1: 2015/08/15(土) 16:21:47.184 ID:xhnUZ7lnK.net
マオ「マオと」

アニー「アニーの」

マオ「食いしん坊」

アニー「万歳!ってそうじゃないでしょ!?」

マオ「あはは、ゴメンゴメン。一度言ってみたかったんだよねー、この台詞♪」

アニー「もぅ…マオったら」

マオ「それじゃあ、気を取り直して…。マオと」

アニー「アニーの」

マオ「リバース放送室~!」

2: 2015/08/15(土) 16:26:31.922 ID:xhnUZ7lnK.net
マオ「えーと、この『リバース放送室』は、みんなからの『テイルズオブリバース』に関する質問にお答えする番組です」

アニー「どのような質問でも受け付けています」

マオ「と言うわけでぇ、おハガキ待ってまーす!」

アニー「それじゃあ、早速最初のお葉書…」

マオ「あっ、ちょっと待って!アニー、その前にゲスト紹介しなきゃ」

アニー「あ、そうだったわね。それでは最初のゲストをご紹介致します。カレキア王国の王女、アガーテ・リンドブロムさんです!」

6: 2015/08/15(土) 16:31:57.710 ID:xhnUZ7lnK.net
マオ「アガーテさん、こんにちは~♪」

アガーテ「ごきげんよう、皆様。今日はこのような番組にお招き頂き、ありがとうございます」

アニー「こちらこそ、ご訪問ありがとうございます」

マオ「はいはい、堅っ苦しい挨拶はそこまでにしてぇ…最初のハガキ、読むよー?」

アニー「あ、うん」

マオ「バルカに住んでる、ペンネーム『馬場の骨』さんからの質問です。
『こんにちは!ぶっちゃけた質問なんですけど…アガーテ姫って、どうして最後で氏んでしまったのですか?』」



アガーテ「それは……」

アニー「それは?」

8: 2015/08/15(土) 16:37:28.501 ID:xhnUZ7lnK.net
アガーテ「会議で決まりましたの」

アニー&マオ「「会議?」」

アガーテ「このゲームの制作者の方々の会議ですわ。その中の一人がこのように仰いました。
『アガーテ頃しましょう。クレア、出しましょう』と…」

マオ「いや、どー考えてもメインヒロインのクレアさんから先に作られたと思うんですけど?」

アニー「そんな、野○さんみたいな事を言う人が他にいるのかしら…」

アガーテ「種族って、なんですか?わたくし達は、姿は違っていても、楽しい時は笑い、悲しい時は涙を流します」

マオ「うわやばいよ!何か語り出したよ!」

9: 2015/08/15(土) 16:42:19.657 ID:xhnUZ7lnK.net
アガーテ「それは何故でしょう?わたくし達の心は、同じだからです」

アニー「そろそろ退場してもらわないと、時間が…」

アガーテ「もし種族と言うものがあるのなら、わたくし達はガジュマでもヒューマでもなく、大地に生きるヒトと言う一つの種族」

マオ「すみませーん!誰か、このヒトつまみ出して下さぁーい!」

スタッフ「はーい!ほら、もう時間ですから……」

アガーテ「みなさんがパイを、ピーチパイを食べる事があったら一度だけ…あっ、ちょっと!
何をなさるのですか!?まだお話は終わっては………」

スタッフ「はいはい!もう演説はいいですからね~」


アガーテ退場

10: 2015/08/15(土) 16:47:55.126 ID:xhnUZ7lnK.net
マオ「ふぅ。さ、次のゲストはと…」

アニー「次はこの方に登場していただきます。占い師のヒルダさんです!」

ヒルダ「あんた達、頑張ってるわね」

マオ「へへっ、まあね♪」

アニー「ヒルダさん、お久しぶりです。早速ですけど、お葉書の方を読みますね」

ヒルダ「ええ、どうぞ」

アニー「それでは…ええと、モクラド村在住のペンネーム『ハーフ』さんからのお便りです。
『初めまして。OPではヒルダさんの出番が一番少ないような気がするんですが、人種差別ですか?』」

マオ「確かに、アニーとユージーンが一番多く出てたよね」

アニー「そ、そんな事ない…と思うけど…」

ヒルダ「……………………」

11: 2015/08/15(土) 16:52:49.840 ID:xhnUZ7lnK.net
マオ「あ!いや、だからってヒルダは影が薄いとか、ヒルダは最後に仲間になるからあんまり使われないとか、そー言う事言ってるんじゃないからね?」

