1: 2016/05/08(日)11:33:50 ID:MTc

麻子「今日も部活つかれた…」

麻子「お前も部活大変だったみたいだな、お疲れ様」

麻子「お腹すいた…」

2: 2016/05/08(日)11:34:07 ID:MTc
麻子「え?何か奢る?」

麻子「いや悪い…前も奢ってもらったから…」

麻子「何か食べたいものあるって?うーん…お好み焼き…なんか無性に食べたい」

麻子「またお前が焼いてくれ…」
Chapter.1  
3: 2016/05/08(日)11:34:25 ID:MTc
お好み焼き屋にて

店員「いらっしゃい!お好きな席どうぞ!」

麻子「今日も大変だった。以前にお前からご飯奢ってもらった事を沙織に話したら私もつれてけってうるさくてな」

麻子「沙織は元気そう?ああ、うるさいくらいだ」

麻子「好きなものを頼んで良い?本当か?」

5: 2016/05/08(日)11:34:42 ID:MTc
麻子「おばぁの土産も注文しなよ?お前と言う奴は…昔から本当に良い奴だな」

麻子「将来が心配だぞ、変な美人局に騙されたりしないか」

麻子「そん時は麻子が俺を貰ってやってくれ?!な、何を言ってるんだ馬鹿…!変な冗談は辞めろ!」

麻子「まったく…ほら、お好み焼きが来たぞ」

6: 2016/05/08(日)11:35:00 ID:MTc
麻子「焼いてくれるのか…ありがとう」

麻子「もぐもぐ…美味いな…」

麻子「最近不安なんだ…おばぁが居なくなった後の事とか考えると怖くて怖くて」

麻子「って…もうお前はずっと一人だったな…すまない」

7: 2016/05/08(日)11:35:34 ID:MTc
麻子「麻子は一人じゃいだろ?戦車道部の仲間や俺がいるし?うん…ありがと」

………

……



麻子「よかったらおばぁに会ってって、久しぶりにお前と会えば喜ぶ」

8: 2016/05/08(日)11:35:52 ID:MTc
久子「おや、誰かと思ったら坊やじゃないのさ、大きくなったねぇ。元気してたかい?」

麻子「久々におばぁに会わせたくなった。あとこれお土産だ」

久子「余計な気ぃ使うんじゃないよ!ったくあんたは昔っからお人よしなんだから」

久子「茶出すから飲んできな」

麻子「すまないな。お前と一緒に居ると楽しくてつい…」

9: 2016/05/08(日)11:36:12 ID:MTc
久子「ほら、飲みな、茶菓子もある」

麻子「遠慮するな、おばぁがいれてくれるお茶は美味いぞ、ズズー」

麻子「はぁ…なんか眠くなってきたな…Zzz」

10: 2016/05/08(日)11:36:36 ID:MTc
久子「畳で雑魚寝なんてするんじゃ無いよ行儀が悪い!」

久子「この子は相変わらずだよ。それに比べあんたは色男になったじゃないか」<にたぁ

久子「麻子はちょっと邪魔だからそこで寝ててもらおうじゃないか…」

久子「お婆ちゃん怖い?何いってるんだい?これから優しくしてやろうってのに」<スルスル

11: 2016/05/08(日)11:37:05 ID:MTc
久子「あんたにもそろそろ効いてきた筈だよ…ひっひっひ」

久子「体がしびれて動かないだろう?でも大丈夫だよ、あたしが全部してやるから」

久子「気持ちが悪い?馬鹿言ってるんじゃないよ!あたしだってまだピチピチなんだからさ!」<ぬぎぬぎ

久子「ふん、起たないならその気にさせるまでさね!」<ぺろぺろ

12: 2016/05/08(日)11:37:30 ID:MTc
久子「ほぉらこんなに大きくなって…」

久子「爺さんが居なくなってだいぶ経って…体が疼いて仕方がないんだよぉ!」

久子「大声で泣くんじゃないよ男の子が!ほら、あんたを卒業させてやんだから感謝しな!」

久子「毎日漬けたたくあんで寂しさを紛らわせてたあたしの気持ち、あんたにわかるのかい!?えぇ!?」

13: 2016/05/08(日)11:38:02 ID:MTc
久子「つべこべ言ってないで早く入れるんだよぉ!」




久子「ふぅ…」

14: 2016/05/08(日)11:38:27 ID:MTc
麻子「ん…あれ…畳で寝ちゃってた…っておばぁ?」


