1: 2008/04/02(水) 01:03:35.26 ID:sq/KOtXE0
古泉「もうあんな無茶苦茶な人の機嫌は取っていられない……」

2: 2008/04/02(水) 01:03:48.90 ID:sq/KOtXE0
長門「……」
古泉「バイトにも行きたくない、眠い」
長門「……寝不足なら解消する事も可能」
古泉「そういう問題じゃない」
長門「…………そう」

5: 2008/04/02(水) 01:04:55.40 ID:sq/KOtXE0
古泉「皆氏ねば良いのに」
長門「……」
古泉「友達が欲しい……」
長門「…………」

7: 2008/04/02(水) 01:06:14.16 ID:sq/KOtXE0
古泉「あの人はいつも僕を気色悪いとか扱うし……」
長門「それはあなたの性別だけが問題だと思う」
古泉「それでも酷いよ……朝比奈さんへのあの態度は見てられない」
長門「……」

10: 2008/04/02(水) 01:07:31.07 ID:sq/KOtXE0
古泉「彼は男女差別が酷すぎる」
長門「それには同意する」
古泉「朝比奈さんってあれ演技だと思います?」
長門「私は人の本心を覗く事は禁止されている」
古泉「……あっそ」

11: 2008/04/02(水) 01:08:39.32 ID:sq/KOtXE0
古泉「森さんは怖いし帰りたくない」
長門「でも帰った方が良い、あなたは機関に」
古泉「そういう事言わないでください」
長門「……すまない」

16: 2008/04/02(水) 01:10:34.66 ID:sq/KOtXE0
古泉「機関なんか糞食らえ」
長門「……」
古泉「実家に帰りたい……」
長門「……」
古泉「なんで春休みも涼宮さんは部活やるわけ?」
長門「……仲間と一緒に居たいからだと思う」

19: 2008/04/02(水) 01:12:42.44 ID:sq/KOtXE0
古泉「だったら、その仲間を思う気持ちがあるなら休みをくれよ……」
長門「彼女は何も知らない」
古泉「…………でも個人で旅行とか言ったら余計な事言ってきそうだし」
長門「彼女は意外と常識があると言っていたのはあなた」

22: 2008/04/02(水) 01:13:16.63 ID:sq/KOtXE0
古泉「……もしかして、あれも非常識な演技なのでしょうかね」
長門「そうかもしれない」
古泉「ていうかさ」
長門「なに」

24: 2008/04/02(水) 01:14:18.91 ID:sq/KOtXE0
古泉「なんなの?あの人マジなんなの?」
長門「?」
古泉「なんでさっさと涼宮さんとくっつかないの?馬鹿なの?」
長門「…………」

25: 2008/04/02(水) 01:15:28.07 ID:sq/KOtXE0
古泉「そしたらさっさと僕の仕事も終わりになるかもしれないのに」
長門「……」
古泉「もうバイトは嫌だ、疲れる」
長門「……(私では適切な励ましの言葉が見当たらない)」

26: 2008/04/02(水) 01:16:16.53 ID:sq/KOtXE0
古泉「……行きたくない」
長門「……」
古泉「怖いし、寒いし」
長門「…………」
古泉「戦いたくない…………」

28: 2008/04/02(水) 01:17:21.82 ID:sq/KOtXE0
長門「……泣き止んで欲しい」
古泉「こんな時くらい泣かせて欲しい……」
長門「……すまない」

29: 2008/04/02(水) 01:18:50.60 ID:sq/KOtXE0
古泉「出来るなら誰かに代わって欲しい、バイトも何もかも」
長門「……」
古泉「あと学校もやだ、特進なんか入るんじゃなかった」
長門「何故?」
古泉「こんなに部活が忙しくなるなんて思わなかった」

30: 2008/04/02(水) 01:20:09.16 ID:sq/KOtXE0
長門「あなたは理科は得意科目だったはず」
古泉「課題が多すぎる!」
長門「……確かに私のクラスとの差は歴然」
古泉「もう長門さんやってよ」
長門「字が違うので推奨出来ない」
古泉「…………」

