ことり「どうしたの？穂乃果ちゃん。ちょっとワガママ過ぎるよ？」

穂乃果「だって、この夏全然遊びに行ってないじゃん」

海未「しょうがないではありませんか。練習に生徒会も忙しかったのですから」

穂乃果「もう疲れたよー！気分転換しないとストレスで氏んじゃうー！」

海未「氏にません。大体練習の帰りとかに寄り道してるでしょう」

穂乃果「そんなの遊んだに入らないよー。皆でわーっと遊びに行きたいの」

ことり「そういえば夏休みになってからみんなであんまり遊んでないねぇ」

海未「ことり、甘やかしてはダメですよ」

ﾋﾟﾛﾝ

ことり「絵里ちゃんからLINEだ」

海未「何でしょうか」

絵里：にこに逃げられた

ことり「あらら...」

海未「そういえば、3年生も勉強会してるんでしたね」

ﾋﾟﾛﾝ

希：見つけたらわしわしMAXじゃすまんよにこっち

海未「ここで言われても...」

ことり「あはは、怖いね」

海未「にこを探すのを手伝いたいところですが、穂乃果で手一杯なので...」

\こつぜん/

ことり「あれ？穂乃果ちゃんがいない...」

海未「...」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ことり「う、海未ちゃん...？」

海未「...探しに行きますよ」

ことり「う、うん」

絵里「全く、どこ行ったのかしらにこは...」

希「見つけたら特大のわしわしMAXやねー」

ﾋﾟﾛﾝ

絵里「ことりから？」

ことり：穂乃果ちゃんが逃げて海未ちゃんが激おこぷんぷん丸

絵里「穂乃果まで...」

希「どうやらお仕置きが必要な子が増えたようやね～」

絵里「あの子達は全く！」

ﾋﾟﾛﾝ

絵里「今度は誰？」

花陽：凛ちゃんが逃げちゃいました。真姫ちゃんがカンカンです

絵里「...」ｱﾀﾏｲﾀｲﾎﾟｰｽﾞ

希「三人まとめて覚悟しときーやー」

穂乃果「よしっ、なんとか逃げれたよ」

にこ「ふぅ...脱出成功ね」

凛「ここまでくれば大丈夫かな...」

にこほのりん「ん？」

穂乃果「何してるの二人とも」

にこ「あんた達こそ」

凛「二人ともどうしたの？」

にこ「なるほど、あんた達も逃げてきたのね」

穂乃果「だってさー、まだ8月20日だよ？まだ余裕あるのに海未ちゃんたらさー」

凛「真姫ちゃんも石頭で困ったもんだよ」

にこ「絵里のやつも融通が効かないのよねー」

穂乃果「せっかくだし3人で遊ぼうよ！」

凛「さーんせーい！」

にこ「いいけど、皆私たちのこと探してるみたいよ。見つかったら連れ戻されるわ」

穂乃果「じゃあ見つからないように撹乱しよう」

にこりん「撹乱？」

穂乃果「こーするの」ｽﾏﾎﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ﾋﾟﾛﾝ

穂乃果：私は今学校だよー！捕まえたかったら来てみなー(((￣∀￣;三;￣∀￣)))

