨てたもんじゃないんだから……)
P「いや、これは捨てていいかな……」
小鳥「えっ?」
P「あ、いえ……コッチの話です」
小鳥(びっくりした)
5: 2013/05/14(火) 19:30:23.28 ID:1AUjuFLh0
P「…………」
小鳥(まずは、後ろから近づいて……)
P「う~ん……ここにやよいを持ってきて……」
小鳥「プロデューサーさぁ~ん」
ムニュ
P「わっ! こここ小鳥さん!? ど、どうしました?」
小鳥「なぁにやってるんですかぁ~?」
P「な、何って……仕事です」
P(当たってるんですけどー!)
小鳥(うふふ……照れてる照れてる)
P「みんなのスケジュールの調整を……」
小鳥「へぇ~プロデューサーさんすっごぉ~い」
P「あはは……そ、そんなことないですよ」
小鳥「そんなことありますよぉ」
小鳥(まずは、後ろから近づいて……)
P「う~ん……ここにやよいを持ってきて……」
小鳥「プロデューサーさぁ~ん」
ムニュ
P「わっ! こここ小鳥さん!? ど、どうしました?」
小鳥「なぁにやってるんですかぁ~?」
P「な、何って……仕事です」
P(当たってるんですけどー!)
小鳥(うふふ……照れてる照れてる)
P「みんなのスケジュールの調整を……」
小鳥「へぇ~プロデューサーさんすっごぉ~い」
P「あはは……そ、そんなことないですよ」
小鳥「そんなことありますよぉ」
7: 2013/05/14(火) 19:34:26.73 ID:1AUjuFLh0
P「あ、あの……小鳥さん?」
小鳥「なぁに?」
P「その……肩に、当たって……」
小鳥「えー何が当たってるんですか?」グイグイ
P「い、いえ……」
小鳥「うふふっ、ヘンなプロデューサーさん」
P「ちょ! み、耳元で囁かないでくださいッ!」
小鳥「顔が真っ赤ですね。 耳が良いんですか? ふぅ~」
P「うひゃぁ!」ゾクゾク
小鳥(いやん、可愛い!)
P「どうしたんですか急に?」
小鳥「どうもしませんよ。 コーヒー淹れてきますねー」
P「……あービックリした」
小鳥(よしよし、こうかはグンバツだ!)
小鳥「なぁに?」
P「その……肩に、当たって……」
小鳥「えー何が当たってるんですか?」グイグイ
P「い、いえ……」
小鳥「うふふっ、ヘンなプロデューサーさん」
P「ちょ! み、耳元で囁かないでくださいッ!」
小鳥「顔が真っ赤ですね。 耳が良いんですか? ふぅ~」
P「うひゃぁ!」ゾクゾク
小鳥(いやん、可愛い!)
P「どうしたんですか急に?」
小鳥「どうもしませんよ。 コーヒー淹れてきますねー」
P「……あービックリした」
小鳥(よしよし、こうかはグンバツだ!)
10: 2013/05/14(火) 19:42:57.52 ID:1AUjuFLh0
P「…………」
P(……小鳥さんがオカシイ)
P(何か変なものでも食べたんじゃ……)
P(もしくは、何か悩みでもある……のか?)
P(言いにくい悩みで、だからあぁいったアプローチを……?)
P(だとしたら、一体どんな……)
P「…………」
P(柔らかかったな……小鳥さんの……)
P(なんか良い匂いがしたし……)
P(って、何考えてんだ俺はーーッ!)
P(小鳥さんが深刻な悩みを抱えているってのに……)
P(出て行けー俺の煩悩!!)ブンブン!!
小鳥(ふふっ、頭が取れそうなくらい首を振ってる)
小鳥(次は何をしようかしら……あっ、そうだ!)
小鳥(ちょっと色仕掛けとは違うかもしれないけど……)
P(……小鳥さんがオカシイ)
P(何か変なものでも食べたんじゃ……)
P(もしくは、何か悩みでもある……のか?)
P(言いにくい悩みで、だからあぁいったアプローチを……?)
P(だとしたら、一体どんな……)
P「…………」
P(柔らかかったな……小鳥さんの……)
P(なんか良い匂いがしたし……)
P(って、何考えてんだ俺はーーッ!)
P(小鳥さんが深刻な悩みを抱えているってのに……)
P(出て行けー俺の煩悩!!)ブンブン!!
小鳥(ふふっ、頭が取れそうなくらい首を振ってる)
小鳥(次は何をしようかしら……あっ、そうだ!)
小鳥(ちょっと色仕掛けとは違うかもしれないけど……)
12: 2013/05/14(火) 19:49:19.91 ID:1AUjuFLh0
P「…………」
P(小鳥さん……給湯室から戻ってこないな)
P(まさか……隠れて泣いてるとか……)
P(そんなに嫌なことがあったのか……?)
P(心配だな……何も起きなきゃいいが……)
どんがらがっしゃ~ん!!
P「さっそく何か起きたー!!」
P「な、何だ今の音!?」
小鳥「あぁ~ん! プロデューサーさーん、タスケテェ~」
P「小鳥さん!? す、すぐ行きます!!」
小鳥「はやくぅ~」
P「分かってます分かってます!」
P(小鳥さん……給湯室から戻ってこないな)
P(まさか……隠れて泣いてるとか……)
P(そんなに嫌なことがあったのか……?)
P(心配だな……何も起きなきゃいいが……)
どんがらがっしゃ~ん!!
P「さっそく何か起きたー!!」
P「な、何だ今の音!?」
小鳥「あぁ~ん! プロデューサーさーん、タスケテェ~」
P「小鳥さん!? す、すぐ行きます!!」
小鳥「はやくぅ~」
P「分かってます分かってます!」
13: 2013/05/14(火) 19:53:09.85 ID:1AUjuFLh0
P「あれ? 給湯室の扉はいつも開けてるのに……」
P「……って、そんなこと今はどうでもいい!!」
小鳥(遅いなぁ……)
小鳥「プロデューサーさーん、まだぁ~?」
P「は、はいただいま!」
ガチャ!
P「小鳥さん! どうしました!?」
小鳥「イタタタタ……」
P「」
P「……って、そんなこと今はどうでもいい!!」
小鳥(遅いなぁ……)
小鳥「プロデューサーさーん、まだぁ~?」
P「は、はいただいま!」
ガチャ!
P「小鳥さん! どうしました!?」
小鳥「イタタタタ……」
P「」
14: 2013/05/14(火) 19:58:46.15 ID:1AUjuFLh0
P(備品の入ったダンボールの山から、小鳥さんのお尻が顔を出してる!)
P(やっぱり白か……ってそんなこと言ってる場合か!)
P「だ、大丈夫ですか!? ほら、つかまって!」
小鳥「ごめんなさい……転んじゃって……」
P「怪我は無いですか? どこか捻ったりとか……」
小鳥「大丈夫みたいです」
小鳥(そうよ……これが春香ちゃんに学んだ、痛みは少なく音の大きな転び方!)
小鳥「あの……み、見ました?」
P「い、いえ……えっと………ゴメンなさい」
小鳥「私の方こそゴメンなさい……お見苦しいところを……」
P「そんなことないですよ! すごく素敵で……ってそうじゃなくて!!」
P「はぁ……何言ってんだ俺……」
小鳥(いいわよいいわよ! これも効果大ね!)
小鳥(よし、頃合を見計らって……)
P(やっぱり白か……ってそんなこと言ってる場合か!)