31: 2008/04/02(水) 01:21:13.29 ID:sq/KOtXE0
長門「ただし回答なら用意を」
古泉「答えは配られたけど写すのめんどくさい」
長門「…………」

34: 2008/04/02(水) 01:22:57.71 ID:sq/KOtXE0
古泉「もうやってらんね!ていうかなんでこんな超能力者?」
長門「こんな超能力者、の定義を教えて欲しい」
古泉「閉鎖空間とか位相空間でしか力が使えないなんておかしいでしょ」
長門「こちらの世界で使うのは非常に危険」
古泉「使えたらあいつとか殺せるのに……」

38: 2008/04/02(水) 01:24:51.25 ID:sq/KOtXE0
長門「……あいつとは彼のこと?」
古泉「…………僕は仲良くしたいだけなのに」
長門「…………」
古泉「やっぱり、こんな演技胡散臭がられるだけ……なのかな……」

41: 2008/04/02(水) 01:25:53.56 ID:sq/KOtXE0
長門「彼は男性に対し冷めている。谷口という人物にはゲロなどとも言った事があった」
古泉「そうなんですか?」

>>40
みくるは考えたことなかったわ

42: 2008/04/02(水) 01:26:55.85 ID:sq/KOtXE0
古泉「とにかく気色悪いとか普通に酷いですよね」
長門「……私なら傷つくかもしれない」
古泉「僕だって傷ついてるのに」
長門「そうは見えなかった」

43: 2008/04/02(水) 01:27:39.52 ID:sq/KOtXE0
古泉「……一回彼に怒ってみたら何か変わるかな?」
長門「そうかもしれない、ただしあなたの立場上推奨出来ない」
古泉「あーもう!!やっぱり機関なんか糞食らえ!!!!」

46: 2008/04/02(水) 01:29:03.64 ID:sq/KOtXE0
古泉「どうしよう今日寝るとこ……」
長門「……帰る気は無いの?」
古泉「ない!」
長門「……大丈夫?」

50: 2008/04/02(水) 01:31:03.71 ID:sq/KOtXE0
古泉「人に殴られたのなんて久しぶりだよ」
長門「……」
古泉「まさか裕さんに本気で殴られるなんて思わなかった」
長門「……平気?」
古泉「走ってる間にだんだん痛みは引いたけど……やっぱり夜は寒いよ」

55: 2008/04/02(水) 01:31:57.46 ID:sq/KOtXE0
長門「布団ならある」
古泉「……今更言うのもなんだけど、迷惑にならないかな」
長門「構わない」
古泉「……野宿してみようかな?」
長門「風邪をひく」

58: 2008/04/02(水) 01:33:29.23 ID:sq/KOtXE0
古泉「そのまま凍氏出来たら良いよね、ふふっ……」
長門「…………泊まって」
古泉「……すみません」
長門「…………」
古泉「……うっ、ううぅ…………」

61: 2008/04/02(水) 01:34:40.54 ID:sq/KOtXE0
長門「……もう寝た方がいい」
古泉「はい……」
長門「布団がある部屋はそっち。先に寝ていて」
古泉「……ありがとうございます」

65: 2008/04/02(水) 01:36:51.14 ID:sq/KOtXE0
古泉「……この布団、もしかして洗いたてですか?」
長門「そのままの状態で凍結してある」
古泉「凍結……まあいいんですけど、なんか実家の布団の匂い思い出しました」
長門「……そう」

68: 2008/04/02(水) 01:37:46.56 ID:sq/KOtXE0
古泉「……いつか帰れるかな?」
長門「大丈夫。いつまでも続くわけではない」
古泉「そう、ですよね。……お休みなさい」
長門「……お休み。何も気にせずにゆっくり眠って」

