1: 2015/01/24(土)15:49:18 ID:23H
千早「貧Oですけど頑張ります!けど、とりあえず今日は帰りすっ!賢く豊胸行ってきま~す!」

春香「千早ちゃん……そんなに気にしてるの?今朝の事」

千早「え?私は元気いーっぱいですよ!」

春香「もう止めてよ……見てられない……」

千早「春香さん……元気出して下さい!パイ、ターッチ!」

春香「もういいよっ!千早ちゃんのおバカ!」ダッ

千早「春香!……くっ」

千早「どうして、こんな事に……」

4: 2015/01/24(土)15:53:39 ID:23H
今朝の事務所

春香「おはようございまーす!」

P「おはよう春香」

春香「あれ?プロデュサーさんだけですか?」

P「あぁ、音無さんは買い出しに行ったし律子は送迎、他のアイドルはレッスンと仕事だな」

春香「へー、じゃあ二人きりですね!」

P「なっ……!へ、変な事言うな!」

春香「ジョーダンですよっ!ふふっ」

P「はぁ、俺も男なんだから……と、春香今日は一日オフだろ?なんで事務所に?」

春香「千早ちゃんと午後からショッピングなんです!」

P「それで待ってるって事か」

春香「はい!」

16: 2015/01/24(土)21:04:35 ID:U2X
P「それにしてもお前たちは本当に仲良いな」

春香「そうですか?でも千早ちゃんとは良くお喋りしてますね」

P「ファンの間じゃ『はるちは』なんてのもあるくらいだぞ」

春香「はるちは?なんですかそれ?」

P「んー、まぁいいコンビって事だ」

春香「なるほどー、嬉しいです!」

P(流石に百合だのカップリングだのとは言えないな)

春香「……はぁ、千早ちゃんまだかなー」

P「今11時だから……1時までには事務所に帰るはずだな」

春香「それは千早ちゃんも言ってましたけど、やっぱり早く会いたいんですよー」

P「ベタ惚れだな」

春香「えへへ///」

P(否定しないとか可愛いなぁ春香はマジでペロペロしたいなぁけどそんな事したら絶対クビになるだろうから靴下の匂いとかで我慢するしかないよなてか春香の靴下ってどこに売ってんだろてかいくら出せば売ってくれるかな……」

