1: 2008/03/21(金) 18:40:04.39 ID:ZJZLaiqN0
教師「次の自己紹介は涼宮ハルヒさん」
「――は事情があり休学中です」
「今年中に学校に来れたら暖かく迎えてあげてくださいね」
キョン「……不登校か」
「――は事情があり休学中です」
「今年中に学校に来れたら暖かく迎えてあげてくださいね」
キョン「……不登校か」
4: 2008/03/21(金) 18:50:24.59 ID:N5qFyg6LO
ハルヒ「あたしなんて居ても居なくても一緒なのよ…」
ハルヒママ「ハルヒ今日は…」
ハルヒ「行かない…」
キョン「この涼宮ハルヒってのは何故学校に来ない?」
谷口「中学二年の時、いきなり来なくなってな。それから来ても直ぐに帰ったりでよ」
キョン「要するに原因不明なんだな」
谷口「そうだ」
ハルヒママ「ハルヒ今日は…」
ハルヒ「行かない…」
キョン「この涼宮ハルヒってのは何故学校に来ない?」
谷口「中学二年の時、いきなり来なくなってな。それから来ても直ぐに帰ったりでよ」
キョン「要するに原因不明なんだな」
谷口「そうだ」
6: 2008/03/21(金) 19:00:51.87 ID:N5qFyg6LO
谷口「なんだキョン。興味あんのか?」
キョン「少しだけな」
谷口「やめとけ、変に首を突っ込むと面倒な事になるぜ」
国木田「キョンは変な女の子が好きだからなぁ」
朝倉「あらキョンくん、涼宮さんの事が気になるの?」
キョン「ん?まぁ…な」
朝倉「なら、帰りに涼宮さん家に寄るから一緒に来ない?」
キョン「少しだけな」
谷口「やめとけ、変に首を突っ込むと面倒な事になるぜ」
国木田「キョンは変な女の子が好きだからなぁ」
朝倉「あらキョンくん、涼宮さんの事が気になるの?」
キョン「ん?まぁ…な」
朝倉「なら、帰りに涼宮さん家に寄るから一緒に来ない?」
17: 2008/03/21(金) 19:47:35.03 ID:N5qFyg6LO
キョン「ああ…」
朝倉「じゃあ決まりね♪」
谷口「くそ…なんでキョンばかり…」
キョン「なんか言ったか谷口」
谷口「なんでもねぇよ」
―涼宮宅―
ハルヒ「学校…か」
ハルヒママ「ハルヒ、母さんお父さんの所に行って来るから」
ハルヒ「うん…行ってらっしゃい」
ハルヒ「独り…」
朝倉「じゃあ決まりね♪」
谷口「くそ…なんでキョンばかり…」
キョン「なんか言ったか谷口」
谷口「なんでもねぇよ」
―涼宮宅―
ハルヒ「学校…か」
ハルヒママ「ハルヒ、母さんお父さんの所に行って来るから」
ハルヒ「うん…行ってらっしゃい」
ハルヒ「独り…」
19: 2008/03/21(金) 19:54:28.80 ID:N5qFyg6LO
岡部担任「すまんな、朝倉にキョン」
朝倉「このプリントを涼宮さんに渡せば良いんですね」
岡部担任「ああ、よろしく頼む」
朝倉「じゃあ、キョンくん。行きましょ」
キョン「ああ」
朝倉「キョンくんはなんで涼宮の事を心配するのかしら?」
キョン「何でって…クラスメイトだから?」
朝倉「本当にそれだけ?」
キョン「他に理由が見つからんだろ…会った事も無いのに」
朝倉「そうね」
谷口「くそぅ…なんか良い雰囲気じゃねえか」
朝倉「このプリントを涼宮さんに渡せば良いんですね」
岡部担任「ああ、よろしく頼む」
朝倉「じゃあ、キョンくん。行きましょ」
キョン「ああ」
朝倉「キョンくんはなんで涼宮の事を心配するのかしら?」
キョン「何でって…クラスメイトだから?」
朝倉「本当にそれだけ?」
キョン「他に理由が見つからんだろ…会った事も無いのに」
朝倉「そうね」
谷口「くそぅ…なんか良い雰囲気じゃねえか」
24: 2008/03/21(金) 20:20:16.38 ID:N5qFyg6LO
朝倉「着いたわ」
キョン「なんかエライ遠回りした気が…」
朝倉「気のせいよ。さてと」
ピンポーン
ハルヒ「!」ビクゥ
キョン「出ないな」
朝倉「もう一回」
ピンポーン
ハルヒ「だだ、誰か来た…お母さん…はお父さんの所」ガタガタ
朝倉「…仕方ないわね、ポストに…」
キョン「すいませーん」
朝倉「ちょっとキョンくん!?」
ハルヒ「男の…子?窓から覗いみよう…」
谷口「端から見たらストーカーじゃねえか俺…」
警官「そこの君、ちょっと良いかな?」
谷口「WAWAWA!?」
キョン「なんかエライ遠回りした気が…」
朝倉「気のせいよ。さてと」
ピンポーン
ハルヒ「!」ビクゥ
キョン「出ないな」
朝倉「もう一回」
ピンポーン
ハルヒ「だだ、誰か来た…お母さん…はお父さんの所」ガタガタ
朝倉「…仕方ないわね、ポストに…」
キョン「すいませーん」
朝倉「ちょっとキョンくん!?」
ハルヒ「男の…子?窓から覗いみよう…」
谷口「端から見たらストーカーじゃねえか俺…」
警官「そこの君、ちょっと良いかな?」
谷口「WAWAWA!?」
30: 2008/03/21(金) 20:30:48.69 ID:N5qFyg6LO
ハルヒ「あれ…北校の制服だ…」
キョン「ふぅ…居ないのか…あ」
ハルヒ「あ!目が合っちゃった…」
朝倉「どうしたのキョンくん?」
キョン「いま上の窓から誰か覗いてた」
朝倉「涼宮さんかな?」
キョン「恐らくな」
ハルヒ「どうしよう…居ることバレちゃった…出た方が良いよね?」ドキドキ
ハルヒ「ふぅ…落ち着いて涼宮ハルヒ。ただ用件を聞くだけよ…よ、よし」
朝倉「無理に手渡しする必要は無いわ。行きましょ」
キョン「…しょうがないな」
ガチャ
キョン「ん?」
ハルヒ「ハイ…よ、用件は…」ドキドキ
キョン「ふぅ…居ないのか…あ」
ハルヒ「あ!目が合っちゃった…」
朝倉「どうしたのキョンくん?」
キョン「いま上の窓から誰か覗いてた」
朝倉「涼宮さんかな?」
キョン「恐らくな」
ハルヒ「どうしよう…居ることバレちゃった…出た方が良いよね?」ドキドキ
ハルヒ「ふぅ…落ち着いて涼宮ハルヒ。ただ用件を聞くだけよ…よ、よし」
朝倉「無理に手渡しする必要は無いわ。行きましょ」
キョン「…しょうがないな」
ガチャ
キョン「ん?」
ハルヒ「ハイ…よ、用件は…」ドキドキ
37: 2008/03/21(金) 20:44:00.80 ID:N5qFyg6LO
キョン「あ…ああ!はじめまして、同じクラスの○○です」
朝倉「はじめまして、朝倉涼子です」
ハルヒ「…はじめまして」
キョン「(暗いし怖い…何で睨んでくるんだ?)こ、これプリント」
朝倉「それと、これは手紙」
ハルヒ「ありがとう…(こ、怖い)」
朝倉「みんな、貴女が来るのを待ってるから」
キョン「じゃ、この辺で失礼するよ。次は学校で」
ハルヒ「う…ん」
バタン
谷口「だから!別にやましいことは何も…」
警官「じゃあ電柱の影に隠れて何をやっていた」
谷口「それは…」
警官「言えんのか?」
谷口「友人の後をつけてました…ごめんなさい」
警官「今回は許してやるが…次は無いぞ」
谷口「はい…」
朝倉「はじめまして、朝倉涼子です」
ハルヒ「…はじめまして」
キョン「(暗いし怖い…何で睨んでくるんだ?)こ、これプリント」
朝倉「それと、これは手紙」
ハルヒ「ありがとう…(こ、怖い)」
朝倉「みんな、貴女が来るのを待ってるから」
キョン「じゃ、この辺で失礼するよ。次は学校で」
ハルヒ「う…ん」
バタン
谷口「だから!別にやましいことは何も…」
警官「じゃあ電柱の影に隠れて何をやっていた」
谷口「それは…」
警官「言えんのか?」
谷口「友人の後をつけてました…ごめんなさい」
警官「今回は許してやるが…次は無いぞ」
谷口「はい…」
40: 2008/03/21(金) 20:56:40.16 ID:N5qFyg6LO
ハルヒ「はぁぁぁ…疲れた…部屋行こう」
ハルヒ「学校…か、今更行ってもいじめられそうだなぁ…」
ハルヒ「あ、居ることすら気付かれないかもハハハ…」orz
朝倉「良かったわ、涼宮さんに会えて」
キョン「そうだな」
朝倉「涼宮さん、学校来てくれるかな?」
キョン「さぁ…?」
朝倉「キョンくん、さっきから変よ?」
キョン「ん?そうか?」
朝倉「さては涼宮さんに一目惚れしたのかしら?」ニヤニヤ
キョン「…(面倒臭い眉毛だな…)」
ハルヒ「お腹減ったなぁ…晩御飯は…無い!?」
ハルヒ「やっぱりアタシは不要な存在なんだ…」
ハルヒ「学校…か、今更行ってもいじめられそうだなぁ…」
ハルヒ「あ、居ることすら気付かれないかもハハハ…」orz
朝倉「良かったわ、涼宮さんに会えて」
キョン「そうだな」
朝倉「涼宮さん、学校来てくれるかな?」
キョン「さぁ…?」
朝倉「キョンくん、さっきから変よ?」
キョン「ん?そうか?」
朝倉「さては涼宮さんに一目惚れしたのかしら?」ニヤニヤ
キョン「…(面倒臭い眉毛だな…)」
ハルヒ「お腹減ったなぁ…晩御飯は…無い!?」
ハルヒ「やっぱりアタシは不要な存在なんだ…」
50: 2008/03/21(金) 21:14:23.73 ID:N5qFyg6LO
ハルヒ「そうだよね…学校行かないで家でダラダラしてる奴なんか氏んだ方が…」
ヒラヒラ
ハルヒ「ん?手紙?」
ハルヒへ
忙しくて夕飯を作れないのでこれで何か買って食べてください。
母さんより
ハルヒ「つまり、外に出ろと?そんな…」
朝倉「キョンくん今、私の悪口言ったでしょ?」
キョン「言ってない」
朝倉「本当に?」ギロ
キョン「(面倒な奴だ…)少なくとも言葉で発してない」
朝倉「言った事は認めるのね?」
キョン「だったら何だよムチムチ眉毛(悪い)」
朝倉「中と外が逆になってるわよ?氏になさい♪」
ガス
キョン「ぐぅお!」
ヒラヒラ
ハルヒ「ん?手紙?」
ハルヒへ
忙しくて夕飯を作れないのでこれで何か買って食べてください。
母さんより
ハルヒ「つまり、外に出ろと?そんな…」
朝倉「キョンくん今、私の悪口言ったでしょ?」
キョン「言ってない」
朝倉「本当に?」ギロ
キョン「(面倒な奴だ…)少なくとも言葉で発してない」
朝倉「言った事は認めるのね?」
キョン「だったら何だよムチムチ眉毛(悪い)」
朝倉「中と外が逆になってるわよ?氏になさい♪」
ガス
キョン「ぐぅお!」
53: 2008/03/21(金) 21:31:18.90 ID:N5qFyg6LO
ハルヒ「外に行くとか…もうやだ、氏にたい」
ハルヒ「働かざる者、食うべからずって言うし、一食くらい抜いたって…」
グゥゥ
ハルヒ「orz」
朝倉「じゃあね♪また明日」
キョン「ああ、じゃあな」
キョン「涼宮ハルヒ…か。かわいかったな」
ハルヒ「手紙…そう言えば朝倉さんから渡された奴が有ったわね」ガサガサ
ハルヒ「これね。カッターの刃とか入ってたりして…ハハハ」
ビリ パサ
涼宮さんへ
クラスの皆が貴女が来るのを待っています。
無理にとは言いませんが、その気になったら来てください。
朝倉涼子より
ハルヒ「要するに来なくても良いって事よね…」
ハルヒ「でも、二人とも良い人そうだったなぁ…行こうかな、学校」
ハルヒ「働かざる者、食うべからずって言うし、一食くらい抜いたって…」
グゥゥ
ハルヒ「orz」
朝倉「じゃあね♪また明日」
キョン「ああ、じゃあな」
キョン「涼宮ハルヒ…か。かわいかったな」
ハルヒ「手紙…そう言えば朝倉さんから渡された奴が有ったわね」ガサガサ
ハルヒ「これね。カッターの刃とか入ってたりして…ハハハ」
ビリ パサ
涼宮さんへ
クラスの皆が貴女が来るのを待っています。
無理にとは言いませんが、その気になったら来てください。
朝倉涼子より
ハルヒ「要するに来なくても良いって事よね…」
ハルヒ「でも、二人とも良い人そうだったなぁ…行こうかな、学校」
65: 2008/03/21(金) 21:55:54.88 ID:N5qFyg6LO
ハルヒ「…怖いけど、明日は行ってみよう」ハルヒ「朝倉さんやあの人と友達になれるかなぁ…」
キョン「ただいま」
妹「キョンくん、お帰りぃ♪」
キョン「ハイハイただいま、ただいま」
キョン「ふぅ…あの涼宮って子、来るかなぁ?」
キョン「あの様子じゃ来そうにないが…」
―翌日―
ハルヒ「寝れなかった…」
ハルヒ母「おはようハルヒ…あなた、その格好…」
ハルヒ「き、今日はね、行ってみようと思って」
キョン「ただいま」
妹「キョンくん、お帰りぃ♪」
キョン「ハイハイただいま、ただいま」
キョン「ふぅ…あの涼宮って子、来るかなぁ?」
キョン「あの様子じゃ来そうにないが…」
―翌日―
ハルヒ「寝れなかった…」
ハルヒ母「おはようハルヒ…あなた、その格好…」
ハルヒ「き、今日はね、行ってみようと思って」
80: 2008/03/21(金) 22:20:17.61 ID:x0iG32n20
ハルヒ「お母さん、おかしいところ無い?」
ハルヒ母「無いわよ」
ハルヒ「それじゃあ、行って来ます」
ハルヒ母「いってらっしゃい」
ハルヒ「初めて履く靴だから、ちょっと硬くて歩きづらいなぁ…」
ハルヒ「どうせ私は引きこも…ダメよ、もっと前向きに行かなきゃ!」
―学校―
ハルヒ「えっと…あたしのロッカーは…」
朝倉「あ、涼宮さん!」
ハルヒ「ヒャッ!あ、朝倉さん?」
朝倉「覚えていてくれたのね、嬉しいわ。貴女のロッカーはここよ」
ハルヒ「あ、ありがとうございます」ペコリ
キョン「ふわぁぁぁ…眠い…」
国木田「眠そうだね、夜中までゲームかい?」
キョン「ああ、鬱な女の子と禁則事項するゲームをな」
国木田「…真面目に答えてくれなくて良いよ」
ハルヒ母「無いわよ」
ハルヒ「それじゃあ、行って来ます」
ハルヒ母「いってらっしゃい」
ハルヒ「初めて履く靴だから、ちょっと硬くて歩きづらいなぁ…」
ハルヒ「どうせ私は引きこも…ダメよ、もっと前向きに行かなきゃ!」
―学校―
ハルヒ「えっと…あたしのロッカーは…」
朝倉「あ、涼宮さん!」
ハルヒ「ヒャッ!あ、朝倉さん?」
朝倉「覚えていてくれたのね、嬉しいわ。貴女のロッカーはここよ」
ハルヒ「あ、ありがとうございます」ペコリ
キョン「ふわぁぁぁ…眠い…」
国木田「眠そうだね、夜中までゲームかい?」
キョン「ああ、鬱な女の子と禁則事項するゲームをな」
国木田「…真面目に答えてくれなくて良いよ」
83: 2008/03/21(金) 22:29:10.50 ID:x0iG32n20
キョン「おはようさん」
朝倉「おはよう、キョンくん。あれを見て」
キョン「ん?空が!それが自立兵器でぶほぉ!」
朝倉「変なネタ使うのは自重して。貴方の席の後ろよ」
キョン「痛…俺の席の後ろ?もしかして涼宮か?」
朝倉「そう、涼宮さんよ。本当に来てくれるとは思わなかったわ」
キョン「(昨日のゲームみたいに後ろからサクっていうのは勘弁だな)」
朝倉「席が近いんだから、仲良くしてあげるのよ?」
キョン「ああ、わかった」
谷口「くそぅ…仲良くしやがって…俺も入れてくださいよ!」
国木田「それはかなり難しいだろうね」
朝倉「おはよう、キョンくん。あれを見て」
キョン「ん?空が!それが自立兵器でぶほぉ!」
朝倉「変なネタ使うのは自重して。貴方の席の後ろよ」
キョン「痛…俺の席の後ろ?もしかして涼宮か?」
朝倉「そう、涼宮さんよ。本当に来てくれるとは思わなかったわ」
キョン「(昨日のゲームみたいに後ろからサクっていうのは勘弁だな)」
朝倉「席が近いんだから、仲良くしてあげるのよ?」
キョン「ああ、わかった」
谷口「くそぅ…仲良くしやがって…俺も入れてくださいよ!」
国木田「それはかなり難しいだろうね」
88: 2008/03/21(金) 22:42:39.12 ID:x0iG32n20
岡部担任「えーみんな、改めて紹介する。涼宮ハルヒだ」
ハルヒ「よ、よろしくお願いします…(この先生怖い…)」
岡部担任「ところで涼宮、ハンドボールに…」
後藤「先生、次に」
岡部担任「ああ、すまん。知っていると思うが君の席はキョンの後ろだ」
ハルヒ「キョン?」
朝倉「○○くんのことよ。みんな彼のことをキョンと呼ぶの」
ハルヒ「そうなんですか…(いじめられてるのかな?)」
キョン「絶対いじめられてるのかな?とか思ってるよ…」
ハルヒ「よ、よろしくお願いします…(この先生怖い…)」
岡部担任「ところで涼宮、ハンドボールに…」
後藤「先生、次に」
岡部担任「ああ、すまん。知っていると思うが君の席はキョンの後ろだ」
ハルヒ「キョン?」
朝倉「○○くんのことよ。みんな彼のことをキョンと呼ぶの」
ハルヒ「そうなんですか…(いじめられてるのかな?)」
キョン「絶対いじめられてるのかな?とか思ってるよ…」
96: 2008/03/21(金) 22:54:57.67 ID:x0iG32n20
―昼休み―
ハルヒ「弁当だってこと忘れてた…orz」
キョン「購買か、学食にでも行ってきたらどうだ?」
ハルヒ「え?あ、そ、そうですね」
ハルヒ「えーと…んーと…」
キョン「場所がわからないだろ」
ハルヒ「ごめんなさい…」
キョン「仕方ない、案内してやるよ」
ハルヒ「あ、ありがとうございます(迷惑なやつって思われちゃっただろうなぁ…)」
―購買―
キョン「ここが購買だ」
ハルヒ「たくさんありますね」
キョン「なぜかカレーパンが一瞬でなくなる事で有名だ」
ハルヒ「そ、そうなんですか…」
ハルヒ「あ、サンドイッチとお茶ください」
ハルヒ「弁当だってこと忘れてた…orz」
キョン「購買か、学食にでも行ってきたらどうだ?」
ハルヒ「え?あ、そ、そうですね」
ハルヒ「えーと…んーと…」
キョン「場所がわからないだろ」
ハルヒ「ごめんなさい…」
キョン「仕方ない、案内してやるよ」
ハルヒ「あ、ありがとうございます(迷惑なやつって思われちゃっただろうなぁ…)」
―購買―
キョン「ここが購買だ」
ハルヒ「たくさんありますね」
キョン「なぜかカレーパンが一瞬でなくなる事で有名だ」
ハルヒ「そ、そうなんですか…」
ハルヒ「あ、サンドイッチとお茶ください」
100: 2008/03/21(金) 23:02:25.54 ID:x0iG32n20
―学食―
キョン「ここが学食だ。餃子事件以来、メニューから餃子が消えた」
ハルヒ「はぁ…(正直、回答に困るなぁ…)」
キョン「……」ジー
ハルヒ「どうかしましたか?」
キョン「…なんでもない。カレーの旨さに評判がある、後は知らん」
ハルヒ「ありがとうございました」
キョン「コレくらい良いさ。じゃあな」
ハルヒ「嫌われちゃったかな…どこで食べよう?」
―部室棟―
ハルヒ「迷った…なにしてもダメだなぁアタシ…」
ハルヒ「文芸部室?少し開いてる…覗いてみよう」
長門「……?誰」
ハルヒ「ひゃあ!」ガタン!
