1: 2022/08/06(土) 18:48:11.16 ID:b4Vvv6po.net
ウィーン「澁谷かのん、私はあなたを絶対に許さない!」ギロッ

かのん「ちょ、ちょっと待ってよ! 許さないってどういうこと!?」

かのん「この前のフェスで負けたのはこっちじゃん!」

かのん「あなたが私たちに負けたんなら、まだ分かるけど――」

ウィーン「そうよ、私が勝ったのよ! 澁谷かのんは、中学生の私に情けなく負けたの!」

かのん「な、情けないっていうのは訂正して欲しいかなあ」イラッ

かのん「私たちはベストを尽くしたの。そりゃあ結果は大事だし、ミスもなかったとは言わないけどさ」

かのん「でも、Liella!のみんなは情けなくなんか――」

ウィーン「違うの! 澁谷かのんが、澁谷かのんだけが情けないのよ!」

かのん「わ、私だけ!?」ガーン!

ウィーン「なのに、なんで……」グヌヌ

2: 2022/08/06(土) 18:53:21.25 ID:b4Vvv6po.net
かのん「ど、どういうことなの?」

ウィーン「私の大切な友達が、澁谷かのんのファンだって言うのよ」

ウィーン「誰よりも大好きなあの子が、いつも澁谷かのんのことばかり……」

かのん「あ、そういう話?」

ウィーン「私、留学生なのよ。この4月から、スクールアイドルの本場の日本に来たの」

ウィーン「本当は高校からの予定だったのだけど、どうしても我慢できなくて……」

かのん「ああ、ラブライブに出場できるのは高校生だけだもんね」

ウィーン「自分のスクールアイドルの才能には自信があったし、日本語だって完璧にしたつもり」

ウィーン「でも実際に日本に来てみると、文化とか常識とか色々と分からないことも多くて……」

かのん「日本語はネイティブにしか聞こえないけど、外国で暮らすって大変だろうなあ」

3: 2022/08/06(土) 18:57:43.78 ID:b4Vvv6po.net
ウィーン「それに、友達が全然できなくて……」シュン

ウィーン「スクールアイドルとしての実力を見せれば、誰もが私のところに集まってくると思ってたのに……」

かのん「あー、すごすぎると逆にねえ。みんな及び腰になるっていうか、日本人ってそういうとこあるし……」

かのん「Liella!も後輩たちからそんな感じだから、私にも悩む気持ちは分かるよ」ウンウン

ウィーン「そんなとき、あの子が私に声をかけてくれたのよ! 私がどれだけ嬉しかったか想像できる?」

ウィーン「日本のことも色々と丁寧に教えてくれて、あの子のおかげで他の友達もできて……」

ウィーン「あの子は私の天使なのよ!」

かのん「ふふっ、よかったねえ」

4: 2022/08/06(土) 19:01:38.83 ID:b4Vvv6po.net
ウィーン「あの子は私だけの天使なのに、どうして……」ギリッ

かのん「いや、それは仕方ないでしょ? 友達だからって一番のファンとは限らないじゃん」

かのん「それに、私たちLiella!は結ヶ丘の希望でありスーパースターだからね!」ドヤァ

かのん「ここら辺の中学生なら、Liella!のリーダーたる私のファンなのは当然なんじゃないかなあ」フフーン

ウィーン「私に負けて情けない泣き顔を晒したくせに!」

かのん「別に泣いてなんかないんですけど!?」

ウィーン「どうせ泣いたに決まってるわ! 証拠だってあるんだから!」つ📱 ババーン!

no title


かのん「なんでそのデータ持ってるの!?」ガーン!

かのん「いや、でもそれはフェスで負けたときの写真じゃないし……」

ウィーン「フェスのときだって、こんなふうに泣いたに違いないのよ」

6: 2022/08/06(土) 19:05:29.92 ID:b4Vvv6po.net
ウィーン「そんな情けない澁谷かのんのファンなんてやめて、私を応援して欲しいってあの子に言ったら……」

かのん「言ったら?」

ウィーン「なんか、すっごい怒られたの」ズーン

ウィーン「あの子に怒鳴られるだなんて、考えたこともなかったのに……」ウルウル

かのん「まあ、私のファンに私の悪口を言ったら怒られるのは当然じゃない?」

かのん「っていうか、泣いてるのは私じゃなくてウィーンちゃんの方じゃん」

ウィーン「泣いてなんかないわ! これは、あの子への想いが目からこぼれているだけよ!」

かのん「えぇ……」

7: 2022/08/06(土) 19:09:19.52 ID:b4Vvv6po.net
ウィーン「私があの子に嫌われたりしたら、どう責任を取るつもりなの!」バンッ!

かのん「いやいや、私のせいじゃないでしょ。完全に自業自得じゃん」

かのん「っていうか、もう嫌われちゃったんじゃ――」

ウィーン「そんなわけない! 冗談でもそんなこと言わないで!」バンッ! バンッ! バンッ!