春香「なにか買うんですか?プロデュサーさん」

P「い、いやなんでもない!うん」

春香「?」

17: 2015/01/24(土)21:16:07 ID:U2X
ガチャ

小鳥「ただいま帰りましたー、プロデュサーさんお留守番ありがとうございます」

P「お帰りなさい、まあ今日は殆ど事務作業ですからね」

小鳥「あ、春香ちゃんも来てたのね、おはよう」

春香「おはようございます、ところで何買って来たんですか?」

小鳥「トイレットペーパーとインスタントコーヒー、それと牛乳ね」

春香「あれ?牛乳って一昨日買ってきたばっかりじゃ……」

小鳥「それがすぐになくなっちゃうのよ」

P「それって多分……千早じゃないですかね……」

小鳥「あぁ……そんなに気にしなくても良いのに……」

春香「でも女の子ですし、それにアイドルってみんなに見られる職業ですから……私だってあずささんとか貴音さんが羨ましいなって時々思いますもん」

小鳥「それもそうよねぇ」

P「でも最近は水着の仕事もちゃんと受けてくれますよ。まぁ、渋々って感じですけどね」

18: 2015/01/24(土)21:28:11 ID:U2X
春香「それにしても千早ちゃん、歌以外にも興味出てきたみたいですし、よかったです」

小鳥「そうねぇ、カメラでみんなを撮る姿もも見慣れてきたわ」

春香「フォルダももうすぐ一杯になりそうだって言ってました」

P「千早の撮った写真をまとめて本にするのもいいかもな」

小鳥「もう、プロデュサーさんすぐにお仕事の話するんですから」

P「あはは、すみませんつい」

春香「でも千早ちゃんの写真ならみんな買いますよ」

P「だろうなぁ」

小鳥「もう、二人とも!」

P「まぁまぁ」

春香「落ち着いて」

小鳥「ナイスコンボしないで下さいよ……」

20: 2015/01/24(土)22:04:56 ID:U2X
P「あはは、でも欲しいと思いません?」

小鳥「それは、欲しいですけど……」

春香「やっぱり欲しいんじゃないですか……ふわぁ……」

P「ん?眠いのか?」

春香「ちょっとだけ……えへへ」

P「それならソファでちょっと寝てきたらどうだ」

小鳥「千早ちゃん待ってるんでしょう?来たら起こしてあげるわよ」

春香「よくわかりましたね……じゃあちょっとだけ、おやすみしてきますね」スタスタ

P「おう」



21: 2015/01/24(土)22:12:10 ID:U2X
小鳥「ふふっ、きっと昨日は千早ちゃんと遅くまでメールしてたんでしょうね」

P「ええっ、夜更かしは注意しないとなぁ。本当、よくわかりますね」

小鳥「女の勘ですよー」

P「うわぁ、隠し事とかできない気がしてきた……」

小鳥「してるんですか?」

P「そりゃ、人並みには」

小鳥「むむむ、当ててみたいですね」

P「勘弁して下さいよ……」

小鳥「というかまだ仕事あるんじゃないですかー?」

P「あぁ!そうだったそうだった、これやらなきゃ律子に叱られる」

小鳥「それじゃ、お茶淹れてきますから頑張って下さいね」

P「ありがとうございます」

22: 2015/01/24(土)22:28:37 ID:U2X
 ̄ ̄午後12時半

春香「むにゃむにゃ……千早ちゃんそれはレンコンだよぉ……」

P「どんな夢みてるんだ……」

ガチャ

千早「ただいま」

P「お、丁度いいところに帰ってきたな」

千早「それはどういう……」

春香「うーんむにゃ……お煎餅はクッキーにはならないよ……むにゃ」

千早「ふふっ、そういう事ですか」

P「あぁ、起こしてやれ」

千早「はい。……春香、起きて春香、春香ったら」

春香「すぺしうむにゃ……はっ、ち、千早ちゃん!いつの間に!」

千早「ついさっきよ」

春香「私、寝相とか大丈夫だった……?」

千早「大丈夫よ」

春香「ほっ」

千早「寝言は言ってたけれど」

P「レンコンがどうだとかな」

春香「えぇっ!私そんな事……うぅ、恥ずかしいよ……」

千早「そうかしら?可愛いと思ったけれど」

春香「へ?そ、そんな可愛いって千早ちゃん大胆!///」

千早「あっ、いや、今のはうっかりと言うかつい……///」

P「音無さん」

小鳥「バッチリです」REC

23: 2015/01/24(土)23:00:29 ID:91k
春香「ってもうこんな時間なんだ」

千早「そうね、そろそろ出掛ける?」

春香「そうだね」

P「もう行くのか?」

春香「はい!」

P「そっかー……」

千早「寂しいんですか?」

P「うん」

春香「子供みたいですね、プロデュサーさん」

小鳥「私がいるじゃないですかー」

P「ピチピチ現役アイドルがいいかなーって」

小鳥「……プロデュサーさん、ちょっとこちらへ」

P「へ?ちょっ!力強っ!お助けぇぇぇえ~!」ズルズル

春香「……行っちゃった」

千早「わ、私たちも行きましょうか」

春香「そ、そうだね!行ってきまーす!」

<イッテラッシャアアアアアアアア!イタイイタイイタタタタタ!

春香「……」

千早「早く行きましょう」

ガチャ

P「ごめんなさいでした……」

小鳥「わかってくれればいいんです」

27: 2015/01/24(土)23:17:05 ID:91k
ショッピングセンター

春香「はぁー、結構買っちゃったかな」

千早「そんなに買って全部着るの?」

春香「もう、お母さんみたいな事言わないでよー」

千早「だってもったいないでしょう?」

春香「全部着るから大丈夫!春香さんは買った服は全て着ますよ!」

千早「それならいいのだけど」

春香「本当にお母さんみたい……あ!あそこ765プロのCD凄く宣伝してくれてるよ!」

千早「本当ね、あんなに大きく……」

春香「ちょっと行ってみようよ!」

千早「そうね」

28: 2015/01/24(土)23:30:50 ID:91k
CDショップ

春香「うわぁー本当に765プロがいっぱいだね!」

千早「そうね……あ、誰か来たわ」

春香「メガネメガネっと」スチャ

千早「帽子帽子」フカブカ

ファン1「春香かわえぇー」

ファン2「だよなー」

春香(えへへ……誉められちゃった)

ファン1「てか如月千早ってなんなの?」

千早(?私の事……)