72: 2008/04/02(水) 01:40:12.56 ID:sq/KOtXE0
長門「…………」


長門「………………」(なでなで)
古泉「……子供じゃないんですから」
長門「……こうすれば眠りやすいと聞いた」
古泉「ちょっと違うような……、……でも、さっきまでの僕は子供っぽかったですかね」

74: 2008/04/02(水) 01:42:02.82 ID:sq/KOtXE0
長門「そうは思わない」

古泉「……まあ、寝たら多分普段通りに戻ってますよ」
長門「……そう。……睡眠の妨害になった?」
古泉「いえ、安心しました。……お休みなさい」
長門「改めて、……お休み」



76: 2008/04/02(水) 01:42:23.35 ID:Tf3MgmWW0
終わりかよwww乙

77: 2008/04/02(水) 01:42:24.51 ID:DIP2x4ee0


ちょっと泣いた

83: 2008/04/02(水) 01:44:12.10 ID:sq/KOtXE0
古泉「うーん……、……あれ」

古泉「ああ、そっか……」
長門「起きた?」
古泉「ええ。今何時ですか?」

88: 2008/04/02(水) 01:45:22.91 ID:sq/KOtXE0
長門「11時」
古泉「えっ!?」
長門「何か問題があった?」
古泉「そっか……目覚まし……ああ、しまったな……」
長門「何か用があった?」

92: 2008/04/02(水) 01:47:02.46 ID:sq/KOtXE0
古泉「……いえ、こんなに寝たのは久しぶりだな、と」
長門「……昨日のあなたでは無理も無かったかもしれない。いつもは何時に起きるの?」
古泉「色々と不安なので最低でも7時には起きているのですが……」
長門「何も無かった。涼宮ハルヒに何らかの変化はない」

95: 2008/04/02(水) 01:47:57.09 ID:sq/KOtXE0
古泉「……よかった」
長門「…………」
古泉「?」
長門「やはりそういった笑顔の方がいい」
古泉「……? どういう意味です?」

97: 2008/04/02(水) 01:49:04.04 ID:sq/KOtXE0
長門「普段の笑顔と今の笑顔には明らかな差があった」
古泉「そう……でしょうかね」
長門「……疲れは取れた?」
古泉「お陰様で、久々に熟睡した気がします」

100: 2008/04/02(水) 01:50:58.18 ID:sq/KOtXE0
長門「お疲れ様」
古泉「長門さんの方がよっぽど僕より忙しそうですけどね」
長門「私は人間ではない。だから問題ない」
古泉「……ああ、僕はあまり役にも立ってない癖にいっちょ前に疲れが溜まってしまいますね」

>>98
おいwwwwww

102: 2008/04/02(水) 01:52:03.18 ID:sq/KOtXE0
長門「あなたは私よりSOS団には随分貢献した」
古泉「……役立たずでないなら良いのですが」
長門「そんなわけがない」

104: 2008/04/02(水) 01:52:58.14 ID:sq/KOtXE0
古泉「……なんか……嬉しいですね」
長門「……あなたは本当に涼宮ハルヒと彼の事を嫌いだと思っている?」


古泉「どう、なのでしょう」

106: 2008/04/02(水) 01:54:55.45 ID:sq/KOtXE0
古泉「昨日はやけになってましたから」
長門「……あなたは普通の部員としても必用とされている」
古泉「そうでしょうかね……」


古泉「…………ああ、すみません、また涙が」
長門「いい」

109: 2008/04/02(水) 01:56:21.96 ID:sq/KOtXE0
古泉「……長門さんにこんな風に言ってもらえるなんて思いませんでした」
長門「そう?」
古泉「だってみんな結構いつも冷たいじゃないですか」
長門「私限定ではなく?」
古泉「ええ」

110: 2008/04/02(水) 01:59:00.17 ID:sq/KOtXE0
長門「すまなかった」
古泉「ふふ、それもあってヤケになって突っ走ってたんですけどね」
長門「……どこまで走ったの?」
古泉「ああ……適当に終電に途中まで乗って好きな所で降りてからです」
長門「私のところに来たのはたまたま?」
古泉「偶然こんな事になってしまってすみません」