にこ「あんた馬鹿でしょ」

凛「凛もそう思う」

穂乃果「ひどい！」

海未：写メうｐ

穂乃果「おおう...」

にこ「ほらこうなるに決まってるじゃない」

凛「海未ちゃんキャラが...」

ﾋﾟﾛﾝﾋﾟﾛﾝﾋﾟﾛﾝﾋﾟﾛﾝﾋﾟﾛﾝ

海未：うｐ

海未：はよ

海未：あくしろ

海未：どこいる

海未：はよ写メ

穂乃果「ひえっ...」

にこ「ちょ、やばいんじゃないのコレ」

凛「海未ちゃん怖い！」

にこ「そもそも、ここ通学路の途中よ。学校に向かってきたら確実に鉢合うわよ」

穂乃果「ひえー！早く逃げないと！」

ﾋﾟﾛﾝ

真姫：凛どこよ

凛「にゃっ、真姫ちゃんだ...」

ﾋﾟﾛﾝ

真姫：早く戻ってきなさい。じゃないと頭かっ裁くわよ

凛「裁かれるにゃ！逃げないと！」

にこ「ちょっと落ち着きなさい。無闇に逃げても...」

ﾋﾟﾛﾝ

希：にこっちーお胸がスピリチュアルなことになってもええんやね

にこ「逃げるわよ」

ほのりん「がってん」

ことり「う、海未ちゃーん？」

海未「何ですか。穂乃果がいましたか？」

ことり「いや、いないけど...」

海未「探すのに集中してください」

ことり「ご、ごめん」

真姫「全くどこいったのよ凛は！」

花陽「真姫ちゃん落ち着いて...」

海未「真姫」

真姫「海未」

海未「...行きますか」

真姫「ええ」

花陽「はわわわ...怖いよぉ、ことりちゃん」

ことり「よしよし、大丈夫だよ」

真姫「私の予想では穂乃果と一緒にいると思うんだかど」

海未「同感です。飛び出したタイミングからしておそらくにこも一緒でしょう」

真姫「だったら三人まとめて捕まえられるわね。絵里に連絡するわ」

絵里「間に合ってるわ」

海未「絵里、いたんですか」

絵里「たった今あなた達を見つけたところよ」

真姫「希は？」

絵里「別行動よ。学校の方を探してるわ」

海未「私たちも分かれた方がいいですね」

真姫「そうね。そう遠くにはいないはずだし」

海未「では手筈通りに」

絵里「了解」

真姫「逃げられないわよ、3人とも」

ﾀﾀﾀﾀﾀﾀ...

ことり「...いっちゃった」

花陽「私たち何も言われてないけど...」

ことり「...うちに行かない？」

花陽「いいの？」

ースクールアイドルショップー

絵里「全くあの子達は。見つけたらうんと叱ってやらなくちゃ」

絵里「ここも探してみましょう」

にこ「ー！」

穂乃果「ー！ー！」

凛「ーー！」

絵里（いた！ずいぶん楽しそうね）

凛「見てみてー！凛たちのお面があるよ！」

にこ「へぇーこんなのも作られてるのね」

穂乃果「みんなの顔がいっぱいだー」

凛「にこちゃん穂乃果ちゃん」

にこ「何？」

穂乃果「絵里ちゃんのお面？」

凛「ミトメラレナイワァ」ﾄﾞﾔｧ

ほのにこ「あははははは！！」

絵里「...」

絵里「...ずいぶん楽しそうね？」

穂乃果「うん！凛ちゃんがねー...？」

にこ「絵里...？」

凛「にゃにゃ！？」

絵里「へぇー、詳しく聞きたいから一緒に行きましょ？」

穂乃果「うわぁ！いつの間に！」

凛「バレちゃったにゃ！」

にこ「逃げるわよ！」

絵里「あ！待ちなさい！」

にこ「はぁ...はぁ...どうにか巻けたわね」

穂乃果「あーびっくりした」

凛「次絵里ちゃんにあった時が怖い...」

穂乃果「だからスクールアイドルショップに隠れるなんてダメって言ったんだよ」

凛「そうだそうだ」

にこ「何よ、あんた達もノリノリだったじゃない」

穂乃果「にこちゃんが1番楽しでたくせに！」

凛「そうにゃ！ちゃんと周り見といてねって言ったじゃん！」

にこ「あんたに言われたくないわよ！」

にこほのりん「むむ～！」

にこ「...言い争っても仕方ないわね」

穂乃果「そうだね...」

凛「うん...」

にこ「とりあえず次どこに隠れるか決めましょ」

穂乃果「うーん、どうしようか」

凛「ハンバーガーショップは？」

にこ「分かりやすすぎてすぐバレちゃうわよ。のんびりハンバーガー食べてる場合じゃないし」

穂乃果「こうなったら裏をかいて学校に」

にこ「それもダメ。あんたがさっき挑発した時に使ったし」

穂乃果「そうだった...」

穂乃果「そうだ！」

凛「なになに？いいアイディア浮かんだ？」

穂乃果「ことりちゃんの家に行こう！」

にこ「ことりの家？」

穂乃果「うん！ことりちゃん家に隠れてるなんて誰も思わないでしょ」

凛「でも、穂乃果ちゃん達海未ちゃんの家で勉強してたんじゃないの？」

にこ「ことりがいないなら家に上がらせてもらえないじゃない」

穂乃果「だいじょーぶ！幼馴染みの私に任せて！」

にこ「なるほど...じゃあ任せたわよ穂乃果」

穂乃果「うん！」

凛「穂乃果ちゃん頼もしいにゃ！」

穂乃果「えへへ」ﾃﾚﾃﾚ

にこ「さすがリーダーね」

穂乃果「そんな～褒めすぎだよ～」

穂乃果「！」ｿﾞｸｩ!

凛「どうしたの？」

穂乃果「...来る！」

にこ「来る？誰が？」

穂乃果「二人とも！隠れて！」ｸﾞｲｯ

にこりん「わっ！」

海未「ふむ...たしかにここら辺から穂乃果たちの気配がしたのですが...」

にこ（海未！？）

凛（あのままだと見つかってたにゃ...）

穂乃果（しっ！二人とも静かに）

海未「...！」ｸﾙｯ

にこほのりん（！！？）ﾋﾞｸｩ!