ヒルダ「…ぶつよ?」

マオ「ち、違うってば!えっと、うーんと…あ、ホラ。アレだよアレ!
ヒルダはさぁ、ハーフだけどヒューマの格好してるじゃん?説明書の『種族』の所も『ヒューマ』になってるし。
だから、ヒルダがハーフだって事を隠す為に、あんまりヒルダの事を出さなかったんじゃないかな?そーすれば、ネタバレにならないし」

アニー「そう…よね。うん、私もそうだと思います」

ヒルダ「…ま、そう言う事にしておいてあげるわ」

マオ「ふぃ~…アブナイアブナイ」

12: 2015/08/15(土) 17:00:18.248 ID:xhnUZ7lnK.net
アニー「ヒルダさん、どうもありがとうございました」

ヒルダ「あら、もう終わり?」

マオ「うん!質問に答えてくれたからね」

ヒルダ「質問に答えたの、あんたじゃない」

マオ「あ゙……」

ヒルダ「まあ、いいわ。私、これから仕事があるからもう行くわね。じゃあ」

アニー「あ、はい。さよなら、ヒルダさん!」


ヒルダ退場

14: 2015/08/15(土) 17:02:48.558 ID:xhnUZ7lnK.net
マオ「…」

アニー「…そ、それでは次の質問に参りましょう」

マオ「ペトナジャンカ出身の、ペンネーム」

アニー「立ち直り早っ!」

マオ「うるさいなぁ!あ、えーと、ペンネーム『素朴な疑問』さんからの質問です!
『ティトレイさんはシスコンですか?』」

ティトレイ「違あああああああああああぁぁぁぁぁーーーーう!!!!」

アニー「きゃっ!」

ティトレイ「おれはシスコンじゃねぇっ!姉想いだっ!!」

マオ「どっちでもイイけど、いきなり登場しないでよね?びっくりしたぁ」

16: 2015/08/15(土) 17:07:57.445 ID:xhnUZ7lnK.net
ティトレイ「ああ、わりぃわりぃ!でもよー、お前達もいけないんだぜ?折角おれがゲストとして来たってのに、呼びもしねえんだから」

マオ「いやぁ……それは、ティトレイだったらなんとかしてくれるかな?って思ってサ!」

アニー「うん!」

ティトレイ「『なんとか』ってなんだよ?ったく…まぁいいや。それで?おれに関する質問はなんだ?」

アニー「ですから『ティトレイはシスコンですか』…」

ティトレイ「違う」

アニー「そんなに照れなくてもいいのに…」

ティトレイ「照れてねぇっ!」

マオ「シスコンでもいいと思うけどなぁ…。ホラ、ボクって一人っ子だから。ティトレイみたいにお姉さんがいたりするの、ちょっと憧れちゃうな」

アニー「マオ……」

18: 2015/08/15(土) 17:13:02.121 ID:xhnUZ7lnK.net
ティトレイ「ま、マオ…そうか、そうだったのか。お前、お兄さんが欲しかったんだな?」

