新人P「本番はいりまーす」

『3』

『2』

『1』

真奈美「……」

真奈美「……マンションも……」





真奈美「ダイワハウﾁｭ」

新人P「」

スタッフ「」

真奈美「……」


新人P「……」

スタッフ「……」

真奈美「……？」






新人P「……」

ｶﾁｯ

新人P『すいません木場さん……今【ダイワハウス】が【ダイワハウﾁｭ】に……』

真奈美「！？」

真奈美「……」

真奈美「言ってないぞ」

新人P『……』

ｶﾁｯ

真奈美の声『ダイワハウﾁｭ』

ｶﾁｯ

真奈美の声『ダイワハウﾁｭ』

真奈美「」




真奈美「……」

真奈美「……まぁいい、もう一回いこうじゃないか」

新人P『ありがとうございます！！』

新人P『本番はいりまーす！』

『3』

『2』

『1』

真奈美「……」






真奈美「……マンションも」





真奈美「ダイワハウﾁｭ」

新人P「」

スタッフ「」

真奈美「……」ﾁﾗｯ


新人P「……」

スタッフ「……」

真奈美「……」






新人P「……なんで……」


新人P「なんで……ダイワハウﾁｭなんだ？」

日高家



日高舞「あら、いらっしゃい木場さん」

日高愛「あがってください！」

真奈美「今日はお招きいただきありがとうございました」ﾍﾟｺｯ

日高舞「いえいえ」

日高愛「この前は危ないところをありがとうございました！」

真奈美「いやいや……では、お邪魔します」

舞「この前は娘を助けていただきありがとうございました」

愛「ゆっくりしていってくださいね！」

真奈美「いえ、こんな……ありがとうございます」ﾍﾟｺﾘ

舞「いえ」ﾆｺﾆｺ

愛「ふふ」ﾆｺﾆｺ

真奈美「……いやぁ、それにしても良い家ですね……」




真奈美「ダイワハウﾁｭですか？」

舞「……」

愛「……」

真奈美「……」


舞「……？」

愛「……？？」

真奈美「……？？？」



舞「……木場さん……貴方今、ダイワハウﾁｭって……」

真奈美「」

真奈美「……！？」


真奈美「言ってないよ！」

舞「……タメ口……?」

愛「き……きっと聞き間違えたんですよね！？」

舞「あ……あ?そうよね、木場さんに限って……」

真奈美「……」



舞「……」

愛「……」

真奈美「……」

真奈美「……」




真奈美「……私も近々引っ越そうと思ってるんですよ」

愛「へ……へぇ?そうなんですか？」ｱｾｱｾ

真奈美「ああ……ダイワハウﾁｭに」

愛「」

舞「」

真奈美「」


全員『……』

舞「……」

愛「……」

真奈美「……」





愛「……なんで……」


愛「……なんで……ダイワハウﾁｭなの？」

レストラン





南条光「……」

横山千佳「……」

脇山珠美「……」

安斎都「……」

中野有香「……」

大和亜季「……」

片桐早苗「……」

柳清良「……」



工藤忍「あの、遅れてすいません！」

忍「急に集まってもらってすいません……実は、私を護って欲しいんです」

光「護る！？」ｶﾞﾀﾀｯ

忍「実は……春から一人暮らしなんですけど色々不安で……」

光「？」

忍「それで……護っていただけたらなーと」ﾃﾍ

全員『』

忍「早苗さんには玄関を……」

早苗「」

忍「千佳ちゃにはベッドの中を……」

千佳「」

忍「珠美ちゃんはトイレを……」

珠美「」

光「で……でも世界(事務所)の平和も護らないと！」

忍「……光ちゃんには……お風呂場を」

光「」

忍「……」ﾃﾍﾍ

全員『……』



全員『……』

忍「また集まってもらってすいません！」

光「今日はどうしたんだ！？」

忍「実は……家を見に行くので安全かどうか一緒に見てもらおうと……」

都「防犯ですね！」

早苗「……まぁ、いいけど……」

忍「じゃあ行きましょう！」



忍「こっちでーす！」


ｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛ



有香「！ 誰かくる！」

？？？『オーホッホッホッホ！！』

全員『！！？』

小関麗奈「オーホッホッホッホ……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ！バカ面下げてゾロゾロと集まってるわね！」