ハルヒ「ごめんなさい!邪魔するつもりは…」
長門「涼宮ハルヒ、一年五組の生徒。諸事情により今日まで登校していないかった」
ハルヒ「へ?何でアタシのこと…」
長門「立って」
ハルヒ「すいません、腰が抜けて…」
長門「手を貸す」
ハルヒ「ご、ごめんなさい…」
長門「謝罪の必要は無い」
ハルヒ「ごめんなさい…」
長門「……」
キョン「ここが学食だ。餃子事件以来、メニューから餃子が消えた」
ハルヒ「はぁ…(正直、回答に困るなぁ…)」
キョン「……」ジー
ハルヒ「どうかしましたか?」
キョン「…なんでもない。カレーの旨さに評判がある、後は知らん」
ハルヒ「ありがとうございました」
キョン「コレくらい良いさ。じゃあな」
ハルヒ「嫌われちゃったかな…どこで食べよう?」
―部室棟―
ハルヒ「迷った…なにしてもダメだなぁアタシ…」
ハルヒ「文芸部室?少し開いてる…覗いてみよう」
長門「……?誰」
ハルヒ「ひゃあ!」ガタン!
ハルヒ「ごめんなさい!邪魔するつもりは…」
長門「涼宮ハルヒ、一年五組の生徒。諸事情により今日まで登校していないかった」
ハルヒ「へ?何でアタシのこと…」
長門「立って」
ハルヒ「すいません、腰が抜けて…」
長門「手を貸す」
ハルヒ「ご、ごめんなさい…」
長門「謝罪の必要は無い」
ハルヒ「ごめんなさい…」
長門「……」
106: 2008/03/21(金) 23:15:40.00 ID:x0iG32n20
ハルヒ「えっと…」
長門「一年六組の長門有希。よろしく」
ハルヒ「涼宮ハルヒです…」
長門「貴女は何故ここに?」
ハルヒ「お昼ご飯を食べようと場所を探していたら迷って…」
長門「教室まで案内する。まずは昼食をとって」
ハルヒ「え?」
長門「ここで食べていい。済んだ後に教室まで案内する」
ハルヒ「あ、ありがとうございます!(眼が、眼が怖いよぉ)」
パクパクムシャムシャ
ハルヒ「ムグゥ!……ゴクゴク…はぁ…氏ぬかと思った…」
長門「落ち着いて食べて」
ハルヒ「は、はい…(見つめられてたら落ち着けない…)」
谷口「そのウィンナーくれ!」
キョン「やらん」
谷口「くそう…今日も○ん兵衛の俺に謝れ!」
国木田「たまにはラーメンにしたら?」
キョン「国木田がいいこと言った」
谷口「もういい、明日から蕎麦にする…」
キョン「結局、麺類か」
長門「一年六組の長門有希。よろしく」
ハルヒ「涼宮ハルヒです…」
長門「貴女は何故ここに?」
ハルヒ「お昼ご飯を食べようと場所を探していたら迷って…」
長門「教室まで案内する。まずは昼食をとって」
ハルヒ「え?」
長門「ここで食べていい。済んだ後に教室まで案内する」
ハルヒ「あ、ありがとうございます!(眼が、眼が怖いよぉ)」
パクパクムシャムシャ
ハルヒ「ムグゥ!……ゴクゴク…はぁ…氏ぬかと思った…」
長門「落ち着いて食べて」
ハルヒ「は、はい…(見つめられてたら落ち着けない…)」
谷口「そのウィンナーくれ!」
キョン「やらん」
谷口「くそう…今日も○ん兵衛の俺に謝れ!」
国木田「たまにはラーメンにしたら?」
キョン「国木田がいいこと言った」
谷口「もういい、明日から蕎麦にする…」
キョン「結局、麺類か」
114: 2008/03/21(金) 23:31:01.40 ID:x0iG32n20
長門「ここが貴女の教室」
ハルヒ「あ、ありがとうございます。長門さん」
長門「…どういたしまして」スタスタ
ハルヒ「…とっつきにくい感じだけど、良い人だなぁ」
ハルヒ「自分が一番とっつきにくいのに何を言ってるんだろ…orz」
阪中「涼宮さん、どうかしたの?」
ハルヒ「え、あっと…」
阪中「阪中なのね」
ハルヒ「ごめんなさい、阪中さん」
朝倉「少しずつだけど、明るくなってるわね。涼宮さん」
キョン「ロイヤルストレートフラッシュ」
谷口「ちょ、これで五回連続だぞ!?」
キョン「ははははは」
朝倉「キョンくん、人の話聞いてるのかしら?」ビキビキ
キョン「聞いてるからネクタイを引っ張るな眉毛」
朝倉「えい♪」バキ
キョン「ぐおおお…顎は、顎はやめてくれ…脳が…揺れる…」
ハルヒ「あ、ありがとうございます。長門さん」
長門「…どういたしまして」スタスタ
ハルヒ「…とっつきにくい感じだけど、良い人だなぁ」
ハルヒ「自分が一番とっつきにくいのに何を言ってるんだろ…orz」
阪中「涼宮さん、どうかしたの?」
ハルヒ「え、あっと…」
阪中「阪中なのね」
ハルヒ「ごめんなさい、阪中さん」
朝倉「少しずつだけど、明るくなってるわね。涼宮さん」
キョン「ロイヤルストレートフラッシュ」
谷口「ちょ、これで五回連続だぞ!?」
キョン「ははははは」
朝倉「キョンくん、人の話聞いてるのかしら?」ビキビキ
キョン「聞いてるからネクタイを引っ張るな眉毛」
朝倉「えい♪」バキ
キョン「ぐおおお…顎は、顎はやめてくれ…脳が…揺れる…」
128: 2008/03/21(金) 23:44:04.19 ID:x0iG32n20
ハルヒ「はぁ…」
キョン「どうした溜息なんてついて」
ハルヒ「あ、いやなんでもないです…ごめんなさい」
キョン「…俺、涼宮になんかしたか?」
ハルヒ「え?」
キョン「なら、何で俺が話しかけるとすぐ謝って俯くんだ?」
ハルヒ「あ、その…それは…ごめんなさい」
キョン「…ああ、もう良い!悪かったな!」
ハルヒ「…ごめ…なさ…」
―下校―
朝倉「キョンくん、涼宮さんは?」
キョン「知らん、チャイムと共に教室を出て行ったよ」
朝倉「そう…なんかあったの?」
キョン「俺が聞きたいくらいだよ…」
ハルヒ「はぁ…嫌われちゃったな…すぐに謝る癖、治さないと…」
ハルヒ「やっぱり、来ない方が良かったかな?いろんな人に迷惑かけてるし…」
―ハルヒ宅―
ハルヒ「ただいま」
母「お帰りハルヒ。学校はどうだった?」
ハルヒ「え?…うん、楽しいよ」
母「そう、それは良かったわ」
ハルヒ「あたし、部屋に居るね」
ハルヒ「お母さんに嘘ついちゃった…でも、あんな嬉しそうなお母さん、久しぶりに見た」
ハルヒ「明日も行かなくちゃ…」
キョン「どうした溜息なんてついて」
ハルヒ「あ、いやなんでもないです…ごめんなさい」
キョン「…俺、涼宮になんかしたか?」
ハルヒ「え?」
キョン「なら、何で俺が話しかけるとすぐ謝って俯くんだ?」
ハルヒ「あ、その…それは…ごめんなさい」
キョン「…ああ、もう良い!悪かったな!」
ハルヒ「…ごめ…なさ…」
―下校―
朝倉「キョンくん、涼宮さんは?」
キョン「知らん、チャイムと共に教室を出て行ったよ」
朝倉「そう…なんかあったの?」
キョン「俺が聞きたいくらいだよ…」
ハルヒ「はぁ…嫌われちゃったな…すぐに謝る癖、治さないと…」
ハルヒ「やっぱり、来ない方が良かったかな?いろんな人に迷惑かけてるし…」
―ハルヒ宅―
ハルヒ「ただいま」
母「お帰りハルヒ。学校はどうだった?」
ハルヒ「え?…うん、楽しいよ」
母「そう、それは良かったわ」
ハルヒ「あたし、部屋に居るね」
ハルヒ「お母さんに嘘ついちゃった…でも、あんな嬉しそうなお母さん、久しぶりに見た」
ハルヒ「明日も行かなくちゃ…」
137: 2008/03/22(土) 00:03:58.93 ID:lCgkJ+Qf0
ハルヒ「そういえば、七夕に出会ったあの人も北高だっけ…」
ハルヒ「あの人なら、きっと…はは、居るわけ無いのに…あたし、また逃げてる…」
―下校中―
キョン「はぁ…身に覚えの無いことでビクビクされてもたまらんな」
谷口「怯えてる子に興奮するとかマジ変態だな!」
キョン「違う、というか踏まれたり罵られて興奮するお前が言うか」
谷口「朝倉に踏まれたいハァハァ」
キョン「はぁ…困ったなぁ…」
朝倉「キョンくん、ちょっと来なさい」
キョン「ん?何だ?」
朝倉「涼宮さんに傷付くような事言った?」
キョン「言ってないが…どうかしたか?」
朝倉「授業中の貴方たちの会話を見てた子が居てね…涼宮さんが俯いてたって聞いたから」
キョン「はぁ…俺は何も言ってない。しゃべりかけたら謝られて俯いただけだ」
朝倉「本当に?」
キョン「ああ、本当だ、神に誓っても良い。俺が原因を知りたいくらいなんだ」
朝倉「そう…」
ハルヒ「スウスウ…ごめん…なさい…スゥスゥ」
ハルヒ「あの人なら、きっと…はは、居るわけ無いのに…あたし、また逃げてる…」
―下校中―
キョン「はぁ…身に覚えの無いことでビクビクされてもたまらんな」
谷口「怯えてる子に興奮するとかマジ変態だな!」
キョン「違う、というか踏まれたり罵られて興奮するお前が言うか」
谷口「朝倉に踏まれたいハァハァ」
キョン「はぁ…困ったなぁ…」
朝倉「キョンくん、ちょっと来なさい」
キョン「ん?何だ?」
朝倉「涼宮さんに傷付くような事言った?」
キョン「言ってないが…どうかしたか?」
朝倉「授業中の貴方たちの会話を見てた子が居てね…涼宮さんが俯いてたって聞いたから」
キョン「はぁ…俺は何も言ってない。しゃべりかけたら謝られて俯いただけだ」
朝倉「本当に?」
キョン「ああ、本当だ、神に誓っても良い。俺が原因を知りたいくらいなんだ」
朝倉「そう…」
ハルヒ「スウスウ…ごめん…なさい…スゥスゥ」
147: 2008/03/22(土) 00:26:31.27 ID:lCgkJ+Qf0
母「ハルヒ、起きなさい」
ハルヒ「う…ん?」
母「ご飯よ、まずは顔を洗ってからね」
ハルヒ「?」
―洗面所―
ハルヒ「酷い…泣いてたんだあたし…」
バシャバシャ
ハルヒ「ふぅ…あまり深く考えないようにしよう…」
―駅前―
キョン「じゃ、俺はこっちだから」
朝倉「キョンくん、少しだけ良いかな?」
キョン「ん?何だ?」
朝倉「ここじゃ話せないから、私の家に来てほしいの」
キョン「構わんが…」
―朝倉宅―
キョン「えらい良い所に住んでるな。しかも一人暮らしか」
朝倉「クラスの誰も知らないわ。貴方が初めてね」
キョン「しかし、良いのか?ほいほい連れて来ちまって、俺は男だぞ?」
朝倉「うふふ♪安心して、貴方程度なら簡単にねじ伏せれるわ♪」
キョン「(今、眼がマジだった)」
キョン「それで、話ってのは?」
朝倉「うん…涼宮さんのこと、私のこと」
キョン「お前らの?」
長門「そう、私たちの」
朝倉「長門さん!?」
ハルヒ「う…ん?」
母「ご飯よ、まずは顔を洗ってからね」
ハルヒ「?」
―洗面所―
ハルヒ「酷い…泣いてたんだあたし…」
バシャバシャ
ハルヒ「ふぅ…あまり深く考えないようにしよう…」
―駅前―
キョン「じゃ、俺はこっちだから」
朝倉「キョンくん、少しだけ良いかな?」
キョン「ん?何だ?」
朝倉「ここじゃ話せないから、私の家に来てほしいの」
キョン「構わんが…」
―朝倉宅―
キョン「えらい良い所に住んでるな。しかも一人暮らしか」
朝倉「クラスの誰も知らないわ。貴方が初めてね」
キョン「しかし、良いのか?ほいほい連れて来ちまって、俺は男だぞ?」
朝倉「うふふ♪安心して、貴方程度なら簡単にねじ伏せれるわ♪」
キョン「(今、眼がマジだった)」
キョン「それで、話ってのは?」
朝倉「うん…涼宮さんのこと、私のこと」
キョン「お前らの?」
長門「そう、私たちの」
朝倉「長門さん!?」
153: 2008/03/22(土) 00:47:20.12 ID:lCgkJ+Qf0
長門「朝倉涼子、独断専行は許可されていない」
朝倉「…」
長門「今回は見逃す。次は無い」
朝倉「わかったわ」
キョン「で、お前らや涼宮の事ってのは?」
朝倉「うん…私たちは宇宙を統括する、情報統合思念体によって作られた…」
長門「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース」
キョン「は?じゃああれか?お前らの体は機械なのか?」
朝倉「違うわ、見た目も中身もそっくり人間。ただ、繁殖能力なんかは無いわ」
長門「我々は肉体という概念を持っていない。貴方たち人間に接触する場合に必要になるのが」
キョン「今の体ってわけか」
長門「そう」
キョン「涼宮もお前らと同族か?」
朝倉「違うわ、彼女はれっきとした人間よ。一部を除いてはね」
長門「涼宮ハルヒには周りの環境を自由に改変できる力がある」
キョン「すまん、まったくわからん」
朝倉「つまり、世界を自由に変えることが出来るの」
長門「それだけではない。彼女は何も無いところから情報を生み出す力がある」
キョン「情報…?」
朝倉「つまり、何も無いところから人やなんかを生み出す事が出来るの」
キョン「そんな馬鹿な…」
朝倉「二年前、彼女は一度世界を改変しているの」
眠気がやばい。すまん寝る
朝倉「…」
長門「今回は見逃す。次は無い」
朝倉「わかったわ」
キョン「で、お前らや涼宮の事ってのは?」
朝倉「うん…私たちは宇宙を統括する、情報統合思念体によって作られた…」
長門「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース」
キョン「は?じゃああれか?お前らの体は機械なのか?」
朝倉「違うわ、見た目も中身もそっくり人間。ただ、繁殖能力なんかは無いわ」
長門「我々は肉体という概念を持っていない。貴方たち人間に接触する場合に必要になるのが」
キョン「今の体ってわけか」
長門「そう」
キョン「涼宮もお前らと同族か?」
朝倉「違うわ、彼女はれっきとした人間よ。一部を除いてはね」
長門「涼宮ハルヒには周りの環境を自由に改変できる力がある」
キョン「すまん、まったくわからん」
朝倉「つまり、世界を自由に変えることが出来るの」
長門「それだけではない。彼女は何も無いところから情報を生み出す力がある」
キョン「情報…?」
朝倉「つまり、何も無いところから人やなんかを生み出す事が出来るの」
キョン「そんな馬鹿な…」
朝倉「二年前、彼女は一度世界を改変しているの」
眠気がやばい。すまん寝る
194: 2008/03/22(土) 09:07:10.00 ID:o9T65pkuO
みくる「キョンくんと長門さんは?」
古泉「…来ないと言ってました」
みくる「酷い…涼宮さんが歩けなくなった途端に見捨てるなんて」
古泉「涼宮さん…」
ハルヒ「ごめんなさい…ごめんなさい…」
みくる「涼宮さん…」
ハルヒ「わがままに付き合わせてごめんなさい…」
古泉「謝る事なんてありません。さ、外は冷えますから何処かで暖かい物でも」
みくる「そうですね。行きましょう、涼宮さん」
ハルヒ「みくるちゃん…古泉くん…う…ありがとう…ありが…とう」
ハルヒ「はっ!夢か…」
ハルヒ「考えて見たらアタシ友達居ない…」orz
古泉「…来ないと言ってました」
みくる「酷い…涼宮さんが歩けなくなった途端に見捨てるなんて」
古泉「涼宮さん…」
ハルヒ「ごめんなさい…ごめんなさい…」
みくる「涼宮さん…」
ハルヒ「わがままに付き合わせてごめんなさい…」
古泉「謝る事なんてありません。さ、外は冷えますから何処かで暖かい物でも」
みくる「そうですね。行きましょう、涼宮さん」
ハルヒ「みくるちゃん…古泉くん…う…ありがとう…ありが…とう」
ハルヒ「はっ!夢か…」
ハルヒ「考えて見たらアタシ友達居ない…」orz
205: 2008/03/22(土) 11:18:47.67 ID:lCgkJ+Qf0
キョン「二年前…アイツが学校に来なくなった時期と一緒だな」
朝倉「詳細は私たちにもわからない。ただ、涼宮さんが世界を変えたいと望むほどのことがあった筈」
長門「私たちの目的は涼宮ハルヒの能力の解析および世界改変の原因調査」
キョン「で、何でそれを俺に話すんだ?直接本人に説明すれば良いんじゃないのか?」
長門「それはあまりに危険、彼女は精神的に不安定な状態」
朝倉「下手に説明すれば世界を再改変する恐れもある」
キョン「しかし、それと俺とに何の関係があるんだ?」
朝倉長門「「貴方は涼宮ハルヒに選ばれた」」
キョン「は?」
朝倉「涼宮さんは貴方を誰よりも重視している」
キョン「なんで…会ったばかりだぞ?」
長門「今は知る必要がない。後々に知る事になる」
キョン「そうかい…で、お前らがそのヒューマノイドなんたらって証拠はあるのか?」
朝倉「うーん…そうね。じゃあ見せてあげる♪」
長門「…」
キョン「う、うわぁああ!なんだ!部屋が…」
朝倉「そういえば来た時に貴方くらい簡単にねじ伏せれるって言ったわね」
キョン「な…体が…動かん」
朝倉「あはは♪怖い?私には恐怖という概念が理解できないの」キラン
キョン「おい…そのナイフでなにするつもりだ!?」
朝倉「さぁ?ナニするのかしら…ふふふ」
長門「そこまで、朝倉涼子」
キョン「うぉ…う、動く…なんだったんだ今の…」
朝倉「詳細は私たちにもわからない。ただ、涼宮さんが世界を変えたいと望むほどのことがあった筈」
長門「私たちの目的は涼宮ハルヒの能力の解析および世界改変の原因調査」
キョン「で、何でそれを俺に話すんだ?直接本人に説明すれば良いんじゃないのか?」
長門「それはあまりに危険、彼女は精神的に不安定な状態」
朝倉「下手に説明すれば世界を再改変する恐れもある」
キョン「しかし、それと俺とに何の関係があるんだ?」
朝倉長門「「貴方は涼宮ハルヒに選ばれた」」
キョン「は?」
朝倉「涼宮さんは貴方を誰よりも重視している」
キョン「なんで…会ったばかりだぞ?」
長門「今は知る必要がない。後々に知る事になる」
キョン「そうかい…で、お前らがそのヒューマノイドなんたらって証拠はあるのか?」
朝倉「うーん…そうね。じゃあ見せてあげる♪」
長門「…」
