14: 2008/03/17(月) 18:42:24.53 ID:4bbMHFGsO
ハルヒ「兄さんは朝っぱらから冴えないわね」
キョン「悪かったな」
みくる「お兄ちゃん、朝ご飯は何ですか?」
キョン「ああ、もうちょっと待ってろ」
有希「……兄、手伝う」
キョン「じゃあ牛乳出してくれ」
一樹「遊んでくださいお兄様」
キョン「ちょ、ちょっと待て!」
キョン「悪かったな」
みくる「お兄ちゃん、朝ご飯は何ですか?」
キョン「ああ、もうちょっと待ってろ」
有希「……兄、手伝う」
キョン「じゃあ牛乳出してくれ」
一樹「遊んでくださいお兄様」
キョン「ちょ、ちょっと待て!」
16: 2008/03/17(月) 19:03:00.21 ID:4bbMHFGsO
キョン「やれやれ……急に兄弟が増えた気がするな……」
一樹「お兄様、どうかなさいました?」
キョン「そのお兄様ってのをやめろ!」
妹「ハルにゃーん、遊んでー」
ハルヒ「ちょっと待っててね、あっこらシャミセン!待ちなさい!」
キョン「全く、騒がしいな……」
みくる「なんだか忙しいですね……」
キョン「まあ休日だし皆が元気ならいいさ」
有希「兄、コンビニに行ってくる」
キョン「ああ、行ってらっしゃい」
一樹「お兄様、どうかなさいました?」
キョン「そのお兄様ってのをやめろ!」
妹「ハルにゃーん、遊んでー」
ハルヒ「ちょっと待っててね、あっこらシャミセン!待ちなさい!」
キョン「全く、騒がしいな……」
みくる「なんだか忙しいですね……」
キョン「まあ休日だし皆が元気ならいいさ」
有希「兄、コンビニに行ってくる」
キョン「ああ、行ってらっしゃい」
17: 2008/03/17(月) 19:10:23.58 ID:4bbMHFGsO
キョン「ああそういや洗濯物畳まなきゃいけねーな」
みくる「じゃああたしやっておきますねぇ」
キョン「助かる、ありがとう」
一樹「お兄様も大変ですね、息抜きしませんか?」
キョン「お前なぁ……、……そうだ、兄ちゃん疲れたから洗いもんやっといてくれるか?」
一樹「仰せのままに」
キョン「……やれやれ」
みくる「じゃああたしやっておきますねぇ」
キョン「助かる、ありがとう」
一樹「お兄様も大変ですね、息抜きしませんか?」
キョン「お前なぁ……、……そうだ、兄ちゃん疲れたから洗いもんやっといてくれるか?」
一樹「仰せのままに」
キョン「……やれやれ」
18: 2008/03/17(月) 19:19:45.30 ID:4bbMHFGsO
キョン「ワッフルを差し出されたのは嬉しいがネタが浮かばないな」
一樹「ならば、僕とお兄様のラブコメでも……」
キョン「いらん!」
一樹「ならば、僕とお兄様のラブコメでも……」
キョン「いらん!」
24: 2008/03/17(月) 20:39:49.66 ID:4bbMHFGsO
キョン「お前ら全員集合!」
ハルヒ「なによ」
みくる「ひゃ~い」
妹「はーい」
一樹「なんでしょう」
有希「……」
キョン「どっか行きたい所ないか?」
ハルヒ「わ、じゃあゲーセン連れてってよ!」
みくる「手芸屋さんがいいなぁ」
妹「遊園地ー!」
有希「図書館」
一樹「お兄様と家でゆっくり出来れば僕は満足です」
他「…………」
ハルヒ「見事にバラバラね」
ハルヒ「なによ」
みくる「ひゃ~い」
妹「はーい」
一樹「なんでしょう」
有希「……」
キョン「どっか行きたい所ないか?」
ハルヒ「わ、じゃあゲーセン連れてってよ!」
みくる「手芸屋さんがいいなぁ」
妹「遊園地ー!」
有希「図書館」
一樹「お兄様と家でゆっくり出来れば僕は満足です」
他「…………」
ハルヒ「見事にバラバラね」
25: 2008/03/17(月) 20:56:20.62 ID:4bbMHFGsO
キョン「なかなか全員で楽しめる事がないな」
ハルヒ「兄さんは行きたいとことかないの?」
キョン「そうだな……俺はまあ家でゲー……いやなんでもない」
ハルヒ「兄さんもぐーたらねぇ……」
一樹「でも家という意見が2票に」
ハルヒ「あんたは黙ってなさい」
みくる「お姉ちゃん、喧嘩はダメですよぉ……」
ハルヒ「喧嘩じゃないわよ」
キョン「疲れるな……」
みくる「えーと……」
有希「部屋に戻る」
ハルヒ「有希は有希でマイペースだし……」
一樹「困りましたね」
ハルヒ「兄さんは行きたいとことかないの?」
キョン「そうだな……俺はまあ家でゲー……いやなんでもない」
ハルヒ「兄さんもぐーたらねぇ……」
一樹「でも家という意見が2票に」
ハルヒ「あんたは黙ってなさい」
みくる「お姉ちゃん、喧嘩はダメですよぉ……」
ハルヒ「喧嘩じゃないわよ」
キョン「疲れるな……」
みくる「えーと……」
有希「部屋に戻る」
ハルヒ「有希は有希でマイペースだし……」
一樹「困りましたね」
26: 2008/03/17(月) 21:05:20.88 ID:4bbMHFGsO
ハルヒ「もう家でゆっくりしましょうか」
みくる「そうですねぇ」
キョン「ゲームすっかな」
ハルヒ「兄さん宿題するの忘れるんじゃないわよ」
キョン「くっ……」
一樹「ところでお兄様」
キョン「だからお兄様ってのはやめろ」
一樹「では何と呼ぶべきなのでしょうか」
ハルヒ「……つまんないわね」
妹「シャミー、お腹減った?」
ハルヒ「もうっ!兄さんは何であたしに気をかけてくれないのかしら!?」
みくる「ちょ、長女だからかなぁ……?」
ハルヒ「あーあ、末っ子は楽ね」
妹「?」
みくる「そうですねぇ」
キョン「ゲームすっかな」
ハルヒ「兄さん宿題するの忘れるんじゃないわよ」
キョン「くっ……」
一樹「ところでお兄様」
キョン「だからお兄様ってのはやめろ」
一樹「では何と呼ぶべきなのでしょうか」
ハルヒ「……つまんないわね」
妹「シャミー、お腹減った?」
ハルヒ「もうっ!兄さんは何であたしに気をかけてくれないのかしら!?」
みくる「ちょ、長女だからかなぁ……?」
ハルヒ「あーあ、末っ子は楽ね」
妹「?」
29: 2008/03/17(月) 21:14:34.84 ID:4bbMHFGsO
キョン「そういやドラクエ放置しっぱなしだな……」
一樹「お兄様はギャルゲーには興味無いんですね」
キョン「そういや妹が何人も居るゲームがあるらしいな……5人でも大変だってのに」
一樹「おや、僕は弟ですが」
キョン「……揚げ足を取るな」
一樹「僕は攻略対象に」
キョン「ならん」
一樹「それは残念」
キョン「寝るのか?」
一樹「いえ、寝転がっているだけなのでお気になさらず」
キョン「そうか、……どのゲームやろうかな」
一樹「お兄様はギャルゲーには興味無いんですね」
キョン「そういや妹が何人も居るゲームがあるらしいな……5人でも大変だってのに」
一樹「おや、僕は弟ですが」
キョン「……揚げ足を取るな」
一樹「僕は攻略対象に」
キョン「ならん」
一樹「それは残念」
キョン「寝るのか?」
一樹「いえ、寝転がっているだけなのでお気になさらず」
キョン「そうか、……どのゲームやろうかな」
30: 2008/03/17(月) 21:18:52.54 ID:4bbMHFGsO
有希「…………」
ペラ
ペラ
有希「…………」
コンコン
一樹「?」
キョン「入っていいぞ」
ガチャ
キョン「有希か、なんだ?」
有希「兄のゲームのプレイを見る」
キョン「そ、そうか」
ペラ
ペラ
有希「…………」
コンコン
一樹「?」
キョン「入っていいぞ」
ガチャ
キョン「有希か、なんだ?」
有希「兄のゲームのプレイを見る」
キョン「そ、そうか」
32: 2008/03/17(月) 21:26:58.43 ID:4bbMHFGsO