光「出たな麗奈！」

財前時子「アーハッハッハ！やっておしまいなさい下僕ども！」

PaP`s『ﾌﾞﾋｨｰｰｰｯ!ﾌﾞﾋｨｰｰｰｯ!』

光「行くぞ皆！！」

全員『！！』

ｻﾞｻﾞｯ

忍「……」






忍「あの……急いでるんで後にしてくれます？」ﾊｧ…

麗奈「」

時子「」

PaP`s「」

光「」

全員『……』






麗奈「……」←端っこに寄ってる

時子「……」←端っこに寄ってる

PaP`s『……』←端っこに寄ってる




光「……」

忍「行きましょっか」

ダイワハウス展示場



忍「ここでーす♪」


清良「わー良い家がいっぱいね♪」

千佳「あの家見てみよー☆」

ﾜｲﾜｲ ｷｬｯｷｬｯ



【……家を建てるなら……ダイワハウス】

真奈美「ほぅ……これが……電気を自給自足できるという家か……」

CoP「そうだ。電気を作って蓄える、そして使う！ダイワハウスさんの作った素晴らしい家だ」

CoP「この家で君が可愛いパートナーと一緒に暮らすという設定だ」

真奈美「……可愛い……？」ﾋﾟｸｯ



※イメージ

関裕美『木場さん……よろしくお願いします♪』



真奈美「……」ｿﾜｿﾜ

CoP「紹介しよう、彼女だ！」



ｶﾞﾗｯ



ネコミミ付けたのあ「……」

真奈美「」



のあ「……にゃん」

真奈美「」

真奈美「……」

のあにゃん「……」

真奈美「……」

のあにゃん「……」



真奈美「……ネコ(?)……？」



CoP「ただのネコじゃニャいよ木場くん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

のあにゃん「……」

真奈美「……？」ｲﾗｯ

CoP「この子はただのネコじゃない……」




CoP「ダイワにゃんだ……！」

真奈美「」



真奈美「だ……ダイワ……にゃん？」

のあにゃん「……」

真奈美「だ……ダイワにゃん……？」

CoP「ダイワにゃんとの共演が嫌なら君がダイワにゃんになってもらうしかないよ木場くん？」

真奈美「言ってる意味がわからない」

ダイワにゃん「……」

ｽｯ←予備のネコミミ

真奈美「」




真奈美「私が台詞を言えばのあが台詞を言うのか」

CoP「答えてくれるかは君次第だ」

真奈美「？」

CoP「君の聞き方が正しければ彼女は答えてくれる」

真奈美「」

ダイワにゃん「……」

『本番！』




真奈美「電気を自給自足するって……どういうことなんだい？ダイワにゃん？」

ダイワにゃん「……」




ｽｯ←ネコミミ


ｶﾎﾟｯ←木場さんの頭に


真奈美「」



CoP＆スタッフ「あ?あ……」ｶﾞｯｶﾘ

真奈美「！？」

真奈美「私か！？私が悪いのか！？」

CoP「うーん困ったな……電気の自給自足についてダイワにゃんが説明してくれないと始まらないんだが……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイワにゃん「……」