キョン「う、うわぁああ!なんだ!部屋が…」
朝倉「そういえば来た時に貴方くらい簡単にねじ伏せれるって言ったわね」
キョン「な…体が…動かん」
朝倉「あはは♪怖い?私には恐怖という概念が理解できないの」キラン
キョン「おい…そのナイフでなにするつもりだ!?」
朝倉「さぁ?ナニするのかしら…ふふふ」
長門「そこまで、朝倉涼子」
キョン「うぉ…う、動く…なんだったんだ今の…」
208: 2008/03/22(土) 11:35:08.01 ID:lCgkJ+Qf0
朝倉「信じてくれた?」
キョン「ああ、信じるよ」
朝倉「じゃあ、今日はもう遅いからご飯食べていって」
キョン「それは流石に…な!?」
朝倉「食べていって♪」キラン
キョン「はい…」
キョン「……」
朝倉「キョンくん、どうかした?カレー辛すぎた?」
キョン「いや…長門さん、よく食うなぁってな」
長門「…」パクパクムシャムシャ
朝倉「おいしかった?」
長門「おいしい」
朝倉「そう、それは良かったわ(長門さんに聞いてないわよ)」
キョン「ふう…食いすぎた…ダメだ、動かん」
朝倉「じゃあ、泊まって行ったら?」
キョン「それは流石にまずいだろ?俺が襲い掛かったらどうする?」
長門「問題ない。簡単に対処できる」
キョン「そうでしたね…」
キョン「しかし、そっちは問題なくても俺にはある。悪いが帰る」
朝倉「残念ね…せっかく人間の繁殖行為を検証できると思ったのに」
キョン「な!何言ってやがる!」
朝倉「長門さんだって、知りたいと思わない?」
長門「その必要はない。書物で十分に知る事が出来る」
朝倉「脳で知るのと体で知るのは違うと思うわよ?」
キョン「朝倉…そもそもお前らには繁殖能力が無いんだろ?」
朝倉「子孫を増やす事は出来ないけど、体の機能としてはちゃんと働くわ」
キョン「ああ、信じるよ」
朝倉「じゃあ、今日はもう遅いからご飯食べていって」
キョン「それは流石に…な!?」
朝倉「食べていって♪」キラン
キョン「はい…」
キョン「……」
朝倉「キョンくん、どうかした?カレー辛すぎた?」
キョン「いや…長門さん、よく食うなぁってな」
長門「…」パクパクムシャムシャ
朝倉「おいしかった?」
長門「おいしい」
朝倉「そう、それは良かったわ(長門さんに聞いてないわよ)」
キョン「ふう…食いすぎた…ダメだ、動かん」
朝倉「じゃあ、泊まって行ったら?」
キョン「それは流石にまずいだろ?俺が襲い掛かったらどうする?」
長門「問題ない。簡単に対処できる」
キョン「そうでしたね…」
キョン「しかし、そっちは問題なくても俺にはある。悪いが帰る」
朝倉「残念ね…せっかく人間の繁殖行為を検証できると思ったのに」
キョン「な!何言ってやがる!」
朝倉「長門さんだって、知りたいと思わない?」
長門「その必要はない。書物で十分に知る事が出来る」
朝倉「脳で知るのと体で知るのは違うと思うわよ?」
キョン「朝倉…そもそもお前らには繁殖能力が無いんだろ?」
朝倉「子孫を増やす事は出来ないけど、体の機能としてはちゃんと働くわ」
221: 2008/03/22(土) 11:44:33.53 ID:lCgkJ+Qf0
キョン「とにかく!俺は帰る!」
朝倉「じゃあね、また明日」
長門「…さようなら」
キョン「ふぅ…とんでもない奴だな朝倉は。ちょっと惜しいことしたかな?」
キョン「しかし、まさか涼宮がトンでもない能力の持ち主だったとはな。谷口の言うとおり、面倒な事になりそうだ」
―ハルヒ宅―
ハルヒ「ごちそうさま」
父「ハルヒ…学校に行ったそうだな?」
ハルヒ「…うん」ビク
父「どうだ?楽しいか?」
ハルヒ「うん、楽しいよ」
父「そうか…それは良かった」ニコニコ
ハルヒ「あ、あたし、部屋に居るね!」ダッ
ハルヒ「お父さんにまで嘘を…」
ハルヒ「明日も明後日も…これからずっと…行くしか…無いよね…」
朝倉「じゃあね、また明日」
長門「…さようなら」
キョン「ふぅ…とんでもない奴だな朝倉は。ちょっと惜しいことしたかな?」
キョン「しかし、まさか涼宮がトンでもない能力の持ち主だったとはな。谷口の言うとおり、面倒な事になりそうだ」
―ハルヒ宅―
ハルヒ「ごちそうさま」
父「ハルヒ…学校に行ったそうだな?」
ハルヒ「…うん」ビク
父「どうだ?楽しいか?」
ハルヒ「うん、楽しいよ」
父「そうか…それは良かった」ニコニコ
ハルヒ「あ、あたし、部屋に居るね!」ダッ
ハルヒ「お父さんにまで嘘を…」
ハルヒ「明日も明後日も…これからずっと…行くしか…無いよね…」
226: 2008/03/22(土) 12:07:15.28 ID:lCgkJ+Qf0
ハルヒ「お風呂入って、明日の準備して寝よう…考えても何も変わらないもんね」
―翌日―
キョン「おはよ…う?」
男子一同「キョン…」ギロ
国木田「やぁ、キョンおはよう」
キョン「国木田、なんだコレは?なぜみんな殺気だっているんだ?」
国木田「カクカクシカジカってこと」
朝倉「キョンくん、おはよう。昨日は激しかったわね」
キョン「あからさまに誤解されるような事を言うな。絶対わざとだろ」
朝倉「あ、涼宮さん!おはよう!」
キョン「無視するな」
ハルヒ「あ…おはよう朝倉さん」
キョン「…おはよう、涼宮」
ハルヒ「!お、おはようございます…」ビクビク
朝倉「?」
谷口「よぉキョン。昨日は朝倉と楽しんでたらしいな」
キョン「お前らは誤解している。何も無かった」
谷口「本当か?両親が仕事で居ない家に若い男女が二人きり…」
キョン「二人じゃない。長門さんも居た」
谷口「なにぃ!俺様的美的ランキングAA+とAマイナーと…貴様!」
国木田「長門さんって、隣のクラスの子だよね?あの子、ほとんど喋らないしずっと本読んでるって」
谷口「お、そういえば9組に転校生が来るらしいぜ」
国木田「男の子だってね」
谷口「マ ジ で ?」
ハルヒ「転校…生?」
―翌日―
キョン「おはよ…う?」
男子一同「キョン…」ギロ
国木田「やぁ、キョンおはよう」
キョン「国木田、なんだコレは?なぜみんな殺気だっているんだ?」
国木田「カクカクシカジカってこと」
朝倉「キョンくん、おはよう。昨日は激しかったわね」
キョン「あからさまに誤解されるような事を言うな。絶対わざとだろ」
朝倉「あ、涼宮さん!おはよう!」
キョン「無視するな」
ハルヒ「あ…おはよう朝倉さん」
キョン「…おはよう、涼宮」
ハルヒ「!お、おはようございます…」ビクビク
朝倉「?」
谷口「よぉキョン。昨日は朝倉と楽しんでたらしいな」
キョン「お前らは誤解している。何も無かった」
谷口「本当か?両親が仕事で居ない家に若い男女が二人きり…」
キョン「二人じゃない。長門さんも居た」
谷口「なにぃ!俺様的美的ランキングAA+とAマイナーと…貴様!」
国木田「長門さんって、隣のクラスの子だよね?あの子、ほとんど喋らないしずっと本読んでるって」
谷口「お、そういえば9組に転校生が来るらしいぜ」
国木田「男の子だってね」
谷口「マ ジ で ?」
ハルヒ「転校…生?」
229: 2008/03/22(土) 12:22:55.18 ID:lCgkJ+Qf0
ハルヒ「転校生…か」
キョン「ん?」
ハルヒ「あ、いや、なんでもないです(普通にしないと嫌われちゃう)」アセアセ
キョン「…」
キョン「く…ダメだ、わからん」
ハルヒ「あの、それ途中の計算が間違ってますよ?」
キョン「え?」
ハルヒ「この計算、足す所を引いてます。そこを治せば…」
キョン「…」
ハルヒ「はっ!ご、ごめんなさい!」アセアセ
キョン「いや、ありがとう。おかげで助かったよ」
ハルヒ「…どういたしまして///」
―昼休み―
ハルヒ「また弁当だってこと言い忘れた…パンを買いに行こう…」
ハルヒ「すいません…これとこれをください」
購買員「はい、どうぞ」
ハルヒ「買ったのは良いけど…どこで食べよう?中庭に椅子とテーブルがあったよね…」
ハルヒ「え~と…日陰の場所開いてる…あたしにはちょうど良いか…ははは」
キョン「ん?」
ハルヒ「あ、いや、なんでもないです(普通にしないと嫌われちゃう)」アセアセ
キョン「…」
キョン「く…ダメだ、わからん」
ハルヒ「あの、それ途中の計算が間違ってますよ?」
キョン「え?」
ハルヒ「この計算、足す所を引いてます。そこを治せば…」
キョン「…」
ハルヒ「はっ!ご、ごめんなさい!」アセアセ
キョン「いや、ありがとう。おかげで助かったよ」
ハルヒ「…どういたしまして///」
―昼休み―
ハルヒ「また弁当だってこと言い忘れた…パンを買いに行こう…」
ハルヒ「すいません…これとこれをください」
購買員「はい、どうぞ」
ハルヒ「買ったのは良いけど…どこで食べよう?中庭に椅子とテーブルがあったよね…」
ハルヒ「え~と…日陰の場所開いてる…あたしにはちょうど良いか…ははは」
236: 2008/03/22(土) 12:39:25.11 ID:lCgkJ+Qf0
ハルヒ「自虐するところも治さなきゃ…」
ドン
ハルヒ「きゃ!」
?「おっと、すみません。大丈夫ですか?」
ハルヒ「あ、はい。すいません…」
?「申し訳ありません、余所見をしていたもので」
ハルヒ「いえ…こちらこそ…」
?「テーブル、良かったら一緒に座らせてもらって良いでしょうか?」
ハルヒ「はい、どうぞ…(大きい人だなぁ)」
?「僕、今日転校してきた古泉一樹と申します。よろしくお願いします」
ハルヒ「え?あ、あたしは涼宮ハルヒです。こちらこそよろしくお願いします」
古泉「良いお名前ですね。良かったら学校を案内して欲しいのですが…」
ハルヒ「すいません…あたしも来たばかりで…わからないんです」
古泉「コレは失礼しました」
ハルヒ「いえ、お役に立てなくてごめんなさい…」
谷口「ん?あれって転校生と涼宮じゃないか?」
キョン「…みたいだな」
谷口「涼宮、性格を除けばかなりの美人だからな」
キョン「…俺には関係ないさ」
お昼ごはんのカツ丼食べてくる。
ドン
ハルヒ「きゃ!」
?「おっと、すみません。大丈夫ですか?」
ハルヒ「あ、はい。すいません…」
?「申し訳ありません、余所見をしていたもので」
ハルヒ「いえ…こちらこそ…」
?「テーブル、良かったら一緒に座らせてもらって良いでしょうか?」
ハルヒ「はい、どうぞ…(大きい人だなぁ)」
?「僕、今日転校してきた古泉一樹と申します。よろしくお願いします」
ハルヒ「え?あ、あたしは涼宮ハルヒです。こちらこそよろしくお願いします」
古泉「良いお名前ですね。良かったら学校を案内して欲しいのですが…」
ハルヒ「すいません…あたしも来たばかりで…わからないんです」
古泉「コレは失礼しました」
ハルヒ「いえ、お役に立てなくてごめんなさい…」
谷口「ん?あれって転校生と涼宮じゃないか?」
キョン「…みたいだな」
谷口「涼宮、性格を除けばかなりの美人だからな」
キョン「…俺には関係ないさ」
お昼ごはんのカツ丼食べてくる。
253: 2008/03/22(土) 13:33:13.01 ID:lCgkJ+Qf0
古泉「それでは僕はこの辺で失礼させて頂きます」
ハルヒ「はい」
古泉「また今度、お会いしましょう」
ハルヒ「古泉くん…か。ちょっと変わってるなぁ…人の事言えないけど」
キョン「よ、涼宮」
ハルヒ「○○くん…」
キョン「キョンでいい。今から教室に帰るんだが、一緒に行かないか?」
ハルヒ「え?あ、ありがとうございます」
谷口「お?涼宮と一緒に帰ってきたのか。なんだかんだ言って気にしてるんだな」
キョン「黙れ、チャックが開いてるぞ」
谷口「WAWAWA!」
ハルヒ「キョンくん…その、ごめんなさい」
キョン「なんだ、いきなり」
ハルヒ「あたし、人と話すの苦手で…別にキョンくんの事、避けてる訳じゃないから…その」
キョン「はぁ…それくらい気にしてないさ。徐々に慣れていけば良いさ」ナデナデ
ハルヒ「うん…///」
キョン「はっ!すまん。つい癖で」
ハルヒ「ううん…嫌じゃ…ないから///」
谷口「朝倉…俺を慰めてくれ」
朝倉「谷口くん、寝言は寝て言うものよ?」
ハルヒ「はい」
古泉「また今度、お会いしましょう」
ハルヒ「古泉くん…か。ちょっと変わってるなぁ…人の事言えないけど」
キョン「よ、涼宮」
ハルヒ「○○くん…」
キョン「キョンでいい。今から教室に帰るんだが、一緒に行かないか?」
ハルヒ「え?あ、ありがとうございます」
谷口「お?涼宮と一緒に帰ってきたのか。なんだかんだ言って気にしてるんだな」
キョン「黙れ、チャックが開いてるぞ」
谷口「WAWAWA!」
ハルヒ「キョンくん…その、ごめんなさい」
キョン「なんだ、いきなり」
ハルヒ「あたし、人と話すの苦手で…別にキョンくんの事、避けてる訳じゃないから…その」
キョン「はぁ…それくらい気にしてないさ。徐々に慣れていけば良いさ」ナデナデ
ハルヒ「うん…///」
キョン「はっ!すまん。つい癖で」
ハルヒ「ううん…嫌じゃ…ないから///」
谷口「朝倉…俺を慰めてくれ」
朝倉「谷口くん、寝言は寝て言うものよ?」
265: 2008/03/22(土) 13:55:16.13 ID:lCgkJ+Qf0
―下校時―
ハルヒ「キョンくん、文芸部室ってどこにありますか?」
キョン「文芸部室?ああ、あっちの部室棟に…面倒だから案内する」
ハルヒ「ごめんね…」
キョン「どうせ暇だから良いさ」
朝倉「私も付いて行って良いかしら?長門さんに用があるの」
キョン「俺は構わんが…」
ハルヒ「お願いします」
朝倉「じゃあ、決まりね」
―文芸部室―
長門「…」
ハルヒ「こんにちは、長門さん。先日はありがとうございました」
長門「礼はいらない」
ハルヒ「それで…あの…文芸部に入部したいんです」
長門「!?」
キョン「なんでまた?」
ハルヒ「学校行ってない間、ずっと本読んでて…それで自分も書きたいなぁって」
朝倉「良いんじゃない?長門さん」
長門「待ってて」
ガサガサ
長門「はい、入部届け」
ハルヒ「ありがとうございます」
朝倉「でも、部活として活動するには後3人必要よね?」
キョン「そうなのか?先輩とかは?」
長門「私しか居ない」
朝倉「キョンくん入ったら?どうせ暇でしょ?」
ハルヒ「キョンくん、文芸部室ってどこにありますか?」
キョン「文芸部室?ああ、あっちの部室棟に…面倒だから案内する」
ハルヒ「ごめんね…」
キョン「どうせ暇だから良いさ」
朝倉「私も付いて行って良いかしら?長門さんに用があるの」
キョン「俺は構わんが…」
ハルヒ「お願いします」
朝倉「じゃあ、決まりね」
―文芸部室―
長門「…」
ハルヒ「こんにちは、長門さん。先日はありがとうございました」
長門「礼はいらない」
ハルヒ「それで…あの…文芸部に入部したいんです」
長門「!?」
キョン「なんでまた?」
ハルヒ「学校行ってない間、ずっと本読んでて…それで自分も書きたいなぁって」
朝倉「良いんじゃない?長門さん」
長門「待ってて」
ガサガサ
長門「はい、入部届け」
ハルヒ「ありがとうございます」
朝倉「でも、部活として活動するには後3人必要よね?」
キョン「そうなのか?先輩とかは?」
長門「私しか居ない」
朝倉「キョンくん入ったら?どうせ暇でしょ?」
276: 2008/03/22(土) 14:21:47.70 ID:lCgkJ+Qf0
キョン「暇かと言われれば暇だが…それでも後二人足りんぞ?」
ハルヒ「朝倉さんは?」
朝倉「ごめんなさい、私は忙しくて…」
ハルヒ「そうですか…」
コンコン
朝倉「どうぞ」
キョン「(おいおい、なに勝手に入れようとしてんだこの眉毛)」
ガチャ
古泉「ここ、文芸部ですか?」
朝倉「そうよ」
古泉「入部したいんですが」
長門「…はい、入部届け
キョン「あと一人か」
長門「安心して、心当たりがある」
朝倉「ボソボソまさか江美理じゃないでしょうね」
長門「二年生に知り合いが居る」
キョン「知り合い?」
長門「明日つれてくる。今日は解散」
キョン「二年生…?誰だろう?」
ハルヒ「朝倉さんは?」
朝倉「ごめんなさい、私は忙しくて…」
ハルヒ「そうですか…」
コンコン
朝倉「どうぞ」
キョン「(おいおい、なに勝手に入れようとしてんだこの眉毛)」
ガチャ
古泉「ここ、文芸部ですか?」
朝倉「そうよ」
古泉「入部したいんですが」
長門「…はい、入部届け
キョン「あと一人か」
長門「安心して、心当たりがある」
朝倉「ボソボソまさか江美理じゃないでしょうね」
長門「二年生に知り合いが居る」
キョン「知り合い?」
長門「明日つれてくる。今日は解散」
キョン「二年生…?誰だろう?」
300: 2008/03/22(土) 16:46:17.53 ID:lCgkJ+Qf0
―下校時―
朝倉「ねぇ、長門さん?二年生の知り合いって…」
長門「喜緑江美理ではない」
朝倉「なら良いけど」
キョン「ハルヒの奴、そそくさと帰っちまったな」
古泉「ええ、そうですね。ところで、この後少しお付き合い頂けますか?」
キョン「顔が近い!俺はそっちの気はないぞ」
古泉「はは、僕もありませんよ。涼宮さんのことで少しお話が」
キョン「涼宮のことで?」
古泉「ここではなんですので」
キィ ガチャ
古泉「乗ってください」
キョン「俺をどこに連れて行こうってんだ?」
古泉「涼宮さんの世界に」
朝倉「ねぇ、長門さん?二年生の知り合いって…」
長門「喜緑江美理ではない」
朝倉「なら良いけど」
キョン「ハルヒの奴、そそくさと帰っちまったな」
古泉「ええ、そうですね。ところで、この後少しお付き合い頂けますか?」
キョン「顔が近い!俺はそっちの気はないぞ」