キョン「新しいゲームが欲しいな」
一樹「僕はボードゲームが欲しいのですが」
キョン「自分の小遣いで買え」
有希「……それは何のゲーム?」
キョン「SRPGだ」
有希「……そう」
一樹「それ面白そうですよね、今度僕もやっていいですか?」
キョン「俺のセーブデータに上書きするなよ」
古泉「そう言われると不安になりますね」
有希「……オープニングが見たい」
キョン「グラフィック綺麗だよなこれ」
一樹「僕はボードゲームが欲しいのですが」
キョン「自分の小遣いで買え」
有希「……それは何のゲーム?」
キョン「SRPGだ」
有希「……そう」
一樹「それ面白そうですよね、今度僕もやっていいですか?」
キョン「俺のセーブデータに上書きするなよ」
古泉「そう言われると不安になりますね」
有希「……オープニングが見たい」
キョン「グラフィック綺麗だよなこれ」
33: 2008/03/17(月) 21:34:38.39 ID:4bbMHFGsO
みくる「一樹くんと有希お姉ちゃんみたいに気軽にお兄ちゃんの部屋には入りたいけど……」
ハルヒ「思春期の男子って大抵アレだし気持ちはよく解るわ」
みくる「有希お姉ちゃんは気にならないのかな」
ハルヒ「今度有希に兄さんの部屋の掃除でも頼もうかしら」
みくる「お兄ちゃんの反応も気になりますし」
ハルヒ「あ、でも一樹くん同室だし色々言ってきそうよね」
みくる「混ざってるかもしれませんしね……」
妹「何話してるのー?」
ハルヒ「ああ、なんでもないのよ」
ハルヒ「思春期の男子って大抵アレだし気持ちはよく解るわ」
みくる「有希お姉ちゃんは気にならないのかな」
ハルヒ「今度有希に兄さんの部屋の掃除でも頼もうかしら」
みくる「お兄ちゃんの反応も気になりますし」
ハルヒ「あ、でも一樹くん同室だし色々言ってきそうよね」
みくる「混ざってるかもしれませんしね……」
妹「何話してるのー?」
ハルヒ「ああ、なんでもないのよ」
35: 2008/03/17(月) 21:46:34.27 ID:4bbMHFGsO
キョン「やべ、あいつ回復しないと」
古泉「このステージは緊張感がありますよね」
キョン「最下層はもっと厄介だぞ」
古泉「ああ、ゴーレムが出るんでしたっけ」
有希「……楽しそう」
キョン「後でやらせてやるよ」
古泉「ああ、そこだと敵の攻撃が」
キョン「あれ?ああ本当だ」
ガチャ
妹「キョンくーん、ひまー」
キョン「ゲームでも見るか?」
妹「見るー」
ハルヒ「く、悔しいっ……」
みくる「あたしたちも二階に上がりませんか……?」
ハルヒ「いっ、いいわ、あたし宿題するから!」
みくる「あう……」
古泉「このステージは緊張感がありますよね」
キョン「最下層はもっと厄介だぞ」
古泉「ああ、ゴーレムが出るんでしたっけ」
有希「……楽しそう」
キョン「後でやらせてやるよ」
古泉「ああ、そこだと敵の攻撃が」
キョン「あれ?ああ本当だ」
ガチャ
妹「キョンくーん、ひまー」
キョン「ゲームでも見るか?」
妹「見るー」
ハルヒ「く、悔しいっ……」
みくる「あたしたちも二階に上がりませんか……?」
ハルヒ「いっ、いいわ、あたし宿題するから!」
みくる「あう……」
37: 2008/03/17(月) 21:54:11.07 ID:4bbMHFGsO
一樹「難しそうですね、的も多いですし」
キョン「まあな、かなり一つの戦闘に時間かかるし結構頭も使うし」
妹「あれ何ー?」
キョン「ああ、一番強い奴だ」
一樹「これ一番地下ですか?」
キョン「そうだよ」
一樹「流石。お兄様は早いですね」
キョン「まあな」
有希「済んだら私にも」
キョン「ああ」
ドアの前
ハルヒ「……楽しそうね」
みくる「お姉ちゃん……」
キョン「まあな、かなり一つの戦闘に時間かかるし結構頭も使うし」
妹「あれ何ー?」
キョン「ああ、一番強い奴だ」
一樹「これ一番地下ですか?」
キョン「そうだよ」
一樹「流石。お兄様は早いですね」
キョン「まあな」
有希「済んだら私にも」
キョン「ああ」
ドアの前
ハルヒ「……楽しそうね」
みくる「お姉ちゃん……」
38: 2008/03/17(月) 22:08:24.56 ID:4bbMHFGsO
キョン「ああキリル氏んだ」
一樹「諦めるのはまだ早いですよ」
有希「やはり罰の紋章を使うべき」
キョン「雑魚片付けるか……」
一樹「罰の紋章はもうチートレベルに強いですね」
コンコン
ハルヒ「えっと……、兄さん!」
キョン「お、ハルヒもゲーム見るか?」
ハルヒ「……掃除……は、必要無さそうね……」
一樹「僕がいつもやっていますから」
ハルヒ「ああ、そう……」
バタン
みくる「入ったら良かったのに……」
ハルヒ「うっ、うるさいわね!!」
一樹「諦めるのはまだ早いですよ」
有希「やはり罰の紋章を使うべき」
キョン「雑魚片付けるか……」
一樹「罰の紋章はもうチートレベルに強いですね」
コンコン
ハルヒ「えっと……、兄さん!」
キョン「お、ハルヒもゲーム見るか?」
ハルヒ「……掃除……は、必要無さそうね……」
一樹「僕がいつもやっていますから」
ハルヒ「ああ、そう……」
バタン
みくる「入ったら良かったのに……」
ハルヒ「うっ、うるさいわね!!」
39: 2008/03/17(月) 22:28:18.30 ID:4bbMHFGsO
有希「~♪」
妹「シャミ連れてくるー」
一樹「これは……」
キョン「負けたな……」
キョン「全滅だ!有希、代わるよ」
有希「♪」
一樹「勿体無いですねぇ」
有希「デュクシ!デュクシ!」
キョン「もうそこまで進むとは……」
妹「シャミ逃げるな!」
キョン「有希は夢中みたいだし……、俺もくつろぐか」
一樹「お兄様のベッドの方が気持ち良いのですが」
キョン「お前のベッドの方が素材良いんだぞ?」
一樹「あれ、そうですか?」
キョン「いっそベッド交換するか?」
一樹「まあ位置に違和感がありますし、たまにこうやって気まぐれに変える位でいいでしょう」
ハルヒ「…………」
みくる「(盗聴……)」
妹「シャミ連れてくるー」
一樹「これは……」
キョン「負けたな……」
キョン「全滅だ!有希、代わるよ」
有希「♪」
一樹「勿体無いですねぇ」
有希「デュクシ!デュクシ!」
キョン「もうそこまで進むとは……」
妹「シャミ逃げるな!」
キョン「有希は夢中みたいだし……、俺もくつろぐか」
一樹「お兄様のベッドの方が気持ち良いのですが」
キョン「お前のベッドの方が素材良いんだぞ?」
一樹「あれ、そうですか?」
キョン「いっそベッド交換するか?」
一樹「まあ位置に違和感がありますし、たまにこうやって気まぐれに変える位でいいでしょう」
ハルヒ「…………」
みくる「(盗聴……)」
40: 2008/03/17(月) 22:40:16.91 ID:4bbMHFGsO
妹「そうそう、さっきからハルにゃんとみくるちゃんがそこに」
ハルヒ(げっ!妹のやつ……!)
キョン「ん?そうか……」
ガチャ
キョン「入ったらどうだ?」
ハルヒ「え、あ、そうね……」
みくる「よかったですね」
ハルヒ「ま、まあね」
ピコピコ ピコピコピコピコ
一樹「…………」
キョン「……一樹?」
一樹「眠い……」
キョン「いっそ寝ろ」
ハルヒ「そういえば兄さん、コーヒー豆がそろそろ切れそうだわ」
キョン「仕方ない、買いに行くか……」
一樹「じゃ帰ってきたら起こしてください……」
キョン「ああ、おやすみ」
ハルヒ「ついでだからあたしも行くわ、欲しいものがあるのよ」
キョン「そうか……」
みくる「行ってらっしゃい」
ハルヒ(げっ!妹のやつ……!)
