1: 2008/04/14(月) 20:43:10.35 ID:UPU7BgWZ0
ハルヒ「じゃあ皆自分の番号は確認したわね?」

キョン「ああ」

みくる「ふぁい」

古泉「ハイ」

鶴屋「OKっさ!」

長門「…コクリ」

ハルヒ「いくわよ!王様だーれだっ!?」



古泉「どうやら僕のようですねぇ…」


6: 2008/04/14(月) 20:59:39.53 ID:piB1nJB4O
古泉(さて…何をすれば涼宮さんを喜ばせることができるでしょうか)

ハルヒ「古泉くん!早く命令を!」

鶴屋「お手柔らかに頼むよっ」

古泉「ああ、ハイ。もう少し考えさせてください」

(意外と難しいものですね…)
ブルルル…ブルルル…

古泉「おっと失礼、僕の携帯です」

(機関からか?いや、今涼宮さんは楽しんでいるはず…これは……長門さん?)

7: 2008/04/14(月) 21:04:08.08 ID:piB1nJB4O
古泉携帯

from:長門さん

協力する

彼は3番、涼宮ハルヒは5番



古泉(これは長門さん、ナイスです!)

古泉「そうですねぇ…では次にあげた番号の人たちには抱き合ってもらいましょうか」

10: 2008/04/14(月) 21:08:31.39 ID:piB1nJB4O
みくる「ふぇ?」

キョン「おい、いきなりそれはないだろ!」

ハルヒ「いいわ、それこそ王様ゲームの醍醐味ってものよ!それに王様の命令は絶対なんだからねキョン!」

古泉「その通りです。王様の命令は覆りません、そして命令は絶対です。では、3番は誰ですか?」

キョン「お、俺だ」

古泉(長門さん感謝します…)

「では5番の方は?」



長門「…私」



古泉「えっ!?」

15: 2008/04/14(月) 21:12:12.18 ID:piB1nJB4O
古泉「も、もう一度聞きます!5番n」

長門「…私」チラッ

ハルヒ「た、確かに有希のは5番の割り箸だわ…」

古泉(まさか……謀られた…)



長門「…ニヤリ」

16: 2008/04/14(月) 21:17:15.85 ID:piB1nJB4O
長門「命令を遂行する」

キョン「ち、ちょっとまて長門。その、まずいだろいきなり抱き合うとかは」

長門「何故?」

キョン「このゲームにも段階があってだな。始めのうちはソフトな命令をこなすものなんだ。古泉!お前がふざけた命令をするから!今からでも命令を変えろ!」

古泉「そ、そうですね」

長門「命令は覆らないと言ったはず…!」

18: 2008/04/14(月) 21:22:06.26 ID:piB1nJB4O
古泉「しかし…」

ハルヒ「古泉くんいいわ!王様の命令は絶対だもの!キョン!有希!さっさとやりなさい!」

長門「やる」

キョン「む、わ、わかった。長門、こっちに」

長門「…コクリ」
……スタスタスタ

キョン「い、いくぞ」

長門「いい」

ギュッ

キョン(やべぇ…こいついい匂いがする……)



長門「…ニヤリ」

20: 2008/04/14(月) 21:26:55.13 ID:piB1nJB4O
キョン(いつまでこうしてればいいんだ…?)

みくる「二人とも大胆ですぅ」

鶴屋「アッツアツだねー!こっちも熱くなるよっ!」

古泉(まさか長門さんがこんな手を使ってくるとは…)

ハルヒ「ハイっ!そこまで!」

パッ

キョン(ふぅ…これ以上はさすがに危なかった。グッドタイミングだハルヒ!)



長門「…チッ」

23: 2008/04/14(月) 21:30:04.15 ID:piB1nJB4O
ハルヒ「じゃあ次のゲームに行くわよ!みんな割り箸を選びなさい!」

古泉(長門さんは信用できない…)

(ここは僕一人で頑張るしかない!!)