古泉「はは、僕もありませんよ。涼宮さんのことで少しお話が」
キョン「涼宮のことで?」
古泉「ここではなんですので」
キィ ガチャ
古泉「乗ってください」
キョン「俺をどこに連れて行こうってんだ?」
古泉「涼宮さんの世界に」
308: 2008/03/22(土) 17:18:12.25 ID:lCgkJ+Qf0
キョン「涼宮の…世界?」
古泉「彼女には願望を実現する能力がある」
キョン「はぁ?お前も朝倉や長門さんの身内か?」
古泉「おや、やはり彼女達から説明を受けていましたか」
古泉「なら、話は早いですね。僕は超能力者です。ただし限定された空間内での、ですが」
キョン「で、お前は俺をその場所に連れて行こうとしているんだな?」
古泉「ええ」
始まりは三年前。
突如、僕に超能力としか言いようが無い能力が備わりました。
そして、僕ら超能力者は涼宮さんが作り出した世界、閉鎖空間に呼び出されました。
閉鎖空間は彼女のストレスが一定に達すると発生し、最悪の場合は世界が崩壊します。
キョン「何でそんなことがいえる?」
古泉「わかるからしょうがない。としか言いようがありません」
古泉「そして二年前、世界を覆い尽すほどの閉鎖空間が発生。物の数分で世界は改変されてしまいました」
キョン「また二年前か…お前らも原因は分かっていないんだろう?」
古泉「ええ。ですが、改変される直前に僕ら超能力者に涼宮さんは助けを求めていました」
古泉「寂しい、怖い、自分は要らない存在、助けて、氏にたい。とね」
キョン「なんだと…!」
古泉「そして彼女は今のようになってしまった。閉鎖空間も、固定された空間として存在し続けています」
古泉「彼女には願望を実現する能力がある」
キョン「はぁ?お前も朝倉や長門さんの身内か?」
古泉「おや、やはり彼女達から説明を受けていましたか」
古泉「なら、話は早いですね。僕は超能力者です。ただし限定された空間内での、ですが」
キョン「で、お前は俺をその場所に連れて行こうとしているんだな?」
古泉「ええ」
始まりは三年前。
突如、僕に超能力としか言いようが無い能力が備わりました。
そして、僕ら超能力者は涼宮さんが作り出した世界、閉鎖空間に呼び出されました。
閉鎖空間は彼女のストレスが一定に達すると発生し、最悪の場合は世界が崩壊します。
キョン「何でそんなことがいえる?」
古泉「わかるからしょうがない。としか言いようがありません」
古泉「そして二年前、世界を覆い尽すほどの閉鎖空間が発生。物の数分で世界は改変されてしまいました」
キョン「また二年前か…お前らも原因は分かっていないんだろう?」
古泉「ええ。ですが、改変される直前に僕ら超能力者に涼宮さんは助けを求めていました」
古泉「寂しい、怖い、自分は要らない存在、助けて、氏にたい。とね」
キョン「なんだと…!」
古泉「そして彼女は今のようになってしまった。閉鎖空間も、固定された空間として存在し続けています」
314: 2008/03/22(土) 17:37:11.49 ID:lCgkJ+Qf0
運転手「到着いたしました」
古泉「ありがとうございます。さ、こちらへ」
キョン「お、おう」
―中心街―
古泉「ここで良いでしょう。眼を閉じてください」
キョン「おう…」
ニギ
古泉「目を開けてもらって結構です」
キョン「な!なんだこれは!」
古泉「ここが涼宮さんの世界です」
キョン「涼宮の世界って荒れ果てた大地じゃねぇか!」
古泉「彼女の身になにがあったかは分かりません」
神人「ヴゥオォォォォ!!!」
キョン「なんだ…あれは!」
古泉「神の人…我々は神人と呼んでいます。今までの閉鎖空間ならあれを破壊して消滅させれたのですが…」
古泉「あの神人、赤いでしょう?以前は青かったんです。今の神人はいかなる攻撃も受け付けません」
キョン「どうすんだ?」
古泉「この空間から出ましょう。手を」
キン
キョン「はあぁぁ…」
古泉「行きましょう」
古泉「ありがとうございます。さ、こちらへ」
キョン「お、おう」
―中心街―
古泉「ここで良いでしょう。眼を閉じてください」
キョン「おう…」
ニギ
古泉「目を開けてもらって結構です」
キョン「な!なんだこれは!」
古泉「ここが涼宮さんの世界です」
キョン「涼宮の世界って荒れ果てた大地じゃねぇか!」
古泉「彼女の身になにがあったかは分かりません」
神人「ヴゥオォォォォ!!!」
キョン「なんだ…あれは!」
古泉「神の人…我々は神人と呼んでいます。今までの閉鎖空間ならあれを破壊して消滅させれたのですが…」
古泉「あの神人、赤いでしょう?以前は青かったんです。今の神人はいかなる攻撃も受け付けません」
キョン「どうすんだ?」
古泉「この空間から出ましょう。手を」
キン
キョン「はあぁぁ…」
古泉「行きましょう」
320: 2008/03/22(土) 17:56:26.35 ID:lCgkJ+Qf0
―ハルヒ宅―
ハルヒ「お母さん、ただいま」
母「お帰りなさい」
ハルヒ「あたし、部屋に居るから…」
ハルヒ「ちょっと怖いけど、楽しいな」
ハルヒ「あたし、変われるかな?誰かに必要とされる人になれるかな?」
ハルヒ「貴方なら、どう答えてくれるのかな?…ジョン・スミス…」
―駅前―
古泉「今日はお疲れ様でした」
キョン「なぁ、古泉。お前らは何のために活動しているんだ?」
古泉「世界の安定。それに涼宮さんと鍵である貴方の護衛です」
キョン「お前も俺が涼宮に選ばれたって言いたいわけだ…」
古泉「ええ、貴方は涼宮さんに選ばれたんです。では、失礼します」
―キョン宅―
キョン「はぁ…俺みたいな凡人が神に選ばれし人ですか。下らんが、しかし…二年前にいったいなにが…」
妹「キョンくん!あそぼぉー!」
キョン「良いぞ(考えるだけ無駄だな)」
妹「キョンくんのかたぁい!」
キョン「ふ、当たり前だろう?さぁ、観念しろ妹よ」
妹「やあぁぁ、それはだめぇぇ!」 ドーン
キョン「流石は俺のタンク。硬くて強い」
妹「むぅぅ…大砲は卑怯だよ」
キョン「ブーンで来るお前が悪い」
ハルヒ「お母さん、ただいま」
母「お帰りなさい」
ハルヒ「あたし、部屋に居るから…」
ハルヒ「ちょっと怖いけど、楽しいな」
ハルヒ「あたし、変われるかな?誰かに必要とされる人になれるかな?」
ハルヒ「貴方なら、どう答えてくれるのかな?…ジョン・スミス…」
―駅前―
古泉「今日はお疲れ様でした」
キョン「なぁ、古泉。お前らは何のために活動しているんだ?」
古泉「世界の安定。それに涼宮さんと鍵である貴方の護衛です」
キョン「お前も俺が涼宮に選ばれたって言いたいわけだ…」
古泉「ええ、貴方は涼宮さんに選ばれたんです。では、失礼します」
―キョン宅―
キョン「はぁ…俺みたいな凡人が神に選ばれし人ですか。下らんが、しかし…二年前にいったいなにが…」
妹「キョンくん!あそぼぉー!」
キョン「良いぞ(考えるだけ無駄だな)」
妹「キョンくんのかたぁい!」
キョン「ふ、当たり前だろう?さぁ、観念しろ妹よ」
妹「やあぁぁ、それはだめぇぇ!」 ドーン
キョン「流石は俺のタンク。硬くて強い」
妹「むぅぅ…大砲は卑怯だよ」
キョン「ブーンで来るお前が悪い」
355: 2008/03/22(土) 19:51:47.50 ID:lCgkJ+Qf0
―翌日―
キョン「眠い…眠すぎる…」
谷口「よう、キョン!遅くまでゲームか?」
キョン「ああ、鬱な女の子と禁則事項するゲームをな」
谷口「ほうほう、それで?」
キョン「どうやっても最後に後ろからカッターで首刺されて終わるんだよ」
谷口「ひでぇゲームだな…」
―教室―
岡部担任「おはよう生徒諸君!今日は天気も良くてハンドボールするには…」
キョン「ハンドボールは室内競技だろ…大体、今日は午後から雨…」
ガタン
キョン「ん?涼宮、ペンケース落としたぞ…おい!?どうした?」
ハルヒ「あ…ああ…違う…あたしじゃ…」フラフラ
ガタン!
キョン「ハルヒ!」
ハルヒ「ん?…あれ、ここは?」
保険医「気が付いたようね。ここは保健室よ」
朝倉「涼宮さん!気が付いたのね」
ハルヒ「あの、今は何時限目ですか?」
朝倉「今は昼休み中よ。急に倒れるからびっくりしたわ」
ハルヒ「ごめんなさい…」
朝倉「謝る必要なんてないわ。まぁ、キョンくんにはお礼を言って置いた方が良いわね」
ハルヒ「キョンくんに?」
朝倉「貴方をここに運んで来てくれたのはキョンくんよ」
キョン「眠い…眠すぎる…」
谷口「よう、キョン!遅くまでゲームか?」
キョン「ああ、鬱な女の子と禁則事項するゲームをな」
谷口「ほうほう、それで?」
キョン「どうやっても最後に後ろからカッターで首刺されて終わるんだよ」
谷口「ひでぇゲームだな…」
―教室―
岡部担任「おはよう生徒諸君!今日は天気も良くてハンドボールするには…」
キョン「ハンドボールは室内競技だろ…大体、今日は午後から雨…」
ガタン
キョン「ん?涼宮、ペンケース落としたぞ…おい!?どうした?」
ハルヒ「あ…ああ…違う…あたしじゃ…」フラフラ
ガタン!
キョン「ハルヒ!」
ハルヒ「ん?…あれ、ここは?」
保険医「気が付いたようね。ここは保健室よ」
朝倉「涼宮さん!気が付いたのね」
ハルヒ「あの、今は何時限目ですか?」
朝倉「今は昼休み中よ。急に倒れるからびっくりしたわ」
ハルヒ「ごめんなさい…」
朝倉「謝る必要なんてないわ。まぁ、キョンくんにはお礼を言って置いた方が良いわね」
ハルヒ「キョンくんに?」
朝倉「貴方をここに運んで来てくれたのはキョンくんよ」
359: 2008/03/22(土) 20:07:48.31 ID:lCgkJ+Qf0
ハルヒ「キョンくん…が?」
朝倉「ところで、急に倒れるなんてなんかあったの?」
ハルヒ「え?……ごめんなさい」
朝倉「?まぁ、無理に言う必要は無いわ。あまり無理はしないでね」
ハルヒ「…ありがとうございます」
ガラ
キョン「失礼します。涼宮は…眼が覚めたのか!」
ハルヒ「う、うん。キョンくん…その…運んでくれて…ありがとう」
キョン「ん?ああ、気にするな」
朝倉「私、そろそろ教室に戻るわ」
ハルヒ「あ、あたしも…」
保険医「涼宮さんは今日は帰って休んでいなさい。家のほうには連絡しておいたわ」
ハルヒ「あ…そう…ですか」
キョン「まぁ、今日はゆっくり家で休め。明日また学校でな」
ハルヒ「うん…ありがとう」
朝倉「ところで、急に倒れるなんてなんかあったの?」
ハルヒ「え?……ごめんなさい」
朝倉「?まぁ、無理に言う必要は無いわ。あまり無理はしないでね」
ハルヒ「…ありがとうございます」
ガラ
キョン「失礼します。涼宮は…眼が覚めたのか!」
ハルヒ「う、うん。キョンくん…その…運んでくれて…ありがとう」
キョン「ん?ああ、気にするな」
朝倉「私、そろそろ教室に戻るわ」
ハルヒ「あ、あたしも…」
保険医「涼宮さんは今日は帰って休んでいなさい。家のほうには連絡しておいたわ」
ハルヒ「あ…そう…ですか」
キョン「まぁ、今日はゆっくり家で休め。明日また学校でな」
ハルヒ「うん…ありがとう」
364: 2008/03/22(土) 20:36:40.84 ID:lCgkJ+Qf0
―校門前―
母「ありがとうございました」
岡部担任「いえいえ。涼宮、またな」
ハルヒ「はい…失礼します」
―タクシー内―
ハルヒ「お母さん、ごめんね。迷惑かけて…」
母「いいのよ」ニコニコ
ハルヒ「ありがとう…(ごめんなさい)」
―放課後、文芸部室―
朝倉「突然倒れるなんてびっくりしたわ。何かあったの?」
キョン「さぁな。俺にはさっぱりわからん。突然ぶつぶつ言って倒れたからな」
古泉「なんとおっしゃっていたんですか?」
キョン「真面目な声を出すな、息を吹きかけるな、顔が近いんだよ気色悪い!」
古泉「コレは失礼しました。で、なんと?」
キョン「ちゃんと聞き取れなかったが、『違う、あたしじゃ』って」
朝倉「それだけじゃ分からないわね」
ガチャ
長門「連れて来た」
?「あうぅう、ここどこですか?何でわたし連れてこられ…」
長門「…」ギロ
?「ひゃあううう」ガタガタブルブル
母「ありがとうございました」
岡部担任「いえいえ。涼宮、またな」
ハルヒ「はい…失礼します」
―タクシー内―
ハルヒ「お母さん、ごめんね。迷惑かけて…」
母「いいのよ」ニコニコ
ハルヒ「ありがとう…(ごめんなさい)」
―放課後、文芸部室―
朝倉「突然倒れるなんてびっくりしたわ。何かあったの?」
キョン「さぁな。俺にはさっぱりわからん。突然ぶつぶつ言って倒れたからな」
古泉「なんとおっしゃっていたんですか?」
キョン「真面目な声を出すな、息を吹きかけるな、顔が近いんだよ気色悪い!」
古泉「コレは失礼しました。で、なんと?」
キョン「ちゃんと聞き取れなかったが、『違う、あたしじゃ』って」
朝倉「それだけじゃ分からないわね」
ガチャ
長門「連れて来た」
?「あうぅう、ここどこですか?何でわたし連れてこられ…」
長門「…」ギロ
?「ひゃあううう」ガタガタブルブル
370: 2008/03/22(土) 20:58:38.35 ID:lCgkJ+Qf0
キョン「えっと…どちら様でしょうか?」
長門「二年生の朝比奈みくる。書道部所属」
朝倉「だめじゃねぇか」
長門「安心して、情報操作は得意。辞めさせてきた」
キョン朝倉「「(絶対脅したな)」」
みくる「に、二年の朝比奈みくるです」
古泉「古泉一樹です」
朝倉「朝倉涼子よ」
キョン「○○○○です」
キョン「これで五人そろったな」
古泉「しかし、担当の先生は?」
みくる「???」
長門「迂闊、探していない」
朝倉「谷川先生が担当だけならやっても良いって言ってたわよ?」
キョン「本当か!」
朝倉「ええ。ただし担当だけだからなにをするかは自分たちで決めないといけないわよ?」
長門「問題ない」
古泉「おもしろそうですね」
みくる「???」
長門「二年生の朝比奈みくる。書道部所属」
朝倉「だめじゃねぇか」
長門「安心して、情報操作は得意。辞めさせてきた」
キョン朝倉「「(絶対脅したな)」」
みくる「に、二年の朝比奈みくるです」
古泉「古泉一樹です」
朝倉「朝倉涼子よ」
キョン「○○○○です」
キョン「これで五人そろったな」
古泉「しかし、担当の先生は?」
みくる「???」
長門「迂闊、探していない」
朝倉「谷川先生が担当だけならやっても良いって言ってたわよ?」
キョン「本当か!」
朝倉「ええ。ただし担当だけだからなにをするかは自分たちで決めないといけないわよ?」
長門「問題ない」
古泉「おもしろそうですね」
みくる「???」
378: 2008/03/22(土) 21:25:46.78 ID:lCgkJ+Qf0
―ハルヒ宅―
ハルヒ「雨…違う…あれはあたしのせいじゃない…」
なんで俺がこんなことを…
アイツさえいなければ…
クソクソクソ!壊してやる!
なにが神だ。所詮はただのガキだろ
ハルヒ「違う違う違う…あれは夢…あれはハァハァあれは夢なの…ハァハァ」
―文芸部室―
古泉「すみません、一足早く帰らせていただきます」
キョン「ん?おう、気をつけてな」
みくる「あのう…」
キョン「はい、なんでしょう朝比奈さん」
みくる「ちょっと…いいですか?」モジモジ
キョン「はぁ…(フラグか?フラグなのか!?)」
ハルヒ「雨…違う…あれはあたしのせいじゃない…」
なんで俺がこんなことを…
アイツさえいなければ…
クソクソクソ!壊してやる!
なにが神だ。所詮はただのガキだろ
ハルヒ「違う違う違う…あれは夢…あれはハァハァあれは夢なの…ハァハァ」
―文芸部室―
古泉「すみません、一足早く帰らせていただきます」
キョン「ん?おう、気をつけてな」
みくる「あのう…」
キョン「はい、なんでしょう朝比奈さん」
みくる「ちょっと…いいですか?」モジモジ
キョン「はぁ…(フラグか?フラグなのか!?)」
388: 2008/03/22(土) 21:55:16.30 ID:lCgkJ+Qf0
―文芸部室―
朝倉「長門さん、ちょっと」
長門「…」パタン
ガチャ
キョン「ん?(朝比奈さんと二人っきり…コレは!?)」
みくる「キョンくん…お話したいことがあります」
キョン「何でしょうか?」
みくる「わたしの事と涼宮さんの事です」
ガン!
みくる「ひぇぇぇ!だ、大丈夫ですかぁ!?」
キョン「(わかっていたさ…長門さんが連れてきたんだ。涼宮に関係無い訳が無い)」
キョン「大丈夫です。それで朝比奈さんと涼宮の事って?」
みくる「わたしはこの時代の人間じゃありません。もっと未来から来たんです」
キョン「は?はぁ…それで?」
みくる「詳しくは話せ無いけど…」
ここから長い&作者が台詞を覚えていないのでカット
みくる「三年前より前の時代には行けません。それと、二年前の七月七日にも行けないんです」
キョン「どうしてです?」
みくる「分かりません…二年前についてはその日付だけ消えてしまっているんです」
キョン「六日の日に行って七日の事を調査するってのは…」
みくる「試してみましたが、なぜか八日の日に行ってしまうんです」
みくる「どちらも涼宮さんが原因であるのは確かなんです」
―廊下―
キョン「はぁ…全てが三年前の七夕に始まり、二年前の七夕で異変が起きてるのか…」
キョン「七夕の日になにがあったんだ…」
朝倉「長門さん、ちょっと」
長門「…」パタン
ガチャ
キョン「ん?(朝比奈さんと二人っきり…コレは!?)」
みくる「キョンくん…お話したいことがあります」
キョン「何でしょうか?」
みくる「わたしの事と涼宮さんの事です」
ガン!