キョン「ん?そうか……」
ガチャ
キョン「入ったらどうだ?」
ハルヒ「え、あ、そうね……」
みくる「よかったですね」
ハルヒ「ま、まあね」
ピコピコ ピコピコピコピコ
一樹「…………」
キョン「……一樹?」
一樹「眠い……」
キョン「いっそ寝ろ」
ハルヒ「そういえば兄さん、コーヒー豆がそろそろ切れそうだわ」
キョン「仕方ない、買いに行くか……」
一樹「じゃ帰ってきたら起こしてください……」
キョン「ああ、おやすみ」
ハルヒ「ついでだからあたしも行くわ、欲しいものがあるのよ」
キョン「そうか……」
みくる「行ってらっしゃい」
44: 2008/03/17(月) 22:56:11.39 ID:4bbMHFGsO
キョン「ハルヒー……菓子買いすぎじゃないか?」
ハルヒ「有希もみくるちゃんもあたしも食べるしこの位で丁度良いわよ」
キョン「あっいけね、みくるに2Bのシャーペンの芯頼まれてたんだった」
ハルヒ「別にHBでも良いのに何でかしらね」
キョン「そういやさっきから何か変な違和感があるんだが」
ハルヒ「何よ」
キョン「……あれ、何だっけな」
ハルヒ「忘れる程度の事なら良いじゃない」
キョン「まあ……そうだな」
ハルヒ「コーヒー豆これでよかったっけ」
キョン「新しいの試してみるか?」
ハルヒ「まああたしは牛乳入れるし差は気にしないからこれでいいわ」
キョン「まあいいか、いつもので」
ハルヒ「有希もみくるちゃんもあたしも食べるしこの位で丁度良いわよ」
キョン「あっいけね、みくるに2Bのシャーペンの芯頼まれてたんだった」
ハルヒ「別にHBでも良いのに何でかしらね」
キョン「そういやさっきから何か変な違和感があるんだが」
ハルヒ「何よ」
キョン「……あれ、何だっけな」
ハルヒ「忘れる程度の事なら良いじゃない」
キョン「まあ……そうだな」
ハルヒ「コーヒー豆これでよかったっけ」
キョン「新しいの試してみるか?」
ハルヒ「まああたしは牛乳入れるし差は気にしないからこれでいいわ」
キョン「まあいいか、いつもので」
46: 2008/03/17(月) 23:09:24.16 ID:4bbMHFGsO
みくる「こら、イタズラしちゃダメよ?」
妹「てぃひっ☆」
一樹「うう……プラナリアがぁ……」
有希「…………」
ハルヒ「ただいまー」
キョン「ただい……何してんだお前ら」
みくる「あ、あの違うんです、あたしは何も……」
キョン「こーら」
妹「きゃあ!」
一樹「やめて……それは切ったら駄目……」
ドサッ
妹「いったーい!」
キョン「おい、一樹、起きろ」
一樹「はっ!!?」
キョン「……何の夢見てたんだ?」
一樹「ひ、ひどい悪夢です、アレが、プラナリアで部屋を埋め尽くされて」
キョン(なんでまたそんな夢を)
ハルヒ「プラナリア気持ち悪いわよね……」
一樹「あれはもう久々に見ると幻想が崩れますね」
妹「キョンくんのバカー!」
キョン「やれやれ……」
妹「てぃひっ☆」
一樹「うう……プラナリアがぁ……」
有希「…………」
ハルヒ「ただいまー」
キョン「ただい……何してんだお前ら」
みくる「あ、あの違うんです、あたしは何も……」
キョン「こーら」
妹「きゃあ!」
一樹「やめて……それは切ったら駄目……」
ドサッ
妹「いったーい!」
キョン「おい、一樹、起きろ」
一樹「はっ!!?」
キョン「……何の夢見てたんだ?」
一樹「ひ、ひどい悪夢です、アレが、プラナリアで部屋を埋め尽くされて」
キョン(なんでまたそんな夢を)
ハルヒ「プラナリア気持ち悪いわよね……」
一樹「あれはもう久々に見ると幻想が崩れますね」
妹「キョンくんのバカー!」
キョン「やれやれ……」
47: 2008/03/17(月) 23:23:11.59 ID:4bbMHFGsO
有希「遺跡は全クリした」
キョン「はは……有希は凄いな……」
一樹「今何時ですかー……?」
キョン「もう10時だな」
一樹「まだそんな時間ですか……」
ハルヒ「そういえば姉さん何時に帰ってくるんだっけ」
キョン「今日は昼頃だってさ」
みくる(さっき長女間違えちゃった……)
一樹「なかなかバイトも大変そうですね」
キョン「お前もだろうが」
ハルヒ「昼ご飯うちで食べるの?」
キョン「だろうな」
キョン「はは……有希は凄いな……」
一樹「今何時ですかー……?」
キョン「もう10時だな」
一樹「まだそんな時間ですか……」
ハルヒ「そういえば姉さん何時に帰ってくるんだっけ」
キョン「今日は昼頃だってさ」
みくる(さっき長女間違えちゃった……)
一樹「なかなかバイトも大変そうですね」
キョン「お前もだろうが」
ハルヒ「昼ご飯うちで食べるの?」
キョン「だろうな」
53: 2008/03/17(月) 23:39:16.74 ID:4bbMHFGsO
昼
涼子「ただいまー」
妹「あっおかえりー」
キョン「おかえり、姉さん」
涼子「もう疲れちゃった、キョンくん肩揉んでー」
キョン「はいはい」
涼子「私昼ご飯食べたらもう寝るわー」
ハルヒ「あら、おかえり姉さん」
涼子「もうちょっと聞いてよハルヒ!店長と江美里がさー」
----
ハルヒ「えーマジ?」
キョン「大変だな……」
涼子「それよりお腹空いたしご飯作ってー」
ハルヒ「はいはいちょっと待ってて!今有希とみくるちゃんが作ってるから」
涼子「やっぱり兄弟が多いと助かるわぁ」
キョン「お疲れ、姉さん」
涼子「そうそう、一樹君のバイトの調子はどうなのよ?」
キョン「いや、あいつ全然教えてくれなくてさ」
涼子「あら、そうなの?」
涼子「ただいまー」
妹「あっおかえりー」
キョン「おかえり、姉さん」
涼子「もう疲れちゃった、キョンくん肩揉んでー」
キョン「はいはい」
涼子「私昼ご飯食べたらもう寝るわー」
ハルヒ「あら、おかえり姉さん」
涼子「もうちょっと聞いてよハルヒ!店長と江美里がさー」
----
ハルヒ「えーマジ?」
キョン「大変だな……」
涼子「それよりお腹空いたしご飯作ってー」
ハルヒ「はいはいちょっと待ってて!今有希とみくるちゃんが作ってるから」
涼子「やっぱり兄弟が多いと助かるわぁ」
キョン「お疲れ、姉さん」
涼子「そうそう、一樹君のバイトの調子はどうなのよ?」
キョン「いや、あいつ全然教えてくれなくてさ」
涼子「あら、そうなの?」
57: 2008/03/17(月) 23:56:07.62 ID:4bbMHFGsO
みくる「お姉ちゃん、先食べてて」
涼子「悪いわね、頂きます」
ハルヒ「有希!お茶出して」
有希「わかった」
涼子「あれ?一樹くんは?」
キョン「あれ?あいつまた寝たか……起こしてくるよ」
キョン「一樹、姉さん帰ってきたぞ」
一樹「あっ……あれ?今何時ですか?」
キョン「12時。とりあえず皆で飯食おう」
一樹「しまった……また昼寝してしまった……」
キョン「まあ良いんじゃないか」
涼子「ご馳走様ーおやすみー」
キョン「相変わらず食うの早!」
一樹「お帰りなさい」
涼子「一樹くんただいまおやすみ!」
キョン「お前夜勤が無くて良かったな」
一樹「そうですね……」
涼子「悪いわね、頂きます」
ハルヒ「有希!お茶出して」
有希「わかった」
涼子「あれ?一樹くんは?」
キョン「あれ?あいつまた寝たか……起こしてくるよ」
キョン「一樹、姉さん帰ってきたぞ」
一樹「あっ……あれ?今何時ですか?」
キョン「12時。とりあえず皆で飯食おう」
一樹「しまった……また昼寝してしまった……」
キョン「まあ良いんじゃないか」
涼子「ご馳走様ーおやすみー」
キョン「相変わらず食うの早!」
一樹「お帰りなさい」
涼子「一樹くんただいまおやすみ!」
キョン「お前夜勤が無くて良かったな」
一樹「そうですね……」
59: 2008/03/18(火) 00:07:48.99 ID:RO/Bry4lO
キョン「とりあえず一樹、降りて飯食おう」
一樹「はい……」
ハルヒ「おかえり、姉さんもう寝ちゃったわよ」
有希「早食い」
一樹「とりあえず二階で挨拶はしましたから」
ハルヒ「そう、なら良いわ、あたし達も食べましょう」
キョン「それにしても休みが長いと気が楽だよな」
ハルヒ「そうね、兄さん宿題早くやっといた方が良いわよ」
キョン「頂きまーす」
ハルヒ「ちょっと聞いてる!?」
一樹「まあまあ……」
ハルヒ「あんたら甘やかし合いね……」
一樹「はい……」
ハルヒ「おかえり、姉さんもう寝ちゃったわよ」
有希「早食い」
一樹「とりあえず二階で挨拶はしましたから」
ハルヒ「そう、なら良いわ、あたし達も食べましょう」
キョン「それにしても休みが長いと気が楽だよな」
ハルヒ「そうね、兄さん宿題早くやっといた方が良いわよ」
キョン「頂きまーす」
ハルヒ「ちょっと聞いてる!?」
一樹「まあまあ……」
ハルヒ「あんたら甘やかし合いね……」
66: 2008/03/18(火) 00:18:13.28 ID:RO/Bry4lO
タタタ
キョン「ん?また降りてきたな」
涼子「ちょっとビールだけ飲むわ!」
ハルヒ「ああ、はい」
涼子「ありがと!おやすみー」
他「…………」