ハルヒ「王様だーれだっ!?」


26: 2008/04/14(月) 21:35:10.08 ID:piB1nJB4O
鶴屋「うぉっ!アタシだよーっ!」

古泉(鶴屋さんですか、長門さんが情報を改変して王様を引くと思ったんですがね…)

鶴屋「じゃあ1番が2番に…」

キョン(俺1番だ…)

古泉(僕が2番ですね…)




鶴屋「ホッペにチュー!!」

32: 2008/04/14(月) 21:39:42.58 ID:piB1nJB4O
キョン(お、俺がするのか!?恥ずかしすぎるだろ…)

古泉(僕がされる側ですか…まあ悪くないでしょう)

鶴屋「じゃあ1番だーれだっ!」

キョン「お、俺です…」

古泉(!!)

鶴屋「キョンくんかぁ~!2番が羨ましいねっ!じゃあその幸運な2番はだれだいっ!?」

古泉「あ、ハイ、僕です…」

34: 2008/04/14(月) 21:48:44.34 ID:piB1nJB4O
鶴屋「ちょ、番号を見せてくれよっ!」

キョン「あ、ハイ」

古泉(確かに彼は1番…王様の命令は絶対ですか。困ったものです)

「ハ…」シュッ!!

「イ………あれ?」


ハルヒ「4番ね…」

鶴屋「ちょっと古泉君!!嘘ついてたのかい!?」

古泉「いや、確かに僕は2番を…はっ!」

(まさか長門さんが一瞬ですり替えたのか…?)

鶴屋「じ、じゃあ本当の2番はだれだいっ?」

古泉(今の一瞬ですり替えるとは…!)

ざわざわ……ざわ…ざわ…ざわ…



みくる「わたしでしゅ」

古泉「オマエカァー!!!!!!!」

36: 2008/04/14(月) 21:57:15.75 ID:piB1nJB4O
ハルヒ「ちょっ、どうしたの古泉くん?」

古泉「…ハァ、ハァ。いえ、すみません。取り乱しました」

「朝比奈さんが僕の割り箸と彼女の割り箸をすり替えたんです!」

鶴屋「そんなわけないだろ~!みくるは何やってもトロイドジッ子ちゃんだよ~?みくるにできるわけないさぁ~」

古泉「しかし!」

ハルヒ「そうよ古泉くん!みくるちゃんにすり替えなんて高等技術できるわけないわ!」

古泉「いや…」

(そうだ!長門さんなら知っているはず!彼女も彼が朝比奈さんにキスするのは嫌なはずだ!)

「長門さん、あなたならわかりますよね?彼女は僕のとすり替えましたよね?」

長門「知らない…」

古泉「えっ…?」

長門「何故あなたが私に確認を求めるのかが理解できない」

古泉(キッサッマァ~~~~~~~!!!)



みくる「…ニヤリ」

37: 2008/04/14(月) 21:59:41.19 ID:piB1nJB4O
長門携帯

from:朝比奈みくる

協力してくれたらキョン君の寝顔写メあげますよ♪






長門(欲しい…!)

39: 2008/04/14(月) 22:05:28.79 ID:piB1nJB4O
鶴屋「じゃあキョンくんはみくるのホッペにチューだよっ!」

キョン「えっ、あのっ。朝比奈さんいいんですか?」
みくる「はぁい、王様の命令は絶対ですからぁ///」

キョン「じ、じゃあ仕方ありませんね!で、では失礼します!」

みくる「はぁい///」

チュッ

みくる「ふぁ///」

キョン(うおー!俺朝比奈さんにキスしてるよ!地球に生まれて良かったー!!!!)

44: 2008/04/14(月) 22:11:15.55 ID:piB1nJB4O
ハルヒ「いつまでやってんのよキョン!!」

(何よキョンのくせにあんなに鼻のしたのばしちゃって…それにさっきから有希といいみくるちゃんといいずるいわよっ…!私だってキョンと……)

キョン「あ、朝比奈さん失礼しました///」

みくる「いえ、命令ですから仕方ないですよ///」




(邪魔が入ったか………鶴屋も何でホッペなんて生ぬるい命令を出してんだよ!!気を遣って口にしろよ口に!)


