1: 2008/05/12(月) 19:08:22.02 ID:XuMtdufp0
――放課後、SOS団部室にて
キョン「…何を言い出すんだお前は」
ハルヒ「黙りなさい、あんたには言ってない」
キョン「何で長門がお前の足を舐めないといかんのだ?」
ハルヒ「暇だからよ」
キョン「暇だからって… 全く…。 気にしなくていいぞ長門」
―――――ギギッ
読んでいた本を置き、椅子から立ち上がる長門
そのままハルヒに歩み寄る
キョン「おい、長門…?」
呆気に取られるキョンを余所に、長門はハルヒの目の前に跪いた
3: 2008/05/12(月) 19:10:35.07 ID:XuMtdufp0
―――――スッ
ハルヒの右足を掴む長門
まさかの行動に流石のハルヒも足を引く
ハルヒ「ちょ… 有希っ? じょ、冗談よっ?」
長門「…」
―――――グッ
長門は足を離さない
むしろ大切そうに抱え直すとハルヒの膝にキスをした
ハルヒ「は… ちょっと有希っ! 何してるのっ!」
―――――スッ
ハルヒの靴下に手をかける長門
そのままするすると降ろしていく
ハルヒ「ちょっ! やっ! やめなさいっ!」
5: 2008/05/12(月) 19:13:55.25 ID:XuMtdufp0
―――――ガタッ
慌てて椅子から立ち上がろうとするハルヒ
しかし長門は足を離さない
華奢な身体を揺さぶられながらも頑なにハルヒの足にしがみ付く
ハルヒ「ちょっと! …き、キョン! 何とかしなさいっ!」
キョン「何とかって…」
ハルヒ「早くっ! こっち来て有希を止めなさいっ! あっ、こらっ!」
―――――カポッ
ハルヒの革靴を脱がす長門
紺のハイソックスは踝辺りまでずらされている
ハルヒ「やめなさいって! いい加減にっ… 放しなさいっ!!」
―――――パッ
足を解放する長門
急に足を放されたハルヒはバランスを崩す
ハルヒ「ちょっ! 急にっ? …馬鹿っ!」
―――――ギィィッ! ドターン!!
派手な音を立てて椅子もろ共倒れるハルヒ
9: 2008/05/12(月) 19:16:36.97 ID:XuMtdufp0
ハルヒ「痛っ……ぅ~… っちょっと!有希っ!!!」
床に尻餅を付いたままハルヒが怒鳴る
長門「…」
ハルヒ「何で急に放すのよっ!?」
長門「…放せって言われた」
ハルヒ「な… あんたが私の足を掴んで来たのよっ!?」
長門「…最初に足を舐めろって言ったのはあなた」
ハルヒ「うっ…。」
長門「…団長の命令は絶対」
ハルヒ「…いいわ。 有希は私に命令されたことをしただけって言うのね?」
長門「…(コクン)」
ハルヒ「なら、私はやめろって言ったわ。そうあんたに命令したはずよ?」
長門「…」
12: 2008/05/12(月) 19:20:43.10 ID:XuMtdufp0
ハルヒ「何でやめなかったのかしら? 説明を要求するわっ!」
長門「…」
ハルヒ「何よ? 何とか言ったらどうなの?」
長門「…」
―――――じっ とハルヒを見つめる長門
両者座ったままその場でにらみ合う
その空気に耐えかねたキョンが口を挟んだ
キョン「ま、まぁいいじゃないか。 面白かったし」
ハルヒ「キョンは黙ってて! 私の気が済まないわ」
キョン「ハルヒも暇を潰せて良かったじゃないか。 暇だったんだろ?」
ハルヒ「何ですってっ!?」
キョン「元はといえばお前の暇潰しの冗談が原因だろ。お前が悪い」
ハルヒ「黙りなさいっ!馬鹿キョンっ!!」
―――――スクッ
その場に立ち上がる長門
長門「…舐めたかったから」
14: 2008/05/12(月) 19:23:21.53 ID:XuMtdufp0
キョン「おいおい…」
立ち上がった長門はその場を動かず、床に座ったハルヒを見下ろしている
しばし呆然としていたハルヒも我にかえるとすぐに靴を探し、それを履いた
―――――スクッ
立ち上がるハルヒ
ハルヒの方が少しだけ背が高い為、今度は逆に長門を見下ろす形になる
ハルヒ「もういいわっ …ごめん有希。冗談が過ぎたみたい」
そう告げるとハルヒは踵を返す
―――――ガシッ
その場を立ち去ろうとするハルヒの腕を掴んだ長門
長門「…待って」
ハルヒ「…な …何よ?」
長門「…舐めさせて」
20: 2008/05/12(月) 19:27:39.76 ID:XuMtdufp0
ハルヒ「…はぁ?」
長門「…」
ハルヒ「有希…あんた何言ってんの…? …ちょっ、ちょっと!」
―――――ズイッ
ハルヒの腰に自らの腕を回す長門
抱き付いてハルヒを見つめる
ハルヒ「ちょっとぉ…何なのよ… キョンっ!」
キョン「…何だ?」
ハルヒ「何だ?じゃないわよっ! 何とかしなさいっ!」
静かに成り行きを見守っていたキョン
長門が何をしたいのか理解出来なかったが、今はむしろハルヒのうろたえる姿に興味をそそられる
これはどっちに転んでも面白い
そう判断したキョンはこの場を楽しむことにした
キョン「いいじゃないか。足ぐらい舐めさせてやれよ」
ハルヒ「ばっ…嫌よっ!」
27: 2008/05/12(月) 19:32:01.25 ID:XuMtdufp0
キョン「お前が足を舐めろって長門に命令したのが始まりなんだし」
ハルヒ「この馬鹿っ! あんたも冗談だって認めてたでしょっ!?」
キョン「冗談かもしれないがそれで長門に火が付いてしまったのも事実だろ?