ハルヒ「ねぇ、OLってあんなもんなの?」
キョン「さあ……」
有希「ご馳走様。部屋に戻る」
ハルヒ「あたしももう食べたし、兄さん後片付けお願いね」
キョン「ああ」
一樹「手伝いますよ、お兄様」
キョン「ああ、頼むよ」
キョン「ん?また降りてきたな」
涼子「ちょっとビールだけ飲むわ!」
ハルヒ「ああ、はい」
涼子「ありがと!おやすみー」
他「…………」
ハルヒ「ねぇ、OLってあんなもんなの?」
キョン「さあ……」
有希「ご馳走様。部屋に戻る」
ハルヒ「あたしももう食べたし、兄さん後片付けお願いね」
キョン「ああ」
一樹「手伝いますよ、お兄様」
キョン「ああ、頼むよ」
71: 2008/03/18(火) 00:41:32.35 ID:RO/Bry4lO
ハルヒ「携帯そろそろ新しいのが欲しいわね」
キョン「お前もバイトするか?」
ハルヒ「そうね……でも受験生だし」
キョン「あー……、……そうだ一樹、バイトの方はどうなんだ?」
一樹「順調ですよ。お兄様、それ飲まないなら下さい」
キョン「ああ、これか。ほい」
一樹「ありがとうございます」
キョン「お前も背伸びたな」
ハルヒ「そろそろ二階行くわ」
キョン「ああ」
みくる「ご馳走様ですぅ」
キョン「ごっそさん」
キョン「……一樹、焦って食わなくていいから」
一樹「っ……」
キョン「お前もバイトするか?」
ハルヒ「そうね……でも受験生だし」
キョン「あー……、……そうだ一樹、バイトの方はどうなんだ?」
一樹「順調ですよ。お兄様、それ飲まないなら下さい」
キョン「ああ、これか。ほい」
一樹「ありがとうございます」
キョン「お前も背伸びたな」
ハルヒ「そろそろ二階行くわ」
キョン「ああ」
みくる「ご馳走様ですぅ」
キョン「ごっそさん」
キョン「……一樹、焦って食わなくていいから」
一樹「っ……」
73: 2008/03/18(火) 00:51:32.79 ID:RO/Bry4lO
キョン「バイト、どうなんだ?」
一樹「小間使いのような感じですから、プライバシーの問題で……」
キョン「新川さんだっけ……すまんかった」
一樹「いえ」
キョン「お前が変な事されてないなら全然構わないが」
一樹「変な事?」
キョン「職場で虐められるとか」
一樹「まさか、みんな良い人ですよ」
キョン「なら良いんだがな……」
一樹「ご馳走様でした」
キョン「よし、片付けるか」
一樹「小間使いのような感じですから、プライバシーの問題で……」
キョン「新川さんだっけ……すまんかった」
一樹「いえ」
キョン「お前が変な事されてないなら全然構わないが」
一樹「変な事?」
キョン「職場で虐められるとか」
一樹「まさか、みんな良い人ですよ」
キョン「なら良いんだがな……」
一樹「ご馳走様でした」
キョン「よし、片付けるか」
78: 2008/03/18(火) 01:09:55.33 ID:RO/Bry4lO
コンコン ガチャ
ハルヒ「ちょっと有希」
有希「なに」
ハルヒ「あんたの部屋本当に書斎状態ね……」
有希「そう」
ハルヒ「魔術書とか持ってない?」
有希「ある。あれ」
ハルヒ「悪いけどちょっと貸して!」
有希「いい」
ハルヒ「ありがと!」
ガチャ バタン
有希「…………」
ハルヒ「ちょっと有希」
有希「なに」
ハルヒ「あんたの部屋本当に書斎状態ね……」
有希「そう」
ハルヒ「魔術書とか持ってない?」
有希「ある。あれ」
ハルヒ「悪いけどちょっと貸して!」
有希「いい」
ハルヒ「ありがと!」
ガチャ バタン
有希「…………」
79: 2008/03/18(火) 01:19:54.10 ID:RO/Bry4lO
キョン「さて、皿洗い済んだらどうすっかな」
一樹「眠くないなら遊んで下さい」
キョン「へいへい」
キョン「そういやさ、最近ハルヒの奴超能力がどうこう言わなくなったよな」
一樹「そうですね、でも有希姉さんの部屋から資料のようなものを引っ張り出してきているそうですが」
キョン「やっと変な趣味が直ったと思ってたのに……」
一樹「あれ?」
キョン「ん?」
一樹「あ……いえ」
キョン「……?」
一樹「ところで何だか寒くないですか?」
キョン「暖房入れるか?」
一樹「お願いします」
一樹「眠くないなら遊んで下さい」
キョン「へいへい」
キョン「そういやさ、最近ハルヒの奴超能力がどうこう言わなくなったよな」
一樹「そうですね、でも有希姉さんの部屋から資料のようなものを引っ張り出してきているそうですが」
キョン「やっと変な趣味が直ったと思ってたのに……」
一樹「あれ?」
キョン「ん?」
一樹「あ……いえ」
キョン「……?」
一樹「ところで何だか寒くないですか?」
キョン「暖房入れるか?」
一樹「お願いします」
83: 2008/03/18(火) 01:51:10.42 ID:RO/Bry4lO
キョン「惜しい、頑張れ」
一樹「どれが違うんだろう……」
キョン「一個遠ざかったぞ」
一樹「じゃあ残りは……」
ハルヒ「ちょっとあんた達、明日暇よね?」
キョン「ああ」
一樹「明日はずっと大丈夫です」
ハルヒ「そう、だったら丁度いいわ、あたしに付き合いなさい!」
キョン「どっか行くのか?」
ハルヒ「あたし思うのよ、非現実ってのはありふれた日常の中にも常に存在してるって」
古泉「確かに最近超能力の話とか有名ですよね」
ハルヒ「ってわけで、この世の不思議を探しに行くわよ!」
一樹「どれが違うんだろう……」
キョン「一個遠ざかったぞ」
一樹「じゃあ残りは……」
ハルヒ「ちょっとあんた達、明日暇よね?」
キョン「ああ」
一樹「明日はずっと大丈夫です」
ハルヒ「そう、だったら丁度いいわ、あたしに付き合いなさい!」
キョン「どっか行くのか?」
ハルヒ「あたし思うのよ、非現実ってのはありふれた日常の中にも常に存在してるって」
古泉「確かに最近超能力の話とか有名ですよね」
ハルヒ「ってわけで、この世の不思議を探しに行くわよ!」
88: 2008/03/18(火) 02:04:01.52 ID:RO/Bry4lO
有希「……」
キョン「んなアホな……そんな不毛な事をするなら家で寝てた方がマシだ」
ハルヒ「何よそれ!一樹、あんたは楽しそうだと思わない?不思議探し!」
一樹「そうですねぇ……でも僕はお兄様に賛成かな」
キョン「一樹、それで正解だ」
一樹「あ、やった」
キョン「あれ、有希いつの間に居たんだ?」
有希「さっき降りてきた」
ハルヒ「ねぇ有希、不思議探し良いと思わない?」
有希「…………」
キョン「何故俺を見る」
有希「……行くか行かないかは皆の自由」
キョン「有希はどうだ?」
有希「どちらでも構わない」
キョン「そうだな……」
ハルヒ「ちょっとみくるちゃん呼んでくるわ」
キョン「んなアホな……そんな不毛な事をするなら家で寝てた方がマシだ」
ハルヒ「何よそれ!一樹、あんたは楽しそうだと思わない?不思議探し!」
一樹「そうですねぇ……でも僕はお兄様に賛成かな」
キョン「一樹、それで正解だ」
一樹「あ、やった」
キョン「あれ、有希いつの間に居たんだ?」
有希「さっき降りてきた」
ハルヒ「ねぇ有希、不思議探し良いと思わない?」
有希「…………」
キョン「何故俺を見る」
有希「……行くか行かないかは皆の自由」
キョン「有希はどうだ?」
有希「どちらでも構わない」
キョン「そうだな……」
ハルヒ「ちょっとみくるちゃん呼んでくるわ」
89: 2008/03/18(火) 02:06:42.12 ID:RO/Bry4lO
涼子「何?楽しそうね」
ハルヒ「あら姉さん、起こしちゃった?」
涼子「ううん、なんか起きちゃった」
ハルヒ「みくるちゃーん」
コンコン
ガチャ
みくる「はーい」
ハルヒ「あのね……」
ハルヒ「あら姉さん、起こしちゃった?」
涼子「ううん、なんか起きちゃった」
ハルヒ「みくるちゃーん」
コンコン
ガチャ
みくる「はーい」
ハルヒ「あのね……」
92: 2008/03/18(火) 02:13:02.38 ID:RO/Bry4lO
キョン「一樹、どうする?」
一樹「そうですね、……姉さん何だか楽しそうですし、付き合ってもいいかなとは思いますが」
キョン「そうだな、ハルヒも色々頑張ってくれてるしな、付き合うか」
有希「…………」
涼子「へぇ、楽しそうじゃない、私も明日は何もないし」
みくる「わぁ、じゃあ久々に家族で遊べるんですね」
一樹「そうですね、……姉さん何だか楽しそうですし、付き合ってもいいかなとは思いますが」
キョン「そうだな、ハルヒも色々頑張ってくれてるしな、付き合うか」
有希「…………」
涼子「へぇ、楽しそうじゃない、私も明日は何もないし」
みくる「わぁ、じゃあ久々に家族で遊べるんですね」
93: 2008/03/18(火) 02:24:18.81 ID:RO/Bry4lO
ハルヒ「兄さん!賛同者を二人捕まえたわ!」
キョン「安心しろ、こっちも全員賛同者になった」
ハルヒ「本当!?ありがと兄さん、一樹、有希!」
有希「……あの子は留守番にするべき」
涼子「ああ、危なっかしいものね」
