1: 19/05/15(水)00:00:22 ID:huq
アイドルマスターシンデレラガールズです。

千川ちひろ「休みが欲しい!」佐藤心「はぁとに言われましても」

これと世界観同じです。心さんとちひろさんがお友達です。

2: 19/05/15(水)00:00:51 ID:huq
事務所

心(ついに……ついにはぁともソロ曲かぁ……☆)

心(ここまで色々あったなぁ……)

心「っと、やべ☆ 色々思い出したら泣けて来ちゃったぞ☆」

心「嬉しい事なんだから泣いてちゃもったいない! スウィーティーな日にしなきゃね☆」

心「おっつスウィーティー☆ ……って誰も居ないか。電気電気っと……」

モバP(以下P)「……」

心「って!? ぎゃあああ!? 誰!? 誰なの!? 不審者!? 犯罪者!?」

P「……」

心「ってなんだよ☆ プロデューサーじゃん☆」

心「どしたの? 電気も点けずに黙ったままで」

P「……これ」

心「ん? どれ?」

心「あ……」
【佐藤 心】アイドルマスター シンデレラガールズ 祝10周年!カプセルラバーマスコット
3: 19/05/15(水)00:01:17 ID:huq


ちひろ(ふぅ。思ったより遅くなっちゃった)

ちひろ(早く戻らないとまた泊まりになっちゃうかも知れないし……)

ちひろ「ただいま戻り……何してるんですか」

P「……」

心「……」

ちひろ「もしもーし?」

ちひろ(えぇ……。何、この……何……)

