167:◆Vysj.4B9aySt 18/11/17(土) 23:31:46 ID:ecT
第14部 飴はあめぇ~
今夜の夜食は食べ過ぎ注意シリーズ
今夜の夜食は食べ過ぎ注意シリーズ
168: 18/11/17(土) 23:37:05 ID:ecT
―事務所
バタバタバタ
バタン
仁奈「プロデューサー!神社に着物を着た女の子が沢山いやがりましたけど、何かお祭りでごぜーますか!?」
モバP(以下P)「おう、仁奈、おはよう。まずはあいさつが先かな?」
仁奈「あ、ごめんなさい……えっと、おはよーごぜーます」
P「よしよし、よくできました」
「って、七五三の時期だからな。みんな手に千歳飴を持っていただろ?」
仁奈「うーん、わからねーですよ」
P「もしかして、仁奈。七歳の時にあんな恰好しなかったか?」
仁奈「七歳ですか?……その頃から仁奈は一人ぼっちでごぜーましたよ」
P(あちゃー)
バタバタバタ
バタン
仁奈「プロデューサー!神社に着物を着た女の子が沢山いやがりましたけど、何かお祭りでごぜーますか!?」
モバP(以下P)「おう、仁奈、おはよう。まずはあいさつが先かな?」
仁奈「あ、ごめんなさい……えっと、おはよーごぜーます」
P「よしよし、よくできました」
「って、七五三の時期だからな。みんな手に千歳飴を持っていただろ?」
仁奈「うーん、わからねーですよ」
P「もしかして、仁奈。七歳の時にあんな恰好しなかったか?」
仁奈「七歳ですか?……その頃から仁奈は一人ぼっちでごぜーましたよ」
P(あちゃー)
169: 18/11/17(土) 23:42:58 ID:ecT
P「よし、ちょっと待ってな」
ピポパポ
アー、アノシゴトマダアキハアルカ?
ウンウン、ウチノニナヲ
ヨッシャ!
P「じゃあ、明日にもあの恰好をしてみようか」
仁奈「本当でごぜーますか!?」
P「あぁ。P、嘘つかない」
仁奈「やったでごぜーますよ!」
バタン
P「ふぅ……考えてみれば残酷な仕事なのかもな。あくまでイメージキャラに過ぎない、ただのコスプレといっても」
ちひろ「でも、仁奈ちゃん喜んでいたじゃないですか」
P「……あいつの笑顔を壊したくないだけですよ」
ちひろ「ふふっ、そういって顔を真っ赤にしちゃって」
P「うるせぇ……そんなことを言うのは」
チュッ
「この口だな」
ちひろ「ぁ……も、もぅ!」プンプン
ピポパポ
アー、アノシゴトマダアキハアルカ?
ウンウン、ウチノニナヲ
ヨッシャ!
P「じゃあ、明日にもあの恰好をしてみようか」
仁奈「本当でごぜーますか!?」
P「あぁ。P、嘘つかない」
仁奈「やったでごぜーますよ!」
バタン
P「ふぅ……考えてみれば残酷な仕事なのかもな。あくまでイメージキャラに過ぎない、ただのコスプレといっても」
ちひろ「でも、仁奈ちゃん喜んでいたじゃないですか」
P「……あいつの笑顔を壊したくないだけですよ」
ちひろ「ふふっ、そういって顔を真っ赤にしちゃって」
P「うるせぇ……そんなことを言うのは」
チュッ
「この口だな」
ちひろ「ぁ……も、もぅ!」プンプン
170: 18/11/17(土) 23:45:01 ID:ecT
イチャイチャ
杏「まったく、イチャイチャするなら事務所の外でやってくれないかな」
かな子「あはは……でも七五三かぁ。懐かしいなぁ」
杏「かな子ちゃんのことだから、千歳飴をバリバリ食べていたんでしょ」ニヘヘ
かな子「美味しいから大丈夫だよ」
智絵里「ひ、否定しないんだ……」
杏「まったく、イチャイチャするなら事務所の外でやってくれないかな」
かな子「あはは……でも七五三かぁ。懐かしいなぁ」
杏「かな子ちゃんのことだから、千歳飴をバリバリ食べていたんでしょ」ニヘヘ
かな子「美味しいから大丈夫だよ」
智絵里「ひ、否定しないんだ……」
171: 18/11/17(土) 23:48:42 ID:ecT
杏「なんかそんな事言ってたら、飴が欲しくなっちゃたよ」
かな子「じゃあ、作ってみようか」
智絵里「え?私たちでも……できるのかな?」
かな子「大丈夫。最近、電磁調理機が入ったから簡単だよ」
杏「うぇ~めんどくさそう」ゴロゴロ
かな子「じゃあ、さっそく」
グイッ
杏「あ……ちょ、ちょっと!」
かな子「るんらら~」
智絵里「すごい……杏ちゃんを片手で持ち上げるなんて、きらりちゃんみたい……」
かな子「じゃあ、作ってみようか」
智絵里「え?私たちでも……できるのかな?」
かな子「大丈夫。最近、電磁調理機が入ったから簡単だよ」
杏「うぇ~めんどくさそう」ゴロゴロ
かな子「じゃあ、さっそく」
グイッ
杏「あ……ちょ、ちょっと!」