ハルヒ「確かに一人でどっか行っちゃったら取り返し付かないかもね……、よし、とりあえず決定ね!」
キョン「安心しろ、こっちも全員賛同者になった」
ハルヒ「本当!?ありがと兄さん、一樹、有希!」
有希「……あの子は留守番にするべき」
涼子「ああ、危なっかしいものね」
ハルヒ「確かに一人でどっか行っちゃったら取り返し付かないかもね……、よし、とりあえず決定ね!」
96: 2008/03/18(火) 02:36:59.69 ID:RO/Bry4lO
妹「なーに、明日どっか行くの?」
ハルヒ「うん、留守番頼むわね」
妹「はーい……」
夜
コンコン ガチャ
有希「……兄」
キョン「有希か、どうした?」
一樹「……すぅ……」
有希「……こっち」
キョン「……?」
有希「……私達は、兄にとって大切な家族?」
キョン「……いきなりどうした」
有希「質問に答えて」
キョン「そりゃかけがえのないものさ、家族は氏ぬまで家族なんだからな」
有希「……そう」
キョン「俺はなんだかんだ言って、兄弟皆を大切に思ってる」
有希「…………わかった。おやすみ」
キョン「悩みがあるなら言えよ?俺は何があってもお前らの味方なんだからな」
有希「…………
ありがとう」
ハルヒ「うん、留守番頼むわね」
妹「はーい……」
夜
コンコン ガチャ
有希「……兄」
キョン「有希か、どうした?」
一樹「……すぅ……」
有希「……こっち」
キョン「……?」
有希「……私達は、兄にとって大切な家族?」
キョン「……いきなりどうした」
有希「質問に答えて」
キョン「そりゃかけがえのないものさ、家族は氏ぬまで家族なんだからな」
有希「……そう」
キョン「俺はなんだかんだ言って、兄弟皆を大切に思ってる」
有希「…………わかった。おやすみ」
キョン「悩みがあるなら言えよ?俺は何があってもお前らの味方なんだからな」
有希「…………
ありがとう」
110: 2008/03/18(火) 06:31:28.05 ID:RO/Bry4lO
朝
ハルヒ「おはよう兄さん!」
キョン「うー……」
ハルヒ「ほら一樹も起きて!」
一樹「あ……おはようございますー、……まだ7時ですよ……?」
キョン「ハルヒー、張り切りすぎじゃないか?」
ハルヒ「あんた達が寝るの遅いのよ!有希やみくるちゃんはすぐ起きたわよ!?」
キョン「やれやれ……、……姉さんは?」
ハルヒ「む……、起きないわ」
キョン「飯が出来てから起こそうか」
ハルヒ「そうね……」
113: 2008/03/18(火) 06:59:55.56 ID:RO/Bry4lO
ハルヒ「またオムレツでいいわよね」
キョン「ハムもあるし色々混ぜるか」
ハルヒ「それにしても兄さん料理上手くなったわよね」
キョン「そうか?こんなもんだろ」
ハルヒ「あとはあたしやっとくからコーヒーと牛乳出して姉さん呼んどいて」
キョン「そろそろ一樹もお前もブラック飲めるようになったらな……」
ハルヒ「別に良いじゃないどうだって」
キョン「姉さー……うわっ」
キョン「そんな格好で寝るな、起きろ!」
涼子「いたっ!えっ?何もう朝なの?」
キョン「飯出来たから服ちゃんと着て降りてこい、一樹に有害だ」
涼子「別に兄弟なんだから良いじゃない……」
キョン「いーや良くない、ていうか風邪引くぞ」
涼子「大丈夫大丈夫お姉ちゃん若いから」
キョン「俺も後3年でオッサンか……」
ギィ バタン
涼子「ちょっ……それどういう意味!?」
キョン「ハムもあるし色々混ぜるか」
ハルヒ「それにしても兄さん料理上手くなったわよね」
キョン「そうか?こんなもんだろ」
ハルヒ「あとはあたしやっとくからコーヒーと牛乳出して姉さん呼んどいて」
キョン「そろそろ一樹もお前もブラック飲めるようになったらな……」
ハルヒ「別に良いじゃないどうだって」
キョン「姉さー……うわっ」
キョン「そんな格好で寝るな、起きろ!」
涼子「いたっ!えっ?何もう朝なの?」
キョン「飯出来たから服ちゃんと着て降りてこい、一樹に有害だ」
涼子「別に兄弟なんだから良いじゃない……」
キョン「いーや良くない、ていうか風邪引くぞ」
涼子「大丈夫大丈夫お姉ちゃん若いから」
キョン「俺も後3年でオッサンか……」
ギィ バタン
涼子「ちょっ……それどういう意味!?」
114: 2008/03/18(火) 07:16:34.19 ID:RO/Bry4lO
鶴屋さんは名字だけだしやりづらいな
ハルヒ「姉さん起きた?」
キョン「絶対すぐ起きてくる」
みくる「?」
一樹「ふぁ……」
ハルヒ「はい、お待たせ!みくるちゃん、有希、2つ運んで」
みくる「はーい」
有希「(頷く)」
みくる「はい」
キョン「頂きます」
一樹「いただきまーす」
ハルヒ「さて、あたしも食べよっと」
涼子「ちょっとキョン君!さっきのって私がおばさんて事よね!?」
みくる「ひぇっ!」
キョン「悪いか?」
涼子「朝っぱらからこいつは……」
一樹「まあまあ。今日はどこに不思議を探しに行くんですか?」
ハルヒ「駅前にしましょ」
みくる「不思議な人も居そうですよね」
一樹「いや、それはちょっと……」
ハルヒ「姉さん起きた?」
キョン「絶対すぐ起きてくる」
みくる「?」
一樹「ふぁ……」
ハルヒ「はい、お待たせ!みくるちゃん、有希、2つ運んで」
みくる「はーい」
有希「(頷く)」
みくる「はい」
キョン「頂きます」
一樹「いただきまーす」
ハルヒ「さて、あたしも食べよっと」
涼子「ちょっとキョン君!さっきのって私がおばさんて事よね!?」
みくる「ひぇっ!」
キョン「悪いか?」
涼子「朝っぱらからこいつは……」
一樹「まあまあ。今日はどこに不思議を探しに行くんですか?」
ハルヒ「駅前にしましょ」
みくる「不思議な人も居そうですよね」
一樹「いや、それはちょっと……」
117: 2008/03/18(火) 07:36:28.92 ID:RO/Bry4lO
一樹「駅で不思議なんて何かあるんでしょうか」
キョン「まあ適当に探していこうぜ」
ハルヒ「とりあえず妹に朝ご飯だけ作って書き置きしてから行きましょう」
涼子「すぐ出るの?」
ハルヒ「あったりまえじゃない、不思議が逃げちゃうわ!」
みくる「そうですねぇ、涼子お姉ちゃんと遊べるのは久々ですし楽しみですぅ」
涼子「あら、嬉しい事言ってくれるじゃない。キョン君も純真な妹を見習いなさいよ」
キョン「男は純真じゃない方が格好良いのさ」
ハルヒ「一樹は素直なのに?」
キョン「どういう意味だ」
一樹「まあまあまあ、……ご馳走様でした」
キョン「一樹、俺そんなにひねくれてるか?」
一樹「ふふ、でもお兄様より格好良い人は他に見た事がありませんよ」
涼子「ねぇ一樹くん、あたしまだおばさん臭くないよね?ね?」
一樹「あはは、着替えてきます」
涼子「っ……!!」
有希「容姿が年相応の割に年上に見える、即ち精神年齢が高いということ。問題ない」
涼子「フォローになってないわよ……」
キョン「まあ適当に探していこうぜ」
ハルヒ「とりあえず妹に朝ご飯だけ作って書き置きしてから行きましょう」
涼子「すぐ出るの?」
ハルヒ「あったりまえじゃない、不思議が逃げちゃうわ!」
みくる「そうですねぇ、涼子お姉ちゃんと遊べるのは久々ですし楽しみですぅ」
涼子「あら、嬉しい事言ってくれるじゃない。キョン君も純真な妹を見習いなさいよ」
キョン「男は純真じゃない方が格好良いのさ」
ハルヒ「一樹は素直なのに?」
キョン「どういう意味だ」
一樹「まあまあまあ、……ご馳走様でした」
キョン「一樹、俺そんなにひねくれてるか?」
一樹「ふふ、でもお兄様より格好良い人は他に見た事がありませんよ」
涼子「ねぇ一樹くん、あたしまだおばさん臭くないよね?ね?」
一樹「あはは、着替えてきます」
涼子「っ……!!」
有希「容姿が年相応の割に年上に見える、即ち精神年齢が高いということ。問題ない」
涼子「フォローになってないわよ……」
119: 2008/03/18(火) 07:53:43.47 ID:RO/Bry4lO
キョン「うーん、やっぱり一樹は良い奴だ」
ハルヒ「あの子将来イエスマンにでもなる気かしら……」
涼子「自慢のお兄様専用イエスマン?」
キョン「ごっそーさん」
ハルヒ「はいはい、もう洗うの帰ってからでいいかな」
有希「……帰ってくる?」
キョン「何言ってるんだ?当たり前だろ」
有希「そう……」
ハルヒ「?まあいいわ、じゃ台所まで運んでおいて!ごちそーさまっ」
キョン「おい!……やれやれ」
みくる「ご馳走様でしたぁ」
涼子「有希のカンは預言者級だからちょっと不安になるわね」
キョン「まさか、気を付けてれば事故ったりなんかしないだろ」
有希「…………」
ハルヒ「あの子将来イエスマンにでもなる気かしら……」
涼子「自慢のお兄様専用イエスマン?」
キョン「ごっそーさん」
ハルヒ「はいはい、もう洗うの帰ってからでいいかな」
有希「……帰ってくる?」
キョン「何言ってるんだ?当たり前だろ」
有希「そう……」
ハルヒ「?まあいいわ、じゃ台所まで運んでおいて!ごちそーさまっ」
キョン「おい!……やれやれ」