P「だ、大丈夫ですか!? ほら、つかまって!」
小鳥「ごめんなさい……転んじゃって……」
P「怪我は無いですか? どこか捻ったりとか……」
小鳥「大丈夫みたいです」
小鳥(そうよ……これが春香ちゃんに学んだ、痛みは少なく音の大きな転び方!)
小鳥「あの……み、見ました?」
P「い、いえ……えっと………ゴメンなさい」
小鳥「私の方こそゴメンなさい……お見苦しいところを……」
P「そんなことないですよ! すごく素敵で……ってそうじゃなくて!!」
P「はぁ……何言ってんだ俺……」
小鳥(いいわよいいわよ! これも効果大ね!)
小鳥(よし、頃合を見計らって……)
16: 2013/05/14(火) 20:11:42.93 ID:1AUjuFLh0
小鳥「あっ……い、痛い!」
P「大丈夫ですか!? どの辺が痛いですか?」
小鳥(『大丈夫? 結婚する?』とはならないかやっぱり……)
小鳥「あの……脚が……」
P「あ、脚……ですか?」
小鳥「さ、さすってくれたら楽になるかも」
P「いや、流石にそれは……」
小鳥「痛い……うぅ」
P「わ、分かりました!」
P「……いきますよ?」
小鳥「……はい」
サワサワ
小鳥「んっ……あん……」
P「////」
小鳥(プロデューサーさん、顔が赤いわ………私もだけど////)
P「大丈夫ですか!? どの辺が痛いですか?」
小鳥(『大丈夫? 結婚する?』とはならないかやっぱり……)
小鳥「あの……脚が……」
P「あ、脚……ですか?」
小鳥「さ、さすってくれたら楽になるかも」
P「いや、流石にそれは……」
小鳥「痛い……うぅ」
P「わ、分かりました!」
P「……いきますよ?」
小鳥「……はい」
サワサワ
小鳥「んっ……あん……」
P「////」
小鳥(プロデューサーさん、顔が赤いわ………私もだけど////)
18: 2013/05/14(火) 20:24:31.31 ID:1AUjuFLh0
小鳥「あっ……や、やぁ……」
小鳥(なんか……触り方が上手……)
P(俺、こんなことしていいのかな……)
小鳥「んんっ! ふぁ……あん……」
P「…………ゴクリ」
小鳥(こ、これ以上はマズイわ!)
小鳥「ももももう平気です!」
P「FSSFSSFSSFSSFSSFSSFSS……」
スリスリスリスリスリスリ……
小鳥「ちょ……プ、プロデューサーさん?」
スリスリスリスリスリスリ……
小鳥「いや……あぁん……ダ、ダメェ」
P「…………」
小鳥(完全に我を忘れてる……)
小鳥(なんか……触り方が上手……)
P(俺、こんなことしていいのかな……)
小鳥「んんっ! ふぁ……あん……」
P「…………ゴクリ」
小鳥(こ、これ以上はマズイわ!)
小鳥「ももももう平気です!」
P「FSSFSSFSSFSSFSSFSSFSS……」
スリスリスリスリスリスリ……
小鳥「ちょ……プ、プロデューサーさん?」
スリスリスリスリスリスリ……
小鳥「いや……あぁん……ダ、ダメェ」
P「…………」
小鳥(完全に我を忘れてる……)
21: 2013/05/14(火) 20:37:15.76 ID:1AUjuFLh0
小鳥「プ、プロデュ……んっ……サ……ふぁ……」
小鳥「これ以上は……ダメ……ですぅ……」
P「FSSFSSFSSFSSFSS…………ハッ!?」
P「ご、ごめんなさい!! つい……」
小鳥「い、いえ……ありがとうございました」
P「ホント、すいません」
小鳥「いいんです……その……気持ち良かったですから」
P(ど、どっちの意味だろう……ってアホか俺は)
小鳥「もっと触りたかったですか?」
P「えぇそりゃーもちろん……って違います!」
小鳥「違うんですか……」
P「いや、正直に言ったら触る以上のことを……」
小鳥「触る以上のこと?」
P「な、なんでもないです! ほら、仕事に戻りますよ!!」
小鳥「うふふっ……はーい」
小鳥「これ以上は……ダメ……ですぅ……」
P「FSSFSSFSSFSSFSS…………ハッ!?」
P「ご、ごめんなさい!! つい……」
小鳥「い、いえ……ありがとうございました」
P「ホント、すいません」
小鳥「いいんです……その……気持ち良かったですから」
P(ど、どっちの意味だろう……ってアホか俺は)
小鳥「もっと触りたかったですか?」
P「えぇそりゃーもちろん……って違います!」
小鳥「違うんですか……」
P「いや、正直に言ったら触る以上のことを……」
小鳥「触る以上のこと?」
P「な、なんでもないです! ほら、仕事に戻りますよ!!」
小鳥「うふふっ……はーい」
23: 2013/05/14(火) 20:49:13.75 ID:1AUjuFLh0
小鳥(ふぅ……ちょっと危なかったけど、何とか成功!)
小鳥(でも、もう少しでエクスタシーに達するところだったわ)
小鳥(気をつけないと、自爆しちゃうわね……)
P(ふぅ……危なかった……)
P(もう少しでエスカレートしてしまうところだった)
P(気をつけないと、ただの犯罪になってしまうぞ……)
小鳥(さて、次はどうしようかなぁ~)
小鳥(今のが結構過激な感じだったし……)
小鳥(気を落ち着かせる為にも、今度はソフトに……)
小鳥「…………あふぅ」
P「???」
小鳥「あっごめんなさい……欠伸が出ちゃいました」
小鳥「…………ん?」
小鳥(こ、これだわっ!)
小鳥(でも、もう少しでエクスタシーに達するところだったわ)
小鳥(気をつけないと、自爆しちゃうわね……)
P(ふぅ……危なかった……)
P(もう少しでエスカレートしてしまうところだった)
P(気をつけないと、ただの犯罪になってしまうぞ……)
小鳥(さて、次はどうしようかなぁ~)
小鳥(今のが結構過激な感じだったし……)
小鳥(気を落ち着かせる為にも、今度はソフトに……)
小鳥「…………あふぅ」
P「???」
小鳥「あっごめんなさい……欠伸が出ちゃいました」
小鳥「…………ん?」
小鳥(こ、これだわっ!)
24: 2013/05/14(火) 20:51:14.20 ID:1AUjuFLh0
P「…………」
小鳥「…………」
P(あれから何事も無かったかのように仕事してるな……)
P(ん~わからん。 一体小鳥さんはどういうつもりなんだ?)
小鳥「…………あふぅ」
P(やたらスキンシップしてくるかと思えば、あんなドジ踏むなんて小鳥さんらしくないし)
小鳥「すぅ……すぅ……」
P(とりあえず様子を見るしか……)
P「ん?」
小鳥「ぐぅ……ぐぅ……」
P「あ、あれ? 寝てる」
小鳥(気づいたわねプロデューサーさん!)
小鳥(これが美希ちゃんを観察しまくって習得した、マジ寝をする人の吐息!)
小鳥(まさか嘘寝だとは思うまい……ククク)
小鳥「…………」
P(あれから何事も無かったかのように仕事してるな……)
P(ん~わからん。 一体小鳥さんはどういうつもりなんだ?)
小鳥「…………あふぅ」
P(やたらスキンシップしてくるかと思えば、あんなドジ踏むなんて小鳥さんらしくないし)
小鳥「すぅ……すぅ……」
P(とりあえず様子を見るしか……)
P「ん?」
小鳥「ぐぅ……ぐぅ……」
P「あ、あれ? 寝てる」
小鳥(気づいたわねプロデューサーさん!)