ファン2「あぁ、あの貧Oの娘だろ?口数も少ねぇしな」

ファン1「そのくせ春香ちゃんの隣にいつもいるんだぜ」

ファン2「ったく、貧Oならせめて口リでいろってんの」

ファン1「だよなー、やよいたんなんて天使なのにな」

ファン2「だよなー」

千早(……そんな、ひどいわ……」グスッ

ファン1「んぁ?」

春香「あー!ウオッホン!そろそろ約束の時間だから帰ろうか!(裏声)」ガシッ

千早「あっ……」タタタッ





30: 2015/01/24(土)23:36:42 ID:91k
駅前広場

春香「千早ちゃん、元気出して!あんなイジワルに負けちゃダメだよ!」

千早「でも、私毎日牛乳飲んでマッサージもして最近はちゃんと料理もして栄養とかにも気を配ってるのに……」

春香「千早ちゃん……」

千早「もうダメよ……私は一生72から抜け出せないのよ……」

春香「そんな事……!」

千早「……少し、一人にして……」

春香「……じゃあ、30分後にここに……」

千早「えぇ、ごめんなさい……」スタスタ

31: 2015/01/24(土)23:48:29 ID:91k
そして>>1の数分後

春香「あの後千早ちゃんがなんだか迷走して変なキャラになったんだよね……」

春香「最後まで歌、聞けばよかったかな……いや、見てられないよね……」

あずさ「あらー?あそこにいるのは……春香ちゃ~ん」

春香「あずささん?今北海道ロケじゃ……」

あずさ「それがいつの間にかここに……どうしてかしらね~」

春香「私が聞きたいですよ……」

あずさ「あら?なんだか元気がないわね?」

春香「それが……」カクカクシカジカ

あずさ「……そうなのね~、そんなイジワル言われたら落ち込むのも無理ないわ」

春香「千早ちゃんをいつもの千早ちゃんに戻したいんです!……どうしたらいいでしょうか」

あずさ「そうねぇ、プロデュサーさんなら、いい答えが聞けそうなんだけど~」

春香「その、プロデュサーさんには……」

あずさ「わかってるわ、けど私じゃあんまり……」




33: 2015/01/25(日)00:04:25 ID:wZa
春香「そうですか……」

あずさ「う~ん、あ!そういえば前に友美、友達と喧嘩したの」

春香「!はい」

あずさ「その原因が、その友達が合コンに行った時にちょっと太ってるって言われたみたいで、それで落ち込んで自暴自棄になったのよ」

春香「い、今のは私たちとそっくり……」

あずさ「それで私そんな友美は嫌いよって言っちゃって……」

春香「そ、それで、どうなったんですか?」

あずさ「うーん、それがあんまり覚えてなくって~」

春香「へ?」

あずさ「気がついたらまた一緒に遊んでいたのよね~、あんまり参考にならなくてごめんなさいね?」

春香「そっか、自然に接すれば……ありがとうございます!」タタタッ

あずさ「あら~、なんだか良くわからないけれど答え、見つけたみたいね……あら?もしもし~律子さん?今どこって、ここはどこでしょう~?」

34: 2015/01/25(日)00:09:28 ID:wZa
千早「はぁ、やっぱり高槻さんみたいに可愛くはなれないわね……」トボトボ

やよい「あ!千早さん!こんなところでなにしてるんですかー?」

千早「高槻さん!あれ?ここは……どこ?」

やよい「千早さんもしかして迷子なんですかー?」

千早「そうね……考え事しながら歩いていたから、迷ってしまったみたい」

やよい「それならうちに来て休んでいきませんかー?なんだかとっても疲れてそうです!」

千早「高槻さん……じゃあお言葉に甘えて」

35: 2015/01/25(日)00:28:06 ID:wZa
やよい「ただいまー!」

かすみ「おかえりお姉ちゃん」

長介「お客さん?」

やよい「そう!千早さんだよー!」

長介「は、はじめまして……!」

千早「ふふっ、はじめまして。高槻さんの弟だけあって可愛いわね」

長介「か、可愛いって……」

千早「でも、頼りになるお兄さんって感じもするわね」

長介「……!へへっ、姉ちゃん!荷物持つよ!」

やよい「え?ありがとー!さ、千早さんも上がって下さい!」

千早「お邪魔します」


36: 2015/01/25(日)00:44:21 ID:wZa
やよい「お茶どうぞー」

千早「ありがとう高槻さん」

やよい「……なんだか千早さん、元気ないみたいです、なにかあったんですか?」

千早「それが、恥ずかしい話なんだけど……」カクカクシカジカ

やよい「そうなんですかー……ちゃんとごめんなさいしましたか?」

千早「それは、まだ……」

やよい「それなら今から春香さんにごめんなさいって言いに行かないと!」

千早「でも……きっと春香怒ってるわ」

やよい「千早さん……」

千早「春香に嫌われちゃったかしら……」

やよい「……そうだ!手を出して下さい!」

千早「高槻さん……えぇ」スッ

やよい「ハイ!ターチッ!イエイ!」パン!