久子「あぁおはよう麻子、ごはん出来てるから顔洗ってきな」<つやつや


麻子「なんか凄く元気だな…」


久子「ああ、ちょっと坊やに元気をもらったのさ。良い男だねぇ…お前を嫁にやりたいくらいだ

15: 2016/05/08(日)11:38:48 ID:MTc
麻子「だ、だからあいつと私はただの幼馴染だ…」


久子「ほの字だねぇ…」


麻子「からかうな…顔洗ってくる」

16: 2016/05/08(日)11:39:23 ID:MTc
薬局にて

おりょう「いらっしゃいませ、って戦車道をいつも見学してる男子生徒ぜよ」

左衛門佐「どうしたんだそんな真っ白に燃え尽きて」

カエサル「え?体力が落ちて元気がない?なんだ?運動でもしたのか?」

エルヴィン「なんで君たちがここに?皆でバイトしてるんだ、遊ぶにも生活するにも金は必要だからな」

おりょう「事務所にそう言うのに詳しいバイトの先輩が居るから聞いてみるといいぜよ」

17: 2016/05/08(日)11:39:46 ID:MTc
まほ「ん?お客様、事務所は出入り禁止で…ほう」にたぁ

まほ「元気が無いな…嫌な事でもあったのか?」<ジロジロ

まほ「いかにも、私がバイトリーダーの西住まほだが」

まほ「黒森峰の西住まほさんがどうしてバイトなんかを?こういった事に若干興味をもってな…そんな事はどうでも良い、要件を聞こうか」

18: 2016/05/08(日)11:40:09 ID:MTc
まほ「恥ずかしがらずに素直に言え…ふむ…起たなくなったのか…理由を聞こう」

まほ「聞かなければ治療ができない、言え」

まほ「良いから言え」

まほ「 言 え 」

19: 2016/05/08(日)11:40:35 ID:MTc
まほ「そうか…お婆さんに犯されたのだな…」

まほ「君のインポを直すにはいくつかの治療法がある。ちゃんと聞いて」

まほ「私とえOちする」

まほ「私とえOちする」

まほ「私とえOちする」

まほ「私と結婚する」

まほ「さあ選べ」<ガシ

20: 2016/05/08(日)11:41:03 ID:MTc
まほ「逃げても無駄だぞ」<ガシャーン

まほ「この部屋は鉄格子が落ちてくるように細工しておいたからな」

まほ「私は知っていたんだ…前から君の事を…はぁはぁ…」

まほ「中学生の頃からずっと戦車道を見学していたな?」

21: 2016/05/08(日)11:41:20 ID:MTc
まほ「私は戦車からずっと君を見ていた…」

まほ「バレンタインデーの日はかかさずチョコを君の下駄箱に入れていたしクリスマスは私が一週間履いた靴下の中にプレゼント入れて君の枕元に置いた」

まほ「あまりに嬉しすぎて顔が青ざめているのか…可愛い男だ…何?チョコレートにへんな縮れた毛が入ってた?あれはただのひじきだ気にするな」

まほ「靴下からは良い匂いがしただろう?プレゼントは私のパンツだった筈だ嬉しかっただろう?」

22: 2016/05/08(日)11:41:37 ID:MTc
まほ「気味が悪くて両方捨てた?貴様…私の純情な心を…ぐす…ひぐ…」

まほ「とりあえずこの部屋から出してください?駄目だ、このままじゃ君のインポは直らない」

まほ「さあ、荒治療だがいくぞ」<ルパンダイブ

まほ「黒森峰に引っ越して来い…」<ぢゅううう

23: 2016/05/08(日)11:42:16 ID:MTc
まほ「あそこ女子高だろうが!?だと?私のコネでお前だけは転校をOKしてやる…」

まほ「白い目で見られるから嫌だだと?それもそうか…なら…私の家に引っ越せ」<にたぁ

まほ「暴れるな、無駄だ。私の握力からは誰が逃れられない」

まほ「婆なんて忘れるくらいお前を愛してやる…」




まほ「ふぅ」

24: 2016/05/08(日)11:42:34 ID:MTc
まほ「どうだ…これで直っただろう?だが駄目だ、1週間分の薬を処方せねばならん」

まほ「どこにそんな薬が?ここにあるだろう」<にたぁ

まほ「私が薬だ」


まほ「ふぅ」

25: 2016/05/08(日)11:42:54 ID:MTc
まほ「さて、薬の処方も決まったし私はそろそろ帰る。放課後は必ずここか私の家に寄るようにな」<にたぁ