小鳥(これが美希ちゃんを観察しまくって習得した、マジ寝をする人の吐息!)
小鳥(まさか嘘寝だとは思うまい……ククク)
25: 2013/05/14(火) 20:54:45.18 ID:1AUjuFLh0
P「なんだ……小鳥さん、疲れてたのか」
P「このまま寝かせてあげよう……少しぐらいなら平気だろうし」
P「もし受け持ちの仕事が間に合わないようなら、手伝えばなんとかなるだろう」
P「……おやすみなさい」
小鳥「…………」
小鳥(プロデューサーさん……)
小鳥(ハッ!? だ、だめよ小鳥! 罪悪感なんて抱いている暇はないわ!)
小鳥(早く次のフェイズに……)
小鳥「う、うぅ~ん……」
P「ん?」
小鳥「……プロデューサーさ~ん」
P「寝言かな……?」
小鳥「す、す……す……き」
P「えっ」
小鳥「す……き、です」
P「このまま寝かせてあげよう……少しぐらいなら平気だろうし」
P「もし受け持ちの仕事が間に合わないようなら、手伝えばなんとかなるだろう」
P「……おやすみなさい」
小鳥「…………」
小鳥(プロデューサーさん……)
小鳥(ハッ!? だ、だめよ小鳥! 罪悪感なんて抱いている暇はないわ!)
小鳥(早く次のフェイズに……)
小鳥「う、うぅ~ん……」
P「ん?」
小鳥「……プロデューサーさ~ん」
P「寝言かな……?」
小鳥「す、す……す……き」
P「えっ」
小鳥「す……き、です」
27: 2013/05/14(火) 20:59:28.84 ID:1AUjuFLh0
P「い、いま……すきって……」
小鳥「……////」
小鳥(……まずいわ! 私が照れちゃダメなのに……)
P「ま、まぁただの寝言だし……な」
小鳥(違うんだなぁそれが……)
P(寝言でも……ちょっと嬉しいな)
小鳥(目を瞑っててわからないけど、ものすごく視線を感じるわっ!)
小鳥(あっ! そうだった……次の段階に……)
小鳥「う、うぅ~ん……さ、さむ……」
P(寒そうにしてるな……)
P「えーっと……俺の上着でいいかな」
ファサ
小鳥「…………」
小鳥(どうかと思ってたけど、上着かけてくれた……)
小鳥(やっぱりプロデューサーさん、やさしいなぁ)
小鳥「……////」
小鳥(……まずいわ! 私が照れちゃダメなのに……)
P「ま、まぁただの寝言だし……な」
小鳥(違うんだなぁそれが……)
P(寝言でも……ちょっと嬉しいな)
小鳥(目を瞑っててわからないけど、ものすごく視線を感じるわっ!)
小鳥(あっ! そうだった……次の段階に……)
小鳥「う、うぅ~ん……さ、さむ……」
P(寒そうにしてるな……)
P「えーっと……俺の上着でいいかな」
ファサ
小鳥「…………」
小鳥(どうかと思ってたけど、上着かけてくれた……)
小鳥(やっぱりプロデューサーさん、やさしいなぁ)
28: 2013/05/14(火) 21:10:57.14 ID:1AUjuFLh0
小鳥(って、このままだと本当に寝ちゃうわね……)
小鳥「……はっ!」
P「おっと!」
小鳥「ご、ごめんなさい! 寝ちゃってたみたいで……ってあれ? この上着……」
P「あぁ、寒そうだったので。 寝ると体温下がりますからね」
小鳥「ま、まさか! 上着をかけるフリして、ヘンなことしたんじゃ……」
P「……は?」
小鳥「さっき私のパンツ見て、脚を触ったから……ム、ムラムラしちゃったんでしょ!」
P「ご、誤解ですって!」
小鳥「ホントですかぁ?」
P「もちろん!」
小鳥「なんか……服も乱れてるし」
P「それは小鳥さんの寝相が悪いからです!」
小鳥「ってことは、そんなに私をジッと見てたんですね?」
P「い、いえ……」
小鳥「……はっ!」
P「おっと!」
小鳥「ご、ごめんなさい! 寝ちゃってたみたいで……ってあれ? この上着……」
P「あぁ、寒そうだったので。 寝ると体温下がりますからね」
小鳥「ま、まさか! 上着をかけるフリして、ヘンなことしたんじゃ……」
P「……は?」
小鳥「さっき私のパンツ見て、脚を触ったから……ム、ムラムラしちゃったんでしょ!」
P「ご、誤解ですって!」
小鳥「ホントですかぁ?」
P「もちろん!」
小鳥「なんか……服も乱れてるし」
P「それは小鳥さんの寝相が悪いからです!」
小鳥「ってことは、そんなに私をジッと見てたんですね?」
P「い、いえ……」
31: 2013/05/14(火) 21:22:33.17 ID:1AUjuFLh0
P「小鳥さん、疲れてるんですよ」
小鳥「えっ?」
P「だからそういう風に感じちゃうんですって」
小鳥「じゃあ、本当に何もしてないんですか?」
P「当たり前じゃないですか!」
小鳥(よしよし、いい流れよ)
小鳥「はぁ……」
P「あ、あれ?」
小鳥「なぁーんか、そんなに強く否定されると……」
P「へ?」
小鳥「そうですよね……私なんて、ただの残念な事務員ですよね……」
P「そんなことないですって!」
小鳥「手を出してくれる人も居なくて……このまま氏んでいくんだわ!」
P「そ、そんなに自分を卑下しないでください!」
小鳥「えっ?」
P「だからそういう風に感じちゃうんですって」
小鳥「じゃあ、本当に何もしてないんですか?」
P「当たり前じゃないですか!」
小鳥(よしよし、いい流れよ)
小鳥「はぁ……」
P「あ、あれ?」
小鳥「なぁーんか、そんなに強く否定されると……」
P「へ?」
小鳥「そうですよね……私なんて、ただの残念な事務員ですよね……」
P「そんなことないですって!」
小鳥「手を出してくれる人も居なくて……このまま氏んでいくんだわ!」
P「そ、そんなに自分を卑下しないでください!」
32: 2013/05/14(火) 21:34:23.60 ID:1AUjuFLh0
小鳥「上着、お返しします」
P「あ、はい」
小鳥「はぁ……」
P「…………」
P(なんとなく、情緒不安定な感じがするな……)
小鳥「…………」チラッチラッ
P(やっぱり、何か悩みがあるんだよ……)
小鳥「…………」チラッチラッ
P(くっそう! こんなに辛そうな小鳥さんに、何もしてあげられないなんて……)
P(……何がプロデューサーだよ)
小鳥(うんうん、私の色仕掛けが効いてるようね)
P(俺はどうすればいいんだ……)
小鳥(次はどうしようかな……)
P(何か方法があるはずだ……)
小鳥(もっと効果的な方法があるはずよね……)
P「あ、はい」
小鳥「はぁ……」
P「…………」
P(なんとなく、情緒不安定な感じがするな……)
小鳥「…………」チラッチラッ
P(やっぱり、何か悩みがあるんだよ……)
小鳥「…………」チラッチラッ
P(くっそう! こんなに辛そうな小鳥さんに、何もしてあげられないなんて……)
P(……何がプロデューサーだよ)
小鳥(うんうん、私の色仕掛けが効いてるようね)
P(俺はどうすればいいんだ……)
小鳥(次はどうしようかな……)
P(何か方法があるはずだ……)
小鳥(もっと効果的な方法があるはずよね……)
35: 2013/05/14(火) 21:45:19.87 ID:1AUjuFLh0
P(俺はこんなことでいいのか……?)