ちひろ「いつもおかしい心さんならともかく。プロデューサーさんまでどうしたんですか」

心「……」

ちひろ「あの、無表情でこっち見るの止めてもらえません? 不気味です」

P「……」

ちひろ「今、心さんに止めろと言ったばかりなんですけど」

4: 19/05/15(水)00:03:02 ID:huq
心「……」

P「……」

ちひろ「なんなんですか、二人して机の上を指さして……」

ちひろ「……あぁ」

心「……」

ちひろ「夢じゃないですよ」

心「……マジ?」

ちひろ「マジです。証拠に一発ビンタしますね。えいっ☆」

心「いって☆」

心「んもぅ☆ やったな~ちひろちゃんめ~♪」

ちひろ「うふふ♪ 悔しかったらやり返してごらんなさ~い」

心「待て待て~♪ あはは☆」

ちひろ「うふふ、あはは」

ちひろ「満足ですか」

心「はい」

ちひろ「プロデューサーさんもいい加減こっちに帰ってきてください」

P「はっ!?」

P「これは夢!? 夢だったのか!?」

ちひろ「机の上をよく確認してください。夢じゃないです」

P「お、おおぉ……! 夢じゃない……! 現実……!」

5: 19/05/15(水)00:03:26 ID:huq
P「心さん!」

心「プロデューサー!」

P「現実ですよ! これは現実なんですよ!」

心「うん! 現実なんだよね!」

ちひろ「はいはい。現実ですよー」

心「ね、ねぇ。触っても……いい?」

P「どうぞ!」

ちひろ「はい」

心「おぅふっ……。ほわぁ……」

P「どう……ですか?」

心「……うん」

ちひろ「泣かないでくださいよ、大袈裟な……。はい、ハンカチ」

心「ありがど……」

心「……これってはぁとのだよね」

P「そうです。心さんの、心さんのためだけのです」

心「そっかぁ……はぁとのかぁ……♪」

心「にゅふふふ……☆」

ちひろ「なんですか気持ち悪い……」

心「だってさ☆ ほら、見てよこれ。ほら。はぁとのだよ? はぁとの☆」

ちひろ「わかってますって」

6: 19/05/15(水)00:04:44 ID:huq
心「プロデューサー……。はぁと、ついにここまで……ここまで来ちゃったぞ☆」

P「はい! ついにここまで来ました! やっとです!」

心「はぁとの……ソロCD……!」

P「そうです! 心さんの……ソロCDですよ!」

心「うおぁぅえぉぅあぁぁあぁぁぅ……!」

ちひろ「えぇ……。泣くならもうちょい上品な声出してくださいよ……」

心「だっでぇ……! はぁどの゛CDだもん゛……!」

P「……」

ちひろ「プロデューサーさんも天を仰がないでください」

P「すみません……。上を向いていないと涙が零れるんです……」

心「ぷろでゅぅざぁ……!」

P「し、心さん……!」

心「ソロ曲……! ソロCDだよぅ……!」

P「はい……! 心さんの『しゅがーはぁと☆レボリューション』です!」

心「はぁとの『しゅがーはぁと☆レボリューション』……!」

7: 19/05/15(水)00:05:20 ID:huq
ちひろ「色々と大変だったんですからね。感謝してくださいよ?」

心「うん……ありがとう、ちひろちゃん……」

ちひろ「……素直に感謝されるとむず痒いですね」

心「抱きしめてちゅーしてあげる」

ちひろ「やめて! やめてください!」

心「いいじゃん! はぁとの感謝と愛を受け取れよ☆」

ちひろ「そういうのはプロデューサーさんにしてください!」

心「……プロデューサー!」

P「心さん……!」

ちひろ「なんて力強いハグ……、いや抱擁か」

心「ありがとうと言う言葉しか出てこない」

P「俺もです。ありがとう、心さん」

心「はぁとこそありがとう。ありがとう、プロデューサー。ありがとう、ちひろちゃん」

ちひろ「……はいはい」

8: 19/05/15(水)00:05:56 ID:huq
心「ねぇ、ちょーっとだけ聴いても良い?」

P「聴きましょう。サンプルなんで開封しても大丈夫ですよ」

心「……開けていいの?」

ちひろ「開けずにどうやって聴くんですか」

心「はぁとが開けていいんですか!?」

P「心さんのCDです。心さんが開けずに誰が開けるんですか」

心「お、おう……!」

心「い、いきます……!」

P「……!」

ちひろ「……」

心「はー……はー……! よし……! 開けるぞ……! 開けるから! よし、よしっ!」

心「やぁ~ん♪ やっぱもったいな~い☆」

ちひろ「早くしてくれませんか!?」

心「あ、はい。すんません」

心「じゃあ、開けます」

9: 19/05/15(水)00:06:23 ID:huq
心「お……、おぉ……!」

P「CDだ……!」

ちひろ「あ、良い感じですね。発注通りですね」

心「ねぇこれ触っても大丈夫なやつ!? 爆発したり『てってれー』って看板出てこない!?」

ちひろ「なんの話してんですか……。大丈夫に決まってるでしょう」

P「あ、心さん待って! 写真! 写真撮らせて!」

P「CD顔の横にお願いします!」

心「こう?」

P「完璧です。じゃあ撮りますね、はいスウィーティー」

心「スウィーティー☆」

P「素晴らしいです。最高です」

心「被写体も良いからな☆」

ちひろ「はーい、CDプレイヤーでーす」

心「あ、どもっす」

10: 19/05/15(水)00:06:54 ID:huq
心「じゃあ……再生ボタンをぽちっとな☆」

ちひろ「センスが古い……」

心「やかましい☆」

CDプレイヤー『~~♪』

心「……」

P「……」

ちひろ「……」

心「……ぐすっ」

P「……あぁ」

ちひろ「……良い曲ですね」

P「……はい。心さんの……しゅがーはぁとの魅力がたっぷり詰まった良い曲です」

ちひろ「ほら、泣いてる場合ですか。心さんの曲ですよ」

心「わかってる……わかってるけどぉ……!」

心「涙が……溢れて止まらないんだよ……。だってやっとはぁとの曲なんだよ? 誰かと一緒じゃなくて、はぁとだけの曲なんだよ……!」

心「『しゅがーはぁと☆レボリューション』は……はぁとの曲なんだぞ……☆」

ちひろ「……わかってますって」

11: 19/05/15(水)00:07:43 ID:huq
ちひろ「……本当に良い曲ですね」

心「んふふ☆ そうだろ☆ そうだろ☆」

心「スウィーティーがたーっぷり詰まったしゅがーはぁとの曲だからね♪」

心「ほら、もう☆ プロデューサーもいつまでも泣いてんな☆」

ちひろ「心さんこそ涙止まってないですよ」

P「そういうちひろさんこそ、目尻に涙が」

心「えへへ……♪」

P「へへっ……!」

ちひろ「……♪」

P、ちひろ「「心さん、ソロ曲おめでとうございます!」」

心「ありがと♪」

心「よ~っし! これからはぁとはどんどん『しゅがーはぁと☆レボリューション』でみんなにスウィーティーを振り撒くぞ☆」

心「せーのっ……!」

心、P、ちひろ「「「スウィーティー☆」」」

End

12: 19/05/15(水)00:12:57 ID:huq
以上です。

2019年5月15日です。
本日はCINDERELLA MASTER052~054の発売日です。
054には佐藤心が歌う『しゅがーはぁと☆レボリューション』が収録されています。
ついに心さんがソロ曲を歌います。歌っています。
とても素晴らしい曲です。しゅがーはぁとをこれでもかと詰め込んだ、まさにしゅがーはぁとのための曲です。
買ってくれとは言いません。レンタルや同僚から借りてでもいいので、一度フルを聴いてください。歌詞を見ながら聴いてください。
しゅがーはぁとがそこに居ます。
スウィーティーがそこにはあるんです。
どうか、どうか『しゅがーはぁと☆レボリューション』を聴いてください。お願いします。
そして、これからも佐藤心をよろしくお願いします。

では、お読み頂ければ幸いです。

14: 19/05/19(日)21:01:29 ID:sYr
乙 最初から全部追ってきたぞー
何でこんなに長く続けられるの? ルーチンワーク?

引用元: 佐藤心「ついにソロ曲だぞ☆」千川ちひろ「おめでとうございます」