かな子「るんらら~」
智絵里「すごい……杏ちゃんを片手で持ち上げるなんて、きらりちゃんみたい……」
172: 18/11/17(土) 23:52:50 ID:ecT
かな子「じゃあ、材料は砂糖と水飴。それから後は色づけぐらいかな?」
杏「食紅とかブルーハワイとかね」
かな子「まず砂糖と倍の量の水飴を交ぜます」
「混ざったら弱火にかけてよく溶かしますね」
杏「レンチンじゃないの?」
かな子「せっかく新しい調理機が入ったからね」ウキウキ
智絵里「レンジでチンする時は、ハネがありますのでラップ等で蓋をしてください」
かな子「で、色がツイてきたら火を止めて少し冷まします」
杏「食紅とかブルーハワイとかね」
かな子「まず砂糖と倍の量の水飴を交ぜます」
「混ざったら弱火にかけてよく溶かしますね」
杏「レンチンじゃないの?」
かな子「せっかく新しい調理機が入ったからね」ウキウキ
智絵里「レンジでチンする時は、ハネがありますのでラップ等で蓋をしてください」
かな子「で、色がツイてきたら火を止めて少し冷まします」
173: 18/11/17(土) 23:58:23 ID:ecT
かな子「そうしたら、クッキングシートか鉄か何かの台に溶かしたのを入れて……」
杏「べっこう飴ならこのまま棒を刺すだけだね」
かな子「で、これをなるべくあったかい内に練ります」
智絵里「色をつける時はこの時にお願いします」
かな子「よく練って形を整えたら、よく冷まして小さく切り、さらに固めます」
杏「藍子ちゃん、出番だよ」
藍子「今日はこのための出番ですよ」
「ゆるふわ~ゆるふわ~」
かな子「これで完成です」カチカチ
智絵里「焦げやすいので慣れない内は材料にお水を足してください」
杏「じゃあ食べようか」ペロペロ
杏「べっこう飴ならこのまま棒を刺すだけだね」
かな子「で、これをなるべくあったかい内に練ります」
智絵里「色をつける時はこの時にお願いします」
かな子「よく練って形を整えたら、よく冷まして小さく切り、さらに固めます」
杏「藍子ちゃん、出番だよ」
藍子「今日はこのための出番ですよ」
「ゆるふわ~ゆるふわ~」
かな子「これで完成です」カチカチ
智絵里「焦げやすいので慣れない内は材料にお水を足してください」
杏「じゃあ食べようか」ペロペロ
174: 18/11/18(日) 00:01:48 ID:6TG
―次の日
仁奈「ふわぁ……着物はきつかったでごぜーますよ」
P「お疲れ。じゃあ、美味しいものを食べて帰ろうか」
「あ、後これ。かな子からのプレゼントだそうだ」
仁奈「なんでごぜーますか?」ワクワク
「あ、千歳飴でごぜーますよ!わー!」
P「よかったな」
仁奈「はいっ、でごぜーます!」
仁奈「ふわぁ……着物はきつかったでごぜーますよ」
P「お疲れ。じゃあ、美味しいものを食べて帰ろうか」
「あ、後これ。かな子からのプレゼントだそうだ」
仁奈「なんでごぜーますか?」ワクワク
「あ、千歳飴でごぜーますよ!わー!」
P「よかったな」
仁奈「はいっ、でごぜーます!」
175: 18/11/18(日) 00:03:51 ID:6TG
仁奈「はいっ、プロデューサーにも」
P「お、くれるのか?」
仁奈「おすそわけのせーしんですよ」
P「ありがとうな」
ペロペロ
仁奈「ミルク味でごぜーます」ペロペロ
P「あぁ、うまいな」ペロペロ
仁奈「さいこーでごぜーます!」ニコッ
(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー
P「お、くれるのか?」
仁奈「おすそわけのせーしんですよ」
P「ありがとうな」
ペロペロ
仁奈「ミルク味でごぜーます」ペロペロ
P「あぁ、うまいな」ペロペロ
仁奈「さいこーでごぜーます!」ニコッ
(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー
176: 18/11/18(日) 00:07:24 ID:6TG
知人の姪っ子さんが今年3歳の七五三とのことで、今回ネタに使わさせていただきました
今回まんま砂糖と水飴で作りましたが、練乳やら牛乳を入れて(極めて焦げやすいので注意)ミルク飴にすることもできますので、お暇な方どうぞ
次回は大正時代の飲物「乙女の祈り」の予定です
今回まんま砂糖と水飴で作りましたが、練乳やら牛乳を入れて(極めて焦げやすいので注意)ミルク飴にすることもできますので、お暇な方どうぞ
次回は大正時代の飲物「乙女の祈り」の予定です
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