かのん「でも、さっきの話を聞く感じ――」

ウィーン「そんなわけないって言ってるのが分からないの!? こうなったら実力行使よ!」

ウィーン「私がこの手で、澁谷かのんを情けなくしてあげる!」ガシッ!

かのん「ひえっ」

8: 2022/08/06(土) 19:13:18.21 ID:b4Vvv6po.net
ウィーン「澁谷かのんの情けなさが足りないのが悪いのよ! もっと情けなくなりなさい!」

かのん「わ、私に何する気なの!?」

ウィーン「ここで土下座しなさい! 私には敵いませんって情けなく宣言するの!」

かのん「土下座!? 嫌だけど!?」ガーン!

ウィーン「力尽くでもさせてやるわ! 絶対に許さないって言ったでしょ!」

ウィーン「澁谷かのんが情けなく土下座してる動画を見れば、きっとあの子も目を覚ますはずよ」ググッ

かのん「は、放して! 力が強いっ! 強すぎっ、痛いっ!」ジタバタ

???「ねえ、何やってるの?」

9: 2022/08/06(土) 19:17:47.88 ID:b4Vvv6po.net
ウィーン「あ、いや、これは……」パッ

ありあ「聞き覚えのある声がすると思って来てみれば……」

かのん「ありあ!?」

ありあ「なんか土下座とか聞こえたんだけど、どういうこと?」

かのん「ち、違うの! 別に私が中学生をいじめてたってわけじゃ――」

ありあ「グレーテル、どういうことなの? 早く答えてくれる?」

ウィーン「あぅ、えっと、その……」ボソボソ

ありあ「何? 聞こえないんだけど」

かのん「えっ、そっちに言ってるの? ウィーンちゃんって、ありあの知り合いだったの?」

かのん「それに、グレーテル? ウィーン・マルガレーテって名前じゃなかったっけ? なんでグレーテル?」

ありあ「グレーテルはマルガレーテの愛称でしょ? そう呼んで欲しいって言われてさ」

ありあ「まあ、そう呼ぶのはこれが最後かもしれないけど」

ウィーン「うぅ、ありあぁ」ベソベソ

11: 2022/08/06(土) 19:21:53.18 ID:b4Vvv6po.net
かのん「え? 愛称ってことは、マルガレーテの方が名前だったの? ウィーンじゃなくて?」

かのん「外国の人って、名前を先に言うんじゃなかったっけ?」

ありあ「確かにドイツはそうだけど、日本に来たからこっちに合わせたんじゃない?」

ありあ「私たちだってドイツに行ったら、Aria SHIBUYAって名乗ったりするでしょ?」ネ?

かのん「ああ、そう言われればそっか」

ありあ「というか、明らかにマルガレーテが名前じゃん。英語でいうマーガレットなんだから」

かのん「ありあ、詳しいね……。っていうか、なんでドイツ?」

ありあ「ウィーンもマルガレーテもドイツ語だからね。グレーテルはドイツ人だし」

ありあ「まあ、スイスとかベルギーとかあるから、名前だけでドイツ人とは断定できないけどさ」

かのん「スイス? スイス人なんだったら、名前もスイス語なんじゃないの?」

12: 2022/08/06(土) 19:25:42.32 ID:b4Vvv6po.net
ありあ「……お姉ちゃんさあ、ちょっと物を知らなすぎない?」

ありあ「翻訳家やってるお父さんの娘でクォーターなんだから、語学には明るくなきゃダメでしょ」

かのん「えっと、それは……」

ありあ「まあ、そういう私も話せる言語はまだ両手で数えるくらいしかないし……」

ありあ「お父さんと比べたら全然だから、偉そうなことは言えないんだけどさ」

ありあ「ねえ、お姉ちゃん? まさか、スペイン語も話せないとか言わないよね?」ジトー

かのん「いや、その、私は音楽に全振りしてるっていうか……」

ありあ「スペインクォーターでしょ! せっかくの属性なのに生かさないともったいないじゃん!」

ありあ「クォーターキャラとしての自覚あるの?」

かのん「ハ、ハラショー」

15: 2022/08/06(土) 19:30:31.77 ID:b4Vvv6po.net
ありあ「まったく、お姉ちゃんは……」

ありあ「ま、今はいいか。……グレーテル、言い訳は考えついた?」

ウィーン「うえっ!? あの、えっと……」

ウィーン「い、言い訳って何のこと? 私は澁谷かのんと、この前のフェスの話をしていただけよ?」

ありあ「へえ、私に嘘つくんだ?」

ウィーン「いや、その……」モゴモゴ

ありあ「お姉ちゃんのファンなんかやめて自分のファンになれとか言ってたし、どうせそれ絡みでしょ?」

ありあ「私に断られたから、嫉妬してお姉ちゃんに八つ当たりしてたんだよね?」

ウィーン「ぁぅ、ぅゅ……」

16: 2022/08/06(土) 19:34:36.54 ID:b4Vvv6po.net
ありあ「でも、まさか暴力に訴えるだなんてね。……がっかりだよ。本当にがっかり」ハー