みくる「ひぇぇぇ!だ、大丈夫ですかぁ!?」
キョン「(わかっていたさ…長門さんが連れてきたんだ。涼宮に関係無い訳が無い)」
キョン「大丈夫です。それで朝比奈さんと涼宮の事って?」
みくる「わたしはこの時代の人間じゃありません。もっと未来から来たんです」
キョン「は?はぁ…それで?」
みくる「詳しくは話せ無いけど…」
ここから長い&作者が台詞を覚えていないのでカット
みくる「三年前より前の時代には行けません。それと、二年前の七月七日にも行けないんです」
キョン「どうしてです?」
みくる「分かりません…二年前についてはその日付だけ消えてしまっているんです」
キョン「六日の日に行って七日の事を調査するってのは…」
みくる「試してみましたが、なぜか八日の日に行ってしまうんです」
みくる「どちらも涼宮さんが原因であるのは確かなんです」
―廊下―
キョン「はぁ…全てが三年前の七夕に始まり、二年前の七夕で異変が起きてるのか…」
キョン「七夕の日になにがあったんだ…」
456: 2008/03/23(日) 00:24:26.98 ID:bDP1ggu80
―ハルヒ宅―
ハルヒ「もうすぐ梅雨の時期…か」
ハルヒ「思い出さないように…今日みたいな事が起きないようにしなきゃ」
―下校時―
キョン「なぁ、谷口」
谷口「うほっ!なんというムチムチな体www堪りませんwww」
キョン「…」ゴス
谷口「うが!な、なんだいきなり!」
キョン「歩きながらグラビア雑誌を読むな気持ち悪い。お前に聞きたいことがある」
谷口「へ?涼宮が学校に来なくなった時期?」
キョン「そうだ。それって七月くらいからじゃないか?」
谷口「おう、そうだぜ。昔から…あれ?」
キョン「どうした?」
谷口「おかしいな…中一の時にミステリーサークル書いて…次の年の同じ日…」
キョン「なにをブツブツ言ってるんだお前は?」
谷口「七夕の前の日と次の日での涼宮があまりに変わりすぎなんだよ…」
キョン「なに?」
谷口「少なくとも、俺の知ってる涼宮ハルヒは傍若無人、唯我独尊な奴だったはずだ」
谷口「なのに七夕の次の日から中身が入れ替わったんじゃないかって位、おとなしくなってる」
キョン「やっぱり二年前の七夕に何かある…涼宮が世界も自分も変えてしまいたくなる様な出来事が…」
ハルヒ「もうすぐ梅雨の時期…か」
ハルヒ「思い出さないように…今日みたいな事が起きないようにしなきゃ」
―下校時―
キョン「なぁ、谷口」
谷口「うほっ!なんというムチムチな体www堪りませんwww」
キョン「…」ゴス
谷口「うが!な、なんだいきなり!」
キョン「歩きながらグラビア雑誌を読むな気持ち悪い。お前に聞きたいことがある」
谷口「へ?涼宮が学校に来なくなった時期?」
キョン「そうだ。それって七月くらいからじゃないか?」
谷口「おう、そうだぜ。昔から…あれ?」
キョン「どうした?」
谷口「おかしいな…中一の時にミステリーサークル書いて…次の年の同じ日…」
キョン「なにをブツブツ言ってるんだお前は?」
谷口「七夕の前の日と次の日での涼宮があまりに変わりすぎなんだよ…」
キョン「なに?」
谷口「少なくとも、俺の知ってる涼宮ハルヒは傍若無人、唯我独尊な奴だったはずだ」
谷口「なのに七夕の次の日から中身が入れ替わったんじゃないかって位、おとなしくなってる」
キョン「やっぱり二年前の七夕に何かある…涼宮が世界も自分も変えてしまいたくなる様な出来事が…」
493: 2008/03/23(日) 01:42:43.22 ID:bDP1ggu80
―翌日―
朝 学校 文芸部室
朝倉「こんな早くに呼び出すなんて何事?」
長門「…」
キョン「すまんな、とりあえず二人の助言が欲しくてな」
三年前の七夕、大規模な情報爆発が起きる。
この際、ハルヒは能力を手に入れたと思われる。
そして同時に時間平面に断層、古泉たちに超能力が備わる。
一年後
何かがあってハルヒは世界と自分を改変する。
キョン「コレが今のところ俺の知ってることだ」
朝倉「ちょっと待って、涼宮さんが自分を改変ってどういうこと?」
キョン「谷口から聞いたんだが、七夕の前日と翌日ではまるで別人らしいんだ」
長門「…情報統合思念体に確認した。二年前の七夕を境に涼宮ハルヒの行動が大きく変わっている」
キョン「そうだ、情報統合思念体なら七夕になにがあったか分かるんじゃないのか?」
長門「強力な情報遮断領域によって観測不可能だった」
キョン「ダメか…せめて三年前の七夕だけでも行ければ…朝比奈さんなら!」
朝倉「残念だけど、今の彼女には何も権限が無いわ。無理よ」
朝 学校 文芸部室
朝倉「こんな早くに呼び出すなんて何事?」
長門「…」
キョン「すまんな、とりあえず二人の助言が欲しくてな」
三年前の七夕、大規模な情報爆発が起きる。
この際、ハルヒは能力を手に入れたと思われる。
そして同時に時間平面に断層、古泉たちに超能力が備わる。
一年後
何かがあってハルヒは世界と自分を改変する。
キョン「コレが今のところ俺の知ってることだ」
朝倉「ちょっと待って、涼宮さんが自分を改変ってどういうこと?」
キョン「谷口から聞いたんだが、七夕の前日と翌日ではまるで別人らしいんだ」
長門「…情報統合思念体に確認した。二年前の七夕を境に涼宮ハルヒの行動が大きく変わっている」
キョン「そうだ、情報統合思念体なら七夕になにがあったか分かるんじゃないのか?」
長門「強力な情報遮断領域によって観測不可能だった」
キョン「ダメか…せめて三年前の七夕だけでも行ければ…朝比奈さんなら!」
朝倉「残念だけど、今の彼女には何も権限が無いわ。無理よ」
499: 2008/03/23(日) 01:58:27.61 ID:bDP1ggu80
―昼休み―
ハルヒ「文芸部室で食べようかな…長門さんの邪魔になっちゃうか…」
ハルヒ「外で食べよう。ここはキョンくんや国木田君たちが使うしね」
―中庭―
ハルヒ「やっぱり日陰しか開いてないんだね…」
ハルヒ「誰かに『お前には日陰が似合いだ』って言われてる気がする…」
ハルヒ「…もういいや、食べよう…」
谷口「にしても、キョンよ。やたら涼宮のこと気にするな?」
国木田「そうだね、倒れたときも下の名で呼んでたし」
谷口「アイツの過去をやたら聞いてくるし…惚れたか」
キョン「そんなんじゃない。ただ、ほっとけないだけだ」
阪中「キョンくん、お客さんなのね」
キョン「ん?あ、朝比奈さん!」
みくる「キョンくん、ごめんね食事中に」
キョン「いえ、良いですよ。それでどうかしたんですか?」
みくる「昼休みが終わったら必ず文芸部室に来て欲しいの。お願い」
キョン「ええ、構いませんよ」
みくる「ごめんなさい、お願いね」
谷口「朝倉だけじゃなくて朝比奈さんまで…」orz
ハルヒ「文芸部室で食べようかな…長門さんの邪魔になっちゃうか…」
ハルヒ「外で食べよう。ここはキョンくんや国木田君たちが使うしね」
―中庭―
ハルヒ「やっぱり日陰しか開いてないんだね…」
ハルヒ「誰かに『お前には日陰が似合いだ』って言われてる気がする…」
ハルヒ「…もういいや、食べよう…」
谷口「にしても、キョンよ。やたら涼宮のこと気にするな?」
国木田「そうだね、倒れたときも下の名で呼んでたし」
谷口「アイツの過去をやたら聞いてくるし…惚れたか」
キョン「そんなんじゃない。ただ、ほっとけないだけだ」
阪中「キョンくん、お客さんなのね」
キョン「ん?あ、朝比奈さん!」
みくる「キョンくん、ごめんね食事中に」
キョン「いえ、良いですよ。それでどうかしたんですか?」
みくる「昼休みが終わったら必ず文芸部室に来て欲しいの。お願い」
キョン「ええ、構いませんよ」
みくる「ごめんなさい、お願いね」
谷口「朝倉だけじゃなくて朝比奈さんまで…」orz
505: 2008/03/23(日) 02:23:34.33 ID:bDP1ggu80
―文芸部室―
キョン「朝比奈さん、何かあったんですか?」
みくる「言いにくいんですが…付いてきて欲しいんです」
キョン「どこにです?(今度は引っかからないぞ!俺はそれほど馬鹿な奴じゃ…)」
みくる「三年前の七夕にです」
ガッシャーン
みくる「きゃああ!キョンくーーん!!」
キョン「ど、どこにって言いました?」
みくる「三年前の…七夕にです」
キョン「なんでまたいきなり?」
みくる「すいません…命令なの、ごめんね」
キョン「三年前の七夕って…全ての始まりの日じゃないですか」
みくる「そうなの、だから私も気になって…」
キョン「行きましょう、朝比奈さん。何か分かるかもしれません」
キョン「朝比奈さん、何かあったんですか?」
みくる「言いにくいんですが…付いてきて欲しいんです」
キョン「どこにです?(今度は引っかからないぞ!俺はそれほど馬鹿な奴じゃ…)」
みくる「三年前の七夕にです」
ガッシャーン
みくる「きゃああ!キョンくーーん!!」
キョン「ど、どこにって言いました?」
みくる「三年前の…七夕にです」
キョン「なんでまたいきなり?」
みくる「すいません…命令なの、ごめんね」
キョン「三年前の七夕って…全ての始まりの日じゃないですか」
みくる「そうなの、だから私も気になって…」
キョン「行きましょう、朝比奈さん。何か分かるかもしれません」
632: 2008/03/23(日) 13:45:49.61 ID:bDP1ggu80
みくる「じゃあ、公園に行きましょう」
キョン「公園?ここじゃダメなんですか?」
みくる「私のTPDDは時間指定は出来ても場所の指定まで出来ないのごめんね」
キョン「つまり、ここで発動させたら三年前のここに来るんですね?」
みくる「うん、だから公園の方がいいの」
キョン「分かりました、行きましょう」
―部室前廊下―
朝倉「悪いけど、聞かせてもらったわ」
キョン「すまん、行って来る」
朝倉「先生には早退したって言っておくわ。気をつけて」
キョン「悪いな」
みくる「ありがとうございます」
―1年5組教室―
ハルヒ「(キョンくん、遅いなぁ…)」
ハルヒ「(二年生の先輩と何処かに行ったって聞いたけど…)」
ハルヒ「(…別にそんなに親しくも無いのにこんな事思うなんて…迷惑…だよね)」
―某所―
?「朝比奈みくるが動き出した」
?「朝比奈…ああ、未来人の。どこに行くか分かるかい?」
?「おそらく三年前だろう。あんたの計画に支障をきたす事は無いさ」
?「という事はキョンも一緒なのか」
?「ああ、あの現地人も一緒だ。それが規定事項だからな」
キョン「公園?ここじゃダメなんですか?」
みくる「私のTPDDは時間指定は出来ても場所の指定まで出来ないのごめんね」
キョン「つまり、ここで発動させたら三年前のここに来るんですね?」
みくる「うん、だから公園の方がいいの」
キョン「分かりました、行きましょう」
―部室前廊下―
朝倉「悪いけど、聞かせてもらったわ」
キョン「すまん、行って来る」
朝倉「先生には早退したって言っておくわ。気をつけて」
キョン「悪いな」
みくる「ありがとうございます」
―1年5組教室―
ハルヒ「(キョンくん、遅いなぁ…)」
ハルヒ「(二年生の先輩と何処かに行ったって聞いたけど…)」
ハルヒ「(…別にそんなに親しくも無いのにこんな事思うなんて…迷惑…だよね)」
―某所―
?「朝比奈みくるが動き出した」
?「朝比奈…ああ、未来人の。どこに行くか分かるかい?」
?「おそらく三年前だろう。あんたの計画に支障をきたす事は無いさ」
?「という事はキョンも一緒なのか」
?「ああ、あの現地人も一緒だ。それが規定事項だからな」
636: 2008/03/23(日) 14:07:58.12 ID:bDP1ggu80
―公園―
みくる「じゃあキョンくん、ベンチに座って眼を閉じてください」
キョン「え?ええ良いですけど、眼を閉じる必要はあるんですか?」
みくる「え~と…一応、キョンくんのためでもあるの、きっと倒れちゃうから」
キョン「そうですか、わかりました(倒れるような事をするのか?)」
みくる「じゃあ、行きます。力を抜いて眼を閉じてください」
キョン「うぉ!(なんだこれ…強烈な立ちくらみのような…)」
―三年前の公園―
キョン「う…」
みくる「起きた?」
キョン「こ、ここは…?」
みくる「三年前の七月七日の公園。夜の九時ごろかな」
みくる「そろそろ頭を上げてくれないと…足が痺れちゃいます」
キョン「あ、すいません…俺寝てたんですか?」
みくる「うん、ごめんね。時間移動の方法は禁則だから…」
キョン「いえ、膝枕までしてもらったんです。それに行くといったのは俺ですから…」
キョン「朝比奈さん?…寝てる」
ガサガサ
キョン「な!、なんだ!」
?「こんばんは、キョンくん。はじめまして…かな」
キョン「朝比奈さん…のお姉さんか何かですか?」
みくる大「未来の朝比奈みくるです。悪いけど、詳しく説明してる時間が無いの」
みくる大「ああ、その子は私が眠らせました。詳しくは禁則なの、ごめんね」
キョン「はぁ…(うほ、特盛!)」
みくる大「そこの線路沿いを南に下ると中学校があります。そこにいる人に協力してあげて」
みくる「じゃあキョンくん、ベンチに座って眼を閉じてください」
キョン「え?ええ良いですけど、眼を閉じる必要はあるんですか?」
みくる「え~と…一応、キョンくんのためでもあるの、きっと倒れちゃうから」
キョン「そうですか、わかりました(倒れるような事をするのか?)」
みくる「じゃあ、行きます。力を抜いて眼を閉じてください」
キョン「うぉ!(なんだこれ…強烈な立ちくらみのような…)」
―三年前の公園―
キョン「う…」
みくる「起きた?」
キョン「こ、ここは…?」
みくる「三年前の七月七日の公園。夜の九時ごろかな」
みくる「そろそろ頭を上げてくれないと…足が痺れちゃいます」
キョン「あ、すいません…俺寝てたんですか?」
みくる「うん、ごめんね。時間移動の方法は禁則だから…」
キョン「いえ、膝枕までしてもらったんです。それに行くといったのは俺ですから…」
キョン「朝比奈さん?…寝てる」
ガサガサ
キョン「な!、なんだ!」
?「こんばんは、キョンくん。はじめまして…かな」
キョン「朝比奈さん…のお姉さんか何かですか?」
みくる大「未来の朝比奈みくるです。悪いけど、詳しく説明してる時間が無いの」
みくる大「ああ、その子は私が眠らせました。詳しくは禁則なの、ごめんね」
キョン「はぁ…(うほ、特盛!)」
みくる大「そこの線路沿いを南に下ると中学校があります。そこにいる人に協力してあげて」
640: 2008/03/23(日) 14:25:08.78 ID:bDP1ggu80
みくる大「その子はごめんね、おんぶして行ってあげて」
キョン「えらく意味深なメッセージですね…見返りは何が貰えるやら…」
みくる大「真実…かな」
キョン「ははは…」
みくる大「ごめんなさい…あと、わたしのことはその子に内緒にして置いてください」
みくる大「約束、ね。さようならキョンくん、次は…またね」
キョン「次は…?何を言おうとしてたんだろうか?」
キョン「まぁいい、行こう。…よいしょっと…」
ムニュウ
キョン「コレなんて生頃し?色々やばいんですけど?」
―中学校前―
キョン「線路沿いを南に行った先の中学校…ここか」
キョン「東中…谷口や涼宮の出身校か!ん?」
ガサゴソ
キョン「おい!」
?「何よ!」
キョン「な…!コイツは…」
キョン「えらく意味深なメッセージですね…見返りは何が貰えるやら…」
みくる大「真実…かな」
キョン「ははは…」
みくる大「ごめんなさい…あと、わたしのことはその子に内緒にして置いてください」
みくる大「約束、ね。さようならキョンくん、次は…またね」
キョン「次は…?何を言おうとしてたんだろうか?」
キョン「まぁいい、行こう。…よいしょっと…」
ムニュウ
キョン「コレなんて生頃し?色々やばいんですけど?」
―中学校前―
キョン「線路沿いを南に行った先の中学校…ここか」
キョン「東中…谷口や涼宮の出身校か!ん?」
ガサゴソ
キョン「おい!」
?「何よ!」
キョン「な…!コイツは…」
642: 2008/03/23(日) 14:29:19.31 ID:bDP1ggu80
いまさらですが、原作を読んでない方はちょっとしたネタバレが含まれております
ネタバレ氏ねって方は申し訳ありませんが、原作を呼んでから来てください
そのほか、それはねーよ馬鹿って思うような厨設定が多々ありますのでお気をつけください
寄生投稿者イモ野郎より
ネタバレ氏ねって方は申し訳ありませんが、原作を呼んでから来てください
そのほか、それはねーよ馬鹿って思うような厨設定が多々ありますのでお気をつけください
寄生投稿者イモ野郎より
651: 2008/03/23(日) 14:46:29.24 ID:bDP1ggu80
キョン「(谷口の言っていた別人という意味が理解できた)」
?「何あんた?変態?誘拐犯?怪しいわね!」
キョン「(確かにコレは別人だな、まるで正反対だ)」
キョン「(だが間違いない。三年前の涼宮ハルヒだ!)」
キョン「怪しいか…お前こそこんなところでなにやってんだ?」
ハルヒ小「何って、不法侵入よ?ちょうど良いわ、あんた手伝いなさい。通報されたくなかったらね!」
キョン「やれやれ…(コレが本当の涼宮、か)」
ハルヒ小「よっと…」
ガチャン
キョン「おい、なんで鍵なんか持ってんだ?」
ハルヒ小「隙をみて盗んだの。簡単だったわ」
キョン「トンでもない奴だな…」
キョン「(会う場所が暗いところでよかった。これなら三年後にあってもバレないな)」
ガタガタ ドサ
キョン「ん?なんだそれ?」
ハルヒ小「んしょっと…夕方に倉庫から持ち出したの」
キョン「…(とりあえずここに朝比奈さんを寝かせ置こう)」
キョン「おい、代わってやる。それをよこせ」
?「何あんた?変態?誘拐犯?怪しいわね!」
キョン「(確かにコレは別人だな、まるで正反対だ)」
キョン「(だが間違いない。三年前の涼宮ハルヒだ!)」
キョン「怪しいか…お前こそこんなところでなにやってんだ?」
ハルヒ小「何って、不法侵入よ?ちょうど良いわ、あんた手伝いなさい。通報されたくなかったらね!」
キョン「やれやれ…(コレが本当の涼宮、か)」
ハルヒ小「よっと…」
ガチャン
キョン「おい、なんで鍵なんか持ってんだ?」
ハルヒ小「隙をみて盗んだの。簡単だったわ」
キョン「トンでもない奴だな…」
キョン「(会う場所が暗いところでよかった。これなら三年後にあってもバレないな)」
ガタガタ ドサ
キョン「ん?なんだそれ?」
ハルヒ小「んしょっと…夕方に倉庫から持ち出したの」
キョン「…(とりあえずここに朝比奈さんを寝かせ置こう)」
キョン「おい、代わってやる。それをよこせ」
656: 2008/03/23(日) 15:00:12.15 ID:bDP1ggu80
ハルヒ小「…ふーん、じゃあお願い」
ハルヒ小「あたしの言うとおりにグラウンドに線を引いてちょうだい」
キョン「…(面倒な事になったな)」
―東中グラウンド―
ハルヒ小「違ーう!そこ歪んでるわよ!なにやってんのー!」
ハルヒ小「あたしは線を正しく引けてるか見ないといけないんだから!」
ハルヒ小「そこもっと右!そのまま100m直進!」
『下手に首突っ込むと、面倒なことになるぜ?』
いつか谷口がそんな事言っていたな…
まったく、お前の言うとおりだ。えらく面倒な事になっちまったよ。
ハルヒ小「そこ!左に曲がる!」
キョン「ハァハァ、ココか?」
ハルヒ小「ちがーーう!!」
だが、こんな活き活きしたハルヒは初めてだ。
面倒だが…悪くないと思っちまってる自分がいる。
キョン「はは、なんだこりゃ…どっかの地上絵より意味不明だな」
キョン「コレが真実ですか?朝比奈さん。冗談は特盛の胸だけにして欲しいね」
ハルヒ小「あたしの言うとおりにグラウンドに線を引いてちょうだい」
キョン「…(面倒な事になったな)」
―東中グラウンド―
ハルヒ小「違ーう!そこ歪んでるわよ!なにやってんのー!」
ハルヒ小「あたしは線を正しく引けてるか見ないといけないんだから!」
ハルヒ小「そこもっと右!そのまま100m直進!」
『下手に首突っ込むと、面倒なことになるぜ?』
いつか谷口がそんな事言っていたな…
まったく、お前の言うとおりだ。えらく面倒な事になっちまったよ。
ハルヒ小「そこ!左に曲がる!」
キョン「ハァハァ、ココか?」
ハルヒ小「ちがーーう!!」
だが、こんな活き活きしたハルヒは初めてだ。
面倒だが…悪くないと思っちまってる自分がいる。
キョン「はは、なんだこりゃ…どっかの地上絵より意味不明だな」
キョン「コレが真実ですか?朝比奈さん。冗談は特盛の胸だけにして欲しいね」
664: 2008/03/23(日) 15:25:43.65 ID:bDP1ggu80