P(アイドル達には気を遣ってるくせに、目の前の女性には何も出来ないなんて……)
P(アイドルが売れればそれでいいのか? それ以外のことはどうでもいいのか?)
P(違うはずだ!)
P(俺にとって、小鳥さんはアイドルと同じだ!)
P(どんな悩みなのかは分からないが、アイドルに気を取られるあまり……)
P(小鳥さんへの気遣いを忘れるようでは、プロデューサー失格だ!)
P(いや、何もプロデューサーとしてそう思っているわけではない)
P(俺は……俺は小鳥さんが……)
P(とにかく! どうにかして、いつもの小鳥さんを取り戻さないと)
P(その為だったら、俺はなんだって出来る!)
P(この身体がどうなろうが、構うものか)
P(でも、一体どうすれば……)
P「…………」
P(それとも、ただのイタズラか?)
P(アイドル達には気を遣ってるくせに、目の前の女性には何も出来ないなんて……)
P(アイドルが売れればそれでいいのか? それ以外のことはどうでもいいのか?)
P(違うはずだ!)
P(俺にとって、小鳥さんはアイドルと同じだ!)
P(どんな悩みなのかは分からないが、アイドルに気を取られるあまり……)
P(小鳥さんへの気遣いを忘れるようでは、プロデューサー失格だ!)
P(いや、何もプロデューサーとしてそう思っているわけではない)
P(俺は……俺は小鳥さんが……)
P(とにかく! どうにかして、いつもの小鳥さんを取り戻さないと)
P(その為だったら、俺はなんだって出来る!)
P(この身体がどうなろうが、構うものか)
P(でも、一体どうすれば……)
P「…………」
P(それとも、ただのイタズラか?)
37: 2013/05/14(火) 21:50:53.47 ID:1AUjuFLh0
小鳥(なんかプロデューサーさんが難しい顔してるけど、そろそろ次に行かないと)
小鳥(といっても、次は何をすればいいかな……)
小鳥(う~ん、普段は妄想があふれ出てくるんだけど)
小鳥(こういうときに限って、なかなか浮かばないのよねぇ)
小鳥(……というか、色仕掛けなんてしたことないんだったわ)
小鳥(する機会がなかったから……ってやかましいわっ!)
小鳥(とにかく! どうにかして、プロデューサーさんをその気にさせないと)
小鳥(その為だったら、私……どんな恥ずかしいことでも出来ちゃうんだから)
小鳥(もうこの身体を全部差し上げたって構わないわ!!)
小鳥「…………」
小鳥(それはちょっと恥ずかしいけど)
小鳥「…………」
小鳥(さて、どうしよう……)
小鳥(といっても、次は何をすればいいかな……)
小鳥(う~ん、普段は妄想があふれ出てくるんだけど)
小鳥(こういうときに限って、なかなか浮かばないのよねぇ)
小鳥(……というか、色仕掛けなんてしたことないんだったわ)
小鳥(する機会がなかったから……ってやかましいわっ!)
小鳥(とにかく! どうにかして、プロデューサーさんをその気にさせないと)
小鳥(その為だったら、私……どんな恥ずかしいことでも出来ちゃうんだから)
小鳥(もうこの身体を全部差し上げたって構わないわ!!)
小鳥「…………」
小鳥(それはちょっと恥ずかしいけど)
小鳥「…………」
小鳥(さて、どうしよう……)
38: 2013/05/14(火) 21:57:22.40 ID:1AUjuFLh0
P(もし……俺をからかってるとしたら……)
P(その場合は……俺はどうしたらいいんだ?)
P(……あぁそうか)
P(悩んでたとしても、ただのイタズラだったとしても……)
P(どちらにしろ、俺にはどうしたらいいのか分からないんだ)
P(情けない奴だな、俺という男は)
P(しかし何もしないわけにもいかないな)
P(う~ん、とりあえずは待とう)
P(小鳥さんの様子を見て、判断するしかない)
P(悩んでいるのか、それともからかっているのか……)
P(しかし……どちらかと言うと、イタズラであってもらいたいな)
P(それだと被害を受けるのは俺だけだし、小鳥さんは悩みがないってことだし)
P(もちろん、イタズラなんてして欲しくはない)
P(そりゃ俺だって、度が過ぎたイタズラにはイラッとするけど……)
P(その場合は……俺はどうしたらいいんだ?)
P(……あぁそうか)
P(悩んでたとしても、ただのイタズラだったとしても……)
P(どちらにしろ、俺にはどうしたらいいのか分からないんだ)
P(情けない奴だな、俺という男は)
P(しかし何もしないわけにもいかないな)
P(う~ん、とりあえずは待とう)
P(小鳥さんの様子を見て、判断するしかない)
P(悩んでいるのか、それともからかっているのか……)
P(しかし……どちらかと言うと、イタズラであってもらいたいな)
P(それだと被害を受けるのは俺だけだし、小鳥さんは悩みがないってことだし)
P(もちろん、イタズラなんてして欲しくはない)
P(そりゃ俺だって、度が過ぎたイタズラにはイラッとするけど……)
39: 2013/05/14(火) 22:04:51.98 ID:1AUjuFLh0
小鳥(……あっ! 一番ベタなやつを忘れてたわ)
小鳥(まずこれをやるべきだったわね……よーっし!)
小鳥「はぁ~あ、なんだか暑くなってきちゃった……」
P「…………」
小鳥「上着なんて脱いじゃおうかしら……」
P「…………」チラチラ
小鳥(見てる見てる!)
P「…………」
小鳥「ソックスも脱いじゃおうかなぁーなんて……」
P「……小鳥さん!!」ダンッ!!
小鳥「わっ! ど、どうしたんですか? 急に立ち上がって……」
P「ちょっと会議室行きましょうか、会議室」
小鳥「えっ? あれ?」
小鳥(お、怒ってる……?)
P「……はぁ」
小鳥(まずこれをやるべきだったわね……よーっし!)
小鳥「はぁ~あ、なんだか暑くなってきちゃった……」
P「…………」
小鳥「上着なんて脱いじゃおうかしら……」
P「…………」チラチラ
小鳥(見てる見てる!)
P「…………」
小鳥「ソックスも脱いじゃおうかなぁーなんて……」
P「……小鳥さん!!」ダンッ!!
小鳥「わっ! ど、どうしたんですか? 急に立ち上がって……」
P「ちょっと会議室行きましょうか、会議室」
小鳥「えっ? あれ?」
小鳥(お、怒ってる……?)