みくる「ご馳走様でしたぁ」
涼子「有希のカンは預言者級だからちょっと不安になるわね」
キョン「まさか、気を付けてれば事故ったりなんかしないだろ」
有希「…………」
122: 2008/03/18(火) 08:01:35.31 ID:RO/Bry4lO
涼子「いや待って、何か不思議が見つかるっていう予兆かもしれないわ」
キョン「なんだそれ」
みくる「何か見つかるといいですねぇ」
キョン「こんな世の中じゃ、あっても四つ葉のクローバー程度だろ」
みくる「それでも願いが叶ったら不思議ですよね」
キョン「よし、出掛ける準備するか」
キョン「なんだそれ」
みくる「何か見つかるといいですねぇ」
キョン「こんな世の中じゃ、あっても四つ葉のクローバー程度だろ」
みくる「それでも願いが叶ったら不思議ですよね」
キョン「よし、出掛ける準備するか」
126: 2008/03/18(火) 08:16:07.71 ID:RO/Bry4lO
駅
ハルヒ「さて!4時間も探せば十分ね、班分けして不思議を探しましょ、
12時丁度にあそこの喫茶店に集合ね!」
キョン「なんだこれ?」
ハルヒ「クジよ!」
キョン「お前わざわざこんなものを……」
ハルヒ「6人居るから赤が2本、青2本、無印も2本よ!」
キョン「じゃあ引くとするか……」
みくる(みんなで回りたかったかも……)
ハルヒ「さて!4時間も探せば十分ね、班分けして不思議を探しましょ、
12時丁度にあそこの喫茶店に集合ね!」
キョン「なんだこれ?」
ハルヒ「クジよ!」
キョン「お前わざわざこんなものを……」
ハルヒ「6人居るから赤が2本、青2本、無印も2本よ!」
キョン「じゃあ引くとするか……」
みくる(みんなで回りたかったかも……)
135: 2008/03/18(火) 08:29:03.75 ID:RO/Bry4lO
キョン「お、赤か」
ハルヒ「はい、有希」
有希「……青」
涼子「あっ、私キョン君と一緒ね」
一樹「えっ」
みくる「喧嘩しちゃ駄目ですからね?」
キョン「しねーよ」
みくる「あたし無印ですぅ」
一樹「あ、僕青だ」
ハルヒ「じゃみくるちゃん、行きましょ!」
みくる「ふぇっ!引っ張らないでくだしゃいぃ」
長門「……じゃあ、私達も行く」
キョン「ああ、じゃあな」
一樹「お兄様、お気をつけて」
139: 2008/03/18(火) 08:40:06.38 ID:RO/Bry4lO
キョン「さて、商店街に変な店無いかブラつく事にしようか」
涼子「そうね、あっパワーストーンの店なんてどう?」
キョン「ありふれてるが……まあ行ってみるか、なんかプレゼントで機嫌は取れそうだしな」
有希「……」
一樹「えっと、どうします?」
有希「一樹」
一樹「はい?」
有希「勉強の方はどう?」
一樹「余裕ですよ、でなければバイトなんてやっていられませんから」
有希「そう、……学校は楽しい?」
一樹「ええ」
一樹「……寒いですね、どこか店に入りませんか?」
有希「……来て欲しい場所がある」
涼子「そうね、あっパワーストーンの店なんてどう?」
キョン「ありふれてるが……まあ行ってみるか、なんかプレゼントで機嫌は取れそうだしな」
有希「……」
一樹「えっと、どうします?」
有希「一樹」
一樹「はい?」
有希「勉強の方はどう?」
一樹「余裕ですよ、でなければバイトなんてやっていられませんから」
有希「そう、……学校は楽しい?」
一樹「ええ」
一樹「……寒いですね、どこか店に入りませんか?」
有希「……来て欲しい場所がある」
140: 2008/03/18(火) 08:50:12.11 ID:RO/Bry4lO
一樹「?どこですか?」
有希「あなたが一番話を理解してくれるはず、後で証拠も見せる事になるはず」
一樹「あの……何ですか?」
一樹「あのっ……どこまで行くんですか?待ってくださいよ」
有希「……ここ」
一樹「こ、ここですか……(寒いって言ったのにベンチ……)」
有希「座って」
一樹「は、はい……」
涼子「これ可愛い!」
キョン「なあ、俺達は不思議を探しにきた筈だったのに何故ファンシーショップに居るんだ?」
有希「あなたが一番話を理解してくれるはず、後で証拠も見せる事になるはず」
一樹「あの……何ですか?」
一樹「あのっ……どこまで行くんですか?待ってくださいよ」
有希「……ここ」
一樹「こ、ここですか……(寒いって言ったのにベンチ……)」
有希「座って」
一樹「は、はい……」
涼子「これ可愛い!」
キョン「なあ、俺達は不思議を探しにきた筈だったのに何故ファンシーショップに居るんだ?」
141: 2008/03/18(火) 08:58:16.99 ID:RO/Bry4lO
ハルヒ「どっか路地裏に魔法陣浮かんでないしら」
みくる「魔法陣?」
ハルヒ「うーん、やっぱり無いわねぇ……もっと不思議っぽいとこ無いかしら」
みくる「お花畑とか無いかなぁ」
ハルヒ「駅周辺にはないわね……うちの庭を花畑にして何か儀式でも行ったら妖精現れるかしら」
一樹「え……?」
有希「……私もこの15年間はとても楽しかった。
でも彼の意見によってはもう終わりになるかもしれない」
一樹「そ、そんな、何か変な小説に毒されているのでは?」
有希「一樹、あなたの名字は?」
みくる「魔法陣?」
ハルヒ「うーん、やっぱり無いわねぇ……もっと不思議っぽいとこ無いかしら」
みくる「お花畑とか無いかなぁ」
ハルヒ「駅周辺にはないわね……うちの庭を花畑にして何か儀式でも行ったら妖精現れるかしら」
一樹「え……?」
有希「……私もこの15年間はとても楽しかった。
でも彼の意見によってはもう終わりになるかもしれない」
一樹「そ、そんな、何か変な小説に毒されているのでは?」
有希「一樹、あなたの名字は?」
144: 2008/03/18(火) 09:05:56.59 ID:RO/Bry4lO
キョン「まあこういうのを魔除けとか言ったら騙せそうだが……」
涼子「あら、じゃこっちのスケルトンの方が良いと思うわよ」
キョン「これは有希が喜びそうなデザインだな……」
涼子「有希ったら本ばっかり読んでてちっとも色気づかないしこういうのあげてみたら?」
キョン「そうだな……、うん、そうするか」
有希「違う。あなたは古泉一樹」
一樹「……じゃあ……じゃああなたは何だって言うんですか!?」
有希「長門。……長門有希」
一樹「違うのはあなたでしょう?僕達の名字は同じ。同じなんです」
有希「…………」
一樹「よく出来た作り話ですが、そんなに現実味が無いとお兄様だって信じませんよ」
有希「……やはりあなたは変わった」
一樹「僕の何と比べてるんですか?いい加減に冗談はやめてください」
涼子「あら、じゃこっちのスケルトンの方が良いと思うわよ」
キョン「これは有希が喜びそうなデザインだな……」
涼子「有希ったら本ばっかり読んでてちっとも色気づかないしこういうのあげてみたら?」
キョン「そうだな……、うん、そうするか」
有希「違う。あなたは古泉一樹」
一樹「……じゃあ……じゃああなたは何だって言うんですか!?」
有希「長門。……長門有希」
一樹「違うのはあなたでしょう?僕達の名字は同じ。同じなんです」
有希「…………」
一樹「よく出来た作り話ですが、そんなに現実味が無いとお兄様だって信じませんよ」
有希「……やはりあなたは変わった」
一樹「僕の何と比べてるんですか?いい加減に冗談はやめてください」
145: 2008/03/18(火) 09:16:09.90 ID:RO/Bry4lO
みくる「そうそう、お昼は駅で食べますよね?」
ハルヒ「うん、歩き疲れてそうだし丁度いいでしょ」
みくる「あそこの喫茶店、新メニューが出来たって友達が言ってたんです」
ハルヒ「本当?楽しみね!」
一樹「大体、ちょっと設定に無理があります。宇宙人ってどこの星ですか?何星人ですか?」
有希「この銀河を統括する、情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタk」
一樹「わかりません」
有機「……」
一樹「つまらない事を話してないで早く不思議探しに行きましょう、有希姉さん」
有希「…………」
ハルヒ「うん、歩き疲れてそうだし丁度いいでしょ」
みくる「あそこの喫茶店、新メニューが出来たって友達が言ってたんです」
ハルヒ「本当?楽しみね!」
一樹「大体、ちょっと設定に無理があります。宇宙人ってどこの星ですか?何星人ですか?」
有希「この銀河を統括する、情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタk」
一樹「わかりません」
有機「……」
一樹「つまらない事を話してないで早く不思議探しに行きましょう、有希姉さん」
有希「…………」
147: 2008/03/18(火) 09:29:19.98 ID:RO/Bry4lO
涼子「私にもなんか買ってー」
キョン「いや姉さんのが金あるだろ……」
涼子「ケチ!」
キョン「おいおい……」
涼子「とりあえずそれに決めたのね?」