ありあ「……もういいや。お姉ちゃん、帰ろう。もう用も済んだでしょ?」

かのん「えっと、いいの?」

ありあ「いいって、何が? こんなところにいる理由なんて、何もないよね?」

ありあ「ああ、それとウィーンさん。二度と私に話しかけないでね」スタスタ

ウィーン「ま、待って! ごめんなさいっ! 行かないでっ!」ガシッ

ありあ「ウィーンさん、放してくれるかな」

ウィーン「私が悪かったわ! 本当にごめんなさいっ! だから捨てないでっ!」ボロボロ

ありあ「……謝る相手が違うんじゃない?」

ウィーン「澁谷かのん、ごめんなさいっ! 乱暴なことして、本当に悪かったわ!」

ウィーン「ありあが取られたみたいで、すごく悔しかったの。それで……」

ウィーン「私がバカでした。ごめんなさい、許してください」ゲザァ

17: 2022/08/06(土) 19:38:22.77 ID:b4Vvv6po.net
かのん「分かった、許すよ。だから、土下座なんてしないで」ネ?

ウィーン「澁谷かのん……」

かのん「中学生が土下座なんてしちゃダメだよ。ほら、もういいから立って」

ウィーン「でも、日本では本気で謝るときは土下座して切腹するって本に書いてあったから……」

かのん「切腹!? その本、ちょっとおかしいんじゃない? 最近の女の子は切腹なんかしないよ!?」

ありあ「いや、最近は女の子じゃなくてもしないでしょ……」

かのん「そもそも私は、別に怒ってはないからさ。ちょっとびっくりしたってだけで」

かのん「妹と仲良くしてくれて、ありがとね」

ウィーン「澁谷かのん、ごめんなさい。……ありがとう」

かのん「でも、グレーテルちゃんはありあが大好きなんだね。姉として嬉しい――」

ウィーン「澁谷かのん、あなたにその名で呼ぶことを許可した覚えはないわよ!」クワッ

かのん「ひえっ! ……じゃあ、マルガレーテちゃん? いや、マルちゃんで!」

ウィーン「マルちゃん!?」ガーン!

18: 2022/08/06(土) 19:42:10.22 ID:b4Vvv6po.net
かのん「でも、ありあも私のこと大好きなんだねえ。ファンだって言ってくれたみたいだし、嬉しいなあ」ニヤニヤ

ありあ「……別に大好きってわけじゃないよ。ファンっていっても、姉妹だから応援してるってだけだし」

かのん「えー? あんなに怒るってことは、すっごく好きだってことでしょ?」ネ?

かのん「どう、ありあ? お姉ちゃん、スーパースターみたいに輝いてるかな? かな?」

かのん「いやあ、そっかあ。お姉ちゃん、困っちゃうなあ」ヘラヘラ

ありあ「あんまり調子に乗らないでね。そういうヘラヘラしたとこは大嫌いだから」

かのん「あ、ありあ……?w」

ウィーン「澁谷かのん、ありあとイチャイチャしないで! 私の方が好きなんだから!」

ありあ「グレーテル、反省してないの?」ン?

ウィーン「うぅ、でもぉ」メソメソ

19: 2022/08/06(土) 19:46:26.36 ID:b4Vvv6po.net
かのん「だけど、2人が仲直りできてよかったよ」

かのん「思い出したんだけどさ、ありあが話してた最近に仲良くなった子って、マルちゃんのことだよね?」

ウィーン「ありあが私の話を?」エ?

かのん「そうなんだよ。すっごく美人さんの留学生と友達になったって、晩御飯のときに話しててさ」

かのん「ありあって普段は落ち着いた感じなのに、嬉しそうにニコニコしちゃって――」

ありあ「ちょ、ちょっと! お姉ちゃん、やめてよ!」

かのん「いやいや、あんなに喜んでるのを隠そうとしないありあは珍しいからさ」

かのん「お母さんも言ってたよ? よっぽど好きなのねえって」

かのん「大人っぽくてかっこいいのに可愛いとこもあって、とっても素敵なんだって言ってたよ」

ウィーン「ありあがそんなことを……」エヘヘ

20: 2022/08/06(土) 19:49:59.17 ID:b4Vvv6po.net
かのん「これからもずっと仲良くしたいとか、一緒の高校に行きたいとかも言ってて――」

ありあ「なんてこと言うの!? なんで言っちゃうの!?」

ありあ「お姉ちゃん! その氏ぬほど口が軽いとこ、本当にどうかと思うよ!」

かのん「でもでも、仲良しなのはいいことだし、マルちゃんにも教えたくなるじゃん!」アセアセ

かのん「こんなに喜んでくれてるしさ。これはもうしょうがないよね!」ネ?