50: 2008/04/14(月) 22:17:32.15 ID:piB1nJB4O
古泉「では次のゲームに行きましょう」

(まさか長門さんと朝比奈さんが協定を結んでいるとは思いませんでしたよ…)

(これは二人とも注意して見ておかねばなりませんね…)

キョン「おい、古泉早く選べ」

古泉「あ、ああハイ。すみません」

(さて…どうしたものか……)

51: 2008/04/14(月) 22:24:34.83 ID:piB1nJB4O
古泉(そろそろ彼と涼宮さんに何らかのイベントを起こさないと閉鎖空間が発生してしまいますね…)

古泉「王様は誰ですか?」

(…って)

「僕ですね♪」

(これはチャンス!!何とか彼と涼宮さんの番号を…!)
ブルルル…ブルルル…

(もしや閉鎖空間が発生してしまったのか!?)



古泉携帯

from:長門さん

きょうりょk

古泉「うるせぇ!!!!」

53: 2008/04/14(月) 22:31:31.05 ID:piB1nJB4O
キョン「おい、お前さっきからおかしいぞ。大丈夫か?」

古泉「え、ええ、大丈夫です。心配かけてすみません。えーと…命令は…ん?」チラッ

(これは!彼の番号が見えた!彼は2番だ!!)

(よし!次は涼宮さんの番号だ!)

「も、もうちょっと考えさせてください」



長門「…チッ」

みくる(おっせぇんだよエセエスパー!みくるビームくらわしたろか!!)

60: 2008/04/14(月) 22:39:45.37 ID:piB1nJB4O
古泉(何か手はないものか…何か…………はっ!)

この時ッ!古泉一樹の脳内に稲妻が走るッ!それはまさに…窮地に追い込まれたものに与えられた天からの助け!
古泉一樹!閃く!


古泉(そうか…涼宮さんは窓を背にしている。つまり窓の反射を利用すれば…あるいはっ!!)

63: 2008/04/14(月) 22:47:25.69 ID:piB1nJB4O
古泉「鶴屋さん、すみませんがカーテンを閉めていただけませんか?西日が眩しくて気になって考えられないのです…」

鶴屋「古泉くんもデリケートさんだねぇ~。いいよっ!閉めてあげるから君は早く面白い命令考えるさっ!」

古泉「ええ…ありがとうございます……」

(勝った!!)ニヤリ

(あとは窓ガラス越しに涼宮さんの割り箸を…)



(見えづらいですね……これでは閉鎖空間が…こうなったら…!)

「まっがーれ!!」

キョン「はっ?」

73: 2008/04/14(月) 22:57:01.22 ID:piB1nJB4O
古泉(ってカーテンがあったら見えるわけないじゃないですか…何をやってるんだ僕は)

(しかしこれで…)

「すみません、やっぱりカーテンを開けましょう。西日があった方がいい案が思いつきそうです」

鶴屋「なんだよ~いちいち注文の多い子だねぇ~」

古泉「あ、僕が開けるのでいいですよ。わがままを言ったのは僕ですから」

シャッ

(ここで反射する割り箸を見るっ!)

「まっがーれ!!!」


ハルヒ「えっ?」

81: 2008/04/14(月) 23:10:02.92 ID:piB1nJB4O
古泉(見えたっ!彼女は1番だ!!)

「思いつきました!!」

ハルヒ「何!?古泉くん!」

古泉「1番の方が2番の方に愛の告白をして下さい!」

(フッ…キマッタ!!)

85: 2008/04/14(月) 23:15:17.33 ID:piB1nJB4O
みくる「そんなn…」

古泉「では2番の方誰ですかー?」

キョン「お、俺だが…」

(何でさっきから俺ばっかり選ばれるんだ?もしや古泉には透視能力があるんじゃないだろうな…)

古泉「そんなに怖い顔で僕を睨まないでください。あなたは告白を受ける側だからいいじゃないですかっ、ンフ♪」パチン

キョン(ウインクをするなっ気持ち悪い!そして顔が近い!!)