キョン「ああ、……あいつ喜ぶかな」
涼子「キョン君から何か貰ったら何でも喜ぶでしょ」
キョン「まさか。一樹でもあるまいし」
一樹「ほら、川……魚が泳いでますよ」
有希「…………」
一樹「僕はさっきの話は絶対に信じません」
有希「……そう」
一樹「お兄様なんて信じないどころか理解もしないと思いますよ」
有希「そうかもしれない。でも伝えるのが私の任務」
一樹「…………」
有希「信じる信じないは皆の自由。私も皆と兄弟で居るのも良い選択だと思う」
キョン「いや姉さんのが金あるだろ……」
涼子「ケチ!」
キョン「おいおい……」
涼子「とりあえずそれに決めたのね?」
キョン「ああ、……あいつ喜ぶかな」
涼子「キョン君から何か貰ったら何でも喜ぶでしょ」
キョン「まさか。一樹でもあるまいし」
一樹「ほら、川……魚が泳いでますよ」
有希「…………」
一樹「僕はさっきの話は絶対に信じません」
有希「……そう」
一樹「お兄様なんて信じないどころか理解もしないと思いますよ」
有希「そうかもしれない。でも伝えるのが私の任務」
一樹「…………」
有希「信じる信じないは皆の自由。私も皆と兄弟で居るのも良い選択だと思う」
149: 2008/03/18(火) 09:44:31.92 ID:RO/Bry4lO
キョン「にしても暇だな」
涼子「不思議ねぇ……あっあの人ふしgむぐっ」
キョン「社会人にもなってお前は!」
涼子「ごめんなさぁい、ふふっ」
キョン「ったく……、次どこ行く?」
涼子「不思議がありそうな場所……ってなんかゴミ拾いのボランティアやってる気分だわ」
キョン「探してたらゴミばっか見つかりそうだしな……」
みくる「お姉ちゃん、好きな人いる?」
ハルヒ「えっ、あたし!?」
みくる「ふふ」
ハルヒ「えーっと……、そ、そんな事別にどうだって良いじゃない!」
みくる「お兄ちゃん?」
ハルヒ「だっ誰があんなやつ……兄弟だし有り得ないわよ」
みくる「兄弟でも憧れとかはあるはずです」
ハルヒ「なっ、何よ」
みくる「お姉ちゃんも素直に甘えていいと思いますよ?」
ハルヒ「…………」
涼子「不思議ねぇ……あっあの人ふしgむぐっ」
キョン「社会人にもなってお前は!」
涼子「ごめんなさぁい、ふふっ」
キョン「ったく……、次どこ行く?」
涼子「不思議がありそうな場所……ってなんかゴミ拾いのボランティアやってる気分だわ」
キョン「探してたらゴミばっか見つかりそうだしな……」
みくる「お姉ちゃん、好きな人いる?」
ハルヒ「えっ、あたし!?」
みくる「ふふ」
ハルヒ「えーっと……、そ、そんな事別にどうだって良いじゃない!」
みくる「お兄ちゃん?」
ハルヒ「だっ誰があんなやつ……兄弟だし有り得ないわよ」
みくる「兄弟でも憧れとかはあるはずです」
ハルヒ「なっ、何よ」
みくる「お姉ちゃんも素直に甘えていいと思いますよ?」
ハルヒ「…………」
150: 2008/03/18(火) 09:54:18.93 ID:RO/Bry4lO
----
ハルヒ「そろそろ喫茶店で待ってましょうか」
みくる「ですねー」
一樹「もうこんな時間ですか……早く行きましょう」
有希「……」
一樹「……変な事言わないでくださいね」
キョン「やべ、もう12時来るじゃねーか」
涼子「あっ本当、早く戻らなきゃ」
ハルヒ「そろそろ喫茶店で待ってましょうか」
みくる「ですねー」
一樹「もうこんな時間ですか……早く行きましょう」
有希「……」
一樹「……変な事言わないでくださいね」
キョン「やべ、もう12時来るじゃねーか」
涼子「あっ本当、早く戻らなきゃ」
151: 2008/03/18(火) 10:08:17.21 ID:RO/Bry4lO
ハルヒ「兄さんも姉さんも遅ーい!」
キョン「すまん!」
涼子「ごめんねぇ」
ハルヒ「なんか見つかった?不思議なものは!」
キョン「ああ、ハルヒに効きそうな魔除けグッズと、……ほら、有希にも」
ハルヒ「あっ、なかなか良さそうじゃない、ありがと兄さん!」
有希「……これ……」
キョン「気に入ってくれるか?」
有希「……ありがとう、大事にする」
ハルヒ「有希、一樹、なんかあった?」
一樹「何もありませんでした」
キョン「興味無さそうな断定ぶりだな……」
ハルヒ「姉さんと兄さんに支払いは任せるわ、メニュー決めましょ」
涼子「そう来ると思った……」
キョン「すまん!」
涼子「ごめんねぇ」
ハルヒ「なんか見つかった?不思議なものは!」
キョン「ああ、ハルヒに効きそうな魔除けグッズと、……ほら、有希にも」
ハルヒ「あっ、なかなか良さそうじゃない、ありがと兄さん!」
有希「……これ……」
キョン「気に入ってくれるか?」
有希「……ありがとう、大事にする」
ハルヒ「有希、一樹、なんかあった?」
一樹「何もありませんでした」
キョン「興味無さそうな断定ぶりだな……」
ハルヒ「姉さんと兄さんに支払いは任せるわ、メニュー決めましょ」
涼子「そう来ると思った……」
154: 2008/03/18(火) 10:27:11.35 ID:RO/Bry4lO
ハルヒ「一樹、一樹?」
一樹「!」
ハルヒ「どうしたの?メニュー決めた?」
一樹「ま、まだ……」
キョン「どうかしたか?」
一樹「何でもないです、兄さん」
キョン「お?やっと呼び方変えたか」
一樹「えっと……これ食べたいです」
ハルヒ「決まりね、有希、そこのボタン押して」
一樹「!」
ハルヒ「どうしたの?メニュー決めた?」
一樹「ま、まだ……」
キョン「どうかしたか?」
一樹「何でもないです、兄さん」
キョン「お?やっと呼び方変えたか」
一樹「えっと……これ食べたいです」
ハルヒ「決まりね、有希、そこのボタン押して」
159: 2008/03/18(火) 11:07:55.56 ID:RO/Bry4lO
ハルヒ「やっぱり外食も良いものよね」
キョン「妹にもなんか美味い弁当買って帰るか……」
ハルヒ「そうねぇ……、あ、じゃああたし弁当買って先帰るわ、皆ゆっくり食べてて」
キョン「食うの早いよな……」
一樹「…………」
160: 2008/03/18(火) 11:27:23.18 ID:RO/Bry4lO
キョン「さて、俺らはマイペースに食うことにしよう」
涼子「そうね」
有希「……話がある」
一樹「……!」
キョン「なんだ有希、改まって」
一樹「やめ……やめて」
有希「彼の意見を聞かなければならない」
キョン「……?」
有希「……兄」
キョン「うん?」
有希「……上手く言語化出来ない、情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない。でも聞いて」
涼子「そうね」
有希「……話がある」
一樹「……!」
キョン「なんだ有希、改まって」
一樹「やめ……やめて」
有希「彼の意見を聞かなければならない」
キョン「……?」
有希「……兄」
キョン「うん?」
有希「……上手く言語化出来ない、情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない。でも聞いて」
162: 2008/03/18(火) 11:38:01.10 ID:RO/Bry4lO
有希「私達は本当の兄弟ではない」
キョン「……え?」
涼子「えっ……有希、何……言ってるの?」
キョン「そ、そうだよ、今日はエイプリルフールじゃないぞ」
有希「本当。私の話を聞いてほしい。この世界は今から2日前に出来た」
キョン「そんなバカな、俺には皆がもっと小さかった時の記憶もあるぞ」
有希「それは涼宮ハルヒによって創り出されたダミーの記憶」
キョン「ハルヒが科学者で俺達に実験をしてるとか何とか言う気か?」
有希「概念は近い」
みくる「あ、あの、あの……どういう事ですかぁ?」
有希「涼宮ハルヒには願望を実現させる能力がある」
キョン「……え?」
涼子「えっ……有希、何……言ってるの?」
キョン「そ、そうだよ、今日はエイプリルフールじゃないぞ」
有希「本当。私の話を聞いてほしい。この世界は今から2日前に出来た」
キョン「そんなバカな、俺には皆がもっと小さかった時の記憶もあるぞ」
有希「それは涼宮ハルヒによって創り出されたダミーの記憶」
キョン「ハルヒが科学者で俺達に実験をしてるとか何とか言う気か?」
有希「概念は近い」
みくる「あ、あの、あの……どういう事ですかぁ?」
有希「涼宮ハルヒには願望を実現させる能力がある」
163: 2008/03/18(火) 11:49:07.33 ID:RO/Bry4lO
キョン「涼宮?おい、俺達の名字は」
有希「私は長門有希。朝倉涼子、古泉一樹、朝比奈みくる、そして……あなた」
キョン「……何が……言いたいんだ?」
有希「元々私達は他人だった。涼宮ハルヒによって集結させられた」
有希「私は通俗的な用語を使用すると宇宙人に該当する存在」
キョン「待て、……またお前なんかの小説に影響されただろ」
有希「違う」
涼子「ごめん有希、その冗談面白くないわ」
有希「冗談ではない。……涼宮ハルヒと私達についての説明を続ける」