真奈美「私か！？私が悪いのか！？」

CoP「……こうなったら彼女に頼むしかないな」

真奈美「……彼女？」


三船美優「お待たせしました、プロデューサー」

真奈美「美優！？……またお前か……」

三船美優「彼女をお連れしました」

市原仁奈「犬の気持ちになるですよ」

真奈美「！？」


真奈美「今度はなんだ！？犬か！？」

美優「もう、真奈美さんったら……仁奈ちゃんは犬なんかじゃありませんよ」ｸｽｸｽ

真奈美「」

美優「彼女は……ダイワわんです」

真奈美「」

仁奈「」ﾌﾝｽ

真奈美「」




真奈美「……ダイワわんだと……？」

真奈美「『ワ』と『わ』が続いて……なんて言いにくいんだ……!!」

真奈美「ダイワハウスは家だけじゃなく町も作るって知ってるかい？ダイワにゃん」

ダイワにゃん「……」

真奈美「ダイワわんは？」

ダイワわん「zzz…」ｽﾔｽﾔ



CoP「困ったな……何故ダイワにゃんとダイワわんはダイワハウスが目指すスマートコミュニティについて話してくれないんだ？」

真奈美「私に聞くな」

美優「……プロデューサー、実はもう一人お呼びしているんです」

真奈美「」

美優「彼女です」

ウサ耳付けたヘレン「私よ」

真奈美「」



真奈美「また動物耳……」

真奈美「ここはコスプレ場か！？」

美優「彼女は……」

真奈美「いや待て！」

真奈美「ダイワ＋うさぎのぴょんで縮めてダイワぴょん！」

真奈美「どうだ？」ﾄﾞﾔｧ

美優「まだまだですね木場さん」ｸｽｯ

真奈美「何ィッ！？」

ヘレン「ヘレンよ」

真奈美「ヘレンかぁ……っ!!」




真奈美「ーーどうして思い付かなかったんだ……っ!!」

真奈美「……ここか……」




八神マキノ「今日は急に来てもらってごめんなさい……代理Pのマキノよ」

真奈美「よろしく」

マキノ「早速だけど私は貴女がダイワハウスにふさわしい人間だとは思えないわ」

真奈美「」

真奈美「何だと……？」

マキノ「だからテストをしようと思うの」

マキノ「この後ろの白いユニットは何かしら？」

マキノ「３択よ」

ﾄﾞﾝｯ

1.勉強部屋
2.植物栽培ユニット
3.トイレ


真奈美「……もし間違えたら？」

マキノ「クビよ」

真奈美「」

マキノ「30秒以内に答えてね」

真奈美「新参者がそんな」

マキノ「1……2……3……」

真奈美「」ｶﾞﾊﾞｯ

マキノ「11……12……」

真奈美「……っ」

マキノ「……」



マキノ「やはり降参かしら？」

真奈美「……っ」

真奈美「ﾌｯ……クビにしたければすればいいさ……」



マキノ「……いいの？」

真奈美「……っ！」

マキノ「……これまでの貴女を無にしても……？」

真奈美「……っ」

真奈美「……っ」

真奈美(今までの……私……！)




昔の真奈美『ダイワハウﾁｭ』


<ﾀﾞｲﾜｳｩﾑｧｧｧﾝｯ


昔の真奈美『ダイワにゃん？』


昔の真奈美『ベトナムにも！ダイワハウス！』



真奈美「……っ！！」

真奈美(辞めたくない……っ！！)ｸﾞｯ

昔の真奈美『色々やってるんだな……』

ﾍﾟﾗｯ ﾍﾟﾗｯ ←資料

昔の真奈美『……ん？』



真奈美「！！」ﾊｯ


真奈美「農 業 だ ！ ！」

マキノ「！！」


真奈美「農薬を一切使わずに新鮮な野菜を作るためのユニット！アグリキューブだ！！」

マキノ「ーーっ！！」

マキノ「ブラボーよ！！」

マキノ「流石ね……ごめんなさい、試した無礼を許して欲しいわ」

真奈美「ﾌﾌｯ……君も中々面倒な人間だな」ﾌｯ

マキノ「ﾌﾌｯ」


『待 っ て 欲 し い ん で す け ど ぉ ぉ ぉ ぉ っ ！ ！ ！ ！』


真奈美「！？」

森久保乃々「ﾌｩｩ……!!」

真奈美「お前は……!!」

マキノ「貴女はおかしなキノコを食べてる疑いでクビにしたはずよ！」

森久保「絶対……」


森久保「絶 対 踊 ら せ て や る ん で す け ど ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ッ ！ ！ ！ ！ ？ 」



真奈美「……」

真奈美「踊らないよ」

夜・自宅



真奈美「何？今から？」




ｶﾗﾝｶﾗｰﾝ


真奈美「やぁ、久し振りだな」

柊志乃「ｳﾌﾌ……久し振りね真奈美……」ﾄﾛｰﾝ…

沢田麻理菜「お疲れ様木場さん」

真奈美「ああ」



志乃「……そういえばアナタ、踊りもあんなに上手かったのねってちょうど話してたのよ」ﾋｯｸ

真奈美「……？」

真奈美「何の話だ？」

麻理菜「まったまたー！とぼけちゃって！」

志乃「ほら、最近テレビでやってるじゃない」

志乃「湘南ーにもー♪ダイワーﾌﾌｰﾝ♪……ってやつ」ｳﾌﾌ

真奈美「……？」

真奈美「一体なんの話だ？」

麻理菜「ほら、コレよコレ」

ｽｯｽｯ←タブレット

真奈美「？」

麻理菜「湘南……沖縄……ダイワハウスは全国色んな地域で活躍してるってCMね」

真奈美「……そんなことはどうでもいい」

真奈美「ダンス？一体なんの……」

麻理菜「ああ、コレよコレ。見てくださいよ」

ｽｯ

ﾀｯﾁ!

【再生】

真奈美っぽい人『……』


真奈美「」


<ｽﾞﾝｽﾞﾝｽﾞﾝｽﾞﾝ♪


『湘南♪』

真奈美？『！』ｻﾞｯ

『にも♪』

真奈美？『！！』ｻﾞｯｻﾞｯ

『ダイワ♪』

真奈美？『！！』ｻﾞｻﾞｯ ｼｭﾊﾞｯ

『ハウス♪』

真奈美？『！！！！』ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ


真奈美「」


『湘南♪にも♪』

真奈美？『ーっ！ーっ！』ｼｭﾊﾞｼｭﾊﾞｼｭﾊﾞｯ

『ダ イ ワ ♪』

真奈美『ーっ！！』ｻﾞｯ

『ハ ウ ス ♪ ♪』ﾁｬｰﾝ!