ハルヒ小「ねぇ、宇宙人っていると思う?」
キョン「いる」
ハルヒ小「未来人は?超能力者は?異世界人は?」
キョン「異世界人は知らんが…その手の輩は配り歩くほどいるぜ」
ハルヒ小「それ、北高の制服よね…あんた名前は?」
キョン「ジョン・スミス」
ハルヒ小「馬鹿?」
キョン「かもな」
ハルヒ小「あの人は?」
キョン「…姉だ。変わった病気でな、いつもでも寝てる」
キョン「ところでこれは一体何なんだ?」
ハルヒ小「見てわかんないの?メッセージよ!」
キョン「織姫と彦星にか?」
ハルヒ小「…え?どうして…」
キョン「七夕だからな、似たような事をしてる奴に覚えがあるだけさ」
ハルヒ小「…北高にそんな人が居るの」
ハルヒ小「帰るわ、目的も果たしたし…ありがとう」
キョン「結局名乗らずじまいか…」
―体育倉庫―
キョン「朝比奈さん、朝比奈さん?起きてください」
朝比奈「ふぇ…な、なんで?ここは?今はいつですか!?」
キョン「落ち着いてください(胸が揺れてて俺のアレが…まずは俺が落ち着かないと)」
朝比奈「そんな…ない…TPDDが…ない…!」
キョン「いる」
ハルヒ小「未来人は?超能力者は?異世界人は?」
キョン「異世界人は知らんが…その手の輩は配り歩くほどいるぜ」
ハルヒ小「それ、北高の制服よね…あんた名前は?」
キョン「ジョン・スミス」
ハルヒ小「馬鹿?」
キョン「かもな」
ハルヒ小「あの人は?」
キョン「…姉だ。変わった病気でな、いつもでも寝てる」
キョン「ところでこれは一体何なんだ?」
ハルヒ小「見てわかんないの?メッセージよ!」
キョン「織姫と彦星にか?」
ハルヒ小「…え?どうして…」
キョン「七夕だからな、似たような事をしてる奴に覚えがあるだけさ」
ハルヒ小「…北高にそんな人が居るの」
ハルヒ小「帰るわ、目的も果たしたし…ありがとう」
キョン「結局名乗らずじまいか…」
―体育倉庫―
キョン「朝比奈さん、朝比奈さん?起きてください」
朝比奈「ふぇ…な、なんで?ここは?今はいつですか!?」
キョン「落ち着いてください(胸が揺れてて俺のアレが…まずは俺が落ち着かないと)」
朝比奈「そんな…ない…TPDDが…ない…!」
667: 2008/03/23(日) 15:33:17.31 ID:bDP1ggu80
次回!涼宮ハルヒの鬱(笑) は
古泉「うほっ!いい男!」
谷口「やらないか」
岡部「どちらが正しいかはハンドボールで決めよう」
ハルヒ「これで…キョンくんと一緒になれる…」
キョン「アッー!アッー!」
ちょっと休憩
古泉「うほっ!いい男!」
谷口「やらないか」
岡部「どちらが正しいかはハンドボールで決めよう」
ハルヒ「これで…キョンくんと一緒になれる…」
キョン「アッー!アッー!」
ちょっと休憩
689: 2008/03/23(日) 16:03:26.44 ID:bDP1ggu80
キョン「え?」
みくる「詳しくは禁則ですが…タイムマシンのようなものです」
みくる「アレがないと…元の時間に戻れない…」
キョン「何で?何処で失くしたんです?」
みくる「分かりましぇん…失くすはずないのに…!」
みくる「私たち…この時間平面に取り残されちゃったんです!」
キョン「…(何だろう…全然どうにかなりそうで仕方がない)」
キョン「…(朝比奈さん(大)が何も言わなかったからか?)」
カサ
キョン「うん?ポケットに何か…コレは…相変わらず変わった人だな、長門さんは」
キョン「要するに、来いってことなんだろう?コレと同じ模様を書いた紙を入れてたって事は」
キョン「行きましょう、朝比奈さん!なんとかなりそうですよ!」
みくる「ふぇ?何処に?」
キョン「あいつらの事です、三年前にはもう居たんでしょう。たぶんですけど」
みくる「あっ…長門さんの所!?」
みくる「詳しくは禁則ですが…タイムマシンのようなものです」
みくる「アレがないと…元の時間に戻れない…」
キョン「何で?何処で失くしたんです?」
みくる「分かりましぇん…失くすはずないのに…!」
みくる「私たち…この時間平面に取り残されちゃったんです!」
キョン「…(何だろう…全然どうにかなりそうで仕方がない)」
キョン「…(朝比奈さん(大)が何も言わなかったからか?)」
カサ
キョン「うん?ポケットに何か…コレは…相変わらず変わった人だな、長門さんは」
キョン「要するに、来いってことなんだろう?コレと同じ模様を書いた紙を入れてたって事は」
キョン「行きましょう、朝比奈さん!なんとかなりそうですよ!」
みくる「ふぇ?何処に?」
キョン「あいつらの事です、三年前にはもう居たんでしょう。たぶんですけど」
みくる「あっ…長門さんの所!?」
699: 2008/03/23(日) 16:28:44.15 ID:bDP1ggu80
―マンション玄関前―
朝倉「ふふ、やっと来たわね」
キョン「朝倉!?」
みくる「朝倉さん」
朝倉「来て、長門さんのところに案内するわ」
―長門宅―
キョン「(なんという殺風景な部屋)」
キョン「俺たちが来ることを知っていたのか?」
長門「知っていた」
キョン「コレは三年後の長門さんがくれたものだ」
長門「…理解した」
長門「異時間同位体から可逆越境情報をダウンロード。三年後のわたしと同期した」
キョンみくる「???」
長門「朝倉涼子、貴女は何時からこの事を?」
朝倉「昨日、三年後の異時間同位体からこの日の情報が送信されたの」
朝倉「でも、これは長門さんでしか出来ないから。私は案内役」
キョン「難しい話は分からんが…お前らなんで北高の制服着てるんだ?」
長門「今のわたしたちは待機モード」
みくる「待機って…三年もですか!?」
朝倉「それが私たちの役目だから」
朝倉「ふふ、やっと来たわね」
キョン「朝倉!?」
みくる「朝倉さん」
朝倉「来て、長門さんのところに案内するわ」
―長門宅―
キョン「(なんという殺風景な部屋)」
キョン「俺たちが来ることを知っていたのか?」
長門「知っていた」
キョン「コレは三年後の長門さんがくれたものだ」
長門「…理解した」
長門「異時間同位体から可逆越境情報をダウンロード。三年後のわたしと同期した」
キョンみくる「???」
長門「朝倉涼子、貴女は何時からこの事を?」
朝倉「昨日、三年後の異時間同位体からこの日の情報が送信されたの」
朝倉「でも、これは長門さんでしか出来ないから。私は案内役」
キョン「難しい話は分からんが…お前らなんで北高の制服着てるんだ?」
長門「今のわたしたちは待機モード」
みくる「待機って…三年もですか!?」
朝倉「それが私たちの役目だから」
700: 2008/03/23(日) 16:30:19.56 ID:bDP1ggu80
キョン「それはえらい気の長い話だが…あいにく俺たちは三年も待てん、今すぐもとの時間に戻れないか?」
長門「可能」
朝倉「二名様ごあんなーい♪」
キョン「はは(ノリノリだなこの眉毛)」
みくる「良かったぁ…何とかなりそうですね」
ガラ
キョン「な、コレは」
朝倉「布団よ?寝なさい♪」
キョン「布団なのは見りゃ分かる。何故一枚なんだ」
長門「大丈夫、二人用」
キョン「ここで朝比奈さんと寝ろと?」
朝倉「そうよ?文句ある?長門さんと一緒に寝る用の布団を用意してあげたんだから感謝して欲しいわ」
キョン「いや、普通に二枚用意してくれよ…」
朝倉「うるさいわね、寝なさい!」ガス
キョン「ぐぅお…顎は止めろって…」ガク
長門「…」ギロ
みくる「お、おやすみなさーい…」
長門「可能」
朝倉「二名様ごあんなーい♪」
キョン「はは(ノリノリだなこの眉毛)」
みくる「良かったぁ…何とかなりそうですね」
ガラ
キョン「な、コレは」
朝倉「布団よ?寝なさい♪」
キョン「布団なのは見りゃ分かる。何故一枚なんだ」
長門「大丈夫、二人用」
キョン「ここで朝比奈さんと寝ろと?」
朝倉「そうよ?文句ある?長門さんと一緒に寝る用の布団を用意してあげたんだから感謝して欲しいわ」
キョン「いや、普通に二枚用意してくれよ…」
朝倉「うるさいわね、寝なさい!」ガス
キョン「ぐぅお…顎は止めろって…」ガク
長門「…」ギロ
みくる「お、おやすみなさーい…」
712: 2008/03/23(日) 16:49:45.73 ID:bDP1ggu80
―現代、長門宅、寝室―
パチン
キョン「ん…朝?」
朝倉「起きた♪」
キョン「…水色か」
ガス
キョン「ぐぉおあああ!」
ガバッ
朝比奈「え…うそ…本当に!?」
朝比奈「良かった!戻って来れましたよ!私たちが出発した…ってきゃあ!」
キョン「ぐぉおお!」
グリグリ
朝倉「氏 に な さ い ♪」
長門「朝倉涼子、そこまでにするべき」
キョン「くっ…鼻血が…しかし寝ただけでどうして?」
長門「選択時空間内の流体結合情報を凍結、既知時空間連続体の該当ポイントにおいて凍結を解除した」
キョン「は?」
みくる「まさか…長門さん…なんてことを…!?」
キョン「どういうことです?」
パチン
キョン「ん…朝?」
朝倉「起きた♪」
キョン「…水色か」
ガス
キョン「ぐぉおあああ!」
ガバッ
朝比奈「え…うそ…本当に!?」
朝比奈「良かった!戻って来れましたよ!私たちが出発した…ってきゃあ!」
キョン「ぐぉおお!」
グリグリ
朝倉「氏 に な さ い ♪」
長門「朝倉涼子、そこまでにするべき」
キョン「くっ…鼻血が…しかし寝ただけでどうして?」
長門「選択時空間内の流体結合情報を凍結、既知時空間連続体の該当ポイントにおいて凍結を解除した」
キョン「は?」
みくる「まさか…長門さん…なんてことを…!?」
キョン「どういうことです?」
737: 2008/03/23(日) 17:49:33.35 ID:bDP1ggu80
みくる「長門さんは時を止めたんです。多分部屋ごと私たちを…そして今日、解いた」
キョン「ここまで来ると…なんでもありか…ところでコイツはなんて書いてあるんだ?」
長門「私はここにいる」
キョン「そうか…色々ありがとうな、二人とも」
長門「別に…いい」
朝倉「?」
―マンション玄関前―
みくる「キョンくん、ありがとう」
キョン「いえ、コレぐらい構いませんよ」
みくる「じゃあね、また明日」
キョン「ええ、明日また学校で」
―キョンの部屋―
キョン「結局、今回分かったのは改変前のハルヒとメッセージの意味だけか…」
キョン「一日の間に世界を改変するほどの出来事が二年前の七夕にあった…」
キョン「問題はその二年前の七夕にどうやって行くか、だな…寝よう」
キョン「ここまで来ると…なんでもありか…ところでコイツはなんて書いてあるんだ?」
長門「私はここにいる」
キョン「そうか…色々ありがとうな、二人とも」
長門「別に…いい」
朝倉「?」
―マンション玄関前―
みくる「キョンくん、ありがとう」
キョン「いえ、コレぐらい構いませんよ」
みくる「じゃあね、また明日」
キョン「ええ、明日また学校で」
―キョンの部屋―
キョン「結局、今回分かったのは改変前のハルヒとメッセージの意味だけか…」
キョン「一日の間に世界を改変するほどの出来事が二年前の七夕にあった…」
キョン「問題はその二年前の七夕にどうやって行くか、だな…寝よう」
738: 2008/03/23(日) 17:50:29.83 ID:bDP1ggu80
―ハルヒ宅―
ハルヒ「キョンくんは早退、長門さんと朝比奈さんは用事で部活は無し…か…」
ハルヒ「考えすぎだよね…パソコンで小説の続きでも書こう…」
カタ カタカタ
ハルヒ「ふぅ…今日はコレくらいに…ん?メール?」
from:
to:haruhi77@crest.co.jp
二年前の七夕を忘れないで
貴女には罪を背負い、償う義務がある
彼らの氏を無駄にしないで
ハルヒ「なに…これ…送信者不明?それにどうして七夕の事を…」
『何だアレは!』
『クソ!クソ!俺たちをゴミのように…!』
『撃て!撃ちまくれ!』
『何が神だ!ただの大量殺人じゃないか!』
ハルヒ「違う…違う!アレは…アレは私じゃ…」
『うわっぁぁぁぁ!』
『助けてくれぇ!』
ハルヒ「いやあああああああああああ!」
ハルヒ「キョンくんは早退、長門さんと朝比奈さんは用事で部活は無し…か…」
ハルヒ「考えすぎだよね…パソコンで小説の続きでも書こう…」
カタ カタカタ
ハルヒ「ふぅ…今日はコレくらいに…ん?メール?」
from:
to:haruhi77@crest.co.jp
二年前の七夕を忘れないで
貴女には罪を背負い、償う義務がある
彼らの氏を無駄にしないで
ハルヒ「なに…これ…送信者不明?それにどうして七夕の事を…」
『何だアレは!』
『クソ!クソ!俺たちをゴミのように…!』
『撃て!撃ちまくれ!』
『何が神だ!ただの大量殺人じゃないか!』
ハルヒ「違う…違う!アレは…アレは私じゃ…」
『うわっぁぁぁぁ!』
『助けてくれぇ!』
ハルヒ「いやあああああああああああ!」
754: 2008/03/23(日) 18:13:32.45 ID:bDP1ggu80
―某所―
?男「やる事が半端じゃないな」
?女「そうかい?僕はメールを送っただけさ」
?男「今頃発狂しているだろうな。二年前のあの日のように」
?女「くっくっく、君や彼女のおかげさ」
?男「復讐か?」
?女「する理由がないね。僕は教えただけだよ、力の代償を」
?男「あんたのすることは理解できんよ…」
?女「次は彼らを二年前の七夕にいけるようにしてあげて欲しい」
?男「…了解」
―ハルヒ宅―
母「どうしたの!?」
ハルヒ「いやあぁぁ…あたしじゃ…ないハァハァあたしじゃ…」
母「ハルヒ、落ち着いて」
ハルヒ「ごめんなさい…ごめんなさい…」
母「ハルヒ…!」
―キョンの部屋―
♪~♪
キョン「ん?古泉か?もしもし」
古泉「もしもし、今どちらに?」
キョン「家だが?」
古泉「涼宮さんが倒れました。今から病院に向かいます」
キョン「なに!?分かった、俺も行く」
古泉「そちらに迎えを向かわせました。では」
キョン「一体何が…」
?男「やる事が半端じゃないな」
?女「そうかい?僕はメールを送っただけさ」
?男「今頃発狂しているだろうな。二年前のあの日のように」
?女「くっくっく、君や彼女のおかげさ」
?男「復讐か?」
?女「する理由がないね。僕は教えただけだよ、力の代償を」
?男「あんたのすることは理解できんよ…」
?女「次は彼らを二年前の七夕にいけるようにしてあげて欲しい」
?男「…了解」
―ハルヒ宅―
母「どうしたの!?」
ハルヒ「いやあぁぁ…あたしじゃ…ないハァハァあたしじゃ…」
母「ハルヒ、落ち着いて」
ハルヒ「ごめんなさい…ごめんなさい…」
母「ハルヒ…!」
―キョンの部屋―
♪~♪
キョン「ん?古泉か?もしもし」
古泉「もしもし、今どちらに?」
キョン「家だが?」
古泉「涼宮さんが倒れました。今から病院に向かいます」
キョン「なに!?分かった、俺も行く」
古泉「そちらに迎えを向かわせました。では」
キョン「一体何が…」
777: 2008/03/23(日) 18:43:41.48 ID:bDP1ggu80
―機関病院―
キョン「古泉!涼宮は!」
古泉「こちらです」
ガラ
ハルヒ母「あ、ハルヒのお友達ですか?」
キョン「はい、そうです。一体何が?」
ハルヒ母「突然、部屋から悲鳴が聞こえたので駆けつけたら錯乱状態で…」
ハルヒ母「…二年前の七夕にも同じことがあったんです」
キョン「二年前に!?」
ハルヒ母「ええ、その時はもっと酷かったんです。手をつけられないくらい暴れて…」
ハルヒ母「その日から人が変わった様に塞ぎ込んで…医者からは欝だと…」
古泉「あの、雨というのに心当たりは?」
ハルヒ母「雨…ちょうど二年前の七夕は雨が降っていましたね。それから雨を見るたびに不安定に…」
―待合室―
古泉「繋がりましたね」
キョン「ああ、涼宮が雨という言葉に反応して倒れたのも説明が付く」
医者「古泉君」
古泉「はい」
医者「涼宮くんは精神安定剤を打っただけで、疲れて寝ているだけだ安心してくれ」
古泉「そうですか、ありがとうございます」
キョン「古泉!涼宮は!」
古泉「こちらです」
ガラ
ハルヒ母「あ、ハルヒのお友達ですか?」
キョン「はい、そうです。一体何が?」
ハルヒ母「突然、部屋から悲鳴が聞こえたので駆けつけたら錯乱状態で…」
ハルヒ母「…二年前の七夕にも同じことがあったんです」
キョン「二年前に!?」
ハルヒ母「ええ、その時はもっと酷かったんです。手をつけられないくらい暴れて…」
ハルヒ母「その日から人が変わった様に塞ぎ込んで…医者からは欝だと…」
古泉「あの、雨というのに心当たりは?」
ハルヒ母「雨…ちょうど二年前の七夕は雨が降っていましたね。それから雨を見るたびに不安定に…」
―待合室―
古泉「繋がりましたね」
キョン「ああ、涼宮が雨という言葉に反応して倒れたのも説明が付く」
医者「古泉君」
古泉「はい」
医者「涼宮くんは精神安定剤を打っただけで、疲れて寝ているだけだ安心してくれ」
古泉「そうですか、ありがとうございます」
779: 2008/03/23(日) 18:53:56.83 ID:bDP1ggu80
―病院前―
?女「こんばんわ~♪」
キョン「誰だ!」
橘「はじめまして、橘京子です」
古泉「貴女は…!」
橘「今日はそこの彼に渡したい物があって来ただけなのです」
キョン「古泉、知り合いか?」
古泉「僕らと対立している組織の一人です」
橘「んん…!もうっ!いちいち武器を出すなんて物騒ですよ!」
森「貴方たちと私達の組織の関係を考えれば当然の事です」
橘「とにかく!この手紙を彼に渡すよう言われてきただけなのです!」
キョン「俺にか?」
橘「そうです!私は動けないので来てください!」
キョン「…わかった(騒がしい貧Oだな)」
橘「はい、これは貴方の良く知る方からのです」
キョン「俺の知っている…?」
橘「ああ、あと伝言もあります。『私はここにいる』確かに伝えましたよ?」
キョン古泉「「!!」」
橘「さぁ?私は伝言を預かっただけですから。さようなら、ジョン・スミスさん♪」
キョン「ま、待て!お前が何故それを!…クソ!車か」
森「新川!追うわよ!」
新川「了解」
?女「こんばんわ~♪」
キョン「誰だ!」
橘「はじめまして、橘京子です」
古泉「貴女は…!」
橘「今日はそこの彼に渡したい物があって来ただけなのです」
キョン「古泉、知り合いか?」
古泉「僕らと対立している組織の一人です」
橘「んん…!もうっ!いちいち武器を出すなんて物騒ですよ!」
森「貴方たちと私達の組織の関係を考えれば当然の事です」
橘「とにかく!この手紙を彼に渡すよう言われてきただけなのです!」
キョン「俺にか?」
橘「そうです!私は動けないので来てください!」
キョン「…わかった(騒がしい貧Oだな)」
橘「はい、これは貴方の良く知る方からのです」
キョン「俺の知っている…?」
橘「ああ、あと伝言もあります。『私はここにいる』確かに伝えましたよ?」
キョン古泉「「!!」」
橘「さぁ?私は伝言を預かっただけですから。さようなら、ジョン・スミスさん♪」
キョン「ま、待て!お前が何故それを!…クソ!車か」
森「新川!追うわよ!」
新川「了解」
813: 2008/03/23(日) 19:44:26.44 ID:bDP1ggu80
キョン「差出人は…佐々木!?」
古泉「知り合いですか?」
キョン「中学のな…何でアイツが?」
ビリビリ
キョンへ
日曜日、午前十時に駅前に来て欲しい、そこで二年前の七夕への鍵が手に入る。
ただし、指定する人とともに来る事。
涼宮ハルヒ
長門有希
朝比奈みくる
古泉一樹
以上の人を必ず連れて来て欲しい。
一人でも欠けていた場合、二度と二年前の七夕に行けないと思ってくれ。
佐々木より
キョン「佐々木…なんでお前が」
古泉「長門さんや朝比奈さんは良いとして…問題は涼宮さんですね」
キョン「そうだな…なんて説明すればいいか…」
古泉「知り合いですか?」
キョン「中学のな…何でアイツが?」
ビリビリ
キョンへ
日曜日、午前十時に駅前に来て欲しい、そこで二年前の七夕への鍵が手に入る。
ただし、指定する人とともに来る事。
涼宮ハルヒ
長門有希
朝比奈みくる
古泉一樹
以上の人を必ず連れて来て欲しい。
一人でも欠けていた場合、二度と二年前の七夕に行けないと思ってくれ。
佐々木より
キョン「佐々木…なんでお前が」
古泉「長門さんや朝比奈さんは良いとして…問題は涼宮さんですね」
キョン「そうだな…なんて説明すればいいか…」
821: 2008/03/23(日) 20:04:46.57 ID:bDP1ggu80
―某所―
橘「ただいまなのです!」
藤原「相変わらず騒がしいな」
佐々木「手紙と伝言は渡してくれたかい?」
橘「もちろんなのです!追っ手もまいてきましたよ」