長門「そんな命れ…」

古泉「次は1番の方~?」

(フフフフフフ…ミッションコンプリー)



鶴屋「ア、アタシだっ!」


古泉「とっ!?」

100: 2008/04/14(月) 23:23:25.97 ID:piB1nJB4O
キョン「つ、鶴屋さんですか!?」

古泉(そ、そんなはずが…)
「す、涼宮さん!失礼ですがあなたの番号を見せてください!!」

ハルヒ「えっ!?いいけど…4番よ?」

古泉(これは…反射した角度では涼宮さんの指で4の左のでっぱりが隠れていたのか!!!なんという見間違い!!アホか!!つーかあの距離なら窓見ないで直でみろよ!!)

キョン「おい…お前本当に大丈夫か?」


古泉「もう…終わりです。氏にたい…」

キョン「ちょっ!何があったかしらんが元気出せ!!ほ、ほら!今度将棋六枚落ちでやってやるから!」

古泉「えー?あーりがとーござーいまーしゅ」

104: 2008/04/14(月) 23:30:47.30 ID:piB1nJB4O
ハルヒ「いいからキョン!命令を実行しなさい!」

(あーあ、何で鶴屋さんなのよ…私の方がキョンのこと何百兆倍も…って何考えてんだろ私///)

キョン「あ、ああ…じゃあお願いします」

(何かこれは照れるな///)

鶴屋「わかったよっ!キョンくん!アタシはっ君のことがっ…!」

ハルヒ(これで本当に付き合ったりしないよね?OK出したら氏刑なんだからっ!)

キョン(ドキドキドキ…)


110: 2008/04/14(月) 23:35:19.30 ID:piB1nJB4O
鶴屋「君のことがっ…!」

古泉(終わった…完全に僕のミスだ……)

鶴屋「君のっ…君のっ…!」

古泉(あー、楽しい学園生活でしたが。もしかしたら飛ばされることもありえますね……とても残念です……皆さんさような)

鶴屋「君のことがっはっはっはっはっはっ!あーっはっはっはっはっはっ!!」

古泉「…えっ!?」

115: 2008/04/14(月) 23:40:49.89 ID:piB1nJB4O
鶴屋「キョンくん顔真っ赤だよー!あっはっはっはっはっはっ!ごめん!恥ずかしすぎてこんな命令できないっさー!あっはっはっはっはっはっ!」

キョン「…ポカーン」

古泉「…キョトーン」

鶴屋「あっはっはっ!か、代わりに物真似やるから許してにょろ!」

古泉「そ、そうですね。できないのなら仕方ありません!」

ハルヒ「そ、そうね!今回は特例よ!」

(よ、よかった~。危うくキョンを手に掛けるとこだったわ…)

117: 2008/04/14(月) 23:46:01.12 ID:piB1nJB4O
鶴屋「ありがとみんなー!じゃあマニアックなやつだけどやるっさー!!」

キョン(な、何をやるんだろう…?)

鶴屋「アリサ・グレンノース」

「しーぽんっ!頑張れぇっ!」



キョン・ハルヒ・古泉
(かっ、かわいいっ///)



みくる(あたしらいつのまに空気かよ…)

長門「そういちろうさまぁ~♪」ボソッ

みくる「あん?」

長門「…何でもない」

120: 2008/04/14(月) 23:51:44.44 ID:piB1nJB4O
古泉(フゥ…助かりましたよ鶴屋さん…やはりあなたは素晴らしい人だ!)

鶴屋「…パチンッ」

古泉「えっ…!?」

(今のはウインクですか!?)

鶴屋「じゃあ次のゲーム行くよー!」

(古泉くんキョンくんとハルにゃんをくっつける気満々なのバレバレだよっ!)

(お姉さんが本格的に手を貸してやるとするさっ!)

128: 2008/04/14(月) 23:58:12.59 ID:piB1nJB4O
鶴屋「じゃあみんなっ!割り箸を選んで!」

ハルヒ(そろそろ私が王様になってもいいと思うんだけどな…王様になれないかな…)

鶴屋「同時に引くよー?せーのっ!」



この時、みくるは鶴屋さんが王様を引くのを見逃さなかった… 

そしてそれを知ったみくるは、二度目の強行に出るッ!!