真奈美『……っ！！』ｻﾞｯ…


『湘南にも、ダイワハウス！』


！？

真奈美「」

真奈美「なんだこれは……！！？」

志乃「すごいじゃない真奈美」

麻理菜「いつ習ったんですか？滅茶苦茶練習しなきゃ無理でしょう？」

真奈美「……っ」



！！



真奈美「……っ」

真奈美「……アイツだ！」

撮影当時


スタッフ「木場さんお疲れ様でーす！」

真奈美？「……」ｽﾀｽﾀ


楽屋


ｶﾞﾁｬｯ ﾊﾞﾀﾝｯ


真奈美？「……」

真奈美？「……ｸｯｸｯｸ」


ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘｨｯ←変装マスク


輝子メイクの森久保


！？


森久保「……フフフハハハハハアハ！！」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

ﾓｸﾞﾓｸﾞ←あやしいキノコ

ｺﾞｸﾝｯ

森久保「……ﾌﾟｯ……ﾌﾟハハハハハハハ！！」ｹﾞﾗｹﾞﾗ



森久保「…… こ ん な 風 に や っ て み た ん で す け ど ！ ！ ！ ！」

川島瑞樹「それでは！最優秀作品賞の発表です！」

<ｼﾞｬｶｼﾞｬｶｼﾞｬｶｼﾞｬｶｼﾞｬｶｼﾞｬｶｼﾞｬｶ……

瑞樹「最優秀作品賞は！」


<ｼﾞｬｰｰｰﾝｯ!

ﾊﾟｯ

『もりくぼのの』


瑞樹「森久保監督作品のCM、『ダイワハウス、強い家』です！！」

<ｼﾞｬｰｰｰﾝｯ!

森久保「……どうも」ﾌｯ…






真奈美「……」

真奈美「……何故あの監督のなんだ」ﾑｽｯ

瑞樹「それでは作品を御覧いただきましょう！」


ﾊﾟｯ


ﾋｭｫｫｫｫｫｯ

侍姿の真奈美『……！』ｼﾞﾘｯ

侍姿の森久保『……！』ｼﾞﾘｯ…


真奈美『……っ！』ﾊﾞｯ


ｶﾞｷｨﾝｯ ｶﾞｷｨﾝｯ ｷｲﾝｯ ｷﾞｷｨｰｰｰﾝｯ

ｻﾞｻﾞｯ

森久保『……っ！！』

真奈美『……っ！』ｻﾞｯ

ｽｰｯ ｷﾝｯ

真奈美『……』

真奈美『……強い家』


真奈美『ジ ー ヴ ォ ！ ！』

ﾄﾞﾝｯ

瑞樹「斬新な作品です！」

森久保「……どうも」ﾌﾌｯ


真奈美「……っ」


瑞樹「どうやって思い付いたんですか？」

森久保「神が降りただけですけど……」ﾌﾌｯ

瑞樹「主演の木場さんの印象は？」

森久保「……」

森久保「……印象？」


森久保「……」ﾁﾗｯ

真奈美「」



森久保「……特にないんですけど」ﾌｯ……

真奈美「ーーーーっ！！」ｷﾞﾘｷﾞﾘｨｯ

真奈美「……っ！！」


瑞樹「このあとは主演俳優・女優賞の発表ですが……是非木場さんに取っていただきたいですね！」

森久保「……あの人には無理だと思いますけど」ﾌﾟﾌｯ


真奈美「ーーーーっ！！！！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

この配役だけで笑える

真奈美「……」




二時間前……



池袋晶葉「……頼まれていたものだ」

ｽｯ←ﾘﾓｺﾝｽｲｯﾁ

真奈美「……わざわざ済まない」

晶葉「……」

晶葉「本当にやるのか？」

真奈美「……ああ」

ｸﾞｸﾞｯ……



真奈美「……これはもう……大人の威厳を賭けた闘いなのだ……!!」

現在……



瑞樹「では最後に、森久保さんに【例のアレ】をやっていただきましょう！どうぞ前へ！」

ﾜｧｧｧｧｧｧｧｯ

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…

森久保「ﾌｯ……照れるんですけど……」


真奈美「……」


森久保「……じゃあ、一回だけですけど……」

森久保「……」

真奈美「……」








森久保「……こんな 風 に や」

真奈美(今だ！)ﾋﾟｯ

ｶﾞｺﾝｯ←床

森久保「れ っ て 」ﾋｭｵｯ

「言 」

「」






瑞樹「」

観客「」

視聴者「」



真奈美「……」






真奈美「……勝った……!!」ｼﾞｰﾝ…

木場真奈美×ダイワハウスシリーズ




End

くっそwwwわかってたのにwww乙

ここまでです。読んでくださった方ありがとうございました
正直誰に謝れば良いのかわからないですが僕はちゃんと木場さんが大好きです
関ちゃんも好きです。娘に欲しいです
おやすみなさい