P「……はぁ」
41: 2013/05/14(火) 22:13:45.29 ID:1AUjuFLh0
小鳥「あ、あの……違うんです! これは……」
P「いいから、早く」
小鳥「あぁ……そ、そんな……」
小鳥(どうしよう……どう……しよう)
小鳥「違うんです! チガウんです!!」
P「……何が違うんですか?」
小鳥「う、うぅ……」
P「ほら、早く行きますよ」グイッ
小鳥「ご、ごめんなさい! 謝りますから、待ってください!」
P「い・い・か・ら・き・な・さ・いっ!!」
小鳥「ごべんなざいー!!」
P「いいから、早く」
小鳥「あぁ……そ、そんな……」
小鳥(どうしよう……どう……しよう)
小鳥「違うんです! チガウんです!!」
P「……何が違うんですか?」
小鳥「う、うぅ……」
P「ほら、早く行きますよ」グイッ
小鳥「ご、ごめんなさい! 謝りますから、待ってください!」
P「い・い・か・ら・き・な・さ・いっ!!」
小鳥「ごべんなざいー!!」
42: 2013/05/14(火) 22:22:18.16 ID:1AUjuFLh0
会議室
小鳥「うぅ……ぐすっ」
P(大泣きする大人なんて、久しぶりに見た……)
P「えっと……」
小鳥(プロデューサーさんに嫌われた……絶対嫌われた)
P「小鳥さん」
小鳥「は、はい……」
P「どうして、早く相談してくれなかったんですか?」
小鳥「……えっ」
P「確かに俺は頼りないかもしれませんし、異性だから言い難いことなのかもしれない」
P「でも俺は、小鳥さんも受け持ちのアイドルと同じだと思ってるんです!」
小鳥「え? な、何の……ぐすっ……話を?」
P「だから小鳥さんも、他のアイドルと同じように、俺を頼ってください!」
小鳥「あの……」
P「何か、深刻な悩みがあるんでしょう?」
小鳥「うぅ……ぐすっ」
P(大泣きする大人なんて、久しぶりに見た……)
P「えっと……」
小鳥(プロデューサーさんに嫌われた……絶対嫌われた)
P「小鳥さん」
小鳥「は、はい……」
P「どうして、早く相談してくれなかったんですか?」
小鳥「……えっ」
P「確かに俺は頼りないかもしれませんし、異性だから言い難いことなのかもしれない」
P「でも俺は、小鳥さんも受け持ちのアイドルと同じだと思ってるんです!」
小鳥「え? な、何の……ぐすっ……話を?」
P「だから小鳥さんも、他のアイドルと同じように、俺を頼ってください!」
小鳥「あの……」
P「何か、深刻な悩みがあるんでしょう?」
44: 2013/05/14(火) 22:27:39.33 ID:1AUjuFLh0
小鳥「……はい?」
P「だからあんな風に……」
小鳥「…………」
小鳥(これは……どういうこと?)
P「あんなことしなくても、俺はいつだって相談に乗るんです!」
小鳥(まさか……私がやった色仕掛けを……)
小鳥(悩みを打ち明けようとして、気を引いてるっていう風に思ったの?)
P「もし俺に言えるような悩みなら、聞かせてください」
小鳥「い、いえ……確かに悩みは……ありますけど」
P「どんな?」
小鳥「いやだから……それとあの行動とは関係な……ありますけど」
P「???」
小鳥(ど、どうしよう……どう説明したらいいの?)
P「だからあんな風に……」
小鳥「…………」
小鳥(これは……どういうこと?)
P「あんなことしなくても、俺はいつだって相談に乗るんです!」
小鳥(まさか……私がやった色仕掛けを……)
小鳥(悩みを打ち明けようとして、気を引いてるっていう風に思ったの?)
P「もし俺に言えるような悩みなら、聞かせてください」
小鳥「い、いえ……確かに悩みは……ありますけど」
P「どんな?」
小鳥「いやだから……それとあの行動とは関係な……ありますけど」
P「???」
小鳥(ど、どうしよう……どう説明したらいいの?)
45: 2013/05/14(火) 22:32:16.69 ID:1AUjuFLh0
小鳥「な、悩みが無いと言えばウソになりますし……」
小鳥「ヘンなことしたのは、その所為でもありますけど……」
P「だったら……」
小鳥「いや、プロデューサーさんが思うような深刻な悩みじゃないっていうか……」
小鳥「もちろん私にとっては深刻なんですけど……う~ん」
P「…………」
小鳥「と、とにかく平気ですから!」
P「本当に?」
小鳥「はい! 大丈夫です!」
P「……そうですか、とりあえずは安心しました」
小鳥「え、えと……ごめんなさい」
P「そんな……謝らないでください」
小鳥「でも……ごめんなさい」
P「俺の方こそ、ごめんなさい。 いろいろ気付いてあげられなくて……」
小鳥「い、いえ……」
小鳥「ヘンなことしたのは、その所為でもありますけど……」
P「だったら……」
小鳥「いや、プロデューサーさんが思うような深刻な悩みじゃないっていうか……」
小鳥「もちろん私にとっては深刻なんですけど……う~ん」
P「…………」
小鳥「と、とにかく平気ですから!」
P「本当に?」
小鳥「はい! 大丈夫です!」
P「……そうですか、とりあえずは安心しました」
小鳥「え、えと……ごめんなさい」
P「そんな……謝らないでください」
小鳥「でも……ごめんなさい」
P「俺の方こそ、ごめんなさい。 いろいろ気付いてあげられなくて……」
小鳥「い、いえ……」
46: 2013/05/14(火) 22:36:49.02 ID:1AUjuFLh0
P「もうあんなことしないでくださいよ」
小鳥「……はい」
P「……変な期待しちゃいますから」
小鳥「えっ?」
P「男っていうか、俺って単純な性格で……」
P「ちょっとしたことで『俺に気があるんじゃ……』なんて、勘違いしちゃうんです」
P「こんなモテない男をモテ遊んで……って、洒落じゃないですよ?」
小鳥「勘違い……じゃないんですけど」
P「えっ?」
小鳥「い、いえ」
P「とにかく……何か相談とかあったら、いつでも言ってください」
小鳥「…………」
P「まぁ、俺みたいのが力になれるか分かりませんけどね」
小鳥「そんなこと……ないです」
P「ありがとうございます。 それじゃ、先に出ますね」
小鳥「……はい」
P「……変な期待しちゃいますから」
小鳥「えっ?」
P「男っていうか、俺って単純な性格で……」
P「ちょっとしたことで『俺に気があるんじゃ……』なんて、勘違いしちゃうんです」
P「こんなモテない男をモテ遊んで……って、洒落じゃないですよ?」
小鳥「勘違い……じゃないんですけど」
P「えっ?」
小鳥「い、いえ」
P「とにかく……何か相談とかあったら、いつでも言ってください」
小鳥「…………」
P「まぁ、俺みたいのが力になれるか分かりませんけどね」
小鳥「そんなこと……ないです」
P「ありがとうございます。 それじゃ、先に出ますね」
47: 2013/05/14(火) 22:38:37.19 ID:1AUjuFLh0
バタン
小鳥「……はぁ」
小鳥「私、なにやってるんだろ……」
小鳥「プロデューサーさんに迷惑かけて、心配までかけて」
『いろいろ気付いてあげられなくて……』
小鳥「それなのに、あんなに優しくて……」
『俺に気があるんじゃ……なんて……』
小鳥「……あんなに鈍感で」
『変な期待しちゃいますから』
小鳥(期待……してたんだ)
小鳥「…………」
小鳥「よーし……よーし!」
小鳥「よーーーーーっし!!!」
小鳥「……はぁ」
小鳥「私、なにやってるんだろ……」
小鳥「プロデューサーさんに迷惑かけて、心配までかけて」
『いろいろ気付いてあげられなくて……』
小鳥「それなのに、あんなに優しくて……」
『俺に気があるんじゃ……なんて……』
小鳥「……あんなに鈍感で」
『変な期待しちゃいますから』
小鳥(期待……してたんだ)
小鳥「…………」
小鳥「よーし……よーし!」
小鳥「よーーーーーっし!!!」
49: 2013/05/14(火) 22:41:18.08 ID:1AUjuFLh0
会議室「ヨーーーーーーッシ!!」
P「ん? 今の声……小鳥さんだよな?」
ガチャ!