マオ「え?えっと、うーん…別にそー言うわけじゃないケド…」

ティトレイ「皆まで言うな!今日からおれがお前のお兄さんになってやる!どした?ほら、甘えてもいいんだぞ?」

マオ「や、ちょっと…ティトレイ、あんま近づかないで…」

ティトレイ「マオオオオオオォォーーーーーー!!!」

マオ「い、イヤだ…来るなぁああーーーーーー!!!」


マオ、ティトレイ退場

アニー「…………」

アニー「ええと、次のゲストは、カレギア王国元・王の盾のユージーン・ガラルドさんです」

19: 2015/08/15(土) 17:20:37.025 ID:xhnUZ7lnK.net
ユージーン「アニー!久しぶりだな」

アニー「うん…久しぶり」

ユージーン「マオはいないのか?」

アニー「あ、マオは…ティトレイさんに追いかけられて、どこか行っちゃった」

ユージーン「ティトレイに?そうか…」

アニー「もぅ…ユージーンって、いつもマオの事ばっかり考えてるのね」

ユージーン「そ、そんな事はない。俺はマオだけで無くアニーも大事だと思っている」

アニー「本当…?」

ユージーン「ああ、本当だ」

アニー「ユージーン…」

ユージーン「アニー…」

マオ「くぉらぁ~!二人して何やってんの!?」

アニー&ユージーン「「ま、マオッ!!?」」

マオ「まったく、ボクがいないとすぐ二人の世界に入っちゃうんだから!いちゃつくのは>>1の脳内だけにしてよね?ホラ、ハガキ読むよ?」

アニー&ユージーン「「は、はい…」」

20: 2015/08/15(土) 17:28:14.841 ID:xhnUZ7lnK.net
マオ「今度の質問はと…ラジルダ出身の『ガジュマニア』さんからだヨ!
『こんにちは、ガジュマニアです。ユージーンさんの髪型に関する質問なんですが、ユージーンさんて髪を伸ばして三つ編みにしてるじゃないですか?
でも、どうして一箇所だけ伸ばす事が可能なんですか?他の部分の伸び具合とかはどーなっているのでしょうか?
って言うか、ぶっちゃけ股間の部分はどーなってるの??』」

アニー「……」

マオ「…で?どうなってるの?ユージーン」

ユージーン「質問を質問で返すのは感心しないな」

アニー&マオ「は?」

ユージーン「それじゃあ、俺はこれで失礼する」

マオ「待てぇ~い!!」

ユージーン「む?」

マオ「それ、全然質問の答えになってないんですけど!?ユージーン…頼むよ~ちゃんと答えてよ~」

ユージーン「むぅ……そうだな。それは」

アニー「それは?」

22: 2015/08/15(土) 17:37:40.494 ID:xhnUZ7lnK.net
ユージーン「大人の事情だ」

マオ「………」

ユージーン「………」

マオ「…ま、まあ時間も追ってる事だし、次のハガキにいこっか!」

アニー「そ、そうね。次の人は…サニイタウンにお住まいのペンネーム『アニー萌え』さんからで………」

マオ「……?」

ユージーン「…どうした?アニー」

アニー「…………………………」

マオ「アニー?なんて書いてあったの?ハガキ見せて」

アニー「…………………………」

マオ「どれどれ~?『アニーたんの日記読みたいハァハァ』………」

ユージーン「…日記………?」

24: 2015/08/15(土) 17:40:54.214 ID:xhnUZ7lnK.net
ティトレイ「その質問にはおれが答えるぜっ!!」

マオ「うわぁティトレイ!!いつの間に…って言うかまだ居たの?」

ティトレイ「アニーの日記はな、バルカの酒場にいるヨッツアに話しかけると読むことが出来るんだぜ!」

アニー「…ティトレイさん…わたしの日記、読んだんですか…?」

ティトレイ「おうっ、あったりめぇでい!へへ、おれの事シスコン呼ばわりしてたけど、アニーだって立派なファザコ…」

アニー「ティートーレーイーさーん?(ゴゴゴゴゴ)」



ピンポンパンポーン♪
番組内で負傷者が出た為、この番組は本日を持ちまして終了させて頂きます。
尚、来週のこの時間は新番組『疾風の牙、虫歯奮闘記~公式サイトのシャオルーンは美化さる過ぎ~』を放送致します。
お楽しみに!
ピンポンパンポーン♪

25: 2015/08/15(土) 17:42:42.846 ID:xhnUZ7lnK.net
数日後、バルカにて

ユージーン「………」

ヨッツア「お?ユージーンのアニキじゃないですか!どうしたんですか?こんな所で」

ユージーン「いや…ちょっとお前に用があってな」



THE END

26: 2015/08/15(土) 17:43:54.640 ID:8g8vyItpr.net

日記はアカン

27: 2015/08/15(土) 17:44:57.264 ID:jhXZwrva0.net
面白かったわ乙

もう十年以上も前の作品なのにvipでTORのSSが立っているとか驚いた


あとマオ愛でたい

28: 2015/08/15(土) 17:46:02.893 ID:xhnUZ7lnK.net
(∪*^ω^) 最後まで読んでくりてありがとうなんだお!
リバース好きしゃんにちょっとでも喜んでもらえたら嬉しいお!!

続編にレジェディア放送室があるきど、またいつかスレ立てるお!!

引用元: マオ「テイルズオブリバース放送室!」