海未「...気のせいですか」

にこ（あ、危なかった...）

凛（海未ちゃん忍者なのかな.....）

穂乃果（まだだよ...海未ちゃんの姿が見えなくなったら慎重に逃げよう）

海未「...」ｽﾀｽﾀ

穂乃果（今だ！）ﾀﾀｯ

にこりん（OK！）ﾀﾀｯ

海未「どこへ行くのですか？」

にこりん「なっ！！」

穂乃果「な、なんで前にいるの！」

海未「さあ、戻りますよ3人とも」

にこ「あんた何者よ！」

凛「に、人間じゃない...！」

海未「人を化物呼ばわりする凛には特別補習が必要ですね」

凛「ひえっ！」

穂乃果「に、逃げるよ！」ﾀﾞﾀﾞｯ

にこりん「ひーー！」ﾀﾞﾀﾞｯ

海未「私から逃げられると思ってるのですか？」

海未「逃がしませんよ！」ﾀﾞｯ!

にこ「早っ！」

凛「追いつかれるにゃー！」

穂乃果「こうなったら...！」

穂乃果「海未ちゃんの今日のパンツは水色ー！！」

海未「なっ！何を叫んでるのですか！」

穂乃果「違うの？」

海未「違います！白です！」

にこ「へー白なのね」

凛「わざわざ教えてくれるなんて海未ちゃん親切だね」

海未「あっ...///」ﾋﾟﾀｯ

穂乃果「よし今のうち！」ﾀﾞｯ!

海未「しまっ...穂乃果ーーー！！！」

ー南家ー

穂乃果「よし、着いたね」

にこ「ほんとに入れるの？」

穂乃果「だいじょーぶだいじょーぶ！おばさん優しいから」

凛「そういえば理事長の家なんだよね...なんだか緊張してきた」

にこ「私も...」

穂乃果「じゃ呼び鈴押すよー」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

『はーい』

穂乃果「あれ？この声は...」

にこ「ことり？」

凛「家にいるの？」

『あ、穂乃果ちゃん達。探してたんだよー』

穂乃果「ちょうどいいや。ことりちゃん上がらせて！」

『ちょっと待っててね』

穂乃果「やった、ことりちゃんに匿ってもらおう」

にこ「ことりなら私たちを売るようなことはしなさそうね」

凛「ことりちゃん優しいから安心だね！」

ｶﾞﾁｬ

ことり「穂乃果ちゃんたち、どこ行ってたの？」

花陽「凛ちゃん、探してたんだよ」

凛「かよちん！」

にこ「あら、花陽もいたのね」

穂乃果「おー！花陽ちゃん！」

ほのにこりん「おじゃましまーす！」

ことり「お茶持ってくるね」

にこ「ありがとう」

花陽「3人とも、絵里ちゃんたち怒ってたよ」

穂乃果「あははーだってー」

凛「だってせっかくの夏休みなのに」

にこ「1日中勉強なんかしてらんないわよ」

花陽「うーん...勉強は大事だよ？」

穂乃果「まぁまぁ、せっかくことりちゃんの家に来たんだし、二人も遊ぼうよ！」

花陽「ええ？」

にこ「そうね。何気に私初めてだし」

凛「さんせーい！」

花陽「さ、3人とも...」

ことり「はい、お茶持ってきたよ」

穂乃果「ありがとー！ねね、ことりちゃんも遊びたいよね！」

ことり「うーん、そうだねぇ」

ことり「もう一人遊びたい人がいるんだけど、その子もいい？」

穂乃果「もう1人？」

にこ「誰？」

凛「ことりちゃんのお友達？」

ことり「うん、そうだよ。その子っていうのはねー」

希「こーんにちはっ」ｶﾞﾊﾞｯ

穂乃果「へ？」

にこ「ん？」

凛「にゃ？」

希「ことりちゃんのお友達の東條希でーす♪」

にこ「の、のぞみ...？」

凛「うそ...」

穂乃果「どうしてここに...？」

希「やーっと捕まえたよ3人とも。さ、遊ぶ前に勉強しようか」

希「でもまぁその前に...お仕置きが必要やな？」

穂乃果「こ、ことりちゃん！裏切ったの！？」

ことり「ごめんね、穂乃果ちゃん」

凛「かよちん！ひどいにゃ！」

花陽「凛ちゃん、お勉強しないとダメだよ？」

にこ「に、逃げ」

希「逃がんよ？」ﾜｼｨ!

にこ「ぎゃあ！」

希「えりちたちも呼んでるから、3人とも覚悟してな」

にこほのりん「ひええええ！！」

終わりです