P「あっ、来た」
小鳥「プロデューサーさん!!」
P「はい、どうしまし……た?」
小鳥「お話があります!」
P「は、はい!」
P(なんか、すごく怖い目をしてらっしゃる……)
小鳥「ふぅ…ふぅ……」
小鳥(落ち着きなさい小鳥! 緊張に飲み込まれてはダメよ……)
小鳥(深呼吸よ深呼吸……)
小鳥「すぅ……はぁ……」
P(こ、呼吸も荒いぞ)
P「ん? 今の声……小鳥さんだよな?」
ガチャ!
P「あっ、来た」
小鳥「プロデューサーさん!!」
P「はい、どうしまし……た?」
小鳥「お話があります!」
P「は、はい!」
P(なんか、すごく怖い目をしてらっしゃる……)
小鳥「ふぅ…ふぅ……」
小鳥(落ち着きなさい小鳥! 緊張に飲み込まれてはダメよ……)
小鳥(深呼吸よ深呼吸……)
小鳥「すぅ……はぁ……」
P(こ、呼吸も荒いぞ)
51: 2013/05/14(火) 22:43:22.30 ID:1AUjuFLh0
会議室
小鳥「…………」
P(会議室に戻ってきたら、小鳥さん……また元気なくなったな)
P(さっきまでの勢いは何だったんだ?)
小鳥(完全にスタートダッシュでガソリンを使い果たしちゃったわ)
小鳥「あ、あの……」
P「はい」
小鳥「さっき……悩みがあってあんなことをしたって、言いましたよね?」
P「えぇ」
小鳥「それは間違いではなくて……確かに悩みはあって……」
小鳥「それで、プロデューサーさんが変な期待をしちゃうのは、むしろ好都合で……」
P「えっと……」
小鳥「だから……つまりその……えっと……」
P「…………」
小鳥「えっと……えっとぉ……」
小鳥「…………」
P(会議室に戻ってきたら、小鳥さん……また元気なくなったな)
P(さっきまでの勢いは何だったんだ?)
小鳥(完全にスタートダッシュでガソリンを使い果たしちゃったわ)
小鳥「あ、あの……」
P「はい」
小鳥「さっき……悩みがあってあんなことをしたって、言いましたよね?」
P「えぇ」
小鳥「それは間違いではなくて……確かに悩みはあって……」
小鳥「それで、プロデューサーさんが変な期待をしちゃうのは、むしろ好都合で……」
P「えっと……」
小鳥「だから……つまりその……えっと……」
P「…………」
小鳥「えっと……えっとぉ……」
54: 2013/05/14(火) 22:46:09.57 ID:1AUjuFLh0
小鳥「うんと……えっと……」
P「あの……ゆっくりでいいですよ?」
小鳥「は、はい……だから、その……」
小鳥「えと……えぇっと……」
P「…………」
小鳥「……あーもうッ! プロデューサーさん!」
P「は、はい!」
小鳥「単刀直入に言います!」
P「……どうぞ!」
小鳥「すぅ……はぁ……」
P「…………」
小鳥「私……私……」
小鳥「プロデューサーさんのことが好きです!!」
P「あの……ゆっくりでいいですよ?」
小鳥「は、はい……だから、その……」
小鳥「えと……えぇっと……」
P「…………」
小鳥「……あーもうッ! プロデューサーさん!」
P「は、はい!」
小鳥「単刀直入に言います!」
P「……どうぞ!」
小鳥「すぅ……はぁ……」
P「…………」
小鳥「私……私……」
小鳥「プロデューサーさんのことが好きです!!」
56: 2013/05/14(火) 22:46:40.93 ID:1AUjuFLh0
小鳥(言っちゃった! 言っちゃったー!!)
P「あっ、そうですか」
小鳥「……あれ?」
P「俺のことが、好き……好きなんですか?」
小鳥「はい」
P「あ、そう……へぇ~」
小鳥「…………」
P「…………」
小鳥「あ、あの……」
P「な……な…………」
P「なんだってぇぇぇぇぇぇぇーーーーーー!!!!!!!!」
P「あっ、そうですか」
小鳥「……あれ?」
P「俺のことが、好き……好きなんですか?」
小鳥「はい」
P「あ、そう……へぇ~」
小鳥「…………」
P「…………」
小鳥「あ、あの……」
P「な……な…………」
P「なんだってぇぇぇぇぇぇぇーーーーーー!!!!!!!!」
58: 2013/05/14(火) 22:50:22.74 ID:1AUjuFLh0
P「な、何言ってんすか! 小鳥さんが俺のこと好きなわけないでしょ!」
小鳥「い、いやでも……本人がそう言ってるんですし」
P「ないないないない! 俺なんて小鳥さんと釣り合うわけが……ないないないない!」
小鳥「す、好きです! 好きなんですって!」
P「いや、だってそんなわけ……えー」
小鳥「好きなんです! 何度も言わせないでください!!////」
P「……マジですか」
小鳥「ヘンなことしたのは……あれは、色仕掛けです」
P「色仕掛け?」
小鳥「そうです! あぁやってすれば、気を引けるかなって……思って」
P「じゃあ深刻な悩みって……」
小鳥「プロデューサーさんを好きなことが悩みです! 完全に恋煩いです!」
P「そうだったのか……」
P「実感ないんで、ちょっともう一回好きって……」
小鳥「も、もうダメです!!」
小鳥「い、いやでも……本人がそう言ってるんですし」
P「ないないないない! 俺なんて小鳥さんと釣り合うわけが……ないないないない!」
小鳥「す、好きです! 好きなんですって!」
P「いや、だってそんなわけ……えー」
小鳥「好きなんです! 何度も言わせないでください!!////」
P「……マジですか」
小鳥「ヘンなことしたのは……あれは、色仕掛けです」
P「色仕掛け?」
小鳥「そうです! あぁやってすれば、気を引けるかなって……思って」
P「じゃあ深刻な悩みって……」
小鳥「プロデューサーさんを好きなことが悩みです! 完全に恋煩いです!」
P「そうだったのか……」
P「実感ないんで、ちょっともう一回好きって……」
小鳥「も、もうダメです!!」
60: 2013/05/14(火) 22:52:53.51 ID:1AUjuFLh0
P「だから変にスキンシップしたり……転んでみたり……」
小鳥「どうにかして、気を引こうと……してまして」
P「そんな必要なかったのに……なんか、すいません」
小鳥「えっ? どういうことですか?」
P「俺は初めて会ったときから、小鳥さんのこと、素敵だなぁって思ってましたよ」
小鳥「……うそ」
P「人は見た目じゃないとは言いますけど、やっぱり最初は見た目じゃないですか?」
小鳥「え、えぇ」
P「だから初めは綺麗な人だなぁ~って、気になってたんですけど」
小鳥(き、綺麗だなんて……)
P「仕事されてる姿やアイドルの子たちと接する姿を見て……」
P「それに、俺なんかにも素敵な笑顔を向けてくれて……」
小鳥「それは……」
P「ふと気が付いたときには、小鳥さんのことが…………」
小鳥「…………////」
小鳥「どうにかして、気を引こうと……してまして」
P「そんな必要なかったのに……なんか、すいません」
小鳥「えっ? どういうことですか?」
P「俺は初めて会ったときから、小鳥さんのこと、素敵だなぁって思ってましたよ」
小鳥「……うそ」
P「人は見た目じゃないとは言いますけど、やっぱり最初は見た目じゃないですか?」