藤原「回りくどいやり方をするな、アンタは」
佐々木「そうかい?」
藤原「アンタが直接あの現地人に渡せば嫌でも来ると思うが?」
佐々木「そうかもしれないね。でも、どうせ足掻いたって結果は見えてるんだ。楽しい方がいいだろう?」
藤原「未来なんていくらでも変えられる。好きにすればいいさ」
佐々木「くっくっく、未来人とは思えない言葉だね」
新川「くっ!見失ったか!」
森「…仕方ないわ、戻りましょう」
橘「ただいまなのです!」
藤原「相変わらず騒がしいな」
佐々木「手紙と伝言は渡してくれたかい?」
橘「もちろんなのです!追っ手もまいてきましたよ」
藤原「回りくどいやり方をするな、アンタは」
佐々木「そうかい?」
藤原「アンタが直接あの現地人に渡せば嫌でも来ると思うが?」
佐々木「そうかもしれないね。でも、どうせ足掻いたって結果は見えてるんだ。楽しい方がいいだろう?」
藤原「未来なんていくらでも変えられる。好きにすればいいさ」
佐々木「くっくっく、未来人とは思えない言葉だね」
新川「くっ!見失ったか!」
森「…仕方ないわ、戻りましょう」
824: 2008/03/23(日) 20:21:50.88 ID:bDP1ggu80
―病院内待合室―
「古泉「どうでしたか?」
新川「あっさりとまかれてしまったよ」
森「手紙の内容は?」
キョン「これです」
森「罠かも知れないわね。一応、当日は護衛を配置させるわ…役に立つかは別としてね」
キョン「そんなに危険な相手なんですか?」
森「おそらく相手には未来人がいるはず。なら、護衛を配置してもバレバレよ」
古泉「それでも、よろしくお願いします」
森「分かったわ」
ハルヒ母「あの…娘が眼を覚ましたので良かったら」
キョン「あの、少しお話させてもらって良いですか?」
ハルヒ母「ええ、お願いします。あの子も安心すると思うので」
―病室―
ハルヒ「あ…キョンくん」
キョン「よぅ、倒れたって聞いてびっくりしたよ」
ハルヒ「ごめんね…心配かけちゃったみたいで…」
キョン「なんかあったのか?」
ハルヒ「…ごめんなさい」
キョン「もしかして、二年前の事と何か関係あるのか?」
ハルヒ「どうしてそれを…!」
キョン「おばさんから聞いたよ。二年前の七夕に急に暴れだしたって」
ハルヒ「う…うぅ…キョンくん…助けて…」
「古泉「どうでしたか?」
新川「あっさりとまかれてしまったよ」
森「手紙の内容は?」
キョン「これです」
森「罠かも知れないわね。一応、当日は護衛を配置させるわ…役に立つかは別としてね」
キョン「そんなに危険な相手なんですか?」
森「おそらく相手には未来人がいるはず。なら、護衛を配置してもバレバレよ」
古泉「それでも、よろしくお願いします」
森「分かったわ」
ハルヒ母「あの…娘が眼を覚ましたので良かったら」
キョン「あの、少しお話させてもらって良いですか?」
ハルヒ母「ええ、お願いします。あの子も安心すると思うので」
―病室―
ハルヒ「あ…キョンくん」
キョン「よぅ、倒れたって聞いてびっくりしたよ」
ハルヒ「ごめんね…心配かけちゃったみたいで…」
キョン「なんかあったのか?」
ハルヒ「…ごめんなさい」
キョン「もしかして、二年前の事と何か関係あるのか?」
ハルヒ「どうしてそれを…!」
キョン「おばさんから聞いたよ。二年前の七夕に急に暴れだしたって」
ハルヒ「う…うぅ…キョンくん…助けて…」
833: 2008/03/23(日) 20:37:43.33 ID:bDP1ggu80
ハルヒ「あたし…あたし…!」
キョン「落ち着け、何があったんだ?」
ハルヒ「あの日…雨が降ってて退屈だったあたしはベッドで寝転んでたの」
そうしたら、いつの間にか寝ていたみたいで夢の中に居たの。でも、それは夢じゃなかった…
夢の中の場所は中心街、そこに青い巨人が建物を次々に破壊していた。
あたしは遠くからそれを見つめていたわ。
しばらくすると、紅い幾つかの玉が現れてその巨人を倒したの。
そこまでは良かった…突然、後ろから黄色い合羽を着た子に声をかけられたの
―二年前の閉鎖空間―
?「こんにちは」
ハルヒ「誰?」
?「ふふふ、知る必要なんて無いわ」
?「ここは貴女が作った世界、彼らは貴女が無差別に選んだ戦人…」
ハルヒ「はぁ?何を訳の分からない事を…」
?「じゃあ、望んでみて?貴女は願望を実現する力があるわ」
ハルヒ「本気で言ってるの?」
?「試してみれば分かるわ」
キョン「落ち着け、何があったんだ?」
ハルヒ「あの日…雨が降ってて退屈だったあたしはベッドで寝転んでたの」
そうしたら、いつの間にか寝ていたみたいで夢の中に居たの。でも、それは夢じゃなかった…
夢の中の場所は中心街、そこに青い巨人が建物を次々に破壊していた。
あたしは遠くからそれを見つめていたわ。
しばらくすると、紅い幾つかの玉が現れてその巨人を倒したの。
そこまでは良かった…突然、後ろから黄色い合羽を着た子に声をかけられたの
―二年前の閉鎖空間―
?「こんにちは」
ハルヒ「誰?」
?「ふふふ、知る必要なんて無いわ」
?「ここは貴女が作った世界、彼らは貴女が無差別に選んだ戦人…」
ハルヒ「はぁ?何を訳の分からない事を…」
?「じゃあ、望んでみて?貴女は願望を実現する力があるわ」
ハルヒ「本気で言ってるの?」
?「試してみれば分かるわ」
839: 2008/03/23(日) 20:55:59.26 ID:bDP1ggu80
あたしは言われる通りに試した。
ここにりんごがあると望んだら本当にりんごが目の前に出てきたの
ハルヒ「そんな…」
?「信じてくれた?貴女がイライラする度に彼らはあの巨人と戦う」
ハルヒ「嘘…よ」
?「貴女は危険すぎる…無自覚に力を振り回す者ほど危険なものは無いわ」
ハルヒ「違う…違う!あたしはそんな事望んでなんか無い!」
?「そう…じゃあアレは何?」
ハルヒ「え…!!赤く…赤く染まって…」
赤い神人「ヴァァァァアアアアアアアアア!」
『何だアレは!』
『神人が赤く染まっていく!?」
『攻撃が効かない?』
『クソクソクソ!壊してやる!』
『撃て!撃ちまくれ!』
『クソ!クソ!俺たちをゴミのように…!』
『何が神だ!これじゃただの大量殺人じゃないか!』
赤い神人「ヴァアアアアア!!」
『うわぁぁぁぁあ!!』
『撤退だ!撤退しろ!」
『た、助けて…グワアアアアアア!』
ハルヒ「い、いやああああ!止めて!今すぐアレを止めて!」
?「何を言っているの?アレを動かしているのは涼宮ハルヒ、貴女よ?」
ここにりんごがあると望んだら本当にりんごが目の前に出てきたの
ハルヒ「そんな…」
?「信じてくれた?貴女がイライラする度に彼らはあの巨人と戦う」
ハルヒ「嘘…よ」
?「貴女は危険すぎる…無自覚に力を振り回す者ほど危険なものは無いわ」
ハルヒ「違う…違う!あたしはそんな事望んでなんか無い!」
?「そう…じゃあアレは何?」
ハルヒ「え…!!赤く…赤く染まって…」
赤い神人「ヴァァァァアアアアアアアアア!」
『何だアレは!』
『神人が赤く染まっていく!?」
『攻撃が効かない?』
『クソクソクソ!壊してやる!』
『撃て!撃ちまくれ!』
『クソ!クソ!俺たちをゴミのように…!』
『何が神だ!これじゃただの大量殺人じゃないか!』
赤い神人「ヴァアアアアア!!」
『うわぁぁぁぁあ!!』
『撤退だ!撤退しろ!」
『た、助けて…グワアアアアアア!』
ハルヒ「い、いやああああ!止めて!今すぐアレを止めて!」
?「何を言っているの?アレを動かしているのは涼宮ハルヒ、貴女よ?」
851: 2008/03/23(日) 21:16:05.59 ID:bDP1ggu80
結局、あたしは強く望んでも巨人は止まる事無く破壊の限りを尽くしていたわ
残ったのは瓦礫の山と原型を留めていない人の氏体、血のような赤に染まった巨人だけ
?「貴女は罪を背負い、償う義務がある。彼らの氏を無駄にしない為に…」
ハルヒ「うう…ごめんなさい…ごめんなさい…」
?「さようなら…」
そこで夢が覚めて、あたしは夢だったんだと安心した。
でも、夢じゃなかった。
窓から外を見た時、雨の中を黄色い合羽の子が家の前に立ってた。
そして確かに言ってた…聞こえたわけじゃないけど。
『貴女には罪を背負い償う義務がある』と
そして、あたしのなかに確かに聞こえたの
『何が神だ!所詮はガキだろ!』
『仲間が大勢氏んだんだぞ!』
『俺はあんなの神とは認めない!』
ハルヒ「その後…あたしは何も覚えていない…」
ハルヒ「気が付いたら部屋の中が荒れてて、お父さんとお母さんは怪我してた…」
残ったのは瓦礫の山と原型を留めていない人の氏体、血のような赤に染まった巨人だけ
?「貴女は罪を背負い、償う義務がある。彼らの氏を無駄にしない為に…」
ハルヒ「うう…ごめんなさい…ごめんなさい…」
?「さようなら…」
そこで夢が覚めて、あたしは夢だったんだと安心した。
でも、夢じゃなかった。
窓から外を見た時、雨の中を黄色い合羽の子が家の前に立ってた。
そして確かに言ってた…聞こえたわけじゃないけど。
『貴女には罪を背負い償う義務がある』と
そして、あたしのなかに確かに聞こえたの
『何が神だ!所詮はガキだろ!』
『仲間が大勢氏んだんだぞ!』
『俺はあんなの神とは認めない!』
ハルヒ「その後…あたしは何も覚えていない…」
ハルヒ「気が付いたら部屋の中が荒れてて、お父さんとお母さんは怪我してた…」
859: 2008/03/23(日) 21:28:31.44 ID:bDP1ggu80
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「あたし…人を頃してる…顔も知らない人たちを…」
キョン「泣くな…お前が悪いわけじゃない…お前はそれを止めようとしたんだ」
ハルヒ「う…うわぁぁぁぁぁん!!」ガバ
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「う…グス…あたし…怖い…怖いよぉ…」
―病室前廊下―
森「……」
新川「森…」
森「行きましょう、新川。護衛のメンバーと配置を考えなきゃ」
―病室―
キョン「ハルヒ、次の日曜日。俺と一緒についてきて欲しい」
ハルヒ「え…?」
キョン「詳細は話せないが、どうしても来て欲しいんだ」
ハルヒ「…」
キョン「二年前の七夕を変えるチャンスかも知れないんだ」
ハルヒ「…!」
キョン「正直、もう二度と見たく無いだろう…でも、チャンスがあるならそれに賭けてみよう」
ハルヒ「…うん。わかった」
キョン「…ありがとう、ハルヒ」
ハルヒ「あたし…人を頃してる…顔も知らない人たちを…」
キョン「泣くな…お前が悪いわけじゃない…お前はそれを止めようとしたんだ」
ハルヒ「う…うわぁぁぁぁぁん!!」ガバ
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「う…グス…あたし…怖い…怖いよぉ…」
―病室前廊下―
森「……」
新川「森…」
森「行きましょう、新川。護衛のメンバーと配置を考えなきゃ」
―病室―
キョン「ハルヒ、次の日曜日。俺と一緒についてきて欲しい」
ハルヒ「え…?」
キョン「詳細は話せないが、どうしても来て欲しいんだ」
ハルヒ「…」
キョン「二年前の七夕を変えるチャンスかも知れないんだ」
ハルヒ「…!」
キョン「正直、もう二度と見たく無いだろう…でも、チャンスがあるならそれに賭けてみよう」
ハルヒ「…うん。わかった」
キョン「…ありがとう、ハルヒ」
879: 2008/03/23(日) 22:04:34.05 ID:bDP1ggu80
―翌日―キョンの部屋―
キョン「う…ん…」
妹「とう♪」ドスン
キョン「ぐぅああ…あ…腹に…飛び込んで…来る…な…」
妹「朝だよ!キョンくん♪」
キョン「あ…ああ…わかった…どいてくれ」
妹「はぁあい…あれぇ?なにこれぇ?キョンくんのほかに誰か居るのぉ?」
キョン「はっ!いいからどいて…」
妹「えい♪」ガス
キョン「アッー!」
―居間―
妹「キョンくんごめんねぇ…」
キョン「お、おう…平気…だよ」ガクガク
キョンママ「「妹に飛び込まれたくらいで何ぐったりしてるの?情けないわねぇ」
キョンパパ「母さん、察してやれ」
―文芸部室―
長門「今から部の活動および会誌の発行について説明する。古泉一樹」
古泉「まず、活動についてですが基本的に本の紹介、自分で書いた小説等を会誌に載せます」
古泉「会誌については…」
今日は部活として学校に来ている。
平和だ…あまりに多くの事が起こりすぎて付いていかなかった頭を休ませてくれる。
しかし、明日は佐々木の指定した日。
もしかしたこうやって集まるのは今日で最後かもしれない。
だから、今は普通の高校生としてこの時間を楽しもう。
キョン「う…ん…」
妹「とう♪」ドスン
キョン「ぐぅああ…あ…腹に…飛び込んで…来る…な…」
妹「朝だよ!キョンくん♪」
キョン「あ…ああ…わかった…どいてくれ」
妹「はぁあい…あれぇ?なにこれぇ?キョンくんのほかに誰か居るのぉ?」
キョン「はっ!いいからどいて…」
妹「えい♪」ガス
キョン「アッー!」
―居間―
妹「キョンくんごめんねぇ…」
キョン「お、おう…平気…だよ」ガクガク
キョンママ「「妹に飛び込まれたくらいで何ぐったりしてるの?情けないわねぇ」
キョンパパ「母さん、察してやれ」
―文芸部室―
長門「今から部の活動および会誌の発行について説明する。古泉一樹」
古泉「まず、活動についてですが基本的に本の紹介、自分で書いた小説等を会誌に載せます」
古泉「会誌については…」
今日は部活として学校に来ている。
平和だ…あまりに多くの事が起こりすぎて付いていかなかった頭を休ませてくれる。
しかし、明日は佐々木の指定した日。
もしかしたこうやって集まるのは今日で最後かもしれない。
だから、今は普通の高校生としてこの時間を楽しもう。
886: 2008/03/23(日) 22:24:13.14 ID:bDP1ggu80
―日曜日、某所―
佐々木「さぁ、行こうか」
藤原「アンタは…」
佐々木「ん?」
藤原「アンタはそれでいいのか?」
佐々木「ふ、これは僕の中での規定事項さ」
藤原「…そうか」
―駅前―
キョン「もうすぐ約束の十時だな」
古泉「そうですね…」
長門「来た…!」
佐々木「やぁ、キョン。久しぶりだね」
キョン「佐々木に橘とか言う奴…コイツは?」
藤原「コイツじゃない。…藤原とでも呼べ現地人」
佐々木「くっくっく…涼宮さん久しぶりね」
ハルヒ「え…?」
佐々木「まぁ、いいさ。藤原君」
藤原「ふん…朝比奈みくる、手を出せ」
みくる「え?あ、はい」
佐々木「さぁ、行こうか」
藤原「アンタは…」
佐々木「ん?」
藤原「アンタはそれでいいのか?」
佐々木「ふ、これは僕の中での規定事項さ」
藤原「…そうか」
―駅前―
キョン「もうすぐ約束の十時だな」
古泉「そうですね…」
長門「来た…!」
佐々木「やぁ、キョン。久しぶりだね」
キョン「佐々木に橘とか言う奴…コイツは?」
藤原「コイツじゃない。…藤原とでも呼べ現地人」
佐々木「くっくっく…涼宮さん久しぶりね」
ハルヒ「え…?」
佐々木「まぁ、いいさ。藤原君」
藤原「ふん…朝比奈みくる、手を出せ」
みくる「え?あ、はい」
888: 2008/03/23(日) 22:31:10.42 ID:bDP1ggu80
藤原「…これでいい。後はお前たちが決める事だ」
みくる「これは…!どうやってこの座標を!」
キョン「朝比奈さん?」
佐々木「キョン、どうする?二年前の七夕に行くかい?」
キョン「ああ、そこに答えがあるんだろう?」
長門「そのために貴女は我々を呼んだはず」
佐々木「答えがあるかは君たち次第さ…涼宮さん」
ハルヒ「はい…?」
佐々木「貴女は…どんなに辛い事があっても前へ進める?」
ハルヒ「進むために…ここに居るんです」
佐々木「じゃあ、私からは何も言う事は無いよ…キョン」
キョン「なんだ?」
佐々木「もう少し早く、君と会いたかったよ」
キョン「佐々木…」
佐々木「それじゃ、確かに鍵は渡したよ。後は君たち次第だ」
藤原「……」
橘「じゃあねぇ♪」
みくる「これは…!どうやってこの座標を!」
キョン「朝比奈さん?」
佐々木「キョン、どうする?二年前の七夕に行くかい?」
キョン「ああ、そこに答えがあるんだろう?」
長門「そのために貴女は我々を呼んだはず」
佐々木「答えがあるかは君たち次第さ…涼宮さん」
ハルヒ「はい…?」
佐々木「貴女は…どんなに辛い事があっても前へ進める?」
ハルヒ「進むために…ここに居るんです」
佐々木「じゃあ、私からは何も言う事は無いよ…キョン」
キョン「なんだ?」
佐々木「もう少し早く、君と会いたかったよ」
キョン「佐々木…」
佐々木「それじゃ、確かに鍵は渡したよ。後は君たち次第だ」
藤原「……」
橘「じゃあねぇ♪」
898: 2008/03/23(日) 22:43:02.34 ID:bDP1ggu80
―喫茶店―
ハルヒ「佐々木さん…」
キョン「ん?」
ハルヒ「すごく、悲しい眼をしてた…何でだろう?」
古泉「さて、どうしますか?」
キョン「どうするも何も、行くさ」
みくる「あの…藤原くんから貰った座標、一回きりのものなんです」
古泉「つまり、一度行ったらもう二度といけないんですね?」
みくる「はい…それにもし、時空振に巻き込まれたら帰ってこれる保障もありません」
ハルヒ「それでも…!あたしはやれる事だけやってみたい!」
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「朝比奈さん、こんな事に巻き込んでしまってごめんなさい…でも!」
みくる「迷惑なんて思ってませんよ」
古泉「僕も、そんなこと全然思っていません」
長門「私も同様、迷惑ではない」
キョン「ハルヒ、みんなで行こう。そして変えよう」
ハルヒ「うん!朝比奈さん、お願いします」
ハルヒ「佐々木さん…」
キョン「ん?」
ハルヒ「すごく、悲しい眼をしてた…何でだろう?」
古泉「さて、どうしますか?」
キョン「どうするも何も、行くさ」
みくる「あの…藤原くんから貰った座標、一回きりのものなんです」
古泉「つまり、一度行ったらもう二度といけないんですね?」
みくる「はい…それにもし、時空振に巻き込まれたら帰ってこれる保障もありません」
ハルヒ「それでも…!あたしはやれる事だけやってみたい!」
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「朝比奈さん、こんな事に巻き込んでしまってごめんなさい…でも!」
みくる「迷惑なんて思ってませんよ」
古泉「僕も、そんなこと全然思っていません」
長門「私も同様、迷惑ではない」
キョン「ハルヒ、みんなで行こう。そして変えよう」
ハルヒ「うん!朝比奈さん、お願いします」
910: 2008/03/23(日) 22:55:05.10 ID:bDP1ggu80
みくる「みんな、力を抜いて眼を閉じてください…行きます」
―二年前の七夕、涼宮宅前―
キョン「うん…」
古泉「これは…きついですね」
長門「…」
ハルヒ「はぁ…あたしの家の前…」
みくる「大丈夫ですか?」
ハルヒ「アレは…!待って!」
?「なっ…!く、こうなったら…!」
古泉「これは…!」
長門「離れないで」
みくる「ひえええ」
―閉鎖空間―
ハルヒ「ここは…あの時の」
?「く…未来の私の仕業か!」
キョン「お前…佐々木か!」
佐々木「はは…止めに来たの?」
キョン「こんなことして何になるんだ?」
佐々木「嫌がらせ…かな?涼宮ハルヒの力はもともと私の物だからね」
ハルヒ「え!」
―二年前の七夕、涼宮宅前―
キョン「うん…」
古泉「これは…きついですね」
長門「…」
ハルヒ「はぁ…あたしの家の前…」
みくる「大丈夫ですか?」
ハルヒ「アレは…!待って!」
?「なっ…!く、こうなったら…!」
古泉「これは…!」
長門「離れないで」
みくる「ひえええ」
―閉鎖空間―
ハルヒ「ここは…あの時の」
?「く…未来の私の仕業か!」
キョン「お前…佐々木か!」
佐々木「はは…止めに来たの?」
キョン「こんなことして何になるんだ?」
佐々木「嫌がらせ…かな?涼宮ハルヒの力はもともと私の物だからね」
ハルヒ「え!」
919: 2008/03/23(日) 23:17:40.97 ID:bDP1ggu80
佐々木「一年半前…自分にとてつもない力があると知った…」
驚いたよ、自分の望む事が何でも出来るからね。
でも、同時に怖くなったよ。
もし、誰かに知られたら良く深い無能な輩がたくさん集まってくるだろうからね。
だから一年前、たまたま東中で何かやってる少女に力を移した。
それが涼宮ハルヒ、貴女だ!
