果穂「では改めて！」

放クラ『いただきます！』

ﾊﾟｸｯ

ｼﾞｭﾜｯ

果穂「んー！この静浜基地の三種盛はいろいろ味があっておいしいです！」

「このかつおというのが……あむあむ」

樹里「こっちの浜松基地の三ヶ日みかん･白玉ねぎ風味空上げっていうのか？たまらんぜ！」ﾊﾞｸﾊﾞｸ

「なんつうか、フルーティーっていうのか、さっぱりとしていくらでも入るぜ」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

夏葉「二人とももう少し落ち着きなさいよ」ﾊﾟｸｯ

「……あら」

「なにこれ、なにこれ！奈良基地……？パリッとカリっとした歯ごたえに……そうめん？とにかくいいわよ！」ﾊﾟｸﾊﾟｸﾊﾟｸ

凛世「凛世は……百里基地のポン酢ジュレの……これが気に入りました」ｼｬｸｼｬｸ

「え？……四種類の味？……全部いただきます」

「おいしい……」



智代子（どうしよう……放送事故寸前だよ……）

ﾊﾟｸｯ

「あ、この塩味だけの……松島基地？うん、めっちゃおいしいよ！」ﾊﾌﾊﾌ

果穂「このタルタルサラダっ！もうおはしが止まりません！」ｶﾞﾂｶﾞﾂｶﾞﾂ

樹里「麦ごはんに冷たいとろろ汁……くーっ！たまらん！！」ｽﾞｽﾞｰｯ

夏葉「他には何があるのかしら？」

智代子「このスティックライスって面白いね」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

凛世「おはぎ味……あずきの風味が……いいです」ﾑｼｬﾑｼｬ







莉嘉「っていうのを莉嘉もやりたい！」

城ヶ崎姉妹P（以下P）「誕生日当日に無茶言うな！」

莉嘉「えーっ！だってぇ……」

P「だってもダンテもありません！……というか、もうちょっとしたらお誕生会が始まるのに」

莉嘉「むーっ、いいもん！みんなに、こないだお姉ちゃんと服を見に行ったのばらしちゃうから！」

P「ナニガオノゾミデスカ？」



莉嘉「えっとねぇ……」



「食レポ！」

P「まぁそれぐらいなら、どっか開いてるのを貰ってくるから……数日、待っていなさい」

莉嘉「うんっ！わかったから！」

P「とりあえず今は」

ｺﾝｺﾝ

ｶﾁｬ

ありす「失礼します。莉嘉さん、そろそろ始めますので……」

莉嘉「ホント！？じゃあ、行ってくるねーっ！」

ｸﾙｯ

「そうそう」ﾋﾟﾀｯ

P「ん？」

ﾁｭｯ

P「んっ？！」

ありす「あぁぁ……っ」ﾜﾅﾜﾅ



莉嘉「プレゼントのお返しだよ……大好きだよ。Pくんっ！」





ありす「……ろりこん」ﾎﾞｿｯ

P「んがっ！」

ﾊﾞﾀﾝ

莉嘉「…………」



（ど、ど、ど、ど、ど）

（どーしよっ！）

（勢いでPくんにキスしちゃった……すごい暑くなっちゃったよ）ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

「うぅ……ハズイ」



「で、でも誕生日だから唇にキスぐらいは許され……」



芳乃「ほー」

こずえ「ふわぁー……」

茄子「ふふっ」





莉嘉（あ、アタシ、氏んだわ）

芳乃（安心してくださいませー）

こずえ（氏ぬのは今日じゃないのー……）

莉嘉（いや！どっちにしろ氏ぬってこと！？）

茄子（まぁまぁ、明日までの猶予がありますから）

莉嘉（明日！？明日までしかないの！？）

――次の日

ありす「というわけで、莉嘉さんに私の誕生日いちごパスタを食べてもらいます」ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ

莉嘉「」

ありす「いつものいちごパスタに、いちごババロアを追加して、さらにラトビア軍名物いちご粥を上からかけました」ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ

莉嘉「い、いちご粥？！」

ありす「果肉入りいちご牛乳にご飯を入れて、じっくり煮込みました」ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ

莉嘉「えっと……逃げてもいいよね」

ｶﾞｼｯ

芳乃「ふふふでしてー」ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ

こずえ「にがさないよぉー……」ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ

茄子「さぁ、最後までご賞味あれ」ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ

ありす「さぁ、遠慮せずに……さぁ」ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ



莉嘉「ギャー――」



――その日、一人の少女が旅立ちをつげた

おまけ

柚「ｴｯﾄ……ﾕ､ﾕｽﾞﾊｶﾝｹｲﾅｲﾖﾈ？」ｺｿｺｿ



千枝「あ、柚さんを見つけました」ｷﾞｭｯ

由愛「連行しますね」ｷﾞｭｯ

聖「逃げちゃ……ダメ」ｷﾞｭｯ



柚「ﾅ､ﾅﾝﾃﾞ……ﾀ､ﾀｽｹﾃ……」



ｷﾞｬｰ



あずき「ごめん、柚ちゃん」ｺｿｺｿ

忍「あかりちゃんからの連絡があって助かったよ」ｺｿｺｿ

穂乃香「ぴにゃこら太よ……我が罪を許されたし」ｺｿｺｿ

おわり？

元ネタはイカロス出版の「やっぱり食べたい自衛隊ごはん」です

……いちご粥もそれ参照です



では、皆様に空自の空上げを