小鳥「え、えぇ」
P「だから初めは綺麗な人だなぁ~って、気になってたんですけど」
小鳥(き、綺麗だなんて……)
P「仕事されてる姿やアイドルの子たちと接する姿を見て……」
P「それに、俺なんかにも素敵な笑顔を向けてくれて……」
小鳥「それは……」
P「ふと気が付いたときには、小鳥さんのことが…………」
小鳥「…………////」
61: 2013/05/14(火) 22:54:45.81 ID:1AUjuFLh0
P「小鳥さん」
小鳥「は、はい」
P「今度は俺から言わせてください」
小鳥「…………」
P「いいですか?」
小鳥「きょ、許可なんて……要りません」
P「ずっと貴方のことが好きでした」
P「俺とお付き合いしてください!」
小鳥「…………」
小鳥「…………はい」
小鳥「は、はい」
P「今度は俺から言わせてください」
小鳥「…………」
P「いいですか?」
小鳥「きょ、許可なんて……要りません」
P「ずっと貴方のことが好きでした」
P「俺とお付き合いしてください!」
小鳥「…………」
小鳥「…………はい」
62: 2013/05/14(火) 22:56:19.22 ID:1AUjuFLh0
P「あはは、恥ずかしいやら嬉しいやら……何か変な感じですね」
小鳥「そうです……ね」
P「えっと……よろしくお願いします」
小鳥「こ、こちらこそ」
P「て、照れますね……ははは」
小鳥「えぇ、とっても……うふふっ」
P「あ、あははは……」
小鳥「ふふふ……ふふっ」
小鳥「…………」
小鳥「ムッ」
P「わっ! ど、どうしたんですか? 大魔神みたいに、急に怖い顔になって……」
小鳥「むぅ~」
P「……小鳥さん?」
小鳥「そうです……ね」
P「えっと……よろしくお願いします」
小鳥「こ、こちらこそ」
P「て、照れますね……ははは」
小鳥「えぇ、とっても……うふふっ」
P「あ、あははは……」
小鳥「ふふふ……ふふっ」
小鳥「…………」
小鳥「ムッ」
P「わっ! ど、どうしたんですか? 大魔神みたいに、急に怖い顔になって……」
小鳥「むぅ~」
P「……小鳥さん?」
65: 2013/05/14(火) 22:57:45.96 ID:1AUjuFLh0
小鳥「そうですよ! 大体プロデューサーさんが早く告白してくれたら……」
小鳥「私があんなヘンなことしなくて済んだんですよ!」
P「そ、そう言われましても……」
小鳥「む、胸を押し付けるのなんて……すっごく恥ずかしかったんですから!」
P「いやぁ……あれは良いものだった」
小鳥「ダ、ダメ! 思い出さないでくださいッ!!」
P「ふとももの触り心地も素晴らしかったですよ」
小鳥「へ、変態! ド変態!! EL変態!!!」
P(そっくりそのままお返ししたい……その言葉)
小鳥「も、もうあんなことしませんからねっ!」
P「えー」
小鳥「えーじゃない!」
P「でもプライベートならいいじゃないですか」
小鳥「それは……まぁ、たまになら……」
P「やーりぃ」
小鳥「私があんなヘンなことしなくて済んだんですよ!」
P「そ、そう言われましても……」
小鳥「む、胸を押し付けるのなんて……すっごく恥ずかしかったんですから!」
P「いやぁ……あれは良いものだった」
小鳥「ダ、ダメ! 思い出さないでくださいッ!!」
P「ふとももの触り心地も素晴らしかったですよ」
小鳥「へ、変態! ド変態!! EL変態!!!」
P(そっくりそのままお返ししたい……その言葉)
小鳥「も、もうあんなことしませんからねっ!」
P「えー」
小鳥「えーじゃない!」
P「でもプライベートならいいじゃないですか」
小鳥「それは……まぁ、たまになら……」
P「やーりぃ」
66: 2013/05/14(火) 22:59:22.56 ID:1AUjuFLh0
P「楽しみにしてますね、小鳥さん」
小鳥「プ、プライベートなら……呼び捨てでもいいかなぁ……なんて」
P「分かりました。 そしたら、俺からも提案が」
小鳥「なんですか?」
P「プライベートは敬語禁止でどうですか?」
小鳥「えー」
P「ダメですか?」
小鳥「なんか、敬語のカップルって憧れません?」
P「う~ん、まぁそんな気がしないでもないですね」
小鳥「それに、仕事中についうっかり……なんてことになったら」
P「それなら呼び捨てもダメでしょ」
小鳥「あそっか」
小鳥「プ、プライベートなら……呼び捨てでもいいかなぁ……なんて」
P「分かりました。 そしたら、俺からも提案が」
小鳥「なんですか?」
P「プライベートは敬語禁止でどうですか?」
小鳥「えー」
P「ダメですか?」
小鳥「なんか、敬語のカップルって憧れません?」
P「う~ん、まぁそんな気がしないでもないですね」
小鳥「それに、仕事中についうっかり……なんてことになったら」
P「それなら呼び捨てもダメでしょ」
小鳥「あそっか」
67: 2013/05/14(火) 23:01:41.53 ID:1AUjuFLh0
P「まぁ、その辺は追々考えていきましょう」
小鳥「そうですね」
P「ってことで、仕事に戻りますよ」
小鳥「はーい」
ガチャ
P「さぁ仕事しご……と」
律子「…………」
P「」
小鳥「」
律子「おつかれさまです」
P「あっ、おつかれッス」
小鳥「お、おつかれ……ッス」
律子「…………」
小鳥「そうですね」
P「ってことで、仕事に戻りますよ」
小鳥「はーい」
ガチャ
P「さぁ仕事しご……と」
律子「…………」
P「」
小鳥「」
律子「おつかれさまです」
P「あっ、おつかれッス」
小鳥「お、おつかれ……ッス」
律子「…………」
71: 2013/05/14(火) 23:06:13.12 ID:1AUjuFLh0
P「ず、随分と……お早い……」
小鳥「お帰りで」
律子「えぇまぁ」
P「竜宮は?」
律子「まだ現場です。 ちょっと確認しなきゃいけないことがあったので、私だけ」
P「あ、そう」
律子「で? なにやってたんですか? 会議室で」
小鳥「それは……その……」
P「そりゃもちろん、会議だよ会議」
律子「へぇそう」
P「そうそう……ねぇ小鳥さん?」
小鳥「いえすいえす」
P「さ、さて! 仕事に戻ろう!」
律子「えぇ、そうしてください」
P「いつまでも会議するわけにいかないからなぁーあっはっはっは」
小鳥「お帰りで」
律子「えぇまぁ」
P「竜宮は?」
律子「まだ現場です。 ちょっと確認しなきゃいけないことがあったので、私だけ」
P「あ、そう」
律子「で? なにやってたんですか? 会議室で」
小鳥「それは……その……」
P「そりゃもちろん、会議だよ会議」
律子「へぇそう」
P「そうそう……ねぇ小鳥さん?」
小鳥「いえすいえす」
P「さ、さて! 仕事に戻ろう!」
律子「えぇ、そうしてください」
P「いつまでも会議するわけにいかないからなぁーあっはっはっは」
74: 2013/05/14(火) 23:08:41.49 ID:1AUjuFLh0
律子「あっ、そうそう」
P「ん?」
律子「恋人同士になった以上、プライベートではイチャイチャしてもいいですけど……」