あのトンでもないメッセージの完成と同時に移し終えたのは偶然だけどね。
佐々木「しかも貴女は何も知らずに突然、力をつかって世界を改変した」
長門「大規模情報爆発…!」
朝比奈「だから三年前以降に…」
佐々木「貴女は知らないといけない…自分の危険性に!」
ハルヒ「言いたい事はそれだけですか?」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「佐々木さん、貴女は逃げたんでしょう?この力が怖くて」
佐々木「…!?」
ハルヒ「でなければ、あたしに能力を移すなんて考えなかったはず」
佐々木「…うるさい!分かったようなことを言わないで!」
ハルヒ「あたしは知りました。貴女が教えてくれました。多くの人を苦しめていた事を」
ハルヒ「あたしも逃げたくなりました…でも、受け入れなきゃいけない。どんなに苦しくても」
佐々木「……」
ハルヒ「貴女をここで止めればあたしはそれを知る事は無いでしょう…」
ハルヒ「でも、人は変われる」
佐々木「根拠の無いことを言うな!」
キョン「多くの人を助けるために数人頃す…それがお前の考えか?」
驚いたよ、自分の望む事が何でも出来るからね。
でも、同時に怖くなったよ。
もし、誰かに知られたら良く深い無能な輩がたくさん集まってくるだろうからね。
だから一年前、たまたま東中で何かやってる少女に力を移した。
それが涼宮ハルヒ、貴女だ!
あのトンでもないメッセージの完成と同時に移し終えたのは偶然だけどね。
佐々木「しかも貴女は何も知らずに突然、力をつかって世界を改変した」
長門「大規模情報爆発…!」
朝比奈「だから三年前以降に…」
佐々木「貴女は知らないといけない…自分の危険性に!」
ハルヒ「言いたい事はそれだけですか?」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「佐々木さん、貴女は逃げたんでしょう?この力が怖くて」
佐々木「…!?」
ハルヒ「でなければ、あたしに能力を移すなんて考えなかったはず」
佐々木「…うるさい!分かったようなことを言わないで!」
ハルヒ「あたしは知りました。貴女が教えてくれました。多くの人を苦しめていた事を」
ハルヒ「あたしも逃げたくなりました…でも、受け入れなきゃいけない。どんなに苦しくても」
佐々木「……」
ハルヒ「貴女をここで止めればあたしはそれを知る事は無いでしょう…」
ハルヒ「でも、人は変われる」
佐々木「根拠の無いことを言うな!」
キョン「多くの人を助けるために数人頃す…それがお前の考えか?」
936: 2008/03/23(日) 23:48:39.63 ID:bDP1ggu80
佐々木「だったらなんなの?それが普通でしょ?」
キョン「考えの狭い奴だな、俺の知ってるお前はもうちょっと広く考えれたぜ?」
キョン「どうせなら助かる方法を考えろよ」
佐々木「馬鹿じゃないの?そんなことできるなら最初からそうしてるよ!」
ハルヒ「出来ないと思うから…はじめから決め付けているから出来ないのよ」
佐々木「うるさい!なら変えてみなよ!」
『何だ…神人が赤くなっていく!?』
キョン「な…!佐々木、お前…」
古泉「…ああなっては倒せません」
ハルヒ「お願い…!元に戻って…!?」
長門「古泉一樹」
古泉「はい?」
長門「サポートする。彼らの撤退を支援して」
古泉「長門さん…ありがとうございます!」
キョン「佐々木!アレを止めろ!」
佐々木「変えられるんでしょう?変えてみなよ…」
長門「朝比奈みくる。貴女もこれで援護して」つARSENIC
みくる「ふえ…これでですか?」
長門「神人に向けてトリガーを引くだけでいい」
みくる「わ、分かりました!」
キョン「考えの狭い奴だな、俺の知ってるお前はもうちょっと広く考えれたぜ?」
キョン「どうせなら助かる方法を考えろよ」
佐々木「馬鹿じゃないの?そんなことできるなら最初からそうしてるよ!」
ハルヒ「出来ないと思うから…はじめから決め付けているから出来ないのよ」
佐々木「うるさい!なら変えてみなよ!」
『何だ…神人が赤くなっていく!?』
キョン「な…!佐々木、お前…」
古泉「…ああなっては倒せません」
ハルヒ「お願い…!元に戻って…!?」
長門「古泉一樹」
古泉「はい?」
長門「サポートする。彼らの撤退を支援して」
古泉「長門さん…ありがとうございます!」
キョン「佐々木!アレを止めろ!」
佐々木「変えられるんでしょう?変えてみなよ…」
長門「朝比奈みくる。貴女もこれで援護して」つARSENIC
みくる「ふえ…これでですか?」
長門「神人に向けてトリガーを引くだけでいい」
みくる「わ、分かりました!」
940: 2008/03/24(月) 00:07:17.77 ID:meRT79Xh0
●古泉「皆さん!僕が援護します!そのうちに撤退を!」
森「…貴方は?」
●古泉「…名乗るほどの者じゃあ、ありません。早く撤退を!」
新川「撤退だ!けが人を優先に脱出させろ!」
『うわぁああ!』
●古泉「この…セカンドレイド!」
神人「ウゴォォォォ…」
『う…助かった…礼を言うぞ』
●古泉「早く脱出してください!」
みくる「えーい!」バシュゥン
佐々木「ほら…アレを止めないと世界が崩壊するよ?」
キョン「お前…どうしてそこまで…」
ハルヒ「お願い…!!止まって!」
青神人「グォオオオオ!」
●古泉「もう一体!?」
青神人「グオオ!」
森「神人が…赤いほうと戦ってる!?」
森「…貴方は?」
●古泉「…名乗るほどの者じゃあ、ありません。早く撤退を!」
新川「撤退だ!けが人を優先に脱出させろ!」
『うわぁああ!』
●古泉「この…セカンドレイド!」
神人「ウゴォォォォ…」
『う…助かった…礼を言うぞ』
●古泉「早く脱出してください!」
みくる「えーい!」バシュゥン
佐々木「ほら…アレを止めないと世界が崩壊するよ?」
キョン「お前…どうしてそこまで…」
ハルヒ「お願い…!!止まって!」
青神人「グォオオオオ!」
●古泉「もう一体!?」
青神人「グオオ!」
森「神人が…赤いほうと戦ってる!?」
941: 2008/03/24(月) 00:15:06.46 ID:meRT79Xh0
新川「これはチャンスだ!動けるものは青い方の援護をしろ!氏ぬなよ!」
●古泉「ふぅん!もぉぉぉっふ!!」
佐々木「え…アレは…」
ハルヒ「良かった…」
ハルヒ「佐々木さん、人は変われる。今からでも遅くない、貴女も変われる」
佐々木「う…うう…うわああああん」
キョン「ハルヒ…」
●古泉「これで終わりです!食らえ!セェカンドゥォォォォレイド!!!」
赤神人「ガァアアアアア…」
佐々木「…空が!空に亀裂が!」
ハルヒ「大丈夫よ」
古泉「ふぅ…神人の消滅に伴う閉鎖空間の崩壊です。綺麗ですよ」
佐々木「綺麗…」
ハルヒ「本当…綺麗」
―ハルヒ宅前―
佐々木「ごめんなさい…」
キョン「もう、こんな事しようと思うなよ?」
佐々木「はい」
ハルヒ「貴女が変われば、世界も変わるわ。がんばって」
佐々木「あの…お兄さん…名前は?」
キョン「俺か?…ジョン・スミス」
佐々木「あはははは、面白い人だね」
●古泉「ふぅん!もぉぉぉっふ!!」
佐々木「え…アレは…」
ハルヒ「良かった…」
ハルヒ「佐々木さん、人は変われる。今からでも遅くない、貴女も変われる」
佐々木「う…うう…うわああああん」
キョン「ハルヒ…」
●古泉「これで終わりです!食らえ!セェカンドゥォォォォレイド!!!」
赤神人「ガァアアアアア…」
佐々木「…空が!空に亀裂が!」
ハルヒ「大丈夫よ」
古泉「ふぅ…神人の消滅に伴う閉鎖空間の崩壊です。綺麗ですよ」
佐々木「綺麗…」
ハルヒ「本当…綺麗」
―ハルヒ宅前―
佐々木「ごめんなさい…」
キョン「もう、こんな事しようと思うなよ?」
佐々木「はい」
ハルヒ「貴女が変われば、世界も変わるわ。がんばって」
佐々木「あの…お兄さん…名前は?」
キョン「俺か?…ジョン・スミス」
佐々木「あはははは、面白い人だね」
948: 2008/03/24(月) 00:32:19.33 ID:meRT79Xh0
―駅前―
キョン「変えられたな」
ハルヒ「はい」
みくる「あの…」
古泉「何でしょう?朝比奈さん」
みくる「帰るにあたって問題が…」
キョン「え?なんです?」
みくる「私たちが帰る…今の時間から言うと未来は、この時間平面から外れた物になります」
古泉「つまり、過去を変えなかった未来というわけですか?」
みくる「そうなります…」
ハルヒ「構いません」
キョン「ハルヒ…しかし…」
ハルヒ「いいんです。この時間のあたしが、変わってくれれば…」
ハルヒ「それに、やっと前に進める様になったから」
キョン「ハルヒがいいなら、それでいいさ」
古泉「同感です」
長門「私も同じ」
みくる「じゃあ、行きますよ?」
ハルヒ「お願いします」
―現代:駅前―
キョン「帰ってきたな」
ハルヒ「はい」
長門「空腹」
古泉「そういえば何も口にしてませんね」
みくる「おなか減りましたぁ…」
キョン「変えられたな」
ハルヒ「はい」
みくる「あの…」
古泉「何でしょう?朝比奈さん」
みくる「帰るにあたって問題が…」
キョン「え?なんです?」
みくる「私たちが帰る…今の時間から言うと未来は、この時間平面から外れた物になります」
古泉「つまり、過去を変えなかった未来というわけですか?」
みくる「そうなります…」
ハルヒ「構いません」
キョン「ハルヒ…しかし…」
ハルヒ「いいんです。この時間のあたしが、変わってくれれば…」
ハルヒ「それに、やっと前に進める様になったから」
キョン「ハルヒがいいなら、それでいいさ」
古泉「同感です」
長門「私も同じ」
みくる「じゃあ、行きますよ?」
ハルヒ「お願いします」
―現代:駅前―
キョン「帰ってきたな」
ハルヒ「はい」
長門「空腹」
古泉「そういえば何も口にしてませんね」
みくる「おなか減りましたぁ…」
950: 2008/03/24(月) 00:41:30.55 ID:meRT79Xh0
♪~♪~
古泉「はい、古泉です…森さん…え?食べに行く?もう居る?」
キョン「古泉、あのでかい車か?」
古泉「新川さんがダンディスマイルで待ってますね…」
キョン「行くか」
古泉「そうですね」
みくる「何処に行くんですかぁ?」
長門「何処でもいい…」ワクワクテカテカ
ガシ
キョン「ん?ハルヒ?」
ハルヒ「あのおじさん…怖い…」ガタガタ
キョン「…確かに、あの笑顔は怖いな」
―喫茶店―
藤原「これで良かったのか?本当に」
佐々木「構わないさ、自分の愚かさは自分が一番分かっているよ」
藤原「やっぱり、現地人の考える事は分からん」
佐々木「ふふふ、ところでこの後どうする?僕とデートでもするかい?」
藤原「ブフォッ!な、なんだって?」
佐々木「くっくっく面白いな、君は」
古泉「はい、古泉です…森さん…え?食べに行く?もう居る?」
キョン「古泉、あのでかい車か?」
古泉「新川さんがダンディスマイルで待ってますね…」
キョン「行くか」
古泉「そうですね」
みくる「何処に行くんですかぁ?」
長門「何処でもいい…」ワクワクテカテカ
ガシ
キョン「ん?ハルヒ?」
ハルヒ「あのおじさん…怖い…」ガタガタ
キョン「…確かに、あの笑顔は怖いな」
―喫茶店―
藤原「これで良かったのか?本当に」
佐々木「構わないさ、自分の愚かさは自分が一番分かっているよ」
藤原「やっぱり、現地人の考える事は分からん」
佐々木「ふふふ、ところでこの後どうする?僕とデートでもするかい?」
藤原「ブフォッ!な、なんだって?」
佐々木「くっくっく面白いな、君は」
955: 2008/03/24(月) 00:51:44.56 ID:meRT79Xh0
その後の事を少し語ろう
アレから二ヶ月が経った。
ハルヒは相変わらずちょっとしたことで腰を抜かすが明るくなった。
そのほか、長門さんもだいぶ表情豊かになってきている。
文芸部だが、初めての会誌が出来上がった。
長門はSF物の本の紹介を
朝比奈さんは童話を
古泉はミステリー物を
俺は良く分からない小説を
そのほか、隣のコンピューター研究部のゲーム紹介や有志での書き物を幾つか載せてある。
二百部発行した会誌は、物の数分でなくなってしまった。
え?ハルヒは書いてないのかって?
もちろん書いている。
凡人の少年がトンでもない力を持った少女に振り回されながら
宇宙人に未来人、超能力者たちと面白い学校生活を送る小説をね
アレから二ヶ月が経った。
ハルヒは相変わらずちょっとしたことで腰を抜かすが明るくなった。
そのほか、長門さんもだいぶ表情豊かになってきている。
文芸部だが、初めての会誌が出来上がった。
長門はSF物の本の紹介を
朝比奈さんは童話を
古泉はミステリー物を
俺は良く分からない小説を
そのほか、隣のコンピューター研究部のゲーム紹介や有志での書き物を幾つか載せてある。
二百部発行した会誌は、物の数分でなくなってしまった。
え?ハルヒは書いてないのかって?
もちろん書いている。
凡人の少年がトンでもない力を持った少女に振り回されながら
宇宙人に未来人、超能力者たちと面白い学校生活を送る小説をね
967: 2008/03/24(月) 00:56:57.30 ID:meRT79Xh0
これで終わりです。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
まさかここまで長くなるとは思いませんでした。
行き当たりばったりで、一週間という短い間の話になってしまいましたが…
保守してくれた方々、呼んでくれた方々、本当にありがとうございます。
またどこかのスレで会いましょう
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
まさかここまで長くなるとは思いませんでした。
行き当たりばったりで、一週間という短い間の話になってしまいましたが…
保守してくれた方々、呼んでくれた方々、本当にありがとうございます。
またどこかのスレで会いましょう
968: 2008/03/24(月) 00:57:01.54 ID:MHkyTK0/0
投稿者乙。素晴らしい作品をありがとう
970: 2008/03/24(月) 00:58:13.26 ID:OTwgk7Uq0
超乙なんだぜ!
989: 2008/03/24(月) 01:12:31.75 ID:meRT79Xh0
追記
私、イモ野郎は原作を消失と憤慨と分裂、陰謀半分しか読んでません
他はツガノガク版を5巻までとアニメ、公式だけです。
所々にACネタを混ぜたのは遊びです。
朝倉が大好きなので最後のほうも出そうと思いましたが、
明らかに氏亡フラグ立てていなくなりそうなので止めました。
私、イモ野郎は原作を消失と憤慨と分裂、陰謀半分しか読んでません
他はツガノガク版を5巻までとアニメ、公式だけです。
所々にACネタを混ぜたのは遊びです。
朝倉が大好きなので最後のほうも出そうと思いましたが、
明らかに氏亡フラグ立てていなくなりそうなので止めました。
引用元: 涼宮ハルヒの鬱(笑)
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