ありあ「何がしょうがないの!? しょうがなくなんかないでしょ!」バンッ!

ありあ「そういうの本当にやめて! 痛くされないと分かんない!?」

かのん「ひえっ」

21: 2022/08/06(土) 19:53:30.54 ID:b4Vvv6po.net
ウィーン「私もずっと仲良くしたい。ずっとありあと一緒がいい!」

ウィーン「ありあ、私も大好きよ」ペカー

ありあ「あぁ、うん……」

かのん「へへっ、ありあったら照れてる~」👉 ツンツン

ありあ「お姉ちゃん、黙って。その軽い口を二度と開かないで」

かのん「酷いっ!」ガーン!

ありあ「お母さんも千砂都ちゃんも、お姉ちゃんを甘やかすから……」

ありあ「あの子は繊細だからとか、それもかのんちゃんのいいところだからとか……」ブツブツ

かのん「お母さんはともかく、ちぃちゃんは割と厳しいよ?」

ありあ「たまに私もドン引きするくらい厳しいときがあるけど、基本的には甘いでしょ」

かのん「うーん、そっかなあ?」

22: 2022/08/06(土) 19:57:01.27 ID:b4Vvv6po.net
ウィーン「ありあと一緒に、私も結ヶ丘に行くわ。音楽科と普通科のどっちがいい?」

ウィーン「来年は他の高校に入学して、私がこの手で澁谷かのんを潰してやろうと思ってたけど……」

ウィーン「ありあと一緒にいられるなら、後輩として澁谷かのんの麾下に入ることも厭わないわ!」

かのん「え? ありあって、結ヶ丘に来てくれるの?」

ありあ「……まあ、近いし結女でいいかなって」

ウィーン「澁谷かのんと同じ高校に通いたいらしいのよ……」

ウィーン「大きな声では言えないけど、お姉ちゃんは私の憧れなんだって」

かのん「え、ちょっと待って。すっごい嬉しいんだけど」ニマニマ

23: 2022/08/06(土) 20:00:33.11 ID:b4Vvv6po.net
ウィーン「調子に乗らないことね! ありあの憧れは、必ず私が奪ってあげ――」

ありあ「ちょっと! グレーテルまで何を言い出してるの!?」

ありあ「お姉ちゃんの口が軽いのがうつっちゃった!?」

ウィーン「え? 大きな声では言えないって話だったから、ちゃんと小さな声で言ったわよ?」キョトン?

ありあ「それは慣用句じゃん! なんで急に留学生っぽいとこ出してきたわけ!?」

ありあ「麾下に入ることも厭わないとか言ってた人の台詞じゃないよね!?」

ウィーン「カンヨウク? ごめんなさい、ちょっと分からないわ」

ありあ「嘘でしょ!?」

24: 2022/08/06(土) 20:04:30.60 ID:b4Vvv6po.net
かのん「ありあ、そんなに恥ずかしがらなくても大丈夫だよ?」

かのん「スーパースターの私に憧れるのは、ここら辺の女子中学生なら当たり前のことだもん!」フフーン

ありあ「いや、だから、私は――」

ウィーン「そんなこと言ってられるのも今のうちよ! ありあは私と永遠の友情を育んでいくんだから!」

ウィーン「大人っぽくてかっこいいのに可愛いとこもあって、とっても素敵な私とね!」ドヤァ

ありあ「やめて! 私は別に、そんな――」

かのん「ありあの姉の私にマウントを取るつもり? 無駄だからやめた方がいいと思うよ?」

かのん「小さい頃のありあは、何でも私の真似をしてたんだ。いっつも後ろをついてきて、可愛かったなあ」

ウィーン「ありあと同じクラスになったこともないくせに、いい気にならないで!」

ウィーン「家族には言えないようなことだって、親友の私なら知ってるんだから!」

かのん「へえ、面白いじゃん。ありあと同じ産道も通ってない分際でさ。いいよ、格の違いを教えてあげる」

かのん「アルバムを見ながら、家族しか知らないありあの秘密をみんな解説してあげるよ。姉妹の絆をね!」

ウィーン「そうやって過去にばかり縋ってる時点で澁谷かのんの負けよ。いつだって大切なのは未来なの!」

ウィーン「気の置けない親友の前だけで見せる、ありあの可愛さを知りなさい。ありあの本当の魅力をね!」

ありあ「い、いい加減にしろー!」

25: 2022/08/06(土) 20:05:10.58 ID:b4Vvv6po.net
終わりです

引用元: ウィーン「澁谷かのん、許さないわ」かのん「ひえっ」