1: 2019/06/17(月) 13:46:21.248 ID:VoXtKXMRa.net
メデューサ「いくら貸せばいいの?」

邪神ちゃん「ええっと…とりあえず10万借りて次会うときに増やして返しますの!」

メデューサ「はい、10万、パチンコ頑張ってきてね」ニコッ

邪神ちゃん「お、おう!(へへ…やっぱり持つべきものは貢いでくれる友達だな…)」
邪神ちゃんドロップキック(2) (メテオCOMICS)
2: 2019/06/17(月) 13:47:03.521 ID:VoXtKXMRa.net
メデューサ家

メデューサ「というわけで10万出して?」ニコニコ

俺「そ、そんな…今月だけでもう10万は渡してるじゃないですか!これ以上は…」

メデューサ「……」ジロッ

俺「……!ひっ、足がどんどん石になって」ビクッ

メデューサ「このまま石の人形になって余生を終える?それとも…」

俺「払う!払います!10万払うんで石にするのやめてくださいぃ!!」スッ

メデューサ「ふふ、またお金が必要になったら呼ぶね?」

俺「うぅ…もう勘弁してください…」ポロポロ

3: 2019/06/17(月) 13:47:40.272 ID:VoXtKXMRa.net
翌日

邪神ちゃん「(完全にやらかしちまった。メデューサに借りた10万いきなりすっちまいましたの…)」

邪神ちゃん「(これで所持金0…次にゆりねにお小遣い貰うまで生活費すらありませんの~)」ポロポロ

メデューサ「あ、邪神ちゃんおはよー。昨日渡したお金まだあるよね?今日は一緒にどこかお出かけしない?」

邪神ちゃん「……!メデューサ!丁度いいところに!頼む、何も言わずに5万貸してくれ!!」

メデューサ「えぇ…!?だ、だって昨日10万渡したばかり…」

邪神ちゃん「私たち親友だよなぁ~?じゃあ黙って5万くらい貸してくれるよなぁ~?」ウルウル

メデューサ「う、うん。わかった!いいよ!」ニコッ

邪神ちゃん「さすがはメデューサですの!これでゆりねにお仕置きされずにすみますの~♪」

メデューサ「(俺くんまだお金持ってるかな…)」

4: 2019/06/17(月) 13:48:49.537 ID:VoXtKXMRa.net
その日の夜

俺「勘弁してください!これ以上出したら本当に俺餓氏しちゃいますよ!?」

メデューサ「だって邪神ちゃんのためだもん。俺くんが餓氏しても仕方ないよ…」

俺「そんな…せ、せめて家賃や食費だけでもぉ…」

メデューサ「……!家賃や食費が浮けば5万出せる?」

俺「え、それはまあ…たぶん」

メデューサ「よかった!なら私と同棲しよ?それなら家賃や食費分お金渡せるよね」

俺「……!ぜひ、喜んで!」

5: 2019/06/17(月) 13:49:27.088 ID:VoXtKXMRa.net
邪神ちゃん「(あー…何をやってるんだ私は…メデューサに貰った5万もまたすっちまいましたの…)」シクシク

邪神ちゃん「(さすがにこれ以上借りるのは私といえども…)」

メデューサ「ふふっ」

邪神ちゃん「……!メデューサ、丁度いいところに!実はまたお金を貸して…」

メデューサ「あっ、邪神ちゃん!おはよーっ」

邪神ちゃん「……その男だれ?」ギロッ

メデューサ「この人?この人は…」

9: 2019/06/17(月) 13:50:27.514 ID:VoXtKXMRa.net
俺「メデューサさんと同棲させてもらってる俺っていいます!よろしく!」

邪神ちゃん「同棲…あっ、そう…」

メデューサ「丁度2人で買い物に行く所だったの。それで、邪神ちゃんは私になにか用?」

邪神ちゃん「いや…なんでもありませんの。それじゃあな…」スタスタ

メデューサ「あっ、邪神ちゃん!」

俺「……?それじゃあ行こうか。メデューサさん」

メデューサ「う…うん…」

11: 2019/06/17(月) 13:54:01.954 ID:VoXtKXMRa.net
その日の夜

俺「……」

俺「……」

俺「……ぐぅ、ぐぅ」zzz

邪神ちゃん「おい!起きろ!」バチィンバチィンッ

俺「がっ…痛っ、な…なんだ…!?」ビクゥッ

俺「……?たしか俺はメデューサさんの家で寝ていたはず。なんでこんな場所に縛り付けられて…」

邪神ちゃん「やっぱりてめぇ!メデューサをたぶらかしやがって!」バキィッ

俺「うぐ!?」

邪神ちゃん「いいか!メデューサは私のATMなんだよ!おめぇみたいな人間に渡してたまるか!!」ガンガン

俺「ひっ…ひぃぃ!すみません!もうメデューサさんには近づきません!だから助けて!命だけは!!」

邪神ちゃん「うるせぇ悪魔に慈悲はねーっ!!喰らえ!邪神ちゃんドロップキック!!」

俺「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」グチャァッ

13: 2019/06/17(月) 14:00:21.478 ID:VoXtKXMRa.net
俺だった肉塊「」

邪神ちゃん「はぁはぁ…ふふ、ついに殺っちまった…メデューサの大事な人を…この手?で…」

メデューサ「はあはあ…じ、邪神ちゃん!その血…」

邪神ちゃん「め、メデューサ!これはその!違うんだ!?」

メデューサ「どうしたの!?怪我なんかしてないよね?邪神ちゃんが嫌な目にあったら…私…」ウルウル

邪神ちゃん「メデューサ…い、いや!騙されないぞ!お前は私よりそこの人間の方が大事なんだろーっ!私に断りもなく勝手にそんな人間なんかと同棲しやがって!」

メデューサ「邪神ちゃん…その人は違うの。俺くんは大事な人でもなんでもなくて邪神ちゃんに渡すお金を用意するためのただのカネ鶴だよ!」

邪神ちゃん「め、メデューサ…お前…」

14: 2019/06/17(月) 14:07:58.174 ID:VoXtKXMRa.net
メデューサ「昼間そのことで勘違いさせちゃったかなと思って、それを邪神ちゃんに言いにきたの!」

邪神ちゃん「そ、それじゃあこいつと同棲してたのも…うぅ、すまない!私はとんでもない勘違いをーっ」ウルウル

メデューサ「うぅん、いいの。やっぱり邪神ちゃんに渡すお金は自分で稼いだ方がお金の方が養ってあげてるって感じがして好きだから」

邪神ちゃん「メデューサ!やっぱり私の親友(ATM)はお前だけですの~っ!!」ダキッ

メデューサ「あっ…邪神ちゃん、えへへ…わかってくれたならいいよ」ナデナデ

邪神ちゃん「それで…話は変わるんだけど実はもう3万ほど借りたくて…」ギュッ

メデューサ「うん!いいよ!」ニコッ

こうして俺の氏によって邪神ちゃんとメデューサの絆はより深まったのであった

HAPPY END!

15: 2019/06/17(月) 14:08:29.855 ID:9w5nki8g0.net
おつ

16: 2019/06/17(月) 14:14:30.166 ID:gWE7FC7BK.net
やっぱ邪神ちゃんとメデューサは最高だな!

18: 2019/06/17(月) 14:16:21.441 ID:m+3h+vgW0.net
やったぜ

19: 2019/06/17(月) 14:16:54.844 ID:BhQGBsEN0.net
感動した

引用元: 邪神ちゃん「メデューサ、お金貸して欲しいですの」メデューサ「いいよ!」