ここは団長として責任を取るべきなんじゃないのか? なぁ、長門?」
―――――コクン
ハルヒの胸に顔を埋めるようにして頷く長門
ハルヒ「じょ…冗談じゃないわっ! …何で私が」
キョン「やれやれこんな無責任な人間が団長ヅラしてたとは。団員として恥ずかしいね俺は」
ハルヒ「なっ…なんですってぇぇぇ…!」
キョン「SOT団に改名しよう。涼宮ハルヒの オXXーに 付き合ってやる団 として…」
―――――ガッシャーン!!
ハルヒが机をひっくり返した
キョン「おっ…おいっ!! PCが…」
ハルヒ「…もう怒った」
32: 2008/05/12(月) 19:35:53.09 ID:XuMtdufp0
ハルヒ「いいわ。有希、舐めなさいっ …舐めてもらおうじゃないの」
―――――バッ
荒々しく長門の拘束を解くハルヒ
そのままキョンの座ってる席へと近づいて行くと目の前の机に座る
―――――ギロッ!
ありったけの怒りを込めた目線をキョンに向けるハルヒ
耐え切れなくなったキョンは目を反らした
キョン「じゃあ…俺は…」
ハルヒ「あんたもそこで見てなさいっ!」
キョン「…見てて…良いのか?」
ハルヒ「有希への責任を果たしたあとに話があるわ。…あんた氏刑よっ!」
キョン「なっ! 何で俺がっ!?」
ハルヒ「当たり前でしょっ!! あんたがややこしくしたんだか…っ!」
―――――ガシッ
2人が振り向くとそこにはいつの間にか接近したのか長門がハルヒの右足を掴んでいた
39: 2008/05/12(月) 19:40:23.63 ID:XuMtdufp0
長門「…」
―――――カパッ ―――スルスルスル
無言でハルヒの靴を脱がし、靴下も剥ぎ取る長門
白く理想的な曲線を放つハルヒの生足が剥き出しにされ、キョンの目が釘付けになる
―――――スィ
ハルヒの素足を自分の口の高さまで持ち上げていく長門
ハルヒ「有希…。 本気で… 舐める…つもりなの?」
長門「…(コクン)」
―――――バシーン!
そこでハルヒの平手がキョンを襲った
キョン「痛ぇぇぇっ!」
ハルヒ「パンツ見るなっ!」
キョン「…見てねぇよ。 …いや常識で考えてこの角度からは見れないだろ…? っ!!」
相当な羞恥と戦っているのだろう
ハルヒの顔が真っ赤になっている。目はキョンを見ているようで見ていない
今すぐこの場から逃げ出したいっていう顔だ…
キョンは文句を言いたかったがハルヒの意思を汲み見守ることにした
44: 2008/05/12(月) 19:46:09.13 ID:XuMtdufp0
長門「ペロペロ… とみせかけてドラゴン・スクリューっっっ!!!!」
叫んだ長門
ハルヒの足首を持ち、そこに自らの足を絡ませる形で体重をかける
机から浮いていくハルヒの身体
―――――!
流石にハルヒが異常に気付いて顔を上げる
だが遅すぎた
そのまま何をすることも出来ず遠心力によって吹き飛ばされていく
―――――ドガドガドガーンッ!!
傍にあった机を巻き込んで、ハルヒの身体は床に打ち付けられた
パンツを丸出しにした無様な格好で床に突っ伏すハルヒ
ハルヒ「…」
倒れる途中で頭を強打したのだろうか
その身体はピクリとも動かない
長門「しゃぁーーーーー!おらぁぁぁぁぁっっ!!!!!!!!」
長門の怒声が室内にこだまする
キョンの座席は小便でビチャビチャに濡れていた
-完-
49: 2008/05/12(月) 19:48:10.94 ID:sZahlGTxO
感動した
50: 2008/05/12(月) 19:48:20.67 ID:ZhlI9t8t0
感涙した
51: 2008/05/12(月) 19:48:26.85 ID:N7wOiMxp0
ドラゴン!ドラゴン!
64: 2008/05/12(月) 20:29:28.60 ID:XuMtdufp0
工口ENDルートの方も書いた方がいいか?
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