114: 2008/04/02(水) 02:00:54.45 ID:sq/KOtXE0
長門「あなたはそこまで悩む必用はないと思う」
古泉「気色悪い、寄るなだの言われても?」
長門「そこは自分の一存で」
古泉「はは……、……、そろそろ帰る準備します」

121: 2008/04/02(水) 02:02:35.32 ID:sq/KOtXE0
長門「また何かあったらいつでも来ていい」
古泉「いえ、もう来ないように精進しますよ」
長門「そう。ならそれでいい」
古泉「服昨日から変えてなかったな……顔だけ洗って出ます」
長門「そう」

124: 2008/04/02(水) 02:04:00.89 ID:sq/KOtXE0




古泉「お世話になりました」
長門「別に」

古泉「?なんですかこれ」
長門「おにぎり」

134: 2008/04/02(水) 02:05:28.53 ID:sq/KOtXE0
古泉「これはどうも。お腹減ってたんで嬉しいですよ」
長門「いい」
古泉「それじゃ、また……」
長門「……また」

139: 2008/04/02(水) 02:07:45.94 ID:sq/KOtXE0


古泉「もう……なんで泣いてんだろ僕」



長門「…………次に会うときは、元気で」



end

140: 2008/04/02(水) 02:07:52.88 ID:NVxBMO5v0
長門の汗が入ったオニギリ

143: 2008/04/02(水) 02:08:14.66 ID:KROdkrLn0
これは感動した

346: 2008/04/02(水) 10:42:04.52 ID:sq/KOtXE0
ほす

348: 2008/04/02(水) 11:03:28.40 ID:sq/KOtXE0
古泉「……そういえば携帯……」

古泉「……すごい着信入ってる……」




古泉「もしもし」
森『古泉!昨日はどうしたの?』
古泉「……大丈夫です、一人で帰りましたから」
森『そうじゃなくて、裕はともかく私が電話しても全然応答が無かったから不安になって』

349: 2008/04/02(水) 11:03:50.52 ID:sq/KOtXE0
古泉「…………、大丈夫です、僕は。大丈夫です」
森『……そう?』
古泉「裕さんも……色々あったのでしょうね」
森『でも暴力なんて……』
古泉「いいんです」
森『止められなくて悪かったわ』
古泉「森さんは謝らなくていいですよ」
森『……裕も反省してたから』
古泉「そうですか……」
森『……今どこに居るの?』
古泉「これから家に帰ります」
森『そう……気をつけて』
古泉「ええ」


360: 2008/04/02(水) 11:44:03.67 ID:sq/KOtXE0
古泉(サイレントモード解除しておかなきゃ)

古泉「……ふぅ、……おにぎり食べよ……」



古泉「……(美味しい……)」



古泉「ああ、そうか」
古泉(明日は部室に行かなきゃならないのか……)


古泉(いや……大丈夫、もう大丈夫)

963: 2008/04/03(木) 08:29:41.08 ID:MjdbKOta0

「おはようございます」
流石に一日立つと僕のいつも通りの作り笑いは戻っていて、余裕を持ってドアを開ける事ができ、
涼宮さんからしても何かあったようには見えないらしく、笑顔で挨拶をくれた。
続いて彼、朝比奈さん、と続いて。

「おはよう」

正直、少し驚いた。
「ん? 珍しいな、長門が普通に挨拶するなんて」
「そうね、……ねえねえ古泉君、もう桜も咲いてるしパーッと花見でも行きましょうよ」
涼宮さんは彼の言葉を軽く受け流し、満開の笑顔で窓の外に指を指した。