有希「私は長門有希。朝倉涼子、古泉一樹、朝比奈みくる、そして……あなた」
キョン「……何が……言いたいんだ?」
有希「元々私達は他人だった。涼宮ハルヒによって集結させられた」
有希「私は通俗的な用語を使用すると宇宙人に該当する存在」
キョン「待て、……またお前なんかの小説に影響されただろ」
有希「違う」
涼子「ごめん有希、その冗談面白くないわ」
有希「冗談ではない。……涼宮ハルヒと私達についての説明を続ける」
165: 2008/03/18(火) 11:57:41.35 ID:RO/Bry4lO
----
キョン「……やっぱり意味わかんねーぞ、で、なんでその俺達がこうやって家族になってるんだ?」
有希「涼宮ハルヒは強い縁を持った私達から離れる事を恐れた」
涼子「私は……?」
有希「涼宮ハルヒの深層心理ではあなたの事も理解している。
だからあなたも新たに宇宙人として興味を持たれ、私達の関係と繋がった。
あなたを復活させる事により転校等の概念を取り払うテストに成功した」
キョン「…………」
有希「涼宮ハルヒは我々と普通の人間としてずっと一緒に居ることを望んだ。だからこうなった」
キョン「有希、変な事を言うのはやめよう。他の人も居るし」
涼子「そうよ……また今度にしましょう」
有希「今でないと駄目。涼宮ハルヒがまた情報爆発を起こす前に処置をしなければならない」
キョン「……やっぱり意味わかんねーぞ、で、なんでその俺達がこうやって家族になってるんだ?」
有希「涼宮ハルヒは強い縁を持った私達から離れる事を恐れた」
涼子「私は……?」
有希「涼宮ハルヒの深層心理ではあなたの事も理解している。
だからあなたも新たに宇宙人として興味を持たれ、私達の関係と繋がった。
あなたを復活させる事により転校等の概念を取り払うテストに成功した」
キョン「…………」
有希「涼宮ハルヒは我々と普通の人間としてずっと一緒に居ることを望んだ。だからこうなった」
キョン「有希、変な事を言うのはやめよう。他の人も居るし」
涼子「そうよ……また今度にしましょう」
有希「今でないと駄目。涼宮ハルヒがまた情報爆発を起こす前に処置をしなければならない」
166: 2008/03/18(火) 12:10:06.63 ID:RO/Bry4lO
有希「涼宮ハルヒはあなた達にも少し記憶を残している筈。あなた達の意志を尊重するために」
キョン「信じらんねーな、なんならその記憶を増幅してみてくれよ」
有希「……わかった」
キョン「!?」
みくる「えっ……」
古泉「……!」
涼子「え、何これっ……」
キョン「これ、は……」
涼子「こんな事って……」
有希「……理解した?」
「…………」
キョン「信じらんねーな、なんならその記憶を増幅してみてくれよ」
有希「……わかった」
キョン「!?」
みくる「えっ……」
古泉「……!」
涼子「え、何これっ……」
キョン「これ、は……」
涼子「こんな事って……」
有希「……理解した?」
「…………」
167: 2008/03/18(火) 12:17:04.10 ID:RO/Bry4lO
有希「涼宮ハルヒは潜在意識の中で激しいジレンマに襲われている。
私以外が普通の人間となった今、これは本当に自分の望んでいた世界なのか、
元々の世界から逸脱してもいいのか、自分以外はこれでいいのだろうか、と」
キョン「……人の事超能力者とかにして宇宙人作り出しておいて……今更勝手なやつだな」
「…………」
キョン「やっぱりあいつは素直じゃない。流石俺の妹だな」
私以外が普通の人間となった今、これは本当に自分の望んでいた世界なのか、
元々の世界から逸脱してもいいのか、自分以外はこれでいいのだろうか、と」
キョン「……人の事超能力者とかにして宇宙人作り出しておいて……今更勝手なやつだな」
「…………」
キョン「やっぱりあいつは素直じゃない。流石俺の妹だな」
168: 2008/03/18(火) 12:30:02.34 ID:RO/Bry4lO
キョン「今更あんな幻覚見せられても、この世界で俺達が家族ならそれで良いじゃないか」
有希「……」
キョン「元々はこっちが作り物だと解っちまった今だが、
俺達は今までずっと、造られた時間だろうが20年近く家族だと思って生活してきたんだしさ」
有希「…………」
キョン「有希、元々の世界で過ごしてる俺達もきっと居る。パラレルワールドって奴を知ってるよな?」
有希「……確かに存在はする」
キョン「じゃあハルヒも迷う必要は無いだろ。……皆、そうだよな?」
涼子「……私、今更皆と敵対してたなんて言われても困るわ」
一樹「いきなり姉さん達と同級生って、そっちもよっぽどおかしいですよ」
みくる「ハルヒお姉ちゃんは大切なお姉ちゃんだし……」
キョン「有希、……お前は、どうだ?」
有希「……私も造られた時間を過ごし共有した。どちらになろうとあなた達に従うと覚悟を決めている」
キョン「戻りたいか?」
有希「……このままでも構わない」
キョン「決まりだな」
有希「……」
キョン「元々はこっちが作り物だと解っちまった今だが、
俺達は今までずっと、造られた時間だろうが20年近く家族だと思って生活してきたんだしさ」
有希「…………」
キョン「有希、元々の世界で過ごしてる俺達もきっと居る。パラレルワールドって奴を知ってるよな?」
有希「……確かに存在はする」
キョン「じゃあハルヒも迷う必要は無いだろ。……皆、そうだよな?」
涼子「……私、今更皆と敵対してたなんて言われても困るわ」
一樹「いきなり姉さん達と同級生って、そっちもよっぽどおかしいですよ」
みくる「ハルヒお姉ちゃんは大切なお姉ちゃんだし……」
キョン「有希、……お前は、どうだ?」
有希「……私も造られた時間を過ごし共有した。どちらになろうとあなた達に従うと覚悟を決めている」
キョン「戻りたいか?」
有希「……このままでも構わない」
キョン「決まりだな」
169: 2008/03/18(火) 12:31:57.96 ID:RO/Bry4lO
有希「世界を少し改変し、先程の私達の会話は無かった事にする。
涼宮ハルヒも普通の人間に変える」
キョン「頼んだ。……ついでに、お前も普通の人間になる気はないか?」
有希「…………」
涼宮ハルヒも普通の人間に変える」
キョン「頼んだ。……ついでに、お前も普通の人間になる気はないか?」
有希「…………」
171: 2008/03/18(火) 12:40:54.42 ID:RO/Bry4lO
ハルヒ「遅かったじゃない!何してたのよ」
キョン「いや……話に夢中になっててな」
ハルヒ「ふーん……まあいいわ」
キョン「妹何時に起きてたって?」
ハルヒ「あたしが帰ってから暫くして起きて、お弁当食べてまた二階上がってったわ」
一樹「意外と遅くに起きたみたいだね」
みくる「もしかしたら疲れてたのかなぁ」
ハルヒ「だったらゆっくり休めたんだし丁度良いじゃない」
キョン「あいついっつも俺起こしに来てるのにな」
涼子「それで疲れてたんじゃない?ふふ」
有希「なら私が明日から起こそうか」
キョン「いや、それなら目覚ましをだな……」
176: 2008/03/18(火) 12:49:36.43 ID:RO/Bry4lO
ハルヒ「そうよ、あたしの目覚まし何か調子悪いのよね」
キョン「なら新しいの買ってやるよ」
ハルヒ「本当?ありがと!」
涼子「とりあえずキョン君も目覚ましだけで起きれるようにならなきゃね」
キョン「いやいや、俺は起きれるぞ」
一樹「僕は時間には余裕があるんで、隣が騒がしかろうとこれからも自分のペースで起きますよ」
キョン「だが高校からは早く起きないとな」
一樹「……」
キョン「そうだハルヒ、バイトの貯金溜まったし時計屋連れてってやるよ」
ハルヒ「時計屋?」
キョン「最近流行りの腕時計とかお前も欲しいだろ?」
ハルヒ「……嬉しいわ、……お兄ちゃん、大好きっ!」
Bad end
キョン「なら新しいの買ってやるよ」
ハルヒ「本当?ありがと!」
涼子「とりあえずキョン君も目覚ましだけで起きれるようにならなきゃね」
キョン「いやいや、俺は起きれるぞ」
一樹「僕は時間には余裕があるんで、隣が騒がしかろうとこれからも自分のペースで起きますよ」
キョン「だが高校からは早く起きないとな」
一樹「……」
キョン「そうだハルヒ、バイトの貯金溜まったし時計屋連れてってやるよ」
ハルヒ「時計屋?」
キョン「最近流行りの腕時計とかお前も欲しいだろ?」
ハルヒ「……嬉しいわ、……お兄ちゃん、大好きっ!」
Bad end
178: 2008/03/18(火) 12:50:27.07 ID:wDdf4O230
>Bad end
( ゚д゚ )
( ゚д゚ )
179: 2008/03/18(火) 12:50:38.16 ID:RO/Bry4lO
お疲れ様でしたー\(^o^)/ありがとー
引用元: ハルヒ「おにいちゃんだいすき」..
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