シュッ

みくる(フッ…これでキョン君は私のモノ…)

鶴屋「王様だーれだっ!?」



ハルヒ「わっ、私よ!!」



みくる「何ィィィィィィィィィィィィ!?」

139: 2008/04/15(火) 00:06:33.92 ID:h/BIcVFcO
キョン「あっ、朝比奈さん!いきなりどうしたんですか!?」

みくる「いっ、いえ!なんでもないでしゅ!ちょっと変な電波をキャッチしただけでしゅ…」

キョン「そうですか…」


何故みくるが失敗したのか、その理由を古泉一樹は見ていた…

みくるが鶴屋さんの割り箸と自分の割り箸をすり替えようとした直前、鶴屋さんはハルヒと割り箸をすり替えていたのである。よってみくるの手元には本来ハルヒが引くはずだった3番があり、ハルヒの手元には鶴屋さんの王様が渡ったのだった…

古泉(鶴屋さん…さすがすぎます!)

鶴屋(フッ…みくる、アンタにすり替えを教えたのはアタシだってことを忘れちゃいけないよっ…!)

みくる(やられた…!)


長門「空気…か」

154: 2008/04/15(火) 00:21:49.22 ID:h/BIcVFcO
鶴屋「じゃあハルにゃん、さっそく命令を出すさっ!」

ハルヒ「え、ええ!」

(命令、どうしようかな……足を舐めなさいっ!さすがにそれはないか…どうしよう…)

古泉「さっき僕も長考しましたからね、涼宮さんもゆっくり考えてください」

ハルヒ「あ、ありがと古泉くん…」

160: 2008/04/15(火) 00:25:52.14 ID:h/BIcVFcO
ハルヒ(どうしようかな……キ、キスは…キョン嫌がるかな…?で、でも平団員のキョンが団長である私とキスできるなんて名誉あることのはず!だ、だから大丈夫よっ!…ってそんなわけないよね……キョンに嫌われたくないよぅ…あぁ…うぅ…どうしよう)



みくる(なげぇんだよクソアマが…!)

長門「……」ペラッ

166: 2008/04/15(火) 00:29:36.61 ID:h/BIcVFcO
鶴屋(ハルにゃん考えるの長いなー、やりたいことが多すぎて一つに絞れないのかな~?)

(さっさとキョンくんの番号をあげて命令を…って)



鶴屋「見てなかったァァァァァァァァー!!!!」

キョン「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!鶴屋さんにも電波がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



長門「…」ペラッ

「ハイペリオン飽きた…」

172: 2008/04/15(火) 00:33:40.95 ID:h/BIcVFcO
古泉「二人とも落ち着いて!!」

キョン「ああ、すまん。それより鶴屋さん大丈夫ですか?」

鶴屋「だ、大丈夫さっ!気にすることないさっ!」

(しまった!みくるに気をとられてキョンくんの番号見忘れた!ハルにゃんに教えられないじゃんか!)

ハルヒ(どうしようかな………あっ、そういえばキョンが何番なのか知らないじゃん!!)

(どっ、どうしよう…)

183: 2008/04/15(火) 00:40:04.95 ID:h/BIcVFcO
キョン「ハルヒ…いい加減に命令を出したらどうだ?お前一人にそんなに時間をかけられないんだ」

ハルヒ「わ、わかってるわよっ!今考えてるの!」

(キョンひどいよ…少しくらいいいじゃない……やっぱりキョンは私のこと何とも思ってないんだ…)

鶴屋(あちゃー、キョンくんKY…)

古泉(これは彼に少し灸を据えるべきですかね…?)



みくる「動物の尻尾集めようかな…」

長門「…」ペラッ

「私動物占いはたぬきか…」

192: 2008/04/15(火) 00:46:10.79 ID:h/BIcVFcO
キョン「おい!ハルヒ!お前いい加減にしろよ!」

ハルヒ「…っ!うるっさいわねぇ!じゃあ今すぐ出すわよ!」

(って何も考えてないよ…!キョンが何番なのかもわかんないし……ど、どうしよう!!)