おりょう「お、少年が事務所から出てきたぜよ」

カエサル「なんかさっきよりげっそりしてないか?」

左衛門佐「大丈夫かふらついて…」

エルヴィン「栄養ドリンクだ、よかったら飲め」

26: 2016/05/08(日)11:43:24 ID:MTc
おりょう「良い飲みっぷりぜよ、漢らしい」

カサエル「なんか大変そうだな…良かったら相談に乗るぞ」

27: 2016/05/08(日)11:43:44 ID:MTc
事務所

おりょう「そんな馬鹿なことがあるはずないぜよ!」

カサエル「普通に犯罪だぞそれ…」

エルヴィン「栄養ドリンクだ、良かったら飲め」

左衛門佐「お年寄りに襲われる…この出来事は君の心に大きい傷を作っただろう」

エルヴィン「栄養ドリンクをたくさん飲め…大丈夫だ、医薬部外品だから何本飲んでも平気だ」

28: 2016/05/08(日)11:44:17 ID:MTc
エルヴィン「これだけ飲ませればそろそろ…」<ニタァ

おりょう「ちょっと皆で考えた…この治療法でどうぜよ?」<ぬぎぬぎ

左衛門佐「皆で考えた処方箋だこれで君の体もたちまち元気」<ぬぎぬぎ

カサエル「おいおいお前たち…何を考えて…」<ぬぎぬぎ

エルヴィン「すっぽんマムシドリンクだ…効き目は抜群だ!」<ぬぎぬぎ

29: 2016/05/08(日)11:44:43 ID:MTc
エルヴィン「あと料金払え、今まで飲んだ栄養ドリンクの」

おりょう「合計金額20万ぜよ」

カサエル「払えないだと?」

左衛門佐「仕方がない」


カバさんチーム「料金は君の治療とともに体で払ってもらう!」

30: 2016/05/08(日)11:44:59 ID:MTc
おりょう「ふぅぜよ…」

エルヴィン「ふぅ…」

左衛門佐「ふぅ…」

カサエル「ふぅ…」

31: 2016/05/08(日)11:45:17 ID:MTc
おりょう「君の治療は定期的に続ける必要があるぜよ」

エルヴィン「君の学校が終わり次第大洗高校に来るんだ」

左衛門佐「部活の最中戦車の中で君の治療を定期的に行う」

カサエル「尚治療を拒否した場合…」

おりょう「動画サイトでこの行為を録画した映像をを配信するぜよ」

32: 2016/05/08(日)11:46:04 ID:MTc
後日 大洗高校 放課後

III号突撃砲F型内にて

おりょう「今日も治療は成功ぜよ」<つやつや

エルヴィン「ほら、栄養ドリンクだ、遠慮せず飲めなぁに金は取らん」<つやつや

左衛門佐「報酬は君の体で良いからな」<つやつや

カサエル「尚治療を拒否した場合」<つやつや

33: 2016/05/08(日)11:46:18 ID:MTc
おりょう「動画サイトでこの行為を録画した映像をを配信するぜよ」

エルヴィン&カサエル「はっはっはっは!」

34: 2016/05/08(日)11:46:42 ID:MTc
沙織「さぁカバさんチームの戦車のお掃除を手伝いますかっと」

沙織「あれ…なんで君がカバさんチームの戦車の中にいるの?」

沙織「しかも裸で!まさか私と付き合ってくれるの?やだもー!」

沙織「お前こんな状況で何言ってんの?大丈夫!私が突き合って上げるから」

35: 2016/05/08(日)11:47:06 ID:MTc
沙織「初めてが幼馴染でよかった…」

沙織「まて、この状況で他に言う事とか思う事はないのかって?無いよ?」


沙織「ふぅ」

36: 2016/05/08(日)11:47:30 ID:MTc
黒森峰女学院


まほ「素直に治療を受けに来たんだな、私はうれしいぞ」<つやつや

エリカ「…あんた誰?」

まほ「エリカ、彼は私の患者だ大事にしろ」

37: 2016/05/08(日)11:47:50 ID:MTc
まほ「駄目だエリカ」

エリカ「まだ私は何も言ってません!」

まほ「駄目だ!」

エリカ「だから何も!」

38: 2016/05/08(日)11:48:05 ID:MTc
エリカ「さきっちょだけは…?」

まほ「駄目だ」

エリカ「うぅ…」

まほ「駄目だ」

39: 2016/05/08(日)11:48:22 ID:MTc
エリカ「だから何も言ってませんってば!ハグだけ」

まほ「駄目だ他の女の匂いが移る」

エリカ「うぐ…」

40: 2016/05/08(日)11:48:42 ID:MTc
優花里「お、殿方ではありませんか、久しぶりですね!」

優花里「以前武部殿や冷泉殿とお好み焼き食べに行ったぶりですよ」

優花里「え?俺にとってのまともな友達は秋山さんや麻子くらいだって?照れるけどなんか寂しい言い振りですね」

優花里「よかったら私の大切なお友達、紹介しましょうか?名前は西…」

41: 2016/05/08(日)11:49:08 ID:MTc
優花里「え?いやもう良い?西からつく名前の人間と関わるとロクな事がない?そんな事ないんだけどなぁ…」