千早「……!ふふっ、やっぱり高槻さんが一番可愛いわね」

やよい「千早さん、元気出ましたかー?」

千早「えぇ、今ならちゃんと春香と話が出来そう、ありがとう高槻さん」

やよい「うっうー!それならよかったですー!頑張って下さいね!」

千早「えぇ!それじゃあ行ってくるわ!」タタタッ

長介「千早さん、子守唄歌ってくれませんか……っていない?」

やよい「今帰っちゃったよ?」

長介「えー!また俺があやさないといけないのかよ……」

38: 2015/01/25(日)01:00:19 ID:wZa
事務所

P「くぁー!仕事終わらなーい!」

真美「兄ちゃんうるさいよー」

P「だってあずささんが北海道からテレポートして北海道行きのチケット手配して空港まで送って来たから全然進んでねーの!」

真美「でもそれも兄ちゃんの仕事しゃん」

P「うあうあー、手伝ってよ真美ー」

真美「違うよ兄ちゃん、うあうあー!だよ?」

P「真面目に返されるとキツイな……」

ガチャ

春香「プ、プロデュサーさん!千早ちゃんいませんか!」

P「ん?見てないけどな、なんか用事か?」

春香「いえ、来てないならいいんです!」タタタッ

P「あ、おい春香ー!」

真美「なんだったのかな?」

P「さぁ?」

39: 2015/01/25(日)01:05:22 ID:wZa
小鳥「仕事終わらなーい、疲れたー」

真美「こっちもだ」

P「俺はともかくなんで音無さんまで進んでないんですか」

小鳥「SS書いてたら時間が……」

P「とりあえず律子にメール入れときますね」

小鳥「ピヨッ!やーめーてー!」

真美「二人ともお子様ですなぁ」

P・小鳥『うぐっ』

ガチャ

千早「は、春香はいますか!」

P「あぁ、春香ならさっき出てったぞ」

小鳥「なにか用事?それなら……」

千早「いえ!私が行きます!」タタタッ

真美「本当になんなんだろ」

P「さぁ……」

40: 2015/01/25(日)01:26:16 ID:wZa
公園

春香「はぁ、見つからないなぁ」

千早「私は見つけたわ」

春香「千早ちゃん!」

千早「あの、春香、さっきは本当にごめんなさい!」

春香「そんな!私だってごめんね?千早ちゃんの気持ち、全然考えてなかった……」

千早「怒ってないの?」

春香「そんな訳ないよ」

千早「よかった……もし、春香に嫌われたらって思ったら……」

春香「私はずーっと千早ちゃんの親友だよ!」

千早「春香……ありがとう」ギュッ

春香「うん、ありがとう」ギュッ


41: 2015/01/25(日)01:28:45 ID:wZa
物陰

P「なんかよくわからんがいい話だ」

真美「そだねー」

P「音無さん放ったらかして来ちゃったな」

真美「だね」

P「なんか買って帰るか」

真美「何円まで?」

P「百円」

真美「ケチ」

P「ケチじゃない」

42: 2015/01/25(日)01:34:50 ID:wZa
一週間後事務所

春香「千早ちゃん!そろそろ現場行かなきゃ!」

千早「今行くわ!」

P「すまん!美希と雪歩の現場遠いからそっち行っていいか?」

千早「近いので大丈夫ですよ。ね?春香」

春香「うん!」

P「そうか、すまんな!今度プリン買ってくるから!」

春香「期待してますよ、それじゃ、行ってきますね!」

千早「いってきます」

P「おう!」

ガチャ

春香「今日はあのCDショップだね」

千早「大丈夫よ、歌であのファンの人たちを見返してやるんだから」

春香「それでこそ、だね!」

千早「えぇ」

44: 2015/01/25(日)02:03:07 ID:wZa
店頭ミニライブ

春香「今日はありがとうございます!目一杯楽しんでいって下さい!」

ファン1「うぉぁぁぉおたぉお!春香ー!」

ファン2「うにゃーん!春香ー!」

その他大勢ファン『ワァァァァア!』

春香「それでは一曲目!『キラメキ進行形』です!」

曲終了

春香「 次は千早ちゃんです!」

千早「こんにちは」

ファン1「おうぉおぉぉぁお!千早ー!いつもは恥ずかしくて言えないけど大好きだー!」

ファン2「男のツンデレとかキモいな」

ファン1「千早ー!ずっと千早の歌声聞いてたいよー!うわぁぁあ!」

千早「……!それでは!聞いて下さい!『Just be myself』」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄



45: 2015/01/25(日)02:05:24 ID:wZa
春香「大成功だったね!」

千早「とっても、こんなに嬉しいなんて思わなかったわ」

春香「じゃあ、帰ろっか」

千早「そうね」

46: 2015/01/25(日)02:06:34 ID:wZa
おしまいです。
こんなにもグダるとは思わなんだ。
読んでくれた人ありがとう。

引用元: 千早「イエイ!如月千早です!」春香「??」