律子「仕事中は……控えてくださいね?」
P(聞こえてたか……)
小鳥「…………」
律子「どうしました?」
小鳥「いえ……で、でも別に……してませんよ?」
P「えっ」
律子「えっ」
小鳥「確かに会議室で男女が二人きりだったら、したくなっちゃうでしょうけど……」
小鳥「流石にそんな薄い本みたいなこと……服が汚れちゃうし、髪にかかったら……」
律子「あのぅ……何か勘違いしてません?」
P「えっと……ごめんな律子。 この人、頭ん中ピンク色だから」
律子「そのようで」
P「ん?」
律子「恋人同士になった以上、プライベートではイチャイチャしてもいいですけど……」
律子「仕事中は……控えてくださいね?」
P(聞こえてたか……)
小鳥「…………」
律子「どうしました?」
小鳥「いえ……で、でも別に……してませんよ?」
P「えっ」
律子「えっ」
小鳥「確かに会議室で男女が二人きりだったら、したくなっちゃうでしょうけど……」
小鳥「流石にそんな薄い本みたいなこと……服が汚れちゃうし、髪にかかったら……」
律子「あのぅ……何か勘違いしてません?」
P「えっと……ごめんな律子。 この人、頭ん中ピンク色だから」
律子「そのようで」
75: 2013/05/14(火) 23:12:56.78 ID:1AUjuFLh0
小鳥『あっ、ダメですよ……みんなに見つかっちゃう……』
小鳥『いいじゃないですか、見せ付けてやりましょう……』
P「おーい、小鳥さーん?」
小鳥『いやっ! そんな……繋がったままジャイアントスイングだなんてぇー』
P「……ダメだ、応答しない」
律子「はぁ……こうなったら当分帰ってこないですよ?」
P「もういいよ、放っておこう」
律子「そうですね」
P「あっ、そうだ! 律子に聞きたいことがあったんだ……」
律子「え? 何ですか……」
P「それがさ、この間の…………」
小鳥『くやしい…! でも…感じちゃう……』
小鳥「ってあれ? 誰もいない」
小鳥「あっ、二人とも! 置いてかないでくださいよ~」
小鳥『いいじゃないですか、見せ付けてやりましょう……』
P「おーい、小鳥さーん?」
小鳥『いやっ! そんな……繋がったままジャイアントスイングだなんてぇー』
P「……ダメだ、応答しない」
律子「はぁ……こうなったら当分帰ってこないですよ?」
P「もういいよ、放っておこう」
律子「そうですね」
P「あっ、そうだ! 律子に聞きたいことがあったんだ……」
律子「え? 何ですか……」
P「それがさ、この間の…………」
小鳥『くやしい…! でも…感じちゃう……』
小鳥「ってあれ? 誰もいない」
小鳥「あっ、二人とも! 置いてかないでくださいよ~」
76: 2013/05/14(火) 23:19:28.82 ID:1AUjuFLh0
律子「結婚式には呼んでくださいね?」
P「いや、まぁまだ当分は……」
小鳥「えぇ~」
P「今はアイドル達のプロデュースに専念したいし」
小鳥「私のプロデュースは?」
P「まぁゆっくり行きましょうよ」
小鳥「私には時間が……」
律子「…………」
小鳥「なぁんて、分かってますよ。 私もみんなにもっと活躍して欲しいですもん」
律子「その言葉が聞きたかった」
小鳥「えっ?」
律子「はい、追加の請求書とみんなのスケジュール。 打ち込んどいて下さいね♪」
小鳥「ぎょえーーっっ!!」
P「いや、まぁまだ当分は……」
小鳥「えぇ~」
P「今はアイドル達のプロデュースに専念したいし」
小鳥「私のプロデュースは?」
P「まぁゆっくり行きましょうよ」
小鳥「私には時間が……」
律子「…………」
小鳥「なぁんて、分かってますよ。 私もみんなにもっと活躍して欲しいですもん」
律子「その言葉が聞きたかった」
小鳥「えっ?」
律子「はい、追加の請求書とみんなのスケジュール。 打ち込んどいて下さいね♪」
小鳥「ぎょえーーっっ!!」
77: 2013/05/14(火) 23:26:25.67 ID:1AUjuFLh0
小鳥「あっそうだ!」
小鳥「プロデューサーさん、私が寝てるとき手伝ってくれるって……」
律子「はぁっ!? 寝てたんですかぁ!?」
小鳥「いやウソですよ? ウソで寝てたんですよ!?」
律子「寝るのにウソもホントもないでしょ!!」
小鳥「ほ、ほら! プロデューサーさんも何か言ってください!」
P「あっ、そろそろ春香を迎えに行かないと……」
小鳥「あーん! 逃げないでー!!」
P「これがホントの迎春ってか……あっはっはっはー」
小鳥「お待ちになってぇーーーーっ!!」
小鳥「……あっ、プロデューサーさん忘れ物ー」ダッ!
律子「コラ、逃げようったってそうはいかないわよ!」グイッ!
小鳥「ぐぇぁ!」
律子「ほら、さっさとやる!」
小鳥「うわぁ~~ん!」
小鳥「プロデューサーさん、私が寝てるとき手伝ってくれるって……」
律子「はぁっ!? 寝てたんですかぁ!?」
小鳥「いやウソですよ? ウソで寝てたんですよ!?」
律子「寝るのにウソもホントもないでしょ!!」
小鳥「ほ、ほら! プロデューサーさんも何か言ってください!」
P「あっ、そろそろ春香を迎えに行かないと……」
小鳥「あーん! 逃げないでー!!」
P「これがホントの迎春ってか……あっはっはっはー」
小鳥「お待ちになってぇーーーーっ!!」
小鳥「……あっ、プロデューサーさん忘れ物ー」ダッ!
律子「コラ、逃げようったってそうはいかないわよ!」グイッ!
小鳥「ぐぇぁ!」
律子「ほら、さっさとやる!」
小鳥「うわぁ~~ん!」
78: 2013/05/14(火) 23:28:16.74 ID:1AUjuFLh0
小鳥「そも……終わりに見えし物語」
小鳥「色を仕掛けたその後で、君に伝えし我が心」
小鳥「夢で微笑むあの顔が、ついに現の君の笑み」
小鳥「アレやコレやの妄想も、夢を飛び出しうつし世に」
小鳥「うつし世は夢と言うけれど、現の夢は覚めやらぬ」
小鳥「偶像管理のその裏で、愛を育む二人かな」
小鳥「急がば回る暇はなし、華燭之典へいざ行かん」
小鳥「どうかお身体お元気で、それでは皆さんさようなら」
小鳥「色を仕掛けたその後で、君に伝えし我が心」
小鳥「夢で微笑むあの顔が、ついに現の君の笑み」
小鳥「アレやコレやの妄想も、夢を飛び出しうつし世に」
小鳥「うつし世は夢と言うけれど、現の夢は覚めやらぬ」
小鳥「偶像管理のその裏で、愛を育む二人かな」
小鳥「急がば回る暇はなし、華燭之典へいざ行かん」
小鳥「どうかお身体お元気で、それでは皆さんさようなら」
79: 2013/05/14(火) 23:29:59.95 ID:1AUjuFLh0
終わりです
お粗末さまでした
お粗末さまでした
80: 2013/05/14(火) 23:31:48.48 ID:lPMnio8ZT
美味しくいただきました
82: 2013/05/14(火) 23:34:06.60 ID:J9yqvLyG0
おっつー
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