優花里「そうだ、この前大学選抜チームに勝ちまして、その時に島田流の家元から頂いた料亭のチケットが3枚余ってるんですよ!前お好み焼きを奢ってくれた御礼にご馳走しますよ!」

優花里「麻子も誘っても良い?ええ、良いですよ!西住殿を紹介しようと思ったのですが、まぁ良いか」

優花里「その名前出さないで、気が滅入る?まあ西住と言ったら厳しい戦車道の名門ですからね、わかります」

42: 2016/05/08(日)11:49:38 ID:MTc
優花里「あ、冷泉殿が来ましたよ!早速行きましょう!」

43: 2016/05/08(日)11:49:54 ID:MTc
料亭にて

麻子「お前も居たのか、他に誰が来るのかと思ったぞ」

優花里「殿方に御礼がしたくて、そしたら殿方がぜひ冷泉殿もって」

麻子「なんか悪いな秋山さん、チケットはだいぶ使ってしまったろうに」

優花里「良いんですよ!こういうチケットは使わないと逆に損ですからね」

44: 2016/05/08(日)11:50:09 ID:MTc
麻子「それもそうか、にしてもなんだお前、凄く安らいでる顔してるな」

優花里「殿方は私と冷泉殿と一緒に遊んでると落ち着くらしいです」

麻子「奇遇だな私もこいつと居るのは嫌いじゃない」

優花里「今度五十鈴殿や西住殿にも紹介したいんですが、殿方は何故か嫌がって」

45: 2016/05/08(日)11:50:29 ID:MTc
麻子「私の時もそうなんだ、ここ最近に至っては沙織と会うのも嫌がってる」

優花里「まあまあ、せっかくの宴です。楽しく美味しいものを食べましょう!」

麻子「そうだな。おお、今日のメインはスッポン鍋か」

優花里「と、殿方どうしたんですか?いきなりスッポンみて震えだして」

46: 2016/05/08(日)11:51:12 ID:MTc
麻子「熱でもあるのか、どれ、おでこを触らせて…」<パシ

麻子「ど、どうしたんだいきなり手を弾いて…」

麻子「ごめん、なんでも無いんだ…ごめんな麻子?いや、ただびっくりした」<手なでなで

優花里「とっても美味しいんですよ?普段なら私達一般市民が軽々しくお目に掛かれる代物じゃありませんから」

47: 2016/05/08(日)11:51:39 ID:MTc
優花里「本当だ…凄く美味しい?良かったぁ殿方が喜んでくれて!」

麻子「本当に美味いなここの店は…ごちそうさま」

優花里「ありがとう、秋山さん?いえいえこちらこそ、たくさんお話できて楽しかったです!」

麻子「そうだ、帰りに家に寄っていかないか、おばぁがまたお前に」

48: 2016/05/08(日)11:52:01 ID:MTc
麻子「ってなに?学校に財布忘れたから取ってくる?それは大変だ!早く行くんだ!」

優花里「風のように去って行きましたね…」

麻子「たまにあーやって抜けてる部分があるんだ…あいつは」

優花里「冷泉殿…」

49: 2016/05/08(日)11:52:21 ID:MTc
麻子「どうした?」

優花里「あの殿方と一緒に居るとなんか落ち着くんですけど心がドキドキすると言うか」

麻子「ん?秋山さん…ひょっとして」

優花里「私、恋をしたかもしれません」

50: 2016/05/08(日)11:52:42 ID:MTc
麻子「!」


麻子「私はあの後何も言えなかった…私も勿論あいつが好きだ…だがあいつの初めての相手は…私のおばぁだったと言う事…私は寝たフリをしていたんだ…薬の効果が不十分で…」

麻子「ごめん、お前…そして秋山さん…私、最低だ」

51: 2016/05/08(日)11:53:07 ID:MTc
逃げる口実を作った少年

しかし財布を忘れたのは事実で学校へもどり無事忘れ物をゲットした。

その直後

52: 2016/05/08(日)11:53:31 ID:MTc
夜の教室にて


ポンポン

誰かに肩を叩かれ   振り返ると


no title

53: 2016/05/08(日)11:55:20 ID:MTc

??「こんな遅い時間何してるのかな…?今暇なの…?夜は物騒だし一緒にかえろっか♪」

旦那「ぎゃああああああああああああああああああ!」

この後どうなったかは定かではない


?ほ「ふぅ」



54: 2016/05/09(月)18:49:31 ID:Bmr
面白かった

55: 2016/05/09(月)19:01:28 ID:sS9
おつ

引用元: 麻子「お好み焼き屋へいくぞ」