鶴屋「ついにハルにゃんの覚悟が決まったみたいだねっ!」

古泉「そのようですね、これは楽しみです!」

ハルヒ(うぅー…あぁー…あー!!もうっ!!)

「キョンッ!!」ビシィッ!

キョン「な、何だ急に俺を指差して!!」



ハルヒ「私と付き合いなさいっ!!!」

206: 2008/04/15(火) 00:50:29.82 ID:h/BIcVFcO
ハルヒ(あ…い、言っちゃった…///)

鶴屋(これは…)

古泉(まさかの…)

キョン(ルール無視…)



みくる「貴様っ!ルール無用の残虐ファイトとは!!さてはざんきゃくちょうじn…モゴモゴ」

長門「今いいとこだから黙ってようねー」

222: 2008/04/15(火) 00:54:38.20 ID:h/BIcVFcO
キョン(ハルヒ…いいか?王様ゲームってのはだな、王様が番号を指して命令を下すのがルールなんだ。このシステムによってプレーヤーは誰を命令するか、またはされるかのスリルを味わえるそれはそれは素晴らしいゲームなわけだ)

ハルヒ(どっ、どうしよう…///私もまもり姉ちゃんの物真似で逃げようかしら…)

228: 2008/04/15(火) 00:59:51.40 ID:h/BIcVFcO
キョン(全くいきなりのルール無視とは、まあハルヒらしいと言えばハルヒらしいかもしれんが。しかしいくら王様兼団長様であってもゲームのルールを曲げることはできんだろ…)

ハルヒ(ま、まもり姉ちゃんってどんなのだっけ?フンヌラバッ!!あぁ…全然違う人だよぉ…)

鶴屋「待ちましょう…」

古泉「えぇ…待ちましょう」


みくる「…モゴモゴ!モゴモゴ!」

長門「あなたの動物はサル…お似合い」

236: 2008/04/15(火) 01:03:50.63 ID:h/BIcVFcO
キョン(しかも何だ…命令が付き合えだなんて突拍子もない。しかもそれは告白じゃないか……そんないきなりの告白を受ける奴の身も考えてやれ……って)

「俺かぁぁぁぁぁ!!」



鶴屋・古泉
「遅ぉぉぉぉぉぉぉ!」


ハルヒ「ラーイトッ♪」

(あ、こっちのほうがウケるかも…///)

251: 2008/04/15(火) 01:10:32.70 ID:h/BIcVFcO
ハルヒ(さっきの物真似で逃げ切ろう…!)

「キョン…!その!今の命れ…」

キョン「ハルヒ…」

ハルヒ「へっ?」

キョン「その…」

「俺で…いいのか?」

ハルヒ「はっ?えっ?あっ、ああ、はい…」

キョン「そうか…」

ハルヒ「あっ、アンタこそっ!あ、私なんかでいいの…?」

キョン「当たり前だ、俺はずっと前からお前のことを想ってたんだ………それに…」


「王様の命令は絶対だろ?」



254: 2008/04/15(火) 01:11:51.29 ID:9eBGloAa0

意外性抜群だったwww

256: 2008/04/15(火) 01:11:56.88 ID:1sRlkuu60
超乙www

274: 2008/04/15(火) 01:14:42.13 ID:h/BIcVFcO
とりあえず終わりです

駄文な上に遅筆で皆さんに迷惑をかけましたが、最後まで付き合ってくれてありがとうございました

正直言うと初のスレ立てと初のSSだったので緊張と不安でいっぱいでした。皆さんが生暖かい目で見守ってくれたので最後まで書けました。

本当にありがとうございましたっ!!

279: 2008/04/15(火) 01:17:49.03 ID:h/BIcVFcO
あとは書き手の方が書いていただくなり落とすなり好きに使っていただけると嬉しいです。

携帯からで失礼しました



ちなみに俺は長門と鶴屋さんが大好きです

ではノシ



引用元: 涼宮ハルヒの命令