「良いですねえ、いつにしましょうか」
「校庭に咲いてるんだし、もう今日で良いじゃない!早くしないと桜散っちゃうわ」
「花見っつったらビニールシート引いて飲み食いやってるイメージがあるが……」
「あ、でも今日みんなお弁当持ってきてますよね?」
「SOS団は午後までみっちりあるんだからね!ちなみにビニールシートはもう用意してあるわ」
僕は面倒で弁当を作る気力も無くてパンしか持ってきていないのだが。
「流石は涼宮さんです」
「用意が良いのはいいんだが……、まあいいや」
彼の言いたい事は僕も何となく理解出来る。しかしそれが涼宮さんの個性なのだからしょうがない。

「みんな!昼になったら校庭へ出るわよ!」

964: 2008/04/03(木) 08:29:51.56 ID:MjdbKOta0
昼まではいつも通り、各々で自分の事をやっていた。
各々、とは言っても僕はやっぱり負け戦になる予想が当たり続けていたが。
「いっぺん負けたら勝ちって方法をオセロ辺りでやってみるか」
「わざと弱くするんですね、わかりました」

自信があったのだが、僕の白い駒は着々と進撃を進めていく。
嬉しくなくて頬杖をついた丁度その時、涼宮さんから声がかかった。



「なあハルヒ、ちょっと木の幹の色を見てくれ」
校庭に着くなり彼が桜の方へ近づく。
「何? せっかく桜が咲いてるのにわざわざ幹なんて見たってつまらないわよ」
涼宮さんと僕でビニールシートを引きながら、彼と、近寄る長門さんに目を向ける。
「まあ待て、桜でも咲いてないと木なんて観察出来ないだろ?
 他のみんなもさ、……これ、何色だと思う?」
僕には彼の言いたいことがよく解らなかったし、涼宮さんも理解出来なかったんだろう。
「はあ? 木っつったら茶色に決まってるじゃない」
「僕も茶色に見えますが」
「あたしも茶色に見えるかな……」
皆僕と同意見のようだったが、
「灰色」
ただ一人、長門さんだけがそう呟いた。
「おお、正解だ」
「そう? どれどれ……」
彼女は鞄をシートの上に放って行ってしまったので、僕も鞄を置いて近寄る。

「ああ、確かに……茶色ではありませんね」
「そうねえ……よーく見ると灰色ね」

965: 2008/04/03(木) 08:30:02.97 ID:MjdbKOta0
木は茶色。前々からそうイメージが刷り込まれていて、そんな事には到底気がつかなかった。

「中学の時、美術の先生が言ったんだ。木は茶色じゃないし、海も青じゃないってな」
流石に海には同意しかねる、と一瞬思ったが、
そういえば授業で海の中を描けと言われた時オレンジ色に塗ってた人が居たっけ。

「ハルヒも茶色だと思ってたのは意外だったが、でもその分解ったろ?
 当たり前だと皆が思ってる事が実は全然違った、って事もある。そういうこった」

そう考えてみると不思議探しも似たような事かもしれない。
涼宮さんは彼の顔を感心した顔で見ていて、僕は何故だか嬉しかった。

「キョンもなかなかやるじゃない! そうね、今日はしっかり桜を鑑賞しましょう!」
……と言いながら涼宮さんは朝比奈さんの肩をがっちり掴んでビニールシートに一緒に座り、
何事も無かったかのようにさっさと弁当箱を開けてしまった。

「やれやれ……」

涼宮さんと朝比奈さんのはしゃぐ声、そして彼の溜息が心地良いBGMとなった気がした。
風は少し強いが、この空間は決して僕にとって悪いものではない。

「さて、俺たちも飯食おうぜ。せっかく桜が咲いてるんだし、ゆっくり眺めながらな」
舞う、というより向かってくる桜の花弁を鬱陶しそうに服から払い落とし、彼は涼宮さんの横に座った。

僕も、少しだけ『当たり前』を崩してみよう。
僕と同じように桜の近くで佇んでいる長門さんの横顔を見て、そう思った。



俺は間に合った!1000までに間に合ったぞ!!!終わり

966: 2008/04/03(木) 08:32:52.70 ID:12Gwak5/0

引用元: 古泉「みんな死ねばいいのに」長門「落ち着いて」